このページでは松原仁衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○松原委員 民主党の松原仁であります。
きょうは私の外務委員会の初質問ということで、この正規な外務委員会では今国会が初質問でありますので、基本的なことから幾つか川口大臣に質疑を進めていきたいと思っております。
まず最初に、川口外務大臣が外交をどのようなものと御認識をしているかという極めて根本的な部分についての御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 今大臣から御答弁いただいたわけでありますが、私はもちろん、平和であること、繁栄をすることというのは極めて重要な事柄であるというふうに思っております。ただ、重要なことは、やはり日本の外交は日本の国益を重視してやる、この国益というものはもちろ……
○松原委員 まず冒頭、この東南アジア友好協力条約に関して御質問いたしますが、この条約の実効性というのは具体的にどういうものがあるのか、またその具体的な影響はどういうものがあるのか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 実効性よりはそういったシンボルというふうなイメージであろうかというふうに思っているわけでありますが、既に渡辺議員の質問にもあって同じ質問になってしまうわけでありますが、なぜこの条約締結が中国よりおくれたのか。私は、このことは一つの日本外交の行動のシンボルになってしまうのではないかと。
つまり、本来であれば中国が昨年にこの条約に加盟をした段階、もしくは日本の国のまさに国益を考……
○松原委員 民主党の松原仁でございます。
まず、条約関係ということでありまして、本日案件になっております国際原子力機関憲章第十四条の改正の受諾についてのことであります。
我が国は、この設立当初からこの機関の理事国でありまして、IAEAの主要な理事国として、また、IAEAの通常予算の約二割を拠出する主要加盟国として、活動に対し積極的な協力を行ってきております。今般、この憲章第十四条の改正、二年間ということでありますが、これはIAEAの活動にとってどのような意義があると考えているか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 次に、国際電気通信連合についてでありますが、これまで同機関は、周波数の……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 最後に大臣には御質問をするということで、まず薮中局長に質問をしてまいりたいと思います。 何はともあれ、大変に御苦労さまでございましたと、まず冒頭、ねぎらいの言葉をかけたいと思います。 五人の御家族の中の五人が戻ってこられた、こういうことでありますから、これ自体は本当に、再会を果たした家族の方々にとっては大変にすばらしいことだろうというふうに思っております。しかし、その一方で、私が申し上げたいことは、今回の日朝交渉はやはりさまざまな問題点を残したと私は率直に思っております。そういったことについて質問をしてまいりたいと思います。 まず冒頭申し上げたい……
○松原委員 民主党の松原仁であります。
きょうは、三宅島のことを中心にして御質問していきたいと思います。
三宅島のこの噴火災害、全島避難があって、大変に時間が経過をしております。当初は、もっと早く帰島できるんではないかというふうな観測もありましたが、現状の三宅島は、今なお火山の噴火ガスというものが島を覆っている状況であります。
この三宅島の現況、火山ガスの動向、そういったことについて、また、三宅島でその後も地震がどのように収束をしているのか、こういったことについて気象庁長官にお伺いします。
【次の発言】 三宅島の火山の活動、もしくは、この火山性ガスについてのお話があったわけでありますが、……
○松原委員 ただいま議題となりました被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨について御説明申し上げます。 自然災害による被災者がその被害から回復するためには、日常生活の再建とともに、その生活の基盤たる住まいの再建を欠かすことはできません。また、被災地における住宅再建は、単に個人レベルにおける再建だけではなく、地域社会全体においていかに迅速な復興を遂げるか、すなわち、地域再生の見地からも極めて重要であります。 本法制定時におきまして、そのような観点から、「住宅再建支援の在り方については、……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 いよいよ、この外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案がきょうこの委員会でも論議をこの後されることになったわけであります。 この北朝鮮による拉致問題というのは、一昨年、私自身はその前から携わってきたわけでありますが、この問題は、皆さんもう御承知のように、拉致被害者五人が羽田空港に帰ってきて、それから既に一年四カ月が経過をしております。 また、死亡、不明の十人ということを北朝鮮は言ってきたわけでありますが、この十人についてもいまだに、日本側が不明点等をただしているのに対して、誠意ある回答は見られていない状況というふうに言えます。 また、それ以外……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 私は、今回のこのいわゆる所得税法等の一部改正の中で、特に土地等の譲渡損失、損益通算廃止が含まれている部分に関して質疑をしていきたいと思っております。 このいわゆる法案でありますが、バブルが崩壊して、大変に土地の値段というのは下落をしてきているわけであります。それまで日本の経済は右肩上がりで来ていたわけでありますが、バブルが崩壊して土地神話というものも崩壊をしたわけでありまして、そのことによって今大変な社会的混乱が起こっているわけであります。もちろん、不良債権問題というものも、このバブルの崩壊によって発生して……(発言する者あり)ちょっと皆さん静かにし……
