安井謙 参議院議員
3期国会発言一覧

安井謙[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期
安井謙[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安井謙参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

安井謙[参]本会議発言(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 参議院本会議 第8号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○安井謙君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま上程されました昭和三十年度特別会計予算補正に賛成をいたすものであります。  申すまでもございませんが、地方財政の現状は年々窮乏の一途をたどり、赤字の累積によって真に憂慮すべき状態に立ち至っております。今回の臨時国会は、その対策を講ずることを最大の使命といたしたのでありまして、地方財政の窮状打開の方策について、解決の曙光なりとも見出すであろうことを期待していたのであります。従来懸案となっておりました地方交付税率の二五%への引き上げも、そうした解決策の一つでありました。しかしながら、数年間にわたって累積いたしております地方公共団体の赤字は、す……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第18号(1956/03/07、3期、自由民主党)

○安井謙君 私はただいま上程されました公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案に関し、内閣総理大臣、大蔵大臣、労働大臣等に対し、若干の質疑をいたしたいと存じます。  鳩山総理は、かねてから施政方針として、過去の占領政策下に制定された法律なり制度中、日本の現状に適当でないものについては、逐次この改正を企てられておるようでございまして、本改正法案もその意図の一部であろうと推察する次第であります。  本改正案に関連して、最初にお尋ねいたしたいことは、日本の労使関係の現状に対し、いわゆる労働関係の法規が、全体としてこのままでいいと考えられておるかどうかの点であります。私は、今次、提出された改正案は……

第24回国会 参議院本会議 第21号(1956/03/14、3期、自由民主党)

○安井謙君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案の地方公務員法の一部を改正する法律案及び同付帯決議に対し、賛成の意を表するものであります。  新憲法下に発足した新地方自治制度というものは、地方行政の民主化について相当大きな役割を果したことは事実であります。しかしながら、一方本制度の運用に当って制定された種々の法律制度の中には、過去数カ年の実績に徴してみましても、あまりにも実情に適せざるもの、あるいは形式主義に流れておるものも少しとしないのであります。本法は今日地方公務員法に見られるこれらの不合理を是正し、実情に適合した制度に改めようとするものでありまして、いわゆる占領政策行き過ぎ是正……

安井謙[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

安井謙[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/21、3期、自由党)

○安井謙君 それじや逆だろう。

第16回国会 通商産業委員会 第17号(1953/07/22、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 私から……。
【次の発言】 いや、議事進行じやないのですが、大臣の答弁を補足してちよつと私から御説明を……。
【次の発言】 いや、今までの答弁について補足して御説明したいと思うのですが、お許しがなければ……。
【次の発言】 これは補足的な答弁になると思いますが、私はまあ江田さんにこれは釈迦に説法のようなことでどうかと思うのですが、ストライキというやつは元来が労使双方の紛争を解決する手段として労使双方の犠牲において解決をするというのが本来の建前であろうと思うのです。それに対してあの電産ストの場合には労使双方における犠牲というものは非常に僅少である、而も第三者に与える影響と……

第16回国会 労働委員会 第2号(1953/05/29、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 田畑さんのお説の通りに全く私ども同意見なんでございます。これはお話の通り参議院におきまして自由党も入りました共同提案で出ております。衆議院でいろいろな御都合で審議が延びておる間に流産になつておりますので、労働省といたしましては、是非ともこれが実現して福祉に寄与したいという考えでおります。

第16回国会 労働委員会 第3号(1953/06/19、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 只今塚田郵政大臣からいろいろ具体的にお答えがあつた経過と大きな変りはないのであります。調停が成立いたしまして、何とか実現することが望ましいと考えており、でき得る限り御協力申上げる考えであります。

第16回国会 労働委員会 第閉会後3号(1953/09/12、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) お答え申上げます。第一点の郵政職員の給与問題につきましては、各方面のいろいろ御心配を頂いておりましたが、両者の団体交渉が妥結いたしまして、これは今日問題を残しておらないように伺つております。  第二点の日雇労務者の賃金ベースの問題につきましては、これは今日お手許に書類を差上げたかと思つておりますが、予算措置ができませんために、これを正式に幾ら幾らにするという正式の交渉ができないことは大変残念でございますので、実際上の措置といたしましては、これを約一割方平均賃金を上げるという措置をとりまして、九月十六日以降実施いたすように取り運ぶことに相成つておる次第でございます。  それ……

第16回国会 労働委員会 第閉会後4号(1953/10/26、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) 実は前側の委員会でいろいろと労働省の予算について御質問なり御厚意のある御鞭撻がございまして、事務当局からもいろいろな説明を申上げたと思うのでございますが、それにつきまして更に資料の御注文がございましたので、事務当局或いは労働省としてでき得る限りの資料を作りまして、只今お手許へ差上げております。この内容につきましては一つ事務当局のほうからお聞き取りを願いたいと思います。
【次の発言】 今の業務量に比例した場合に、どうなるかというお尋ねでございますが、この点につきましては、旅費にしろ、いろいろな物件費にしろ殖えておるということも考えられませんので、ちよつとこれは直ちにどの程度……

