このページでは木庭健太郎参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○木庭健太郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所職員の定員を改め、裁判官のうち、判事の員数を四十人、判事補の員数を三十五人、また、裁判官以外の裁判所職員の員数を十人、それぞれ増加しようとするものであります。 委員会におきましては、裁判官の増員の必要性と資質の確保など今後の人的基盤の整備の在り方、知的財産事件への取組状況、新旧司法試験の公平性の確保と法科大学院教育の在り方、速記官の職務環境の整備等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 報道によりますと、いよいよこの拉致問題をめぐる日朝実務者協議が十一日にも北京で開かれるというような見通しが報道されておりました。当然、この十一日の北京の会議というのは、最大の争点は、争点というか焦点ですね、横田めぐみさん始め安否不明者十名の再調査の問題であり、具体的な回答を北朝鮮側から引き出せるかどうか、これが正に焦点になっていると私も思います。 この問題について、川口大臣、記者会見の中でも、北朝鮮、今委員会を作って調査しているんだから、できるだけ早く結果、過程を示すことが大事だというようなことを大臣御自身も述べられておりますし、また細田官……
○木庭健太郎君 まず、新潟中越地震並びに度重なる台風、本当に被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、法務省は法務省として取り組まなければいけない課題あると思います。それはそれとしてきちんと取り組んでいただきたいことを御要望し、そして大臣、滝副大臣、それぞれ御答弁ありましたから、じゃ、富田政務官に一言答弁の機会を。 是非、国民にとって身近で頼りがいがある司法、また法務行政を実現させるために重要なことというのは、ともかく国民の皆さんがタイムリーにこの司法、こういうものを、情報提供ということが一番大事だと思うんですけれども、分かりやすい司法という観点からどのようにお考えか、お聞きしておき……
○木庭健太郎君 今日は、大臣の所信あいさつに対する質疑でございます。
いろんな面でお聞きをしたいわけですが、まず大臣にお聞きしたいんですけれども、我が国の犯罪状況について、山東委員の質問に対してお答えになられていた、今治安が危機的状況にあるということをお話しになっているようでございますが、何でこういう危機的状況になっているのか。治安の悪化の理由というか、様々な面はあると思うんですけれども、大臣自身はこの治安悪化という問題について、原因についてどのようにお考えか、御所見あれば伺っておきたいと思うんです。
【次の発言】 正に、一概に言えない、いろんな面もある。ただ、犯罪そのものの在り方、その危機……
○木庭健太郎君 初めに、民法の現代語化について富田政務官に二、三問伺っておきたいと思います。
今日、この問題余り論議されていないんで、どう、なぜ現代語化にするのか、これまでの検討の経過、基本的な方針、どのように取り組まれてきたのか、敬意を持って富田政務官にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと若干細かい話になりますけれども、確立された判例、それから通説、その解釈との整合性を図るため条文等の改正というような点もあったわけですけれども、三つの条文については、パブリックコメントに付された結果、現代語訳化から戻ったというか、何か若干書きぶりが変わっている点もあるようですけれども、その理由……
○木庭健太郎君 今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。公明党の木庭健太郎でございます。それぞれの参考人に今法律改正案についてお尋ねをしたいと思います。 まず、池田参考人にお尋ねをしたいと思っております。 参考人は、民法の中でも債権譲渡ということが、前回も参議院に来ていただいたとおり、第一人者ということで、また経済産業省でも企業金融部会ですか、その検討、その中での企業金融機能のあり方に関する小委員会の小委員長代理も務めていらっしゃいます。法科大学院でも金融法の講義をされているということでございますので、お尋ねしておきたいのは、中小企業の新たな金融の在り方等なんです。 つまり、今後の……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。午後の質疑、お付き合いをいただきたいと思います。 今回の民事関係手続のこの一連の法案、何か感じますのは、この民事関係手続というのは毎年審議しているような気がして、毎回改正、毎回改正というような気もしないでもないという思いはありますが、いずれにしても手続の一層の迅速化という問題、効率化の問題、取り組まなければいけない課題ですし、そういった意味で審議会で十分審議をしていただいた上で、練った上で毎年出てきているんだろうと、こう思っておりますし、是非成立を図りたいという思いで質問をさせていただきたいと思います。 まず、今回の法案、幾つかポイントはござ……
