このページでは松原仁衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○松原仁君 松原仁でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました両法案につきまして、関係各大臣に御質問をいたします。(拍手) 今日の我々の政治形態は、民主主義と呼ばれております。この近代民主主義が産声を上げたのは、十七世紀のイギリスであります。そのイギリスにおいて民主主義の一つの思想的背景をつくり上げたのが、名誉革命の理論的指導者でありましたジョン・ロックであります。 ジョン・ロックは、彼の著書「政府二論」の中で、一人一人の人間は、生まれながらにして持っている権利として自然権を持つと主張し、具体的なその内容として、生命、自由、健康、財産、こういったものを挙……
○松原委員 民主党の松原仁でございます。 今回の三宅島そして新島、式根島、神津島またその周辺の地震、噴火等につきまして御質問いたします。 六月二十六日、ちょうど衆議院総選挙が終わった翌日でございますけれども、三宅島でマグマ活動が始まり、一月以上に及ぶ噴火による降灰被害、そして群発する地震、さらには台風の直撃と相次ぐ自然災害に見舞われ、島民の皆様方は、終末、トンネルの向こうが見えない恐怖と不安のストレスの中で現在生活を余儀なくされております。質問に先立ちまして、神津島において地震による土砂崩れでお亡くなりになりました方並びにその御遺族に対し心より哀悼の意を表しますとともに、被災地の皆様に対し……
○松原委員 私は、民主党の松原仁でございます。今回の衆議院選挙で当選をいたしまして、初めての質問でございますので、よろしくお願いをいたします。 今回、ことしの四月に施行されました地方分権の一括推進法というものは、極めて意義のあるものであるというふうに私は考えております。まさに、長い間の私たちの日本の中央集権を変えていくという大きな大きなターニングポイントにあるというふうに思っております。そして、この地方分権一括推進法は、まさに地方主権の時代の幕あけであるというだけではなく、納税者主権、英語で言いますとタックスペイヤーと言うわけでありますが、納税者主権の時代の幕あけでもあるだろうというふうに私……
○松原委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、中山成彬君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○松原委員 民主党の松原仁でございます。 質問に先立ちまして、三月の噴火以来、半年が過ぎた今も千八百名以上の方が避難生活をしている有珠山周辺、また六月の三宅島火山活動以来、群発地震の中で生活をされておられる神津島、新島、式根島、そして全島避難から一カ月過ぎた三宅島、先般の東海地方での大雨、そういったすべての被災住民の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 改めて言うまでもなく、自然の驚異の前に我々は無力であります。したがって、その対応等の際には、予知連、気象庁を含む関係機関の発する情報は唯一の頼りになるわけであります。 今回の三宅島に関する一連の経過を振り返りますと、六月二十六日に火山活動……
○松原委員 現在の日本には、全国で二十三万人の警察官がおり、日夜二十四時間の体制で頑張っているわけでありまして、地域には一万五千の派出所、駐在所等も存在しております。そういった皆さんが地域の治安と安全、安寧のために奮闘されていることに対しては、敬意を表するものであります。 また、歴史的に見ますと、そういったことによりまして、日本の治安というものは世界最高とも長いこと言われてまいりました。その世界最高の治安に対しては、また多くの国民が全幅の信頼を寄せてきたことであります。商売の世界においても、信頼を築くというのは大変に長い年月を要するわけでありまして、本当にこつこつと毎日の努力をして、その上に……
○松原委員 民主党・無所属クラブの松原仁であります。 今から、大臣、副大臣、政務官、また参考人の皆様に御質問いたしたいと思っております。 今、地方分権の時代というふうに従来から言われております。まさに、地方分権を通して私たちはしっかりとした民主主義を日本に定着させ、また、地域の自立を通して私たちはより生産性のあるというのですか、効率的な行政をつくっていかなければいけない、こういう時代に入っているんだろうというふうに思っております。 したがいまして、今の地方財政にかかわる大きな赤字をどういうふうに解消していくのか、またこれ以上ふえないようにするのかというのが大きな課題になっているわけであり……
