このページでは鈴木克昌衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表し、安倍内閣総理大臣の所信表明演説に対して質問をいたします。(拍手) まず、冒頭、アルジェリアで発生したテロ事件でお亡くなりになられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。また、突然のことであり、御遺族、御関係者のお悲しみはいかばかりかと拝察し、深く哀悼の意を表します。 世界の最前線で活躍するとうとい命を失うことは、企業のみならず、我が国にとっても大きな損失であります。私たち生活の党は、政府が御遺族、御関係者の方々に御支援を図ることに対し、できる限りの協力をさせていただきます。それと同時に、今後同様の悲劇を繰り返さないために、今回の事件への政府の対応につ……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表し、ただいま議題となりました所得税法等改正案について、二点質問をいたします。(拍手) まず、車体課税の見直しに係る財源確保策についてお伺いいたします。 税制抜本改革法では、自動車取得税及び自動車重量税について、安定的な財源を確保した上で、簡素化し、負担の軽減及びグリーン化の観点から、見直しを行うとされました。 これを受けて、今般の税制改正の議論では大きな焦点となっていたようでありますが、その議論の過程では、自動車業界からの強い廃止要望と地方側の財源確保のための存続要望を背景とした調整の難航が報じられていました。 その結果、与党大綱では、自動車取得税は、……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表して、ただいま議題となりました厚生年金保険法等の改正案について質問をいたします。(拍手) 昭和四十一年に創設された厚生年金基金制度は、高度成長のもとで、代行メリットを享受しながら、我が国の企業年金の中心として発展してきた経緯があります。しかし、バブル経済崩壊後、我が国の経済は低迷を続け、基金の運用環境を悪化させました。現在では、多くの基金が代行割れの状態となっており、代行を行う厚生年金基金制度自体が、厚生年金本体の将来にとって大きなリスクになっていると言えます。 この間、基金運営に係る規制の緩和や、確定給付企業年金、確定拠出年金の創設等、企業年金制度の改革……
○鈴木克昌君 生活の党の鈴木克昌であります。 私は、生活の党を代表して、ただいまの安倍総理大臣のG8サミット報告につきまして質問をいたします。(拍手) 安倍総理は、G8において、アベノミクスについて説明をし、評価を得たとしていますが、一方で、懸念や注文も出たとされております。とりわけ財政規律を重視するメルケル・ドイツ首相からは、日本は大変な財政赤字を抱えている、どう取り組むのかとの懸念を示されたと報じられております。 これに対し、総理はどのように答えられたのでしょうか。他党の質問もありますけれども、我が党の立場として、ぜひお聞きをしたいと思います。 そして、首脳宣言においても、日本は名……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表し、安倍総理の所信表明演説に対し、生活の党の政治方針及び重要政策についての私の所信を申し上げながら、総理の御意見を伺います。(拍手) 総理の答弁の内容によっては、再質問をさせていただきます。 まず、冒頭、台風二十六号によりお亡くなりになられました方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 さて、私は、現在の日本の政治のあり方に対し、かつてない強い危機意識を持っております。自民党に対抗できる政権担当能力がある政治勢力を結集できないままに次の総選挙を迎え、一強体制が継続するようなことに……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表して、安倍内閣不信任決議案に賛成の立場から討論いたします。(拍手) これから参議院本会議での採決を強行しようとしている特定秘密法案には、国民世論の多くが反対であります。 法曹界からは、憲法違反の疑義が指摘され、報道、出版界からは、報道、取材の自由が侵害されるとの抗議の声が上がっています。 しかし、安倍内閣と与党は、昨日、参議院特別委員会において、こうした不安、懸念、疑念を抱く国民の世論を踏まえ、慎重かつ丁寧に時間をかけた徹底審議を求めていた野党議員の声を無視して、衆議院に続いて、参議院においても、特定秘密保護法案の採決を強行いたしました。 与党が、数の……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表し、安倍総理の施政方針演説に対し、生活の党の安全保障政策、経済財政政策について、私の所信を申し上げながら、総理の御意見を伺います。(拍手) まず、安全保障についての質問から入ります。 安全保障とは、諸国民、諸国家との平和共存をどのように構築していくのかという平和の問題であります。 二十一世紀となった現在、自己主張するだけの国家のあり方から脱却し、国際社会が協力して国家間の争いをなくしていかなければいけないというのが、生活の党の基本的な考え方であります。これは、第二次世界大戦の結果生まれた国際連合の基本理念とも合致します。 日本の安全と平和は、世界の平和……
○鈴木克昌君 生活の党の鈴木克昌です。 平成二十六年度NHK予算案に反対の立場で討論をいたします。(拍手) その理由は、会長の資質と、会長を選んだ経営委員の言動にも視聴者から批判が寄せられている現状でありますから、反対せざるを得ません。 容易ならざる状態、経営委員もみずから律する必要があると考え、委員会全体で意思統一を図った、これは浜田委員長の発言であります。十二日に開かれた経営委員会後の報道陣への説明で、このように委員長は顔をしかめられました。異例の見解を出されたということであります。背景には、浜田氏らがNHKの現状について抱く、執行部も経営委員も機能していないとの危機感があるというこ……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表し、議題の法律案に対し、質問をいたします。(拍手) 人口減少問題は、我が国の最優先課題であります。人口の動向に合わせた行政を行うことは、必須の命題であります。 限界集落、シャッター商店街などの問題は、限られた地域の問題と捉えるべきではありません。