瀬戸山三男 衆議院議員
27期国会発言一覧

瀬戸山三男[衆]在籍期 : 24期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
瀬戸山三男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは瀬戸山三男衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

瀬戸山三男[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第44号(1955/07/21、27期、自由党)

○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、法案の提案理由とその内容について申し上げますと、住宅金融公庫は今年度より住宅の増築に対する融資を行うことになったのでありますが、北海道の区域内において公庫が貸付をすることのできる住宅は、現行の北海道防寒住宅建設等促進法の規定によりますると、防寒住宅であって、しかも簡易耐火構造または耐火構造の住宅に限定されているのであります。従って、北海道においては、既存の木造または防火構造の住宅について増築を行う場合も、その増築にかかる部分……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第18号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました東北興業株式会社法の一部を改正する法律案及び特殊土じよう(、、、)地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案の両案について、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、東北興業株式会社法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本法律案は、東北地方の振興をはかるため同地方の殖産興業を目的として設立された東北興業株式会社の使命を一そう積極的に遂行させるため、同会社の発行する東北興業債券の元利の支払いについて政府が保証できるよう、必要な改正を行わんとするものであります。  本法律案は、去る二月十一日本委員会に付託され……

第24回国会 衆議院本会議 第31号(1956/04/06、27期、自由民主党)

○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました都市公園法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  従来、営造物である公園に関する法制といたしましては、明治六年太政官布告第十六号のほかは、わずかに都市計画法及び都市区画整理法にその建設に関する規定が散在する程度でありましたので、ここに都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全なる発達をはかり、もって公共の福祉の増進に寄与せんとするのが、本法案の趣旨であります。  本法案は参議院先議でございますので、去る三月十四日予備審査のため本委員会に予備付託され、同月三十日に本付託となったものでありますが、審査……

瀬戸山三男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

瀬戸山三男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 建設委員会 第2号(1955/03/28、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は、質問とまではいかないかもしれませんが、人格識見ともに私どもの非常に尊敬いたしております竹山建設大臣でありますので、建設行政については非常に御期待を申し上げておるのであります。  ただいま建設行政の大体について御構想を承わり、私どもが常日ごろ考えておることとほぼお考えが一致しておるという気持がして、敬意を表しておるのであります。まだ予算を編成される途中にありますので、こまかい問題をここでとやかくお尋ねするのでありませんが、ただ一兆円予算のわく内で三十年度の本予算を作ろうという政府のお考えのようでありますので、今日まで大臣その他からお話になっておりますことが、うまく一兆円予算の……

第22回国会 建設委員会 第3号(1955/04/27、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は別にきょうは質疑はいたしませんけれども、この予算案を中心に建設行政の審議を進めて行きます資料として、特に総選挙後のことでありますし、議員諸君の顔ぶれもだいぶ変られておることでありますから、資料を当局にお願いしておきたいと思います。  まず第一番は治水関係の資料であります。ただいま御説明を願ったところによると、考え方はいろいろあるわけでありますけれども、治水関係費、特にその中心をなす直轄河川改修費などは、幾らか減額されておるという感じを受けました。そういう問題の是非は、資料をいただかなければ、私ども判断ができないと思いますので、治水関係といたしましては第一に各河川、これは直轄中……

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/09、27期、自由党)

○瀬戸山委員 昭和三十年度の建設省関係の予算を見ますと、正直なところ、大臣も大分御苦心なされて、御苦労御苦心の跡がよく現われておるのであります。しかし、私どもの考えからすれば、必ずしもそれに満足だというわけには参らない状態であります。ただいま、前に要求しておりました資料をいただきましたけれども、相当複雑な資料でありますから、よくこれを研究してから、さらにこまかい点についてはただしていきたいと思いますが、今日は時間の許す範囲で、全般的なことについて御意見をただしてみたいと思います。  まず第一番に、先ほど廣瀬委員からも御質問が出ておりましたが、住宅政策の問題であります。これについてば、御承知の通……

第22回国会 建設委員会 第5号(1955/05/10、27期、自由党)

○瀬戸山委員 公団のことが昨日から非常に問題になっておりますが、これはいろいろ考え方があるので、多少論争があるのはやむを得ないと思います。そこで昨日も私からお尋ねしたのでありますが、公団をどうしても作らたくちゃならないという信念を持っておられるようでありまして、その信念の御説明といいますか、それはなかなか理解ができないという状況のようであります。今日もそれについて御説明がありましたが、そのうちに特に強調されました宅地造成が大きなねらいである、そういうことは今の金融公庫の制度や、あるいはいわゆる地方公共団体の手によってはできないからというような趣旨のことを今お話があったのであります。一面、そうい……

第22回国会 建設委員会 第6号(1955/05/11、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  ただいま委員長が用務のため不在でありますので、理事であります私がかわって委員長の職務を行います。  本日は政府の昭和三十年度における住宅建設促進対策につきまして、参考人各位から御意見を聴取いたしたいと思います。  参考人各位には、御多忙中のところわざわざ御出席くださいまして、まことにありがとうございました。  申し上げるまでもなく今回政府の考えております住宅対策は、鳩山内閣が総選挙に当りましての最も大きな公約の一つでありまして、四十二万戸建設という公約は、住宅に困窮しておりまする庶民が、非常なる期待を持って政府の施策を見守っておるのであります。そ……

第22回国会 建設委員会 第7号(1955/05/12、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は道路関係について、大臣その他の方々の御意向を伺っておきたいと思います。  まず第一に、建設大臣に、たびたび申し上げることでありますが、建設行政に積極性が非常におありだと、私どもは敬意を表してているわけでありますが、実際予算その他の措置になって参りますと、必ずしもそういうふうに受け取れない部面が感ぜられるのであります。そこで道路の関係は、なるほど今年は相当道路の予算は増額されております。しかし、これは妙な言い方でありますが、建設大臣の努力であるとか、あるいは鳩山内閣の道路に対する積極政策の現われであるとは私どもは考えておらない、これは法律でちゃんとそういうふうになっておるので、……

第22回国会 建設委員会 第8号(1955/05/16、27期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。別の機会にと思っておりましたが、今そういうことが出ましたので、一つだけ官房長に聞いておきたいと思います。  官房長御存じの通り、災害の非常に頻発する地域、台風の多い地域、累年災害の地域については、大蔵省自身が公共木土施設災害復旧卒業費国庫負担法の一部を改正して、そういう累年災害の地域については特別の考慮を払うようにいたしたい、こういうことを的の委員会で言明しておりますから、建設省としてどういう考えをこれに対して持っておられるかということを、解散前の国会の当委員会で私が建設大臣にお尋ねしたときに、建設大臣は、大蔵省とよく打ち合せをしてそういう方向に進みたい、こういう趣旨の……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/05/17、27期、自由党)