○木庭健太郎君 法案の審議に先立ちまして、今も御指摘がありました様々な司法制度改革の中で、一つの重要課題でありました、先日審議をさせていただきましたADRの拡充、活性化に関して一つだけ伺っておきたいと思います。 先日、十一月二十六日でございましたが、司法制度改革推進本部の会合において、今後の司法制度改革の推進についてが決定されておりますが、その中に、裁判外紛争解決手続における隣接法律専門職種の活用についてということで、この隣接法律専門職種、ADRの代理権付与の方向性が初めて示されております。 その内容を具体的に申し上げますと、司法書士、弁理士、社会保険労務士、土地家屋調査士、この四資格者に……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 私どもも、今回、この横田めぐみさんの遺骨の問題、別人だったことに対して、大変驚き以上に憤りを強く思っておりますし、やはり政府として、日本として何らかの対応をきちんとなさねばならないし、その中の一つはやはり経済制裁も含む強い態度で臨まなければならないんだろうと、こう感じております。 そこで、今日は何点かお尋ねをしたいわけですが、まず政府として、十二月八日だったと思いますが、このDNAの鑑定結果を受けて北朝鮮に対して在北京の北朝鮮側の大使館を通じて厳重抗議をしたと。先ほど外務大臣、その返答はまだないとちらっとおっしゃったようでございますが、どう……
○木庭健太郎君 午前中にちょっと引き続いて、午前中も皆さんテーマにいたしておりましたが、いわゆる今国会でも重要なテーマの一つであります監獄法、いわゆる監獄法の改正問題についてまず御質問をしたいと思います。 仮出所中の人が凶悪な事件を起こすというような問題もあり、いろんな意味でいわゆる行刑の問題というのは大きなテーマになっているとも思いますが、法務委員会も、前回の委員会で報告いたしましたが、委員派遣におきまして福島刑務所や更生保護法人等を視察も行かしていただいております。 したがって、まず刑務所問題についてお伺いをいたしますが、現在、刑務所の過剰収容状況の問題についてでございます。その緩和の……
○木庭健太郎君 今回の法改正は、簡易裁判所の管轄区域について利用者の利便に合致するように見直すものであって、その趣旨には賛成したいと考えております。 すなわち、国民に身近で利用しやすい司法という観点から幾つか質問をさせていただきたいと思います。 簡易裁判所というのは国民に最も身近な裁判所でございます。特に、その役割を十分に果たすことが求められていると考えられますし、平成十六年でございますが、簡易裁判所の取り扱う事件、拡大がされました。いわゆる目的の価額が大幅に増えたわけでございまして、これによってある意味では簡易裁判所の役割が増えたのかどうか、簡易裁判所と地方裁判所の事件割合がどのように変……
○木庭健太郎君 まずお聞きしたいのは、午前中というか午後ですね、今日は、午後から始めましたが、最初に、スウェーデンの社会科の教科書の話を千葉委員が、「あなた自身の社会」ですね、というお話をされていましたが、やっぱり何をやるにしても、司法制度の改革、さらに裁判員制度も今からやっていくんですけれども、結局、やっぱり根本、何に返ってくるかというと教育の問題、特に小中学校のときに法教育という問題、どこまで学び、どこまでやっているかというのがポイントになるような気が更にいたした次第でございます。 そういう問題では、この法教育というものは別に法務省だけじゃなくて各省庁またがる話ではございますけれども、法……
○理事(木庭健太郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に内閣官房司法制度改革推進室長本田守弘君、金融庁総務企画局参事官大藤俊行君、法務大臣官房司法法制部長倉吉敬君及び文部科学大臣官房審議官徳永保君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○木庭健太郎君 論点はかなりお二人の、吉田先生さらに千葉先生の話で出尽くしているような気もしますが、確認の意味もあって質問させていただきたい点もございます。 今、千葉理事が御指摘なさった事故というのは、平成十五年七月に福岡県沖の玄界灘で巻き網漁船がパナマ船籍のコンテナ船に追突されて沈没したという事故がございまして、最初は乗組員一人が死亡し六人が行方不明ということになりましたが、最終的にこの行方不明者は見付からずに実質的には七人死亡というような非常に大きな事故になったものでございますが、この際に、被害者側の方、つまり漁船側の方の会社の方はこの事故に関して十三億円というのをこの事故の度合いから見……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 今日は四人の参考人の方、人身取引という、まあ日本としてこういう問題に取り組み始めるという、私は法改正そのものは大変いいことだと思っておりますし、それに対して貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 私も限られた時間の中で御質問をしたいと思います。 中山参考人、しゃべりたくてもしゃべれない状況のようでございますから、今御質問があった件も踏まえて、私どもがちょっと感じている点は、この委員会でも質疑したんですけれども、日本は人身取引大国だと世界で見られていると。ところが、その実態というものが日本国内どうなっているかというのはな……
