林百郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

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林百郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは林百郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

林百郎[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第12号(1947/07/05、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日本共産党を代表いたしまして、本日発議せられたる、食糧放出に関し連合國最高司令官に対する感謝決議に対し、衷心より賛意を表するものであります。  本決議においては、今後も一層連合國の援助と救済を懇請するという趣旨が述べられてあるのでありますが、われわれは、これがために、われわれみずからが、みずからの手によつて、この困難なる問題を解決するための最善なる努力をする覚悟を、まずきめなければならないと思うのであります。われわれは、みずからが死力を盡すことによつて、初めて國際的な信頼をかち得、これによつて本提案の趣旨も全うせられるものと思うのであります。  しからば、われわれが今後なすべ……

第1回国会 衆議院本会議 第13号(1947/07/07、23期、日本共産党)

○林百郎君 徳田球一君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第15号(1947/07/10、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は自席で発言させていただきます。(「登壇しろ」と呼ぶ者あり)新しい方式をいろいろ研究しておるわけでありまして、一つの事例として、自席で発言させていただきたいと思います。  実は、私議院運営委員会の委員の一人でありまして、淺沼委員長その他各委員とともに、自由討議の問題について、眞劍に責任を感じ、考えておる次第であります。それで回を重ねまして、第一回、第二回と見ましても、本日の自由討議も、遺憾ながら、これは及第点をやるわけにいかないじやないかという氣がしておるのであります。何とかしてこの自由討議の隘路を打開して、もつと、國民が國会に求めておるところの切実な要求をこの國会に反映させて、……

第1回国会 衆議院本会議 第17号(1947/07/25、23期、日本共産党)

○林百郎君 日本共産党は、木村榮君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第22号(1947/08/07、23期、日本共産党)

○林百郎君 國家賠償法案につきまして、日本共産党は、次の三点の希望を申しまして賛成をする次第であります。  その希望の條件としましては、第一條におきまして、國または公共團体の公権力の行使に当る公務員という制限が一つ、違法に他人に損害を加えたとき、この二つの條件があるのであります。從つてこの二つの條件をもし嚴格に適用することになりますと、本案の具体的な適用の場合は非常に狭められるという危險が多分にあるのであります。從つて第一條の行使につきましては、この二つの制限を極力狭めること、これを濫用せざることという希望が一つ。  第二点としましては、民法の七百十五條の免責の事由を適用させないということ、す……

第1回国会 衆議院本会議 第24号(1947/08/14、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は本日上程の石炭増産決議案に対しまして、小会派を代表し、日本共産党の立場から賛意を表したいと思うのであります。  まず日本共産党としましては、この感謝が單に言葉の上のみの感謝であつてはならないということであります。すなわち、感謝するばかりが能ではなくて、本院の名誉にかけても、たまには感謝されるような具体的ないい政策を決定して、この感謝を裏づけるような努力をしなければならないと思うのであります。  そこで、まず第一に何をなすべきかと申しますと、炭鉱労働者に対する労働條件の改善により、生産力の根本である労働力の確保に努力するということであります。最近の炭鉱労務者の生活の実情は、すなわ……

第1回国会 衆議院本会議 第28号(1947/08/23、23期、日本共産党)

○林百郎君 木村榮君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第35号(1947/09/23、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は日本共産党を代表しまして、まず片山総理に対し、このたびの水害に対する政治責任を問いたいと思うのであります。私どもは、このたびの水害に対し、政府が一言も國民に対して相済まないということを表明したことを聞いておらないのであります。しかも政府は、今年の七月三日発表しました経済実相報告書の二十一ページを見ますと、ちやんと、このたびの水害に対しては十分な予測をしておるのであります。  参考までに、これを二三行読んでみますと、まず國土の荒廃という項がありまして、その中で昭和十四年から十六年に至る平均で毎年四十九万町歩に達した造林が、昨年は七万町歩になつた。これは國土がだんだん廃れていく樣を……

第1回国会 衆議院本会議 第36号(1947/09/25、23期、日本共産党)

○林百郎君 共産党は、野坂參三君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第38号(1947/09/30、23期、日本共産党)

○林百郎君 共産党は、徳田球一君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第46号(1947/10/15、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日本共産党を代表しまして、國家公務員法に反対の意見を述べてみたいと思うのであります。  皆樣御承知の通り、戰爭前、戰爭中を通じまして、公務員が官吏なる身分をもつがゆえに、いかに体面を重んじ、奴隸的の生活の状態に甘んじていたかということは、公知の事実であると思うのであります。從つて、もし今官吏にして官吏の地位を向上し、民主的な官吏を登用するならば、まず官吏の生活を保障することが第一條件なのであります。この法律によつて官僚制度を強化し、温存することによつて、民主的の官吏制度が生れるものでは絶対ないということを断言することができるのであります。  國家公務員法の制定につきましては、……

第1回国会 衆議院本会議 第54号(1947/11/05、23期、日本共産党)

○林百郎君 平野前農相罷免問題に対して、片山総理は新憲法により新たに設けられた國務大臣に対する罷免権を行使したのであるが、憲法によれば、内閣は行政権の行使については國会に対し連帯して責任を負うべきものであります。從つて、平野前農相罷免の問題については、総理大臣自身國会に対し眞相を明確にする義務があると信ずるのであります。(拍手)しかるにもかかわらず、その全責任を單に新聞紙に帰して、その責任を逃れようとするのは、われわれ断じてこれを許すことができないと思うのであります。(拍手)もし新聞紙に責任を轉嫁するならば、その前に何がゆえに國会に対してまつ先にこの眞相を明らかにしなかつたのか、それは憲法に対……

第1回国会 衆議院本会議 第68号(1947/11/28、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は全逓問題について、特に西尾官房長官に対してお尋ねしたいと思うのであります。何ゆえ西尾官房長に対し特にお尋ねしたいかと申しますと、大体新聞紙の傳えるところによりますれば、全逓の調停問題については、西尾案が最近は中心になつて檢討されておるということであります。なお傳え聞くところによりますと、それは大体給與一箇月分を十二月十五日ごろまでに支拂つて、それによつてこの全逓の調停問題を解決しようというような意図があるということを仄聞しておるのであります。從つて、この西尾案なるものがいかなる内容をもち、いかなる見解によつて行われるかということを確かめる必要のあることが一つ。もう一つは、この際……

第1回国会 衆議院本会議 第74号(1947/12/08、23期、日本共産党)

○林百郎君 寥々たる同僚諸君の中で話をするわけでありますが、簡單に、前同僚の発言とダブらないように、わずかな時間を割きまして、日本共産党の本法案に対する反対の理由を三点ほど説明したいと思うのであります。  大体、本法案を実施するについての前提の條件が、今もつて農村に成熟されておらないという点を、三点ほど説明したいと思うのであります。一つは、まず第一に、農作物の價格が非常に不合理である。主食をつくるものほど損をする。果物だとか、りんごだとか、こういうものをつくつた方が非常に利益が上る。從つて、主食をつくらない。むしろこうしたきつい供出がくれば、自分の農耕地を放棄するというような現象すら見ておるの……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第12号(1948/01/31、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日本共産党を代表しまして本決議案に賛意を表するものであります。政府は、昨年の七月、経済実相報告書の中は、昭和十四年と十六年の平均四十九万町歩の植林に対し、昭和二十一年は、わずか七万町歩の植林しかなしておらない。このために、例年の増水期を待たず、雪融けの四月にすら、すでに北海道、東北、北陸方面に水害があつて、十億三千七百万円の損害が出た、米にして二千十一万石、麦にして四万三千石の収穫を失つた、この例でもわかるように、國土の手入れを怠つた場合には、今後の被害は加速度的に殖えていくであろうということを、昨年の七月、経済実相報告書の中において、國民に訴えておるのであります。しかも、こ……

第2回国会 衆議院本会議 第37号(1948/04/01、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日本共産党を代表しまして、この全官公廳爭議解決に関する勧告決議案に対し、反対の理由を左の五点について述べたいと思うものであります。この勧告案は、全官公廳の諸君の下からの圧力によつてできたものであり、民主党、社会党、民主自由党もまた全官公廳の労働者諸君の要求について一應考慮せざるを得なくなつたものと言い得ると思うのであります。しかしながらこの勧告案は、次の諸点においてなお芦田内閣の労働組合操縱策を合理化しようとする非難を免れないと思うのであります。  第一は、加藤労働大臣も言つておりますごとく、二千九百二十円ベースというものは、二月現在の計算によりますと、千八百円ベースの一割八……

第2回国会 衆議院本会議 第41号(1948/04/13、23期、日本共産党)

○林百郎君 軽犯罪法につきましては、共産党といたしましては、本法の制定に対して全面的に反対するものであります。  本法は、本年五月二日以降失効する警察犯処罰令の再生版であつて、警察犯処罰令が従來のわれわれの階級運動の抑圧のために、また労働運動の彈圧のために果してきた役割を見れば、理由は明らかだと思うのであります。  まず第一に、現在労働組合が爭護手段としてとつておるところの生産管理はもちろんのこと、團体交渉をする場合におきましても、たとえば第一條の二十八号におきます、他人の進路に立ちふさがり、あるいは身辺に群がつて立ち退こうとせずと云ふようなことを理由にして彈圧を浮ける危險があるのであります。……

第2回国会 衆議院本会議 第43号(1948/04/27、23期、日本共産党)

○林百郎君 生産管理を理由としまして、労働組合の檢束事件が方々に発生しております。先月、産別系の印刷出版労働組合である愛光堂の労働組合員が十一名檢挙されておるのであります。続いて今月の七日になりまして、新橋のメトロ劇場の從業員が七十八名の甲府等、地方にも所々に発生して、いるのでありまして、憂慮すべき事態になつていると思うのであります。從つて、この際私は、責任主管大臣であるところの労働大臣と法務総裁に対して、次の点を質問してみたいと思うのであります。  まず第一には、生産管理が行われる場合には、言うまでもなく資本家側が生産を放棄しようとする場合において、労働融合員が自己の生活の必要上、その他生産……

第2回国会 衆議院本会議 第57号(1948/06/07、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日夲共産党を代表し、北村大藏大臣の財政演説に対し、次のごとき立場において質問したいと思うのであります。  すなわち、政府によつてさきに國会に提出された予算の大綱なるものについてであるが、これは実質的に見ましても、これによつて、本年度の予算により日本の人民大衆の生活がはたしてどうなるのか、また人民大衆の負担はどの程度になるのか、日本の産業復興の計画はどうなるのかということが具体的に知る由もないのであります。これはいかに実質的に、具体的に見ても、本年度予算の一部と見ることができないと思うのであります。また法律的に、形式から見ましても、國会で審議すべき條件を具えておる予算の一部分と……

第2回国会 衆議院本会議 第67号(1948/06/19、23期、日本共産党)

○林百郎君 簡単に反対の趣旨を申上げます。  実は、地方自治法第七十四條の改正の点でありますが、この点は、第九十二議会において吉田内閣の提出法案に対して各党一致で新たに設けた点を修正しようとするのであります。九十二議会で新たに設けられたものを、この國会においてまた修正するという点が國会の権威にかかわると思うものですから、一應反対の点を申し上げます。  それは七十四條でありますが、この点は、條例の廃止ができるという第九十二議会における修正を、除外例を設けまして、地方税、分担金、使用料及び手数料の賦課徴收及び地方公共の秩序の維持、住民及び滞在者の安全、締康及び福祉の保持に関するものは除くという除外……

第2回国会 衆議院本会議 第75号(1948/07/01、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日本共産党その他の小会派を代表して、左の五つの理由によつて料金値上げに絶対反対するものであります。  第一に、郵便料金の四倍値上げは、これが経済に及ぼす複雑な作用によつて、インフレーションを激化する要因となるのであります。政府は、この点について、昭和二十三年度の國民所得が一兆九千億であり、通信料金の所得は二百九十六億円であつて、国民所得中に通信料金の占むる比率はわずか一・五%にすぎないのであるから、これはインフレの要因にはならないと言うのであります。しかるに通信料金は、價格の形成に直接不可避的に影響をもつものであつて、一般商品の宣傳費のごとく自由に斟酌し得るものではないのであ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第8号(1948/11/10、23期、日本共産党)

