羽生三七 参議院議員
6期国会発言一覧

羽生三七[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期- 5期-| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期
羽生三七[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは羽生三七参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

羽生三七[参]本会議発言(全期間)
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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 参議院本会議 第7号(1965/02/17、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私は日本社会党を代表して、緊迫せる最近のベトナム情勢を中心に、数点についてお尋ねをいたします。  アジアの危機の頂点にあるベトナム問題は、長い間、世界の重大な関心事でございましたが、特に最近の情勢は予断を許さぬ重要な局面に立たされていると存じます。また、アジアの地域に位する日本にとっての重要性は、あえて指摘するまでもないと存じます。問題の本質は、そもそもどこにあるのか、この点をまず私は次のように考えてみたいと存じます。  まず第一にあげ得ることは、本来、思想や信条の問題であり、さらに人民の生活等に属する範疇の問題を、機関銃や爆弾で解決しようとしているアメリカの世界戦略の誤りであり……

第48回国会 参議院本会議 第15号(1965/04/21、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私は、日本社会党を代表して、緊迫せるベトナム情勢について、政府の所信をただすため、緊急質問を行ないます。  実は、ベトナム問題について、私は去る二月十七日、この同じ演壇で緊急質問を行なったのでありますが、二カ月後の今日、再び同じ問題について緊急質問を行なうに至った事態を、遺憾かつ不幸と思わずにはおられません。  さて、ベトナム問題の今日の段階で、われわれが当面する課題は、そもそも何でございましょうか。また、この段階で、日本政府が平和のためにどのような寄与をなし得るか。また、寄与し得ることがありとすれば、その寄与と役割りとはどのようなものであるのか。これが日本にとって当面の課題と言……

羽生三七[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

羽生三七[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 外務委員会 第閉会後1号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうは主としてキューバ問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、ここしばらく世界の諸国民を不安に陥れて、戦争か平和かのせとぎわかと言われたキューバ問題が、とにかく一応解決の曙光を見出したことは、これは御同慶の至りであります。私たちはこれを心から喜ぶ者でありますが、しかし今回の事件を振り返ってみて、この一応の小康状態にもかかわらず、手放しで喜んでおられるかどうか、はなはだ疑いなきを得ないのであります。今度のキューバ問題に関する米国の政策を見ますると、これは言うまでもなく戦争せとぎわ政策であるし、あるいは力の均衡政策以外の何ものでもないと思います。幸いにフルシチョフ首相の良識、そ……

第41回国会 外務委員会 第閉会後2号(1962/11/01、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと。この日中関係の打開は、政府の立場からすると、国際情勢待ちと思います。まあすべての国際的条件が整って本格的な打開に踏み切る、こういうことだろうと思います。私ども今社会党が考えておるような形で直ちにこの問題の打開が可能とは考えておりませんので、そういう意味での質問でありますが、政府としてはそのすべての国際的条件が整わなくても、ある一定の時期が来れば、日本独自でもこの問題の打開に踏み切ることがあるのか。あるいは国連その他のすべての条件、国際的環境が皆整って、世界じゅうが皆そうなったから日本もそうするのだ、こういうことなのか。あるいは、それは望ましいことだが、それ以前にも日本独……

第41回国会 外務委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○羽生三七君 質疑の前にもう一つ、今の補足説明で、一体ニュー・ジーランドにしてもカナダにしても、どのくらいな一年の取り扱い量になるか、そういうことをちょっと……。
【次の発言】 今の私の質問でニュー・ジーランドと言ったのは、オーストラリアです。
【次の発言】 ちょっと関連して。前のあれは、万国航空協定と二国間の協定の場合にも同じ疑問が起こったのですが、小包郵便協定の場合でも、万国の協定と二国間とそれぞれの違いがあるわけですが、包括的に万国協定でそれをカバーしていくということはできないのかどうか、その辺はいかがですか。
【次の発言】 全世界みな共通の問題として適用できるような、そういう条件を万国……

第41回国会 外務委員会 第閉会後3号(1962/11/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうは、私の質問は、主として日米経済委員会の開会を前にして、日本側の見解を承りたいと思うのでありますが、今度の会議は、まあ私たちの想像では、特別の想像をしなくとも、建前上、そうでしょうが、特別の取りきめを行なうという性質のものではなく、むしろ、全般的な日米間の経済上の諸問題について十分な意見の交換をする機会と、こういうふうに考えておりますけれども、昨秋の箱根会議では、米国のドル防衛に基づく諸政策というものが、自由世界の中心である米国のドル防衛体制というものをやむを得ざるものとして承認をするという形で、むしろアメリカ側に押し切られた、そういう印象を強くしておるわけであります。今回……

第41回国会 外務委員会 第4号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。話が全く横にそれるように見えるけれども、今の大和委員のお話と若干関連するのですが、ちょっと突拍子もないように聞こえるかもしれないけれども、この間のオリンピックのアジア大会ですね、あれで韓国との関係で非常にアジア大会が暗礁に乗り上げた。ところが、日本でやる今度の世界大会の場合、北鮮の入国は今全然認めておらぬわけです。文化その他いろいろ交流を将来考えたいと言うけれども、その場合、北鮮では韓国の統一選手団というものの編成を考えている。これが具体的になってきた場合、今度は逆の意味でインドネシアのとったと同じようなことが日本に起こらぬのかどうか。こういうことはなしに、文化……

第41回国会 外務委員会 第5号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ニュー・ジーランドの場合でも、それからガット関係も関連しますから、一応これはこれにしておいて、私は若干ガット関係で質問がありますが、あとにいたします。これはこれでよろしい。
【次の発言】 この協定の個々の問題は別として、一般的なことで二、三お尋ねいたしますが、このセーフガードというか、保障条項あるいはこの輸入制限品目というような条件付で、相手国のいずれであるかは別として、三十五条の撤回を求める場合、この実質的な効果はどうなのか。条件付でも三十五条の撤回ができればこれはベターであるという考え方のようですが、具体的にはどういうことになるのかよくわからないので、事情をひとつお聞かせいた……

第41回国会 予算委員会 第2号(1962/08/27、6期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうは主として経済問題を中心にお尋ねいたします。  近年、日本経済の成長が世界的にもまれに見る高度なものであったわけでありますが、その反面にまた多くの矛盾を露呈いたしました。それは設備投資の行き過ぎとかあるいは国際収支の赤字、所得や企業の地域間の格差、あるいは農業や中小零細企業の立ちおくれ等々に現われております。しかし私は、これから質問するにあたって、次の前提を一応申し上げておきたいと思います。それは、この資本の蓄積や投資、あるいは設備の拡大等を否定するものではないということであります。蓄積や投資なしに経済が発展するはずはないし、また、経済の発展なくして国民生活の向上があり得る……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 外務委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本社会党)

○羽生三七君 一つ承りますが、この三十八年度予算の大要で、移住関係のようないわゆる事業費的なものは別として、純然たる外交関係の所要経費として、ほぼ日本と同じ程度の国と比較して、予算の規模というものは一体どの程度のものか、参考までにお聞かせいただきたい。
【次の発言】 日本の本年度のやつは幾らでしたか。

第43回国会 外務委員会 第4号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○羽生三七君 先ほど第三者の調停ということも提起されておるという話ですが、この第三者というのはどこですか。

第43回国会 外務委員会 第6号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この国際連合の特権関係及び専門機関の特権関係、これらを見ますると、それぞれ四十何カ国とか、七十何カ国とか、これを承認したり批准しているわけでありますが、原子力関係はわずかに十一カ国というのは、これはどういうことですか。
【次の発言】 一口に言えば、外交官と同じ扱いにするということですか。

第43回国会 外務委員会 第7号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。そこでちょっと疑問に思うことは、かりに今総理のおっしゃるようなことで事を進められるとしても、事実問題として、韓国からだれかが来たり、日本から――まあ日本から行くことはめったにないでしょうが、実際交渉ということが事実上の継続として続けられるというそういう条件があるのかどうかということ、私は、こんな条件の中で韓国のだれかしかるべき代表が来て、そうして従来の会談を継続してさらに進展させようというような、そういう条件は存在しておらぬと思います。また、そんなところで何か来た人があるとしても、非常に権威のないことになるし、日本としても受け答えに困るだろうと思う。だから、いい……

第43回国会 外務委員会 第8号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この機会にちょっと聞いておきたい。これと直接関係はないのですが、前の日本とソビエトとの相互乗り入れの問題ですね。相互乗り入れといっても、東京とモスクワとまでは今行っていないけれども、あの間の事情はその後どうなっているんですか。そのままですか。
【次の発言】 その場合は、北海道または新潟とハバロフスクですか、その間のという問題ですか。それと関連してですが。
【次の発言】 この特権及び免除に関する条約には、アメリカは入っておりませんね。
【次の発言】 入る必要がないということですか。
【次の発言】 それは条約上ですか。何か国際法上の関係で……。アメリカ自身の都合ですか。

