このページでは階猛衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。
○階猛君 皆さん、おばんでございます。 あっちの方と今村前復興大臣に言われた、東北の岩手県出身、衆議院議員の階猛です。(拍手) 私は、東北に誇りを持っています。人材、食料、エネルギー。首都圏を含め都市部を支えているのは東北地方です。その東北に対し、今村前復興大臣は、震災がまだ東北で、あっちの方だからよかったと、被災者を初め東北人を深く傷つける暴言を吐き、辞任しました。この発言自体、復興大臣としてはもとより、政治家として、人として許されるものではありません。 さらに、震災による社会資本の毀損が二十五兆円に上ることに触れつつ、これがもっと首都圏に近かったりすると、莫大、甚大な被害があったと述……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。
私の方からは、政策金融機関とPFI推進ファンドについてお尋ねをさせていただきます。
まずは、政策金融機関の天下りの問題についてです。
まず財務大臣にお尋ねしますけれども、近時、政策投資銀行の代表取締役副社長に、元財務事務次官であった木下さんという方が就任するという報道が出ておりますけれども、これは事実でしょうか。
【次の発言】 そこでお尋ねしますが、政投銀という政府系金融機関の代表権を持つ役員に所管の役所の事務次官が天下りをされるということは問題ないとお考えですか。
【次の発言】 役所の中で優秀であるかどうかということと、政府系の金融機関……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 きょうは、NHKの浜田委員長、籾井会長にお越しいただいております。 最初に浜田委員長にお尋ねします。 きょうお配りしている資料をごらんになっていただきたいんですが、経営委員会から過去四回にわたって籾井会長に対して注意あるいは申し入れというのを行っております。資料一から順にごらんになっていただければと思います。 まず、昨年の一月二十八日、これは就任会見での籾井会長の言動への注意ということだと思うんですが、議論が複数ある事項について個人的見解を述べたことは、公共放送のトップ……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。
上田監査委員、常勤の監査委員であり、今回ハイヤー問題について調査をされた、また、三菱商事ではリスクマネジメント部長も務められたと伺っております。そういう専門的な立場でお答え願いたいと思います。
まず、個別の件ではなくて一般論としてお尋ねしますけれども、NHKの会長が、NHKにハイヤー代金を支払わせる意図を持って、私用のために会社で契約するハイヤーを利用したという場合、どのような法的問題が生じるとお考えですか。
【次の発言】 いや、今、仮定でも何でもないですよ。法的な一般論を聞いているんですよ。
要するに、まあ、NHK会長でなくてもいいです……
○階委員 民主党の階猛です。
本日も質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。
上田監査委員に最初にお尋ねします。一般論として尋ねます。
NHK会長が、NHKにハイヤー代金を支払わせる意図を持って、私用のために会社で契約しているハイヤー会社を利用した場合、背任罪ないし特別背任罪が成立し得るのではないかと考えますが、いかがでしょうか。はいかいいえでお答えください。
【次の発言】 それでは質問を変えますけれども、今の御説明の中で、もともと籾井会長は御自身で支払う意図があったというふうにお話しされましたよね。それは、そこがポイントだから、まず最初にそこを認定した、そこは確実にそ……
○階委員 民主党の階です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございました。 国家戦略特区に関して議論がされていると思いますが、同じような仕組みで、復興特区ということをちょっと触れてみたいと思います。 資料の一をごらんになってください。 復興特区というのは実は三つのパートから成っておりまして、国家戦略特区に似た仕組みが、この真ん中のあたりに書いております復興推進計画の作成という部分になります。ちなみに、あとの復興整備計画は、復興のまちづくりのために土地の利用規制を緩和したりワンストップにしたりというものでありまして、復興交付金事業は、昨今、これをちょっと地域負担を求めるというような議論……
○階委員 民主党の階猛です。 私も復興事業の地元負担の問題についてお尋ねします。 復興大臣も先ほど触れられていましたけれども、七月一日に我々民主党の議員が復興大臣のもとを訪ねまして、この地元負担についてちょっと我々としては問題だということを申し上げました。その中で、復興大臣の方からは、全て与えられる仕事と、一部でもいいからリスクをとってやる仕事、どっちが人間は本気になるかと考えたときに、わずかでもいいからみずからリスクを背負う、その気概があって初めて本物になるというようなことを言われておりました。 復興事業に地元負担を求める理由ということでおっしゃられたと理解していますけれども、今の、言……
○階委員 民主党の階です。 今、同僚の柚木委員の質問を私は複雑な心境で聞いておりました。高木復興大臣はスポーツマンでいらっしゃいますし、今までの復興大臣の中で一番若くて、私は被災地を元気に明るくしてくれるんじゃないかと。先週も新幹線の中でお会いしましたし、一生懸命仕事をしているのもわかります。ただ、今御答弁している姿を見ていると、私はちょっと痛々しく悲しい思いがしました。被災者をもっと明るく元気にしてもらわないと。もうすぐ冬ですね、私の地元岩手も冬です。五回目の冬を迎えて、これから寒い季節になるわけです。先ほどおっしゃったように本当に事実無根だということであれば、ちゃんとそれを証明していただ……
