小笠原貞子 参議院議員
8期国会発言一覧

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小笠原貞子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小笠原貞子参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

小笠原貞子[参]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 参議院本会議 第14号(1969/04/01、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十四年度予算三案に反対いたします。  反対理由の第一は、この予算案が日米軍事同盟の強化をはかるものであり、危険な戦争への道に通ずるものだからであります。  政府は沖繩の本土並み返還をちらつかせながら核つき自由使用の沖繩をかかえ込み、本土の沖繩化をはかろうとしていますが、予算委員会での愛知外務大臣の「沖繩に安保条約が適用される前に米軍が持ち込んだものは事前協議の対象にならない」という発言や、アメリカにおける岸特使の沖繩に自由使用基地を認める趣旨の発言は、その意図を暴露したものであります。この目的を達成するために、この予算案は一般会計で四千八百三十……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 参議院本会議 第15号(1971/05/24、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、衆参両院における強行採決の暴挙に対し、心からの怒りを持って抗議するとともに、本案に反対するものでございます。  反対の第一は、本法案が、本俸のわずか四%の教職調整額を引きかえに、教育労働者から労働基準法第三十六条、三十七条に明記された三六協定権などを奪い、教育労働者に対し超過勤務手当を支給せず、無定量の労働を強制する法的根拠を与えるものであるからであります。現在、教育労働者の勤務内容は、正規の授業のほかに、補欠授業、特別教育活動、分掌校務による分担等々、非常に多岐にわたり、その時間数も多いのであります。しかるに、政府は、そうした超過勤務のよってくる原……

小笠原貞子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

小笠原貞子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第閉会後1号(1968/08/26、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 建設大臣にお伺いしたいと思います。  二十三日の災害特別委員会で建設大臣がこういう発言をされております。こうした事故がすべて人災とすれば世に人災ならざるはない、このように割り切ることはできないと、非常に割り切った発言をされているわけでございます。大臣が今度の事故に対して、これは全く天災だというような考え方に立っていらっしゃるとすれば、今後の対策なりまた犠牲者に対する補償についても、いろいろとそこから問題が出てくるのではないかと、こういう心配がされるわけでございます。特に今度の場合は、非常に一般的な事故の対象になっている人たちが多いわけですから、非常にこの大臣の発言に対して、特に……

第59回国会 文教委員会 第閉会後1号(1968/08/27、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 文部大臣にお伺いしたいと思います。  今年度の予算概算要求の中で、特に新規項目として教育事業費というものが立てられているわけでございますが、新しく教育事業費という名目で立てられたこの中身、概算どれだけを考えていらっしゃるのか。その使い道はどうなのか。そしてまた、一番重要な点は、こういう新規の教育事業費という名目で予算を足りない中からお取りになったその目的をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いままでの大学の管理運営費と、それから学生対策費というものを含めて、教育事業費というように話されているわけなんです。その辺のところを、もし間違っていましたら正式なところをお教えいただきた……

第59回国会 文教委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 福岡高教組にかけられました不当な解雇の問題について、午前中の中でだいぶ明らかになったと思います。ここでもう少し聞きたいと思います。  まず、この原因となりましたのが、従来行なわれていた慣行が一方的に無視された、そこに原因があったと思うのです。この慣行というのが五年や十年の問題じゃなくて、すでに十六年から続けられておるこの慣行に対して、文部大臣または文部省の見解はどういうふうにいままで見ていらっしゃったのでしょう。そのことについて、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 午前中安永委員も言われたわけですけれども、人事権についての介入はしていない、人事権は教育委員会にあるという……

第59回国会 文教委員会 第閉会後2号(1968/09/11、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 時間の関係もございますので、いまの萩原委員の質問に続けてのお答えをいただきたい問題を出していきたいと思います。  先ほどからの答弁で伺っておりますと、人事院総裁も、また文部大臣も、今度の勧告というものは決して満足ではないということをたびたびおっしゃっております。で、満足ではないというその程度でございます。決して十分ではない、そこまでは行っていないから満足ではないと、こういうふうにも受け取れるわけですけれども、この人事院勧告の中で、まず生活の問題から考えてみますと、満足できないというようなそういう程度のものではなくて、全く、特に教職員の場合は教育労働者としての任務を果たすのには満……