○林百郎君 吉田首相は、劈頭の施政演説をなさらない理由としまして、何よりも先に公務員法を議し、一般の施政演説は後ほどにしたいと、公務員法の先議を唯一の理由としておるのであります。しかるに、公務員法の審議は必然的に一般施政問題と関連をもつてくるのであります。たとえば、マ書簡にも示されておりますごとく、公務員法によつて公務員の爭議を禁止するためには、公務員の生活の確保をまず考えなければならないということが明示されておるのであります。從つて、公務員法を先議するためには、まず公務員に関する生活の問題をいかに考えるか、また一般労働者のこの公務員法に対する大きな反対をいかに処理されるかということを決定され……

第3回国会 衆議院本会議 第18号(1948/11/22、23期、日本共産党)

○林百郎君 簡單に質問したいと思うのであります。私は本日は政令二百一号に関する質問だけにしたいと思うのであります。私の考えは、政令の二百一号は無効であると考えておるのであります。これに対しまして、吉田首相並びに殖田法務総裁にお聞きしたいのであります。  この二百一号が無効であるという根拠は多々ありますけれども、私は中心点を二つだけ主張いたしたいと思うのであります。一つは、この政令という形で出されているということであります。これは憲法の第七十三條の第六項によりますと、憲法及び法律の規定を実施する手続上の必要にのみ政令が許されるということになつておるのであります。ゆえに、國民に義務を課し、あるいは……

第3回国会 衆議院本会議 第23号(1948/11/28、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、平和会議促進懇請に関する決議案に対し、共産党を代表して賛意を表する次第であります。  この平和会議の促進は、全國民の熱望であることは当然でありますが、問題は、これをいかにして具体的に促進するかという、この方策によると思うのであります。  まず第一に、この具体的な促進の方策としては、日本の民主化を徹底するということであります。顧みまするに、日本の國の民主化にとつて、まだ遺憾きわまる点が多々あると思うのであります。日本の工業化に対して、中國及びオーストラリア等が大きな不安を持つておるという情報が、たくさんの弁士によつて報告されておるのでありますが、このことは、問題は工業化の機械が……

第3回国会 衆議院本会議 第25号(1948/11/30、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、電氣通信省設置法案、郵政省設置法案、日本專賣公社法案、日本國有鉄道法案の四法案に対し、共産党を代表して、次の五つの理由をもつて反対するものであります。  第一には、この四法案によつて、ことに電氣通信省設置法案、郵政省設置法案等に見られるごとく、企業を解体することによつて同一の事業の有機的な結合を破壊してしまう。たとえば、同一通信事業の中に電氣通信と郵政と二つに分離するということは、明らかに有機的な結合を破壊することになると思うのであります。  その次に、第二としましては、採算の上から申しましても不合理が生ずると思うのであります。大体、電氣通信部門は多く黒字を出すのでありますが……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第16号(1948/12/18、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は、日本共産党を代表いたしまして、重要産業の争議解決の決議案に賛成したいと思うのであります。  この問題につきましては、一部極左分子の指導によるというような意見もあるのでありますが、この争議の責任がはたして労働者側にあるのか、あるいは政府の経済政策の無能にあるのかということを、私は簡単に述べてみたいと思うのであります。吉田内閣は、組閣以来、賃金の三原則としまして、赤字補給金は出さないということ、均衡財政をとるということ、マル公の價格維持をする、この條件のもとに賃金の問題を決定するということを言つているのでありますが、赤字補給金を出さないということは、今度の追加予算の中に二百億に近……

林百郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

林百郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 議院運営委員会 第1号(1947/06/27、23期、日本共産党)

○林(百)委員 先ほど赤松さんから御質問があつたのですが、議院運営委員会と各派交渉会との関係です。これをもう少し明確に規定していただきたいと思います。結局小委員会を設けるというような形式にするか、あるいは各派交渉会を残すにしても、それは單なる事務の打合せ程度のものにして、各派交渉会の中に、各党派に按分した代表者を出して、議決権までもたせて、それによつて表決して事を決するというような各派交渉会になりますと、議院運営委員会とまつたく性格がダブつてくると思いますが、その点いかがですか。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 発議者の一人として、この法案に賛成したいのですが、重要な問題については、大……

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/07/05、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今の石田さんの言われるのは、どういう理由ですか。数字か何かあるのですか。規則によると、各所属議員数の割合に振当ててきめるということになつております。
【次の発言】 先ほどの十三名で、各小会派にも発言の機会を與えるというのは、それは各政党が好意的に順位を讓つてくださるという話で十三名が出たので、原則はやはり議院規則に基く割当で出ていると私は思つております。ですから、もし協同党で二名の言うなら、よそから讓り受けるということになる。
【次の発言】 一應順位は、私が今言つた通りのことで……。

第1回国会 議院運営委員会 第3号(1947/07/08、23期、日本共産党)

○林(百)委員 事務総長の今おつしやつたところによると、滯在雜費を支給するための特別な法案をつくるというのですが、昭和二十年の法律第八十号國会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律、この手当の所に一つ新しく設けたらどうですか。今の通信費のほかに滯在手当を支給する。それは技術的にできないですか。
【次の発言】 題目はきめない方がいいと思います。
【次の発言】 昨日の自由討論が割合に生氣がなかつたということについて、私もよく考えてみたのだが、これは時間の問題ばかりでなく、ほんとうのフリー・デスカツシヨンの精神が活かされておらないで、たとえば質問の相手を政府だけに限定してしまつた、そこで與党側から出……

第1回国会 議院運営委員会 第5号(1947/07/09、23期、日本共産党)

○林(百)委員 十七名ですから、時間の関係もあり、一人十分ということにおきめ願いたいと思います。
【次の発言】 答弁の時間は一人五分として、大体十二名‥‥。
【次の発言】 明日の自由討論会には、特に自由討論の趣旨を強調するために、議長と、議院運営委員会の委員長と、前議長の山崎猛君の意見発表を最初にやつていただきたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第7号(1947/07/24、23期、日本共産党)

○林(百)委員 議長発議でいいと思います。
【次の発言】 委員長は‥‥
【次の発言】 今の吉川君の御意見一應ごもつともですが、ちよつと形式的にとらわれているのじやないかと思います。結局、発言者の数が多いといつても、それぞれの発言者は基本的には党の意思を表示するわけですから、その党の意思がそこに表明されればそれで十分だと思います。ところが多数派というのは、政府に重要なポストを占め、あらゆる委員会に重要なポストを占めて、党の意思は十分に発表されておる。せめて自由討議の際ぐらいは、小数派に発言の機会を與えたらよいと思う。しかもやはりそれぞれ特殊な性格をもつておるのだから、その特殊な性格を、せめて自由……

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/28、23期、日本共産党)

○林(百)委員 議員面会所に使う事務室というのはどういうことですか。
【次の発言】 その三十九條の場合も、議案の場合に準じて、両院協議会を開くことができるという取扱規定かなんかは、規定として正式にきまつていますか。
【次の発言】 何規定というのですか。
【次の発言】 私個人的な意見としては、この三十九條の國会の議決による内閣行政各部の委員、顧問、嘱託につくことは好ましくないことと思つています。しかし取扱規定には、両院協議会を求めるとある。求めることを得ではないのですね。
【次の発言】 できるという程度なら止めた方がいい。
【次の発言】 その程度でしたらやる必要はない

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/08/02、23期、日本共産党)

○林(百)委員 規則第何條というのは、衆議院規則ですか。
【次の発言】 どうも條文がちよつと変なところがあるのです。たとえば第六十條。
【次の発言】 これを準用するんですね。
【次の発言】 それから十の第百七十三條、これは表紙に氏名を記さなければならぬというのが百七十三條で、文書表をつくるというのは百七十四條じやないですか。
【次の発言】 二十六條の点で、今の第一部長の説明もありましたが、これはやはり裁判の手続の点ですから、裁判手続の点では司法裁判も、こうした特別裁判所の手続も、非常に相互に相似ておるし、相互に準用しておると思います。從つて裁判手続の点では、一應司法裁判所の手続に準ずべきであつ……

第1回国会 議院運営委員会 第13号(1947/08/14、23期、日本共産党)

○林(百)委員 十名増加の根拠は‥‥
【次の発言】 十名だけでいいのですか。
【次の発言】 私もこの審査会に出たのですが、やはり二條と十二條が一つの大きな問題であろうと思います。われわれの場合は十二條を置くならば著しいとか、はなはだしいとかいう言葉を除いたらどうか。それから著しいとか、はなはだしいとかいう言葉をおくならば十二條は削除したらよかろうという御意見でありましたが、私の考えとしては第二條はこのままにしておいて、十二條を廃した方がいい。それから刑法でなぜ起訴猶予の十二條と同じ條文があるかというと、刑法は著しいとか、はなはだしいとかいう言葉は全然使つてないのであります。こういう言葉がないか……

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/15、23期、日本共産党)

○林委員 時効の点はよいが、改選によつて裁判官が変つた場合の関係を伺いたい。
【次の発言】 その点第一部長のおつしやるのも一應筋が通つておりますが、しかしやはり裁判の手続法については彈劾裁判所も司法裁判所の手続に從つているのであるから、やはり八十二條の殊に第二項の精神に添つて、これは公開するという方が公明正大でいいと思いますから、私はやはりこれを公開すべきもの、この部分だけ削除した方がいいという意見をもつております。
【次の発言】 工藤委員のお話ですが、十二條の点もそうですが、私の根本の考えとしては、私もなにも裁判官を無理に苛めたいのじやないんだが、裁判官彈劾法なんというものは一つの正宗の名刀……

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 報告という意味は、やはり土井さんの御意見のように、ただ報告を聽きつぱなしするのでなくて、一応審査して、もしそれが不当な場合には警告なり注意を與えるということが國会の義務を果すことになる。報告すべしということだから、ただ報告を受けてあとは何もないというのでは……。
【次の発言】 しかしたとえば会社にしても、毎期々々の事業報告をして、それを監査役に報告すべしとあるだけですが、監査役はこれを檢討して、その会社経営のために不健全だと思われる点は十分注意をし、納得した後はじめて判をおして承認する。これも國会に報告しろとあるけれども、國会の一一の議員がそれを見るわけにいかないから、やはり國……

第1回国会 議院運営委員会 第17号(1947/08/22、23期、日本共産党)

○林(百)委員 共産党を代表しまして一應賛意を表したいと思いますが、法案自体としては大体満足すべきものだと思うのであります。共産党の方から実は裁判官彈劾法案についていろいろの意見があつたのでありますが、それは大体この中に含まれておると思うのであります。われわれ考ふなければならないことは、むしろ民衆が官吏から支配されるのではなくして、民衆が官吏を支配するのだという氣持をまずもつてもらつて、この法を殺さないで、活かすように運用するのが大事だと痛感するのであります。そこでそうした基本的な立場から、三点ほど將來の運営について希望すべき事項を申し上げて賛意を表したいと思うのであります。まず第一は第二條の……

第1回国会 議院運営委員会 第19号(1947/08/27、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今自由黨の山口委員と各黨の委員がここで自由討議をしたところで、おそらく山口委員も黨議をもつてここに來ておるのだろうから、ここで從來の黨議をかえるわけにはいかぬと思います。問題は、參議院でああいう議決をしたことに對して、衆議院としてはどういう處置に出るか、いわゆる技術的な手續をとるかという問題を進めていかれた方がいいだろうと思います。それには、まずあれに衆議院として贊成するか反對するか。かりに反對するとすれば兩院協議會を求めるか、あるいは三分の二で押すか、あるいはあのままで流産にさせるか。そういうような技術的問題をひとつ進めていただきたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/28、23期、日本共産党)

○林(百)委員 證人の方は法律を變えるわけですか。
【次の発言】 會期延長の問題については、昨日も民族的反省というような問題まで起きた重要な問題である。これは將來の國会の運營について重要な影響をもつ問題であるから、これは一應本會議にかけて、贊否兩論を鬪わせてはつきり決定した方がいい。そういう意味で本會議にかけて一應討論すべしという意見を出します。

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/30、23期、日本共産党)

