小平久雄 衆議院議員
25期国会発言一覧

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このページでは小平久雄衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務委員会 第16号(1953/02/11、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 東南アジアの貿易の振興につきましては、ただいまお話がありました通り、大臣からすでに述べられたような方向に大体行つております。特にただいまの経済外交の問題でありますが、これにつきましては、東南アジア方面の経済事情を詳しく調査しまして、どういう面で進出することが適当であるかというようなことを調査するというような見地から、経済使節団等の派遣をはかるとか、あるいは技術の面におきまして、先方の技術者をこちらに呼ぶとか、あるいはこちらに来て技術の習得をしたいというような希望者にはその便宜をはかるとか、こういつた面で今後努力をいたして参りたいと考えておる次第でございます。

第15回国会 経済安定委員会 第1号(1952/11/08、25期、自由党)

○小平委員 動議を提出いたします。理事はその数を五名とし、これが選任につきましては、選挙の煩を省きまして、委員長において指名せられんことを望みます。

第15回国会 決算委員会 第20号(1953/03/06、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 承継の事務につきましては、御説の通り、一切の帳簿等につきまして、また特に債権、債務等の関係につきましても実際の証拠書類等も照合いたしますし、また現品の照合につきましては照合をいたすべきが当然だと存じております。ただいま事案になつております場合につきまして、具体的にどういう事情であつたかは実は私もよく存じませんので、その点はお許し願いたいと思うのでありますが、具体的なことにつきましては担当官から御説明申し上げたいと思います。

第15回国会 通商産業委員会 第4号(1952/11/27、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 お答え申し上げます。ただいまお話がありました通り、公共事業令及び電気事業再編成令が失効になり、無法律の状態に立ち至りましたことにつきましては、まことに遺憾に存じます。政府といたしましても、御承知の通り第十三国会におきまして、その有効期間の伸長に関する法律の提案を申し上げたのでありますが、不幸にして議決に至りませず、継続審議ということに相なつておりました。ところが第十四回国会が開会早々にして解散になりましたような関係で、遂に廃案となつてしまつたわけであります。そこで政府におきましても、衆議院の解散後に招集になりました参議院の緊急集会に提案をしたならばどうかということも研究いたしま……

第15回国会 通商産業委員会 第10号(1952/12/15、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 わが国の化学工業か、将来わが国全産業の構成の上においてどういう地位を占めるべきかというお尋ねと思いますが、通産省といたしましては、化学工業、特にただいま問題になつておりまする肥料工業におきましては、御承知のように原材料等もすべて国内産で間に合うという状況から考えましても、将来ともこの肥料工業はあくまでも育成をいたして参りたい、それによつてひとり国内の需要を満たすばかりでなく、重要なる輸出産業といたしましても育てて参りたいと考えております。
【次の発言】 先ほども申しました通り、通産省といたしましては、この肥料工業は、輸出産業面から考えましても、どこまでも育てて参りたいという考え……

第15回国会 通商産業委員会 第11号(1952/12/16、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 本問題が円満に解決を見るということにつきましては、ただいまお話の通り、私ども衷心からそれを願つておるわけであります。ただ御承知のように本件のこの水利権の許可等にあたりましては、当時建設省の方からも、本件に関連して起るであろう問題につきましては、地元の福島県当局等において十分これがあつせんをいたし、円満に解決するようにとい態度であつたようでありますので、通産省としましては、ただいまのところ、もちろん円満解決を希望いたしますが、成行きを静観して参りたい、かように考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいまの御質問に対しましては大体御同様の趣旨の御質問が昨日もあつたわ……

第15回国会 通商産業委員会 第12号(1952/12/17、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 今澄委員の御意見につきましては、われわれも大いに啓発されるところがあるのであります。今後の貿易の進展をはかりますためにどいう手段をとつたらよろしいかということにつきましては、先ほど局長からも当局においていろいろ考えておるところを申し上げたのでありますが、さらに当局としましては、これが具体的な施策を講じまするために各方面の知識を集めてやりたい、こういうことで貿易審議会とも称すべきようなものをつくりまして、今後ただいまお話のありましたような点につきましても、これを十分しんしやくをいたし、万全の策を立てたいと考えておるわけであります。なお貿易は、管理貿易にした方がいいか、あるいは自由……

第15回国会 通商産業委員会 第13号(1952/12/20、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 だんだんの御意見ないいし御質疑でありますが、ただいまのお話によりますと、繊維関係の企業につきまして、中でも中小の企業につきまして、終戦直後何か政府が特に奨励でもして拡充をやらしたというようなお話のようでありますが、そういつた特に拡充を勧めたとか思惑を勧めたというような点はないと思います。しかしながら、ただいまお話の通り、特に繊維界、中でも中小の業者の方が非常にお苦しみであるという現実につきましては、われわれもよく承知をいたしておりますので、これにつきましては、政府としましてもできるだけの対策を立てたい、こういうことで及ばずながら努めておるわけであります。先ほど中小企業庁長官から……