○松原委員 松原仁であります。 今、長妻議員もるる質疑をしてきたわけでありますが、金融機関というのは大変に社会に影響を持っているわけであります。金融機関の公共性というのは極めて高くありまして、それは、借り手、貸し手、預金者にしても、またそれを借りる中小企業にしても、金融機関というのは言ってみれば一番の根っこであります。預金者にしてみれば、その金が、ペイオフになった後、もしその金融機関がポシャってしまうようなことがあって飛んでしまえば大変な損害をこうむるし、そこからお金を借りている中小企業にしてみれば、自分のところの業務を熟知している金融機関が倒れるということになれば、これは大変に厳しい環境に……
○松原委員 松原仁であります。
今回の法律が出て、これで中小企業に対する貸し渋りや貸しはがしがどうなるんだろう、こういうことで、有効であればいいわけでありますが、そこに結びつくのか、大変に大きな疑問を感ずる一人であります。
冒頭申し上げたいことは、一般の民間企業には公的資金というのはなかなか入らないわけでありますが、金融機関には公的資金が注入される、これは当たり前のように議論をしているわけでありますが、一応、その原点、これはなぜゆえ公的資金が金融機関に注入されることが妥当とされているか、竹中大臣、お答えください。
【次の発言】 中小企業に対するさまざまな貸し付け等というのももちろんその公共……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 今回、拉致の問題について質問をさせていただきたいと思うわけでありますが、この拉致問題というのは、一つの国としてとらえるならば、その国の主権が甚だしくおとしめられた、甚だしく主権が侵害された事件でありますし、同時に、この問題は、拉致された一人一人の被害者にしてみれば、本当に何とも言えない怒りを持つ事案であります。 したがって、この拉致問題の解決というのは、拉致被害者の方々の救出をするという点においては、人生の時間をそこで使っているわけでありますから、一刻の猶予もなく解決すると同時に、日本の国の主権ということを考えるならば、これは一刻も早く解決をしなけれ……
○松原委員 民主党の松原仁であります。
今の鳩山委員に続きまして、北朝鮮拉致問題を中心にして関連質問をいたしていきたいと思います。
先ほどから、小泉総理、そして閣僚の皆さんの答弁を聞いておりまして、どうも当事者意識がいま一歩強く伝わってこない、そういう感情を私は持ったわけであります。特に、総理の発言の中で、結果として北朝鮮に対して不満があるということを与党議員の質疑に対してちょっと漏らしましたが、具体的に、その不満というものの中身を少し教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いまだにその対応ができていないということは、我が国ではなくてかの国の方に、そういったミサイルや核や拉致について……
○松原委員 今大変に、テレビできのうも放送されておりましたが、サッカーが盛り上がっているわけであります。アジアカップが行われておりまして、日本チームは準決勝できのうもバーレーンに勝っていよいよ決勝戦、こういうふうなことであります。
今回のこのサッカーアジアカップにおける印象で、大臣、どんなことが印象に残っているか、簡潔にお話しいただきたい。
【次の発言】 先にそこまで大臣がおっしゃったわけでありますが、ブーイングに関しては遺憾である。ブーイングだけではなくて、ごらんのようにテレビでも報道されておりましたが、日本のサポーターに対して物が投げられるとか、こういうふうな事態が起こっているわけであっ……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 きょうは、本来であれば、町村外務大臣、初めての質疑をさせていただきたかったわけであります。特に拉致問題に関しては、率直に申し上げまして、従来の川口さんが、極めてぬかにくぎのような、きちっとした対応がなかなかとれないという印象がありましたので、その分、町村さんに対しての期待が高まってきていたわけであります。残念ながら大臣が御不在でありますが、外務省の逢沢副大臣を初め、誠心誠意、思い切った御答弁をお願いしたいと思っております。 まず最初に、拉致の問題から始めたいと思いますが、日朝実務者協議、直接は齋木さんがやっていたわけでありますが、これに関する北朝鮮側……
○松原委員 民主党の松原仁であります。
既に今武正委員からも質問がありましたが、今回のこの潜水艦、不審潜水艦ということでありますが、このことでお伺いをいたしたいと思います。
まず、初動のおくれ云々ということが議論をされておりますが、日本の領海を四十キロメートルにわたり、一時間四十五分に及んでこの潜水艦が悠々と日本の領海内を侵犯したということに関して、外務大臣はどのような御所見をお持ちか、お伺いいたします。