第59回国会 文教委員会 第閉会後3号(1968/10/05、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 この委員会におきましても、いままで人事院の勧告制度、そして今回出されました人事院勧告の内容、そしてまたどうしても五月実施だけはやってほしいというような、そういう問題については、幾日も幾時間もかけられて話し合いがされているわけです。しかし、いまずっとこの経過を見てみますと、政府側の答弁されている内容は、私たちに対しては納得させる力は持っておりません。皆さん方のほうではそれで通る理論とお思いになるかもしれないけれども、私たちは全然納得できない。まして、生活をかかえ、またよき教育者としての自分たちの良心から立ち上がろうとしているたくさんの教職員を納得させることは、いまの段階ではとうて……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1969/02/28、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 初めに政務次官から、いまのに引き続きまして、安中におけるカドミウムの問題について伺っていきたいと思うのですが、先ほどの御答弁では、まだ厚生省としては、いま調査の結果を集めて、そうして発表の段階ではない、発表してから厚生省としての発言をする、こういうふうにいま言われたと思うのですけれども、いまのところ、安中のカドミウム問題についても、それでは厚生省としては何ら調査の結果が明らかにされていないから、具体的にはこれはどうとも言えない、こういうことになるわけでございますね。
【次の発言】 それでは、その年末までの調査での心配はないと言われる科学的な根拠というものは、どういう調査の結果で……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1969/03/31、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 いよいよあしたから四月一日になります。私たち母親の立場に立ちますと、子供が入学するという非常に大きな喜びと一緒に、その喜びにどうしてもついて離れないのが交通事故の不安でございます。新聞を見ますと、三月二十九日に出ておりましたが、警察庁は新入学児童園児に対しての新学期交通作戦というのを通達で各都道府県にお出しになった。全国二万三千九百ヵ所に十日間、延べ六十三万七千人の警察官を配置しているというふうになっているわけですけれども、この十日間でどのぐらいの成果があると、どういうふうにこれを見ていらっしゃいますか。初めにそこをお伺いしたいと思います。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1969/04/09、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 昨年の十一月八日の朝日新聞にこういうふうに出ているんです。金沢大学で開かれたイタイイタイ病の診断委員会が、萩野先生がお出しになった対馬の患者のレントゲン写真を見て、これはイタイイタイ病だと石崎先生が判断されて初めて公表されたと、こういうのを私見ておりましたし、また最近、三月二十八日の第三十九回日本衛生学会で先生が特別講演をなさいました中でいまの亜硫酸ガスのことをお話しになって、神通川流域にイタイイタイ病が多く、しかも重症だった、それに比して対馬の場合には亜硫酸ガスが排出されていなかったからイタイイタイ病が軽症で済んだ、こういうふうなお話をされているというのをこれも新聞で読みまし……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1969/06/04、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 年々交通事故件数が非常にふえてきているわけですが、その中でも追突事故というのが四十二年度の場合には八四%というたいへんな高率でふえてきている。当然四十三年度もふえてきていると思われるのですけれども、そういう中で追突すなわちむち打ちというわけではないと思いますけれども、当然の結果としてむち打ち症の方が非常にふえるのじゃないか、そうしてそのむち打ち症の患者さんたちがどんなに苦しんでいらっしゃるかということはもう皆さん御承知のとおりだと思うのです。そういうものに対して具体的な対策を立てていかなければならないという仕事が緊急にいま必要な課題になっているときでございますので、そういう状態……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1969/07/18、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 戒能先生に三つばかりお伺いしたいと思うのです。  それは、先ほどのお話にございましたけれども、裁定制度が必要だという点についてなんですけれども、今度のこの紛争処理法案を見ますと、迅速かつ適正な解決をはかるということが目的になって、和解の仲介、調停、仲裁制度ということを設けられておりますけれども、これも、事前と事後の違いがあっても、双方の合意がなければというようなことになると実効性というものは非常に薄い、いままでの経過からずっと見まして、加害者に非常に有利で、被害者ががまんした場合には、それでいけるというような点でも、どうしてもやはり裁定制度というものがここにはっきり出てこなけれ……

