鈴木善幸 衆議院議員
26期国会発言一覧

鈴木善幸[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
鈴木善幸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鈴木善幸衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
鈴木善幸[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水産委員会 第3号(1953/06/20、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 農林御当局に対しまして、北洋の主としてアリューシャン海域におきますところの操業区域の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。本年はアリューシャン海域におきますところの漁業成績は、昨年度に比較いたしまして非常な不漁を今のところ続けておるということを私ども承知いたしておるのでありますが、まず昨年に比較いたしましていかような漁獲の成績を収めておるか。またこれに対しまして操業区域を拡張する等の具体的な措置を御考慮なさつておられるかどうか。関係漁業者の間におきましては、距岸三十海里程度まで漁区を拡張すべきである、もしさような操業区域拡張の措置が講ぜられなければ、北洋漁業は将来に対……

第16回国会 水産委員会 第6号(1953/06/27、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 本法律案の審議もほとんど最終段階に入つたわけでありますが、これが議決をいたします前に、包括的に長官の御意見をただしておきたいと思います。  その第一点は、以西底びき網漁業のいわゆる中間漁区の行政措置につきまして、いろいろ関係者と協議を遂げておられたようでありますが、その話合いのついておりますところの協議の内容、今後当局が措置しようとする内容につきまして、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 中間漁区の問題がいろいろ政治問題化しておつたのでありますが、長官以下関係係官、関係者の非常な誠意によりまして、ただいまのように円満に話合いがまとまりました点につきまして、深く敬意……

第16回国会 水産委員会 第7号(1953/06/29、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私は渡部官房長に対しまして、二十八年度の農林漁業特別融資の貸付計画、資金計画につきましてお尋ねをいたしたいと思うのであります。まず第一に、二十八年度の予算案の中に二百三十億が農林漁業金融公庫に出資をするように計上いたされておるのでありますが、そのほかに十億内外の資金と合せまして、おおむね二百四十億円が予定されておるようでありますが、この二百川十億円の二十八年度各融資対象事業であります土地改良、林業その地の水産関係の事業に対しまして、どのような融資計画をお立てになつておりまするか、またその融資計画をどのような根拠に基いてお立てになつておるか、その点をまずお伺いいたしたいと存じま……

第16回国会 水産委員会 第8号(1953/07/02、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私は本法律案の総括的なお尋ねをいたしたいと存じます。  まず第一点は、この法律案はどういう性格のものであるか、その補償の根拠がどこにあるかということでございますが、行政協定の第十八条に基いてこの補償がなされました場合に、両国政府の合意する条件で、日米間で分担するような性質のものでございますかどうか、まずこの点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの谷川さんの御答弁がございましたが、これは前に河野主計局長が、漁船の操業制限に関する法律案を審議いたしました場合に、同様の御答弁をされておりますので、これは日本政府の一貫した方針である、こういうぐあいに承知いたすのであ……

第16回国会 水産委員会 第9号(1953/07/04、26期、自由党)【議会役職】

○鈴木委員長代理 ただいまより日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。淡谷悠藏君。
【次の発言】 愛知政務次官にお尋ねしたいと思います。私はただ一点、さきに公布されておりますところの操業制限に関する法律並びに今回審議中の本法律案が実施されました場合の、補償関係の予算の通用の問題につきまして、お尋ねいたしたいと思います。政務次官も御承知の通り、駐留軍の被害によりますところの補償が、いろいろな事情によりまして、非常に時期が遅れて参つておりまして、そのことがいろいろと派生的なむずかしい問題を惹起しておるように承知いたしておるわけであ……

