成瀬幡治 参議院議員
2期国会発言一覧

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成瀬幡治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは成瀬幡治参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

成瀬幡治[参]本会議発言(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第32号(1952/04/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となました海上保安庁法の一部を改正する法律案に対しまして反対いたすものでございます。  本法案は一部改正となつておりますが、実は内容は実質的に一変されておるのであります。即ち、吉田内閣は今までもたびたび再軍備はしないと言明しておりますが、その半面、原爆を持つていなければ軍備ではないと言つてみたり、二千億ばかりの予算では軍隊はできないとか、憲法第九條は自衛戰力を否定していないと言明してみて、又これを慌てて取消してみたりしておるのであります。実は再軍備はしたい、併し憲法はこれを認めていない、憲法改正、再軍備と打ち出せば、平和を愛好する……

第13回国会 参議院本会議 第38号(1952/05/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私はこの際、早大事件と最近における警察の実力行使に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、警官が、如何なる理由があつたにせよ、靜粛に無抵抗であつた学生に向つて棍棒で殴る蹴るの暴行を加えて、天下に警官が暴徒であり日本民衆の敵であるかのごとき印象を與えた最大の不祥事たる早大事件について、木村法務総裁並びに天野文部大臣にお尋ねいたすものであります。  実は私は事件が報道されました九日早朝現場に出かけまして調査いたしました。その事実に基いてお尋ねをいたすものでございます。八日の夕刻、私服二名が次官通牒を無視して早大構内に入り込み、学……

第13回国会 参議院本会議 第68号(1952/07/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今上程されております自治庁設置法案に対する修正案並びに修正部分を除く政府原案及び関係の一法案に対しまして反対をいたすものであります。  修正案と政府原案とを比較検討いたしますときは、修正案の多大の発展と進歩を認めまして、修正に努力された内閣委員諸氏に対しましては深く敬意を表するものでありますが、我々の考えとは併し離るるところ多いのでございますから、以下簡單に反対の理由を明らかにいたしたいと思います。政府は提案に際しまして、これまで国政の民主化の基盤である地方自治の拡充強化と公職選挙の普及徹底については特に意を用いて来た。現在これらに関す……

第13回国会 参議院本会議 第69号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となつております保安庁法案並びにその関係法案に対して反対をいたすものでございます。反対する第一の理由は、保安庁設置は憲法違反であるからであります。我が国の平和憲法は、第二次世界大戰の惨澹たる経験からいたしまして、平和を心から熱望し、平和を悲願として、すべての武力を放棄し、たとえそれが自衛の戰であれ戰争はやらない。なぜなら、今までの戰争は、たとえそれが侵略戰争であつたといたしましても、その多くが自衛戰争という名目で戰われたためであります。国民の戰争に対する深い反省と平和愛好の熱意によつて、世界にその例を見ないところのいわゆる平和憲法……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第29号(1953/03/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は日本社会党を代表いたしまして、政府提案による恩給法の一部改正について若干の質問をいたします。その前に、吉田総理に私は質問するように実は用意しておつたのでございますが、総理は例の所労によつて出席ないのであります。参議院軽視なのか、或いは政治に対して熱意と責任感を失われたのかわかりませんけれども、そういう熱意と責任感のない人に、お答えを願うのも如何かと存じまして、(笑声)官房長官に、副総理としての緒方さんに御答弁を願いたいと思います。  そこで先ず緒方副総理にお伺いするのでございますが、軍人軍属関係の恩給法の停止は覚書に基く勅令六十八号でなされて、その精神は平和憲法とも重大な関係……

成瀬幡治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

成瀬幡治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 お尋ねいたしたいのですけれども、その全面的な法の根本的なものについて、研究をするとこう言われるわけですけれども、文部大臣としては新任早々で云々と言われると思うのですけれども、文部委員の方についてはこの問題について十分私は討議されておるとこう思う。そこで法の根本改正をするときに医者などでも同じような、こういう免許法の問題が出て来たと思う。そのときに医者の方々は既得権が尊重されておる。我々はこの既得権が殆んど無視されるような形になつておる。この点についてどんなふうに今までお考えになつているか、この点をお尋ねいたします。

第8回国会 文部委員会 第閉会後11号(1950/11/14、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 学校教育法の第一條だと思いますが、その中に環境保全のことが謳われているのですが、左の語われている趣旨というものですね。それからあの條文だけで言うと、こういつた問題が起つて来るということは予期されておつただろうと思うのです。それに対して文部省はどういうふうな方法で防ぐか、第一條に関連して、保全だけしておいて、次に作つてはいけないものをあとからそういうものを作られる、それに対してどういう態度で行くか、これに対してこういう法律を提案されるときから方針が決まつておつたと思う。その点どんなおつもりですか。
【次の発言】 そこで今非常に重要だと、こうおつしやるのですが、文部省の態度というもの……

第8回国会 文部委員会 第閉会後12号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小野政務次官にお尋ねいたしますが、概算拂いで交付金が渡つておる関係上、愛知県で例えば名古屋の例なんか取つて見ますと、返さなければならない。それで教員に対する皺寄せが出て、金がないということで、退職しても退職金を支拂つてない現状がある。そこであなたのお話を聞きますと、大いに考慮しようという、こういうことは出ておりますが、それで実際問題として法律にあるから嚴重に取立ててしまうのか、それとも一千五十億の一割の百五億あるから、それで勘案して何とかそこの打開策を講じて行こうとしておるのか、或いはそれについての見通しは或る程度立つておる、徹底的に取返してしまうのだと、この大きなコースが二つあ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 文部委員会 第1号(1950/11/28、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今のことですね。道徳的な言葉を信用して、文部大臣としては傍観しておる、というと言葉は悪いかも知れませんが、何ら積極的な手を打たないのか。そこはどうなんですか。
【次の発言】 骨を折つているのですね。
【次の発言】 もう一つ、これは別のことですが、平衡交付金をもらうところはまだいいかも知れないが、実情は三十五億今度殖えても、なお頂けないようなところがありはしないかということを非常に心配するわけです。今度は県に行つた場合に、そういうことに対して返すというのですか、或いは全然貰い過ぎてしまつておるところに対して、何ら裏付がないわけですね。そういうような点をずつと勘案して来ると、やはり私……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この八十三億が三十五億に減らされたわけなんですけれども、この八十三億を要求される場合の中には、地方公務員の年末手当とか、ベースアツプに必要な経費というものは、この中に入つているかどうか。
【次の発言】 そうしますと、それが三十五億にまあ減つておるわけでありますが、その場合にもこの両者が入つておるかどうか。ちよつと、減つたというのは惡いですが、節約された、こういうことになりますと、当然そのものが入つておる、三十五億の中に入つておると我々は了承してもいいわけですね。
【次の発言】 私は八十三億が三十五億になつた、そこのところがよく分らないのですが、一応御説明願います。