○瀬戸山委員 大蔵大臣は、予算委員会で非常にお忙しいようであります。妙な言い方をしますけれども、日本銀行の総裁から野に下られて、非常にめんどうくさいとお考えになるかもしれませんが、やはり大蔵大臣の御意向を聞いておかないと委員会の審議が進みませんので、今日はこちらに御出席を要求いたしたのであります。そこで、非常に時間も少く、しかもほかに質疑をされる委員の方がおられますから、今日はほんとうの概論的な点だけを承わっておきます。これで済むということではありませんので、そのおつもりで一つ大蔵大臣の忌憚のない御意要を承わっておきます。  まず第一に、住宅の問題でありますが、これは世間周知の、民主党鳩山内閣……

第22回国会 建設委員会 第12号(1955/05/25、27期、自由党)

○瀬戸山委員 道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案が提案されておりますが、私の考えでは、この臨時措置法の第三条の解釈について、従来、私どもはそうは思わないけれども、多少の議論があったわけでありますから、これを明確にしようという考えから提出されたことは一つの進歩である、こういうふうに考えられますが、三、三疑点がありますので、ただしておきたいと思います。  その前に、道路局長でけっこうでありますが、お尋ねしておきたいのは、例の道路整備費の財源等に関する臨時措置法、揮発油税を道路財源に充てなければならぬこの法律では、全部の道路の財源に充てるということにはなっておらないのでありま……

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/05/26、27期、自由党)

○瀬戸山委員 きょうは論争はいたしません。先ほど中島委員や小松委員の質疑に対して、建設大臣から、いわゆる道路財源の揮発油税のいきさつについてお話がありましたが、多少違っておると思いますので、ここで申し上げておきます。  二十九年度の揮発油税譲与税の法案を審議いたしますときに、道路整備費の財源等に関する臨時措置法の趣旨に反する、こういうことで非常な紛糾を来たしたことは、先ほど御説明の通りであります。そこで四十八億と三十一億に分割して、大蔵省、建設省それから地方自治庁の政務次官の会談までやって一応おさめてきたのでありますが、そのときのあの、今日できております――今は効力がなくなっておりますけれども……

第22回国会 建設委員会 第14号(1955/05/27、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 小松幹君。
【次の発言】 それはちょっと待って下さい。これが済んでから…。ほかにないですか。  それでは暫時休憩いたします。    午後二時十七分休憩
【次の発言】 会議を再開いたします。  本日は要求してあります大蔵省の政府委員が出席しませんので、これにて散会いたします。    午後二時三十一分散会

第22回国会 建設委員会 第15号(1955/05/30、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今の石野委員の質疑と政府側の答弁を聞いてみますと、三角関係になって、どうもはっきりしないようであります。建設大臣のお答えになるのも正論だし、原次長がお答えになるのも正論だ。しかし、今までずっとこの法律案に関係して質疑応答をいたしました経過を見ますと、その両方の正論が、実は心の中では違っておる、私はそう見ておるのです。そこで、この前の委員会でありましたか、今も原次長からお話がありましたが、道路の整備には熱意を示すのだ、従って道路整備五カ年計画には、揮発油税以外に一般その他の財政収入を見込んで五カ年計画が立てられておる。財政の都合で、五カ年計画以上のことをやりたいけれども、今の場合は……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/06、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今の問題ですが、大臣の方も、どこに幾ら、どこに幾らということは、ちょっとお答えできないと私は思う。そこで、公団というものが非常に問題になっておるときでありますし、しかも、住宅はどこでも希望しておる。あるいは来ていないかもしれませんけれども、正式でなくても、今の公団住宅を建ててもらいたいという希望がある程度申し入れがあるかもしれません。その様子をここで聞いておけば、大体の見当がつくのじゃないかと思いますが、そういうことはありますか。

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/07、27期、自由党)

○瀬戸山委員 きょうは大臣はおられませんけれども、ちょうど計画局長が見えておりますから、前々回の委員会で昭和二十九年度の上水道の新規計画についてお尋ねしたのですが、そのときは、大臣はまだ何も御存じなかったから、次の委員会でそれをどうするかということを御返事願いたいと言っておきましたので、この際計画局長から答弁できたら承わりたい。
【次の発言】 詳しいことば、もう言う必要はないのですが、二十九年度の年度末に四十五カ所を認めようということで、民主党の政調会が中に入って、一応それば内定したのです。内定したが、ちょうど年度末であるから、もうどうしても間に合わない。従って繰り越して、年度初め早々にそれを……

第22回国会 建設委員会 第18号(1955/06/08、27期、自由党)

○瀬戸山委員 住宅対策については、各委員から微に入り細にわたって質疑が行われましたので、私は住宅対策の内容については、取り立ててお尋ねすることもないと思って控えておったのであります。今、三鍋さんも言われた通り、大臣も非常に熱意を持っておられますが、あの問題は、政治の基金を中心にして、財界、地方公共団体に呼びかけられると、りっぱなものができると思います。どうか一つ今の大臣の気持を早急に具体化していただくことを、私からもお願いしておきます。  そこで、住宅対策の内容は、もうよろしゅうございますが、この住宅公団法について一、二点、この法案を見ただけでは納得しないところがありますので伺っておきます。そ……

第22回国会 建設委員会 第19号(1955/06/09、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 本案に関しまする残余の質疑は次会に譲りまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十一分散会

第22回国会 建設委員会 第21号(1955/06/15、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題になっております日本住宅公団法案、住宅融資保険法案の二法案並びに公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件、いわゆる住宅建設計画でありますが、これに対して、数々の欠点を認めながら、また相当の不満を持ちながら、一応政府の計画を実施せしめるという意味で、賛成の意見を表明するものであります。  鳩山内閣が、住宅政策に非常な熱心を入れられたということについては、これは私どもも敬意を表するにやぶさかではありません。ただ、そこで四十二万戸という不思議なる数字をあげられたために、その計画の内容がきわめて無理がきておる、住宅政策の後退を来たすよ……

第22回国会 建設委員会 第23号(1955/06/29、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が用務のため不在でありますので、暫時私が委員長の職務を行います。  この際御報告いたします。建設委員であられました細野三千雄君が、去る二十五日になくなられました。まことに哀悼にたえないところでありまして、内海委員長、理事荻野豊平君、理事今村等君及び西畑専門員とともに委員会を代表しまして、さっそく御用聞いたしたのであります。ここにつつしんで御報告いたしますとともに、建設委員会としましても、同君の御逝去につつしんで哀悼の意を表したいと存じます。  次に、御参考までに皆様に御報告申しておきますが、細野君の葬儀は、明日午後一時より青山斎場において行……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/07、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今ダムの操作による被害といいますか、それについて建設大臣から重要な御発言があって、これはけっこうだと思います。私もけさの新聞で北海道の石狩水系の雨龍ダムですか、これで相当問題になっておるのでありますが、北海道電力ですか、それから北海道庁、政府というか、建設省、通産省の所管だと思いますが、それに対しても損害の賠償を四億くらい請求する、こういう問題が起きておるようであります。これは今当局にどういう状況かということを聞いてもわかりにくいと思いますから、よく調べられて御報告願いますが、私がここでお尋ねしておきたいのは、今盛んにダムを作っておるわけですが、特に一番問題になっておるのは、さっ……