第16回国会 水産委員会 第13号(1953/07/20、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 運輸委員会方面から、この法律案につきまして連合審査の申出があつたのでありますが、会期も切迫いたしましたので、私がかわつてお尋ねをいたしたいと思うのであります。それは東京湾におきまして、防潜網が昭和二十六年の一月に設置されましてから、東京湾を生活の根拠にいたしますところの多数の海上輸送業者が、この防潜網によりまして航路を遮断されておりまする関係から、航行並びに業務遂行の面に至大の困難と損害を受けておるのでありますが、この海上輸送業者の被害に対しまして、調達庁におきましては、補償等の措置をこの法案によつて行い得るという見解をおとりになつておりますかどうか。その点をお尋ねいたしたい……

第16回国会 水産委員会 第14号(1953/07/21、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいま議題となりました漁業法の一部を改正する法律案につきまして僭越でありますが、提出者を代表いたしまして提案理由を御説明申し上げます。  本法律案が各党の共同提案になりますまでに、改進党におきましては、白浜委員初め水産委員の各位に非常に御尽力をいただきました。また社会党両派におきましても、かねてより党議においてこれが撤廃を決議され、また鳩山自由党におきましても、それぞれ党内の意見を調整されまして、ここに各派が一致いたしまして、本法律案を共同提案の運びに相なつた次第であります。なお、水産議員連盟の川村理事長におかれましては、各党の意見調整に並々ならぬ努力を払はれ、各派共同提案……

第16回国会 水産委員会 第15号(1953/07/22、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 提案者の方から一言申し上げたいのであります。ただいま免許料、許可料の徴収につきまして、松田委員の質問に答えて水産庁長官より御発表があつたわけでありますが、二十七年度の免許料、許可料は、二十八年度の予算の中に六億五百万円程度組まれておるのでありまして、これを納付の期間内に完納せしむる所存であります。このことはこの改正法律案の中にも、社会党右派の方からは、当初二十七年度の分までさかのぼつて全廃すべきであるという御意見もございましたけれども、ただいま長官から御発表がございました通り、すでに沿岸漁業を中心としまして約三十六、七パーセントのものがすでに納付をしております。その件数は十二……

第16回国会 水産委員会 第16号(1953/07/23、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私はこの際明らかにいたしておきたいと思うのでありますが、本法律案を提案する経過につきまして、松田君からただいま御発言があつたのでございますが、御承知のようにわが自由党におきましても、去る十日の朝に党議をもちまして、この免許料、許可料の制度を撤廃することに決定をいたされておるのであります。従いまして、改進党における党議と自由党の党議はまつたく同一のものであつたわけでありまして、同様の党議であれば、それに基いて法制局等に命じて法律案を作成せしめる場合におきましても、同一の結論が出るということは、これは原因と結果の関係で当然のことであるわけであります。このことは賢明なる松田君は当然……

第16回国会 水産委員会 第17号(1953/07/24、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいま議題となりました久六島周辺における漁業についての漁業法の特例に関する法律案はすでに青森、秋田両県の当局並びに関係者間においても、十分意思の疏通をはかり、意見の一致を見まして、このような措置にまかせることに相なつたわけでございますから、この際質疑並びに討論を省略いたしまして、ただちに議決されるように、委員長においておとりはからい願いたいと思います。右動議を提出いたします。

第16回国会 水産委員会 第19号(1953/07/28、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいま赤路小委員長より御報告がありました点につきましては、全幅の賛意を表するものでありますが、この取扱いにつきましては、大蔵委員会、農林委員会、関係の委員会とも緊密に連絡をいたし、さらにそれぞれの党におきまして成規の手続を経た上で本委員会としては最終的決定をされんことを望む次第であります。

第16回国会 水産委員会 第21号(1953/07/30、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 先般の北九州の風水害、和歌山県の風水害、その他各地に起りました災害によりまして、水産関係の災害が相当甚大なるものがあるわけでありますが、特に河川の氾濫、土砂の流出等によりまして、沿岸の増殖場が相当の被害をこうむつておるのであります。ちようどこの貝類等の増殖の場所は耕地と同様でございますが、目下水害対策委員会におきましては、耕地等の復旧につきましては、手厚い国庫の助成によつてこれを復旧するという方向で対策が進められておるようでありますが、遺憾ながら水産関係の増殖場の被害につきましては、これを軽視いたしておるようなきらいがあるようであります。  つきましては、この際私は動議といた……

