須藤五郎 参議院議員
10期国会発言一覧

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須藤五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは須藤五郎参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

須藤五郎[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第18号(1975/06/27、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に関し、総理並び関係閣僚に質問をいたします。  わが党は、独禁法の改正に当たり、経済民主主義の立場から、大企業の横暴を抑えて国民生活を守り、日本経済の民主的発展を目指す独自の抜本的な改正案を発表し、国会に提出してまいりました。同時に、わが党は、事実上経団連見解を取り入れた政府案には反対する態度を明確にし、これを厳しく批判するとともに、国会の審議を通じても問題点を具体的に糾明してきたのであります。この基本的立場を貫きながら、わが党は、現行法より大企業に対する規制をさ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第10号(1975/11/07、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、この補正予算案が物価値上げとインフレを促進させるからであります。わが党は、物価の安定、引き下げこそ最適の不況対策であることを主張してまいりました。わずか三年の間に七〇%に及んだ異常な物価値上がりこそ、国民消費を減退させ、不況の克服を困難にしている最大の要因だからであります。ところが政府は、わが党のこの道理ある主張に耳をかさず、前国会で廃案となった値上げ三法をこの補正予算案に組み込んで上程し、さらには特別法による赤字公債を含めて三兆五千億もの公債を追加発行しようとしております。……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第6号(1977/03/14、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は、日本共産党を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  今日、長引く不況とインフレのもとで、地方財政の危機は一段と深刻になっております。五十年度決算では、全都道府県が赤字となり、市町村においても、二百四十二の赤字団体が生ずるなど、まさに戦後最悪の異常な事態となっております。地方自治体の主な任務は、地域住民の福祉を守ることにあります。この深刻な財政危機が住民の福祉に大打撃を与えていることは言うまでもありません。住民税の実質増税、水道、交通など公営企業の料金や高校授業料を初めとする各種使用料、手数料などの連続的な大幅値上げ、高校建設のおくれと子供たちの受験地獄など、その……

須藤五郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

須藤五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 商工委員会 第閉会後2号(1974/10/15、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 先日私は、福井県内の中小企業の実態を調査してまいりましたが、特に繊維関係の窮状は深刻なものだと思いました。そこで、繊維関係中小企業のさまざまな問題をかかえている典型的な業者の実情をここに御紹介し、これに対する政府の対策を伺いたいと思っております。  この業者は、十五台の織機を家族二、三人で動かして、タフタ、しゅす、アムンゼンなどを生産しております。  注文の状況は、九月の初めで最盛時の半分しかなかったのに、十月に入ってからは全くなくなってしまい、残務整理みたいなことで若干機械を動かしているような状態でありまして、福井全体を見渡しても、大体半分の業者は織機を全くとめているような状況……

