このページでは石井郁子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○石井郁子君 私は、日本共産党を代表して、総理並びに関係閣僚に質問いたします。 二十一世紀が始まり、本来、「希望の世紀」として夢膨らむところなのに、生活難と将来不安のもとで新しい世紀を素直に祝えないというのが国民の実感ではないでしょうか。汚職、腐敗の一掃を初めとして、二十一世紀、どのような日本にするのか、今国会の責務はまことに重いと言わなければなりません。 まず、KSD汚職についてです。 これまで自民党政治のもとで汚職腐敗事件は数多くありましたが、今回の事件ほど悪質なものはありません。それは、二十億円とも言われる自民党などへの政界工作資金の出どころが、中小業者の皆さんの共済掛金だったから……
○石井郁子君 教育の地方分権化についてのお尋ねがありました。 学校は、本来、地域に根差し、地域によってはぐくまれるものです。その地域に住む住民によって支えられ、その期待を担って学校そのものがはぐくまれてきたのは、そう遠い昔の話ではありません。教育基本法の制定当時の教育行政は、地方分権の原理のもとに進められたのです。そうした考えで公選制の教育委員会制度が発足しましたが、教育内容も含めて、相当の部分を地方の教育行政に移していくという徹底した地方分権の構想に基づいて進められました。 ところが、任命制の教育委員会制度に変えるなど、我が国の学校教育は文部省に縛られ、学校が息苦しい暗い場に、そして画一……
○石井郁子君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案等三法案に反対の討論を行います。(拍手) 子供と教育の深刻な状況を克服するには、過度の競争教育を改め、子供の成長、発達を保障する学校づくりこそ急務であり、政治はそれを支援する責務があります。 ところが、今回の三法案は、父母、教職員の切実な願いにこたえるものになっていないばかりか、審議を通して、法案の問題点や矛盾が次々と浮き彫りになりました。しかも、公聴会、地方公聴会を開催することもせず、数の力で審議を打ち切り、委員会採決を行いました。このようなやり方は、教育改革の名に反するものであり、断じて認めるわけにはまいりません……
○石井郁子君 私は、日本共産党を代表して、有事法制三法案に対して質問いたします。(拍手) 私たち日本国民は、日本を二度と戦争を起こす国にしてはならないと、かたく誓ってきました。二千数百万のアジアの人々と三百万の日本国民のとうとい命を奪った戦前の痛苦の教訓に立ち、平和で国民一人一人の人権、自由が大切にされる社会をつくることを共通の理念として、この半世紀を歩んできました。この国民の努力を励まし、支えてきたのが、戦争の放棄を高らかにうたい、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」と宣言した日本国憲法であることは、言うまでもありません。(拍手) ところが、今回の有事法制三法案は、この憲法の平和……
○石井郁子君 私は、日本共産党を代表して、国立大学法人法案など六法案について質問いたします。(拍手) この瞬間にも、米英軍によるイラクへの戦闘行為、爆撃などが行われています。既に、多数の子供や女性、民間人が犠牲になっています。国際法に反する侵略行為であるこの戦争は直ちに中止し、米英軍は撤退すべきです。小泉内閣は戦争支持表明を撤回すべきです。このことを強く求めて、質問に入ります。(拍手) 国民の共有財産としての国立大学は、戦後、一県一国立大学の文部省の方針のもと、全県に設置され、我が国の教育と研究の発展に貢献するとともに、国と地方に多くの人材を輩出してきました。長期にわたる基礎的研究の結果、……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 きょうは、教育基本法の問題で文部大臣にお聞きをいたします。 小渕前首相の私的諮問機関として、懇談会として教育改革国民会議が発足を見たわけでございますけれども、その時点で私は、教育基本法と教育改革国民会議との関係はどうなのかと、これは二月二十五日の予算委員会で質問をいたしました。そのとき青木官房長官は、「教育基本法の基本的な考えは変えない」、「この教育改革国民会議が教育基本法を変えるための会議である、そういうふうな御理解をいただいては間違いだろう、」と御答弁されたわけでございます。これは私が、政府としての教育改革国民会議に対する真意は一体どこにあ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 日本の子供たちが、性や暴力シーンという、むき出しの、本当に悪質な描写にさらされている、そして無防備な状態にあるという点では、私もそうですが、多くの皆さんが胸を痛めておられるわけであります。 私ども日本共産党としましても、今、子供と教育をめぐる危機的な状況が進行していることの一つに、文化の問題、子供たちを有害な情報から守るという点で、文化の面での社会としての自主的なルールづくりというのが求められているんじゃないかというふうに考えてきたところであります。 きょう各省庁から御説明いただきまして、それぞれ省庁としても、そういう認識のもとにいろ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 私は、まずサッカーくじ問題で質問をいたします。サッカーくじのテスト販売が十月二十八日から開始されまして、第一回の投票が十一月四日に締め切られた。当せん結果も先ごろ発表になりましたし、売り上げが七千六百五十万円となっております。 テスト販売で大きな問題として浮上してきましたのが、十九歳未満への不売対策。