このページでは階猛衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○階大臣政務官 平沢議員の御質問にお答えします。
外国人の方から寄附を受けることは、おっしゃるとおり政治資金規正法の二十二条の五というところで規制されていまして、この趣旨でございますが、我が国の政治や選挙が外国人や外国の組織、外国の政府など外国の勢力によって影響を受けることを未然に防止しよう、そういう趣旨から設けられたものでございます。
【次の発言】 今の御質問ですが、未成年者とか公民権停止、それは、立法政策にかかわることかもしれませんが、未成年者については選挙権がない、公民権停止の人も選挙権の停止になっている、そういう方が選挙活動に携わるのはいかがなものかということで、そこは立法政策として……
○階大臣政務官 おはようございます。
このたび総務大臣政務官を拝命しました、衆議院議員の階猛でございます。
原口大臣をお支えして、私の所管分野は公務員制度、行政管理、行政評価、また統計なども担当しておりますが、皆様と一致団結して、そして委員の皆様、委員長の御指導を賜りながら一生懸命やっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 皆吉委員の質問に答えさせていただきます。
補足して説明しますけれども、具体的にどうやって超過勤務を削減するかということですが、大臣の指示を受けて私の方でいろいろと検討しまして、公務員の人事評価マニュアルというものを改定すること……
○階大臣政務官 お答えいたします。
今突然の質問なので条文上の根拠はちょっと今手元にないんですが、もし独法が借りていたお金を返済し切れなかった場合、これは財政投融資に貸し倒れ損失が発生するのか、あるいは独法に国が公的資金を入れてお金を返すようにするのか、そういう問題意識だと思います。
今私が確認したところによりますと、そういうケースは過去にないんですが、国が公的資金で独法にお金を入れて、財政投融資はちゃんと返済する、こういうことになるというふうに想定されているようです。
【次の発言】 独法通則法を所管している総務省として、そういう高い処遇についてどういう対応をしているかといいますと、十二月……
○階大臣政務官 おはようございます。総務大臣政務官を拝命いたしました階猛と申します。 私も、原口総務大臣、それから渡辺周副大臣を補佐して、しっかり頑張ってまいります。皆様の御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたします。(拍手)
○階大臣政務官 赤澤委員の質問にお答えいたしたいと思います。 今のような回答をしたのは事実でございます。 その趣旨でございますけれども、私は、検察の立場、また政府にいる議員の立場、これは双方とも二面性があるかなと思っております。 まず検察の立場ですが、一方で行政府、法務省の下に属する機関であるという一面がありますが、一方では司法に近いという独立性もあるわけです。その司法の独立性という点を、そちらを重視すれば、私は、政府の中にあるからといって、一体性を重視して内部批判は慎めという議論は必ずしも一〇〇%当たらないのではないか、そういう考えがあります。 そして、もう一つの二面性ということです……
○階大臣政務官 お答えいたします。
辞職勧告決議案については、まだ出されておりませんので、仮定の質問についてはお答えいたしかねます。
【次の発言】 この新しい民間人材登用・再就職適正化センターというところは、昨年九月の総理発言によって、再就職あっせんは、組織の改廃等により離職せざるを得ない場合を除き一切行わないと言われたことを受けてつくるものでございますから、今申し上げたとおり、組織の改廃等により離職せざるを得ない場合にのみ再就職あっせんを行うということですから、すべての退職勧奨のケースにつき再就職あっせんをするということではございません。
○階大臣政務官 一例として、評価委員会の問題を挙げたいと思います。 衆法では評価委員会を一元化しましょうということで、今現在は、各府省ごとに評価委員会があり、その上に、総務省のもとに評価委員会があって一次評価をチェックする、こういう二段構えの仕組みになっておりますけれども、これを衆法では一元化しましょうということになっております。 評価委員会がおざなりになっていないかどうかということはちゃんと見るべきだとは思うんですけれども、私がちょっと気になっているのは、衆法の評価委員会に関する改正が、公布の日から起算して二年内に施行するということですので、ちょっと時間軸として遅きに失するのではないか。……