○階委員 民主党の階猛です。 きょうは質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 私、民主党の中で、内閣府特命担当NC大臣という役職を拝命しておりまして、行政改革を担当しているということで、きのうこの法案についての賛否も一任をいただきました。したがって、きょうの質問の答弁いかんで採決において我が党の対応が決まるということですので、ぜひしっかりとした答弁をお願いしたいと思います。 早速質問に入りますけれども、まず、野田内閣の一番最後の方、平成二十四年の十一月二日あるいは十二月七日に閣議決定を行いました。お渡ししております資料一という方をごらんになっていただきたいんですが、資……
○階委員 民主党の階猛です。 本題に入ります前に、前回の質疑で山尾委員が最後に質問したいわゆる政治と金の問題について、何点か確認させていただきたいと思います。 前回のおさらいというか、確認しますと、政治資金規正法二十二条の三で、国から補助金の交付決定を受けた会社は、以後一年間、政治活動への寄附をすることが禁止されていまして、同法二十六条の二により、違反者は三年以下の禁錮または五十万円以下の罰金が科せられるということになっています。 しかしながら、国交省所管の広域物資拠点施設整備費補助金の交付を受けた、大臣の、資金管理団体ではなくて、一区総支部でしたか、政党支部で寄附を受けたものについては……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。 今回の法案は、判事の数を三十二人ふやすという内容が含まれています。 そこで、まず資料一というのをごらんになっていただきたいんですけれども、上段の方は、地方裁判所の民事と刑事の新たに事件を受けた数、これが、平成十五年から平成二十五年の約十年間、数字が挙がっております。また、下段の方は、同じ期間における家庭裁判所の家事事件、少年事件の新規に受けた数ということで推移が挙がっております。 これをざっと見ていきますと、まず民事の訴訟でいうと、平成十五年に比べて平成二十五年は、四・三%ぐらい数が減っています。民事の調停やその他も含めた数も考えると、五……
○階委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。 当委員会での質疑を通じ、本法案について、以下の問題点が明らかになりました。 第一に、最高裁は、事件数が減少する中で判事を三十二名増員する理由として、民事訴訟事件の内容の複雑困難化、専門化への対応を挙げました。しかし、複雑困難化、専門化を裏づける具体的かつ合理的な説明はできていません。 最高裁からは、今回の増員は、合議率を一〇%にし、争いある対席判決の審理期間を十二カ月程度にするための、平成二十四年度を起点とする四百人規模の増員の一環である旨の答弁もありました。しかし、かかる増……
○階委員 まず、四月一日のこの委員会で取り上げました、補助金交付先企業から上川大臣への政治献金の問題について、追加の質問をさせていただきたいと思います。 四月一日の質疑では、国交省所管の広域物資拠点施設整備費補助金の交付決定を受けた鈴与という会社が、その後一年以内に、大臣が支部長を務める政党支部に寄附をしたという事案について質問をしたわけです。その中で、私は、仮に今後、同じ補助金をもらった企業があったとして、違法か合法かということを総務省に尋ねたとした場合、どういう答えになるのでしょうかということを選挙部長に聞きました。それに対して、結局のところ、答えはなかったわけであります。 今般、総務……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、三人の参考人の方々、本当にありがとうございました。 私からも、荻野参考人のお嬢様のことに関して、心からお悔やみを申し上げます。 また、きょう、お三方の御意見を聞いていて、この裁判員法の改正というのは非常に重い問題を含んでいるということを改めて感じた次第です。 特に対象事件の範囲をどうするかということについて、この法改正の検討過程でも、性犯罪あるいは死刑に相当する事件、こういったものを除外すべきかどうかということが議論されたと伺っています。先ほどの荻野さんのお嬢さんの件に関して言えば、性犯罪であり、かつ死刑に相当する事件である、最も悪質な事件であると……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。 先ほど黒岩委員も触れられていましたけれども、きのう、政府の顧問会議の場で、今後の司法試験の合格者数について、検討結果の取りまとめ案というものが出されました。 資料としてお配りしております資料一の方をごらんになっていただければと思うんですが、簡単な一枚の紙ですけれども、私はいろいろ問題があると思っています。 まず、二行目ぐらいに、「法曹人口は、全体として今後も増加させていく」というふうにあります。「全体として今後も増加させていく」ということでいうと、資料二を見ていただくと、例えば千五百人という合格者であったとしても、今、平成二十七年あたりで……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。 きょうはいよいよ、取り調べの可視化を含む刑事訴訟法、そして通信傍受法の改正案の審議ということで質問に立たせていただいておりますけれども、内閣の法制局に来ていただいていますので、まず、そもそも論を御質問させていただきます。 憲法四十一条で、国会は唯一の立法機関であるということが定められています。そういう中で、内閣には法案提出権があるのかということは憲法解釈上の一つの論点でありますけれども、今の通説は、明文規定はないけれども、内閣には議案の提出権があるので、その中で法案提出権も認められるということで、こういう、明文規定がないということであるとか……
○階委員 おはようございます。民主党の階です。本日もよろしくお願いします。 この委員会で皆さん触れられておりますが、先週の水曜日の視察、私が印象に残ったことは二つありました。 まず、取り調べ室を実際に見ることができたんですが、そこに設置されている録音、録画機器が非常に大きくて、しかも、被疑者の視界にいやが応でも入る位置にあるということです。コンビニの防犯カメラのように、カメラの大きさや設置場所などにもう一つ工夫があってもいいのではないかと思った次第ですが、この点については、後ほど時間があればお聞きしたいと思います。 それからもう一つは、原宿警察署、こちらの警察官の方との意見交換の場で、警……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。
