瀬戸山三男 衆議院議員
24期国会発言一覧

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瀬戸山三男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは瀬戸山三男衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

瀬戸山三男[衆]本会議発言(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第42号(1950/04/26、24期、自由党)

○瀬戸山三男君 私は、自由党を代表しまして、ただいま議題になつております住宅金融公庫法案の修正集に対し簡単に賛成の意を表します。  ただいま共産党の砂間君から、自由党並びにその支持する吉田内閣は住宅対策に対してきわめて冷淡である、しかもなつておらぬ、かように申されましたけれども、私の考え方では、現吉田内閣並びに自由党ぐらい住宅対策に真剣に対処しておるものは日本の政治史以来初めてのことであります。先ほど砂間君からいろいろの御批評もありましたけれども、大体見方が違つておるのであります。右と言えば左と申し、白と言えば黒と申されるのが商売でありますけれども、しかし、それでは法律は成立たない。  現在御……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第27号(1951/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山三男君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案につきまして賛成の意見を表明するものであります。  諸君御承知の通り、わが国は、地勢及び気象の関係からいたしまして台風その他によりますところの天然災害がきわめて多く、ことに終戦後におきましては連年甚大なる被害を受けまして、さなきだに乏しい国土資源に莫大なる損害をこうむり、政府といわず、地方公共団体といわず、これが復旧並びに防除については並々ならぬ苦労と努力を続けておるのであります。わが自由党及び現吉田内閣といたしましては、深くこの点に思いをいたしまして、これら災害の復旧はもちろん、さら……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第51号(1952/06/07、24期、自由党)

○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました、淺利三朗君外二十五名提出、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  まず本法案の趣旨について申し上げます。本法案は昨年第十国会において制定され、災害復旧事業費に対する国の負担について一応の原則はきまつたのでありますが、法施行の状況にかんがみ、次の二点を改正せんとするものであります。  すなわち、第一は、現行法におきましては、災害にかかつた施設を原形に復旧することが著しく困難または不適当な場合において、これにかわるべき必要な施設をすることは当然災害復旧事業で……

瀬戸山三男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

瀬戸山三男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員会 第3号(1949/03/31、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 今の問題に関連しておりますが、都道府縣の災害復旧費補助、現在大体見込額八十三億一千万円、そうすると先ほどお配り願いました資料のうち、昭和二十四年度以降分の現在の工程の超過進捗工事の四十二億円を引くということに実際問題としてなりますか。
【次の発言】 そうすると八十三億一千いくらという金は、ほとんど現実の問題としては、ないような状態になつておると思いますが、災害は年々増加する一方で、現在この額をもつて復旧されました以外に、相当の災害地が残つておると思うのでありますが、それについて現在の実状でははつきりいたしませんけれども、公共事業費の増額を貿易資金黒字から出す可能性があるという新聞……

第5回国会 建設委員会 第4号(1949/04/05、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 建設省関係で、金額においては二十三年度より多少ふえておりますが、事業量の割合をわかりましたらちよつとお示し願いたい。

第5回国会 建設委員会 第5号(1949/04/07、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 都市局長に簡單に伺いたいと思います。先ほどの御説明の中の全戰災都市の区画整理事業でありますが、公共事業費がきわめて削減され、從つて区画整理事業費も削減されましたので、事務当局としては非常に御苦心の点は十分わかりきつておるわけであります。この区画整理事業がきわめて遅々として進まないために、日本の都市計画事業が非常に不完全な状態に置かれておることは残念のきわみであります。これもやむを得ないといたしまして、昨年までの八〇%の國庫補助を二分の一にいたしたいという、それも事業量をふやしたいためにさように考えておるという御苦心の点は、十分わかるのでありますが、今日までの区画整理事業におきまし……

第5回国会 建設委員会 第7号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 ただしま御上程になりました案件のうち、第二〇並びに四二号の請願は大体一同趣旨でありますので、一緒に御紹介いたします。この庶民住宅建設助成に関する請願は、宮崎縣会議長、宮崎縣知事並びに宮崎縣の戰災地方でありますところの大市町村の外一千者以上の住宅困窮者の請願になつておる点をあらかじめ御紹介いたしておききます。要旨でけを御紹介いします。  本請願の要旨は、終戰以來三年余を経ましたけれども、國民の切実なる要望にもかかわりませず、住宅の不足は依然深刻でありまして、國民の生活上大なる脅威となつておるわけであります。しかるに一般大衆の経済力はますます遇追いたしまして、自力による復興は極度に低……

第5回国会 建設委員会 第10号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 簡單にお尋ねをいたしておきます。從來の特別都市計画法の全部に対する補償の規定を今回のように改正されますことは、憲法の趣旨に適するということであろうと思いますが、問題は今回の改正の要点になつておりますところの都市区画整理施行の前後という区別と、それから補償に対する財政的と申しますか、財源の措置という点について、一應お伺いいたしたいと思ます。
【次の発言】 今度の改正によりますと、土地の区画整理後の宅地の價格の総額がその前の價格に不足する場合に、これを補償する。区画整理は各地区別に整理してやられるというのですが、前後というのは大体いつを基準にしてやられるのでありますか、現在のようにき……

第5回国会 建設委員会 第12号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 水防法案について、二、三本法の精神を明らかにする意味におきまして質疑を行います。  まず第一番に、本法を制定しようという趣旨は、私あえて反対をするのではありませんけれども、大体こういう法律をつくるのが日本の一種の癖になつておるのでありますが、こういう法律をつくる前に、この提案理由にもあります通りに、水害などというものは、あらかじめどこでどのくらい起るということは大体予悪がついておるのでありますから、私はこういう災害が起つた後に、あわててそれを処置するという法律をことさらにつくるよりも、その根本を直す事という方に最大限の主力を注ぐということが、一番大切なことであろうと思つております……

第5回国会 建設委員会 第13号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 昨日の委員会におきましてお尋ねいたしましたが、昨日の御説明では明確でなかつたと思いますので、きようは國家消防廳の方から見えておるそうでありますので、國家消防廳との関係につきまして、二、三お尋ねをいたしてみたいと思います。  昨日の委員会におきましても、この点についで質問をいたしたのでありますが、水防法案の第七條であります。都道府縣知事が水防計画を定める場合には、建設大臣のほかに國家消防廳の長官の承認を得なければならない、かようになつておるのでありますが、水防法は消防法とほとんど内容を同じくするのでありますが、消防法におきましては、國家消防廳の長官は、消防に関する指揮命令権もなけれ……

第5回国会 建設委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 本法の大体の概要につきましてはほぼ明らかになりましたので、こまかい点について二、三疑問になる点をお伺いしてみたいと思います。第五條の第一号であります。これに資格要件のところがありますが、「建設省令で定める学科を修めたもの又は建設大臣がこれと同等以上の学歴若しくは資格及び実務の経驗を有するものと認定した者」という項目があるのでありますが、この内容が建設省で予定されておるかどうかということと、第二号についても同じごとであります。「法律又は命令による免許又は技術若しくは技能の認定を受けた者」。これは現在多少あると言いますが、その内容を一應明らかにしていただきたいと思います。

