このページでは階猛衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○階猛君 民主党の階猛です。 私は、民主党・無所属クラブを代表し、本回付案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 本回付案は、さきに本院で可決された本法案を二点修正しています。以下、その内容と賛成の理由を申し上げます。 第一に、本回付案は、金融機能強化法第一条の目的規定を改め、金融機関への公的資本注入によって、中小規模の事業者に対する金融の円滑化を目指すことを明確にしています。 一般論として、金融機関への公的資本注入には、大きく二つ目的があります。 一つは、貸し手である金融機関が経営危機に瀕した場合、金融機関の経営破綻を未然に防ぐために行うもの、すなわち、貸し手側の問題を解決……
○階猛君 民主党の階猛です。 民主党案提出者を代表いたしまして、田名部議員の質問にお答え申し上げます。 御質問は、大きく五つあったかと思います。 まず最初は、最近の消費者事故を踏まえた上で、これに新しい消費者行政としてどのように対応していくべきか、そういうお尋ねでございました。二つの事例に即して、民主党案による対応方法を述べさせていただきます。 まず、御指摘の中国製冷凍ギョーザ事件についてであります。 私どもの法案では、まず、国の行政機関の長、地方公共団体の長に対し、消費者問題が発生し、または発生するおそれがある場合について、消費者権利官に対する報告義務を課しております。また、消費者……
○階委員 私は、七月二十九日、参議院選挙と同じ日に行われました衆議院補欠選挙で当選してまいりました一回生でございます。それまでは金融機関の社内弁護士をしておりましたので、まず金融の問題を中心にお聞きするとともに、後段の方では財政の問題についてお聞きしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 まず、破綻金融機関の一時国有化の処理についてちょっと渡辺大臣にお聞きしたいんですけれども、私が以前勤務していた日本長期信用銀行は、一時国有化によって、最終的には外資系ファンドによって買収された。そして、その後の経過を見ておりますと、上場はしたものの、その後、やや経営が不振といいますか、最近では株価……
○階議員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 振り込め詐欺については、警察の呼びかけ、マスコミの報道により、国民の意識は高まっているものと思われます。しかし、最近では、警察官を名乗り、被害者の身内が事故に遭ったとして示談金の振り込みを要求するなど、手口がますます巧妙化し、被害は一向になくなりません。平成十九年一月から九月だけでも、認知件数は約一万二千件、被害総額は約百七十一億円にも及びます。 犯罪者の検挙に努めることは政府の当然の責務で……
○階委員 旧日本長期信用銀行、十年前に破綻した、そこの出身の階でございます。 きょうは福井総裁と、私は元バンカーですけれども、バンカー同士ということで、忌憚のない意見交換をさせていただければ、こう思っております。 さて、質問に入る前にちょっと一点要望なんでございますが、きょう、福井総裁、この通貨及び金融の調節に関する報告書というペーパーをもとに御説明されました。私は、質問に入る前にこのペーパーを拝見して準備させていただきたい、そのように申しておったんですが、このペーパー自体は昨日の夕方できていたにもかかわらず、当日この時間でないと見せていただけないということで、過去の、昨年までの出ていた資……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛と申します。本日は、このような場で質疑の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は今、財務金融委員会の方に所属しておるのですけれども、民主党の方の人権・消費者調査会の方で消費者オンブズマンの検討などにも加わらせていただいております。 また、昨年七月、議員になったわけですけれども、それまで、銀行ですとか証券会社ですとか、金融機関の社内弁護士として勤務しておりました。その中で、金融商品販売に関する法律問題についてもいろいろ実務経験を積んできております。 ちょっと宣伝めいてしまいますけれども、こういう「銀行の法律知識」という中で、私が友人……
