須藤五郎 参議院議員
3期国会発言一覧

須藤五郎[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期-10期
須藤五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは須藤五郎参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

須藤五郎[参]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第16号(1953/06/30、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は、日本共産党を代表して、MSA援助問題に対して一言政府に質問いたします。  第一点は、政府はMSA援助に関し、アメリカ大使との質疑応答の文書を発表し、これがMSA援助の条件を規定したものであるかのごとく国民を欺こうとしておりますが、いわゆるMSA援助なるものは、元来、相互安全保障法によるアメリカの防衛を目的とするものであつて、その援助の内容、方法等に関する実際上の権限はアメリカ議会が持つのであつて、政府にあるわけではありません。いわんや大使の手紙のごときは、議会の方針の前には三文の価値もありません。これがアメリカの政治方式であります。政府は、この手紙が、アメリカの議会権限を代……

第16回国会 参議院本会議 第29号(1953/07/30、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 議事進行について。余り議場に出席が少いと思うのです。ですから、もう時刻も時刻でありますから、この辺で採決に先だつて休憩されんことの動議を提出いたします。(「休憩休憩」「定足数不足」と呼ぶ者あり)

第16回国会 参議院本会議 第30号(1953/07/31、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 本来、国の予算というものは、国民の生活安定のために組まれるべきものであります。ところが今回政府提出の二十八年度予算を見ると、これは全く日本国民のための予算ということはできません。これはアメリカ帝国主義への従属予算であります。若し政府にして国民に対して一片の誠意あるならば、何をおいても、今回の九州、和歌山地方の水害に対する予算措置をなすべきではないでしようか。私は、先日、九州、和歌山地方に調査に参り、国民の苦難の余りにも大且つ深刻なるを知り、政治家としての責任の重大なることを今更痛感したわけでありますが、政府当局諸君は、現地へ、一体何を調査し、どこへ視察に行つたのであるか。農民は家……

第16回国会 参議院本会議 第34号(1953/08/05、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は日本共産党を代表して、只今上程されました電産炭労のストライキ禁止法案に反対するものであります。  第一に、この法案は日本をアメリカの軍事的植民地にするMSA受入れ法案であります。(拍手)世界平和勢力に押切られ、朝鮮で失敗した侵略者は、MSA軍事援助によつてアメリカの傭兵たる日本土民軍を育成し、産業を軍事化し、軍事基地を更に設置するなど、日本のすべてを挙げてアメリカに奉仕させ、今後も日本を足場にしてアジアヘの侵略体制を作ろうとしているのであります。このため先ず第一に必要なる地ならしこそ、この法案であり、日本労働者のストライキ権の剥奪であります。本法案は電産炭労の労働者諸君を対象……

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は、日本共産党を代表して、只今上程されている日米通商航海条約の批准に反対するものであります。なぜならば、この条約は、一見友好平等の言葉を以て飾られておりますが、これはまさに狼と羊との間の自由平等であつて実質的には羊の狼に対する絶対的隷属を意味するものであります。条文の五条、七条に言う資本投下及び事業活動について見れば、アメリカは日本に対して、資本投下に名を借りて、株式会社の株券を何の制約もなく、自由且つ無制限に取得できることになつております。若しもこのようだことを許せば、現在優良株一株が米貨三十セントから五十セントで買うことができる実情から推して、未だ十分なる資産再評価をしてい……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 参議院本会議 第3号(1953/12/02、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は日本共産党を代表して数点の質問をいたしたいと思います。  現在アメリカが必死になつて日本に押付けようとしている政策の重要なる点は、吉田政府の手により、一日も早く、而も公然と憲法を改正し、再軍備をなし、軍国主義への道を歩ませようとしていることであります。MSA協定は、まさにこの目的を以て、講和条約、安保条約と日米行政協定の内容を更に具体的に促進しようとするものにほかならないのであります。先にMSA協定に関し池田・ロバートソン会談をやつたが、これは国民並びに国会の意思を無視してやつたことであり、吉田内閣の買弁性を露骨に現わしたものと言うべきであります。吉田総理はニクソン副大統領の……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第12号(1954/02/25、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 吉田総理は、汚職問題のために国民の前に顔を出すことができないのか。この重大法案が提出されておるときに議場に出席しないことはけしからんと思う。国会軽視も甚だしいと思う。これば我が無所属クラブ一同の大いに不満とするところであります。  以下私は日本共産党を代表して、昨日提出された二つの教育破壊法に対して数点の質問をすることにします。過日の文部委員会において、文相は情勢の変化によつてこの法案を出さざるを得なくなつたと答えておる。私は先ず第一にこの情勢の変化という点に関連して、総理大臣並びに文部大臣に質問する。  昨年十月MSA軍事協定の下準備としていわゆる池田・ロバートソン会談が行われ……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は今、高田、永井両委員が反対討論を述べられた法案に対しましても、反対討論をやる意思を持つておりましたが、二つの討論が許されませんので、あとのほうの公立学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案、これに対しまして、反対の意見を述べたいと思います。  この法案が先ず最初、私のところに配付になりましたときに、私は一番疑問を持つたことは、何が故に法律によらずして政令によろうとするふうに変えるかという点に大きな疑問を持つたわけであります。ところがそれはあとに、衆議院のほうにおいて修正されまして、法律によるということになりました。私はそれで反対をする理由を持たなかつたわけであります。賛成を……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第2号(1954/12/01、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は吉田総理に対し基本的な数点について質問をいたします。  第一、総理は昨日、今回の外遊に関し、お題目を並べたが、その内容は全く空虚であり、単にアメリカに対する媚態を露呈したに過ぎないものである。一体総理は何をしに出かけたのであるか。日米共同声明によれば、アイゼンハワー大統領は、ビキニ水爆問題に関し日本国民に対して初めて遺憾の意を表明したが、併し実験の中止、被害者に対する補償など、我が国民が最も関心を寄せている諸点に関しては何ら具体的措置に触れず、完全に黙殺しているではないか。単に口先だけで謝つても、国民はもはや満足をしないのであります。大統領と如何なる話合いをしたのか、明確なる……

第20回国会 参議院本会議 第4号(1954/12/03、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 この決議案が文部委員会で問題になりましたとき、私はこう申しました。同趣旨の決議案を二度も出さなければならんというようなことは実に国会の不見識だ、このような不渡手形になるような決議案を二度出すことについては、私はむしろ反対の意思を表明したのです。ところが皆さんは、決して今度は不渡手形にしないと、そういう決意を強く示されましたので、私もこの決議案に賛成を実はしたわけであります。今日、大阪の市立大学の学生が非常な困難をして非常な不満を持つておるということは、その事実は荒木委員初め各委員が述べました。又その教育状況も各委員から報告されましたから、私は申上げる必要はないと思いますが、これは……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第16号(1955/05/27、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 昨年七月、インドシナ停戦協定を主題とするジュネーブにおける国際平和会議は、中ソ両国代表の努力により偉大な成果をおさめ、成功裡に終りました。この会議の成果により、アメリカの戦争政策の結果大きく空をおおっておった黒雲の一端が破れ、そこから平和に対するきざしがさして参りました。六月二十八日には、インドのデリーにおいて中国、インド両国総理の共同声明、すなわちアジアの安全保障に関する三原則が発表され、アジアの諸民族はこの声明こそアジアを救い、アジアに完全独立と平和を招来するものとして喜び迎えたのであります。続いて十月十二日には、北京において中ソ両国政府の日本との関係についての共同宣言が発せ……

第22回国会 参議院本会議 第25号(1955/06/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 鳩山内閣は、その成立に際し、多くの公約を国民に与えました。しかし、当国会に提出され、また提出されんとしている諸法案は、その性格からいって、ことごとく公約の精神に反するものと言わざるを得ないのであります。この矛盾こそ日本政治の自主性なき姿の現われであり、アメリカ従属の姿を露骨に暴露しているものと言わなければなりません。本日ここに提案ざれましたる地方財政再建促進特別措置法案並びに地方自治法一部改正案もその一つであり、そのつながりとして、日本の地方行政機構をファッショ的に再編成せんとする法案であると言わざるを得ません。  地方自治体の財政状態が今日危機的な段階に来ていることは、あらため……