○松原委員 民主党の松原仁であります。幾つかの質問を海老沢会長、時間がなくならなければ、ぜひまた大臣にもお伺いしたいと思っております。 一つは、NHKの使命という問題があると思うんです。 きょうも朝からの議論で、NHKが放送文化をつくる、こういう議論がありました。私は、この放送文化というものが二十世紀の人間の社会を大きく色づけることだっただろうというふうに思っております。その放送文化というものを考えたときに、確かに今議論がありますように、いろいろな、インターネットが使われたり、もしくは放送がデジタル化するという中で、新しい放送文化の時代に我々が入っていることは間違いないわけでありますが、実……
○松原委員 民主党・無所属クラブの松原仁であります。 今、生方委員からの質問もありました、また、先ほど自民党の平井さんからも話がありましたが、今回のさまざまなデジタル化というのは、まさに国策で行う、ある意味ではこの十年、二十年の日本国内における最大の国策の事業ではないかなというふうに思っております。このことによって日本が二十一世紀のIT社会にきちっと立ち向かっていけるのかということも含めて、大きな問題を今回実行していくわけであります。 そういう中で、今の生方さんの話にもありましたが、一つは、今まである意味で逆に自由に過ぎたという議論もあるかもしれませんが、放送は極めて自由に放送番組や内容を……
○松原委員 いよいよ二十一世紀を迎えて、新しい情報通信時代が訪れるわけであります。この情報通信時代というのは、人類にとって長い間夢に見てきたような、さまざまな新しいライフスタイルが実現する。今、私たちの日本では大変な不況の波が覆っているわけでありますが、この不景気の波を公共事業やその他のさまざまな施策で乗り越えようという努力も一方でなされておりますが、恐らく、この不景気を乗り越える決定的なものがあるとすれば、それはやはり情報通信の革命によって、今はまだまだ、国民のかなりの部分が使っていても生活の中では、一部ではないですが、広がっておりますが、それがさらにすべての隅々まで行き渡ったときに、恐らく……
○松原委員 民主党の松原仁であります。きょうは、三宅島噴火災害についてお伺いをいたしたいと思います。 先般、今委員長から御報告があったように、私も三宅島に訪れる機会がありました。ちょうど一年ぶりぐらいに、一年ぶり以上ですか、たって見た三宅島は、場所によっては昔と同じような町並み、たたずまいのところもあって、そこから人が出てきて、おはようという感じの、そういう声が出てくるのかなと思うような、災害前と同じような状況の町並みもあれば、場所によっては惨たんたる状況の場所もありました。また、島内を一周バスで動く途中において、アスファルトが下からの圧力でめくれ上がったりする場所もあり、この噴火災害が大変……
○松原委員 本当に、三宅島のこの災害が一年有余を経過してなかなかおさまらない状況でありまして、本当に、避難をなさっておられる島民の皆様に対して心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い、三宅島に戻っての、帰島しての生活ができるように心よりお祈りを申し上げる次第であります。 幾つか質問をさせていただきながら、また議論をしていきたいと思っております。 今、アンケートを行ったというふうな話がございました。アンケートは何回か行われているわけでありますが、その中で特に、三宅から内地に来られた方々、内地でとりあえずいつ戻れるかわからない状況の中で仕事を探すというふうなことが前から言われておりました……
○松原委員 民主党の松原仁であります。
きょうは、拉致問題を含む北朝鮮問題について大臣の御所見をお伺いいたしたいと思っております。
まず、冒頭お伺いしたいことは、拉致問題解決なくして国交回復なしと小泉総理も言っているわけでありますが、この総理方針、当然、大臣も共有していると思うんですが、御見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういう小泉総理に対してのお話でありましたが、この北朝鮮という国家に対しての川口大臣の御認識を私はお伺いしたいわけであります。
アメリカのブッシュさんは、北朝鮮を悪の枢軸という表現を使ったわけであります。適切かどうかという問題は別でありますが。
我々の……
○松原委員 きょうは参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。御質問をさせていただきたいと思っております。 私も地元が大田区ということでございまして、本当に中小企業の町というか、そういったところで活動をしております。 私自身は、中小企業問題を考える場合に、やはり中小企業の位置づけというのは、これは、国の国策というか、オピニオンリーダーである、経済における実はオピニオンをリードしていくのが中小企業の経営者の方々だろうというふうな認識を持っております。したがって、本質的な部分からいくと、日本の景気回復は中小企業経営者のメンタリティーを無視してはあり得ないだろうというふうに思っております……
