このページでは木庭健太郎参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま政府より報告のありましたカンボジア国際平和協力業務の状況に関して総理並びに関係大臣に質問を行います。質問に入る前に、過日、カンボジアで平和のため尽力され思い半ばで亡くなられた中田厚仁さん並びに高田晴行さん、お二人の御冥福を心よりお祈りいたしますとともに、御遺族の方々へ衷心より哀悼の意を表します。また、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りいたします。 私は、冒頭、緊迫化するカンボジアの情勢分析また日本から派遣された方々の状況把握について、政府は認識に甘さがあったと言わざるを得ないのであります。国連ボランティアの中田さんが凶弾に倒れた直……
○木庭健太郎君 きょうは、決算委員会の全般質疑ということでございます。さまざま決算も問題にしたいとも思っておりますが、やはり今ある意味では私たち政治家また政府が一番考えなければならない問題は、私たち公明党は佐川急便の問題だと思っております。ぜひそういう問題にもきちんとした形でやりたいということで、本日はその問題を取り上げさせていただきたいと思っております。 佐川急便事件、これまで長い間かかりまして、一つは一千億円に上る特別背任の問題がほぼ解明され、また暴力団との癒着の問題についてもある程度解明をしていただきました。そして、以前から指摘されておりましたけれども、いよいよ政界へ巨額な金が流れてい……
○木庭健太郎君 最初に、佐川急便問題で数点だけお伺いいたします。 先ほども御論議あっておりましたけれども、佐川急便事件の中で渡辺東京佐川急便元社長から金丸自民党前副総裁に渡された五億円が、事件となるのかどうかということで、問題は金丸さんが記者会見後捜査が行われて、今政治家本人の政治資金規正法違反に当たるかどうかというような点に至っているというような状況のようでございます。 私どもは、こうした疑惑を解明するためには検察当局が金丸氏本人から事情聴取するのは当然のことであると考えております。先ほど刑事局長も一般論でおっしゃいましたけれども、必要な場合は被疑者、参考人の取り調べを行うのは当たり前の……
○木庭健太郎君 本日は締めくくりの総括でございます。私どもこの締めくくりに当たって、今国会通じてやっぱり一番大きな問題になった佐川の疑惑というのが、いずれにしても、証人喚問を通じ質疑を通しながらも、ますます疑惑が深まったというのが正直な感想でございます。今後、次の国会へ向けてもぜひ捜査当局も熱心にやっていただきたいし、国会もまたやっていかなくちゃいけないし、自民党も自浄作用としてやっていただきたい、そのことを強く思っている一人でございます。 そこで、まず冒頭、総理にお伺いしたいんですけれども、総理は参議院の本会議で我が党の鶴岡議員の質問に対して、これは皇民党の褒め殺しの中止という問題で鶴岡議……
○木庭健太郎君 農林水産大臣に、まず木曽岬の干拓事業のお話を一問だけちょっとお聞きしておきたいと思います。 先ほど会田委員からも指摘がありました。またこの問題、私どもの同僚委員が以前この決算委員会で指摘もさせていただきました。局長のお話をお聞きしていても、順調に進んでいるという言い方になるんでしょう、局長の言い方とすれば。そして、大臣も自分もやろうとしたけれども両県がうんと言わないんだ、それくらい強い決意でやっていらっしゃるという状況を先ほど御説明になったわけでございます。私どもも、この問題の早期解決は非常に大事な問題、特にこの決算委員会においては大事な問題だと思っております。 そこで、大……
○木庭健太郎君 まず冒頭、カンボジアのPKO問題をお聞きしようと思います。 官房長官がお見えになってからとも思ったんですけれども、今向かっている最中ということでございますので、まず実際の現地の状況の認識あたりを先にお尋ねしておこうと思っております。 ともかくこの問題については、国連ボランティアの中田さんが亡くなられて、そして今度高田さんの殉職という問題がありました。もちろんこの問題に対して私たちは、亡くなられた方たちに対して何より衷心から本当にお悔やみ申し上げたいし、なおかつ、またけがをされた方たちもいらっしゃる。平和の中で闘われて仕事をされ、その中でそういう傷つく方が出られたということに……
