このページでは木庭健太郎参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま趣旨説明のありました老人福祉法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 私たち公明党は、新しい時代の福祉とは何かを常に問い続け、その新しい日本の指針づくりに着手してきました。年齢的、身体的に、また経済的に弱い立場の人々に最低生活を保障し、そのための予算をふやし、制度を充実させることは当然のことであります。しかし、政治はそこにとどまらずに、ハンディキャップを負う方々でも、その一人一人の個性や生き方、価値観、人生観を最大限に尊重し、多種多様な生き方、人生コースを選択できる社会の仕組みをつくり上げることを日本の大……
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました昭和六十三年度決算と、これに関連して当面する諸問題について、海部総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。 まず、土地問題について伺います。 総選挙後、総理御自身が土地問題は内政の緊急課題だと何回もおっしゃりながら、現実には、土地税制の柱となる新土地保有税は自民党税調で全くの骨抜きとされ、その他具体的対応策も進まない現状にあります。 我が党は、まず政府が襟を正し、具体的に実行できる対策をと考え、本年七月に東京、大阪にある国家公務員宿舎用地の利用実態調査を行いました。この結果、東京ドーム約五十九個分もの土地がむだ遣いされ……
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました自由民主党、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合三党提案による国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対する修正案並びに修正案を除く政府原案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部改正案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。 世界は今、冷戦の終結を得て、新しい国際平和秩序の構築を目指して歴史的な変革期を迎えております。これまでの米ソを中心とした世界秩序にかわって、国際平和の維持、構築に対する国連の果たすべき役割と期待は極めて大きくなってきております。戦後、我が国は、平和憲法のもとでひたすら……
○木庭健太郎君 私の方は、いまだに後を絶たない難民問題についてひとつお伺いします。
まず、最新の漂着者の実態、それに対する審査状況及び偽装難民の具体的な措置状況、また現在対応に追われております地方自治体への財政措置について総括的な御報告をお願いします。
【次の発言】 あと、偽装難民の具体的措置状況をお願いします。
【次の発言】 もう一つあったんですけれども、飛ばしまして、今ありましたように、中国からいわゆる偽装難民というものが今ふえているわけでございます。政府といたしましては今のところ難民のスクリーニングの厳格化、経済難民排除の方針というのを決めておられますが、同じようにやはり日本に漂着、保……
○木庭健太郎君 世界六十九カ国の環境相が集まりました地球温暖化防止策を検討するオランダ会議が七日に終了いたしました。環境庁長官、出向かれてまことにお疲れさまでございました。この会議の宣言の中で、二〇〇〇年までCO2を原則凍結する旨の宣言がなされまして、地球温暖化防止という意味では本当に歴史的な宣言がなされたというふうに私自身は理解をいたしております。ただ、現地から伝わってきました報道を読みましたら、日本代表団は律儀に、実行できないものは約束できないというようなこともおっしゃっておりましたし、結果的にこの二〇〇〇年までのCO2の原則凍結について六十七カ国まで合意した中で、日本とアメリカだけが保留……
○木庭健太郎君 総務庁が先日九月二十五日に取りまとめられました、利用者サービスを中心とした鉄道事業に関する行政監察の概要について、簡単で結構でございますから報告してください。
【次の発言】 今回の監察の中にJRグループが含まれておりません。確かに国鉄調査を五十九年、それから監察を六十年六月ということで行っていらっしゃいますけれども、一応JRとして日本一の民営の鉄道会社が誕生したわけですし、また、午前中もちょっと論議が出ておりましたけれども、最近事故が余りに多いというようなこともございます。そういった意味も含めてぜひ一度はJRについても早急に行う必要があるんじゃないかと思うんですけれども、その辺……
○木庭健太郎君 まず、法務省に入国管理局の出張所の整理統合の問題についてお尋ねいたします。
本年の一月二十四日の閣議で、この出張所を十五カ所整理統合するという方針が決まっておりますけれども、簡潔にこの整理統合の理由をお聞かせください。
【次の発言】 その十五カ所というのを選ぶ基準ですね、そういうものがありましたら教えていただきたいのですけれども。