第22回国会 参議院本会議 第27号(1955/06/24、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ただいま上程されている農産物に関する日米間の協定に対して、私は全面的に反対し、その趣旨を述べるものであります。  政府は、本協定を提案するに当り、アメリカの余剰農産物を購入することは、わが国の食糧等の需給計画上、児童の福祉上、及び購入の結果生ずる資金の利用上、わが国にとって少からざる利益をもたらすものであることを説明されております。さらに、この協定は純粋なる経済協定であって、政治的、軍事的な問題とは全く無関係であると申しております。私はその見解が全くのごまかしであり、わが国民と国土をアメリカの従属下により固く縛りつけ、アジア諸国との友好関係を破壊する隷属的な協定であることを主張す……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第51号(1956/05/21、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 昨年の第二十二特別国会におきまして、すべての政党の議員有志の共同提案で提出されまして、また世論も強くこれを支持したにもかかわらず、ついに売春取締法案がつぶれてしまいました。これで五たび流産をしたわけであります。国民は、今日ではどんな政党が、どんな政治勢力が売春制度を維持しようとしているかということを、一そうはっきり知るようになりました。しかし、良識ある人たちは、これと戦う決意をますますかためておりますし、売春禁止法制定促進協議会に結集しました三十以上の婦人団体は、ますます決意をかためておるのであります。そうして、今日小選挙区法案、健康保険法改正法案、教育関係法案など、いわゆる反動……

第24回国会 参議院本会議 第53号(1956/05/25、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ただいま議題となっておる農産物協定並びに議定書の承認を求める件に対し、反対の意見を述べたいと思います。  まず第一は、日本農業に与える影響であります。この点に関しては、第一次協定の場合も、強く各議員諸君から指摘され、本院農林水産委員会の総意による申し入れが外務委員会に対し行われ、私ども外務委員会もまたこの趣旨に同意し、本壇上より、かつての石黒外務委員長から報告されたことは、記憶に新しいところでありますから多くを述べませんが、今回さらに第二回の協定を結ぶに至った食糧の外国依存政策は、今年度における農業関係予算の大幅な削減、予算に現われている低米麦価政策、日本農業発展についての無策と……

須藤五郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

須藤五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/21、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 異議はないのですが、ただ昨日とその前の理事会の決定を確認するいうことで間違いないのですか。昨日の理事会と一昨日の理事会において、何か意見が分れた点があるのですか。そうでないのですか。

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/22、3期、各派に属しない議員)

○委員外議員(須藤五郎君) 皆さんのお許しを得まして、委員外発言をさして頂きます。と申しますのは、この中国地域よりの帰国者に対する援護特別委員会を、前の国会で当初作りました意思というものは、超党派的に、とにかく中国から帰つて来る人たちの生活の援護を中心としてやろうじやないかというところで、各党派を網羅して十七人という数で前の国会に発足したと思うのです。そのときは、私たちの共産党も三人おりまして、現在共産党が一人になつておりますが、併し私たちの立場で言わして頂きますならば、日本共産党も、この問題に非常に関心を持つておりますし、又超党派的な立場で、この援護に関しまして協力をさして頂きたいという大き……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、各派に属しない議員)

○委員外議員(須藤五郎君) 私は委員外でありますがこれに関連いたしまして、今日私が聞いたことをちよつと述べてみたいと思いますが、お許し願えますか。児童のことに関しまして簡単に一分間ぐらい……。

第16回国会 文部委員会 第8号(1953/07/16、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 今相馬君が言つた無形文化財に対する補助金といいますか、非常に額が少額であるということが、無形文化財を軽視しておるということになるのではないかと思うのですが、私たちはやはり相馬君なんかと同じ意見で、無形文化財に対してもつと重要視する必要があるのじやないか、そういう意見を持つております。今年の予算の中に文化財公開費交付金という問題で四十七万円の予算が細まれておりますが、これはどういうふうに使うのか、ちよつと伺つて見たいと思います。
【次の発言】 私もその郷土芸能を大いに奨励するということは絶対必要なことだということを常に考えておるわけなんですが、今東北或いは九州方面に、全国的に見ても……

第16回国会 文部委員会 第9号(1953/07/17、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 ちよつと関連して。私たちもこの法案で一番心配するのは、これに対する予算措置が十分されていないということと、教授内容などが非常に不足しておるような感じがして、これが問題だと思つておるのですが、今聞きますと、夜間学校だから昼間の先生を夜間に充てるというお話ですが、それは何ですか、昼間の学校の先生を夜間に廻すという場合は、先生が義務を生ずるわけなんですか、夜間の学校に廻るというのは……。
【次の発言】 それじやそういう夜間に廻るのがいやだという先生が生じた場合、今の内容でやつて行けるのですかどうですか。
【次の発言】 これはどうもこういうものができると、今でも教授たちは相当疲労して十分……

第16回国会 文部委員会 第10号(1953/07/21、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は育英会法そのものの精神に反対するものではないのでありまするが、むしろこの育英会法そのものが不徹底だという点で不満な気待を待つておりますので、この法案に反対の意思を表明しなければならないことを甚だ遺憾に思うのであります。  第一質問におきまして申しましたように、この法案ができた精神は貧しい人たちのために作られたものであるにかかわらず、やはりその人たちの立場を完全に守るというよりも、むしろ僅かばかりの、本当に月謝にも足りないような金を貸与えておいて、そしてそれによつて、なんかその人たちの行動を束縛するような傾向すらもあり、又それを将来取戻そうというような仕組になつておる点で、私は……

第16回国会 文部委員会 第11号(1953/07/23、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は法案の審議に先立ちまして、一応の大達文相の文教に対する、政策に対する一般質問を少し試みて、今後の法案の審議の参考にいたしたいと思います。  第一、去る三日当委員会におきまして荒木委員の質問に対しまして文相が話された中に、教育内容の改善という問題があると思うのです。1教育内容の改善をしたい、その理由は今日の実情に即してという言葉が述べられているのでありますが、この今日の実情という、その点をもう一度詳しく説明して頂きたい。
【次の発言】 そうすると職業教育、技術教育を改善したい、要するに教育の性格、そういうものに対しては文部大臣は言つているのじやないですね。

第16回国会 文部委員会 第13号(1953/07/27、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 両委員の質問を聞いていますと、どうも率直に言えば、各府県の教育委員会の検定に対して信頼がおけない、過去の業績に照らして信頼がおけないから文部大臣一本の検定にするという意向らしいですが、具体的にどういう点が信頼できないのか、そうして又、文部大臣一本の検定にしたら、果してそれが信頼がおけるという確信がどこから生れ出るのか、それを聞かしてもらいたい、これは由々しい問題だと思うのです。あなたたち文部省として、各府県の教育委員会に対する不信任案と同じだと思う、だからもつと具体的に、不信任案を突付けるのならば具体的にこういう点だということを挙げなかつたら不信任案にならない、だからそこを具体的……

第16回国会 文部委員会 第15号(1953/07/29、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は少し質疑をいたしたいと思つてりましたが、今ちよつと席をはずしておる間に、討論が打切りになりましたので、質疑をすることができなくなつたのでありますが、私も、この法案にいろいろまだ不備な点もあり、不満な点もありますが、賛成をしたいと思うのであります。ただ、先ほど深川委員からも意見がありましたように、地域的にいろいろな問題があると思うのです。従いまして、今度九州のような場合は、非常に災害の程度が甚だしいという点、その点で、同額の三分の二というようなことでは、なかなかむずかしい点が出て来る。而も地方では、今度は税金が集まりませんから、なかなか容易なことではない。九州のようなところでは……

第16回国会 文部委員会 第16号(1953/07/31、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 私は昨日厚生省の保険局長の出席を求めたのですが、まだお見えになつておりませんようですから、その前に少し文部当局に御質問いたしたいと思います。  国家公務員共済組合制度と、今度の共済組合との政府が出す金の額はおのおのどれくらいになりますか。
【次の発言】 昨日の答弁で公立学校の共済組合と今度の私立学校の共済組合との内容そのものは同じだという御答弁があつたのですが、あらゆる点においていささかも違つていないというふうに理解していいのですか。
【次の発言】 私はこの条文の中で二、三質問いたしたいと思うのですが、第九条に役員の任免するのは文部大臣となつておりますが、これはなぜ役員の任免権を……