第9回国会 文部委員会 第3号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 岡野國務大臣、天野文部大臣は大臣としての所管事項といわないで、閣議の一員としてお尋ねしたいと思います。と申しますことは、この七億を出さないということは政府のこれは一つの法律違反になつて来ると思うのです。そこできつとその閣議でこういう問題について非常にお考えになつておると思うのです。政府はこれを閣議においてどういう形にして出すか、とにかく法律違反にならなくて而も定質的に金を出して行かなければならない。そういう対策を私は閣議において大いに検討されたと思う。そこう辺のところを一つ御説明をお願いしたいとこう思います。

第9回国会 文部委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この法案がいろいろな意味合いにおいて提案された、そうしてあなたから、重大なる云々ということを聞きましたから、私はそこに政治的な陰謀があるのじやないかというようなことは、そういうことは別個として、一応運輸省に、運輸大臣の下に十二人の委員からなつておるところの船員教育審議会というものが設けられておる。そうしてその結論をやはり若し水谷文部次官が言われるように、四月に云々ということであれば、私たちは、そういうことは慎重に考えて進められておつて、そうしてやはり結論というものを私はどこでお出しになると思う。ところがその結論が出ない前に、こういうものが出たのだということについては、私は何か釈然……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1951/07/28、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつとお伺いいたしますが、抑留者の還えらないということは人道上の大きな問題であつて、政府もそういうふうに非常に強調されて来たと思います。ところがその発表の時期の問題でございますが、六月十九日に国連へ報告されたということは、私は相当政府においては責任を持つて確認をされた数字だと思います。それをやはり早く国民に知らせるということは、非常に私は重大問題だと思います。それについて七月二十五日まで放つたらかしておいたと言つては非常に言い過ぎかも知れませんが、少くとも在外同胞の委員会はこの七月中には、私は前に持たれておると思う。たから政府としてもやろうと思えばやる機会があつたと思う。それに……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1951/03/24、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 シンガポールの捕虜を早く帰すということをルーガー氏が言つたということですが、時期は四月だとばかにあつさり言つたわけですが。
【次の発言】 日本の新聞が相当先走つて記事を書いて、それが相手の国に知れて非常に不利になつたというようなことで、非常に愼重に扱つてくれ、余りそういうことはやつてくれるなということで、そういうようなことをルーガー氏が折衝しておつて……、そういうことはたびたびあつたわけですね。
【次の発言】 ローマ法王庁に、今までのものが軍に抽象的なもので、具体的な資料がなくて非常に困つたというお話ですが、それから国際赤十字社のほうでも、個人カードというものを作つてなくて非常に……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第11号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この出し方は合同提案にするわけですか。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほどの紅露委員の動議、これを一つ……。

第10回国会 文部委員会 第12号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 進藤さんにお伺いいたします。二十五年の四月から始まつたわけですから、今までに約十カ月あるわけですが、この間にそのモデルケースをお作りになるのにどのくらい期間をおかけになつたかということが一つと、それからまあ手続の問題ですが、そういうことですつたもんだをおやりになつたと思うが、事実審理に当つてそういう点についてどのくらいおかかりになつたかという期間問題です。それからあなたは公開審理ということを否定されるのか。そういうものはやはりあつたほうがいいのじやないかとこうお考えになるのか。どつちか見解というものをお持ちになるだろうと思う。ですからどちらか知らないが、その見解をお聞きして、その……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつと恩給のことについてお尋ねしたいのですが、実は小学校或いは高等学校の先生で三十何年になられたものはぼつぼついわゆる停年というようなことで自分の退職などを考えておられる。これが三月どうしようかという人が相当あるわけなんですが、それに関しまして恩給がどうなるかというふうなことで非常にその態度を決するに困つておられるから、その点を一つ明瞭にして頂きたいと思います。恩給が早急に改正されて来るようなふうに人事院として何か準備をしておられるか、そうしてこの改正をあなたのほうでこのマイヤーズの勧告などを標準にしていつ頃という時期をふんでおられるか、その時期を先ずお伺いいたします。

第10回国会 文部委員会 第24号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 前のですね、免許法の一部を改正する法律の第七項ですが、稻田さんの説明によりますと、山間僻地の教員の差違をなくするということは、都道府県の教育委員会の問題である、従つてそちらの方で考慮すればいいという建前で話を進められておると思う。私の方としては、そういう山間僻地、いわゆる僻陬地に勤務するような人たちに臨免を持つておる人たちが非常に多い。言葉尻をとらえるわけじやないのですが、あなたがそういうことに対して、都道府県が何かそれを僻陬地手当というものをやつて行きさえすればそういう心配はないのだということを言われるのでありますが、都道府県教育委員会がそういうことをやればいいのだというので、……

第10回国会 文部委員会 第28号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 市町村立学校職員給與負担法の第二條によりますと、定時制の教員は全部県に移管されることになると思いますが、併しこれと私は関連して御質問申上げたいのでありますが、大臣にお願いしたいのですが、五大市におきまして高等学校で市立の高等学校と県立の高等学校と入り組んでおりまして、そして而もそこに教育委員会が設置されておるわけです。そこで人事の交流は勿論、教育の画一というわけではございませんけれども、いろいろな内輪揉めとか、或いは困難を来たしておると思う。そういうものに対して、例えば今まで県立のすべてのものを教育委員会が市にできたわけですから、市のほうに移すというようなことを文部省としてお考え……

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 第三条に委員の数が十人になつておりまして、そして高い識見を有する者のうちから文部大臣が任命すると、こうありますのですが、実際問題として文部大臣は独断でこういうおかたから選ばれるのか、それとも何か適当なかたに相談してやろうというような御意思があるのか、その点一つ伺いたい。
【次の発言】 只今の大臣の答弁は非常に是とするものであります。私たちの心配しておつたことは、実際この十人の委員によつて非常に派閥的な或いは何というのですか片寄つたことがあると、非常に面白くないと、こう思つて質問しましたが、只今の文部大臣の答弁は非常に是とするものですから、是非広く民主的な、例えば日本学術会議の代表……

第10回国会 文部委員会 第33号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつとここでお尋ねするのは筋違いであるのですがね、意味のおかしいことになるかと思いますが、例えば〇・七坪に対して負担分があつて、そしてなお単価が昨年なら昨年、或いは今年なら今年の予算において単価がずつとして来た。六三建築の問題、それについて主計局長のほうとしては補正予算を組んでそういうものをやるような意思がないのかどうか、六三の問題です。
【次の発言】 何をつまみ食いとか、何を先するとかといういろいろな論争もあつたわけですけれども、少くともあなたのほうで予算を計上されて、そして各県が六三校舎の建築に入つたわけです。ところが単価が上つてしまつて非常に地方は困つておる、そういうよう……

第10回国会 文部委員会 第34号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは西村さん、中島さん、どちらでもよろしうございますが、この法案の中に、第三條の第五項に「産業教育の実施について、産業界との協力を促進する、」こういうことが誰つてあるわけですが、このこととは別個といたしまして、只今矢嶋委員のほうからも定時制高校などというような話もありました。或いは戦時中におけるところの青年学校と申しますか、ああいうようなこともあつたわけでございますが、例えばまあ今いう中学校ですね、新制中学を終つて出た子供さんをあなたのほうでも採用されて、そこでまあ会社に役立つような教育を会社自体として、例えば半年乃至一年間くらいやつて行つて、そうして何というのですか、会社の本……