【次の発言】 その十五カ所についてはほぼ決定されているのかどうかということをひとつお伺いしたいのと、またこれは地元の問題も絡んでくるでしょうし、一応平成五年度までというようなめどが出ておりましたけれども、どんな手順でこれからやっていかれるのかも教え……
○木庭健太郎君 私も障害者雇用の問題をお尋ねしようと思いますが、この問題、午前中からいろいろ論議もございました。堀委員もおっしゃったように、障害者雇用という問題は単に雇用だけの問題じゃなくて、社会の成熟度とか文化度、そんなものをはかる上でも重要な問題であるというふうに思います。ただ一方で、障害者の雇用の問題というのは、やっぱりそういう人を身内に抱えるとかそういう人じゃない限り、またその厳しさもわからないというような側面もあるような気がします。私自身も身内に一人全く目の見えない人がおりまして、その人を通してこういう問題を考えるようになった一面もございます。 そんな意味で考えれば、午前中から論議……
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、提案者の方々に若干の質問を行いたいと思います。 この被爆者援護法案については我が党としても長年取り組んできた課題でもあり、提案者の方々には本当に心から敬意を表します。 原爆の被害の悲惨さについては何回も何回も述べられており、今さら改めて述べることもないと思います。ただ、今被爆者という言葉そのものが核兵器廃絶を願う世界の人々にとっては一つの共通語にもなっております。それはひとえに被爆者の方々が苦しみを乗り越えて、そしてまたみずからの傷をさらしていって四十数年間必死に闘い続けた結果ではないか、私にはそのように思えてなりません。それに対し……
○木庭健太郎君 きょうは私が最後であります。あとしばらくおつき合いをお願いしたいと思います。 朝からずっと論議がありまして、その中で、この法案の中身に入る前に、午前中から指摘もあっておりましたけれども、何か今回の改正の場合は非常にやはり国民の側から反発が強かったというか、理解してもらえなかったというか、そんな部分が非常に強かったと思うんです。 前回、六十年改正の際には随分その前に、それこそ十年間ぐらいかけた論議が続いた上に、学識経験者との交換会、政党との意見交換とかいろんなことがあった上で大改革の法案が提出された。ところが、今回の場合そういった手続が少し不足していたんじゃないかなということ……
○木庭健太郎君 きょうは、土地と住宅の問題について少しお伺いしたいと思います。 言われるとおり、世界第二の経済大国と言われながら、今、私もサラリーマン出身ですが、サラリーマンにとっては特に厳しい状況ができている。首都圏を見ましたら、大体平均的なサラリーマンが標準的なマンションを購入しようとすると、都心十キロ圏では今大体年収の十五・三倍、二十キロ圏では十・七倍。これがマンションですから、現在マンションも持てないというような状況になっております。一戸建てのマイホームというと、七千万、八千万でも、そういう値段が出るとみんなが飛びつくというような状況にもなっている現状でもございます。無理にマイホーム……
○木庭健太郎君 私も、まず最初に、所信に対する幾つかの御質問をしたいと思います。 午前中から審議になっておるんですけれども、とにかく今の現状を見たときに、やはりこれからの老後という問題を振り返ったときに、年金にしても果たして生活できるのかな、病気しても本当にきちんとした医療が受けられるか、また寝たきりになっても最低限の公的サービスを受けることができるか、正直言って国民の不安というのは尽きないというのが現状だと思います。そして、午前中も指摘があっておりましたけれども、国民が政府に何を今は一番望んでいるのか。それは社会保障、社会福祉の充実という点が挙げられております。 こういう社会保障の将来の……
○木庭健太郎君 きょうは、労働省はまだこういう言葉は使っておりませんけれども、いわゆる過労死の問題についてお尋ねしたいと思っております。 最近、民間保険会社が都内の企業に勤める二十代から五十代までのサラリーマンを対象にしてアンケート調査をやっておりますけれども、このときに、四五・八%のサラリーマンの人が自分も過労死する可能性があるというような答えを出しておりまして、特に部長以上の管理職、これでは三人のうち二人が過労死の可能性を心配している、こんな結果が出ておりました。 また、先日、過労死問題に取り組んでおります弁護士さんたちなんかがつくっていらっしゃる過労死一一〇番というところがあります。……
○木庭健太郎君 きょうはこの前も少しお聞きしましたけれども、将来の我が国の社会保障制度と国民負担率のあり方、これについて何点かお伺いしたいと思っております。 税と社会保障負担合わせた国民負担率、この対国民所得比は平成二年度で四〇%を超えるというようなことがほぼ確実と今見られております。今の現行の制度を前提といたしまして高齢化がピークを迎えることになります二〇二〇年ごろの国民負担率をどの程度になると厚生省では見込まれていらっしゃるのか、現時点での見解をぜひお聞かせ願いたい。 あわせて、政府として少なくとも二〇二〇年を展望した新たな推計を国会に提案する用意はないでしょうか。この点につきましては……