○木庭健太郎君 今国会の最大の課題、国民に向けての責任は、私も政治改革であると思っております。残されたところわずか四日間というお話もございました。総理の御答弁どおり、私たちもこの政治改革四法案一括処理、今国会中、そしてできる限り与野党で共通点を探り出していく、この基本姿勢で私たちもやってきたつもりでございます。野党まとまって一歩踏み出しまして連用案まで出してまいりました。私たちにとっては最大限の努力をしてきたつもりでございます。 ただ、本日昼のニュースを見ておりましたら梶山幹事長が、今国会中成立断念、継続、選挙制度については二、三年かけてじっくりやるべきというような報道が流れておりました。私……
○木庭健太郎君 まず、深刻になっております病院の赤字経営の問題につきまして、この前、予算委員会で大臣とやりとりをやらせていただきまして、大臣としても、きちんとしたこれは赤字の実態調査というのをやりたいということをおっしゃっていただきました。夏までにその結論を出すというお話をお伺いしました。 その後、実はもう一つ問題を指摘したんですけれども、どうも私も言葉足らずでございまして、大臣に真意が伝わらずに食い違ったようなところがあったわけでございます。それは何かと申しますと、中央社会保険医療協議会の問題でございます。 もちろん、ここに、一つは医師会の代表の方たちが入っていらっしゃる。それと保険者の……
○木庭健太郎君 国民健康保険法改正案について質問をさせていただきます。 この改正案が年末の予算編成時期になって急速浮上してまいったわけでございますが、この点について大臣は率直なお考えを先ほどお述べになっておりまして、一つはやはり国の厳しい財政状況を勘案してと、局長なら言えないような言葉でございますけれども、大臣としてそういうことをおっしゃっている。もう一つ、平準化の問題があり安定化の問題があるということをおっしゃっておりまして、私も今回の改正案を見たときに、一つやはり疑問を抱かざるを得ない。国保の問題というのは財政が非常に脆弱なわけですから、抜本的な改革をしなくてはいけないということが言われ……
○木庭健太郎君 それでは、二法について審議をさせていただきます。 まず、午前中の質疑の中でも今回法案を出した意味について大臣及び局長の方から種々御答弁があっておりました。その趣旨はよくわかりますし、医療関係職種をこれからどういうふうに位置づけきちんとしていこうという中で出てきた法案だと、しかも高度医療という問題があると、その辺は十分私も認識しているつもりでございます。 ただ、まず冒頭お伺いしておきたいのは、ではこの二法というのは、そういう医療関係職種をいろいろこれから整理していく中でこの法案でもうでき上がったという認識を抱いていらっしゃるのか。それとも、この二法案を受けて、これからまだまだ……
○木庭健太郎君 私どもの党は、現在、商工委員会の方ではございますけれども高度医療福祉機器の研究開発等の促進法案というのを今提出させていただいて、継続審議になっているところでございます。今回厚生省が通産省と一緒に出されましたこの福祉用具の法案を見ますと、いわば私どもの法案と比較いたしましても、さまざまな点で我が党の法案も取り入れていただいているという点は評価をいたしているところでございます。 私どもがそういった高度医療福祉機器の研究開発の法案を出したという背景は、一つは、我が国のそういう科学技術とか高度技術というのは、どっちかというと企業の合理化とか生産性の向上とかあるいは家庭生活の利便性、そ……
○木庭健太郎君 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、まず冒頭、午前中も議論がありました三十七年通知、いわゆる帰化した北朝鮮、台湾出身者の取り扱いの問題についてお尋ねをしたいと思います。 この問題は、私、去年同じことを質問いたしました。そして、明快な答弁をいただいたわけでございます。明快な答弁とは何かというと、帰化した場合は、この場合まだ北朝鮮、台湾については正式な条約が結ばれておりませんので、帰化した場合は援護法の適用となります、そういう御答弁をいただきました。昨年の五月十九日の質疑でございます、一年たっていないわけです。 午前中も少し何かそういうお答え……
○木庭健太郎君 まず最初に、水道水のことを一、二問伺います。 一つは、この水道水の問題、私も宿舎の方には浄水器をつけておりますけれども、やはり日本の水道水が今非常に悪くなってきたという問題がございます。国民の二割に当たる二千万人の方が、そういう臭い水、水に対する非常な不満を持っていらっしゃるというような結果も出ているわけでございます。また、いろんな化学物質の問題も、一万種類を超す問題もあるというようなこともございまして、私たちはこの問題、特に水道水源の問題について今至急取り組むべき問題ではないかということで、きょうここにいらっしゃいますけれども、党の横尾委員を中心にして水道水源保全法案要綱と……
