このページでは小野明参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○小野明君 私は、ただいま議題となりました本国会を三日間延長するという提案に対し、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党並びに二院クラブを代表して、反対の討論を行なうものであります。(拍手) 私は、まず、国会の会期そのものについて明らかにしなければならないと考えるものであります。国会の会期とは、端的にいえば、相撲の土俵にたとえられるものであり、国会法の規定の趣旨は、会期内に可能な限り諸案件の審議を終了すべきであって、会期の延長は、あくまでも例外的に容認されるものであります。例外的とは、国民の期待にこたえるためにはいまだ法案の審議が十分なされていないこと、加えて、会期延長によって、その法案の内……
○小野明君 私は、日本社会党を代表し、いま国民生活の最大脅威となっておる商社等の投機行為とその抑制策について、政府の見解を求めるものであります。 まず、総理に政府の基本姿勢についてただしたいのであります。 すでに物価騰貴と商品投機の根幹とも見られてまいりました土地価格は、総理御存じのとおり、あなたの一枚看板ともいうべき「日本列島改造論」が発表され、あなたが「決断と実行」の政治スローガンを掲げて総理になられて以来、全国的に著しい値上げ運動を続けているのであります。そして、土地から株に、さらには大豆や米など国民の日常生活必需物資にまで投機の波は拡大をしてまいりました。大企業の土地買いが日本の全……
○小野明君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました文部大臣奥野誠亮君の問責決議案の趣旨説明をいたします。 まず、決議案文を読み上げます。 文部大臣奥野誠亮君問責決議案 本院は、文部大臣奥野誠亮君を問責する。 右決議する。 理 由 文部大臣奥野誠亮君は、国の教育行政に重大な責任をもち、憲法及び教育基本法を基礎に大任を果たすべき職責にあるにもかかわらず、八月三十日の全国都道府県教育委員長、教育長協議会における発言のごとく、教育労働者のスト権を公然と否定し暴言をはくなど、みずからの重責を放棄してきた。 また、国民多数の批判する筑波大学法案の強引な成立を企……
○小野明君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十九年度予算三案に対し、反対の討論を行ないます。 日本経済の現状は、田中内閣の相次ぐ経済政策の失敗によって、卸売り物価は対前年比上昇率で三七%、消費者物価は同じく二六%、国際収支は年間百億ドルをこえる赤字、GNPの成長率は名目で三七、八%という高さにあるのに対し、実質の成長率は五、六%という異常な状態にあります。このような経済状態のもとにあって、企業は相次いで便乗値上げを行なっているのに、政府は何ら有効な規制策をとらず、国民生活はインフレと物不足に悩まされ、年金生活者や働く能力を持たない低所得者は、物価の高騰によって日用品さえ満足に買えない状態に……
○小野明君 ただいま議題となりました日本勤労者住宅協会法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本案は、日本勤労者住宅協会の業務の範囲を拡大し、同協会が譲渡する住宅等を購入する厚生年金及び船員保険の被保険者に対して、同協会が年金福祉事業団から借り入れた資金により、その取得に必要な資金の貸し付けを行なうことを加えるものであります。 委員会におきましては熱心な質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録で御承知願います。 質疑を終局し、討論に入りましたところ、別に発言なく、採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いた……
○小野明君 関連。これだけ悪質な選挙違反、逮捕者も五十名を出ておるというのですが、出納責任者については任意取り調べということですが、それは事実ですか、公安委員長。
【次の発言】 おかしいじゃないですか。これだけ悪質で、五十名も逮捕されておって、国民注視の的にある黒住派の選挙違反で出納責任者をどうして逮捕しないのですか。故意に泳がせておいて、そしてもみ消しの期間、あるいは理由をつくる、こういうふうに非難をされてもしかたがないじゃないですか。どうして出納責任者を逮捕しないのですか。あるいはまたどうして……、本人は取り調べておるのかおらぬのか。この点、二点をひとつお答えいただきたいと思う。
○小野明君 大臣にお尋ねをいたしたいと思います。ニクソン声明以来、わが国だけではなくて、世界各国におきましても、国際通貨の不安にさらされておる。特にわが国の中小企業というものは非常な混乱におちいっておりまして、きわめて深刻なものがあると思います。この責任は、ただアメリカが悪いのだ、アメリカだけにあるのではなくして、やはりドルのかさのもとに、GNP第一主義で突っ走った佐藤内閣にも大きな責任が私はあると思います。政府におきましては、今回のこのアメリカのドル防衛策、このドル・ショックというものを教訓にいたしまして、新しい経済政策を求めてしかるべきではないか、経済政策の転換をはかるべきではないか、この……