第73回国会 商工委員会 第閉会後3号(1974/11/07、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は、先日の商工委員会におきまして通産省に対しまして数点質問してあります。一つは、この事故の原因がどこにあり、責任はどこにあるべきか、持つべきかという点です。それから第二は、北海道瓦斯の利益優先と人命無視の合理化強行に原因があるのは明らかだという点を私は質問をいたしました。それから調整期間の問題、それから調整に当たった人員の問題、それから第三は、器具の準備の不足の問題、それから次は、調整作業後のチェックがどうなったんだ、チェックの問題、それから事故発生後の北海道瓦斯の対応の問題、会社の責任の問題、まあいろいろな問題につきまして、私は通産省に十点ほど質問をいたしました。そうしたら通……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私も、昨日、砂川炭鉱事故現地調査団の一員としまして、参議院商工委員会から派遣されて日帰りで行ってまいりました。  詳しいことはお尋ねする時間がありませんから、ただ一言私は申し上げておきたいんですが、それは、これまで保安と生産は両輪の輪だと、こういうことがよく言われてまいったわけですが、石炭産業をほんとうに守って発展さしていくという立場に立つならば、生産と両輪の輪ではなく、保安というものは生産に先行すべきものだ、こういうふうに私は考えております。その点を大臣に意見としてお伺いしておきたい。大臣がどういうふうに保安について考えていらっしゃるか。そうなると、実際生産費のうちに占める保安……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 関連。  東京都は、八月三十日に、台東区にある産業労働会館という地域住民を対象とした同和施設を、狭山裁判現地闘争本部として解放同盟朝田派が使用するのを同会館運営協議会の反対を押し切って許可しております。解放同盟朝田派は、この会館に長さ九メートルに及ぶ狭山現地闘争本部という看板を掲げ、宿泊設備もないところに外部からふとんを持ち込んで泊り込むなど、事務所同然に使用いたしました。この結果、地域住民の会館利用は著しく制限されました。そればかりか、この産労会館を舞台として去る九月十六日、解放同盟朝田派と野合して使用していた暴力集団中核派は革マル派の襲撃を受け、いわゆる内ゲバが発生し、流血騒……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 商工委員会 第2号(1975/01/14、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 いま安武さんが質問なすった新産都市の問題につきましては、私たちは政府が新産都市構想を打ち出したときに、やはりこれは空気の汚染、水質の汚染はじめ産業公害を起こすという点で、そういう安易な考え方に対して私たちは反対の態度をとってきたものなんです。ところが政府は、だいじょうぶだということであれをやりましたが、今度新産都市の模範都市だといわれておった水島でああいう問題が起こった。  そこで私は、いろいろ質問の点はありますが、まず聞いておきたいことは、通産大臣、ああいう瀬戸内海とか、大阪湾とか、東京湾とか、伊勢湾というような場所――内海ですね、そこに石油備蓄タンクをつくるということに対して……

第75回国会 商工委員会 第3号(1975/02/13、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 大臣、私たちの石炭に対する態度は、石炭は日本の唯一の地下資源であるから大切にしなきゃならぬという立場に立っているんですね。しかし、これまでの通産省、政府のやってきた経過を見ますると、石炭は高くつくから、石油が安いから石油に乗りかえろということで、閉山をどんどん進めてきたと思うんですね。あなたは価格の問題で石炭問題を決定していこうというのか。本当に私たち、先ほど社会党委員の話を聞いておっても、やはり石炭を大切にせよという立場だと思うんですね、私らも同じ立場なんですね。地下資源の石炭は唯一の地下資源であるから、それを大切にしなければならぬ、そういう立場で私たちはこれまで石炭論議をやっ……

第75回国会 商工委員会 第6号(1975/02/27、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 きょうは、先般合意されました国際エネルギー計画に関連して質問をいたしたいと思います。  国際エネルギー計画は、その内容から見ましても石油の実態から見ましても、国際石油会社の協力なしに実施することはできないと思いますが、この計画に対する国際石油会社の意向はどんなものか、また、話し合いの進展のぐあいはどうなっているのか、通産省からもこの会議に参加されていると思いますので、聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 国際エネルギー計画ですね、IEPの第二十七条第一項につきまして、石油会社の意向はどういうふうな意向を示しておりますか。

第75回国会 商工委員会 第9号(1975/03/20、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は武田薬品の代表の方に三点質問いたしたいと思います。時間が切迫しているようですから、私も質問をできるだけ短くしますから、答えも短く答えていただきます。  まず第一点は、日本の企業の技術格差は小さくないと私も思いますけれども、武田薬品あるいは業界として、欧米企業と対等にこの法案が通った場合にやれるかどうかという点が一点。  それから第二点は、物質特許のメリットとデメリットをどのようにあなたは見ていらっしゃるかという点が第二点ですね。  それから第三点は、薬品業界は今年五月に完全自由化になり、物質特許導入と相まって一定の影響がないとは言えないと思いますが、武田さんあるいは業界のこれ……

第75回国会 商工委員会 第10号(1975/03/25、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 議事進行。

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/04/15、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は改正案について質問をいたしたいと思います。  今回の改正案で、設備メーカーへの規制措置として、特定設備に対する設計検査、材料検査あるいは製造中の検査を行うことを定めておりますが、今回これを入れることにしたのはどういう理由によるのか、伺っておきたい。
【次の発言】 いろいろ理由はあると思いますが、いずれにしましても特定設備、つまり大企業設備の場合、事故が発生すれば甚大な被害を労働者や地域住民に与えることにつながります。その保安対策には万全を期さなければならない、それは同感です。ところが、今回の改正で対象になるのは新規設備だけで、既存の設備についてはそのままであるということが言え……