余りにもずさんじゃないのか、いいかげんだという問題だと思うんです。これは、テレビや新聞、マスコミでも、そこに焦点を当てて論じているところであります。 例えば東京新聞、「こちら特報部」ですけれども、「十九歳未満スルーパス」という特集がありま……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 お忙しい先生方にきょうは参考人として当委員会にお越しいただきまして、お礼を申し上げます。本当にありがとうございます。 まず座長、江崎参考人にお伺いをいたします。 十四日に教育改革国民会議が開かれましたね。その後で、クリスマスイブの観劇に牛尾治朗委員が森首相を誘われたということがございまして、そのときに森首相が、これは首相の座にですけれども、それまで座っていられればいいけれどもねとこぼしたと。それに対して牛尾氏が、際どい発言に驚かれまして、そんな軽率なことを言ってはいけないとたしなめたそうでございます。 お尋ねしたいのは、もし森首相が……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 まず、ハワイ・ホノルル沖で発生しました、愛媛県立宇和島水産高校実習船えひめ丸が米原子力潜水艦グリーンビルに衝突され、沈没したという痛ましい事故について、被害を受けた皆様及び関係者の方々に心からお見舞い申し上げますとともに、今なお行方不明となっておられる方々の早期発見を願うものでございます。 米原子力潜水艦側の理不尽さが次々明るみに出ておりますから、原因究明とともに、えひめ丸の引き揚げに全力を挙げていただくことを、まず町村文部科学大臣にお願いいたします。 この件につきましては、本委員会において集中的な審議の機会があろうかと思いますので、……
○石井(郁)議員 お答えいたします。 政府案は、主要三教科、小学校では国語、算数、理科、中学校では英語、数学、理科について、二十人の学習集団をつくることを目玉としているわけでございます。しかし、文部科学省の担当者のコメントによりますと、一つには、完全週五日制になっても教員が受け持つ授業時数を減らさない。児童生徒が出席する授業のこま数は週換算で二こま減るが、教員は土曜日の分だけ平日の授業時間をふやす。二つ目には、担任を持たない教員も担任と同程度の授業を受け持つこと。特に小学校では、担任を持つ教員と教科専任などでは授業時間の差が大きい、これを平均化する。三つ目に、教務主任や生徒指導主任など授業時……
○石井(郁)議員 お答えいたします。 まず、学校栄養職員の定数改善の内容とその趣旨はとのお尋ねでございます。 配置基準でございますが、単独実施校では、児童生徒数から学級数に変更しております。ミルク給食を除く学校給食を実施する単独実施校について、十五学級以上の小中校に一名、十四学級以下の小中校二校に一名を配置しています。また、共同調理場において、千百人以下に一人、千百一人から四千四百人まで二人、四千四百一人以上を三人という配置基準でございます。十年間で約五千人の改善増でございます。 趣旨といたしましては、第一に、学校栄養職員の職務は、学校給食法においても、学校給食の栄養に関する専門的事項を……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 自然体験や社会体験、子供の読書活動など、子供たちの成長、発達にとって不可欠であるということはもう言うまでもないと思います。学校の中でも学校の外でも、こうした自主的な活動、体験を重ねていくということ、進めていくということは、今日的にも非常に重要だというふうに私も思っています。 しかし、そのためにも、私、最初に強調させていただきたいと思いますのは、やはり体験活動できるための条件整備はどうなっているのかという問題なんですね。社会教育法の三条、四条を持ち出すまでもありません。やはり国の責務はそうした条件整備をすることにあるということじゃないのか……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 私は、教科書の検定問題で伺います。 扶桑社発行の中学歴史教科書については、検定調査審議会から百三十七カ所の修正意見がつきました。その修正意見に従いまして書き直したために検定合格となりました。しかし、その後、これは荒井信一茨城大学名誉教授、和田春樹東京大学名誉教授らによって、事実に関する誤りと問題点のみについて五十一点指摘されているわけであります。 例えば、大日本帝国憲法をアジアで最初の近代憲法としている。しかし、これは、アジアで最初の近代憲法は、一八七六年にオスマントルコ帝国で公布されたミドハド憲法という指摘があるなど、こうしたたぐいで五十一……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。
審議入りしました三つの法案ですけれども、教育改革国民会議の報告を受けてのものであります。首相の一私的諮問機関からの報告でありまして、いわゆる個々の委員の意見を聞くにすぎない懇談会の報告だというふうに思うのですね。こういう報告がなぜ法律化されたのでしょうか、その理由をちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 迅速というふうに言われましたけれども、私は、迅速ではなくて拙速だと言わなければならないというふうに思うのですが、昨年の十二月二十二日に最終報告がございまして、今お話しのように、それが一月に入って、一月弱の間に文部省として新生プランにまとめ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 私は、引き続きまして、地教行法の教員の問題で質問をいたします。 教員の指導力不足について、その判断基準につきましていろいろ議論になっているところですけれども、専門的知識、技術が不足して学習指導が適切でない場合、指導方法が不適切だ、生徒の心を理解する能力や意欲に欠け、学級経営や生徒指導を適切に行えないという答弁でございます。 法案成立後、都道府県教育委員会に対し具体例を施行通知として示していくということが答弁されているわけでございますが、なぜこの三つが基準たり得るのでしょうか、またどこでこれは検討されたものなのか、お答えいただきたいと思います。
