藤原房雄 参議院議員
9期国会発言一覧

藤原房雄[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期
藤原房雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤原房雄参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

藤原房雄[参]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 参議院本会議 第7号(1971/10/28、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、社会、公明、民社、二院クラブを代表いたしまして、ただいま議題になっております福田外務大臣問責決議案に賛成の討論を行なうものであります。(拍手)  政府がアメリカに同調して提案した逆重要事項指定決議案は否決、引き続いて、中華人民共和国の国連復帰と台湾追放を是とするアルバニア決議案が、日米両国の執拗な多数派工作にもかかわらず、七十六対三十五の圧倒的多数で可決されました。わき上がる拍手と大喚声は、国連総会の議場にどよめき、また一方、衆議院予算委員会における佐藤総理のぶ然たるまなざし、あるいは福田外相の蒼白な面持ちとはあまりにも対照的であったのであります。これこそまさに新しい世界の……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第8号(1973/03/07、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表して、ただいま説明のありました昭和四十八年度地方財政計画、並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係各大臣に質問を行なうものであります。  田中内閣は、日本列島改造論を掲げ、決断と実行を旗じるしに登場し、国民からは大きな期待が寄せられたにもかかわらず、一年足らずで早くも日本経済に不安を招き、ひいては四十八年度地方財政に危機感を与えようとしておるのであります。特に、昭和四十八年度における地方財政計画の大きな問題は、計画策定後に起こったドル切り下げや円の変動相場制移行、相次ぐ外国為替市場の閉鎖など、一連の通貨問……

第71回国会 参議院本会議 第36号(1973/09/22、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題になっております防衛庁長官山中貞則君の問責決議案に対し、数点をあげ、賛成の討論を行なうものであります。  その第一は、先般の札幌地裁における長沼判決に対する山中防衛庁長官の司法権無視の姿勢は、まことに遺憾であるということであります。この判決は、自衛隊が完全なる戦力であり、憲法第九条に違反するとして、その違憲の自衛隊が建設する施設は公益上の必要性はないとの判断のもとに、長沼町の住民に勝訴の裁判を行なったものであります。これは、従来から統治行為論を振り回して自衛隊を拡大してきた政府の見解を根底からくつがえすまことに明快な判決であります。また……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 参議院本会議 第4号(1973/12/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十八年度補正予算三案に対し、反対の討論を行なうものであります。  反対の理由の第一は、このたびの補正予算案は、形式上は例年見るごとき補正追加要因を計上しておりますが、その規模と内容において従来には見られなかった新しい性格を持っている点であります。言うまでもなく、予算の補正は、「予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出」に限られるべきものであります。しかしながら、今回の補正は、災害発生とか、その他予期せざる事態に対処するための緊急にしてやむを得ない事項にしぼられた支出とはとうてい認めがたいのであります。全体と……

第72回国会 参議院本会議 第13号(1974/03/22、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました昭和四十九年度地方財政計画、地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係各大臣に質問を行なうものであります。  最近の石油をめぐる国際情勢の急激な変化により、地方公共団体にも大きな影響を及ぼしております。これに対応するためには、地方行財政の全般にわたる新たなる視点に立った施策の展開が必要であります。すでに両院予算委員会等で明らかにされたとおり、つくられた物不足により生活必需品はとどまるところを知らず、国民生活に不安を与えていることは、長年の自民党政府、なかんずく田中内閣の失政による……

藤原房雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

藤原房雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 地方行政委員会 第1号(1971/07/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 所信表明なさった大臣がいなくなってしまったんで、ちょっときょうは時間もあまりないようなんで大綱的なことだけ申し上げまして、事務局から、それに対して大いにこれは取り組んでいただいて、今後委員会の席上で一つ一つの問題については詰めていきたいと思いますが、大臣の所信表明の中に「一九七〇年代は内政充実の年代といわれ、過密過疎」云々と、こうあります。その中には「交通対策、公害対策、福祉対策等数多くの内政上の問題に適切に対処し、豊かで住みよい地域社会を建設することが国及び地方を通ずる最大の課題となっております。」と、冒頭、「内政を充実することが大きな政策課題となっているこの時期に自治大臣を拝……

第66回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1971/09/16、9期、公明党)

○藤原房雄君 昨年から不況が続いておりまして、やや好転かといわれておりましたところ、これにニクソン・ショックで、地方財政に対する影響というものにつきましては、これは多方面にわたっております。その面につきましては、いまいろいろお話がございました。こういう観点から私も二、三の問題についてお伺いしたいと思います。  きょうは成田空港で痛ましい惨事があったように聞いておりますが、そのことについては後ほど報告があるようなんで、地方財政のほうにすぐ入りたいと思いますが、先ほどからもいろいろな問題について、現時点において政府の考え方等についてお話がございました。私もようやくこの公害問題等が非常に問題になりま……

