このページでは下村博文衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○下村博文君 自由民主党・改革クラブの下村博文です。(拍手) 本日が鳩山政権がスタートしてちょうど半年に当たりますが、現在の内閣支持率の低さそのものが国会運営にもあらわれています。その一つが高校授業料無償化法案です。 まず、三月十二日、文部科学委員会で、田中眞紀子委員長が民主党の質疑打ち切りの緊急動議に応じ、採決を行ったことに対し、強く抗議いたします。 この点については討論の結びで改めて述べることとし、我が党が法案に反対する理由を八項目申し上げます。 一、理念なし。 高校授業料無償化は、戦後の学制改革以来の六十年ぶりの大改革です。多額の税金を投入する公教育の抜本的な改革である以上、無……
○下村博文君 自由民主党の下村博文です。 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、いわゆる義務標準法改正案について、修正案と修正案を除く政府案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手) まず、このたびの平成二十三年東北地方太平洋沖地震において、お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 この未曾有の国難に対し、我々は、立場の違いを乗り越え、総力を挙げて被災者を救い、この危機を克服して、復興に向かっていかなければなりません。 今、国会で最優先に議論し、早急に打ち立てるべきは震災復興対策であり、このたび、義務標準法改正案の修正……
○下村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、牧野聖修君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。 きのうで、政府の行政刷新会議、平成二十二年度予算の概算要求の無駄を省く事業仕分け、五日目の作業を行って第一ラウンドの議論を終えたということで、マスコミにも随分大々的に報道されておられます。 この中で、廃止や予算計上の見送りと判定された事業の予算削減額が約一千五百億円。しかし、独立行政法人の基金や特別会計の剰余金などいわゆる埋蔵金の国庫返納が約九千億円に上り、予算の縮減などを求められた事業分を合わせて、削減効果は一兆三千億円を超える見込みということです。国民は、こんなに無駄があったのか、それをこの仕分けでやっているというのはこれは……
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。 鳩山内閣において教育問題も大変重要なテーマであるというふうにお聞きをしておりますが、残念ながら理念的なものが見えません。子ども手当とか高校授業料の無償化、こういう経済面からの政策は見えますが、実際にどんな教育をこれからやろうとしているのか、こういうのが見えません。 総理は、本会議の所信表明演説の中で、それ自体が教育論だという話も答弁の中でおっしゃっておりましたが、実際抽象的で、具体的に、では我が国における教育のあるべき姿はどうなのかということについて、きょうお聞きしていきたいというふうに思います。 その前に、自民党の教育政策の……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。 きょうは二回にわたってでございますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。大臣の都合ということで二回に分けさせていただきましたが、両方とも出ていただけるということ、ありがとうございます。 川端大臣にまずお聞きしたいと思うんですが、きのう、ある会合で森前総理にお会いをしたとき、川端大臣に対して大変評価をされておられまして、東レの労組の委員長をされていたんですか、そのときに、資本側あるいは地域を含めて、大変すばらしいバランス感覚を持った労組委員長としての活躍をされておられたということをお聞きしました。そういう川端大臣の経歴から……
○下村委員 自民党の下村博文でございます。 三人の参考人の方々には、お忙しいところをお越しいただきまして、ありがとうございました。 財源さえ確保されて、また、これがきちっと今後も見通しがあるということであれば、方向性としては、国民にとっては望ましいことであることはそのとおりだと思います。しかし、実際、高校無償化法案を行うに当たって、画一的な平等あるいは公正ということで、結果的に不公正になったり、あるいは十二分に、ある部分だけ、つまり高校無償化だけが対象になって、それ以外が対象にならないことによって、逆に、専修学校、各種学校も含め、私立学校は特にそうですが、さらにその格差が広がっていくという……
○下村委員 おはようございます。
松野官房副長官、なぜこの時期に、なおかつ、あなたはこの内容を把握していますか。全く内容がないですよ。何のために内容のないことをわざわざここで発言したんですか。