○階委員 民主党の階でございます。きょうは、古本議員に引き続きまして、道路特定財源の問題そして暫定税率延長の問題について、私からも質疑をさせていただきます。
ところで、額賀大臣、唐突ではありますが、質疑と質問の違いを御存じでしょうか。
【次の発言】 今こちらに「新・国会事典」、有斐閣というちゃんとしたところから出ている本なんですけれども、それによると、質問というのは「議員が議題と関係なく、国政一般について内閣に対し事実の説明を求め、又は所見をただす行為をいう」と。また、質疑というのは「議題について疑義をただす行為である。」そういうふうに書いてあります。
私が何でこんなことを言いますかという……
○階委員 民主党の階でございます。
きょうは関税がテーマでございますが、本題に入ります前に、最近の為替相場に関する政府の姿勢などをちょっとお伺いしたいと思います。
まず、額賀財務大臣、今の為替相場なんですが、円高と考えていらっしゃるのか、それともドル安と見ていらっしゃるのか、あるいはいずれでもないと見ていらっしゃるのか、どれでありましょうか。
【次の発言】 今、ドル安というお話がありました。今、一ドル百円を切るような状況になっておるわけでございますけれども、このドル安が日本経済に与える影響をどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 米欧との緊密な連携というお話がございましたが、例えば、今……
○階委員 民主党の階でございます。 先ほどの古本委員に引き続きまして、私も暫定税率問題について、ちょっと基本的なところだけ二、三、お聞かせ願えればと思っております。 まず、首相の先日の新提案というところで、結局のところ、道路特定財源を一般財源化するという一方、暫定税率は維持するということでございます。この委員会でも議論になっていましたけれども、暫定税率というのは道路整備のために上乗せされている税率だ、そういう基本的な認識があるわけです。そういった中で、一般財源化するのであれば、理の当然として、暫定税率も廃止になるのが当然ではないかと思うわけでございます。 大臣、この点については、どのよう……
○階委員 おはようございます。民主党の階でございます。 きょうは暫定税率の問題についてお聞きしたいと思っているわけでございますが、ちょっとその前に、きょうは内閣法制局の皆さんもお呼びして、憲法解釈について二、三聞いてみたいと思っております。 まず、お手元にお配りしております資料の一の一というところをごらんになっていただきたいんですが、先般、三月三十一日に与党連名で「地方自治を預る皆様へ」ということで書面が出されております。この一枚目の真ん中、やや下あたりに、「歳入法案が未成立という憲政史上稀な事態となったことは、議会を構成する政党として申し訳なく思うとともに、参議院第一党たる民主党にも速や……
○階委員 私も、引き続きまして永田理事長の方に、今回、同意人事ということで、再任につき同意するかどうかということがテーマになっておりますので、その判断材料を集めるという趣旨の質問をさせていただきたいと思います。耳ざわりなこともあるかもしれないんですが、御容赦いただければと思っております。 資料をいろいろとお配りしております。右肩の方に手書きで番号が振ってあるんですが、まず五枚目のところを見ていただきたいんですが、五枚目の左側に、公的資金の使用及び回収等の状況ということで、項目に分けて数字が挙がっております。 この左側の升に書かれている数字を上から順番に足していくと、トータルで四十六・六兆と……
○階委員 民主党の階猛でございます。 ふだん私は財務金融委員会なんでございますけれども、このような場で質問の機会をいただきましたことに、まずは心より御礼を申し上げたいと思います。 なぜ私がここに立っているかと申しますと、私、昨年の七月に補欠選挙で衆議院議員になりまして、その前は弁護士をしておりました。そして、東京弁護士会の犯罪被害者支援委員会というところに所属しておりまして、実は、この少年法の改正の問題についてもその委員会でいろいろ議論をしまして、一回議員会館の方にも陳情で伺ったりとか、そういう経験もございます。そういった経験を踏まえて、私は、今回、傍聴に基本的には賛成という立場からいろい……