第43回国会 外務委員会 第9号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○羽生三七君 簡単に一つお伺いしますが、政府の立場で、急に中止するとかなんとかいうことを簡単に言えない事情は、それはよくわかりますが、しかし、先ほど岡田君も触れたように、朴議長自身が軍事政権の失敗を認めて、一種の自己反省というものを公然とやっておるような状況の中で、あえて急いでやる必要は全然ないわけであります。それじゃ韓国の政情が安定したら社会党は賛成するかというと、そのときになっても社会党は反対しますから、それはしばらく見送ればそれでよろしいのだという議論じゃないのですが、そこで、どういうことでしょうか、今の朴議長の軍事政権下で、たとえば日本では今度の通常国会には出てきっこないですが、そうす……

第43回国会 外務委員会 第14号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 一つだけお伺いいたしたいと思いますが、個々の問題に入る前の問題として、日本とアメリカとは、日米安保条約あるいは日米通商航海条約等を初め、政治、外交、経済等、各種の問題で深いつながりを持っておるわけですが、日本とイギリスとの関係については、これはまあ昔のような日英同盟というような軍事的な関係はもちろん今あるはずはないし、それから、今アメリカのことを申し上げましたが、アメリカほど直接深い関連性に立たされておるわけでもない。しかし、それにもかかわらず、対西欧外交という場合には、日本の政府当局、外務当局としても、かなりイギリスというものを高く評価していろいろな接触をはかっておると思われま……

第43回国会 外務委員会 第15号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この前大蔵大臣には尋ねたのですが、直接これは外務大臣には関連ではないが、御検討なさっておるのかどうか、それはアメリカの連邦銀行、それからイギリスのイングランド銀行のスワップ協定を御検討なさっておるかどうか。
【次の発言】 関連して。今の問題は、自主規制をせざるを得ないような客観的な実態が存在しておるかどうか、その問題が一つあるわけですね。それからもう一つは、国際的に日本商品がコスト・ダウンをして正常な形で貿易をやる場合に、これはどこの国からも拒否される理由は全然私はないと思う。ただ問題は、自主規制をやらざるを得ないような客観的な実態が存在しておるものか。だから、その条約の形式上と……

第43回国会 外務委員会 第16号(1963/05/07、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私のは若干ちょっと意見にわたるんですが、先ほど森君からお話があった、小坂さんの答弁されたとき、そのときと今日までの時間的な経過というか。そういうことで、まあ時の流れが今の状態を招来したという、こういう御説明だと思いますが、それで政府は、今日の原子力の発達から原子力商船等が至るところ世界の港に寄港していくという、そういう状況の場合、その場合は純粋な安全性の問題だけが一つの問題になるわけですが、今のこのアメリカの日本への寄港という問題は、普通の商船と違って、たとえポラリスでないにしても、戦略上の意味を持っておることは当然であろうと思います。そういう点から判断すると、私は率直に申し上げ……

第43回国会 外務委員会 第17号(1963/05/09、6期、日本社会党)

○羽生三七君 その資料はもちろんお願いしたいのですが、それより前に根本的なことで一つ、二つだけお尋ねをしておきたいと思いますが、それは、この国際小麦協定というものが世界の全般的な食糧事情から見て、たとえば直接にはこの貿易の自由化とかという問題が直接の関連性はもちろんないし、これはまたそういうことを規制するものでもないけれども、ある種の規制であることは間違いないと思うのです。ですから、そういう場合、全般的に見てこれはどういうプラス条件を持っているのか。つまり全くこういう協定なしに一定の安定帯価格を設けて、それから輸入、輸出ともそれぞれの国の一定の数量の範囲をきめて、そういう規定がある場合と、全然……

第43回国会 外務委員会 第18号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。それで私非常に疑問に思うことは、その場合でも、この装備のできる状態ではあるが、それを実際上装備する場合には、核弾頭ですね、その場合には事前協議するのでしょう。そうすると、日本はいかなる場合でもアメリカの持ち込みも許さないし、また日本自身も持たない、これは政府の基本的な方針ですね。そうすると、一体アメリカがそういう、ただそういう装置をしようと思えばできる。それだけのものを持ち込んで、それに今度は実際は核弾頭をつけないで、ただそういう装備をしようと思えばできるという状態で日本へ持ち込んできてどういう利益があるのか。実際問題として、核弾頭をつける場合には事前協議をやる……

第43回国会 外務委員会 第21号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して……。OECDに加盟した場合に、日本の外務省としての出発というか、担当はどういうところで扱うのですか。

第43回国会 外務委員会 第22号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して、先ほどの岡田君の質問に対する御答弁の中に、今すぐ寄港を認めるわけではないが、今後、残された問題について努力を続けると、こういう御答弁でありましにが、まだ政府として疑点が残っておる点はどういうことでありますか。
【次の発言】 たとえば兵員の休養の場合とか、あるいは演習の場合で寄港する、こういうときは別として、核弾頭をつける場合、緊急の事態が起こったときに、事前協議をやっているような余裕があるのですか。

第43回国会 外務委員会 第24号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私、時間がないようですから一問だけお伺いをいたします。実は、これは先日予算委員会の際に総理と宮澤企画庁長官、それから外務大臣と御同席のところでお伺いしたいと思いましたが、時間の関係で割愛しましたので、ここでお伺いいたします。それは四月の二十六日に宮澤企画庁長官が記者会見でこう言っております。「中共貿易については政府の基本方針を決める必要があり、今後自民党の意見を聞いて外務、通産両省間でまとめることになろう」と言って、そのあとに、中共貿易はこれまでケース・バイ・ケースで取り引きが進められ、基本的な方針がなかった。このためビニロン・プラントの輸出についても現在のようにはっきりしないま……

第43回国会 外務委員会 第25号(1963/06/18、6期、日本社会党)

○羽生三七君 今井上さん、山本さんの御指摘の問題、それぞれ重要だと思いますが、それより前の問題として、こういう点をお伺いしてみたいのです。それは、たまたま大臣の御答弁の中にも、事業の不振等もあって、いわゆる海外移住事業ですか――というようなお話がありましたが、ちょっと話が横にそれるようですが、日本の経済が非常に高度な成長をして、雇用が拡大をして、農村ではどんどん農村人口が他産業に流出する。一昨年なんかは、中学校、高校卒百二十万人の中で、新たに農業の従事者は七万六千人と、こういう状態が出ている。そういう趨勢は昭和四十年度は最もはなはだしい形で現われるだろうと言われているのです。ですから、今の人手……

第43回国会 外務委員会 第26号(1963/06/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。この問題の決着は、もちろん政府なり国会なりでありまするが、われわれとしては、やはり科学者の意見をお聞きして、最終的には今の世界の情勢なりを十分検討の上、常識的な判断をする以外にはないわけですが、先ほどの岡田委員の御質問に関連をして、一点だけ伺いたいことは、先ほど湯川先生もちょっと触れられましたけれども、純粋な科学の領域から最近ややもすると国防上、戦略上の領域にまで問題が及んでおるので、そういう意味の判断も加えてというお話でありましたが、この場合、この世界の多くの国々の中で原子力潜水艦の寄港等を認めておるところもあるわけですが、この場合、この国防上、軍事上、戦略上の要請と……

第43回国会 外務委員会 第27号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○羽生三七君 国際小麦協定の点については、前回に若干お伺いをしまして、ほぼ御説明は承りましたが、なお念のため、もう一度、ごく簡単な問題ですが、ひとつお伺いをいたします。  それは、この協定に加盟する場合とそれから普通の商業取引の場合、その利害得失を、こまかくは要りませんから、重要点だけ正確に言っていただきたい。それは、提案理由の説明にも、この協定に参加することによって安定的な取引ができるということをうたってあるだけで、どういうことで安定的かという点をもう少し具体的に。これが一点。それからもう一つは、国内産小麦との関係ですが、これは硬質と軟質との関係等もあって、ほぼ事情はわかっておりますけれども……

第43回国会 外務委員会 第28号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。ソビエトや中国の紹介のいろいろ写真なんかを入れたPRの文書というのは、たいへんなものが私に来ているのです。ただ、外務省関係はかつてもらったことがない。外務委員くらいはぜひ、どういうふうに海外に紹介されているのか、今後の参考のために、全部じゃなくてもいいから、代表的なものがあったら、送っていただきたい。それから、来年のオリンピックについてのいろいろな広報活動というようなことでは、予算的には準備されておるのですか。これは今の移住法案には関係ないのですが、ちょうどついでですから。

第43回国会 外務委員会 第29号(1963/06/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。今曾祢さんの指摘された問題で、相手国の受け入れの条件が整えば曾祢さん御指摘の方向が望ましいというのか、それとも、それもあわせて考えるということなのか。その辺はどうなんですか。方向としてです、将来の。
【次の発言】 関連。そういう広い地域が未利用で残されている場合、大規模な機械化部隊みたいなものが行って開墾をして、そこを移住者に譲ってもらうというような処置はとれないのかどうか。それは何か相手国との関係で制約があるのか。資金の関係か。あるいは政策上の観点の違いか。そういう点はどうですか。