第5回国会 建設委員会 第16号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 ただいま委員長から、会期が切迫しておるから簡潔にというお話でありますが、この法律はただ九條でありますけれども、きわめて問題になる法律と私も考えます。それであまり長くならないつもりでなるべく簡單に申します。  まず第一番に、この法律を制定されたのでありますが、その提出の理由はよくわかります。またこの法律をつくる必要があるということも、私は信じて疑わないのでありますが、現に行われておりますところの廣告物取締法を改正して、さらに美観風致を維持しようというのでありますが、現在の廣告物取締法で相当取締つておられるかどうかということをまず伺つておきたいと思います。

第5回国会 建設委員会 第17号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 私は民主自由党を代表いたしまして、二、三の希望意見を付して、本法案に賛成の意を表するものであります。本法案は、第一條にも明定されておりますように「洪水火は高潮に際し、水災を警戒し、防ぎよし、及びこれに因る被害を軽減し、もつて公共の安全を保持することを目的とする。」といたしておるのであります。このことに、現下わが國においてきわめて重要なことであります。現在の法制におきましては、消防組織法、並びに消防法にその活動の基礎を置いておるのでありますけれども、現行法律におきましては、その法律の体系が、主として消防に重点を置いておるように見受けられるのであります。水災に関しましては、單に二、三……

第5回国会 建設委員会 第18号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 これは直接内容に触れるわけではありませんが、一点だけ、政府においてさようなことは考えておられるかどうかお尋ねしてみたいと思います。実はことは主として農林省に関係しておるかもしれませんが、関連しておりますので確めるのであります。全國の農耕地を測量されることを考えられたことがあるかどうかという点であります。御承知の通りに、食糧の供出についてはきわめて困難なる事態がありますし、またきわめて不正確なる状況になつております。それはすべての行政面にあるわけでありますけれども、供出にいたしましても、さような複雑になつていろいろな問題が起りますのは、日本の農耕地の統計がきわめて不完全であるという……

第5回国会 建設委員会 第22号(1949/07/11、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 私は質問をかねて申し上げますが、大体先ほど河川局長のお話では、過般のカサリン台風の約半分くらいと申されたのですが、それは台風自身を考えると、まさにその通りであるかもしれません。ただ今回の台風は、現地においてきわめて特異性があるということを当局としてぜひ考えておいてもらいたいのは、先ほど賀屋防災課長から、たまたま現地に來ておられましたので、大体お話がありましたけれども、私どもは現地でつぶさにその局に当つておりました関係から申し上げてみたいと思います。なるほどカサリン台風から見ますると、半分くらいの状況であるかもしれませんけれども、被害がきわめて特異性を発揮したと申しますが、強烈なる……

第5回国会 建設委員会 第23号(1949/07/12、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 本日の委員会は、大体見返り資金という言いますか、緊急なる災害対策費にどのくらいまわしていただけるのかというのが本筋であるので政策の問題は別の機会に論じていただきたいというのが私の希望であります。  先ほどの安本長官の説明で、エード資金は大体効果のあがるようなものに出すのが根本のねらいであるということはわかりましたが、災害復旧とか災害対策というものは、さような意味において効果的のものであるかないか、安本長官はいかにお考えになつているかという点をひとつお尋ねいたします。それと同時に、これは非常に御苦心の結果であるらしいのでありますが、この十五億の金の中に、今回のデラ台風を含めておられ……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 大分本日の議題から離れた問題で時間が消えておりますが、私は簡單に大臣の御決意のほどを伺つてみたいと思います。  本年は異例の年で、すでに数回災害にあいましたので、建設大臣はさそ御苦心をされたであろうと拝察いたすのであります。先ほどは安本長官から、ただいまは建設大臣から、いろいろ伺いましたので、御決意を持つておられることはわかつたのでありますが、さらに本委員会に対して、強力なる御決意のほどを明確にしていただきたい。それは災害復旧と先ほどのお話に出ておりました恒久対策の問題であります。本年のジユデイス台風までに合計三百億に上る災害がすでに発生いたしております。これに対して特別な措置を……

第5回国会 大蔵委員会 第10号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○瀬戸山三男君 ただいま上程になりました請願について、その理由を御説明申し上げます。本請願は宮崎縣下におきますところのタバコ耕作面積の増加をお願いするわけであります。宮崎縣下は御承知でありましようが、三市八十六箇町村ありますうち、現在タバコ耕作をいたしております地域は、三市七十五箇町村に及んでおります。そこで本縣下におきましては、目下関係当局の奨励品種でありますところの黄色種の栽培に、氣候風土ともに最も適しておりまして、その他あらゆる自然的條件を具備しておりますので、その耕作反別は昭和二十三年におきまして千三百七十五町歩に達しております。全國順位を申し上げますと、第十一ということになつておりま……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 先ほど他の委員からも御質問がありましたが、都市計画に関しては相当重要なことでありますので、重ねてお伺いいたします。結局予算の質問でありますが、この戰災復興都市計画の再検討に基いて、かような基本方針をきめられたのは、現在の財政状態からやむを得ない、これは私ども了承いたします。そこで五箇年計画は、最も緊要な換地であるとかまたは街路の設定等によつて、早く住宅の安定をはかるということにあるわけでありますが、そうなりますとこれがきわめて緊急を要する問題であります。五箇年の中の三百三十二億の予算も、先ほどのお話ではまあ来年度大体十八億くらいだということであります。そういうことでは先ほど他の委……

第6回国会 建設委員会 第9号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 金融公社についてはまだ確定した案があるわけではありませんが、確定する前に参考の意味もあつてお尋ねしておきます。 今度の金融公社は大体五十億を資金とする。それからそのほかに借入金もできるような制度にいたしたい。こういうふうなことでありますが、五十億ないしそれ以上の資金をもつて、年間どのくらいの戸数の建設を予定されておるかどうかということと、それからそれによつて建設されるものと、住宅五箇年計画というものを一応案としてはあるわけでありますが、緊急に住宅の不足を来しておる大体六十万戸、そいういうものとの関係、更にこの資金の貸出方法はまだ詳細わかりませんけれども、ちようど現在行われておりま……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設委員会 第2号(1949/12/20、24期、自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧に関連いたしておりますので、安本政務次官並びに河川局長のお気持をお尋ねしておきます。  先ほどこの委員会にも、宮崎県の地元から陳情がありましたが、最後に起きました本年の十一月二十一日、二十二日の災害、宮崎県の南部に豪雨を降らせまして、局部的ではありますけれども、その局地においては、きわめてり深刻な打撃を與えた災害があるのであります。これは御承知の通り二十二年度、二十三年度、さらにまた昭和二十四年度の最後のアイリーン台風以前の災害に対しましても、ほとんど災害復旧というものが、その一割ないし二割しか進行いたしておりませんので、各地元とも非常に困窮しておるということは、これは災……

第7回国会 建設委員会 第3号(1950/01/28、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 簡単に一つお尋ねいたします。ただいまの御質問のうちにお答えがあつて、きわめて重要な問題だと思います。全額国庫負担は昭和二十五年度に限るということの御説明があつたのでありますが、それについては昭和二十五年度で全部の災害が復旧できるというものではございません。先ほど御説明にもありましたように、大体三年間で復旧いたしたいという見込みを立てておられるのでありますが、それを昭和二十五年度だけ全額国庫負担ということについて、今一応の御説明がありましたけれども、その点をはつきり地方各公共団体に認識を深めておかなければ、先ほど村瀬委員からも懸念された御質問がありましたけれども、もし昭和二十五年度……

