このページでは岡田克也衆議院議員の48期(2017/10/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は48期国会活動統計で確認できます。
○岡田克也君 私たちは、さきの総選挙で無所属で戦い、小選挙区で勝ち抜いてきた十三名から成る会派、無所属の会です。 私は、無所属の会を代表し、安倍総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手) まず、外交、安全保障について質問します。 今、日本が直面する安全保障上の最大の課題は北朝鮮問題です。安倍総理は、さきの所信表明演説で、北朝鮮にその政策を変更させるため国際社会とともに圧力を一層強化する旨述べました。私も基本的に同意見です。 その上で、幾つか懸念すべき点がありますので、以下、具体的に質問いたします。 先般、安倍総理は日米首脳会談を行い、その後の記者会見で、今後とるべき方策につい……
○岡田克也君 私は、民進党と無所属の衆議院議員十四名から成る会派、無所属の会を代表し、安倍総理の施政方針演説について質問します。(拍手) まず、財政の健全化について質問します。 財政健全化は、持続可能な社会保障を実現するために、先送りの許されない重大問題です。人口減少の中、大きな借金を抱えたままでは、国家の衰亡は避けられません。 安倍総理は、施政方針演説の中で、憲法改正に関して、子や孫のために新たな国づくりを進めていこうと呼びかけられました。しかし、財政の現状は、子や孫にとっても余りにも過酷です。財政健全化こそ、次世代のために政治が取り組まなければならない最重要の課題です。憲法改正ではな……
○岡田克也君 無所属の会の岡田克也です。 私は、会派を代表し、ただいま議題となりました安倍内閣不信任決議案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手) まず、この国会を振り返ってみても、安倍総理、あなたが内閣総理大臣失格であることは明らかです。 その最たるものが、森友、加計学園の問題です。 安倍総理と昭恵夫人の余りにも軽率な言動に端を発したこの問題は、ついに、国会での財務省局長の虚偽答弁、公文書の改ざん、隠蔽、廃棄という前代未聞の不祥事にまで発展しました。議会制民主主義国家としてあり得ないことが起こったのです。 安倍総理は、行政府の長として国民におわびすると白々しく繰り返していま……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。 私は、まず、非核三原則について大臣と議論したいと思っています。 非核三原則の中の核の持ち込みということですけれども、密約調査の中で、密約が具体的にあったかどうかは別にして、米国政府が核兵器を搭載した艦船の一時寄港は持ち込ませずに該当しないと考えていたことを知りながら、米国政府が何も言わないから持ち込みはないと、国民に対してうそを言い続けてきたということが明らかになっています。 この点について、歴代の総理大臣や外務大臣が国会で答弁されているわけですけれども、河野大臣、そういった、国民に対してうそをつき続けてきたことについて、どういうふうに受けとめてお……
○岡田委員 民進党・無所属の会の岡田克也です。
私からは、まず、当面の北朝鮮政策について大臣の御意見をお聞きしたいと思っています。
まず、三月五日、六日の二日間、韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長と徐薫国家情報院の院長が特使として訪朝して、それをきっかけに、四月末の南北首脳会談、それから、五月までとされている米朝首脳会談を行うことになりました。
この間の韓国政府の対応について、まず、総括的に大臣はどのように評価しておられるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は、北の対応もありましたが、やはり韓国の外交が非常にダイナミックに動いたなというふうに受けとめました。ちょっとうらやましく……
○岡田委員 岡田克也です。
十五分しかありませんので、条約のことはともかくとして、きょうは、アメリカのNPRについて大臣の御見解をお聞きしたいと思います。
二月二日、少し時間もたちましたが、この米国のNPRが発表されたときの大臣談話が話題になりました。私も大変驚きました。高く評価するというふうに言われたわけですが、このことについて、大臣、反省はありますか。
【次の発言】 拡大抑止へのコミットメント、それを評価するということは私は否定するものではありません。しかし、あなたのこの談話は、全体について高く評価しているというふうにとられたのではないですか。