【次の発言】 田中委員長、あなたは、外務大臣やほかの大臣を経験された大変に見識あるすばらしい政治家だと私は評価させていただいています。しかし、あなたは委員長でしょう。今の松野副長官の発言をお聞きになりましたよね。把握されましたよね。これは文科委員会の最初からの答弁、今まで川端大臣がいろいろ発言されていましたけれども、全くこの委員会の質疑が反映されていない政府見解ですよ。今まで文科委員会でやってきたこと……
○下村委員 きのうは衆議院の本会議で、高校無償化法案、そして子ども手当が強行採決をされまして、我々は審議が十二分に全くされていないというふうに思っておりますし、非常に残念なことだと思います。 その後、四時から新宿駅頭で街頭演説をいたしました。我が党の総裁と馳浩筆頭、それから、この文科委員会では菅原一秀議員も一緒に、高校無償化法案、子ども手当等について街頭で訴えましたが、動員もしていないのに千人ぐらいの人が立ちどまって聞いているんですね。私は本当に驚きました。選挙のときはそういうターミナル駅で街頭演説をすることは何度もありますけれども、このようなときにそんなにたくさんの人が立ちどまって、動員も……
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。 まず、十四日のこの委員会で、また参議院の文部科学委員会でも決議をされました公立学校施設耐震化等の早期実施に関する件について質問をいたします。 これは、野党にとっては非常にじくじたるものがございます。そして、鳩山政権あるいは文科省にとっても、これは謙虚に反省していただきたいと思うんですね。そもそも、国会のこの時期にこのような決議を国会でするということが異常だと思うんですね。文科省としては、これは当初から耐震対策について十二分な手当てをしてあれば、この手当てに予備費を使うということの決議についてはする必要がなかったわけでございます。……
○下村委員 自民党の下村博文です。
まず冒頭、大臣にお聞きします。
きょう、普天間移設問題で閣議が行われるそうですけれども、いつごろ行われますか。
【次の発言】 これから行われると思いますが、その中で鳩山総理が、閣議決定、閣議了解、首相発言、どれにするか、いまだに決まっていないということがけさのマスコミ報道に出ておりますけれども、これはまさに今の鳩山総理そのものの無責任さ、そして、その場その場で言い繕ってきたということのあらわれだというふうに思うんですね。
一体、この八カ月は何だったのか。結果的には沖縄県民の気持ちを本当にもてあそんだだけである。最初は期待に期待を持たせた結果、もともとの……
○下村委員 自民党の下村博文です。
きょうは、法務委員会で質問の時間をつくっていただきまして、ありがとうございます。感謝申し上げたいと思います。
まず、千葉法務大臣に、死刑執行についてお聞きしたいというふうに思います。
現在、死刑が確定している受刑者が百九人いるというふうに聞いておりますが、大臣、就任されてから約七カ月近くなりますね。死刑執行、サインを既にされておられるのでしょうか。お聞きします。
【次の発言】 いや、全然答弁になっていないですね。
別のことからお聞きしたいと思うんですが、今回、中国政府が、麻薬密輸の罪によって死刑が確定した日本人四名、これをわずか四日間で執行したという……
○下村委員 教育問題を中心として質問させていただきたいと思いますが、今、加藤同僚委員から質問がありました耐震化の問題でございます。 これは、私は高校無償化法案を中心としてきょうは質問したいと思っておりますが、この予算が三千九百三十三億円、これを確保するためにほかの予算が相当カットされている。実際に、ほかの部分は実質的には八百億円ほどのマイナス予算になっているんですね。その中の一つとして、今、川端大臣が答弁されましたが、これは全く正確ではありません。 このパネルを見ていただきたいと思うんです。これを見ていただきますと、平成十八年から二十一年まで、公立学校の施設整備費、これはずっとふえていたわ……
○下村委員 まず、千葉法務大臣にお聞きしたいと思います。
今国会に提出を検討している選択的夫婦別姓制度について、その検討、準備状況について今どうなのか。法務省内部の話ですと、三月十日閣議決定を目指しているということであるというふうにちょっとお聞きしておりますが、進捗状況についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 具体的にはお答えできないということですね。
平成十八年の内閣府の家族の法制に関する世論調査によりますと、夫婦別姓導入について、夫婦は同姓を名乗るべき、これについて三五%が賛成。また、夫婦同姓が原則だが婚姻前の姓を名乗ることができるよう法律を改めてもよいが二五・一%。そして、婚姻……
○下村委員 自民党の下村博文でございます。 閉会中審査を開いていただいたことを、委員長を初め理事の皆様方に感謝申し上げたいと思います。 特に、民主党さんにおかれては代表選挙の真っ最中でございますので、お忙しい方もたくさんいらっしゃるのではないかというふうに思いますが、今回、朝鮮学校の授業料無償化をどうするか、それから北海道における教職員の服務規律等の実態調査、これが上がった中で、既にもう九月、新学期も始まっているわけでございます。いずれも緊急に判断し、対応しなければならないということの中で、閉中審査を開いていただいて、もしきょう開いていただかなかったら一カ月は先ということになって、現場や国……