第16回国会 文部委員会 第18号(1953/08/04、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 関連して質問いたします。今深川委員の青年教育について、自衛力漸増の費用を割いてでも、この自衛力の裏付となるところの精神教育をすべきではないかという質問に対しまして、局長は非常に示唆に富んだ質問を頂きまして有難うというお答えであつたと思いますが、そのあなたが有難うという気持を述べた点はどういう点なのでありますか。
【次の発言】 それでは重ねて伺いますが、今日の青年はそういう面に関して欠けていると言うんですか、どういう点が欠けているのか、もう一度伺いたい。
【次の発言】 これは私は直接聞いたのではございませんから真偽のほどはわかりませんが、吉田総理が衆議院のほうで発言しまして、即刻再……

第16回国会 文部委員会 第19号(1953/08/05、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 この休会中に国会議員の調査を考えて頂きたいと思うのです。特に私たち初めて文部委員会に参りましたものは、文部行政に関しましてあらゆる文部委員会にかかる関係事項に関しまして非常に知識が実は少いので、この休会中を利用いたしましていろいろ調査研究をいたしたいと思いますので、その点御配慮を願いたいと思います。  なお私が希望いたします点は、基地教育の問題、それから僻陬地教育の問題、それから無形文化財の調査事項など、各般に亘りまして調査班を派遣して頂きたい、そういうふうに私は考えますので、この点どうぞ委員長においてよろしくお取計らいを願いたいと存じます。

第16回国会 文部委員会 第20号(1953/08/06、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 さつきの荒木さんの罰則の対象になる実施機関に対しましてちよつと伺つておきたいのですが、先ほどの答弁によりますと、実施機関というのは公民館とか学校とかいう機関の公民館長とか学校長というものが罰則の対象になるのでございますか。そういうふうに私たちは理解していたのですが、今の答弁によりますと講師までその罰則の対象になるということを伺つたのですが、そうですか。
【次の発言】 この青年学級はきまつた常任というのですか、講師だけで構成されるのか、時にはよそから臨時に一回だけ講演を頼むというようなこともあり得ることだろうと思うのでありますが、その場合その講演を頼まれて来た講師がそういう講義をや……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 文部委員会 第閉会後2号(1953/11/26、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 関連して。私はその場合ですね。平衡交付金がそういうふうに使われるべきものがほかに使われて行くというところに何か原因があるのじやないかと思のです。というのは、どこの自治体だつて公務員の給与をほかに使うということは悪質的に故意にそういうことをするならば、これは処罰の対象にもなると思うのですが、やはり去年起つた奈良県の問題にしても、果して自治体が本当に悪意的にそういうことをやつたかということを考えて見なければならない。結局自治体の財政の困難さが問題なんじやないか、そういうところに政府としては平衡交付金の増額とか何とかいう、やはり手を打つて、そういうことが行われないような状態に自治体の財……

第17回国会 文部委員会 第閉会後3号(1953/11/28、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 大臣のお話ですと、平衡交付金の性格の問題ですが、只今の平衡交付金の性格というものは、どういうふうに使わなければならんという使途は明示されていないと思うのです。併しその中に年末の給与の問題も含まれておるということは、それは大臣も認めておるわけですね、そういう目的を以て交付しておるものだということを。そうすると、使途は限定はされていないけれども、そういうふうに使う金が入つておるということはこれは確認していらつしやるだろうと思う。ところが、そういうふうに地方自治体が使わない、それに対して責めることはできないと、こう言いますが、これは責任のなすり合いで、非常に僕は無責任だと思う。地方自治……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 文部委員会 第1号(1953/12/10、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 それでまあ両者の意見は正しいと思いますから、委員長において、こういうふうにお諮り下さつたらどうだろうと思います。  十四日に本会議があるということを今ちよつと伺つたのですが(「それはまだわからない」と呼ぶ者あり)若しも、それならば十四日に文部省を呼んで、文部省に質そうじやありませんか。その上で出張に行く行かんを決定して差支えないことと思うのですから、一応文部省に聞いてみようじやありませんか。

第19回国会 文部委員会 第2号(1953/12/21、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私はまだ自分で調査をしてありませんし、資料が届いてはおりませんけれども、それをまだ研究する余裕が時間的にありませんので、詳しいことは質問できないのでありますが、一点伺つておきたいことは、文部当局が向うへ参り、そして今日報告した資料はどの方面から入手された資料であるかという点です。即ちあなたが県の教育委員会で調査したのか、それともその当事者ですね、校長なり処分された人たちにも会つてその報告を聞いて来られたのか、又県教組の組合関係の人にも会つて調べたのか、この三者の報告を今日ここで報告されたのかどうかという点を先ず伺いたいと思います。

第19回国会 文部委員会 第4号(1954/02/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は先ほど荒木さんの関連質問で発言を譲つたわけですが、荒木さんに今後ずつと続げて頂いても差支えないのですが、その前に委員長に伺つておきたいことは、私は国警長官に今日質問したいので、国警長官においで願つたのですが、荒木さんの質問が今後相当続いても、なお国警長官続いてここにおるということならば、荒木さんに質問を続けてもらつて差支えないと思うわけでずが、そういうことを確めておいて頂きたい。
【次の発言】 私は先ほどから永井さんと大臣の質疑を聞いておりまして、どうも法理論から言うと永井さんのほうが正しいと思う。(笑声)  それからなぜ今度各歴代の文部大臣がずつとやつて来て、こういう問題が……

第19回国会 文部委員会 第6号(1954/03/09、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 会を閉じる前に要求しておきたいことは、土曜日に各視察団の報告があると思うんですが、その後でいろいろ質問が始まるときに法務大臣に一つ出席してもらいたいと思うんです。

第19回国会 文部委員会 第7号(1954/03/11、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今文部大臣からこの法案提出に関する説明を伺つたのでありますが、この法案を政府が提出するには何かの理由がなくてはならないと思うのですが、政府はただ漠然としてこういう法案を頭の上で考えて出したのか、それとも確固たる理由、即ち何か夢例なり何かをちやんと政府が持つていて、実際にこういうことが行われているから、これを出さざるを得ないのだ、そういう確信を持つて出されたのか、その点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 本日説明のありました  教育二法案に関しまして、衆議院の文部委員会に対しましては文部省から資料が提出されているように開いております。是非参議院のほうにもその資料を提出するよ……

第19回国会 文部委員会 第8号(1954/03/13、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 時間は二時間かかろうと三時間かかろうと差支えないのです。ですから詳細明瞭にとにかく述べて頂くことを提案します。
【次の発言】 長いこと御報告頂きましてよくわかりましたが、なお今回の旅行の報告は、今後当委員会におきまして法案の審議の上に非常に重要な参考資料としなくちやならんと存じますので、一日も早く速記録を印刷に付して私たちに御配付下さることをお願いしたいと思います。それが一点。それと同特に本日配付を受けました偏向教育の二十四事例の資料をもらいましたが、これと同時に伊勢崎におきましても、又先日同僚高田委員が問題にされました八紘一宇の教育を初めとして、全国各地におきましていわゆる再軍……

第19回国会 文部委員会 第閉会後8号(1954/08/26、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 さつき劔木さんの報告で、この報告書は小委員会が全部賛成したというような報告であつたと思うのですが、私はこの内容に賛成でないということは、小委員会において述べてあると思うのです。というのは小学校だけ全面給食、全額国庫負担で給食して、中学校、夜間定時制の高校を除いているということに私は賛成ではないのです。これは小委員会においても述べているし、私は原則として小学校も中学校もやれというのが私の説であるので、そういうことを明らかにしておかなければならん。(相馬助治君「速記をやめて」と述ぶ)

第19回国会 文部委員会 第9号(1954/03/16、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 加賀山さんにちよつとお尋ねしてみたい点があるのでありますが、先ほど高田委員が補足説明をなさつた中に、松本国警隊長はいろいろ調査して、そのなお共産党かどうかについては、その合法、非合法を問わず徹底的に調査する方針だと述べた、而してそれは違法ではないかという高田委員の説明に対して法律も何もあつたものではない、とにかくやるだけはやるのだという意味のことを松本国警隊長が答弁したということが高田委員の補足説明の中でなされたのですが、それは事実であつたか。又あなたはそれに対してどういうふうなお考えを持つていらつしやるか。
【次の発言】 なおこの点に関しまして、もう一度高田委員から確認しておき……