○松原委員 山村委員に引き続き質問をしたいと思います。
最近、迷惑メールということが非常に一般的に言われるようになって、知らぬ間に何か知らない人から電話がかかってきている、あけてみると、それがいわゆる出会い系、アダルト系、さまざまなものがある、こういうふうな話でありまして、こういった迷惑メールが社会問題化してきたということでありますが、いつごろからそういったものが出てきたのか、簡単にお答えいただけますか。
【次の発言】 今そういったお答えがあったわけでありますが、そういう中で、商業広告メール、非商業広告メール、そういうものがあるわけであります。
その内容云々ということも御質問しようと思って……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 きょうは、新エネルギーを含むエネルギーに関して、平沼大臣を中心に皆さんにお伺いしたいと思います。 エネルギー問題を考える場合には、我が国は、大変にエネルギーに関しては歴史的に不足をしていることがしばしばありまして、かつての太平洋戦争もエネルギー危機に端を発して起こってきたということであります。したがって、我が国においては、エネルギーの安定供給というのは一番大事なことだろうと思っております。 今後のエネルギー問題を考える場合は、この安定供給、そして海外との、国内製造業もしくは産業の競争力を考えた場合のエネルギーコスト、そして、日本が世界の中で経済的に……
○松原委員 今回、自動車リサイクル法が出てきたわけでありまして、二十一世紀の社会は循環型社会を目指すということであります。地球が有限であるということを我々はひしひしと感じておりまして、循環型の社会をつくるということがこれからの特に日本の大きな使命ではないかというふうに思っております。 そういった意味において、循環型社会の構築に向けて、例えば容器包装リサイクル法とか家電に関するリサイクル法とかが従来から次々と施行されてきたわけでありまして、最終ランナーとしてという表現が適切かどうかわかりませんが、ここで自動車のリサイクルということが出てきたわけでありまして、そのことは時代の時宜を得たものだろう……
○松原委員 きょうの民主党の一番バッターだった中山義活さんからも同じような質問があったと思いますが、いわゆる石油に対する、公団を含むこの行政の今までの総括をどういうふうにとらえているのか、成功したのか、失敗したのか、いや、こんなものだったのかというふうないろいろな感想があると思いますが、私は、この問題についてはやはり非常に不十分だったのではないかという認識を持っているんですが、この件をまず、行政の側のエネルギー庁長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本が石油を輸入して、日本の場合は特に資源がないわけでありますから、このエネルギー問題というのは、言ってみれば本当に一番の骨格というか、エ……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 この石油公団の問題を含めて、小泉さんの行政改革の、恐らくこれが最も早い方の一つの先行事例になっていくだろうと思っておりますので、大変に重要な認識をこの問題に持たなければいけないというふうに思っております。 そこで、まず基本的なことを問うていきたいわけでありますが、今回は、石油公団及び金属鉱業事業団が、言ってみれば独立行政法人として石油天然ガス・金属鉱物資源機構なんとかとなるわけでありますが、石油と金属という全く異質なものが行政改革の一環として一緒になるということは、水と油という言葉が日本のことわざには随分あるわけですが、極めて異質なものが合わさってい……
○松原委員 私は、この官製談合防止に関しまして、民主党の提案者に対して御質問をいたしたいと思っております。
御案内のとおり、この談合、特に官製談合、こういったものがあると、大変にさまざまな意味で民間から見ても納得できない。政治の信頼感を回復するためには、最も大事な事柄であろうと思っております。時間が余りございませんので、簡潔に御質問いたしたいと思います。
まず第一に、官製談合防止のための新法とは別に、地方自治法と入札適正化法の一部改正を行うのはなぜか、これを第一に御質問いたします。
【次の発言】 弁償責任の検定に係る除斥期間を削除した意味はどういうことか、お伺いいたします。