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。
まず、高木大臣にお伺いしたいと思いますが、今回、北海道の補選がございましたが、応援に行かれましたか。
【次の発言】 なぜ行かなかったんでしょうか。
【次の発言】 忙しかったから行かなかったんですか。理由はそれだけですか。
【次の発言】 非常に文科大臣としての認識が甘いと思いますね。
今回の北海道の補選はなぜ行われたかというのは御承知でしょう。北教組の裏金献金が小林千代美前衆議院議員に渡ったという政治資金規正法違反の責任をとって議員辞職をし、そして今回補選が行われたわけであります。
また、この北教組については、今までの国会の再三……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 今回、おとといの委員会において高木文科大臣は、十一月の上旬に新たな規程を設けてそれを発表するということでございましたが、委員会では、きょう、事前に中間取りまとめでもいいから、それでは出してほしい、そうでなければ、国会の質疑を経ないで、これについていきなり記者会見等で新たな検討事項について発表するということで、これは国会軽視甚だしいということについて、間に合わないと答弁されたんですね。 しかし、田中委員長の要請によって、きょう冒頭に発表されたということについて、田中委員長に敬意と感謝を申し上げたいと思います。 そして、今の内容をお聞き……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 閣法の質疑に入る前にまず大臣にお聞きしたいと思いますが、御承知のように、きのう、北朝鮮が韓国を砲撃しました。延坪島という島で、兵士、住民二十人が死傷したという大変な今状況でございます。北朝鮮は同時に、こういうことに連動しているかのように、ウランの濃縮施設を公開し、核開発拡大の意思を明確にしているわけであります。 これから北朝鮮は、国際社会に対して軍事的脅威を続ける、攻撃的また侵略的な金正日・金正恩体制の新たな対応、これを行動で示しているのではないかというふうに思います。 このようなときに我が国は、新たな制裁措置等を政府として対応して……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 今シャドーキャビネットの文部科学大臣ということですので、教育を中心に質問させていただきたいと思います。 菅総理、まず菅総理にエールを送らせていただきたいと思っています。 私、学生時代、随分サークルの大勢の仲間が菅さんの選挙の応援に行きまして、私も何度か行ったことがございます。そのときの、全く何もない中で志だけがある無名の青年が今総理大臣になったということは、これはやはりすばらしいことだと思うんですね。菅さんの前任の鳩山前総理のように、毎月一千五百万も親から子ども手当をもらっておいて、なおかつそれを知らなかったという親不孝の大金持ちの……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。このような機会をつくっていただきましたことを感謝申し上げたいと思います。 私も、尖閣諸島の問題をお聞きしたいと思うんです。 今、実効支配という話がありましたが、実効支配じゃないですね。有効支配というふうにおっしゃっていました。北方領土の問題それから竹島の問題、このことを考えると、幾ら我が国において尖閣諸島は我が国の固有の領土だと主張していても、中国は中国で、国内法で尖閣諸島は中国の領土だと主張しているわけでございまして、何ら解決にはならないというふうに思います。そういう意味で、私も、実効支配をきちっとすることによって、今後起きるかもしれ……
○下村委員 自民党の下村博文です。
このような機会をつくっていただきましたことを感謝申し上げたいと思います。
間もなく内閣不信任案が出る状況の中で、政務三役にとってはもしかしたら最後の答弁になるかもしれないし、ならないかもしれませんが、ぜひ誠意を持った答弁をしていただきたいと思います。
まず枝野官房長官にお聞きしますが、尖閣諸島については、我が国は今どのような統治状況なんでしょうか。
【次の発言】 そのしっかりと管理というのは、具体的に言うと実効支配ですか。
【次の発言】 実効支配ということでいいんですか。それというのも、外務大臣は違うことをおっしゃっていましたよね。実効支配じゃなかった……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。
きょうは、質疑の時間をとっていただきましてありがとうございます。
まず冒頭、枝野官房長官に質問いたします。
