小笠原貞子 参議院議員
13期国会発言一覧

小笠原貞子[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-12期-|13期|-14期-15期
小笠原貞子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小笠原貞子参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

小笠原貞子[参]本会議発言(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 参議院本会議 第5号(1983/09/14、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して総理に伺います。  まず、大韓航空機撃墜事件について、ソ連軍用機による民間機撃墜は、平和、人命尊重を第一義とする社会主義の原則からも、また人道上からも許しがたい蛮行であります。犠牲になられた方、御遺族の方々に心からの弔意を申し上げます。  わが党は、いち早くソ連政府に対し、真相の公表と責任ある対処を強く要求いたしましたが、いまだにその誤りを率直に認めないことに対して、なお厳しく抗議するものであります。  そしてまた、大韓航空機の異常な領空侵犯も解明すべきは当然であります。総理、ソ連はもちろん、韓国並びに大韓航空に対してもこの事件の責任と真相の究明をどの……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第18号(1984/06/18、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表し、ロンドン・サミットに関連して総理に質問をいたします。  総理、あなたは昨年のウィリアムズバーグ・サミットに際して、アメリカの新型中距離核ミサイルの欧州配備を断行せよと主張しました。このサミットの合意によって米中距離核ミサイルが次々に配備され、米ソの核交渉の中断という事態を生んだのであります。まさに、ウィリアムズバーグ・サミットが新しい米ソの核軍拡競争激化の口火となったのでありますが、この重大な責任の一端が、総理、あなたにあることは明らかであります。  ところが、あなたは今回もまたイギリスの国際戦略研究所の演説において、アメリカの新型核ミサイルの実戦配備……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第15号(1985/05/10、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、政府提出のいわゆる男女雇用機会均等法案に対して反対討論を行います。  一九八〇年の世界婦人会議に向けての国連の報告は次のように述べています。「婦人は世界人口の二分の一を占め、世界総労働時間の三分の二を働いている。その反面、婦人は全世界の総収入のわずか十分の一、世界の富の百分の一も所有していない」と。私はこの指摘をまことに重大なものとして受けとめました。なぜなら、このことは我が国の働く婦人にも当てはまるものであり、ここにすべての働く婦人の置かれている差別の現状がリアルに表現されているからです。  思えば、日本経済発展の陰では、紡績の女工哀史に見るように……

小笠原貞子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

小笠原貞子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 エネルギー対策特別委員会 第閉会後1号(1983/08/04、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 九十三人の命が奪われ、残された者は二年近く待たされて、そして一縷の望みをかけられた。そして、年寄りや子供や病人を抱えて、また商店街へ行ってみれば大変な実情、夕張市としても二十億からの負債を抱えている。まさに大変な事態がいま起きているわけですね。そして、残されたものは何だ。いろいろ大臣がかわっていろんなことを言われたけれども、何もやってくれなかったじゃないか。まさに政治に対する不信が大きく残された。  先ほどの大臣の御答弁を聞いてみますと、安倍通産大臣、そして山中通産大臣、二人の先任大臣の御努力について評価する、そして私もその趣旨に沿っていろいろと努力し考えて今日の結論を出したと……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1983/10/06、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 長期エネルギー需給見通しを拝見いたしますと、そこで指摘しなければならない問題点多々ございますけれども、本日は時間もございませんので、国内炭の位置づけが非常に弱いというのが私の感じなんです。そういう立場から具体的に伺っていきたいと思います。  北炭夕張の大災害がございましたが、夕張の山、北炭系というのは非常に災害が多いというのが特徴でございます。この北炭系の重要災害の件数と、そしてそこで何人が殺されちゃったか。それからもう一つは新鉱の災害、五十六年十月十六日のあの大災害の後事故が何件起こって何人亡くなっているか、数字で簡単にお答えいただきたいと思います。

第100回国会 運輸委員会 第1号(1983/10/06、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 次々と国鉄の問題というのは大きな問題で、われわれの生活から日本の産業、経済、非常に影響のある問題として、きょうは貨物の合理化問題を伺いたいと思います。  その前に、国鉄バスの問題をちょっと先に聞いていきたいと思います。  再建監理委員会が八月二日に緊急措置というのを発表されました。これは本当に、幾度も言うようだけれども、国鉄分割民営化ということの突破口を開く土俵づくりということで、大変大きな問題だと言わざるを得ない。  また、重ねて最初に申し上げたいと思いますけれども、その緊急措置の中で国鉄バスについてこう書いていますね。五人未満の路線は整理する、その他の赤字路線は整理ないし民……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1984/04/20、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 三井有明鉱の大災害、これは最新設備を持った炭鉱だと言われておりましたけれども、事実はもう全くお粗末な保安無視、基本的な保安すら行っていなかった。例えば、ベルトコンベヤーの当番が配置されていなかった、ガス感知器がなかった、災害の報告が大幅におくれた等、まさに会社のずさんな保安管理体制、ここに原因があったと言わざるを得ないと思います。その三井鉱のずさんな保安について、特にきょうはダイナマイトの問題についてお伺いしたいと思います。  ダイナマイトというのは、大変危険なものでございます。とりわけ、炭鉱の坑内にあっての使用管理は厳重を期さなければならないというのが一番大事なことだと思いま……