では確認しますが、このNPRについて、……
○岡田委員 民進党の岡田克也です。 きょうは、北朝鮮と核の問題について少し議論を整理したいと思って、大臣の御意見を聞きたいと思います。 まず、北朝鮮の核の脅威ということですけれども、衆議院の予算委員会、二月十四日、安倍総理の答弁というのがあるんですね。中距離弾道ミサイル、ノドンを使って日本を核攻撃することが現在可能な状況にあるのかという希望の党の後藤さんの質問に対して、私、見ていて、安倍さんは相当慌てたという感じを受けたんですが、いずれにしろ、答弁は、既に数百発配備されているという認識だと述べた上で、ノドンに核兵器を搭載することが可能かどうかについては、核兵器を搭載できるほど小型化し、完全……
○岡田委員 岡田克也です。 まず、きょうは、非核三原則について少し大臣のお考えを聞かせていただきたいと思います。 特に非核三原則のうちの核の持込みについてでありますが、この問題は密約問題として長く議論されてきた問題ですが、密約調査の結果としてわかったことは、もともと、この持込み、つまり認識のギャップが日米にある。 一時的な寄港というのは持込みに当たるという日本に対して、いや、それは持込みに当たらないというアメリカ側の認識、そこにギャップがあることについて、もともと意識的にそういうことが密約として行われたのか、あるいは、自然に、何といいますか、認識の違いがそもそもあったことに気づかなかった……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。 まず、きょうの本題に入る前に、外務大臣、先ごろ韓国を訪問されました、そのことについて少し申し上げたいと思います。 短い時間の中で、日韓の外相会談、そして大統領表敬を行われて、私は非常に有意義だったというふうに思うわけです。特に、北朝鮮による完全、検証可能な、かつ不可逆的な方法での核、ミサイルの廃棄を実現するために最大限の圧力を維持していくということが確認されたことは、私はよかったというふうに思っております。評価しております。 その上で、南北あるいは米朝の首脳会談に向けて今後の方針を綿密にすり合わせあらゆる機会を捉えて日韓米三カ国で緊密に連携していく……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。
まず、先般のアメリカを中心とした三カ国によるシリア攻撃について簡単にお聞きしたいと思います。
先ほども大臣が答弁されましたように、化学兵器の使用、拡散を容認しないという決意は支持をするとした上で、研究開発能力を低下させる措置についても理解すると、支持と理解を使い分けられたわけですが、全体について支持をされなかった理由はどこにあるんでしょうか。
【次の発言】 私は理由を聞いているわけです。
【次の発言】 行為については理解をするということですが、国連憲章に基づく安保理の決議がないということも考慮しての理解ということでしょうか。
○岡田委員 まず最初に、北朝鮮問題について、少し、最近、日中韓サミットもありましたので、確認をしたいと思います。 先ほども議論に出ておりましたCVID、核兵器を含む大量破壊兵器及び弾道ミサイルの完全、検証可能な、かつ不可逆的な方法での廃棄ということについて、大臣は先ほど、関係国間、具体的には日米韓中ロの間で差があるとは思っていないというふうに答弁されたわけですが、今回の日中韓サミットにおける共同宣言では、このCVIDは明記されなかったわけです。そこで書かれているのは、「朝鮮半島の完全な非核化」それから「関連国連安保理決議に従った、国際的な協力及び包括的な解決」という言葉であります。 日本側……
○岡田委員 きょうは、TPP11協定におけるISDS条項、すなわち投資家と国との間の紛争の解決条項について、主として、確認と議論をしたいというふうに考えております。
まず最初に、大臣に御見解をお聞きしたいと思います。