第10回国会 文部委員会 第35号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 福島さんにお伺いいたします。第一点といたしまして、国立大学の審議会の権限につきまして現段階においてはこのくらいで止むを得ないのじやないかというふうに御意見を伺つたのでありますが、特に予算のことにつきまして普通の義務教育費につきましては教育委員会がございまして、御承知のように教育委員会は二重提案をするところの権限が与えられておるわけであります。大学が非常に予算が少いということも私ども聞かされておるのでありますが、そうしたような場合にいま少し大蔵省と申しますか、或いは国会と申しますか、そういうような所に対して強力に働きかけて予算を確保するということが必要ではないであろうか、私たちはこ……

第10回国会 文部委員会 第38号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は素人だから参考に、まあ私もよくわかりませんですけれども、例えばそういう誤つた考え方でこういう法案を立案し、或いはこれを担当するというような人と一緒に行つてそこで一杯飲んだというようなそういうものに使つたのじやないか、こう疑われるようなことをした場合にそれはどうなりますか。

第10回国会 文部委員会 第39号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 昭和二十二年より民間研究機関に補助金として交付されておるように稻田さんの書かれたものに書いてございますのですが、その場合には……。委員長、六條までとおつしやいますのですが、少しよそへ跨がつてもよろしうございますか。
【次の発言】 その場合にどういうような形で、例えば第五條のこういう基準を設けておやりになつておつたと思いますが、この五格の一、二、三の項目に該当するような基準でおやりになつておつたのかどうか、その点を一つ……。
【次の発言】 続いてなお経理の面、第八條になるわけですけれども、こういう第八條の経理の面、或いは第九條の公表の義務であるとか、或いは第十二條にかかつて来るよう……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1951/08/21、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほど曾祢委員からもあなた方に対する決意というような動きをちよつと尋ねられたのですが、ちよつとあいまい模糊としておりますからもう一度お尋ねしますが、我々が今日ここに集つたのは補正予算の件について大蔵省に折衝しようというので来たのです。ところが伺いますと予算上財源は他へ廻さない、流用しないと一本とつたのだからもう厚生省援護庁はそれを呑んで行きたいというような態度になつてしまつたように思うのだ。そこで我々が大蔵省への鋒先を厚生省乃至援護庁の方へ尻を叩きに出かけなければならないと、そういう感じがするのだ、あなたのを受取るとね。もう一度あなたの方からこれは徹底したものかどうか、どういう態……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後3号(1951/10/04、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は安井さんのおつしやるようにここで討論と言つちやおかしいですが、原則的には最後まで見てやるという点で、木村さんが言われたのは特別のことで、これで全体をどうこうするという判断をすることはいかないと思う。ですから最初のようにどこまでも見るのだという立場に立つて一つ勘案するというなら異議ありません。
【次の発言】 倍額になつておるのですが、八百円が千六百円、最高は何か三万八千円ですか、三万八千円ですが、これは他のべースと比較してどういうことになるのかちよつとわからないのですがこれを出して来た。今度修正を倍にしたということですね。これについてどういう基準ですね、どこからそういうべースを……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1951/10/05、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 遅刻して参りましたので、ダブると、ダブつたら一つダブつたとおつしやつて頂かないと……。これは未確認のを非常なスピードでやつて結論をお出しになるようなふうに今承わつたところですが、仮に今若し実施に関する法律案が通過して、そうして支払が開始されるような場合は、確認書の出たものから、日本銀行は現金で以てさつさと払つて行くのが、おおよそ六ヵ月ということは出ておるわけですが、この公布の日から起算して六カ月を超えない期間内において政令で定める日から施行するということになつておるのですが、これをおおよそ目標を掲げて、これが六ヵ月と出ておるのが、これ以内に完了せなかつた場合は未確認のままで残して……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後6号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 問題は、委員長が言つたように問題が出て来た、そこで当委員会としてはそれを立法を進めることがいいというのか、悪いというのかということを結論を出して、それで以て委員長を通して折衝させる、こういう意味で委員長は問題を提出して出しておられるわけですね。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣委員会 第6号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつと今の数字ですね、今の数字はちよつと聞き落したのですが、二千三百十六を内訳されたのですか。
【次の発言】 そしてこれは直ぐ増員をされる予定なんですか。これでずつと当分行かれる予定なんですか。
【次の発言】 又この問題は定員法で……。
【次の発言】 この委員会でどうこうということはちよつと私も疑問なんですが、第八條の四号で、まあこの表現の仕方で千島というのが、その他の地域というところへ千島が入つてしまうのだという表現の仕方で千島というのを落してあるのか、この所属の問題乃至歯舞等、いろいろな問題があつて、そうしたような意味合いも勘案されてここからこういう島の名前が落ちておるとい……

第12回国会 内閣委員会 第8号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 国民七人半当り一人の公務員だ、こういうのに対して、それは間違つておる国民十九人当り一人の割合である、こういうふうに今発表をされて数字を出されたわけですけれども、これはどこで御調査になつたものか、或いは官庁で調査された数字か、その辺ちよつと。
【次の発言】 工業試験所というようなものは民間に任したほうがいいじやないかというような御意見に伺つたわけですが、実は私の直接聞いておるのは陶器の工業試験所に関してですけれども、中小企業の人、つまり輸出貿易に携わる人たち、その経営者の人たちからこういうものは是非潰してくれちや困る、そうしてくれなければ私たちの自己資本の小さなものでは何も研究がで……

第12回国会 内閣委員会 第9号(1951/11/13、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 三好委員の質問に関連して経費の問題で、三好委員の問題は数字の問題ですが、とにかく経費節約になり、そうしてその数字は正確でなければならないのだ、こういうことに対して食糧庁の問題について例をとらえて言われたわけです。それに対して橋本長官の言は、そうではなく、それはとにかく手数料であろうと経費であろうと、そうした人を減らせば実際経費は減るのだ、こういうような観点の御答弁だと思います。そうしますと、今そこに非常勤の問題が出たわけですが、使えば養蚕の指導員のようなおかたに例をとりますと、たしかに整理されて一昨年そういう人たちの経費が相当養蚕連合というか、何かそういう民間団体に負担されている……

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほど団体等規正令のお話が出まして、全然別にというお話があつたのですが、日本人が、日本人同士を追放するのはおかしいじやないか、そういう点が非常に有力な意見で目下研究中である、こういうふうに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 先ほどもお話が出ました追放令との関係なんですが、私もどうもよくわからないのですが、今後そうすると、政令で出たものは残して行かれると思うが、書簡で出たようなものはあると思う。それで追放されたもので、そういうようなものは先ほど山花君の質問によつて明らかになつたのですが、受付けるし、講和発効されて来ると、そういうものはどんなことになるのですか。