○松原委員 民主党の松原仁であります。 今の健保法改正でありますが、小泉さんは、従来から三方一両損ということを言っているわけでありますが、我々が一般の立場で見ていますと、どうも国民に負担を強く求めるという側面ばかりが見えてきて、その他の部分のさまざまな改革、道筋が見えないものがいろいろな領域で多いわけでありますが、今回の医療の問題についても同じではないかというふうに思っております。 現在、少子高齢化社会が訪れているわけでありまして、三十兆円とも言われる国民医療費、これをいかにして合理化するかということももちろん大事な問題であります。 その中で、例えば一九九六年のOECDのヘルスデータによ……
○松原委員 私は、民主党の松原仁であります。 きょうは、とりわけ日本の国の中で大きなパイというか大きな意味を持つ、島の問題につきまして、扇大臣ほか、御質問を申し上げたいと思っております。 御案内のとおり、我が国はまさに海洋国家でありまして、日本自体が四つの大きな島を中心にしてつくられている国と言って過言ではないわけであります。大小、有人無人のさまざまな島を入れますと、六千八百五十二という大変に大きな数の島から構成され、古来より、日本の場合は、島の恵みというものはたくさん受けているわけであります。例えば、いろいろな童謡にしても、海を題材にした歌もたくさんあるわけでございます。そうした、ある意……
○松原委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、田並胤明君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○松原委員 それでは、私は、三宅島を含む災害につきまして御質問をしたいと思っております。 こういった災害が起こった場合に、行政、特に政治のリーダーシップというものは大変に問われるというふうに思っております。災害が起こったときに緊急にどのように対処するかという点においても、大きく政治のリーダーシップは問われるわけでありますが、その災害が長期に及ぶ場合においても、また政治のリーダーシップは極めて真剣に問われていく、このように私は認識をしております。 平成十四年、本年の二月の二十一日に、三宅村復興計画策定委員会というものが行われまして、報告がなされております。ちょうどもう一カ月弱前でございますが……
○松原委員 松原仁であります。 三宅の問題は、日本の今までの災害の中で、特に島という特異な性格を考えると、大変に厳しい環境で、しかも、帰島が当初はもう少し早くできるのではないかというふうな話でありましたが、まさに夏、秋、冬、春というのが一巡して、まだめどが立っていないというふうな状況であります。 まず、最初にお伺いしたいことは、そういう中で、この一年半、一年七カ月の中で、島民の意識がどう変わったんだろうかということであります。 アンケートをひもときますと、四〇%を超える方が強く帰りたい、仕事があれば帰りたいという人も合わせると、八割ぐらいになるわけでありますが、細かくそのアンケートの中を……
○松原委員 松原仁であります。 今回、我々、五月八日に三宅島に、現実の、実地を見に行ったわけでありまして、昨年行ってから半年ぐらい経過をして、再び私はお伺いをする機会を得たわけであります。 火山活動は、その後も徐々に鎮静化をしながら、今日まだ続いている、こういう認識であるわけでございますが、最初に林野庁長官にお伺いしたいと思うんですが、半年前に比較して、山林の立ち枯れというんですか、枯れている状況というのはなかなか解決されていない。特に島の神着、三池地区周辺は、ぱっと見ても完全に緑がなくて、視察した車でずっと回ってくると、逆側に青々とした緑がある、こういうことで非常に対照的な厳しい風景だっ……
○松原委員 東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案起草の件につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場から意見表明をさせていただきます。 東南海・南海地震は、東海地震と同様、百年から百五十年のサイクルで大地震が発生しており、一九四四年の東南海地震では千二百五十一人、そして、一九四六年の南海地震では千三百三十人もの死者を出す甚大な被害を受けております。東海から九州にかけて地震の揺れや津波による相当甚大な被害をもたらすおそれがあり、そして、今世紀前半にも発生のおそれが指摘されております。 政府の地震調査委員会が公表した南海地震の発生確率予測では、今後十年以内一……
○松原委員 既に民主党、三人の委員から質問がありました。予定していたものもかなり重複をしていたりするわけでございますので、質問通告をあらかじめしていない分野が非常に多いかもしれませんが、それは政府参考人の方で結構でございますので、きっちりとお答えいただければというふうに思うわけであります。 大変に今景気は悪いわけでありまして、政治の最大の課題は、この景気低迷をどうやって乗り越えていくかという議論になるわけであります。 私は従来から思っていたわけでありますが、経済、景気のオピニオンリーダーというものは、それは中小企業であるというのが私の持論であります。中小企業が元気になるということがやはり日……