○林(百)委員 この隱退藏物資の委員の派遣というようなことは、國家的に見て實際にその使つた額と比較にならないものが生れてくるからこれはかりにいいとしても、なとえば農林、水産委員が災害状況を見にいくということは、災害地特別委員會ができて、これがその方面のことをしているのに、また水産、農林が災害地の状況を視察にいくということは、ほかの問題と絡んで限りがないと思いますが、そういう意味で私は水産と農林はこの際はつきり反對したいと思います。將來は委員派遣については相當愼重に各常任委員會とも考えてもらう必要があると思います。
【次の発言】 災害地の調査は、非常に廣汎な地域にわたつて水害があつたので、特にそ……

第1回国会 議院運営委員会 第25号(1947/09/20、23期、日本共産党)

○林(百)委員 この調査の目的は……。

第1回国会 議院運営委員会 第27号(1947/09/27、23期、日本共産党)

○林(百)委員 必要ないと思います。治安を混亂に行くことになる。
【次の発言】 報告書だけは取つてらう。

第1回国会 議院運営委員会 第28号(1947/09/29、23期、日本共産党)

○林(百)委員 題目は石炭國管問題にしようということを、正式ではなかつたが話し合つたから、各黨もその準備をしておると思います。
【次の発言】 これは社會黨の方へも陳情が行つたと思いますが、全官公廳の代表者が、實は公務員法は公務員にとつては非常に死命を制する重要な法案だ。それが割合に專門家のいつておらない決算委員會あたりで審議されている。しかも決算委員の出席者が五人か六人くらいで、うやむやの間に討議されているということは非常に心外だ。何とかしてもう少し公務員法について各黨で特別な關心をもつて、しかも專門的な知識をもつておる人たちによる特別委員會を設けてやつてもらいたいという希望があつたのでありま……

第1回国会 議院運営委員会 第29号(1947/09/30、23期、日本共産党)

○林(百)委員 政府が豫算にまわすというのは、どういう理由ですか。
【次の発言】 安平さん、理由がありますか。

第1回国会 議院運営委員会 第30号(1947/10/08、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の方は小會派の立場から言いまして、全委員會に顔を出しているわけでなし、わずか四人の議員が七つ八つの委員會に顔を出しているだけですから、議案の趣旨徹底をイ、ロ、ハの方法をぜひとつてやつていただきたい。かりに現在の國會の運營が委員會中心制度がいいか、あるいは從前の讀會制度がいいかという根本的な問題は別として、かりに委員會制度でいくにしても、今の機構の中で、しかも全議員に趣旨が徹底するような方法はぜひ講じてもらいたい。そういう意味で私は小會派としてこのイ、ロ、ハの方法をぜひ徹底してもらいたいと考えています。
【次の発言】 やはり第二案の方が親切だと思うのですが、民事訴訟法を準用する……

第1回国会 議院運営委員会 第31号(1947/10/09、23期、日本共産党)

○林(百)委員 もう少し檢討しようじやないですか。
【次の発言】 それはやはり丁寧のようですがこういうものにしておいた方がよいと思う。
【次の発言】 議院運營がやるのはおかしい。議院運營で出すのは、たとえば司法に關係するから司法委員會にまわせということを議長として言えるのじやないか。

第1回国会 議院運営委員会 第32号(1947/10/13、23期、日本共産党)

○林(百)委員 視案の件だけはいずれ具體的な計畫を審議した上で承認するという條件をつけていただいたらどうでしようか。
【次の発言】 第一案の民事訴訟法を準用するというのでは不親切だからというので第二案になつた。それが今日の第三案ではまたもとにもどつている。これでは何のためにわれわれ第二案を審議したのかわからない。
【次の発言】 この前は民事訴訟法の條文をなるべく親切に單行法案の中へ入れるということで、相當こまかいことまで討議されて、殊に最高裁判所の長官をどうするとか、あるいは内閣總理大臣はどうするというような、非常な具體的なこまかいところまではいつていたのが、今日はまたそれがもとへもどつて、民……

第1回国会 議院運営委員会 第35号(1947/10/20、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私は先ほど總長から報告になつた、一定の理由のある場合には證言を拒むことがあるということを除いたことについて非常に大きな疑問をもつのです。たとえばそれは國政の審議の上だからというのですが、大體司法裁判所の場合に、人情上、たとえば自分の妻に影響するようなことを夫が宣誓までして僞證罪にまで問われて、眞實を述べなければならぬということを國會が認めるということは、人情を無視したやり方ではないかと思う。たとえばこの司法と立法機關との均衡からいつても、別に立法機關の方が司法より上位にあるから、司法では逃れることができるが立法の證言では逃さないという立法司法の權衡上に認めるのではなくして、やは……

第1回国会 議院運営委員会 第36号(1947/10/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 地方勞働委員は當然地方勞働委員としての資格を失つてしまつて、あと補缺する必要があるのか、あるいは將來國會の承諾を得て臨時にでも繼續するのか、あるいは今のままで暫定的に從來の仕事がやつていけるか。その點はどうですか。

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今、中野委員からもお話がありました通りに、叶氏の發言が單に不用意の間になされたやじということでなくして、やはり社會黨の一議員としてなされ、しかも社會黨首班内閣が今政權をとつているという立場から、われわれとしては、やはり政府竝びに社會黨の立場を明らかしない限り、この問題の處理ができないと思います。そういう意味で共産黨としては、實は昨日から、政府の首班であり、社會黨の黨首であられる片山氏の出席を求めている次第であります。これは各議員が率直にいつてそういう氣持をもつていると思う。たとえばこのたびの農業生産調整法案の問題にしても、實は地方ではすでに供出問題について、供出が思わしく行かな……

第1回国会 議院運営委員会 第44号(1947/11/17、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私も、けさ讀ましていただいたのですが、問題はやはり國會法の一部を改正するという方針でいく點と、前は民事訴訟法でしたか刑事訴訟法の準用という形式をとるという點、書類提出に對する義務を新たに課したという點、こういう點は、この方針でいくということにしてやつていかないと、これを崩すとまた問題になると思います。
【次の発言】 私氣のついたことですが、起訴權を國會に附與しておるようであるが、この點も法制部の方で一應檢討してもらつて……。
【次の発言】 そういう點を頭に入れて、法制部の方で檢討してもらいたい。
【次の発言】 具體的の方法は、どういうふうにそれをやつていくのですか。

第1回国会 議院運営委員会 第45号(1947/11/18、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私は二點だけお聽きしたい。昨日見せていただいた案では、刑事訴訟法を準用することになつておつた。きようは民事訴訟法の證人の條文を準用することになつている。この點が一つ、それから第七條の「一年以下の禁錮又は一萬圓以下の罰金に處する」これを重くした理由について、もし法制部に意見があつたとしたらどういう點ですか。
【次の発言】 ぎごちないところがあつてもやむを得ない。口調が少々惡くても、實際においてよかつたら、一應これできめる方がいいと思う。意見があつたらこういうようにしたいと、具體的に示してもらわないと、きまりがつかないのじやないか。

第1回国会 議院運営委員会 第46号(1947/11/28、23期、日本共産党)

○林(百)委員 結構です。

第1回国会 議院運営委員会 第49号(1947/12/05、23期、日本共産党)

○林(百)委員 この豫備員を、本委員のまわらない共産黨に一名まわすという考慮はできませんか。
【次の発言】 正式な割當はこれにしても、やはり各黨から、本委員が出ないところは豫備員を出すというような配慮はできないものでしようか。
【次の発言】 特別委員會に付託されている議案の審議はその間打切られるのですか。特別委員會委員は委員會自體が解消するのですか。

第1回国会 議院運営委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本共産党)

○林(百)委員 そのときには二月一日説もあつたということを加えて言つてもらいたい。

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、日本共産党)

○林百郎君 私どもの黨は委員が出ておりませんから、たいへん皆さんに御迷惑をおかけするのでありますが、一點だけ聽かせていただきたいのであります。これは御承知の通りに全官公の組合の方では、この千八百圓と千六百圓の問題とは別に、生活補給金の赤字補填を要求をしておるのでありますが、このたびの法案によつてこの赤字補填の要求は一應無視されて、これだけで全官公の勞働組合の要求、いわゆる生活補給金の要求が解決されると考えていいのかどうか。これは千六百圓を千八百圓に上げたその二百圓の不足をこの際補うというだけで、生活補給金の方はまた別途に考慮するということかどうか、その點を辯明していただきたい。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第39号(1947/11/22、23期、日本共産党)

○林百郎君 それでは、皆さんの御迷惑になると困りますから、簡潔に四點ほどお伺いしたいと思います。  第一點は公安委員竝びに各市町村警察署長、都道府縣警察部長、あるいは國家警察本部長官、警察管區本部長、こういう人たちに對する公選竝びに彈劾權と召喚權との關係でありますが、この公安委員を直接選擧にしなかつた、單に内閣總理大臣あるいは地方長官が、國會あるいは都道府縣會議員の承諾を得るということに止めて、直接公選にしなかつた理由。すなわち憲法十五條の、國民が公務員を選任し、竝びに罷免することは國民固有の權利であるという憲法十五條との關係からどうなるかということ、すなわち公安委員を國民の直接選擧にしなかつ……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第3号(1947/08/02、23期、日本共産党)

○林百郎君 私は今第一議員倶樂部からの發案がありました通りに、やはり各政黨から大體の試案をもち寄つて、それを參考にこの委員會に發表して、それを基礎にして進めていつた方がいいかと思います。そういう意味で、實は共産黨も共産黨の政黨法の大綱をつくつております。今日實はできましたので、もし各政黨の試案をもち寄つて、建設的に議していこうということでしたら、ひとつ共産黨も加えていただいて、私の方の試案も發表させていただければ非常に幸せだと思います。今の第一議員倶樂部の御發言を支持したいと思います。
【次の発言】 大體この問題は、やはりある中心をもつていかなければ、議論が散漫になるではないかと思います。大體……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号(1947/08/06、23期、日本共産党)

○林百郎君 もしそういうのでしたら、私の方で摘出していただく材料が一つあるのです。共産黨がこの政黨法に反對の一つの大きな理由は、屆出竝びに會計の檢査が、それぞれ内務省、あるいは會計檢査院、あるいは最高裁判所の裁判官、あるいは地方裁判所の裁判官というような官廳に屆出で、また官廳の檢査を必要とすると、官廳の干渉が將來起る危險があるという點が一つの大きな反對理由であつた。しからばそれに代るに、政黨のこうした管理をどこがするか。政黨を管理する機關として、これは一つの試案ですが、政黨關係の特別委員會を國會の中に設ける。そうしてこれは、各黨派からそれぞれの代表者を出して委員會を設ける。政黨に關する一切の屆……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第10号(1947/11/26、23期、日本共産党)

○林(百)委員 共産黨を代表しまして、第六條を次のように修正したいと思います。「全國選擧管理委員會の委員は、一定の民主的諸團體より推薦せる候補者中より、國會の議決により、兩院議長が、委嘱する。」第二項として「民主的諸團體の指定は政令をもつて別にこれを定める。」として、これを六條の第二項として、原案の第六條の二項、三項、四項、五項を全部削除する。從つて第八條の第二項は削除する。そういうふうに修正したいと思います。  修正の理由といたしましては、原案の通りでいきますと、結局大會派の代表者によつて選擧管理委員會が構成されることになりまして、將來選擧の公正を期することが不可能な場合が多々あるということ……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/07/29、23期、日本共産党)

○林(百)委員 各派交渉會がありまして、少しく時間が遲れて恐縮いたします。簡單に御答辯を願います。三つの點についてお聽きしたいのであります。郵便料金の値上げは、その値上げされたことによつて遞信省が得る利得をいずれの方面に使用するにしても、民衆の間から非常な不滿があるということは一應覺悟しなければならない。われわれとしてもこれに贊成はし得ない。ところがもしもこれが政府の方針として、どうしても遞信省の獨立採算制をとるのだ、獨立採算制によつて遞信省の赤字をよその面に及ぼさないのだという方針が確立しているということになれば、ゆゆしい問題だと思いますが、獨立採算制の問題は遞信省關係にはどう響いてきている……

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/08/01、23期、日本共産党)

○林(百)委員 遞信事業として今一番重要な問題はやはり遞信者の赤字をどうするかという問題だと思います。そこでこの郵便料の値上げという問題も起きておると思いますが、郵便料は今相當値上げされておるので、ここで郵便料を値上げすることによつて、はたして遞信省が豫期しておるような増收があるかどうかということが問題になるのではないか。そこでわれわれとしても遞信省の赤字がどうしたら消えるかということはまことに重要な問題で、しかもそれを大衆の負擔に轉嫁させないような方面があるかどうかという點をいろいろ考えてみたのでありますが、この點について遞信省當局はどう考えておるかという點をお尋ねしてみたいと思います。まず……