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。私は、本日は学校教育法の一部を改正する法律案と、引き続いて指導力不足教員の問題で質問をいたします。 まず学校教育法でございますが、今回五十六条の第二項に「特に優れた資質を有すると認めるものを、当該大学に入学させることができる。」とし、いわゆる大学への飛び入学が、これまで数学、物理に限定してきたものが全分野へと対象が広がります。そして、大学の自主的判断にそれがゆだねられています。また、博士課程のある大学という要件がございましたけれども、これも撤廃される。四年制でも短大でも、また専修学校にも拡大しているわけであります。 まず確認したいのですけれども、……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 まず、学校教育法の奉仕体験活動についてお伺いをいたします。本日は、すべて大臣の御答弁でお願いをしたいと思います。 この問題でこの間の質疑を聞いていますと、学校における奉仕体験活動は義務でもなければ強制でもないという御答弁だったと思います。ところが、六月五日の児玉議員の、総合所見の対象となりますかとの質問に対して、遠山大臣は、他の教育活動同様、評価を行うことになるわけでありますとお答えになっていらっしゃいます。 評価の対象となるならば、強制あるいは義務につながるのではありませんか。いかがでしょう。
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 中谷参考人には、大変な状況の中で当委員会においでいただきまして、本当にありがとうございます。また、御苦労さまでございます。 突然の惨劇とはいえ、教室の中で子供たちの命、八人もの命が奪われました。また、周りの子供たち、傷を負った子供たち、本当に深い傷を与えたわけでございます。私は、こういう事件に、悲しみとともに、心からの憤りを抑えることができません。御冥福を祈りながら、関係者の方々、御遺族の方々へのお見舞いをまず申し上げたいと思います。 私自身、もう十数年前にもなりますけれども、教育大に籍を置いた者といたしまして、同僚の皆さん方の御心痛……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 私、本日は、文部科学省発表になりました大学の構造改革の方針について、また昨日、今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針が閣議決定されたわけでございますが、それとの関連でも質問をさせていただきます。 私どもにとっては極めて寝耳に水の大学の構造改革方針でございました。この問題は日本の学術研究の基盤を揺るがしかねない重要な問題を含んでいるということでございますので、まず、これはどこでどのように検討されたのでしょうか、またこれは文部科学省の正式決定と見ていいのでしょうか、大臣にお伺いいたします。
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 私、きょうは大学問題について質問をさせていただきます。 学術の中心としての大学のあり方をめぐって重要な局面を迎えています。一つは、大学の構造改革の名のもとに進められている国公私トップ三十育成構想による大学のスクラップ・アンド・ビルドの問題。もう一つは、国立大学の独立行政法人化方針に基づく法人化構想の推進であります。これは、国の知的基盤をなす大学の自主的、創造的発展にとって極めて重大な問題だということでありまして、私は拙速は許されないというふうに思っています。 そこで、本題に入る前に、科学史についての基本認識をちょっと大臣にお聞きをさせていただ……
○石井(郁)委員 ただいまの件でございますが、大変重要な問題でありますので、一言申し上げさせていただきます。 十月三十一日の当委員会で、大臣は、私の質問中に、他の議員に答えている、同じことを聞くのだろうかという趣旨での答弁をされたわけでございます。私は、もう余りにもこれは傲慢な態度というふうに受けとめました。去る五月にも、同僚議員の質問に対しまして、極めて不適切な発言ということで答弁を取り消されたということがございました。私は、こうした不適切発言を二度も繰り返されるという点で、やはり委員会の審議に対して、また院に対しての基本的な大臣の姿勢が疑われると言わざるを得ません。文部科学大臣として、今……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 青少年の引きこもりが深刻な社会問題となっております。私、きょうは、この問題で質問させていただきます。 引きこもり親の会がございまして、KHJ親の会というのですけれども、そこによりますと、現在八十万人くらいいるのではないかというふうに言われています。また、引きこもり年数も、三年、五年、十五年を超える人も出ているということですね。 こうした引きこもり青少年の社会参加、社会復帰のために、民間組織や地方自治体がいろいろな取り組みを始めているところだと思います。