ちょっと事前通告ではないんですが、私も先ほど知りましたので長官に確認をいたしますが、八月の十五日の終戦記念日に、韓国の国会の中に独島委員会、日本でいうと竹島委員会ですね、こういう委員会があるそうですが、その委員長が八月十五日に竹島で委員会を開くという記者発表を韓国でしたそうですが、御存じですか。
【次の発言】 これはとんでもないことでありまして、我が国に対する挑戦とも言えることでありまして、これはぜひ事実確認をして、事実であれ……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。 まず最初に、きょう、質疑が終了後に、海外美術品等公開促進法案の採決が委員長提案で行われることになりました。関係の皆様方に感謝を申し上げたいと存じます。 これまでの経緯を振り返りますと、これは、我が党の古屋圭司議員が中心となりまして四年ほど前から、自民党の総選挙あるいは参議院選挙の際の公約にも掲げて、今まで我が党として進めたいと思ってきた法案でもございます。いよいよきょう、委員長提案で採決を迎えるに当たって、提案者であります古屋議員初め関係の皆様方にとっては、大変感慨もひとしおであるというふうに思います。 各党会派で今回全会一……
○下村委員 自民党の下村博文です。 私も、このたびの東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになりました方々に対して心より御冥福をお祈り申し上げ、また、被災に遭いました方々に対してお見舞いを申し上げたいと存じます。 きょうは、与党の御協力をいただいて、午前中、東北地方太平洋沖地震に関する集中審議ができたことを感謝申し上げたいと思います。 これは、先週は国会が事実上休会をしておりました。今週から始まった中で、国民の方々の不安は本当に極度に達している中で、国会でしっかりその不安等どう審議をされているのか、また、どう文部科学省、政府が対応しているのかということを明らかにしていくということは、これは国会……
○下村委員 自民党の下村博文でございます。 私は、いい意味で文教族というふうに自称しております。そういう立場から率直に申し上げたいと思うんですが、新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画、これがもとになって義務標準法改正案が今回も出されているわけでありますけれども、これは、私は改めて、計画の見直し、廃止まで含めて行うときにもう来ているのではないかということを冒頭申し上げます。 それというのも、これは自戒も含めて申し上げるんです、別に今の民主党政権に対する批判ということではなくて。そもそも文部科学省というのは、本来、優秀な頭脳の人たちの集まりであるべき役所だと思うんですが、残念ながら、戦後ず……
○下村委員 自民党の下村博文でございます。 今回、自民党は、この三十五人以下学級、小学校一年生を対象にする法案について、二つの大きな理由で反対をいたしました。 一つはその出自の問題でございまして、今まで何度か議論がされましたが、義務教育国庫負担金についてマイナスシーリングにかけた、そのことに対して、復活枠を別につくって、これによって予算を何とか確保したというその手法の仕方、これは、本来、義務教育国庫負担金に対してこのような施策をとるべきではないという予算編成のあり方の点が一つ。ですから、こういうことも含めて予算案には反対をいたしました。そういう経緯でこの法律案ができている。 この法律案に……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 私も週末に、仙台、気仙沼、そして南三陸に視察に行ってまいりました。 今、村上委員から視察の件が出ましたのでちょっとあえて申し上げたいんですけれども、私が行く前に、私のところに岩手県の関係者の方から電話がありまして、行くのであれば、地元の自治体の人たちに、車の協力とか、あるいは案内とかいうことについてはぜひ要請しないでほしいという話がありました。もともと私は、私の関係の方にお願いして山形空港から仙台に入ったんですが、行って、帰りは早朝ですのでタクシーで帰ってきましたが、現地は、我が党の地元の熊谷参議院議員と一緒に同行しましたから、もちろ……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 本題に入る前に、非常に重要なことでございますので、昨日のレベル7、これについてお聞きをまず冒頭させていただきたいと思います。 この福島第一原発の事故の評価、事故発生直後の4が、最初は4だったわけですね、三月十八日に5になった。そして、さらに二十日以上たった四月十二日になって7に変わった。専門家の方々は、国が事故を過小評価してきたのではないか、こういう批判の声が、これは内外から聞こえてきております。 この事故直後からフランスの原子力安全局は、レベル6、それからアメリカの民間機関、科学国際安全保障研究所も、レベル6から7という見解を示し……