○木庭健太郎君 まず、中小企業退職金共済法の改正に関連いたしまして何点か最初に伺いたいと思います。 先ほどもちょっと御指摘があっておりましたけれども、今回の改正の中で一つの大きなポイントは、パートタイム労働者が加入しやすい状況をつくられたということが大いに評価できるものだと思いますし、私たちもパート労働の問題をやっておりますし、そういった意味では評価するんですが、ただ加入促進の面ではいろんな意味でまだ残された課題が多いんではないかとも感じております。 先ほど指摘もあっておりますけれども、包括加入の問題がお話しあっておりました。やはり私、週二十二時間―三十三時間未満の人たちにもぜひこれは適用……
○木庭健太郎君 人生八十年時代ということが朝からいろいろ論議になっておりましたけれども、この高齢者の雇用の問題は、まさに国民的課題というような御認識は大臣もあると思います。 ところが、その一方で、これもいつも言われることですけれども、人手不足、人手不足といいながら高齢者の雇用問題の方をとってみると、六十歳以上を定年年齢と定めている企業の割合が平成元年度でまだ六一・九%しかないという厳しい現状だと思いますし、その他高年齢者の失業率、有効求人倍率、再就職など、いずれを見ても現状が厳しいという認識は大臣も十分御認識になっていることだと思います。 そういった中で出された今回の改正案だと私も思います……
○木庭健太郎君 私もこの席に着くのは初めてでございまして、きょうは、この委員会でも少し取り上げられましたけれども、ODAの問題、特にインドのナルマダ川流域の総合開発の問題について何点かお伺いしたいと思っております。 御存じのとおり、このプロジェクトの中で今一番問題になっているのがサルダル・サロバル・ダムの建設の問題でございまして、世界銀行が四億五千万ドルを融資しておりまして、日本のOECFの方からも二十八億五千万円の融資がされて今スタートをしております。しかし、もう日に日に地元住民を初めとして世界のNGOからも猛反発が起きているのが現状でございまして、融資を中止しろという声が随分高まっており……
○木庭健太郎君 まず、埼玉県浦和市のしらさぎ幼稚園の集団発病の問題について、簡単に二点ほどお伺いしたいと思っております。 この集団発生の場合、死者がもう既に二人出ているということでございます。大変痛ましい事故でございます。また、幼稚園というある意味では公的な場で起きている。亡くなったのは園児である。私も同年齢の子供を持ちますから非常に関心を持ちましたし、そういう意味では、悲しい話ですけれども、これを教訓にしてきちんとしていただきたいという面もございます。 その中で、一連の報道を見ておりました中で特に感じた第一点は、埼玉県の自家用水道条例ですか、これで年二回水質検査を義務づけている。この幼稚……
○木庭健太郎君 まず、中小企業近代化資金制度の問題でお伺いしたいと思っております。 この中小企業近代化資金という制度は、都道府県が特別会計を設置いたしまして国から補助金を受け入れ、そしてそれを元にして地方自治体が一般会計から同額の資金を繰り入れて、これを原資といたしまして中小企業の施設近代化のための費用を無利子で貸し付ける制度でございます。大変人気がある制度でございます。特に、今企業が設備投資主導型の経済になっておりまして、全国各地でこの資金に対する需要が物すごく強くなっております。 例えば私の住みます福岡県でございますけれども、ことしは年間十一億円の資金がございましたけれども、九月の段階……
○木庭健太郎君 きょうは最初に、昨年春からずっと、ボートに乗りまして中国からやってまいりました、いわゆる偽装難民の問題でお伺いしたいと思っております。 昨年あれほど大騒ぎいたしましたけれども、ことしは鎮静化したというようなこともあって、話題にも上らなくなっておりますけれども、私も当然全員中国へ帰られたんだろうと思っておりまして、長崎県大村の収容所で聞きましたら、まだ千四十八人の方が残っていらっしゃる。あれから既に一年以上たっているのに、その人たちがそこに残されていることを聞いて、ある意味ではびっくりいたしました。 状況を少し教えていただきましたら、ことしの九月二十二日の第五次の二百五十八人……
○木庭健太郎君 まず最初に、現在世界的に注目を集めておりますクルド人難民の問題について、幾つかお伺いしたいと思います。 私も湾岸調査団ということで公明党で行きまして、やっぱり難民問題これから大きくなるなと思っていたやさきに、心配していたとおりクルド人百五十万人が難民としてイランとかトルコに出ていくというような状態になってまいりました。 日本といたしましても、緊急に援助を決められたり、また医療調査団第一陣、第二陣までもう既に出されているということを聞いております。また、新聞報道ですけれども、政務次官を現地に送ろうとか、イラク政府に対して外務省の方から申し入れをなさるとか、さまざまな対策をなさっ……
○木庭健太郎君 まず最初に、今バングラデシュでも活躍しておりまして、また外務大臣の発言で一躍注目されるようになりました国際緊急援助隊の派遣の問題についてお伺いしたいと思っております。 この援助隊の派遣の法律ができたのは昭和六十二年でございまして、以来十八回、民間のボランティアの皆様を初めいろいろな方たちの献身的な努力で、海外でいろいろな形で活躍をしております。ただ、法律ができた当時というのは、これが国際貢献のただ一つの柱だというようなことを言われて期待をされたところでもございますけれども、国際的評価がいま一つという面も現実ございます。 現在論議になっております自衛隊参加の問題についてはまた……