第16回国会 労働委員会 第閉会後5号(1953/10/27、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) 只今伺いました愛知県、富山県の台風被害の実情について十分拝承したわけであります。先ほどお話もございましたように、六月末の九州地方における水害に対しましては、金融公庫の融資或いは失対費の特別措置といつたような具体的な手を打つているわけであります。更に愛知県、富山県につきましては、只今実情を調査いたしまして、これに準じた扱いのできるように最善の努力をいたしたい、こう考えております。
【次の発言】 只今具体的な数字の御要求がありましたようでございますが、まだ具体的にどうするという決定まで至つておりません。お申出の通りにできますかどうか疑問だと存じますが、大体九州の実情に準じたも……

第16回国会 労働委員会 第8号(1953/07/08、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 先ほどのお話のように、只今の賃金が決して十分なものじやない、大変に不足なものであろうということはわかつております。併しまあ何分にもこれは国費から出る、租税から出るものでございまするし、又今の識別の賃金表が確定いたしませんと、これによつてどの程度のものが適当であろうという結論は今のところ下せないという実情なんであります。ただいろいろな御趣旨をよく伺いまして、この表ができ次第、できる限り御希望に副い得るように最大の努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 御存じの通りにこの日雇労務者の賃金は、その職種の受けるべき賃金額の九割ということに相成つておる次第でございます。これに……

第16回国会 労働委員会 第9号(1953/07/10、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 前回の委員会に引続きまして、今回の日雇労務者のことで当委員会で要望事項の申入があることを伺いました。国会の決議の前提としての委員会の申入でございますから、政府といたしましては御趣旨のほどを十分に勘案して、でき得るものについては極力副いますように努力をいたすつもりであります。ただ、従来政府が考えておりまする考え方から申しまするならば、日雇失業者の問題と申しますものは、飽くまでこれは正常な雇用契約とはやはり質的に違つておるものだという見解は従来と変りなくとつておりますることは事実なのでございます。併し御趣旨の点につきましては、十分関係方面とも連絡いたしまして善処して行きたい……

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/15、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 労働金庫法案が通過いたしましたら、その法律の精神に則りまして政府もできるだけ運用に遺憾なきを期したいと思つております。

第16回国会 労働委員会 第13号(1953/07/16、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 伊能さんの御質問にお答えいたします。本来大臣が参つてお答えするはずでございますが、只今ちよつと医者に参つておりまして、帰り次第又御疑問の点についてはお答え申上げますが、代つて御答弁申上げます。  今度の法案は、御存じの通り昨年の電産及び石炭と非常に苦い経験に鑑みまして、これが直接の動機になつて出したわけであります。更にその法律を出しました根拠はどうかというお尋ねでございますが、これは第二條に言つておりますいわゆるスイツチ・オフの行為については、これは明らかに従来とも違法であるという解釈が成立つておつたわけであります。更に新しく発電所、変電所の職場放棄、そういつた問題につ……

第16回国会 労働委員会 第21号(1953/07/28、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) そこの御事情をちよつと御説明申上げます。昨日来通産大臣、法務大臣の出席の御要求がありましたことは私どもよく存じておりまして、あらゆる手を尽して本日の出席を求めておつたのであります。先ほど非公式にお話があつたかも知れませんが、通産大臣は四十度の熱を出しており、法務大臣は昨日来めまいがして、目下医者を呼んで注射中であり、どうしても本日の出席は不可能であるということであります。それで、いろいろ様子を伺つてみますところ、明日の朝から無理をしても何とか出て来られるのじやないかという事情にはございます。で、なお正式に政府の責任者からこの点についてのいろいろな事情を聞きたいという委員……

第16回国会 労働委員会 第22号(1953/07/29、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) お答え申上げます。只今お話の一条二項で違法性が阻却されるという範囲が規定されまして、その阻却されない場合には、これはそれぞれの鉱山保安法、或いは公共事業令に設けておりまする罰則の箇条になります。それから又民法或いは刑法上の刑罰を受けるのも、この法律の性格上止むを得ないかと存じます。
【次の発言】 これはやはりその個々のクースによりまして、それぞれその法に従つて判断されるものであると思うわけです。
【次の発言】 只今のお話は、三条が恐らく鉱山保安法よりはもつと広い解釈ができるというお話だと思いますが、この法律の精神は逆でございまして、鉱山保安法の場合に、特にこの三条で謳つ……

第16回国会 労働委員会 第24号(1953/07/31、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 先ほど、前回の委員会でも申上げました通り、七月中に調査の結果を出しまして、八月中いろいろ検討いたし九月から実施のつもりで予定を進めておりまするが、詳細のことにつきましては、関係係官から御説明させたいと思います。
【次の発言】 政府といたしましては、先ほどいろいろ御答弁申上げました通りに、国できめられました事柄については、これはストライキとか、争議の対象にはならない、団体交渉の対象にはならない。それ以外の問題では、地方でそれぞれ御交渉の結果おきめ頂くわけでありまして、一応実情は明白であろうと存じておりますが、更に無論問題があつて、委員会なり、議会でお取りきめを頂くなら、そ……