それぞれの地域が、失いかけた輝きを取り戻し、生き生きとした暮らしができるようにする。そのために、この国が何をすべきか。今、それが問われているのであります。 日本には、それぞれの地域に、連綿と続く歴史があり、文化があり、暮らしがあります。これを大切に守り、生かしてこそ、我が国の前途に道が開けるのであります。 一部……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表し、議題の法律案に対し、質問をいたします。(拍手) 安倍政権の発足後、日銀の金融緩和により、大幅に円安になりました。このような急激な円安は、大手の輸出企業には大きな収益をもたらす反面、輸入コストが上がる企業の収益を圧迫しています。特に、円安が進めば、販売価格に転嫁できない内需型の中小零細企業は、利益が減少することになります。 このように、アベノミクスの成果は地方や中小零細企業にまでは広がっていないとの認識が広まっています。私の地元においても、円安による原材料費の高騰などの影響を受けている方々が大半であり、中には、円安によって赤字に転落したという企業もありま……
○鈴木克昌君 私は、生活の党を代表して、安倍総理の所信表明演説に関して、人口減少、地域活性化、景気悪化、集団的自衛権、北東アジア外交の五つの問題を中心に質問をいたします。(拍手) 質問に先立ちまして、去る九月二十七日に発生した御嶽山の噴火及び去る八月に広島市での大規模な土砂災害を初めとする全国各地に甚大な被害をもたらした平成二十六年八月豪雨によってお亡くなりになられた方々に対し、深く哀悼の意を表します。また、御遺族の皆様並びに被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。 御嶽山においては、今なお懸命な救出活動が続いております。行方不明の方々の一刻も早い救出と無事をお祈り申し上げるとと……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 私も、限られた時間ですから、端的にお伺いをしていきたいと思うんです。 総裁が目指している、いわゆる次元の違う大胆な金融政策、これが行き過ぎた金融緩和にならないかということを非常に心配しております。いわゆる悪いインフレに陥っていくのではないのかということです。 今もいろいろと御意見がありました。二%の物価安定目標が仮に達成されたとしても、本当にお金を必要とする個人や中小企業のところへ回るのかというところなんですね。結局、国民の賃金や所得はふえないけれども物価だけが上がっていく、こういうような状況になっていくおそれがあるのではないかなと思います……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 きょうは、大臣所信に対する質疑ということでありますので、財政、そして金融、税制、三点について大臣にお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 まず最初に、財政なのですが、大臣は、この二十五年度予算について、引き締まった予算である、それから、財政健全化目標の達成に向けた第一歩である、こういうふうにおっしゃっておるわけですね。確かに、見ようによっては公債金よりも税収が上であるということで、そういうふうにおっしゃられたいのもわからないわけじゃないんですけれども、本当にそうでありますかというところを、ちょっと二、三、ただしてまいりたいというふうに思いま……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 お時間をいただいて、議題となっております所得税法等の改正案について御質問させていただきたいというふうに思います。 まず最初に、消費税の税率水準と国税収入に占める割合、いわゆる直間比率についてお伺いをしていきたいというふうに思います。 今資料を配らせていただいておるんですが、主要国の付加価値税というのは、イタリアが二一%、イギリスが二〇%、フランスが一九・六%、ドイツが一九%ということでありまして、我が国の消費税五%、これは地方消費税一%を含んでおるわけですが、各国は大体四倍程度の税率水準になっておるということでございます。 そこで、これらの国……
○鈴木(克)委員 総理、大変お疲れだと思いますが、最後に少し御質問をさせていただきたいと思います。 私は、所得税法等改正案の中で、税制関係、それから財政関係、金融関係と、時間の範囲の中でお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、二十五年度の税制改正案に対して総理がどのように考えてみえるのか、評価という言い方はおかしいんですが、当然、評価は高いわけであります、御自分で出されたわけですから。だけれども、そこのところをどういうふうに考えてみえるのか、少し掘り下げてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 今回の税制改正案の根本というのは、社会保障・税の一体改革、これを着……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 多くの委員から質問が続いておりまして、若干重なる部分もあるかもしれませんが、私なりの御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、総裁、副総裁にお尋ねをしますが、安倍総理が、二〇〇六年三月の量的緩和の解除について、日銀の判断が少し早かった、こういうことをおっしゃっています。それから、黒田総裁も同じように、二〇〇六年の決定は今から見ると明らかに間違っていた、こういうことをおっしゃられて、総理と総裁の見解というのはほぼ一緒だというふうに思っておるんです。ところが、麻生大臣は、この委員会でもお伺いしたんですけれども、小泉内……