第22回国会 建設委員会 第26号(1955/07/08、27期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。私は災害のことでは何も言わぬつもりで、ずっと委員諸君の質疑応答を聞いておったのですが、こういう災害が起ると、毎年同じ議論が繰り返されております。ですから、これはもちろん大蔵省としても、大蔵省の立場もあります。今政務官が、言われましたように、必ずしもつかみ金でいいというわけには参らない。昨年までは大体何パーセントのうち何パーセント要るというくらいにして、つかみ金でやるような格好でっておった。それでも相当おくれておる。去年からやり方を多少変えられて、なるほど慎重にやられることはけっこうでありますけれども、そのために相当おくれました。去年もあれほど議論されてやかましかったが、……

第22回国会 建設委員会 第31号(1955/07/19、27期、自由党)

○瀬戸山委員 災害の問題ではだいぶ議論が繰り返されて、今西村委員、前田委員と質疑応答があったわけでありまするが、こういうことでは、実際これは進まない。大蔵大臣にしても建設大臣にしても、災害というものを軽んじられておるとは私は考えておりません。正直なところ大蔵大臣は、きわめて真剣に日本の財政その他を考えてやっておられるということを、私は決して疑っておりません。しかし災害は治山治水と直結するものでありますから、治山治水をほったらかしておいて、災害の問題を考えてもいけない。しかし災害は私が申し上げるまでもなく、実に大きな問題であります。現在損害があるのだから、これを早く復旧といいますか、もとに戻す、……

第22回国会 建設委員会 第32号(1955/07/20、27期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。私は政府に対して質疑じゃありませんが、私の名前が出ましたので、一つ西村委員に御了解を得ておきたいのです。実はこの北海道防寒住宅建設等促進法は私が提案者の代表で、ずっと法案成立まで微力ながら努力して参りました。今回政府の住宅政策の一環として、御承知のように金融公庫の融資の方法として、一部増築の面にも融資をするという政策がとられております。それは御承知のように国会で承認されておりますので、この際北海道の、基本法と実際増築する場合に抵触というか、技術的にやりにくい場合が起り得ることは事実であります。そこで北海道からも、また政府からも私にこの改正のお話がありましたが、議員提案で……

第22回国会 建設委員会 第35号(1955/07/23、27期、自由党)

○瀬戸山委員 簡単に二、三の点について提案者並びに政府に対してお尋ねいたしたいと思います。この建築士法の一部を改正する法律案においては、建築士の登録をささなければいろいろな弊害があるこういうような御趣旨で今度の一部改正を出しておられるのであります。それからもう一つ、ここに資料にいただいております実際の建築士、これは試験制度でありますから、建築士が日本国中におることははっきりしておるのでありますが、その建築士の数と実際の事務所の数は非常に開きがある、こういうところに問題があると思うのでありますが、どういう弊害があるか、なぜ登録をさせなければいけないかという趣旨を、もう少しこまかく御説明願いたいと……

第22回国会 建設委員会 第36号(1955/07/25、27期、自由党)

○瀬戸山委員 この問題では、多くの委員の諸君からいろいろ詳細にお尋ねをいたしましたし、また提案者代表の各位からも、事こまかにその所見を御披露なさったので、大してお尋ねすることは実際はないのです。ただ先ほど別表の問題でいろいろ質疑応答がありまして、これは国土開発を眼目とした縦貫道路という精神をくずしてはならない、こういうことをよく御説明になりました。私どももその気持には変りはございません。いわゆる中央道の問題については、これは長い間私どもも一応研究しております。技術的にその実行の仕事ができないとは言わないけれども、相当困難であるところもあるわけでありますが、一応いろいろな角度から研究をされており……

第22回国会 建設委員会 第37号(1955/07/28、27期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま可決すべきものと決議されました国土開発縦貫自動車道建設法案に対しまして、次の附帯決議をしたいと思うのであります。付帯決議案を朗読いたします。  一、政府は、本法に基く審議会の庶務を建設省において行うよう処置すること。  一、政府は、道路行政の一元化をはかるようすみやかに立法措置を講ずること。  以上であります。その理由を簡単に申し上げます。  第一の点は、本法におきます縦貫自動車道を建設するためには、今後相当の調査研究をしなければならないと思うのであります。そこで審議会を中心として基本計画等を立案するようになっておりますが、その庶務をつかさどるについては、日本の全道路を所……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 建設委員会 第1号(1955/11/29、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま御説明のありました分について二、三質疑を行いたいと思いますが、その前に建設大臣、建設政務次官、また事務次官、三人ともかわられまして、有力なる方々がその任に当られましたことをお祝い申し上げるとともに、建設行政の推進にわれわれ非常に期待いたしております。どうか一つ今後日本の建設行政のために御精進あらんことをお願いいたしておきます。  ただいま御報告、御説明のありました分で、まず災害関係でありますが、これはただいま御説明がありませんでしたけれども、先ほどの理事会で当局の御説明を聞いたときに、先ほど御説明の中の予備費をすでに支出しておる分、今後予定しておる分合せて当年度の災害復旧……

第23回国会 建設委員会 第2号(1955/12/01、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 一昨日の当委員会におきましては、大臣御存じの通り、われわれは新聞記事を基礎としてそういうふうな動きがあるやに聞いておるがということで、大臣の御見解なりまたそれに対する大臣の対処方を要望いたしておったのであります。そのとき大臣も同じような気持であるということをお話になりました。従って大臣は、その点についてはここ一両日の間相当に御苦心をされたであろうということを私どもも想像にかたくありません。しかしながら結果からいうと、今お話のあります通りに、やはり新聞記事に出ておったそのままの結論を当委員会に御報告になりました。今お話を聞いておりますと、公共事業を実行するについてはそれの裏づけとし……

第23回国会 建設委員会 第3号(1955/12/09、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 大臣は参議院の関係でお忙しいそうでありますからごく簡単にお尋ねしておきます。  ただいま昭和三十一年度の諸計画についていろいろ御構想を承わりましたが、これはわれわれがふだんから要望いたしておるところでありましてきわめてけっこうであると思います。こういう問題についてはあとでゆっくり御意見を承わることにいたします。  そこで、ただ一点でありますが、先般来地方財政の赤字解消と申しますか赤字穴埋めの問題で非常に論議の的になりました公共事業費を削減するという問題が、御承知のように非常に問題になりまして、政府は最初の方針を変えられて、公共事業費は削減しないという意向を公表されましたが、私ども……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会 第6号(1956/02/14、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今補足説明のありました東北興業に関する審議の都合がありますから、建設当局から次会までに東北興業の今日までの業績、それと現況、そういう資料を一つ出してもらうように、委員長から要求を願いたい。
【次の発言】 中島巖君。
【次の発言】 私からちょっと河川局長にお願いをしておきますが、先ほど中島委員からの泰阜ダムに関する問題は、ほかにも類似のところが相当あると思います。そこでよく研究をしていただいて、積極的な考え方を立てられることを希望いたしておきます。
【次の発言】 それでは次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれで散会いたします。     午後三時二分散会