第16回国会 労働委員会 第29号(1953/08/07、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 只今上條委員の御指摘になりました近江絹糸の問題は、従来とも当委員会でしばしば問題になつておる点であります。労働省にもご注意もあり、いろいろとそういつた行過ぎのないように今までも十分注意を払つておる問題であります。御指摘の通りに労働基準法について女子の深夜業でありますとか、或いは労働安全衛生規則、寄宿舎の規則といつたような点で違反事項があつたことも事実でございます。又不当労働行為と目さるべきものもあつたことも事実でございます。これに対しましては、労働省としても十分な監督と勧告をやつておる次第でございます。  更に最近役員の選挙につきまして十一名の立候補者が辞退をしたという……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 通商産業委員会 第閉会後2号(1953/11/27、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) まあ文字通り遵法闘争でございます限り、これをとやかく言う筋のものじやないと思いますが、これに伴いましていろいろ派生的な問題が起きますとこれについては深甚の考慮をいたさなければいかんのじやないかと思つておる次第でございます。
【次の発言】 いろいろ見方によりましてむずかしい問題もあろうかと存ずるのでございますが、先ほど通産大臣の御答弁にもありましたように、先ず財政全般の問題から政府といたしましては、まあこれがぎりぎりの措置であるという方針を決定いたしておる次第でございます。労働省としましても裁定の精神はでき得る限りに生かしたいということで今日まで参つておる次第であります。全……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 大臣がおりませんので、大変失礼ですが、代つてお答え申上げます。あらかじめ仲裁裁定を予定して予算を組むということは、これは恐らく不可能だろうと存ずるのでありますが、大体仲裁裁定は、三十五条で言つております通りに、最後的決定として極力尊重しなくちやいかんということも事実でございますので、これと予算との関係とを如何にして噛み合し得るかということにつきまして、十分関係の各省で研究中の次第でございます。ただ政府といたしましては、国会開会開会後五日以内に取りあえずこの裁定案を国会へ提出する義務がございますので、差当り出して御検討を願つている次第でございます。

第17回国会 労働委員会 第1号(1953/11/02、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 大臣が今日どうしても外されませんので、ちよつと代つて御答弁申上げます。  先ほど委員長のおつしやいました今後の貿易或いは特需の見通しについてはどうだというお考につきましては、これは改めまして通産省からも御説明を申上げることに相成るかと思いますが、政府としては、大体の見通しとしては、只今委員長のおつしやつたような方向にある。ただ内容の切換えと申しますか、転換が行われておるので、こういつた事態が起つて来ておるように考えております。なお対策といたしましては、これは具体的な労働省のほうの労働対策としましては、いわゆる今度馘首されます人たちはいずれも失業保険の給付を受けております……

第17回国会 労働委員会 第3号(1953/11/07、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 只今の佐多委員の御質問に関連してちよつとお答えしたいと思いますが、失業対策連絡協議会は今のような恰好で非常に不活溌になつておりますが、実はこの問題が起りましたので、前回の委員会でもお話もあつたのですが、関係各省のこの連絡協議会というやつを持ちまして、これは非常に深い関連を持つて今日まで進めておる次第でございます。更に併し、それだけでは非常に制度としても弱いものでございますから、更に必要ならば官制にまでしたほうがよかろうかどうかといつたような点をも今よりより協議中でございますので、是非御趣旨に副いたいと存じます。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 大蔵委員会 第5号(1953/12/08、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 先ほど菊川さんからもいろいろ公労法の根本問題について御質疑があつたようでございますし、又成瀬さんからもお話がありまして、公労法自体についての御批評はこの際いろいろ頂きまして、又十分考慮したいと思います。現行あります今日の法律は、とにかくでき得る限り政府も仲裁裁定を尊重しなければいかんという精神を三十五条で謳つております。併しこれは予算上質金上呑めない場合にはこれは議会にその意思を問え、こういう両建になつておるものと解釈しております。
【次の発言】 三十五条の最終的決定として尊重して行かなければならないことはよくわかつておりますが、仲裁裁定自体が必ずしもベース・アツプ一方……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/07、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 只今大臣が参りまして、又十分御説明すると存じますが、時間の関係もございましようし、一応経過を事務的に御説明申上げます。一昨日の労働委員会におきまして、仲裁裁定に対しまする各八企業体に対するそれぞれの議決が行われた次第であります。その議決はいずれも労働委員会で一昨日の夜十一時頃行われたわけでありまして、恐らく本日の本会議を通過して直ちにこちらへ回付されると存じますが、事前に事情を御説明申上げますと、企業体の仲裁裁定そのものにつきましては、実施の時期を一月以降にこれを実施する、こういうふうにそれぞれの八企業体が決定をいたした次第でございます。なおそれに伴いまして、別個に労働……

第18回国会 労働委員会 第1号(1953/12/01、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 山田委員にお答え申上げますが、誠に御尤もなお話でございまして、過般来労働省もいろいろ実情について陳情も頂いております。又御趣旨の線に沿つてて推進もしておる次第であります。外務省、大蔵省もその趣旨につきましてはほぼ了解の域に達しておるような状況でございます。何分予算措置を伴う面があつたりいたしまして、手続としまして、今直ちに実施するというところまで行つておらない次第でございます。併しでき得る限り労働省としましても、今後推進いたしまして、御趣旨に副うように努力いたしたいと思つております。  なお、その他の点につきまして福島長官から申上げます。

第18回国会 労働委員会 第2号(1953/12/04、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 市川さんにお答え申上げますが、先ほども御指摘になりましたこの婦人の人身売買、殊に年少婦女子の人身売買につきましては、労働省も非常に大きな関心を持つて、いろいろそれぞれの専門部局で検討いたしておる次第であります。その対策の一環といたしまして、そういつた事情にある、境遇の子女を対象にいたしましてそういつた売買を免れる一つの方法として、一定の資金を貸付けるような機関を設けて、これが救済を講じてはどうかということを目下労働省内部でも鋭意研究いたしております、まだいろいろな金融操作の面、技術的な面或いは資金、予算の面から、結論にまで到達しておりませんが、御指摘のようなものを今後と……