激しい親への暴力で家庭崩壊のケースも出ているのに社会的救済は皆無に近いという親の声、……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 薬物乱用という大変深刻で、しかし重大な問題、そして、それにかかわる今日の日本の青少年の状況等につきまして、きょうは、四人の参考人の方々それぞれの立場からの取り組み、そしてまた御見解もお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。 私も、きょう伺って認識も新たにいたしまして、薬物というその独自な問題もございますけれども、やはりいろいろな問題と関連しているなということもいろいろ教えられた気がいたします。そういうことで、そういう広い視野でも取り組んでいかなければいけないというふうにも思いました。 そこで、最初に、この薬物乱用と言われる……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
四月から新学習指導要領の本格実施が始まります。それを目前にしまして、文部科学大臣が一月十七日に学びのすすめを発表されました。私は、まずこの問題についてお聞きをしたいというふうに思います。
アピールでは、放課後の時間の活用や補充的な学習、それから朝の読書などの推奨、支援、適切な宿題や課題など家庭における学習の充実等々を勧めているのかなというふうに思います。こうしたことは、学力低下に対しての批判、今各方面から起きておりますけれども、それを意識して出されたのでしょうか。
【次の発言】 今伺っていまして、私は、学習指導要領あるいは学校教育の目標……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 遠山大臣は、この間、人材・教育・文化大国と二十一世紀科学技術創造立国を実現するには、知の創造と継承の拠点である大学の役割は極めて重要でありますということを述べておられるわけでございます。きょう、私は、この問題に関係して質問をしたいと思っています。御答弁は、そういうわけで大臣にお願いしておりますけれども、基本的な認識を問う形での質問ですので、どうかよろしくお願いをいたします。 大臣がおっしゃっておられますように、私も、我が国の科学技術の発展のために大学の果たす役割は極めて大きいというふうに思いますけれども、改めて大臣のこの御認識について確……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 私どもの事務所に、この四月に入りまして、ある学校から訴えがございました。内容は教員の定数配置に関する事柄でございますので、まず、この問題で質問をいたします。 訴えの要旨を紹介しますと、平成十四年度が始まり、新しい教育課程が完全実施となった、学習内容の三割削減等により児童生徒の学力低下を心配する声もあるものの、新しい学習指導要領は、各学校の創意工夫を生かして特色ある教育を行い、ゆとりの中で生きる力をはぐくむという高邁な理想を掲げて出発するはずだった、ところが平成十三年十月に突然出された怪文書によって、学校の時間割り編成に手かせ足かせがはめられ、新……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 十年経験者研修を任命権者に義務づけるという今回の教育公務員特例法の改正案でございますが、それについて質問いたします。 武山議員も触れていたところでございますけれども、現行でも教職経験者研修というのは行われているわけですね。十年研修、十五年研修、あるいは二十年研修というのもあるということでございますが、例えば、埼玉県では十年、東京都で十年以上十四年未満の者、富山県で十年経験者とか、愛媛県でも十年及び十五年次、大阪でも十年目と十五年以上というふうにあるわけで、まず、文科省にお伺いしますけれども、この十年、十五年を一回とみなして、教職経験者研修を実施……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 私、本日も、まず国立大学の法人化問題について御質問をさせていただきます。 去る四月五日の本委員会において、この問題について、私は、三月二十六日に新しい「国立大学法人」像についてという調査検討会議の報告書がございまして、それをお尋ねしたわけですけれども、次のような大臣の御答弁がありました。国立大学等の独立行政法人化に関する調査検討会議という会議体で十分に議論され、そして大学人の間での合意を得て、今回の調査検討会議のレポートが出されたわけでございますと。私は、果たして大学人の合意を得ているのかどうか、これがやはり大きな問題点だと思いますので……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 今回の法改正に対しましては、不法輸入された文化財を原産国へ返還する措置が一定前進したものとして賛成できるわけでございます。 私、国際条約について、今後の問題として、文化財保護のために一点お尋ねをしておきたいと思います。 盗難文化財保護を目的とするユネスコ条約以外の条約として、武力紛争時の文化財略取を阻止するためのハーグ条約、また文化財の定義を国に登録された物件以外にも拡張して盗難文化財の返還義務を明確に規定したUNIDROIT条約というのがございますけれども、その批准は国際的に進んでいますが、日本は両条約とも批准していません。UNID……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 実演家の氏名表示権、同一性保持権など、実演家の人格権の創設は実演家の皆さんの長年の願いでございまして、今回大きな前進だというふうに思います。 