○下村委員 自民党の下村博文です。 感情的ではなくて建設的に提案をしていきたいと思うんですが、高木大臣、やはり国民は、政府の情報について、原子力発電関係ですが、不信感を持っているんです。ですから、大丈夫だとここで言われても、具体的な根拠をきちっと明示することによって、論理的な説明をすることによって、だから心配しないでください、これをしていかなければやはり理解は得られないですね、安心してください、大丈夫だだけでは。 今、世界に我が国の風評被害が広がっていて、そして今後、第二次、第三次、経済的な大変なダメージがさらにこれからこのままだと出てくる可能性があると思っておりますので、風評被害を除去す……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 まず、浜岡原発についてお聞きしたいと思います。 菅総理は五月六日の記者会見で、中部電力の浜岡原子力発電所の原子炉をすべて停止する要請を行ったと発表されました。理由について菅総理は、浜岡原発で事故が発生した場合、社会全体に及ぼす甚大な影響を考慮した結果だと説明をしております。 確かに、これは今の民主党政権だけの責任に転嫁させるつもりはありません。もともとこの浜岡原発について、あれだけ東海地震源の中心的なエリアになぜつくったのかということについては、地元住民を中心として危惧があったことは事実でございます。また、今後三十年以内にマグニチュ……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 スポーツ基本法が、いよいよ今国会、当委員会では来週にも提案される状況になったことを、関係の委員の皆様方に心より敬意を申し上げたいと思います。 自民党におきましても、きょう朝七時半からスポーツ立国調査会・文部科学部会を開きまして了承され、また、九時からの政策委員会でも了承され、残り、今週中に総務委員会で了承されれば党内手続が終わるという状況でございますので、ぜひ、今国会、衆議院においては来週提案がされるように、私の方からもお願いを申し上げたいと思います。 先ほど、奥村さんから、大変すばらしいオリンピック招致についての問題提起がございま……
○下村委員 自民党の下村博文です。 まず喜ばしい話から。なでしこジャパンですけれども、今まで二十一敗三引き分けのアメリカに、決勝戦、とてもワールドカップで勝てないのではないかというふうに私は思っておりました。澤キャプテンは絶対世界一になるというふうに言っておりましたけれども、試合でアメリカが先制して、そして終了間際に日本が同点に追いついて、延長戦でやはりアメリカが先制して、それで終了間際に日本が追いついて、そしてPK戦で勝ったと。まさに神がかり的な、奇跡のような勝利だったと思いますが、それだけ本当に、日本人に、多くの国民に勇気と感動を与えたというふうに思えますし、被災地の皆さんも、本当に最大……
○下村委員 自由民主党の下村博文です。きょうはありがとうございます。 まず、鈴木参考人に二つお聞きしたいと思います。資料の二十五、二十六にもございますが、除染の問題です。 これは、どこまでどの程度除染するかということについて、日本原子力研究開発機構としても、基準、目安、これをぜひお考えになっていただいた方がいいのではないかと思うんです。 それだけ、半径二十キロとかあるいは三十キロとか、もちろんその放射線量の飛んだエリアにもよりますし、ホットスポットの問題もありますけれども、どれぐらいの基準で、実際こういう集落単位の除染というシミュレーションもつくっておられる中で、校庭についてはやっていま……
○下村委員 自民党の下村博文です。 きのうの三党合意で民主党の政党としてのアイデンティティーというのはなくなったのではないかというふうに私は思います。 その中で、残念なことがたくさんありますが、私のパートナーであった松宮さんが筆頭理事をやめられるということは、これは民主党内部の話だというふうに聞いておりますが、この会期末の中、本当に残念なことだというふうに思うんです。やはり松宮さんみたいな誠実な人はぜひ党として大切にされないと、民主党そのものの、これから国会運営だけでなく、きのうの三党合意もそうですが、国民にとって何なのかというのが問われるんだろうというふうに私は思います。 その中で、き……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 委員長から一昨日の視察の報告がございましたので、高木文科大臣に、事前通告ございませんが、この視察に関係して最初に一問お聞きしたいと思います。 核燃料サイクルの視察に行きまして、これについて来年度の概算要求でどうするかということについて、大臣の今のお考えをお聞きしたいと思うんです。 我々も、視察に行きまして、現地の方々から、資源がない我が国において安定供給をする立場から、これはぜひ引き続き継続して対応してほしいという強い要請が、社長以下ございました。 ただ、脱原発というのは、程度の問題はあっても、やはり福島第一原発を受けて、これにつ……