第24回国会 建設委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、ただいま上程されております二法案について、きわめて事務的な問題でありますけれども、私に疑問になっているところを逐条的にただしておきたいと思います。  まず日本道路公団法案の方から入ります。第九条に、総裁、副総裁、理事、こういう人たちの職務が規定されておりますが、第九条の第二項に、副総裁の職務権限を規定してあって、それから第三項に、理事の職務権限が規定してございます。ところが、第二項の場合の副総裁は「総裁が欠員のときはその業務を行う。」、それから第三項の理事の場合は「総裁及び副総裁が欠員のときはその職務を行う。」、こういうふうに字句の使いわけをしているのでありますが、わからな……

第24回国会 建設委員会 第9号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま御説明のありました十五条についての解釈は、了承いたすことにいたします。それは今の御説明で明らかになつたと思いますが、もう少しざつくばらんに申し上げると、総裁、副総裁あるいは理事、こういう役員のうち、一人でも公団と利害が反するような事項については全部代表権を失つて、その事項については公団の監事がそれを代表する、こういうふうな趣旨と了解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 もう一つただしておきたいのは、この前資料として、例の「特定道路整備事業の現況」をいただいているのでありますが、私はこの前資料の提出を要求いたしましたときに、現在やつているもの、あるいは済んでいるもの、……

第24回国会 建設委員会 第10号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 四人の参考人の方から非常に有益な御意見を承わりまして、私ども裨益するところが非常に大きかったのですが、そこで一、二の点について、専門家であられる参考人の御意見をもう少し聞いておきたいと思う点がありますので、お尋ねするわけであります。  先ほど金子さんの方から、有料道路の建設について選択の順位というようなことの御意見がありました。これはほかの方々もお話がありましたが、ただむちゃくちゃにあちこちやるということでは、これは道路政策上いけないことはわかっておるのであります。そこでこの際もう少し具体的に、順位の基準というようなお言葉がありましたから、せっかくの機会でありますので、どういうと……

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/02/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております道路整備特別措置法案並びに日本道路公団法案につきまして、ただいま荻野委員から修正案を出されました部分を除く原案に賛成の意を表する次第であります。  御承知のように、今日まで現行の道路整備特別措置法がありまして、特別会計によって有料道路の制度を続けて参っているのでありますが、この際政府はさらに道路整備を拡充強化するために、新たに道路整備特別措置法案とそれから新たな事業団体としての日本道路公団を設置する方策を立てまして、本二法案を出しているわけであります。私どもは今日まで日本の道路の整備のために国民の期待に沿うべく努力をし……

第24回国会 建設委員会 第12号(1956/03/01、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま上程になりました特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  本法案の目的といたしますところは、現行の特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正して、同法の有効期限をさらに五年間延長しようというのでありますが、わが国の国土のうちシラス、ボラ、赤ホヤ、花崗岩風化土等のいわゆる特殊土壌地帯は、台風、豪雨等による災害を特に激しく受けておりますので、これらの地帯の災害防除及び振興をはかるため、さきに昭和二十七年四月議員立法といたしまして特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法が制定され、この法律……

第24回国会 建設委員会 第13号(1956/03/05、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております東北興業株式会社法の一部を改正する法律案について、賛成の意見を述べるものであります。  本改正案は、御承知のように東北興業株式会社法の第十二条の二におきまして、政府は、東北興業債券の元本の償還及び利息の支払について保証することができるようになっておりますけれども、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律の第三条の規定によりまして、その道を断たれておる実情であります。今回この一部を改正する法律は、その制限を排除いたしまして、この第三条の規定にかかわらず、国会の議決を経たる金額の範囲内において、その政府の援助を保証する……

第24回国会 建設委員会 第17号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案の一部修正の動議を提出いたします。  修正案を読み上げます。    積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案に対する修正案   積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案の一部を次のように修正する。   第三条第一項中「達成するため、」の下に「あらかじめ運輸大臣の意見を聞いた上、」を加える。こういうことでありますが、その修正の理由を申し上げます。  御存じのように、本案の第三条は、建設大臣がこの法律の第一条の目的を達成するためには、同条に規定する地域内において道……

第24回国会 建設委員会 第19号(1956/03/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題となりました官庁営繕法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して提案の理由とその要旨を御説明申し上げます。  さきの第十国会で成立しました現行官庁営繕法の趣旨は、第一に建築基準法が詳細に規定しておらない官庁の建築について、その市要性にかんがみまして、構造関係において厳重な基準を特別に設けたことであります。特に防火、耐火の点につきましては、去る第七国会の衆議院における都市建築物の不燃化の促進に関する決議の第三項に、新たに建設する官公衙等は原則として不燃構造とすることの趣旨を尊重して、特に規定されたものであります。  第二に、庁舎の位置については、公衆の利便に適……

第24回国会 建設委員会 第22号(1956/04/06、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております海岸法案に賛成の意を表するものであります。ただいま社会党代表の三鍋委員から賛成の御意見がございました通りの事情でありますが、御存じの通り四面海をもって囲まれておりますわが国は、海岸を利用しまたこれを保全するということはきわめて重大な問題であります。ところが残念ながら従来海岸に対する維持、管理等の基本法律がなかったので、数年前から海岸処理に関する基本の法律を制定しなければならないということで努力が重ねられて参ってきておりました。そして今回その成案ができて、内閣からこの法案が提出されたことはまことに適切な処置であると考えて……

第24回国会 建設委員会 第25号(1956/04/20、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はただいま提案者の西村さんから御説明のありました土地収用法の一部を改正する法律案についてごく簡単にお尋ねをしておきます。これはお尋ねというよりも今御説明になりましたように、提案者の趣旨は十分にわかっておりますので、これをお尋ねするというのは非常に格好がつかないのでありますけれども、全然不問に付しておくということもこれは委員会としてはいかがかと思います。そこで先ほど提案の御説明にありましたように、土地収用法が根本的に問題なのは、いわゆる公共の福祉と申しますか、公益のために私権を制限しなければならない、その公益と私権との衝突をどういうふうに調和するかというところがこの収用法の眼目で……

第24回国会 建設委員会 第26号(1956/04/24、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、修正案を提出いたします。  まずその案文を朗読いたします。   土地収用法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第四十条、第四十一条、第四十二条第一項第四号及び第六十四条第二項の改正規定を削る。   第百二十五条の改正規定中「「手数料を」」を「「一万円をこえない範囲において政令で定める額の手数料を」」に、「手数料を、」を「一万円をこえない範囲内において政令で定める額の手数料を、」に改める。修正案の内容は以上読み上げた通りでありますが、その提案理由並びに要旨を簡単に御説明申し上げます。  第……