○鈴木(克)委員 きょう、いよいよ最後のバッターでありますが、ぜひひとつ、緊張感を持って御答弁をお願いしたいというふうに思います。 中小企業金融円滑化法が三月で終わりました。その後どんな状況になっておるのかということで少し議論をさせていただきたいというふうに思うんですが、御質問の前に、私のところへ来ております手紙を、大変恐縮ですが、若干長くなりますが、読ませていただきたいというふうに思います。 アベノミクスの金融緩和についての実態を申し上げます。 当社は、開業四年目の零細企業です。 信用金庫経由で信用保証協会に借り入れの申し込みをしました。 事前相談をして面接がありましたが、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木です。 私も、今の佐々木委員からの質問にさらに追加をする、そういう立場で少し質問をさせていただきたいというふうに思います。 今回の金商法の改正には、先ほども話があったんですが、実にたくさんの内容が盛り込まれております。その中でも、私は、特に消費者保護そしてまた投資家保護の観点に立って、そこに絞って御質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、先ほど議題にもなっていましたAIJの再発防止策。いろいろと答弁を伺っておっても、本当にこれで再発がきちっと防止できるのかどうか、私は甚だ疑問でありますので、再度そういう観点から質問をさせていただきたいと思います。……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 まず、参考人のお三方、大変お忙しいところ、お運びをいただきましたことを、私からもお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。 さて、そこで、お三方からまず冒頭に一言ずつお伺いをしたいんですが、渋沢栄一さん、御存じだと思うんですが、まさに日本の資本主義の父とも言われておる方であります。道徳経済合一論という高名なお話をなさった方であります。「論語と算盤」という有名な話があるんですが、その一説をちょっと読ませていただきます。 富をなす根源は何かといえば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。論語とそろば……
○鈴木(克)委員 おはようございます。 生活の党を代表して、採決前の最後の質問になろうかと思いますが、少し今までと違った観点からお話をさせていただきたいというふうに思います。 議題となっております銀行の五%ルール、この見直しについてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 今回のこの金商法等の改正案は、AIJ事案に対する再発防止策以外は、基本的に、金融担当大臣が諮問をされた金融審議会で議論をされ、その結果が集約された報告書をもとにつくられたものだというふうに理解をいたしております。金融審議会では、三つのワーキング・グループに分かれて、合計で三十回以上、延べ六十時間以上に及ぶ議論をされ……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 またきょうも最終バッターになりました。ひとつよろしくお願いをいたします。 きょうは日銀総裁がお見えでありますので、まず総裁から一、二点お伺いをしてまいりたいというふうに思います。 一つは、アベノミクスの副作用と長期金利の低下に向けた日銀の決意、こういうことであります。 ちょうど今、佐々木委員の質問に、最後、麻生大臣は、数字はほとんどがうまくいっておる、ただし、物事の裏にはという、そういうおっしゃり方ではなかったんですが、多少の問題はあるのかもしれない、こういうようなニュアンスだったというふうに理解をさせていただきました。そのいわゆる多少の問題の……
○鈴木(克)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの泉健太君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、保岡興治君が委員長に御当選になりました。
委員長保岡興治君に本席を譲ります。
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 三月十一日は、本当に国難ともいうべき東北大震災の二年目ということであります。本当に悲惨な、大変な出来事でございました。お亡くなりになった方、行方不明の方はもちろんでありますが、いまだ本当に困難な生活を余儀なくされている皆さんのことを思うと、我々は、やはり今きちっとそういった方々の声に、思いに応えていかなくてはいけない、このように思っております。 また、もう一点、過日の北海道の雪害で大変な被害があったわけでありますが、とりわけ、みずからのコートを脱いで、かぶって、そして子供さんの命を守ったあの岡田さん、私は、あのお……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 まず最初に、日銀の金融政策について質問をさせていただきたいというふうに思います。 アベノミクス効果なのか、株も上がり、円高がとまり、景気も少しずつ上向く兆しが見えてまいります。そういったよい流れに水を差すというつもりは全くありませんが、私は、どうしても、総理が掲げる大胆な金融緩和が、行き過ぎた金融緩和になるのではないか、こういう心配を実はいたしております。 よいインフレならいいんですけれども、悪いインフレが起きて、実体経済がついていかない、先ほどのお話のように、国民の賃金、所得が上がらない、物価だけが上がる、そんな事態を招くのではないか。私……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 限られた時間でありますが、二、三御質問をさせていただきたいというふうに思います。 本議題になっております南海トラフ地震に対する地震防災対策、私も、これは本当に緊急を要する、しかも重要なことだ、このように思っています。 私は、御案内のように愛知県が選挙区でございまして、子供のときに、十三号台風、伊勢湾台風というのに、実は小学校、中学校で遭遇をいたしております。友人も亡くなっておりますし、親戚で被害に遭った者もたくさんいるわけですね。 十三号台風は昭和二十八年、まだ生まれていない方も結構みえるかもしれませんけれども、死者・行方不明が四百七十八人、……
○鈴木(克)委員 きょう、私は、主に三点について御質問をしたいというふうに思っております。 一点は、中小企業金融円滑化法終了後の金融監督について、もう一点は、悪い物価上昇が中小企業、零細企業そしてまた家計に及ぼす影響について、三点目は、インターネットを通じたオンラインコンテンツへの消費税制の整備についてということであります。時間によって質問の順番を変えさせていただくかもしれませんので、よろしくお願いしたいと存じます。 まず、これは、さきの五月の議会で大臣にお尋ねしたときに、七月以降、参議院の選挙が済んだ後また一遍聞いてくれ、こういうことでありましたのでぜひお伺いをしたいのですが、その内容は……