第12回国会 内閣委員会 第13号(1951/11/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 二十四年度のときに定員法が大幅に改正されたのでございますが、そのときの速記録をちよつと調べてみたのでございますけれども、或いはその誤りがあるかも知れませんが、私の見た範囲内によりますと、機構改革とやはり行政制度の問題が非常に論議されておるのでございまして、その中に吉田首相それから本多国務相の答弁の中にこういうことがあります。将来行政整理をやるというような場合は行政制度審議会というものがあるからそういうものの答申を待つて行政機構の改革をやらなければ、再び人員整理をやらないのだというような意味のことが述べられておるのでございまするが、あの二十四年今から二年前のこの総理乃至本多さんのも……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/19、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 要求して下さい。委員長。
【次の発言】 そうすると、予定されておる五千名の問題ですね。これの人たちは試験は終つておつたとか、いわゆる採用通知が出ておるというような点をお尋ねしたいのですが、採用通知は出ていたのですか。
【次の発言】 そこで私はおかしい、どうも納得が行かない。採用者があつても、二千四百名ですか、採用せずに首切る、だからそれは行政整理だという理論は、何か今聞いておりますと、幸いにしてどうやら自治警から一万三千人ですか、予定しておつたよりは三千名殖えたのだから行政整理をやるのだ、こういうことをおつしやつたけれども、採用せずにおつて行政整理と言つたら理窟に私はならんと思う……

第12回国会 内閣委員会 第15号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 私がお聞きしたいのは、特審局が出ておるようですからお聞きいたしたいと思いますことは、前に内務省に特高というのがありましたが、大体それがやつておつたのと同じ仕事をやつておると思うが、特高時代には大体定員がどのくらいおりましたか、それが若しわかつておりましたら一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今お伺いしておりますと、この特審局が非常に人権擁護のような仕事をせねばならんと言われたが、それは「仕事も」ですか、「仕事を」ですか、その辺のことをもう一度伺います。
【次の発言】 特審局の定員を見ますと、この資料ではわからないのですが、一回、二回と殖えて参りまして、例えば第一回が百……

第12回国会 内閣委員会 第16号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 やはり資料なんですけれども、例えば今城等の修理が議題に上つたと思います。そういうものに対して私は予算関係との一応折衝了解のできた計画がございましたらそれを頂きたい、こう思うのです。
【次の発言】 継続的にやつておいでになるのが一つあるのですね。それでしたら私は一応あなたのほうが要求されましてあなたのほうの計画を一つ出して頂きたい。予算折衝で非常にむずかしいのですかね。
【次の発言】 私もその資料要求に対して、予算折衝をする段階いあるのは提出が非常に困難である、こういうふうに思うのですが。
【次の発言】 実は私が要求しておる気持のものは、確かに竹下委員からも発言がありましたように私……

第12回国会 内閣委員会 第17号(1951/11/22、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 最初に農林大臣宛に淺井人事院総裁から、農林省農地事務局管下各事務所に勤務する職員の勤務条件についてという人事院勧告が私はなされているのは当然だと思います。それにつきまして内容をまあ私はここに申上げなくてよいと思いますけれども、とにかく定員が足らないのだ、だから何とかしなくちやいかんじやないかという点が第一点と、それから超勤がしつかり払われてないから、そういうことのないように注意すべきである、こういうふうになつていると思います。これを受け取られてあなたのほうはどういう処置をされ、それがこの今回の整理とそれがどういうように関連をしておるかというような点を一つ明らかにして頂きたいと思い……

第12回国会 内閣委員会 第18号(1951/11/24、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 今の六十人いるからその五%……、何人おるのですか。例えば、職業補導とか、義肢をやつておる現在人員は何名ですか。
【次の発言】 麻薬の取締ですね。これ私はまあヒロポンやああいうものが出ておるのですが、これはいろいろな点で警察官が入つておるのですが、あういう業務を持つておるのですか。それから中央の警察官にこういうものをすべて委譲してしまうという態度ですか、どうなんですか。その点を御説明願いたい。
【次の発言】 私はああいう麻薬が街に氾濫しておりまして非常に害毒を流しておると思うのですが、整理を十六人と意図せられておるようでありますが、どうも不完全なような気がして、もつとやつて頂かなけ……

第12回国会 内閣委員会 第19号(1951/11/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 その資料は出されるわけですね。
【次の発言】 今までの質疑或いは御意見を聞いておりますと、非常勤職員というものがあつて、その非常勤職員は人事院規則、或いは国家公務員法において超勤手当とか、或いは石炭手当とか、或いは勤務地手当というようなものがもらわれないで、併し実際非常勤職員という名前であつても、具体的に田中委員のほうから指摘されたように、会計に一年ついておる、いろいろなことがあるから、これはやはり非常勤職員という名前であるけれども、実際はつけているから無理があるというので、私はあなたのほうがこの十一月以降から実施をされているところの準職員取扱要領なるものをお出しになつたと思うわ……

第12回国会 内閣委員会 第20号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 細かいことで恐れ入りますが、階級差があるということでしたが、この点例えば具体的に言つて加算、そういうことを指しておられるのですか。例えば外地に行つた場合と内地の場合と、加算がございますね、そういう点を指しておられるというふうに了解していいわけですか。
【次の発言】 加算は当然認められるわけですね。
【次の発言】 昭和十六年ですね、あの頃までの恩給の総額と申しますか、その中の私は本当に聞きたいのは、あの当時軍人ももらつておつたと思いますね。軍人と文官とのパーセンテージですね。それから現在の総額は問題にならないわけですが、その占めておるパーセンテージですね。それから若し今度こうしたも……

第12回国会 内閣委員会 第23号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、只今議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案に対しまして反対をいたすものであります。以下本案に対しまして若干の批判を加えつつ理由を申上げたいと思います。  先ず原則論的に申しますと、人員整理と行政機構改革は不離一体のものでございます。官庁関係の事務が煩瑣で、非能率的であり、国民一般大衆が迷惑をしておるということはすでに定評のあるところでございます。從つて思い切つた行政機構改革を断行いたしまして、官庁機関が真に国民のサービス機関となることを熱望せない者は一人もないと思うのであります。ところが今回政府はこの不離一体であるべきところ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 内閣委員会 第1号(1951/12/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私政府の閣議で決定された方針というものは、定員法においてはただ員数を減らすというそういう方針なのか、例えば公立学校の教官が首切り対象になる、そのときにその方針というのは、閣議の方針ということがよくわからないのですが、それは首切りという方針なのか、教育内容がこういうふうにやつて行くんだからここで教員が余るんだという解釈をあなたのほうはとられて整理対象が出た、そこで教育方針が変つた、その方針なのか、そこのところをもう少し私は具体的に伺つてみたい。
【次の発言】 私もこの問題についてはあとでどういう結果が出て来るかという点について、又いろいろ問題は出て来ると思いますが、一点承わつておき……