○階委員 民主党の階猛でございます。 きょうは、金融機能強化法、金融機関に公的資金を入れるというお話でして、実は私も、十年前、長銀の破綻というのを経験して、公的資金を入れることの重みは重々承知しているつもりでございますけれども、それゆえに、この法案についてはしっかりと審議をしていかなくてはいけないと思っております。それから、後ほど、新銀行東京へのこの法律の適用についても触れさせていただきます。 まず、経営責任を制度上一律に求めないというふうに伺っております。お手元の資料の一枚目に、前回のこの金融機能強化法、それと今回の見直しの違いが載っておりますけれども、経営責任を制度上一律には求めないと……
○階委員 民主党の階猛でございます。本日は、首相に質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
私もちょっと、きょうは歴史的な日ということで、アメリカ大統領選挙について端的に聞きたいんですけれども、アメリカのように二大政党で、それぞれのリーダーとなるべき人が主張をぶつけ合って国民の審判を仰ぐという選挙を、今回のアメリカ大統領選挙を見て首相もやりたくなったんではないかなというふうに……(発言する者あり)ちょっと聞こえないと思います。
【次の発言】 その二大政党制で主張をぶつけ合う選挙をやりたくなったのか、それとも、民主党がアメリカでも政権をとったということで逆に選挙をしたくなくなっ……
○階議員 質問をありがとうございます。今、二点質問をいただきました。 まず一点目、なぜこの法案が必要なのかということでございますけれども、採用内定を取り消した企業名を公表するだけですと、そもそもどういう内定の法律的な効果があるのか、また内定がどういう場合に取り消されるか、これは条文上、明らかになっておりません。 最高裁の有名な判例で、大日本印刷事件というものがあります。これをちょっと模範六法というところから引用して読ませていただきます。「採用内定を解雇権留保付労働契約の成立と解し、内定取消事由は内定当時知ることができず、また知ることが期待できない事実であって、客観的に合理的で社会通念上相当……
○階委員 民主党の階猛でございます。 本日は、お忙しい中、与謝野大臣にも来ていただきました。ありがとうございます。また、御尽力いただきました委員長初め各理事の皆様、本当にありがとうございます。 早速、与謝野大臣に御質問させていただきたいと思っております。 その前にまず、私ごとで恐縮なんでございますが、私は東大の野球部の出身でございまして、与謝野大先輩のはるか後輩でございます。与謝野先輩はマネジャーということで、僕はピッチャーだったんですけれども……(発言する者あり)今おっしゃったとおりで、六大学野球のマネジャーというのはプレーヤーよりも偉いんです。キャプテンよりも偉いのがマネジャー。マネ……
○階委員 民主党の階猛でございます。 前回も与謝野大臣に質問させていただきました。前回はゲストで来ていただいたということですが、今度からはレギュラーだということで、前回はそういう部分でちょっと遠慮もあったんですが、これからは耳ざわりの余りよくないことも言わせていただくと思いますので、その点よろしくお願いします。 早速なんですけれども、お手元に今資料を配られていますでしょうか。一枚目をごらんになっていただきたいんですけれども、グラフのようなものを配らせていただいております。これは昨年の日経ビジネスに出ていたもので、ちょっと印刷が見にくいかもしれません。こちらの方にもパネルを用意しました。 ……
○階委員 民主党の階猛です。 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、所得税法等の一部を改正する法律案及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行及び財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案に対し、反対の立場から討論いたします。 まず、本題に入ります前に、中川前財務大臣がいわゆるもうろう記者会見で国益を損なったこと、本委員会を無断欠席するなどした上に突然辞任し、国会審議に多大な遅延をもたらしたことに遺憾の意を表します。 麻生総理は百年に一度の経済危機を克服するとかねがね言われておりますが、危機を克服するどころか、内閣の中枢たる財務大臣が全世界に醜態をさらし、危機を……