【次の発言】 今大臣まことに遺憾であるというふうなお話であります。
その遺憾の中身をちょっとお伺いしたいわけでありますが、日本の領海を侵犯した潜水艦、その潜水艦の所属する国に対してはも……
○松原委員 きょうは、この拉致の問題が三回目の実務者の協議によって大幅に前進するのではないかという期待感も、日本の国民は持っていたわけであります。その期待感があっただけに、落差というものが、やはり大変に大きく落胆というものが出てきていると思っております。
まず冒頭お伺いしたいのは、この拉致問題がなぜこんなにまで解決が長引いているのか、その理由について、杉浦官房副長官、これは一般論というか所感で結構でございますから、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今官房副長官のお話でありますが、この拉致問題がなぜ解決しないか、さまざまな理由を考えることは可能だと思います。
実は、それは、硬軟使……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 ことしは特に災害が多い年でありまして、たび重なる台風被害、また新潟県中越地震の被害、本当に、このたび重なる災害でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げたいと思っております。 今回、それぞれの被災地をこの災害対策特別委員会の委員派遣で私も拝見をしてきたわけでありますが、災害というのは常に厳しい環境でありますし、そこにおられる皆様は途方に暮れているのはどこでも同じ姿であって、何とかしなければいけないと、そのたびに我々は痛感をするわけであります。 しかし、今回は、特にこの新潟に関してはまた違う側面を私……
○松原議員 ただいま議題となりました被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案につきまして、民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨について御説明申し上げます。 自然災害による被災者がその被害から回復するためには、日常生活の再建とともに、その生活の基盤たる住まいの再建を欠かすことはできません。また、被災地における住宅再建は、単に個人のレベルにおける再建だけではなく、地域社会全体においていかに迅速な復興を遂げるのか、すなわち、地域再生の見地からも極めて重要であります。 阪神・淡路大震災を契機として制定された本法には、当初の附則において「住宅再建支援の在り方……
○松原議員 津川委員にお答え申し上げます。 当法案の立法趣旨は何かと、こういった御質問でございます。 自然災害による被災者がその被害から回復するためには、日常生活の再建、それは当然それだけではなくて、生活の基盤である住まいの再建を欠かすことができないのは言うまでもありません。また、被災地における住宅再建は、単に個人レベルにおける再建だけではなく、地域社会全体においていかに迅速な復興がなされるのか、すなわち、地域再生という観点からも極めて重要であります。 先般、通常国会にて成立した本法改正では、住宅再建の支援については、瓦れき撤去費やローン関係費など周辺部分に対する支援策の追加にとどまって……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 もう薮中さん一人しか残っておりませんのでじっくりと議論をしていきたいと思います。 ただ、この問題は、拉致対策特別委員会ができたということは、これは極めて重要な意味があるわけでありまして、大変に遅きに失したわけで、本来であれば政治家の、行政の、政治の舞台にいる人間がきちっと答弁をしなければいけないわけでありますが、これができたこと自体が非常に遅いタイミングでありました。 そういったことで、きょうは異例ということですが薮中さんとさしで話をする、こういうことになるわけでありますが、言ってみれば、逢沢さんとか杉浦さんがいなくなったというわけで、薮中さんは政……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 今回、信じがたい、横田めぐみさんの遺骨が別人のものであるということが判明をした中において、まず私がお伺いしたいのは、前回の日朝実務者協議、薮中さんを中心にして行かれたわけであります。御苦労を多としたということを申し上げましたが、この日朝実務者協議に参加した日本の団員、随員というのは、これは一億日本国民の代表として行っているわけであります。 つまり、一億日本国民の代表として行った薮中さんが、横田めぐみさんの遺骨と称されるものを、これを預かってきた。預かってきて、にせものであったということが明らかになった。このことに関して、私は、薮中さんはきょうは大洋州……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 昨今、大変に中国において反日暴動が発生をしているわけであります。マスコミの報道では反日デモというふうな表現も使っておりますが、あれは明らかに、私は、デモというのを超えて暴動というふうに言うべきだろうと思っております。 そこで、まずお伺いいたしますが、中国において今般発生いたしましたこの反日の暴動、ある種の大衆的なテロ、これに対しまして、日本政府はどのように中国に対してこの暴動を抑えなかったという点において陳謝を求めていくのか、また日本の公館が破損したりしたことに対してどのような賠償請求を行うのか、その見通しをお伺いいたします。