○木庭健太郎君 本法律案、今日が質疑最後でもございますので、確認の意味も含めて、幾つか質問をさせていただきたいと思っております。 この法律案は、平成十二年十一月に国連総会において採択された、国際的な重要課題とされる人身取引等の防止、撲滅に向けた人身取引議定書及び密入国議定書の締結に向けての国内整備と位置付けられているわけでございます。 新設される人身売買罪とか旅券等の不正受交付罪は、正にこの締結に国内法整備ということで直結するわけですけれども、逮捕監禁罪及び未成年者略取誘拐罪の法定刑の引上げなどは、要請している点とは異なるようなものも含まれているわけでございまして、確認の意味で、本法律案の……
○木庭健太郎君 今日は、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案の質問でございます。一回目でございますし、総括的な質疑を行いたいと思っております。 今回の受刑者のこの処遇法案というのは、監獄法の制定から見れば百年ぶりの実質改正だということでございます。改正内容そのものは評価できる点が多いと思っております。また、百年前にこの監獄法が制定された際という、その内容そのものは世界的にも見て極めて水準が高いものだったと、こう言われているんですが、その後百年間でございます。そういう意味では、この実質改正が長きにわたってなかったということにつきましては、人権保障から考えれば本当に十分だったんだろうかという……
○木庭健太郎君 前回は性犯罪者の処遇について特にお聞きいたしましたが、性犯罪者に限らず、受刑者が自分が犯した罪を心から反省して、本当の意味で立ち直って社会に復帰し、健全な社会の担い手として生活していくことができれば、正にこれが治安を維持回復できる大切な点であると考えます。そのためには、刑務所における受刑者の処遇をどうしていくべきなのか、今回の法案でそうした点をどのように考えているかということについて幾つかお聞きをしておきたいと思うんです。 まず、受刑者がどうして犯罪を犯すに至ったかという理由は、受刑者が百人いれば百人それぞれ理由はあるわけであって、本当にその受刑者を立ち直らせようとするならば……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 三人の参考人の方、今日は本当に貴重な意見をありがとうございます。私からもそれぞれ皆さん方に御専門の立場からお聞かせ願いたいと思っております。 まず、藤本参考人にお尋ねでございますが、参考人は、独立監視委員会、これ英国でございますか、それから施設評議会、ドイツ、こういう諸外国の行刑施設の透明性をチェックする体制についていろいろ御研究をなさっているとお聞きしておりますが、これらの諸外国の機関と比較して、本法律案で刑事施設視察委員会というのができるようになります。大変すばらしい一つの制度だと思っておりますが、これをどう評価されておられるか、また課……
○木庭健太郎君 午後の質疑でございます。 午前中も議論があっておりましたが、この法案につきましては、審議を重ねほぼ大詰めの段階を迎えてきていると指摘がございましたが、先日は、午前、午後、参考人にお話をお聞きしたり、本当に貴重な意見を伺いながら、一つの方向性も示しながら審議ができていると思っております。これまで何回か議論をさせていただきましたが、もう少し議論をさせていただきたい点について今日は質問をさせていただきたいと思っております。 これも午前中から議論をしましたが、この行刑改革会議の提言で、今後行うべき改革についての処方せんが様々示されたわけでございますが、その中で、これも、一体刑務所と……
○木庭健太郎君 参議院でようやくこの会社法制の審議に入ったわけでございます。この会社法制につきましては、厚い資料、午前中から何かありましたけれども、ある意味では、これまでばらばらだったもの、不整備だったものを一つに統一するという意味では、この会社法制は極めて重要な問題として、商法の改正等のときも私も質問をさせていただいたり、また公明党としても、昨年の十一月にはこの会社法制をまとめることについての提言もさせていただいたところでございます。 私どもが提言した一番のポイントは何かと申し上げれば、やはり経済のグローバル化ということに伴う規制緩和という流れの中と、債権者保護、株主保護といった会社法制の……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 三人の参考人の方々、貴重な御意見をありがとうございます。 まず、個別の課題で何点かお伺いしたいんですけど、まず神田参考人にお伺いしたいんですけども、先ほども松村委員の方から話がありましたが、擬似外国会社の件でございます。この件について、今、外国企業の皆さんが大変今回の法改正について、これでは日本から撤退せざるを得ないのではないかというような心配も現実なさっている面もございます。 そこで、神田参考人にお伺いしておきたいのは、会社法案においてはいわゆる擬似外国会社に関する規定を改正するというのが盛り込まれているわけですが、仮にこの擬似外国会社……