第7回国会 建設委員会 第4号(1950/02/03、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 これもまだ論議することではないと思いますが、今のお話に関連しておりますので、簡単に今日までの御意向を承りたい。たとえば道路法を改正するということは、何も今日に始つたことじやないのですが、先ほど御説明のように、国道もしくは地方主要道路と地方道路とわけるということになり、しかも地方の道路は、地方の完全なる負担になるという建前で今日まで案を立てられたと思うのですが、大体いつごろからそういう法律を施行する考えで立てられたか。さらにまた二十五年度の道路に関する予算は、そういうことを基礎にして立てておられるのか。それからもう一つ災害復旧は全額国庫負担であるというような法律も現に進行中でありま……

第7回国会 建設委員会 第7号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧費がきわめて不満足であるということは、私どももさように考えておりますが、政府当局といたしましても、現下の財政上やむにやまれず、これでやつて行くというお話でありますから、これはあえて追究いたしません。ただその貧弱なる災害復旧費で最も効率的にやりたいというお話がありましたので、その点について少しばかり私の意見を申し上げ、また特に安本当局の考えを、この際確かめておきたいと思います。  災害復旧費が千六百億とか言われておりますが、これを放任しておいたら、国土がきわめて荒廃する原因をつくるということは、これはみなはつきりいたしておるのであります。しかしそれをいまさらとやかく申しても……

第7回国会 建設委員会 第8号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 前会に引続いて簡単に二、三質問をいたしたいと思います。  この前災害復旧費について二、三お尋ねをいたし、この点は先の委員会でも局長の明言を得ておりますけれども、私にとりましては重要な問題でありますので、さらにはつきりした意向を伺つておきたいと思います。  二十五年度の災害復旧費は、河川局で見ておるところの大体三分の一程度でありますので、これはまさに災害復旧の緊急費であると考えます。でありますので、二十五年度におけるさらに新たなる災害を最小限度に食いとめるように、限られた二十五年度の災害復旧費を有効適切に使う。それには例の安本の認証問題がありますけれども、少くとも第一・四半期に効果……

第7回国会 建設委員会 第9号(1950/02/21、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 簡單にお尋ねいたします。解除物件の処理の問題について、いろいろ御苦労されているという気持はわかるのでありますが、私は深川の倉庫、それから練馬、あの辺の倉庫も東京にあるものは一応見ております。ところが先ほど田中委員でありましたか、お話にもありましたように、そういうものがどう処理されているということは、世間ではあまり知らない。知らないから、知つておる者だけ買うというような実情になつております。私はほかのことは申しませんが、今度の二千戸の建築問題であります。練馬ですが、私ははつきり名前は覚えませんが、あそこには約五万石、正確に言うと四万六千石くらいの材木がある。あれは処分されたかどうか……

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/02/22、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 特に日程を追加していただきましてまことに恐縮でありますが、かねて本委員会におきましても、また日本の災害全住民が重大なる関心を持つておりますところの昭和二十五年度の災害予算の支出方法について、ちようど大体の方針がきまりそうな時期にありますので、平素から関心を持つております本委員会としては、この際これを大きな問題として取上げなければならない。かような考えから時間をさいていだだいたわけであります。災害復旧予算のことにつきましては、たびたび論議を鬪わし、また意見も発表いたしておるのでありますが、私がこの際安本当局にお尋ねいたしたいというのは、かねてから申しておることでありますけれども、昭……

第7回国会 建設委員会 第14号(1950/03/17、24期、自由党)

○瀬戸山委員 道路関係について概略的なことを一応確かめ、さらに私の意見を申し述べます。小委員会で詳細研究されることだと思いますけれども、一応全般的なことについて質疑をいたしたいと思います。  道路法はたびたび委員長からも申されましたように、道路法の改正が大分前から論議されておりますが、今日まだその提案の時期に至つておりません。しかし一応改正の準備ありと申しますか、そういうものが当委員会にも出されておりますので、それに基いて三、三の点をはつきりさしておきたいと思います。建設省の動力局が昭和三十四年の十二月に印刷されております「道路の全国調べ」という統計がありますが、これを基礎にして、それによりま……

第7回国会 建設委員会 第16号(1950/03/24、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま上程せられております首都建設法について、提案者の方からきわめて詳細なる御説明がありましたので、あまり蛇足を加えない方がよいと思いますけれども、数個の点について提案者の所信をただしながら、私の疑点を解いていただきたいと思います。  ただいまの提案理由に、るる御説明があつたのでありますが、日本が平和国家として立つべき、その首都として、東京都を、政治、経済、文化等について、その機能を十分に発揮させるために、この首都建設法を制定いたしたい、こういう御趣旨であります。そのお考えと申しますか、着想には、きわめて私ども敬意を表するのでありますが、問題は、さような意味の日本の首都である東……

第7回国会 建設委員会 第17号(1950/03/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま首都建設法案について、地方自治政務次官の地方自治体との関係についての御意見を承つたのでありますが、大体私のこの法案についての見解としては、ただいまの御意見とほぼ一致するのでありますが、地方自治体の自主性という点について、相当この法案については論議がありますので、さらに私の意見を申し上げながら、もう少し強い見解をいただきたいと思うのであります。本法案は申し上げるまでもなく第一條の「東京都を新しく我が平和国家の首都として十分にその政治、経済、文化等についての機能を発揮し得るよう計画し、建設することを目的とする。」これが最終の目的でありますが、本法案について二つの方面から考えら……

第7回国会 建設委員会 第19号(1950/03/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま上程になつております連合国軍人等住宅公社法案に対して私は修正をするものでありますが、まずその修正の案文を朗読いたします。   連合国軍人等住宅公社法案に対する修正案  連合国軍人等住宅公社法案の一部を次のように修正する。  第七條に次の一項を加える。   2 都道府県、市町村その他これらに準ずるものは、公社に対し地方税を課することができない。但し、鉱産税、入場税、酒消費税、電気ガス税、木材引取税及び遊興飲食税、これらの附加税並びに遊興飲食税割については、この限りでない。  第十七條中「連合国軍最高司令官の命令に基き」を削る。  附則第十一項を削る。  修正案についての趣旨……

第7回国会 建設委員会 第21号(1950/04/05、24期、自由党)

○瀬戸山委員 地方自治庁から見えておるそうでありますので、この前大蔵委員会との合同審査のときにいろいろ聞いたわけでありますが、その際の答弁に明確でない節がありますから、地方自治庁の見解をお尋ねいたし、それを明確にいたしたいと思います。  この特例法弟一條に書いてありますように、「この法律において「災害」とは、暴風、こう水、高潮、地震その他の異状な天然現象に因り生じた災害をいう。」とあります。こういうように天然現象に基く災害を基礎にしておるのでありますが、従来都道府県災害土木費国庫負担に関する件に基きました規定によりますと、單に災害だけで、その災害がいかなる災害かということはなかつたのであります……

第7回国会 建設委員会 第23号(1950/04/08、24期、自由党)