第1回国会 通信委員会 第4号(1947/08/05、23期、日本共産党)

○林(百)委員 實は半ドンの問題をお聽きしようと思いましたが、それは大臣にお聽することにして、これはある委員から私頼まれたのですけれども、福岡の逓信局の管内らしいのです。局員に組合の買出しを集團的に許したことについて、何か買出しの法規に違反したということで、相當の責任者が今警察へ拘置されておるということがあるそうですが、この事實についてもしおわかりだつたら説明していただきたい。
【次の発言】 何か從業員か買出しを特に許したらしいのです。それが配給の法規に違反したということで相當の者が喚ばれておるらしい。もし實相を調査して氣の毒な事情があつたら、何とか手を打つてやるべきだと思うのです。

第1回国会 通信委員会 第6号(1947/08/12、23期、日本共産党)

○林(百)委員 ちよつとお尋ねいたします。この第二表と第五表の簡易生命保險積立金運用状況、郵便年金積立金運用状況、この表の合計額は、これは從來の積立金全部の合計ですか、このほかにまだあるのですか。
【次の発言】 そうするとそのうちに預金部預金というのがある。預金部預金というのが大藏省の方にはいつて逓信省で自由に運營することができないのですか。
【次の発言】 これは非常に微妙なことだと思いますが。……。
【次の発言】 そうすると内閣の方で、逓信事業というものは獨立採算制をとると言つて、こうした會社の面では獨立採算制を強調しておきながら、そこから上つた収入の運營については國家で統一するということは……

第1回国会 通信委員会 第15号(1947/10/28、23期、日本共産党)

○林(百)委員 質問事項が大體十二、三ほどありますが、順次お聽きしていきたいと思うのであります。  まず第一に、先日の十月二十五日の本會議竝びの二十四日の勞働委員會で、遞信從業員の集團缺勤の問題について、中央郵便局竝びに日本橋郵便局その他大阪地協各郵便局の缺勤状況の報告があつたのでありますが、その後事態がどういうふうに變化しておるかということについてのその經過を説明願いたいと思います。
【次の発言】 遞信大臣の報告によりますと、一應この缺勤に對する危機は切抜けたような報告でありますが遞信從業員の實情から申しますと、本件が發生した根本原因であるところの、生活の問題についての改善の手は何ら打たれて……

第1回国会 通信委員会 第17号(1947/11/07、23期、日本共産党)

○林(百)委員 實は前囘の本委員會におきまして、遞信從業員の集團缺勤の問題については私も相當つつこんだ質問をし、三木遞信大臣初め椎熊次官も大分お氣が立つたような様子だつたのでありますが、實は私も何も好んで衝突する意思はないのでして、私の家は先祖代々五十年にわたつて實は遞信事業に努力しておりますので、できるなら日本の國の遞信事業が圓滑に、しかも一般公衆の滿足のいくように運行されるということを願つておるのであります。そのためにはやはり從業員の生活問題というものを眞劍に考えてやらないと、官側のすることも圓滑にいかないということがあると思います。本委員會ではそうした從業員の側の要望を反映する委員も從來……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、日本共産党)

○林(百)委員 郵便法の第二條と、それから遞信大臣と全遞從業員組合との經營協議會規約との關係なんですが、郵便法の第二條によりますと、「遞信大臣は、この法律の目的を達成するため、左の職責を有する。」とありまして、この第二號に「法律に觸れない範圍において、郵便局を設置し、又は廢止し、郵便局の窓口取扱時間及び取扱事務の範圍を定めること。」というようなことがあります。これを經營協議會の第二條を見ますと、業務の運營竝びに企畫に關すること、第二條の第一項第三號の中には勞働條件の關することというようなことがある。これは必ず遞信大臣が全遞從業員組合との經營協議會にかけて決定するというようになつておるのでありま……

第1回国会 通信委員会 第21号(1947/11/20、23期、日本共産党)

○林(百)委員 全逓の中央勞働委員會の裁定の問題は、これが全逓の從業員をきつかけとして全公官の勞働者の待遇問題に及ぼすことだと思います。それから一方勞働者の側においても、非常に重要な關心をもつております。官側においても眞劍にこの問題は考慮されておると思います。そこで國會においても國民の審議機關としてこの問題を看過することができないと思います。三木逓相としては閣内の事情やいろいろあると思いますが、でき得る限り懇切にこの問題についての説明を聽かしていただきたいと思います。そこでまず第一にお聽きしたいことは中勞委の裁定が去る十四日にあつたと思いますが、その後中勞委の裁定の問題について十七日には閣議も……

第1回国会 通信委員会 第22号(1947/11/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 議事進行について―時間も大體十二時になりましたから、午前中はこの程度にして、午後第四章から御説明願いたいと思います。委員の諸君にはかつていただきたいと思います。
【次の発言】 私のこの前の質問にお答えをいただいたのですが、先ほど七十九條の違法性がある場合、いわゆる七十九條の適用のある違法性のある爭議かどうかという問題の終局的な決定は、裁判所あるいは勞働委員會がする。しかし官側としても、場合によつては獨自の考慮から愼重に考慮した結果、正當性のない爭議に對しては、七十九條の發動を促す場合があるというお答えであつた。七十九條は非常に愼重に考慮して、萬やむを得ないときに發動する場合もあ……

第1回国会 通信委員会 第23号(1947/11/25、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私は日本共産黨を代表いたしまして、郵便法案について意見を述べたいと思います。  本法案は現行郵便法を最近の諸情勢に應じて改正したものでありまして、いろいろ専門的な郵便物の取扱いに關する技術的な面については、私は反對の意思はないのでありますが、ただここでわれわれかつて從業員といろいろの折衝を重ねた際、一番問題になつたのは、實は第七十九條であります。七十九條の罰則を見ますと、「(郵便物の取扱をしない等の罪)」といたしまして、「郵便の業務に從事する者がことさらに郵便の取扱をせず、又はこれを遅延させたときは、これを一年以下の懲役又は二千圓以下の罰金に處する。郵便の業務に從事する者が重大……

第1回国会 通信委員会 第24号(1947/11/27、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私は日本共産黨竝びに日本農民黨の代表といたしまして、本郵便貯金法に贊意を表するものであります。但し本法案の具體的な實施に當りましては、本法の第一條にもありますように、確實な貯蓄の手段として、あまねく公平に大衆の便利に供するために運用するという點を、特に旨として實施されんことを希望しておるのであります。そういう意味におきまして、簡單ではありますが、私の本法案實施に當つての希望條項を二、三申し上げてみたいと思うのであります。  まず第一は第四條でありますが、「郵便貯金の業務に從事する官吏の身分、給與及び服務に關する事項は、別に法律でこれを定める。」ということになりまして、これはおそ……

第1回国会 通信委員会 第27号(1947/12/05、23期、日本共産党)

○林(百)委員 議事進行について。特定局存廢の問題については、採擇の前にちよつと意見を申し立てたいと思います。そのときになつたら御注意願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行です。この特定局制度の存置廢止の問題については、通信委員の各位も御存じの通りに、實は特定局を…。(「議事進行じやない」と呼ぶ者あり)理由を言つているのだ。實は特連と從業員との間に鋭い利害の對立があるわけです。(發言する者あり)採決を延ばせということを言つておるのだ。最後まで言うことを聽け。職員の發言に對して何だ。
【次の発言】 そうしたわけで、鋭い利害の對立があるわけですから、できるならこの際國會において(「もう濟んで……

第1回国会 労働委員会 第21号(1947/10/24、23期、日本共産党)

○林百郎君 逓信大臣にお聽きしたいのでありますが、大體先ほどからの逓信大臣の答辯を聽いておりますと、このたびの全逓側の問題に對しては、全逓從業員の態度がふらちきわまるものである、殊に悪質きわまる爭議であるというようなことで、政府側の人はできるだけのことをやつておるという程度であつて、政府側の誠意ある具體的な處置については何らの答辯もない。結局責任は一方的に逓信從業員に歸せられておる感じがあるが、私は次の點を逓信大臣に質問してみたいと思う。大體政府は依然として千八百圓のベースを維持しておるのであるが、八月十一日に安本の發表した十一月黒字案、この資料によつて新しく政府が設定したマル公、これによつて……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今の全農派の田中さんのお話ですけれども、全農派が一つの会派としておる以上、各委員会に出なければならないのが、農林委員会に五人出ておるという、また民主党も同志クラブができて、その間に委員を割り振ることは重要だと思いますから、その会期々々の政治的な必然に應じて、ある程度是正することは、やむを得ないと思うのです。
【次の発言】 自由党が與党になつたときの問題もある。だから彈力性をもたしておいた方がいい。
【次の発言】 大体その方針をきめておいた方がいいと思います。各党の準備もありますから……。

第2回国会 議院運営委員会 第8号(1948/01/31、23期、日本共産党)

○林(百)委員 異議なし、そうしなければいかぬと思う。

第2回国会 議院運営委員会 第9号(1948/02/02、23期、日本共産党)

○林(百)委員 すでに提出してある十一件の法案の中で、近日中に他の関係法令との関係上成立させなければならないものがありますか。
【次の発言】 今の御意見ですが、大体郵便法だけは今日通信委員会がありますから、これで上ると思います。あと警察法の整理に関する法律案が三月六日。民事訴訟法とか、裁判官の俸給に関するものが三月十四日。これは三月になつて間に合うと思います。そういう意味でこの二月中は休会にして、三月からやるということを一應運営委員会あたりで話をきめてから、それを参考にしてもらうことにしたらいかがですか。
【次の発言】 ただいま大石委員の御意見もありましたが、大体これは先ほど一覧したのですが、……

第2回国会 議院運営委員会 第10号(1948/02/03、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私、通信委員ですから内容を説明しましよう。全逓新聞と、全逓從業員組合声明書に、特定局廃止の調願を採択の際に、議員が特定局連合会から買收されたという記事が出たのです。これは聞捨てにならぬ事実で、そんなことはないということをはつきりさしておかないと、対外的関係もあるから、全逓新聞の責任者及び組合の責任者を呼んで事実をはつきりさせようということで、召唆することになつたのです。どうぞよろしく。

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/13、23期、日本共産党)

○林(百)委員 その場合に、もし委員長並びに委員会の所属を変更することを立法化するというなら、その案文化だけでも法制部かどこかに頼んで……。
【次の発言】 各会派の合同会議を議長が幹旋の役をしているのですが、議長としてはこれで話がまとまる見込みがあるのかどうか。もしこれがまとまらなくて延びて、ある時期に行つたならば國民に対する責任上、投票で決するということを議長としては考えておられるかどうか。また議長としては、でさるならば決選投票は避けたいと新聞に書いておられるが、國会法の精神から言うと、投票で決すべきもので、話合いということは、むしろ國民に対して、何か政治的な取引をしているという印象を與える……

第2回国会 議院運営委員会 第14号(1948/02/16、23期、日本共産党)

○林(百)委員 それはやはり議長というよりは、各党のいろいろの都合なり見透しを一應聽いて、みんなが結論を出すべきだと思います。
【次の発言】 問題が二つ混淆していると思います。次期首班の決定の問題について、最初の運営委員会を開いた際に、中野議員からも言われました通り、運営委員会として取上げる問題は、議事進行についての技術的な手続の問題だと思いますが、それだけではこの問題が特殊問題で片づかない、政治的な要素があるからというので、この各派代表者会題をもたれたと思う。ところが、各派の代表者会議での政治的な折衝は、全然打開できないという結論にはまだなつていない。まだ円満なる結論になるともきまつていない……

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/04/01、23期、日本共産党)

○林(百)委員 小委員会の人数は向うでは五入以下ということになつておりますが、こちらの案ではどうですか。
【次の発言】 そうすると小委員はこういう意味のものだと解釈していいでしようか。議院運営委員会から選任される議長の諮問の小委員というのは、あくまで打合せのための委員であつて、一つの議決の権能をもつておる委員会ではないのだ。もし議決の必要がある場合には、議院運営委員会にもつていつて議決すればいいので、小委員会の委員はあくまで打合せの程度であつて、議長並びに各党を拘束するものではない。そういうように解釈してよろしいのですか。
【次の発言】 もう一つ、中野委員の言われるように、小委員の中に各党の一……

