このページでは久間章生衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○久間章生君 自由民主党を代表して、小泉総理の施政方針演説を受けまして、総理初め関係閣僚に質問をいたします。(拍手) まず、質問に先立ち、昨年の十二月二十五日、東日本旅客鉄道株式会社羽越線における列車脱線事故で、不幸にも亡くなられました五名の方に心から哀悼の意を表しますとともに、三十二名の重軽傷者の方々の一日も早い御回復を祈念いたします。 また、昨年の十二月上旬以降、折からのたび重なる寒気の到来により、日本海側の各地では暴風を伴った大雪に見舞われ、記録的な積雪となったところもあります。この大雪による家屋の倒壊や、除雪作業中に屋根から転落するなどして多くの方々がお亡くなりになりました。心から……
○国務大臣(久間章生君) 山口議員にお答えをいたします。 まず、インド洋での海上自衛隊の活動の内容及び経費についてお尋ねがありました。 現在、インド洋においては、海上自衛隊の補給艦一隻及び護衛艦一隻が、海上阻止活動に参加している米国等の艦船に対し、艦船用燃料や水等の補給などの協力支援活動を実施しています。 経費につきましては、平成十三年十一月の派遣開始以来、平成十八年八月末日までに約五百十六億円を執行いたしました。 次に、活動の成果についてお尋ねがありました。 インド洋に展開している各国艦船による海上阻止活動は、アルカイダ等のテロリストや武器弾薬等の関連物資が海上を移動することにより……
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動等を自衛隊の任務として位置づけるとともに、安全保障会議の諮問事項を追加する必要があります。 以上が、この法律案の提案理由であります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。 この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び安全保障会議……
○国務大臣(久間章生君) 松本議員にお答えいたします。 米国等の対イラク武力行使に関する私の発言についてのお尋ねがありました。 私の発言は、当時、閣外にあって感じた感想として述べたものであり、総理がお答えしたとおり、政府としては米国等による対イラク武力行使を支持しており、私も、防衛大臣として、この政府の立場を支持、踏襲しております。(拍手)
○国務大臣(久間章生君) 駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明いたします。 駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減する上で極めて重要であることにかんがみ、駐留軍等の再編による住民の生活の安定に及ぼす影響の増加に配慮することが必要と認められる防衛施設の周辺地域における住民の生活の利便性の向上及び産業の振興並びに当該周辺地域を含む地域の一体的な発展に寄与するための特別の措置を講じ、あわせて、駐留軍等の使用に供する施設及び区域が集中する沖縄県の住民の負担を軽減するとの観点から特に……
○国務大臣(久間章生君) 吉川議員にお答えいたします。
国連やイラク政府の自衛隊の活動に対する評価についてお尋ねがありました。
先ほど総理からもお答えがありましたように、国連からは、潘事務総長等から航空自衛隊による空輸支援に感謝する旨や空輸支援継続を希望する旨が、またイラクからは、マリキ首相等からこれまでの自衛隊のイラクでの活動を高く評価し、航空自衛隊の活動継続を希望する旨などが表明されております。(拍手)
【次の発言】 神風議員にお答えいたします。
まず、米国等の対イラク武力行使に関するお尋ねがありました。
累次申し上げているとおり、政府としては、米国等による対イラク武力行使を支持し……
○国務大臣(久間章生君) 防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 防衛省の所掌事務をより適正かつ効果的に遂行し得る体制を整備するため、防衛施設庁を廃止し、同庁の事務を防衛省本省で処理するために必要な組織の改編等を行うとともに、特別の機関として防衛監察本部を新設するほか、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊の共同の部隊の設置を可能とし、陸上自衛隊の中央即応集団及び第十一師団並びに海上自衛隊の地方隊を改編し、自衛官の定数及び即応予備自衛官の員数を変更する必要があります。 以上が、この法律案の提案理由であります。 次に、この法律案の内容について、そ……