第66回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1971/10/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 成田の問題につきましてはいろいろ議論がございました。私は成田の問題につきましては、先ほど来のいろんな議論を通じまして、もっともっといろんな考えていかねばならない、また今後改めねばならない点が多数あろうかと思うのでありますが、この過激派集団の取り締まりに対することもさることながら、過日はわが党の竹入委員長が襲われるという、こういう事件も起きまして、こういうことと、ずっと最近の世相の動き等を考えあわせまして、これはただ単に突発的に起きた問題ではない、こう考えるわけであります。これにはいろいろな問題がございますので、いろんな角度から検討しなきゃならぬことだと思います。  しかし、私は、……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は公明党を代表いたしまして、沖繩返還協定につきまして若手の質問をしたいと思います。  現地の公聴会も終えまして、いよいよ当委員会の審議も終盤を迎えるに至りましたが、衆議院、参議院通じましていろいろな問題が提起されたのであります。しかし、いま、およそ七十日近いこの衆参両院における返還協定の審議を通しまして、私どもが最も残念に思うことは、これは過日の衆議院における強行採決であります。ああいう強硬手段に出たということは、そうでなくても沖繩県民はいろんな面で不信感が取れない。全く疑惑の念がさめない。こういう状況の中にありながら、この強行採決によって、より不信感を高める結果になったのでは……

第67回国会 地方行政委員会 第3号(1971/11/30、9期、公明党)

○藤原房雄君 午前、午後いろいろ質疑がございましたが、最初に当委員会のことでございます。まあいろいろな事情があったと思いますが、きのうおそく、開会されることがきまったようでありますが、非常に大事な法案でもございますし、いろいろな事情のあることはよくわかるのでありますけれども、やはり慎重審議が必要だと思いますし、今後こういうことのないようにひとつ委員長にも十分に取り計らいをお願いしたいと思います。特にまた、大臣の出席もないようでありますけれども、やはりきちっとした方向でやっていただきたいということを一言お願い申し上げておきます。  このたびの地方財政の落ち込みということにつきましては、同僚委員か……

第67回国会 地方行政委員会 第4号(1971/12/07、9期、公明党)

○藤原房雄君 大臣からも御報告がございまして、おおよそのことはわかりました。官房長もいらっしゃいましたので一つだけちょっとお伺いしたいと思いますが、このたびの事件が、ずっと連続して起きたというところに私ども非常に残念といいますか、何とかこういうことのないようにしなければならないという、こういう気持ちでありますが、この原因につきましても、先ほどからいろいろ大臣から御報告がございましたが、先ほどおっしゃっていた点につきましても、確かに一つ一つ解決しなければ――解決といいますか、適当な処置をしなければならないことだと思います。  それらのことの中で、同僚議員からもただいま大事な問題についてお話がござ……

第67回国会 地方行政委員会 第5号(1971/12/21、9期、公明党)

○藤原房雄君 時間もありませんので一言お聞きしたいと思いますが、先ほど来いろいろ同僚委員からお話ございまして、思想的な背景とかまた社会的な問題につきましては先ほどいろいろお話があったとおりでございますが、私はまあ一番おそれることは、最近こう連続的に事件が続いてだんだんだんだんエスカレートしておるという、こういうことから当初は非常に真剣に取り組んだ問題が、またかという慢性化していくような方向になったらこれはたいへんなことだと、こういうことからいたしまして、先ほど公安委員長からも捜査には全力を尽くす、徹底的に捜査に当たり解決していくように全力を尽くすという決意がございましたけれども、何といたしまし……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/03/22、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまお話しございました外務大臣の外務省所管事項の説明に対しまして、若干御質問をしたいと思います。  最初に、沖繩に関する問題から入りたいと思うのでありますが、先ほどもお話しございました三月十五日に批准書の交換という、いよいよ沖繩返還五月十五日が間近に迫ってまいりました。沖繩の返還の一日も早からんことを願わない人はいないと思うのでありますが、昨年、数十日間、当委員会をはじめといたしまして、この沖繩返還につきましていろんなことが検討されました。そのときに出た問題につきましては、政府といたしましても謙虚にそれを聞き、そしてまた、できるだけ沖繩県民の立場に立って実現するという、こうい……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1972/04/21、9期、公明党)

○藤原房雄君 沖繩復帰もいよいよ二十数日に迫ったわけであります。本日は総務長官の所信表明に対する質問ということでございますので、沖繩に関する何点かについて御質問したいと思います。  所信表明の中で長官は、「残された期間に、琉球政府をはじめ沖繩県民と力をあわせ、心おきなく復帰が迎えられるよう全力を尽す所存」であという表明をされております。今日までいろいろ御努力なさったことにつきましては、私どもも十分その点については認めるところでございますが、現在報じられるところによりますと、この県政に移行の問題とか、軍用地の契約のこととか、それから米軍基地の従業員の間接雇用移行、こういうような問題につきまして、……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1972/04/26、9期、公明党)