第19回国会 文部委員会 第閉会後9号(1954/08/27、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 折角外務次官も見えておるのですから伺いますが、今長官は来年の秋返すという向うの言葉をそのまま鵜呑みにしておるようですが、そういうように信頼できるかどうか、若しも信頼できるとするならば、その根拠を私はもつと具体的に聞きたいと思う。
【次の発言】 どうも話がぼやつと最後のところへ行くとぼやけてしまつて、福島長官も、ただ米軍が来年の秋或いは暮には返すと言つているからそれを信用しているというだけで、それを信用するに足る根拠というものは我我に何ら示されていない。私はあなたたちの言うことをそのまま信用することはできないと思う。私たちが信用する根拠が何も示されない。ただ米軍が言つておるというだ……

第19回国会 文部委員会 第10号(1954/03/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ちよつと……こういうやり方は面白くないのです。質問なら参考人の発言を十分に聞いてからしてもらいたい。
【次の発言】 私も戸沢教授とその憂いを同じくするものであります。そういう法律ができた将来のことを考えまして、私たちは心配するのでありますが、今も原子核の問題も出ました。それから又近く東大の中に航空学科ができるのではないかということも実は聞いておるのでありますが、そういうことが国会にかけられないで、文部省一個の考えでどんどんと自由にされて行く。その目的を明らかにされないでやられて行くという点が非常に私は危険ではないかと思うのでありますが、木下先生は定員の問題に関しましても、それから……

第19回国会 文部委員会 第閉会後10号(1954/09/16、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 こちらから向うに解除を要求するときにいつ幾日までに解除をしてもらいたいという要求はしていないのですか。
【次の発言】 なぜそれはしないのですか。日にちをきめてこちらは解除を要求するということをなぜされていないのですか。
【次の発言】 その態度がおかしいのじやないのですか。学生が即刻返して欲しいということを要求しているし、又我々としては即刻返すべきだと思つているその施設に対して、向うの立場だけ考えてこちらの立場を抜きにした、そういう交渉の仕方それ自体に問題があるのじやないか。こちらはやはりいつ幾日までに学生が返して欲しいということを要求しているならば、あなたがそういう強い熱意を感ず……

第19回国会 文部委員会 第11号(1954/03/23、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今荒木委員から、各大学の定員と予算の問題を出されましたが、私たちの資料の中には各大学の大学別の本年度の予算要求というものが出ていないのです。ですから昨年度の各大学の予算表とそれから今年度のと合せて私は出して頂きたいと思う。そうして審議をいたしたいと思います。
【次の発言】 定員ではありません、予算です。
【次の発言】 私が要求したのは各大学別の昨年度の予算と、本年度の予算とを対照した表が実は欲しいのですが、その表を頂いておりますか。
【次の発言】 そんな詳しいものではなくて、北海道大学が昨年の予算が幾ら、それから東京大学が幾ら、それで今年度は幾ら……。要するに昨年度と今年度との予……

第19回国会 文部委員会 第12号(1954/03/25、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 他の委員からすでに御質問があつたかもわかりませんが、こういう法案が通つたあとで定員法が、各学校別に定員というものが外されてしまえば文部省の意向で自由にいじれる結果、いわゆる帝国大学主義になる傾向が生じて、中心的な学校は充実されるけれども、ほかの新制大学はないがしろにされるというような結果が起つて来るであろうという心配が、我々はそれは先ほども高田さんがおつしやつたと思いますが、それを防止する何かあるのでしようか、そういうことは絶対ならんという懸念はないんですか。
【次の発言】 現在はあなたの言うように、大学の発言力は強いものかわかりませんが、強い大学の発言力を弱めて中央集権的にしよ……

第19回国会 文部委員会 第13号(1954/03/26、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ちよつとその前に私申上げたいのですが、昨日提出されました、前に私が要求してありました国立学校の各学校別の予算を出してくれと、昨年度と二十九年度との予算を出してくれということに対して昨日資料として出されたようでありますが、よく私あとで調べましたところが、私の要求した予算書とは違うのです。というのは、これは給与だけの予算しか出てない。私は給与だけの予算を要求したのでなしに、すべての予算を学校別でもらいたい、総額でいいからということを私は要求したのですが、それが出てないのですね。甚だ遺憾だと思うのですが。
【次の発言】 ただ定員だけじやなしに、予算の流用の面とかいろいろな面があつたと思……

第19回国会 文部委員会 第閉会後13号(1954/09/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 先ほどからの大達さんの話を聞いておると、財政面が困難だということを、それからその無償でやること自体に問題があるという意見だと思う。それでさつきの言葉尻を取上げるわけじやないが、とにかく金持の子に無償でやる、ただで物をもらうということになるというと教育上由々しい問題だという御意見ですが、それは僕らなんかは給食をやることが正しいので、物をもらう観念を養成するというばか気たことは、そんな飛躍的なことは考えない、そんなことを意見するなら閣議で造船汚職に対してそういうことを追究すべきだ、給食問題と、ただで物をもらうということを結びつけている、僕はあなたの頭を疑う。そういうものの考え方をわか……

第19回国会 文部委員会 第14号(1954/04/01、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 併せて私も三月十三日に同じく資料を要求してあります。再軍備フアッシヨ教育に関する資料を要求してありますが、まだ提出されておりません。御提出を願います。
【次の発言】 この文部省の、大達君の最初のこの法案を出した理由は、かくかくの偏向教育がなされておるから、この法案を立法する必要があるのだと、この立法の根拠は、この二十四の事例にあると思うのです。ところが、その事例は、文部省としては文部省の判断によるので他に信憑性を強いるものでないと言つたり、或いはそれから新聞記事はみずから調査したことによるのだと言つておりながら、どの条項を文部省が調査したかということに対する質問に対して、それが答……

第19回国会 文部委員会 第15号(1954/04/02、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 どうも大達さん、あんた年甲斐もなくすぐ答弁が喧嘩腰になるので、この問題は私たち参議院の委員としては申合せて冷静に綿密に審議を尽そうというのが私たちの本意なんだから、そういう立場であなたも答弁をして行つてもらいたいと思うのです。感情に捉われないでお互いに行きたいと思うのですね。先ほど高田委員の質問に対して出所を明らかにせよということに対しまして、迷惑のかかる人があるからそれは発表できないというお言葉だつたわけですね。どういう迷惑がかかるのです、それを発表したら。
【次の発言】 迷惑がかかるということ、出所を明らかにすればこれを文部省へ提供した人に日教組から圧力がかかるとか何とかとい……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/04/06、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は、この問題について委員会で、若しも文部当局が二十四の事例を真実だと信じて、そして文部省の調査によつてこれを提出したならば、今後これが真実でないという証拠が上り、判明したときは、文部省はそれに対してどう責任をとるのか、それに対して文部大臣は言を左右にして答えていない、この点は私ははつきりしておく必要があると思うのです。若しも文部当局が調査したのでないと、ほかからの資料で、これが手に入つたというならば、この資料を文部当局に提出した人が責任をとるのか、併しそれは筋が違つている。これを公表した文部当局が責任をとるのが当然だと思うのですが、それに対して文部大臣は一切答えていない。この点……

第19回国会 文部委員会 第閉会後16号(1954/10/06、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 長官も委員長も非常に向うの返答に対して信頼が強いと思うんですが、併しそれはあなたのおつしやつたのは来年の半ば頃確定した答えを出すというので、必らず十月に返すという確定を意味するのか、それがいつになるかわからんという確定を出すのか、その点まあ長官があとで会つたときの答えで、そういうふうに、もう素朴に信頼しておいていいのかどうかという点、私まだ少し非常に疑い深いようですが、軍のことですから、なかなかそういうふうに素直に信頼していいものかどうか、いろいろと問題があると思うのです。それともう一つ、その前提としての誠意を示すためにもうすでにチヤペルの取壊しの問題とか移転の問題、そういうこと……

第19回国会 文部委員会 第17号(1954/04/08、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 これからは通告をして発言するのですか。
【次の発言】 そんなことはいつきめられたのですか。
【次の発言】 それはおかしい。
【次の発言】 そんな……。
【次の発言】 議事進行に関して。私は加賀山さんがどういう質問を考えていらつしやるかは存じませんが、これまでたびたびこの二十四の事例に関して文部大臣が如何なる政治責任を感じているか、政治責任をとるかという問題に関して再三質問しておりますが、文部大臣はそれに関しては品を閉じて返答をなさらない。併しこの法案を審議して行く先ず最初に解決しなければならん問題は、文部省が公文書として出したところの二十四の事例に関して、文部大臣が如何なる責任を……