○木庭健太郎君 精神保健法の質疑をさせていただきます。午前中からさまざまな問題点が指摘され、少しは重複する部分もございますが、なるべく避けながらお答えをいただきたいと思っております。 精神保健法は、前回改正のときに人権擁護と社会復帰施設という大きな二つの柱で改正をいたされました。今回、さらにそれに加えて社会復帰施設から地域社会へと法の精神としてより広げていこう、こういう基本的な考え方、あり方については私も賛成でございます。 ただ、午前中から質疑になっているように、それこそ社会復帰施設から地域社会へと私も叫びたいんですけれども、社会復帰というのが厚生省御自身も認めていらっしゃるようになかなか……
○木庭健太郎君 公明党・国民会議を代表いたしまして、総括質問をやらせていただきたいと思います。
まず冒頭、総理に、金丸前副総裁の脱税問題が起きまして、そのさなかにNHKが世論調査をした結果が本日の朝報道されておりました。私も見ましたら、第一点は政治の満足度という問題で、不満と答える方が八一%、これは過去最高だそうでございます。もう一つは、内閣支持率二丁・六%、これも宮澤内閣始まってから二番目に低い数字だそうでございます。こういった数字をどう総理としてとらえられるか、まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 やはり私は、金丸氏の脱税問題というのがある意味じゃ非常に大きな影響を与えたと……
○木庭健太郎君 公明党・国民会議の木庭健太郎でございます。今の社会党の質問に引き続いてお尋ねをしたいと思います。
証人はただいま四十億円について、金屏風の件ですが、八月十五日、九月十七日、二十億、二十億支払ったということについては鮮明な記憶があるとおっしゃっておりますけれども、これについては、その支払う前の段階でお聞きになったのか、支払いが終わった後にどなたから情報が入って聞いたのか、どちらをおっしゃっているんでしょうか。
【次の発言】 それと、もともとこの真部氏との関係の問題でございます、お聞きしたいのは。
真部氏を伊坂さんに紹介されましたね、先ほど折衝を任せるということをおっしゃってお……
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表し、また連立与党の一員として、景気対策などを中心にして何点か伺いたいと思っております。 まず、総理にお伺いしたいのは、今の景気に対する現状認識という問題でございます。 指標を見ると、消費の低迷という問題もある、企業収益も落ち込んでいる問題もある、さまざまな問題が今あり、私自身の認識としては、本当に今景気が底割れするかどうかというような分岐点にいるというような認識を私自身は持っております。 今回の不況の原因は、冷夏もあるでしょう、長雨もあるでしょう。でも私自身は、やはり一番大きな要因の一つは、この不況という問題に対して、前政権、自民党政権の時代に……
○政府委員(木庭健太郎君) このたび通商産業政務次官を拝命いたしました木庭健太郎でございます。 今お話のありました金子政務次官とともに、畑大臣のもと、通商産業行政全般に全力を尽くしてまいりますので、ぜひとも委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたしまして、あいさつといたします。よろしくお願いいたします。
○木庭健太郎君 人事院総裁に、今回の人勧をめぐりまして二つほどお聞きしておきたいと思います。 先ほど峰崎委員の方からも、例えば勤務時間短縮の問題、また民間との福利厚生というのをどういうふうにして今後見ていくのかという問題の指摘があっております。私の方から具体的に勤務時間短縮の問題で一つお聞きしたいと思います。 それは、やはり先ほどから論議があっておりますように、千八百労働時間へ向けて国がリードする形でやらなくちゃいけない、そう思うんです。その中で先ほどおっしゃったように、超過勤務の削減の問題、年次有給休暇の消化の問題、そういうのを検討されるのは当然のことだと思っております。 その中で一つ……
○木庭健太郎君 質問通告をしておりました問題の前に、けさの東京新聞でございましたけれども、きのう何か衆議院で論議をされたそうですが、少し後で聞かせていただきました。けさの新聞を見まして、やはり政治家と金というか、大臣とお金という問題についてはマスコミなり国民なりが高い関心を持っておるということを一つ思いましたのと、もう一つは、きのう衆議院で大臣がお話をくれた以上の話が新聞には載っておると、大臣のインタビューも載っていると。これは何なんだろうなと。一応、国会に対して大臣が答弁された。それはある意味では国民に向かって答弁された最高のものであると我々は認識しています。それと違う形でも載っているという……