第13回国会 内閣委員会 第4号(1952/02/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 二十八年の三月三十一日までは現在のものも有効として、その期間に審議会を設けて答申案を得てやつてしまうのだという政府の御意向と承わつたのですが、その場合に、今やらない理由を聞くと結局金の問題に落着くようでございます。考えられておる点を伺いますと遺家族の問題、或いは傷痍者との均衡という面をお挙げになりましたが、文官との関係というようなことについてはどんなふうに考えておるでしようか。その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 それからもう一点ですね、今度いわゆる人事院で恩給法をマイアース勧告によつて検討されておるように承わつておりますが、その場合とこれとの関連が一つなんですね。  もう……

第13回国会 内閣委員会 第17号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は海上保安庁法の一部を改正する法律案に対して反対をいたします。  理由は、三好委員或いは上條委員から縷々述べられた通り、法の一部改正とは謳つておりますけれども、やはりこれは私は根本的に憲法九條に違反するところの再軍備への第一歩を意味するものであつて、見出しと申しますか、表は一部改正とはなつておりますけれども、私たちはこれは根本的な改正である、こういうふうに見なければならないと考えております。従いまして、憲法違反の虞れのある法律に対して私は反対するというのが第一点であります。  なお法文を一応見て参りましても、個々に若干の疑点を挾む点があるのでございます、と申します点は、第四條の……

第13回国会 内閣委員会 第22号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 内閣と文部との合同審査においていろいろなことは盡されておると思いますが、私としても納得の行かない点がございますので、重ねて、お尋ねするわけでございますが、中央教育審議会の委員十五名の候補者というような恰好で大きく実は新聞に取上げられたのを私は見たのでありますが、文部省もそれを承知しておみえになると思います。そこでお伺いしたいことは、文部省があの十五名に対して内交渉をしたのか、或いはどういうところでそういうような氏名が漏れて行つたのか、そういうような点について文部当局の計画といい、或いはどうしてあんなことが出て来たのかというようなことについて、私はやはり文部省としても責任はあるので……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は能率ということについては異議ないのです。ただいろいろな点で制限するということはいけないことだから、能率一本の楠見さんの意見に賛成です。

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 学制のことでちよつとお尋ねいたしますが、六三を動かさない、そういう学制についてはどうせ今後議題として取上げられるだろうと思いますが、その六三は絶対に動かさないということを聞くのですが、若しかしたらこの中央教育審議会において、六三のほうを動かすというような意見が出て来ることがあるだろうと思うが、天野文部大臣は今としては六三は絶対に動かさないと、但しあとの三四は動かすという意志があるわけですか。そこのところが……、その審議会の答申したものに非常に盡力はされるけれども、六三は絶対に動かさない、あとの三四のほうは文部省のほうとしても若干動かしてもよいという意向があるやに今の答弁だと聞きと……

第13回国会 内閣委員会 第31号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 引揚援護庁についてちよつとお尋ねしますが、まあ中共とかソ連におるということは、私たちも見て来たわけではなく、まあ政府の報告とか、或いはいろいろなものによつて知らされておるわけですが、こうしたものを促進するというような意味で私は外局であつたのが内局に変えられたのだろうと思いますが、今までやつておられて、非常にまずくてこれじやいけないから内局にするのだというような、根本的な私は一つ理由が承わりたいと思います。
【次の発言】 私がお伺いしたいのは引揚援護庁でやつて行けない、あなたがおつしやるようにやつて見なければわからんとか、どうこうという問題は私も同感なんですが、私はあえて機構をなぞ……

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私も栗栖委員の請求された資料が出ましたならば、改めて質問さして頂きたいと思いますが、差当つてお尋ねしたいのは、野田長官にお尋ねいたしますが、この行政機構改革に関する説明の中に、簡素且つ能率的なものとするのだというような趣旨の下に、こういうことが行われた。行政機構改革をやるのだということはわかりますが、そこで一、二と挙げられた二の中に、「各省の外局たる庁は原則としてこれを廃止し、各省の内局又は附属機関とすることであります。」と、こうなつておりますが、内局を外局にするとどれだけ事務が増すか、且つ能率的になつて来るかという点を原則的な問題として承わりたいと思います。

第13回国会 内閣委員会 第35号(1952/06/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 教育施設部、それを廃止してどうなるのですか。管理局で事務はやるというわけですか、それを例えば課に落すとかというようなことでやつて行くわけですか。
【次の発言】 そうすると施設課なら施設課はそのまま、ただ田中部長がいなくなる。そういうわけですか。
【次の発言】 部長がおつても結局何の役にも立たんのだ、だからやめさせたという結論になつてしまうのですが、何かうまい説明はないのですか。ただここで言うと、今まで要らんものを設けておつたけれども、こういうことになつてしまつて、実際運営の上に非常にいいところが……、部長がいないほうがいいのだという理窟はないのですか、どうですか。

第13回国会 内閣委員会 第36号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 この前の定員法の改正のときに、臨時職員というようなものが非常に多いということが問題になりまして、それについてたしか委員長報告にも、この常勤的非常動職員の取扱いということが非常に私は問題になつておると思うのです。それで恩給の問題であるとか、昇給の問題であるとかいうようなものに対して、その後どういうふうに取扱つておられますか、一応お聞きしたい。
【次の発言】 私それは大変遺憾なことであつて、実際常勤的非常勤の諸君の身になつて見れば、昇給であるとか、いろいろな点において継子扱いになつておるわけです。ですから私はこれはいつまでも捨てて置かれては大変な問題だと思いますから、やはり委員長報告……

第13回国会 内閣委員会 第39号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 大臣にお尋ねしますが、この食糧庁と林野庁を内局にいたしますことについては、今後の行政機構改革の主要な目的である外局の整理の方針に即応するものでありますと、こう提案理由に説明してあるわけでございます。私は大臣は前に幹事長をやつておみえになつたときに、一つの行改機構改革というものは私は大きな自由党のスローガンのように了承しておるわけでございます。そうした場合に農林大臣をやられて機構改革をする場合に、何か積極的に農林省において食糧庁乃至林野庁を内局にすべき理由が私はなければならないと思いますので、私はほかのおかたなら、まあほかできめられたのなら私は反対であるけれども、まあこういうふうだ……

第13回国会 内閣委員会 第40号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 一点だけお伺いします。先ほど次田さんが申されましたように、戦力というものに対する常識が、戦争中におきましては、例えばB二九に竹槍を持つて向つても戦力だという解釈が私はあつたと思います。最近は木村法務総裁の言葉を借りれば、一千億や二千億の予算を使うものは戦力ではない。或いは原子爆弾みたようなものを持たなければそれは戦力にならないのだというような、私は常識的ないろいろな動きはあると思いますけれども、ここであなたのお述べになりました一定の大きさとか力というようなものも、一つの判断の資料になると私は思いますが、ここに仮定といたしまして、例えば木銃で訓練を幾らでもしている。ところがこれに一……

