小笠原貞子 参議院議員
11期国会発言一覧

小笠原貞子[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期-15期
小笠原貞子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小笠原貞子参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

小笠原貞子[参]本会議発言(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 参議院本会議 第9号(1977/11/14、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、健康保険法等改正案について質問いたします。  いま中小企業は、労働者はもとより、事業主も、不況とインフレ、円高のもとで大変な苦労をしております。ところが、政府、自民党と新自由クラブは、この改正案で、初診時患者負担を二百円から七百円に、入院時負担分を一日六十円から二百円に引き上げるとともに、わずかなボーナスからも新たに強制的に保険料を取ろうとしています。総理、あなたは、この負担増が不況にあえぐ中小企業家とその労働者にどんなに打撃を与えることになるか、真剣にお考えになったことがあるでしょうか。まず、この点についてお伺いしたいと思います。  いままで二百円……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 参議院本会議 第2号(1977/12/09、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、健康保険法等改正案に反対の討論を行うものであります。  御承知のように、この法案は、十一月二十五日、ついせんだって前国会で審議未了、廃案になったばかりのものであります。広範な反対の世論があり、労働者は二波にわたるストライキまで行い、悪法廃案を要求して闘いました。私は、まず廃案になった直後に、この国民の意思を無視して厚かましくも再び提出した自民党政府に強く抗議するものであります。  同時に、廃案になったものが一転修正成立に至った経過、修正成立に手をかした政党も当然世論の批判を受けなければなりません。十二月六日、わが党を除く与野党幹事長・書記長会談で、ま……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 参議院本会議 第11号(1980/04/25、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、厚生年金保険法等の改正案につき質問をいたします。  先日、私のところに手紙が参りました。その要旨は次のようなものでございました。  私は、復員後、三十四年間、中小企業で一生懸命働いて、昨年、体も弱り、六十歳で退職いたしました。退職金は三百万円。現在は月八万円の厚生年金だけがただ一つの収入。灯油や電気、ガス代等の相次ぐ値上げで生活は苦しく、悠々自適とは全くほど遠い生活です。それにつけても、数億円も賭博で負けた国会議員やKDDの賄賂ぶりを見るにつけ腹が立ってなりません。  とあり、そして最後に、  ぜいたくを望むわけではありません。せめて心配のない生活が……

小笠原貞子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

小笠原貞子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1977/09/16、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 どうも専門的な立場からの御意見をいただきましてありがとうございました。  まずお伺いしたいのですけれども、先生方が専門的な立場で研究していらっしゃることが直ちに行政の面に反映されて、そして予防というものが的確に行われるというような体制にあるかどうかということが一つの大きな問題だと思うのです。そうでなければ研究が研究に終わってしまうということになりかねないと思います。今度、人身事故というものが全然ありませんでしたから、だから何事もおさまってきているわけですけれども、実は私札幌で地元が近いものですから、しょっちゅう情報も得、行ってもおりました。みんな経験で知っているわけですね、明治……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 いま日本は経済大国と言われるような状態の中で、その中に生をうけた子供たちが口唇裂・口蓋裂というような、健康状態ではない生まれのために泣かされている。そして二十万からの親子がいまなお泣きながら、全く福祉の谷間に置かれているというこの口唇裂・口蓋裂の問題について、大臣初めまた委員長初め、各同僚議員の御理解をいただいて、一日も早くこういう悲劇をなくしていきたい、そういう立場で質問をしたいと思います。  まず、私たち婦人にとって、またお父さんにとってもそうです、子供が生まれるということは本当に喜びなんだけれども、生まれた子供がいわゆるみつくちと言われる兎唇、そして口をあけて中を見ればぱ……

第82回国会 社会労働委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 北海道炭礦汽船株式会社の退職金についての未払い問題、不払い問題という大変具体的な問題について大臣の御所見を伺い、その善処方をお願いしたいと思います。  まず最初に、法律上の確認をしておきたいと思うのですけれども、労働協約で退職金は退職後一週間以内に支払うと明示されており、そして本人もこれを請求している、それにもかかわらず会社が支払わない、こういった場合には労働基準法第二十四条違反というふうに解釈されると思いますが、その点についていかがでございますか。
【次の発言】 それでは次に伺いたいのですけれども、まあ北海道炭礦汽船株式会社、私たち北炭と申しておりますが、五十一年度五十二年度……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に被爆者援護の問題についてお伺いしたいと思います。  きょうから三千五百万を目標に署名運動が始まりました。そして被爆者の方たちのことを考えますと、被爆後三十二年たちました。そして苦しい中で弱い体にむち打って被爆者の方々は立ち上がり、そして訴え、またその訴えを聞いたたくさんの平和を願い、被爆者の立場を考える人たちによってやっと運動は大きく発展してきたと思います。特にことしの八月には、国連の非政府機関NGOの主催で被爆問題国際シンポジウムというのが開かれました。その中で、たくさん集まられた国際代表は、われわれもまた皆被爆者であるということをアピールの中で言っております。つま……