第75回国会 商工委員会 第15号(1975/06/03、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 きょうは参考人の方に四点にわたって質問いたしたいと思いますが、質問は短い質問でございますから、ひとつ皆さんの方でも簡潔にお答えをしていただいたら結構でございます。  まず最初に、公団総裁に御質問申したいと思いますが、石油開発公団の目的はもともと自主開発原油の拡大、それから二番目がメジャー依存の体制からの脱却にある、こういうふうに私は理解しておるわけです。ところが、海外、あるいはわが国の大陸だなにおける開発の実情は、大半がメジャーとの共同開発であります。しかも、これに対しまして公団からの投融資を受けております。これは公団の本来のあり方からしまして問題があるというふうに私は思うわけで……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/06/05、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 最初に、資源主権問題についてお伺いいたしたいと思います。  いま日本の石油開発企業は、海外で四十近いプロジェクトを推進しておりますが、これらの契約方式はどういう実情になっているか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 いま伺っていますと、大体利権付与方式と思われるものが全体の五割、十八件余りあるということが察せられるわけですが、この方式は産油国の資源主権を侵害するものではないか。どういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 国連におきまして、資源の恒久主権の問題がたびたび決議されておると私は聞いておりますが、たとえますならば、資源の恒久主権に関する一九五二年決議では、自……

第75回国会 商工委員会 第17号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 まず最初、渡辺睦参考人に質問したいと思いますが、今回の改正で、関連業種を含めた構造改善が新しく入れられようとしておりますが、この場合、当然大企業も参画するということになりますと、大企業の意向を大きく反映したものになる可能性が大きいと思います。関連業種を含めた構造改善のねらいが一体どこにあるのかという問題につきまして、ひとつ渡辺先生の御意見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 各参考人にお伺いするわけですが、近代化、この基本は、何よりも自主的かどうかという点にあると思っておりますが、政府も、口では自主的ということを言われておりますが、現実にはいろいろな問題があると聞いておりま……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/06/19、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 まず最初に私は、この十六日に経済対策閣僚会議で決められました第三次不況対策について、中小企業者の立場から若干の質問を行いたいと思います。  インフレと不況の同時進行、すなわちスタグフレーションといいますか、この不況下の物価高の中で、中小零細業者がどのような状況にあっていま一番何を求めているか、これはいまさら私から言わなくても、政府当局はよく御存じのことと思います。しかし、これまでのと申しますと、二月の十四日、三月の二十四日、二回にわたりますところの不況対策ですね、また今回の六月十六日、第三次不況対策が出ましたが、そのような中小零細業者に対しまして、本当の意味での血の通った施策とな……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/26、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 まず最初に、今回の法改正の目的について伺っておきたいと思います。大臣、どうぞ。
【次の発言】 健全なる運営を考えてと、こういう大臣の御答弁ですが、これまでそれでは不健全であったかということになるんですが、これまで不健全であったと言うならば、どの点が不健全であったかということをひとつ。
【次の発言】 いま大臣の御答弁の中にも、トラブルとか、公正なる価格を守るためにというお話がありましたが、特にトラブルの問題ですね、これまでいろいろな問題が、紛議が起こった問題ですが、それは商品取引所制度が本来持っている欠陥なのか、それとも運用の問題なのか、どちらからそういうトラブルが起こるようになっ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 商工委員会 第3号(1975/12/04、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 質問に入る前に、私は、今回の炭鉱災害による犠牲者並びに遺家族に対して心から哀悼の意を述べたいと思っております。  先ほど通産大臣は、石炭対策の態度としてりっぱなことを言ってらっしゃいますが、かつて当委員会におきまして、第四次石炭対策が提案されましたときに、時の植村甲午郎委員長に対しまして私はこういう意見を述べたことがございます。いまにして保安体制をはっきりと確立させなかったならば、石炭山で働く労働者はどんどんと減ってしまいまして、あなたたちが幾ら対策を立てても、石炭の産業の将来というものはだんだんと細っていきますよ、だから、炭鉱で働く労働者諸君の生活を豊かにすると同時に、炭住の問……