○階大臣政務官 お答えいたします。
今回の提出法案によって独法からの国庫納付が見込まれる額は、現金で六千四百四十八億円、そのほかに現物のまま国庫納付される不要財産として簿価ベースで九百八十七億円、こういうものでございます。そして、前政権のときの旧法案で独法からの国庫納付が見込まれていた額は現金で三百四億円、こういうことでございます。
【次の発言】 思いますに、一番大きな要因は、昨年の事業仕分けで独法が積み立てていた基金について幅広く見直しが行われた、その結果がこういう数字の差に反映されているのではないかと思っております。
○階大臣政務官 お答えいたします。
現時点で話せる範囲ということでございますけれども、高位の専門スタッフ職制度というのは、既に専門スタッフ職というのは課長級以下にあるわけです。そういう課長級以下の専門スタッフ職とは別に、今回、幹部職の方がずっと部長とか局長とか、あるいは事務次官にとどまっていると組織の新陳代謝が進まないということで、そういった方たちが定年まで働いていただける仕組みの一つとして新たな高位の専門スタッフ職というものを設けたらどうかということで、これから具体的な制度設計を検討していくということにしております。
【次の発言】 今、課長級のスタッフ職との比較でおっしゃいましたけれども、……
○階大臣政務官 お答えいたします。 退職管理の考え方、一言で申し上げれば、天下りのあっせんを禁止して、定年まで勤務できる環境を整備するということに尽きるわけです。 ただ、先ほど御指摘がありました、早期退職勧奨を廃止しなければそれは実現できないのではないかということでしたけれども、先ほど仙谷大臣がおっしゃっていたのは、あくまでも天下りあっせんとセットになった退職勧奨の禁止でございます。天下りあっせんとセットでなければ、それはもう、退職勧奨をもしやるとしても、おのずとそこで、それに応じてやめられる方というのはごくごくわずかになる、そういう試算もしております。 そういった中で、私どもは、もし退……
○階大臣政務官 お答えいたします。 公益法人の役員として再就職している国家公務員出身者ということなんですが、公益法人、今は法律が変わりまして特例民法法人と言われていますけれども、その現況を調べた報告書がございまして、内閣府でつくっているものです。 それによりますと、今、特例民法法人は全体で二万四千三百十七あるんだそうです。そのうち、国が所管している部分が六千六百二十五あるということで、この部分について調べました。国が所管する六千六百二十五の特例民法法人の中で、国家公務員出身の理事が八千五百十九人いるというのが平成二十年十二月一日時点のデータでございます。
○階大臣政務官 内閣一括採用についてのお尋ねでございますけれども、御案内のとおり今回の私どもの法案には盛り込まれておりませんが、これは今までの経緯を踏まえたものでございます。 と申しますのも、そもそも国家公務員制度改革基本法ができるときに、政府原案では、国益重視の公務員を育成する観点から、内閣人事庁が一括採用するということを盛り込んでいたわけでございますけれども、このような内閣一括採用は、総合職試験合格者のみを幹部候補として事実上固定化するなど、いわゆるキャリアシステムの継続につながりかねないという議論がございまして、法案審議における三党共同修正において、この内閣一括採用に関する規定を削除し……
○階大臣政務官 お答えいたします。
委員の問題意識、先ほどからお伺いしていますと、基本法の十二条の前段の部分、「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示」する、そのタイミングがいつなのかということだと思います。
私ども、従来から申し上げておりますとおり、来年の通常国会に労働基本権の付与を含む法案を提出するよう検討してまいりたいということですので、少なくともその前には提示される、こういうことだと思います。
【次の発言】 恐れ入ります。
突然の今の通告でしたので、ちょっと手元に資料がございません。いましばしお待ちいただきたいのですけれども、十二月……
○階大臣政務官 お答えいたします。
今把握している、それぞれの機関等への出向状況の数字でございます。
まず独立行政法人の役員への出向八十五人、研究休職、大学や公益法人等に関する研究休職でございますが、三百五十六人、それから国際機関等への派遣が三百九十五人、民間企業への派遣が六十一人、最後に地方公共団体への出向が千六百十七人。
以上でございます。
【次の発言】 お答えいたします。