○瀬戸山委員 二、三質問をいたしたいと思います。本法の第一條にあります通り建築士の資格を試験その他によつて明定して、日本の建築物の質の向上をはかることはきわめて適切である。そこで本法には本日も説明がありました通り、一級、二級の建築士をつくるというわけでありますが、そこで一級の建築士、二級の建築士を区別する、何と言いますか実績と言いますか、一級の建築士にはどういう仕事をさせる、二級の建築士はどういうものをやるのだということが必ず予定されなければならないと思うのですが、これはあるいは建築基準法とかいうものが、今問題になつておりますので、そういう方面で出て来るかもしれませんけれども、少くともここで一……

第7回国会 建設委員会 第24号(1950/04/10、24期、自由党)

○瀬戸山委員 さきに本委員会におきまして、国際観光文化都市建設法に関する小委員会を設置せられまして、不肖私が委員長の席を汚すことになつたわけであります。この際小委員会の経過について、中間的な御報告を申し上げておきたいと思います。本小委員会は、去る三月二十八日に設置されまして、三月三十一日第一回の小委員会を開きましてから、三回にわたりまして、熱海及び伊東の国際観光温泉文化都市建設法案、その他さらに予想せられますところの、同種法案に関連いたしまして、これを総合したいわゆる一般法として立案するため、愼重審議をいたしておるわけであります。そこで多少異例ではありますけれども、小委員会におきまして立案いた……

第7回国会 建設委員会 第25号(1950/04/11、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま実際の衝に当りておられる西さんから切実なお話を伺つたのであります。この法律案に対して国民が非常な期待を持つておることは、住宅難の折柄、当然でありますが、実際、私個人の意見としては、この法律案の通りであると、ちよつと国民の期待を裏切つておるということを感じておるのであります。あなたは都営住宅の管理をしておられるのでありますから、参港までに、現在の都営住宅の家賃、それからその中に住んでおられる方々の收入状況を、おわかりの程度でよろしいですから、お聞かせを願います。
【次の発言】 この法律に対して勤労者諸君が非常に重大な関心を持つておられるのは当然であります。そこで私個人の見解……

第7回国会 建設委員会 第26号(1950/04/12、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私はただ一点だけ伺います。第二條の意味ははつきりさせておく必要があると思いますので、「「住宅」とは、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分をいう。」と書いてありますが、この家屋の部分というのについて御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 普通に言われておるアパートはあまり大きいのでありませんが、いろいろ十坪とか何とかいう建物が計画されておるのであります。そういうときに、普通に店舗付住宅と言うておりますが、十坪の家で、店舗付住宅という名前はおかしいのでありますが、そういう場合はどういうふうに考えられるか、これを一つ伺いたい。

第7回国会 建設委員会 第29号(1950/04/21、24期、自由党)

○瀬戸山委員 去る四月十九日衆議院規則第五十五條によりまして議長の承認を得まして、本委員会委員八百板正君並びに不肖瀬戸山三男は熱海市の災害地調査並びに復興計画検討のため今野調査員及び建設省都市局八巻計画課長を帶同しまして、詳細に現地を調査して参つたのでありますが、ここにその概要をご報告申し上げます。  去る十九日午前七時半東京駅を出発、九時半熱海に到着いたしまして、ただちに市役所の焼跡に設けられております対策本部に参り、市長、市議会議長、靜岡県土木部長などより図面によつて火災の状況、消防活動並びにその復興計画などにつきまして概略の説明を受けた後、火災現地の視察を行いました。現地は市民、消防団ま……

第7回国会 建設委員会 第31号(1950/04/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 国際観光文化都市建設法に関する小委員長報告を申し上げます前に、懇談の形式をもつてちよつと御説明申し上げたいことがありますので、御了承を願いたいと存じます。ちよつと速記を……
【次の発言】 ただいまより国際観光文化都市建設法に関する小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会は去る三月二十八日、別府を始めとし、熱海、伊東など相次いで提出せられました国際観光温泉文化都市建設法案、さらにその提出を予想せられました京都、奈良等の各種観光都市関係の特別法を総合いたしましてこれを一般法として立案するため、特に設置せられたものであります。当小委員会におきましては……

第7回国会 建設委員会 第32号(1950/04/26、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま議題となつております住宅金融公庫法案につきまして、修正の意見を申し述べます。まず修正する部分を読み上げたいと思います。  住宅金融公庫法案の一部を次のように修正する。第三十八條を次のように改める。  訴願法(明治二十三年法律第百五号)及び行政事件訴訟特例法(昭和二十三年法律第八十一号)については、公庫を国の行政機関とみなして、政令で定めるところにより、これを公庫に準用する。かように改めたいと思うのでありますが、その理由を簡単に御説明申し上げます。  原案によりますと、第三十八條は、訴願法は、「政令で定めるところにより、公庫を国の行政機関とみなして、公庫に準用する、」かよう……

第7回国会 建設委員会 第34号(1950/04/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 二、三の点について、なるべく簡單に当局に対して質疑を行います。第四條についてでありますが、第四條では今日までの建築行政に関するあり方を全面的に改めて、市町村に建築行政を委譲しようというわけであります。市町村は、その長の指揮監督の下に、建築主事を置いて建築行政をつかさどらせる、こういうふうになつておるのであります。第二項には、市町村は、第一項の建築主事を置こうとする場合においては、あらかじめ、その設置について、都道府県知事と協議しなければならない。この点、私ちよつと不可解です。どういう理由でさような規定になつておるか、その点を明らかにしていただきたいと思います。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/19、24期、自由党)

○瀬戸山委員 新たに建設大臣になられましたので、お祝いを申し上げながら、建設大臣の建設行政に関する御決意と申しますか、将来の建設行政に対する御熱意のほどを伺つてみたいと思います。全部申し上げるわけに行きませんので、四、五項目にわたつてお伺いいたしたいと思います。  まず第一番に、今日私から申し上げるまでもなく、日本の治山治水ということは一番大きく取上げられておる、国民といたしましても、また国会、行政府といたしましても、取上げておるわけでありますが、それについて治水行政に関する建設大臣の所見を明確に伺つておきたいと思います。これは前の委員会でもほかの委員から質疑があつたと思いますが、今度発行され……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/21、24期、自由党)

○瀬戸山委員 この際大臣に簡單にお伺いしたいと思います。実は今月の十九日から来襲しておりますグレイス台風、これが現在九州を荒しているのであります。通信網も相当損害を受けておるようでありますから、大臣の方にも詳細には様子はわかつておらないと思いますが、わかつておる範囲で御説明を願うのと、これに対する緊急な対策をただちにやつていただかなければならないのでありますが、その点ただちに詳しい説明をしていただきたいとは思いませんが、早急な対策をしていただくために、この際御所見を伺つておきたいと思います。

第8回国会 建設委員会 第5号(1950/07/24、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいまグレイス台風に関する現在までに判明いたしております被害状況の御説明があつたのでありますが、私ども事前に予定されておりましたよりも、比較的被害の少かつたことを衷心より喜んでおるわけでございます。しかしながら、今後詳細に調査いたしますれば、あるいはこれより上まわるということがあり得るのでありますが、いずれにいたしましても現在農耕地その他重要なる面がありますので、起りました災害は早急にこれを復旧しなければならないのは申すまでもないことであります。さきに起りました風雪災害、それから関東地方に起りました風水害に対する政府の処置も今日まだとられておらないという実情は、私ども常に遺憾に……

