このページでは糸数慶子参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○糸数慶子君 去る七月の選挙で初めて参議院に参りました沖縄選挙区の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 これまで県議会に十二年おりましたが、やはり国会と県議会とは違います。参議院の常識には疎いところもあろうかと思いますが、新人に免じて御容赦をお願いしたいと思います。 さて、質問も今回が初めてですが、今日は深く専門的な質疑というよりも、谷垣大臣の政治姿勢をお伺いして、今後の国会活動の参考にさせていただきます。そこで、幅広く御見解をお伺いしますために一つでも多くの質問を行いたいと思いますので、どうぞ簡潔な御答弁をよろしくお願いしたいと思います。 まず、一昨日の財務大臣の委員会での演説を伺……
○糸数慶子君 私は、先週の二十八日、当委員会での福井総裁の日銀の金融政策運営についての説明の中から、我が国の経済動向に関して、最近の国際的な原油高や、それから資源消費大国になりつつある中国経済の現状などを含めてお尋ねをしたいと思います。 まず、景気判断についてですが、先ほどもございましたが、総裁は我が国の景気は回復基調を続けているとおっしゃいます。その原因は、米国では原油価格上昇の影響を受けながらも、景気拡大のモメンタムは維持されて、東アジア経済も中国を中心に高めの成長を続けていることを挙げられています。 イラク情勢が現在泥沼化する中での米国経済や、それから資源消費大国化する中国経済の我が……
○糸数慶子君 私は、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容に関する報告書の中から、リレーションシップバンキングについてお伺いをしたいと思います。 金融庁は、二〇〇三年の三月に、中小・地域金融機関に対してリレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムを実施しております。その一環として、今年の四月、利用者評価に対するアンケート結果を公表しておりますが、その結果を見ますと、借り手側である中小企業の多くが望んでいる経営相談、そして支援に対する取組や、担保、保証に過度に依存しない融資等の項目について、金融機関の取組に対する評価が低いことが分かります。 そこで、まず、この結果に……
○糸数慶子君 私、防衛費、それから在日米軍駐留経費、思いやり予算、それとSACO合意に関連する沖縄の新基地建設に対する予算の関係で幾つか御質問させていただきたいと思います。 まず、今、イラクのファルージャで米軍が町を包囲して無差別攻撃を続けており、事実上の住民の無差別虐殺を行っています。米軍のそのやり方については、このイラク戦争に反対する人はもちろん、賛成する人からも国の内外で批判が高まっています。 このファルージャへの総攻撃作戦に沖縄からも八月の下旬にイラクに出撃していた米海兵隊の部隊が参加していることが判明いたしました。これはホノルルの新聞でホノルル・アドバイザー、これ七日付けの電子版……
○糸数慶子君 糸数です。通告をいたしました順序とは多少入れ替えて御質問したいと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず、FTA、自由貿易は、結局多国籍企業、そして輸出業者のためであるという批判もあります。相手国の国民や農民や地場企業は本当に日本との自由貿易を望んでいるのか、あるいは環境への影響はどうか、若しくは貧困や環境、そして食料安全保障との関係など、幅広い観点からのその検討が必要であると思います。また、これらの問題に対する国内体制の整備も必要となってくると思いますが、そこでまず税関の体制についてお尋ねしたいと思います。 これ、二国間協定の増加で今後税関の仕事の量が増えると予想されま……
○糸数慶子君 無所属の糸数と申します。よろしくお願いいたします。 今日は両参考人にいろいろお伺いしたいということで準備をしておりますが、私も、大分同じような質問が出てまいりましたので、まとめて簡潔にお伺いしたいと思います。 まず、古沢参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほども御説明がございましたけれども、この信託業法改正が信託業界に与える影響について、再度、どのように考えていらっしゃるかお伺いするのと同時に、信託業法改正に伴って新規参入する会社について、信託協会が申請があれば喜んで受け入れるつもりであるというふうに報道がなされておりますけれども、協会側としてその参入基準についてどう考えてい……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。お伺いいたします。 金融先物取引法の一部を改正する法律案について、投資家保護の立場から御質問させていただきます。 まず、フォレックスジャパン問題に対する金融庁の認識についてお伺いいたします。 これ、金融庁の資料の中にも出ておりますが、沖縄県の那覇市に本社を置く外国為替証拠金取引仲介業者が約五千人からおよそ二百億円もの証拠金を集めて、そのうち百二十五億円が回収不能となりまして、二〇〇四年、那覇地裁から破産宣告を受けています。この負債総額が百五十二億円、百五十二億九千三百万円。それから、債権者の総数ですが五千百十二名、これ半数が沖縄県民であります。 この事件……