○久間国務大臣 防衛庁長官の久間章生でございます。 本日は、木村委員長を初め委員の皆様に防衛庁長官としてごあいさつを申し上げます。 今日の安全保障環境は、米国同時多発テロに見られるとおり、従来のような国家間の対立のみならず、国際テロ組織などの非国家主体が重大な脅威となっております。さらには、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散の進展等が強く懸念されております。このような新たな脅威や平和と安全に影響を与える多様な事態への対応が、今日の国際社会における差し迫った課題となっております。 十月九日、北朝鮮が核実験実施を発表しました。北朝鮮が大量破壊兵器の運搬手段となり得る弾道ミサイル能力の増強をして……
○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動等を自衛隊の任務として位置づけるとともに、安全保障会議の諮問事項を追加する必要があります。 以上が、この法律案の提案理由であります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。 この法律案は、防衛庁……
○久間国務大臣 かねてからこの委員会でも言ったと思いますけれども、六者協議に復帰することが一番望ましいことだというふうに思っておりましたし、それを実現するためにも、今回はああいう国連の第七章、しかし第四十一条で対応するということで中国に盛んに期待をかけておったわけでしょうけれども、それがうまくいったなと思っております。 ただ、六者会議に復帰しましても、私たちの懸念は、北朝鮮が核兵器をつくる、あるいは実験をやってそれをまた武器化していく、そういうことのないようにこれから先もやはり監視をしながら、それを思いとどまらせるようにどうしたらできるのか、そういう関心を持ち続けて、またそれに向かって努力し……
○久間国務大臣 決してけじめがついたわけじゃなくて、これをもとに、これから先起こらないように抜本対策等も考えたわけでございますけれども、それをどうやって実行していくか、それが大事なことでございまして、問題は、これからそういうことのないようにいかにしてやっていくか、そういう決意のもとに取り組まなきゃならないと思っているところでございます。
【次の発言】 落札率と談合との関係がよく言われるわけですけれども、私は、良心的に入札に応じた場合には、落札率がそんなに極端に下がるということ自体が本来はちょっとおかしいんじゃないかな、そういう気がするわけであります。
というのは、まともな設計を出して、そして……
○久間国務大臣 日米のこれまで取りまとめたロードマップで、二〇〇九年の七月あるいは七月よりもできるだけ早い時期にどこでやるかということについては選定をしようということで話が出ております。 いろいろなやりとりというのはそれはあるかもしれませんけれども、まだ具体的にこれから先どういうことになっていくかわからないわけでありまして、そういう意味では、やりとりの一つ一つをここで申し上げてもまた違った誤解を与えるかもしれませんので、そういうような事実については我々としてはコメントしないということにしております。 いずれにしましても、二〇〇九年の七月、そこまで、あるいはそれ以降の早い時期に、それ以降には……
○久間国務大臣 御承知のとおり、自衛隊が発足いたしまして、防衛庁としてまたスタートしたわけであります。 庁というのは、どちらかといいますと、いろいろな物事を政治的に管理するとか、防衛装備品を取得してそれを装備するとか、そういうような管理業務的な意味合いが非常に強いわけでありまして、そういう意味で、エージェンシーというような、そういう英語での表現になるわけであります。 私が防衛庁長官をいたしておりましたときに国の省庁の再編成の話がありまして、そのときも、民間の有識者の方は、大半は、やはり庁を省にして、政策も一緒に論議するような省として位置づけるべきだという意見が結構強かったわけでございますが……
○久間国務大臣 本当に長い道のりであったと思います。戦後ずっと、防衛庁としてスタートしましてから、その後昭和三十九年には閣法として出そうということで政府決定を一たんしたんですけれども、国会には出されませんでした。今おっしゃられましたように、議員立法として出たことがございまして、私も提案者、賛同者の一人として名を連ねたことがございました。しかしながら、国の、政府の組織を議員立法でつくるというのは、ある意味ではちょっとどうかなという、内心じくじたる思いもそのときはありました。 その後、いろいろな各党間の意見の調整の中で、自由民主党と公明党とで、やはり出す以上は閣法で、政府の責任において出すべきで……