本日は、司法取引という、全体の中で限られたテーマについてお尋ねしますし、また、根本的な、基本的なところをお尋ねしたいと思っていますので、参考人登録はしておりません。ぜひ両大臣から忌憚のない御意見を聞かせていただければと思います。
最初にお尋ねしたいのは法務大臣に対してですが、今回、いわゆる司法取引によって犯罪者に恩典を与えることが正当化される根拠について御説明いただけますか。
【次の発言】 他人の事件を密告することが、犯罪後の情況として、訴追裁量権を行使する上で、被疑者、被告人に対してその罪を軽減する方向で考慮できるというお話でしたけれども……
○階委員 民主党の階猛です。私も弁護士ですので、多分そんなに厳しいことは言わないと思います。
先ほどのお話の中で、冒頭、司法改革は期待していたほどではない、あるいは冤罪防止は後退しているということでした。そうしたことから考えると、堀江さんはこの法案には反対というふうに理解したんですけれども、それで間違いないでしょうか。
【次の発言】 一部賛成、一部反対と。
反対の部分というのは、先ほどのお話だと、司法取引のところとか保釈要件のところが出てきたかと思いますが、ほかに何かございますか。
【次の発言】 我々も悩んでおりますのは、この法案というのは、方向性としては正しいものと、むしろ冤罪防止という……
○階委員 民主党の階猛です。 きょうは、岩城新法務大臣、文科の義家副大臣、そして総務省兼内閣府の松下副大臣、よろしくお願いいたします。 最初に、私のきょうの質問の問題意識をお話ししたいと思います。 日本国憲法は、御案内のとおり、国家統治の仕組みとして三権分立ということを定めているわけです。国家権力の抑制と均衡を図って、国家権力の暴走によって国民の権利が侵害されないようにという趣旨です。 ところが、最近は、今の国会の情勢もそうですけれども、憲法五十三条の規定に反して立法府である国会は開かれない。また、それによって、行政を監視、是正する機能が国会では弱まっている。他方、三権のもう一つ、司法……
○階委員 民主党の階猛です。 私、十月六日以来のここの委員会での質問になります。 前回、米価下落の対策についてお尋ねしましたけれども、そのときに私が指摘しましたのは、去年の新米の概算金が前年より三千円ぐらい下がっている、そういう中で農家の皆さんは赤字で苦しんでいます、赤字補填のための、我々の民主党のときの政権でやったような戸別所得補償制度のようなものが必要なのではないかということを申し上げました。それに対して、ナラシ対策で対応するというお話でしたけれども、私は、それでは不十分ではないかと申し上げました。 その後、解散になり、私は選挙でも訴えていたんですが、安倍政権は、先ほど長妻さんの質疑……
○階委員 民主党の階猛です。 イスラム過激派組織により、お二人の日本人が犠牲になりました。心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々にはお悔やみを申し上げます。 さて、そのうちのお一人、後藤健二さんが書かれた本をきょうはお持ちしました。「ダイヤモンドより平和がほしい」という本です。 この本は、ダイヤモンドの産地として知られるアフリカのシエラレオネという国で、かつて、ダイヤモンドを売って得られた利益が政府軍と反政府軍の戦争の費用となって内戦が続きました。後藤さんは、両親を殺され、誘拐されて少年兵に仕立て上げられた男の子たちや、彼らに襲われ両耳や腕を切り落とされた男性にお話を聞きました。……
○階委員 民主党の階猛です。 先ほどは、私の尊敬する原田先生から禁反言の原則というお話がありました。 きょうはここに禁反言の原則に反しているのではないかという方をお呼びしています。黒田総裁は、二%物価目標、これは禁反言の原則に反するのではないか。また、籾井会長におかれては、一般社会ではよくある辞表取りつけ、これも禁反言の原則に反するのではないか。そして、先ほどは安倍総理から、教育会館から民主党議員は献金をもらっている、これも禁反言の原則に反していると思います。 山井さんの質問の中で、安倍総理は、事実関係を確認した上ででないと答えられないというお話でしたので、この後、事実関係を確認した上で……
○階委員 御紹介いただきました民主党の階と申します。きょうはありがとうございました。 私も被災地の岩手の出身なんですが、きょう初めて島根県に参りました。島根県も岩手県も、やはり人口がこれからどんどん減ってくるということで、同じような悩みを抱えられているのかなと。ただ一方で、自然にも恵まれていますし、人の温かさといいますか、最近、上村遼太君という男の子が殺された事件がありましたけれども、島根に住んでいたころは、すごく明るくて、生き生きと暮らしていて、それが都会に行ったらあのような残念なことになってしまったわけですけれども、私は、そういう意味で、やはり地方というのは人を育てるには一番いい環境があ……
○階委員 民主党の階猛です。 今、我が党の小川委員と総理との間でやりとりがあった件、後ほど議事録を精査し、また、内閣法制局長官のこれまでの見解も踏まえて、また我が党として取り上げさせていただきたいと思います。 その上で、私の方から、まず総理に対して質問させていただきます。 三月二日の日に、ラグビーのワールドカップの開催地、全国で十二カ所、決まりました。その中に、我が岩手県の釜石市も、おかげさまで、選ばれました。野田市長を初めとしまして、関係者の皆様のこれまでの御尽力に敬意を表しますとともに、これまで応援していただいたワールドカップを成功させるための議員連盟の皆様を初め、関係者の皆様に私か……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、復興のことを主にお尋ねしますけれども、その前に、きのうは広島に原爆が投下されて七十年の節目の日でありました。平和記念式典が行われ、多くの国民が原爆投下に象徴される戦争の悲惨さ、愚かさに思いをいたし、不戦の誓いを新たにしたわけです。 首相もその場で挨拶されたわけですけれども、核兵器を持たない、つくらない、持ち込ませない、いわゆる非核三原則には言及しませんでした。非核三原則については、一九九四年以来、毎年総理が言及されてきた事柄だけに、なぜ言及しなかったのか、これは皆さん、疑問に思っているわけです。 このことについて、まず総理から御説明をお願いします。