○藤原房雄君 北方領土問題対策協会法の一部を改正する法律案を本日審議するわけでございますが、北方領土問題につきましては、ただいまも戸叶議員からいろいろなお話がございましたが、領土問題または漁業権の問題、触れなきゃならないいろいろな問題がございますが、本日は法案の審議でございますので、基本的な大事な問題につきましては後日に譲るといたしまして、協会法の中の何点かについてお伺いしたいと思います。  まず最初に、これはいままで、北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律――昭和三十六年ですか、これに基づいておるわけでございますが、この当時のいろんないきさつがあるわけでございます。  最初にお伺い……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1972/05/24、9期、公明党)

○藤原房雄君 沖繩が復帰いたしまして十日たったわけでございます。先ほども同僚委員から、いろいろな観点からお話がございましたが、この十日間を顧みまして一番問題になっておりますのは、何といいましても、基地の問題、それから物価の問題、さらに総合事務局ができたわけでありますが、行政事務の問題、いずれも県民に直結する問題が山積しておるといっても過言でない、このように思うわけであります。どの一つを取り上げてみましても、早急に対策が処置されなければならない、こういう問題であるわけでありますが、本日はわずかの時間でございまして、一つ一つお聞きすることはできませんが、この中の何点か、概括的に御質問申したいと思い……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1972/05/31、9期、公明党)

○藤原房雄君 先週も沖縄における異常な物価高につきましていろいろ審議いたしました。きょうも同僚委員からいろんな角度からお話がございましたが、さきの沖縄国会におきましても、復帰時点における混乱ということにつきましてはいろいろ質疑がございました。また、山中長官も万全の対策を講ずるということで精力的に取り組んでいらっしゃった、このように私どもも見ておったわけでございますが、現実のこの復帰時点におきまして、新聞等で報道される範囲内で見ましても、想像以上の混乱が起きておる。沖縄の人にいろいろお話聞きましたけれども、復帰になって一体どうなるのか、この不安というものはたいへんなものでありまして、現金で持って……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1972/06/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 先ほども川村委員からお話ございましたが、本日の委員会がこの六十八国会の最後になるという、こういうことを考えますと、沖繩・北方領土問題、いろんな懸案の問題がございます。本来ならばその個々の問題につきまして政府の見解をただすという、それだけの十分な時間がほんとはほしかったのでございますが、本日は限られた時間でございますので、項目的に何点かについてお聞きするようなことになると思いますが、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。  時間の制約もございますので、最初に北方領土の問題からお聞きしたいと思うのでありますが、私がここで長々申し上げるまでもなく、過日東方条約が批准され、ヨーロッ……

第68回国会 建設委員会 第12号(1972/05/11、9期、公明党)

○藤原房雄君 下水道事業センター法案について伺うのでありますが、午前、午後にわたり同僚委員からもいろいろな質問がございましたので、なるべく重複を避けながら質問を進めてまいりたいと思います。  最初に、基本的な問題について大臣にお伺いしたいと思ったのでありますが、大臣がいらっしゃられないようでありますので、後ほどこれはお伺いしたいと思います。  何と申しましても都市下水というのは都市計画上、最も根幹的な都市施設として市街化区域の整備のために必要不可欠のものであるということは論を待たないと思います。この下水道整備の状況が非常に不十分であるということが、そのために水質汚濁、公害発生という問題に波及い……

第68回国会 建設委員会 第15号(1972/05/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 河川法の一部を改正する法律案並びに特定多目的ダム法の一部を改正する法律案についてお伺いをするわけでございますが、事の重要性にかんがみ、富士山の大沢くずれ対策について最初にお伺いしたいと思います。  大沢くずれのことにつきましては、今月の一日、五日たいへんな崩壊の現象がございまして、新聞紙上、また有識者からいろいろ憂慮されておりますので、この問題を取り上げるわけでございますが、最初に大沢くずれの歴史的な経過について、あらまし御説明願いたいと思います。
【次の発言】 年間いままではどれくらいの崩壊の量が今日まであったのか、それとここ数年の間、その量がだんだんふえているのかどうか、その……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/25、9期、公明党)

○藤原房雄君 日本勤労者住宅協会法の一部を改正する法律案につきまして、いろいろお話がございましたので、基本的なことを二、三だけちょっとお伺いしたいと、こう思います。  最初に日本勤労者住宅協会が発足して五年ですか、経過いたしまして、各都道府県の労働金庫と生活共同組合とタイアップいたしまして、勤労者に住宅を供給するということで大きな実績をあげてきたと、こう思うわけでございますが、現在までの住宅供給の実績ですね、四十七年の事業については、先ほどちょっとお話があったようでございますが、今日までの実績と本年の事業計画を概略御説明いただきたいと思います。

第68回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/02/07、9期、公明党)