○糸数慶子君 私、去る三月三日そして四日に、私の地元におきまして、沖縄県におきまして第二回金融専門家会議が開催されて、私もその前半の三日の会議に参加させていただきました。 この会議は、金融業務特別地区、つまり金融特区の活性化と金融ビジネスの可能性を探ることを目的としておりまして、四月に名護市で、証券化事業促進法人、それから沖縄金融特区研究所のその設立が、さらにプライベートバンキングセミナーの沖縄開催が発表されるなど、着実な前進を見せています。第一回目もそうでしたが、福井日銀総裁はテレビ電話の参加で、また五味金融庁長官は直接参加されまして、ともに金融特区に対する期待と支援のごあいさつをいただき……
○糸数慶子君 私、日米合同委員会の環境分科委員会の活動についてお伺いいたします。
まず、せんだって、質問主意書を提出いたしました。これは在日米軍から排出される廃棄物の処理及び環境調査にかかわる質問主意書なんですが、その答弁書の中で、合衆国軍隊に係る環境問題が生じた場合には環境分科委員会の枠組みを通じて適切に処理してまいりたいというその答弁がありましたが、まずこの分科委員会はどのくらいの頻度で問題を話し合っているのか、最初にお伺いいたします。
【次の発言】 今、委員会の、年四回ほど開催されているということなんですが、それでは、米軍の環境問題を適切に処理する組織として期待されている日米合同委員会……
○糸数慶子君 お伺いいたします。 しょうちゅうに対する課税強化問題について、まずお伺いしたいと思います。 これは、沖縄県内の泡盛製造業者に対して、沖縄振興特別措置法の減免分、平成十九年の五月十四日までに酒税が二〇%軽減に加えて、租税特別措置法に基づく全国の中小零細業者に対する特別措置によって酒税の負担額が大幅に引き下げられています。これは、地元の報道によりますと、平成十四年度の実績で見た全事業者の軽減総額がおよそ十八億八千万円に上るとされておりまして、これは全体の経常利益総額のおよそ十八億五千万円に相当しておりまして、酒税の軽減がなければ県内の製造業は利益が出ない状況になっているとされてい……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。
私は、これまで所得税法改正、公債特例法、二法案については質問してまいりましたが、今日までこの問題点はもう尽きましております。既にあらかた議論されましたので、今回は総理も御出席でございますので、お許しをいただいて沖縄問題を質問させていただきます。
まず、小泉総理はこのジュゴンの住む沖縄の名護市の、この辺野古の海をごらんになったこと、おありでしょうか。
【次の発言】 是非ごらんいただきたいと思います。
小泉総理は三月十七日の予算委員会で米軍普天間飛行場の返還問題について、米国の話を聞くと同時に日本の考え方を打ち出すべきだと外務省、防衛庁に強く指示したと答……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。
お伺いいたします。
関税定率法に関連して、まず税関の職員配置についてお伺いいたします。
全国に九つの税関が配置されていますが、このうち沖縄地区税関は平成十六年度の定員ベースでは百九十八人が配置されています。税関職員の平成十七年度の定員については新規要員が二百十一人の増員になっておりますが、その中で沖縄地区税関への配置はどのような扱いになっているのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 今おっしゃっていただきましたが、麻薬や覚せい剤など社会悪物品あるいは鉄砲や爆発物などテロ行為に利用されるおそれのある物品など、国民生活の安全に重大な悪影響を及ぼす違法……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、この三月に沖縄で開かれました第二回沖縄金融専門家会議について総裁にお伺いいたしたいと思います。 昨年もこの委員会で福井総裁にお伺いいたしましたが、総裁には今年もテレビでこの会議に参加していただきました。