○木庭健太郎君 きょうは質問通告はしておりませんでしたけれども、雲仙の問題については午後から各委員の先生方から、大変残念なことが起きたということでお話がありました。政府としても、本日本部をつくられてやっていらっしゃるということでございます。万が一にも再びこのようなことはないと思いますけれども、そういうことがもし起きた場合の態勢というのは、これは医療機関の問題にもかかわりますし、厚生大臣、ぜひそういう面でも心がけて、今回の問題を教訓としていただいて、ぜひともそういう態勢だけはきちんと常に対応できるようにとっていただきたいということをまず御要望をしておきます。 きょうは、難病の問題を少しお伺いし……
○木庭健太郎君 まず最初に、文部省の方に長崎県雲仙・普賢岳の火山噴火に伴う問題で何点かお伺いしておきます。 私も噴火以来三回ほど現地へ行ってまいりました。被災者の皆さんに要望を聞くと、一番多いのがやはり家の確保の問題なんですよね。避難先で長い生活になっている、これをどうするかというのが一番最初。次は、働く場所がなくなっていますから生活保障の問題があるわけです。次に皆さん挙げられるのが教育の問題なんです、実は。いろんな面で子供たちの教育のことを本当に心配されているということを実感した次第でございます。 現地、あすから小中高夏休みに繰り上げでなるということも聞いております。そんな中で特に要望が……
○木庭健太郎君 きょうは過労死の問題、いわゆる過労死ですね、労働省流に言うと。この問題で前回も少し質問したのですけれども、若干質問させていただきたいと思っております。 父の日の前日の六月十五日に、過労死問題に携わっている弁護士さんたちが中心になって「過労死一一〇番」というのを全国四十五都道府県、五十二カ所で一斉に電話相談を実施されました。日常的にこの「過労死一一〇番」ということをずっとやっていらっしゃるそうですけれども、それにもかかわらず午後三時までに全国で二百五十八件の相談が、これは過労死そのものというより日本人の働き過ぎの問題、そういった問題でも相談があったそうでございます。 そして、……
○木庭健太郎君 まず最初に、石原参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほどからお聞きしていると、改定ルールの問題ですね、もう随分練り上げてつくられたものだというお話もあるんですけれども、何かお話だけ聞いていると、これは固まったものは幾らいろいろ意見が出ても変えないのが原則だという発想でやられているような気がちょっとするんですよ、どうしても話の節々から。それに、変える場合の要素としては社会経済の諸要素というようなことをおっしゃいましたけれども、諸要素とは一体どの辺まで参考にされているのか。今回はこういう形になったとしても、今のお話を聞いていると、ずっとこういう形でやられるような気もするんですけれ……
○木庭健太郎君 この勤労者財形促進法は過去六回の改正を行っておりまして、今回、高齢化の進展、住宅問題の深刻化というのを受けて第七次の改正となるわけでございます。ただ、先ほどからずっと聞いておりましたら、大臣御自身もこれでもう十分だとはお考えでないようですし、また各関係機関や労使双方からもいろんなこの制度に対する要望もまだまだ出ておりますし、その中で酌み取れなかった部分も数多く今回あったと思いますけれども、大臣御自身今回の改正を見られていて、もうちょっとここは努力したかったなと、ちょっとここは足りなかったなと思われる点があればぜひお話ししていただきたいのですが。
○木庭健太郎君 私も四党共同提案いたしました野党の発議者の一人でもございます。また、小委員会の中で論議を重ねてまいりまして、ようやく労働者の権利として育児休業を法制化するということに至ったことについては素直に評価いたします。 ただ、出てきた法案の中身を見たときに、午前中から論議になっておりますけれども、最大の問題である所得保障の問題について、なかなかというか一歩も出てこない。罰則の問題はもちろんあります。不利益取り扱いの問題もある。もうある意味ではさまざまな問題を抱え過ぎているような気も正直いたしまして、大臣もこの法案について、これは第一歩だというふうに午前中おっしゃっておりました。やはりま……
○木庭健太郎君 最初に、地域雇用開発等促進法に関連してまず何問かお聞きしたいと思います。
まず、現在の雇用失業情勢、特に地域別に見た雇用状況の現状をどう認識されているのか、また今後の見通しについてどのように考えているのかをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 地域的に厳しいところというのはどこら辺ですか。
【次の発言】 今おっしゃったように地域で非常にばらつきがある。私は福岡でございまして、大臣は鹿児島と、どちらかというと雇用失業情勢、回復テンポが非常に緩やかな地域でございます。
そうした地域というのはこれからも引き続き地域雇用対策というのを強力に推進しなくちゃいけないと思うんですけれ……