第18回国会 労働委員会 第3号(1953/12/07、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 吉田委員にお答え申上げます。日雇労働者の実情が相当恒久化しておる。で臨時立法のような形のままではいかんのじやないかというかねてからの御質疑なり御要望があつたことはよく存じておりまして、事実そういつた傾向があることを政府もよく存じておる次第でありますが、事柄の本質自体は、やはり国家が公共事業費その他で職業を斡旋できない、止むを得ない失業の皆さんに対して、失業対策費でこれを救済するという失対自体には変りはないのでございます。併し、でありまするから、でき得る限りその他の恒久的な事業に吸収されることを最善の努力目的にいたすべきではありますが、只今言われましたようないろいろな実情……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/04/05、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 労働省の所管にかかわります関係職員の不正事件につきまして、政府の処置に対して当委員会のいろいろな御質問に対して労働省の実は幹部が手違いから出席をいたしませんで、相当委員の各位に御迷惑をかけましたことを改めてお詫び申上げる次第であります。  この事件の内容につきましては、私どももかねがねぞれ聞いておりました次第でございます。本日も又いろいろと御質問なり或いは又将来に対する御意見も伺つた次第でありまして、これも当委員会の御意向のあるところは、先ほど関係の政府説明員からもよく伺つておりまして、万遺漏なきを期したいと考えておる次第であります。  御存じの通り、労働省は比較的こう……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後5号(1954/10/12、3期、自由党)

○安井謙君 いつに比べてですか。

第19回国会 大蔵委員会 第34号(1954/04/12、3期、自由党)【政府役職】

○安井謙君 極く簡単に大蔵大臣にお伺いします。今の政府がいろいろと地方税の国営移管を意図なさつていらつしやるのですが、それは各地方の財源の偏在を正すという意味からすれば一応御尤な面もあると思うのですが、これを強行されることについて、やはり地方自治体と申しますか、地方制度の本質から見て、中央集権的に税金を集められるということはどうかと思われる節も相当あろうと思う。今後の御方針は大体どのような線でおやりになるつもりであるか。
【次の発言】 その意味はよくわかるのですが、財源の調整をやられると同時に、地方自治の精神から申しますならば、中央、地方の特殊性を活かし、或いは地方の財源事情についてそれぞれき……

第19回国会 大蔵委員会 第42号(1954/05/11、3期、自由党)【政府役職】

○安井謙君 ちよつと関連して。個々の場合という場合ですが、何か大蔵省あたりで具体的に考えられておるような場合がありますか。
【次の発言】 今これに関連してであろうと思うのですが、衆議院でも附帯決議もつけておりますが、附帯決議の内容については、大蔵省としてどういうようにお考えになつておりますか。
【次の発言】 今お話の通り、満鉄会も非常に質問の重要な目標の一つなんですが、これは、そういうような場合、法人組織というものでなければ、これは原則は許されないというつもりでおるのですか。
【次の発言】 御尤もなんですが、御存じの通りに、ああいつた処理は、非常に人手を食うし、又かなり熱心な団体でなければ、な……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後4号(1954/08/03、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) 藤田委員にお答え申上げます。お話の通りに一般の緊縮財政によりまする雇用関係の悪化、殊に、この石炭の不況、計画造船の遅延、鉄鋼或いは繊維関係の不振といつたようなものから、雇用状況がかなり悪化しておることは事実でございます。これは極く簡単に状況を申上げますと、大体今年のこの雇用指数から見ますと、本年一月に一〇五でございましたものが、総合的には雇用指数は必ずしも下つておらんのでありまして一〇一くらいに上つておりますが、鉱業方面では九〇でございましたのが八七・五に下つて、完全失業者の動向から申しますと今年一月に三十九万人おりましたものが、本年五月末では五十八万人になつておる。或い……

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/13、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 労働省の関係一の整理につきまして概略の御説明を申上げます。  今回の人員整理におきまして、労働省の整理数は一般会計におきまして一万五千四百二十一名のうち六百六十八人でございます。お手許へ資料を差上あげてあると存じますが、一般会計と特別会計とに中味は分れておつたのでございますが、内部部局では大臣官房のほうが四百四十八名のうち改正後の定員が四百五名となりまして差引減が四十三名ということに相成つております。これに対しまして現在実員は四百四十名でございます。  それから次は労政局でございますが、合計七十八名に対しまして改正後の定員は七十三名で差引五名の減員ということになつており……

第19回国会 予算委員会 第13号(1954/03/15、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 相馬委員にお答え申上げますが、今後の緊縮予算の発展に伴う雇用関係、或いは職業安定関係の施策如何という御質問であつたと存じますが、我々もこの緊縮予算を実施いたしますについて、相当な雇用面における失業者の増大もあるということを考えまして、予算の面におきましては失業救済費に若干の、今年度の緊縮にかかわりませず、失業面には若干のこの予算の増額を見込んでおる次第でございます。大体の二十八年度の傾向から二十九年度について申上げますと、大体二十八年の二月、三月が失業者群としてはピークでございまして、五十万から六十万の完全失業者を出しておつた次第でございます。これが駐留軍の首切りの問題……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) お答え申上げます。三公社五現業の公労法適用の企業体におきましては、これは当然こういつた不払という問題は起り得ない。あればそれは監督官の摘発その他の適当な処置がとられる、こう心得ております。