第16回国会 水産委員会 第23号(1953/08/04、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 林野庁の猟政調査課長にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、狩猟法によりますと、農林大臣が狩猟鳥獣の種類を指定なさることに相なつておるのであります。この狩猟鳥獣の種類を指定なさる基準はどういうぐあいになつておりますか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 そうすると、狩猟鳥獣の指定をいたします場合には、水産資源に非常に有害であるという面についても、十分な考慮が払われておるというお話でございますが、現在水産資源に被害ありとして狩猟鳥獣に指定をされておる種類は、どんなものがございますか。
【次の発言】 このかも類の被害についてただいまお話がございましたが、かも類、あるいはあ……

第16回国会 水産委員会 第24号(1953/08/07、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 公庫の方にお伺いいたします。二十八年度の水産関係の特に製氷冷凍工場の建設資金融資につきまして、二十七年度からのつなぎ資金なりあるいは二十七年度中に融資の申請が非常に多数出て参りまして、その結果二十七年度の関係分だけで十一億幾らの金額に上つており、すでにそのことは二十八年度の資金わくの十億を越えておるということで、事務上の整理というような立場から、一時書類の受付をストツプなさつておつたということを承つておつたわけでありますが、先般農林省省議におきまして、非常にわずかではございますけれども、二億程度の増わくがとりあえず行われまして、さらに今後償還金が十億の予定を上まわるようなこと……

第16回国会 水産委員会 第28号(1953/10/27、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私は、日韓漁業問題の急迫せる事態に対処いたしましてわが漁業権益を確保するとともに、関係漁民に対するところの救済の措置をすみやかに講じまするために、ここに委員会において決議をいたし、政府に対しこれが実施を強く要求いたしたいと存ずるものでありまして、ここに動議を提出いたしたいと存じます。まず決議の案文を朗読いたします。  一、拿捕抑留中の乗組員及び漁船の即時釈放返還に関し必要なる措置を講ずること。  二、今後における漁場の安全を確保し事故を未然に防止すること。  三、留守家族及び遺族の生活援護に必要な措置を講ずること。  四、特殊漁船損害補償制度並びに乗組員給与保険制度の改善を図……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 水産委員会 第2号(1953/11/03、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私はしばらく時間をちようだいいたしまして、おつとせいの海上猟獲解禁の問題につきまして、外務省当局並びに水産庁当局に対してお尋ねをいたしたいと存じます。  まず外務政務次官にお尋ねをいたしたいのでありますが、御承知のように終戦後、昭和二十年でありましたか、わが国はマツカーサー司令部の指示に基づきまして、自発的にらつこ、おつとせいの海上猟獲を禁止いたしております。また昭和二十五年の五月に、法律百五十二号、臘虎膃肭獣猟獲取締法というような国内法によりまして、これが取締りの強化をはかつております。しかしながら近年、わが国の近海、特に北海道、三陸、常磐沿岸一帯にわたりまして、年々三百頭……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/26、26期、自由党)

○鈴木善幸君 委員長の御指名によりまして、先般の当委員会と水産委員会との連合審査会におきまして審査をいたしました結果、水産委員会におきましては、お手元に配付いたしました修正案を、水産委員長名で建設委員長に提出をいたしまして、本委員会の御採択をお願いいたしたい、こう存ずるものであります。  次に、水産委員会から提出いたしました修正案につきまして簡単に御説明を申し上げたいと存じます。  まずその修正案を朗読いたします。   日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制限等に関する法律案に対する修正案   日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施……