○久間国務大臣 この調査報告書並びにこれから先のとるべき対策、こういったのを通じてやっていくわけでございますけれども、それと同時に、この附則でも書いてありますように、防衛施設庁を廃止して統合する、そういうことによって体制も整えようと思っているわけであります。 そういう意味でも、防衛庁を省とするこの法律を通していただくことは、その附則に将来の方向を明示しておるわけでございますから、そういう意味で、この法律が通りましたら、また次の概算要求等を経て、予算編成を経て、そして、改めてそのときまた法律を出しますけれども、方向がしっかり示されるわけでございますから、それに基づいてやることを国会としても承認……
○久間国務大臣 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、御説明いたします。 我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動等を自衛隊の任務として位置づけるとともに、安全保障会議の諮問事項を追加する必要があります。 以下、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。 この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び安全保障会議設置法の一部改正並びに関係法律の規定の整備を内容としております。……
○久間国務大臣 全く石破委員のおっしゃるとおりでございまして、最近では、おっしゃるとおりでございます。 しかし、もともとは、軍事組織が軍事で勝手に動かないようにどうやって縛りつけるか、そういうところからシビリアンコントロールというようなことが言われたわけで、そういうようなことまで含めてシビリアンコントロールはいかがかと言われますと、軍人でない者がいかにしてそれを統制できるか、そういうシステムをいうんじゃないかなと思いますが、最近では、民主主義に基づいて、やはり国民に選ばれた、そういったところが軍を統制できる、そういうのがシステムとしてできているかどうか、そこが大事だと思っております。
○久間国務大臣 先般もお答えいたしましたように、監察官制度をつくることによって、しかも、その監察官制度を取り入れるときに、そのトップに新しい血といいますか、外部からのそういう目を入れることによって、今までみたいな内部だけで気づかなかったことを気づかせてもらう、そういうような試みもする必要がありますので、そういうようなことでやりたいと思っております。 今度、十九年度の概算要求にそういうような建前というか方針でお願いしているところでございまして、今鋭意予算折衝をやっておりますが、まだこれから先、予算編成を経て予算を出すことになりますし、そのときに総務省と人事の面でも詰めていかなければなりませんの……
○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の給与について所要の措置を講ずるものであります。 すなわち、第一点は、一般職の職員と同様に新たに広域異動手当を設け、異動距離に応じて定める割合を俸給等に乗じて得た額を支給することとしております。 第二点は、一般職の職員と同様に、管理または監督の地位にある官職を占める職員に対して支給している俸給の特別調整額の定額化を実施するに当たり……
○久間国務大臣 確かに、こうして一般職の給与と別に法律をつくって出しているというのは、本来は別が合理的だというような考え方も根っこにはあるんだと思います。 しかしながら、現実問題として、自分で給与体系を、自衛隊のものをつくって、あるいは防衛庁の職員の給与体系をつくってということになりますと、ちょうど人事院みたいな組織がまた要ることになるかもしれませんし、なかなかそこはできないので、もうずっと公務員の給与体系に準じてやってきておりますから、私は、御提案としては一考に値すると思いますけれども、現実問題としてはなかなかそこまで踏み切れない、そういうことも御理解賜りたいと思うわけであります。 そう……
○久間国務大臣 まず、自衛隊が補給活動を行っている地域というのは、戦闘地域を避けて、戦闘が起こらないであろう、そういう蓋然性が高いところでやっております関係上、それほどの重装備でないかもしれませんが、しかしながら、絶えず情報を把握しながら、いざというときには対抗できるような最低限の装備はしているわけでございまして、軽武装だというようなことを余り言われてもちょっと困るわけでございまして、十分配慮しておると私は認識しております。