第19回国会 労働委員会 第閉会後1号(1954/07/06、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) ちよつと始まる前に委員長にお伺いいたしますが、私ども本日は大臣の出席を求められておりますが、委員会の出席が閣議のため遅れておりまして、それで終りますれば、直ちに参つて御説明をいたします。  先ほどちよつと伺つておりましたが、本日政府の出席は、これは国会の成規の手続きによる委員会に出席を要求されたものと心得て御答弁申上げてよろしうございますか。
【次の発言】 それでよろしうございますね。  失業対策の問題についてでありまして、特に日雇労務者の夏季手当をどうするかという問題についての政府の態度或いは最近の経過というものについての御質問でございますが、従来から日雇労務者に対する……

第19回国会 労働委員会 第2号(1954/02/01、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) けい肺病院の北海道のお尋ねでございますが、けい肺病院北海道につきましては、二十八年度の方針としまして、岩見沢、美唄と両方に設置をするというふうに方針が決定いたした次第で、予算の関係が二十八年度におきましては美唄のほうへ廻しまして、二十九年度から岩見沢と両者でこれを配分してやつて行く、こういうふうな方針で進んでおるのであります。(一おかしいな」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 予算措置の数字は幾らでございましたか。委員長(栗山良夫君)美唄一億三千六百万、岩見沢一億一千四百万。
【次の発言】 今吉田委員から御指摘の通り、それは言葉が大変足りませんので、美唄に作ると、それから岩見……

第19回国会 労働委員会 第閉会後2号(1954/07/07、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(安井謙君) 最近における雇用状況の全般について概括的に御説明申上げます。  政府は前国会におきまして、失業情勢をほぼ保合と楽観しておつたのでありませんが、失業者の発生がまあ最近の状況ではやや増長傾向を示しておるようでございまして、二十九年度における失業情勢を見ますと、必ずしもこれを楽観し得るというような、手放しで楽観し得るというふうな状況にもなかろうかと存ずる次第でございます。  で、御存じの通りに予算編成に当りましてもそういつた情勢を予測しまして、窮屈な国家財政にもかかわらず、失業保険におきましては二割増、それから失業対策事業費としましては人員においても五%、費用におきましては一割……

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 労賃の面についてお答え申上げますが、国民経済の比率を占める労賃が非常に重過ぎるか或いはまだ安過ぎるかという点では、いろいろ御議論があるかと存じますが、これは前回におきまして労働大臣も御答弁申上げましたように、国民所得の中に占める勤労所得の比率が四八%を超えておる、人員の割合では勤労者は国民全体の三七%であるというような現状から見まして、労賃が今日の国民経済から見れば限界点に来ているであろうというような推測は、我々は一応立てておるわけであります。今後の労賃の上り下りその他の問題につきましては、主として労働の生産性と結び付けて考えて行きたい、かように考えております。

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 職業安定と申しますか、職業紹介につきましてボスの介入を排除するという精神は今後とも十分守つて行きたいと思つておる次第でありますが、まあ港湾労務につきましていろいろ特殊の事情、条件といつたようなものがあることも御承知の通りでありますし、その精神とするところは、今のボスの支配とか或いは中間搾取のないような機構を今後とも進めて行く予定であります。更に個々の具体的なこの規則の改正云々の問題につきましては、只今安定局長が参ると思いますから御返事申上げたいと思います。
【次の発言】 いろいろな問題がありますので研究はいたしておりますが、今これを直ちに改正するということで、ここで改正……

第19回国会 労働委員会 第21号(1954/05/11、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 只今委員長からお話のございました労働基準法施行規則及び女子年少者労働基準規則の改正に関しまして、一応の労働省といたしまして事務的な試案を作りまして、これを中央労働基準審議会の御意見を伺つたわけでございます。御承知の通りの答申案が出ました。この中には相当数三者の御意見一致して政府の試案に対して御賛成を表せられておる向きも相当多数ございます。又一部にはまだ御議論のある点もあるように見受けております。この答申案の意見につきましては、今後労働省といたしましても十分慎重に検討いたしまして、今後の結論を出したいと思つております。只今のところまだこの答申案をそれじやどういうふうに扱う……

第19回国会 労働委員会 第22号(1954/05/17、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 電産の賃金争議の経過につきまして、只今委員長から大体の経過についてのお話があつたようでございますが、政府としまして、その経過並びに今後の見通しにつきまして一応御報告申上げたいと思います。  御承知の通り、三月十八日に中央労働委員会は電産労組及び中部を除く企業別労組に対しまして、本年四月以降新賃金として原資の六%の定期昇給制度、一時金五千円の支給の調停案を提出したわけであります。これに対しまして、組合側は関西電力労組が三月三十日に拒否の回答を行なつたほかは、各労組とも調停案を受諾いたしました。電産労組は四月十四日受諾の回答を行なつた次第であります。経営者側といたしましては……