第2回国会 議院運営委員会 第27号(1948/04/13、23期、日本共産党)

○林(百)委員 議会出欠席公表方法の件というのは今、議員の出席が非常に悪い、その出席率をよくするための一つの促進的な方法としてやるのか、あるいは事務上の整理の必要上、事務当局並びに議長の方がこれをやるのか、あるいは関係筋の意向をくんでやられるのかと先ほど中野委員からも質問があつたと思いますが、その根本的な理由がわれわれにはつきりしないので、それを明らかにしてもらいたい。もし出席率をよくするために、こういうことをやるということならば、これは兒戲にひとしいのじやないが、少くともわれわれ代議士たるものは、單に出席表が発表されたからといつて、それであわてて出席するとかしないとか、小学校の生徒とは違うわ……

第2回国会 議院運営委員会 第30号(1948/04/22、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今総理の言う五月十五日には出せるというのは、関係筋の了解を得て國会に提出できるということですか。
【次の発言】 今の予算の前に、先ほど大藏大臣の言われる物價改訂の諸法案がまだ関係筋に出ていないが、これを関係筋に通して、國会に出て、それに基く本予算が五月半ばごろに國会に上程される可能性があるかどうか。
【次の発言】 今言つた十数件というのは、近々に迫つているのはそれだけですか。あとは日の区切りのないものですね。
【次の発言】 國会に対する政府側の希望も、一應參考までに聽いておいていただきたいと思います。
【次の発言】 どのくらい延ばすのですか。

第2回国会 議院運営委員会 第31号(1948/04/26、23期、日本共産党)

○林(百)委員 福利施設の問題ですが、職員組合の消費組合に議員も皆参画して、資金を出して、もう少し盛大にして議員の福利もはかるという案があつたのです。それが最近全然実現されないで、消費組合がいつの間にかどこかへ行つてしまつて、その跡に伊勢丹がはいつて來ている。そういうのは一体福利施設委員に諮つた上のことであるか、どういう経緯で変更になつたか、一應聽きたいと思うのです。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今全官公廳の代表者が来まして、二千九百二十円の全給与のうち、二千五百円はもう給与になつているが、四百二十円は新しい法律によつて給与しなければならない。これは先月政府側とも妥結になつておりまして、今月から支給を受けなければならないのであるが、まだ法案が通つておらない。昨日今井給与局長の話によると、十日には法案を議会に上程させて十三日には大体通過の予定であると言うが、実は明日から十五日まで休会だということで驚いているのです。議会は休会になつておらないはずだから諸君心配しなくてもいいと言つておるのですが、十日に出して十三日に通すということに大体了解はできているのですか。

第2回国会 議院運営委員会 第37号(1948/05/24、23期、日本共産党)

○林(百)委員 大綱を本会議で一遍やりましよう。
【次の発言】 そうすると本会議でやる場合には、やはりプリントができた場合ですね。大綱ばかりでなく、そのときも、やはりそういう機会を與えなければ、大綱だけで権威のある質問はできないでしよう。
【次の発言】 ラジオでは六月十五日に値上げすることに決定したと発表しておる。
【次の発言】 石田さんの意見もあるが、これは重要な問題だから、できるなら、各党の正式態度を発表してもらつて、それを参考にしてものを考えたいと思います。
【次の発言】 各党へ割り当てたらどうですか。
【次の発言】 参考までに、今の委員の意見もありましたが、憲法の五十條ですね。法律の定……

第2回国会 議院運営委員会 第38号(1948/05/25、23期、日本共産党)

○林(百)委員 訴追委員會のことについて聽きたいのですが……。
【次の発言】 議員と職員の給料は二千九百二十圓ベースになつておるわけですか。
【次の発言】 議員の方は具體的にいうと、どのくらいの額になるのですか。

第2回国会 議院運営委員会 第40号(1948/06/02、23期、日本共産党)

○林(百)委員 決算委員会に行くものも、やはり他の委員会と関連をもつものは連合審査会をもつべきだと思うのですが、その点も併せて了解を得ていただきたいと思うのです。
【次の発言】 坪川氏の言われる國務大臣の演説というのは、國会法でいう一應議長に通告して演説するということですか、それともわれわれはそれを聽く義務があるということですか、どういうのですか。國務大臣がやるのは勝手だが、それをわれわれが聽く義務があると言うと問題が起きてくる。
【次の発言】 私は大臣が演説することは自由だと思うが、それをわれわれが聽くという義務はない。それは予算の審議にはいろうということを坪川さんがわれわれに要請することな……

第2回国会 議院運営委員会 第41号(1948/06/03、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今の石田委員の言われるのも一理ですが、やはりその内容によつて、それぞれの常任委員が実質的に効果的な討論のできる途もあるのですから、表面の理由だけでなく、実質的なものを從來檢討してきたという運営委員会のやり方はいいと思うのです。そういう意見で一應決算委員会が全部やるということになつておるが、やはりそれぞれの常任委員会でもそれと関連した点があるのですから、連合審査するとか、あるいは決算委員長の了解を得たならば各常任委員会でもやれるという途を開いた方がいいと思う。
【次の発言】 山口委員のお話を敷衍いたしますが、國会法七十條には、國務大臣の発言というのは議長に通告がなければならぬ、そ……

第2回国会 議院運営委員会 第45号(1948/06/08、23期、日本共産党)

○林(百)委員 懇談ですが、政府の施策が非常に悪いためにインフレーシヨンが高進して議員の生活がつまつている。二千九百二十円ベースに副つた議員の歳費の問題を早くきめてもらいたい。もし早くきまらなければ十日に概算ででも内渡しができるというような便宜な方法がとれるかどうか。

第2回国会 議院運営委員会 第47号(1948/06/10、23期、日本共産党)

○林(百)委員 十二日の午前十時から総理と官房長官に出席を求めたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第49号(1948/06/12、23期、日本共産党)

○林(百)委員 総理大臣、官房長の出席を求めましたが、もう少し時間がかかると思いますから、しばらく休憩していただけませんか。
【次の発言】 こういう意味なんです。会期の延長ということで議長に御希望があつたということをお聞きしたのです。ところが、この前官房長官がこの運営委員会にお見えになつて、どんなことをしても、これ以上会期の延長はしない、予算も二十日までには必ず間に合うように片づける、どうか二十日まで延ばしてくれということをしつかり言われた。その際各委員も、今度は間違いないですかということを、十分確かめ、官房長官も、これ以上政府としても再延長するようなことはない、どうか二十日までという話であつ……

第2回国会 議院運営委員会 第50号(1948/06/14、23期、日本共産党)

○林(百)委員 國務大臣の起訴不起訴の決定は、鈴木法務総裁が決定権をもつているわけでありますが、その点を確かめておきます。
【次の発言】 今すぐ起訴するということに対しては、あなたは賛意を表しておらないという解釈でよろしゆうございますか。まだ不十分だということでありますから……。
【次の発言】 そうすると、その不十分と法務総裁が考えられる点についての発表は、今はできないのでありますか。
【次の発言】 そうすると、それを理由にして、故意に延ばしているということではないのですね。

第2回国会 議院運営委員会 第52号(1948/06/17、23期、日本共産党)

○林(百)委員 あれは特別法でこの國会限りという單行法でできておる。

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/18、23期、日本共産党)

○林(百)委員 これは三十九條をかえることになるのですか、國家行政組織法の方をかえるのですか、どうなるのですか。
【次の発言】 三十九條へはつきり明記するわけですね。
【次の発言】 今の次官は、たしか特別法でこの國会限りで政務次官を置くということになつておるわけですが、そうするともし言われますように、國会法へそれを入れるということになりますと、将来單行法でそういうことを規定する必要がなくなると思いますが、どういうことになるのですか。國会法の三十九條は、今言つた次官は兼務できるという條文を入れることになれは、今会期限りとはなつていますが、とにかく次官と議員を兼ねることができるという單行法がありま……

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、日本共産党)

○林(百)委員 それは無理がないと思いますが、そういう性格を再確認するという必要な情勢になつておるので、いろいろ複雑な問題もあるし、党利党略に利用されるという危険も発色するようなデリケートなものになつておるので、そういうことで私はやはり必要だと思うから、この際再確任する。これはよい機会であるから発言しておきます。
【次の発言】 その点て確めたいのですが、これは不当財産取引調査委員会からこの案が提出されたわけでしよう。それで議長はどの委員会でこれを審議するかを運営委員会に諮問しているわけでしよう。
【次の発言】 私はこういう決議案は、むしろ不当財産委員会が審議して適当な決議をもつてこいというのが……

第2回国会 議院運営委員会 第55号(1948/06/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 通信委員会にどうです。
【次の発言】 この決議案は最もこの決議を必要とする不当財産取引調査委員会が、今までの仕事の経験からいつて、ぜひこの決議が必要だといつてきているわけだ。そこでやはり自主性を認めてやるのがいいということが一つ。それから四囲の情勢からいつて、これは早くやらないと、不当財産取引調査委員会の活動もいろいろな点で支障を来すので、早くやる必要がある。そういう点で私の方はこの発議の最ももとである調査委員会がこういう決議をしてくれというのだから、通していいと思います。佐々木君のいろいろ言われるところは、これを除いたら意味をなさない。こういうことを特にうたつてくれと調査委員……

第2回国会 議院運営委員会 第57号(1948/06/23、23期、日本共産党)

○林(百)委員 これは治安と関係があるから、私は治安委員会を主張したいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第59号(1948/06/25、23期、日本共産党)

○林(百)委員 事務総長、もう一度十一條の勧告について……。
【次の発言】 この「請求があつたとき」というのは、請求権者はだれになるわけですか。
【次の発言】 了解しました。
【次の発言】 これは私の方もいろいろ検討してみて、放送のプログラムとか放送の内容ではなくて、放送に関するいろいろな行政機構の問題だから、これはやはり通信委員会で取上げるべき問題じやないかという意見が非常に強いのです。
【次の発言】 通信委員会の方は、ぜひこれを通信委員会で検討したいということで、みんなが手ぐすね引いて待つております。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/06/26、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の方は中小企業廳法案はのむ、政治資金はける。
【次の発言】 その方がいい。

第2回国会 議院運営委員会 第61号(1948/06/28、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の方は、中小企業廳法案はのむ、政治資金規正法案は反対したい。

第2回国会 議院運営委員会 第62号(1948/06/29、23期、日本共産党)

○林(百)委員 福原君の言うのは、訴追委員会の場合の虚偽の陳述ですか。
【次の発言】 四十四條の一項と二項の均衡の問題になるのではありませんか。
【次の発言】 今の罰則の均衡の点は話がついたでしようか。

第2回国会 議院運営委員会 第64号(1948/07/01、23期、日本共産党)

○林(百)委員 考査委員会というのは前からあつたのですか。

第2回国会 議院運営委員会 第66号(1948/07/03、23期、日本共産党)

○林(百)委員 先ほどの趣旨や内容は、聞いていると、こちらの特別委員会と同じことを行政部でやるということでありますが、そういう必要がはたしてあるかどうか。この問題は、やたらに役所をつくつていいかという問題もあるし、その仕事は厚生省のどつかの課でやればできないことはないと思います。一応決算委員会で一時間でも二時間でも検討してもらつたらどうでしようか、ここで法案を読まれて、どうですかと言われて決めてしまつて、運営委員会の責任を問われたら困ります。
【次の発言】 特別委員会へそういう法案を付託することができますか、

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、日本共産党)

○林(百)委員 議長から運営委員会に諮問のあるのは、議長としてこの時局の収拾にどういうように出るべきかということなのか、それとも國会として、この辞表提出についてどう動くべきかということか、あるいは十一日に召集になつている臨時國会に対して、どういう対策を講ずべきかということで諮問されたのか、もう少し議長の諮問の具体的な内容をわれわれに説明してください。
【次の発言】 ただいまの常任委員の選任、殊に委員長の選任というのは、第一國会の際の申合せとして、委員長は與党側から選ぶというような不文律というか、申合せになつておつたのです。そうすると、かりに常任委員の数、あるいは常任委員だけは決定し得ても、委員……