【次の発言】 まず御理解賜りたいのは、あそこで海上阻止活動を各国がやっておる、そういうことで、武器弾薬の輸送なりあるいはアルカイダの兵士等の移動が阻止されておる、そこが最……
○久間国務大臣 他の委員会でも答えましたとおり、私に正式に入ったのは、大阪空港に着いたときでございますから、十二時三十分、このとおりでございます。 ただ、この間も申し上げたわけでございますけれども、防衛庁としては、私が留守中には北川政務官が代理をするということで指定しまして、もし実験を行った場合にはどういう対処をするかということについて指示の文案をつくりまして、そういうことでみんな構えをしておったところであります。 そして、十二時三十分に連絡が入りまして、一時の飛行機でその場で引き返したわけでございます。それで、羽田空港に着いて具体的な内容を聞いて、その指示文書どおりの指示をしたということ……
○久間国務大臣 一概に何がということを断言することはできないと思います。よく、貧困がテロを生むと言われていますけれども、必ずしも、貧困だからといってテロが生まれるわけではないわけでして、例えば北朝鮮なんか見ておっても、貧困だけれどもテロは生まれていない。もう完全に抑え込んでいるわけですね。だから、テロというのは、そこのところが何によって行われるかというのはなかなか難しいと思いますけれども、少なくともフセイン政権下時代にはテロはなかったわけであります。 それで、現在の方が、テロというかそういう内戦というか、私は内戦とはとっていなくて、むしろ治安が悪いという状態で、内戦という場合は、ある組織と政……
○久間国務大臣 いや、私はテレビで知ったと言ったわけじゃございませんで、私は、大阪空港に着いたときに、そこで秘書官からの連絡を受けたわけであります。したがいまして、私が羽田空港を飛び立った後、大阪空港に着くまでの間、その間に連絡が私にとれなかったのは事実でございます。
それから、私の方へ秘書官から連絡がありましたのは、秘書官には官邸の方から連絡があっております。
【次の発言】 政務で大阪に行く予定をしておりましたので、その出発までには連絡がございませんでしたので、その間、大阪に向かって飛行機に乗ったわけであります。
【次の発言】 今回の核実験が行われて、その成果がどうだったのか、これらにつき……
○久間国務大臣 防衛大臣の久間章生でございます。 本日は、木村委員長を初め委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。 本年一月九日、防衛省が発足いたしました。これは、近年、国政の場における国の防衛の重要性が増大する中、自衛隊のこれまでの活動に対する国民の信頼、評価と、今後の活動に対する期待のあらわれであり、本委員会の委員を初めとする関係各位の御尽力によるものであります。 防衛省といたしましては、このような国民の期待と信頼にこたえるべく、我が国の安全確保及び国際社会の平和と安定に主体的かつ積極的に取り組んでまいります。 さて、今日の安全保障環境は、脅威が多様化、複雑化しており、特に……
○久間国務大臣 沖縄における仲村先生の思いはよくわかります。安保条約に基づいて基地の提供をしておりますけれども、沖縄の場合は、確かにおっしゃるように、ちょっといきさつからいっても複雑な思いがあられると思いますし、私たちもそういう点では思いは同じくしているところであります。 訓練のいろいろな問題につきましても、実を言いますと、これはよく防衛省に対してお尋ねになりますし、また防衛省が従来も答えてきたところでございますけれども、基地の提供とそれからまた運用に関することとは法的には若干違うわけでありまして、これが、今度の防衛省になったことによって、何か、さも出張ったようにとられたら困りますから、従来……
○久間国務大臣 ただいま議題となりました駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減する上で極めて重要であることにかんがみ、駐留軍等の再編による住民の生活の安定に及ぼす影響の増加に配慮することが必要と認められる防衛施設の周辺地域における住民の生活の利便性の向上及び産業の振興並びに当該周辺地域を含む地域の一体的な発展に寄与するための特別の措置を講じ、あわせて駐留軍等の使用に供する施設及び区域が集中する沖縄県の住……
