井出一太郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

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井出一太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井出一太郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

井出一太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第5号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(井出一太郎君) お答えをいたします。  御質問は大体三点にわたっておったと思いますが、食管特別会計に一般会計から繰り入れるかいなか。この問題は予算編成の過程におきましても種々議論されたところでございます。米の消費者価格を含めまして、内閣に特別調査会を設け、慎重に検討いたしまして、その結論を待って決定をいたしたいと考えております。  次に、麦の買い入れ価格の問題でございますが、現在の麦類管理の運営は売り渡し価格が買い入れ価格を下回っておりまして、いわゆる逆ざやの現象が出ておるわけであります。その原因は、買い入れ価格はパリティに基いて法律できめられておる、一方売り渡し価格の方は需給関係……

第26回国会 衆議院本会議 第6号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(井出一太郎君) 簡潔にお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、食糧増産の問題でございます。国際農業の重圧を受けておる日本の農業が非常に困難であるということも御指摘ございましたが、まことに同感でございます。そこで、食糧の自給度を確保しなければならない、こういう仰せでございました。それがための計画性を示せという御質問だったと思います。政府の自立経済五カ年計画におきましては、五カ年間の食糧増産費として米に換算いたしまして千百十二万石ということになっておるのでございます。この中で、農地の拡張、改良による増産分は約六百八十八万石でございます。三十二年度予算要求によりますと、約百十一万石の……

井出一太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

井出一太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産委員会 第5号(1955/03/31、27期、日本民主党)

○井出委員 議事進行について。ただいま伺いますと、すでに本会議も散会になったようでございます。従いましてこの委員会が討論採決をいたしますということも、本法案の趣旨からいたしましていかがなものか、こう存じます。従いまして理事会を開いて、もう一度その善後措置を御協議いただきたいと存じますが、委員長においてよろしくおとりはからいを願います。

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本民主党)

○井出委員 主計官が見えておりますから二、三お尋ねしたいと思います。  この災害の報告にもありました地すべりの問題については、今回も非常に被害が大いきょうでありますが、二十八年度の水害については九割補助の特別立法をいたしました。それで聞くところによりますと、大蔵省ではもうすでに二カ年実施したのであるからあとは打ち切る、こういうような考えがあるやに承わっておるのであります。建設省ではそういうことをすでに地方庁に伝えておる。農林省でもそういうような計画があるやに承わっておりますが、その点について特に私は承わっておきたいと思います。大蔵省、建設省、農林省、三省にわたってお尋ねいたしますが、特別立法の……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/05/27、27期、日本民主党)

○井出委員 ただいまの動議がちょっと喧騒の中でわかりかねましたので、もう一ぺん明確に委員長から御発言を願いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/05/31、27期、日本民主党)

○井出委員 簡単に四月の農業災害についてお尋ねをいたしたいと思います。先刻原委員から御質問がありましたが、原委員の質問に対する答弁は、一カ月前ほどの当委員会における政務次官の答弁とはあまり変つていないのであります。調査中だとおつしやいますけれども、すでに被害各府県からは出ておるはずであります。そこでお尋ねしたいのは、各府県の営農資金に対する要望額は現在幾らになっておるか、農林省ではどれくらいをもって大蔵省に当るお考えであるか、またその立法の措置は、提案はいつごろの見込みであるか、ただ研究とかなんとかいうことでなくて、見通しをもってお答えいただきたいと存じます。すでに用意はあるはずでございますか……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/06/14、27期、日本民主党)

○井出委員 ただいま中村委員の御提出になった動議の意味でありますが、米価審議を尽すまでは本委員会は他の諸問題にはわたらない、こういう意味に拝承しましたが、審議を尽すということはどこまでが限界なんですか、その点を委員長から明瞭にしていただきたい。

第22回国会 農林水産委員会 第32号(1955/06/30、27期、日本民主党)

○井出委員 先ほど秋田県知事が見えまして、先般の東北地方一帯を襲いました豪雨の結果による農林被害についての陳情がございました。本件については当委員会よりすでに委員派遣の手続も了して、近々に出発されるわけでございます。農林省の方においては、この被害についての報告をどの程度に集めておられましょうか、この機会に政務次官より伺いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、自由民主党)