第19回国会 労働委員会 第25号(1954/05/25、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 吉田委員の御指摘の通りに今日の緊縮財政に伴ういろんな労働、失業問題、これらは非常に重要な問題でございまして、労働省といたしましてもいろんな方面から調査も進め、対策を練つておる次第であります。併し只今のところ前側の石炭問題或いは今回の造船問題につきましていろいろ御説明ありましたように、まあ石炭の問題の場合にはこれは重油の対策、それから値下りを見越しての買控えといつたような時期的な問題が非常に出ておりまして、実態以上に憂慮されておる向きもあるのじやなかろうかというふうなこともございます。  それから造船関係にいたしましても、こういつた数字が出るのでございまするが、これも今の……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) あの当時持永委員は御存じの通りに政調会の労働対策部長でございまして、最も重要な関係者で、その関係者を中心にしました取急いだ、まあ懇談会のような形式で政調会の中で議論がなされた次第である。従いましてその後の経過で会長以下正式の役員で構成されました審議会の形式上の結論というものはまだ得ていません。併し方向としましては、大体そういつた責任者が出て、その方向で進めておるというような事情であろうと思います。
【次の発言】 やはり政府のほうで事務的な法案と待ちまして形式的なものは決定するような形に、まあ原案にぶつつけましてそうしてそれで決定するということになろうかと思いますが、内容……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、自由党)

○安井謙君 今のお話で大体わかつたんですが、そうすると、警察費の赤字というやつは幾らになるのですか。今の四十億の中で。
【次の発言】 そうすると、三十億というものは今度の恒常的なものとなつて来る、こう考えていいのですか。
【次の発言】 そうすると、実は地方のほうでは、交付税なり譲与税というものは財政一般の赤字を補填すべきものとみる性質のものである。警察費の額というやつは、これは特別の制度改正により生じた特殊のものであつて、これはこれとして一本の項目ではつきり見るべきではないかという議論を立てておるのですが、同時に他の赤字も相当実は考えてくれと、こういう要求になるのだと思うのですが、こいつが一般……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/15、3期、自由党)

○安井謙君 異議はありませんが、附則なんかでそういうことを取りきめるということは、なんですか、法律上別に問題になるようなことはないのですか、当委員会の立場として……。
【次の発言】 お急ぎのようでありますから極く簡単に伺いますが、先ほど勤労所得税はちょっと苛酷に失するようだという大臣の御感想でありますが、これは結局まあ減税をやるというお気持でしよう。事務当局の話では、今年でもう自然増は先だつての補正予算で取つた以上の財源は見込まないというようなことになっている。今の豊田さんの質問のような点も併せていろいろ新考案をお考えになるということになりますと、どうしてもどこか新らしい税源を見付けなければい……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1955/09/21、3期、自由党)

○安井謙君 関連質問。今の秋山委員から法定外課税の問題が出たので、ちょっと関連してお伺いしたい。今年のようにたとえば農作物が非常に豊作で、農民とか地方民の経済状況が比較的よくなっておるにもかかわらず、地方自治機関の方は依然として赤字で、私は税制自体が非常にむりになっておると思う。地方税の体系自体が。そこでその穴埋めに今のような制限外課税のような問題が起きてくるんじゃないかと思うのですが、放置しておくと地方がそれぞれまちまちになるし、今秋山委員の言われるような欠陥も出てくると思いますので、私はそういった地方の経済状況にマッチした地方税の増減というか、伸縮のできるような点をもう少し根本的に考えてい……

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、自由党)

○安井謙君 今の小林君の質問にちょっと関連して警察庁にお伺いしたいのですが、選挙法が非常に最近ひんぴんとして変るというようなことで、取締官のほうからいっても、いわゆる戸別訪問とか買収とかいったような問題については、これはまあ従来と同じような観念でやる。いわゆる形式犯といいますか、名刺を使っていくというようなものについては、かなり解釈がまちまちになって、実際の取締り上その地区で解釈が違ってくるとか、あるいはそごを来たすといったような事例はあったように思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 実際の問題として、同じ選挙区の中で、警察の管轄の違いによって、解釈が異なる。また、あるいは明らかなる……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1955/09/22、3期、自由党)

○安井謙君 今、森下委員、石村委員からいろいろお話があったので、私は蛇足の程度ですが、実は、この法律案を出す趣旨は申すまでもなく、なるべく適正な税率と公正な徴税ということを目標にして議員提出案が成立したわけです。しかし、実際にはこれが業界に与えた衝激というものは、われわれの予想以上に非常に手ひどいものであることは事実であるのです。これについて自治庁事務当局とも業界の実情をよく打ち合せた上、かなり誤解のある点は取りのけられたし、相当な程度の了解点までいっていると思いますが、まだ実際問題として業界自体が非常に気持よく納得していない部分も相当あることは事実です。一例をあげますと、風俗営業といっても、……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後8号(1955/10/14、3期、自由党)

○安井謙君 自動車の許可の問題が大分あったようですが、私は許可の問題でなく、今動いている自動車の交通整理については、警察庁長官がおられますからついでに聞いておきたいと思います。非常に駐車場その他混乱していると思うのでありますが、いろいろ民間やその他で駐車場を置くとかという案が出ているようでありますが、なかなか具体的にはかどらない。それでもう少し警察庁と自治体というものが積極的に駐車その他の問題について方策を立てるようなお考えはありませんか。簡単に言うと、置場所がめちゃくちゃになって交通上も非常に混乱しておるが、どうだろうか。
【次の発言】 大ビルが建った場合の駐車場については、今ビル自体が相当……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、自由党)