○藤原房雄君 午前中もずいぶんこのたびの低気圧の被害につきまして質疑がございましたが、まあ若干ダブる点も出てくるかと思うのでありますが、とにかくこのたびの低気圧の被害は宮城、岩手県を中心にしてでありますけれども、太平洋沿岸の各県につきましては多少なりとも被害を受けております。総体的な金額にいたしますと、これは四十五年のあの台湾坊主から見ますと、農作物に対する被害というのは少ないかもしれませんけれども、集中的に宮城、岩手県にあったというこの事実につきましては当局もお認めだろうと思うのであります。午前中の質疑のときもいろいろ地元の声を中心にして質疑がございました。天災融資法につきましては今明日中に……

第68回国会 地方行政委員会 第6号(1972/03/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 時間もだいぶたっておりますので、各委員からいろいろお話がありましたので、なるべく重複を避け、項目的に何点かお聞きしたいと思います。  最初に、お話が出たかもしれませんけれども、地方行政連絡会議、これが四十年から発足するに至りましたその背景といいますか、知事会議とか、ブロック会議とか、こういうことはあるわけでありますけれども、そのほかにこれを設けなければならなかった背景という、この問題についてどうであったのかということからお聞きしたいと思ったのです。しかも四十年からずっと開催された状況を見ますと、これは各ブロックにより地区別によりましていろいろ状況は違うようでありますけれども、最近……

第68回国会 地方行政委員会 第8号(1972/03/31、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまもお話がございましたが、航空機燃料税の譲与税ですか、これの関係する市町村、まず空港の所在する市町村及び隣接市町村、これは「自治大臣が指定する」となっておりますけれども、先ほど数がお話ございましたが、内容的にちょっとわからぬところもあるんですけれども、民間共用という、これは入るわけですね、北海道の千歳のようなところについては。それで、これは各市町村については大体自治大臣が指定するわけでありますから、まあきまっていらっしゃるだろうと思うのでありますけれども、隣接する市町村ということについてはいろんな条件がありますので、その点についてはいろいろ御検討なさったと思うのでありますけ……

第68回国会 地方行政委員会 第12号(1972/04/25、9期、公明党)

○藤原房雄君 昭和四十七年度分の地方交付税の特例等に関する法律案の審議でございますが、最近といいますか、昨年から著しい不況のために、地方政財におきましてもたいへんな財政面におきましていろんな問題が起きております。こういう四十年、四十一年の当時と比較いたしまして、いろんな点で不況感というものは違うだろうと思うのでありますが、特に昨年八月のドルショック以来、ただ日本の産業構造の上の問題だけではなくして、国際的な問題においてもそれがさらにまた拍車をかけるような現況になっておるわけでありますが、こういう点では四十年、四十一年の不況のときとは、いろんな点で景気の落ち込みの要因というものがあるわけでありま……

第68回国会 地方行政委員会 第20号(1972/06/01、9期、公明党)

○藤原房雄君 公有地の拡大の推進に関する法律は、同僚委員からいろいろな角度から質疑がなされてまいりましたので、なるべくは重複は避けながら御質問したいと思います。  時間もあまりないので、何点かにしぼりながらお聞きするわけでございますが、まず最初に、土地問題といたしまして、今日私がここで長々申し述べるまでもなく、土地の問題につきましては、今日非常に大きな問題としていろいろな角度から議論がなされております。また逐次この土地問題に対する制度というものにつきましても対策を講じられてきているわけでありますが、この法律案にありますように、公有地の拡大ということにつきましては、ますますこの地価の高騰とともに……

第68回国会 地方行政委員会 第23号(1972/06/08、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいま議題となっております風俗営業等取締法の一部を改正する法律案につきまして二、三お伺いしたいと思いますが、ただいまも同僚委員からいろいろな質問がございましたので、一部ダブる点もあるかもしれませんがお聞きしたいと思います。  最初に、いま警察庁長官からお話ございましたけれども、確かにモーテルの本来の目的といいますか、こういうモータリゼーションの普及という社会情勢の中にあって、必要があってこういうものがどんどんつくられていったんではないかと思います。これは社会の大きな変化の中にあって当然なことであろうと思うのでありますが、それが提案理由の説明の中にもありますけれども、享楽的な社会……

第68回国会 地方行政委員会 第24号(1972/06/12、9期、公明党)

○藤原房雄君 だいぶいままで議論もございましたので、ちょっと二、三点だけお伺いしたいと思いますが、まず最初は、総括をしまして一このたび、この地方公務員等の共済組合に関する改定というのは毎年行なわれるわけでありますけれども、全体の中で、このたびの改定によって、この法律案の提案理由の説明のところでおおよそどういうことかということはわかりますが、これが、質・量ともに、どのくらいの方々がどれだけの恩恵を受けるのかという、こういうことはちょっと私どもにはわからないわけなんで、このたびのこの改正によりまして通算をどう見るか、こういうことによってどのくらいの人たちが救われるのか、そういう全体的なことを通じま……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1972/09/08、9期、公明党)