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1984/08/01、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 北電の泊原発の用地問題について引き続いて質問していきたいと思います。  この前も申し上げましたように、これは裏契約が行われていた。この中には仲介人、ブローカー、そして原発工事事業者の大成建設、北海道電力まで巻き込んでいるという、こういう事件を考えますと、公益事業という北電が入ってのことですから、非常に重大な問題だと。そこで、北海道庁が調査をしました。しかし、その結果、大成建設は一切関係していない、関与していない、それから仲介人もない、そういう答えをもらって、何ら疑惑がなかったという報告でございました。  しかし、六月二十五日、私が決算委員会で明らかにいたしましたように、大成建設……

第101回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1984/10/05、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、重大な段階に入りました函館ドックの問題について伺っていきたいと思います。  七月三十一日の当委員会で函館ドックの再建対策についていろいろ御審議いたしました。そのとき運輸大臣がこうおっしゃっています。「函館ドックは、北海道における、また特に函館における、非常に重要な意味を持った企業でございます。」云々「造船に関する限りは我々運輸省が所管をいたしておる官庁でございますので、事情はどうであれ、やはり責任官庁であると私は認識し覚悟いたしておるわけでございまして、できるだけのことをあらゆる方法を通じてやってまいりたい」と、こういう非常に前向きの御答弁をお出しくださいました。 ……

第101回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1984/10/23、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、監理委員長とそれから運輸大臣両方にお伺いしたいと思います。  監理委員会は、第二次緊急提言で分割民営ということを明らかにされました。そしてまた、運輸省としても同様の考え方を示されました。ところで、国鉄は監査委員会から、できるだけ早く六十年代の新しい再建計画を樹立せよと、こう言われているわけです。さてそこで、国鉄が再建計画をつくらなければなりません。それをつくるに当たりまして、今の経営形態でいくのと、それとも監理委員会や運輸省の言う分割民営で計画をつくるということとは、全く性格が異なってくると言わざるを得ないと思うんです。  そこでお伺いするんですけれども、監理委員会……

第101回国会 運輸委員会 第4号(1984/04/07、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 国鉄に伺いたいのですけれども、新聞を拝見いたしますと、国鉄が三分の一、千葉県が三分の一出資している第三セクターの京葉臨海鉄道会社が、昨年からことしにかけて株の投資を三億四千万も行っていたということが指摘されております。  国鉄や県民の税金が使われている第三セクターというものの性質から見ても、株の売買に手を出すということは、本来の使命から外れている行為と言わなければならないと思うわけなんですけれども、大株主である国鉄と相談されてなさったことか、また、このことについてどう対処されたか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 国鉄が出資なさっていらっしゃるという会社は百十社あると……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/19、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 きょうは、自衛隊と米軍の訓練空域の問題について、空の問題としてお伺いしたいと思います。  雫石の事故が起こりましてもう十三年になろうとしています。あの大変な犠牲を強いられた教訓から航空保安体制――航空路監視レーダー、ARSRや、その情報処理システムのRDP等々の地上管制施設の整備が図られたということは、一定に評価していいことだと思います。しかし同時に、その主要な機器、技術の導入で空の安全が担保されているかというと、必ずしもそうではございません。むしろ、重大な問題が新たに生じてきているということも確かなことだと思います。とりわけ、東北、北海道地域の上空における安全性は、ここで改め……

第101回国会 運輸委員会 第6号(1984/05/15、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 今回のこの承認案件は、内閣委員会付託の運輸省設置法一部改正案と不可分であります。そしてその内容は、運輸省の機構を、いわゆる財界の要請にこたえる形での臨調答申を受けて、変えようとするものとなっております。しかも今回の陸運、海運局の統合は、九ブロック体制が地元関係者や労働組合等の大きな熱望、奮闘で維持されたとはいうものの、運輸省、海上保安庁、気象庁など運輸省全体の機構改革の一部であり、我が党としてはこのような改革には反対の立場に立たざるを得ない。なぜなら、地方自治尊重の精神に基づいた真の国民奉仕こそが今求められていると思うわけです。  この点についてはどのようにお考えになっていらっ……

第101回国会 運輸委員会 第7号(1984/05/17、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 日向参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどの、第一種国際空港であって国としての責任でやるべきだと、そういうお考えだったのが、二百億民間でお出しになるというふうに最後にお 変わりになりましたですね。先ほどのお言葉を伺っておりますと、これは日本経済にとっても、国としても大事な仕事だから、だからそれくらいのことは協力しなければならない、そう思って、そういうふうにお考えになったとおっしゃいまして、大変御立派な発言だと思うわけでございますけれども、やっぱり経済なんというものは非常に厳しいものでございましてね、こうあるべきであるなんということで経済は動かないものでございますので、まして……

第101回国会 運輸委員会 第8号(1984/06/19、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 航空輸送の需要予測という問題について、きょうはお伺いしたいと思います。  航空の需要予測というものは、関西新空港の必要性と現空港存置というものを裏づける、そういう理論的根拠となっていると思うんです。ところが、この大事な航空輸送の需要見通しというものを調べてまいりますと、非常にあいまいな点があって、実はびっくりしたわけでございます。  そこで、まず最初にお伺いしたいと思います。運輸省は、関西国際空港における旅客の需要予測についてどのように推測されていますか。六十八年、七十年そして七十五年度について国際旅客、国内旅客の数字をお述べいただきたい。そして、その数字がどういう根拠で出てき……