第13回国会 内閣委員会 第43号(1952/06/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私最初に資料を一つお願いいたします。今度の機構改革について七億の節約ができろ、こういうふうに、御答弁がございましたが、実は農林省で例えば木曾福島から彦根に移つた、或いは前橋から福島に移つたというのでは、私らがちよつと見たところでは二億或いは三億というようなことでちよつと考えただけでも五億くらい私は要るだろうと思います。それが差引勘定して七億も減るという、或いは人員の問題で見ましてもそれが八割も退職金が殖えているというようなことでも、七億あるというのはちよつと合点が行きませんから、その内訳の資料を一つこの次の委員会に出して頂きたいという点が一つと、それからもう一つの資料は、これは前……

第13回国会 内閣委員会 第44号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 社会不安の問題ですが、私いろいろ意見があと思いますが、一つは失業者がどのくらいあるかということも私は大きな問題だと考えております。労働省で何かそういうことについて調査されたというふうに聞いておる。ところがその数字が、発表することはやめたほうがいいといつて、全然出ていないのでありますが、実際は調査していないのですか、調査されたけれども、数字は発表されないのですか。
【次の発言】 私は失業と言つたが、これは私もよくわからなかつたのでありますが、今聞きますと、何かそれは臨時工の調査をやられた。臨時工の調査をやられて、それを何か棚上げされたという、どつかで何か聞いたのですが、そういうこと……

第13回国会 内閣委員会 第45号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 この長野、前橋両営林局移転に伴う予算的措置という資料が頂いてあるのですが、それぞれ約一億五千万円程度の経費を要するものと見込まれると、こうありますが、土地購入費とか、或いは庁舎等新築、新営費とか、こういうもうちよつと内訳はわからんでしようか。
【次の発言】 実は栗栖委員或いは竹下委員の質疑で大体尽きたと思いますが私は一点承わりたい。これはこの前の野田長官にお願いした資料の問題でも七億プラスになるからという問題の資料を、私は出ていないと思いますから、その資料は一つ早急にお出し願いたいと思います。
【次の発言】 その点了承します。先程栗栖委員の話にもありましたように、例えば受入態勢な……

第13回国会 内閣委員会 第46号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ダブつたら一つ委員長のほうから御注意を願います。  大臣のお話を承わつておりますと、政党政治であるから大臣が責任を負うてやるのが妥当であるというような考え方だと私は承わりました、これは一つの妥当な考え方だと思います。併しこれはまあ選挙戦に現われたことで、誠に私も申しにくいことだと思いますが、率直に申上げますと、我々は、この人を今度県知事にしてくれるなら今度平衡交付金をふやすというようなことを相当やつておられるようなふうなのです。この点につきまして、非常に政党政治を謳歌される委員長としての大臣として、こういうことは私はそこにやつぱり弊害があろうとは思います。それについて一つ地方財政……

第13回国会 内閣委員会 第47号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 どうも私もはつきりしないのですが、端的にお伺いしますと、とにかく軍人恩給のこととは一応切り離しても、一応財源というものは主計局としては用意ができておる、併しそれをここではつきり言うということは補正予算と関係があるからできないのだ、それでそれを言わんがために、一応ぼやかすために、軍人恩給の問題を出しておられるのか、本当に軍人恩給のことと関連をしてやつて行こうとしておられるのか、そのところを明確にしておいて頂きたいと思います。
【次の発言】 提案者にもお伺いいたしますが、相当私は折衝されたと思うのですよ。ですからそういうことは言えないのだけれども、ここの公式の文書では私はないと思うの……

第13回国会 内閣委員会 第49号(1952/06/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 二十七日、二十八日とがちつときめられてしまうとちよつと変ちくりんなことになるが、目標ならば私は異議がない。
【次の発言】 併し保安庁ばかりでなくて私は例えば鉱山の保安問題につきましても最近ああいうような問題がたくさん起きているから、そういう点も一応質したいと存じております。なお特別調達庁関係でいうならば、警察予備隊の営繕関係で、移るということはわかつたけれども、その場合にも特調で今度首になる人たちがこちらに廻るのかどうかということはなお若干明瞭にしなければならない点があります。
【次の発言】 それはあとで行政機構改革問題をやつてみますと、予算は全部どこどこへ行くと書いてある。とこ……

第13回国会 内閣委員会 第50号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 何か大臣が大変お急ぎらしいようでございますから、簡單に一つ要点だけお尋ねしたいと思うのです。  実は国連軍の駐留と今度の講和條約との関係におきまして、講和條約の前文乃至五條の(b)項、或いは国連憲章の第二條などに関連しましてこの国連軍の駐留をどのようにされるのか、或いは今話合いというようなことが一応新聞に過日出たかに聞いておりますが、今どんなふうに話が進んでおるのか承わりたいと思います。私が承わりたい趣旨は、調達庁が人員整理されたり、或いは呉調達庁というようなものが廃止されることが政府原案として出ておるのですが、私はこの国連軍との関係が明確にならなければ、若し国連軍が今後もおると……

第13回国会 内閣委員会 第52号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は装備のことについてお尋ねしたいと思いますが、政府が要請しているとか何とかいうことは別個といたしまして、まあ船舶の問題で申しますならば、千五百トン級十隻、二百五十トン級五十隻ということを言つておられるのであります。又新聞の報ずるところによりますと、只今三好委員が指摘せられたように、駆逐艦をアメリカが貸してやるとかいうことがアメリカの国会に上程されているということを聞いて、こう何か政府のやつておられることが、これはまあ邪推といえばそういうことになるかも知れませんけれども、アメリ効との間において何かの黙契とかいうようなものか、秘密裡に何とかいうものを手交されて、だんだんとふくらんで……

第13回国会 内閣委員会 第55号(1952/07/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 まあ政府のその借受の場合に、閣議で協議してそうして見通しが付いた。だからこそ私は海上保安庁のあの人員を殖やす設置法案が、改正法ができたと、こういうふうに実は了承しておつたわけです。併しここにおいていろいろとあなたも答弁されたり、或いは岡崎外務大臣の答弁、又運輸大臣の答弁、この三者が実は食い違つてしまつておる。そこでこういうふうに一本に出て来たということになれば、これは私は正しい姿だと思いますが、私はその食い違つておるということは知らんで、食い違つたというよりも、むしろ意識的に何か隠して通して行こうといつたようなふうに、これは誤解かも知れませんけれども、実際とれると思うのです。と申……

第13回国会 内閣委員会 第56号(1952/07/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 修正案に賛成です。
【次の発言】 私のほうもこの法案に対して反対でございます。但し人権擁護局に修正されたことについては非常に敬意を表するものでございます。なおこの問題についての助長関係と申しますか、予算関係などについては、只今述べられた御意見に全く賛成のものでございます。なお入国管理の問題では……、中央更生保護観察委員会などの問題について、私どもは上條委員と中央更生保護委員会においては同じ考え方でございまするが、入国管理の問題については運営並びにそういう機構についていろいろな見解を持つて反対をするものであります。細かい点と申しますか、いろいろな問題については私たちは本会議におきま……