第24回国会 建設委員会 第27号(1956/04/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今そういう問題が出ましたから、私はあまりものを申し上げたくなかったのですけれども、国鉄会館といいますか、東京駅は非常に大きいのでありますけれども、鉄道の運賃を払い、鉄道を利用するために金を払っている人は非常に不便だ。あそこに商店を開いておる人には非常に便利だというのが現実の姿です。そんなことで一体サービス機関の国鉄としていいと思われますか。特別な事情というふうにお話になったけれども、あそこは何せ人が集まる所ですから、たくさんの人が切符を買わなくちゃならない。買う所はすぐ雨に濡れるようになっている。そうして中の非常に便利な所は、ほとんど全部店屋になっている。商売人が入っている。そう……

第24回国会 建設委員会 第28号(1956/04/27、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連して。ただいまの問題は法律解釈で、法律を解釈される人たちはいろいろな場合を想定されておりますから 直ちに回答ができない場合もあり得ると思う。そこで私は問題をずっと狭めて、今中島委員からお尋ねになっておるのは、天竜川の泰阜ダムを中心としての問題で、この法律解釈を問うておられるのです。そこで、先ほど具体的の事実が明らかにならなければ、具体的の事実によって責任者が分れるような見解をちょっと披瀝されました。そこで一応仮定になるかもしれませんが、中島委員が問題にされておるのは、泰阜ダムの上流に非常な土砂が堆積して、従って河川が氾濫する、こういうことを前提にして、その河川の氾濫に……

第24回国会 建設委員会 第29号(1956/05/02、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 この問題は、私の考えでは、もうできてしまっているからどうにもならないという格好になっている。しかし今楯委員の言われましたように、これは先ほど佐藤副知事もおっしゃいましたが、何しろ新しいのだから、そのままなんです。これは総裁も副総裁も新しいので、妙なものにかかわり合った――かかわり合ったというとおかしいけれども、妙なところへ引っぱり出されたというお感じであろうと思う。これはお答えを求めるつもりじゃありませんが、きょうの質疑応答を聞いておりましても、どうもちょいちょいそういう感じがするのですが、何でも規則に合うてさえおればいいんだ。何とか弁解の余地が立つように分解をすればいいんだとい……

第24回国会 建設委員会 第33号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。先ほど二階堂さんからお尋ねになったのですけれども、例の地方団体が融資を受けてやっておる分を、これを完成して料金を取るだけのものならそう問題はないと思いますが、現在工事継続中のものについては、先ほど御説明もありましたように、資金を出すところがなくなっておりますから、そこでこれが問題になってくると思うのです、公団の独自の考え方でやるというのは、これは理屈はそうなんですけれども、資金の融通を立てておるのですから、それが場所によって非常に有利なところとそれほどでないところがたくさんあります。そういう問題が起りますので、これは府県が自己の資金その他でできるというところは別でありま……

第24回国会 建設委員会 第34号(1956/06/02、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 同僚の委員からいろいろお尋ねがありましたし、協会のことはこういう仕事を推進しようという民間団体でありますからけっこうなことであって、その問題については何もわれわれがとやかく言う筋合でもないとも考えますけれども、ただ少くとも私の名前が出ております文書が配付されておりますので一その点については先ほど来二階堂委員その他からお尋ねがありましたが、責任者の八田嘉明氏に直接その所信をただしたいという気持でおったのであります。八田氏はきょうは御都合が悪いということで、聞くところによると事務局長の熊谷さんが直接それにタッチしておられるということでありますから、熊谷さんに少しばかり尋ねておきます。……

第24回国会 建設委員会 第35号(1956/07/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は今度の災害について当局に対して質問はいたさないが、ただいままで各委員諸君から有益な御意見なり御質疑があったわけであります。この委員会を開くたびにここで同じような問題を質疑応答すること自体が私はこっけいだと思うのです。これはいつも申し上げていることなんですが、すでにもうみんなが熟練工になっているはずです。毎年一回以上数回同じように日本国中至るとこでやっております。そういうことですから、先ほど河川局長からつなぎ融資は八月の中旬ぐらいまでに具体的になろう、それから査定の関係もあるから九月に入ったならば予備費の支出ができる、大体今日までの様子を見ておりますと、そういう見当になります。……

第24回国会 建設委員会 第36号(1956/08/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  閉会中御参集願いまして御苦労さんです。徳安委員長が都合によりまして本日出席ができませんので、その指名によりまして私が委員長の職務を行います。  まず台風第九号の災害について調査を進めます。その被害状況につきまして馬場建設大臣より説明を聴取いたします。馬場建設大臣。
【次の発言】 ただいまの馬場建設大臣の説明につきまして質疑を行います。通告順に従ってこれを許します。津津貴君。
【次の発言】 次は前田榮之助君。
【次の発言】 三鍋義三君。
【次の発言】 山田長司君。
【次の発言】 私から建設省にお伺いいたします。  大館の火災の現場は先日私も見て参り……

第24回国会 建設委員会 第40号(1956/10/31、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと今時間がありますから、一言当面の問題ですから、建設次官に意向をただしておきたいと思います。というのは、作目私欠席しておりましたが、当委員会で三鍋委員からもお尋ね、御意見があったそうでありますが、先ほど来公共事業費の問題でいろいろお話がありましたが、結局公共事業費に多く使っておる資材の価格の問題であります。今非常に問題になっておるのは、御承知のように鋼材関係が非常に高騰しております。建設省関係だけではなくて、ほかの文部省関係その他の建設事業が、非常に支障を来たしておる。これはそのほかにもう一つ、セメントの問題は、これは全般的の問題になっておるかどうか、私まだ十分調査をいたし……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 建設委員会 第1号(1956/11/26、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 簡単なことでありますが、道路局長それから計画局長に所見を伺っておきたいことがあります。来年度の予算が編成期に入っておると思いますが、そういうこともにらみ合せまして考えていただきたい、こういうことでありますが、まず第一番は、御承知のように特に大都市における自動車交通が非常にひんぱんになりまして、交通状況が困難を来たしておる始末であります。これは国が進歩していく上において、きわめてけっこうでありますが、その反面交通に非常に支障を来たしておる。そういうことを見まして、大きな道路の計画をするとかあるいはいわゆる立体交差を次々に実行して、交通をよくするという仕事を大いにやっていかなければな……

第25回国会 建設委員会 第5号(1956/12/11、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。私はもうお答えは要りませんから……。今三鍋委員あるいは前田さんから特に建設省関係の準職員あるいは補助員についていろいろ御質疑がありました。それから建設省もその事態が適切でないということで要求された。行政管理庁の方でもその根本の考え方としては、そういうものがあるらしい、あれば改善しなければならない、これは当然なことであります。そこで建設省から出されておる数字がそういうものであるかどうかということは、私どもはもちろん調査も研究もしておりませんからわかりません。それは政府にまかせなければいけない。しかし実質問題としては、確かにこういう事態がたくさん起っておる。私どもの考えとし……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 建設委員会 第3号(1957/02/15、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと委員長にお尋ねしておきます。今問題になっております国土開発縦貫自動車道建設法案の取扱いについて、来週の水曜日までに調整がつかなければ国土総合開発特別委員会に移すかもしれないというようなことでありました。その点の趣旨がはっきりいたしませんので、ちょっとお尋ねいたしておきます。  この国土開発縦貫自動車建設法案の今日までの経過は、先ほど中島委員から大体御発言になった通りであります。また委員長からもお答えありましたが、この法律の今日までこういうような状況になっておりますのは、この法案の内容自体というよりも、法案に欠陥があるのです。どういうところに欠陥があるかといえば、一体こうい……