第101回国会 運輸委員会 第10号(1984/06/28、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、分割民営化の問題についてお伺いしたいと思うんです。  やっぱり新しい経営形態としなければならぬと。その中身としては、競争形態というものが持てる形態にしなきゃいけない、二番目には旅客の流動の実態を考える、そして三番目に一人の経営管理者が掌握できる範囲ということを、これは三月二十二日の予算委員会でおっしゃっておりました。  その後、新聞報道を拝見いたしましたとき、これは五十九年五月八日の東京新聞でございましたけれども、そこで委員長が、よほどの理由がない限り分割民営化の線は崩せない、こういう御発言がございました。その中身をどうするかということについては、先ほどの三つの形態……

第101回国会 運輸委員会 第12号(1984/07/10、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 最初に高嶋参考人にお伺いしたいと思います。  きよういろいろお話しいただきましたけれども、具体的に余りつかめなかった。要するに、私の方でまとめてお伺いしたいと思いますことは、お話の中で、だんだん荷役が革新的になってくると矛盾が大きくあるとおっしゃいました。それから、幅広い面で不満がある、こういうふうにおっしゃったわけです。そして一方では、一人の犠牲者も出さない法改正にする、そしてだれにも犠牲を与えない、こういうふうにおっしゃいまして、これが本当にできれば問題はないわけでございます。  正確を期するために、衆議院での議事録からとらせていただきますと、港湾労働者の雇用の安定にも通じ……

第101回国会 運輸委員会 第13号(1984/07/12、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 運輸省と言いますと許認可行政というようなことが頭にぴんと浮かぶと言われるほど、運輸省は許認可事務が非常に多い。港湾関係においても同じだということができると思います。当然、免許基準とか、資格取得についても厳しい基準があるし、無免許業者、潜り業者には、とりわけ厳しい行政指導を行っているというふうに私たちは思っております。ところが、この運輸省の今言ったような指導に全く反するような事態が現実に起こっているということが明らかになったので、私きょうはその問題について具体的にお伺いしたいと思います。  いろいろこれから申し上げますので、済みません、この資料、大臣とそれから担当の局長の方に差し……

第101回国会 運輸委員会 第14号(1984/07/19、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 余剰人員とか過員とか言われております、今非常に深刻な問題がございます。一体この問題がどこから起こったか、その原因、その背景は、そしてその問題点は何か、こういう観点から、以下質問をしてまいります。  五十八年度の合理化計画を拝見いたしますと、二万八千九百人という数字が出ております。ところが実際はどうかと伺いますと四万三千五百人である。何とその差一万四千六百人、五割からの増になっている。これは大変異常など言えるような数字だと思うんです。そこで、四万三千五百人の合理化、どの系続から出たのか、また、地域別にどこの管理局からどれだけ出たのか、その内訳、同時に二万四千五百人といわれる過員の……

第101回国会 運輸委員会 第15号(1984/07/31、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 函館ドックの問題について伺いたいと思います。  造船の受注状態を見ますと、五十八年度はばら積み船の大量発注で、石油ショック以来十年ぶりの大量の発注、一千万トンを超えております。しかし、そういう中にあって、函館ドックが大変な経営危機に陥っているというのが現実の問題でございます。  函館ドックは、五十三年、五十四年にかけて、御承知のように大合理化を行ってまいりました。五十二年には三千三百人もいたという労働者が、現在は、半数の千六百七十五人に大幅に削減されております。船台も、三十万トンタンカーがつくれるという、そこのところも買い上げられました。で、函館の現在四千九百トンと室蘭一万八千……

第101回国会 運輸委員会 第16号(1984/08/02、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 今議題になっております本法案の改正の一つである自動車の検査登録関係事務の機関委任の廃止、それに伴う地方事務官を国家公務員化するということは、自動車の安全保安にかかわる事務であり、国の責任において全国統一的に対応することは結構なことだと、同時に、検査登録はコンピューター化することによって全国一本化されて効率的運用がされるというような点を見ますと、国が全国統一的に処理することについて、賛成できる問題だと考えています。  ただ、輸送監理事務に関する改正部分、この事務の機関委任制廃止については、我が党としても同意できない面があります。私たちはこれまでも、機関委任事務の原則廃止と、行政事……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 収賄、贈賄、脱税、脅迫、世の中嫌なことがたくさんございます。人言って、悪いやつほどよく眠ると言うし、また石が流れて木の葉が沈むと、いろいろなことが言われております。そして、それに対しての怒り、そしてまたしょうがないやというあきらめ、そして世の中というのはこんなものだよという気持ち、私はそういうことではならないと思う。やっぱりこの疑惑に対してはしっかりとした態度で正さなければ日本の未来はない。中でも土地買収に絡んでいろいろな問題が起きるけれども、これはまさに川を流れる大きな石の一つだと、そう思うんです。  きょうは具体的に北海道の泊原発用地に絡む疑惑についてお伺いしたいと思います……