先日、岸本議員からも同様の御指摘があったところでございますけれども、同じような問題意識を持っておりまして、これから、定年まで働いていただける環境をつくるという中で、逆に言うと定年まで働くための席を用意していかな……
○階大臣政務官 お答えいたします。 今、定員純減計画をどのように策定するつもりかということで三つの論点をお示しいただきました。 まず一つ目、二十三年から二十五年の三年計画とすべきではないか。 これは、まさにごもっともの指摘でございまして、私ども、平成二十五年度までに総人件費二割カットというところで、二十五年度というのが一つの区切りになると思います。また、二十六年に入ってまいりますと、定年の延長が年金の支給時期との関係で始まってまいりますので、そういった意味でも二十五年度が一つの節目になるのではないかと思っております。ですから、今委員のおっしゃったような三年計画というのは、私もそのとおりだ……
○階大臣政務官 お答えいたします。
新規採用の数をどうするかということで、恐らく新規採用と定員管理という言葉を使われたと思います。
新規採用以外の定員管理全体については、この委員会で私から以前答弁したと思いますが、今年度中に定員計画を立てて、そして私どもがマニフェストでお約束しているような、四年間の衆議院の任期の期間中に定員の減少というものをやっていくということになっております。
【次の発言】 幾つか質問があったと思うんですが、まず、再就職の追跡調査をしっかりすべきではないかということなんですが、こちらは、私どもの政権になってから、管理職職員に対して、国公法上、離職後二年間、どこに再就職し……
○階大臣政務官 お答えいたします。 最高裁判例の傍論の意味ということで、私からお答えするのがいいのかどうかというお話でございますけれども、一応、外国人参政権との関係ですので、私からお答えさせていただきます。 今御指摘の傍論については、法令上の明確な定義があるわけではございません。しかしながら、最高裁の判決の中で、判決の結論と理由と二つに分けたときに、理由の中でも、結論を導くのに必要な部分と、結論を導くのには直接必要がない部分と二つに分かれるわけでございます。 そういった中で、結論を導くのに必ずしも必要ではない部分を傍論というというふうに理解しております。
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、柳田法務大臣を初め法務省の政務三役の皆さん、本当にお疲れさまでございます。 皆さんが就任して早々、検察をめぐるさまざまな問題が起こり、日々大変なこととは思いますが、この機会にしっかりこの問題を解決しなくては、日本の検察あるいは司法への信頼は地に落ちるということで、ぜひ全身全霊をかけてこの問題の解決に取り組んでいただきたいということをまず申し上げたいと思います。 早速質問に入りますけれども、お手元に資料を六枚ほど配らせていただいております。 まず、一ページ目に、専修大学の准教授の藤森さんという方の毎日新聞に載っていた論文といいますか原稿でございますけ……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 本題に移る前に、冒頭で、片山大臣は国家公務員二割削減の担当もされていらっしゃるということなんですが、私も、以前、総務省の政務官のときに担当しておって、この大変さということは重々承知しております。 そういった中で、国家公務員の二割削減に向けて、本日、閣議決定がされて、まずは第一歩として、俸給、ボーナスの一割カットを基本とする国家公務員給与の引き下げだということが決定されたようなんですが、そのことに関連して、きょうの日経新聞の報道によりますと、財務省が地方公務員も給与引き下げを関係省庁や地方自治体……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 もとより、国会議員は憲法四十三条で国民の代表でございますが、本日は、私の故郷でもあります岩手の代表としてもお話しさせていただければと思います。 そこで、まず最初に、冒頭、岩手のすばらしさについて少し述べさせていただきたいと思います。 今回、津波で甚大な被害をこうむった沿岸地域を初めとしまして、岩手県は本当に風光明媚で、海の幸、山の幸にも恵まれ、広大な自然、その中で人々がつつましくもまじめに暮らしている、そういう土地柄でございます。 昔から偉大な政治家を輩出している土地で……