第26回国会 建設委員会 第8号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。今の大橋委員の御質疑で私ちょっと疑念がありますから、建設省の、建設大臣でもどなたでもよろしゅうございますが、見解を聞いておきたいと思います。この河川法であるとか、それに関連の法律の建前と申しますか、今お話がありましたように漁業権の問題は、漁業に従事しておられる立場からすると、これは死活の問題でありまして、憲法問題まで触れるという重大な問題であります。そこで河川法その他の関係から見ると、今それがもし解決しなければ一体どういう処置をとるかということは研究するというお話でありますが、河川法の各条章は、いろいろ書いてありますが、これは流水によって被害が起るというような積極的な被……

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/03/20、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はただ一点だけ政府の所見を承わっておきます。ただいま御説明がありました第十七条第五項の改正部分、いわゆる災害復興住宅、この新しい改正でありますが、今の御説明によりますと、従来も、もちろん災害の場合でも住宅金融公庫から貸付をする制度はあったわけでありますが、さらにかような改正をいたしたいというのについては、規模の小なるもの、それからもう一つは、補修を貸付の対象とした、この点が新たな問題であるように御説明があったのであります。そういう点も改正するということは重要なことであろうと思いまするが、私が政府の見解をただしておきたいのは、この問題が当委員会においてたびたび論議されて、その論議……

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/22、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連。前回の委員会と今の二階堂委員の御質疑に対して、自治庁大臣は非常に御理解のある御見解をいただいてありがとうございました。  そこで金融公庫の方へちょっと伺っておきますが、こういう場合に金融公庫としては、地方自治体の保証と申しますか、そういうふうなやり方でやっておられたようにも聞いておりますが、そうであったかどうか。同時に、今自治庁大臣のお考えをそこでよく聞いておられたのでありますが、やはりこういう改正案を出されておるのでありますから、これを生かすために、自治庁大臣の御見解に沿うように金融公庫としては、法律は積極的にそう書いておらないけれども、この改正の趣旨と今のような実情とを……

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/27、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今の質疑応答に関連しておりますが、工事施行の額があとで増額をされる場合に、たとえば電力会社、あるいは水道でも同じでありますけれども、当初の計画よりも建設費が非常に多くなった場合には、基本計画の変更で協議、意見を聞かれるのも当然でありますが、それにスライドしてやるということになれば、電気のコストが高くなって引き合わない、あるいは水道料金が高くなって引き合わない。こういう事態も常識的には考えられる。そういう場合に妥当な線にするというお考えですが、具体的には途中まで作ってきた発電あるいは水道、工業用水、そういうものをとりやめるというわけにもいかないでしょう。具体的にはどうなんですか。協……

第26回国会 建設委員会 第14号(1957/04/02、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 高速自動車国道法案につきまして、多少の質問をいたしたいと思います。御承知のように、国土開発縦貫自動車道建設法案の審議に当りまして、国会といたしましては、縦貫自動車道を含む一連の国土内における高速自動車国道法というようなものをすみやかに立案して、国会に提出するようにという希望と申しますか、附帯条件をつけてあったのでありますが、今回そういう趣旨の法律案を出されたことは、私どもとしてはその希望に応ずるものとして敬意を表するものであります。しかしながら、この法律の体系において、多少私どもの理解に苦しむところがありますので、そういう点を中心にして政府の見解をただしておきたい、こういう次第で……

第26回国会 建設委員会 第17号(1957/04/12、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております二法案につきまして、自由民主党を代表して賛成の意見を表明いたします。  この高速自動車国道法案は、さきに成立いたしました国土開発縦貫自動車道建設法に伴って提案されておるものでありまして、日本の道路網と申しますか、輸送道路の整備のために提案された、日本の道路政策の上においてまさに画期的な法案であります。そういう意味におきまして、非常に道路政策のおくれておるわが国においては、おくれておるという印象がありますけれども、非常に時宜に適した措置であるという意味で全面的に賛成をいたすわけであります。ただこの際私は政府に希望を申し上げておきますが、こういう大計画をす……

第26回国会 建設委員会 第19号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連して。今中島委員からの質疑に大臣がお答えになって、給油所その他の問題は施設の管理を公団がやるのであって、営業といいますか、そういうものは私企業にやらせる、それはけっこうです。そうなければならぬと思います。ただ給油所なんかは、御存じの通り非常に長距離輸送ですから、あるいは山の中を通るとかいろいろあるわけなんです。その間に長距離輸送に適切なところに給油所なんか作るのは、これは道路の建設上当然なことですが、そういう場合に、これは将来実際やってみなくちゃわかりませんけれども、山の中なんかで私企業なんかにやれといっても、やれない場所がたまに出てくるのではないかと思います。しかし……

第26回国会 建設委員会 第20号(1957/05/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 それでは林参考人に私からちょっとお尋ねいたします。この天竜川、特に上流の問題は長い間の係争になっておる。そこで先ほど来各参考人からいろいろな事情を御陳述があったのでありますが、これについて河川管理の直接の責任者である知事さんの方で、当事者の主張が非常に行き違いを生じておりますから、これはどこでもあることなんですが、ダムに関するやら、あるいはその他の自然現象に関するものやら、常に争いがあるのですが、その間に立って何か特別の調査とかあるいはその間に立って話し合いをつけようとか、こういうことを今日までやられたことがあるのですか。

第26回国会 建設委員会 第23号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  宅地建物取引業法は、御承知の通り、宅地建物取引業を営む者の登録を実施し、その事業に対し必要な規制を行い、もってその業務の適正な運営をはかることにより、宅地及び建物の利用を促進することを目的として昭和二十七年六月に制定され、従来何らの規制措置もなかった宅地建物取引業の運営に一定の秩序を与え今日に至っているのであります。以来、この法律は適正な業務の遂行と宅地、建物の利用の促進に寄与し、現在、登録業者の数は、全国で約二万二千人に達しておるのであります。  しかる……

第26回国会 建設委員会 第25号(1957/07/09、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今の報告に対する道路局長の説明に関して、ちょっと質問いたしたいと思います。  先ほど所見を開陳されました国道十号線高岡―高城間の改良の件でございますが、先ほど局長のお話の通りに、建設省が最初に調査計画を立てられたいわゆる新道を作るのと、知事の県道を改修するという意見が対立したままになっております。先ほど局長から御説明で、その間の一部の計画の変更をする折衷案という言葉がございましたが、これが技術的に最良のものである。しかしその点を一部調査しなければならない。その調査をするというお話でありましたが、調査はどこでされるか。実は内容を申し上げると、県の道路行政を担当しておる土木部において……