○木庭健太郎君 育児休業法もこの前の参議院の育児休業小委員会から長い経過をたどってまいりまして、ようやく本院でも二回目の審議ということになったわけでございます。前回も審議をさせていただきましたけれども、私たち野党が提案した法案に比べて、その問題点も前回いろいろ指摘させていただきました。 一つは、休業期間中の経済的援助が全く触れられていないということに対しては極めて強い不満を残したまま、なかなか解決の方途が見えてないという現状でございます。また、不利益取り扱いの禁止規定の問題、原職または原職相当職への復帰の問題、これらはいずれもこの育児休業法の実効性を高めるという観点では私たちは不可欠だと、正……
○木庭健太郎君 先ほど井上委員の方からも長崎雲仙・普賢岳の問題が出されておりました。私もこれで少しだけお聞きしたいと思うんですけれども、先日私も雲仙岳へ行ってまいりまして付近の状況も見てまいりました。砂防ダムが何カ所かできておりまして実際に機能しているようでございまして、非常に粘着力の強い火山灰というのですか、雨になると勢いよく流れるのですけれども、乾くと一変して石のようになる火山灰でございまして、もしこれが下まで流れることがあったら被害はかなり大きいだろうなということも感じました。また、砂防ダム関係で新規の起工式を行ったばかりでございまして、それからこういう状態に今なっておりまして、実際行っ……
○木庭健太郎君 総理、私たち公明党の議員のメンバーも、調査団と時を同じくいたしましてイランからジョルダン、それからエジプト、またサウジアラビア、一人はクウェートまで入ってまいりました。 今アブアリ島というお話が出ました。今海水が一番汚れているところでもございますが、実はそこまで現地に行きまして海水をとってまいりました。海水というより、海岸に押し寄せられているのはこういう、ちょっとこれだけじゃわかりにくいのでお見せしようと思って持ってまいりました。(資料を示す)こういう具合に、もうなかなか出てこない、どろっとして。これが海水です。こういう状態で、被害は少ないと今おっしゃられましたけれども、海岸……
○木庭健太郎君 今回の暫定予算は、湾岸問題への対応の審議のために時間を要したこともございますし、この経過から緊急やむを得ないものと理解はいたします。ただ、一、二点ちょっと確認させていただきたい点がありますのでお聞きいたします。
一つは暫定予算と本予算のかかわりでございます。これまで暫定予算は本予算と密接不可分という見解できておりますが、一方では、本予算成立までは根拠法的にも内容的にも独立したものとして見ることができるというような見解もございます。この点、政府としてどうとらえていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一点なんですけれども、今回、暫定予算については各党の政調・……
○木庭健太郎君 まず、食品照射の問題について科学技術庁にちょっとお伺いをいたしたいと思っております。 食品照射というのは、御存じのとおり食品にコバルト60など放射線を当てて殺菌、殺虫などを行って食品の保存効果を高めるというふうに言われているものでございます。我が国では昭和四十二年に食品照射研究開発基本計画がつくられておりまして、科学技術庁初め各関係省庁が食品照射研究運営会議というのを設置されて現在までにジャガイモ、ミカン、タマネギなど七品目の研究を行ってこられたと聞いております。ただ、運営会議そのものは昭和六十三年にミカンについての研究を終えられまして、七品目、当初予定したすべての食品照射に……
○木庭健太郎君 まず、出生率の問題をお聞きいたします。 平成二年度の合計特殊出生率は、昨年の一・五七に引き続いてまた低落いたしまして一・五三という最低の数字になったわけでございます。どうしてこの出生率の低下に歯どめがかけられないのか。厚生省及び政府が書かれているものを読ましていただきますと、何かこの一番の原因は女性の晩婚化とか、それから晩産化といいますか出産するのがおくれてきたというようなことを強調されているように感じるんです。先ほど堂本委員は母子保健のあり方じゃないかとおっしゃいました。私自身はそうじゃなくて、日本が経済大国になっていく中で、逆に一人一人の生活レベルがどうなったか。生活小国……
○木庭健太郎君 今回の改正案のキーワードというのをずっと見てみますと、介護という言葉が一番大きなキーワードになっているのだろうと私自身理解しております。改正の趣旨自体が介護体制の充実を図るというようなことを言っておりますし、岡光部長も何度介護。という言葉を連発したか、百回以上は少なくともおっしゃっている。もちろん、高齢化社会においてそういう介護体制を充実するというのは、私たちも一生懸命主張してきておりましたし、大事なことだと思っておりますけれども、ただ、厚生省としてこの介護というものをどういうふうにとらえているかというのがいま一つ私はわかりません。 そこで、まず一点お伺いしたいんですけれども……
○木庭健太郎君 それでは、質問をさせていただきます。 今回の法案というのは、廃棄物が急増する中で、しかも最終処分場がもうほとんど満杯になっているという状態で、何としても廃棄物問題の解決と環境保全のための循環型社会を構築しようということは大きな課題でもございますし、その意味では、改正案が出てきたということは廃棄物問題の解決への糸口ではあろうと思っております。しかし、この前の論議、きょうの論議を見ておりましても、改正案というのは昨年十二月の生活環境審議会の答申と比べてみてもどうしても後退しているというような感じをぬぐうことはできませんし、それから問題点も幾つかあると思っております。 まず、一番……