○階委員 民進党の階猛です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 私も防衛省に伺ってまいりたいと思います。 平成二十六年度予備費の中で、資料の一ページ目をごらんになっていただきたいんですが、真ん中あたり、法務省というところで、訟務費の不足を補うために必要な経費、二項目ありまして、総計三百九十八億円程度となっております。この三百九十八億の中身について多少伺っておったんですが、資料の四枚目にその訴訟の中身が書かれております。 戦闘ヘリコプター・アパッチの訴訟に至る経緯ということで、防衛省では、このアパッチを二十年間で六十二機調達することを念頭に置いて、平成十……
○階委員 民主党の階猛です。 籾井会長、覚えていますか。昨年、この場でもさんざん議論しました。昨年そして一昨年と、この時期になると籾井会長の問題を我々は取り上げざるを得なかった。昨年までは、主に資質の問題を取り上げさせていただきました。しかし、ことしは違います。今、結果責任について問われる、そういう時期に来ていると思っております。 まず、籾井会長。籾井会長は、NHK会長になられる前も一流の大企業で経営の一角を占められていた。そういう立場にあられる中で、経営というものは、幾ら経営者に能力があっても、またやる気があっても、結果が問われるものだ、結果が出なければ、そして会社の信用、信頼が失墜した……
○階委員 民主・維新・無所属クラブの階です。 先ほど亀岡委員から、岩手の釜石高校についてお話がありました。私も同じ岩手県で、高校時代、甲子園を目指していた。ちなみに、大臣の隣にいる橋本委員も一緒に野球をやっていた。私が一年上で、当時は本当に甲子園を目指して頑張ったんですが、亀岡委員と違って、我々にとってはなかなか甲子園はかなわぬ夢だったわけです。 ただ、ことしの釜石高校、本当にすばらしいなと思うのは、エースの子はお母さんがいまだに行方不明なんですね。そういう中で野球をずっとこの五年間頑張って続けて、そして甲子園に出た。 ちょっと私、きょう、朝もテレビを見ていて目が潤んだんですけれども、控……
○階委員 民進党の階猛です。 きょうは、非常災害対策本部について今どうなっているのかということを内閣府の防災担当松本副大臣に主にお伺いしようと思ったんですが、他委員会の出席ということで、きょうは事務方に来ていただいております。また、この件に関しては、適宜、復興大臣にも御所見を尋ねたいと思います。 まず最初に、けさも新聞に出ておりましたけれども、今申し上げました松本副大臣は非常災害対策本部の現地対策本部長を先日までされていらしたということなんですが、その現地対策本部と中央の本部を結ぶテレビ会議の中で、何か差し入れをお願いできないかということで、自分が食べるものをお願いしたということに対して、……
○階委員 民進党の階猛です。 先日は、今村委員長を初めこの委員会の与野党の理事、委員の皆様、お忙しいところ、また遠いところ、岩手の沿岸北部の方に来ていただいてさまざまなところで御意見を伺ったということに対して、私も地元岩手県の議員の一人として心より感謝と敬意を申し上げたいと思います。 震災から五年たちまして、私たちのことは忘れられたと思っていたと言う方もいらっしゃいました。しかし、我々がちゃんと行くことによって、被災地の方々も、自分たちの方をちゃんと国は見てくれている、国会は見てくれていると思うわけでございまして、大変意義のある視察だったなと思っています。 特に印象に残ったのは、嵯峨商店……
○階委員 おはようございます。民主党、もう間もなく民進党に変わりますけれども、階と申します。 きょうは定員法の審議ということなんですが、その前に、まず法務大臣にお考えをお聞きしたいと思います。 きのう、衆議院の地方創生特別委員会で石破大臣が、法案の趣旨説明で、何と去年の法案についてのものを読んでしまった。あるいは、参議院の予算委員会で林経産大臣が、原子力発電所の政策について不勉強であることを自認した。私は報道でしか見ておりませんけれども、こういったことがあったようです。 同じ内閣の一員として、私は、ちょっと気が緩んでいるといいますか、余りにも国会を軽視しているというか大変問題だと思ってい……
○階委員 民主党の階です。 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 民事訴訟事件の内容の複雑困難化及び専門化について、その実情の把握に努め、必要な対応を行うこと。 二 司法制度に対する信頼確保のため、訟務分野において国の指定代理人として活動する裁判官出身の検事の数の縮小に関する政府答弁を遵守すること。 三 今後も、裁判所職員定員法の改正を行う場合には、……
○階委員 民主党の階です。 きょうは一般質疑ということで、さまざまなテーマについてお伺いしようと思っていたんですが、まずは、きのう起きましたブリュッセルでのテロについてお尋ねしたいと思います。 私、この事件をニュースで見ましたときに、二つ疑問というか驚きがありました。 一つは、私の印象では、ブリュッセルとかベルギーというのは、比較的中立的な国で、余りテロには狙われにくい国なのではないかということを考えていただけに、なぜ狙われたのかというのが一つです。 もう一つは、ブリュッセルは国際機関が集中していまして、EUの議会などもありますから、空港は、当然、非常に高度なセキュリティーを備えている……