第13回国会 内閣委員会 第57号(1952/07/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は、この前のときに自由党のほうのかたから、外局、内局の問題に関連して、若干時間延ばしてくれというような御意見があつて、私は納得したと思う。従つてもう結論が出ておるとするならば、そして今日議決をするというならば、自治庁、農林省、というようなふうに上げて行つて頂きたいと私は思う。若し自由党のほうでそれができないというならば、私は今の楠見さんのような順序で異議はございません。
【次の発言】 それは、私のほうは実はこの自治庁の問題については非常に意見がある。異議もある。これを先にやると、自由党のほうから出たのをちよつと待つというのは私は異議があるわけです。私は一歩を讓つても、それは大い……

第13回国会 内閣委員会 第58号(1952/07/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は本修正案に対して反対をするものでございます。政府原案と修正案と比較した場合には、修正案のほうがより進んでおるということは認めますけれども、遺憲ながら反対をしなければならないと思います。以下簡單に反対の理由を申上げたいと思います。  地方自治制度の民主化ということは、地方税の体系を確立することと、行政事務の再分配と、平衡交付金制度のこの三本足の上に立たなければならないと思いますが、政府は行政事務の再分配を神戸委員会の勧告があつてもこれを黙殺し、又ここに地方財政平衡交付金制度の確立、或いは大きな力を取扱つておるところの地方財政委員会を骨抜きにしてしまうというような点は、私はこの地……

第13回国会 内閣委員会 第60号(1952/07/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は、憲法第九條の解釈について三好委員と大橋国務大臣との間にいろいろと論議が交されたことについて十分承知しておりますから、ただ一点だけ明確にしたいと思いますからお尋ねしたいのですが、と申しますことはあの憲法が制定された当時ですね、自衛戦争を認めるか認めないかというような点につきましては、とにかく今までの戦争というものが自衛戦争という名の下において戦われたのだ、だから我々としては自衛というような場合においてもこういうものは放棄するということが私は大体主旨だと思うのです。それが今度変つて来てこの警察予備隊のいろいろな場合の論議を聞いておりますと、外敵の侵入があつた場合には、国内治安と……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 第閉会後2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 菊川君や小笠原君に関連してですけれども、中共からの引揚の事務が多くなつたからそれで外局にしなくちやならんという理由が私には納得ができない。と申しますことは、例えば引揚援護庁の職員の定員が殖えたとか、事務が多くなつたからそれで員数を増したとかいうことならまだわかるのです。定員関係も何も殖やさないで、事務が殖えたのだ殖えたのだし…、私は今まで事努力もしていろいろやつて来たと思う。なお考えて見ると十三回国会において政府提案としてこれは内局に切換えるように出て来た。そうして今度の国会で衆議院のほうに出て来たのは、議員立法として而も出て来ておつた。事務が停滞するわけではないのです。緊急性が……

第15回国会 決算委員会 第3号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(成瀬幡治君) それでは総括的の質問は一応終えたものとして、本日はこれを以て散会したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めます。  本日はこれを以て散会いたします。    午後三時十九分散会

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 処置がむずかしいというのはどういうことですか。

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 創設費用の中に募集費用というものが入つておるのかどうか。それから募集費用の中にそういう宿舎などを、あなたが言われる便乗して、何というのですか、補強工作をし、或いは修理するというような費用が入つておるのか、そこらあたりの解釈を私ははつきりして頂けば問題は解決すると思います。
【次の発言】 そうすると、施設費がが入つておるが、今お聞きしておりますと、何か十月一日以降は別な所へ予備隊の人たちを送り届けるという計画書が出ておるような話を先ほど承わりましたですね。そうするとその施設というものは、あなたのほうの解釈で言うと、何といいますか、この仙台に例をとつてみると倉庫、物置及び貯炭場の新設……

第15回国会 決算委員会 第21号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 これは厚生委員会で、街娼などの問題を私はとり上げるのが本当だと思いますけれども、街娼に対する検診というのは、強制的なことがやれないわけでしようね。
【次の発言】 これは厚生委員会の問題だね。
【次の発言】 この間も横須賀のおかたに、或いは板付附近のおかたたちの話を聞いてみますと、相当街娼というのですか、あなたたちの言葉でいうと、それに対するあれですが、風俗問題なんかでもいろいろなことになれば、結局問題をこれだけに絞つてしまつて、検診問題に絞つてしまつて、大体解決しているけれども、問題はそういうことじやないのだと、こういうようなお話で伺つて参りますと、私はこういう問題に対して国が実……

第15回国会 内閣委員会 第5号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 宇佐美さんにお尋ねしますが、有栖川宮から高松宮へ別邸が移つておるわけですが、そのときに、有栖川宮が土地或いはそうしたものを買上げられるときに土地と何か約束があつたのだろうという点を我々聞いておるわけですが、今度払下げになることについて、高松宮からあなたは何かそういうような点についてお聞きになつたことがあるかどうか。
【次の発言】 それはあなたのお調べになつたものですね。
【次の発言】 念のために、私たちとれは地元の人からお伺いしたわけですが、当時買収に立ち会つたと申しますか、当時の役場に勧めておちれたその人の話によりますと、不要になつた場合には地主に返すのだと、現存しておられて非……

第15回国会 内閣委員会 第6号(1952/12/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつと私も腑に落ちませんから……。何でこう十ぱいだとこの前のときに盛んに主張されたのが十八ぱいになつてしまつたのか、そこらあたりの経過を一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私はアメリカがどうしようと、日本の自主的な問題であるから、日本がどうしてそれを呑まなければならなくなつたかという、その説明が……。
【次の発言】 長官、それはちよつと子供だましみたいな話だと思いますがね、ということは予算もきめ、定員もきめて、十ぱいでやるという一つのコースは決定しておつたと思うのです。それがどうしてそんな決定して国会に諮つたものがひつくり返るというのは、どうも納得行かないですね。そん……

第15回国会 内閣委員会 第7号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 外務大臣にお伺いするわけですが、昨日の御答弁によりましても、この交換文書と申しますか、吉田書簡については知らなかつた、こういう御発言なんでございますが、若し本当にあの当時知らなかつたということになりますと、私はこの交換文書というものは国際間の約束と申しますか、広義の条約にも匹敵するような重要なものについて知らなかつたということでは、私は若し知らなかつたということで済ますと、例えばこうした重要な問題を知らなかつたということになると、あなたが外務大臣に四月三十日頃おなりになつたときに、事務引継ぎにもこの問題が出なかつた、或いはこうした重要問題が閣議にも報告されずに、独善的に、秘密的に……

第15回国会 内閣委員会 第8号(1953/02/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は恩給のことに関して基本的なことで承わりたいのは、先ほど松原委員も話されましたですが、マイヤース勧告に基くところのあの方針を基本的なものとして考えて今後も推進されようとするのか。まあ、ああいうときにやられたものは、すべて日本の制度に合わないから、一つやめて行うじやないかというような、世間で言えば、一つの逆コースだと言われておるようなものを、今の内閣はちよいちよいおとりになつておられるようですが、事恩給に関しては、基本方針はどんなふうにしておられますか、それを承わりたい。
【次の発言】 今のでは私は答弁にならないのですが、私のお伺いするのは、そうではなくて、基本方針が、マイヤース……