○木庭健太郎君 それでは、質問させていただきます。 今回の法改正は、国際社会の一員として深刻化する麻薬問題に取り組むための国内法の整備でありまして、必要不可欠な法改正と私たちも思っております。しかし、新しい形の法制度も導入されますし、真価を問われるのはこの改正された法律がどんなふうに運用されて麻薬対策に実効性を上げるかということだと思っております。 そこで、まず法改正の中身について、先ほども質問があっておりましたけれども、一、二点伺いたいと思います。 一つはコントロールドデリバリーの問題でございます。先ほどの説明では、これは犯罪の意思のない者にさせるのではない、いわば荷物の監視をしてみた……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。
証人に、まず暴力団絡みの件について数点伺います。
現在、この問題は、やはり市民にとって非常に倫理にもとったというようなことを言われていますけれども、まずお伺いしたいのは、広域暴力団稲川会と関連する口座というのが日興証券に何口座あったのか。石井前会長の名義だけではなくて、ほかに稲川会に関連する口座があったと思いますけれども、どうでしょうか。
【次の発言】 その二つの口座は、大蔵省が通達で禁止したいわゆる借名口座ではないですか。
【次の発言】 現在この石井前会長名義の口座も含め三つとおっしゃったわけですね。その三つの口座は現在どんなふうになって……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。
先ほどから大阪府民信用組合のことが論議になっておりました。頭取からいろいろお話を聞いておるんですけれども、それではもやはりわからない。なぜこれほど巨額な金を自分の銀行でもない一つの信用組合に貸し得るのか全く理解できない、そう思いました。
そこで聞きたいんですけれども、富士銀行はこの府民信用組合だけじゃなくていろんなほかの信用組合にもこういった大口預金の紹介をいつもやっていらっしゃるんですか。
【次の発言】 こんな大きな金額はと言われましたけれども、例えばほかのケースの場合、一番大きくてもどれくらいなんですか、どれほど今回の府民信用組合と差が……
○木庭健太郎君 私は、きょうは公明党を代表させていただきまして、この法案に対して審議をさせてもらうものでございます。 私自身、衆議院からの論議を聞いておりまして、この前のあの採決の混乱を見ておりまして非常に残念だと思いましたし、それ以上に、ああいうことでPKOまたPKFというものの本質が国民に対して見誤られるならば本当に悲しい事態だなと、そう思いました。 まず、総理に国際貢献のあり方をお尋ねしたいわけでございます。 最近の新聞論調を見ておりましたら、国際貢献はPKOだけかとか、また、自衛隊の派遣の問題しか国会は論議していない、これは異常だというような論調も実際にございました。我が国が国際……
○木庭健太郎君 私も国鉄の長期債務問題についてお伺いをしたいと思います。 ただいま野沢委員の方から、専門家の幅広い形での国鉄改革問題の指摘がございました。ただ、お話をお聞きしていて、やはり国鉄改革の中で残された最大の問題は国鉄の長期債務問題だと感じてならないわけでございます。この問題に関しては、ある意味では改革の成果がほとんど上がっていないと言わざるを得ない面もございます。 先ほど局長の方から、長期債務の清算事業団の要処理額の推移の御報告がございました。確かに、局長がおっしゃったとおり、当初の二十五・五兆円から、平成二年度までずっとこれが二十七兆一千億円にまで上がってきた。ただ、平成三年度……
○木庭健太郎君 午前中も少し堀委員の方から指摘があっておりましたけれども、外国人労働者、とりわけ不法就労者の医療問題について、最近随分いろいろ論議されるようになりましたし、一応厚生省の見解なりをこの際まとめてお伺いしておきたいと思っております。 外国人労働者の入国者数は随分ふえておりまして、平成二年外国人の入国者総数が三百五十万人になっております。この十年間で約三倍ということでございます。この不法就労の問題についても数についてはなかなかわかりませんけれども、少なくとも十万人を超すというようなことが今言われているわけでございます。 その中でもとりわけ人道上の問題、いろんな意味で問題になってい……
○木庭健太郎君 午前中から質疑も出させていただきました。まず、今回の健康保険法改正の問題で聞いていてもなかなか納得できないのが、一つは保険料率が千分の八十二と設定された理由。また、国庫補助率に関して、暫定措置と言いながら中期的財政運営の初年度に当たる平成四年度において引き下げるという点について御説明を聞きましたけれども、完全に納得はいたしておりません。ぜひこの二点、なぜなのかわかりやすくかみ砕いた説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 懇切丁寧な説明をいただきました。財源にかなり余裕があるという認識も一致はいたしております。
ただ、午前中も論議になりましたけれども、結局この四月一日から……