○小野明君 八月の下旬に、七月の十五日に行ないました教員組合の休暇闘争、これに対しまして福岡の県教育委員会が懲戒処分を、いわゆる行政罰を行なっているわけであります。このことはすでに大臣も御承知であろうと思いますが、この処分の理由、並びにその概要について簡潔にひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この処分の理由というのは、いま局長は御説明になりませんでした。それはどうせ大臣からあると思いますが、この前に、この八月二十八日の前に全国教育委員長会か、教育長会か、これが持たれまして、その席上大臣が出席になり、いわゆる争議行為に対しましての見解、あるいは方針などをお述べになったようにお聞……
○小野明君 どうも御苦労さまでした。大体公述人の皆さんに一点ないし二点ずつお伺いをいたしたいと思います。 まず西井先生にお尋ねをいたしますが、確かにおっしゃるようにですね、衆議院におきます協定の審議というのはわずか一日半しかなかったわけです。強行採決がありまして、憲法の規定によりまして一カ月たちますと自然成立、したがって、参議院では二十三日に自然成立するわけであります。しかし、強行採決がありましたために、参議院の審議が全く骨抜きといいますか、参議院の自主性をそこなうこの自民党のやり方に対しましては、先生と同様の大きなふんまんを持っています。しかし、それかといってですね、わずか一日半の審議であ……
○小野明君 私は、北九州市におきます教育研究会の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。それで、文部省は言うまでもなくこの教育行政全般に対しまして指導し助言をするという責務があると思うわけでありまして、本日お尋ねをいたします問題は、北九州におきますほんの一例といいますか、ささやかな例を若干お尋ねをしたいと思うのです。 それで、北九州に教育研究会というのが発足をいたしました。これは昭和四十五年の十一月二十一日と思います。これに対しまして国から補助金が出ておるわけです。従来は、四十五年度の決算につきましては、教職員の研究会というものについては、北九州小中学校教職員教育研究会、これに対しまして、……
○小野明君 海洋博の準備もかなり進んでまいっておるようでございますが、この要綱を拝見させていただいても、海洋博を開催するという目的、ねらいというものは出ておらぬような感じがします。そこで、沖繩の経済開発なり将来展望を含めまして、この海洋博の開催をされるねらい、あるいは目的、そういうものについて御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 経済発展に資するという目的、それはよくわかりますが、関連公共施設等を整備する、大阪の万博の成功程度に持っていくといいますと、いまからちょうど三年あるわけですが、年数からいいましても、かなり無理が出てくるように思います。その辺はいかがなものですか。
○小野明君 この前、大臣がおられませんときに、かなり詳細に質問を申し上げておきました。
大臣にお尋ねいたしたいのは、この沖繩海洋博におきまする資金計画というのは、大体海洋博関係で四、五百億、関連公共事業で約一千億、このように承っておるわけでございます。そういたしますと、やはりこの海洋博を成功させることにねらいをおきました各省庁の協力関係ということがきわめて大きな要素になろうかと思います。その辺でそれが期待できるのかどうか、大臣の御所見をいただきたいと思います。
【次の発言】 それと、やはりこれは地元の協力関係ということが非常に大きな問題であろうかと思います。まあ現地沖繩のほうもこれを切望して……
○小野明君 景表法につきまして質問をいたしたいと思います。
この改正は、権限を地方自治体におろすというものでありまして、たびたびの衆参両院での審議の中で要望されておった件でもあり、私も賛成をするわけでございますが、地方自治体にその権限をおろすというこの改正案につきまして、地方自治体の協力の体制といいますか、これを受け入れる体制というのはどのようになっておるのか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 地方自治体との協力と同時に、中央におきます各省との協力、この点が非常に大切ではないかと思います。いろいろ公正競争規約等が各省所管の事項においても行なわれておるわけですが、聞くところによりますと、……
○小野明君 最初に、公安委員長にお尋ねをいたしたいと思います。