○久間国務大臣 私は、今施設庁長官が答弁したのがその原因だと思います。 いずれにしましても、私の前任者を含めまして今までの人たちが、公表しないから、人には言わないからあなたの感想でもいいから言ってくれというようなことで約束したことを後の人が約束を破るというのが、私は一番やはり政治的な信頼を欠くと思っておるわけです。だから、そういう約束したことについては、私はどんなことがあっても約束を守るという立場でありますから、私が、例えば、した方が格好いいからということで、そういうことは絶対するつもりはありません。 だから、一回約束したことはやはり守るべきだというように思っておりますから、前の長官時代に……
○久間国務大臣 いろいろと本当に御心配をかけております。 今委員がおっしゃられましたように、今度の米軍再編のキーポイントというのは、やはりこの普天間の移設ができるかどうか。これができませんと海兵隊のグアムへの移転もないわけでありますから、ほかの問題も空振りになる可能性もございますので、一番のキーだと思っておりまして、我々も全力を挙げているところであります。 選挙のときに、現行のV字案では反対だとか、いろいろな意見もございましたけれども、その後ずっといろいろな折衝を重ねてまいりまして、あのV字案を決めるときに、地元の名護市の意向等も大分酌みながら、人家の上空を飛ばないという形で、苦肉の策とい……
○久間国務大臣 沖縄の米軍の海兵隊関係で約四千六百人ぐらいの労務者がおりますけれども、米軍の再編によってどこがどういうふうに動くのかはまだ詳細な計画が出ておりませんので、何らかの影響が出てくるし、そうなりますと、転職といいますか、やはりかなりほかの方向に振り向けなきゃならないというのはありますけれども、今の段階ではまだ具体的な数字はつかめておりません。
【次の発言】 これは、返還されるわけでありますから、その分の地代等がその人たちに入ってこなくなる、それはもう十分考えるわけであります。
しかしながら、それと同時に、返還の土地についてどういう振興策を講じていくか、それがまさに、これから先、沖縄……
○久間国務大臣 今度のこの法律が通りましたら、これから先、事業スキームとか、今先生がおっしゃったようなことも踏まえながらやっていきますが、私どもが考えておりますのは、とにかく海兵隊が八千人、家族が九千人行くことによって最低必要とされるものについては日本側が負担しよう、そういう考えでありますから、例えばここにこれだけ移っていく、そうしたときに、今までの下水道なら下水道につなごうとしたらその管が小さ過ぎるというときに大きくする。その場合は、こちらから移っていくために必要に伴って出てきたものについては、これはやはりやらなきゃいけないんじゃないかと。 これは、今度のものについていろいろ言われますけれ……
○久間国務大臣 いや、そういうことはないと思いますし、私は、いつでもいいですよと言っておりました。こちらの委員会とか、いろいろな都合がある間はだめだけれども、その時間を外しさえすればいつでもお会いしますよと。また、施設庁もそうですし、出先の施設局でも結構ですからと。そういうことを言っておりますので、市長さんの方からむしろそういうような申し出をされて断られたというんなら今言われるのもわかりますけれども、そういうことにはなっていないんじゃないでしょうか。 このごろ、二つに割れた形の対立軸がむしろ非常に意識的につくられているような空気が双方であるような気がして、私はどうも余りいいことじゃないなと思……
○久間国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、こういうようなことはもう二度とあってはならない、今、自衛隊に対する、あるいは防衛省に対する国民の信頼が一番大事なときでありますだけに、我々としては、実態面からも、また組織的な制度面からもこれに対応しなければならないということで、先般来、検討会が設けられたようなことを着実にやっていこうとしているわけでございます。 やはり、基本的には、防衛施設庁がそのスタートから一つの、一家として、いわゆる防衛省の一機関ではあるかもしれませんけれども、防衛施設庁としてずっと一くくりに、その中で育ってきた、そういうこともございますので、防衛施設庁を廃止しよう、そし……
○久間国務大臣 これは、背景には勧奨退職という問題がありまして、非常に難しい問題を抱えております。 したがいまして、今政府全体として、いわゆる人材バンクといいますか、そういうような形でやるというようなことを、各省庁が押しつけ的なことをやっているように国民から見られることはいけないので、その能力等について、国全体としてそういうような組織をつくってやったらどうかというような方向で、いろいろ案を出して、今、国会へも法案を出しておるところでございます。 いずれにしましても、そのときに、自衛隊員であります防衛省の職員の場合は別扱いになっておりますが、それに準じて速やかに法案を出すことになっております……