政府は従来から、TPP協定に関するISDS条項について、我が国企業が海外で投資活動をする上で予見可能性、法的安定性を向上させる制度であるというふうに説明をしてこられました。基本的に、この説明は今でも変わっていないというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、局長の答弁で結構なんですけれども、まず確認したいと思いますが、このTPP11の締約国の中で、もう既に日本との間に……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。 私は、無所属の会を代表し、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について、反対の立場から討論を行います。 反対理由の第一は、既に何度も述べられたように、国会審議が極めて不十分であることです。 今回のTPP11の委員会審議は、わずか六時間。審議不十分と言われたTPP12と比較しても、その十分の一にすぎません。しかも、委員会で趣旨説明が行われたその日に審議入りし、たった一週間で本会議採決しようとしているのです。余りにも拙速、余りにも乱暴な委員会審議ではないですか。 最も重要なメンバー国である米国が離脱し、経済効果もTPP12の六……
○岡田委員 それでは、まず、先般の日ロ首脳会談について、外務大臣と議論したいというふうに思っております。 五月二十六日のプーチン大統領との日ロ首脳会談において、共同経済活動の実施に向けた作業が新たな段階に入ったということが確認された、今後、事業者の特定を行うとともにビジネスミッションを四島に派遣することになったという発表がなされました。他方で、法的基盤の諸問題についての進展はなかったと報じられております。 この法的基盤の諸問題ということについて少し議論したいと思うわけですが、まず大臣、法的基盤の諸問題というのは具体的にどういった問題なのか、国民にもわかりやすいように説明をしていただきたいと……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。 今回の法案について、私は、その必要性は当然認めるものであります。ただ、問題は、憲法上の法のもとの平等という趣旨との関係で、整合性あることになっているかどうかということは非常に重要なことなので、念のために幾つかお聞きしたいというふうに思います。 まずは総務省の方にお聞きしたいと思いますが、公選法十五条八項では、各選挙区において選挙すべき地方公共団体の議会の議員の定数は、人口に比例して、条例で定めなければならないと。そして、施行令百四十四条では、国勢調査又はこれに準ずる全国的な人口調査の結果による人口を想定しております。 住民基本台帳人口ではなくて国勢……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。 この案は、私は、本当に恥ずかしい案だ、よく出してきたな、参議院の自民党、そういうふうに思うわけですが、具体的に幾つか聞いていきたいと思います。 まず、先ほど来、今回の改正案は抜本見直しに当たるというふうに答弁されました。ここが全くわからないわけですね。 前回の十増十減、これについても、脇さんは抜本改革に当たらないというふうに参議院における質疑で言われたと思いますが、提案者も提案理由の中で、抜本改革の第一歩であるという言い方をしているんですね、第一歩。 十増十減が第一歩で、なぜ、二つ埼玉県でふやす、これが抜本改革なんですか、明確にお答えいただきたい……
○岡田委員 岡田克也です。 北方領土問題についてやりとりをしたいと思っています。 まず、北方領土問題の今までの経緯について少し確認をしたいと思います。確認ですので、事務方の答弁で結構です。 冷戦時代に、ソ連は領土問題の存在をそもそも認めてこなかった。これに対して、日本としては、北方領土問題が存在すること、しかもそれが四島であるということを認めさせるというのが外交目標で交渉してきたというふうに私は理解をしております。 一九九一年のゴルバチョフ大統領と海部総理との日ソ共同声明で四島の名前が具体的に記され、九三年の東京宣言において領土問題を北方四島の帰属に関する問題であると位置づけたことは、……
○岡田委員 無所属の会の岡田克也です。 端的にお聞きしますので、端的にお答えいただきたいと思います。 まず、全世代型社会保障への改革であります。 総理はこのことについて、内閣の最大のチャレンジだというふうに言われました。 確かに、その中で述べられていること、例えば、六十五歳以上への継続雇用年齢の引上げとか、新卒一括採用の見直しとか、あるいは人生百年健康年齢に向けての対策としての糖尿病や認知症の予防など、私も、そういったことについて内閣を挙げて検討することには賛成です。ぜひいい議論をしていただきたいと思います。 ただ、そういったことで本来の社会保障制度の持続可能性が維持できるのかという……