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願い申し上げたいと思います。 菅総理は教育に全く関心示せず、菅総理の演説の中にも一言も入っていないんですね。しかし、今のような国難のような時代の中で、教育というのは大変重要なテーマであるというふうに思います。 きょうは、限られた時間の中で幾つか重要問題を取り上げさせていただきたいと思います。 まず一つは朝鮮学校の無償化問題。昨年四月から高校無償化法案、政府は導入をしたわけでございます。しかし、どう見ても、朝鮮学校に対しては無償化対象になる理由が政府も見つけられないということで、検討会をつくって、そして、検討会の中で、その基準の中で書類を出せばと……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。
きょうは、尖閣諸島問題を質問させていただきたいと思いますが、まず冒頭、枝野官房長官、きのう松木農水大臣政務官が辞表を出すということが報道で出ておりましたが、農水大臣政務官はTPP問題等予算関連で非常に重要な立場でもあると思うんですね。そういう政府の中の三役の一人が辞表を出すということは大変なことだと思いますが、政府としてこれについてどうお考えになっているか、お聞きします。
【次の発言】 もうそれしか答えられない。仮定って、もう明らかなことなわけですよ。だれが見ても明らかなのに、仮定だから答えられないということ自体が政権としての当事者能力……
○下村委員 自民党の下村博文です。 きょうは質問の機会をつくっていただきまして、ありがとうございます。科学技術・イノベーション推進特別委員会、初めて質問をさせていただきます。 きょうは、二時四十分までが古川大臣で、四十分以降細野大臣が来られるということでございますので、古川大臣に対して質問を準備したんですね。 民主党が野党のときには、かなりアバウトな、あるいは事前通告もしないことが多々ありましたが、私は、それは大臣に対しても失礼だと思いますし、きちっとした国会論戦をしたいということで、きのうかなり細かく質問通告をしたんですね。 もちろん、委員会に応じた質問をつくったつもりだったんですけ……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 まず、中川大臣に、大臣就任おめでとうございます。エールを送りたいと思います。 先ほどの八重山教科書採択問題については、途中の経過の中でぶれた発言がかなりあったというふうに我々は思っておりますが、しかし、先ほどの最終的な大臣の判断というのは適切であるというふうに評価をしたいと思います。沖縄県教委に対しても文部科学省としてしっかりと指導、アドバイスをして、早く決めていただきたいというふうに思います。 そして、中川大臣からすれば、きょうが野田内閣に就任して約二カ月ですね。今まで大臣所信、それからそれについての質疑が行われなかったということ……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 昨年の七月の十四日、当委員会で尖閣諸島の問題を取り上げました。再びこの問題を取り上げさせていただきたいと思いまして、きょうは、内閣官房長官、防衛大臣また国交大臣、お願いしたんですが、今、厳戒態勢に入っているということでございます。かわりに、副長官、政務官、よろしくお願いいたします。 まず、質問通告にはありませんが、この時間にでも北朝鮮の人工衛星と称する長距離弾道ミサイル発射がされるかもしれないという状況でございます。政府は、ミサイル本体や部品が日本領域に落下する緊急事態に備えて、今、態勢をつくっているということでございますが、これにつ……
○下村委員 自民党の下村博文です。 きょうは、四人の参考人の方々、お越しいただきましてありがとうございます。 先ほどから話がありましたように、私も、昨日、一昨日と、尖閣諸島漁業活動の支援、一員として行ってまいりました。国会議員は全部で六名で参加をいたしまして、残念ながら、国会議員であるにもかかわらず、国会議員ということではなくて、漁業活動をする漁民の補助員という立場なんですね。我々が漁船に乗るときに海上保安庁が臨検に来まして、一人一人チェックをして、間違いないと。我が国の領海に漁に行くにもかかわらず、なぜ海上保安庁に我々も臨検でチェックされるのかという、非常に憤慨する思いでございましたが、……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。 質問の機会をつくっていただきましたことを感謝申し上げたいと思います。そして、この法案に関連して視察をされたということで、委員会の皆様方に敬意を申し上げたいと思います。 その上で、やっとこの法案が国会に上程をされた。これは喫緊の課題でございます。衆議院ではきょう、質疑、採決まで行くということでございますが、参議院においても、来週はいろいろな政治状況の変化が起きる可能性がありますが、これについてはぜひ与野党を超えて今国会で、参議院も含めて成立をさせなければならない重要な法案であるというふうに思いますし、また、それをお願い申し上げた……