○木庭健太郎君 まず、人材確保二法案の質疑に先立ちまして、本年度で三年目を迎える高齢者保健福祉推進十カ年戦略、ゴールドプランの問題についてお尋ねをしておきたいと思います。 これまでの実施状況をお尋ねしようと思いましたけれども、前回民社党の勝木委員が同じような御質問をいたしておりまして、それに対して、ホームヘルパーにしてもデイサービスにしてもショートステイにしても、ほぼ予算の目標どおりのことができているというような答弁があっておりました。それはそれで結構なんですけれども、私が第一に聞きたい点はショートステイの問題でございます。 ショートステイについては、予算上はこれまで八千六百七十四床ですけ……
○木庭健太郎君 きょうは四人の方々から貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございます。 私、公明党・国民会議の木庭健太郎でございます。 まず、有田参考人にお尋ねをしたいと思います。 私たちもこの法案が出てきたことに対して同じように喜びましたし、看護婦さんの現状、また福祉施設で働く方たちの現状を見てきて、何としても改善しなくちゃいけない。その根本の問題が人材の確保ということを考え、その中で出てきた法案であります。ただ、私どもがこの法案を見たときに少し心配になってまいりましたのは、確かに枠組みとしてはできてきた。しかし、先ほども板山参考人でしたか、実効性の面というお話がございました。……
○木庭健太郎君 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を審議するに当たりまして、最初に、先日台湾人元日本兵訴訟の最高裁判決がございました。この訴訟は、第二次大戦中に旧日本軍の軍人軍属として死傷いたしました台湾人の元日本兵とその遺族が、援護法や恩給法の国籍条項は法のもとの平等を保障した憲法十四条に違反するということで、国に補償を求めたものでございます。 提訴から十五年ほどたちましたけれども、四月二十八日が最高裁の判決でございました。判決は厚生省もごらんになっていると思いますけれども、一応国の措置については合法ということを言っておりますけれども、判決理由の中で、台湾出身の軍人軍属に対……
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、この法案の審議をさせていただくものであります。 きょうからようやく日本の国際貢献のあり方を問う論議が再開されたわけでございます。私たちは、国会の論議を通じて私たちなりに考えている日本の国際貢献のあり方、特に人的貢献のあり方について政府に要求もきちんとしていき、論議の中でその実現を求めていきたい、そう思っております。 しかしながら、あの湾岸戦争以来、私どもの国はこの人的貢献のあり方を審議し出しまして、もう足かけ三年が過ぎてしまったわけでございます。午前中からも皆さんおっしゃっておりましたけれども、この間、もう世界じゅうは本当に大きく動……
○木庭健太郎君 公明党・国民会議の木庭健太郎でございます。 本日は、明石参考人、お忙しい中を立ち寄っていただきまして、私たち今このPKOの法案を審議しておりますし、非常に参考になる御意見をいろいろ賜りまして、心から感謝いたしております。さらに、私たち若い人間にとっては、日本人の一人としてそういう国連の大事な仕事に明石参考人がついていただいているということは我々にとっては誇りでもありますし、本当に今一番難しい中で努力されていることに心から敬意を表するものでございます。 今二人の方からいろいろ御質問があっておりました。私どもも明石参考人がおっしゃったように、この冷戦構造が崩れた中やはり小さな紛……
○木庭健太郎君 今回の審議の一つの焦点になっておりますカンボジア問題で、きょうはお伺いし。たいと思います。 私たち公明党も、石田委員長を団長にカンボジア訪問団を先日派遣いたしまして、現地の実情をつぶさに調べてまいりました。昨年七月にも、私物め党調査団をカンボジアに派遣しておりまして、今回が二回目でございます。既に、総理初め政府にカンボジア問題での提言を行っておりますが、きょうはこれを中心に質問をしたいと思います。 まず、最初にお伺いしたいのは、カンボジア問題と我が国のかかわりをどうとらえるかであり、日本の国際貢献のあり方をどうするかという問題でございます。 カンボジア和平が単に一国の平和……
○木庭健太郎君 きょうはカンボジアの集中審議ということでございます。私、前回カンボジア問題については実は随分やらせていただいておりまして、私どもの立場は質疑の中でやっていけばいいんじゃないかという気持ちも本来は持っているんですけれども、集中ということでまた機会を与えていただきましたので、前回に引き続きカンボジア問題で何点かお伺いしておきたいと思います。 前回、カンボジアの支援のあり方について私どもたしか三点を言いました。やっぱりその中長期的にわたる復興援助はもちろん大事です。NGOの支援、また緊急対策、これも極めて大事だと思っております。それとともにやはり次かしてはならないのは、私たちはUN……