第8回国会 建設委員会 第6号(1950/07/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧費の問題でありますが、地方自治庁の次長さんに対しては、災害復旧費全部についてはお尋ねをいたしません。ただ昭和二十五年度に限り、災害旧費の大部分は、国が負担してやるという法律ができたのでありますが、二十六年度の予算編成時期にあたつておりますのに、あの法律は二十五年度で打切るというような、閣議の決定かどうかしれませんが、話合いがあつたということを仄聞いたしているのであります。あの法律を審議いたしますときに、その点が非常に問題になつたのでありますが、その当時所管の大臣は自治庁の長官であつたように思うのでありますけれども、これは何も大蔵省の問題でなくて、国の政治の根本の問題であり……

第8回国会 建設委員会 第7号(1950/07/27、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま両法案に対する根本的な考え方について上林山委員から相当つつ込んだ質疑があつたわけでありますから、私のは少しこまかくなるかもわかりませんけれども、そのつもりでお聞きを願います。  両法案の第一條の目的は、読み上げるまでもないのでありますが、読み上げてみます。横浜及び神戸市は「その沿革及び立地條件にかんがみて、わが国の代表的な国際港都としての機能を十分に発揮し得るように建設することによつて、貿易、海運及び外客誘致の一層の振興を期し、もつてわが国の国際文化の向上に資するとともに経済復興に寄與することを目的とする。」ただいまの御説明によりますと、これは住民の方々の熱望であるという……

第8回国会 建設委員会 第8号(1950/07/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま自由党、国民民主党並びに日本社会党三派共同の提案になります修正案が朗読されたのでありますが、その修正をいたしたいという理由について簡單に御説明を申し上げます。  すなわち両法案の第五条第二号の規定は「都市計画法第六条の二の規定にかかわらず、その事業の執行に要する費用につき国と公共団体との負担の割合に関する特例を設けること」ができるというふうになつておりますが、さきに国会を通過いたしております、――なお現在審議中のものもありますが、広島平和記念都市建設法その他ほとんど同様の特別都市建設法案がありますが、これらの法律並びに法案にはこの種の規定はなかつたのであります。しかも昨日……

第8回国会 建設委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 紹介議員にかわりまして私から申し上げます。  福島、大渕両橋を永久橋にかけかえを促進せられたいという請願でありますが、本請願の要旨は、宮崎、延岡市の間の国道三号線のうち、宮崎郡広瀬村と児湯郡富田村とを貫流いたしております一ツ瀬川にかけられてある福島、大渕両橋は木橋である関係上、毎年出水の都度流失を繰返しておりまして、最近数年間の復旧費は一千万円以上の巨額に及んでおり、年間を通じて、百日ないし百五十日の交通杜絶を来しておる状況でありまして、現に過般のグレイス台風におきましても、すでに流失しておる状況でありますので、これをぜひ早急に国の力をもつて永久橋にかけかえていただきたいというの……

第8回国会 建設委員会 第11号(1950/09/01、24期、自由党)

○瀬戸山委員 来年度の公共事業費をどのくらいにするかということは今検討中であります。当然増額をしなければならないということは政府の方でも考えておられるようであります。ただ税金とのかね合いで最後の決定がここ二、三日遅れると思いますが、その点についてはいろいろ御議論がありましたので申し上げません。簡單に次長さんにせつかく案をつくられつつありますので、御見解なり私の注文を二、三申し上げておきます。事はこまかくなつて申訳ないのでありますが、大局論はやめまして、御承知の戰災復興事業であります。これは私から申し上げるまでもなく、昨年度縮小計画を立てまして、五箇年計画で二百一億の事業計画を立てたのであります……

第8回国会 建設委員会 第12号(1950/09/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 簡單にお伺いしたいと思います。大体公共事業を盛んにして、災害その他を未然に防止し、また経済力の発展を期さなければならないということは、これはもう議論はいらないと思います。そこで来年度の予算では、財政規模を圧縮しなければならない、さらに税負担に困つているから減税をしなければならない。しかも先ほどから議論されておりますような、公共事業を大いにやらなくちやならぬ、魔術を使わなくちやならぬというような苦労をされておると思います。私どもも党の方で苦労をいたしておるのであります。そこでどこから持つて来るかというと、債務償還を打切つたり、補給金を削つたりしてやるが、それは税金の方で何とか減らさ……

第8回国会 建設委員会 第14号(1950/10/18、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私はもういろいろお話もありましたので、簡單に要望だけ申し上げておきたいと思います。  大体この金融公庫法を審議いたしますときに、この法律の制度はきわめてよろしいけれども、羊頭を掲げて狗肉を売るようなことになりはしないかということを私申し上げたのであります。悲しいかなその通りになつておる。その当時、この制度はよろしいが、制度の内容が悪いということで、貸出率をふやさなければならない、利率を下げる、年限を延ばす、その他事務を最も簡素にして、これを高度に利用されるようにしなければならないということで、本委員会といたしましても、最大の努力をいたしたのでありますけれども、不幸にして現在の法律……

第8回国会 建設委員会 第15号(1950/10/19、24期、自由党)

○瀬戸山委員 昭和二十五年九月十二日、衆議院規則第五十五條により、議長の承認を得まして、ジエーン台風による災害状況並びにこれが復旧対策調査のため、藥師神委員長並びに不肖瀬戸山が現地に派遣され、九月十六日より七日間にわたり、大阪、和歌山、兵庫、徳島等の各府県を調査して参りましたので、ここにその概要を御報告申し上げます。  ジエーン台風は九月三日午前四国の東部をかすめ、正午には紀淡海峡を通つて大阪湾にかかり、十三時神戸附近に上陸いたしました。当時の気圧は九百六十ミリバール、中心附近の最大風速は毎秒四十メートルで、昭和九年の室戸台風に比すれば、その強度はやや劣つていますが、進行速度が遅かつたために、……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私の方は安本が多いのです。
【次の発言】 経済安定本部の建設交通局長に二、三の点についておただしいたしたいと思います。本年度の暴風雨による災害復旧予算の支出状況でありますが、さきのジエーン台風、キジア台風に対する予備費からの災害復旧費の支出状況について、あらかじめお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 最後のキジア台風に対する予備費の支出がまだなされておらないということでありますが、もうすでに二十五年度の災害復旧費に対する補正予算二十六億余を計上して現在審議中であります。災害復旧に対して国民が非常に心配をし、すみやかな復旧を望んでいるということは、私から申し上げるまでもなく……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 提案者に二、三の点について御質問をいたします。先ほどから問題になつておりますように、この種法案はたくさん出て参りますが、ほとんど内容は大同小異であります。しかしながら先ほど提案者がるる御説明になりましたように、天孫降臨の伝説から今日まで古い都ということに相なつております、さらに個人のことを申して失礼でありますが、私松江市に七年ばかり住まわしていただいたこともありますが、先ほどの御説のようにこのことは十分了解できるのであります。今日まで多くの法律が出ている、その中の京都、奈良、これも古い都であるということで、かような特別法ができたのでありますが、今日十余りのこの種法案の中で、一番京……