○下村委員 自民党の下村博文です。 私は、子ども・子育て新システムを中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。 いよいよこの委員会も終盤戦に入ってきた中で、採決の時期について議論がされているところでございます。そして同時に、各党でこのことについての修正協議が始まるという段階でございます。 そういう中で、もう今まで相当な議論を、これは本会議のときからしている中で、それぞれ関係大臣としても修正協議についてどのように考えているかということについて後でお聞きしますが、そういうことを前提で、今までのような答弁の繰り返しということでなく、誠実な、前向きな対応をお願いしたいというふうに思うん……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文でございます。 委員長初め理事の皆様方には、本日、御配慮いただきましたことを、冒頭、感謝申し上げたいと思います。 死因究明等の推進に関する法律案の起草案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本案は、我が国において死因究明及び身元確認の実施に係る体制の充実強化が喫緊の課題となっていることに鑑み、死因究明等の推進に関する施策についてそのあり方を横断的かつ包括的に検討し、及びその実施を推進するため、死因究明等の推進について、基本理念、国及び地方公共団体の責務……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。 まず、高校授業料無償化の三党合意に基づいた質問をしていきたいというふうに思います。 三月の六日に、高校授業料無償化について検討していた三党実務者協議が論点整理に入りました。民主党からは田島筆頭初め三人の実務者の方々が連日笑顔で対応していただいたんですが、残念ながら誠意は全くなく、ただの論点整理で、三党としての合意が事実上ほとんど得られなかったということは残念でございます。 低所得者の支援、それから特定扶養控除の減額により負担増となる世帯への対応、この必要性については三党で共通認識が得られたわけでありますけれ……
○下村委員 自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。 まず、二つ、事前通告しておりませんが、別に難しい話ではありません。まず質問したいと思います。 最近、二つの超党派の議員連盟ができました。一つは、親学推進議員連盟、それからもう一つが、古典の日制定議員連盟で、両方とも私、事務局長をしておりまして、ここにおられる党派を超えた議員の方々に加盟をしていただいております。 その中で、まず平野文科大臣に。 高木さんはこの親学の方の代表代行をしていただいております。そして、鈴木寛さんには両方の幹事長をしていただいております。また、笠さんは幹事長代理をしていただいておりまして、一緒になってや……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 いよいよ会期末になってまいりまして、会期が延長されるかどうかもわからない状況の中で、文部科学委員会として初めての閣法、著作権法、これはこれで粛々とやっていく必要があるというふうに思います。 その前に、私の方からまずお聞きしたいことがございます。 四月の十八日の文部科学委員会におきまして、神本政務官に対して質問いたしました。このときまで日教組の政治団体の会長を、政務官でありながら就任していたということは、私は本当に正直言ってびっくりいたしました。 本来、政務官につくということになれば、これは利害関係団体だけではなく、ありとあらゆる民……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 平野文科大臣には、昨日、予算委員会で、お忙しい中お越しいただいたにもかかわらず、時間がなくなってしまいまして、質問する機会がございませんでした。おわび申し上げたいと思います。そして、きょうは、特にそういうことで、平野大臣にお答えをいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 まず冒頭、古典の日について、全会一致で、委員提案で成立をさせていただきましたことを、私も、超党派の古典の日議連の事務局長でございますので、感謝申し上げたいと思います。そして、政府に確認をしたいというふうに思いますが、古典の日が成立をしたというこ……
○下村委員 自民党の下村博文です。 まず、野田総理にお伺いいたします。 きのう、宜野湾市長選挙の結果が出ました。我が党自民党、そして公明党、新党改革推薦候補者が当選をしました。今まで、二〇一〇年の参議院選挙、一〇年の知事選挙、そして今回、民主党は、候補者を推薦、誰も擁立できないということで、今回も不戦敗。自主投票ということで、民主党の一部の議員が落選した候補陣営の出陣式に出たという話は聞きましたが、これは、野田総理の言われる決断する政治といいながら、この沖縄問題について全く民主党が対応していない、逃げている、こういうことだというふうに思うんですね。 特に、国家の安全保障にも直結する重要な……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 中井委員長、十分時間をいただきまして、ありがとうございます。 早速でございますが、きょうの各マスコミ報道によると、岡田副総理、十四日の記者会見、衆議院予算委員会が空転したことについて、私の答弁に野党が反発したわけではないと思う、三党合意で約束したことができていないので国会審議がとまったとありますけれども、私の答弁が原因ではないと思うというのは、私に原因があると思うというふうに変えてもらいたいと思うんですね。 三党合意が、約束しなかった、不履行だったというのは、岡田さんに問題があるわけです、そもそも。岡田さんが輿石幹事長に引き継ぎをき……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。