○井出委員 明日より四日間にわたりまして、愛知用水視察のため、十数名に及ぶ委員諸君が現地視察に出られるわけであります。この留守中に議員提出法案を数多く参議院の方へ送り込んで、会期末でもありますからその審議を促進していただかなければなりません。その場合に提案責任者が向うへ行って説明を求められるという事態が起るだろうと思うのです。つきましては、委員長においてその法案をよくお調べいただいて、どの法案にはだれが当る、こういうような御配慮をしてお出向きいただければ、法案審議上非常に工合がいいのではないかと思いまして、一言委員長に申し上げるわけであります。

第22回国会 農林水産委員会 第50号(1955/07/29、27期、日本民主党)

○井出委員 ただいま提案岩代表川俣委員より提案理由の御説明がありましたが、私はここに本案に対しまして修正案を提出いたすものでございます。案文はただいまお手元へ配付申し上げてありまするので、それをごらん願うことにして、朗読は省略いたします。  本修正案につきましてその趣旨を御説明申し上げますると、第一点は本文第三項を削除することであります。地方公共団体が公共用災害復旧用等以外の個人または一般業者の施設資材に対してまでその代金支払いの責任を負うことにつきましては、地方公共団体の性格等にかんがみまして、別途立法措置を講ずることがより適切と考えられますので、次期国会においてこれが立法化を考慮することに……

第22回国会 農林水産委員会 第51号(1955/07/30、27期、日本民主党)

○井出委員 議事進行について……。ただいまの狩猟法改正法案について審議はほぼ終了したようでありますから、本件の取扱い並びに砂糖関係二法案の取扱い方に関しまして、理事会を催されんことを希望いたします。
【次の発言】 ただいま足立委員の御発言でありますが、との理事会を開いて協議中に、自由党の方では党の御意見をお取りまとめをいただいて、われわれその間理事会でお待ちをしてもよろしゅうございます。さようにお取り計らいを願いたいのであります。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第54号(1956/09/11、27期、自由民主党)

○井出委員 去る昭和二十八年の冷害凶作に際しまして、当時北海道方面を視察せられました方々から、風連坊主と農林三十四号との交配種だったと思いますが、そういった新しい品種が北海道にきわめて好適な品種であろう、こういう御報告を受けたのでございます。それはここに足鹿委員もおられますが、上川試験場の永山支場でその品種を育成中でございます。その直後本委員会において公聴会をいたしました際に、永山支場の浜場長が特に出席されまして、その経過について述べられましたことは、この速記録にも明確に載っておるのであります。自来私もこの新品種に興味と関心を寄せて参ったのでございましたが、たまたまつい数日前北海道へ参りました……

第24回国会 予算委員会 第15号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○井出委員 私は自由民主党を代表いたしまして、今回行われた日ソ漁業交渉を中心にいたしまして、若干の質疑を試みたいと存ずるものであります。従って、主として河野全権、重光外務大臣にお伺いをいたしまして、重要なる点については鳩山総理からもお答えを願いたいと存じます。  河野農林大臣には、四月二十一日羽田を立たれて、それ以来本月二十六日帰国せられまするまでの間、月余にわたって困難な折衝に当られました労を、まず多といたすものでございます。しかしながら、昨日の衆議院本会議におけるあなたの御報告はすこぶる簡に過ぎまして、国民の聞かんと欲するところとだいぶ遠かったように思うのであります。もとより外交の機微に属……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第3号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 農林省といたしまして一言申し上げます。  ただいま検査院の御指摘の通り、農林省関係の不当事項は、一般会計におきまして農業水利、開拓、干拓等の直轄工事及び代行工事並びに農業災害施設復旧事業の機械管理につきまして、粗漏工事あるいは出来高の不足、経理の不適切等のために七十五件の御指摘を受け、また国庫補助事業につきましても粗漏工事、出来高または事業量の不足、設計の過大、目的外使用、不使用、負担不足等のため七百八件という多数の不当事項の指摘を受けております。また特別会計におきましては、食糧管理特別会計において外国食糧の購入及び売り渡しに当って処置の当を得なかったもの、及び国有林野事業にお……