○松原委員 まさに今、知的財産というのは大変に大きな時代のシンボルになっていると私は思っております。歴史をひもとくということが我々人間は大事でありまして、過去の歴史の中に多くのことを学ぶのは従来からそのとおりであります。 私が考えることは、かつて十九世紀、二十世紀にかけて帝国主義の時代というのが世界にありました。帝国主義の時代というのは、これは、それぞれの国が植民地を支配することによって、その国の権益を守り、そして富を獲得していった。まさに、そういった意味で帝国主義というのがあって、かつてイギリスなんかは、日の沈まない帝国と言われるように、全世界にその植民地を広げていったわけであります。時代……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 日本という国は大変に資源がない国でありまして、エネルギー問題というのは従来から極めて重要であります。人はいるわけでありまして、この人材資源の活用というのは極めて大事であります。ただ、人材も昨今は昔と比べてどうだろうかという議論がさまざまとあるわけでありますが、その議論は後段するといたしまして、どちらにしても資源がない。しかし、その資源のない国でこれだけの高度経済成長をした国においては、特にエネルギーというのは大変にかかってくるわけでありまして、このエネルギー問題をどのように解決していくかというのは極めて重要であります。 そういった意味において、私は、……
○松原委員 ただいま赤羽委員からも質問がありました三宅の問題であります。 御案内のとおり、三宅島全島避難を終えて二年三カ月を経過しているわけであります。日量、まさに四千トンから一万数千トンという二酸化硫黄が、多いとき、少ない日ありますが、出ております。最盛期よりは少なくなったといえども、まだまだ災害が現在進行形で続いているというふうに考えているわけであります。 今も質疑の中にありました。そういう中で、この未曾有の危機をどうやって乗り越えて、三宅の将来をどのように確固たるものにしていくのか、この災害対策特別委員会で何回も何回も議論がなされたところであります。 きょうはたくさんの三宅村の村議……
○松原委員 日本の災害史上類を見ない三宅島の災害がもう丸二年を経過し、本当に長期戦に入っているわけであります。従来なかったこの長期の災害の中で、いろいろな議論が災害対策特別委員会でも行われてきたわけであります。 結果としては、大変に火山ガスが、まあ当初よりは噴火口から出る火山ガスは減ってきているわけでありますが、なかなかその前の状況には戻らないという中で、どういうふうにして三宅島民の将来を考えていくかということが大きな課題になったわけであります。議論の中では、さまざまな議論がありましたが、一言で言うならば、火山ガスとの共生というものを我々は目指していかなければいけない、どの段階で火山ガスとの……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 質問に入る前に、このたびの七月梅雨前線豪雨災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族に対し深く哀悼の意を表します。また、行方不明の方の一刻も早い救出をお祈り申し上げます。 質問に入らせていただきます。 私たち委員会は、七月十六日に、三宅島の噴火災害の復旧状況の視察調査ということで、三宅島を訪れたわけであります。私は、災害対策特別委員会にずっと籍を置かせていただきましたので、三宅にこういった形で行くのも三回目になろうかと思っておりますが、行くたびに三宅の表情は変わってきていると思います。 災害の生々しさというのは最初に行っ……
○松原委員 きょうは、私、最初の質問でありますので、特に教育全般について議論をしていきたいと思っております。 今、教育は最大の危機を迎えていると言われておりまして、学級崩壊その他、かつてないほどの、だれが見ても危機的な状況にあろうと思っております。 いろいろなアンケートが行われているわけでありますが、前にも一度どこかの分科会で私は大臣に質問したかもしれません。日本では七〇%近い子供が自信を持っていないというふうに答えている。何に対しての自信ということではないけれども、みずからの行動やその展望を含めてでありましょう、自信を持っていないという子供が大変に多いわけであります。この数字は、アメリカ……