○藤原房雄君 本日は、川村理事からもお話ございましたように、就任されて初の委員会でございます。また、十一日から沖繩に私どもは委員派遣で行ってまいりますので、そういうことを考え合わせますと、本格的な議論というのは、実際に沖繩に行って、現地のいろいろな事情を聴取したそのあとになるかと思うのでございますが、当面する問題、何点かにつきましてお伺いしたいと思います。  最初に、新聞社の世論調査等からみましても、復帰してよかったというのは五五%、よくなかったというのが二二%ですか、その他が一三%、よかった理由として、日本は祖国だからというのが二〇%、そのほか渡航の自由とか、異民族支配から脱却したとか、日本……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1972/10/11、9期、公明党)

○藤原房雄君 過日の本委員会の沖繩派遣委員の一員に加えさしていただきまして、各地をつぶさに視察さしていただきまして、地元からのいろんな要望事項、また、私どもの気のついたこと、いろんな問題がございました。短時間でもありますので、一つ一つ申し上げる時間もございませんが、おもなことにつきましては、ただいま同僚委員からも質問ございました。私も二、三の点につきまして、本日、長官並びに関係省庁の方々の御見解をお伺いしたいと、このように思う次第であります。  最初に、ただいま沖繩開発庁の組織のことについてお話がございましたけれども、発足してまだ数カ月でございます。そういうことからいたしまして、まだ軌道に乗ら……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 内閣委員会 第2号(1972/11/10、9期、公明党)

○藤原房雄君 農林省設置法の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、まあ、農業を取り巻く内外の諸情勢、たいへんに複雑多岐にわたり諸問題が山積しておりますが、これはまあ二十分か三十分で討議するということもできませんし、その大まかな、大綱的な、基本的な問題がはっきりしなければ、どんなに機構を改革してみても、日本の農業を新しい方向に持っていくことはこれはできないんじゃないか。こういう点で、時間がまああまり与えられておりませんので、当面する問題二、三点だけお伺いしたいと思います。  この提案理由の説明の中に、いろいろ今回の改正についての問題点が列記されておりますが、これの中に、第四に、「試験研究機関……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/05/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 沖繩の問題につきましては、先輩議員の方がいろいろな角度からお話ございました。まだまだ問題は山積しております。私もそれらの問題についていろいろお聞きしたいと思っておりましたが、次回に譲りまして、まあこれは毎年のことでございますが、やはり北方領土のことにつきまして、時期からいいましても、ここでひとつ、毎年毎年行なわれますので、またかという気持ちじゃなくして、ひとつ非常に大事なときを迎えておりますので、この問題につきまして、真剣にひとつお考えいただきたい、ともに考えてまいりたい、こういうことで北方領土の問題につきまして、二、三お伺いしたいと思うのであります。  まず、いろいろな問題がご……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1973/07/13、9期、公明党)

○藤原房雄君 いま固有の領土ということを、クーリール・アイランズをどう見るかということにつきまして、法的な問題についてはいまいろいろお話がございました。これをこれ以上ただそうとしましても、地理学的な、またいろいろな問題があるだろうと思いますので、私はちょっとその問題は別にしまして、いま復帰運動が盛んになっておるわけでありますが、事を思い起こせば、先ほどお話もございましたように、昭和二十年、安藤根室町長がマッカーサーに運動したということから始まっているわけでありますが、沖繩が返還されて、沖繩の次はいよいよ国民の悲願たる北方領土ということで、非常に形の上では北方領土返還の運動というものは高まってい……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/09/13、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は公明党を代表いたしまして、公有水面埋立法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行なうものであります。  反対理由の第一は、環境保全に対してしかるべき配慮を欠いているということであります。すなわち改正案は、基本的には従来の傾向と何ら変わりなく、埋め立てによる生態系への悪影響を忘れ、われわれの生活環境を悪化させることについて十分な手当てもしないまま、むしろ埋め立て促進の手続法のワク内にとどまっているのであります。すでに大正時代から行なわれてきた公有水面の埋め立ても、戦後の政府自民党による高度経済成長政策と相まって急速に拡大されてきたのであります。そうしてこの埋め立てを土……

第71回国会 災害対策特別委員会 第8号(1973/06/29、9期、公明党)

○藤原房雄君 最初に、このたびの根室沖地震は十七日、マグニチュード七・二という――後ほど七・四に修正されたようでありますが、二十四日、それから本日もまた相当大きいのがあったようでございます。この十七日の根室沖地震につきましては相当な被害があったわけであります。局地的なものであるかもしれませんけれども。二十四日は幸いに大きな被害はなかったようでありますが、まだ復旧の手も届かないうちに、人心に大きな不安を抱かせたことは御存じのとおりであります。  地震の、この最初にお聞きしたいのは、地震は全然予期しないでくるものではなくして、やはりある程度観測可能であると、そういうことから建設省の国土地理院等にお……

第71回国会 地方行政委員会 第5号(1973/04/24、9期、公明党)