第9回国会 建設委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私は自由党を代表しまして、本法案に賛成するものであります。  日本国憲法によりまして、日本は武力を捨て、戰争を放棄し、文化的平和国家を建設し、世界の各国と講和を結び、世界の平和を達成するという偉大なる念願を持つておるのであります。もちろん敗戰の痛手を再建いたしますととは、口で申すほど簡單ではございません。そのためにわが自由党吉田内閣は、日本憲法の精神を達成するために非常なる努力をいたしておるということは私から申し上げるまでもないことであります。そこでこの種法案をつくりまして、ただいま世界が動乱に導かれんとするような混乱した時代に、日本の国民がかような平和的、文化的施設のために、お……

第9回国会 建設委員会 第5号(1950/12/06、24期、自由党)

○瀬戸山委員 通産省の鉱山局長にお尋ねいたします。と申しますのは、ただいま通商産業委員会で審議中であります鉱業法案と、当委員会の所管になつております土地收用法との関係についてであります。鉱業法案によりますと、第五章に土地の使用及び收用という規定を設けておりまして、第百五條以下に土地の收用のことを規定いたしております。現行の土地收用法がありまして、鉱業に関しては土地の收用というものが今日まで制度がなかつたのでありますが、これについて新たに土地の收用を鉱業権者に認むるようになつた理由と、もしこれがどうしても必要であるならば法律の統一と申しますか、土地收用法の一部にこれを加うべきであると考えるのであ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 建設委員会 第1号(1950/12/12、24期、自由党)

○瀬戸山委員 多少重複することになるかもしれませんが、今日は昭和二十五年の最終の委員会ということで開かれたので、お許しを願いたいと思います。この見返り資金が打切られるということが、ほぼ確定いたしたようなことで、本年度から見返り資金による道路、河川その他の事業が難局に立つていることについては、政府も非常に苦慮されておるし、委員諾君が先ほどから熱心に質疑応答をやるのもそこにあるのでありますが、大体見返り資金でここの表に出ております各種の事業をやるときには、二十五年度でできてしまうのも少数ありますけれども、大体二年ないし、三年継続事業としてそれを計画し、いわゆる関係方面に対して、それでよろしいという……

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 お急ぎのようですから関連いたしまして私からも簡單に質問いたしたいと思います。これは建設大臣に私は強力に質問するつもりでありますが、建設大臣が大臣に就任されましたときに、建設省で出しました建設白書、建設白書とは書いてありませんけれども、やはり建設白書なるものが自分の構想であるということで、それに対して私は以前の委員会で大臣に見解を承つたのでありますが、財政上だという弁解は了解いたしますけれども、その構想は少しもこの予算に現われていない。ただいま見返り資金関係の問題がありましたので、私はそれについて申し上げるのでありますが、これは農林省関係の予算にも関係いたすかもしれませんけれども、……

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/13、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大分時間もたつておりますし、およそのことは論じ盡されておりますから、私も一時間半くらい質問するつもりでありましたが、時間がなくなりましたのでそれはやりません。先ほどから公共事業費についていろいろ各委員から論じられまして、勝利か敗北か、鉄のカーテンがどこにあるかということは朝鮮戰線と同じで、ちつともわからない。そういうことはやめまして、ただことしの公共事業費が建設大臣の期待とは相当反しておるということはこれは事実であります。建設大臣が就任されました直後の本委員会で、私は建設省から出されました国土建設の現況、いわゆる建設白書が建設大臣の抱負であり、建設大臣としての経論であると言われま……

第10回国会 建設委員会 第6号(1951/02/20、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私、あまり申したくないが、この法律は、事業量を増すということを大臣が常に口ぐせのように言つておられるが、先ほど池田委員から言われたけれども、ことしの河川の災害復旧府県の補助額が百五十六億、これで平均大体四分の三になりはせぬかと言われるのですが、一体どのくらい事業量がふえるか計算ができておると思うが、それを教えていただきたい――わからなかつたらもう一ぺん言います。予算は大体これできまると思います。大体百五十七億になつておりますけれども、この案で行つたら、ことしの災害復旧の事業量がどのくらいになるかという計算ができておると思います。事業量をふやすために改正すると言われるから、そこが私……

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/02/22、24期、自由党)

○瀬戸山委員 めつたにお二人おそろいのことはございませんので、いつも中途半端で終りますから、ほかのことは申し上げません。一般公共事業費については申し上げませんが、今度土木災害復旧事業費国庫負担制度を改められるということについて??まだ法案も出ておりませんので、その内容については法案が出てから質問いたすとして、その要綱で、各種の補助率を三段階にわけて考えておられるようであります。そこで過日の河川局次長の御説明では、全国平均にいたしまして、大体国の負担額は四分の三ぐらいになるであろう、こういうお話でありました。そこで、これは何ゆえ改正するのか、金額国庫負担をかような負担率にするのには、ほかにも理由……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 本法案につきましては、事前に本委員会においても相当研究が進められておりますし、またほかの委員からもいろいろ御質疑がありましたので、重複は一切やらないことにいたしまして、簡単にきわめて小さいことでありますが、まず事務当局の方にお尋ねいたします。  今度の法律案の第三条でありますが、これはさきに衆議院を通過いたしました農林水産業施設災害復旧事業費国庫負担の暫定措置に関する法律の一部改正法律と大体表裏一体になつておると思います。そこで本法案の第三条に各災害復旧事業に該当する項目が並べてあるのでありますが、従来よりふえておりますのが、第四の林地荒廃防止施設と第七の漁港これだけが今日までの……

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大臣がなかなか見えませんから、事務当局に簡單にお伺いいたします。  先ほど西村委員から補正の問題がありましたが、昭和二十三年度発生災害については、昭和二十四年及び二十五年発生災害を一〇〇として一四九の指数で計算した額を基礎にする、こういうふうになつておるのですが、昭和二十四年度、二十五年度についてはその後物価の変動はないという予想のもとで、災害復旧費が出ておるわけでありますか。
【次の発言】 大体われわれがいただいております資料によりますと、昭和二十三年は、物価の変動などを見て、昭和二十四年度四月一日を一〇〇として一四九に計算されておると思うのです。それは要するに昭和二十三年の査……

第10回国会 建設委員会 第26号(1951/05/26、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま上程になりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と法案の概要を御説明申し上げます。  御承知の通り住宅金融公庫は、昨年の五月住宅金融公庫法に基き設立され、翌六月から業務を開始しております。しかしながら当時予期せられなかつた朝鮮動乱勃発の結果、建築資材、従つて建設費の値上りが著しくために現行の融資条件のままでは、公庫から住宅の建設資金を借り受ける一般の人々にとりまして、過重な負担となり、公庫本来の目的を達することが困難な状況と相なつたのであります。本法案におきましては、貸付限度の引上げと償還期間の延長など、実情に即した融資条件の緩和をはかり、……