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/12/09、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 非常に時間が短いんですから、政府当局も簡潔に要領を得た答弁をしていただきたいと思います。  最近、中小企業団体の組織に関する法律に基づく命令の規定による織機の登録の特例等に関する法律、こういう法律に基づく織機の登録に関連して、福井県下で不正事件が発生して問題になっておりますが、事件の概要と、主管官庁としての通産省はどのような措置をとってきたか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 こういう問題が起こりやしないかと思って、この無籍織機の問題が国会で論議されたときにも、そういうことが起こりがちだから十分注意をするようにと、そのとき私は注意をしたと思うんですが、こういうことがいま……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 二点ほど伺っておきたいと思いますが、正直のところ石油業界としてはこの備蓄法に賛成なのか、反対なのか。賛成の場合は、条件つき賛成なのかどうかという点をまずお伺いします。正直に答えてください。
【次の発言】 その条件というのは、どういう条件ですか。
【次の発言】 あなたのさっきの最初の話を伺っていると、ややもするとこういうふうに聞ける点があるんですね。この備蓄法が国家的な利益の立場に立って行われている、自分たちは企業本位に考えておるというふうな、こういう意味の――私の理解が正しいかどうか、聞きそこないがあるかどうかわからないんですが、そういう意味にとられる言葉があったように思うんです……

第76回国会 商工委員会 第7号(1975/12/18、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 議事進行になりますが、いま八五〇号以下どれだけというふうな御発表でしたが、願わくは第八五〇号、第二三〇六号というふうに、その号数ではっきりしていただいておいた方が私はよいと思うんですが。


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は、きょうは高校建設費に対する国庫補助の問題で質問をする準備をしてきております。  その前に、率直にこの主任制の問題につきまして一言私は意見を述べたいと思うのです。  けさから私は各委員と大臣とのやりとりをずっと聞いておりました。しかし、私は教育者じゃありませんです、単なる音楽家ですが、その教育者でない私が父兄の立場に立って大臣のお話を伺っておりましても、何でこの主任制の問題が必要なのかということがどうしてものみ込めないんですね。教育というものは、人と人の和の上に成り立つものだと私は確信しておりますよ。それを、ことさら好んでそこに石を投げ込んで和を破るようなことをなぜしなきゃな……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 時間も短いことでございますから、早速具体的な問題から質問することにいたしたいと思います。  まず第一に、給付内容、特に付加給付の改善についてお尋ねしたいと思います。私立学校の教育条件の劣悪さは改めて私が指摘するまでもないことであり、他方公立学校との格差も著しい。これは公立共済と私学共済の給付条件の大きな格差としてあらわれております。まず、格差の激しい短期給付についてお聞きしますが、働く教職員は高い負担をしているのに短期給付が著しく低いことに不満を持っております。そうして、その改善を求める声は切実な声となっておるのであります。第一の質問は、短期給付の一人当たり年間給付額はどうなって……

第77回国会 文教委員会 第8号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 この法案はきょう配られましたので、ずっと目を通して見るといろいろな問題が含まれておるように思うのです。逐条審議する必要もあるように思いますけれども、いろいろな問題は外務委員会などでも検討することでしょうから、国際的な問題は外務委員会の検討に任したらいい、私はこういうふうに考えます。そこで、簡単な質問ですが、二つ三つちょっと質問しておきたいと思うのです。  この第二条の「国は、協定を実施するため、国有の財産を大学の用に供する必要があるときは、無償で、大学に対して当該財産を使用させることができる。」と、こういうふうになっていますが、これは必要があると認めるのは日本の国なのですか、それ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 文教委員会 第4号(1976/10/21、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私は、文化庁長官の立場を守ってあなたが見えるまで質問を保留しておったんですから……。  昨年の、昨年ではないですね、昭和四十五年になっていますね、六十五国会におきまして著作権法が審議されたときに附帯決議をつけましたね。御存じでしょう。そこには、その著作権思想の普及に努力する、ということが第一項にあります。それから第三項ですね、最も重要なのは。「写真の著作権の保護期間の問題、映画の著作権の帰属問題、レコードによる音楽の演奏権の及ぶ範囲、応用美術の保護問題、著作隣接権の保護期間の延長及び実演家の人格権の保護問題等について、早急に検討を加え、速やかに制度の改善を図ること。」それが第三項……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 商工委員会 第3号(1977/03/10、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 通産大臣、通産行政の重要な柱の  一つとしまして経済協力問題があると思います。そうして田中通産大臣自身は長らく自民党対外経済協力特別委員長の職についておられました。いわばこの問題の権威者の一人であろうと、こう思いますので、経済協力問題に関連して田中通産大臣に何点か伺いたいと思います。  御存じのように、いま日韓をめぐる経済協力問題について、ソウル地下鉄建設を初めさまざまの疑惑が取りざたされておることは御存じのはずでございます。いやしくも国民の血税を使って、相手国の国民生活の向上を期することを目指して行われる経済協力に、多くの疑惑が集中するような事態はあってはならないことであると考……