第82回国会 社会労働委員会 第6号(1977/11/17、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 雇用、失業問題が大きな社会的な問題になりまして、そしてそれなりに政府としてもいろいろと御配慮もいただいておりますし、また、いまかかっております法案についても、これも一つの前進になろうかと思います。しかし、これ以外にたくさんの業者、中小零細業者が非常に深刻な状態に置かれているということは御承知のとおりです。特に円高になりましてもう大分になりますけれども、この円高によってまた非常にこの問題が輪をかけた深刻さになってまいりました。それにまた輪をかけましてもうすぐ年末というような状態でございます。先ほどからいろいろ御答弁いただきました、調査を待ってからと、いま調査中とおっしゃったわけで……

第82回国会 社会労働委員会 第7号(1977/11/22、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私、この問題について代表質問を国会でいたしました。その準備をする段階、そして引き続いてきょうの質問をする準備の段階で、私、部屋で仕事ができないくらいたくさんの方々がお見えになりました。そして、十九日には請願の締め切りでございました。一万や二万の請願なら、私軽く抱えるんだけれども、本当に重くて、下手してぎっくり腰になったら大変だと思って、抱え切れないような請願を秘書が持ってまいりました。そしてまた、前回も今回もたくさん傍聴の方が来ていらっしゃいますし、二十四日にはまた労働組合もストライキを打ってでも生活、命を守るという大きな運動になってきております。  そういう中にも、私の部屋に……

第82回国会 農林水産委員会 第1号(1977/10/05、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 小麦の作付面積最盛時が二十六年で、七十四万一千ヘクタールでした。そして、四十八年には約十分の一に下がった。そこで大変だというので、奨励金というのが出されました。しかし、四十九年には八万三千ヘクタール、そして五十一年には八万九千ヘクタールと、これは横ばいという程度にしかすぎません。また大豆を見ますと、二十六年最盛時の作付面積四十二万六千ヘクタールに対して四十八年には五分の一、御承知のとおりに下がってしまいました。そして、これも四十九年から奨励金が出されたけれども、五十一年は相変わらず八万三千ヘクタール、四十九年に奨励金がつけられたときの九万三千ヘクタールよりも下がっている。こうい……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 社会労働委員会 第1号(1977/12/08、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 いま、委員長からおっしゃいましたように、理事会では、質疑抜きで採決ということが決定いたしました。しかし、私といたしましては、共産党といたしましては、討論をすべきである、質疑をすべきである、こう考えております。(「おかしい、おかしい」と呼ぶ者あり)  その理由は、まず国会というのは審議の場であり、そしてこの前、当委員会においても、十五日、二十二日、そして国会の最終日の二十五日に至っては午前零時過ぎまで、この委員会は審議をする場として設けられていたわけでございます。ところが、開会されまして、まだ十日の会期末までには二日間の会期がございます。だから、私は討論をすべきだと思います。(「……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1978/08/07、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず大臣にお伺いしたいと思います。  不況下で失業問題、そして雇用問題というのは、いま労働行政の中で最も緊急で重要な問題だという認識については、大臣初め政府側の皆さん、そしてわれわれとも認識は同じ立場であったと、そう思います。また大臣にも、この問題は非常に深刻に考えて積極的に努力するというような御決意を伺ったわけでございますけれども、まあ大臣が幾ら御決意なさいましても、その決意を実践するという具体的な面が裏づけになりませんと、御決意だけに終わってしまうというふうに考えられるわけでございます。何よりもまず雇用を創出しなければならないという点については、この前の委員会でも職業安定所……

第84回国会 社会労働委員会 第5号(1978/03/23、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 時間的制約もございますので、お伺いしたい問題を若干の問題にしぼってお伺いしたいと思います。  昨年も北炭の労働者の退職金問題につきまして質問をいたしまして、その後、いろいろ御検討、御配慮もいただきまして、五十一年度分の退職金については解決がついたということで喜んでおります。しかし、五十二年度分というのがまだ全く支払われるという現実のものになっていないということが一つの大きな問題になっているわけです。実は三月の十日に私夕張へ入りました。三月の十日と言いますと、もうこちらは春でございますけれども、夕張の山の中は大変深い雪でございました。昨年、退職金の問題を扱ったということで、皆非常……