○階委員 民主党の階猛です。 平野復興担当大臣におかれましては、御就任まことにおめでとうございます。同じ岩手の国会議員として、ぜひ平野大臣には頑張っていただきたいと思っております。 先ほど、新幹線で地元から戻ってまいりました。その地元の今週末の反応、本当に平野大臣の誕生を喜んでおられました。ただ、その一方で、率直に申し上げますと、二つ、苦言といいますか不満といいますか、そういう声がありました。一つは、菅総理はいつまで続けられるのか。もう一つは、小沢さんにも復興の中心となって頑張ってほしい。この二つが、よく聞いた声でございます。 前段について、平野大臣はどのように、菅総理はいつまで続けられ……
○階委員 民主党の階猛でございます。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は、被災県であります岩手の選出の国会議員であります。きょうは、総合特区法案、この法案自体については私は全く賛成でございますけれども、その法案について少しお尋ねした後、震災の復興の関係でこの総合特区法案がさらに前進できないかということをお尋ねしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 まずは、総合特区法案についてお尋ねします。資料をお配りしております。一ページ目をごらんになってください。 これは、内閣官房地域活性化統合本部の資料ということで、会議の場に出されたものですけれども……
○階委員 民主党の階猛です。本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 先ほど磯谷議員の方からTFTという私にとっては耳なれない言葉が出ていましたけれども、きょう、私の方は、ILC、こちらも耳なれない言葉かもしれませんが、このアルファベット三文字を中心に御質問させていただきたいなと思っております。 私は岩手県選出の議員でございますけれども、岩手県の被災地、今も大変な状況で、例えば陸前高田市でいえば、被災前二万三千人だった人口が、死者・行方不明者が二千人、それ以外の社会的な流出も含めると、二千人プラス三千人、五千人減って、今一万八千人ぐらいしか人口がいなくなっているそう……
○階委員 民主党の階猛でございます。 本日は、質問の機会を与えていただきましてありがとうございました。私も、検察の信頼回復というテーマで質問をさせていただきたいと思います。 先般の江田大臣の所信表明の中で、私が非常に印象に残ったくだりがございました。それは、第二の「検察の再生」というところで、「先般の大阪地検特捜部における一連の事態により、検察に対する国民の信頼は失墜したと言わざるを得ません。」こういう表現を使われていました。 私は、普通、役人であれば、ここは、信頼が揺らぐとか、信頼が低下するとか、そういう言い方をするところだと思うんですが、私の推測ですけれども、ここは江田大臣の言葉では……
○階委員 民主党の階猛でございます。 今回、質問の機会を与えていただきましたことに、委員長を初め、各委員の皆様に感謝を申し上げます。 また、私は、被災地岩手県の選出の議員であります。本当に未曾有の震害に見舞われましたけれども、ここまで、政府また与野党を超えた議員の皆様にも多大なる御支援を賜っておりますことに、まずは感謝の意を表したいと思います。ぜひ、この被害の実情、もう皆様、メディアなどを通じて御存じかと思いますけれども、いま一度、岩手県の状況なども含めて少し触れさせていただきたいと思います。 お手元に資料をお配りさせていただいておりますけれども、まず一枚めくっていただいて、岩手、宮城、……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛でございます。 本日は、一般質疑ということで、一時間時間をいただきました。 きょうは、政府から、大変お忙しい中を仙谷官房副長官を初め他省の方々にもいらしていただいておりますので、まずは、そちらから最初にお聞かせいただければと思います。 きょうは、大きく四つのテーマについてお聞かせ願いたいと思っておりますけれども、まず一つ目。先般、復興構想会議の設置が決まりました。この件について、復興基本法という法律も月末までに国会に提出するやに伺っておりますけれども、その点とも絡めて少しお聞かせ願えればと思っております。 この復興構想会議、メンバーを見ますと、……