去る四月六日夕刻でありますが、新鶴見の機関区におきまして、神奈川県警の機動隊が、たてやあるいはガス銃を持って乱入して組合員に暴行を加えた、こういう事実があるようであります。これについて公安委員長の見解をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま公安委員長は、この暴行事件がすでに行なわれておる、こういう認識のもとに派遣をしたのだと、こういうことでありますが、これは事実に相違するのではありませんか。これは四十七年四月の七日、国鉄が正式に発表した情報によりますと、そういうことは記載されていない。特にまた、これは一一〇番をした人に……
○小野明君 この法律は、消費者保護基本法によって成立を見ていると思います。この法律の七条によりますと、保護基本法の七条ですが、「危害の防止」という項に「国民の消費生活において商品及び役務が国民の生命、身体及び財産に対して及ぼす危害を防止するため、商品及び役務について、必要な危害防止の基準を整備し、」云々とあります。商品につきましては、この法律によって不満足、不十分ではありますが、かなり内容が盛られていると思います。しかしながら、この役務という面になりますと、いかなる内容について、いかなる問題について今後この基本法の趣旨に沿って制定を見るのかという点が明らかでございません。これは通産省だけではな……
○小野明君 宇野先生にちょっとお尋ねをいたしたいと思います。 先生のお話でよく背景というものがわかったわけでございます。売り手をチェックしなければならぬということが趣旨でこの法律案ができておるということであります。ところが、いま高田参考人がいろいろ問題点を述べられておりますように、あるいはいままでのいろんな消費者運動の経験からまいりました問題点等をお述べになっておりますが、先生が、この法律案について一番大きい問題点といいますか、それはもちろんお考えになられておると思うんでございますが、それらにつきまして、まあこういうところ、こういうところというふうにひとつ御説明いただければ幸いと思いますが。
○小野明君 前回に引き続きまして、若干質問を続けたいと思います。 この法案の第二条で、この前の御答弁でありますと、特定製品を今回は予算上二十ぐらいであるけれども、さらにこれを漸次拡大をしていく、こういう御答弁があったと思います。私どもとしては、安全マークの張られた商品を多く指定をしてもらいたいという要求があるわけでありますが、そうすると、法文上、「特に危害を及ぼすおそれ」という表現がございます。この法律案の随所にこの表現は見られるわけでありまして、この特定製品の指定を広げていくという場合に、「特に危害を及ぼす」といいますと、非常に特定少数範囲に限られてまいるという解釈に勢いなってまいると思う……
○小野明君 工場立地法について質問をいたしたいと思います。
これは従来工場立地の調査と、こういう法律案であったわけですが、環境の保全というような修正にも見られますように、公害防止という観点から工場立地法になったようでございます。それで、衆議院でも今回の法改正について大臣も説明をなさっておるようでございます。冒頭に、いかなる点におもなねらいがあるのかという点をあらためてひとつお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 国民福祉に向けて産業政策の転換をはからなければならないと、こういう御説明であったと思います。従来のこの法律案が、工場立地の調査等に関する法律という名前にもありますように、企……
○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
昨二十七日の本会議におきまして、私が建設委員長に就任をいたしました。
皆さま方の全面的な御支援、御協力をいただきまして、誠意をもって委員会の公正な運営を行なってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 次に、理事の辞任許可及び補欠選任についておはかりをいたします。
本日、前川旦君から、文書をもって、都合にまり理事を辞任したい旨の申し出がございました。
これを許可することに御異議ございませんか。
○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、米田正文君が委員を辞任され、その補欠として新谷寅三郎君が委員に選任せられました。
【次の発言】 これより請願の審査を行ないます。
請願第五号九州縦貫自動車道のえびの・溝辺間の建設促進に関する請願外二十八件を一括して議題といたします。
本請願につきましては、便宜、理事会におきまして下審査いたしました結果、請願第五号九州縦貫自動車道のえびの・溝辺間の建設促進に関する請願外九件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、請願第五二号国土開発幹線自動車道路江……
○小野明君 先ほど通告を申し上げておりますように、私は、豊前火力発電所設置に関する問題につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。
何回か豊前火力の問題は電調審において保留になっておるわけであります。これの設置に伴う電調審におけるスケジュールといいますか、審議の手順というのはどういうふうに相なっておるのか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 その電調審の幹事会での結論といいますか、審議の経過、結果というのはどういうものになっておるのですか。