第19回国会 文部委員会 第18号(1954/04/09、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は今月、昨日の理事会で御相談下さつたことが今朝の委員会で報告され、それが解決されて加賀山さんの顧問に入るというふうに私は予期していました。併し只今伺いますと、それが保留のままで加賀山さんの質問に入ろうというふうな御意見でありますが、これに対しまして私は甚だ理事会の決定に横車を押すようなことで申訳ないと思いますが、私はどうも賛成しがたいのであります。と申しますのは、恐らく今後審議が進むにつれまして、何回も私は繰返して申しますように、その点で支障を来たして、必ず問題が起つて来るということが予測されますので、これを円滑に審議を進める上にも、その点を解決してからでないと、私はやはり不都……

第19回国会 文部委員会 第19号(1954/04/12、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 議事進行について……。私はこの際、委員長に一点御配慮なお願いしておきたい点があるのてす。そもそもこの問題は、政府が出所を明らかにしないという点から大勢の証人を呼ばなければならない事態に立至つたので、本日遠くからたくさんのかたに来て頂いたわけでありますが、さてこの審議に当りまして、今拝見いたしますと、時間の制限がある、即ち旭丘の問題に関して、又、大将軍の問題に関して、各一件ごと委員に対する割当に約四分から四分半しかないわけです。而もそれは質問と答弁と両方入れた時間でありまして、この四分半ぐらい間に果して審議が十分明らかにされるかということは、これは到底困難なことだと思うんです。そう……

第19回国会 文部委員会 第20号(1954/04/13、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 君が代を歌つたか歌わなかつたかということで問題が起つておりますので、私はこの際各委員の話に附加えてこの席上で明らかにしておきたいと思うことは、これは私は曾つての文部委員会において大達文相と私はこの問題で質疑をしたことがあります。そして私は主権在民の憲法下において君が代が望ましいものかどうかということを質問したのに対しまして、文部大臣ははつきり答弁しているのです。今日の憲法に照らして好ましからざる言葉があるということをはつきり言つているのです。それは君が代という言葉が好ましくないということです。ここに文部大臣がいらつしやいますが、これはちやんと委員会の記録に残つておるのですから明ら……

第19回国会 文部委員会 第閉会後20号(1954/11/17、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今度大阪の市会議長に来た手紙というのは新任者の名前で来たのか、スミスの名前で来たのか、どちらの名前ですか、あなたが御覧になつたのは。スミス少将の名前で来たのか、今度のヴアン・ワグナー大佐の名前で来たのか、どちらなのか。それからその手紙の内容を一遍読んで下さい。
【次の発言】 私たち内容を知らないからちよつと読んでみて下さい。   一九五四年十月五日     極東軍司令部(J4)参謀次長       海軍少将 チエスター・C・スミス    大阪市会議長     浅野藤太郎殿  施設第四〇四七号(キヤムプ サカイ)として日本政府が日本駐留米軍の使用に供している大阪市立大学校舎の返還を……

第19回国会 文部委員会 第21号(1954/04/15、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私から提出要求をしてある資料に関しては如何なんですか。
【次の発言】 民主主義と非民主主義という文部省出版のものと、それから反動教育に対する資料。
【次の発言】 全部ですね。
【次の発言】 文部大臣に質すんでありますが、私たちは文部省が提出した二十四の事例に関してこれまでその出所を追及して参つたんでありますが、文部大臣は未だにその出所を明らかにしない。その状態の中で月曜日と火曜日と二日間証人喚問がされたわけです。私はそういう状態では証人喚問が無意味に終るだろうということを実は考えて前以てその点発言してあるわけでありますが、果して所期の成果は得られなかつたと思うんであります。而も二……

第19回国会 文部委員会 第閉会後21号(1954/11/18、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 昨年の厚生資金の貸付のことですが、その当時の事情をちよつと話して頂きたい。
【次の発言】 そのときどういう条件でお出しになつたか伺いたい。
【次の発言】 それに対して条件か何か付いていたのですか、こういう条件を付けてお貸しになつたのですか。
【次の発言】 もう少し具体的に聞きたいのですが、その返還期間を切るとか、或いは利子を付けるとか、そういう何か条件を付けて、いわゆる義務を負わして、返還に対する義務が付いた状態で貸したのですか。
【次の発言】 恐らくその金の貸付をされたときは、その金を貸すことかやはり必要だと、そうして教職員の生活が現に困つているということを確認の上で私はお貸し……

第19回国会 文部委員会 第閉会後22号(1954/11/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今日はそういうお尋ねをするつもりじやなかつたのですが、滅多に宮内庁の方は見えませんから、私ちよつと伺つておきたい点があるのですが、宮内庁に雅楽がありますね。あれは僕は日本の文化財としてやはり貴重なものだと思つているのです。でいつか、一昨年でしたか、私はあれは一度見せてもらつたことがあるのですが、非常にいいものだと思うのです。あれは宮内庁に閉じ込めておくには私は余りに勿体ないと思うのですね。ですから、もつと広く国民に開放すべき性質のものだと思うのです。ですから、折角国費を以て維持されている雅楽として、やはりあれを国民のものというような立場で広く国民の前に公開するような方法とつてもら……

第19回国会 文部委員会 第23号(1954/04/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 この前の委員会におきまして、本日法務大臣の御出席を要求しておいたのでありますが、法務大臣は今日は御出席なさらないのですか。
【次の発言】 事務のほうから先ほど聞いたことは聞きましたが、これは公式でないからもう一度委員長にお尋ねしたいのですが、先ほど事務の話では法務大臣は一切の委員会に出席しない御意向だということを伺つたわけです、衆議院も参議院も。それはどういう理由によるのか。大臣の出席を要求して、一切の、ほかの委員会に出ておつてこの委員会に出られないというのならわけはわかるのでありますが、一切の委員会に出席しないということはどういうことに原因があるのか甚はだ私は不可解だと思うので……

第19回国会 文部委員会 第閉会後23号(1954/11/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私はちよつと違う問題になると思いますが、最近北海道の或る高等学校において、純真な学生が平和運動をやつておつたにかかわらず、新聞でそれが如何にも赤の運動のごときデマを飛ばされて、それに抗議して自殺したという事件が起つておるのでありますが、文部大臣はその事件の内容を御存じか。御存じならば、大臣のそれに対する所感を述べて頂きたいと思います。北海道深川西高校という学校です。森田という学生が自殺をしている事件です。
【次の発言】 聞いていない……。
【次の発言】 これは大臣に非常に関係の深い事件です。いわば、春秋の筆法を以てすれば、大臣の平和に対する理念が純真な青年を死に至らしめたと言われ……

第19回国会 文部委員会 第24号(1954/04/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は今日の連合審査を聞いておりまして、今後の連合審査について委員長に一つ考えて頂きたい点は、私たちの文部委員会は、まだ総括質問が済んでいない。その総括質問の済んでいない段階において今日の質疑を聞いていると、我々が一般逐条審議でやるべき問題が多々発言されておると思うのです。これはやはり連合審査をする時期が今日は適当でない時期じやないかと私は思うのです。そこで私は時期的に考えて頂きたいのは、我々の総括質問が終了後連合審査を開いて頂くのが適当ではないか、こういうふうに考えますので、委員長において善処されることを私はお願ししたいのです。

第19回国会 文部委員会 第27号(1954/04/23、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 御手洗さんに二、三点伺いたいと思いますが、御手洗さんは先ほど滋賀日記が重大な問題を含んでおるというお話でありましたが、滋賀日記の中に文部省が偏向教育の事例として出しておる三つの中国から帰つて来た子供の文章があるのでありますが、その二つを御手洗さんが御覧になつたか、私が読んでみますと、少しも偏向的なところが見えないわけであります。というのは中国から帰つて来た子供が日本へ帰つて来て、日本のいわゆる汚職やいろいろな汚らしい非常な不潔な面を、パンパンの問題等非常な不潔な面を、中国は三反、五反を通じて非常に綺麗になつた。今や官吏の汚職もないし、パンパンもいないということを書いて、そうして併……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/24、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ちよつと待つて下さい、私が発言しますから。  お二人にお尋ねするのでありますが、戦前は学校の校長が教育勅語を読み間違つたというようなことで引責辞職をしたというようなことを私たちたびたび聞いておりました。全く戦前の教育者というものはこういうふうに自由も何もない。常に戦々兢々、小心翼翼として教育に当つていたというのが戦前の教育だと思うのです。ところが今度この二法案が若しも成立するといたしますならば、今度は辞職するのにとどまらず、刑務所に引張られなくちやならんというようなことであり、自分の言動が政治的な意見になりやしないか、この法案に触れやしないかというようなことを常に考えて、実にその……