○階委員 民主党の階猛でございます。 きょうは五月十一日、先ほど江田大臣もおっしゃっておられましたが、震災から二カ月がたちました。私は、被災県選出、岩手県選出の国会議員として、この間、きょうで三度目、法務委員会で質疑をさせていただく機会を得ました。その都度その都度、私が問題だと思っていることについて、真摯な御答弁を政府関係者からはいただいて、ありがたいと思っております。 本日は、テーマ、東日本大震災にまつわる法的問題ということですので、私も大口委員と同様、二重ローンの問題などを中心に御質疑させていただきたいと思っております。 まず、二重ローンの問題と一言に言いますけれども、若干漠然とした……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。本日も質問をさせていただきます。 最初に、法案の審議の前に、関連して、総務省の内山政務官、そして厚労省の岡本政務官に少し質問をさせていただきます。 まず、今回は民事事件の関係の非訟事件手続法ということでございますが、行政事件におきましてもいわば非訟事件手続法的なものがあります。行政不服審査法などと言われていますけれども、今総務省の方でこの行政不服審査法の見直しということがなされているかと思います。 お配りしております資料の一をごらんになってください。私も総務省の政務官のときに見直しの作業にかかわらせていただいたのでございますが、ここに掲げて……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、参考人の皆様、ありがとうございます。 時間も限られておりましたので、きのう恐らくお手元に私からの質問要旨ということでお届けさせていただいたと思うんですが、六問用意しております。お一人二問ずつ、順次お聞きしていきたいなと思います。 まず一つ目の質問は、指宿先生にお願いしたいんですが、今、国の方では、東日本大震災の復旧復興ということに全力を挙げております。しかるに、この法案は復旧復興とは直接関係ありません。また、折から、冤罪事件、いろいろありまして、検察の権限の行使というものに国民は疑念を抱いている、こういう状況があります。翻って、この法案、今この時期に……
○階委員 東日本大震災に伴う相続の承認又は放棄をすべき期間に係る民法の特例に関する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本年三月十一日の東日本大震災によって甚大な被害が発生し、多くの被災者はいまだ生活再建の見通しが立たず、混乱状況が続いております。 このような中、現行の民法では、相続人は、自己のために相続の開始があったことを知ったときから三カ月以内に、相続について、単純もしくは限定の承認または放棄をしなければならないと規定し、家庭裁判所で伸長の申し立て手続を経ない限り、単純承認したものとみなされております。 しかしながら、このような被災地の……
○階委員 お答えいたします。 委員が御指摘のとおり、既に参議院で通過している法案の趣旨を踏まえまして今回修正した箇所が、まさに七十七条の二項の四号でございます。 当初の案ですと、「前号に掲げる事業と一体となってその効果を増大させるために必要な事業又は事務に関する事項」ということで、一体性と効果を増大させるという二つの要件が必要でございました。 大臣も御答弁になりましたように、これが必ずしも政府としては使途を制限するという趣旨ではなくて、要すれば、三号、いわゆる基幹事業が復興交付金事業計画の中にある場合に、それとセットにして入れてもらいたいという趣旨で盛り込んだもの、規定したものだったとい……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛でございます。 本日は、平岡法務大臣を初め政務三役の皆さん、この委員会では初の質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。先回の委員会で大臣がごあいさつされた中に、検察改革、そして法曹養成制度の検討ということがございました。きょうはその二点についてお聞かせ願えればと思っております。 最初に、検察改革でございます。 資料をお配りしておりますが、一枚目をごらんになってください。 これは毎日新聞のホームページからコピーをしたものでございますが、「郵便不正事件 国賠三千七百七十万円認める 村木元局長請求」という見出しになっております。国家賠償請求……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 裁判所法の一部を改正する法律案、これは法曹養成に絡む問題で、私もたびたびこの委員会で取り上げさせていただきました。ただし、私は、この給費制か貸与制かという問題は、法曹養成制度が抱える問題全体の中ではごく一部、しかも枝葉の部分にすぎないという理解でございます。 なぜそう思うかについて、お手元の資料、まず一枚目をごらんになってください。これは、総務省の行政評価局でつくった資料でございますけれども、法科大学院(法曹養成制度)の評価に関する研究会報告書、二〇一〇年十二月の資料から抜粋……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。 