第26回国会 決算委員会 第24号(1957/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今回農協系統団体の中央機関の一つでありまする全購連におきまして、ただいま御指摘のような不祥な事件が起りましたことは、まことに遺憾千万でございます。またこれに対しまして直接監督の衝に当りまする農林省といたしましても、まことに不行き届きの点に対しましては遺憾の意を表しますとともに、またこのことが農林省部内にも波及をいたしましたことについては、まことに申しわけのない限りと存じておるわけであります。監督の立場よりいたしまして、従来ともに全購連の検査に当って参ったのでありますが、人員の点等もございまして、未然にこのことを防止するに至らなかった点につきましてはまことに残念であり、相済まない……

第26回国会 決算委員会 第28号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 このほど来、本委員会からお呼び出しを受けておりましたが、ちょっと健康のすぐれない関係もございまして、失礼をしたことをまずおわびをいたします。  ただいま淡谷委員からの御質問でございますが、事は全購連に発したとは申しますものの、監督の衝にありまする農林省部内にもついに不祥なる逮捕者を出すというふうなことでございまして、まことに遺憾千万であります。ただいま事件の全貌というものにつきましては、まだわれわれもこれをつまびらかにいたしかねるのでありますが、当面の問題といたしましては、肥料課の係員、課長補佐である海内が逮捕せられておりまするほかには、あるいはせんべつとして供与を受けたという……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 三十二年度の農林予算がまことに少な過ぎる、これで一体農政の推進ができるかというお尋ねでございますが、私も、この絶対数字をもって決して満足しておるものではございません。しかし過去の農林予算に比べまして、実際のネットの農林施策をやって参りまする分を考えてみますると、必ずしも著しく減じておるものではございませんので、これをいかに重点的に、効率的に運営するかということで、所期の目的を達したいと思うのでございます。たとえば土地条件の整備というふうな問題は、これからいろいろ御審議いただきまする特定土地改良工事特別会計の設定等によって、事業量をふやすというようなことも考えております。あるいは……

第26回国会 大蔵委員会 第25号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 食管法のあり方について御比判をいただきましたが、御指摘のように、全量をこの法律のもとに買い取り、しかもそれを配給をする、こういう点においては、今日若干ゆるんで参ったと申しましょうか、情勢の変化がございまして、十分に機能を果していない面もあろうかと存じます。しかしそうかと申しまして、この管理制度自体が持っておりまする使命というものは非常に重要性があるのでございまして、にわかにこれを改変しようというところまでは至っておらないのでございます。従いまして、その欠陥を是正するということのためにあらゆる努力を払って参りたいと思っておるのでありますが、われわれといたしましては、ただいま井上委……

第26回国会 農林水産委員会 第1号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 旧ろう石橋内閣の成立とともに、はからずもこの重責に任ぜられました。みずからをはかりまするとき、任きわめて重いことを痛感いたしております。御案内のように、日本の農林水産業がきわめてむずかしい段階にあるときでございまして、これをいかにして切り開いて参るかという点になりますると、どうしても各位の御支援、御協力を賜わりまして、この任を全うしなければならぬと存ずるのであります。私も長くこの委員会の一員といたしまして、いろいろごじっこんに願いました皆様方をたよりにいたしまして、いろいろと御支援、御鞭撻を賜わりたく存ずる次第でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