既にちょっと議論にもなっておりますが、二〇〇〇年十二月にWIPOの視聴覚的実演の保護に関する外交会議が開かれておりますが、そこで、新条約の採択には至らなかったけれども、十九の条項の暫定合意によって、実演家の人格権の創設とあわせて実演家の財産的権利の充実についても合意がされております。 私はこの件で、私自身、百三十九臨時国会、六年前でございますけれども、やはり著作権の改正が審議されましたときに、実演家の人……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 今ちょうど御質疑があったところでございますけれども、また大臣の御答弁もございましたが、私もこの問題、一点お伺いをしておきたいと思っています。学校施設の耐震診断、改修という問題でございますね。 これは、七月一日に内閣府から地震防災施設の整備状況に関する調査という中間報告が発表されまして、全国の国公私立の小中高校、大学などの校舎、十四万九千六百四十八棟のうち、五四%に、耐震診断自体受けていないということだと思うんですね。ことし三月にも、消防庁が学校施設の六割が耐震性に疑問があるという結果を出しているわけでございます。 やはり最も安全である……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 冒頭、先般の私の質問に関して、理事会協議に基づきまして、工藤局長から答弁いただきました。しかし、私は到底納得できませんので、本来これでもっと質問しなきゃいけない、それはまた別途の機会に譲りたいと思いますが、今の話の限りでちょっと、二、三だけ確認をさせていただきたいと思っています。 今、資料の説明いただきましたけれども、私は、前回この二枚をお示ししたんですけれども、重要なことは、この国立七大学の事務局長の会議の出席者名簿、文部科学省からもいますよ、七大学もいますよ、そのことが一つの意味だったんですよ。だから、文科省と七大学の事務局長とがい……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
日本の青少年にはさまざまな問題がございますけれども、私は、自立して生きていく、人間としてのこの基本のところで困難にぶつかっていると思っています。
今、若年層の未就労、不安定雇用が社会問題となっています。これはやはり政治の責任であり、政治の喫緊の課題として取り組むべきだというふうに思いますが、まず、この点で大臣の御認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 少し具体的に伺っていきたいと思うのでございます。
「平成十五年三月高校・中学新卒者の求人・求職状況」が九月五日に発表されました。これによりますと、今年度の求人数は十一万五千人で、前年同……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 文部科学関連法案は八本でございますが、本日は、主に独立行政法人日本芸術文化振興会法案についてお聞きをいたします。 昨年の十二月七日に、議員立法によって、文化芸術振興基本法が施行されました。ほぼ一年がたとうとしておりますが、私は、この基本法を生かして、芸術文化活動を支援し、豊かな文化芸術をこの二十一世紀に花開かせていくことが今求められているというふうに思います。 まず、お聞きをいたします。昨年の文化芸術振興基本法の審議の際、私は、予算を十分にふやして、希望する団体に広く当たるようにする、本当の意味での芸術文化の振興をすそ野から広げていく……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 今回の学校教育法の一部改正案は、四つの重要な内容を持っています。一つは高等教育の認可事項の見直し、二つ目に法令違反状態の大学等に対する是正措置の整備、それから三つ目に法科大学院を含む専門職大学院の創設、四つ目に認証評価制度の創設でございます。 是正措置の整備や専門職大学院について、また認証評価制度の問題について、これらは新しい制度の導入ですから、十分時間をかけて審議しなければならない内容だというふうに思います。 きょうは短時間でございます。最も重要な内容を持つ認証評価制度の問題に焦点を当てて質問をさせていただきます。 まず、もう既に話になっ……
○石井(郁)委員 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本法案は、大学の学部等にかかわる認可事項の見直し、法令違反状態の大学に対する是正措置の整備、法科大学院を含む専門職大学院の創設、認証評価制度の創設など四つの重要な内容を持っています。 法科大学院の創設をめぐっては、法務委員会との合同審査が行われました。しかし、最も重要な内容である認証評価制度の創設については、参考人招致すら行わず、採決がされようとしています。 今回の認証評価制度は、真に政府から独立した第三者評価機関が自主的、自律的に行うというものではなく、文部科学大臣の認証を受けた評価……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 まず私は、教育基本法の見直し問題でお聞きをいたします。 中教審中間報告に対しては、新聞各紙、相当厳しい論調で分析を加えております。 例えば福島民友という地方紙の一部を御紹介いたしますと、中間報告は、教育の本質とはほど遠い政治的文書と断じないわけにはいかない、一つは、中間報告がまとめられた経緯である、諮問されて以来約十カ月にわたって、諮問にこたえてみずから教育基本法を見直す審議を何一つしていない、ただ、今どきの子供は式の思いつきや放言が横行しただけで、基本法を見直すこと自体の是非すらあいまいなまま放置してきた、だから、十月十七日に中間報……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