○鈴木(克)委員 八人の委員の方が質問をされております。かなりダブりの部分も出てくるかと思いますが、私なりの、また我が党なりの考え方でお聞きをしていきたいというふうに思っています。 今の日本は、言うまでもありませんけれども、たくさんの課題を抱えております。その課題は、やはり一つは経済成長、そしてもう一つは財政再建、そして社会保障の拡充、またさらに外交等々、本当にたくさんの課題を抱えておるわけであります。 そういう中で、国会が十月十五日から開かれて、熟議とはいうものの、本当に中身に突っ込んだ議論が交わされておるかどうかということに対しては、我々議員も含めてやはり反省をしていかなきゃならないと……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。最後の質問になろうかと思いますが、ひとつよろしくお願いをいたします。 まず、佐藤頭取にお伺いをし、そしてちょっと質問の順番を変えさせていただいて、また最後に佐藤頭取にお伺いする、このような順番でやらせていただきたいというふうに思っております。 今回の一連の問題は、終始後手後手に回ったという感じが実はいたしております。何が後手後手かということは後でまた申し上げますけれども。いずれにしても、今、この反社会的勢力排除に対する社会の関心とか要求というのは非常に強いものがあると思うんですね。そういう状況の……
○鈴木(克)委員 質問の最後になりました。それでは、私の観点から、数点にわたって御質問させていただきたいと思います。 まず黒田総裁に御質問をし、最後に大臣の方でまとめの答弁をお願いできたら、このように考えております。 黒田さんが日銀の総裁に御就任をされて、異次元緩和を始められて半年がたちました。現在のところ、全体としては、アベノミクスの成果は上々、こういうことであろう、またそういう評価が多いということは事実かもしれません。ただ、私は元来心配性でございますので、やはりいろいろと心配なことが実は出てくるわけですね。 そこで、何点か総裁にお伺いをしたいんです、まだ質問ではありませんけれども。 ……
○鈴木(克)委員 いつもでありますけれども最後の質問ということで、国会もいよいよ最終盤ということであります。きょうを除けば審議をするのは来週五日間しかないということでありますので、政府のナンバーツー、事実上ナンバーワンに近いわけですけれども、党としても非常に大御所である麻生大臣に今国会について少しお伺いをしていきたい、そして、順次質問をさせていただきたいというふうに思っておるんです。 今国会は、御記憶だと思いますが、経済成長、財政再建、それから社会保障の拡充といいますか、それを求められた国会だったというふうに当初は言われておりました。ところが、ふたをあけてみると、今日の状況というのは、日本版……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 財政及び金融に関する件で、大臣の所信に対する質疑を時間の範囲内でさせていただきたいと思うんですが、きょう、私は、通告のように、財政健全化、それから歳出削減の必要性、そして財政健全化と税制改正、この三つの点からお尋ねをしていきたいというふうに思っております。 質問に入る前に、これは資料も配っておりませんし、お聞きいただくだけでいいんですけれども、実は、ヨーロッパ、特にギリシャの破綻の後、どういうような財政再建計画がつくられたかということを、ちょっとある方から聞いてまいりました。それで、後から御質問に入るわけでありますけれども、まず歳出削減と、それか……
○鈴木(克)委員 鈴木であります。 けさ方御提案をいただきました国税二法に関して質疑をさせていただくわけでありますが、ぜひ、これは委員長にもお願いを申し上げたいんですが、提案即審議ということではなくて、しかるべき時間を置いて熟議をさせていただきたいなというふうに思っておりますので、そのことを申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。 まず、今回の所得税法の一部改正の方で、やはり問題が何点かあるんですが、その中の一つは、復興特別法人税の一年前倒し廃止ですね。前倒しして廃止するということが提案されておる。ここがやはり、私は、一つ、問題のポイントではないのかなというふうに思っています。 ……
○鈴木(克)委員 生活の党、鈴木でございます。
まず、きのう、私は、復興特別法人税の前倒し廃止について質疑をさせていただきましたが、その関連から入らせていただきたいと思います。
きのうの質疑において、私は、賃金上昇の確認方法についてお伺いをしたわけでありますが、このことは基本的には経済産業省が所管をしておる、こういうことでございましたので、改めて、賃上げ状況に関するフォローアップの具体的な方法、そして範囲、時期、また公表する内容と時期について、経産省から御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、この復興特別法人税の前倒し廃止は、まさに給料を上げる、これをいわゆる前……
○鈴木(克)委員 討論に先立ち、野党全会派が慎重審議を求めて反対をしているにもかかわらず、職権で強行に決定されたことに対して、まず厳重に抗議をさせていただきたいと思います。今後は、野党側に十分配慮した委員会運営が行われることを強く望みます。 それでは、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び同修正案に対し、反対の討論を行います。 まず、所得税法等の一部を改正する法律案に反対する最大の理由は、震災復興のための復興特別法人税の前倒し廃止案が盛り込まれていることであります。 これまでの質疑においては、被災地の方々の十分な理解を得ることができたのか、賃金の上昇が確実に担保でき……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 議題となっております関税定率法及び関税暫定措置法の改正案について質疑をさせていただきます。 まず、税関における水際の取り締まりということで少しお伺いをしたいというふうに思います。 言うまでもありませんけれども、我が国の税関は、水際における取り締まりや、関税の適正、公正な課税、通関手続のスピードアップなど、さまざまな課題に取り組んでいるわけであります。とりわけ水際における取り締まりは、国民生活の安全、安心を確保、また、我が国の経済社会秩序を維持するという極めて重要な課題であり、その充実強化が常に求められているということであります。 しかしながら、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 大臣そして総裁に御質問をさせていただきたいというふうに思います。 株価が極端に乱高下を続けておるわけであります。もちろん一喜一憂ということを抜きにしても、日本の株式市場の問題点というのはどこにあるのか、またどういうふうにお考えになっているのかということについて少しお伺いをしたいというふうに思っております。 暴走という言葉が当たっているかどうかわかりませんけれども、いずれにしても、日本の株式市場というのは今非常に大変な状況になっておるというふうに思います。 安倍総理は、昨年十二月三十日の大納会で、来年もアベノミクスは買いだということをおっしゃい……