○藤原房雄君 午前中いろいろ質疑がございまして、私は、固定資産税及び電気ガス税また特別土地保有税、これらのことに関しまして若干の質問をいたしたいと思います。時間も十分にないようなんでありまして、条文につきまして、さらに概括的な問題点句点かにつきまして御質問いたしたいと思います。  最初に、この法案の問題でありますが、本来、これは四月一日施行の法案にもかかわらず、たいへん今日までもおくれたことは、これはたいへん地方自治体にとりましては迷惑千万な話でありまして、本来ならば、これは十分に時間をかけ、また自治体に迷惑のないようにしなければならない。理由につきましては、いろいろな理由はあろうかと思います……

第71回国会 地方行政委員会 第8号(1973/06/05、9期、公明党)

○藤原房雄君 きょうは自治大臣の所信表明に対する質疑ということでございまして、全般的にわたる問題、いろいろなことがあるわけでありますが、自治省の関係といたしましては、地方行政委員会といたしましては、やはり地方財政のことが一番問題だろうと思うのであります。急激に膨張する都市化、これに対応するいろいろな諸問題があることはもちろんでありますが、この地方財政の逼迫というものは非常に緊急を要する。これに対する本国会におけるいろいろな処置につきましても、これからいろいろな議論をしなければならないことだと思うのでありますが、この地方財政の圧迫、逼迫といいますか、この問題につきましてはいろいろな原因があり、い……

第71回国会 地方行政委員会 第10号(1973/06/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 時間も十分にございませんので、はしょって、しかも根本的な問題を二、三御質問したいと思います。  最初に、地方財政計画の問題でございますが、昭和四十八年度地方財政計画の策定方針の冒頭の部分を四十七年度のそれと比べまして、大きな差異があるように感ずるわけであります。四十七年度の財政計画の策定方針の冒頭に、「景気の停滞による地方税及び地方交付税の伸びの鈍化、地方税負担の転減についての強い要請、生活関連施設等各種社会資本の整備、社会福祉の充実等のための財政需要等きびしい財政環境の下において、国と同一の基調により」云々、このようにありまして、景気後退に伴う一種の危機感といいますか、こういう……

第71回国会 地方行政委員会 第13号(1973/07/03、9期、公明党)

○藤原房雄君 参考人の方々におかれましては、本日、たいへん御苦労さまでございました。  時間もありませんのであれでありますが、広岡参考人につきましては、先ほど、交通政策という観点から貴重な御意見がございました。この第一次の再建計画が失敗に終わった原因、いろいろあるわけでございますが、このたびの措置につきましても、政府の考えておりますことはわからないわけじゃありませんが、今日のこの高度な経済成長の中にありまして、このぐらいの、今回の政府のとる措置ぐらいでは、これはもうとても、たちまちまた同じことが繰り返されるだろうと。やっぱり抜本的な改革がなければならない、こういうことから、先ほど広岡参考人のお……

第71回国会 地方行政委員会 第15号(1973/07/10、9期、公明党)

○藤原房雄君 与えられた時間がわずかでございますので、何点かにしぼりまして、また、同僚議員からだいぶ質疑がございましたので、なるべく重複を避けて若干の質問をしたいと思います。  最初に、基本的なことになりますが、このたびの健全化促進に関する法律案につきましては、当面の緊急措置としては一応私どもも認める点もございますが、しかし、現在のこの激しくゆれ動く社会の中にありまして、特にこの交通問題につきましては、非常に根の深いと言いますか、大きな問題をかかえております。それで、緊急措置を財政的な面でとられただけでは、決して今後の対策を講じられるということじゃありませんで、同じことが繰り返されるんじゃない……

第71回国会 地方行政委員会 第17号(1973/07/17、9期、公明党)

○藤原房雄君 公有地の拡大の推進に関する法律の一部を改正する法律案、これは法案、条文、そしてまた新しくこのたび改正になる問題につきましては、だいぶ先輩委員から質疑がございました。時間もありませんので、現実的な問題、何点か質疑をしたいと思います。  公有地を拡大するということについて、これは当然現時点においては大事なことだと思います。これは昨年六月ですか、この法律ができましてから一年間の実績、いろいろデータをいただきました。まああまり実績が上がってないようにも見受けられるわけでありますが、きょういろいろ議論のありましたように、まだまだ公有地拡大のためには考えなければならない諸問題があろうかと思い……

第71回国会 地方行政委員会 第18号(1973/08/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 過日、この公有地拡大の法案につきまして質問しておりましたが、異常事態の発生のために途中でとぎれてしまいまして、その間、相当な日数がたってしまったわけでありますが、前回、問題になります諸点につきましては、同僚委員のほうからだいぶん問題の提起がございました。現在、この公有地拡大を推進するということは非常に重要なことでございまして、しかし、現状等に照らし合わせるときに、いろいろな問題点があるだろうという提起がございます。私どもも、公有地拡大を推進するということは、これはもう現在どうしても大事なことだと思うのでありますが、しかし、日本列島改造のあの旗が非常に高く掲げられてからというものは……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして、若干の質問をいたします。  最初に経済問題に入りたいと思いますが、田中内閣成立以来、物価上昇は目に余るものがあります。最近の新聞をにぎわしているものだけでも、毛糸や綿糸やマグロ、大豆、木材、セメント、そのほか日用品に至るまで数えれば数限りないほどの物価上昇の様相であります。これらの商品の異常な暴騰は、インフレ基調の上に、政府の言うように大商社をはじめ一部の買い占めによるものであるということは疑いのないことだと思うのであります。株式の利回りを見ましても、日本を含めて先進諸国はいずれも、四十五年、四十六年ともにこれは三・五%前後から四%前後で動いていた……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1974/04/03、9期、公明党)