○木庭健太郎君 今日は会社法の法務委員会で三回目の審議でございます。午前中は連合審査もやらしていただきましたが、今日は何か一日、衆議院ではほとんど話題にならなかった擬似外国会社の問題で、もう朝からそれ一色のような形で論議がなされているような気もいたします。 確かに、外国会社の方たちが、衆議院でこの法案が通ってみると、八百二十一条を見てみると、あら、大変なことが起きているんじゃないかというふうなことを感じられて、いろんな意味で働き掛けもされているところが一つ今日の審議になったところだろうと思うんですけれども、私は、法制審議会でなぜこの八百二十一条という問題が出てきたかという問題について、神田参……
○木庭健太郎君 会社法、重要法案でございますし、多くのいろいろな課題があっていろんな点で野党の皆さんからも鋭い質問もいただいておりますし、いろいろ問題点も指摘をいただいておりますが、全体としてはやはり久しぶりにきちんとこの会社法というものが一つの形でまとまったと、この成立へ向けて我々与党は頑張らなくちゃいけないという決意を固めながら質問をやっておきたいと思います。 個別的事項を少し今日は何点か御質問をさせていただいて、質問にしたいと思います。 一つは、取締役の問題について今日はお尋ねをしたいと思うんです。現行の商法におきましては、取締役の欠格事由のところで、破産手続開始の決定を受け復権せざ……
○木庭健太郎君 会社法の審議も本当に大詰めを迎えてきたなと。衆議院では審議できなかった擬似外国会社の件も参議院ではきちんとした論議ができましたし、言わば収束方向の中での審議だと思っております。今日は、何点か確認の意味でお尋ねしたいような点もございますので、そういった意味で質疑を重ねていきたいと思っております。 まず最初は、社債関係の問題でございます。 この社債の募集による資金調達というのは、金融機関から融資を受ける間接金融とは違って直接金融を取る手段ではございますが、株式の発行と比べてどのような違いがあるのか。基本論みたいな話でございますが、メリット、デメリット、この点についてまず伺ってお……
○木庭健太郎君 今というか、最近重大な社会問題になっております悪質な住宅リフォームの事業者の問題について、消費者トラブルが非常な大きな問題になっておりますので、法務省にもかかわるようなお話でもございますし、私ども公明党、この問題に対してはリフォーム詐欺等の問題対策PTも立ち上げて、対応策強化、今取り組んでおりますが、まず国民生活センターの方に被害の状況について調査されたと伺っておりますので、簡潔に御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 こういうお年寄りねらった悪質な住宅リフォームについて消費者保護を強化するというのはもちろん大切なことであって、これについて内閣府の方で各省庁をまとめてい……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎と申します。 今日は横田さん御夫妻、また荒木さん、率直な御意見をこの参議院の場に届けていただきまして、私どもも本当に有り難いと思っておりますし、またこれを受けての対応をしなければならないと感じながら、もう一点は、横田早紀江さんがおっしゃったように、何度でもいろんなチャンスがあったではないかと、そのチャンスのたびにどれだけものが動いたのかという厳しい御指摘については、胸に刻み付けてこれからの問題に取り組まなければならないということを痛感をいたしたということを申し述べておきたいと思います。 まず、家族会代表の横田滋さん並びに荒木調査会代表のお二人にお聞きをした……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 まず、北朝鮮問題で総理にお伺いをしたいと思っております。 北朝鮮の拉致問題に対する不誠実な対応、私も非常な怒りを覚えますし、また、二月二十日でしたか、あの核保有宣言、その怒りというより何か恐怖感というか、そんなものを覚えるようなものもございました。 北朝鮮問題になると、総理おっしゃるのは対話と圧力というこの言葉でございます。国民にとってその圧力という部分は、例えば経済制裁であってみたり安保理への提起の問題であってみたり、具体的に形が見える、分かりやすい。ところが、この状況の中で対話と言われてもですよ、一体何ができるのかということが国民には……
○木庭健太郎君 南野法務大臣、先ほどこれまでの自分の取組についていろいろお話をされておりましたが、その中でも、大臣、所信でもおっしゃいましたが、国民を犯罪から守ると、安全を確保するということが自分の使命であり、それに取り組んできたというお話でもございました。その中でも、やはり再犯防止という問題は、大臣が取り組まれた中でも大きな一つのテーマだったと思います。特に、大臣就任されてからの間、こういった再犯の問題が様々な事件を通じてありましたし、その中でのお取り組みもされたと思っております。 こういった二度と犯罪を起こさないという話になりますと、法務省を越えて各省庁の連携も大事になる、そういった課題……
○木庭健太郎君 議論があっているように、今回の法案は、裁判官の報酬法、最高裁判所裁判官退職手当法、この二つは裁判官の給与など処遇を見直すものでございます。見直しに当たっては、これも議論されているとおり、憲法で独立が保障されている裁判所の考えを十分に尊重する必要がある。当たり前のことでございますが、確認の意味で大臣に聞いておきたいんですけれども、今回の法改正に当たって、これは裁判所の意向も十分に踏まえたものかどうか、まず大臣から確認しておきたいと思います。