第43回国会 外務委員会 第31号(1963/07/05、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この種の商品の国際協定は、たとえば今本会議で成立した国際小麦協定、あるいは今審議しているコーヒー協定、それから砂糖協定、すず協定と、この程度だと思うのですが、世界的に見て、この種の一次産品あるいはそれに関連する産品の世界的な協定というものは、趨勢的に見て大体現状程度のところか、まだ何か新しい発展というような傾向があるのかどうか、その辺の状況はどうですか。

第43回国会 外務委員会 第32号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっとそれに関連して。タイに限らずアジア、特に東南アジアと日本との貿易の関係で、一次産品が中心の国でありますから、たとえばタイのように米の輸出国が、最近の日本の米の事情からそうたくさんの輸入はできないので、作付転換をタイがやって、最近はトウモロコシの栽培に力を入れて、それから日本が、今数字をあげられたように、トウモロコシの輸入が多くなってきている。それはタイの事情でそうならざるを得なかったと思いますが、タイに限らず、このアジア、特に東南アジア全体の一次産品を中心とする、それ以外に輸出すべき品物のない国々と、今岡田君が指摘したような、今後の日本商品の輸出との関連で、将来一体どうな……

第43回国会 予算委員会 第3号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。戸叶君がほかの質問に移りそうでありますので、一言だけお伺いいたします。  今の日韓会談問題で、朴議長が大統領選挙に出るかどうかということに関連して、韓国の内情は必ずしも安定したものではありません。そこで池田内閣は、多年の懸案である日韓会談をこの機会にやりたいという気持は、立場の違いはあってもわかりますけれども、しかし、一日を争うそういう早急性はないと思います。様子を十分見た上でも、少しも日韓の、総理の言われる親善を妨げるものではないと思います。十分その意味では内政のあり方というものを検討されて、その上で事を進められてもいい条件であろうと思います。そんな早急性はありません。そ……

第43回国会 予算委員会 第5号(1963/03/04、6期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうは、主として外交、経済の二つの問題をお尋ねしたいと思いますが、最初に、まず外交問題から入りたいと思います。  キューバ危機が良識にささえられて克服されたことは、御同様喜ぶべきことでありますが、しかし、最近の世界情勢はすこぶる複雑で、潜在的にも顕在的にも多くの問題点をはらんでおります。今日、この国際情勢のもとで日本の外交路線をどのように設定していくかということは、きわめて重大な問題と思います。池田内閣の今日まで示してきた基本的な路線は、まず日本を自由陣営の一員として確認をし、さらに最近では、三本の柱という立場の一つに日本を置いて、日本の役割について大いに自負されていることは特……

第43回国会 予算委員会 第6号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。私どもの今まで承知しておるところでは、その場合には共同宣言方式というように聞いておるのですが、今のお話では、条約または協定と、協定はある程度できるかもしれませんが、その点はどうなんでしょうか。北鮮との関係もあるので、条約という形式をとられるかどうか。

第43回国会 予算委員会 第11号(1963/03/11、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。横川さんの質問がほかに移っちゃったので、ちょっと前に戻って恐縮ですが、外務大臣に、ノーテラス号の寄港の場合について新たな疑問が起こったのでアメリカに照会中とおっしゃいましたが、新たな疑問とは何であるか、お差しつかえなければ御披露願いたいと思います。

第43回国会 予算委員会 第12号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。今近藤委員の質問に、外務大臣から、今までの姿勢を変えないという御答弁がありましたが、今度のクーデターは、私たちもよく承知しておるわけではありませんけれども、大事なことは、現建設部長ですか、これも参加しておって、その結果朴政権も総辞職をするのではないかとも伝えられております。それからもう一つ重要なことは、そういうことから、民政移管への従来の動きというものが大きく変化するのではないか、相当な打撃、動揺を受けるのではないか、こういうことだと思います。そうすると、今まで総理並びに外務大臣が一貫して今国会で答弁されてきた内容は、今すぐ会談中止ということはもちろんできないが、民政移管の……

第43回国会 予算委員会 第13号(1963/03/13、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。  ちょっと前へ戻って恐縮ですが、二十億の資金のワクの中で、今日まで十八億七千万円事業団が乳製品を買い入れて、その効果が上がるのが若干時間的にかりにズレても、それは必要はないことにして、近く効果を上げればよし、もし上げなかった場合には、実際事の起こりは、生産者に適正な価格を維持させるためにこの買い入れ問題というのは起こったわけです。ところが、これは生産者には何らの価格の影響を与えない。メーカーは十八億七千万円で買ってもらって、それは買い入れてもらって、メーカーだけは得をした。政府は十八億七千万円の行政資金を出したわけです。これで終わってしまえば、これは事業団その……

第43回国会 予算委員会 第14号(1963/03/18、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。採算に合わない路線でも、地域格差の是正等でそういうことの必要が起これば、これはそういうことはあり得る、それは了解いたします。瀬谷委員もそういうことを言っておるのじゃないと思います、問題は新設公団がかりに赤字が出た場合には一般会計から補てんをするのでありますか。
【次の発言】 関連質問でありますから、とかくの議論は全部省略して、端的に一つだけお伺いいたしますが、政府は、今までのわれわれへの御答弁を通じて、われわれの察するには、間もなく民政移管になるから、ということで、その動向を見守りながら慎重に対処するということでこられたはずであります。ところが、軍政が四年延長さ……

第43回国会 予算委員会 第15号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連。今の鈴木委員の質問に直接関連はないのですが、たまたま銀行あるいは公定歩合の問題が出たので、間接的なことですが、アメリカの連邦銀行あるいはイギリスのイングランド銀行等とスワップ協定を結ばれるかどうか、その点をお伺いいたします。

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。先日予算の第二分科会で外務大臣にちょっとお尋ねしたのですが、今の北村委員の質問に関連することですが、一つはクレイ報告があっても、日本は日本の立場をとるという外務大臣のお話し、それはけっこうだと思いますが、その場合、賠償あるいは賠償に伴う経済協力、あるいはそれ以外の通常の経済協力、低開発国援助協力方式はいろいろありますが、その場合に、賠償もあるいは賠償に伴う経済協力も、だんだん期限がきて減ってきます。支払いが進んできますから。その場合、それに見合う程度の、いわゆる賠償並びに賠償に伴う経済協力以外の新たな低開発国援助を、それに見合う程度の額ぐらいは今後もやりたいと外務大臣は言っ……

第43回国会 予算委員会 第20号(1963/06/10、6期、日本社会党)

○羽生三七君 物価の上昇が、今日日本の経済の重要な課題となっており、また、国民にとっても非常な脅威であることは言うまでもありません。またそれは、池田内閣にとっても最重要の課題であると思います。そこで、物価問題を中心にお尋ねするわけでありますが、質問の第一は、先日、宮澤企画庁長官は、物価の上昇は個別対策で片づく問題ではない。これは構造上の問題に起因をしておると、こう語られております。そこで、その構造上の問題とは何ぞやということは、あとから長官に承ることとして、最初に池田総理にお尋ねしたいことは、総理としては、宮澤長官の御発言をどういうように判断されておるか。つまり、個別対策ではない、構造上の問題……

第43回国会 予算委員会 第21号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。ちょっと伺いますが、そういう今のような問題が、国鉄の企業自体として合理的であるか非合理的であるかということから、合理性を求めて新しい改革を検討されるのはこれは自由であります。しかし、今物価の値上げの問題が当面の問題となっているときに、国鉄自身が態度を決定してしまってから、あとから政府がこれをどう扱うかというようなことをするのは、私は非常にタイミングとしてはいかがかと思います。むしろ物価上昇の抑制を検討するという今の立場で政府自体がやはり全般的な経済動向との関連で、十分国鉄とは別個に検討を要する問題と思いますが、企画庁長官、いかがでありますか。


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第44回国会(1963/10/15〜1963/10/23)

第44回国会 外務委員会 第閉会後1号(1963/11/29、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ケネディ大統領の御不幸は、私は御同様心から遺憾に感ずる点でありますが、いまの岡田さんの御質問とも関連をして、一言だけお伺いをしておきたいと思います。ケネディ前大統領のあとジョンソン新大統領でどうなるかというようなことを、いまここで早急にいろいろな見解を披瀝するのも時期的にもいかがかと思いますので、そういう点については、私はやはりしばらく成り行きを見たいと思います。ただ問題は、いま岡田さんも触れましたけれども、ケネディ前大統領の平和共存と冷戦緩和というこの正しい意思をどうして定着さしていくかというこの問題だったろうと思います。早急にアメリカが新大統領のもとで路線を変更されるというよ……


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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと一つ関連して。先ほどの点に戻ってちょっと恐縮でありますが、来年度予算編成の場合、具体的な金額等は、いま作業の最中だそうですからお尋ねいたしません。大局的な問題だけ一つお尋ねいたします。  それは今までの高度成長が大企業中心ということから、今後は立ちおくれた中小企業、農業等に施策の重点を指向する、これも政府の最近とられた態度だと思います。その場合に、従来のこの方針を、特に大企業中心という政策を変えてそうして相当部分を中小企業、農業に移すというのか、あるいは従来の政策をそのままで、その上積みとして中小企業、農業にも相当な施策を行なうというのか。そうなると予算上特に場合によった……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 外務委員会 第2号(1964/02/11、6期、日本社会党)