第19回国会 文部委員会 第31号(1954/04/28、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は少しMSAとこの法案との関連について先ず最初お尋ねいたしたいと思うのですが、どうも私たちいろいろな方面から考えますと、この法案はMSAと深い関係があるというふうに結論が出て来るのですが、文部大臣はどういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 全然関係ないと言つておりますが、吉田総理も国会で、重要法案が解決しない間は、とにかく検察庁法の十四条を適用してまで汚職議員を逮捕させない、そういう非常手段、非常手段と言いますか、非常識な手段ですが、そういう手段までとつてこの教育法案を通そうと言つていることは、これは吉田総理のお言葉でも明らかなんだ。それは皆MSA関係法案がずつと一連とし……

第19回国会 文部委員会 第32号(1954/04/30、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は総理に対する質問を持つていますので、この総括質問中に総理が出席されるものと理解して総理に対する質問はいたしませんが、本日副総理は幹事長が逮捕されることは政府の致命傷になるということを発言しておられる。ところが私はちよつと理解の行かん点がありますが、逮捕の対象になつたということがすでに私は政府の致命傷であるべきだと思うのです。ところが逮捕の対象になつたということは一向政府の致命傷というふうに考えないで、単に逮捕されると致命傷になるというような物の考え方がどうも私たち文部委員会の委員としては受取れないのですが、それに対する副総理の考え方を私は伺いたいということが一点。  それから……

第19回国会 文部委員会 第33号(1954/05/14、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 与党の諸君は四月三十日に至り、未だ総括質問も終了せざるにかかわらず、衆議院の例にならい、無謀にも審議打切りの動議を成立せしめた。かかる非民主的なる暴挙は何の目的を以てなされたのであろうか、かかる暴挙をあえてなさしめたる手は何者の魔手であろうか。汚職によつて存続の自信を失つた政府が法案の成立を急いだのも確かにその理由の一つであるが、この法案の背後にアメリカの強力なる圧力が加わり、先に成立したるところのMSA協定と密接なる関係にあることは明白なる事実と言わざるを得ないのである。大達文相はこの法案が問題になつたのは昨年の七、八月頃で、山口県の日記帳問題が起つてからである。だからMSA協……

第19回国会 文部委員会 第35号(1954/05/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私ちよつと遅れましたので、質問がダブるかもわかりませんが、お許し願いたいと思いますがこの予算措置というものは全額どのくらいされておるのですか。
【次の発言】 ここに出ている数はこれは文部省でもはつきり認めた数だろうと思うのですが、僻地学校として学校の数が七千校ほどあるわけなんですが、これは文部省で認めている数なんでしようね。
【次の発言】 そうするとこれは大体一校当り幾らぐらいの金になるのですか、非常に少額だと思うのですが、そのくらいの額でこの僻地教育の法案を作る目的を実は達することができるのですか、どうですか。どういうふうに考えておりますか。


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/04、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 財産があつたら幾ら寄附してもいいというのはおかしいよ。そんな馬鹿なことはない。
【次の発言】 ところがそういう常識を持つておる人が多いから困る。
【次の発言】 パチンコ屋の花輪だつて君らは出すけれども、俺たちは出さんじやないか。

第20回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/06、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ちよつと関連して……、そうすると、今の話ですと、大阪は選挙区が五区あるのですが、この五千枚のほかにもう五千枚追加できるということになりますか。
【次の発言】 関連して。今度のこれを見ていると、鍛冶さんのように名前が売れて古顔の人には問題ないと思うのです。ところが新顔の人が出る場合に連呼制を禁止する、ポスターの数は少いということで、衆議院はともかく参議院の地方区の人々などは非常な困難を来たすと思うのですね。ですから衆議院が一地方選挙区に五千枚もポスターを使うなら、大阪は五区あるのですが、大阪だつたら二万五千枚のポスターを使つても衆議院と同じであるとと、そういう結果になると思うのです……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 地方行政委員会 第4号(1955/01/24、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 ちよつと私この決議案について質問をしたいんですが、この中にも、むしろ全廃を妥当とするということが書いてあるから私は了とするんですが、全廃しろという決議案をもう一歩進めて実際は出してほしいんです。それがこういう程度で妥協をした点でとどまつていることは、私ははなはだ遺憾だと思うのですが、むしろこれが全廃ならば、私はほんとうにもう全幅の賛成をしたいと思うのです。なぜ全廃をしろという決議案が出せないのか、その点が一点。  それからもう一つ、これは新設を許さないということになつているが、それじやこれまであるものに対してはそれを認めるという立場をとると同時に、これまであるものを保護する立場に……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第閉会後1号(1955/08/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 外務大臣が八月十七日に高碕長官と会談をなすったあと、こういう談話を発表していらっしゃる。「賠償を含めてわが国の対外債務処理の腹をきめておく必要があるので、私の渡米前に、できれば閣議前後(十九日の予定)に関係閣僚間で方針をきめたい」、こういうように発表していらっしゃいます。さだめし今朝の閣議においていろいろなことが論議されたものと思うのでありますが、吉田前首相は、この、ガリオア、イロアの問題ですが、この問題をこれを債務と認めて、それから鳩山内閣もこれを継承して支払い交渉を進めようという意見を持っていらっしゃるようですが、今度重光さんがアメリカへいらっしゃり、アメリカとの話し合いの中……

第22回国会 外務委員会 第5号(1955/05/24、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今佐藤さんのおっしゃった点は、非常に重要な問題がたくさんあると思うのでありますが、今アメリカの映画は大体一年に百五十本余り来ていると思うのです。そしてヨーロッパの映画は非常に少数だ。で、そのアメリカの映画が、実績だ実績だということで、大蔵省の為替管理の問題で解決されておりますが、このアメリカの映画の実態というものはよほど検討しなきゃならぬ問題だと私は思っているのです。共産党必ずしもアメリカにけちをつけるために言っておるわけじゃないのですが、(笑声)しかし皆さんもこれはよく御無知と思うのですけれども、ギャング映画から、エロ、グロ映画というものがアメリカの映画の中に一番多いわけです。……

第22回国会 外務委員会 第6号(1955/05/31、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 質問じゃないのですが、今朝の新聞などを見ますと、濃縮ウランを受け入れるにつきまして藤岡博士なども、自分が不明であったというような意見を述べておるような段階でありますから、この委員会でも濃縮ウランの問題に関しまして、各専門家を呼んで、意見を聞く催しをしていただきたいと思うのでありますが……、

第22回国会 外務委員会 第11号(1955/06/17、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は最初鳩山総理にお伺いをしたいと思います。というのは、この日ソ国交回復問題は、これは現在日本の国民すべての希望だ、国民感情だと思うのです。あるアメリカを代表し、またアメリカに追従しておる勢力の方からは、日ソ国交を妨害しようという動きがあるようでありますが、しかし国民のほとんどすべては国交回復を希望しておる。そうして鳩山さんもおそらくその国民感情にこたえるという立場から日ソ国交回復をお考えになったと、そういうふうに私たちは理解しておるのです。と申しますのは、昨年の夏私たち各党議員がモスクワを訪問しましたとき、一日ヴィシンスキー外務次官にお会いした。会う前に私たちは書類で五つの質問……

第22回国会 外務委員会 第12号(1955/06/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 関連質問。今の話で、アメリカの米は百五十ドルということですが、昨年中国から米が七万トンぐらいに入っているわけですが、この中国の米はアメリカの米よりずっと安く入っている。トン当り二十ドルぐらい安く入っているわけです。今度の中国との貿易協定においても、中国は米を二十万トンくらいは出す用意があるということを中国の方で言っておる。そうして米は中国の乙品目の中に特に加えて、輸入もしやすくなっておるし、それに対する見返り品も出しやすいような状態になっておるのでありますが、外務大臣はその安い品質のいい中国米を、中国から大量にお買いになるという考えは持っていらっしゃいませんですか。