第19回国会 水産委員会 第4号(1953/12/14、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 拿捕漁船の代船難造資金、並びにあの漁場で操業ができませんために他の漁場へ転換いたしますそのことに伴います転換資金、この融資の問題につきましては、ただいままで大蔵大臣と委員各位との間に意見の食い違いがあるようでございますが、これはこれ以上大蔵大臣にお話を申し上げましても、ただちにここではつきりした御答弁が得られない、委員会世に同調するというはつきりした御言明ができないことと思いますので、私は他の二点の問題につきまして、大蔵大臣にお伺いしたいと思うのであります。  それはかねがね大蔵大臣に私ども自由党の代表者としましてお目にかかつて、お願いを申し上げておつた件でございますが、一つ……

第19回国会 水産委員会 第5号(1953/12/18、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいま保利農林大臣から、対馬海域におきまする韓国の不法拿捕によるところの漁船の代船建造融資につきまして、閣議決定の法律案について御説明があつたわけであります。なお大臣は事態が緊迫いたしておりまするので、政府としても来春早々これを国会に提案をしたいという言明かなされたのでありますが、私どもはできますれば委員会としては、年内にこのような措置を法律として講じたいという念願をいたしておつたのでございますが、諸般の手続、準備の都合上、時間的にそれが許されないという事情も十分了承いたされますので、来春休会明け劈頭に政府から提案されることを強くここに要求しておきたいのであります。  なお……

第19回国会 水産委員会 第6号(1954/01/13、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 昭和三十九年度の予算編成の背景をなしますのは、申すまでもなくわが国の重大な危機に立つております経済状態を前提とするものでなければならぬわけでありまして、わが国の経済が国内のインフレ、物価高を要因といたしまして、国際収支が極度に悪化しているというところに特徴的に現われていると思うのであります。そこで私どもは、二十九年度予算はあくまでこの国際収支の改善という面に焦点を合せた施策が盛られなければならない、こう考えるものであります。私どもの委員会がかねて主張しておりますように、わが国の水産業は総合的な食糧政策の重要な一環といたしまして、輸入食糧を削減する最も有力なるところの要素をなし……

第19回国会 水産委員会 第7号(1954/01/29、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいままで母船と独航船の関連につきまして松田君、川村君から御質問がありましたが、要は公明選挙をさせるかどうかという点でありまして、明朗に独航船が母船を選択するということが一定の良識によつて行われるということでありますれば、これは制度化して行つても、たくさん申請が出ました場合にはやつていい制度ではないか。要はその間において悪質なものが出て参るという、そういう副次的な問題でありまして、今後当局におかれてそういう面を是正するように御配慮を願いたいと思うのであります。  次に長官にお尋ねと申しますよりも、助言の形になるのでありますけれども、独航船につきましては相当厳格な検査を実施さ……

第19回国会 水産委員会 第11号(1954/02/13、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 昨年来業界の最も大きな関心事でございましたところの李承晩ラインに関連いたしまして、拿捕されたました漁船の代船建造の問題につきまして、今回政府がこの事態の救済のために本法案を提出されたことにつきまして、本委員会はもとより、業界も非常な期待をここに寄せておると思うのでありまして、従いましてこの法案を、私どもはできるだけすみやかに政府と協力いたしまして通過せしめたいと念願いたしておるものであります。そこでただいま平野政務次官から御説明がありました本法案の内容につきまして、若干の質疑をいたしたいと思うのであります。  その第一点は、提案理由の説明にもございましたが、本法案は農林漁業金……

第19回国会 水産委員会 第17号(1954/03/16、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私は船員法の適用の現実の面の問題につきましてお尋ねしたいのであります。それはまき網漁業の場合でございますが、本船が三十トン以上でありまして、その乗組員は当然船員法の適用を受けておる。ところが手船等が三十トン未満でありますので、船員法の適用を受けない。しかしながら漁業の実態からいたしまして、本船と手船、網船等は一体をなして一つの操業形態を形成しておる、こういうような実態でございます。従いましてまき網漁業に従事するところの船員は、本船であろうと、あるいは手船であろうと、同じような船員法の適用を受け、その保護を受けなければならない、こういうような希望が強いのでありますが、この問題は……