○松原委員 民主党の松原仁であります。 まず最初に、この人身取引議定書の関係で御質問いたしたいと思います。 人身取引対策行動計画や、また今国会提出されている刑法等の一部を改正する法律案において、被害者保護の問題でありますが、被害者には在留特別許可を認めるなど一定の前進は見られております。しかし、多くが当局の裁量にゆだねられているというのが事実であります。このため、我が党は、被害者の保護が果たして十分に図られることになるのかに懸念を持っております。 例えば、アメリカにおいては、二〇〇〇年に、人身取引を犯罪であると明言し、人身取引業者を訴追し罰すること、その被害者を保護し社会復帰させること及……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 質問に入るわけでありますが、その前に、今の御質疑にありましたが、私たちは日本の歴史の中で今日生きているわけであります。この靖国問題がさまざま議論になったりする中で、その一つの問題点はA級戦犯ということになろうかと思っておりますが、このA級戦犯をA級戦犯たらしめた決定的な議論というのは、東京裁判から生まれているわけであります。 この東京裁判について、これはもう外務大臣である町村大臣におかれては当然熟知をしておられると思うんですが、私たちは、日本の国益という立場から、さまざまなものを知っておかなければいけない。特に、あの東京裁判のときに、日本は無罪である……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 今、世界の環境というのは、テロを含めて、この間イギリスでテロがあったわけでありますが、大変に緊張感を増しているわけであります。 日本の場合は、テロに関しては既に経験を積んでいるといいますか、例えばオウム真理教によります地下鉄サリン事件というものがもう十年近く前にあって、今回のイギリスの地下鉄の爆破のテロとはまた違った意味から、これは生物化学兵器を使ったテロということであります。 また、私たちの国においては、例えば北朝鮮による国家テロというものが従来から拉致ということで行われてきたわけでありまして、こういったテロの問題というのは、本来、私たちはある意……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 幾つか質問項目があるわけでありますが、杉浦官房副長官もいらっしゃったわけで、一つは、六カ国協議がようやく行われることになった。きのう拉致特で質疑があって、私はやはりもう一回確認しておきたいわけですね。 つまり、何を確認したいかといえば、北朝鮮に対して、拉致の問題の進展がない限り経済的なさまざまな支援はしません、やはりこれを、私は拉致の問題に関して専門家会議の座長である杉浦官房副長官には明言していただきたい。 そして、もっと言うならば、仮に六カ国協議において核の進展があって、韓国は既にさまざまな援助を北朝鮮にするということを表明しておりますが、これに……
○松原委員 民主党の松原仁であります。
ことしも暑い夏がやってまいりまして、これで戦後六十年ということになるわけであります。
まず冒頭、大臣にお伺いしたいわけでありますが、この戦後六十年の節目を迎えるに当たって、また同時に、そうした六十年の戦後の歴史の中で、拉致問題というものの持つ意味の大きさというものを私は極めて重く見ているわけでありますが、戦後六十年と拉致、こういったことに関して、大臣の考えというか所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 国家の外務、外交を統括する外務大臣は、私は、この戦後六十年というものに対しての意識は常に明確に持っておられるべきだと思います。そして、私自身……
○松原委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、意見の表明を行います。 言うまでもなく我が国は、世界にもまれに見る地震多発国であります。政府の地震調査研究推進本部が行った海溝型地震長期評価によりますと、最も発生が切迫しているとされている東海地震以外につきましても、根室沖などの千島海溝、宮城県沖などの日本海溝、東南海・南海地震などの南海トラフ、日向灘及び南西諸島海溝等におきまして、近い将来にマグニチュード七クラス以上の大地震が発生する可能性が懸念さ……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 三宅帰島が本格化をし、現在約千九百人ということでありまして、過半の三宅島民が戻っている、こういった状況であります。 長い間三宅島から離れておられた方々が勇躍三宅島に戻ることができるようになった、このことを私は心から喜ぶ一人でありますが、逆に、その中で今度は、待ち構えていた過酷な現実にいかにして島民の皆さんが対処なさるのか、それに対して行政はいかなるバックアップができるのか、これが問われることになろうと思います。 せっかく三宅島民の方々が戻って、そして数年したら、実は戻ったけれども、そこに戻って思うように進まないということで、結局また内地に戻らざるを……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 今既にお話がありました、七月二十三日に首都圏を襲う大変に大きな地震がありました。しかしながら、今回は被害というのはさまざまあったわけでありますが、例えばエレベーターが、まさに先ほどの報告にありましたとおり、六万四千台ですか、とまったとか、もしくは、例えば、きょうはここに災害対策委員長の西村議員もおられるわけでありますが、西村先生が、車が二十分、三十分踏切があかなかったとか、電車がとまったとか、そういったさまざまな具体的な首都圏の問題でありまして、私たち国会議員も、首都で活動している限り今回の地震によってさまざまな影響を受けたということをまず冒頭申し上げ……