第84回国会 社会労働委員会 第6号(1978/04/06、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず第一に、個人持家融資制度の問題からお伺いしていきたいと思います。  財形貯蓄の一つのねらいは個人持家を促進するということにあると思います。そして分譲融資というのは制度発足当時から推進されてきております。いま労働者、働く者は生活を守るために必死になっております。そして、資産を残すというよりも、むしろ収入の中で大きな割合を占める住宅費に苦しめられて、持ち家を何としても持ちたいというような点で努力は大変なものでございます。そういうことから考えると、いまや財産形成などというものにはほど遠いという現状をまず最初に認識をしっかりさせていかなければならないと思います。その上、加えまして不……

第84回国会 社会労働委員会 第7号(1978/04/11、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 きょうはスモン対策について具体的にお伺いしたいと思います。  三月三日に続いて、昨日も全国から四百人近くの患者さんそして弁護団の方々が厚生省と交渉をなさいました。私はその両方にも参加させていただきました。決して厚生省に対する陳情ではなくて、北陸スモン訴訟判決によって勝者となった患者さんたちが、敗者となった政府、厚生省に対して当然の要求としての交渉だというふうに位置づけなければならないと思います。そういう状態から考えまして、せっかくきのう四百人の方々がいらっしゃったのに、人数は制限される、時間も、お忙しい中だったと思いますけれども、制限される、そして責任者である厚生大臣も御出席い……

第84回国会 社会労働委員会 第9号(1978/04/18、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 去る二月の十日、いま大臣おっしゃいましたインドのインパール、コヒマ地区の遺骨収集作業を終えて厚生省の遺骨収集団が帰国されました。その帰国されたとき、今度は初めて陸上自衛隊の中央音楽隊が出迎えて、追悼曲を奏でられた。新聞報道にも出ております。今回初めて自衛隊が出てきたというのはどういう理由でございますか。
【次の発言】 大臣にお伺いしたいのですけれども、いまいろいろ御答弁がありました。いまおっしゃったように、硫黄島の場合には海上自衛隊のお力を借りられた。いろいろ技術的な面でも自衛隊の力を借りるということを一つの理由にお挙げになって――これはそういうこともあろうかと思います。しかし……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/27、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 長引く不況に加えて、ますます深刻化していくという不況の中で、いま出されました職訓法の一部改正が漸次進められてきているという点について評価することはやぶさかではございません。しかし、私が最も言いたいことは、職業訓練が訓練のための訓練であってはならない。その訓練が雇用に結びつく訓練でなければならないという雇用との関係の問題それからまた、働くということは、これは人間と動物との違いの大きな点でございまして、働くことは食べるだけのものではなくて、働くことによって、自分の能力で社会に貢献できたと、そういう喜びがあって本当の労働という問題が考えられるのではないか。そして、その観点から考えれば……

第84回国会 社会労働委員会 第13号(1978/05/09、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 国民年金に対する期待と関心というのは近年非常に高くなってまいりましたし、いろいろ御質疑を伺わせていただいている中で、制度審なりまた基本懇なりでいろいろ御審議もいただいているわけですけれども、やっぱりこんなに年金に対する期待と関心が多くなったということは、何といってもやっぱり安心して暮らせるその保障がほしいという、それに尽きると思うわけでございます。年金の問題に関しましては、いろいろと各制度間の格差の是正の問題とか、また制度の統合の問題、そして負担の問題といったような本格的な解決、制度の充実ということから考えますと、いろいろ御審議いただいている中で、まだまだ問題が残されて今後にか……

第84回国会 社会労働委員会 第14号(1978/05/11、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私は日本共産党を代表して、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案についてその提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  日本経済の構造的危機のもとでいま失業者の増大が大きな社会問題となっております。完全失業者は昨年一月に百万人台を超えて以来十五カ月間連続し、本年三月には百四十一万人に達しております。こうした深刻な雇用・失業の事態にもかかわらず、大企業においては減量経営を目指し、解雇、配転、出向など一方的な人減らしを進めようとしております。  フランス、イタリア、西ドイツなどの諸国では、週四十時間労働制、週休二日制は相当以前から実施され、制度としては国際的常……