第19回国会 水産委員会 第18号(1954/03/17、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 関連して。先ほど山口長官からお話がありました被爆の現場でございますが、禁止区域の東十四海里外という御説明があつたのでありますが、これは第三回の航路告示の場所から十四海里外という御趣旨でございますか、それとも公式にアメリカの国務省から大使館を通じて知らしめて来た第二回の告示、この場所からの外でございますか、その点を明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この第三回のアメリカ側で告示したものを転載した場所でございますが、これは将来アメリカ側と交渉いたします場合の重大な点になろうと思うわけであります。  それからなお水産庁長官にお尋ねをしたいのであります……

第19回国会 水産委員会 第19号(1954/03/24、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 先般起りましたビキニ環礁地帯におきます原爆あるいは水爆の爆破実験に伴いますわが国のまぐろ漁船の被害につきまして、非常に広汎な各種の問題が生起いたしておるのでありますが、外務政務次官にまずお尋ねをいたしたいと存じます点は、先般の実験の結集、漁船の出入禁止の海域をさらに大幅に拡大するということが伝えられておるのであります。この立入り禁止海域の拡大は、わが国の最も期待されるところのかつお・まぐろ漁業に及ぼすところの影響は、きわめて重大なものがあるのでござい策して、関係漁業者が非常に大きな関心を払っておるわけであります。もとよりあの海域は、海域自体の漁場価値というものは、それほど高く……

第19回国会 水産委員会 第20号(1954/03/26、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいま川村委員から御提案になりました件につきましては、後刻懇談されることになつたわけでありますが、私はこの際さらにただいま地方行政委員会におきまして審議中の地方税法案につきまして、当委員会から、地方行政委員長に対して、お手元に配付いたしております要望書を提出して、その善処方をお願いしたいと希望するものであります。これは水産業協同組合共済会は旧来非課税団体になつておつたのでありますが、今回の税法改正案によりまして、事業税におきましても、また道府県民税におきましても課税団体になる、こういう内容に相なつておるのであります。これは農業協同組合における共済会が非課税になつておるという……

第19回国会 水産委員会 第22号(1954/04/03、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 関連して。ただいま赤路君から詳細にわたりましてお軒ねがありまして、御当局の今後の御方針が明確になつたわけでありますが、私は二、三点についてお尋ねをしておきたいと思うのであります。  第一点は、鉱山局長の御説明によりますと、苦情処理機関を設けるということでありますが、その苦情処理機関の構成メンバーはどういうぐあいにお考えになつておりますか。  第二点は鉱山局長も十分御承知のように、漁業用の燃油の需要量というものは、非常に漁況に支配されて浮動いたす特殊性を持つておるわけであります。この点は水産業界自体におきましても、十分その需要量をその時期その時期に把握することはもとより困難であ……

第19回国会 水産委員会 第23号(1954/04/17、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 議事進行……。ただいま淡谷委員からお尋ねになつております問題は、アメリカとの折衝の問題でございまして、淡谷委員のおつしやる通り非常に重大であり、かつ外交上いろいろ微妙な問題が含まれておると思うのであります。そこでこれはやはりその対米折衝に当つております責任大臣の岡崎外務大臣を次会に御出席を願つて、直接岡崎大臣から当委員会でお尋ねをする、こういうことにいたしまして、対米交渉の問題は次会に譲つた方がいいのじやないか、こう思うわけであります。このことを議事進行として提案いたします。

第19回国会 水産委員会 第24号(1954/04/26、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私からも二、三お尋ねしておきたいのでありますが、後藤部長にお伺いいたします。地方公共団体の六億の出資のうち、一億八十八百万の起債を仰いでおるようでありますが、この六億の出資の都道府県と市町村団体との内訳がどうなつておりますか。それからそのうちの起債部分の都道府県とその他の市町村団体との内訳はどういうぐあいになつておりますか。パーセント程度でけつこうなんですが、ひとつ伺いたい。
【次の発言】 私が想像いたしておつた通りでありますが、先ほど来問題になつております地方公共団体の出資が、十億に満たないわずかに六〇%程度にすぎないというその内容を分析してみますと、各府県とも市町村団体に……