その中で、地方銀行主導のCLO市場の創設や電子手形取引の実証実験などを取り上げられて、全国に先駆けた取組であると同時に、金融サービス業やあるいは金融市場の将来の発展において大きな意義を持ち得る試みと評価をいただいておりまして、大変心強く思いました。 改めて総裁に沖縄金融専門家会議におけるその取組について御所見を最初……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。 私は、第四十六回IDB沖縄総会について谷垣大臣にお伺いをいたします。 四月の六日から九日の総会前のセミナーに始まって、十日から十二日に第四十六回IDB沖縄総会が開かれまして、内外から約六千名の方が参加いたしました。大変成功に終わったというふうに思っております。このIDBの全加盟四十七か国の財務大臣、中央銀行総裁始めとする政府代表団や、国際機関、民間金融機関等の首脳が参加する総会で行われた谷垣大臣の演説は大変見事なもので、こちらの委員会の委員の皆さんにも是非聞いていただきたいすばらしい内容でございました。 大臣のこのIDB総会を終えた御感想をまずお伺い……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。質問いたします。 これまでの質疑にありましたように、今回の保険業法の改正では、根拠法のない共済、いわゆる無認可共済の規制と、それから契約者保護ルールの導入が大きな目的になっています。 そこでお伺いいたしますが、マルチ商法の是非について、先ほど無認可共済の実態調査の結果が報告されました。昨年十月の総務省の無認可共済に関する調査でも、この無認可の共済団体の六割がこの五年以内に設立された新規参入組であり、掛金が安いということもあり、今や空前の無認可共済のブームだとも言われています。無認可共済は任意の共済で、昔からあり、限られた構成員の相互扶助を目的とした企業内、地……
○糸数慶子君 糸数です。よろしくお願いいたします。 まず、銀行、証券、保険の一体化についてお伺いいたします。 ペイオフ全面解禁の背景には、バブル崩壊後の我が国の経済に重くのし掛かっていた不良債権の処理が進んできたことがあります。数年前に八%を超えていた不良債権比率は半減し、不良債権処理に一応の片が付き、ペイオフが解禁になり、金融機関にとっては消費者に対しての質のいいサービスをいかにして提供できるか、これからが本当の競争であり正念場であると思います。 今後の金融行政の在り方については、昨年十二月に金融改革プログラムが策定され、三月には工程表も示されました。この中では、利用者の利便性の向上、……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 本日は、お忙しい中、参考人として、三名の皆様には本当にありがとうございます。これから、まず名義株の問題、監査人の関与の在り方と株券ペーパーレス化の関係につきまして、藤沼参考人に最初にお伺いいたします。 東証と公認会計士協会とは、昨年秋の西武鉄道をめぐる問題を契機に、市場の信頼性確保に向けた共同プロジェクトを立ち上げて、今年の三月にその中間報告をまとめられました。 その中で、名義株への対応が一つの柱とされていますが、しかし、その後も小田急の名義株が発覚するなど、企業の自浄作用が十分機能し切れていないというその実態があらわになっ……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。
今回の証取法の改正の中で、特に私は最初に差止め命令の積極的な活用についてお伺いしたいと思います。
今回の改正で、継続開示義務違反に対して課徴金制度が導入されることになり、刑事告発まで至らないような不正行為について行政がより機動的に対処できるようになるというふうに思われます。
そこで、課徴金制度が導入された意義と、その実効性をどのように確保していくのか、伊藤金融担当大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 まず、課徴金という新たな制度が創設されますが、これですべて解決するかというと、疑問が残ります。新たな制度だけでなく、既存の制度を……
○糸数慶子君 糸数慶子です。お願いいたします。 まず、金融担当大臣にお伺いいたします。 ローン担保証券、つまりCLOのこの発行構想についてお伺いいたします。 金融改革プログラムの中には、「活力ある金融システムの創造」の中に、ITの戦略的活用などにおける金融機関の競争力の強化及び金融市場インフラの整備の中で、直接金融あるいは市場型間接金融に対する利用者の信頼を高めて、市場機能を活用した資金仲介、資源配分の発展を促すというふうにされております。 特に、沖縄におきましては、金融特区において、現在、このローン担保証券、つまりCLOの発行構想を進めていますが、この中で、市場型間接金融や証券化、流……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。 