【次の発言】 これもお二人議論をされておって聞きながら、やっぱり司法の独立性とか特殊性、そんなことを考えていくと、本当に一般の政府職員の給与……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。
質問通告をちょっとしていなかったんですけれども、外務大臣に一点伺っておきたいのは、今日の報道でKEDO組織解体という報道がなされておりました。一連の経過の流れからいえば当然そういう帰結を迎えるんだろうということは認識できるんですが、このKEDOが解体されることについての評価、及びやはりこれが解体されることによってこれから行われる日朝の交渉及び六者会合にどんな影響を与えていくのかということについて、御認識があれば外務大臣からお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 どうですか、これ六者、今後の六者とか日朝にこのこと自体が直接波及することは……
○木庭健太郎君 質疑に先立ちまして、さきの豪雨で亡くなられた方々、また被害を受けられた皆様方に対して、心より弔意とお見舞いを申し上げたいと思っております。 今回私も、先ほど岩井理事から御報告があったとおり、鹿児島県北部の大雨洪水被害の状況の調査に行かさせていただきました。行って感じたことは、その被害の甚大さとともに、やはりこういった問題には緊急対策とともに、総合的な対策、様々な対策が要るということをしみじみ痛感して帰ってきたところでございます。 これは質問通告をいたしておりませんが、先ほど加治屋委員の質問に対して、地元がまず望んでいるこの激甚の問題につきましては、防災担当大臣が明確に、今週……
○木庭健太郎君 午後の質問でございます。 杉浦法務大臣は、午前中も御答弁なさっておりましたが、就任に当たり、小泉総理から、四点、是非と、格別の指示を伺い、指示を全力で取り組むということをおっしゃったということでございます。四項目、再度繰り返しますが、一つが世界一安全な国日本の復活、再犯防止対策の積極的推進、出入国管理対策の強化、司法制度改革についての改革の本旨に従った運用という四点でございますね。 これから具体的に一項目ずつお聞きしていきたいと思うんですけれども、まず、世界一安全な国日本の復活を第一に挙げられておるわけですが、具体的にどういう取組をなさるつもりでいらっしゃるのか。先ほど、治……
○木庭健太郎君 今日は裁判所職員定員法の改正の問題でございますが、その前提として、今政府は全体的には小さくて効率的な政府ということをキャッチフレーズの下に総人件費の削減の検討が進められておりまして、昨年十二月の閣議決定を受けて、行政改革の重要方針に基づいて衆議院に行政改革推進法案、そろそろ本会議入るようでございますが、そういう法案が提出されているわけでございます。これはもう社会全体の動きの中で、やはりここでも議論になっていますが、事前規制型よりも事後チェックと、社会全体が大きく動いていく中で行政事務についても効率化を可能な範囲で図るというようなことだと思っておりますし、私どもも必要な取組と思っ……
○木庭健太郎君 今日は、犯罪者予防更生法並びに執行猶予者保護観察法のそれぞれ一部を改正する法律案に対する質疑でございます。
午前中から質疑を続けておるわけでございますが、まず最初の方に、こういう改正案を出す背景と経緯のようなことを整理してお伺いしていきたいと思いますので、まず受刑者数の推移というのをお聞きしておきたいと思います。
過去十年間、受刑者数がどのように推移しているのかと、また受刑者が増大しているわけですけれども、その背景はどんなものがあるかということについて御説明をいただいておきたいと思います。
【次の発言】 当然、受刑者が増えていっている経過の中で、仮釈放審理事件数も当然増えて……
○木庭健太郎君 今日はこの犯罪収益規制法、被害回復給付法の審議でございます。今、様々な議論が行われておりましたが、私は、この法案というのはいわゆる犯罪被害者保護という観点から極めて重要な法案であり、画期的な法案でもあると思っております。様々な問題点も御指摘はございましたが、基本はそういうものだと思うし、正にやみ金融のこの五菱会の問題から始まった大事な法案だと思っております。 今日はこの犯罪被害者の立場から何点かお伺いしようとは思っておるんですが、まず冒頭、今回の法整備に対する理由、一番の、最もの視点というのを改めて、今もいろいろ議論がありましたので、私は犯罪被害者保護の観点からの様々な法整備……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。 今日は、三人の参考人の方、本当に貴重な御意見をありがとうございます。 私も、今回の法案というのは、犯罪被害者の財産的な支援、保護という意味では正に画期的な法案であり、極めて重要な法案だと思っておりますし、その意味で審議もしてまいりました。そして、ポイントがこの法案成立した後の運用の問題であるという宇都宮参考人の御指摘、極めて大事な問題だと思っておりますし、私も一番この法案通った後どうなるのかなと心配しているのは、おっしゃっている掘り起こしというか、潜在被害者をどうやるのかという問題だと思っております。 先ほど尾立さんから御紹介ありましたが……