第2回国会 議院運営委員会 第85号(1948/10/09、23期、日本共産党)

○林(百)委員 まだだれが首班になるか、どういう政局の動きになるか皆目わからないから、しばらく現行のまま事務管理でやつたらどうですか。
【次の発言】 そうすると常任委員会の数だとか、あるいはその中における委員の数だとか、各党の比率だけをきめる程度のものですか。
【次の発言】 この前予算委員会の委員の数をきめるとき五十人にすると野党が多くなり、四十五人にすると與党が多くなるという問題があつた。だからあの問題も今きめて、あとでまた……。
【次の発言】 ところが小会派が多くなると、かえつて野党の方が多くなる場合がある。
【次の発言】 それはわからない。

第2回国会 厚生委員会 第24号(1948/07/05、23期、日本共産党)

○林(百)委員 消費生活協同組合の閣議決定の附帶條件である生活協同組合に対する金融の途を特別に開きことということについて主管大臣はどういうように考えておられるかという点が第一点、第二点としては農林中央金庫中に一定のわくを與えて、特にこの生活協同組合の方に融資する途を開かれておるかどうかという点が第二点、第三は金融の途を開く場合に、無担保で政府から貸與されるかどうか、この三つの点について、主管大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、生活協同組合に対する金融の遂については、竹田厚生大臣としては、今具体的にどういうことを考えられ、どういうことを目下大藏大臣と交渉しておられるか、……

第2回国会 司法委員会 第46号(1948/06/30、23期、日本共産党)

○林百郎君 私の方は委員が出ていないために意見を述べる機会がありませんでしたが、三点ほど本刑事訴訟法についてなお愼重に各委員に考えていただき、もし直していただけるならば直していただき、採決の際にも考慮していただきたいという点があるのであります。  その第一点は、第一審中心主義であるということ、控訴上告においては、ほとんど例外的に事実審理をなされるのみであつて、事実的には第一審限りで刑罰が確定される結果になつておる。このことは裁判の敏速に名をかりて、実質的には司法官僚の專制になるのではないかという点が心配になるのであります。いわゆる三審制度が事実上第一審中心主義になつておるという点が第一。  そ……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/07/01、23期、日本共産党)

○林百郎君 これは全日本産業別労働組合会議から、四月七日に提出されました請願でありますが、非常に遲れまして、本日委員会の審査にはいつたために、大分事情が変つてきたのであります。しかしこの請願の本旨をよく読んでみますと、結局ただいまの段階においては、軽犯罪法を撤廃してもらいたいという請願になると思うのであります。その理由につきましては、さきに本委員会において、極悪犯の発生を未然に防いで、終戰以來混乱した社会風教、道徳に一線を引くという趣旨をもつて、実は軽犯罪法が制定されたのであります。しかし右の趣旨言明は、かつての治安警察法、暴力犯取締令等の法令制度の設定の際にも言われたことであつて、しかもこの……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1948/06/05、23期、日本共産党)

○林百郎君 委員外の発言をお許し願いたい。
【次の発言】 貴重な時間をさいていただきまして恐縮だと思いますが、実は私共産党の林です。地方自治法の改正について、自治團体に働いております日本自治團体労働組合総連合から私どもへ陳情がありまして、このたびこの委員会で提案になつております修正案の中で、七十四條の修正と、それから警察法の二十四條第二項の削除、この問題について非常に強い要望がありますので、すでにこの委員会の委員諸公が十分審議されておることとは思いますが、私の方へ特に陳情がまいりましたので、その由を皆さんにお傳えしまして、参考までにお聽きしていただきたいと思うのであります。実は七十四條の第一項……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第47号(1948/06/29、23期、日本共産党)

○林百郎君 時間がありませんから私は簡單に三点について質問をし、かつ簡單な意見を述べてみたいと思うのであります。一つは本法が明らかに憲法の三十三條並びに三十四條、いわゆる司法官憲が適法に発した犯罪を明示する令状によるのでなければ逮捕されないという三十三條と、理由を告げ、かつ弁護人に依頼する権利を與えなければ勾留、拘禁がされないという三十四條、この規定に反するのではないかというのが第一点。それから第二点は、これはすでに前論者も論じておるところでありますが、労働組合法第一條第二項の、正当なる労働組合運動にとつては刑法の適用がない、わゆる違法性が阻却されるというあの條文と本法との関係、並びに極東委員……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第4号(1948/04/27、23期、日本共産党)

○林(百)委員 われわれとしては、全面的にこの法律については反対のところがあります。たとえば街頭募金、これは事実上禁止される。あるいは労働組合、農民組合が、政治的問題を取扱うと同時に、政党的な取扱いを受けることに非常に反対なんです。これは私の方の党ばかりでなく、各党もこの法案について関心が非常に深いと思う。今になつてそういうこと言うことはどうかということを申しますけれども、やはり各党とも十分この法案を練つてきめるならきめる方がいいと思われますので、そういう意味で向うと折衝して、でき得り限り練つて討論をする機会を與えてもらいたいと思う。率直に言えば、今日は本ぎめということでなくして、さらに向うの……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号(1948/04/30、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の方の党の申入れが容れられなかつたということの理由を一應お聽きしたいと思いますが、大体私の方から申し上げたことは、経済的な要求を掲げておるのが本來の姿である労働組合、農民組合が、たまたま政策を支持、反対したというので、すぐ政党と同じにみなされるということについては賛成できかねる。だから、労働組合、農民組合を除けということ、あと約三條ほどの点があつたのでありますが、これはどういう理由で容れられなかつたかということを、ちよつと説明していただきたいと思います。
【次の発言】 三十二條についてでありますが、公職にある者の寄附だけを、なぜ、かように嚴格に統制するかということが一つ。それ……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第7号(1948/06/28、23期、日本共産党)

○林(百)委員 十五條の演説会の禁止の問題ですが、これは選挙運動のためにする演説会はできないのでありますが、たとえば学術研究会とか、あるいは学術の研究座談会とかいうようなものがあつて、当該候補者が学者として非常におん蓄を極めた人あるいはその鋼の権威者であつて、選挙運動とは別個にそういう研究会というようなものへ出ることはいいかどうかということをお聽きしたいと思います。
【次の発言】 それから婦人会とか青会年、あるいは商工人議所、労働組合などもあると思いますが、そういうような諸團体が、各党の候補者というか、各党の代表者を呼んで時局批判演説会をするというような場合、これは選挙とは別で、各党の主張を聽……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/01/30、23期、日本共産党)

○林(百)委員 先ほどから郵便料金の値上げの問題が、各委員から非常に熱心に討議されております。実はこの問題につきまして、私もこの休会中方々を歩き、一般の公衆や、それから逓信從業員の声もずつと聽いてきたのでありますが、大体この逓信從業員の側の意見としては、郵便料金を上げるということは、逓信從業員の待遇改善とからみついて考えられてくるために、逓信從業員の待遇を改善すれば郵便料金が上つてくる。そうして自分の方へ迷惑がかかつてくるのだという民衆のいろいろの批判を受けることになる。一般の民衆と逓信從業員との間の感情の疎隔を來すことが大きいということで、実は從業員側の方からも反対があるのであります。それか……

第2回国会 通信委員会 第3号(1948/02/02、23期、日本共産党)

○林(百)委員 大体前の質問は全部省略しますが、根本的な問題は、今度の通信料金の値上げが、結局二・八の生活補給金というよりは、むしろ逓信事業の独立採算制の建てから、どうしても上げなければならないということを逓信大臣は弁明されておると思うのであります。ところがこの独立採算制ということが、すでにこれは至上命令として大臣の説明から言うと聽かれるのですが、一体官僚の独立採算制ということは、片山内閣としては至上命令となつておるのかどうかということを実はお聽きしたいのです。実は逓信事業はたしか戰爭前あたりまでは、毎月一般会計に七億から八億くらいの金を織込んでいたと思うのです。逓信事業から利得のある場合には……

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/03、23期、日本共産党)

○林(百)委員 先ほどの資料について鈴木次官にお尋ねしたいのです。先ほどの人件費と物件費の比率ですが、昭和二十三年度は人件費は百十億で、物件費八十八億、比率にすると五五%と四五%になると思いますが、その点どうですか。そしてかつてないような令件費の高まりが示されると思うのですが……。
【次の発言】 片山内閣は物價体系からいつても、やはり千八百円ベースが物價体系になつておるはずで、逓信省の予算の物件費の点も、おそらく現在の物價体系からやられていると思うのです。そこで私が昨日御注意申し上げました通りに、やはり財源の一つとして購入する物の物價の問題、これが非常に大きくなつているので、何も人件費が高まる……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/02/05、23期、日本共産党)

○林(百)委員 予算の問題と別ですが、私今度休会中に各郵便局をまわつて歩いたのですけれども、そのとき從業員の間に一番大きな関心をもつておるのは、電氣通信の一元化という問題です。議会でこれがどうなつておるか、相当政府には具体的な成案ができておるらしいということ、それからそのとき意識的な人たちは、あるいはこうしておいて、ほかの國の資本が電氣器具やいろいろつくつておる会社の資本にはいつてくる。資本というのは何も金ばかりではない、資材やいろいろの商品の形ではいつてくると思います。そういうこともうわさされておるような状態で、これは一般の人は非常にまだ関心が薄いと思いますが、逓信從業員の間には関心が深い。……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/02/09、23期、日本共産党)

○林(百)委員 土橋証人に聽きたいのですが、大体三百円程度の金を、特定局長から運動資金として集めたという事実があるかどうかということを聽きたいと思います。それは金額は、あるいは三百円とはつきりしないが、ある程度の運動資金を集めたという事実については、証拠があるかどうか。
【次の発言】 それから今土橋君から言われた、その猛烈な運動をしたということの内容で、どういうことがわかつておるのですか。
【次の発言】 もう一つ、この全逓で声明を出したのは、これは國会議員の名誉を毀損するという意図ではなくして、むしろ特定局制度についての公正な判断を世に問いたいという意図があつて発表したのであつて、あなたの意図……

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/06、23期、日本共産党)

○林(百)委員 本法案によつて引受けねばならない公債の單位当りの額はどのくらいかということと、この法案によつて特別会計の中へ増收と目される金額が総計どのくらいかということの数字を示してもらいたい。
【次の発言】 これは資料の希望ですが、第六條の計算について、ごく最近の計算をどのような比率で、どういうように計算するか、その資料を提供してもらいたい、次回までで結構であります。それから資材を提供した者については、この公債を引受けなくてもいいというが、その資材とは何をいうか電話線なら電話線だけでいいのか、あるいはそのほか電話機だのいろいろ提供するのかということ。それから第九條の説明ですが「日本銀行法第……

第2回国会 通信委員会 第15号(1948/06/11、23期、日本共産党)

○林(百)委員 進駐軍関係の資料提出を要求する。

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/18、23期、日本共産党)

○林(百)委員 二点ほど御説明願いたいと思います。これは先ほど村上政府委員の御説明もありました通り、郵便為替法案と郵便振替貯金法案で現行の通りでありますが、一部料金、手数料が値上げになつておる点があるのであります。郵便為替法案の方はほんのわずかで、五十銭のものが一円になつています。これは三十二條、三十三條でありまして、十五銭が一円になりましたが、これはどういう理由かということを御説明願いたいことが一つ。それから郵便振替貯金法案の方で、これは電信拂込とそれから電信現金拂、これが非常に上つておるのであります。たとえば拂込の方は八十銭が十円になつており、一円でできたのが二十円というようになつておりま……

第2回国会 通信委員会 第17号(1948/06/19、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の要求いたしました資料の中で、昭和二十二年の進駐軍工事に関係する人員数、及びその他の経費調べというのがありますが、これによりますと、昭和二十二年度は合計十四億三千八百八十五万円という経費が、進駐軍関係のために載せられているのであります。これはいわゆる終戰処理費という形で、昭和二十二年度の一般会計から通信特別会計が受取つたものであるかどうかという点について、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 その未收の分と既收の分の数字がわかつたら提出していただきたいと思います。
【次の発言】 昨日の通信委員会で大野総務局長は、通信会計におきましては、帳簿外財産はほとんどない。あるもの……