第26回国会 農林水産委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今国会に提出いたします予算案及び法律案につきまして、皆様方の御審議並びに御協力をいただきますに当りまして、予算案の編成及び法律案の制定の基本となりました農林水産行政に対する私の考え方を申し上げ、施策の概要を御説明いたしたいと存じます。  御承知のように、昨年は、北海道の冷害等一部地域におきまして災害をこうむり、また、他の地域におきましても、気象条件は、必ずしも良好な状態であったとはいえないにもかかわらず、全般的には、米麦を初め主要農畜水産物の生産は、おおむね高水準を維持し得たのでありまして、これは農山漁村民諸君の努力のたまものであることは言うまでもないのでありますが、特に戦後に……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 他の産業が最近非常にいんしんをきわめておるにもかかわらず、農業がこの中に本質的な要因をもちろん持っておるでございましょうが、非常にアンバランスになっている。これはまさに御指摘のございましたような次第だろうと私も考えておるのであります。この点は非常にむずかしい問題でございまして、おそらく大方の国家が近代化して参りまする過程においては、同じ悩みがどこの先進国にもあったろうと思うのでございます。しかしわが国における農業人口というものが近代国家としては比較的多く、農林関係のいわば原始産業の人口を抱容しておる、こういう日本の特殊性といものから考えますときに、容易ならない問題だと思うのであ……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 石田委員からお述べになりました御趣旨をよく体しまして政府部内の調整その他に当りまして万遺憾なきを期したい、こう考えます。
【次の発言】 御指摘のように、従来は干拓に関します限りは全額国庫負担でなされておったのでありますが、しかし地元負担と申しましょうか、最終的にはある一定価格で売り渡すという形でございました。それに比べると二割というものは、あるいはそれを上回って地元へ大きな負担が及ぶ、こういうことではありましょうが、これも程度の問題でございまして、一方この仕組みによって工事がスピード・アップされ、そこから考えられまする受益者の利益といいますか、そういう点を考えまするならば、この……

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 委員長のお許しを得てごあいさつを申し上げます。  石橋前総理の病状あつくして、それがために総辞職と相なり、岸内閣が成立をいたしましたことは御承知の通りでございます。私、不敏でございまするが、引き続きこの重職を汚すことに相なったわけでございます。石橋内閣当時申し上げましたことを一切継承して施策に当る所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 漁業共済制度についての御質問でございます。この漁業共済については、その組織なりあるいは災害原因の究明なり、漁獲高把握の方法等についてもなお究明、検討を要すべき余地があろうかと思うのでございます。  そこでただいま……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 そのように御了解いただいてけっこうと思います。
【次の発言】 今の御質問の趣旨は領得しかねますので、もう一ぺん……。
【次の発言】 昨日も申し上げたと思いますが、三十年度、三十一年度、少くとも既往の食管の赤字というものは、三十二年度以降の消費者米価にはこれを転稼するとかなんとかというふうなことは全くございません。ただ従来食管の運営においてどのような経理状況に相なっておるか、さらに申すならば、赤字がどういう形で出ておったか、こういうことはおそらく臨時食糧管理調査会で審議をいたします際の参考にはなるだろう、こう考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 先日来稲富委員のご質問に対しまして、時間の関係等途中で腰を折るようなことに相なりまして、まことに相済まない次第と思っております。私もそういう環境に置かれておったこともございまして、あるいは十分意を尽し得なかったかと思いますがこの際あらためて申し上げますのでお聞き取りをいただきたいと思います。  食管特別会計の赤字につきましては、三十年度末に生じておりまする三十四億内外のものは、これは決算も済んでおりまするので、今回の三十一年度の補正予算において一般会計から補てんをいたしますことは御承知の通りであります。それから昭和三十一年度の赤字でございますが、これは同様な意味で、決算の確定を……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 資料をもってお示しをいたしました関係団体につきましての山田委員の御発言は、この中にはもはやその必要もなかろうではないか。さようなものも入っておるというふうに御認識になっての御質問でございますが、私も今この資料をここで拝見をするというような始末でございますので、よく取り調べました上で、またの機会に申し上げるということで御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 天災融資法に関しましては幾たびかの改正がなされまして歩一歩前進をして参っておることは芳賀委員もお認めいだだいておる次第でございます。そこで系統金融の金利が下った、また今後も下る傾向にあるであろう、こういう段階において国……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/04/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 連日国会には出席しておるのでございますが、従来は予算の関係にだいぶ時間をとられて、かつはまた今言われます漁業交渉に当っておりました関係で、大へんごぶさたをいたしました。まあ今週一ぱいをもって何とか漁業の目鼻をつけたい、こう考えておりますので、来週はできるだけお伺いをいたすつもりでございます。法案もだいぶ山積いたしておりますので、どうか一つよろしく御審議の上御可決願えますようにお願いを申し上げます。
【次の発言】 従来土地改良法に対する検討は農林省においてもいたしておったわけでございますが、今回の提案は、私になりましていたしたということに御了解を願います。