第10回国会 建設委員会 第29号(1951/05/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大分各委員から入念な質疑がありましたから、できるだけ重複しない程度で多少の質疑を行いたいと思います。  大体全体的に見まして、この法案は他の委員からもお話がありましたように、相当進歩したいい法案であると考えております。現行法のきわめて強権的な、取上げるような考え方の法律から、民主的な内容にかわつたということは非常に喜ばしいことであります。そこで先ほども問題になつておつたのでありますが、第三条の規定は、規定の上から見ますれば非常にうまく行つておる。これだけ見ますとうまく行つておるようでありますけれども、ところが先ほど村瀬委員からもお話がありました通りに、これだけで限るというような書……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/18、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私は建設大臣に、初めてというとおかしいのでありますが、新しく建設大臣になられましたので、これから申し上げることはすでに言い古されておつてしかも建設大臣は財政の大家でありますから、釈迦に説法と思いますけれども、御質問申し上げたいと思います。先ほど災害復旧費の国庫負担法の問題が出ましたが、あれを審議するときに、今年の四百億の予算とからんで、政府の災害復旧、もう一つつつこんで申しますれば、治山治水に対する熱意が、非常にあると思うのですが、実際に現われておらない。これは現にそうであります。今度ルース台風が出て、どこに金があるか知りませんけれども、新たに出しましようというのは、私は実におか……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 もう一つ。もうほとんど他の委員が申し盡されたところでありますが、建設大臣は、先ほど、いわゆる三、五、二のやり方でやつて行きたいと言われた。これは従来から建設当局は考えておられて、それをやりたいという気持で今日まで進んで参つたのであります。ところが建設大臣が特にそれを強調されましたので、私どもは建設大臣の熱意のほどに対しては敬意を表しております。ただしかし実際問題として、すでに補正予算、来年度の予算が組まれるときでありますから、建設大臣はただそういう気持で努力をしたいというふうに、私どもにあとでおしりをとられないような御答弁でありましたけれども、実際問題としては私どもはでかしていた……

第12回国会 建設委員会 第3号(1951/11/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 先ほど安本の小沢局長からまだ決定版でないから資料としては出せない、ただ四千四百七十億の資金の計画が立たないからというお話がありましたが、資金の計画だけではないとは思いますが、言葉じりをとらえれば資金が計画通りに行かない、その他のことは計画が進んでいるということだと思います。そうすると安本で考えておられるのは、先ほど河川局長からお話になりましたような、総合的な多目的な発電も入れた計画で進めておられるのかどうですか。
【次の発言】 今度は河川局長にお尋ねいたします。河川局長は先ほどアメリカその他の例を引かれて、いわゆる多目的ダムが日本においてどうしても必要である、そのために強力に進み……

第12回国会 建設委員会 第4号(1951/11/12、24期、自由党)

○瀬戸山委員 先ほどもお話が出ておりましたが、建設大臣にはつきりした御意見を承つておきないと思います。川の水を治めて、その川の水を最も有効に使う、これが日本の緊急な問題であるということは、言わなくてもわかつておるのであります。そこで川の水を利用して、いわゆる多目的の総合開発をしようということが、緊急課題になつておるわけでございます。電気を早く起さなければならないということも、常に言われておる。そのほかに治水治山をしなければならないということも、現在の日本の最大の課題であります。ところがそれは口では言われておりますけれども、言われておるほどになかなか進んでおらないのも事実であります。そこでこの前……

第12回国会 建設委員会 第5号(1951/11/17、24期、自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧、特に今年度のルース台風に対する対策などは、たびたびこの委員会で問題になつて研究いたしておるのでありますが、事務当局から説明を聞くのはもう度を過ぎておりますので、大臣が来るまではその点に解れずにおきます。ただここに事務当局が見えておりますから、それでわかる点を一つだけただしておきたいと思います。  今度の二十六年度の一般会計の補正予算の中に、農業施設災害復旧事業費五億五千八百万円余、その他災害復旧費を補正減額しまして、一般公共事業費にさらにこれを歳出として組んであるわけでありますが、この点を安本の今泉次長から御説明を願いたい。

第12回国会 建設委員会 第7号(1951/11/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 まず建設大臣でも菊池道路局長でもよろしいですが、建設行政の一元化といいますか、道路行政の一元化ということを私はただしてみたいのです。今月の二十三日の朝日新聞――新聞だから、それは責任を負わないと言われれば別でありますけれども、これは事実であります。何か観光立国をやろう、これもいい考えであります。国立公園についての大きな構想を、これは厚生省が中心になつてやつておられるのではないかと思うのでありますが、その点は新聞に書いてありませんから、私も責任を持つては申上げられませんけれども、とにかく国立公園を整備するために、七百六十八億円の計画を立てておる、それはけつこうであります。そのうちに……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/01/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 たくさんありますけれども簡單に申し上げます。  先ほどの村瀬委員の質疑の趣旨に関連しておりますが、建設大臣は今年度の予備費の四十一億円を来年度に繰越してそれを借金の返済に充てるということですが、これは私の考えでは今年のいわゆる緊急融資の見返り金というようなことになると思うのでありますが、ルース台風でいろいろ議論しましたときに、建設大臣であつたか大藏大臣であつたか明確に言明はできませんが、予算措置ができないので特別緊急融資をする。従つて地方に対する利息の問題は政府で見るというようなお話を聞いた覚えがあるのでありますが、来年度四十一億で借金の返済をせられるときには、地方公共団体のいわ……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、24期、自由党)

○瀬戸山委員 簡単に二点だけお伺いしておきます。第一はこの第一條の規定でありますが、これは現在のところ占領下でありますので、連合国最高司令官から借りておる。今度のポツダム政令の廃止に伴う法律は、いわゆる講和條約の発効と同時に効力を生ずるということになつておるのですが、これは将来連合国最高司令官がなくなるときに当然に改正されることを予定されておるのでしようか。
【次の発言】 もう一つは第十條に関してでありますが、先ほどいわゆる原本といいますか、それから複製という問題がありましたが、第十條では地理調査所の長の承認を受ければこの空中写真を利用して地図を調製することができることになつております。この規……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/18、24期、自由党)

○瀬戸山委員 「第七條に次の一項を加える。」というその項でありますが、「都道府県知事は、前項の規定による措置を命じようとする場合において、当該広告物を表示し、若しくは当該広告物を掲出する物件を設置し、又はこれらを管理する者を過失がなくて確知することができないときは、これらの措置を自ら行い、又はその命じた者若しくは委任した者に行わせることができる。」かようになつております。現行の場合においては、広告者の氏名等がありますれば、それに処置を命ずることができるのでありますけれども、そういうものがなく、広告物が多数に頒布されるというような場合の規定をここに設けたのであります。私がお伺いいたしたいのは、そ……

第13回国会 建設委員会 第13号(1952/03/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 この特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法を国土総合開発法の改正途中に、別にこれを早急に出す必要があるか、また別に立法する必要があるかという原則については、ただいま提案者の上林山氏から御説明になつた通りであります。そこで実は内海委員も御承知の通り、国土総合開発法を具体的に実施に移すために、実施法をつくらなければならないということは、当委員会においても常に長い間論議されて来ております。政府においてもこれを取上げまして、数次にわたつて案を練つておりましたが、今日の閣議で決定をいたしました案は、国土総合開発法の一部を改正する法律案として、近く国会に提出される準備が整つております。と……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/27、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私は、ただいま議題となつております連合国軍人等住宅公社法を廃止する法律案について、自由党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。ただ本委員会において、他の委員諸君から、従来相当この法律の取扱いについて御意見がありました通りに、取扱いそのものについてある程度遺憾な点がありますが、現在の状況においてはやむを得ないものと考えて、賛成するものであります。