○岡田委員 立憲民主党・無所属フォーラムの岡田克也です。 きょうは、北朝鮮の問題を中心に議論したいというふうに考えております。かなり丁寧に事前通告してありますので、生産的な議論ができればというふうに思っています。 まず、第二回の米朝首脳会談がまとまらないまま終わりました。その際の安倍総理の、トランプ大統領との電話会談の結果なんですが、我が国は全面的に支持するという言葉が出てまいりました。私は少し驚いたんですが、注意深く読むと、トランプ大統領の決断を我が国は全面的に支持すると。そのトランプ大統領の決断は何かというと、朝鮮半島の非核化を実現するとの強い決意のもとに、安易な譲歩を行うことなく、同……
○岡田委員 岡田克也です。
まず、北方領土問題について幾つか質問したいと思います。
まず、二月十二日の私と総理との予算委員会の質疑の中で、プーチン大統領と総理との二人だけの会談の記録について、総理は、メモ、これは通訳者のメモという意味ですが、メモが残っている以上、公文書になっているというふうに答弁されました。
通訳者のメモそのものが公文書ということではなくて、通訳者のメモをもとにして作成された会談の記録が公文書として残っているという意味だと私は理解をいたしましたが、そういう理解で、大臣、いいんでしょうか。
【次の発言】 当然、それは外務省の文書、公文書として保存されているというふうに理解……
○岡田委員 立憲民主党・無所属フォーラムの岡田克也です。
きょうは総理と北方領土問題を中心にしっかりと議論したいと考えておりますが、その前に一つ。
先般の自民党大会で、総理は、あの悪夢のような民主党政権が誕生したというふうに言われました。もちろん、民主党政権時代の反省は我々にあります。しかし、政党政治において頭から相手を否定して議論が成り立つのか。私たちは、政権時代に、その前の自民党の歴代政権の重荷も背負いながら政権運営をやってきました。そのことを考えたら、あんな発言は私は出てこないはずだと思います。撤回を求めます。
【次の発言】 驚きました。もちろん私たちは政権運営について反省があるとい……
○岡田委員 岡田克也です。 きょうは、茂木大臣に三つの問題について基本的なことを質疑したいと思っております。一つは北方領土問題、二つ目は北朝鮮問題、三つ目が日米貿易協定ということであります。 まず、北方領土問題について、二〇一六年十二月の長門会談で共同経済活動を行うということが確認されて、そのための特別な制度を検討することになりました。特別な制度というのは、日ロ双方の立場を害さない法的枠組みということであります。このことの現在の検討状況をお聞きしたいと思います。 私がお聞きしているのは法的枠組みの検討状況ということであって、例えば、観光パイロットツアーが計画されているとか、個々のプロジェ……
○岡田委員 岡田克也です。
まず、茂木大臣にお聞きしたいと思いますが、前回の私の二十三日のやりとりで、トランプ大統領と安倍総理との通商拡大法に基づく追加関税がないということのやりとり、それから、ライトハイザー代表と茂木大臣との間の数量規制はないということのやりとり、これをぜひ出してくださいというふうに申し上げたところです。この点について、まだその資料が示されていないということですが、これはどういうわけでしょうか。
【次の発言】 理事会で話し合われても、その決着がついていない。これは基本的には政府の判断することですからね。この協議、この審議に当たっての一番コアの部分の一つですよね、追加関税が本……
○岡田委員 まず、法案について若干質疑をしたいと思います。
今回、フィリピンのセブに総領事館を設置するということですけれども、例えば、他のASEAN国の比較で見ると、インドネシアなどは総領事館が多いわけですが、タイはチェンマイだけ、ベトナムはホーチミンだけ。そういう中でフィリピンに二つ目の総領事館を置くことにしたというのは、若干、バランス上どうなのかなという感はありますが、なぜフィリピンに二つ目の総領事館を置くことにしたのか、お答えいただきたいと思います。事務方でいいです。
【次の発言】 既にダバオに総領事館があるわけですね。セブも、予定されている管内の在留邦人は約三千人、日系企業は二百五十……
○岡田委員 岡田克也です。 まず最初に、投資保護協定関連について若干御質問したいと思います。 まず、日・UAEの投資協定ですけれども、ここで天然資源が協定の対象外ということになっております。UAEは、日本にとりましては主要な石油あるいは天然ガスの輸出国で、もちろん、近年いろいろな関係が深まっていることは承知をしておりますが、天然資源が除かれているということは、果たして、投資協定を締結することの意義が大きく失われてしまっているのではないか、そういう気もするわけであります。 なぜ天然資源が除かれているのか、そして、そのことについて、投資を行う日本企業からの不安とか不満はなかったのか、事務方で……