私、きょうは児童虐待の問題で質問をさせていただきます。
児童虐待防止法が三年前にできまして、関係者の努力は相当進んでいるわけでございます。しかし、一方で、悲惨なというか深刻な事例も後を絶たないわけでございます。
最初に、この児童虐待問題について、官房長官の御認識を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私、最近、家庭裁判所調査官研修所というところからこういう冊子が出されまして、本当にそれぞれのところでいろいろな努力がされているというふうには思ったんですけれども、「児童虐待が問題となる家庭事件の実証的研究 深刻化のメカニズムを探る」と……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 提出の法案について、幾つかのことを質問させていただきます。 インターネットを利用した犯罪、特に深刻な社会問題となっている児童買春については、児童の権利の保護という観点から、出会い系サイトを含めて、インターネットに何らかの形での規制というのはやはり考えられるのではないかというふうに私も思っているところでございます。 そこで、まず、この法律の目的について、これは第一条に書かれているわけでございますが、「インターネット異性紹介事業の利用に起因する児童買春その他の犯罪から児童を保護し、」とあるわけでして、この「保護し、」という言葉ですね。この……
○石井(郁)委員 こんにちは。日本共産党の石井郁子でございます。 きょうは、参考人の皆さん、それぞれ専門の立場からの意見陳述をいただきまして、本当にありがとうございます。 きのう、当委員会で、出会い系サイト規制法と略して言わせていただきますけれども、審議入りもいたしました。幾つか問題点も出てきておりますので、それも踏まえて私は少し質問させていただきます。 まず、いわゆるメル友と言われる友達のインターネットを通してのつき合い、そのことについてちょっと伺いたいと思うのですけれども、これは野口参考人、宮本、坪井両参考人にお聞きしたいと思います。 メル友が大事な友達になっている子供たちが少なく……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
きょう、私も、法案条文に則して幾つか質問をさせていただきます。
まず、この新法における事業者の責務なんですね。七条、八条がありますが、第九条には、「児童の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するための措置を講ずるよう努めなければならない。」というところがございます。「障害を及ぼす行為を防止するための措置を講ずる」ということは、どういうことを課しているのでしょうか。
【次の発言】 いろいろ議論されているんですけれども、児童買春の問題を解決するためには、児童の性を商品化する、そういう社会風潮やそれを助長している大人の問題があるということなんで……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 私は、この法案の質疑に当たりまして、子供の権利、子供の保護という観点からずっとただしてまいりました。これまでも政府からいろいろ御説明、大臣の御答弁もいただいておりますので、きょうは、確認的な質問ということで何問かさせていただきたいと思っています。 もう既に今お話がありましたように、児童買春禁止法では、子供は被害者である、買う大人の側が問題であるということで、子供には加罰されないということで、子供の権利がちゃんと明記されるということだったと思うのです。 問題は、この法案は、要するに書き込みのサイトに大変ないろいろな不正なというような書き……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 児童虐待防止法の見直しということで、こうして衆議院でも議論が始まりました。この問題では、本当にその渦中で、いわば第一線で御苦労されていらっしゃる皆様方に参考人としておいでいただきまして、本当にありがとうございます。 せっかくの機会ですから、私は、きょうは多くのことを皆様方から教えていただいて、そして、これからの国会での審議に大いに生かしていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それぞれの皆さんから、いろいろな角度から、現状、見直しの観点、必要性等々も言われたと思います。私の方から、まず大づかみでござ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 私も、一昨日、大臣に対して野党としての申し入れを行いました。青少年の担当大臣として、この間の一連の御発言はいかがかという問題、そして、しかるべき形で責任をとられることを求めるというふうに申し上げたところですが、今のところ、その答弁はいただいておりませんし、辞任しないということでございますので、そのことできょうも質問させていただきます。 私は、冒頭、きょう大臣は、担当大臣になられたということで所信を短く伺ったわけですが、この中に、本当に今回の事件の被害者となった四歳の駿君、この命を悼むというか悲しむということがございませんでした。私はちょ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 まず私は、中教審の中間報告と教育基本法問題でお聞きをしたいと思います。 昨年の十一月十四日に、中教審は「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」という中間報告を提出いたしました。