第19回国会 水産委員会 第25号(1954/05/06、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 本国会の会期が迫つておりますが、重要法案その他の審議の関係で、会期を大幅に延長すべきであるという意見が一部に強く出ておりまして、幸いにして各派の御賛成を得て会期が延長になりますならば、私はこの機会に本委員会としてぜひとも審議をしていただきたい問題があるわけであります。ただいま委員長からお話がありました漁業法及び水産業協同組合法の改正に関する問題でございますが、これは各委員すでに御承知の通り、今日の漁業法並びに水産業協同組合法は、占領下におきまして占領政策の一環として、司令部の強い示唆と要請によつてできました経過からいたしましても、わが国の国情、漁業の実態等に必ずしもふさわしい……

第19回国会 水産委員会 第29号(1954/05/20、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 中川さんにお尋ねしたいと思います。安藤国務大臣が参議院の水産委員会で御説明をなさつておりました中で、日本政府が直接被害の第一の賠償要求として六千二百万円でありましたか、四百万円でありますか、申入れをしておる。それに対して大体国務省方面は了承しておる模様であるが、原子力委員会方面からの意見等もあつて、決定的な回答に接していない、こういう趣旨の御説明を参議院の水産委員会でしておるわけでありますが、先ほどのアジア局長の御説明によりますと、賠償の支払いを何べんにも区切つてやることについて、支払い方法についてのアメリカ側の考え方が、日本政府の要求方式とマツチしていないために遅れておるの……

第19回国会 水産委員会 第31号(1954/05/24、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ただいま委員長からお話がございました国際連合の軍隊の地位に関する協定が成立をいたしまして、その実施に伴いまして、漁船の操業制限等に関する法律が政府から提案をされたわけであります。私が本委員会を代表いたしまして、建設委員会との連合審査会において政府に対して質疑を行つたのでありますが、質疑を通じて明らかになりました点は、政府におきましても、この法律が成立をし、第二条の措置がとられます以前、平和条約が最初に効力を発生する日までさかのぼつて、実際上起つた損失については補償をするということを明確に考えておるようでございます。しかしながら、これはアメリカ軍の場合におきましては、日米安全保……

第19回国会 水産委員会 第33号(1954/05/28、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 地方行政委員会におきまして、ただいま審議中の奄美群島復興特別措置法案につきまして、水産関係の事項について本委員会から委員各位の御意見をまとめまして、私は次のような修正意見を提出することを提案いたしたいと存ずるものであります。  その修正意見を朗読をいたします。   奄美群島復興特別措置法案に対す   る意見(1)修正案  (一)第二条第一項中第四号を第五    号とし、以下十一号ずつ繰り下    げ、同項第三号の次に次の一号    を加える。    四 水産業の復興事業  (二)第六条第三項中第四号を第五    号とし、同項第三号の次に次の    一号を加え、同条第四項第四号……

第19回国会 水産委員会 第35号(1954/08/10、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 時間もないようでありますから、私一点だけ国務大臣にお尋ねしたいのです。それは今安藤国務大臣の御答弁によりまして、アメリカから内示をして参りました賠償額が八十万ドルというお話がございましたが、それは邦貨にして約二億九千万円程度になると思うのであります。この二億九千万円のうち、政府は九千万円程度を内渡しをしておるということを私ども承知をいたしておるのであります。が、残りの二億円、これを最近の機会にさらに内渡しをする御方針が立つておられるかどうか、私どもは八十万ドルは寡少に過ぎると思うのでありまして、政府がその増額にさらに一層の努力をされておるということを私ども承知をいたしておるの……