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 特別会計を設けましたゆえんにつきましては再々申し上げた通り、ただいま井手委員御指摘の趣旨に基いておるわけでございます。しかりとするならば予算を飛躍的に増大をすべきである、この御説は、私も多多ますます弁ずるであって、多いほどけっこうには違いございませんが、果して飛躍的というほどふえたかいなかということに相なりますと、そこには程度の問題もございましょう。しかし昨年よりも相当の幅において土地改良の経費をふやしたことは事実でございまするし、ともかくこの新しい方式をもって出発をいたす。従いましてこれは今後においてはさらに期待できる、こういうふうにお考えをいただいてよろしかろうと思いますが……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 本年は特別に豪雪があり、春なおいまだ非常に寒いという状態の交でございまして、御承知のように、ことしの実りというものに対しまして懸念されます異常天候のようでございます。ただいま現地の模様をつぶさに伺った次第でございますが、ただいま石田委員から御開陳のもろもろの御要請に対しましては、十分に考慮して善処いたしたいと考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 先般当委員会においてあらましの経過の報告を申し上げましたが、ただいま芳賀委員の御質問に基きまして、あらためて大要を申し上げたいと思います。  日ソ漁業委員会は、二月の十四日に第一回の会議を開いたのでありますが、自来会を重ねること二十数回に及んでおるかと思います。北西太平洋におけるサケ、マス漁業その他の問題について審議を続けて参ったわけでありますが、そのうち最も重要な問題は、一九五七年度における総漁獲量について、当初わが方からは十六万五千トンという数字を要求いたしたのでございます。先方は、昨年のモスクワにおける交渉においてすでに決定を見ておるのだという論拠から、凶年は八万トン、豊……

第26回国会 農林水産委員会 第31号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 本改正案の御審議をお願いすることに相なりまして、私も顧みまするといろいろの感想を持つものでございます。ことに足鹿委員におかれましては、当委員会の中に共済小委員会というものを設けられまして、足鹿さんが中心になられて十原則というようなものを打ち出され、改正の方向を明示せられましたこともなお記憶に新たなところでございます。従いましてそういったいきさつ、経緯にかんがみまするときに、この改正案はただいま御批判を受けましたごとくまことに微温的である。当時の考え方というものは影をひそめておるかのごとき御批判でございました。当時を承知しておる者としては必ずしもこれに満足をしておるわけではござい……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 便宜渡部局長から…。
【次の発言】 今回共済の事業主体を市町村に移しまする道を開いたということは、この改正案の大きな眼目の一つでございます。その場合、移譲がスムーズにいかないおそれがありはしないかという御指摘でございますが、ともかくこの新しい試みにつきましては、あまりこれがルーズにわたるということであっては相なりませんので、若干制約を加えておるのでありますけれども、そういうような事情のもとにある、たとえば山村などで、加入者も非常に少い、それではとうてい自立していけないというふうな条件にありまする地帯におきましては、この程度の制約がございましても、市町村と組合との間のあらかじめの……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 しばらくよろしゅうございます。
【次の発言】 その点については農林大臣としては関知しないところでございます。
【次の発言】 先ほど私全く関知しないと申し上げたんですが、そういう団体が一体あるのやらいかがかも存じませんし、かりにあったとしてもオーソライズされているものでもないでしょうし、どうもちょっと理解に苦しむのでございます。
【次の発言】 行政に対しましてこのようなことが行われましたことは、非常に遺憾に存じております。
【次の発言】 さっそく取り調べましてその点を明確にいたし、行政に対する侵犯のごときことがないように処理をいたしたいと考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 中村委員から、私が生糸の専門家であるという御発言をいただきましたが、私の郷里は養蚕国ではございますけれども、私自身として決しておっしゃるほどこれに対する専門知識を持っておるわけではございません。ただ、ごく常識的に、一般的に申し上げますならば、ただいま御指摘のようないろんな観点から、蚕糸業の現状というものは憂慮せられる旧態でございます。過去において輸出の大宗としての非常にはなやかな時代を持ちましただけに、ただいまの蚕糸業のあり方というものは、過去を知る者として感慨無量なるものを覚えるのでございます。一体こういう形でついに蚕糸業は斜陽産業たるの運命をしのばなければならぬのかという課……