第84回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1978/04/12、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず、大臣にお伺いをしたいと思います。  現在、物価問題を考える上で特に注意しなければならない、していただきたいのは、過剰流動性、インフレの問題だと思うわけです。すでに御承知のように、新聞などでもたびたび警告の声が出始めております。急激な円高によって日銀が買い支えた額二兆七千億にも達しているというふうにいわれております。この二兆七千億という額を見ますと、狂乱物価直前の昭和四十六年八月から十二月までの五カ月間の外為会計の払い超に匹敵するというような額になっております。さらに最近、異常な株高というのが問題になっておりますが、こういうふうに見てみますと、いまインフレの火薬庫――インフ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 社会労働委員会 第1号(1978/10/17、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 本日はリハビリ医学についてお伺いしたいと思います。  まず、厚生大臣に最初に御所見を承りたいと思うわけでございます。  実は七月の二十六日に私の夫を亡くしました。高血圧で倒れまして六年七ヵ月の闘病生活をいたしました。医学が進みましたものですから命は助けられますけれども、残された慢性的な障害というので非常に苦労いたしました。それから、今月の六日には私の母を失いました。これも八十九歳でございました。そういうような、私自分のことを通しまして、障害者の方々や御家族の方、またお年寄りの方々と非常に問題を話し合いをいたしまして、いまリハビリ医学というものは非常に重要な時期になっているという……

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 いま深刻なこの不況下の中で、これ以上失業者を出さないために、また同時に、離職した方々の職場を創出し、働く者の暮らしと権利を守るという非常に重大な課題がこの法案審議に当たって課せられていると思うわけでございます。そういう大事な中で、一番問題にしなければならない重要な点が私は三つあると思うのです。  その第一の問題は、この深刻な経済危機というのは、天然現象で起きたわけではない。こういう現象が、こういう経済危機が、特に構造的危機と言われるような問題がなぜ起こってきたかというのが最初の問題でございます。で、わが党がいつも言っております。これはいま言いましたように天然現象ではございません……

第85回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1978/11/16、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、有珠の泥流災害の問題に関してお伺いしたいと思います。  国土庁にお答えをいただきたいのでございますが、有珠の災害では人命事故がなくてということでほっとしておりましたが、御承知のとおりついに三人の犠牲者を出すというような状態になりまして、今度の泥流災害でこちらも調査に入りましたけれども、非常に心配いたしますことは、いまいろいろと対策を立てて工事などもしていただいているわけですけれども、いまの見通しでいまの程度やっておけば、今後もうこういうような本当に大変な災害というものが起きないで済むのだろうかということが皆さんの非常に心配で、私も心配でございます。その点、今後大丈夫……

第85回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1978/10/18、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 具体的な問題なので、いままでの質疑を伺っておりますと、大体重なった問題になりますので、私端的に質問させていただきたいと思います。  先ほどから聞いておりまして、実は私北海道なんでございます。北海道というのは大変いいところで、お国自慢をしょっちゅうしております。その一つは北海道にはゴキブリというのがいないのですよ。それが私は北海道の一番いいところだといままで言っていました。ところが、ネズミの問題で、いよいよ北海道まで大分前に行っているわけですよ。先ほど伺っていますと、国会にも何かネズミが入ってきているような御発言もございまして、これはネズミが大分しぶといネズミになってゴキブリ化し……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 社会労働委員会 第4号(1979/03/27、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 国際児童年がマスコミを通しても大きく宣伝されている中で、私たちにとってやっぱり一番そこに期待するものは子供の幸せな生活、健康、健全な成育ということが一番望まれるわけでございます。お祭り騒ぎになるのではないかという心配も一方にありながら、厚生省としても母子保健法の抜本改正に目をつけたいと、そしてまた母子保健制度基本問題検討費というものも予算にお組みいただきました。そしてまたその検討の課題の中に、第一に新生児の死亡率低下や先天性障害児に対する医学的研究のあり方というような問題もお取り上げいただきましたので、大変私たちは期待するところでございます。先ほど目黒議員からもいろいろと質疑が……