○安井謙君 今の見込み違いということなんですが、その見込み違いがどういうふうな基礎数字になっておるのか、あるいは税率が低くなったか、こういうことに対する具体的な資料は出ておりますか。
【次の発言】 そうすると、税率の下ったのに比べれば収入は減つていないというわけですね。比例してそれ以下に収入が減つておるというわけじゃないというわけですね。
【次の発言】 そういった今の入場料金がどの程度に下ったか、そういったより正確な数字というものはデータがありますか、できますか。極端に言えば徴収率がどうであったかということにもなる、それはむずかしいかな。

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、自由党)

○安井謙君 深川委員の御質問は非常に重大な問題で、広範な問題を含んでおりますので、今警察庁長官一人のところでやってもなかなか解決はつかんと思いますから、これは重大問題でありますから、あらためて一つ関係当局を呼んだ上で御質問をやっていただくように取り計らっていただきたいと思います。なお、今日の日程には相当議案や法律の審議があると思います。これは与党であるおたくの議員から出された法律案もあると思うので、この委員会の運営をなるべく順調にやっていただいたらどうかと思います。
【次の発言】 提案者に伺いますが、いまのようた警察庁の御説明の通り、賞品を出すとか、あるいはそういった射幸心をそそる行為のある営……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、自由党)

○安井謙君 それは違うよ、ページが少し。

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、自由党)

○安井謙君 今のお話でありますと、一般の税率が下ったからして、そういう面から大して影響がないので、これを第一種から落した、こういうようなお話であったようですが、しかし、これは第一種からほかの方の種類の方面にクリーニング業を転換させるということは税率云々の問題ではなくして、そのものの事業内容について私は理由があるので、そういうふうに外したものだと、それを税率のみでもって大した影響がないから、もとの方に戻すということはちょっと受け取れないような感じがするのですが、その点について。
【次の発言】 この特別所得税に移したという理由は、業界の性格から言って正しいことじゃない、当時の税率の適用から見て移し……

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/07/28、3期、自由党)

○安井謙君 今までいろいろ御質問がありましたが、私は簡単にお伺いしたいと思うのですが、今までおっしゃった大蔵大臣の地方の赤字対策としては、これは地方の財政をもっとなにする、これはおっしゃる通りだろうと思います。さしあたってしかし本年度の問題としては、どうしてもやっていけないなにがある、ほんとうに自治団体として苦労しておって、見るに忍びない団体がある。そこで団体として、再建整備法が一日でも早く通ってくれれば、これをかたにでもして、また当面の糊塗策を講じようと思っておる団体もある。これを混同して考えることはおかしいと思う。少くとも当面の問題に対しては、先ほど小林さんも言われましたが、何か政府として……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、自由党)

○安井謙君 その一般財源では今言われたような、お話のようなところからやられても、これはやはり起債の幅で増減されると解釈すべきじゃないのですか。それともう一つ七十三億ということしの金はこれはある程度確定したもの、動かない金額ですか。これも税収によって動く金額じゃないのですか。

第22回国会 予算委員会 第39号(1955/07/01、3期、自由党)

○安井謙君 私は自由党を代表いたしまして、衆議院から送付せられました昭和三十年度予算三案に対し賛成の意を表するものであります。  本案は、申すまでもなく衆議院において政府原案を民自両党で修正し可決の上本院に送付されたものでありますが、本案の本質に融れる都合上、まず初めに民自両党の修正前の政府原案について一言いたしたいと思います。  鳩山内閣が成立いたしまして以来、政府与党はさまざまな公約を掲げてその実行を国民に約束いたしました。その結果として過般の総選挙を経て、第二次鳩山内閣が成立したわけでございますが、さてその公約が予算案にいかに盛られたかと申しますと、これは一兆億のワク、均衡予算という原則……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 地方行政委員会 第4号(1955/12/09、3期、自由民主党)

○安井謙君 私と秋山委員と二人で山形県大高根の警備警察の事件調査に参りましたので、その概略を御報告いたします。われわれは十月二十一日より二十三日まで三日間にわたり、警備警察に関し、九月十七、十八両日山形県大高根基地測量の際惹起した警察と地元側との衝突事件の実情を調査して、警察行政の改革に資する目的をもって現地に派遣されたのであります。以下その概要を御報告いたします。調査の方法としましては、十月二十二日村山市役所戸沢支所におきまして、当局側は古城警察本部長以下関係警察官、仙台調達局石川不動産部長、県、市側、華山副知事、伊藤村山市長、地元側、白鳥更生同志会長細谷富士郎、大高根軍事基地反対共闘委事務……

第23回国会 予算委員会 第7号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○安井謙君 さっきの木村君の質問に関連しまして一言伺いたいのですが、例の〇・二五を地方が支給しなければならぬ場合には、節約はやれるだけやれ、しかし足らない場合の短期融資の措置をとられるというお話ですが、これは年内に全部を片づけられるつもりですかどうですか。たとえば幾百幾千ある公共団体に、一々年末にこの措置ができるとも思えない。そこでさしあたっては節約以外の流用財源のようなものも認めて措置をしておいて、いわゆる短期融資というものは来年の一月以降に入ってもその措置を財政当局は認めるという行き方でお考えになっているのか、それとも全部そういった短期融資の措置は、折衝をやって、年内にすべて片づけてしまう……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 地方行政委員会 第15号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○安井謙君 今の小林委員の場合に関連して、法律が強制していないという意味だったが、大体において、これは常識的にいって、特別会計を設けて、家賃に転嫁するという建前になる可能性が非常に強いのだ、あの転嫁は、法律で転嫁することが認められておるのであるか。精神からいってどういうものですか。転嫁するということは。
【次の発言】 今の、当然そういう固定資産税というやつを、コストがかかることによって、コスト計算上、これを家賃へ転嫁していくということは当然のこととして考えられるのですかね。これは一般にいって、鉄道なんかにつきましても、それだから運賃を上げるのだということを当然言えるというふうに解釈できるもので……