この報告書では、「本審議会としては、「二十一世紀を切り拓く心豊かでたくましい日本人の育成」を目指し、」としたわけでございます。 そこでお聞きをしたいのでございますけれども、「二十一世紀を切り拓く心豊かでたくましい日本人の育成」というのは、この中間報告のキーワードだというふうに思いますけれども、そのように受けとめてよろしいかどうかとい……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 参考人としてきょうはおいでいただきまして、心からお礼申し上げます。 先ほど意見陳述を伺いまして、お二人共通されて義務教育の重要性、またその水準の維持向上のためにも義務教育費の国庫負担制度というのは堅持されるべきであるということを強調されたというふうに私は受けとめまして、聞かせていただきました。 それで、まず天笠参考人に伺いたいと思うんですけれども、文科省に公立学校教員の給与制度等に関する検討会議が置かれておりますけれども、その委員もしていらっしゃると思うんですが、そういう立場からもきょうはおいでいただいたのかなというふうに私は理解して……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。 私、今回は、大学教員等の任期制の問題で質問をいたします。 任期制の問題をめぐっては、一九九七年の法案審議がありましたし、その審議の過程や、また法成立があるわけですけれども、その法そのものを無視して行われているような状況が出てきておりますので、きょうはお聞きしたいわけでございます。 大学の教員の任期に関する法律第三条は、こうあるわけですね。学長は、「当該大学の教員について、次条の規定による任期を定めた任用を行う必要があると認めるときは、教員の任期に関する規則を定めなければならない。」とあります。「これを公表しなければならない。」ともしているわけ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
国立大学法人法案について、法案に即してきょうは質問をさせていただきますので、大臣の御答弁、よろしくお願いをいたします。
初めに、端的に伺っておきたいと思います。
憲法二十三条に「学問の自由は、これを保障する。」とあります。その保障のために大学自治があると思いますが、大臣は尊重いたしますか。
【次の発言】 今の御答弁を伺いまして、しかし、この法案との間にはやはり大きな矛盾が生まれてくるのではないでしょうか。
以下、お聞きしたいと思います。
本来大学が自主的、自律的に定めるべき中期目標、いろいろ議論になっておりますが、なぜ、これは大学……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 参考人の皆様には、本当に意見陳述、ありがとうございました。きょうは、聞くところによりますと、議面、議員面会所なんですが、百人近い大学関係者、国民の方々がいらっしゃって、院内テレビでこの参考人質疑の模様を傍聴しておられるということでございます。きょういただいた参考人の御意見を、この大学法人法案の審議はまだ始まったばかりでございますので、これからの委員会審議に大いに生かして、また私ども徹底審議を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 さて、最初に田中参考人にお聞きをいたします。 これまで国立大学協会は、独立行政法人の通……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
まず、財政問題でお聞きをいたします。
各大学法人の土地建物などの資産はそれぞれどれくらいになるのか、お示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、トータル、総額というよりも、各大学法人の土地建物というふうにお聞きをしたわけでございまして、それはお出しいただけますか。
【次の発言】 では、この委員会の審議の途中までに、ちゃんとペーパーで出してください。各大学ごとの資産ですね、それを出していただかなければなりません。いいですか。
【次の発言】 それはぜひ、そのようにしていただきたいと思います。
次に、各大学の来年度の予算規模がどの……
○石井(郁)委員 私は、日本共産党を代表して、国立大学法人法案など関連六法案について反対の討論を行います。 我が国の高等教育の大改革と言われながら、法案の審議は、参考人質問二日を入れてたったの五日というのでは、立法府として余りにも無責任と言わなければなりません。審議は尽くされたどころか、審議されなければならない多くの問題が残されたのです。独立行政法人メディア教育開発センター法案などは、全く審議されないまま採決されようとしています。こうした中の無謀とも言える委員長職権による採決の強行に厳しく抗議するものであります。 この間の短い審議にもかかわらず、国立大学法人法案は、憲法に反する欠陥法案であ……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。
奨学金制度についての審議が行われますので、私は、初めに一点、ちょっと端的な御質問をさせていただきます。
それは、現在の奨学金制度がどういう実態になっているのか、公正に運用されているのかどうかという問題で知りたいことがあるわけでございます。