○松原委員 民主党の松原であります。
きょうは、西岡参考人、安明進参考人、どうもありがとうございました。時間が余りありませんので、早速質問に入っていきたいと思います。
この拉致の問題、だれが拉致の首謀者であったかということがまず問われるわけであります。工作員であります辛光洙、辛光洙はかつて韓国においてその取り調べに対して拉致は金正日から直接指示されたと証言しております。こういったこともありますが、安明進参考人においては、日本人拉致の命令者はだれである、このように思いますか。
【次の発言】 金正日がこの日本人拉致の命令者であるというふうなことでありますが、その根拠としては具体的にどんなものが……
○松原委員 民主党の松原仁であります。
きょうは、北朝鮮の核保有宣言がなされた、そのことを中心にして政府の対応をお伺いいたしたいと思っております。
まず、今回の北朝鮮の核保有宣言がなされたとき、細田官房長官は、最初にその話を聞いたときどういう印象を持たれたか、お伺いいたします。
【次の発言】 この北朝鮮の核保有について、官房長官としては、既に昨年の段階から事実上そういうのを持っているだろうということを認識していたということでありますが、それ自体もし認識していたとするならば、それに対してどういう行動をとるかという点において、私は、日本の外交は不十分だった、これは町村さんの方の話になるのかもし……
○松原小委員 民主党の松原仁であります。 今回、ピョンヤンで会議が行われたわけであります。御承知のように、拉致問題は日本の主権が侵された案件でありまして、日本の主権が侵されたという点において、国のまさにプライドを傷つける大きな問題であります。また同時に、ここで拉致された人たちの人権を考えたとき、その個人の尊厳を考えたとき、許すことのできない案件であるということは言うまでもありません。この拉致問題に関しては、何としても早期に解決を図っていかなければいけない、これは日本国民だれもが思っていることであります。 しかし、その間、なかなか北朝鮮側のこの問題に対する取り組みは日本に対して非常に冷淡であ……
○松原小委員 先ほど蓮池さんから、いわゆる全体を統括して専門的に扱う部署がないという指摘があって、私、極めて重要な指摘だと思っております。 実は、先般の予算委員会でもこのことを私は福田官房長官に対して質疑いたしまして、例えばさまざまな会議をやっているけれども、全部、その他のことをしながらこれをやっているということで、まさに専門的にそれのみを行うスタッフそして組織というものが日本にない、こういったものはつくるべきだということを私は福田さんに申し上げたら、官房長官は、いや、今ので十分機能しているような発言があったわけであって、私は、それは違うんじゃないかという議論をしたわけであります。 私は、……
○松原小委員 お三方、本当に大変貴重なお話をありがとうございます。 今、お三方の話で北朝鮮に対しては強硬に出るべきだというふうな議論がありました。我々は、北朝鮮に対していわゆる貿易等において、送金や貿易を停止することのできる新しい外交上の制裁法案を先般通したばかりであります。 そこで、お伺いしたいことは、李さんにお伺いしようと思いますが、北朝鮮に我々が経済制裁をした場合に、そのことによって影響を受け、被害をこうむるのは、北朝鮮の一般人民ではなく金正日を含む北朝鮮の特権階級だと思っているわけであります。 つまり、経済制裁を行ったときに、我々は、金正日を含む北朝鮮の公民を抑圧するグループに対……
○松原小委員 民主党の松原仁であります。 荒木さんにお伺いしたいわけであります。 この特定失踪者の表を見ますと、西暦二〇〇〇年以降も、特定失踪者で、荒木さんがこれは北朝鮮に拉致された可能性が高いという人間がたくさんいるわけでありますが、これは現実に、どういう背景で、何を目的として行われているのか。 実際、この拉致問題がこれだけクローズアップされてきて、もはや北朝鮮はこういったことをしないというふうなことを金正日自体が言っているわけでありますが、現在進行形なのかどうか、この辺をお伺いいたしたいと思います。
○松原分科員 民主党の松原仁であります。 きょうは、教育全般につきまして、河村大臣、また関係の皆様にお伺いをしていきたいと思っております。 教育問題というのは、極めて、ある意味では抽象論というんですか、そういったものを含むわけであって、数字ですべてが推しはかれるものではありません。そういう中で、戦後の日本の教育が現在の日本をどのようにしたのかということを考えると、それは教育だけの問題とは私は思っておりません。しかし、既に通告でも申し上げておりますが、さまざまなアンケート調査を通して、果たしてそこで語られているような子供たちの状況というのはいいかどうか、そういったものを含め、まず大臣の御所見……
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