第24回国会 地方行政委員会 第19号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○安井謙君 今のに関連しまして、これは法案が来るのが非常におくれたのだから、委員会として政府の希望通りに沿えるかどうか、これは問題があろうと思いますが、しかし、何せ年度に入って、実施が迫られておる内容でもあるし、政府の仕上げの期日に対する希望なり、あるいは委員の大体の意向なり段取りがもしお話し合いがつくようなら、予定というか、日程表のようなものを、大体のスケジュールをきめていただければ好都合じゃないかという気もするのですが、あわせて、これはどういうふうになるかわからぬが、お諮り願いたいと思います。

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/18、3期、自由民主党)

○安井謙君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております補正三案に対して賛成をいたすものであります。  今回の予算補正の眼目をなすものは、さきの臨時国会において決定せられました昭和三十年度の地方財政の赤字処理に関連する予算措置であります。  さきの臨時国会において地方財政の赤字処理が問題とされました際、私どもは地方財政を将来にわたって堅実な華盤の上に置くためには、地方制度全般にわたる再検討をなし、抜本的な対策を講じなければならない点を指摘いたしましたが、短時日の間にこれらの対策を樹立することはできないから、その解決を将来に譲って、さしあたり昭和三十年度の赤字について応急の措置……

第24回国会 予算委員会 第21号(1956/03/26、3期、自由民主党)

○安井謙君 私は自由民主党を代表いたしまして、政府提出の昭和三十一年度予算三葉に対し賛成の意を表するものであります。以下、簡単に理由を申し述べます。  本予算は、申すまでもなく、第三次鳩山内閣の手になったものでありますが、今日日本経済界の現状を見まするに、過去二年間にわたる健全財政政策の効果はようやく現われ、物価は安定し、生産は拡張し、貿易は伸び、金融は緩和し、雇用関係も漸次改善に導かれつつあります。この経済的好転の好条件を背景にする一方、年来の懸案である保守合同による自由民主党の新政策を強力かつ合理的に盛り込んだものであります。  本予算につきまして、第一にあげられる特徴は、予算編成の過程を……


安井謙[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 人事・労働連合委員会 第1号(1954/05/13、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 御存じの通り労働省が直接関係いたしますのは民間の給与及びこの三公社五現業といつたようなものでございますが、私どもの考え方といたしましては、給与というものは働きに応じたものが原則であることは当然であろうと存じておるのでございます。ただこれが戦後の過渡期と申しますか、インフレ時代のいろんな影響もございまして、いろいろ複雑な形をとつて来ておる。今日の実情に十分適さない面もあるように考えられておる次第でございます。田村委員のおつしやるような御趣旨は私ども非常に御尤もだと考えております。ただ現実といたしまして国家公務員やその他につきましては、まだそれぞれ技術的或いは内容的に検討の……

第19回国会 文部・労働連合委員会 第1号(1954/04/27、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(安井謙君) 栗山委員から労働大臣の御出席に対する御要望がありましたことは私ども労働省として十分承知しておりました。できればなんとか出席いたしたいと考えたのでございますが、御承知の通りに警察法の関係で衆議院のほうの委員会でのつぴきならん関係で今出席されております。できますれば政務次官代つて御答弁申上げたいと思いますので、御了承願いたいと思います。
【次の発言】 手がすきますれば、と申しますと大変あれでございますが、前々から地方行政委員会のはうで要求されて、出席の予定をいたしておるものでございますから、只今栗山委員長の言われるようにちよつとでも挨拶に出て来て、事情を述べたらよかろうとい……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1955/06/28、3期、自由党)

○安井謙君 今の図書館で資料購入費、図書購入費はこのうちどのくらいになっておりますか。ちょっと念のために、この内訳を職員の俸給からちょっと言ってみていただきたい。
【次の発言】 資料購入費というのが百八十一万五千円でございますか。
【次の発言】 図書購入費千六百万円……。
【次の発言】 そうすると、この総予算の三億七百九十八万円のうちで、資料と図書の購入費というものは一割にも満たない、五%ぐらいのものなんですね。
【次の発言】 これは国会図書館という特殊の資料作成とか、いろいろな職員の働く分野が多いとは思うのですが、それにしても全体の比率で、こういった資料の購入費というか、図書の購入費があまり……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/03/19、3期、自由民主党)【議会役職】

○副主査(安井謙君) 主査の中山君が本日ちょっと所用で出張しておりますので、しばらくかわって私がいたします。  審査に入ります前に、議事の進め方につきましてお諮りをいたします。当分科会は、昭和三十一年度の一般会計予算、同特別会計予算及び政府関係機関予算中、法務省、文部省、厚生省及び労働省の所管について審査をいたすわけでありますが、委員長及び理事打合会の申し合せによりまして、本日より三日間行うことになっておりますので、この点あらかじめお含みの上御審議をお願いしたいと思います。  また本日は、このうち厚生省及び労働省所管につきまして審査をお願いし、明二十日に労働省所管を、二十二日は文部省所管につき……



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データ更新日:2022/12/18

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