まず、郵政民営化関連六法案について一言触れさせていただきます。 七月の十三日の参議院の本会議以来、この財政金融委員会からも十名の方が委員になられて、郵政特別委員会で鋭意質疑が続けられておりますが、委員の皆様には本当に御苦労さまでございます。 多くの離島を抱えている沖縄県では、小さな村の郵便局が村人たちの生活の大きな励まし、あるいはその支えになってきております。そういうところでございますから、今農協や営林署が統廃合になったり、市町村役場も大合併が進んでおりまして、地域社会の最後の公共サービスのとりでというべき郵便局の存続が、郵政民……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、谷垣大臣にお伺いいたしますが、去る十月の十五日、そして十六日に、北京におきまして二十か国財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。ここでは原油高の問題が討論されましたが、そこで発表されました共同声明のその一文を引用いたしますと、その中では、長引く石油価格の高騰とそれから不安定化がインフレ圧力を高め、成長を減速させ、世界経済を不安定化させる要因となることを懸念。これらの問題に対する協力を強化することに合意するとともに、投資、生産、精製能力の拡大及び適切なフォーラムを通じた石油供給者と消費者の間の対話の促進の必要性を強調と述……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。 今回のこの銀行法改正の中で、銀行代理店制度の見直しについて様々な論点がございますが、私は地域金融及び利用者の視点から御質問させていただきます。 まず、地域金融の視点から参ります。 今回のこの銀行代理店制度の見直しについて、金融機関の問題ではなく、地域金融の問題として考えた場合、若干の懸念がございます。例えば沖縄の場合、離島も多く郵便貯金のシェアも極めて低いところですから、今まで金融機関の窓口がなかったへき地のようなところに新たに代理店ができるというのであれば、それはそれとして歓迎すべきなのですが、実際には、既存の店舗の合理化策と……
○糸数慶子君 私は、政府系金融機関の統廃合についてまずお伺いしたいと思います。 小泉首相は、ポスト郵政民営化の最重要課題の一つに政府系金融機関の統廃合を挙げています。この問題では、統廃合後に残す金融機関の数が最大の焦点のようですが、政府側は、一つにできるなら一つがいいとの小泉首相の発言を受けて、現在八つの機関を一つに集約する案を軸に検討し、また、自民党の政府系金融機関の改革に関する合同部会では現行システムの存続を求める意見が強いと報道されています。 沖縄県におきましては、復帰の時点で沖縄振興開発金融公庫が設立されて、その設立の趣旨に従い沖縄経済の復興と振興を支えてきました。平成十六年度の実……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 私は、今回、証券市場をめぐる諸問題についてお伺いしたいと思います。 今回の事件で、ライブドアは、株式交換の際に投資事業組合を介在させるなど、いろいろな手法を活用しながら実態を隠して取引を行ったり、不正な利益を得ていたとされています。 そこで、まず、この投資事業組合については、法律では民法上の組合などと説明されておりますけれど、仕組みや実態がよく分かりません。経産省所轄には投資事業有限責任組合といったものもあるようですが、具体的にどのような違いがあるのか、分かりやすく御説明をお願いしたいと思います。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 私は、無認可共済についてお伺いしたいと思います。 まず、本年四月からの改正保険業法の施行によりまして、無認可共済は通常の保険会社若しくは少額短期保険業者のいずれかに移行することが義務付けられることになります。 実は、昨年来、無認可ではありますが、まじめに自主的に健全運営されている共済の各団体や、これに加入されている人たちからも数多くの要請文が届いております。また、金融庁の方にも何度も陳情に行かれたと聞いておりますが、それは一言で申しますと、自主的に健全経営している実績ある共済は適用除外にしてほしい、あるいは消費者保護の名目で保険業と同列にみなして一律に規……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 私、政策金融改革と沖縄振興開発金融公庫の問題についてお伺いいたします。 沖縄振興開発金融公庫の問題につきましては、政策金融改革の方針を盛り込んだいわゆる行革推進法が三月十日に提出されました。