第15回国会 通商産業委員会 第14号(1952/12/22、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 長谷川委員の御質問にお答え申し上げます。憲法第九条の第二項は、その目的が侵略にあろうともあるいはまた自衛にあろうとも、戦力の保持ということを禁じておることは間違いないと思うのでありますが、ここに申しますところの戦力というのは、近代戦争を遂行できます程度の装備あるいは編成を備えました、人的、物的に組織化された総合力である。もちろん戦力の要素には違いありませんが、単なる武器そのものは戦力ではない、かように解しておるのであります。従つて武器の製造を認めるということは、この憲法の規定に違反するものではないというようにわれわれは考えておるわけであります。

第15回国会 通商産業委員会 第15号(1952/12/24、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 今澄委員のお尋ねは、鉱山、とくに金鉱山の対策について通産省は根本的にどう考えておるかというのが第一点でございますが、通産省といたしましては、もちろん広くわが国産業の育成ということが一大任務であります。またなるほどただいまのところは金そのものが通貨のもとにはなつておりませんが、われわれとしては長い目で見たとぎに、国際決済の手段としての金、あるいは広く一般民生のための金ということにつきましては憂慮いたしておりますので、これをどこまでも助長いたして参りたい。少くとも企業として成り立つところまではわれわれといたしましてはめんどうを見て参りたいと考えております。先ほど来いろいろと企業者あ……

第15回国会 通商産業委員会 第18号(1953/02/12、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 御承知のように、肥料、特に春肥の問題につきましていろいろ話題に上つておりますので、最近の情勢につきまして御報告申し上げたいと思います。  硫安の生産につきましては、国内需要が約百五十万トンに上ることは御承知の通りであります。これを確保いたしますとともに、輸出産業としての基礎を確立するために、増産に努めて来ました結果、本年度は約二百万トンの生産を確保し得るに至つたわけであります。これを前年度からの繰越し在庫を合せますれば、大量の輸出が可能となるに至つたのでありますが、昨年の夏ごろから硫安の国際相場は急激に下落し、国際競争はきわめて困難な状態に立ち至つたのであります。ここにおきまし……

第15回国会 通商産業委員会 第19号(1953/02/13、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 本法制定当時におきましては、御承知のように政府貿易が行われておりましたので、輸出品を政府に引渡すというような場合もございました。しかるに現在ではそういう方法もなくなりましたし、また一面から申しますと、従来ごの表示を行います責任者としては、輸出業者あるいは生産業者等だけでありましたが、その他の中間業者等につきましても、これが表示の責任を今後は負わして行こうという趣旨から、今回はその第二条の中において輸出業者ということをむしろうたわぬということにいたしたのであります。
【次の発言】 従来の制度における弊害でありますが、従来は、大体個々の会社等がやつておつた面が非常に多いわけでありま……

第15回国会 通商産業委員会 第20号(1953/02/16、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 旧兵器、航空機等の生産制限に関する件は、御承知のようにポツ勅でありましたが、昨年の十月二十四日であつたと思いますが、それをもつて有効期限が切れました。従いまして、それにかわる何らかの法規制が必要でありましたので、当局におきましては、その準備を急いでおつたのでありまするが、またまた国会の解散等もありまして、その後無法律と申しますか、旧兵器、航空機等の生産制限に関する件にかわる法律が、今日までできないままにおつたという状況でございます。
【次の発言】 先ほども申し上げましたが、昨年の十月二十四日までポツ勅が有効でありまして、従いまして現在生産をいたしておりますのは、大部分がそのポツ……

第15回国会 通商産業委員会 第21号(1953/02/18、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 御懸念の点はまことにごもつともだと思うのでありますが、武器生産につきましてはなるべく専門的な分野を利用していただく、こういう方針で行きたいと思いますので、必ずしも大企業にだけこの受注が集中するということもないかと思います。すなわち特殊な技術を持つておりますならば、中小企業においても受注が可能であるという面が開けると存じますし、また一面におきましては、大企業が受注をいたしましても、これがいわゆる下請の関係におきまして中小企業にも相当仕事が流れて行くということが予想いたされるのであります。この間にありまして大企業が特に中小企業を圧迫するというような事態がもしかりにありますならば、こ……