○羽生三七君 その前に、先ほど御説明の中にあった報償費というのは何ですか。
【次の発言】 それで、招待外交なんか交際費じゃないのですか。それは報償費ですか。
【次の発言】 さきのフランスと中国との国交打開が大きな波紋を呼んでいたわけですが、今度また国府が、結局フランスとは断交するという処置をとったようでありますので、このことの影響は相当大きいと思いますが、けさの外務省の見解では、まあ格別急に世界構外に変化があるとは思えないと、こう一応の見解を示しておるようでありますけれども、まあいますぐ急に変化はないにしても、やはり大きな問題であることは事実だろうと思います。そこで、最初にこの問題について、外……

第46回国会 外務委員会 第閉会後2号(1964/08/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 事前協議問題に関する条約上の解釈の問題は別として、私、大局的な点で一点お伺いしてみたいと思うのです。  御承知のように、今日の世界情勢が、平和共存という国際情勢のもとでみな一応安心しておるのに、問題は、御承知のように、ベトナムを中心とするインドシナ問題、それからキプロスあるいはラテン・アメリカに若干の問題はありますが、主として東南アジアに一番大きな問題点があるわけです。ところが、率直に申し上げて、どういう御解釈をなさろうと、私どもが考えると、この危機というものは、まさに製造された危機である。そういう私どもは解釈をしておる。だから、日本がアメリカと日米安保条約を結んで締約国の立場に……

第46回国会 外務委員会 第閉会後3号(1964/09/03、6期、日本社会党)

○羽生三七君 その点関連して。  先ほど来のお話の、サブロックが実用段階であるかないかというような問題は、これは時間の問題です。どうせここ半年か来年中には現実の問題になるのですから、御答弁が、まだ開発中とか実用段階でないというようなことは、全然問題にならぬ。わずかの期間中に自己満足しておるだけで、それは全然問題にならない。これが一つと、それからもう一つは、核弾頭をつけたものは事前協議の対象になるから日本には入れないと言いますが、それでは、一々日本に寄港する潜水艦が、あるいはハワイとかグアムとかへ行ってはずしてくるのですか。そうして日本に寄港するのですか。あるいは、核弾頭を他の潜水艦あるいは他の……

第46回国会 外務委員会 第4号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。政経分離ということですね。総理もわざわざ施政演説の中でうたわれたり、それから事あるごとに政経分離、分離と言われるのですが、そんなことを言わぬようになすったらいかがですか。おやりになるなら、黙っておやりになればいいので、ことさらに政経分離ということを強調されぬほうがいいのじゃないですか。

第46回国会 外務委員会 第閉会後4号(1964/09/11、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。数年前鉄道に関係する米軍とのいろいろな損害関係では、公務中のものは支払わないということで、非常な紛争が長い間続いたことがあるのですが、いまでもまだそういうことを向こうは言っておるわけですか、飛行機の場合。
【次の発言】 この前国鉄の場合は、いまちょっとお話がありましたが、国鉄が純然たる国営かそれとも国有――国営には違いないけれども、一種の、その後の、あれは昭和三十年ですか、国有鉄道法ができてから、純然たる国営とは違うということからあの問題が起こったと思う。飛行機ではやはり国とか個人という差別はありますか、飛行機事故の場合。

第46回国会 外務委員会 第5号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この国際小麦協定についてお尋ねいたしますが、本件は、さきに参議院の当委員会では審議をして内容も承ったことでありますけれども、衆議院段階で審議未了になって、再度ということでありますから、くどいことはお尋ねいたしませんが、ひとつお尋ねしたいことは、最近の世界の小麦の需給状態、それから、符にソ連とアメリカとの小麦の貿易協定もあり、さらに中国、カナダ等の取引もあるので、しかも、アメリカとソ連との小麦の取引はいろいろな問題もあったようですが、その内容はともかく、そういうことと関連をして、最近の世界の小麦情勢、特に需要、供給の関係で、昨年承ったことから見て、この一年間の変化を少し詳細にお聞か……

第46回国会 外務委員会 第閉会後5号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。いまの問題ですが、日本にこれだけの反対運動があって、科学者からもいろんな意見も出ており、それからわれわれも反対をしておる。そういう情勢の中で、どうして休養だけのことで無理に寄港しなければならないのか。そのことは決してアメリカの戦略上からもそれほど重要なこととは思われぬし、それから、日米という両国間の関係から見てもプラス要因にはならない。ですから、その点をプラス、マイナス考えてみて、私はむしろ、アメリカの大局的な意味から、日本の政府がそれはしばらく見合わしたほうが日米関係のためにいいんじゃないか、そういう態度があってこそ、私はいまの現時点における外交になると思う。……

第46回国会 外務委員会 第14号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと……。この条約は案件としては処理上ただ外務委員会、こういうことですか、この辺はどうでしょう。
【次の発言】 最初に、大平外相とフランスの外相との間で昨日中国代表権問題その他いろいろ会談が行なわれたことが新聞に報道されております。それからまた共同声明も出るのではないかと思いますけれども、大体新聞に出ておることと相違はないのですか。まず最初に……。
【次の発言】 その中で、国連における中国代表権問題は重要事項であるとの見解を大平外務大臣は述べられたと言われておりますが、これに関連してお尋ねをいたします。中国問題が重要であるということはもう当然でありまして、私たちもこれは非常な……

第46回国会 外務委員会 第15号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○羽生三七君 従来自動車に関連して、国際法と国内法の関係で何かトラブルがあったような一例はありますか。私は国内法のほうをまだ勉強しておりませんが、いわゆる共通する国際条約できめられた問題と国内法との規定の関連で何かトラブルがあったことはないかどうか。そんなことは全然ないかどうか。
【次の発言】 先ほど国際法と国内法の関係で、よその国でそういう事例はなかったかと聞いたときに、外務当局はいとも簡単に、そういうことは聞いたことがないという話ですが、そういうことを関係当局で調べたことはないのですか、外務省以外で。国内法制定等について、あるいはこの条約の批准に関連して、何かそういうことについて御研究にな……

第46回国会 外務委員会 第16号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この「合意された議事録」の中に、「日本国政府が、オーストラリア産小麦と合衆国産小麦との間の日本国における価格差を世界市場における価格差に近づける」云々とあるのですが、これは具体的にはどういうことなのか。
【次の発言】 それはトン当たり。
【次の発言】 そういう条件は、そのときの事情によって変化し得ることもあり得るのでしょうが、こういう具体的なことをこれは交換公文でうたうということは、普通、通例あるのですか。
【次の発言】 先ほど御答弁の中に、オーストラリアはまあいわば先進国型だというお話があったのですが、そのオーストラリアが、どうしてOECDに加盟していないのか。その辺は、事情は……

第46回国会 外務委員会 第17号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連してついでにお答えいただきたいと思いますが、そのOECDの問題とそれからガットの関係ですが、まあOECDのほかにEECもできたり、それから最近二、三日の新聞報道だというと、関係各国で農産物だけの協定を結ぶ動きが盛んに起こっておると言われておるんですが、中に極端なことを言う人は、ガットの崩壊なんということを言う人もあるけれども、それはまあ極端にしても、ガットとの関係は将来どういう関係になるのか。まあ、実質上指導的な役割をOECDが果たしたり、それからEECその他EFTAもありますが、そういうブロック的な経済結合が中心になってきた場合、ガットとはどういう関係に立つのか。そ……

第46回国会 外務委員会 第18号(1964/04/24、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。  いまの問題ですが、この条約の附属書に、海運関係のところでですが、「この備考の第二文は、合衆国には適用されない。」、こうあって、アメリカの自由が認められているわけですけれども、これは、主張すればそういうように自由に、アメリカだけは自由になるのか。また、国際的に見て、これ、OECD加盟国の中に、アメリカのような態度をとって差しつかえないのか。ガットとの関係はどうなのか。  それから、貿易の自由化が叫ばれている際、もちろん海運もそういうことですが、その際に、アメリカの場合は政府関係物資というか、政府所管の物資ということで、その責務を免かれていると聞いておりますが、……

第46回国会 外務委員会 第19号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○羽生三七君 そうすると、従来国際慣行で扱われておったものを具体的に法典化した、そういうことにすぎないわけですか。
【次の発言】 ぼくら専門のことばはわからないのですが、「ベルソナ・ノン・グラータ」ってどういうことですか。それから、こういうことは、普通こういう条約の中へ、そういう外国語もなまのまま入れる慣例があるのですか、その辺はどうです。
【次の発言】 これは、やっぱり通称大使館というのは、全部ミッションになるわけですか、使節団という形でみんな呼ばれるわけですか。
【次の発言】 三、四年前に一度承ったことがあるのですが、国家総予算に占める外交関係の経費ですね、その後、米、英、ソ等、主要な国と……