○木庭健太郎君 少し整理して伺いますので。 まず、今おっしゃった五億円と言われている問題でございます。問題というとまた何かおっしゃりたいかもしれません。五億円のことで聞きます。 この株は、当時、仕手株主言われたシロキとオーミケンシですね、この三十八万株の問題の方です。大臣はこれまで答弁で、この三十八万株の問題については、大臣の友人が池田氏から相対取引で勧められて元本保証で買ったと、そういうふうにおっしゃっています。いわば大臣は買うときにはタッチしていなかったというような答弁になっております。 ところが、私たちがわからないのは、相対取引で元本保証までするようなある意味では池田氏と親しい大臣……
○木庭健太郎君 なぜ七月二十日なのかというのがいろいろ論議をされてお聞きしておったんですけれども、国民の皆さんに本当にわかっていただくには、もう少し御説明をいただいた方がいいかなと思います。 この日を決めるときに、例えばいろんな人の御意見では、勝海舟が成臨丸で米国に渡った日とか、南極観測船の「宗谷」ですか、あれが出航した日でもとか、さまざまな国民の御意見もあり、そういう御意見も聞いた上でした方がいいんではないかという話もあったと思います。そういうもろもろのことを検討した上での七月二十日なのだろうとは思いますけれども、これは来年から始まるわけですが、来年七月二十日というのが何曜日かというと土曜……
○木庭健太郎君 平成会・新進党の木庭健太郎でございます。 高橋証人に、私は、長期信用銀行とイ・アイ・イ・グループ及び東京協和及び安全信組との関係についてきょうは中心にお伺いしたいと思っております。 高橋証人は、イ・アイ・イ・グループを使われるというかそこの責任者ですから、そこで一九八六年のハイアット・リージェンシー・サイパンの購入以来、ある意味では長銀がいつも全額融資する形で海外投資をずっと行ってこられました。 これらの海外投資について、まず長銀との関係でできた最初のものですから、これについて伺っておきたいのは、これら海外融資は高橋証人がアイデアを出して、そして長銀から金を出すという形で……
○木庭健太郎君 立場が全くお違いになる松井参考人と鷲見参考人が共通していらっしゃるところは、今のODAの額、規模の問題が本当に適正なのかどうかということについて、全然違う立場からでございますけれども、お二人とも一つ問題を提起されている。まさにそういう意味ではODAが今世界で額的にトップになったところで、このあり方をひとつ見直さなくちゃいけない時期に来ているということが一つだと思います。 それともう一つ、全然違うのにと思いながら思ったのは、第三者監視機関の問題についてはお二人とも共通した御意見を持っていらっしゃる。私も、この問題、松井参考人が目指していらっしゃる第三者機関と鷲見参考人が目指して……
○木庭健太郎君 下村参考人に一つお伺いしたいのは、杉下参考人の方はチェック機能という問題で国会という場をひとつ使ったらどうかという御提案をなさっております。 下村参考人はOECFのことをよく御存じ、もちろん関係されていたわけですけれども、そういうところでも今は事後評価という問題、チェック、監視というよりは事後評価という問題について、今はある意味では、外務省もやる、OECFもやられている、会計検査院もある、幾つかそういうチェック体制というか事後評価の体制は整ってきたんですけれども、私どもはやはりこれからODAを本当に国民にわかりやすいものにするには、これをどうするかという問題は今のままでいいん……
○木庭健太郎君 私は、新進党並びに公明が所属しております平成会といたしまして、アジア・太平洋地域における信頼醸成という大きなこの問題、そしてODAの問題について、我が会派内の状況も説明しづつ意見を述べたいと思います。 一つは、まずアジア・太平洋地域における信頼醸成という問題でございます。 先ほども御指摘ありましたけれども、今は戦後五十年という大事な時期を迎えているわけでございます。アジア各国、特にかかわりの深いアジア各国は、日本が過去の歴史とどう折り合いをつけるかという問題についても今注目していることも事実でございます。また、二度と人類にとって不幸な戦争を引き起こさないことを全世界へ表明す……
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