被災地に種をまきましょう。被災地に生まれた小さな芽を大きく育てましょう。これは、野田総理がさきの所信表明演説でおっしゃった言葉です。まさしくそのとおりだと思います。 この三次補正、天文学的な数字の予算を議論するわけでございますが、私は、被災地に生まれた小さな芽を大事にしなくてはいけない、このように思っております。私が見つけてきました被災地に生まれた小さな芽、少しだけ御紹介させてください。 これは、陸前高田市高田松原の倒れた松、その松を使ってつくったキーホルダーでございます。小さくて、……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、行政改革について、岡田大臣、中塚副大臣にお尋ねしたいと思います。 まず、その行政改革ということですが、消費税の引き上げの議論の中で、党内でもそうですけれども、国民の皆さんも、消費税をいずれは上げなくてはいけないのはわかるけれども、その前にやるべきことがある、すなわち行政改革をまずやるべきだというお話をよくされます。ところが、果たして、行政改革というのは何なのか、また行政改革というのはどこまでやったらいいのか、これについて明確な認識の共有というのがないのではないかという問題意識があります。 私もきのういろいろ調べてみたんですけれども、行政改革の定義、有……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 私も、この社会保障と税の問題について、地元でさまざまな人と意見交換をしております。ミニ集会も二十回程度開きました。 そうした中でよく出てくる意見、消費税を上げることについては、その必要性はわかる、ただ、それを納得できるところまではいっていない。なぜ納得できないかというと、私の地元岩手は被災地ですから、復興をまず進めてほしいという意見もあります。それ以外にもいろいろありますけれども、やはり増税するんだったら行政改革をしっかりやってほしい、この意見が非常に多いです。 具体的に言うと、やはり増税……
○階委員 民主党の階猛です。 被災地の復興を支えるためには、復興に必要なリソース、人、物、金の円滑な供給が必要であると考えております。きょうは三点、人についてはボランティア、物についてはコンクリート、そしてお金については二重ローンを簡潔に取り上げたいと思います。 まず、物、コンクリートの話ですけれども、生コンの問題、これは平野復興大臣とも何度かお話しさせていただきました。私は宮古市に行ったときに、海岸沿いで防波堤を新しくつくるためのコンクリート、巨大な塊をつくっているのを目にして、これはこれですごいけれども、一方で、果たしてコンクリートの生産が追いつくんだろうかと思いました。それで調べまし……
○階委員 民主党の階猛です。 本日は、小川法務大臣に初めての質問です。よろしくお願いします。 きょうは、裁判官、検察官の給与法の改正案が本題でございますが、その前にちょっと、最近の検察の新たな不祥事が発覚した件について取り上げさせていただきたいと思います。 まず、お手元に今、資料をお配りしているかと思いますけれども、資料一から四までつけさせていただいておりますが、済みません、七枚ぐらいめくっていただくと資料二というのがございます。 資料二は、先週の金曜日でしたか、小沢元民主党代表の政治資金規正法違反被告事件、これは検察審査会のいわゆる強制起訴によって係属中の事件でございますが、その裁判……
○階委員 大口委員におかれましては、法曹養成制度の見直しについて、いつも的確な御意見を御披瀝されておりまして、本当に敬意を持っております。
今御指摘されたのは、連携法の附則二条に関する修正案の部分でございまして、一定の結論というのは、委員おっしゃるとおり、政府の講ずべき措置の内容及び実施時期を明記したものでございます。それを工程表と言うかどうかはこれは別にしまして、いずれにしましても、そういう、いつまでに何をやるかということを明示したものを政府として発表されるというふうに理解しております。
【次の発言】 同じ附則二条の関係でございますけれども、「速やかに」というのは、立法措置をとるということ……
○階委員 お答えいたします。
まさに改革は急を要するわけでございまして、一定の結論を得るためには、全員一致でないと物事が決まらない、進まないということではまずいわけです。この法律のたてつけとしましては、意思決定に全会一致を要求するものではありません。