○階委員 民主党の階猛でございます。 本日は、IMF加盟措置法の改正案、これがテーマでございますけれども、本題に入ります前に、ちょっと二、三聞かせていただきたいことがあります。 まず一つ目なんですが、三月二十一日の朝日新聞に与謝野財務大臣のコメントが載っておりました。TBSの番組収録において、民主党の小沢代表が秘書逮捕を異常な手法と批判していることについてこのように言われたと。日本の刑事訴訟手続は世界で一番民主的で透明性が高い、日本の刑事司法の信頼性にもう少し理解を進められたらいいのではないか、このような発言をしたとされております。この発言を前提にしてお聞きいたします。 まず、この発言の……
○階委員 民主党の階猛でございます。 PAC3が配備されている岩手の選挙区でございますけれども、先週はそのPAC3の話題が大きく地元でも取り上げられたわけでございますけれども、一方で、選抜高校野球で、やはりこれは岩手の代表が初めて決勝に出て、しかも優勝までもう一歩というところまで迫ったという明るい話題もございました。岩手県、何か暗い話題が多いように思われているんですが、そういう明るい話題もあるということをまず一言申し上げたいと思います。 そして、きょうの質問でございますけれども、先ほどFRC報告について大臣からもお話があったかと思います。お配りされているきょうの資料の中に、平成二十年十二月……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛でございます。 きょうは、金融ADRについて主に質問させていただきたいんですが、その前に少し、先日発足した安心社会実現会議について大臣にお聞かせ願えればと思います。 私、そのネーミングを見たときに、これは与謝野大臣が考えられたのかどうかちょっとわかりませんけれども、安心社会を実現するんだということは、今までは安心社会というのは実現されていなかったのかなという疑問を抱きました。きのう、麻生総理にも同じことを聞きました。麻生総理は、安心社会にほころびが出てきているからこの会議を開催するんだというお話でしたけれども、ほころびが出てきているんだったら、それ……
○階委員 民主党の階猛です。きょうも、与謝野大臣を初め金融庁の皆さんにお話をお聞かせ願えればと思っております。 先々週から与謝野大臣とはもう四回目ぐらい質疑を行わせていただいておりまして、消費者の方でも議論させていただき、この委員会でも二週間で三回目ということで、私も、中身の濃い議論をさせていただいているので、大変ありがたいと思っているんです。 ちょっと余談になりますけれども、先日、麻生総理に消費者問題特別委員会で質疑をしたら、野球部だけ会議に集めたら危ないなんてことを言われまして、そんなことは決してないということを、私はいつも与謝野大臣とお話ししていて思うわけでございます。 それはそれ……
○階委員 民主党の階猛です。きょうもよろしくお願いいたします。 さて、お手元に資料が配られている途中かと思いますが、一番上の資料をまずごらんになっていただきたいんですけれども、「国及び地方の長期債務残高」という題目の資料でございます。これは、先日私が与謝野大臣との質疑の際に議論になった部分について、財務省の方から資料をつくっていただいて、出していただいたものでございます。これをごらんになっていただくと何がわかるかということなんですが、これは年度ごとの国、地方の債務、それからGDP比、あとGDPの実額も載っております。 これで見ますと、今世紀の初頭、すなわち二〇〇一年三月末の段階ではGDPは……
○階委員 民主党の階猛です。 きょうは、日本政策投資銀行法改正案について質問させていただきたいと思います。本当は大臣にお伺いできればよかったんですが、ちょっときょうは残念なことでした。また次回、それはお願いしたいと思います。 きょうは、質問する内容について、資料一というところで二枚にわたってちょっとまとめさせていただいております。数字の話であるとか法律の話であるとか、ちょっと細かくなるものですから、誤解のないようにと思いまして、あらかじめ資料にまとめさせていただいております。 質問を始めさせていただきたいと思いますけれども、まず私は、この法案について、大きく三つ疑問を提示させていただきた……
○階委員 民主党の階でございます。きのうに引き続き、政投銀のお話について御質問させていただきたいと思います。 きのうは、大きく三つ疑問があるということでお話を始めたんですが、二つ目の途中で終わっております。二つ目の途中というのは、今回、危機対応業務を政投銀、商工中金が行うということで、その見合いで出資するということなんですが、この出資が妥当かどうかというお話の途中でございました。 それで、質問でございますけれども、これは政府参考人で結構ですが、今回、補正予算が原案どおり成立すれば、政府は最大で一兆七千億円、出資が可能となります。これに八%の逆数である一二・五を掛けると、単純計算しますと二十……