第22回国会 外務委員会 第13号(1955/06/23、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 政府は日本の受け入れ態勢の整わないうちに、この協定の批准を非常に急いでおりますが、これはアメリカの国会の日程の都合に従っておるのであるかどうか。
【次の発言】 アメリカの国会のためではなく、しかしアメリカの大統領の権限に左右されてこれを急ぐんだと、そういうふうに理解してよろしいですか。日本の事情によって考えらるベきじゃなく、アメリカの大統領の権限によってすべての問題が進められておる、そういうふうに理解していいのですか。
【次の発言】 政府はこの協定の有利な点を、外貨で輸入する必要がある農産物を円で購入できること。二番目は贈与された農産物で現在の児童福祉計画の拡大ができること。三番……

第22回国会 外務委員会 第16号(1955/07/05、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 最近日ソ交渉の過程で在留邦人の帰国問題が非常に大きく問題にされて参りましたので、この際私はその点に関して以下五点に対して外務省の責任ある答弁を求めたいと存じます。それで一問一答になりますと時間がかかって、また委員長に御迷惑をかけることになると思いますので、ずっと私は私の問題点を続けて述べますから、政務次官一つ聞いていただきたいと思うのです。  外務省は去る十七日、在ソ抑留者の実態と称して、なお一万二千六百名がソ同盟に抑留されておるという発表を行なった。だが国民は今までたびたび行われたこの種数字発表のいきさつから見て納得できないものを感じております。そこで以下数点について質問いたし……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 外務委員会 第2号(1955/12/13、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私も曽祢君と同じ問題に関して違った立場から少し質問したいと思います。われわれは日ソ交渉が成立するのも不成功に終るのも、今日ではただ政府の決意一つにかかっておると思っておるわけです。  そこで私は松本全権がロンドンに帰任し、日ソ交渉が再び開かれようとするときに当りまして、外務大臣に特に次の一点をお開きしたい。  外務大臣も御存じのように、私たち訪ソ議員団がブルガーニン、フルシチョフ第一書記と会いまして、日ソ問題についていろいろ話し合いをした中で、フルシチョフが卒直にこういう意味のことを語っております。社会党の田中一君の質問に対しまして、フルシチョフは、戦争状態をやめ、外交関係を結び……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第2号(1956/02/14、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 事務的な問題ですが、これまで李ラインで拿捕された船員の家族の生活補助に対して政府はどのようなことをやっておるのでございましょうか。
【次の発言】 見舞の金を贈ったということは私も知っておるのですが、ここに一つ具体的な問題があるのですが、昨年、昭和三十年十一月二十五日に拿捕された金比羅丸の家族に政府から見舞金として三万五千円、それからこれは山口県の船ですが、山口県から三千円贈った、そういうことが確認されておるわけですが、これは見舞金として三万五千円贈ったのでしょうか、ほかに何か意図があったのでしょうか。
【次の発言】 見舞金としてならば問題はないのでありますが、この金が後日山口県の……

第24回国会 外務委員会 第3号(1956/02/28、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 この法案と関係ないことですが、私たち一昨年ですか、SASと言っておる航空会社のあれですが、モスコー、北京を通過して日本に乗り入れる話があって、北京まで来ることは何とか両国で承認されたらしいのですが、日本へ北京から来ることが、日本側によって拒否されたというお話を伺っておるのですが、もしそういう事実があったとすれば、そのSASが北京を通過して日本に来ることを拒否した理由はどういう理由なんですか。
【次の発言】 それでは、将来そういうことが起った場合はどういうふうに出られますか。
【次の発言】 私が聞いているところによりますと、ある日本の航空会社が、将来中国本土に行くために準備をしてお……

第24回国会 外務委員会 第5号(1956/03/15、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今、羽生さんの日ソ交渉に関しての質問がありました。私の大体質問しようと思った点を羽生さんはされたわけですが、先日鳩山さんが予算委員会におきまして、この領土問題を解決するかぎは、やはり戦争の危機をなくさなければならぬという、それが領土問題を解決するかぎじゃないだろうかという意味の発言をしていらっしゃったと思うのです。これに対して外務大臣はどういうふうな見解を持っておられますか。
【次の発言】 それじゃその言葉としなくても、領土問題を解決する一番いい方法は、結局日本が戦争の危機というものを、戦争の危険というものを直していくということが、この領土問題を解決する一番いいかぎではないか、そ……

第24回国会 外務委員会 第6号(1956/03/28、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 外務大臣は日ソ交渉に対して非常に強気な意見を述べていらっしゃいますが、おそらく早晩外務大臣はその非を悟るときがくるだろうと私は思うのです。それは国内的にも国際的にも必ず外務大臣はわれわれの言っていることが正しいことを悟られるときがくると思いますから、私、きょうはその問題にはあまり触れませんが、漁業問題に関して一点伺っておきたいと思いますが、政府は最近ソビエトの魚族保護、サケ、マス保護のあれを無視して出漁を強化しようという意見を持っていらっしゃると聞くのでありますが、そういう考えを持っていらっしゃいますか。
【次の発言】 昨年と同じ方式をもってやるということですか。

第24回国会 外務委員会 第8号(1956/04/17、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 昨年の四月から五月にかけて、ローマにおきまして、漁業の専門家会議が開かれたと思うのでありますが、その節日本もオブザーバーとして出席して、資源保護の問題なり、いろいろな問題が討議されたと聞いておるわけですが、その内容をちょっと聞かしていただきたい。
【次の発言】 あとで資料として、その内容を私たちに提出していただきたいと思うことが一つ。これは委員長からも要求していただきたいと思いますが、それと同時に、その会議の性格なんかに関しましては、外務大臣もよく把握していらっしゃると思いますから……。
【次の発言】 そうしてどういう性質の会議であったか。

第24回国会 外務委員会 第11号(1956/05/15、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今度の日ソ漁業協定に関して、先日いろいろな危機に面したときに河野さん初め政府は、ソビエトが突如として政治的な要求を出してきたからああいうことになったので、今度成立に至ったのはその政治的な要求を撤回したからだ。こういうふうに言っておりますが、これはどういうことを言っているのであるか、外務大臣に伺います。
【次の発言】 もう一ぺん外務大臣説明して下さい。
【次の発言】 いかにも政府の言い方は、ソビエトが無理難題を言っているというふうに思わせるようなことが多いと思うのでありますが、そのソビエトの要求というのは、それは最初からわかっておったのであって、大体河野代表がソビエトへ出かけるとき……

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/05/16、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 一点だけ聞きますが、今農林省の方ですか、今度の余剰農産物の輸入は日本の農民に何ら被害を与えていない、こういう意見だったように思うのですが、私この間岡山県へ行って岡山県の農民から聞いてきたことなんですが、岡山県の専売局ですね、あそこで葉タバコ輸入のために非常にみな困っているということを、岡山県農民の困っているという問題が出ておるのですね。三年分のストックができてしまってそうして非常に困っておる。岡山県では農村がタバコ増産のためにいろいろな設備をした、ところが急に増産計画中止の命令がきたので非常に困っているということを聞いているのですが、その実情はどういうことなのですか。

第24回国会 外務委員会 第13号(1956/05/22、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 関連して私も外務大臣のお答えの前に一、二お伺いしておきたいと思います。この前私も確かにアメリカからの回答に対する外務省の見解をお尋ねしました。アメリカはビキニの実験が日本に被害を与えないものと確信するという回答をよこしております。それに対して外務大臣に政府の見解を質しましたとき、外務大臣は、ただいま被害があるかないか外務省において調査中だ、こういうお答えでありましたので、それからもう一月以上になりますので、外務省の研究の結果をここで発表していただきたい。
【次の発言】 僕の質問に対する回答が少しもされていない。外務省は、今度の実験が日本に被害を与えないというアメリカの回答に対して……