第46回国会 外務委員会 第20号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○羽生三七君 この種の条約はほかにガットもあるし、それから、最近ではOECDに日本も加盟して、この種の問題はそれらの機関で十分協議できるはずであるのに、たとえばその内容が技術的といわれておるけれども、そういう相違はあるにしても、なおあらためてこれに加入しなければならないということと、もう一つは、これが存続することの意味、この条約が存続することの意味を少し詳しくお話しいただきたい。次から次へと新しい国際機関が同じようなものができて、どういう意味を持つのか。
【次の発言】 いまの御説明である程度わかりますけれども、それなら、ガットの中でこの種の部会みたいなものをつくってそこでやることも幾らでもでき……

第46回国会 外務委員会 第21号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。今度ミコヤン氏が訪日されたときに持ってきたフルシチョフ・ソ連首相の池田総理あての書簡で、いまの地下実験の問題に関連をして新しい提案をしておるようですが、それに対して、それは総理が御回答になることだと思うけれども、外務省としては何らかの御検討をなさっておるのかどうか。いまちょうど岡田委員が地下実験問題について御質疑の過程でありますので、お尋ねをする次第であります。
【次の発言】 関連して。ただいま十八カ国軍縮委員会に参加を希望した場合に云々というお話がございましたが、積極的にそういう参加をなされる機会をどういうときにお持ちになるか、ほんとうにその実現のために日本政府として……

第46回国会 外務委員会 第22号(1964/05/21、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。いいですか。
【次の発言】 一昨日もきょうも、それからいま曾祢委員からも指指がありましたが、これをより完全なものに、全面核停に持っていくための努力が日本という立場でどういう形でとられるかという問題はその点にあると思うのです。私はこの条約のいろいろな不利、欠点はよく承知いたしております。しかし、それにもかかわらず、なおかつこれを現状のままで放置しておくよりも、一歩前進であるという立場でものを見ておるわけですが、それをよりまた完全なものにするためにはどうしたらいいかという場合、いま、たとえば十八カ国の軍縮委員会に日本も将来参加をして、あるいはまた国連の場でそういうあらゆる機……

第46回国会 外務委員会 第23号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○羽生三七君 こまかい内容に入る前に、どうしても私不審に思うことは、この麻薬のような、犯罪上いろいろ問題を起こす性質の薬品というか、品物が、どうして大量にいつも密輸入されたりするのか。一体そういうことは、根本的に何らかの公の機関で生産をするとか、一定の量というものの限定があれば、そんなものが幾らでもはんらんするということが、どうしても私理解できない。通常の商品と同じような形で、幾らでも犯罪の道具に利用されておる。ですから、この種の法律あるいは条約の必要なことは、これは当然であるけれども、それよりもっと前の問題として、それほど重要な問題がどうして――つまり、世界全体にほぼ必要な量というものは、お……

第46回国会 外務委員会 第24号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○羽生三七君 もう一つ、日米航空協定の見通し、これは。
【次の発言】 ベトナムの問題です。が、先ほど外務大臣から一応のお話がありましたけれども、アメリカが軍人を大使に任命するというようなことは、デモンストレーションとは一応思いますけれども、しかし、なかなかの決意も見られるので、万が一その問題が拡大したような場合に、日本としては、前に日本が自発的に、アメリカの要請というのではなしに、自発的にということで、医療関係とか若干の資材等についての援助云々ということがありましたけれども、そういう問題は別にして、戦争が拡大した場合に、日本を基地としてアメリカの軍事介入を許すということは私は問題であろうと思い……

第46回国会 予算委員会 第閉会後1号(1964/10/29、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私は、この二週間の間に起こったソビエトの政変並びに中国の核爆発、イギリスの労働党の勝利、あるいは来週に控えたアメリカの大統領選挙等、激動する世界情勢のもとにおけるわが日本外交のあり方についてこれから質問をいたします。ただいまもお話がありましたように、政局がこのように混迷を続けておるこの際、一体だれが最終的な責任を持たれての答弁をなさってくださるのか、はなはだ疑問に思いますけれども、しかし、各閣僚がそれぞれ現在の地位にあられる限り責任をもって十分な答弁を期待いたしたいと思っております。  最初にお尋ねしたいことは、ソビエトの政変について何らかの変化があるとお考えになっておられるかど……

第46回国会 予算委員会 第閉会後2号(1964/10/30、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。昨年、当委員会それから外務委員会で、佐藤尚武議員それから私どもが、いまこの質疑に出ておったような問題もあるので、日本としては軍備縮小に関する日本外務省自身としての積極的な何らかの機関を持ってはどうかという話をして、外務省の大臣官房に調査室ができたはずであります。これは調査はしておるが、積極的にまだ仕事をしておりませんけれども、あのときの発言の趣旨はそういうことであります。でありますから、いまお話の問題も、理想ではあるが、すぐうまくいかない、根回しが必要である。では、根回しをするための日本外交が何らかの積極的な寄与をしているかどうかということ、世界じゅうがきまればそれはけっこ……

第46回国会 予算委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。ちょっと伺いますが、先ほどの御答弁中、聞き取れなかったのでありますが、何か沖繩援助に関して日米間で交換公文か合意書か何かできるんですか。
【次の発言】 そのほかに取りきめができるのですか。
【次の発言】 もしそういう機会に、沖繩施政権返還に関連して、池田・ケネディ会談の経緯にかんがみ、今後施政権返還について、随時討議の対象とするというようなことは挿入できないのですか、これはどうなんですか。これは外務大臣、できませんか。

第46回国会 予算委員会 第6号(1964/03/04、6期、日本社会党)

○羽生三七君 三十九年度予算の審議にあたって、これと関係のある外交、経済の両面にわたってお尋ねをいたします。  最初に、国際情勢の問題からお尋ねをしたいと思っておりますが、御承知のように、最近ベトナムあるいはキプロスその他若干の地域におけるいろいろな問題はあるにしても、昨日藤田委員も触れられましたように、米英ソ三国の部分的核停条約の締結、あるいはフランスの中国承認等、今日の世界情勢が、従来のような力の均衡政策だけでは何ものも解決できないという情勢になっていると思います。もちろん、そのよって来たる原因は、平和の愛好ということもあるでしょうが、核兵器の出現に伴う戦略体制の変化、あるいはその国の軍事……

第46回国会 予算委員会 第8号(1964/03/06、6期、日本社会党)

○羽生三七君 先ほど鹿島さんの御質問の中に、日中間の国交回復をするときの条件として、中国が日米安保条約を認めること、その他三項目をあげまして、この条件が満たされない限り国交を回復すべきではないと言われた際、総理から、私もそのとおりと思うと答えられましたが、私は、これは適当でないと思います。そういうことを御検討なさるのはけっこうだが、そのとおりだと断言されることはいかがかと思いますので、この点だけあらためて御感想を承りたいと思います。
【次の発言】 はい。

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/03/09、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して……。よろしいですか。
【次の発言】 私は、改正の発案権の所在についてでなしに――それは触れません。問題は、答申をする場合に、たとえば結論を出して答申するのでなしに、改正、反対、それぞれ並記して出した場合ですね。その場合に、憲法調査会すら長い時間をかけて討議をして、結論が出ないので、そういう並記方式で出すわけですが、いよいよ調査会が二つ並記して出された場合に、政府としては、総理大臣が簡単にどっちがいいとして結論をつけて、閣議にはかってというようなことじゃない、やはり長い検討の期間を要すると思いますが、それはいかがでございますか。簡単に一人で御判断になって、閣議にち……

第46回国会 予算委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。実は農業問題で総理にお尋ねした際に、ちょうど御不快のようでありましたので、かわって宮澤企画庁長官から御答弁がありましたので、はなはだ恐縮ですが、関連で一言お尋ねいたしたいと思います。  政府の所得倍増計画の中で、農業の部面ではどうして所得倍増を達成するかという基本にあるものは、二・五ヘクタールの自家保有面積の農家百万戸創設ということであります。これが基本方針になっておるわけです。ところが、先日申し上げましたように、三十七年一年をとってみましても、一町五反歩以上一万四千戸以上、それから二町以上が一万戸足らず。でありますから、この趨勢でいくというと、所得倍増計画の目標年次までに……

第46回国会 予算委員会 第13号(1964/03/16、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。ただいまの木村さんの御質問に関連して、この前私がお伺いしたことで非常に関連があったのでお伺いしますけれども、先ほど木村さんが指摘されたように、歳出の硬直性が高まってきて、当然増経費がだんだんふえてくる、自然増収もいまの七・二%程度の平均経済成長率がほぼ達成できれば予算編成に差しつかえるようなことはないと、こうおっしゃいましたが、そこで当然増経費がどんどんふえてきて、歳出の硬直性がなかなか解消されず、しかも減税をやっていく、二〇%程度の、国民所得の税負担率との関係ですがね、これは私この前お尋ねしたのは、単年度でなしに、今後恒常的に二〇%という拘束から離脱したとお考えになってい……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/03/18、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。佐藤委員の御質問に関連してですが、昨年の当委員会で私総理と外務大臣にお尋ねして、それにも関連することであります。それは本年あたりが賠償のピークになりまして漸減していくわけでありますが、その場合、昨年の総理と外務大臣のお答えでは、その部分を予算、つまり日本の予算上の余裕ができるわけです。それもあるが、経済協力なりあるいは低開発国援助ということで、つまり賠償が減っていく部分については、それらも考慮して低開発国援助あるいは経済協力という方向へ向けていきたい、こういう御答弁があったわけです。大体いまほぼそれに似寄ったお答えでありますけれども、つまり賠償が減れば予算に余裕ができる……