○階議員 御質問にお答えします。 今の御質問も、今消費者行政においてどういうことをすべきか、何が問題なのか、そういうことだと思います。何が問題なのかと言われると、大きく三つあるかというふうに考えております。 まず一つ目は、今まで消費者行政というものが独立の行政分野として位置づけられていなかった、まさに今岸田先生がおっしゃられたとおり、縦割りの中で、消費者行政という横断的な分野として確立されてこなかった。しかも、個別の省庁が対応するに当たっても、いわば付随的な位置づけといいますか、産業振興や業者規制の派生的なものとして消費者行政が位置づけられてきた。そのような派生的な位置づけであり、かつ、し……
○階議員 おはようございます。質問ありがとうございました。 今の現状についての我々の認識なんですけれども、私は岩手なんですが、岩手ですと、消費生活センターというところがちゃんと機能しているところは盛岡しかないんですね。あとの市町村というのは、窓口は辛うじてあるものの、そこに専任の職員がいないということで、非常にお寒い状況ということです。 我々は、これを何とかしないといけない、全国津々浦々に相談員が置かれるようにしなくてはいけないということで、先般もお話ししましたけれども、地方に、まず都道府県ごとに地方消費者権利局というものを置かせていただきます。そして、相談員を大体人口十万人当たり一人とい……
○階委員 民主党の階猛でございます。 本日は、両参考人、本委員会で貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。 私からも質問させていただきたいんですが、私の方からは、主に違法収益の剥奪の関係のお話と地方の消費生活センターのあり方を中心にお話しさせていただきたいと思います。 まず、違法収益の剥奪ということなんですが、私も、議員になる前に金融機関の社内弁護士をしておりまして、振り込め詐欺の被害者の方とよくお話をする機会がありました。当時、振り込め詐欺救済法がなかったものですから、振り込め詐欺の被害に遭った方が被害金を取り戻したいといっても、なかなかそれが難しかった。 法案は、私も民主……
○階議員 お答えいたします。 今、プリペイドカード法に基づく権限が政府の場合はちゃんと行使されないんじゃないか、要するに、産業育成という行政の目的と消費者保護という行政の目的、二つある場合に、一方がおざなりに、この場合ですと消費者保護の方がおざなりにされてしまうんじゃないかということで、それに対して我々はどういうことができるのか。 我々は、従来から繰り返し申し上げておりますとおり、まずもって、消費者保護の行政と産業育成の行政というのが矛盾するようなことはない、内閣の外から行政をコントロールしますから、矛盾することはないということでございます。 そして、具体的に言いますと、今回のケースでい……
○階議員 お答えします。 私、弁護士時代に犯罪被害者の支援の仕事をしていまして、被害に遭われた方がどういうことを一番大事にしているかというと、まず一つは、真実が知りたい、それから、二度と同じようなことを繰り返してほしくない、この二点なんですよ。この二点について、被害者の立場、そこに立って仕事ができるかどうか、それがこの消費者権利院、我々の考えているものが対応できるというふうに思っています。 まず、我々は、消費者権利院法の三十一条によって、このような事件が起きた場合に、消費者権利官が、国交省や自治体や警察などに資料の提出を求めることができます。それから、三十四条によって、独自に立入調査を行う……
○階議員 お答えいたします。 司令塔機能という場合に、二つの観点から考える必要があるというふうに思っております。 まず一つ目は、消費生活相談、あっせんの部分で、従来の地方の消費生活センターか、あるいは我々がつくると言っているところの地方権利局あるいはその支局、両者の間でどちらが司令塔機能を担うべきかという問題が一つ。それから、地域で起きている消費者問題について事業者を規制する場合に、消費者行政の地方の部局が司令塔になるか、それとも地方権利局が担うべきか、そういう行政の部分と、二つの段階に分けるべきだと思っております。 一つ目の、相談、あっせんの部分については、基本的には、相談を受けるとい……