第24回国会 外務委員会 第14号(1956/05/24、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私もこの協定に反対をするものでありますが、昨日津島委員から非常にいい意見が述べられたと思っております。おそらく津島委員もこの協定には反対をなさるだろうと想像するわけでありますが、津島委員の述べられた、手持ち外貨がたくさんあるときに、なぜこのような借款をしなければならないか、通常輸入で要るものならば買った方がいいではないかというのは私はやはり正論だと思います。それに対しまして政府の答弁は、資金が必要だからだという意見だったと思うのでありますが、もしもほんとうに資金が必要ならば、このような方法によって、また、このような高い利息のついた金を借りる必要はさらさらないと思うのであります。も……

第24回国会 外務委員会 第20号(1956/06/03、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は、日本共産党を代表しまして、この協定に反対をいたしたいと思います。本来ならば、委員会に出席して審議に参加し、いろいろいたしたかったわけでありますが、一昨日来、日本の国会が警官隊に包囲されて、重要法案を審議しなければならぬというような、あのような混乱した状態に入っておりましたときに、私は、それを捨てて委員会に出席することはできませんでしたので、本日当委員会におきまして、最後に私はわが党の意見を述べたいと思う次第であります。その反対のおもな理由をあげたいと存じます。  第一は、本賠償協定の基準となっておりますサン・フランシスコ条約の賠償条項は、アジアにおける平和友好の回復、平和経……

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 関連しまして……。はなはだ不可解な予算の立て方だと思うわけでありますが、一年置きに高低の波があるということを政府は言っておりまするが、その高低の波の来る理由を私は科学的に説明してもらいたいと思います。ただばく然と一年置きに波が来る、高低の波が来るというようなことではこの問題は解決しない。そこに波が起るならば起る理由がはっきり説明されなければならぬと思います。その点は医師会の方は昭和二十六年度の単価の改訂と、二十八年度の療養期間の延長に際してこういう高低が出たということをやはりここでちゃんとはっきり説明しているわけでありますが、政府の方はそういう説明をしていない。ばく然と一年置きに……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 関連しておりますから……。
【次の発言】 もう一つあとで結びなさい。
【次の発言】 健康保険などというものは、実際は国民の負担でやるべき性質のものではないと思うのです。すべて国庫負担でやるのが、これが本筋だというのが私たちの主張です。これはあなたたちと立場、意見は違うかもしれませんが、そういう性質のものである。どこの国でも、進歩した国はすべて国庫負担でやっておるのです。  そこで一つ尋ねたいのは、赤字の原因はどこにあるかという点です。私たちは今度の健康保険の赤字の出た原因は、日本の国民の所得、収入というものが、非常に低い点にあると思うのです。ですから赤字をもしもなくすのに一番いい……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 私は政府がちゃんとした五カ年計画なり何か立てて、そうしてその一環として今度これが出てきたというふうに理解しておったのです。ところが政府は何にも、それに関しては何にも計画は立っていない。たまたま出したものは何かというと、その五カ年計画に、精神的にも大いに協力してもらわなければならぬところのお医者さんを罪人扱いする、縛りつけるという生活を脅迫するような法案をまず出してきた。こういう態度で今後の五カ年計画をあなた方が立ててみたところで、それが実際円滑に運ばれるかどうか、私は非常な疑問を持つのです。まず最初にこんなばかなものを出してくるべきじゃないのです。あなたたちはちゃんとした法案をま……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 この中で、住宅補修資金の三万円というのがありますが、この三万円という金額で、今日未亡人たちの入っている寮やそういう所に行って見ますと、相当に荒れているのですね。三万円程度では畳がえ程度しかできないように私は思うんですが、一体この三万円でどの程度の住宅補修なり、修理ができるというふうにあなたたちは考えておるのか。三万円というのは、ただばく然とした金額だけ出したので、何もそういう点まで考慮していないのか、どういうことなのか、ちょっとその点を伺いたい。
【次の発言】 今ごろ住宅を見ると、もう実はひどく荒れているんですね。三万円くらいの補修で、ほんとうに住むような状態でない面が非常に多い……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 文部・厚生連合委員会 第1号(1953/07/30、3期、各派に属しない議員)

○須藤五郎君 議事進行です。厚生委員会のかたからの発言がなければ今日はこの辺で閉じまして、改めて委員会を開いて、今度委員会を開くときに、私は厚生関係のかたに少し質問をしたい点がありますので、厚生省の関係のかたの御出席を求めたいと思います。
【次の発言】 私が要求しましたのは、この法案は文部省と厚生省との間に意見の対立があるように思うのです。少くとも厚生委員会と文部委員会との間に意見の一致がむずかしいように考えられるわけです。それで私たちは文部委員会として厚生省関係の人の意向をやはり聞いておきたい点があるわけです。今の質疑の中で厚生省の関係官の意見を聞きたい点が生じましたから私は出席を求めるわけ……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生・外務・文部・水産連合委員会 第1号(1954/03/30、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 先ほど朝永、武谷両教授から自分たちは別に科学者として人類の幸福のためにこの研究を続けるということをおつしやつた、それは正しいことだと思います。私は芸術家でありますが、芸術家も同じように人類の幸福のためにやつているのでありますが、一つの例を申上げますとこれは架空の例であるかと思いますが、私がハンガリーに参りましたときに、その当時暗い日曜日という流行歌がはやつたのであります。ところがこの歌が作られたために、ドナウ河に投身自殺をする青年たちが殖えたということで、その歌を歌うことをハンガリーの政府が禁止をしたということが伝わつた。これはそういうことを流布したのは楽譜を売る楽譜屋の宣伝であ……

第19回国会 地方行政・文部連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 いや、関連とは違います。
【次の発言】 議事進行について。今日は副議長から伺いますと、なかなか出渋つておつた首相がお神輿を上げて今日は本会議に出られると、私たちも明確なる答弁を一つ聞きたいと思いますので、首相の。それでこの委員会を閉じて本会議へ入りたいと思うのです。それと同時に私たちはまだ質問がたくさんありますので、別の機会に又この連合委員会を持つて頂きたいということを提案いたします。

第19回国会 文部・人事・法務連合委員会 第1号(1954/04/26、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今本会議のベルが鳴つております。これはこの前の参議院の決議に対する政府の答えが今日なされるということを聞いておるので、若しそうならば、この委員会を一時休憩にして本会議へ入りたいと思います。

第19回国会 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 第閉会後1号(1954/08/19、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 今文部省の説明を聞いておつて非常な失望を感じたのですがね、大体この給食という問題はですね、大きな一つの事業だと思うのですよ。それに、もう頭から予算がどうのこうのというので頭打ちしておつたのでは、これはとても解決する問題じやないと思うのですがね、文部省は果して本当にこの給食問題を解決しようという熱意を持つているのか、どうなんですか。
【次の発言】 文部省の話を聞いていると、技術面の話になるのですがね、技術面でいろいろ困難な問題があると思うのですが、それをやつて行くのはやつぱり熱意だと思うのですよ。この給食というのは、最初給食問題が起きたのは食糧が足りないために、終戦後の食糧の不足か……

第19回国会 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 第閉会後2号(1954/08/20、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 昨日文部省関係とそれから農林省関係の話を開いたのと、今日厚生省関係のお話とは大分気持が違つている。厚生省関係の話はやはり私たちの気持に近いと思うのです。非常にそういう感じを今受けたのですが、ちよつと今話に出ました牛乳の値段の点ですが、私たちもやはり生乳を使うのがいいという見解です。今日本の牛乳の生産が安定しないという原因がどこにあるのか、もう少し話を聞かして下さい。
【次の発言】 私どもも地方へ視察に行つたときに感じたことは、日本の酪農が折角牛を飼いながらそれがいわゆる明治とか森永とかいう、そういう大きな会社の操作によつて常に牛乳の値段が叩かれる、それで算盤が合わなくなるので、結……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/22、3期、無所属クラブ)

○須藤五郎君 関連質問。今ビルマ米が問題になっていますが、中国の米も同じく大きな問題になると思うのです。今度の日中貿易協定で中国は米を乙類物資にして二十万トン輸出する能力があるということを発表しておるのです。中国の米はアメリカの米に比べてトン当り二十ドルほど安くついているはずです。質も河北米で非常にいいということは日本で証明済みです。この米をなぜ輸入しようとしないで、逆に減らして、昨年は八万四千トン入っておる。ところが今度の三十年度の計画によりますと四万一千トンというような計画になっておるように聞くのでありますが、なぜ中国の安い米をこんなに減らして、そうして高いアメリカの米をそんなにたくさん買……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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