第101回国会 社会労働委員会 第4号(1984/04/06、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 大臣、昨日はありがとうございました。お会いしていただきました方々は、みんな精神障害者御自身でございまして、あの中の方、具体的に言いますと、大学時代に分裂病が起きて、そして教育大を卒業して、学校の先生をやって、そして現在までに七回入退院を繰り返しながらも社会復帰して、そしてみんなで助け合いながら、一日も早く普通の生活がみんなできるようにと頑張っていらっしゃる方々でございました。  私も御一緒して、そして聞いていまして、私が心に打たれましたことは、私たちは特別のことをしてくれと言っているんじゃない、ほかの障害者と同じような、そういう保護の立場に立った保障があれば私たちは自立していけ……

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/04/05、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、環境庁に伺いたいと思います。  釧路湿原の保全対策について結果がまとめられました。環境庁としてこの問題をどうお考えになって、どう今後対処されるおつもりか、まず内容も含めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私も各時期に今まで三回その中に入ってまいりました。いまおっしゃったように、鳥類とかいろいろな生物から見ても、まさに保全すべき人類の宝庫だというふうに非常に私は感動を持って見てまいりました。  そこで大臣、私はぜひ大臣に一度見ていただきたい。そして一日も早く国立公園というふうな指定で保障していただきたい。いかがでございますか。


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1985/03/20、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 三つほどお伺いしたいんですけれども、一つは政府のエネルギー需給見通しというのがございます。これが当たらないのですね。当たらないところか大変な差が出てくるということがございますね。そういうのを私たちから見ると見通しの根拠というものが示されていないものですから、なぜこんなに見通しが高かったのか、そして修正しなければならぬようになったのかという点で、先生の立場からごらんになりまして、この政府の需給見通しというのが五十八年十一月にも大幅に下回って修正された、そういう点をどういうふうにごらんになっているかというのが一点です。  それから二番目としては、確かに新エネルギー、代替エネルギーと……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第6号(1985/04/24、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 NEDOの綿森さんに伺いたいと思うんです。  今、石炭液化の方は二〇〇〇年目標というふうに伺ったんですけれども、同じく太陽光発電それから燃料電池発電というのは、どれくらいの開発期間を考えていらして、いつごろから――いつごろからといいますのは、コスト問題も含めて実用化に供されるというのはいつごろからというふうに見られるのかということを伺いたいんです。さっき石炭液化の方で二〇〇〇年とおっしゃったんですけれども、あれも、コスト面も含めて実用化という点で二〇〇〇年というふうに見てよろしいわけですか。その点三つの問題について伺いたいんです。それぞれ、今、石炭とそれから太陽光、燃料電池、こ……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第8号(1985/05/22、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、このたびの災害で亡くなられた方々の御遺族に対し心からの哀悼を申し上げて質問に入りたいと思います。  北炭夕張新鉱そして三井有明砿、高島砿そしてこのたびの南大夕張と連続して大きな災害が起こっております。その災害が起きるたびに、政府もそして企業もいたく反省し、その教訓を生かすといつもおっしゃっているにもかかわらずたくさんの労働者の命が奪われてまいりました。私は、こういう繰り返しを考えたとき、今何よりも大事なのは、最重視しなければならないのは、徹底的な原因の調査と究明が必要だとそう思います。  二十日の社長の記者会見で、ガス突出ではない、事故発生現場は八片下層の切り羽周辺……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第9号(1985/06/05、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 炭鉱問題に入る前に、一つ伺いたいと思います。  電気代金が払えなくてそして送電をとめられたという母子家庭、そして子供たちがろうそくをつけていて火事になって死んじゃったと、五月ですけれども、北海道札幌では去年の四月にもございました。先ほど同僚議員からいろいろお話がございましてお答えをいただきましたので、重複を避けまして具体的に伺って、お願いもしたいと、そう思うわけです。  この母子世帯だったという家庭がわからなかったというふうなことも言われておりますし、それからまた母子世帯の、この場合は悪質ではないんですね、初めてなんです。何度もずっと続けてというんじゃなくて、初めて滞納したとい……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第10号(1985/06/14、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 どうもお三人の方ありがとうございました。  私北海道出身でございまして、そして北海道といえば石炭が非常に多いところで、それでずっと石炭の問題とエネルギーの問題と考えてみましたとき、北海道の工業試験所へ行って学者先生たちとお話をしましたとき非常にショックを受けたことがあるんですよね。と申しますのは、石炭の液化の問題なんかについても、あの石油に変わる前は非常に研究を進めていたとおっしゃるんです。もうこれは自分たち誇りを持って進めていたと。ところが石油がどんどん入るようになって、そしてもうそれはストップさせられてしまった。そして今度石油が高くなっちゃったり何だというと、さあ今度もうち……

第102回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1985/07/10、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 分割民営ということになりますと、それぞれの会社は関連事業が自由にできるということになりますね。大手の東急なんか見ますと、鉄道部門では事業全体の三分の一程度、あとは不動産とかレジャー産業、そういうふうになっていると思うんです。そこで、監理委員会としては、分割民営化された場合にそういうものを考えていらっしゃるのか、それとも、鉄道部門だけで採算を合わせるようにということで成り立っていくというふうにお考えになっているか、簡単にお答えいただきたい。
【次の発言】 そういたしますと、鉄道部門だ けでということになりますと、線路、路盤とか駅舎だとか、そういうものは、払い下げといいますか、出す……