○鈴木(克)委員 それでは、少し質問をさせていただきます。 一昨日、地域金融の実態把握ということで視察をさせていただきました。私も茨城県の水戸市へ行かせていただいたんですが、やはり、地域金融の実態というのを直接耳で聞き、そしてまた目で見させていただいてというのは、最も大事なことだというふうに思っております。 とりわけ中小企業の皆さんに、今、消費税が上がった後、そしてまたアベノミクスの影響がどう出ているかを知るということは大事なことだというふうに思って私も参加させていただきました。 質問に入る前に、実は茨城県水戸市へ私どもお邪魔したんですが、茨城県について、大臣、何かお知りになっているとい……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 最後になりまして、どうしても他の委員の皆さんと重なる部分が多くなってくると思いますが、丁寧にひとつ御答弁をいただきたい、このことをまず申し上げておきたいと思います。 最初に、金商法改正案について審議をさせていただきたいと思います。 もう各委員からお話がありました投資型クラウドファンディングの利用拡大について、とりわけ、私は、第二種金商業者に対する監督の実効性、そういう視点で御質問させていただきたいというふうに思います。 投資型クラウドファンディングの説明というのはもう何人かの方がおっしゃっていますので割愛をさせていただきますが、一口数千円そし……
○鈴木(克)委員 生活の党、鈴木でございます。 私は、最初に、黒田総裁に二、三お尋ねをしてまいりたい、このように思っております。 日銀は二%の物価安定目標の実現に向けて今いろいろと御尽力をいただいておるわけでありますが、先ほど小林委員の質問に対しても総裁はお答えになりました、四月三十日の展望レポートに対しての質問で、消費税率の引き上げの直接的な影響を除く数値としてではあるけれども、しばらくの間一%の前半で推移した後、二〇一五年度中には二%に達する可能性が高いというような御見解を示されておるわけであります。 私は何がここでお伺いしたいかということですけれども、現在の物価上昇に対する日銀の見……
○鈴木(克)議員 村上委員におかれましては、我が党の中でも、本当に、この法案に対して大変御理解をいただいておりまして、心強く、また感謝をいたしておるところであります。 国民的な理解がどうであるかという御質問でございますが、やはり、まだまだ国民の皆さんに本当のIRを理解していただく必要がある、このように思っています。IR施設の一部であるカジノ施設が社会に与えるマイナスの影響、リスク等についての不安、懸念を払拭していくためには、IRの整備がもたらすメリット、デメリットについて、まさに十分な国民的な議論が必要である、このように考えております。 一方、今回の法案提出に至る過程では、長年にわたり、I……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 私は、きょうは、木に特化して少し御質問をさせていただきたい、このように思っています。 本当にいい季節になりました。木々の緑が目に鮮やかというのは、まさに今の時期をいうのではないかなというふうに思うんですが、いずれにしましても、木の重要さは今さら言うまでもありません。国土の保全、水源の涵養、そしてまた地球温暖化防止等々、まさにいろいろな働きをしてくれているのが木だというふうに思っています。そしてまた、我々の生活に欠かすことのできないのが木である、このように思っています。 そういう意味で、日本の木をどのように振興させていくのか、そしてまた木の恩……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌でございます。 二十六年度の総予算、また基本的質疑を、生活の党の立場で、総理に順次お聞きをさせていただきたいと思います。 我が党は、国民の生活が第一という目線でこの質問をさせていただきます。大都会だけではなくて地方の皆さん、大企業ではなくて中小零細企業の皆さん、そして、病める人も健康な方も、若い人もそうでない人も、本当にみんなが幸せになる、豊かになる、それが、国民の生活が第一、我々の党の目標でございます。どうぞひとつ、そういう意味で、総理には真摯に御答弁をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 最初は、やはり経済から入らせていただきます。 ア……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 総理初め閣僚の皆さんに逐次お尋ねをしてまいりたいというふうに思います。 まず、総理にお伺いしたいんですが、我が国は、戦後六十八年、集団的自衛権を行使しなかった、そのおかげで、いわゆる戦争に巻き込まれるということはありませんでした。一人の日本人も、そして外国人も、戦争で亡くなるということはなかったわけであります。私は、このことは非常に大きいというふうに思っています。 私ごとで大変恐縮ですが、いわゆる戦前派、戦中派という言葉がありますけれども、私は戦中生まれというふうに言ってもいいんじゃないでしょうか。実は、私の戦後の思い出は、白衣を着て、手をなく……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 私は外務委員会で質問するのは初めてであります。とりわけ、大変お世話になっておる大臣に直接お尋ねするということでありまして、大変ありがたく思っております。 政治は、言うまでもありませんけれども、まさに内政と同時に外交が非常に大事であります。