第26回国会 農林水産委員会 第57号(1957/09/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山説明員 先般農林政務次官の重職を仰せつかりまして、さっそく委員会の皆さんにごあいさつをいたすべきでありましたが、ちょうど私東北地方を歩いておりましたので、大へんごあいさつを申し上げることがおくれまして恐縮でございます。  農林行政については、皆さん御承知の通りに全くと言っていいくらいにしろうとであります。ただ、農山漁村の生活の安定をはかりたいという熱意だけは燃えております。  どうか一つ皆様の御鞭撻、御指導と今後の御協力をお願いいたします。(拍手)


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 建設委員会 第16号(1958/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 申し上げるまでもなく、今回提案いたしております地すべり対策の法律案は、いわゆる地すべりに対する予防措置を講じまして、地すべりによる災害を未然に防ぐ対策をやるのが根本のねらいであります。その際、防止措置をするが、しかしところによっては防止対策の一つとして家屋の移転あるいは農耕地を移転しなければならない、こういう場合が起り得ることを予想して関連事業等の規定を設けておるわけであります。今お話のように、農業関係について積極的な規定がないじゃないか、こういうお話でありますが、法律の案文といたしまして表面に表われておるところは、そういう懸念もごもっともであります。しかしながら地すべりによ……

第28回国会 建設委員会 第18号(1958/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 まず第一点の、地すべり対策上農家に対する農林漁業金融公庫関係からの資金をどのくらい予定しておるかということでありますが、昭和三十三年度といたしましては大体五千万を予定いたしております。それから、今日までこの法律案の審議に当りましてしばしば問題になり、また強い御意向もあったようでありますが、関連事業として移転をしなければならない場合はほとんど農家が多いわけでありまして、その際、農家の住宅あるいはこれに付属する農畜舎等のいわゆる家屋移転についての融資の条件等についてのことでありますが、これは前にもお答えいたしておりましたように、私どもといたしましては、こういう特殊な事情によって移……

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま上程せられました漁業制度調査会設置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  わが国の漁業は戦後の復興に伴い次第に漁場が拡大されるとともに、漁業に関する政府の諸施策とも相待ちまして、急速な発展を遂げ、昭和二十七年度においてはその生産高において戦前の最高水準に復帰し、以来世界有数の水産国の実をあげておりますことは御承知の通りであります。  しかしながら、この間沿岸漁場における漁業生産は、必ずしも十分な伸展を見せず、漁業経営体総数の八割五分を占める漁家層は低い生産性と所得水準にとどまり、またこの漁場における漁業調整、特に沖合漁業との問題は近来深刻化して参っているのであります……

第28回国会 内閣委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま上程されました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由を、改正事項の内容とあわせて御説明いたします。  第一に、食糧庁に経理部を設けることであります。御承知の通り、食糧管理特別会計の合理化をはかるため、政府といたしましては、今国会に食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案を提出し、新たに六勘定を設けて経理の明確化をはかり、この会計の合理化に資するようにいたしたいと考えて、目下御審議をお願いしている次第でありますが、このような措置に対応して、多岐にわたる経理関係事務を統括整理し、食糧管理業務の経理の実態を的確に把握し、その処理に遺憾なからしめるための機構として、食……

第28回国会 内閣委員会 第17号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 お説の通りに、この調査会の仕事はきわめて繁雑で、しかも重要な根本問題であります。でありますから、先ほど予算の問題について、水産庁の長官から七十万余りのことを申し上げて、額からいうと必ずしも十分だとは考えておりません。しかしながら他のこの種の調査会の予算に比較いたしますと割合に見積っておるということは、赤路さんもよく御存じだと思います。しかしその他いわゆる調査あるいは資料等については、水産庁関係の予算も使用できる面がありますから、そういうところでまかなっていきたい、こういう考えであります。
【次の発言】 水質汚濁の問題はここ数年来、立法制度として処置すべきだということで検討を続……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま上程されました農林漁業団体職員共済組合法案について、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  農林漁業団体は、農林水産業の生産力の増進と農山漁民の経済的社会的地位の向上をはかり、あわせて国民経済の発展に寄与するために設けられた農山漁民の団体であり、わが国経済の進展に貢献して参ったことは、今さら申し上げるまでもないところであります。しかしながら、これらの団体の現状を見ますと、必ずしもすべての団体が健全な発展を示しているとは言えない現状であります。国としましても、これら農林漁業者の中核的組織である農業協同組合等の農林漁業団体の農林水産政策上に占める重要性にかんがみま……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 今お尋ねの点は、ざっくばらんにお話をいたしますが、立案当時、実は給付開始年令を六十才以上にしようという財務当局の強い話がありました。しかしわれわれの方としては五十五才が適当だ、こういう主張をしたのであります。そこでいきさつをお話しするのですが、それでは五十五才以上六十才に至るまでの間は国庫補助の対象にはしないという意見が出ておる、そういう不都合なことはない、こういうことで結局この法案のように五十五才以上ということにいたしまして、五十五才以上に対しては国庫補助の対象とするということになったのであります。しかし先ほど来課長あるいは局長から御説明いたしておりますように、将来の問題で……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 まことにむずかしい御質問でございます。酪農基金法はこれだけで満足だと思っておるわけではございません。御承知の通りに、この基金制度を作りまして、乳業者またいわゆる乳の生産者の価格の安定をできるだけはかる、資金の融通によって価格の安定をはかる、こういう趣旨でこの法案を出しておるのでございますが、ただいまお話のほかに酪農振興法の改正等によって乳価の安定をはかる措置を講ずべきではないか、ごもっともであります。そういう点についても実は検討いたしておるのでありますけれども、たとえば農業協同組合法の改正が相当論議されましたが、残念ながら諸般の情勢から今国会に提案する域に至っておりません。そ……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議が御決議になりましたから、政府の考え方を申し上げておきます。  附帯決議のうちの一の項目は、この法律の十六条の三の規定がやや文言上あいまいな点がありますので、かように注意を与えられたと思うのでありますが、現在三分の二であるということに決定いたしております。将来その趣旨の解釈が異同のないように努めることにいたします。それから二、三の問題は、きわめてごもっともな御決議でありますので、将来十分御趣旨に沿うように努力いたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま御提案になりました狩猟法の一部を改正する法律案につきまして、その……

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま議題となりました二案のうち、まず第一に森林開発公団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明いたします。  森林開発公団は、膨大な森林資源を抱きながら未利用のまま放置されている奥地未開発林を急速、かつ計画的に開発するために、御承知の通り昭和三十一年第二十四国会において成立をみた森林開発公団法に基いて設立せられたものであります。  現在までの事業の概要を申し上げますと、農林大臣が定めた基本計画に基いて、公団は、鋭意その事業の遂行に努力しているのでありますが、昭和三十三年二月末日における事業の進捗状況は、完成路線五、工事施工中二十となっております。しかし工事……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 先ほど長官からお答えした通りでありまして、久保田さんみたいな名村長がおられるところではそういうことがあったということは私は考えません。今お話の中に、これは御冗談であろうと思うのでありますが、町村会議員があまり町村民の利益にならないようなことを決定するというようなことは、万々ないであろうと私は思います。そこでこれは先ほど御説明申し上げましたように、普通の財産状態でありますると、十年以上にわたる処分をするということは、基本的な財産でありますから住民投票によるということは、地方自治法の精神であろうと思います。事の性質上、御承知の通りに植林、造林をするということになりますと、長期にわ……