第102回国会 運輸委員会 第2号(1985/03/07、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まじめなタクシー業界や労働者が一生懸命に今苦労している中で、悪質な軽貨物自動車がタクシー類似行為をやって輸送秩序を乱していくというのはもう本当に許されないことだ、早くこれを取り締まって正常化しなきゃならないと言いながら、この問題というのは去年始まったわけじゃなくて、もう何年も前から非常に気にしながらなかなか具体化しなかったという問題がございます。  そこでまず私は、なぜそういう事情になったかというと、やっぱり沖縄とか奄美とかいうような特殊な問題があったからだと。その沖縄の問題一つ考えても、戦後ずっとまじめにやっていたのと、また今になって入ってきたというような、その沖縄の中にも二……

第102回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1985/08/02、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 大臣と監理委員会の林さんにお伺いしたいと思います。  この答申を見てまいりますと、その答申のすべては民営分割のために、そして文言ではいろいろと述べられているわけです。その民営分割ということをするためには、長期債務、六十二年度で二十五・四兆円のうち約七〇%の十七兆円を国で処理するということになっております。今まで長期債務の解消を要求していた国鉄ではだめだ。国鉄が要求していてもそれはだめで、だけれども民営分割会社ならよろしい、出しましょう、こういうことになります。それだけではございません、特定人件費、これも解消しましょう。これも国鉄の責任で出たものではない。それからまだあります、公……

第102回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1985/08/16、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 亡くなられた方の御冥福を祈り、御遺族の皆さんに心からの哀悼の意を表しながら、具体的に伺っていきたいと思います。  まず、四人の方が生きていらしたということは大きな喜びでした。そして、落合さんが元気な子供の声なんかも聞こえたというようなお話が初めにございました。そしてまた、検視なすった医師団の方々も、約十五時間かかって救出されているけれども、もう少し時間が早ければ、十時間早かったら助かる人もうんと多かったのではないか、そういう証言もいただいているわけです。そうしますと、深山幽谷、傾斜が厳しい、いろいろなことはあったと思うけれども、五百人からの人の命を前にすれば、そういうことでそら……

第102回国会 運輸委員会 第4号(1985/03/28、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 余剰人員対策の三本柱の一つである派遣の問題について具体的にお伺いしたいと思います。  まず、いすず自動車工場にどれくらいの人数が派遣される予定か、それから業務内容はどういう内容か、それの給料に対しての企業側の負担はどういうふうになっているか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 通常の水準とおっしゃいましたけれども、私が伺っているのは、国鉄の職員として派遣されるわけですね、国鉄の職員としての給料、こうなりますよね。そうしますとその給料の分担ですね、国鉄といすずの、その分担の割合はどういうふうになっているのか。もう既に発令もなすった、三月十八日、そして四月一日にも発令され……

第102回国会 運輸委員会 第閉会後4号(1985/09/11、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 民営・分割化された後の各会社の経営の見通しはどうなるんだろうかということはこれは非常に大きな課題でございます。不十分たがら監理委員会からいろいろ資料をいただきましたので、以下その数字について具体的に伺っていきたいと思うわけです。  まず最初に、収支見通しというのを拝見いたしまして、莫大な赤字が消えてしまって、そして六十二年度には見事に黒字に展開する、まるで魔術にかかったようたそういう見通しが出ております。とりわけ大きな赤字を出しておりましたのが北海道、四国、九州などでございますが、五十八年度の決算で見ますと、北海道は三千六百七十七億、それから四国が七百十六億、九州が二千八百十五……

第102回国会 運輸委員会 第6号(1985/04/03、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず、運転乗務時間の延長の問題について伺いたいと思います。  運転乗務時間の労働時間が、六〇・三ダイヤ改正でもう既に十四日から運行されております。今までですと一週間平均四十時間となっていたわけですけれども、一日に直すと六時間四十分、こういうふうになっていたんだけれども、今度は週四十時間を超えて交番をつくる、すなわち超勤を前提とした勤務にする、こういうふうになっているわけでございます。今も日本の労働時間というのは非常に長い。もう労側時間短縮ということが世界の流れになっている中で延長ということ、超勤を前提としてこういうふうに出されているということについて国鉄総裁はどういうふうに考え……

第102回国会 運輸委員会 第7号(1985/04/11、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 日本自動車ターミナル株式会社というこの会社が五十二年から黒字を出している。そして資産はどれぐらいあるんだといろいろ聞いてみますと、土地で二百二十億からある、これから民営化されても利益というのは確実に出るだろう、こういう会社に対して五十八億近い巨費を無利子で長期で貸し付ける。民間活力、民間活力と言われるけれども、余りにもこれは甘過ぎるのではないか。  それは我々国民の立場から見ているわけです。国民の立場からすれば、今財政は大変だ、だから臨調行革だといろいろなしわ寄せを受けているものからしてみれば、まことにこれは民間活力という名のもとに甘やかし過ぎるのではないか。だから、十五年均等……

第102回国会 運輸委員会 第8号(1985/04/16、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、三十五兆以上の債務の処理の問題について伺いたいと思います。  私も、マスコミのベテラン記者さんほどにはいきませんけれども、今までの委員長の発言や先ほどからの表情などをずっと拝見をいたしまして、その三十五兆の中身というのは、棚上げが五兆、それから国民負担が十兆、そして土地処分で十兆、そして新会社に割り当てる負担が十兆、大体そういうふうな配分になりそうだなと分析していたんです、お顔も拝見しながら。この数字、細かいところまではいきませんけれども、当たらないかもしれないけれども遠くは離れていないというふうに私は思うのでございますけれども、その配分いかがでございましょうか、私……