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま御指摘のありましたように、今回の改正はあるいは政令にゆだねられた、ないしは運営の面に当って、それに託された部分というふうなものが相当多いことは確かでございます。従いまして成立いたししました暁は、十分にその辺も考慮をいたしまして、誤まりなきを期したいと考えております。  なお基準反収の問題でございますが、現在は趨勢値によってきめられた平年作というものを、反収の基準にいたしておるわけでございますが、これにつきましてただいまるる述べられましたような御批判もございまするので、十分に検討をいたしまして御趣旨の実現をはかりたい、このように考える次第でございます。

第26回国会 農林水産委員会 第42号(1957/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま述べられました御趣旨は全く同感でございます。従いまして蚕糸業振興審議会の構成に当りましては、養蚕農家あるいは中小製糸業者、こういった階層の意見が十分に反映できますように処置をいたしたいと考えます。
【次の発言】 繭糸価格安定法に基きまする安定審議会の構成なり運営の仕方が、従来業界的な考え方が非常に強い、あるいは業界人をもって構成されておる、こういう御指摘でございましたが、今後は振興審議会の発足ともにらみ合せまして、御趣旨のごとくこの価格安定の面についても、第三者的な公正な意見が反映せられるように努めたいと考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第43号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 大体ただいまの予定では、米価審議会の議を経て米価をきめる、その時期が諸般の準備から申しますると、六月十日あるいは中旬にかかるのではないかという感じがいたしますので、それが決定次第取り急ぎ予約を開始するというようなスケジュールになるだろうと考えております。
【次の発言】 それは大よその目安でございまして、できるだけ取り急いで行うつもりでおります。
【次の発言】 この国会でいろいろ問題が輻輳しておりましたような関係で、少しく準備不足の点はまことに相済みませんが、全体の作業がおくれておる、こういうことに御了解をいただきたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第45号(1957/05/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 去る五月三日、四日の凍霜害によりまする被害が東北、関東、甲信越にわたりまして相当深刻な打撃を及ぼしましたことは、被害地農民諸君に対しましてまことに御同情を禁じ得ません。ただいまこれが対策としてそれぞれ行き届いた御措置を当委員会の決議として御要請に相なったわけでございますが、政府といたしましてはこの御趣旨を十分尊重して対処いたす所存でございます。右お答えいたします。
【次の発言】 先週の閣議におきまして、私から凍霜害の実情をまずとりあえず報告いたしておきました。その後農林省の調査もまとまりましたし、なおただいま当委員会の御決議等もございまして、いよいよ問題がしぼられて具体化して参……

第26回国会 農林水産委員会 第47号(1957/06/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 御承知のように臨時食糧管理調査会におかれまして、いろいろと価格問題を検討されておられましたが、近く結論が出るような運びに承知をいたしておりますので、その上で取り急いで政府の腹がまえを決定をいたしまして、中旬以降に米価審議会を煩わして御決定をいただく、こういう所存であります。
【次の発言】 米価審議会が法的な機関として米価決定に当って持っておりまする役割というものは、これは申すまでもなく十分尊重をいたして参るわけでございます。ただ神田委員も御承知のような従来の経緯もございまして、政府としては調査会の結論が非常に手間取るというのでありますならばいざ知らず、近くその答申もいただけると……

第26回国会 農林水産委員会 第48号(1957/06/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 愛知用水の工事関係につきましては、大体ただいま総裁からその経過についてお述べになりましたのでさように御了解をいただきたいと考えております。これが発足以来だいぶ日がたって、告示その他もおくれて参りましたゆえんのものは、何といたしましても、日本の農業土木としましては画期的なものでございまして、十分念に念を入れて慎重を期したい、こういうことで今日に至ったわけでございますが、今楯委員の御指摘のような、これによって効果に対して疑義があるというようなことは断じてございません。当初の目標に従って近く着工にも至る運びと相なるわけでございます。御承知のように、余剰農産物の第一三次協定を受け入れな……