【次の発言】 若干問題は残っておるがという点でありますが、環境庁の長官も石油問題で中東に行かれておる。幹事会では、石油の需給の事情という問題は議……
○小野明君 これは通産次官のほか外務省がお見えになっていないようですが、きのうときょうの報道によりますと、三木特使が中東に行かれて非常に明るい見通しである、こういう報道がされております。きょうの新聞によりますと、サウジアラビアが友好国という決定をする、こういう報道がされておるわけです。まず、その報道によりまして、この法案は大幅な石油不足に対応するための法案であるわけなんですが、その辺の報道が事実であるとすればきわめて重要なニュースであると思うのですが、その辺について国民は明るくなったり、あるいは暗い気持ちになったり、非常に重大な影響があると思います。まず、そのあたりの情報について政府はどのよう……
○小野明君 輸出保険法の一部改正について質問をいたしたいと思います。
第一に、五月十八日の日経によりますと、OECDにおいて、先進国企業の海外投資につきまして行動基準を設ける、そうして、発展途上国において起こっておりますような企業の接収を事前に防止しよう、こういう趣旨の行動基準づくりが報ぜられておるわけであります。
そこで、その内容並びにOECDにおける基準づくりに対するわが国政府の方針というものはどういうものでありますのか、それを説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 従来は受け入れ国であったわけでありますけれども、わが国企業も国際的に見ますと、いまお話ありましたように、かなり企業……
○小野明君 私は、いま矢追委員から質問をされました四月十一日の日教組に対する警察の捜査に対しまして、まず、質問をしていきたいと思うのです。 最初に、警察庁のほうにお尋ねをしていきたいと思いますが、これは私は、 やはり日教組に対する警察庁指揮のもとに行なわれた政治的な弾圧であると、こう言わざるを得ない、こう思うわけであります。これは、だんだんあとでこの理由については申し述べたいと思うんであります。 そこで、警備局長にお尋ねをいたしますが、四十一年でありますか、全逓の中郵に対する判決が出ております。また、教職員に対するこの問題の判決といたしましては、御承知のように四十四年でありますか、四・二判……
○小野明君 関連があります。 ただいま羽生委員が指摘をされました七十五億円の金利差の問題、さらにそれぞれ融資を受けた先が短期証券を買いまして、市場が混乱を生ずるというような事態を起こした問題もございます。これらの問題、特に年末――一月末に一兆円のかけ込み融資、さらに鈴木委員が指摘いたしましたいわゆる問題企業への融資、これらに対するそれぞれ大臣の御答弁がありましたが、お聞きをするところ統一されていない。そこで、午後の冒頭に、これらの問題に対する政府の統一された見解をここで述べていただきたい。これを要求いたしまして、私の関連を終わりたいと思います。
○小野明君 関連。 いま、上田委員が最後に総理に念押しをされましたから、明日正確にこの事実を報告してもらいたいと、こういう念押しをされましたから必要がないかと思いますが、先ほどからの通産大臣の御答弁によりますと、計画課長がそういう会議に出るはずはない、こういう御答弁だった。山形長官は、自分の監督下にある課長、しかも重要な責任ある課長の所在が不明であるという最初の答弁である。まことに上田委員が指摘しておりますように、まさにカルテルをやるための謀議ではないか、これが私どもの疑いなんです。 ですから、このことに対しましては、通産大臣あるいは公取委員長、またエネルギー庁長官、それぞれ正確な事実を、……
○小野明君 上田君に関連をしてお尋ねをいたしたいと思います。 私は昨日、上田君の質問が終わります際に、経団連の四階でやられております会議、これに対する独禁法違反ではないかという疑いが投げかけられたわけであります。したがいまして、この会議の内容を、課長はどういう役割りを果たしておるのか、その発言内容等も正確に調査をした上で、そうして今朝の予算委員会に報告をしてもらいたいと、こういう要望をいたしておったわけであります。それにつきまして、けさ来、長官あるいは通産大臣からるる述べられておりますが、さらに新しい疑惑というものが広がってまいりました。特にまた、私がたいへん不満に思いますのは、長官にせよ、……
○小野明君 関連。 総理と公取委員長との間に、この価格設定を中心にいたしまして意見の調整が行なわれたと聞きます。その点について、公取委員長の御見解をいただきたい。 さらに、総理にお尋ねをいたしますが、行政指導価格であると、これは標準価格に移行をするものであると、こういうふうに御説明がございました。そこで、この標準価格を設定をするめどはいつごろであるのか、その辺をお尋ねいたしたいと思います。 それからいま一つは、経済見通しでありますが、第二次の見通しを、たしか一月十九日に手直しをして発表をされたわけであります。その際は、たしかバーレル九ドル、またドルは三百円というふうに据えられておると記憶……