第87回国会 社会労働委員会 第5号(1979/04/24、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 橋本大臣はまだお若くて、戦争の経験は子供のときしかないというお話で、それは確かにそうだと思います。大臣、テレビなんか余りごらんになる機会はないかと思いますけれども、NHKで「名曲アルバム」というのをやって、私大変いい番組で好きなんですけれども、四月から新番組になりまして加藤登紀子が「琵琶湖周航の歌」を歌っていますね。お聞きになったことありますか、忙しくてありませんか。簡単でいいです。
【次の発言】 いや、あれは見なくても聞こえますから。その問題出しましたのは、私あの曲を聞くたびに胸が痛くなるんですよ。と申しますのは、あれは三高の寮歌でございましてね、あの寮歌をテレビで聞きますと……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 新しく栗原労働大臣の登場で、いろいろ積極的な意欲をお持ちであろうと期待もし、質問をしていきたいんですけれども、時間の関係もございますので、具体的な問題を通して、そのお答えによってその姿勢はどの辺にあるか採点をしていきたいと、そう思いますので、ぶっつけ具体的な問題に入らしていただきたいと思います。  まず、北炭夕張の問題でございまして、これはもう当委員会で私何回も取り上げてきた問題でございます。夕張新鉱はいま再建計画の最中でございます。労働者も非常にこれには協力もし、何とか再建したいという意欲でございます。しかし、その労働者にとって言わせれば、生産計画そのものがネコの目のように変……

第87回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1979/04/25、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 大平内閣が誕生いたしまして、ことしの一月二十五日、大平大臣は衆参両院の施政方針演説の中で、経済成長至上主義の時代はもう済んだ、これからは文化重視の時代に持っていかなきゃならないという意味の大変格調高い御発言がございました。本音とたてまえはどの辺のところかなと、ちょっとまゆつばものだと聞いていたわけでございますけれども、確かにこの指摘は大事なことでございます。私なども考えておりましても、経済成長の時代に物は与えられて、そして大事な心は奪われてしまったのではないかという点から、私はやっぱりいまというのは人間性が本当に豊かなそういうものになっていかなければならない、そして経済至上主義……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 決算委員会 第1号(1979/11/15、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 時間がわずかしかないので……
【次の発言】 いや、こっちは能率よくやりますけれども、向こうの答弁が能率が悪いので時間がずいぶん延びる。  大変時間の短い中になってまいりましたので、それでは重要な要点だけお伺いしたいと思います。  いま問題になっておりますように、鉄建公団からKDD、そして各地方、中央官庁、そしてあげくの果てには国会も一カ月休店でカラ国会などというように世間が言われる中で、これは一つのまた地方の問題ですけれども、通産局の札幌鉱山保安監督局も同様なことのカラ出張がございまして、会計検査院がお入りになったということを伺っております。いつお入りになって、その概要はどうで……

第89回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1979/10/30、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 ちょっと一言。こういう情勢の中で、物価問題が非常に深刻になってまいりましたし、やっぱりこの特別国会の中で物特の委員会をぜひ開いていただきたいと希望いたしますので、理事の皆さんともお諮りいただいて、御検討いただきたいと思います。


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 社会労働委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 藤波労働大臣とはきょうが初めての質問になりますので、まず最初に、大臣としての御見解を伺いたいことがございます。  実は、いま問題になっております日税連からの政界工作の献金問題というようなのが毎日新聞などで大きく取り上げられておりまして、私も大変関心を持ちましてずっと見てまいりましたら、はからずも大臣のお名前が出ておりました。そして、わが党がいろいろ問い合わせましたら、税政連はほとんどこの領収書をもらっているというようなお答えでございました。大臣お受け取りになっていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 それで、私どもといたしましては、税政連の財務委員会の安井副委員長が、五十万……

第90回国会 商工委員会 第1号(1979/12/06、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、北海道電力の値上げ問題について大臣にお伺いしたいと思います。  地域独占である電気事業というのは、公益事業としての規制を受けますし、当然その料金値上げについて政府、通産大臣は認可をなさるわけです。その認可なさる場合には、厳正でかつ慎重な査定をすると、そういう立場に立っていらっしゃると思いますが、いかがですか。簡単に、そうだ、そうじやないと簡単にお願いします。
【次の発言】 当然そういうお答えだと思います。ところが、そのお答えとは逆な問題が起きております。つまり、北電は申請いたしましたのが十一月十六日でございます。大臣が十一月九日に記者会見をなさっていらっしゃいます。……