第13回国会 建設委員会 第16号(1952/03/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 本法案については委員諸君から相当の質疑がありましたので、簡単に小さな問題をお尋ねしたいと思います。第二条の第二項に、「建設大臣又は道路の管理者が道路の通行又は利用について徴収する料金をいう。」とあつて、「通行又は利用」ということが書いてあるのですが、これはどういうふうな意味であるか、明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はわかりました。そこで問題になつている第三条の書き方のよしあしは申し上げませんけれども、第一号に、ここでも「通行者又は利用者がその通行に因り著しく利益を受けるものであること。」というふうになつているのですが、ここには利用によつて著しく利益を受ける……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私はただいま議題となりました道路整備特別措置法案について自由党を代表して賛成の意を表するものであります。  日本の道路建設事業が、その必要度に応ずるわけに行かないで遅々としておりますことは非常に残念でありますが、この際その一端を補う意味におきまして、まつたくの新機軸を出して特別に有料道路の制度を設け、少しでも道路の建設を促進しようというのがこの法案の骨子でありますので、趣旨としてはきわめて適切なる措置だと思います。ただこの特別会計の資金がわずかに十五億というのでは、せつかくのこの立法の目的を達成することはできないように思いますので、特に政府に対する要望として、今後この資金を増額す……

第13回国会 建設委員会 第18号(1952/04/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 宅地建物取引業に関する小委員会における調査の経過を御報告申し上げます。  本小委員会は昭和二十六年三月七日に設置されまして以来、三回にわたり小委員会を開き、本問題につき慎重に調査をいたしておりますが、本日は小委員会における調査のうち、問題となつた点につき御報告申し上げ、委員各位の御了承を得たいと存じます。  今次大戦により、戦災、強制疎開等のため、多大の損害を受けた多数の都市におきましては、建物特に住宅の需要が極度に逼迫し、これが取引を業とする者が激増いたしまして、悪質業者の不正が頻発していることはすでに御承知のことと存じます。ここにおきまして、宅地建物取引業を営む者に対し、その……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大体問題点は誰されているようでありますが、簡單にお尋ねいたします。鉱山局長さんでも伊東の市長さんでもどちらでもかまいません。  問題になつております伊東市の区域内で今日まで金鉱にしろ銀山でもかまいませんが、どのくらい試堀もしくは採掘された回数と申しますか、箇所がありますかどうか、それを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねしたいのは、今日まで掘つたことがあつたかどうか。また掘つてどういう結果があつたかということを、歴史的に明治時代からでもかまいませんが、そういう事実があつたかどうかをお尋ねするわけであります。

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/06/23、24期、自由党)

○瀬戸山委員 今の問題に関連しまして、つけ加えておきますが、都市関係のいわゆる戦災復興事業に対して三件が保留になつております。これは大体相似たようなものでありますから、建設省の意見をつけ加えて私は聞きたいと思いますから、さようおとりはからい願います。

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/06/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま御報告のように、現在調査中でありますので、詳細はわからないのはあたりまえだと思うのであります。ただいまいただきました資料のうちの昭和二十七年六月二十四日十二時現在の報告の統計と申しますか、それには橋梁その他の具体的な決壊箇所が記載されておりますが、同日十九時現在の被害額についての各県の表示がしてないのは、これは被害額については何らの報告がなかつたということなんですか。
【次の発言】 私がふしぎに思つたのは、二十四日の十二時現在には具体的に各災害の具体的事例が数字であげてあるのですが、それが損害の額としては出ておらぬ県がたくさんありますから聞いておるのであります。

第13回国会 建設委員会 第45号(1952/06/27、24期、自由党)

○瀬戸山委員 この機会にちよつと委員長にお願いをしておきます。過日のダイナ台風については先般の委員会会で建設省から概要を報告いたしておりますが、その中で、今度の水害の中の最もひどいと言われておりますのは、御承知の通り、長良川の約五十メートルの堤防の決壊であります。ところが私ども聞くところによりますと、これは昨年度農林省の直轄工事で、すでに改修になつている堤防に用水の樋管をこしらえたのだそうです。それが完成したのが大体昨年の春と思いますが、そこが原因で今度の大災害を生じた。これについてはある一面においては天災でなくて、人災だということも言われておりますが、将来の工事の施工その他についても相当重大……

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/07/03、24期、自由党)

○瀬戸山委員 今度の豪雨による災害については、内藤委員から質疑がありましたので、私はこの点についてはただ政府当局に強い要望を申し上げておきたいと思います。これはこの前のダイナ台風とあわせてでありますが、先ほど緊急融資の問題について質疑応答がありましたが、この前の委員会でも私申し上げておきました。これは質疑応答する場合でなく、毎年習い性になつておつて、もうきまり切つたことでありますから、すみやかなる対策を講ぜられる準備をふだんからしておいてもらいたい。そのために今年は百億の予備金があるのでありますから、これを一々この委員会で討論する場合ではない、かように考えております。しかも先ほども話が出ており……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 場合によつては少しこまかくなるかもしれませんけれども、この問題は私どもにとつては、私ばかりでなく全国民にとつてきわめて重要な回顧でありますので、しばらく時間をかしていただきます。  まず第一番に、大体昭和二十五年度に限つて全額国庫負担ということで、きわめて人が喜ぶような法律でありますけれども、これはほんとうは喜ばない。そこで昭和二十五年度以降に、二十四年度までに起りました災害についての災害費といいますか、この法律の第二條第一項の一から五までの災害復旧費が一体どのくらい残つておるのか、過般のわれわれの委員会において安本当局では千六百億、建設省関係だけで八百五十六億、こう言われておる……

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第2号(1950/03/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 簡單に二、三提案者並びに政府当局に対して御質問を申し上げます。ただいま提案者の方から御説明を大体伺つたのでありますが、私どもも第一條の目的には衷心より賛成いたしております。先ほどお話がありましたように、日本が一切の戰争をしない。従つてすべての軍備を持たないという宣言をいたしております以上、元の旧軍港が軍港の状態で存続されることは、きわめて憲法の精神に反すると思いますので、これを平和産業都市に転換し得るという法案を提案された方方のお気持に対しては、敬意を表しております。ただしかしこの法案の二、三の点については私ども不明にしてまだよくわかりませんので、そこをはつきりさせるために御質疑……

第7回国会 大蔵委員会地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 昭和二十五年度における災害復旧事業費国庫負担の特例に関する法律案、これにつきましては各方面からほとんど十分に近い質疑応答があつたのであります。これについては相当の異議もあるようでありますので、今後の取扱いについては何らかの方法をとつていただくということにして、質疑を終つていただきたい。このことを希望いたします。

第7回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 官房長官に簡單にお伺いいたします。大体提案理由にもありましたように、北海道を開発するということは、多くの方が御異存ないと思います。私どももさような考えでおります。でありますから、わかり切つたことは全部省きます。私はこの法律が簡單な法律でありますけれども、きわめて重要な意義を持つておると考えます。重要な意義があるというのは、開発自体を言うのではありませんので、第二條と第五條の関係を先ほど官房長官も御説明の中でちよつと触れられたのを私覚えておるのでありますが、第二條では、国が北海道総合開発計画を立てて、それを現在の行政機構に基いてやらせるんだ、そして第五條には「北海道開発庁は、開発計……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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