第2回国会 通信委員会 第18号(1948/06/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 それでは私がまとめまして紹介いたしたいと思います。簡易生命保險並びに郵便年金の積立金の運営の点でありますが、これが昭和二十年の十一月以降は簡易生命保險並びに郵便年金の積立金の地方資金融通が停止されていたのであります。從來はこの簡易生命保險並びに郵便年金の積立金は逓信省の独自の判断によりまして、公共團体あるいは地方團体へ貸付あるいは地方債の証券を買上げなどしておりまして、非常に地方民に関心をもたれて、また逓信事業がこの簡易生命保險並びに郵便年金積立金の地方貸付によりまして、地方民から非常に愛好され、いわゆる愛される逓信事業の大きな筋金になつていたのであります。ところがそれが戰爭後……

第2回国会 通信委員会 第19号(1948/06/23、23期、日本共産党)

○林(百)委員 附則の三の無線電信講習所官制の改正に関する問題ですが、これはどういう経緯でこういうことになつたか、またその内容について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ逓信職員訓練法案で、この設置の大きな理由として、逓信省の中に講習所出身、殊に昔は官練、今は高等講習所といいますか、こういう人たちの閥がある。そうした一つの学閥というか、一つの逓信省内におけるそういう講習所出身者の勢力があつて、それを打破することも、訓練法案設置の一つの理由だというようなことを聞いておりますが、その点についての実情をひとつ忌憚なく――そういうことが事実であるのかどうか、また何かそういう弊害があるかど……

第2回国会 通信委員会 第20号(1948/06/25、23期、日本共産党)

○林(百)委員 原案について反対の意見を申し上げます。原案によりますと、「昭和二十二年法律第三十四号財政法第三條の規定にかかわらず、條約に規定する料金及び損害賠償金額を越えない範囲において、内閣総理大臣及び逓信大臣が、命令でこれを定める。」というように規定してあります。しかし私としましては財政法の第三條の郵便に関する料金ということの中には、もちろん外國郵便も含まれておると思います。それから國外の條約が國内へ効力を発生するためにはやはり國内的な手続が必要だと思うのであります。從つて國内手続をとるという以上は、やはり財政法の第三條の精神をあくまでくむべきだと思います。ただいま為替レートの設定があり……

第2回国会 通信委員会 第24号(1948/06/30、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私は四つの理由によつて郵便料金と電信、電話料金の値上げに反対するものであります。  第一はこの郵便料金、電話料金四倍値上げが非常にインフレに対する刺戟になるということであります。なるほど政府の提出によります、たとえば通信料金関係参考資料の中における國民所得中における通信料金の占める割合、これがわずか一・五六%、また郵便利用状況が國民一人当り年間利用、普通郵便わずか十一通、特殊通常に至つては一通に至らない。小包に至つては〇・一八箇という理由で、インフレの刺戟にならないという論拠が示されておるのであります。ところが実際の面におきましては、單にこうした算数的な表ばかりでなく、これがい……

第2回国会 通信委員会 第25号(1948/07/04、23期、日本共産党)

○林(百)委員 その前にちよつと、大臣が見えておりますから、簡單なことですが、実は昭和二十三年六月二十四日の逓信公報に出ております警察電話の臨時措置に関する件について先にお聽きしたいと思うのです。この経費の問題、資材の問題ですが、そういうものがあらかじめ実は予算に組まれていないのです。それでいろいろ補修や施設の問題について問題が起きてくると思いますが、そういう場合の経費だとか、資材の問題、こういうものはどういうふうな配慮をめぐらしているかということをお聽きしたい。
【次の発言】 逓信職員訓練法案について、その後理事の方々がいろいろお骨りくださつたと思うのですが、その後の経過について御発表願いた……

第2回国会 文教委員会 第25号(1948/07/04、23期、日本共産党)

○林百郎君 貴重な時間を割いていただきまして、簡單に日本共産党の教育に関する大綱、方針だけをこの委員会へ具申しまして、將來の日本の國の教育制度についての御参考に供したいと思うのであります。この教育委員会法案については、すでに質疑が終了し、本日討論の段階に至つておることをお聞きしておりますから、斯界の権威である本委員会において、將來の日本の教育制度を御審議なさる際の参考としてお聽き願いたいと思うのであります。なお教育委員会法に対するわが党の態度も、私の討論の中に入れておきたいと思うのであります。  わが党といたしましては、人民の教育を受ける権利を保障するため、義務教育と、高等教育、大学をも含めて……

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本共産党)

○林百郎君 大藏大臣に簡單に財源の問題についてお聽きしたい。官公廳の從業員の給料を上げますと、すぐわれわれ國民生活に彰響を及ぼすような面から財源を求めるということになつておるのであります。すなわちその点について重要なる問題を四点ほどお聽きしたいと思います。  その第一点といたしましては、本日の読賣新聞に出ておるのでありますが、実はその財源として鉄道運賃の七割値上、郵便料の二倍値上ということを言つておるが、これは事実こういう意思があるかないかという点が一つ。  それから第二点といたしまして、これは社会党の諸君も唱えておるところでありますが、社会新聞の十二月八日に、中原健次氏の意見といたしまして、……

第2回国会 労働委員会 第16号(1948/09/07、23期、日本共産党)

○林(百)委員 断続的にでも審査の必要があると思います。
【次の発言】 小委員会原案と百数十箇所の修正との関係の如何ですか。
【次の発言】 人事院決定の給與と大藏省の予算との関係はいかがですか。
【次の発言】 一身上の都合等で欠勤、辞職した者を政令違反としているのではないですか。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/11、23期、日本共産党)

○林(百)委員 けつこうです。

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/12、23期、日本共産党)

○林(百)委員 今の椎熊さんからの民主自由党への申入れはいろいろ党の事情もありましようが、どの程度のことになつておるか、もし発表し得るなら、ここで参考のために聽かせていただきたい。
【次の発言】 決議とか何とかいうことはないでしよう。
【次の発言】 議院運営の申合せというような程度で協議するわけですね。
【次の発言】 そうすると十三名で、まだ二名ぐらい余地があります。
【次の発言】 それは各派にまわす場合に、個人的に交渉してきめるのですか。

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、日本共産党)

○林(百)委員 昨日の委員会の模樣ですと、民自党と民主党との間の話がまだはつきりしなくて今日に延びたのだが、その後の関係はどうなつたか。
【次の発言】 内容は別として本日首班指名にいく段階までに來ているかどうかということです。
【次の発言】 もう一つ、民自党と民主党の話が六時についても、他の社会党、國協党等はそれを一つの材料として党の態度をきめるということになつておるのか、いないのか。もしなつておるとすれば、民自党と民主党の話が六時についても、やはり今日中にはできない。その辺の事情もお聽きしておきたい。
【次の発言】 社会党の方はどうなつているのですか、御参考までに……。

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、日本共産党)

○林(百)委員 これは前例にもなりますし、辞職願の出た議員に対して、議長みずからが思いとどまるように勧告をされる行動に出るということは、われわれの経験としては初めてなんです。そこで衆議院規則その他いろいろ見ますと、やはり議長が一應その辞表を議院にはかつて、その中の文字などにもし議院の権威を傷つけるようなことがあれば、それを修正させるというような権能はありますが、議長が議院を代表して、その議員に辞職を思いとまらせるというところまで行くことは、先ほど他の委員も言つたように少し行き過ぎであると思う。やはり党内の事情であるから、民自党の諸君にできるだけ努力してもらつて、できるならば民自党内でその問題を……

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、日本共産党)

○林(百)委員 その際実は私の方で第一議員倶樂部と労働者農民党にお願いして、優先的に讓つてもらいたいという内交渉がしてあるのです。よその党はみんなずつと一つずつ割当があるのですが、われわれの方は一つもないので、とる場合には一つもないところをなるべく優先的にもつて來られるようにしていただきたい。これは希望條件ですが御了解願いたいと思います。
【次の発言】 まだ委員がきまらない。
【次の発言】 やはり一つもらいたい。
【次の発言】 そうしてもらえるならばけつこうです。
【次の発言】 これをつくるときは、超党派的につくつて、各党派から出すことになつておる。これは隠退藏物資特別委員会をつくるときに、わ……

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/10/23、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の方の議院運営の問題ですが、これは抽籤というような形で、民自党からせつかく親切な提案が出ておるのですから、これに民主党、社会党の大会派の方もぜひ御賛成を願いたいと思います。オブザーバーとか何とか、そういう形なら、私の方は出席さしていただかなくてもけつこうです。
【次の発言】 それは一應野坂君が言つたかしらぬが、まだオブザーバーという定義もわかりませんし、公報を見ますと「委員外出席を許可する」とありますが、この許可ということがどういうことかわかりませんし、そういう意味だつたら、それほどまでにして出席さしてもらわなくてもよろしい。

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、日本共産党)

○林百郎君 小会派の一名というのはどこから一名ですか。
【次の発言】 一應希望條件ですが、國協党以下全部合わせますと、百名近くになるのです。これからはもしこういうような超党派的のものがありましたら、小会派へも一名充ててもらうよう考慮してもらいたい。
【次の発言】 もし超党派的な性格のものがあれば、一名は小会派へという考えをしてもらいたい。
【次の発言】 私の方はオブザーバーですが、やはりこれのオブザーバーになるのですか。
【次の発言】 これはここへ出ておらない派も責任を負うのですか。
【次の発言】 われわれの方は、小委員も常時オブザーバーとして出席を許可されるわけですか。

第3回国会 議院運営委員会 第12号(1948/11/10、23期、日本共産党)

○林百郎君 今社会党から本日の議院運営委員会の招集の趣旨の説明があつたのですが、あとで懇談会に移るというのは、その趣旨をなるべくまとめるという意味の懇談会を開くのでありますか。
【次の発言】 懇談会に移る前に、私の方としては、小島委員から、会期を考慮して公務員法の審議の計画を立てるべきだという意見がありましたが、これはやはり社会党の笹口委員からも説明がありました通り、非常に重要な案件でありまするから、委員会の審議と並行して、やはり本会議でもこの趣旨弁明に対する質問をやるということを第一に提案したいと思います。もう一つはこの委員会の審議は、労働委員会と人事委員会と合同でやつたらどうか、この懇談会……

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、日本共産党)【政府役職】

○林國務大臣 今いろいろお話ですけれども、こちらの方で無視したとか何とかいうことは、もちろんあろうはずがありません。事務的に佐藤君が申し上げたことと同じことであつて、こちらの希望としてそういうことを申し上げたことなので、これは会期の問題でも十日ということでこちらの希望を申し上げたが、そちらの方で月末ということになつた。こちらの方ではぜひ重大性にかんがみて、早くやつていただきたいということにほかならぬのであります。もちろんわれわれ議員生活を長いことやつておつて、無視するようなことはありません。
【次の発言】 私の申し上げておることと全然違つておらぬと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/12、23期、日本共産党)

○林百郎君 その点はなぜわれわれが「直ちに」という言葉を使つたかというと、吉田首相はやるということは言つておるのです。ただやるけれども、われわれの側から言えば公務員法、給與問題を審議するに際して、その前提として吉田内閣の性格を聞いておかないと、審議ができない。ここでもし「すみやかに」と言つて、十月でもすみやかだということを言われると困る。だからわれわれは一應「直ちに」ということで押さえておきまして、それから政府の出方を見て、ただちにわれわれに臨む誠意があるということならば、それでもいい。ただすみやかということだけでは、またのがれられる危險がある、そういう意味です。先ほど石田君の言われたように不……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、日本共産党)

○林百郎君 月曜日はどうでしようか。総理は出て來られそうですか。
【次の発言】 ただわれわれの方では質問があるのです。できるならば、われわれとしても、やはり首相に出てもらいたいと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、日本共産党)

○林百郎君 どういう理由から昨日の佐藤さんの言著が、本日変更になつたか、それを明らかにしていただきたい。昨日は二十五日か、二十六日に施政演説をなさるということをはつきり明言されたわけです。きようは昨日の二十五日、二十六日ということは一應撤回する、適当な時期にするということに変更されたわけですが、その変更される理由です。
【次の発言】 首相の施政演説を撤回される責任が、何か國会側の態度が遺憾であつたから、昨日のお約束したことはほごにしますという感じを受けるのですが、そうなると、首相の施政演説をされないということが國会に轉嫁される危險が多分にある、その責任を明らかにする必要がある。

