このページでは新谷寅三郎参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○新谷寅三郎君 四十四年度のNHKの予算案が提案せられましたので、今日ちょうどいい機会ですから、西村委員の質疑には重複しないようにして、私は主として今日は教育放送に関する問題について、大臣及び会長の御意見を伺いたいと思います。 その前に郵政大臣に伺いますが、標準放送とかあるいはVHF、UHFのテレビ、その他最近においては、FM放送、いろいろな種類の放送の免許を与えておられますが、これを通じて、免許を通じまして、郵政省としては教育に関する放送、教育放送といい、教育番組といい、教養番組といっておりますけれども、それについてどんな条件をつけて免許しておられますか、ちょっと概略方針を伺いたいのであり……
○新谷寅三郎君 ちょっとお伺いします。 いまの問題ですね。私が一番心配しておったのですが、先ほど松本委員の質問に対して、大臣がある程度はっきりと将来の長期計画の考え方についてお答えになったのですが、どうも電電公社は、この問題についてわりあいに憶病なんですね。きわめて歯切れが悪い。少なくとも大臣が答えられたような考え方で、あなたもいま考えているのかどうか、あるいはこのままで五カ年計画、六カ年計画といいながら、初めからの五カ年計画の柱を失っていながら、このままでいくかもしれないという考え方を持っておられるのかどうか、これは総裁、よほど決心をして立ち向かわれないといけないと思うのですが、あなたどう……
○新谷寅三郎君 この機会に、郵政大臣がお見えになったので伺いますが、NHK予算の審議の際に問題を提起して答弁を留保されました問題です。 最近、教育・教養番組を充実しようという声が国民の間でも高まっているし、郵政省もそういう方針であると思いますが、郵政大臣が民放の設立、開設を免許せられるにあたりまして、これは法的に言うとどういうことになるのか知りませんが、教育・教養番組何%以上というような、いわば条件を付して免許をせられている例が非常に多いのです。今後のUHFあるいはFM放送についても、さらにこの傾向が強まるのではないかと私は想像するのですが、そこでこの前にも申し上げましたが、世間では現在行な……
○新谷寅三郎君 簡単に二、三の点で御質問しますが、一番初めに、これは質問というよりも私の希望なんですけれども、衆議院でもそうでしょうが、参議院でも関係の委員会で、一度、国際電電の首脳部を呼んで状況の説明を聞こうじゃないか、こういう話が出て、いつも毎年そうなんです。委員会に出席を求めて、皆さんから状況報告を聞くのが例になっておるのですが、昨年もたぶんそういうことを申し上げたと思うのですけれども、国際電電は、申すまでもありませんが、法律によって日本の国際電気通信をほとんど独占的にやっている会社です。非常に特殊な地位を持っている会社であり、国からも保護を与えられておる。でありますから、NHKその他の……
○新谷寅三郎君 簡単に質疑をいたしますが、先般NHKの予算、それからNHKの決算の審議の際に聞いておったのですが、非常に大事な問題について郵政省とNHKとの意見が食い違っておるように聞いたのであります。それは何かといいますと放送法七条に関する問題でございます。 放送法七条は、言うまでもありませんが、NHKの公共放送としての唯一と言ってもいいくらい非常に大事な目的を掲げておる規定でございまして、全国民にNHKは放送を届けなきゃならん。「あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的とする。」こう書いてありますが、もちろんいろいろと事情の変化がありますので、この放送法制定当時には予……
○新谷寅三郎君 簡単に二、三の問題について、NHKと郵政当局にお尋ねをしたいと思います。 昭和四十五年度のNHK予算審議の際にいろいろお尋ねをしまして、NHKと郵政省の見解が必ずしも一致を見てなかったので、これは宿題にいたしましょうというので残した問題がありますが、覚えていらっしゃいますね。これは放送法第七条の規定の解釈及び運用に関する問題でありますが、繰り返すと時間がかかりますから、この点についてまず郵政当局から、続いてNHKからその後どういうふうなお打ち合わせをされて、統一をした見解が生まれたかどうか、その結果はどうかということについて御答弁を願います。
○新谷寅三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております案件に対して承認を与えることに賛意を表するものであります。 今回のNHKの予算書によりますと事業規模は年間千億円をこえ、その財政的基盤もようやく安定しつつありますことは喜ぶべきことでありますけれども、ここまでの発展をなし遂げたNHKといたしましては、この際、あらためて公共放送を担当する公的機関としての使命を自覚され、放送法第七条に基づく難視聴解消のためにすみやかに関係機関とも十分協議を遂げ、あらゆる努力を傾注すべきはもちろんであります。また、民放を含むわが国放送事業全般の進歩発達に貢献すべき責務を遂行するために、……
○新谷寅三郎君 関連。この前の郵便料金の改定のときに同じような問題があったのです。郵政省は、新しく七円にしたときに前のはがきを使われてもいいし、また前のはがきは何か書き損じとか、汚損というようなことで提出をされれば、差額料金を支払ったら新しいはがきに取りかえますという措置をされたわけです。当然だったと私は思うのですね。それをやらないと、今度は三円ずつ新しい切手をはがき一枚ごとに張っていかなければならない。この前にやられた措置が今度はなぜできないのですか。郵便料金改定にあっては国民がなるべく料金改定によってそういう負担を受けないように――当然これは多少の費用はかかると思いますけれども、希望があれ……
○新谷寅三郎君 この法律案について若干質問をいたします。他の委員の御質問がいろいろありましたので、重複する点は避けましてなるべく漏れた点についてお尋ねをいたします。 大臣が来ておられないので電電公社のほうに先にお尋ねしますが、電話関係の問題で、新しい七カ年計画をこしらえられて新しい構想でお進みになる、これは当然のことであるし、けっこうなことと思いますが、そこで国民の側からいいますと、一番問題になるのは何といっても積滞なんですね。それで、第何次というか、今度第四次になるんですか、計画をお立てになるんだけれども、今日まで何回か年次計画をお立てになったつど、今度は積滞をこのくらい減らしますとか、積……
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