第90回国会 農林水産委員会 第2号(1979/12/07、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に軽種馬問題についてお伺いしたいと思います。  軽種馬、御承知のように生産過剰になっておりまして、五十一年以降自主的な生産調整に努力をしてこられておるのは御承知のとおりだと思います。しかし、その金融面は非常に逼迫をしております。もうそちらにも軽種馬生産農家の経営安定に関する金融措置に関する要請書というのが届いていると思います。で、特に本道におきましては、その歴史的な、また気候的、土地的な条件の中で日高が主体となっておりまして、生産頭数全国八O%を占めておりますし、地域農業の基幹作物となっているわけでございます。しかし、先ほどの非常に金融が逼迫しているというような中で、そ……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 まず最初に、スモンの問題から入りたいと思いますが、もう本当に長いことかかりました。何としても早期に解決していただかなければならない、そのためにももう一度薬害としてのこのスモンという問題が、どんなに患者の方々、家族の方々にいま深刻な状態をつくり出しているか、その患者や家族の立場に立って、いまここでもう一度見つめ直すことが必要ではないかと私つくづくそう思いました。  十三、十四、十五とスモンの方々が全国からお集まりいただいて、そしてまたいろいろと交渉などなさったわけでございます。東京はもう梅が満開で沈丁花が咲きまして春でございます。北海道からいらした方と、私、北海道なものですから懇……

第91回国会 農林水産委員会 第3号(1980/03/07、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 道漁連の問題について伺います。  百三十億という欠損金が出たということなんですけれども、ずばりお伺いしたいんですけれども、大臣、この百三十億の欠損というのは西村課長の空売りがすべてであるというふうにごらんになっていらっしゃるかどうか、簡単にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それじゃ次に伺っていきます。  本当にこの問題は非常に大きな問題になっているわけなんですけれども、大きな問題になっているのにもかかわらず、私がいろいろお伺いしたりしておりますと、本当に水産庁は本気になって真相究明をやろうとしていらっしゃるかどうかという点、非常に私は残念に思います。道漁連がこれまで……

第91回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1980/02/20、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 通産省にお伺いいたします。  二月一日衆議院の予算委員会で不破議員が質問いたしました。そのとき森山エネルギー庁長官、三十ドルをある程度上回る、五十五年度の原油価格について。それほど大幅な値上がりはないものと想定すると、そう御答弁をいただきました。先ほど安田公益事業部長も五十五年度の見通しとしては大幅な値上がりはないと見ていると、こういうふうに同じ趣旨の御答弁をいただきました。で、二月一日ですね、北電の認可されましたのは。この認可された原油価格について言えば、当然他の八社も情勢として変わらないというふうに思われますから、このことが査定の根拠の大きな要因になるというふうに考えると当……

第91回国会 予算委員会 第8号(1980/03/14、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 物価の情勢というのは非常に深刻な情勢になっております。国民のみんなが、一番問題は何だと言うと物価不安と言うのははっきり出ております。  二月の卸売物価の状況、そしてその中での特徴的な問題はどういうふうにとらえていらっしゃるか、経企庁からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 まあ狂乱物価以降の最悪の事態と言うことができると思いますし、非常に消費財にも波及してきている。その中でも電力、ガスというような公共料金の値上げというのがいまの問題として非常に大きく取り上げられているし、産業の米である鉄の値上げが認められたとすると、これは非常に深刻な情勢をまた深めていくと、そう思うわけ……


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各種会議発言一覧(参議院11期)

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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/03/28、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 ごらんいただいたと思います。きっといい風物だなと思っていただけると思うんです。私も小樽近うございますから、もう小樽に行くたんびにこの運河に行きまして、そしてこの石造群をながめますと、本当に殺伐としたいまの中で、心が休まる思いがいたします。この小樽というのは、いまは経済的に非常にさびれてきた町でございますけれども、北海道開拓に占める小樽の存在という立場から見まして、私はこの運河と石造群を何としても守っていきたいという立場から、これからお伺いするわけでございますが、これは私が申し上げるだけではなくて、村松貞次郎東大教授、この方は神戸の異人館ですね、それから長崎のグラバー邸のある南山……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1980/03/18、11期、日本共産党)

○小笠原貞子君 私角度を変えまして、原価計算の中に入っております他社購入電力という問題についてお伺いしていきたいと思います。  この他社購入電力と申しますのは、各電力会社が電源開発とか共同発電、または自治体などの公営発電から購入するという料金だと思いますが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 おのおのその卸売電気事業者が値上げしますときに手続はどのようになっておりますでしょうか。時間の関係ございます、簡潔にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、査定が終わり、すでに認可されております北海道電力を例にして具体的にお伺いしたいと思います。  北海道電力の場合は他社購入電……



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データ更新日:2022/12/18

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