○小野明君 五分程度しかございませんが、要約をしてお尋ねをいたしたいと思います。 まず総理にお尋ねをいたしますが、十六日に石油価格を、キロ当たり八千九百四十六円に指導価格をおきめになりました。 そこで、三月十六日に配られました緊急対策本部の決定、この資料を見ましても、またエネルギー庁から配られました資料を読みましても、八千九百四十六円に総理が裁断をされました根拠というものがわからないわけであります。そこで、かえって新聞なんかを読んだほうがよくわかるという状態です。どういう理由で、根拠で八千九百四十六円におきめになったのか、そこのところを御答弁いただきたいと思います。
○小野明君 委員長、議事の進行について。 あえて自席から発言をするわけでございますが、総理、われわれはけさも十時きっかりにはこの席に着いてお待ちをしておりました。十五分おくれておるわけです。さらに昨夜は私が質問に当たっておりましたが、あらかじめ理事会で、きょうは総理が、治療に最近行っておられないので、六時ごろから治療に行くので、ひとつ予算委員会のほうは六時ごろでおやめいただけないだろうかと、こういう自民党からの要請がございました。で、私どもとしましてはこれは人道問題だということで、治療に行くことまで妨害をしてはならぬだろうと、非常に好意的に解釈をいたしまして、私が質問に当たっておりましたが、……
○小野明君 私は、社会党、公明党、民社党を代表し、ただいまの委員長提案に対し反対の討論を行なうものであります。 国民がいま国会に望んでおりますものは、悪性インフレをすみやかに防止し、物価鎮静の具体策を打ち立てることであることは申すまでもないところであります。そのためには、物価高騰の原因を究明することこそ何より大切であると存じます。現在の狂乱した物価高騰が田中内閣の政策の失敗によるものであることは、本委員会でも同僚委員から明らかにされてまいりましたが、加えて一部大企業等が昨年末の石油危機に便乗し、売り惜しみなどの供給制限、あるいはカルテルによる価格つり上げなどの意図的な操作による人為的価格の引……
○小野明君 暫定予算の質問に入ります前に、総理並びに外務大臣に二、三点お尋ねをいたしたいと思います。
まず、総理でありますが、昨日の衆議院での審議におきまして、日中航空協定の早期決着を強調されたようでございました。これについて本国会にぜひ提案をすると、こういうことがお述べになられたようでありますが、これについて御所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 今国会にどうしても提案をなさる決意であると、そしてそれができない場合は公の責任をとると、このように御発言になっておられるわけでありますが、この御発言の経緯なり真意を伺いたいと思います。
○小野明君 議事進行。
【次の発言】 玉置委員から御発言がございましたので、私どもも野党といたしまして参考人の皆さんに一言御理解をいただくために申し上げておきたいことがございます。
それは、もうすでに御承知のように、衆議院の審議の際の様子を見ましても、率直な偽らざる御見解の表明に欠ける点がございました。私どもは、参考人としての招致ではなくて、証言法という法律があるのでございますから、この法律に基づいて証人として御出席をいただく、こういう強い主張をいたしてまいったところでございます。しかしながら、はなはだ残念でありますけれども、証人とするか、参考人とするかと、この点についてはこの委員会で異例の……
○小野明君 吉武社長さん、それから柴本社長さん、御出席ありがとうございました。
御承知のように、協会が昨日公正取引委員会から臨検検査を受けられたわけであります。今回の疑いからまいりますと、もちろん一〇〇%のシェアを持っている協会でございますから、ユーザーそのほか社会的な責任もこれまた非常に大きな本のがあると存じます。この検査を受けられた、これに対する御見解をまず承りたいと存じます。
【次の発言】 協会の会長、吉武さんでありますから……。
【次の発言】 BSの柴本社長さんからも承りたいと思います。
【次の発言】 お見えになっております二社につきましては、前昭和四十五年あるいは四十六年、それぞれ……
○小野明君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 第三分科会の担当は、昭和四十九年度予算三案中、農林、郵政、建設及び運輸の四省所管に属するものでございます。 分科会におきましては、去る四日から本八日まで四日間にわたり、これら四省所管予算について質疑を行なってまいりました。以下、質疑応答のおもなものにつきまして、その要旨を御報告申し上げます。 まず、農林省所管におきましては、「日本の食糧の自給率は西欧諸国に比し著しく低くなっているが、これは安易な国際分業論に乗って輸入にたより過ぎたためである。エネルギー資源と並んで食糧自給の確立は現下の急務と思うが、農政を今後どういうふうに進……