第15回国会 通商産業委員会 第22号(1953/02/20、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 輸出信用保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  輸出信用保険は、制定以後数次の改正を経まして、現在四種類の保険を包含する制度に発展しているのでありますが、最近の輸出取引の実情にかんがみ、輸出振興の本旨を達成いたしますために、なお制度上改善、追加を要する点を生じておるのでありまして、本法律案は右の立場から新たに外国為替銀行の荷為替手形の買取りについて生ずる危険を担保する輸出手形保険を創設いたしますとともに、既設保険につきまして若干の改正を加え、もつて本保険制度の利用度を高め、普及をはかることにより、輸出の振興に資せんとするものであります。  今回の改正のう……

第15回国会 通商産業委員会 第23号(1953/02/23、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 まず不正競争防止法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  先般発効いたしましたるわが国と連合国との間の平和条約に付属しておりまする宣言に従いまして、わが国は、近く国会の御承認を得ましたる上、いわゆる貨物の原産地の虚偽表示の防止に関するマドリツド協定に加入することになつております。そもそも自由競争に立脚した経済の健全かつ公正な運営は、国際信用を高め、貿易を振興し、わが国経済再建の原動力となるものでありまして、政府といたしましても、すでに去る昭和二十五年、当時の不正競争防止法を大幅に改正強化いたしておるのでありまして、現在協定の趣旨はおおむね織り込ま……

第15回国会 通商産業委員会 第25号(1953/02/26、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 御質問の第一点は、今後の駐留軍の発注の見通しということであります。これにつきましては、最近までにすでに発注を見ましたもの大体二千万ドル、今後アメリカ会計年度内において大体三千万ドル程度と見込まれておつたのでありますが、ごく最近におきましても、すでに一千万ドルほどの発注もありましたので、今日の状況をもつていたしますならば、大体旧発注額、当方から申せば受注額が約三千万ドル、今後の受注見込高が三千万ドルないし四千万ドル程度、若干ふえて参つておりますが、その程度ではなかろうかと一応推定をいたしておるわけであります。  それから第二の御質問の点でありますが、出血受注をしたものに対して何ら……

第15回国会 通商産業委員会 第27号(1953/03/03、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 本法案を御提案申し上げました趣旨があまりはつきりしない、こういうお言葉と拝聴いたしました。この点は、再三申し上げております通り、現実に武器の生産が行われておるのでありますが、世上ややもするとこれが濫立の傾向にありまして、いわゆる出血受注といつたようなことも非常にやかましく論議されておることは、御承知の通りであります。そこでこれをこのままに放任するということは、業界自体のためにも適当ではない。許可制度をしくことによりまして、生産分野等もこれを整理をいたし、確定をいたしまして、その間における無用の競争を排除いたして行く、そのことが業界のためでもあろうということであります。それからま……

第15回国会 通商産業委員会 第29号(1953/03/05、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 加藤委員の輸出陶器用金液についてのお尋ねは、一々ごもつともでありまして、通産省としましてもその間の事情をよく承知はいたしておるわけであります。加藤委員も御承知のように、今回の金に関する政府の処置というものは、金鉱業が非常に窮地に陥つておりまして、各方面からこれに対する施策の要望がございましたので、大体その声にこたえてやつたわけでございます。その反面の影響といたしまして、特に輸出用の陶磁器関係の金液の使用者に、相当の影響があるのではないかということが心配されるわけでございます。そこで当局としましては、販売価格の制限をやめるわけでありますので、でき得べくんば国内産の金を使用してもら……

第15回国会 通商産業委員会 第30号(1953/03/06、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 附帯事業の範囲をどう解釈するかという点につきましては、御承知の通り促進法にも明文がございません。従いましてこれはもつぱらそのケースケースによつて具体的にこれを判断いたす以外にはないかと思うのであります。それにはもちろん社会的なあるいは経済的な影響ということも十分検討しなければなりませんし、またその他の関係の機関とも十分に協議をしなければならないことでありまして、ただいま話題になつておりまするセメント工場の建設につきましては、当局としましては以上申しましたような諸点につきまして目下検討中なのでありますが、詳細につきましては公益事業局長から御答弁いたします。

第15回国会 通商産業委員会 第31号(1953/03/09、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。御承知のように中小企業信用保険法は、中小企業者に対する事業資金の融通を円滑にするため、金融機関の中小企業者に対する貸付につき政府が信用保険を行う制度として昭和二十五年十二月に発足をいたし、さらに一昨年十一月の改正により指定法人の行う中小企業者の債務の保証をも保険の対象に加えて今日に至つたものでありまして、もつぱら中小企業者の信用を補完することにより中小企業金融の円滑化に寄与して参つたのであります。今制度発足以来の利用状況を見ますと、金融機関を相手方とする保険におきましては、満二年間の付保実績が九千八百件、約百……