第102回国会 運輸委員会 第10号(1985/05/21、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に大臣に伺いたいと思います。三光汽船の問題なんです。  三光汽船の経営危機が最近また云々されてきております。金融業界の支援だけではもう限界があるというふうに言われて、用船タンカーの買い取りとかスクラップの促進とか、財政的な援助も含めて国のさまざまな支援が不可欠なようだというふうに言われているわけです。  三光汽船というのはどういうのかとちょっと考えてみましても、便宜置籍船をフルに使っている、そして時には船転がしと言われるようなこともやった。海運業界では異端児的ないろいろな商法をやってきた、そしてその中で時には大きな利益も上げてきた会社だ。そうして、苦しくなってくると今度……

第102回国会 運輸委員会 第11号(1985/05/28、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 大阪や福岡はもちろん各地の飛行場周辺の騒音の問題を調査させていただいてまいりました。我々は、調査して、そしてその時点でこれは大変だねといっても帰る家が別にございまして、やはり騒音公害というような問題はそこに実際住んでみなければ本当の苦しみがわからない。そして丈夫な者は耐えていけるし、神経の太い者はたくましく乗り切っていけるけれども、やっぱりその中でか細い神経の持ち主は随分被害を受けて苦しんでいらっしゃる。  そういうことを考えますと、今度法律の対象となっている大阪、福岡の方々も、まだまだ不十分な中で大きな期待を持って対策が講じられていると思うわけですけれども、本案によって大阪と……

第102回国会 運輸委員会 第12号(1985/05/30、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 今回の法改正の内容の一つといたしまして、第一条の目的というものが改められて、安全に関する情報の提供に限る、こういうふうになっているわけでございます。本来的には在外邦人の安全保護という問題は外務省が責任を持ってやるべきである、それ以外の情報の提供サービスは振興会が行うというのが筋だと考えているわけでございます。しかし、衆議院段階、そして先ほどからのお話を伺っておりまして、窓口で安全以外の問題は話ししないよというのではなくて、やっぱり今までどおりの内容で十分なサービスもしたいというふうなことであったと思います。それでは本来的に内容がここで変わるというものではないというふうに認識して……

第102回国会 運輸委員会 第13号(1985/06/11、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 さまざまな角度からいろいろと御意見をいただきましてありがとうございました。  国鉄の再建問題というのは本当に大変な問題でございますし、そのためには私たちもできるだけの力も出したいしお勉強もさせていただきたいと思って、ずっとこの問題にこの委員会でも取り組んできたわけでございますけれども、まず私が第一にいつでも申し上げますことは、国鉄の再建という場合に、何よりもまず国鉄の経営破綻、赤字というこの騒がれている問題が、一体何によって、いつ、何のために起こされたかというそこのところの分析をはっきりいたしませんと、これをどうするかという改革も対策も立たない。そのところが素通りになりまして次……

第102回国会 運輸委員会 第14号(1985/06/18、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 前回に引き続きまして、中標津空港での墜落事故の問題について質問していきたいと思います。  前回も申し上げましたとおり、原因究明にとって重大な核心であるエンジン、プロペラの分解調査を、日常飛行機の整備をしていた、そのものを整備した三菱重工、住友精密が行っている。さらに、その調査などに常時立ち会っているのが運航会社の日本近距離、そして製造会社の全日空である。それからまた、その調査に事故調が立ち会っていないときもある。幾らでも関係会社として手を加えることが可能だという問題を指摘いたしまして、それが事実でございました。そればかりではなくて、それらの大事な調査に関する費用を日本近距離に支……

第102回国会 運輸委員会 第15号(1985/06/20、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私も北海道で皆さんと同じような立場で、この委員会でもいつも追及して、何とかしろと言ってきたわけでございますけれども、きょうお三人の御意見を伺いまして、非常に具体的で、本当に大変だなというのがまたしみじみわからせていただきました。皆さんの御意見を亀井さんを置いておいて言っていただければどんなに効果的だったろうと、こう考えているわけなんです。  それぞれおっしゃいましたように、国鉄といえばいわゆる赤字と、こう言われるわけでございます。だけれども、赤字が出たのは昭和三十九年からでございまして、なぜ赤字が出たのかといえば、先ほどもおっしゃったように、過剰な設備投資、そして、審議会もそし……

第102回国会 外務委員会 第2号(1984/12/13、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 毎年協定が締結されるまで出漁できるのかできないのかという不安を持っていた漁民のことを考えますと、この協定が三年という延長、また次もというふうになったことは大変よかったと評価するものでございます。評価するのが本当の中身として評価できるように、まずお願いを先に申し上げたいと思うのです。  と申しますのは、いろいろのニュースの中で、漁獲量の割り当てがことしは七十万トンじゃなくて、実績を含めて五十万トンくらいになるのじゃないかとか、また、五百メートル以上浅いところのトロール漁が禁止されるというようなことで、ソビエトから大幅減が提言されるということがちょっと一つ心配なんでございましてね。……