○久間国務大臣 これは、日米の地位協定に基づきまして、外務大臣と国務副長官との書簡で特別協定のたびに人数の上限を決めて、そして、予算要求は防衛施設庁の方が財務省とやり合って決定して、その内容を、単価その他を決めていく、そういう仕組みになっております。それで、雇用契約者は今まで防衛施設庁長官、今度は私が雇用契約者になりまして、そして使用者は米軍という、三者契約みたいな非常に珍しいケースの雇用関係になるわけですけれども。 確かに、おっしゃるとおり、米軍は減っているのに従業員がふえているというのは何でかなと私自身も思っておりますが、それは、一つにはやはり、米軍が減ったうち、やはり仕事を、米軍がやっ……
○久間国務大臣 私自身のこととは私は思いませんでしたが、やはり緊張感を持ってやっていかなきゃいかぬということをそれとなく示唆されたものと思って、心していかなきゃいけないとは思っております。 ただ、先ほどから、今までの委員会でも、予算委員会等でも言われたんですけれども、アメリカの開戦が間違っていたと私は言っているわけじゃありませんで、その前提となった核兵器が私はないんじゃないかなと思っていたというふうに言って、そして、それはやはり今思ってみても私の判断は間違っていなかったということを言ったわけでありますから、戦争そのものに踏み切ったことについての批評をしたわけではございません。そこのところは非……
○久間国務大臣 確かに、自衛隊の活動をもう少し国民に公表して、皆さん方にわかるようにすべきであるということ、おっしゃるとおりでございまして、私たちもこれまでもそういうことで努めてきたわけであります。 ただ、若干やはり、イラクの状況がああいう形になっておりますと、公表することによって具体的な活動の内容等がつまびらかになってまいりますと、それが、現在行っております自衛隊はもちろんでございますけれども、それだけではなくて、国連の職員とかあるいは多国籍軍とか、そういったところにいろいろとまた安全上の問題が出てくる、そういうこともありまして、一年、あるいはまたまとまって公表しておりますけれども、個々の……
○久間国務大臣 今外務大臣から述べられましたように、統治機構としては整備が一応完了したと言えるのかもしれません。
しかしながら、まだまだ、治安状況もそうですし、また非合法集団の武装解除、あるいはまた麻薬等、問題点がたくさん残っておりまして、まだアフガニスタンが完全に復興したとはなかなか言えない状況であろう、そういう認識をしております。
【次の発言】 昨年そういう気持ちでございましたし、今でもそういう気持ちで、一日も早くテロとの闘いが終わってもらいたい、そういう思いでございます。
本当に、正直言ってこんなに長く闘いが続くというのは異常なことでございまして、私は、昨年のときも言いましたけれども……
○久間国務大臣 アメリカが武力行使に踏み切ったときに、日本の時の政府としては、総合的に判断してそれを支持する、そういう態度を表明したわけでありますので、今の内閣もそれを踏襲しておるわけでございますから、そのとおりだと思っております。
【次の発言】 その当時、私は閣内にいたわけではございませんから、どういう根拠で支持に踏み切ったかは、総合的に判断してという閣議決定を見る以外にはうかがうことはできませんけれども、私は、あのときの日本の立場として、支持するかしないか、どちらがいいかという判断で支持する方に回ったんだと思っておりますし、現在の政府もそのときの支持が正しかったということを言っているわけで……
○久間国務大臣 今直ちにそういう手当を増額するとかそういうことは考えておりませんけれども、確かにおっしゃるとおり、特にこのC130という非常に限定したメンバーの派遣になりますから、ほかの今までの海外に行っているケースと違いまして、一人の人が行く回数が非常にふえております。特にパイロット等については、しかもC130のパイロットでございますから、そういう点では数も非常に限られておりますので、こういう点が大変厳しい状況にあるのは事実でございます。 私たちも、この問題については、どう考えていったらいいか、今の委員が御指摘の手当の問題も含めながら、そういうような心理的な負担、いろいろな点で考慮していき……