第15回国会 通商産業委員会 第32号(1953/03/10、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 輸出取引法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  昨年輸出取引法を制定いたしまして、国際信用を高めるために、不公正な輸出取引の防止をはかり、輸出取引の秩序を確立する必要上、輸出業者の協定または輸出組合の設立を認めて参りました。しかるに一方輸出取引におきましては、これら輸出業者間の協定または現行法による輸出組合の活動をもつてしましてもいまだ仕向国の不安を除去し、かつ国内の輸出取引の秩序を確立するためには不十分な場合が生じてきました。他方輸入取引の面におきまして、現行法には何らの規定がありませんから、過度の競争から貴重な外貨を浪費する結果を生じ、あるいは通商協定の……

第15回国会 農林委員会 第20号(1953/02/18、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 先ほど農林省側からお答えがあつた通りの経過をもちまして、二月の十六日に肥料対策委員会から答申があつたのでございますが、ただいまお尋ねの春肥の価格引下げに関します委員会の答申の中に、御承知の通りの四つばかりの条件が掲げてあるわけであります。そこでお尋ねの件は、いわゆる出血輸出によつてこの問題が起つた関係もありますから、それとの関連において春肥を下げるということが第一と思いますが、通産省としましては、いわゆる出血輸出による赤字という問題は別個の問題といたしまして、これはあくまでもその損失というものを国内の需要家には転嫁いたさないという、別途の道においてこれが解決をしたいという考えで……

第15回国会 労働委員会 第17号(1953/03/02、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 電産、炭労両ストの場合におきまする通産省のとつた態度についてのお尋ねでありますが、通産省といたしましては、電力の関係におきましては、これが産業への影響という観点から、この影響を調査いたしました。また炭労ストの関係におきましては、もちろんこれについても他の産業への影響という点も考慮しなければなりませんが、同時に鉱山保安法の主管という立場におきまして、炭鉱の保安の関係から善処しておつたわけであります。争議そのものにつきましては、御承知の通りこれは通産省の所管ではないのであります。従つて直接この争議の収拾等に介入するというようなことは、むしろ極力避けなければならない立場に置かれており……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/03/11、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 認可の基準につきましては、法案の第二十四条の三に明記してございます。
【次の発言】 二十四条の三の第一号にも書いてありますが、「当該商品の価格がその平均生産費を下り、且つ、当該事業者の相当部分の事業の継続が困難となるに至るおそれがあること。」こういうことが基準であり、あるいは第二号におきましても「企業の合理化によつては、前号に掲げる事態を克服することが困難であること。」こういう基準によつてやるわけであります。
【次の発言】 御指摘でありますが、これは通産大臣の認可の場合も、また公正取引委員会における認定につきましても、両者の基準になるものと考えております。

第15回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1953/03/13、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 本公庫の役員につきましては、ただいま御指摘のごとく、兼職が禁止されております。従いまして、中金の後員との兼任はできかねる建前になつております。ただ具体的に何人にこの公庫の役員となつて運営を御依頼するかにつきましては申すまでもなくこの公庫は通産及び大蔵両大臣の共管になつておりますので、両大臣間において慎重に御相談の上、御決定願うようになるものと存じます。ただいまの御意見は、御意見として十分拝聴いたしておきます。

第15回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1953/02/25、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 ただいま議題となつております通商産業省所管予算各案について御説明を申上げます。  まづ二十八年度通商産業省所管一般会計の予定経費要求額は、五十八億二千三百九十二万一千円でありまして、これを二十七年度総額九十一億七十一百五十二万八千円に比較いたしますと三十三億四千七百六十万七千円と大幅に減少しておるのでございます。しかしながらこれを内容的に検討いたしますると、二十七年度においては輸出信用保険特別会計基金として十億円、中小企業信用保険特別会計基金として五億金、商工組合中央金庫貸付金として二十億円、以上が含まれておりますので、前年度からこれらの臨時的特殊事情に基く経費を控除して、実質……

第15回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1953/02/26、25期、自由党)【政府役職】

○小平政府委員 亜炭の利用につきましては、通産省といたしましても、できるだけの努力をいたしておるわけでありますが、御承知のように最近におきましては、亜炭の質も大分よくなつて参りまして、石炭の代用というか、亜炭で間に合うところは大分これを使つて参つているようであります。特にそのためには亜炭につきましても、選炭等も奨励いたし、あるいはさらにこれをクリケットにいたしまして活用する方針を進めている次第でございまして、こういうことによりまして、今後亜炭の利用度あるいはその活用される面も、逐次広がつて参ることと思いますが、なお一層の努力をいたす覚悟でおります。



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データ更新日:2023/02/05

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