○木庭健太郎君 きょうは、公述人の方々に貴重な御意見をお伺いいたしまして、とにかく今、日本が軍事大国になってはならない、また平和のために尽くしていかなくちゃいけない、そのことは皆さんお訴えになりながら、そのやり方についてさまざま貴重な意見を伺ったと思っております。 ただ、私、皆さんの御意見の中で納得いかない部分も随分ございます。例えば、PKOについては大体皆さん共通の認識を持っていただいているのかなと思いましたら、御意見の中にPKOというのは、やはり武器を使う訓練を受けた人が必要なんだというような御意見がございました。私は、PKOというのは何が本質なのかということを見きわめなくちゃいけないと……
○木庭健太郎君 きょうは修正案に対する審議でございます。 このPKO法案を考えてまいりましたときに、もう既に二年近く審議をさせていただき、総理もほぼ、きょうまでやれば、本会議含めて百時間のおつき合いでございます。かなりの時間を審議することができてきたと私どもは認識をいたしております。また、社会党も自分たちのベストの案として対案を御提示になり、その成立へ向けて一生懸命今御努力をされているだろうと私は思います。決して廃案ありきというような考えではない、きちんと参議院の良識として審議を進めたい、私どもはそう願っておりますし、社会党もそういう気持ちでやっていらっしゃると思います。 修正案については……
○木庭健太郎君 まず冒頭に、今まで審議がずっと中断をしておりました。中断したことで幾つか論点になっておりました。私どもはこの修正案にある「平和維持隊」という言葉について問題はないと考えております。文書も出されたようですけれども、平和維持隊の考え方について三党修正案の発議者より答弁を求めたいと思います。
【次の発言】 次に、もう一つ問題になったことがございました。
事前承認、修正案にある事前承認の問題で七日間というのが入っていることに対して、社会党の方からこれは憲法違反であるというお話がございました。私どもはこの七日間という規定、その後に「努めなければならない。」、努力義務ということになってい……
○木庭健太郎君 大体論議はほぼし終わったような感じもございます。ただ、我が党としてもぜひ確認したいこともございますし、いつも西川委員が一緒の委員会のときは私が最後でございますとおっしゃっておりましたけれども、今回私が最後でございますので、ぜひおまとめのつもりで答弁をしていただければありがたいと思っております。 我が党は同じ名前の法律案を出したことがございます。やはり積立金がこれだけ大きくなってきているし、サラリーマンの負担を少しでも軽減したいということで、労働保険の保険料の徴収等に関する法律の改正案を出したことがございます。労働省は非常に厳しい言い方をしまして、その時期ではないといって軽くけ……
○木庭健太郎君 じゃ、一言だけ。 労働省にちょっとお伺いしておきたいんですけれども、さっき糸久委員の方からお話しされていましたように、今回労働省の方が何かそういう案を検討しているという報道をされたことに対して私たちも遺憾なんです。労働省としてやはり法的な育児休業制度が必要な時期に来たという御認識は今持っていらっしゃるのかどうか、それだけちょっと確認しておきたいんですけれども、お願いします。
○木庭健太郎君 きょう「考え方」をわかりやすくまとめていただきました自民党の皆さんには感謝いたします。ただ、ここまでまとめられるのなら、どうせなら大綱まで踏み込んでいただいて、対比されて出すぐらいならここまで出してもらえたらうれしいな、その辺が若干残念かな、こうい うのが私の個人的な感じでございます。 きょう出された中、また前回の質疑の中で若干わからなかったところもございますので、何点か私の方から確認させていただきたいと思います。 前回の十一月八日の当委員会でございましたけれども、糸久委員が育児休業の対象者に対する自民党の考え方について、「両親」とか「母親」とか「人」という表現なんだけれど……
○木庭健太郎君 今、前島委員の方から御説明がありましたけれども、少し何点かお聞きしたいと思います。 自民党がこういう形で法制化へ向けて「早急に」という言い方をされて考え方を出されたということは、非常に私どもとしても評価をいたしますし、御努力には敬意を表します。ただ、今糸久委員からもお話があったように、私たちからこれを見るとちょっとわかりにくい面も正直ございます。今検討中という段階の部分もあると思うんですけれども、もう一回確認だけさせていただきたいんです。この中には書いていないんですけれども、休業期間中の問題ですね。これは私たち野党四党提案では休業中の給与保障の問題を出していますけれども、自民……
○木庭健太郎君 私、国民生活調査会に今回初めて参加させていただいている者の一人でございます。 今までの調査会でこれまでやってきたことをずっと見ておりますと、それぞれその時代に適応し、ある意味では時代を先取りする形でさまざまな問題、総合的なことで取り組んでいくというのが国民生活のこの調査会の意味ではないかというふうに私は思えてなりません。一省庁じゃできないようなこと、各分野にまたがったことをどうやってきちんと調査し、ある意味では国民の啓蒙にもなるというような視点がなければ私は調査会の意味がないんじゃないかなというふうに思うんです。 そして私自身、今、国民生活に関してさまざま なテーマがござい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。