第80回国会 商工委員会 第5号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 今回の輸出保険法の改正は、プラント等の輸出促進を目的とするものでありますが、私はきょうは、今回の改正が日本の貿易政策、産業構造政策にどのような意味を持つか、その点を質問したいと思っております。  まず第一は、一昨年来日本の輸出が急増し、世界的な問題を引き起こしております。その結果、アメリカやEC諸国などとさまざまな摩擦を生じておることは周知のとおりでございます。わが国の外貨準備高は、この三月末で百七十億ドルに達し、一年間で三十億ドルも増加しております。国際収支も最近の為替相場の動きからわかるように世界的な関心の的となっております。五十一年度のプラント輸出は政府の予想を下回り約七十……

第80回国会 商工委員会 第6号(1977/04/26、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 まず第一に、事業団への政府の補助金に関連して伺いたいと思います。  小規模企業共済事業団の経費は全額政府が出資しております。ところが、昭和四十四年からは出資金による運用益を差し引いた額だけ補助をする、こういうふうになっておりますね。この理由について説明をまずしていただきたいと思います。
【次の発言】 まあ政府はこういう中小企業を共済するという名前をもって出していることでございますから、そのぐらいなことは政府がやはりめんどうを見て、何もかもおまえらでやれという態度じゃなしに、政府はもう少し立ち入っためんどうを見るのがぼくは当然じゃないかと、こういうふうに思っておりますよ。ですから、……

第80回国会 商工委員会 第7号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私はきのうテレビの放送でこの報道を見ました。何と痛ましいことかという気持ちで胸が詰まったわけですが、私たちの党も石炭産業というものに対しましては心から大きな関心を持ち、日本の唯一の地下資源である石炭をどうして守っていくか、どうして日本のエネルギーに占める位置を高めていくかということについては常常考えてもおるし、また頭をひねっているわけなんですが、私はあの災害の報道を聞くたびに、これでどうして石炭産業が守っていけるのか、日本唯一の地下資源の石炭が守っていけるのかというここにぶつかるわけです。  石炭産業を守るためには、何よりもそこで働く人たちの保安というものを第一に考えていかないと……

第80回国会 商工委員会 第9号(1977/05/18、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 本日は参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。まずお礼を申し上げておきたいと思います。  私どもはこの分野調整法が出る以前から独自の分野確保法を国会に提案いたしました。その成立のために促進協を初めとする中小企業の皆さんとともに努力してまいったものでございます。若干の不十分さを持つとは言いながら、修正されましたこの本案は、現状に比較しまして相当前進したものであると、こう思いまして、早くぜひとも成立させたいという念願を持っておるものでございいます。  そこで、各参考人にお伺いいたしますが、さてこの法律を見ますると、主務大臣の運用姿勢がここの法律を本当に実効あるものにする上では大……