育英会奨学金の国公私立、各大学ごとの無利子、有利子奨学金の申請件数、また採択件数をぜひお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 今の御説明ですと、大学の採択の実態の数字にはいろいろな事情があると。だったら、そういう事情を、こういう事情があるんだという説明をつけて公表したらいいわけでしょう。今お話……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 私は、初めに、海洋研究開発機構法案について、一、二点、確認をさせていただきたいことがございますので、お伺いをいたします。 今回は、特別認可法人海洋科学技術センターと東大の附置研究所である東大海洋研の研究船運航組織を統合して独法化するというものでございます。 それで、東大の海洋研の運航組織には海事職の方六十三人が在職だということでございます。この点では、参議院で、「現在の東京大学海洋研究所の二隻の研究船の船員の方々も新しい海洋研究開発機構の職員として継承される」という答弁がございますけれども、新機構に移行するのは海事職の六十三人であると……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 映画の著作物については、欧米では保護期間が七十年以上、公表後七十五年以上ということであり、関係団体からも保護期間の延長が強く求められてきたと思います。また、ずっと議論がありますように、学校など教育機関での著作物活用を促進する内容となっておりまして、今回提出の著作権法の改正は技術の発展に対応した法整備だと私も考えています。一方で、著作権教育が不十分ではないのかという意見もやはり強くありますので、今後、この点での対応というか改善点も必要かというふうに思っております。さらに、著作権の侵害に対する司法救済については、権利者救済制度を充実させたもの……
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。 きょう、私は、大臣に基本的な御所見を伺いたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 まず、文部科学省が発行、作成しております心のノートについてお聞きをいたします。 心のノートは、昨年、そしてことしと、全国の小中学生に配付されました。千二百万部と言われているところでございますが、そういう意味で、全国小中学生に配付されているということでいえば、これは使用が義務づけられているかのようでもあります。私は、実際上の教科書扱いではないのかというふうにも思うわけですが、まず最初に、これは道徳教育における教科書と言えるものなのか、あ……
○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子でございます。 政府は、二〇一〇年までの基本方向、二〇〇五年までの具体的施策として、昨年十二月、男女共同参画基本計画を策定しました。しかし、この基本計画全体は、現行の法制度の範囲内での施策や検討事項にとどまっています。また、政府のこれまでの行動計画である男女共同参画二〇〇〇年プランからも、また昨年九月に出された男女共同参画審の答申、男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方からも後退したものであると言わなければなりません。 二十一世紀に入りまして、日本では事実上の男女平等にほど遠いと言われているわけでありますから、私は、きょうは基本計画の問題……
○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子です。 この三月からサッカーくじがいよいよ本格実施、全国実施されます。どうしても問題点をただしておきたいという思いで、町村文部科学大臣には、一昨日に続きまして、どうかよろしくお願いをいたします。 きのう、国会にも、このサッカーくじに反対する十三団体の皆さんが請願署名を持ってこられまして、やはり実施計画の再検討をしてほしいと強い要望をされておりました。 この十三団体と申しますのは、あいうえお順に言いますけれども、子どもの権利・教育・文化センター、主婦連合会、消費科学連合会、新日本スポーツ連盟、全国消費者団体連絡会、全国地域婦人団体連絡協議会、東京消費……
○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子でございます。 きょう、私は、陵墓及び陵墓参考地について質問させていただきます。 四年前の一九九八年、奈良県を直撃した台風で、日本最古の巨大前方後円墳、箸中山古墳が、通称箸墓ですが、前方部など甚大な被害を受けました。根こそぎの倒木もあって、無数の埴輪などが露出した。その後、初期の壷形埴輪とか特殊器台形埴輪など、宮内庁書陵部によって展示されて、大勢の方が熱心に見学したということが報じられているわけでございます。一方、近年、全国各地で、遺跡から歴史的、文化的に貴重な埋蔵物等が発掘、発見されまして、国民的な関心が大変高まっています。そういう中で、きょうは、……
○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子でございます。 きょう、私は、全国で二百万人近いと言われる商工業などの自営業における家族従業者、いわゆる業者婦人の権利、地位向上の問題で御質問させていただきます。 業者婦人の役割については、政府はこのような答弁をされています。「我が国の企業の大部分を占める中小企業の中で」、一部省略いたしますけれども、「家庭そして経営、さらには労働、こういった各面で非常に大きな役割を果たされている」これは二〇〇一年の参議院経済産業委員会でございますけれども、我が党の同僚議員に対しての御答弁でございます。 そこで、まず内閣府の官房長官にお聞きしたいと思います。 今お……
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