第61回国会 文教委員会 第3号(1969/03/18、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 それがなぜ一体……。
【次の発言】 先ほど文部大臣から十七分にわたって、大学紛争の原因について、世界史的な観点から非常に高通な御所見を伺ったわけでございますが、私は、現時点において具体的な大学紛争の問題の一つとしてお伺いしていきたいと思います。  ことしの一月下旬に、各新聞から集計してみますと、紛争中の大学数は百三校を数えるほどになっております。その紛争の原因が直接どういうところから起こったかというのを調べてみました。その中で新寮の建設問題、それに結びついた寮運営規則というのが非常に問題になっているわけで、この新寮建設問題と寮運営規則が問題となって紛争を起こしているというのの数……

第61回国会 文教委員会 第5号(1969/03/25、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 北大教育学部長の発令が延びているという問題についてお伺いしたいと思います。  きょうは二十五日で、たしか北大の卒業式だと思うのです。きょうの卒業式までに何とかこの人事の問題を解決して、卒業証書や就職証明書に学部長事務取扱ではなくて、学部長の名前で出したいと教授も非常に心配していらっしゃったし、また当時者である学生もそれを非常に望んでいたわけですが、きょうまでの段階では、ついにまだ発令されていないというふうに思われますが、いままでの例ですと、上申書が出されまして、二週間前後で大体の場合には発令されておる。ところが北大当局が上申書を出したのが、二月十七日に航空便で出したということに……

第61回国会 文教委員会 第6号(1969/04/03、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 組織委員会のほうにお伺いしたいと思います。  私たち日本共産党といたしましても、オリンピックの問題についてはいろいろな点が問題にならなければならないと考えるわけなんですけれども、全体から見るならば、オリンピックは民族の友好の場となり、国際的な視野を広めることができるわけですから、またスポーツの振興というような点から考えても、これは意義があることです。そういうわけで、四十二年度に制定されました札幌オリンピック冬季大会特別措置の法案にも賛成したわけなんです。今度の一部改正の法律案についても当然賛成していきたいと、こう思うのですけれども、賛成するからにはやはりそれなりの責任というもの……

第61回国会 文教委員会 第10号(1969/04/17、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、学級編制の標準について伺いたいと思います。  きょうも大臣、おっしゃいましたし、この前もおっしゃいました四十五人というふうなきめ方について、先ほどもおっしゃいましたように、これは教育学的に見ても、まだはっきり、日本においても諸外国においても、きまった見解というものが出されていないというようなことをおっしゃっているわけなんです。そこで、お伺いしたいわけなんですけれども、四十五人というのは、決して数だけの問題ではなくて、現場でほんとうに教育をしようとする者にとっては、教育を質的に高めるにはどうするかということが非常に重要な問題なわけです。そこで世界的にもまた日本的にも、……

第61回国会 文教委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 前回の委員会のときに、学級編制の標準と小中学校教職員定数の標準という中で出されました数字の基礎について、いろいろお伺いしたわけでございます。そのときの御答弁の中で、文部省としてはこの前よりもよくなっている、まあ不十分であるけれども今後五カ年間で漸次よくしていきたい、こういうような御答弁をいただいたわけなんです。確かに去年より、先回よりもよくなったということは評価できると思いますけれども、この定数標準法というのがきめられたということは、いかに教育をより効果的にいい教育をしていくかという中で出てきたものだと思うのです。そうすると、比較するのがこの前よりもよくなったという比較ではなく……

第61回国会 文教委員会 第13号(1969/05/06、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 議事進行について。