第80回国会 商工委員会 第10号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 大臣、私どもは分野調整法が幾つかの不十分さを持ちながらも、現行の措置に比較しまして明らかに前進しておることから、一日も早くこれを成立をさしたい、こういうふうに念願しておるわけでございます。しかも不十分と考えられる点も、通産省の運用次第によっては相当程度克服ができるのである。したがって、法運用に当たっての通産省の責任は非常に私は重要であり、大きいと思います。  そこでまず最初に、この点についての大臣の決意を伺っておきたいと思うんです。
【次の発言】 ただいま運用に当たっての大臣の決意を伺ったわけでございますが、このこととも関連いたしまして、通産省あるいは中小企業庁が、大企業の中小企……

第80回国会 商工委員会 第11号(1977/05/24、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 公取委員長、総務長官、私どもは独禁法改正案は一日も早く成立させるべきもの、こういうふうに考えております。今回の改正点につきましては、現行独禁法を後退させる幾つかの重要な問題点を指摘しなければなりませんが、他面さまざまな制約が加えられてはいるものの、国民が求めた法強化の規定が取り入れられている、こういうふうに考えるからでございます。また、これまでの独禁法改正の経緯から見て、改正を実現することが国民の期待に応ずることであり、この点は特に政府自民党の責任が囲われるところとなっているのでございます。私は特にこの点だけを強調するにとどめて、まず質問に入りたいと存じます。  まず第一は、七条……

第80回国会 商工委員会 第12号(1977/05/25、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 第一の質問は、消費者の立場から、幅広く国民的に独禁法改正の運動を進めておられる大野さんに御意見をお聞きしたいと思います。  今回の独禁法改正は、狂乱物価や大企業の反国民的な行為によって直接被害を受けた消費者、国民が要求したものであります。これは、制定以来一貫して骨抜きにされてきた独禁法を、初めて強化の方向で改正する原動力となっているものでございます。消費者は学者、研究者の協力を得ながら独禁法強化の運動を進め、独禁法が国民的な議論の対象とされ、関心も大きく広がったと思います。大野さんは、独禁法改正の原点とも言うべきものを述べられたんでございますが、独禁法改正を逆手にとって産業界、大……


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各種会議発言一覧(参議院10期)

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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第閉会後1号(1974/10/24、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 私も少し北海道瓦斯の問題で質問をしたいと思いますが、北海道瓦斯のカロリーアップに伴う中毒死事件について質問を始めたいと思います。  札幌市では、北海道瓦斯がカロリーアップを実施した今月十六日以後、私たちが確認したものや新聞で報道されたものも含めまして、すでに十数件の中毒事故が発生し、七人のとうとい人命が奪われております。通産省は、この事故の原因がどこにあり、責任はどこが持つべきであると考えておられるか、まずそこから質問いたしたいと思います。  答弁者はだれ。
【次の発言】 きょうは大臣がいらしたら、私は大臣に聞きたいと思ったのです。だから、こういう質問に対して、大臣にかわるべき責……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 福田さんにお尋ねしたいんですが、政府は今回、今国会におきまして郵便法の一部を改正する法律案を提出しておると思います。これはあなたに直接関係がない問題でもありますけれども、やはり物価担当の大臣としてお伺いします。  それによりますと、第一種の定形が二十円から五十円、第二種が十円から二十円、こういうふうな引き上げがされることになっております。また、省令事項となっておるその他の郵便料金につきましても、郵政審議会の答申は第三種新聞、雑誌等の定期刊行物は六円から三十円と五倍の値上げになるのです。書留が最低料金で百円から三百円、速達が七十円から百五十円、小包が百円から二百五十円の値上げ幅にな……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○須藤五郎君 かつて石炭問題で植村甲午郎さんと私は論議を交わしたことがあるんです。そのときに炭鉱労働者の生活の問題ですね、現在及び未来にわたって、老後にわたってまでその問題を解決しておかなければ石炭問題は労働力の問題からつぶれてしまいますよと、私は言ったことがあるんです。恐らく大臣もそのことはお考えだと思うんですが、そこで、きょう炭鉱離職者の援護業務につきまして、私、大臣の見解をちょっとお聞きしておきたいと思います。  大臣もすでに御承知のことでございますから、私は詳しくは申しませんが、政府のエネルギー政策の転換によって生み出された炭鉱離職者の就労問題は、いまもって大きな問題になっておるわけで……



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データ更新日:2022/12/18

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。