第19回国会 水産委員会 第37号(1954/10/05、26期、自由党)【議会役職】

○鈴木(善)委員長代理 これより会議を開きます。  田口委員長が海外旅行中でありますので、その間委員長の指名によりまして私が委員長の職務を行います。  この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。先般来の委員異動の結果、山中旦露史君及び田中幾三郎君はそれぞれ理事の資格を失つております。この際その補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例によりまして委員長において従前通り両君を理事に指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
【次の発言】 本日の政府員の出席者は運輸政務次官岡田信二君、水産庁長官清井君、漁政部長増田君、中……

第19回国会 水産委員会 第38号(1954/10/07、26期、自由党)【議会役職】

○鈴木(善)委員長代理 これより会議を開きます。  前回に引続き漁業災害に関する件について調査を進めます。質疑を許します。松田鐵藏君。
【次の発言】 いますぐに来ます。
【次の発言】 この際ただいままでの政府委員の出席者をお知らせいたします。運輸省は石井運輸大臣、山内官房長、水産庁から岡井次長、増田漁政部長、農林省から松岡金融課長、海上保安庁から島居次長、砂本警備救難部長、中央気象台から北村総務部長、肥沼予報部長、農林中央金庫から江沢副理事長、杉野特別融資部長、栗本審査部次長等が御出席でございます。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。

第19回国会 水産委員会 第39号(1954/10/12、26期、自由党)【議会役職】

○鈴木(善)委員長代理 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。災害被災者が陳情に来られておりますので、議事に入る前に懇談の形で実情を聴取し、調査に資したいと存じますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではこれより懇談に入ります。
【次の発言】 それでは、前会に引続きまして漁業災害に関する件について調査を進めます。  なお、山本大蔵政務次官は四、五分の間に大蔵委員会の方からこちらへまわるそうでありますが、それまで水産庁当局に御質疑ございますれば許したいと思います。
【次の発言】 ただいま大蔵政務次官の山本氏がお見えになりましたが、大蔵委員会の審議の都……

第19回国会 水産委員会 第40号(1954/10/14、26期、自由党)【議会役職】

○鈴木(善)委員長代理 これより会議を開きます。  ただいまより昭和三十年度水産庁関係諸施策の裏づけとなるべき予算措置につきまして、政府より説明を聴取することにいたします。清井水産庁長官。
【次の発言】 ただいまの長官の説明に対してお尋ねがございますれば……。
【次の発言】 赤路友藏君。
【次の発言】 代理川村善八郎君。
【次の発言】 松田鐵藏君。
【次の発言】 大分時間も経過いたしておりますから、三十年度予算の説明に対する質疑は一応この程度にとめまして、また機会を得ましてお尋ねをすることにいたしたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。次会は、公報をもつてお知らせいたします。    ……

第19回国会 水産委員会 第41号(1954/11/04、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 ちよつと貸付限度のことにつきましてお伺いしたいのでございますが、貸付限度が五万円になつておるわけであります。これは農業の場合と違いまして、漁業の場合には、小型の漁船にいたしましても、あるいは漁具の手当にいたしましても、五万円では災害復旧の経営資金としては非常に少額に過ぎるのじやないか、こう思うわけでありますが、この点水産庁は十分漁業の特殊性について金融課の方と御検討願つたかどうか、その辺の事情を伺いたい。
【次の発言】 ただいま漁政部長からお話がありましたように、漁船にいたしましても、また漁具にいたしましても、漁業の場合には非常に小さいものから大きいものまでありまして、漁具の……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第6号(1954/03/15、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 委員長、関連質問。
【次の発言】 私は質疑の通告をいたしておつたのでありますが、ただいま赤路委員から主として漁船損害補償法に関して御質問かございましたので、私も関連してお尋ねいたしたいと思います。  まずこの際政府にお聞きしたいことは、先週、総括質問におきまして、本法案と憲法との関連につきまして他の委員諸君からいろいろお尋ねがあつたのでありますが、私は特にこの漁船損害補償法につきましては、憲法上から見て多大の疑義を持つのであります。御承知の通り、この漁船損害補償法は、第十六国会において、政府原案に対して、満場一致をもつて二十トンから百トンまでにその適用漁船を引上げるというぐあ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 水産委員会 第1号(1954/12/02、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 先ほどの参考人のお話の中に、この事件がありましたあとでありますが、二十五日の午前十一時に第十五山田丸が、国府の船でありますか、あるいはどこの船であるかわかりませんが、この海域は戦闘海域であって、非常に危険な区域である。今後被弾等の責任は一切負わない。このことを他の日本漁船にも通告せよという警告を受けたということも申されておりますし、なお今後この海域で操業する場合には、山田丸は没収をするという通告も受けておる、こういうお話があったのでありますが、この不祥事件が起りました二十二日以前に、他の漁船でこのような警告を受けた船がありましたかどうか、またそういう船から、山田丸なり他の漁船……