○木庭健太郎君 それでは、午前に引き続いて、出入国管理及び難民認定法の一部改正案について質疑をいたしたいと思っております。 午前中から議論があるように、今回の法律はテロ対策という意味で一つの方法として是非とも導入をするという趣旨での法改正だと思っております。ただ、これも議論があるところですが、人権、そういったものにどれだけ配慮しながらそういったことができるかということが大きな焦点になっていると私たちも認識しておりますが、ともかく、現状のような状況の中で、国際社会の中で必要な法律であろう、改正であろうと、こう認識した上で質問をいたしたいと思います。 まず最初に、偽造旅券を使用したテロリストの……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。三人の参考人の皆様、貴重な意見を本当にありがとうございます。 私は、今回の法改正、つまりテロの未然防止ということを目的にこういった形の新たな制度を設ける、このこと自体はやむを得ざるやり方ではないだろうかと、こう思っている一人でございます。ただ、御指摘もあるように、個人情報等の問題、人権等の問題、またその範囲の問題、様々な問題点も御指摘もいただいております。 そこで、まず三人の参考人、皆さんにお聞きをしたい第一点目は、先ほど難波参考人の御指摘もございましたが、今回の措置によって、日本に上陸する年間六百万から七百万人の外国人に対して生体情報の提供……
○木庭健太郎君 様々な議論がなされている本法案でございます。最後の質疑ではございますが、少し細かい点も含めて確認の意味でお尋ねしておきたいと思います。
第一点は、私たちも視察させていただいた自動化ゲートの件について幾つか伺っておきたいと思います。
自動化ゲート、これ利用を希望する場合どうなるのかという問題なんですけれども、在留外国人がその自動化ゲートの利用を登録するためにはどのような要件を満たす必要があるのか、まず当局に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これ日本人も当然利用可能なわけですが、法務省令で自動化ゲートの導入ということなんですけれども、この日本人の場合は登録するためには何……
○木庭健太郎君 今日から刑事施設及び受刑者の処遇に関する法律の一部改正案の質疑が始まったわけでございます。午前中から様々な論点の指摘がございました。 そこで、改めて今回の法律案の意義というのを大臣から聞いておきたいと思っております。 もちろん、今回の法律案は、昨年成立した刑事施設及び受刑者の処遇に関する法律の一部を改正する法律になっているわけでございますが、これを改正するものですが、いろんな本委員会でも御指摘がありましたが、大臣は、現行の法制にどういう問題があるから今回の法律が出ているのか、つまり今回の法律案の意義、一番大事な点はどこだと思っていらっしゃるのか、大臣に最初に伺っておきたいと……
○木庭健太郎君 四人の参考人の方、ありがとうございます。 それぞれ御意見の中にもう既にあったとは思うんですけれども、今回の法律の一番のポイントは、やはり代用刑事施設の位置付けの問題であり、先ほどから御指摘あっております漸減事項の問題含めて、これを今後どうするかというところが一番のポイントなんだろうと思っております。 その意味で、再度四人の参考人の方々から、その点だけに絞って、つまり代用刑事施設というのは今後も存置すべきなのか、漸減して廃止すべきなのか、それとも今回の法律の立て方自体がおかしいと、つまり、直ちに、ある意味ではこういう代用刑事施設そのものを否定する方向に行くべきなんだと、様々御……
○木庭健太郎君 質疑二回目、前回は刑事施設及び留置施設の視察もさせていただきました。見させていただいて、随分いろんな面で改善もされている、収容の面でも人権その他に配慮するようなものも新しいものは整ってきているなという実感もいたしました。その上で、法案に絡みながら、この刑事施設、留置施設の問題、お聞きしていきたいと思っております。 まず、最初にお伺いしておきたいのは、刑事施設と留置施設における処遇の差異の問題をお聞きしておきたいと思います。 未決拘禁者の処遇に関して、刑事施設における場合と留置施設における場合で例えばどのような点で違いが出てくるのか、警察庁にまず伺っておきたいと思います。
○木庭健太郎君 先日の当委員会でございますが、警察庁の方から食事を取調室で取らせることはないという明確な答弁があったわけでございますが、これに対して、一部の委員の方から誤解を招く答弁であると、資料も理事会の方にその委員から提出をされまして、実際に食事を取調室で取ったケースがあるではないかというような御指摘も事実私どもの方にございました。
そういった意味で、この点について説明すべきことがあればきちんと説明をしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 今、厳しい御意見もあっておりました。ただ、そういう点も踏まえた上で、原則そういうことがないということでやっているんであって、もし万が一そうい……