○久間国務大臣 先般の当委員会での私の発言について、一言申し上げます。 テロ対策特措法は、一連の国連安保理決議がなされていることにかんがみ、我が国が国際的なテロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に寄与することを目的としています。 したがって、本法律は、対米支援を直接目的としたものではありませんが、国際社会のかかる取り組みに対して我が国として適切に対応していくに当たり、九・一一のテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めている米軍に対して協力を行うことは当然想定され、対米支援の性格をもあわせ持つことになります。 このようなテロ対策特措法と、国家再建の努力……
○久間国務大臣 今もお話がございましたように、もう回を重ねること四回になる人もおられるわけですね。一つには、C130での輸送でございますから、どうしても限られておるわけですし、パイロットも限られている、部隊の数も限られておりますから、そういう人たちが繰り返し行くことになります。非戦闘地域である、比較的そういうような攻撃を受けないようにしてやっているといいますものの、やはり毎日厳しい状況でございまして、大変なストレスを感じておられると思いますし、危険がないわけじゃありませんから。そして、その中で、急上昇あるいは急降下、そういうことによって難なく今日まで来ておりますけれども、なかなか大変でございま……
○久間国務大臣 あの当時の感想について記者会見で聞かれましたので、そのとおり私は答えました。そして、あの当時は私としては核兵器はないんじゃないかなという、そういう思いがあった。それを具体的に、前原委員にもあのときに電話で報告しましたが、イラク特措法の中に大量破壊兵器の処理というのが政府原案に入っておったけれども、それは我が党において、それは外そうということで官房長官にお願いして外すことになりましたという、そういう閣議決定する前に報告したこともございますから、あの当時の感想としては、その当時、そのままでありました。 ただ、政府がイラクへの武力行使に米国が踏み切ったということを支持したというのを……
○久間国務大臣 イラクが一日も早く復興して、そしてまた安定することを望んでおるわけでございますけれども、私たちの期待したとおりにはなかなかいっていないなというような、そういう思いがいたしております。
それ以上の詳しいことは、外務大臣からお聞きください。
【次の発言】 今、外務大臣が、私が誤りであったと言ったように言われましたけれども、そうじゃなくて、私が言っているのはニュアンスがちょっと違うので、そこのところは誤解のないようにしていただきたい。きのうも私は答弁しています。
【次の発言】 実態からいきますと、ここは危ないから行ってくれるなと言われれば、そこは部隊としてはやめますよね。それは指揮……
○久間国務大臣 報道等を見られて言われるんでしょうけれども、私は、開戦が誤っていたという言い方じゃないんですよ。核兵器があるかのように言われたけれども、私はないと思っていたと。だから、それを言っているんであって、イラクに踏み切ったこと自体について、私は、アメリカのことですから、それが正しいとか正しくないとか、そういうような言い方はしていないんですけれども、報道等では、開戦そのものが、あるいはそれについて言ったように聞こえるんですけれども、そうじゃなくて、特に核兵器があるかのように言われておったけれども、私はそうじゃないんじゃないかと思っておった、そういう言い方だったんですよ。 だから、私は反……
○久間国務大臣 確かに、トランスフォーメーションは、米軍自体にとっても、全世界的ないろいろな動きの中でやるのは事実でございます。 しかしながら、沖縄に基地が集中している、特に海兵隊を減らしてもらいたいということは、沖縄の皆さん方が絶えず言ってこられたわけでございますから、私たちもこの機会にこれをしてもらいたい、そして早急にやってもらいたい。そういう中で、額賀長官とラムズフェルドさんが三時間にわたって詰めの作業を行った結果、結局、全体として百二億である、そのうちの六十億は日本が負担するけれども、しかし、そのうちのうちの方の財政支出は二十八億ドルで、あとは融資で返ってくる、あるいは出資で返ってく……
○久間国務大臣 やはり、朝鮮半島の核というのは我々にとってはとにかく一番ゆゆしきことでございますから、これの核廃棄に向けて六カ国が協議しながらやっていくということについては、非常に前進であります。 ただ、過去の例でも、米朝関係でそういう方向に向かった、そういうようなことを考えておりましたときにそれを裏切られた経緯もございますから、今度の場合も、第一歩を踏み出したのはいいですけれども、これから先どういう形で検証をきちっとしていくか、これが非常に大事なことじゃないかと思います。 ただ、今、中川先生がおっしゃられましたようなそういうようなことだって、これから先の二十一世紀の間では進まないとは言え……