○階委員 民進党の階です。 きょうは、特定秘密保護法について、まずお尋ねします。 先日、こちらの衆議院情報監視審査会の平成二十七年年次報告書というものが公表されました。 中身を見ますと、最初の方に、八ページ、「政府に対する意見」というのがありまして、(1)から(6)まであります。その冒頭に何と書いてあるかということなんですが、「特定秘密の内容を示す名称(特定秘密指定管理簿の「指定に係る特定秘密の概要」及び特定秘密指定書の「対象情報」の記載)は、特定秘密として取り扱われる文書等の範囲が限定され、かつ、具体的にどのような内容の文書が含まれているかがある程度想起されるような記述となるように、政……
○階委員 民進党の階猛です。
きょうは、二つの法案、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案、それから外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案について、質問をさせていただきます。
いずれも、介護について適用範囲を拡充していこうという方向性だと思っておりますが、ただ、技能実習生の方は法律事項ではないというふうにも伺っております。
これからの議論の前提として、介護について、技能実習生の職種の中に加えられるということはもう確定的だということでいいんでしょうか。確認までにお伺いします。
【次の発言】 では、そういう前提で、以下、お伺いしていきます。
きのう、質疑が合……
○階委員 おはようございます。民進党の階猛です。 きょうは大臣が九時五十分ぐらいには出られるということなので、ちょっと質問の順番を変えまして、一の4というところから伺っていきたいと思います。一の4、通告されていますよね。 資料の一ページ目をごらんになってください。 今回、入管法の改正で、偽装滞在者対策の強化ということが盛り込まれているわけです。その中で、この真ん中やや上あたりに罰則の整備という項目がございますね。これは、我々からすると、罰則の整備というよりも強化というのが普通の言い方ではないかと思いますけれども、この罰則の強化にマイナスの面があるのではないかという観点からお伺いしたいと思……
○階委員 民主党の階猛です。
きょうはテレビ中継がされておりますけれども、今度の参議院選挙から高校生も投票できるようになるということで、テレビ、ラジオで見たり聞いたりしている高校生にもわかりやすい答弁をぜひお願いしたいと思っております。
きょうから補正予算の審議が始まったんですが、先ほど来、総理の答弁を聞いておりますと、内閣と国会の役割分担ないし内閣の国会に対する責任、憲法上の理解が誤っているのではないか、私はそういうふうに感じました。
まずお聞きしますけれども、憲法上、野党議員には予算の提出権は、国会への提出権はありますか。
【次の発言】 これはちょっとまずいですよ。憲法改正を唱える総……
○階委員 民主党の階猛です。 私の前の大串委員に引き続いて、憲法についていろいろとお聞きしたいと思います。 まず、私、前回一月八日の質問のときにも総理に申し上げたんですが、憲法六十六条三項、内閣は、行政権の行使について、国会に対して連帯責任を負うという規定があります。つまり、内閣は、国会によって監視され、国会のコントロールに服する立場にあるわけです。その具体的なあらわれとして、憲法六十三条で、総理を初め閣僚が国会において答弁する義務、説明する義務というのが定められています。 このように、内閣は国会によってコントロールされるものですが、内閣が国会をコントロールするわけでは決してありません。……
○階委員 民主・維新・無所属クラブの階です。 今の大西委員の質問に引き続いて、甘利前大臣の問題についてまずはお尋ねします。 先ほど二億二千万の補償金が妥当な額だったのかどうかということも論点になったと思うんですが、私もその点について非常に疑念を持っております。 まず、事実関係をお尋ねしたいと思います。 URの理事長、今回、補償の対象となった問題の建設業者の物件、この物件の立地している土地、この土地については、一般私人の持ち物と千葉県が持っている持ち物、両方あったと思うんですが、とにもかくにも千葉県が所有していた物件の上に建っている建設業者の建物、これはいわゆる不法占拠であって、何ら権限……
○階委員 民主・維新・無所属クラブの階猛です。 あと三週間で東日本大震災から丸五年になります。千年に一回と言われた未曽有の大災害が、どれだけ大きな被害をもたらしたのか。その一部を阪神・淡路大震災と比較しながらまとめてみましたので、少しごらんになってください。 注目していただきたいのは、東日本大震災、上から一つ目の括弧書き、震災関連死、この数が三千三百三十一人にも上るということ。それから、今なお行方不明の方が二千五百七十六人にも上るということ。それから、阪神・淡路のときは、五年たった時点では仮設住宅の入居者数はゼロであった。これが、今なお十五万四千二百六十三人もいるということです。この事実を……
○階委員 民主・維新・無所属クラブの階です。 総理は、先般、青山学院の駅伝の選手たちとお会いになられて、もう往路の五区に来たというお話でしたけれども、五区が一番きついんです。我々は、まだまだこの予算委員会で詰めなくてはいけない争点があると考えておりますので、引き続き質問をさせていただきます。 まず、今週末岩手に帰って、内陸でも被災地でもいろいろな声を聞いてまいりました。安倍政権の閣僚に対しても、大変厳しい声を聞いてまいりました。 麻生副総理に、通告していませんけれども、まず伺いたいと思います。 岩手は農業県です。先般、財務金融委員会で、農家というのは、トーゴーサンの例から見ても、いまだ……
○階委員 おはようございます。民進党の階猛です。 小熊議員、金子議員からは、福島について主に御質問をいただきました。私の方からは、まず岩手について、特殊事情といいますか、台風十号の被害があったことに関連しまして御質問をさせていただきます。 台風十号は、被災地である宮古市にも大きな被害をもたらしました。私がちょっとお聞きしたところ、宮古市の中で事業主さんの被災がどういうものだったのか。 東日本大震災で百六十一ぐらい被災をして、そしてその後、グループ補助金その他の公的な補助制度によって補助を受けた。この百六十一のうち、今回、台風十号で被災した事業者が七十四あったということであります。つまり、……