第3回国会 議院運営委員会 第20号(1948/11/19、23期、日本共産党)

○林百郎君 委員会の開催要求について、事務総長に参考までに聞いておきたい。
【次の発言】 そうすると今の予算委員会が開かれないというのは、中野委員から言われました通りに、委員長が故意に拒否して、規則に定めた手続で要求しても開きそうもないから、最後の方法として運営委員会あるいは議長から勧告してもらいたいということですか。
【次の発言】 その場合委員会独自の手続ではどうしても開かれない場合には、一應運営委員会で考慮することはいいと思う。その場合は御檢討を願いたい。
【次の発言】 逓信省を二省に分離する問題、あれは今逓信委員会にかからなくて、内閣委員会にかかつております。これは内閣提出の法案だから内……

第3回国会 議院運営委員会 第21号(1948/11/20、23期、日本共産党)

○林百郎君 同時に共産党に対する言葉も、ぜひ愼しんでいただきたい。
【次の発言】 今小島委員からお話のありました通り、懲罰の濫用はお互いに愼しもうではないかということを、運営委員会で申合せるのはいいと思います。そうでないと、議員の発言が不当に拘束されるようなことがあつてもいかぬ。今度の石田君の懲罰のごときは、むしろ自分がやられたから、そのしつぺい返しという感じがある。われわれが考えてみると、極右という言葉はいかぬと思います。しかしこれは失言だと思います。失言を取消すと言つたのに、これがために懲罰ということは、懲罰の濫用の感があるとわれわれは思う。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、日本共産党)

○林百郎君 われわれどうも新聞をよく読まないし、よくわからないんですが、これは民自党では一体祕密会としてやつたものかどうかということが第一点、もし祕密会として、特に外部に漏れることを避けて注意してやつたことが、たまたま漏れたということなら、それをあまり問題にするということは、これは私どもとしてはどうかと思うんです。それは各党で予測できない祕密会というものがある。それがたまたま何かの折に漏れて、祕密会で君はこういうことを言つているんじやないかということをよその党が問題にするということはどうかと思う。もつともことによつては、どこまでも祕密会であつても國会の体面の問題にするということはあり得るかもし……

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、日本共産党)

○林百郎君 それは正式に名札を上げて着席している人を数えたのですか。
【次の発言】 われわれなどはほとんど着席もしないうちに散会しておるのですが、あんなばかなことはない。
【次の発言】 今日はもうこれで三十日になつていますが、この本会議の持ち方について、これは公報でも通知がないし、このまま本会議を合法的に持てるものかどうか。その点を事務総長から説明していただきたい。われわれから言えば、先ほど成重さんの言う通り、定足数が一体幾らあるかわからぬし、われわれなど名札を上げて着席もしないうちに散会をしておる。何が何だかわけがわからない。
【次の発言】 われわれはその会議の持ち方について、反対をしたもの……

第3回国会 逓信委員会 第3号(1948/11/29、23期、日本共産党)

○林(百)委員 福井貯金支局がたまたま福井地方の震災のためにこわれまして、その後官側ではこの震災があつたのを好機として整理をしてしまつて、あそこの貯金の口座やその他すべて金沢へ統合するという方針がほぼ決定されたというようなことを仄聞しておるのであります。これにつきましては、あの地方の実情からいいましても機業地でありまして、取引きの盛んな所でありまして、振替貯金の口座の変更等も非常に困るという業者の切実な声があります。これは府井縣知事、福井縣会議長、各業者の陳情が頻々としてあるのみならず、從業員の側からいいますと、二百七十名の從業員が震災のために建物がこわれたということを契機として、將來自分の生……

第3回国会 法務委員会 第10号(1948/11/27、23期、日本共産党)

○林百郎君 本請願の趣旨並びに理由を申し上げます。この住居法は次の三つの項目に最も重要な義を有しております。  その一つは、各個人の住居が容易に明確に把握できることで、これはその住居が公民権や私権の権利義務を行使、遂行の所在として國家、個人に欠くべからざるものであることは当然のことであります。また公的にも私的にも公機関によつて、住居を登録し、させることは國家及び地方公共團体の行政運忘上、実務上大きな利益を得ることにもなります。  その二つは、本法の利用價値であります。これを行政運営面より、また個人の生活面より檢討してみますと、まず行政面で公簿と実際の個人住居が一致して一貫したものとなり、從つて……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/08、23期、日本共産党)

○林百郎君 簡單なら事務的のことは、先にやつてしまつた方がいいと思います。
【次の発言】 こういうことを明らかにしていただけるかどうか、問題は解散ということに関係しているが、昨日の野党連合会の申入れと、政府並びに與党側の考えとは食い違つているようですが、その辺のことを今後の審議の参考までに伺いたい。與党側はどういう考えを持つているか、この際お聞きできるものかどうか、あるいはそういう問題はこの運営委員会外の問題だということならば別ですが、ちようどその時期の問題が出ましたから、もしお聞きできるならば参考までに伺いたい。
【次の発言】 委員外発言としてでもやつていただいたら……。

第4回国会 議院運営委員会 第8号(1948/12/10、23期、日本共産党)

○林百郎君 これは会期の問題もありますし、石田さんにもお願いしたいが、なるべく早く出した方がいいと思う。どうしても賛成できないところはやむを得ぬ。ただここで最大限度賛成し得る限度で、きようぜひやつてもらいたい。

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、日本共産党)

○林百郎君 ただいまの石田博英君の説明の中に、他の議員の名誉に関しておると言いますが、きのうの石田一松君の説明の中には、特定の議員は別に言わなかつたと思います。吉田首相が押えておるということであつた。それが名誉だというのですか。それともきのうの石田一松君の説明の中には、ある数の人たちの逮捕の要求が出て、それを吉田首相が押えておるというようなことを聞いておるがどうかという質問であつた。そこであなたの言う名誉を毀損したというのは、ある数の人という、その数のことを言うのか。あるいは吉田首相の名誉を傷つけたというのか、そこをはつきりしておきたい。

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/12、23期、日本共産党)

○林百郎君 外崎君の方を片づけてからにしてはどうですか。

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、日本共産党)

○林百郎君 これはわれわれは十分審議して來ている、社会党だけがきまらないなら十分やつてください。
【次の発言】 淺沼さんが社会党の党内事情がそうであるから、皆さん御了解を願うということならわかる。
【次の発言】 今の小会派の態度をもう少し説明いたします。われわれは本日この時刻に、この不信任案自体を、運営委員会で議題とすること自体に反対であります。それはまだわれわれ小会派としては、首相の施政演説に対する質問が終了しておらない、それから予算の審議も終了しておらない。從つてわれわれとしてはこの不信任案が出されても、われわれの態度をまだ決定するわけには行かないと思う。そういう意味でこの不信任案を今この……

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、日本共産党)

○林百郎君 これから本会議を開きまして施政方針の演説をやろうと思つても、議員が帰つている人も実はあるのでありまして、しばらく休憩していただいて、あすの朝の十時ごろひとつやつていただきたいと思います。あと農民党とわれわれの方の二人だけです。一人二十分ずつですから四十分で済みます。
【次の発言】 賛成です。
【次の発言】 なんでそんな無理をやるのか。われわれは予算の妨害をするのではない。予算の見通しがついてから一時間前に知らせてもらいたい。みんな居眠りしいしい本会議をやるなんて、そんなむりなことはやらぬでもいいじやないか。
【次の発言】 それが見つかつたら本会議も同時に開きましよう。

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、日本共産党)

○林百郎君 林副総理にお伺いいたしますが、佐藤官房長官の新聞記者團に対する発表は、内閣として発表されたのですか。
【次の発言】 それを内閣の副総理であるあなたが御存じないということは、どういうことですか。
【次の発言】 実はその官房長官の発表の内容は、議会の運営について重大なる影響を及ぼす事項です。もちろん新聞記者諸君も大きな関心をもつておるかもしれぬが、われわれは議会運営の責任ある委員会として、より以上に実は関心を持つておるわけです。ですからここで速急にその内容を御調査相なつて、発表していただきたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/16、23期、日本共産党)

○林百郎君 責任論は別として、一体こういう新事態に処して、政府として國会の運営についてどういう御希望があるのですか。
【次の発言】 明日も無理ですか。
【次の発言】 野党側の責任のようにいつも言われるから、それにはわれわれも賛成です。

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、日本共産党)

○林百郎君 新事態が起ればでなくて、今佐藤官房長官は向うで交渉しておりますから、その責任ある返事をもらつてあすの問題をきめる。その間は本会議を開いてもらうということです。
【次の発言】 議員としての体面を傷つけるほど泥醉してはいかぬというのである。

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、日本共産党)

○林百郎君 これは野党の人にお聞きしたいのですが、野党から出ておる原案のオーケーを今とりに行つておるのですが、野党の方の希望としては、オーケーが來るまでやはり待つていてもらいたいのはどういうことか。その点をお聞かせ願いたい。社会党の方でも民主党の方でも、今オーケーをとりに行つておるのですが、それをどうするのですか。

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、日本共産党)

○林百郎君 向うとの関係で、議長の向うとの折衝が終り次第に願います。

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、日本共産党)

○林百郎君 それはどういうことですか。

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、日本共産党)

○林百郎君 私の方も党の代表者を徳田球一君と直していただきます。

第4回国会 逓信委員会 第1号(1948/12/08、23期、日本共産党)

○林(百)委員 一般会計からの繰入れが九億で、それからここで賃金ベースを上げますと十二億ぐらい要ると思います。その差額に三億を業務收入によつて上げるといつておりますが、これはどういう計画で上げるつもりですか、
【次の発言】 それから十二億の職員改善のための特別会計への繰入れですが、これは先ほど聞きますと、現在賃金ベースに対して一千五百円プラスしたものということになると五千二百円になるのでしようか。これは賃金ベースは逓信從業員は五千二百円ベースになるのか。
【次の発言】 二つの問題があるんです。それはこの五千三百円の給與では非常に不十分なわけで、五千三百円で逓信從業員の生活が十分保証されると思う……


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第2回国会 図書館運営委員会議院運営委員会連合審査会 第1号(1948/02/03、23期、日本共産党)

○林(百)委員 第六章の第十五條の第一号に、「要求に應じ、両議院の委員会に懸案中の法案、又は内閣から國会に送付せられた案件を、分析し又は評價して、両議院の委員会に進言し補佐するとともに、妥当な決定のための根拠を提供して援助すること」とある。事務局には法制部、調査部があるのですが、図書館の方でまたこういうことになると、この関係はどうなるのですか。重複してくると思うが……。
【次の発言】 今中村委員長の言われた点ですが、今の法制部が不十分だということで議院運営委員会へ社会党と共産党の方から法制部の拡充というのが草案で出ておるのです。そこで結局図書館としては、その法制部の活動に必要な資料を提供するの……

第2回国会 通信委員会公聴会 第1号(1948/06/14、23期、日本共産党)

○林(百)委員 土橋君にちよつと聽きたいのです。土橋君は先ほど本年度の芦田内閣の予算の面からも無理だという話が出てきましたが、本年度の予算の労働者の賃金ベースが三千七百円ベースになつております。これは一般の物價が〇・七すなわち七割値上げ、それからやみが三・六%上りという見透しで、おそらく今年度予算の年間においては諸物價は平均七割、やみは三・六%しかしり得ないだろうということから、三千七百円ベースの基準が出ておるのでありますが、鉄道運賃の三・五倍、郵便料金の四倍の値上げというものが、おそらくこの三千七百円ベースの基礎である諸物價の騰貴率に非常に大きな変更を來して、インフレーシヨンを高進して、三千……

第2回国会 通信委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/09、23期、日本共産党)

○林(百)委員 私の質問はあらためていたしますが、今の説明だけについて……。鉄道運賃が大体三・五倍になつておりますが、それが國会においてその通りにいかない場合には、この予算がまた組替えられるのかどうかという点が一つ。  もう一つは、減價償却ですが、これは新しく通信料金を上げれば拂うし、上げない場合には拂わなくていいということになつておるようですが、減價償却は必ずしも拂う必要がないもので、ただ余裕があれば拂えぱいいという性質のものかどうか。この二点をとりあえずお聽きいたします。
【次の発言】 今の点に関連しておりますが、この通信事業の現状といういわゆる通信白書によりますと、一人当りの仕事の量と人……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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