第61回国会 文教委員会 第16号(1969/06/05、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 いま提案されております国立学校設置法の一部改正案によりまして、三重大に工学部、それから大阪外大に大学院大学を設置するということになって、その設置に伴って増員される職員数というのがせんだって委員会のほうで発言されております。三重大では教授二、助手二、事務職員八、大阪外大のほうでは全くゼロという数になっているわけなんですけれども、こういう非常に要求があって、そしてまた必要と認められて設置される法案の中で、これだけの教官や助教授や事務職員の数ではたしてほんとうに大学としての、工学部としての教育ができるとお考えになっていらっしゃるのか。また外大の大学院については全くゼロということになっ……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/06/17、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 前回この委員会で、大学の紛争校に対しての経費を保留、カット、このような問題についてちょっと私触れましたけれども、今回はこの問題について、具体的にその内容と実態についてお伺いしたいと思います。  先だってうち新聞に出ていましたのを見ますと、紛争大学には年度当初に年間予算を一括配分することをやめるようになっているわけなんです。紛争が事実起きているということは事実としてよくわかるんですけれども、紛争校だからこういうことをやる、紛争中の大学だからこうだということで、いわゆる紛争校という、そういうものの認定というのは一体どういう基準で行なわれるものだろうか、その紛争校という基準をまず具体……

第61回国会 文教委員会 第24号(1969/07/17、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 初めに、私学がいまの日本の教育に大きな役割りを占めているという点から考えてみまして、私学全般の状態を初めに尋ねさせていただきたいと思うわけです。  大学の場合には約七〇%以上が私学出身者だそうです。幼稚園から私学に入ったとすればほとんどの人が私学出身者であるというふうないまの現状、日本の教育の中では非常に大きな割合を占めているわけでございますけれども、具体的にそれでは大学、それから短大、高校、小、中、幼稚園というような中で、私学というものが、学校数、それから生徒数、どれくらいの割合になっているかということをまず最初にお伺いしたいと思います。


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第閉会後1号(1970/07/23、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 交通事故が減るどころか、ますます交通事故がふえてくる。夏休みに入って子供たちのことを考えると、これもまたたいへんな心配でございます。それに加えて、また光化学スモッグというような事件が起きてまいりまして、そういうことについて私はやはり光化学スモッグをつくり出した主要な発生源が車であるというところから考えても、この委員会で当然取り上げなければならない。そう思って、そのことについてこれからわずかの時間でございますが、質問をさせていただきたいと思います。  その質問の前に私は一言申し上げたいのです。総理大臣も施政方針演説で言われたし、また各委員会で言われていました。ことしは交通、公害、……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第閉会後2号(1970/09/11、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 本田技研の西田参考人にお伺いしたいと思います。時間もございませんので、いま問題になっているN360についてお伺いしていきたいと思います。先ほどのお話の中で、やはりいま鈴木委員が言われましたように、私は非常に本田技研さん自信をお持ちになっているということを感じました。それでこのN360については、先ほどおっしゃったように設計について悪いところはない、欠陥車というふうに見ることはできない、絶対自信を持つ、そういうふうにとってよろしいですか。
【次の発言】 先ほど去年の十二月までに九七・二%完了したとおっしゃっていましたが、このN360については回収したというのはどれぐらいになります……

第63回国会 文教委員会 第閉会後1号(1970/07/10、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私、拓大拓忍会による安生君の殺害問題についてお伺いしたいと思います。  御承知のように、私この国会ずっとからだを悪くして休んでおりました。たくさんのおかあさんたち、特に学生を持っている母親たちが、ほんとうに涙ながらに私のところに飛んでこられたのです。どれだけお金をかけて、どれだけの時間をかけて療養させても、わが子が殺されたときの気持ちというのはほんとうに耐えていけない。ところが、白昼、大学という学校の場で安生君がああいうひどい殺され方をした。一体このことを私たちどう考えたらいいんだろうか、どうしたらいいんだろうか。私はそのたくさんのおかあさんたち、またおとうさんも含めて頼まれて……

第63回国会 文教委員会 第閉会後2号(1970/08/28、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 けさからの答弁、そしていまの大臣の答弁を聞きまして一番感じたことは、だからこそいまの日本の教育というのは非常に危機にさらされていると気寒い思いがしたのでございますが、時間がございませんし、午前中の続きもございますから端的にお伺いしたいと思います。  通知を出されました。通達ではなくて通知である。そしてこれは全国各地でいろいろな人たちが心配しているから、だからこれに対してお知らせをするという立場で書かれたと大臣は午前中におっしゃいましたし、また、午後の答弁では宮地さんもそういうふうにおっしゃいました。これはそれではほんとうにお知らせをしたという、そういうお知らせの内容の通知、お知……

