このページでは鈴木善幸衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○鈴木善幸君 私は、自由民主党を代表して、わが国が当面せる重要問題について政府の所信をただしたいと存じます。(拍手) 内外の情勢を展望しますに、七〇年代の初期はきわめて多事多難が予想されます。国際的には、まず中国問題があります。また、米国との間の輸出調整をめぐる経済問題も重大な問題となりつつあります。国内的には、公害、物価、労働問題を中心として、新しい経済進路の探求と倫理の確立に迫られております。また、人間性の回復を目ざして、教育の刷新による豊かな人間形成と高福祉社会の建設が要請されております。 いまや国民は、物質的繁栄を享受しながら、公害その他の環境の悪化におびえ、見失われた人間性の回復……
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