○岡田委員 立国社の岡田克也です。
きょうは、核の問題について大臣の御見解を聞いて議論したいと思います。
まず、二〇一八年のNPR、「核態勢の見直し」ですね、米国政府が発表しました、トランプ大統領のもとでのものですが。これに対して、当時の河野外務大臣は、我が国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメントを明確にしているとして、今回のNPRを高く評価するというふうに言われたわけです。
私はかなり違和感を持って聞いたわけですが、茂木大臣もこの二〇一八年NPRに対して高く評価しているんでしょうか。
【次の発言】 私は、二〇一〇年、オバマ大統領のNPRが出たときに、外務大臣としてこれを高く評価……
○岡田委員 立国社の岡田克也です。
まず、日・ベトナム受刑者移送条約に関連して法務省に聞きたいと思いますが、現在ある移送条約に基づく実際の運用ですが、どうも、例えば送り出し移送の所要期間を見ますとかなり時間がかかっている。二〇一三年から二〇一九年までに二百三十五名の方が対象になっていますが、二年未満で答えが出た人は十八人、八%、最も多いのが三、四年で七十八人、三三%、六年以上かかっているという人も十二人いるということです。
何がネックでこんなに時間がかかっているんでしょうか。
【次の発言】 これは、余り時間がかかるということになると、まず受刑者は同意をするわけですね、同意してから何年も何年……
○岡田委員 岡田克也です。
きょうは、まずは中東への自衛隊派遣について基本的な議論をしたいと思っています。
まず、総理に確認いたしますが、今回の中東への自衛隊派遣の意義ですね。私の理解するところ、日本船舶、日本関係船舶の航行の安全確保のための情報収集活動である、有志連合に参加することはなく、我が国独自の取組であるというふうに説明されていますが、そのとおりでよろしいですか。
【次の発言】 そこで、これは防衛大臣で結構ですが、二つ確認したいというふうに思っています。
一つは、自衛隊の活動範囲。これは既に閣議決定の中で書かれたとおりでありますが、他方で、米国中心の有志連合、もちろん、自衛隊はペ……
○岡田委員 立憲民主党の岡田克也です。 私からは、まず、予算委員会の続きですが、九月十一日の安倍談話について少しやりとりをしたいと思います。 予算委員会でのやりとりでも、私は、迎撃能力を高めるだけでは不十分という安倍談話ですから、当然、迎撃能力の反対である攻撃能力ないしは反撃能力、こういったものを持つことを議論しているのかと問うたのに対して、明確な答えはありませんでした。しかし、どう考えても、論理的にはそういうことだろうというふうに思います。 別に、結論を聞いているわけではなくて、そういうことを議論のテーマにしているということぐらいはお認めになるべきじゃないですか。
○岡田委員 立憲民主党の岡田克也です。 きょうは、外交、安全保障の問題について質疑をしたいと思います。 まず、対北朝鮮外交、総理は官房長官としても深くかかわってこられた問題だと思います。 まず最初に、一点確認です。 総理は所信表明演説の中でも、日朝関係に関して、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す、こう述べられました。従来の方針を確認されたということだと思います。 ただ、私、もう一つ確認していただきたいことがあります。 それは、対北朝鮮に対してCVID、つまり、北朝鮮の核とミサイルについて完全な、検証可能な、……
○岡田委員 立憲民主党の岡田克也です。 今日は、日米関係、あるいは米国の外交、安全保障政策ということで質疑をさせていただきたいと思います。 まず、三月三日の国家安全保障戦略の暫定的な指針、ここに、今までにない、かなり思い切ったことが盛り込まれているなというのが私の印象であります。 とりわけ二つのこと、一つは、現状認識として最後に出てくるわけですけれども、世界は転換点にある、ナショナリズムの高まりや民主主義の後退、権威主義国家との競争が新たな脅威をつくり出している、そういう認識に立って、民主主義的価値の実現の重要性というものを正面からうたった。そしてもう一点は、同盟であります。NATO、豪……
○岡田委員 立憲民主党の岡田克也です。 限られた時間ですので、スピーディーに進めていきたいと思います。 まず、午前中の議論もありましたが、RCEPについて中国が主導したとか、あるいはこれから中国に有利とか、そういう議論も出るわけですが、私は全くおかしな議論ではないかというふうに思います。 RCEPは、平成二十四年十一月に野田政権の下で交渉開始が決定されました。それからかなり時間がかかりましたが、ようやくまとまったものであります。関係者の皆様の御努力に心から敬意を表したいと思います。 結局、共通のルールを作るということであって、もしASEANの国々がそれぞれ、あるいはASEAN全体として……