【次の発言】 まさしくそのとおりでございまして、先ほど法務大臣が読み上げた制度の要綱からして、ほとんど一〇〇%に近い数字が合格率になっていないとおかしいわけでございます。
他方、私が考えるに、その原因は何かというときに、二つ考えられるのではないか。一つは、法科大学院の教育水準が余りに低い、それからもう一つは、予備試験が難し過ぎる、どっちかだと……
○階大臣政務官 お答えいたします。
二十一年度の数字は今大まかに取りまとめているところでございますが、委員の御指摘のとおり、あっせんつきの退職勧奨というものがなくなったために、激減しております。先ほど二十年度が二千七百人ぐらいというような数字を示されていたと思いますが、それよりも大幅に減っております。
【次の発言】 お答えいたします。
これは以前、原口大臣の方から記者会見等で説明したお話ですけれども、これから公務員の意識改革を進めて、人事交流を活発に行っていこうということで、私ども総務省としまして今考えているのは、民間企業での勤務経験を拡充しようと。特に、今までは係長級の若手が中心だったも……
○階大臣政務官 山田委員の御質問にお答えいたします。 山田委員におかれましては、既に与党の政策会議でも何度か今のような御指摘をいただきまして、私どもの方でも検討させていただいております。 おっしゃるとおり、記号式投票あるいはマーク式投票については、投票の効力の判定が容易になって疑問票や無効票が減少するであるとか、行財政改革という面でも選挙人が短時間で投票できるというメリットもございます。 そういったことも踏まえまして、総務省としましては特に異存はないところではございますけれども、この問題については選挙制度の根幹にかかわることでございます、各党各会派で議論を進めていただきたいということで、……
○階小委員 金田さんのことを参考人に。
【次の発言】 きょうお配りされている行政事業レビューシート、支払基金と国保連の予算措置はなし、来年度に限らず従来からなしということになっているわけでございますけれども、恐らく一般の方が医療保険から納める保険料などから費用は工面されているのではないかと思っています。
多分その数字が、「参考」という紙、別途配られている縦の紙が我々の手元にあるわけでございますけれども、支払基金だと、平成二十三年度で約八百二十八億円の経費をかけて、査定額は二百四十七億円である。それから国保連だと、同じく約七百二十三億円をかけて、査定額は二百二十一・七億円である、こういう数字が……
○階小委員 民主党の階です。 一つお伺いしたいんですが、先ほど古賀さんの中で、国家財政が大変厳しい中で福利厚生ということを言うこと自体ナンセンス、私は、その言葉は非常に重く受けとめました。私自身も昔、長銀という銀行にいて、自分も借り上げ社宅に住んでいましたけれども、経営破綻して国有化されたときにそういうものは全部なくなりました。そして、家賃補助というのは多少は残りましたけれども、社宅というのはそのときになくなりました。今まさに国もそういう状況ではないかと思っています。福利厚生で公務員宿舎を持つのはナンセンスだというのは、私も納得できるところでございます。 ただ、一方で、原田さんがおっしゃっ……
○階小委員 要するに、必要に迫られてこのスーパーコンピューターがつくられたものかどうかというところを我々は問題視しているわけです。ひょっとすると、必要もないのに、世界一を目指すんだということのためだけにつくったのではないかという危惧を抱いています。 例えば、東京スカイツリーだって、あれは自立式のタワーで世界一だけれども、あれは別に世界一を目指すためにつくったものじゃないんです。地デジ化されて、それで、その電波がちゃんと届くようにという、本当にちゃんとした目的があってつくっているわけで、そういう目的があるんだったら、千百億使ってつくったとしても、我々は納得できるわけですよ。 果たしてそういう……
○階小委員 民主党の階です。 まず、今の平先生の御指摘の中で、繰り越しを緩やかに認めるべしというのは、これは本当に被災地としては切実な問題です。これは復興予算に限らず、財務省に聞いてもらいたいんですけれども、今、被災地周辺では人件費であるとか資材費が高騰しておりまして、入札をしてもなかなか当初の予定価格では落札者があらわれないということで、なかなか工事が進まなかったりします。これは、復興予算に限らずそういうことが起きています。したがって、工期がどんどん後送りになりますから、必然的に繰り越しという問題も生じてきます。 この部分については、ぜひ被災地の実情をちゃんと調べていただいて、繰り越しは……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。