○階委員 民進党の階猛です。 今、枝野委員から、私が常々司法試験制度や法科大学院制度について思っていることをほぼそのとおり代弁していただきましたので、きょうはその点については私からは触れることはしません。しかし、先ほどの枝野委員の御意見、本当に大事なことだと思いますから、大臣にはぜひ真摯に取り組んでいただければと思います。 さて、私の方は、まず共謀罪についてお尋ねします。 共謀罪法案について、報道ではいろいろと言われておりました。今国会で提出するのではないかなどという報道も目にしましたけれども、今回の大臣所信ではこの共謀罪法案について一切言及されていません。これはなぜでしょうか。大臣にお……
○階委員 民進党の階猛です。 金田法務大臣、本日はよろしくお願いします。きょうは、最初の質疑ですので、大きなところを大臣にぜひお答えいただきたいんですが、今回、民法の債権法のところは百二十年ぶりの改正ということで、大改正になっております。よく閣法については、最初に大臣の方から趣旨説明が行われて、速やかに御審議の上、成立をというお話があるわけですけれども、速やかにといいましても、法律の質や量によって、おのずと速やかにについても意味が変わってくると思うんですね。今回、この大改正ですから、先ほど井出委員からも質問の中でお話があったように、やはり国会の議論も尊重していただいて、じっくりと議論を尽くす……
○階委員 民進党の階です。本日もよろしくお願いいたします。 今の山尾さんの質問、私もちょっとそこに関連する問題意識を持っておりまして、忘れないうちにそこだけちょっと聞いておきたいんですが、山尾さんのおっしゃっていたのは、多分、改正法の四百六十五条の十というところに関する御質問ということでよろしいですよね。この中で、契約締結時、主たる債務者が根保証の委託をするときに、財産及び収支の状況等々を情報提供しなさい、この情報提供したものが間違っていたような場合、その間違っているものだということについて債権者が知り、または知ることができたときは、保証人は取り消すことができるということなんですね。問題は、……
○階委員 民進党の階猛です。本日もよろしくお願いいたします。 十二月二日、この委員会での盛山副大臣の答弁、私はちょっとがっかりしました。何についてかといいますと、これは宮路委員とのやりとりの中で、「私も実は法律が嫌いでございまして、」と。中略しますけれども、「私がこうやって民法を担当して御答弁していいのかなと思いながら御答弁をさせていただきます。」ということで、宮路さんとのやりとりの中でちょっとやや触発されてお話しされたところもあるかと思いますけれども。 前回とか前々回も、私、大臣に聞いているときに、わざわざ盛山副大臣が私からと言って答弁されるわけですから、よっぽど大臣よりもこの分野に精通……
○階委員 民進党の階猛です。本日もよろしくお願いいたします。 お手元に資料を一枚、裏表で配っております。 今回の政府案について、どの範囲で「公証人による意思確認が必要」で、また、どの範囲で「公証人による意思確認が不要」かということを図であらわしたものでございます。右に行けば行くほど経営者や事業との経済的なつながりが深くなる、また、上に行けば行くほど主債務者、事業との人間的なつながりが深くなるということでありますが、これを見ますと、「個人事業主の配偶者」、右上に位置しておりますが、他方で、同じ配偶者でも、「法人の代表取締役等の配偶者」は真ん中の上の方に位置しておりまして、個人事業主であるか法……
○階委員 民進党の階猛です。
私も、台風十号等の被害について、被災地岩手の代表として質問させていただきます。
まず、九月一日に、政府調査団の団長として岩泉の災害現場を視察した務台政務官にお尋ねします。
当時、務台政務官は防災服を着ていらしたと思うんですが、何のために防災服を着ていたのか、その理由を簡潔に御説明ください。
【次の発言】 防災服をあえて着られた理由というのは何かというのを聞いているんですね。
率直に言いまして、務台政務官については、被災地の現場で、長靴を履かずに行って、おつきの人におんぶをされて、そして現場を見たということが問題になったわけですけれども、私もあちこち被災地の……
○階委員 私も、きょうは共謀罪に絡んでなんですけれども、以前、予算委員会では、共謀罪が導入されることによって、表現の自由や集会の自由が萎縮される、萎縮する危険、あるいは一億総監視社会ともいうべき監視が強化される危険、こういったことを述べました。もう一つの危険が私はあると思っています。冤罪の危険です。 きょうは、決算についての審議ということは承知しています。総理には事前に通告していなかったので、直観的な印象でいいんですけれども、もしお答えいただければと思うんですが、冤罪が生じた場合、刑事補償法という法律に基づいて補償金が支払われるんですね。例えば、二十四年度、二十五年度、それぞれ大体、直観でい……
○階委員 民進党の階猛です。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。 私も、もともと財務金融委員会におったんですが、最近は法務委員会の方がいろいろと忙しくて、そちらの方の関係の質問ばかりしていたので、久々にきょうは財務金融関係の質問をしたいなと思っておったんですが、たまたま税法を見ておりましたら、何と共謀罪にかかわるようなものを今回の改正の中で見つけてしまいましたので、これを避けて通るわけにはいきません。まず、その点から質問させていただきたいと思います。 資料をお配りしておりますが、一ページ目をごらんになってください。電磁的記録の証拠収集手続の整備というものが今回の……
○階委員 民進党の階猛です。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。 先ほど藤原議員も、同じ岩手の出身ということで、岩手二区の選挙区、ちょっと広過ぎやしないかという問題意識で質問されていました。 私も、冒頭で、まず岩手県の新たな区割りがこのように決まった理由をお尋ねしたいと思っているんです。 お手元の資料一枚目をごらんになっていただきたいんですが、広いと言われる岩手二区、本州で一番広いんですが、面積でいうと、都道府県でいいますと、青森県とほぼ同じです。一口で青森県と同じと言いますけれども、青森県自体、四十七都道府県のうち八番目の広さです。すなわち、ほとんどの府県、……