第28回国会 法務委員会 第26号(1958/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 先ほどお話に出ました農林省関係の早野正夫君でありますが、ただいまこまかい資料を持っておりませんので詳細なことは申し上げられませんけれども、早野君は終戦後農林省の総務局に入ったのであります。その前は満州国の官吏ということになっております。一時、約一年半か二年程度でありますが、通産省に出向しておりまして、その後農林省に帰りましてからは、農地局の愛知用水公団の監理室の勤務を兼ねて農林経済局組合検査課の事務官をしておった、こういうことであります。
【次の発言】 国家公務員法の第百条に秘密ということが出ておりますが、農林省の関係について申し上げます。農林省におきましては、昭和十八年に農……


瀬戸山三男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

瀬戸山三男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/21、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今臼井委員からお尋ねがありました治水の問題は、私は非常に重要な問題だと思っております。そこできょうはよけいなことをお尋ねしないことにいたしまして、研究しておられるかどうかわかりませんが、これは先ほどから道路局長は勘違いをしておるようでありますけれども、この道路を建設すること自体が、何も道路を背中に通そうというだけのことでなしに、これは提案者御説明の通りに、その地方にあるいは都市のできるところは都市を作る、農村ができるところは農村を作る、工場も作ろう、そういう大きなねらいがあるのであります。そうなってくると、ただ道路面積だけの森林を伐採するとかいう簡単な問題ではございません。そこで……

第22回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第3号(1955/06/04、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は大蔵大臣を中心にして、大蔵大臣の所信を伺っておきたいのであります。  まず第一番に、これはきわめて常識的なことでありますが、大蔵大臣は国会の愚息と申しますか、国会の決定したことについては、政府は行政府でありますから、尊重するというよりも、私どもは国会の意思決定に従って行政をしなければならないという考えでありますが、それに対しての大蔵大臣の所信と申しますか、考え方をまず第一に確かめておきたいと思います。
【次の発言】 これは当然なことを当然に聞いたのでありますが、大蔵省はそういうところでないという多少の疑点を私どもは持っておりますので、あえてそういうことを申し上げるのであります……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会商工委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はセメント工業については全くのしろうとでありますから、そういうことはお尋ねしません。セメント工業が成り立つか成り立たぬかということは専門家に研究してもらわなくてはなりませんが、私手元に東北興業株式会社のセメント工場建設計画反対陳情書というのを受け取っております。セメント会社六社、反対の理由は六項目書いてある。いろいろ書いてありますが、軽工業局長の見解を聞いておきたいのは、これをごらんになったと思うのですが、この反対陳情を受けられてどういう感想を持っておられるか、正直なところを一言伺いたいのであります。もしセメント会社の六社の方々が相当の国費をつぎ込んで、国策会社でセメント工場を……

第24回国会 建設委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。ただいまの吉田法務委員からお尋ねになりました改正案の第十八条第三項として一項を加える、この点で先ほど質疑応答がありましたが、私伺っておりましても明確じゃなかったように思います。吉田委員は非常に時間を急いでおられるので途中でこのくらいにしておきましょうということでしたが、これは考えようによっては、私自身はそれほど考えておりませんけれども、吉田さんのような立場であれば、相当これは重大問題だと考えておられるようであります。でありますから土地収用法は今非常に問題になっておる法律でありますから、できるだけなるほどというようなことで、この法案をできれば通したい、こういう考えで私はさ……

第24回国会 地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1956/03/07、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 質疑を進める上においてわれわれ必要だと思いますので。先ほど奥野部長はこの財源をあまり偏在しないようにするという御説明でありました。そうであるかどうかということは、私どもは資料がありませんのでわかりませんが、この案を立てられるについては、都道府県が徴収することになっておりますが、各都道府県の大体の数字といいますか、予想といいますか、そういう資料があると思いますので、その資料を一つ出していただきたいと思います。
【次の発言】 それで大体見当がつくと思いますが、この法律では取引業者の所在地で徴収することになっておりますから、そういう点も含めてできるだけ詳細な資料をお願いいたしたいと思い……

第24回国会 地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 軽油引取税については他の各委員会の委員の諸君から、縦横十文字から質疑がありましたので、できるだけ重鋼を避けて、私どもの考え方に基いてただしておきます。この問題は、私の考えでは、第一に地方財政の確立と申しますか、その問題を頭に置き、もう一つは税金はできるだけ安くする、それからもう一つこれは目的税になっておりますから、一体道路にどういうふうに使用するか、こういう面が検討される問題る中心であると思っております。そこで今ここで問題になつあおりますのは、税率をどう算定すれば一番皆さんが納得がいくようになるかということであります。この点については特に造詣の深い運輸委員の各位が質疑をされており……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は前に建設委員会で、私が重要な点だと考えておるところは質疑をいたしたのであります。実は建設委員会だけの質疑をと思っておったのでありますが、ちょうど運輸大臣もおられますので、幸いだと思い、ますから、政府の考え方を聞いておき、たいと思います。というのは、この高速自動車国道の法案を出されて、全国的な高速自動車道路網を作ろう、こういう計画でありますが、それと関連してこの東京都内の――東京都内というわけではありませんが、東京都と東京都以外の連絡をする高速自動車道、私はこれは非常に急がなければならぬのじゃないかと思います。私が御説明申し上げるまでもなく、自動車からスクーター、オートバイ、三……

第26回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/03/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 議事進行に関して、建設省にちょっと申し上げておきますが、今各委員からお尋ねになっておる点は、おわかりになっておると思いますが、何か答えがぴんとこないような気がいたします。というのは、たとえば発電、水道、工業用水、こういうものを使用する人については物権ということでダム使用権を認めておるが、同じ多目的ダムを作って、そして貯留した水を利用する――第十条に関連があるわけでありますが、いわゆる灌漑用水に使う、これは水利権というふうにいっておりますが、そういう人たちに対してなぜダム使用権を設定しなかったか、その差をつけたのはどういうわけか。しかも第九条においては、ダムを作ってそのために水の貯……

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、ごく簡単に政府の所見を承わっておきたいと思います。  今までガソリン税の問題については、いろいろ議論があったわけでありますが、これは余談でありますけれども、けさのNHKのラジオ放送で、例の今問題になっておりますふろ銭の値上げがいいかどうかということで、東京都内の録音放送がありました。その録音放送は、もちろんふろ銭の値上げ反対論が非常に多かった。それはいろいろありましたが、その最後である婦人が立って、とにかくふろ銭の値上げは絶対反対だ、俸給を上げてもらうのは絶対賛成だ、こういう意見があって、大笑いで済んだのであります。それとこれとは関係のない別のことでありますけれども、世の中……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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