第20回国会 水産委員会 第2号(1954/12/04、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私どもも漁業法並びに協同組合法の改正の参考にいたしますために、日本海地区をモデル・ケースに選定をいたしまして調査をいたしたのでありますが、自由党からは田口水産委員長と私、改進党から白浜君、社会党左派から山中君、淡谷君、この五人で現地を詳しく調査をし、関係漁民の諸君といろいろ意見の交換をいたしたのであります。その調査の地区は新潟県、これは佐渡におきまして主として調査いたしたのであります。次に山形、秋田、青森の四県下にわたりまして調査をいたしたのでありますが、その間におきましていろいろ現地の漁民諸君から出ました意見は非常に広汎にわたつておりますが、おもな点は、一つは漁業者の資格の……

第20回国会 水産委員会 第3号(1954/12/06、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 石油類に対しましては、現存関税定率法によりまして、それぞれ関税率が定められておるのでありますが、昭和二十六年に現行の関税定率法が改正施行されました当時から、石油の重要性にかんがみまして、引続き昭和三十年三月三十一日まで免税または軽減の措置がとられておるのは、各位御承知の通りであります。しかるに最近政府の事務当局方面におきまして、この石油類にとられておりますところの関税の減免措置を、四月一日から定率法にもどしまして、そうして関税をかけようというような研究がなされておる、こういうことを私ども仄聞をいたしておるわけであります。もしこのような措置が政府によってとられるように相なります……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 自由党を代表いたしまして、ただいま山中君から御提議になりました本決議案に賛成の意を表明いたしたいと存じます。  漁業用石油類の配給確保の問題につきましては、当委員会におきまして本年の七月以来真剣にその改善方につきまして検討を加えまして、政府に対しましていろいろ意見を述べ、政府を鞭撻して参つたのでありますが、政府におきましても、当時漁業用石油類確保措置要領というものを発表されまして、これが改善に努力を払われたのでありますけれども、遺憾ながら油業者等の協力が十分に得られたかつたような経過もございまして、今日いまだ事態の改善を見ておりません。当時全国の漁業者特に沿岸漁業者団体方面か……



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各種会議発言一覧(衆議院26期)

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設委員会水産委員会連合審査会 第1号(1954/05/21、26期、自由党)

○鈴木(善)委員 私は水産委員会で、本法案を予備審査いたしたのでございますが、水産委員会を代表いたしまして、主として第二条の国際連合の軍隊に水面を使用させるための漁船の操業制限等に対する補償の問題につきまして、質問をいたしたいと存じます。なお他の水産委員の諸君から、補足的に御質問があろうかと存じますが、まず私からお尋ねいたしたい点は、この国際連合の軍隊が、適法に営業しておりますところの漁船、漁業者の海面の使用によりまして損失を与えました場合の補の問題でございますが、アメリカ軍との間の補償におきましては、大体において平和条約発効の日にさかのぼつて補償するように相なつておるのであります。二十七年の……




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データ更新日:2023/02/05

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