第46回国会 予算委員会 第16号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。いま総裁の御答弁では政府と打ち合わせの上、情勢を十分分析しておやりになったと、こういうお話でございますが、先に昭和三十二年、三十六年のとき、それぞれ国際収支が悪化して三カ月ないし六カ月の期間引き締めに踏み切られております。今回はそのタイミングを誤ったのではないか。本来ならばこんな情勢になる前にもっと早くおやりになるべきじゃないか、もしやるとすれば。私はそれがいい悪いの批判はいまはいたしません。内容のことには触れませんが、タイミングとしてはおそかったのではないか。今回の場合は非常にショックが大きいのではないか。だから事前にもっと手があったのではないかと思うのです。いま唐突……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/03/23、6期、日本社会党)

○羽生三七君 委員長ちょっと関連。
【次の発言】 日韓交渉の場で、たとえば請求権問題及び法的地位の問題、それから漁業問題、それから文化財の問題、それぞれみな重要な問題でありますが、それよりも、いま亀田委員の質問した基本的な対北鮮との関係というものは、より重要な問題だと思うんです。それは何か全然触れられておらないようですが、さまつと言っちゃいかぬけれども、その他の問題はこまかく交渉して、そして最後にこの問題がそう簡単に処理がつくのですか。その点、まずどうなんですか。そういうことについての比重というものをどういう程度にお考えになっておるのか。それは、何か表現のしかたで簡単に片づくような性質のものか……

第46回国会 予算委員会 第20号(1964/03/28、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。昨年六月、当委員会で、やはり物価問題で私が質問した際、いま木村委員も触れたことですが、所得倍増計画の一番最初の出発点のときに、いまもお話があったように、農業、それから中小零細企業、サービス部門等は生産性の関係で物価が上昇するかもしれぬと、ただし、卸売り物価は生産性の向上でこれが下がり得るので、プラス、マイナスで平均すれば、物価はおおむね横ばいに推移する、これが出発点です、所得倍増計画の。だから、私が去年の六月質問した際に、確かにそうであるから引き下げのために努力せにゃならぬ、そういう答弁を総理をはじめ各閣僚お話になった。いまの木村さんに対する御答弁とだいぶ違うのじゃないです……

第46回国会 予算委員会 第21号(1964/03/30、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。
【次の発言】 ただいまの藤田委員の御質問は、相当重要な問題を含んでおると思います。特に私今度の予算審議を通じて感じたことは、最初の総括質問の際にちょっとお尋ねして、大蔵大臣から御答弁がありましたが、総理からは御答弁いただけなかったことですけれども、こうやって予算がこのように大規模なものになり、しかも、前回申し上げましたように、経済成長率の鈍化、それから税の関係、歳出の硬直性の問題、あるいは国民所得と税の比率の関係等々から見て、新規事業というものが一体今後どれだけやれるかということは、きわめて疑問なきを得ないわけです。そこで、一般会計においては、せいぜいのところ、たとえ……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/06/05、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。ただいまの亀田さんの御指摘の点で、韓国に対しては、アメリカが長期にわたり大量の援助をしたわけです。それにもかかわらず、韓国の政情は、あるいは経済状態は、安定しておらない。今度の問題でも、結局は、イデオロギーの問題よりも、韓国民衆の生活苦が、ああいう大きな騒乱に発展をした一つの客観的な条件だろうと思う。したがって、いまのこの韓国のあの程度の国で、ああいう大量の軍隊を持って、いまのような政治をやっておる限り、この矛盾は解決をしない。際限なくこういう問題が起こってくると思う。しかも、日韓の会談が中断したことは一再にとどまらない。外相先ほどお話しのとおりであります。今後も起こる……

第46回国会 予算委員会 第23号(1964/06/06、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと。機構問題は別としまして、日本の政府としては、先進国、後進国に分けて、どちらにということを一言にして言うのはなかなかこれ、めんどうだろうと思いますが、ウエートはどっちにあるのですか。先進国側にあるのか、あるいは後進国側にあるのか。機構問題についての精神です。
【次の発言】 関連。先ほどの公債問題ですが、一般会計の不足を補てんするための赤字公債がこれはいけないと池田総理の言われたことはよくわかります。これは同感です。ただ、問題は、自民党の中にやはり公債発行論があるが、それは一般会計の赤字補てんの意味の公債発行論を言っておるのか、池田さんがきのうここで答弁されたようなことを言……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 外務委員会 第3号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっとそれに関連して。原則的な問題ではないのですが、かりに三分の二を必要とする重要事項指定方式が、前回の決定をそのまま生かすということになればこれは別ですが、新たに提案をし直すようなことが起こった場合、原則的に私どもはもちろん反対だけれども、政府の立場で、もしそれをやる場合には、共同提案国になるのか、賛成国になるのか、その辺はどういうことですか。
【次の発言】 この前の閉会中の十月二十八日の予算委員会でその問題に触れたときには、外務大臣は、同調者になるという、こういう答えをしているわけです。賛成のほうに回るという、共同提案国にならんというふうに私は理解している。速記録にちゃんと……

第47回国会 予算委員会 第2号(1964/12/08、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連をして一言だけお伺いをいたしますが、いまや中国問題で、国連の場で重要事項の指定に賛成するとか、反対をするとか、あるいは棄権をするとか、そういういろいろな動きを、世界なりあるいは国内における各種の動向を見きわめて態度をきめられるということなのか。そういう問題の打開に何らかの糸口を日本みずからが見つけて、積極的に打開のイニシアチブをとろうとする、そういう意欲を持って臨まれるというのか。その基本的なことをひとつお伺いしておきたい。
【次の発言】 それは総理、若干私の申し上げたことを誤解されておるんじゃないかと思いますが、先ほど来、戸叶君に対する御答弁を承っておりますというと、アジア……

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/12/09、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。簡単に椎名さんに、椎名外務大臣にお尋ねいたします。問題はさきの閉会中の当予算委員会で申し上げたとおり、重要事項であるということと、重要事項指定の提案者になるなりあるいは同調者になるということは別の問題です。中国問題が重要であることは、われわれもよく承知しております。簡単に解決できるものでない、そのことはよく承知しております。しかし、そのことと重要事項指定方式の提案者なり同調者になるということは全然別個の問題である、これがまず一つ。そういう立場に立って考えるときに、結果として、今度の国連総会で、中国が必ずしも国連加入が、あるいは代表権問題が解決しないことがあるかもしれませんよ……

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/10、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連してお伺いしますが、この三十九年度の当初予算の審議の際に、私、大蔵大臣に最近の予算の硬直性――弾力性のない予算、それから税の自然増収が期待ほど伸びない、当然増経費はふえている。そこで、一体新規事業はできるのかどうか、どれだけ新規事業を期待し得るのかということを申し上げたことがあります。ところが最近見ておると、税の自然増収と、それから明年度の所定のおよその予算を想定してみて、ほとんど新規事業はできない。できても五百億とか六百億という小幅なものではないかといわれております。そこで、社会開発というこの題目を掲げられても、実際には既定経費の呼び方を変えたり、名前の呼び方を変えたりする……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。年末を控えての中小企業等の当面する融資、それはよくわかりますし、また、必要なケース・バイ・ケースできめのこまかい配慮をすることはよくわかります。また、それも必要だと思います。ただ、問題は、景気の現状から見て、この年末なんということではなしに、ある程度の期間を想定して、基調として緩和の方向を政府としては想定しておるのか。この二月、三カ月という短期ではなしに、ここにあると想定しておるのかどうか。日銀は別であります。  それが一つと、それから国際金利にさや寄せされるということもずっと言ってこられたが、最近の外国の金利高騰との関連でそれはどうなるのか。その二点を……。

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/14、6期、日本社会党)

○羽生三七君 いまのお話の中に、何らかの寄与を検討されると言いますが、検討する必要もなく、いわゆる日本の海外派兵を意味するような形で国連軍なりあるいは待機部隊、これに参加するということは、検討するまでもなく、憲法違反ということは明瞭なんじゃないですか。だから、現在のいわゆる交戦を目的としたような軍隊がなくなって、いわゆる軍備というものが完全になくなって、純然たる世界平和機構としての国連常備警察隊というものができた場合には、これ話は全く別です。私は、むしろそういうものはできたほうがいいと思っておる。そうでなしに、現状の機構のもとにおいてそういうものができた場合に日本が何らかの寄与をするといった場……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第5号(1965/02/25、6期、日本社会党)

○羽生三七君 質疑というより、もう少し説明していただきたいことは、大まかなことはいまのことでわかるんですが、具体的にいってこういうことがあるからこうすればこうよくなるというような事例を一つ二つあげていただくと、のみ込めると思うんですが。
【次の発言】 何か例示を一つ二つしていただけば、たとえばという……。
【次の発言】 それから、ここにあるフランスの場合、現地法人八とありますが、具体的にはどういうことになるのか。
【次の発言】 ちょっとそれに関連して、フランスではない、たとえばアメリカの場合、配当の課税を対等にした場合ですね、若干外資関係なんかで、何か影響起こり得るですか。