○松原委員 民主党の松原仁であります。 国立大学の問題でありまして、今議論がされているわけでありますが、そもそも、国立の大学が、日本の場合は、特に明治維新以降、富国強兵政策というふうな中で、官営工場がつくられたりしたわけでありますが、なぜ国立大学がつくられたか、これに関しては、きちっとしたそれに対しての文章はないというふうにも言われております。しかし、その本質的な、国立大学がつくられた経過、経緯、その部分に関しての検討とか総括が当然行われていなければ、その流れを受け継ぐ国立大学でありますから、今回の議論も土台がない議論になってしまうと思うので、明治のときに今の日本の国立大学をつくったそもそも……
○松原分科員 私は、民主党・無所属クラブの松原仁であります。 私の選挙区は品川区、大田区という場所でございまして、従来から町工場が、京浜工業地帯と言われる中で大変にうごめいていたところであります。そういった地域でずっと東京都議会議員から積み重ねてきたその立場から、きょうは、特に経済産業省については私、初めての質問でありますので、全体の、中小企業についての概観的な部分を述べながら御質問をいたしたいと思います。 御承知のとおり、日本という国は、天然資源に大変に乏しいわけでございます。天然資源に乏しい国でありますから、人材立国をしていかなければいけない。今日であれば、さまざまな、ソフトとかそうい……
○松原分科員 私は、民主党・無所属クラブの松原仁であります。ただいまから、扇大臣及び副大臣、政務官、また政府参考人の皆様に御質問いたしたいと思っております。 今、日本は大変な不景気の中にあるわけであります。大変な不景気が訪れた、どうしてこの不況というのですか不景気がやってきたのかということが議論されております。 もちろん、この不況を克服するためには、内需を増幅するということは極めて重要な柱であろうと思っておりますし、また、さまざまな構造改革を通して日本の経済を活性化させるというのも当然求められることだろうというふうに私は認識をいたしております。 しかし、私は、不況になった理由の大きな一つ……
○松原分科員 民主党の松原仁であります。金融の現状を問うところから始めてまいりたいと思います。
今、不良債権処理の問題というのは、最近の日本の政治の一番中心の課題であったわけでありますが、この不良債権の額というのが随分いろいろと変化をしているわけであります。
今、まずお伺いしたいのは、中小企業の不良債権というのはどれぐらいあるか、これをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 中小企業、主要銀行では十兆円、こういうふうな話であります。約三十四兆円の不良債権があって、いろいろな議論があるんですが、私が関係者と話したところでは、恐らく大企業、大企業というのは中小企業以上ですね、十兆円ぐらいで……
○松原分科員 民主党の松原仁であります。
四月から新しい学習指導要領が実施されたわけでありますが、ちょうど、今七月半ばになりまして、約半年経過をしたわけであります。ゆとり教育というふうなことも言われておりまして、シンボリックによく言われるのは、円周率三・一四が三・〇等で、学力が低下するのではないかという懸念があったりしたわけでありますが、この半年間の新しい指導要領による教育の実践における反響、または反省、その辺について何か御意見がありましたら、大臣の御所見をいただきたいと思います。
【次の発言】 今大臣が具体的検証をしていくということをおっしゃいましたが、何かその具体的検証、また具体的なビジ……
○松原分科員 民主党の松原仁であります。 きょうは、北朝鮮問題について、大臣その他皆様にお伺いいたしたいと思っております。 私は、昨年の四月五日に外務委員会で質問をしたわけであります。そのときも北朝鮮問題について質問をいたしました。 私は、このとき、おおむね三つの論点で大臣に質問をしたわけであります。 一つ目は、このときに既に北朝鮮は、いわゆるならず者国家ということが言われておりました。この北朝鮮を、拉致する国と。日本の本当に一般的に幸せに暮らしていた方を拉致した国ということでありますので、これは拉致国家、誘拐国家であります。これはもう犯罪国家である、犯罪国家ということをはっきりと明言……
○松原分科員 民主党の松原仁であります。 竹中大臣に質問をするわけでありますが、今、日本の経済は大変に厳しい環境にあります。今、自殺者は年間三万人とも言われておりますが、実態はそれをはるかに超えるだろうというふうに思っております。先般も、私の大変に親しくしている人間が、お葬式というか、亡くなって、私はそこに参りまして、心筋梗塞というふうに聞いたわけでありますが、話を聞きましたら、心筋梗塞ではない、自殺であったということを、身内ではなくて親戚から聞かされて、愕然といたしました。 そうやって考えますと、三万人という数字ではない、恐らく、その数倍の人たちがこの大変な経済の苦境の中で命をみずから絶……
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