○小野明君 関連。 通産大臣、いま加瀬委員の第二点目の質問にお答えになっていないわけですね。というのは、産業連関表の否定、そういう傾向があるがどうだと、こういう質問であります。これは先般物価集中審議の際に、タイヤの価格が過去三ないし四回上げられておる、この原価を、あるいは適正な価格を推測をする一つの方法として、産業連関表に基づく石油の価格アップに伴う各物資への影響の度合い、これを通産省が出しておられるわけであります。で、私どもは、この産業連結分析に伴うこの試算というものをきわめて重要視をしておるわけであります。ところが、先般先取り値上げ、便乗値上げではないかという追及を行なうのに、私はこの産……
○小野明君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十九年度予算三案に対し、反対の意見を表明いたします。 日本経済の現状は、田中内閣の相次ぐ経済政策の失敗により、卸売り物価は前年比三七%、消費者物価は前年比二六%、国際収支は年間百億ドルをこす赤字、GNP成長率は、名目で三七%、実質で五%という異状な状態にあります。このような経済状態の中で、企業は便乗値上げに走り、国民生活はインフレと物不足にほんろうされております。経済的強者と経済的弱者の差は今日ほど開いたことばなく、社会的公正が今日ほどそこなわれていることはありません。このような状況を前にして、政府は物価対策や国民生活の防衛について何ら有効な対策……
○小野明君 私は、失業対策事業につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 予算書を見ますと、失業対策事業で労力費単価として四十八年度一千四百五十円八十四銭と、これが計上されております。大臣、よろしいですか。それで、この計算でいきますと、二十二日就労いたしますと三万一千九百十八円四十八銭、前年度に比べますと百六十八円八十三銭と、まことに数字が小さいわけでございますが、一三・二%の引き上げにしかなっておらない。この予算につきましては大臣もかなりウエートを置かれて大蔵折衝等をなさったのではないだろうかと思います。それにいたしましてもあまりに上がり幅が少ない。この辺のことにつきまして大臣の御見解をま……
○主査(小野明君) ただいま皆さま方の御推挙によりまして主査をつとめることに相なりました。皆さん方の御協力を得てその責務を果たしたいと存じますのでよろしくお願いを申し上げます。 審査に入ります前に議事の進め方についておはかりをいたします。 本分科会は、昭和四十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審査することになっております。八日の委員会において主査の報告を行なうことになっておりますので、議事を進める都合上、本日農林省、五日郵政省、六日建設省、八日運輸省という順序で進めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○主査(小野明君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
本日、昭和四十九年度総予算中郵政省所管の審査のため、日本放送協会の役職員、宇宙開発事業団理事長島秀雄君及び日本民間放送連盟専務理事杉山一男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度総予算中郵政省所管を議題といたします。
慣例では、まず政府から説明を求める順序でありますが、これを省略して、お手元に配付してあります資料をごらん願うこととし、その説……
○主査(小野明君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、須原昭二君、塩出啓典君及び木島則夫君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君、三木忠雄君及び中村利次君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 昭和四十九年度総予算中、建設省所管を議題といたします。
慣例では、まず政府から説明を求める順序でありますが、これを省略して、お手元に配付してあります資料をごらん願うこととし、その説明資料は本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○主査(小野明君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、中村利次君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
本日、昭和四十九年度総予算中運輸省所管の審査のため、昭和海運株式会社社長末永俊治君及び日本鉄道建設公団総裁篠原武司君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度総予算中運輸省所管を議題といたします。
慣例では……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。