○階委員 民進党の階猛です。 吉野大臣、これからどうぞよろしくお願いします。 先ほど来各議員から指摘がありますとおり、前大臣の暴言、これは断じて許されない。同じ思いであるということを、先ほど大臣の口からも直接お聞きしました。 そこで、私ども民進党は、昨日、会議を開きまして、東北各地から地方議員の方にもいらしていただいて、抗議文というものを総理と新大臣宛てに提出したわけです。大臣がきのうは出張中ということで、橘副大臣に私と金子委員から直接お渡ししました。 この抗議文の内容を大臣は既にお目通しされていますでしょうか。お答えください。
○階委員 民進党の階猛です。 金田大臣、予算委員会以来何度も質問させていただいております。昨年の秋からこうしてやりとりをさせていただいていますけれども、私、当初は、隣の秋田、私は岩手なので、親近感も覚えて、そして比較的建設的な意見を私も述べさせていただきました。 ただし、先ほど山尾さんも辞任要求しているんだということをおっしゃっていましたけれども、私もやはり、一番私は問題だと思ったのは、例の二月の六日の文書です。撤回されると言いましたけれども、私は、何が何でもあれは法務大臣としていかがなものかなということで、二月八日の質疑でも私このことを取り上げて、身を引くべきではないかというふうに申し上……
○階委員 民進党の階猛です。本日もよろしくお願いいたします。 今、井出委員からも共謀罪法案の名称についていろいろ議論がされましたけれども、私は、特にテロ等準備罪と法案に書かれておりませんので、従来どおり共謀罪法案ということで以下質問させていただきます。 まず、お手元に資料を配らせていただいておりますが、こちらは、三月九日付の法務省の事務連絡というものから抜粋したものです。これは、三月二日に一回協議したものを、いろいろ与党さんからの御疑問がある中で修正しましたよということで、これについて意見があったら申し出てくださいねということで法務省から各府省に対して流したものだと承知しております。 と……
○階委員 民進党の階猛です。 きのうに続いて質問の場を与えていただきまして、ありがとうございました。 きのう、大臣の答弁で、もうちょっと詳しく通告いただければ立派な答弁ができるということをおっしゃられたので、きょうはしっかり通告しております。立派な答弁をぜひお願いしたいと思います。 そこでまず、裁判所法改正案について大臣にお尋ねします。 まず、この法案の立法目的、この白い法案の資料には、「法曹人材確保の充実強化の推進等を図るため、」というふうに冒頭書かれておりますけれども、ここをもうちょっとわかりやすく、大臣の言葉で説明いただけますでしょうか。
○階委員 民進党の階猛です。 三人の参考人の先生方からは、本当に貴重な御意見を伺いました。 また、私の前のお二人の質問者も大変すばらしい質問をされて、やはりこれぞ国会の質疑だなと。ふだん、この委員会は、官僚の人たちが変な入れ知恵をして審議が中断したり、また的外れな答弁があったりして、なかなか議論が白熱しないんですけれども、私は、こういう議論こそ国会ではやるべきだと思っております。 いろいろなお話があった中で、私が衝撃を受けたことは、角田参考人そして郷原参考人、いずれも、今の法曹養成制度の仕組みでは法曹を目指していなかった、このような発言をされた。お二人のような優秀な方が法曹になりたいと思……
○階委員 民進党の階猛です。 前回に引き続き、裁判所法改正案について大臣にお伺いしたいと思います。前回以上に質問通告を丁寧に行っておりますので、ぜひ立派な答弁をお願いします。 前回、この委員会で、私は、法案の目的が法曹志願者の増加にあるということを大臣に確認した上で、しからば、この給費制というものを今回導入したとして、その上で今の司法試験制度を維持したとして、司法試験の受験者数はふえるのだろうかという問題提起をしました。その問いに対して、前回の答弁を振り返ってみますと、法曹志願者の確保につながるのではないかなという半信半疑のようなお答えでございました。 改めて伺いますけれども、給費制を導……
○階委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、民進党・無所属クラブを代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 政府提出の民法の一部を改正する法律案は、制定以来約百二十年間の社会、経済の変化への対応を図り、国民一般にわかりやすいものとする観点から、民法の債権法関係の規定を改正しようとするものであります。 しかし、今日の社会経済状況に照らせば、消費者や個人の第三者保証人といった弱者の保護を図っていくことが重要であるにもかかわらず、政府案では、私法の一般法という民法の性質を差し引いたとしても、弱者保護が必ずしも十分に図られていないものと考えます。そこで、消費者契約法などの個別法による対応に……
○階委員 冒頭、委員長にまず抗議を申し上げます。
今回のような、職権で政府参考人の出席を認められた事例というのは過去にない、衆議院規則にもないというふうに聞いております。こういうあり方は極めて問題だと思います。(発言する者あり)静かにしてください。
そこで、大臣にもお尋ねします。
大臣は基本法を所管しておられます。憲法六十三条、どのような条文か、知っていますか。
【次の発言】 どういう趣旨の条文ですか。知っているんだったら、おっしゃってください。
【次の発言】 「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。」ということで、我々は答弁を求めて出席してもらっているわけで……