○岡田委員 立憲民主党の岡田克也です。 先般の日米首脳会談に関して、三点ほど議論したいと思います。 まず第一に、自由で開かれたインド太平洋ビジョン、今回、ビジョンという言い方がされていますが、この点について確認をしたいと思います。 日米首脳共同声明の中では、普遍的価値及び共通の原則に対するコミットメントに基づく自由で開かれたインド太平洋という共通ビジョンを推進するというふうに書かれています。普遍的価値及び共通の原則に関しては、自由、民主主義、人権、法の支配、国際法、多国間主義、自由で公正な経済秩序を含む普遍的価値及び共通の原則ということで、このインド太平洋という共通のビジョンの中には、民……
○岡田委員 岡田克也です。 今、渡辺委員が言われたことを私も非常に懸念しているところですので、一言申し上げたいと思います。 選手やスタッフが地方に散らばるわけですね。それをどうやって管理していくのかというところが、大会期間中は、選手村を軸にして、そして専用のバスで練習所やあるいは競技場に運ぶということを言われていますが、全国に散らばった選手やそのスタッフがきちんと管理できるのかどうかというところを私は非常に懸念しています。そのことによって世界中の様々な変異種が日本国内に広がるリスクというものは否定できないと思うんですね。 そこは大臣、本当に大丈夫ですか。きちんとできますか。それだけ、ちょ……
○岡田委員 立憲民主党・無所属の岡田克也です。 今日は、まずは気候変動、脱炭素化について総理と議論していきたいと思います。 総理は、昨年の国会で脱炭素化の宣言をされました。二〇五〇年に温室効果ガスをゼロにする。その発言を聞いたとき、私の率直な感想は、よかった、間に合ったというものでした。 つまり、世界の各国が、特に先進国が二〇五〇年ゼロということを次々に主張する中で、残っていたのは安倍総理の日本と、そしてトランプ大統領のアメリカ。そのアメリカが大統領選挙でバイデン候補の当選が決まった、そのタイミングで総理の宣言が出てきた。これがもし遅れれば、日本だけがいつまでも二〇五〇年ゼロが宣言できな……
○岡田委員 立憲民主党の岡田克也です。 質疑に入る前に一言申し上げたいと思います。 先ほど本会議場で我が党の階議員も指摘いたしましたが、橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長が、自由民主党を離党しない、北海道連の代表、会長も辞めないということを述べておられます。私は、オリンピック憲章の根本原則である「政治的に中立でなければならない。」という原則に反するのではないかというふうに思っております。 森前会長の失言によって、世界が唖然としました。私は、日本の国益が大きく損なわれたというふうに考えています。今回また同じようなことになってしまうと、これはもう致命傷になってしまいます。……
○岡田分科員 民進党、無所属の会の岡田克也です。 きょうは、大臣と少し日韓関係について議論したいと思っていますが、まず、慰安婦をめぐる韓国政府の最近の対応については私も非常に大きな疑問を感じております。国家間で合意に達したもの、それについて事実上ほごにしかねないような対応は両国の信頼関係を損ねるものだ、そういうふうに考えております。そのことを前提にした上で、大臣に幾つかのことをお聞きしたいと思います。 まず、大臣就任後の昨年十一月の産経新聞のインタビュー、私、それを拝見して非常に違和感を感じたわけですね。河野談話について聞かれて、大臣は、産経新聞によれば、戦後七十年談話と慰安婦に関する日韓……
○岡田分科員 民進党・無所属の会の岡田克也です。 きょうは、原発の使用済み燃料の貯蔵方法について、大臣そして規制委員会と議論したいというふうに考えております。 まず、大臣、ちょっと記憶を思い起こしていただきたいんですが、あの二〇一一年の東日本大震災、私は当時与党の幹事長をしておりまして、リアルタイムでいろいろな情報が入っていたわけではないんですが、あのときに、四号機は三月十五日に水素爆発を起こし、当時非常に懸念された、特にアメリカが強く心配していたのは、果たして四号機の燃料プールに水はあるのか、こういうことだったと思います。 十六日にヘリコプターで燃料プールに水があることが確認をされたと……
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