○木庭健太郎君 久しぶりのこの拉致特でございます。 この間というか、この間一番やはり話題になったのは、今もお話があっておりました横田早紀江さんとブッシュ大統領のこの面会でございます。この面会、拉致問題が正に日朝二国間の問題でなく国際的な人権問題であるということをある意味では強く世界へ印象付けたと思っております。早紀江さんが帰国後面会された安倍長官、世界への強力なメッセージになったと応じたとされております。更に長官は、拉致問題を七月のロシアでのG8サミットでの主要議題として提起する旨の考えを明らかにされて、先ほどもお話しされておりましたが、麻生外務大臣も、先週のカタールでございますか、ラブロフ……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。総理並びに関係大臣に質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初は、毎日のように報道されております情報の流出事件についてでございます。ある日は刑務所かと思えば、次は県警、次は自衛隊、一体、我が国の情報管理というのは一体どうなっているのかと思うぐらい悲惨な状況だと私は思っております。 特に、その中でも自衛隊の軍事情報がインターネット上に流出する、これは安全保障上から考えれば前代未聞というか、あってはならないようなことも起きている。これが今の日本の現実でございます。しかも、私が御指摘したい点は、これは護衛艦の幹部クラスがその防衛秘密を平気……
○木庭健太郎君 大臣、就任おめでとうございます。 早速でございますが、先ほど江田委員も少しお触れになっておりましたが、いじめの問題、私、地元福岡でございますが、福岡でも大変痛ましい事件がございましたし、そういう意味では今、最も深刻な一つの問題がこのいじめの問題だと思っておりますし、私ども与党といたしましても、この問題については、是非再生会議も含めて集中的な議論をしながら、一つ一つの対策について手を打っていかなければならないと思っておりますし、大臣自体も、このいじめの問題、必死になって取り組んでいきたいという表明があっているところでございます。 法務省の調査を見させていただきましたが、学校内……
○木庭健太郎君 この信託法、なかなか一面では非常に難しい法律で分かりにくい、国民にとって分かりにくい面もあるんですけれども、様々な論議をして今日を迎えているわけでございまして、もちろん今回の信託法の一番の目的は八十年ぶりの大改正ということで、全面的な改正と。一方で、今もずっと議論がされましたが、事業信託というものを念頭に置きながら、言わば経済的な効果という意味でそういう面もいろいろ探りながらの大改正になっていると。ただ、そこには、今も御指摘があったように、様々なこれをやっていく上での問題点もあると。そこはもう是非、大臣も今決意表明されましたが、そういった方面については是非是非これからも検討を更……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。
まずは、長勢法務大臣の所信の中で一番冒頭に大臣も御指摘をしていただいた問題は、日本司法支援センター、法テラスの問題でございます。
昨年十月、日本司法支援センター、法テラスが業務を開始してそろそろ半年になります。私たちも、この法テラスの問題は、この委員会でも様々な議論をした上で待望の発足でございました。午前中も少し質疑はございましたが、現在の利用状況も含め現状をどのように認識しておるか、法務大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣の今の決意とともに、ただ決意と裏腹な面というのは、なかなか充実しないところもあるようでございまして、一……
○木庭健太郎君 裁判所職員定員法の本日は法案の審議でございますが、本法案は提案理由に、民事事件及び刑事事件の適正かつ迅速な処理を図るとともに、裁判員制度導入の態勢整備を図るためというのが本提案理由でございます。この定員法でも、また、これ毎年審議をしているんですが、増員を図ってきて、また御議論があるとおり、なお増やさなければならないという状況になるということでございますが、もちろん裁判員制度の導入とともに裁判の迅速化という問題、司法サービスの迅速化という問題には正に人数を増やしていくことは不可欠であって、私どもももちろん今回の法案は賛成いたしておるところでございますが、増員するといってもやはり大……
○木庭健太郎君 法案の審議に入る前に、一問だけ法務大臣にお伺いしておきたいと思います。いわゆる三百日規定、民法七百七十二条二項の問題でございます。 離婚後三百日以内に生まれた子供が前夫の子として扱われるこの民法規定、様々な論議もありまして、実態とともかく合っていないということで国民から見直しを求める強い声がある。法務省として一定程度のいろんな検討をしていただいた結果、法務省としては、離婚後に妊娠したことを示す医師の証明書があれば、現夫の子あるいは非嫡出子としての出生届を受理する、そういう通達の方向性も示していらっしゃるようでございますが、私どもの党そして私も、やはりこれだけで本当に今まで悩み……
○木庭健太郎君 先ほどから議論があっておりますように、昨今というか、自動車運転による様々な痛ましい事故があり、それを受けて法整備が追い付いていないんではないかというような指摘を受け、また被害者の皆さんの署名活動を含むいろんな要望がある中での今回の刑法改正の議論であると思っております。 私の地元福岡でも、先ほどお話がありましたように、飲酒運転の人による子供三人が亡くなる、お母さんが海に飛び込んで中へ潜って一生懸命揚げようとしたけれども命を助けることができなかったというような、本当に痛ましい事故もございました。 そしてもう一つ、今日この論議の一番の原点になっているのは、やはり川口で、今お話があ……