そういう意味で、今の日本を取り巻く外交状況というのは、問題山積といいますか、本当に大臣も大変御苦労いただいておるのではないのかな、このように拝察をいたしておるわけでありますが、きょうは限られた時間でありますので、日ロ、日中、そして最後に北朝鮮ということで、三カ国にわたって、日本と今どんな状況にあるのか、ひとつお聞か……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木です。 少しまた伺ってまいりたいというふうに思います。 まず、きょうの新聞を引用させていただきますと、株安連鎖、アメリカに疑念ということです。世界的な株安が鮮明になってきた。十六日の東京株式市場は、前日の米欧株価の大幅下落を受け、日経平均株価の下げ幅が一時四百円を超えた。欧州や日本、中国の景気が不安を抱える中、好調が続いてきた米国にも悪影響が及び、世界経済の牽引役が不在になりかねないとの懸念が浮上したためだ。同日のアメリカのダウ工業株三十種平均は一時二百ドル超値を下げた。市場の混乱が長引けば、世界経済を揺さぶるおそれがある。これは、けさの新聞の見出しでございます……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 最後の質問になりますので、今までの委員の質問と重なる部分もあろうかと思いますが、私の立場に立って質問をさせていただきますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 私も、まず、牛肉の関税削減によって、いわゆる国内生産者及び財政への影響、そしてその対応ということで、ひとつ質問をさせていただきたいというふうに思っています。 今般のオーストラリアとのEPAでは、先ほど御説明がありましたように、段階的に関税率が削減をされる、それは冷蔵牛肉と冷凍牛肉に分けてあるという御説明でございます。 そのことは承知をしておるわけでありますが、いずれにしましても、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、消費税再増税の問題、そして日銀の異次元の金融緩和の関連、これについて幾つかお伺いをしたいというふうに思います。 これまでもお話が出ていますが、十月三十一日に日銀が、量的・質的金融緩和の拡大、すなわち追加の金融緩和を決定いたしました。今回の追加緩和は、まさに、よくも悪くも黒田総裁らしい、いわゆるサプライズと言えるものではないかなというふうに思っております。 これを受けて、東京株式市場は日経平均株価が大幅に上昇しました。四日には、およそ七年ぶりに一万七千円台に達した。同時に、為替市場では急速な円安……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 地方創生について、しばらく質問をさせていただきたいというふうに思います。 私は、最初に総理からこの地方創生ということを聞いたときに、ある意味で、年がいもなく、わくわくしました。どういうことかと申し上げますと、私は、まさに地方の声を何としても国政に届けたい、そして地方を本当に豊かな、人々が安心して住める地域にしたい、そういう思いを抱いて国政に参画をさせていただいたわけでありますが、最近はどうも政局の鈴木みたいな形になっておりまして、非常に心痛めておりますが。大変御無礼しました。要らぬことを言うと叱られますので。 本当に、そういう意味で、ぜひ石破大臣……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 なぜ今、地方創生かというところから入りたいんですが、時間の関係もありますので、結論から申し上げてまいりたいと思います。 日本の将来において、やはり、遅きに失した感はありますけれども、欠くことのできない非常に重要な問題だ、このように私は思っております。 先日、この場で私は三十分にわたって石破大臣とこの問題について議論をさせていただきました。そのとき石破大臣は、なぜ今なのかというと、委員の御指摘のとおりですが、多分、これが最後の機会ではないかという危機感を持っております、私も議員を二十八年やっておりますが、かつて、私が議員になる前、日本列島改造論と……
○鈴木(克)委員 これより会議を開きます。
衆議院憲法審査会規程第四条第二項の規定により、会長が選任されるまで、私が会長の職務を行います。
これより会長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの三日月大造君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、保利耕輔君が会長に御当選になりました。
会長保利耕輔君に本席を譲ります。
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 第一章天皇について、生活の党を代表し、発言をいたします。 意見を申し上げる前に、一言申し上げておきたいことがございます。 詳しくは、第二章戦争の放棄の議論を行う際に申し上げますが、昨今、憲法九十六条の改正を先行させるとの議論が注目を集めております。憲法の改正は、国内はもちろんのこと、諸外国に与える影響は大きなものがございます。憲法論議に当たっては、憲法の基本的な理念や論理を踏まえて冷静に議論を行う必要があります。それを抜きにして、憲法九十六条の改正についてのみ単独で議論を行うのは不適切なのではなかろうか、私どもはこのように考えているところ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 憲法第三章国民の権利及び義務について、生活の党の現時点での考え方を述べたいと思います。 意見表明に当たり、最初に強調しておきたいのは、憲法論議に当たっては、憲法のどこが現在の世の中に適合していないのかといった、憲法の中身の議論をまず行う必要があるのではないかということであります。 今回のテーマである国民の権利義務についても、議論すべき点は多々あると思います。しかし、そうした憲法の中身の議論を抜きにして、いきなり九十六条の憲法改正手続を改正しようというのは、順序が逆ではないかと考えています。 まず、国民の義務に関する論点について申し上げま……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 憲法第五章内閣について意見表明をいたします。 生活の党では、現在、憲法全体について、党としての考え方を取りまとめるべく検討を進めております。