○藤原房雄君 本日は、沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案、この法律の審議ということでございますが、この内容については、過日御説明もございましたように、「流域下水道の設置または改築に要する費用に係る国の補助の割合」を引き上げるということでございまして、このこと自体には大きな問題があるわけじゃございませんが、少しく下水道のことについて、特に沖繩の下水道整備対策についてお伺いをしたいのであります。  これにつきまして、本土におきましても下水道事業というものは思うにまかせない現状というのはよく御存じだと思います。しかし、この流域下水道の問題につきましては、これは公害問題等も考え合わせますと、……

第72回国会 地方行政委員会 第8号(1974/04/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をしたいと思います。  ただいま提案理由の説明がございまして、理由、そしてまたその御説明があったわけでございますが、その提案理由の説明の中にもございましたように、最近の社会経済情勢の大きな変動の中にありまして、このたびの改正はこれは当然のことだろうと思うのでございますが、最初にお伺いしたいのは、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案と、国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案、これが今国会に提出されておりまして、これらとの均衡をはかるためにこのたびの地方公務員災害補償法の一部改正が提案されたのであるという……

第72回国会 地方行政委員会 第12号(1974/05/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 消防法の一部を改正する法律案につきまして、二、三点お伺いしたいと思うのでありますが、最初に総括的に、ここ数年の間、大阪の千日デパートですか、熊本の大洋デパートの悲惨な惨事が繰り返されました。さらに、最近の大きな経済発展に伴いまして、生活様式、建築用材、すべてのものが非常に大きなテンポで変わりつつある、こういう時代に即応して消防法も変えなきゃならぬということは私どもわかるわけで、今回のこの法改正というものは当然のことだろうと思います。何といいましても、今回の法改正は、ここ数年、悲惨な惨事が起きたことが一つの大きな教訓となって、もっともっときびしくあらなきゃならないものもあったろうと……

第72回国会 地方行政委員会 第13号(1974/05/21、9期、公明党)

○藤原房雄君 議題になっています政府提出の共済年金改正について、若干の質問をいたしたいと思います。  まず、この年金額の増額改定について伺いたいんでありますが、この法案によりますと、昭和四十五年、四十六年、四十七年の各年度は、公務員の給与引き上げ率で、昭和四十四年度以前は、恩給水準と給与水準との格差の是正を含めて一九・七%から一六・三%を退職の時期の区分によって引き上げる、このようになつでいるわけでありますが、これで既裁定年金の給与改定率はすべて改められたことになるのかどうか、この点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 ところで、まあ改定率一五・三%は、これは公務員の給与引き上げ率というこ……

第72回国会 地方行政委員会 第14号(1974/05/28、9期、公明党)

○藤原房雄君 地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、わずかの時間でございますし、今日までまた審議を続けられてまいりましたので、一、二点だけお伺いしたいと思います。  今度のこの一部改正では、われわれが今日まで主張しておりました点についてはだいぶまあ織り込まれておりますし、一部の疑義はあるといたしましても、私どもは賛成するものでありますので、個々の問題についてはまたの機会にひとつさせていただくことにしまして、広域市町村圏のことについて。  まあ今度地方自治法の一部改正によりまして、複合的一部事務組合などの広域行政が進められるわけでありますけれども、現在まで、広域市町村圏振興整備措置要綱に……

第72回国会 内閣委員会 第18号(1974/05/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 このたびの中小企業庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、審議時間もだいぶ過ぎたようでございますので、一、二点だけちょっとお伺いしたいと思うのであります。  最初に、このたびの法案自体につきましては、小規模企業部を設置するということでありますから、これは時にかなったといいますか、きめのこまかい施策はできるであろう、具体的な問題になりますといろんなことがあろうかと思いますが。この法案のことについてはそれなりに評価するのでありますが、しかし、今日の中小企業を取り巻く環境というものは非常に悪化し、日を追うごとにその状況が拡大しつつあるというこういう現況の中にありまして、まず最初に、……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/03/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして、予算三案並びに財政投融資計画に対する質疑を行ないます。  最初に政治姿勢といいますか、最近の政治の問題につきまして若干質問したいと思います。議会制民主主義におきましての根本ともなります、民主政治の根底ともなります選挙のことについてでございますが、事前の運動等につきましては相当法的にもきびしくこれが規制されておるわけであります。しかし、案外投票したあとの、開票後における問題につきましても、最近はいろいろ新聞をにぎわわせる事件が起きております。これ、自治省にお願いいたしまして、事例についてちょっとまとめていただいたわけでありますが、最初に自治大臣から、……