○木庭健太郎君 四人の参考人の方、本当にそれぞれの立場で、それぞれの経験から貴重な御意見をこの少年法改正にいただきまして、本当にありがとうございます。 まず、四人の参考人皆さんにお聞きしたい点がございます。 それは、御意見の中でもおっしゃっていただきましたが、今回は衆議院における修正で、少年院への送致可能な年齢をおおむね十二歳以上というふうにしたことで、小学生もある意味では少年院へ送致することができるというようなことになったわけでございます。 この十四歳未満の少年の少年院送致という問題については、少年の健全な発達や成長の妨げになると、小学生については入れるべきではないというような意見があ……
○木庭健太郎君 本日は、これまでの質疑を踏まえながら、関係する幾つかの点について確認を求めながら質問をしたいと思います。前の方々と重なる部分もございますので、そこもよろしくお願いをしたいと思っております。 まず、虞犯少年の調査手続の問題についてお尋ねをしたいと思っております。 政府原案のときは、触法少年の事件について警察官等による任意調査権限を明確化するとともに、押収、捜索、検証等の強制調査権を付与して、虞犯少年の事件について警察官による任意調査権限を明確化することとされていましたが、衆議院の修正におきまして、虞犯少年については警察官等による調査に関する規定が削除されたわけでございます。 ……
○木庭健太郎君 午前に引き続きまして、質疑を続けたいと思っております。 更生保護法案、今回新たに出たわけでございますが、午前中から議論があったように、この法案が出た大きな理由は、やはり保護観察対象者による痛ましい事件が相次ぎ、これはいろいろ議論は分かれるところですが、やはり重大事件が起こる中で見直す必要があるとの指摘があり、これを受けて更生保護のあり方を考える有識者会議が設置されて提言が提出されたと。もちろん大臣もこれをお読みになったと思うんですけれども、提言にしては非常に過激な、極めて厳しい、普通、有識者会議とか設置しますと、ある程度抑制したような提言が出てくるんですが、もう極めて、今の制……
○木庭健太郎君 専門の立場から、また現場の立場から、四人の参考人、御意見をいただきましてありがとうございます。 私からも若干皆さん方に質問をさせていただきたいと思います。 まず、藤本参考人にお伺いしますが、藤本参考人、御意見は保護観察官の任務、第一義的に再犯防止ということの御意見のようですが、この更生保護のあり方を考える有識者会議の報告書を見ましたら、保護観察官の現状について、就労の確保や生活習慣の改善等により生活の安定を図ることを保護観察の主目標と考えて、対象者の円滑な社会復帰を支援する一方、対象者による再犯を防止して社会を保護するという意識が不十分であるというような指摘があったのは御存……
○木庭健太郎君 質問通告をしておりませんが、保護局長にちょっと確認というか、聞いておきたいんですけど、今、千葉先生の議論の中で自立更生促進センターの問題、御答弁なさいました。全国三か所で試験的に直ちに始めたいというようなお考えの答弁に聞こえたんですけれども、私は、こういう新たな施設を造る場合は、その趣旨、その目的、結構でございます、ただ、やはりこういった新たなものを始めるときは、住民理解をきちんといただいた上で、その上で始めなければ私はおかしいと思います。先ほどの答弁でいうと、少し心配になりましたので、そこは住民理解をきちんと得た上でこういったものは進めるんだということなのかどうか、確認してお……
○木庭健太郎君 今日は四人の参考人の方、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。 まず、四人の参考人にお伺いをしたいと思っているんですけれども、私どもも今回、刑事裁判への被害者参加を道を開いた今回の制度につきましては、いい形というか、被害者の尊厳を考え、正義を実現するという意味では正に画期的な一つの制度が始まる、こういうふうに私どもは理解をしているわけでございます。 そういう意味では、後藤参考人、細田参考人、まだ今は時期尚早ではないかという御意見なんだろうと思うんですが、今回、この制度を導入することの意義、メリットを一言で言うとどんなふうにお考えになるか。 これは大澤参考人……
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。十九年度予算案について、総理並びに関係大臣に質問をさせていただきます。 まず最初は、政治と金の問題。衆議院、そして参議院の予算委員会でも昨日議論になりました。この政治と金の問題、これまではどちらかというと、政治と金の問題になると、金がどう入ってくるかという問題について、政治資金規正法上のいろんな問題について自民党の皆さんとも協議しながら、例えば企業・団体献金の個人への禁止の問題や様々な問題に取り組んできた。今回の問題は何が一番焦点になってきているかというと、言わば今度は出の問題。政治資金というのは税制上も保護されている面があるんですから、その使……
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