第48回国会 外務委員会 第9号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうはベトナム問題で外相の所見を伺いたいと思いますが、実はこの問題は、去る二月十七日、参議院の本会議で私緊急質問で佐藤総理に伺ったのでありますが、当日外相は韓国を訪問されることになっておりましたので、御答弁を承ることができませんでしたが、その後の予算委員会におきましても、ほとんどの質問が佐藤総理に集中しておりますので、ベトナム問題について外相の意見を詳しく承る機会がなかったので、きょうあらためてお伺いすることにいたします。  それで、外相はさきに、ベトナム問題についてはある程度これはやむを得ないという肯定的な発言をされておったと思いますが、最近のこの拡大するベトナム危機を前にし……

第48回国会 外務委員会 第12号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。戦前日本国籍を持っておって、その後本人の意思に反してこれを失った。そういうことで、そういう事情からいまの問題が起こったというような話ですが、その場合、一体、韓国人が日本の国籍を今後とも求め、帰化して日本国人になりたいという意思なのか、韓国籍のままいつまでも永住したいということなのか、その辺はどうなんです。
【次の発言】 いま日韓問題でお話がありまして、あと私たち当面の問題でお聞きしようと思ったところが、何か時間がないので、非常に時間的制約を受けておるわけですが、またあらためてやってくれというお話ですけれども、そうあらためて先へ行くようなゆうちょうな問題でもなさそ……

第48回国会 外務委員会 第13号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○羽生三七君 このマレイシアとの航空協定の審議に関連をして、日米の航空関係、それから日ソ、それからもう一つは日本とパキスタンと、この三つに関連をして二、三お尋ねしたいと思いますが、日米航空協定は三十六年と一二十九年の二回にわたって交渉が行なわれたわけでありますが、その後の経過はどうなっておるのか。われわれが承知しておる範囲では、第一回の交渉当時よりもむしろ現在のアメリカの態度のほうがきびしくなっておると、こういうように承知しておりますが、その後の経過をお聞かせいただきたいと思います。大臣でなくてもよろしゅうございます。
【次の発言】 そうやって第三回目の交渉が進むことを希望はいたしますが、実際……

第48回国会 外務委員会 第14号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して簡単に二点だけ伺いますが、たとえばイタリーの大使館なんかを買収する場合に四億、五億という金をつかって、これは必要ならやむを得ませんが、ところが、アジア諸国の日本に来る留学生ですね、これに対する待遇や施設は非常な劣悪なもので、相当問題を起こしておる。せっかく日本に来て反日になる――と言うと言い過ぎかもしれぬけれども、必ずしも親日ではない面が相当出てきておる。だから、そういう面にもっと外務省が力を入れるべきではないか。在日留学生の待遇、処遇問題、これにもっと力を入れてもらいたい、これが第一点。  もう一点は、日ソの領事交換の案件はその後どうなっておるか。ナホトカとかハバロフス……

第48回国会 外務委員会 第15号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○羽生三七君 べトナム問題の本質はきょうはさておきまして、私のきょうお尋ねしたいことは、主として事前協議に関連する問題であります。  まず第一に、在日米軍が作戦行動を行なう場合、日本を発進して一たん沖繩に移動して、これを中継基地として戦闘目的地に行くことは、これは事前協議の対象にならないと、この前本会議で外務大臣がお答えになりましたが、これは対照になるのではないかと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 この事前協議という問題は、私の考えでは、米軍が他の地域に一たん移動すれば対象にならないということではなくて、たとえ一たん移動して他の地域を中継しようとも、戦闘行動を目的として日本の基……

第48回国会 外務委員会 第16号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○羽生三七君 もう一つ事務的に。この改正案の発意は事務当局がやったのですか。どこかの国が動き出して、こういうことになったのですか。その辺の経緯はどういうことなんですか。

第48回国会 外務委員会 第17号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○羽生三七君 いまの岡田君の問題に関連してですが、たとえば昨年度の日本の農産物の輸入は総計十五億ドルですね。その場合、私は主として岡田君が先ほど言ったように、これはアメリカからの輸入が多いと思うのです。特に小麦等の場合は軟質、硬質の関係で、輸入先をそう簡単にかえるわけにいかぬにしても、はたしてこれを低開発国からにかえられる部分はどれとどれで、その量はどのくらいかという、そういう具体的なことをここで農林省のほうで言ってもらうといいと思うのだが、それが貿易の自由化と関連して日本農業とどういう関連を持つかということは、これはまた別個の問題です。これはまた別の問題で、われわれは独自の判断をせなければな……

第48回国会 外務委員会 第18号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○羽生三七君 大臣にちょっとお伺いしたいのですが、これと関連してですが、この前日ソ間の領事設置についてお尋ねしたことがあるのですが、まだ確定的ではないというお答えだけでしたが、だいぶ進んでおるようにも聞いておるんですが、どうですか。具体的に、場合によっては大阪と新潟とか、向こうはナホトカ、オデッサですか、かなり具体的に進んで、成文化して話しい合いをするようなところまで行っておるように聞いておるんですが、その間の事情を少し聞かしてください。
【次の発言】 かなり進んでおるように聞いておるんですが、そうすると、それは憶測ですか。相当進んでおるんじゃないですか、実際問題として。

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/03/05、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。問題は、先日来、衆議院、参議院を通じて、総理が今後の調査ということは、おっしゃっておるからよくわかりますが、調査した結果、政府として何らかの考え方を国民の前に明らかにする意思はないのでありますか。うやむやに、このまま何のことかわからずに済んでしまうのか、国会の答弁を通じてだけでなしに、政府自身として何らかの対外的な考慮を払う必要はありませんか、国民に対しての面。

第48回国会 予算委員会 第6号(1965/03/08、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。いまの曾祢さんの質問に直接は関連しないのですが、衆議院のどなたかの御答弁で総理は、日中関係で郵便と気象――気象でもないですな、郵便と何といったか協定は、政府間協定につながるからこれはむずかしいということを御答弁なさっているのです。ところが、これはもう数年前、池田さんが初めて組閣されたときに、この当委員会で私質問して、それは政府間協定につながらないから郵便・気象協定はいつでも結びましょう、こう答弁されたけれども、中国側の受け入れるところとならなくて、これは中断したことがあります。ですから、あれは総理の誤解ではないか。政府間協定にはつながらぬと思いますが、いかがですか。

第48回国会 予算委員会 第7号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうは主として佐藤内閣の経済の基本政策についてお尋ねいたしますが、その前に、最初にちょっとお尋ねしておきたいことは、前内閣の所得倍増計画を継承していくかどうか。
【次の発言】 名称もそのまま所得倍増計画ということで続けるのですか、変更する考えはありませんか。
【次の発言】 少なくとも農業面に関する限りは所得倍増計画は破綻したのではありませんか、いかがでありますか。
【次の発言】 そこで、数字で見る場合ですが、いまのお話の自立経営農家、経営規模、この農家数を三十五年二月と三十八年十二月を対比した場合に、一町歩から一町五反の農家数は九十九万四千戸が九十九万五千戸の増で、わずかに千戸……

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/03/10、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。  質問というより意見が多く入るのではなはだ恐縮でありますが、私も第一回国会以来、参議院におって感じたことを申し上げます。  それは、市川さんがおっしゃったとおりのことがたくさんあると思います。ただ私、昭和二十六、七年ごろだと思いますが、参議院の農林委員長をやっておりまして、しばしば法案の修正をいたしました。このときは両院協議会を開きまして、あの常任委員長室で、これは野党ではなしに、参議院代表十名、衆議院代表十名、双方があの常任委員長室に参会をして、そして参議院の修正に衆議院が同意しない場合は、衆議院が三分の二の多数で議決した場合にのみ衆議院の法案が成立するんですから、……