昨年末のこの閣議決定では、沖縄振興開発金融公庫は、沖縄振興開発計画の最終年次である平成二十三年度までは公庫として残し、それ以降は沖縄振興策と一体となって、自己完結型機能を残しつつ新政策金融機関に統合されることになっていましたが、法案におきましては、沖縄区域を管轄する新政策金融機関の事務所が沖縄振興開発金融公庫の業務を自立的かつ主体的に遂行することを可能とする体制を整備す……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。私は、定率減税関連からまず最初にお伺いしたいと思います。 政府は定率減税の廃止について、単に景気が回復したとか、緊急異例の措置を元に戻すなど、昨年の半減と同様な答弁に終始し、具体的な根拠などを国民に明確に示しているとは言えません。 そもそも定率減税を導入した背景には、消費税の引上げや社会保険料の引上げなど、財政構造改革の失敗により景気が急激に失速したことに対応したものであり、正に政府の失政のツケによるものでした。 このような経験を踏まえれば、財政再建には景気に十分配慮するのはもちろんのことですが、我が国経済の最大の課題であるデフレ脱却が達成されなければ国民……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 私は、今日は、農産物の関税引下げ、そして撤廃による国内産業への影響についてまずお伺いしたいと思います。 日本・マレーシアのこの経済連携協定におきまして、日本による市場アクセスの改善として、先ほども出ましたが、マンゴーやパパイヤなど五つの熱帯果実の関税が即時撤廃されることになりました。このEPAにつきましては、フィリピン、タイとは既に大筋合意済みであり、さらに、インドネシア、またASEANなど全体とも交渉中になっていますが、東南アジア諸国とのFTAの締結が続けば、今後、熱帯産品の輸入増加が見込まれることになると思います。 そこで、タイとのEPAでは砂糖の取……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 酒類総合研究所の問題について伺います。 今回のこの改正案は、酒類総合研究所を非公務員型の独立行政法人に改めるという内容ですが、職員が公務員から非公務員に移るという身分上の大変重要な問題であり、職員の皆さんには少なからず不安を与えているのではないかと憂慮されます。 そこで、財務省が研究所の非公務員化を決定するに当たり、職員の皆さんに対していつ、どのように説明がされたのでしょうか。職員の方からその意見の表明をする機会などはあったのでしょうか。さらに、職員からの理解を得るために、そのような意見をどう集約されたのか、お伺いいたします。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 まず、私、一点目に庁舎の耐震整備の見通しについてお伺いいたします。 平成七年一月に発生した阪神・淡路大震災では六千四百三十三人の尊い生命が奪われましたが、地震発生直後の犠牲者の八割以上が建築物の倒壊による窒息死、そして圧死であったと言われています。このため建築物の耐震化に早急に取り組むことが国家的な緊急課題となっており、平成十七年九月二十七日に行われました中央防災会議においても、国の庁舎等は、大規模地震発生時における被害情報の収集や災害対策の指示など緊急時の応急活動の拠点となることから、強力に庁舎等の公共建築物について耐震化の促進に取り組むとの方針が決定さ……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 まず、金融担当大臣にお伺いしたいと思います。 金融機関の社会的責任、CSRの問題についてですが、最近企業の社会的責任に対する関心が極めて高くなってきております。これは地域貢献や環境問題、そしてNPOの支援など、企業にとってみても国民、消費者からの評価にさらされるということで、これ積極的な取組も出てきております。 金融機関のCSRについては、金融改革プログラムの中でも取組を促進することとされており、この三月末に金融庁は金融機関のCSR実態調査結果を報告、公表しています。 まず、金融庁が把握しておられる調査結果の概要についてお伺いしたいと思います。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 今回の法案はいわゆる投資サービス法の制定を目指すものでありますが、まず横断的な業規制の問題についてお伺いいたします。 今回、従来の証券会社、金融先物取引業者、商品ファンド販売業者、証券投資顧問業者等が新たに金融商品取引業者として規制を受けることになりますが、これらの業者は原則として登録制となるわけですが、これにより、従来認可制であった投資信託委託業なども金融商品取引業者に移行することとなると思いますが、新たな金融商品取引業者の登録制の下で包括的に規制しようとするその理由について、まずお伺いいたします。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。