第102回国会 決算委員会 第5号(1985/04/04、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 北国では春を待つというのは本当に楽しみなものでございますけれども、ここのところ数年車粉公害で春は楽しみどころか大変悩みの時期となりました。ちょうど考えてみますと一年前でございます。去年の三月二十一日付で、私はこのスパイクタイヤによる車粉公害の問題についてと、質問主意書でお伺いをいたしまして、ちょうど一年たちました。  大変世論も大きくなりましたので、五十九年の三月スパイクタイヤ着装九九・七%が、本年の三月、一年後には八五・七%というふうに着装率は減ってきているわけでございます。ところが、実際の車粉公害どうだと言いますと、国道三十六号線の月寒中央測定局、ここでは〇・一九二ミリグラ……

第102回国会 社会労働委員会 第11号(1985/04/03、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、季節労働者の問題でお伺いしたいと思います。  御承知のように、北海道積雪寒冷のために冬期間の失業というのが循環して繰り返されているわけでございます。かつては失業保険九十日というものが出されていたのですけれども、五十一年度から四十日分がカットされて、ただでさえ苦しい季節労働者の家庭というのは非常に深刻な状態になっております。私も五十一年からその問題を見ておりまして、実態を調査いたしましたら、もう本当に子供にミルクも買えない、砂糖水だけやっと飲ましていたけれども、とうとう殺してしまったというところからこの問題が発生をしたわけでございます。  北海道で季節労働者といいます……

第102回国会 農林水産委員会 第5号(1985/03/26、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 もう十年近い前に、私は農林水産委員でいろいろとお願いもいたしました。それ以来私、国会へ出て十七年目になるんですけれども、北海道の農業を見ますと、一〇〇%悪いとは言いません。酪農負債対策などいろいろいい政策もありますけれども、基本的な問題としてはちっとも解決されていないのではないか。そういうことで、ことしも一月、二月いっぱいかけまして北海道各地の水田、畑作そして酪農とずっと調査いたしました。いよいよ乳価の決定という時期になりましたので、きょうはその乳価についてお伺いしたいんです。  最近のいろいろな世論だとか、またきょうの御質疑を伺っておりましても、乳製品の市況は回復してきた、乳……

第102回国会 農林水産委員会 第6号(1985/03/27、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 お忙しいところおいでいただきまして、いろいろ貴重な御意見を伺わせていただきましてありがとうございました。  私、共産党でございます。北海道でございますので、おリンゴは食べるけれども、ミカンはできません。だけれども、リンゴをむくのが、それこそ今の話じゃないけれども難しくなってきた。おミカンというのはもうすぐに食べられるし、まあこんなにおいしくていいおミカンをつくっている農家がいじめられている今のオレンジの問題というのは大変だなと、北にいてもそれなりに皆さんの深刻さというのは伺っていたわけですけれども、きょういろいろ伺いまして、本当に大変だと思いました。  それで、まず中村参考人に……

第102回国会 農林水産委員会 第7号(1985/03/28、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 この法案の提案理由の第一に、果樹の需要の減退と、こういうふうに言われておりますけれども、いろいろ調べてみますと、先ほどから言われているように、やっぱり需給の見通しというのが非常に狂ってきたということが問題ではないだろうか。その典型がミカンにあらわれていると思います。  例えば昭和四十七年に立てた基本方針では、昭和五十六年度の生産目標四百十九万二千トン、その実際の収穫量は二百八十一万九千トン、それから昭和五十一年基本方針では、植栽はゼロとしたものの、六十年生産目標は四百五十三万八千トン、現実には二百八十万トンでも多いということで、五十九年から一万へクタールの転換を実施せざるを得な……

第102回国会 予算委員会 第18号(1985/04/01、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に自衛隊の衛星利用についてお伺いしたいと思います。  科学技術庁長官の竹内さんを含めてこれまでの長官は、国会決議の「我が国における宇宙の開発及び利用の基本に関する決議」の中の平和目的に限りという内容については、これは非軍事であると幾たびもお答えいただいておりますが、そのとおりでございますね。
【次の発言】 アメリカ海軍のフリートサットというのはどういう利用をされておりますでしょうか。
【次の発言】 科学技術庁長官にお伺いしますが、「宇宙開発ハンドブック」、おたくの方で監修してお出しになっていらっしゃいます。この九十四ページをごらんいただきたいと思いますけれども、その中で……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1985/11/22、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 高レベルの放射性廃棄物の地層処分に関する研究開発は五十九年で第一段階の有効な地層の選定を終了いたしました。そして今年度から第二段階の処分予定地の選定に入ることになっておりますが、そこでまず第二段階とはどういうものなのか、どういうことをするのか。時間がわずかでございますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 第二段階とは、つまり広域調査、二番目に精密調査、そして三番目に深地層試験、四番目に環境工学試験を行うというふうに今御説明いただきました。それでは、幌延は第二段階の対象地になっておりますでしょうか。

第103回国会 運輸委員会 第1号(1985/11/21、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、入手いたしました信頼するに足る日航の内部資料に基づいて、これから非常にこれは問題だと思いますので、高木社長お出ましいただきましたので具体的にお伺いしていきたいと思います。  ただいま資料を差し上げました。「安全運航の祈りをこめて」という便せんに、高木社長あてに日本航空監査役、日本航空開発監査役、そしてインターナショナルフーヅの役員をしていらっしゃる角替武さんから出された「インターナショナルフーヅにかかわる日航関係者の不正経理処理について」という内容でございます。これは今申し上げましたように、監査役としての仕事上、日航の子会社である日本航空開発のまた子会社であるインターナシ……