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、そして国際協調の原則、この四つの理念を維持すべきということを基本として、昨今盛んになっている九十六条改正論のような政治的な背景からの議論ではなく、理性的に、論理的に憲法を見詰めながら党内議論を進めていきたいと考えております。 これから述べる意見もまた、検討過程のものとして御報告させていただきたいと思います。 まず最初に、内閣総理大臣の地位についてです。 生活の党は、……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 憲法第六章司法について意見を申し上げます。 生活の党では、現在、憲法全体について党としての考え方を取りまとめるべく検討を進めております。本日のテーマである司法の分野については、いわゆる一票の格差の問題に関し、各地の高等裁判所で違憲判決が出されている状況などを踏まえ、現行憲法下における諸課題について党内議論を行っているところであります。 昨今、九十六条改正を先行すべきとの議論が盛んになっておりますが、我が党は、そのような政治的な背景からの議論などではなく、理性的に、論理的に憲法を見詰めながら党内議論を進めていきたいと考えております。 これ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 現在の複雑化した社会にふさわしい財政統制のあり方を実現するために、現行憲法下における諸課題について党内議論を行っているところであります。 九十六条先行改正論のような政治的な背景からの議論ではなく、将来の日本の国家像をしっかりと思い描いた上で、冷静に、理性的に憲法議論を行ってまいりたいと考えております。これから述べる意見も、検討過程のものとして御報告させていただきます。 まず、財政民主主義の実質化、国会における財政統制の充実の論点について申し上げます。 生活の党は、国民の生活が第一の理念に基づき、命と暮らしと地域を守ることを政治の最優先課題とし……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 憲法第九章について意見表明をいたします。 昨今、憲法改正について、まず九十六条を改正して、国会の発議要件を各議院の総議員の過半数の賛成に引き下げるべきであるという意見が聞かれます。九十六条先行改正論とでも言えるかと思います。しかし、我が党はこうした意見には明確に反対であると最初に申し上げておきたいと思います。 我が党は、国民の生活が第一との理念に基づき、命と暮らしと地域を守ることを政治の最優先課題としております。今求められているのは、こういった観点からの憲法のあり方や我が国の国家像の議論であると考えます。 もちろん、我が党も、現行憲法に……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 憲法第十章最高法規及び前文について意見表明をいたします。 生活の党では、九十六条先行改正論のような政治的背景からの議論ではなく、将来の日本の国家像をしっかりと思い描いた上で、党内で冷静に、理性的に憲法論議を行っております。 そして、この論議をもとに党として「憲法についての考え方」をまとめ、去る九日にこれを発表いたしました。この「憲法についての考え方」では、一、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という憲法の四大原則は、現在においても守るべき普遍的価値であり、引き続き堅持すること。二、国民主権から発する諸原理の安易な改正を認めないという……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 緊急事態について意見を申し上げます。 生活の党では、前にも申し上げておりますけれども、九十六条先行改正論のような政治的背景からの議論ではなく、将来の日本の国家像をしっかりと描いた上で、党内で冷静に、理性的に憲法論議を行っております。 このような党内議論をもとに、去る五月九日に発表した「憲法についての考え方」では、一つ、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という憲法の四大原則は、現在においても守るべき普遍的価値であり、引き続き堅持すること。二つ、国民主権から発する諸原理の安易な改正を認めないという憲法の趣旨から、現行の改正手続規定……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 本日は、憲法の基本的な考え方について意見表明をさせていただきます。 まず、憲法の本質であります。 まず、憲法とは何か、何のために存在するか。憲法とは、私たち国民がより幸せに、より安全に生活するためにみんなで定めた共同体のルールであります。したがって、憲法は、まず、国民生活の安定と向上のためにあるのでなければなりません。 国民の一人一人が、社会の中で、他の共同体のメンバーと協力し合いながら、自由に自分の人生を生きていけるようにする、これが基本的人権の尊重ということであります。そして、この基本的人権の尊重を貫徹するためには、共同体のルールとして、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 まず、社会保障・税の番号について、実は、私は、民主党政権下で政府の一員としてその導入を検討してまいりました。そんなことで、どういう形で私がきょうここで質問をするのかということで見られておるのではないかなと思いますが、その当時から一つ非常に心配しておる点がありました。それはやはり、例の年金記録の問題なんですね。きょうは、それに絞って御質問をしてまいりたいというふうに思います。 この番号制度の背景の中の一つに、いわゆる年金記録の未統合問題や消えた年金問題というのがあるというふうに思います。国民の社会保障に対する信頼が、例の一連の問題で失われてきたとい……