先週は、高校授業料無償化に係る三党合意の不履行について質問しました。民主党は、非を認めて、三党幹事長による新たな確認書において謝罪をしたわけでございます。
金曜日には、政策効果の検証を行うための実務者協議が立ち上がっており、我が党としても、実務者協議、きょうから今週毎日開く予定でございます。また予算審議の中で議論を深めていきたいと考えております。
改めて、委員長に、この高校授業料無償化等、教育における集中審議を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 前回もお願いしました。あわせて、別に、農家の戸別補償等、三党合意に基……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。よろしくお願いいたします。 まず、野田総理にお聞きしたいと思いますが、河村たかし名古屋市長の南京三十万人大虐殺事件なかった発言というのがございました。これは、実は安倍内閣のときから、専門家によって日中歴史共同研究を図っていくということでございますので、お互いに、歴史的な事実関係については専門家の方々が精査すればいいことであるというふうに思います。 ただ、白髪三千丈と言われますけれども、実際に三十万人もの虐殺がなかったということについては私は確信をしていますけれども、きょうは数の問題をお聞きしたいということではなくて、問題なのは、これから……
○下村委員 自民党の下村博文です。 私も、尖閣問題そして竹島問題についてお聞きしたいと思いますが、先ほどの石破委員の総理の答弁で、納得できないところが幾つもありました。まず、それについてお聞きしたいと思いますが、天皇陛下に対する李明博大統領の発言でございます。 韓国の大統領がこういうふうに発言しているわけですね。韓国を訪問したいようだが、独立運動をして亡くなった方たちを訪ねて、心から謝罪するなら来なさい。痛惜の念だとか、そんな単語一つで訪ねてくるなら、来る必要はない。 これはもう常軌を逸していると先ほど総理も答えてはおられましたが、そもそも、我が国があるいは天皇陛下御自身が、韓国を訪問し……
○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。 田中眞紀子文科大臣には、きょうは本来はお祝いを申し上げたいと思っていたんですけれども、田中外務大臣のときも、このときは与党の中でも相当田中外務大臣に対する批判がある中で、私は数少ない、当時は外務委員会の理事として、フォローさせていただいたというふうに思っております。また、田中文科委員長を二年されましたが、そのときも野党の理事として一緒に仕事をさせていただいた中で、物事のつかみどころといいますか、そういう部分については共感を感じる部分もございました。基本的に、思想、理念は大分開きがありましたけれども。 そういう中で、きょう大臣と質疑でき……
○下村小委員 自民党の下村博文です。 今回の原子力関係について、三月十一日の東日本大震災以前と以後で、原子力関連予算をどのように位置づけて、どう変えていくかという問題。 それから、もう一つは、それを受けてですが、八月の十五日に閣議決定で、原子力安全規制に関する組織等の改革の基本方針、これが決定されたわけです。この中で、原子力の安全規制に関する組織の見直しということで、今後、環境省の外局として原子力安全庁を設置するということを閣議で決めたということでございます。我々は、環境省の外局に置くこと自体についても今後慎重な議論をしていく必要があるかというふうに思いますが、こういう移管の中で、結果的に……
○下村小委員 当委員会の決議で、今のに関連しますが、「原子力関連事業の実施が特定の独立行政法人及び公益法人に集中し、天下りや利権を生み出す構造については、原子力規制行政組織の改編に伴い厳しく検証し、法人の整理統廃合を進めるべき」、こういう決議がされているわけでありまして、この決議に沿ってそれぞれの省庁がどのような対応をしているのかということについて確認をしていきたいと思います。 前回も、昨年の原子力事故を踏まえて、既存の原子力施策の見直しを行い、特に、御承知のように、原子力規制委員会が設置をされる、千人規模で新たにつくられるわけであります。当然、お役人の数を千人ふやすということではなく、省庁……
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