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/03/15、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。その大企業の生産性の上がった部分について、一部を消費者に還元する意味で価格を引き下げる、そういうことにあらゆる努力を払っておいでになると言っているが、どういう努力を払っておいでになるか。一昨年の六月の当予算委員会でわれわれが質問したあと、翌日福田通産大臣が談話を発表して、そうして大企業が生産性に見合って、生産性の上がった部分についてはできる限りコストを下げるという談話を発表していますよ。それはとにかくとして、具体的にどういう努力を払っておられるか。それからそういうことを単に希望するだけでなしに、現実の上に、単に公取が値上がりを抑制するというようなことでなしに、下げること……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して……。技術的なことはいま建設大臣、それから企画庁長官からそれぞれお話もありましたが、それも大事だけれども、佐藤内閣が地価問題に取り組む姿勢の問題です。これはどの内閣でもよろしゅうございますが、この問題一つ解決することがどの内閣にもできたならば国民は非常に喜ぶだろうと思います。ですからこの問題の中心は河野さんがお扱いになっていると、いま建設大臣のお話がありましたけれども、そういう姿勢をはっきりとさしてつくれば、かなり私はムード的には大きな影響を与えると思う。内閣が何か技術的なことだけを討議しておるような印象を非常に受けるので、私はこれに取り組む真剣な姿勢というものが……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。先日の外務委員会における私の質問に、椎名外相は、限度を越えた戦争、爆撃には反対である、こうおっしゃいましたが、テーラー大使は、ベトナム戦争に限度はないと、きのうはっきり言っておるのでありますが、それは、そういうことでもよろしいのですか。もし椎名外相が先日言われたように、限度を越えたとあなたが理解された場合には、当然アメリカに対して、何らかの意思表示をなさってしかるべきだと思います。先日の外相の御答弁と微妙な関連がありますから、この機会に伺いたい。
【次の発言】 これは、ちょっと質問というより意見になりますが、私の考えているところを申し上げますというと、椎名外相は、あたかもア……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/24、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。日本側と韓国側の船との装備の、つまり実力に現状で差がある場合に、それを先ほど具体的にこれから調査なさるというのは、それはどういう形で算定をするのか。非常にこまかい問題で恐縮ですが、そこのところがはっきりしないと、どうも全体がのみ込めませんから。それと実績との関係ですね。
【次の発言】 もう一点だけ。技術的なことは聞きませんが、全体として今度の日韓交渉の、特に漁業関係の取りきめが、将来国際法上他の国に影響することは断じてない、確信を持てる取りきめ、協定であるということは認められるのですか。その点を伺いたい。

第48回国会 予算委員会 第20号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。問題は非常に明白だと思うのです。いろいろな議論はあるけれども、国際司法裁判所に提訴することを含めて――韓国が応訴する場合に、それを含めて懸案一括解決の条件とするということは、過去二、三年答えられておりましたから、それはそれでいいとして、それがもしできない場合には他の方法も考えるといま述べられた。他の方法とは、世上伝えられている第三国の調停または仲介。そこで、国際司法裁判所の提訴に応訴をしないような国が、第三国に調停をまかした場合、どうして日本に好ましい形で解決するか。それはどっちかに解決はしますよ。しかし、日本に好ましい形で解決するかどうかというと、国際司法裁判所の提訴に応……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会公聴会 第1号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○羽生三七君 一点だけお尋ねをいたします。  両先生のお話にそれぞれ若干関連することでありますが、この三十八年度予算で、財源の点から、税収を減税一ぱい見込んだということで、三十九年度は予算編成上かなり困難になって、そういうことから、公債発行というような議論も一部には出てきているわけでありますが、ここで私は公債発行の是非を論ずる考えは毛頭ありません。ただ問題は、客観的な情勢として、たとえば三十八年度予算が、相当ある意味では、景気刺激的な要因の役割を果たしてきている、そうして先ほど肥後先生のお話では、後半にいって若干景気を刺激するような要因も出てくるかもしれない、こういうお話でありましたが、かりに……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私は、最初に、日本のこの対外援助といいますか、低開発国援助に関連する問題で少しお尋ねいたしますが、この問題、は前の総括質問のときに一応お尋ねしましたが、いずれ本年中に日本がOECDに加盟することになれば、加盟に伴う利益とともに当然義務も随伴することで、その結果、低開発諸国に対する援助ということは、OECD加盟に伴う一つの条件にもなろうと思うわけであります。ところが昨日も、アメリカのクレー報告で、アメリカの対外援助に関するかなりきびしいいろいろな勧告がケネディ大統領のもとに提出されたようですが、そこで、私たちとしてお尋ねしたいことは、いわゆるこの低開発国に対する、後勘、それと賠償に……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 どこにそういうせびろと制服の意見の違いがあるのですか。
【次の発言】 ちょっと関連して。防衛庁当局とわれわれとの立場の違いはまあ別として、防衛庁の立場に立っても、日本の自衛隊が質的な向上や装備の近代化を進めていく場合、やがていずれかの時期にはアメリカ軍の基地の縮小ないし廃止の方向へ進むのが理の当然だろうと、私はこう思うんですが、今の米軍基地の縮小あるいは廃止という方向で、何らか具体的に問題を検討されたことありますか。これは長官から、政治的な角度から、こまかいどこの施設がどうという問題じゃないですから。
【次の発言】 もう一つ、それは先ほども申し上げたように、くどいようですが、立場……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 予算委員会公聴会 第1号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○羽生三七君 お尋ねしたい点が二、三点あるのですが、その一つは、日本の耕地面積が非常に零細だということから、外国の一戸当たり保有面積が数十町歩、多くは百町歩をこすような外国農業と比較した場合に、先ほど御指摘もありましたが、零細耕地ほど生産性が低いわけでありますけれども、日本農業が将来共同化、協業化あるいは自家保有農地の拡大、いろいろ条件はあるでしょうが、そうしていっても、大局的に見て、非常な国家財政の保護を必要とするのではないか。つまり、農業自身で、普通の企業と同じように、採算ベースに乗る、そういう企業としての、農業としての発展というものに非常に大きな制約があるのではないかという感じがするわけ……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私も時間がありませんので、質問はたくさんありますが、一点だけお伺いいたします。  これは私さきに予算の本委員会でお尋ねしたこと並びに他の委員の質問に関連してお尋ねしたことを若干繰り返すことになりますが、いまも櫻井委員がちょっと触れられましたように、所得倍増計画が、特に農業部面においては二・五ヘクタール、農家百万戸を十年間に創設をすることによって所定の目的を達成することになっておるわけでありますが、それが所定の目的を達成するような方向に必ずしも進んでおらないことは、すでに御承知のとおりであります。それで根本的にはいまも大臣の御答弁にありましたし、私がさきに措置したごとく、他の職種に……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 私は簡単に一問だけでやめます。実は前の総括質問のときにお伺いしようと思っておったんですが、時間の関係で省略をしたんですが、道路整備五カ年計画で、四兆一千億という計画を立てられておるわけですが、そこで、この財政面から考えてみて、なかなかいままでのような自然増収が、今後、特に昭和三十九年度に自然増収が望まれるかどうかという問題。それから歳出の硬直性の問題。それと、当然増経費がうんとふえてくる。したがって、新規財源はなかなか困難だと。そこへもってきて、道路のほか、港湾、それから国鉄もそうですが、多数の長期計画があるわけです。それを、この新しい五ヵ年計画、まあ年度によって、各計画によって……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっといまの問題に関連して。春闘の中で政府の見解を発表する――ところが、この数年来、設備投資の増強で企業家が生産性を向上さして利潤を上げた部分、その利潤部分を価格の引き下げに一部当てることについて、政府がかつて企業家に勧告したようなことがあるでしょう、要望……。望ましいというようなことは、答弁では言われましたが、今度の春闘に対して労働者側に与えるような影響を持つ形で、少なくとも企業家にそういう姿勢で立ち向かわれたことはないように思うのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 渡辺さんがあとだいぶ御質問があるようでありますので、私は一点だけお伺いいたします。  いまの木村さん……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○羽生三七君 大臣、もうちょっと大きい声で……、わからないんだ。
【次の発言】 それからついでに、そういう大綱的なこともだけれども、ここに予算が一応計上されておるのだから、どういう形でこういうものが積み上げられてきたのか、それに関連してくると非常に内容がよくわかると思う。
【次の発言】 私の質問は簡潔にやりますから、政府の答弁のほうも要点だけ答えてください。  この四十年度の企画庁関係の予算の中に、長期経済計画に関する経費として二千百七万八千円組んでおるわけです。この企画庁の言う長期経済計画というのは、いままでの所得倍増十カ年計画とはどういう関連になるのか、中期計画とは、どういう関連になるのか……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1965/03/27、6期、日本社会党)

○羽生三七君 実は私も、中小企業関係について少しお尋ねしたいと思っておったのですが、大体、もう木村委員の御発言でほとんど大要尽きておりますので、ほかの問題を伺いますが、ただ、いまの問題で、中小企業の地位というものが、今日の問題というのは、単に金融だけの問題か、あるいは構造上の要因があれば、その構造上の要因の主要なものは一体何か。それから重化学工業との比率の関係等いろいろあると思いますが、この前も総括質問の際に申し上げたように、投資効率だけに――これは投資効率も大事ですが、それにあまりこだわり過ぎるために、結局農業、中小企業がいつでも軽く扱われる。ちょうどこの中小企業の立場は農業と同じような立場……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本社会党)

○羽生三七君 まあきょうは分科会でありますので、実はこまかい問題を伺うつもりでおったのでありますが、日韓会談も重要な局面に際会しておるようでありますので、最初にこの問題に触れて、もし時間があれば、あとこまかい問題に触れたいと思っております。  会談もいよいよ大詰めに来たようでありますが、政治的にも経済的にも重要な日韓交渉を長期にわたって政府がやってきたわけでありますが、その最後の瞬間で、李外務部長官の滞日中という、そういう理由で非常な短い時間的な制約にせき立てられながら、この十年間にわたる長期の交渉を最後の一瞬で簡単に――簡単ということばは語弊があるかもしれませんが、最後の一瞬で重要な譲歩を行……



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データ更新日:2022/12/18

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