第15回国会 内閣委員会 第10号(1953/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は大変ポイントの違つたことを率直に御質問するわけですが、実際日常新聞などを通ぜられて、政府は栄典法案を作るとか、作らないとかいわれておるが、あなたの接せられる範囲内におきまして、一体国民はこの問題につきまして関心を持つておるのかどうか。ざつくばらんに申して、あなたに対して、参考に御意見を承わりたいという通知が行つて、あなたはこの法案をよく見られて、そうしてこのことをよく考えられたのか、新聞などを通じて承知しておられて一つの結論めいたものを持つて来られたのか、その点のところを一つお尋ねしたい。
【次の発言】 私は実はあなたが産業と文化を切離さずに一本にやつたほうがいいだろう。これ……

第15回国会 内閣委員会 第13号(1953/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 密貿易が非常に多いとおつしやつたのですが、その密貿がどういう工合に行われておるか、想像してやはり九州地方が多いと思いますが、少し具体的に御説明願えないでしようか。
【次の発言】 今中川委員の質問されたような点に関連するわけですが、予算、決算ですね、特に予算の編成権は国全体のものをここで一つやつてしまうということも明確化されたわけですね。今までやつていたと、こう言われますけれども、こういうのを改めて明文化されておるわけですね。その理由をもう一度承わりたい。
【次の発言】 ちよつと資料の要求ですが、米軍の顧問というかそういうものが配置されておるのですが、どんなふうになつておるかお出し……


成瀬幡治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

成瀬幡治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 厚生・文部連合委員会 第閉会後1号(1950/11/15、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 加藤さんにお尋ねしますが、池上の問題外に、学校の近くにこういうところがもうすでに建つてしまつておつて、非常に教育上お困りになつておる。昨日お聞きしますと、何か子供がパンパン遊びなどをやつている所があると、こういうふうにお聞きしたのですが、現に学校の近くにこういう池上のようなところが建つておる、そういうのがどのくらいございましようか、東京都内に。
【次の発言】 そういうところができてしまつて、而も亀有の問題で見ますと、子供さんが淋疾に冒されたことが新聞に出て、私ども承知したのですが、それでそこの亀有の方たちは非常に騒がれたわけなんですが、あなたの方として、そういうところが前にできた……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 実は今日の問題は重要な問題でございますから、これを一つ今の動議を委員長において適切なお取計らいを願いたいということを私からも重ねてお願いする次第であります。  この地方公務員法の案の内容説明の中に、政治活動の禁止の問題につきまして二、三その例として挙げてあるわけですが、何か職員の利益保護になることを明らかにすると共に、こういうふうにありまして、職員が政治活動をすると、何か使用者のほうからひどい圧迫があるから、それがために政治活動を禁止するのだというような意味の説明がこの前にあつたと思うのでございます。若し仮りそういうようなことがあるとするならば、それは政府は予想をしてそういうこと……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私も労働省が設けられた一つの根本的な理由というものが奈辺にあるかというその立場に立つて私は大臣に御質問申上げるわけでございますが、職員の不当処分のことでございますが、今度のやはり地公法を見ても国家公務員法と大体同じ段階にあると思うのであります。そうしてその不利益処分に対しましてどんなふうになつておるということに対しまして、ここに二つほどのデータを頂いておるわけでございますが、不利益処分の審査を要求しておる者が一千二百二十七人ある。そしてその処理した者が二百九十七人というように非常に少ないものでございます。データを見ますと…。若しこのデータを私たちが今まで考えておつたことが丁度この……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣・外務連合委員会 第1号(1951/11/05、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私全然わからないんですけれども、先ほど曾祢君の質問で、これは生糸というのは私は外務省で一本化するということについて、一長一短のような気がして、よくわからないんです。そこで功罪相半ばするものについて、どういうものが置かれているかということを調査して後ほど報告するというように聞いたわけなんですね。そこでそれを一つ明日でも調査されたものをここで功罪相半ばするものの報告を是非お願いしたい、こう思うんです。それからもう一つお尋ねしたいことは、各省で、例えば農林省の何が出たんですが、そういうものなど十分あなたのほうは打合せされて、この第二十二條の條文ができて、そうして只今あなたが解釈されてい……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1951/11/12、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 議事進行について……。御発言に対しましては緑風会もお見えにならんので、時間も五時近くなりましたから本日はこの程度で……。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第5号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ついでに、教科書がありましたら教科書も一緒に添えて下さい。それも隠す必要はないでしよう。

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第3号(1952/06/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 連合委員会でございますが、私のほうでは余り発言いたさないほうが妥当だと思いますが、次に私の今後の審議の参考の資料にしたいために少しお尋ねしておきたいと思います。と申しますことは、国際通信はどのぐらいの資本が要りますか、そして資本が現に投資されておる、それに対してどのくらい年間において収益を挙げておるかという点を先ずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それに関連して国内のほうはどんなものでございましよう。
【次の発言】 大変念を押すようで相申訳ないのですが、国内のほらはプラスマイナスなし、片方の儲かるほうはお聞しますと、二十三億ちよつとで大体年間十三、四億プラスがある、こういう……

第13回国会 法務・内閣・地方行政・労働連合委員会 第2号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 法務総裁にお伺いしますが、四月七日に「破壞活動防止法案の概要」というので法務府が出された資料に基いて若干お尋ねしたいと思います。これの三行目の終りの所に、「現在行われているわが国内の一部分子の団体組織による危險な暴力主義的破壞活動のためである。」というような点、或いは二頁の終りのほうに、「今日の行われている国家社会に対する破壞活動の最も特質であり、しかも又その故に危險性も大きいのは、いうまでもなくその活動が、団体組織の力によつて行われているということである。」、こういうふうにまあ断定的にここに書いてあるわけでありますが、ここでいうところの一部分子の団体組織による危險な暴力主義的破……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/02/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 こちらのほうに、なお関係者に対する処分については、目下審議中であるというふうに国税庁のほうから報告されておるわけですが、これは審議中ではなくて、およそ決定したのもあるかと思いますが、どんなふうになつておりますか。
【次の発言】 これはまあ二十五年度のことでして、二十六年度末ぐらいにかかりまして、二十七年度一カ年あるわけですが、お話を聞いておると、やつた者は厳重注意したくらいで、あと余りやつておられないようなふうに聞き取れるわけです。ここでお尋ねしたいと思うことは、処分については、こういう処分をしようと、あなたのほうは処分をする意図があつたと思う。その法的根拠と申しますか、そうした……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 これですね、この問題とは全然無関係な話ですが、ちよつと大澤さんにお尋ねするんですがね。今あなたがおつしやつたような、こうやつたらいいんじやないかというような意見があるわけですね。会計問題について。そういうようなものを会計検査院全体としてまとめですね。どこかに出されるような機会とか、そういうようなことは今まであるのですか。
【次の発言】 例えば一つの工事に対して接待費と申しますか、そうした飲食費というか、そういうものはおよそ何%ぐらいあれば妥当だというような、そういうような結論もおよそ物差しとして持つておられるわけですか。



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データ更新日:2022/12/18

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