第63回国会 文教委員会 第閉会後3号(1970/09/22、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 大臣に質問したいと思います。  たいへん忙しい中、この間、十七日に沖繩に行かれたというお話午前中に伺いましたけれども、十七日の何時に沖繩に着かれて、いつ沖繩をおたちになりましたでしょうか。それからたいへん短い日数の御予定だったので、その目的は何だったのか、その中で何を重点になすったかお答えいただきます。
【次の発言】 時間を妨害されちゃうんだな、委員長注意してください。
【次の発言】 重点的に言ってください。
【次の発言】 大臣、私の時間は三十分なんです、持ち時間。だから私が聞いたのは、いつお立ちになって、いつ着いて、どういう名目で、中心はなんだということを聞いたのですよ。一分……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 文教委員会 第2号(1970/12/08、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 きょうは、いわゆる人口急増市町村における義務教育施設の現状というものが非常に差し迫った問題にもなっていますし、その中における義務教育の状態というものが非常に劣悪であるということから考えまして、私はその点についてこれからお伺いしたいと思います。  もう御承知のとおり、先ほど発表されました文部省の公立学校建物の実態報告の速報を見ますと、社会急増地域といわれるいわゆる百九十六市町村の二千二百十七校の小中学校で、普通教室が不足しているという数が実に八千四百三十三という数が示されているわけです。この八千四百三十三という普通教室の不足分が一体どういうところでいま間に合わされているかというと……

第64回国会 文教委員会 第3号(1970/12/10、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は去る七月の当委員会におきまして、拓大の安生君殺害事件の問題を通して、軍国主義教育が鼓吹されておるという点を質問をし、その後責任をもって善処していただきたいということを、あの委員会で申し上げたわけでございますが、きょうも拓大問題と関連いたしまして、いま非常に問題になっております三島事件に関して質問をしたいと思います。これは文化庁長官に質問をまずさせていただきたいと思いますので、どうぞいらっしていただきたいと思います。  まず初めにお伺いいたしますのは国立劇場法の問題についてでございます。国立劇場法というのは、お手元にお持ちでいらっしゃると思いますが、国立劇場法の目的というとこ……

第64回国会 文教委員会 第4号(1970/12/17、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 それでは私も、午前に引き続きまして私学への経常費補助費について質問させていただきたいと思います。  本年当委員会での私学財団法の審議の際にも、そしてまた本日午前中からの文相の御答弁の中身を見ましても、非常に私学の自主性を尊重する、私学の円滑な教育研究条件を改善して、当面は国立大との格差是正を行なうので、これは明治以来のものだと、非常にもう自画自賛されて自信を持っていらっしゃるわけなんですが、午前中から聞いておりましても、そういう御決意のほどとはまたちょっと非常に問題が残されているのではないか。私は今度の第一次の内示を見て、具体的に出てきた問題で、その問題点を非常に考えさせられた……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 文教委員会 第5号(1971/02/25、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 いまも萩原さんがおっしゃっておりましたように、幼児教育、揺りかごからそれこそ墓場に入りますまで、生涯教育というのがいま非常に大きな問題になっております。非常に重要な問題だと思います。その生涯教育といわれる大きな問題の中に果たす役割りとして、社会教育というものがこれまた大きな問題になると思うわけです。聞くところによりますと、現行の社会教育法というものがいま非常に再点検されて、抜本的な改正というような動きもある。事実文部省のほうから「改正にあたって検討すべき問題点」とか、それからまたこれに関する「十五の問題点」というようなものがすでに一部発表されておりますし、ずっと出されているとい……