藤原房雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院9期)

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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/08/05、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、今回の全日空機の事故によってなくなられた方々の冥福を祈りながら、再び同じ事故の絶滅を期していかねばならないという強い決意の上に立ちまして、航空行政のあり方につきまして、政府の姿勢をただし、また、今後の問題について若干の質問を行ないたいと思うのであります。  昨日から本日、いろんな角度から論じられてまいりましたが、私はこのたびの事故にあたりまして、ちょうど岩手県におりました。事故発生後二、三時間で現場へ参りまして、その悲惨な状況をこの眼で見てまいりましたが、まことに言語に絶する状況でございました。運輸大臣もいち早く現場に参りまして、その悲惨な状況につきましては、あなた自身のは……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/07/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 本日、合同審査にあたりまして、若干の質問をさしていただきたいと思います。今日まで運輸委員会で相当な質疑が重ねられているわけでございます。きょうは連合審査ということでございますので、私どもの立場からぜひ問いただしていかねばならないという点を若干、まあ与えられた時間が四十分でありますから、そう質問はできないと思いますけれども、許される時間の間お聞きしたいと思います。  いろんな問題がございまして、このたびのこの国鉄運賃の値上げが国民生活にどういう影響を及ぼすかということ、さらにまた現在の国鉄のあり方が地方財政や、また地域にどういう影響を及ぼしているのかという、そういう問題等につきまし……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1973/03/15、9期、公明党)

○藤原房雄君 先ほど災害の状況についての報告がございました。また、ただいま大矢議員からの質疑がございまして、このたびのこの災害につきましての大要というのは大体理解できたわけでありますが、私から二、三の問題についてお伺いしたいと思います。  一つは、保安につきましては、ほかの山よりも非常に事故の発生も少ないという、先ほどデータをあげていろいろございました。しかし、事故が一たび起きますと非常に大きい事故が起きるということで、件数は少ない、しかし、一たび起きますと大きな事故につながるということで、その点は非常に考えなければならないいろいろな問題があろうかと思います。  それで、お伺いしたいのは、この……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/04/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまも、峯山委員から、自然破壊の問題についていろいろ質疑があったようでございますが、最近の著しい開発ブームといいますか、この問題は、特に、昨年、日本列島改造というかけ声がかかりましてから一そう拍車がかかったように思うのであります。美しい自然の守られておりました景観の地が、大手の業者によってどんどん買い占められ、そしてまた、現在もその自然があとかたもなく破壊されているところ、さらにまた、これから開発されようとするところ、こういう問題が全国に山積しております。 これはもう早急に対策を講じなければ、現在までの政府のやり方は、対症療法的な、物事が起きてからということで、自然の景観をそ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/04/06、9期、公明党)

○藤原房雄君 限られた時間でもございますので、端的にお聞きいたしますので、ひとつその点よろしくお願いします。  私は東北、北海道に関しまして最も関心の深い青函トンネルのことにつきまして、若干の質問をしたいと思うわけでありますが、この問題につきましては、昨年わが党の衆議院の古寺委員も現地におきまして問題になっております何点かにつきましてはいろいろ質疑をしておるようでありますが、世紀の大事業としてこの事業のりっぱに完成することを祈らずにはおれないわけでありますが、先ほどもいろいろお話ございましたが、愛される自衛隊ということばがあるわけですが、国鉄も最近いろいろな問題を起こしておりまして、決して愛さ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1974/04/04、9期、公明党)

○藤原房雄君 第一分科会におきましては総理府関係ということでございます。私も北海道の者ですから、北海道開発行政のことについて二、三お伺いしたいと、こう思うわけであります。  北海道の開発のことにつきましてはいままでもいろいろ議論のあったところでございまして、また現在三期計画の推進というものが進行している途上でもございまして、現時点から考えましても私ども非常に考えなければならないいろいろな問題がある。三期計画の中の三つの柱といわれております苫東、また石狩新港、新酪農村、ここにも社会変動の大きな波が押し寄せておる。こういう観点からいたしまして、開発庁の姿勢といいますか今後の問題についてお伺いしたい……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1974/04/06、9期、公明党)

○分科担当委員外委員(藤原房雄君) きょう分科会において自治省関係の問題について二、三お伺いしたいと思うんであります。  最初に地方自治の確立また住民の声を政治にというこういう観点、私は大事な問題だと思うんでありますが、私は去る三月二十三日の予算委員会におきまして、北海道の大規模な開発、これは石狩新港の開発のことにつきまして開発庁長官に対しまして十分な住民の意思を反映したものであっていただきたい。まあ、いまはマスタープランの段階でありますから、基本計画の段階でありますから、それは当然できることなんで、この点十分にお話し申し上げました。現在小樽市と石狩町から、それぞれ議会から意見書が出ておる、こ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

藤原房雄[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期
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