○鈴木(克)分科員 生活の党の鈴木でございます。 きょうは、鳥獣害の被害と、それから林業についてお尋ねをしていきたいと思います。 実は、このテーマは、私は初当選以来ずっと、もう十数回やらせていただいておるテーマでありますが、いずれにしても、なかなか、その方向性というのか解決策というのか、肝心なものが出てきていないという思いで、ことしももう一度この予算分科会で質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、農林漁業の被害でありますけれども、平成二十三年度でこの鳥獣害の被害は二百二十六億円、このように報告をされておるわけであります。そのうち我が愛知県の被害は四億七千万ということなんです……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木であります。 本当に大変意義深い調査に参加をさせていただくことができました。保利会長そして武正会長代理を初め、この調査に参加された議員の方々、そしてまたこの調査を支えてくださった関係各位に感謝を申し上げたいと思います。 それでは、私からは、憲法改正手続、国と地方の関係、そして地方分権改革、この三点について御報告をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、憲法改正手続に関する議論でありますが、御案内のように、我が国においては、ちょっと最近は下火になっておるようでありますけれども、憲法改正について、まず九十六条を改正して、国会の発議要件を各議院の総……
○鈴木(克)議員 御答弁をさせていただきます。 生活の党は、憲法とは、国家以前の普遍的理念である基本的人権の尊重を貫徹するために統治権を制約する、いわゆる国家権力を縛る、そういう意味での立憲主義の考え方を基本としております。 同時に、憲法は、国家のあり方や国法秩序の基本を定める最高法規として安定性が求められる性格のものでもあります。したがって、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という憲法の四大原則は引き続き堅持すべきであります。 一方で、憲法は、国民の生命や財産、人権を守るために定められ、平和な暮らしを実現するための共同体のルールとしてみんなで定めたものなので、四大原則を守り……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 きょうは、本当に、四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。いよいよ最後の質問ということでありまして、大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 限られた時間なものですから、なかなか多岐にわたっての御質問はできないかもしれませんが、まず高橋参考人にお伺いをしたいんです。 昨年の二月に、新聞で「論点」に発表されました。そのときに、タイトルが「格差生むシルバー支配」、こういう大変衝撃的なタイトルだったんですね。読ませていただくと、要するに、若者の声が今の政治に反映されているのかという論調であったというふうに思います。特に、「世代間格差ってな……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木であります。 限られた時間でありますから、順次御質問をしたいと思うんですけれども、いずれにしましても、質問の最後にもなっておりますので、若干重なった部分が出ることはお許しをいただきたいというふうに思います。 まず、前段として、私どもが、我が党が考えている共同提案の理由をもう一度、政府参考人の皆さんにも、それから会場の皆さんにも聞いていただきたいと思います。 我が党は、憲法とは、国家以前の普遍的理念である基本的人権の尊重を貫徹するために統治権を制約する、いわゆる国家権力を縛る、そういう意味での立憲主義の考え方を基本としております。 同時に、憲法は、国家のあ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 参考人の皆様方、本当にありがとうございました。私が最後の質問になろうかと思います。どうぞ、ひとつよろしくお願いをいたします。 まず、投票権年齢の引き下げに関連して、田中参考人に最初にお伺いしたいと思うんです。 お話の中にもありました教育の問題、憲法教育や政治教育、これが非常に大事であると。私どももそのことを本当に重く受けとめておりまして、どういう形での教育があるのか、そしてまた、それが国民の皆さんにとって一番幸せなことなのかということを考えていくと、非常に大きな課題があるのではないのかなというふうに思っております。 教育といえば、例えば家……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 保利団長初め、行かれた皆さん、本当に御苦労さまでございました。まだ全部読み切っておりませんけれども、本当にすばらしい報告書をおつくりいただき、御提示いただきましたことに、お礼を申し上げたいというふうに思います。今後の我が国の憲法を考える上で非常に貴重な視察であったのではないかな、このように思っております。 残念ながら我が党は参加させていただくことはできませんでしたけれども、本当にお疲れさまでございましたということを申し上げたいと思います。 二点なんですが、まず、やはり私どもとして一番関心があるのは、各国の憲法改正が、どういうような形で考えら……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 今後の憲法審査会で議論すべきことについて、私どもの意見を表明させていただきたいと思います。 まず、議論の前提として、私は、すばらしい会議運営について、一言付言をしたいというふうに思います。 発言時間の割り当てということでありますけれども、我々のような小さな会派にも十分な配慮をしていただいて、平等に発言時間を与えていただいておるという、憲法調査会以来踏襲されてきたこの運営方法というのは、本当に、護憲、改憲の枠を超えた我が国の憲法議論に多大な貢献をしておる、私はこのように思っておりまして、今後の憲法審査会においてもぜひこの伝統を堅持していただ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌でございます。 意見陳述人の皆様方、本当にありがとうございます。 また、東日本大震災の大変な被害を受けたこの地域の中で最初の地方公聴会が開催できるというのは非常に意義のあることだ、このように私は思っておるところであります。 時間の関係もありますので、端的にお伺いをしていきたいと思うんですが、まず最初に、我が党の憲法に対する考え方だけ申し上げておきたいと思います。 言うまでもありませんけれども、憲法は、私たち国民が、より幸せに、より安全に生活するために、みんなで定めた共同体のルールである、このように認識をしておりまして、その中で、国民主権、基本的人権の……
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