○階委員 民進党の階猛です。 質問の前に、きょうの、また繰り返された政府参考人の強行採決、断じて容認できません。前回も言いましたけれども、我々国会議員は、憲法上、国務大臣に対する質問権がある、そして、それに対して、大臣は国会に出席して答弁する義務がある、これに基づいて我々は質問しているわけです。にもかかわらず、政府参考人が大臣にかわって答弁するということは極めて憲法上問題がある。 それだけではありません。衆議院規則第四十五条の二及び三の違反ということもあります。これらの規定は、法務委員会など委員会の審査においては、委員の質疑は国務大臣等政務三役に対して行うのが原則だということが四十五条の二……
○階委員 民進党の階猛です。 まず、前回、私の質疑のときに問題となった政府参考人の取り扱いについて、委員長にお尋ねします。 前回、またその前の質問のときもそうでしたけれども、こちらから要請していないのに、政府参考人の招致をこの委員会の多数決で決めたということは衆議院規則違反だというふうな指摘を私はしました。 また、改めて調べてみますと、与野党の申し合わせで、政府参考人の招致については質疑通告の時点であらかじめ要請するということで、私はそのような要請はしておりません。このルールにも違反していたということであります。 今後の本法案審査における政府参考人の取り扱いについてどのように考えるのか……
○階委員 民進党の階猛です。 先日は、本会議場で一時間余り演説をさせていただきました。原稿は半分ぐらいしかできていなくて、残りの半分は自分の言葉でいろいろな思いを伝えさせていただきました。しかし、物が言える社会というのは本当にありがたいものだということも、改めて実感しました。 翻って、金田大臣、ずっとこの委員会の答弁も、後ろの方から入れ知恵してもらったり、あるいは横の人がおっしゃったことを繰り返したり、こういう答弁の仕方で、御自身の言葉は全く使われない、御自身の言葉で語られない。私は、非常に残念であるし、大臣として、本当に、言論の自由を守るという法務大臣としての責任もあると思うんですが、こ……
○階委員 民進党の階猛です。
質問に入ります。
大臣、テロ等準備罪は合意自体を犯罪とするものでしょうか、お答えください。
【次の発言】 合意が行われても、それ自体を犯罪とするものではないという答弁でした。
ところで、前回、岸副大臣は、合意自体を犯罪とするものでないと条約に加盟できないと言っておりました。
ということは、今回のテロ等準備罪では条約に加盟できないということになるんでしょうか。大臣、どういうことですか。
【次の発言】 そうすると、合意のみで犯罪とするものではない、合意プラス推進行為で犯罪となるという立場だと理解しますけれども、それでいいですね、副大臣。
○階委員 民進党の階猛です。 私も共謀罪についてお尋ねしてまいりますけれども、あの強行採決が行われた後、きょうお手元にお配りしております共謀罪法案に反対するビジネスロイヤーの会というところから声明文が発表されております。 安倍総理は、きのう、ラジオ番組の収録で、改正案の適用対象をテロ集団や暴力団、薬物密売組織などに絞り込んだということで一般の方が対象になることはないのは明らかだと強調していたそうでありますが、このビジネスロイヤーの会は、それに真っ向から反することをおっしゃっております。 四ページ目にメンバーの方の名前が挙がっていますけれども、升永先生というのは青色LED訴訟で有名になった……
○階委員 おはようございます。民進党の階猛です。 きょうは、共謀罪などについて御質問させていただきます。 本題に入ります前に、ちょっと明るいニュースを全国の皆さんにもお伝えしたいと思います。 先週二十七日、春の選抜高校野球の出場校三十二校が決定しました。その中で、私の地元の矢巾町というところから、二十一世紀枠で不来方高校という高校が初出場で選ばれました。たった十人しか部員がいないということで、私たち地方に住む者にとって本当に明るい話題で、これから人口減少が進む中でも、やればできるんだ、勇気と希望を与えてくれる、そんなニュースだったと思います。 校長先生から私の方にメールが来まして、たっ……
○階委員 民進党の階猛です。 私も共謀罪について主に質問をさせていただきたいと思うんですが、その前に、皆さんにお配りしている資料の一枚目をごらんになっていただきたいんです。 集団的自衛権審議の想定問答について、内閣法制局が一時期開示を拒んでいた、国会でも開示を拒んでいたということなんですが、情報公開法に基づき、情報公開・個人情報保護審査会の方で、内閣法制局の解釈は間違っているという指摘を受けて一転、開示をしたわけです。 この件について、この記事にも書いているとおり、法の番人である内閣法制局がみずから法の解釈を誤っている、しかも、問題は、国民の知る権利を制限するような、国民にとって不都合な……
○階委員 民進党の階猛です。 きょうは法務大臣に質問させていただきます。 まず、お配りしております資料の一枚目をごらんになってください。 このペーパーは、先ほど来指摘がありますとおり、一昨日の夕方、法務省の秘書課長から報道陣に突如配られたものです。 この文書が作成された経緯は、昨日の大臣の記者会見での発言、これは資料の五ページの上、七、八行目に書かれておりますので、ごらんになっていただきたいのですが、自分としてこういうことを気にしているということを承知していただくだけのものとして、私の指示でつくってもらったということです。 そうであるならば、この文書の最初の二行にある、「予算委員会に……
○階分科員 おはようございます。民進党の階猛です。本日もよろしくお願いいたします。
質疑に入る前にちょっと確認させていただきたいんですが、前回の私の質疑でも厳しく追及しました、例の大臣の二月六日付の予算委員会における「テロ等準備罪」に関する質疑についてという文書でございます。これを大臣は撤回されているわけですけれども、ということは、今後、テロ等準備罪については、法案作成の前後にかかわらず、また、政府参考人の有無にかかわらず、我々の質問に対して大臣はきちんと答えられるという理解でいいのかどうか。まず、この点、確認させてください。
【次の発言】 憲法の六十三条という条文がありまして、閣僚の皆さん……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。