○久間国務大臣 現在は、御承知のとおり、航空自衛隊が、クウェートからバグダッドへ、それからエルビルへ、またバグダッドの前にアリに、定期便的に輸送を行っているところであります。
【次の発言】 安全確保活動じゃございませんで、安全確保支援活動でございまして、安全確保に活動する、そういう兵士あるいはまた物資、この輸送を行っております。
【次の発言】 同じ軍人といいますか兵士が、人道復興支援もやりますし、あるいはまた、いわゆる平和安全確保活動もやるわけでありますから、それを、武力行使をやっていない、やっているで個人的に分けるということは、現実問題として難しいと思います。
したがって、私どもは、やはり……
○久間国務大臣 アメリカはアメリカの判断でイラクに武力行使をしたわけでございますが、後の問題については、あんなふうに宗派対立があるとはやはり考えていなかったんじゃないかな、そういう感じがしますので、もう少し早く収拾できると思っていたんじゃないかなというふうに思います。 そういう点では、やはり、始まる前にキッシンジャーが、イラクにおけるクルド、それからシーア派、スンニ派、この対立は大変厳しくて、この三つのグループの問題が残るんだということを新聞等で書いておりましたけれども、やはりそういう問題は結構あるんだなというふうな感じはいたしております。それだけに、やはり今のアメリカの政権も何とかしてイラ……
○久間国務大臣 沖縄の海兵隊の定数は一万八千人でありまして、今、実員が何人かということは申し上げませんけれども、今赤松委員が言われましたような、そういう実態はあろうかと思います。
しかしながら、それは今の現象でありまして、一万八千が沖縄の定数ですから、それを定数で八千人減らすということは、やはり定数で一万人になるということでございますので、かなり定数が半減近くするということでございますから、そういう点ではかなりの負担の減になる、そういうふうに理解してもらっていいんじゃないかと思います。
【次の発言】 沖縄の場合は、本土と違いまして、かなり北部の方の山林その他が入っているわけでございまして、そ……
○久間国務大臣 平成十七年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。 当初の歳出予算額は四兆二千九百四十六億二千百万円余でありまして、これに予算補正追加額四百八十九億六千六百万円余、移しかえを受けた額六十三億三千五百万円余、前年度からの繰越額百四十三億二千七百万円余、予備費を使用した額百五十九億二千二百万円余を加え、予算補正修正減少額百八十二億七千五百万円余、移用減少額八千二百万円余を差し引きますと、歳出予算現額は四兆三千六百十八億千六百万円余となります。 この歳出予算現額に対して支出済み歳出額は四兆三千……
○久間国務大臣 平成十九年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十九年度予算は、昨年の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案や核実験実施発表等を踏まえ、弾道ミサイル防衛やゲリラ・テロ攻撃への対処など、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応するために必要な体制整備を図るとともに、活動経費の確保に努めたところであります。 同時に、歳出歳入一体改革の初年度に当たり、歳出全般が厳しく抑制された中で、主要装備品の一括取得などにより効率的な防衛力整備を行っております。 平成十九年度の防衛省所管の歳出予算額は、四兆八千十三億六百万円で、前年度の当初予算額に比べますと、百二十二億九千二……
○久間国務大臣 確かに、行政改革一般論としての公務員の削減の問題と自衛官の定数なり配置の問題とは別であります。さはさりながら、国を挙げて今財政再建に取り組んでおるときに、やはり防衛省としても努力するところはしなければなりませんから、公務員の定数削減につきましても、国は五%の純減ということを言っておりますけれども、国に準じて自衛官についても何らかの配慮をしていこう、できる範囲でやらなきゃならないということで今努力をしておりまして、給食とかその他いろいろな形で外注できるようなものについては、この削減に準ずる形で定数を減らすということはできないかということでやっております。 そういうことで、五%と……
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