第103回国会 運輸委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 具体的に国鉄用地の問題についてお伺いしたいと思います。  方々で自治体に国鉄の土地が売られているということを耳にし、目でも見ることができるわけでございますけれども、国鉄の用地などを自治体に優先的に売るという場合は、当然公共施設等の、例えば公園とか公共住宅だとか、そういうような公共のためという使用目的が明らかにされた場合に優先的に売られるというふうになっていると認識いたしますが、そういう考えでよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 それでは具体的にお伺いいたしますが、北海道の北見市に五十五年、六年、七年の各年度に国鉄用地を自治体、北見市にお売りになっております。その場所と年月……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1986/05/09、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 第八次石炭政策に当たりまして、国内炭縮小という方向に持っていこうという動きが非常に今高まってきております。特に特徴的なものとしては、鉄鋼、電力などユーザーサイドからの猛烈な圧力が今あるということ、そしてそれを後押しするように中曽根総理のいわゆる経構研、これを見ますと、「国内生産水準を大幅に縮減する方向で基本的見直しを行い、これに伴い海外炭の輸入拡大を図るべきである。」、こういうふうに述べられておりますし、昨日出されました石鉱害の「第八次石炭政策に関する検討小委員会の審議状況について」というものを拝見いたしましても、ここにも例えば「需要動向についても十分勘案した生産体制とすべき」……

第104回国会 運輸委員会 第4号(1986/03/27、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 踏切事故を絶滅させるということを真剣に考えるならば、踏切道の改良事業というのは、大変、地味なような仕事ですけれども、私は、重要に考えていただかなければならない。今までもお話が出ておりましたけれども、警報機も遮断機も警手もいないという第四種、警報機しかないという第三種、これを調べてみますと、事故の半数はこの第三種、第四種のところで起きているわけでございますね。北海道の場合はもう既に私鉄がございません。全部国鉄になっているわけでございますが、国鉄の今言った第四種、第三種という踏切の数を調べてみますと、第四種が百七十四、第三種が四百八十七と、非常にまだたくさんの数を残しているわけでご……

第104回国会 運輸委員会 第5号(1986/04/02、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 最初に運輸省にお伺いいたします。  分割・民営会社に引き渡す資産のうち、新幹線、そして関連事業、出資株式、それ以外のものは簿価で引き継ぐということになっていると思いますが、そのとおりでございますね。
【次の発言】 国鉄に伺います。  東京、札幌、大阪、神戸等の駅の各構内の用地の面積、そしてそのほか価格幾らになっておりますでしょうか。
【次の発言】 今おっしゃいましたその数字を例えば坪当たりにしてみますと、東京駅の場合は今時価一億とも言われておりますけれども、その坪当たり今の簿価で割ってみますとわずかに八千二百円という価格になります。札幌駅の場合にも坪八千百十八円、私でも買いたい……

第104回国会 運輸委員会 第10号(1986/05/08、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 新たに第七次港湾整備計画というものをお出しになる以上は、昭和三十六年以来第六次までに至るこの港湾計画が実質的にはどうであったか、そういう総括が正しくなされて次の新しい計画に入れる、そう思うわけです。  そこで、時間もございませんので、まず大臣に御所見を伺いたい。いろいろな総括の角度はあろうかと思いますけれども、港湾に関していえばやっぱり取扱物量というものが非常に大きなウエートを占めると思うわけでございます。私ども資料で調べましたところ、例えば港湾取扱貨物量、六十年目標値と第六次五カ年計画の場合の目標が、室蘭でいいますと六千六百二十五万トン、これに対して実績は三千三十七万トン、そ……


小笠原貞子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院13期)

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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1985/04/19、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、今回の年金改正法の重要な柱と言われております婦人の年金権を確立するという婦人の問題から質問をしたいと思います。  政府は、今回の年金法の改正によってすべての婦人に独自の基礎年金を支給することによって婦人の年金権の確立を実現するように言われておりますが、本当に婦人の年金権が確立すると言えるような内容になっておりますでしょうか、まず最初に概括的に伺いたいと思います。
【次の発言】 基本的な問題なので大臣にちょっとお伺いしたいのですけれども、年金権の確立といいますのは、今おっしゃったように加入する権利がある加入権、受ける権利がある受給権、そしてまたその年金によって生活できるとい……

第102回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1985/04/17、13期、日本共産党)

○小笠原貞子君 共産党の小笠原でございます。  私、国会に出ましてことし十七年目になりますのですけれども、本当に婦人の力が盛り上がるとこんな大きな力になるのかなとつくづく経験したのはこの法案に関してでございました。衆議院から参議院に回りました。中でも毎日たくさんの傍聴などが来てくださいますし、衆議院段階では継続審議に持ち越すと、また初めて婦人問題で集中審議をするというようなことも国会の中で起こりまして、やっぱり婦人が意識して立ち上がったら随分大きな力になるなと非常に感動を持ってこの法案も見、運動を見てきたわけでございます。国連の報告書を見ますとこういうのがございました。婦人は人口の二分の一を占……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

小笠原貞子[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-12期-|13期|-14期-15期
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