第65回国会 文教委員会 第6号(1971/03/11、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 先ほど、今回の事件が起こった原因は何だということに対して、文部大臣のほうから医師の不足と養成機関が十分でない、私立大学の経費が非常にかかるという点があげられたわけですけれども、私はそういうことが起こってくるほんとうの原因というものをはっきりさせなければ、今後の問題の解決にならないと思うわけです。医師不足がなぜ起こってくるかという問題これは野菜と違って、天候のかげんでできが悪いなんていう問題じゃないし、それから、また、お医者さんになり手がないというのじゃなくて、お医者さんになりたいという人がたくさんおるわけですよ。ところがお医者さんを養成する機関というのが、たとえば国の責任でどれ……

第65回国会 文教委員会 第8号(1971/03/18、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 国立学校設置法一部改正案に関連して、きょうは国立大学の医学部の問題についてお伺いしたいと思います。  先日の文教委員会で文部大臣から非常に積極的な姿勢を示されまして定員をふやすこと、年に二、三校は医学部学校をつくっていきたいというような点をお伺いして非常に嬉しかったわけでございますけれども、人数がふえるということは嬉しいけれども、それに伴っての内容の充実になるのかどうか、人数はふえたけれども質的な低下というものが、そこから起きてくるのではないかということがやっぱり心配になってまいりますし、せっかく大臣がそこまでいい姿勢を示されたので、その点について、この際いろいろとお伺いしてみ……

第65回国会 文教委員会 第14号(1971/05/13、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 初めに、定時制、通信制の高校の問題を考えるときに、私の質問はすべて一貫してその振興法の第一条の目的が明らかにしているように、教育基本法の精神にのっとって、働きながら学ぶ青年に対し教育の機会均等を保障するためという、その機会均等を保障するために設置されたものであるという立場を一貫して持ちながら、文部省の御答弁もその立場からどうなのかという御答弁をいただきたいと思うわけです。実はきょうゆっくりやっていいとおっしゃったから四時間分準備してきたのだけれども、時間がありませんので、いままで出ていた重複しているのを少しはずしまして、そうして先ほど鈴木委員のほうで連携教育がだいぶそちらのほう……

第65回国会 文教委員会 第16号(1971/05/18、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 各参考人の意見を伺いまして、非常に私はびっくりいたしました。たとえば大黒参考人の意見を聞けば、こんな教育のユートピアが日本に現在あったのかというふうにびっくりいたしまして、その実態をまたいろいろと調べさせていただきたいし、ということで、あとで質問をさせていただきたいと思います。  残りの三人の参考人の意見を開きますと、現在も超過勤務というものが相当になっている。そうして教育者であるがゆえに、ほんとうの教育をしたいからこそ、この超過勤務制度というものをはっきりさせて、そうして教師としての使命を果たしたいという立場での御発言がございましたので、私は非常にそれには同感の感じを持ったわ……

第65回国会 文教委員会 第18号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 ただいま一斉にカメラがパッと向きましたが、いままだ九時半でございます。きょうは定例日ではない、委員長が職権でお開きになった委員会でございます。私たちはそれは不当だと言いながらも慎重に審議するという立場からきょうは参加しております。まだ十二時までは相当の時間がございますから、ゆっくり質問させていただきたいと存じます。  まず第一に、全体の基本的な問題になると思いますので、お伺いしたいと思います。戦前、明治憲法下における教師、そして戦後の新しい憲法、そのもとにおける、また教育基本法、そのもとにおける教師の身分、その制度の保障、身分制度の保障というものが基本的にどのように変わっている……


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各種会議発言一覧(参議院8期)

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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1970/12/15、8期、日本共産党)

○小笠原貞子君 今回の道交法改正案は、被害の発生等のための防止に公安委員会が必要な措置、規制をとれるというようになった点を考えますと、まあ一応一定の前進面というものは見ることができると思います。しかし、それにしてもなお不十分な問題点が多々ございます。時間もございませんので、三点についてこれからお伺いしたいと思います。  公害の立場、また交通事故防止の立場から交通規制というものが非常に効果的でなければならないということはもう御存じのとおりだと思います。そういう交通規制を効果あらしめるためには、これはどうしても住民の協力、これが得られなければならない。ことしの四月十一日の予算委員会でわが党の春日正……



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データ更新日:2022/12/18

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