○階議員 おはようございます。よろしくお願いします。 三点御質問があったかと思います。一つ目は、地方の消費者行政を国の業務とした理由について。二つ目は、民主党案による場合、消費者権利院並びにその傘下の組織の職員数、そしてそれに要する予算。そして三点目は、行政改革に反するのではないかという趣旨だったと思います。 順に御説明申し上げます。 まず一点目、地方の消費者行政を国の業務とした理由についてなんですが、我々が考えておりますのは、繰り返しになりますけれども、消費者の権利利益の擁護のための事務というものは地域地域で跛行性があってはならない、全国津々浦々、どの市町村に住んでいても一定の水準が確……
○階委員 民主党の階猛でございます。 先日は、与謝野大臣とは財務金融委員会で御議論させていただきましたけれども、きょうも引き続きよろしくお願い申し上げます。 前回、私、個人情報保護法についていろいろお聞かせいただいたので、ちょっとその関連で、通告していなくて恐縮なんですが、けさ、新聞を見ますと、三菱UFJ証券が、全顧客百四十八万人の情報を持ち出した社員がいる、しかも五万人分を売却している。この情報の内容は、かなり重大な情報が含まれておりまして、新聞の情報によると、顧客の名前や住所、電話番号、年収区分、勤務先などの情報が含まれていたということでございます。 これは、個人情報保護法に対して、……
○階委員 民主党の階猛でございます。 私、民主党案の提出者として、これまで答弁の方もさせていただきましたけれども、きょう修正案がまとまるということで、新聞などにはちょっと辛目の評価の仙谷理事のコメントが載っていましたけれども、私どもとしましては、むしろ私どもの案を政府の方が大胆に取り入れていただいて、政府の方としても、ベストの案だということで野田大臣がおっしゃっていた中で我々の案を大胆に取り入れたということは、やはり我々の案、非常に、いろいろな意味で長所があったのかな、そういう評価をいただけたのかなというふうに考えております。 それで、きょうは、せっかく総理も来ていらっしゃるので、冒頭、少……
○階委員 おはようございます。民主党の階猛です。 私の方からも、政治と金の問題について少しお尋ねさせていただきます。 まず、私の方からは、政治資金問題に関して説明責任が云々されているわけでございますけれども、考えてみれば、この説明責任、どういう意味なのかはっきりしないわけであります。 この点について、前回のこの委員会の質疑におきまして、佐藤大臣にお尋ねがありました。私どもの鳩山代表が説明責任を果たしているかどうかということに関してなんですけれども、大臣がおっしゃられた答弁では、政治資金規正法におきましては、政治資金の収支の状況を明らかにすることを旨といたしまして、これに対する判断は国民に……
○階委員 民主党の階猛でございます。 きょうは、法務委員会の方で質疑の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 早速なんですが、きょうは政治資金規正法の解釈を中心にお聞かせ願いたいと思います。 まず、基本的な考え方として、企業、団体については、個人と同様、国や政党の特定の政策を支持、推進し、または反対するなどの政治的行為をなす自由があること、そして政治資金の寄附もその自由の一環であること、これが最高裁判例、八幡製鉄献金事件によって認められているわけでございます。 そういう考え方の中で、政治資金規正法の解釈に当たっては、今申し上げたような政治的行為をなす自由という憲法上の人権行……
○階分科員 民主党の階猛でございます。 きょうは、新幹線ができたことに伴う並行在来線の問題についてお聞かせ願えればと思っております。 まず、お手元に資料を何枚かお配りしておりますが、資料一というのをごらんになっていただければと思います。並行在来線のうち、今現在経営分離されているものが四区間、それぞれ第三セクターが経営しております。ただし、青い森鉄道というところだけは上下分離ということで、施設の方は青森県が持っているということでございます。 資料一でいいますと、左側、九州新幹線でいえば肥薩おれんじ鉄道、右上、北海道新幹線、東北新幹線でいえば、今現在開業しておりますのが、右下の方に見えます、……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。