お伺いいたします。
まず、金融庁及び証券取引等監視委員会の検査・監督体制についてお伺いいたします。
今回の改正で証券取引法が金融商品取引法と改正されることにより、金融商品にせよ取引業者にせよ多様なものを検査・監督する必要が出てくると思います。今後、金融庁の監督体制をどの程度整備していく必要が出てくるのでしょうか。現状の業者別の検査・監督のための体制、人員数、検査等の実施頻度などがどのようになっているのか、そして今回の改正を踏まえどのように体制整備を進めていくおつもりなのか、お伺いいたします。
【次の発言】 特に、今回の業者規制の見直しの目的の一つには縦割……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 まず最初に池尾先生の方にお伺いいたします。 これまでいろいろ質疑はもう出尽くした感じもいたしますけれども、しんがりの質問でございますのでダブることもあるかと思いますが、改めて伺います。 まず第一点に、預金や保険などを対象にしたより包括的な法制について、どうお考えになっていらっしゃるのか。あのイギリスの金融市場サービス法をどのように評価していらっしゃるのか。 二点目に、アメリカ型のSECか、それからイギリス型のFSAかといった議論、先ほども出ておりましたけど、この両者の比較について御意見をお伺いしたいと思います。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。
西川前頭取は、一九六一年に住友銀行に入行されて一九八六年に取締役になられるまで三十五年間、正に現場の銀行マンでいらっしゃいまして、十分現場を承知されていたと思われますが、実際に不公正取引が行われたその現場、部門はどのようなところだったんでしょうか。
【次の発言】 その現場を直接に視察したことがどの程度おありでしょうか。
【次の発言】 実際に不公正取引が行われたわけですが、通常、現場からの情報の上がり方、それはどのような形でどの程度の頻度であるのでしょうか。
【次の発言】 トップとしてのその情報把握が現場におけるコンプライアンス確保の観点から十分なものであった……
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 お伺いいたします。 貴行は、二〇〇一年から二〇〇四年にかけて、立場が弱い中小企業に対し、その融資の条件であるかのように示唆して、金利スワップを強制的に販売していました。優越的地位の濫用に当たるとして、昨年十二月に公取委が排除勧告を出しました。金融庁は、今年四月に一部業務停止命令をした上で、今月二日までに業務改善計画を提出するように求めていたその件について、先ほど平澤参考人から実際に業務改善計画について御説明をいただきましたが、そこで改めてお伺いいたしますが、実際に不公正取引が行われた現場部門はどのようなところでしたでしょうか。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。 金融経済教育についてお伺いいたします。 昨年の十二月に出されました金融審議会金融分科会第一部会の報告の中で、「投資サービス法に向けて」におきまして、金融経済教育に関して、その充実が時代の急務であり、官民挙げてその推進に本格的に取り組むことが必要である旨、述べられています。この報告の中で、金融経済教育について法律上の規定を設けることに関して、金融経済教育の推進について、国又は金融庁の責務について規定を設けるべきとの意見も出されておりますが、こうした観点から御質問させていただきます。 まず、金融経済教育につきましては、規定の有無にかかわらず、政府も責任を持っ……
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。ふだんは財政金融委員会に所属をいたしております。 先ほどからハイレベルな議論が展開されておりますが、私は今日はごく基本的なことで御質疑をさせていただきたいと思います。 まず、ガバナンスの強化についてなんですが、コーポレートガバナンスのチェックを強めるため、今金融庁はルール作りを始めており、七月にも金融庁の企業会計審議会で素案がまとめられ、最短で三年後には上場企業に新ルールが適用される見通しがあると聞いております。西武鉄道の名義株問題に関する虚偽記載あるいはカネボウの粉飾決算など、一連のこの会計不祥事は世間に大きなその衝撃をもたらした、手を打たないと日本企……
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