第26回国会 農林水産委員会 第50号(1957/06/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 抱負というほどには参りますまいが、若干の所見を申し上げます。砂糖が国民の必需品でございまして、極力その価格の安定を期して需要者に対しまして不安なからしめる、このことは申し上げるまでもない点であります。しかしながら国内需要量の九割余を輸入に負うておるという実情にございますので、その輸入に当っては適切かつ円滑を期しますとともに、他面テンサイ糖でありますとかその他の国内甘味の資源を開発いたしまして、極力その自給度を推進すべきものと思っておるのであります。現在の砂糖行政は原料糖の輸入割当制度の上に立ってこれを行なっておるのでありますが、この場合政府による輸入原料糖の管理であるとかあるい……

第26回国会 予算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。これは、あるいは大蔵大臣からもお答えをすべきかと思います。予算編成の過程におきましては、ただいま御指摘になったような点も論議がございました。昭和三十年度の赤字は、大体確定的につかんでおりますが、三十一年度の数字が大よそ百六十億余りというような若干不確定要素もございましたので、これを一括いたしましてああいう組み方をしたわけであります。内閣にできまする調査会で十分に検討をしていただきまして、それを尊重して処理をいたしたいと考えます。財政全体といたしましては、大蔵大臣も申される通り、十分余力と弾力性を持っております。その点は御了承を願います。

第26回国会 予算委員会 第3号(1957/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。食管特別会計が非常に膨大なものである、複雑なものである、国民からもいろいろ批判を受けておることは御承知の通りでございます。私もこの問題と取り組みまして、もう少しこの内容を洗ってすらっとしたものにいたしたいと考えたわけであります。従いましてその場合、あるいは一般会計が持つべき部分もございましょうし、コストの中へ織り込んで考えるべきものもあろうか、値上げということはなるべくいたしたくはございませんけれども、しかしこれを総合的に判断いたしますと、若干は消費者の側へかかってくるということもやむを得ない場合はあろうか、このように大体考えた次第であります。

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。食糧自給度を向上させる、このことはやはり日本農政の基本でなければならぬと考えておるのでありまして、幸い井手委員の御共鳴も受けたわけでございます。そこで、本年度の食糧増産関係の予算が非常に少いという御指摘であり求すが、これはこの間この席で川崎委員にもお答えをいたしましたように、過去の、たとえば昭和二十七年、八年などと比べまして、その当時は災害でございまとすか、あるいは農業保険の関係などでありますとか、その他いろいろございまして、実質の食糧増産経費というものは、ここ数年それほど変ってはおらないつもりでございます。しかし、これをもって決して満足しておるわけではござい……

第26回国会 予算委員会 第6号(1957/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。お尋ねの三十一年度赤字と申しましたものは、その際も若干の可変的要素はある、こういうことは申し上げてあるつもりでございます。従いましてこれが過去にできた赤字であるとこういう意味においては、消費者に負担をさせてはならないものであろう、こういう意味で申し上げた次第でございます。
【次の発言】 お答えいたします。今御指摘のように赤字解消の道はおよそ三つでございましょう。もちろんなお企業努力というふうなものも若干は期待していいでありましょう。この三十一年度の赤字は既往において生じたものでございますので、これについてはこのほど来分科会でも御答弁申し上げましたように、これを……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。御指摘のように、木材価格が最近高騰を告げておることは事実であります。この原因は、一つは工業用材が非常にふえておるということでございます。戦前は、建築材と工業材を比べますと、建築材がはるかに多かった。今日では、パルプ材あるいは坑木、その他の工業用材の方が建築材を上回っておる状況でございます。おそらく三十二年度は、一億五千万ぐらいの用材所要量が見られると思うのでございますが、これに対する国内の林木の資源というものは、なかなか容易でない、今後相当に長い目で先を見ますると、よほどがんばって林木の供給の面に努力をしないと、SOSが近いという感じがいたすのであります。それ……

第26回国会 予算委員会 第12号(1957/03/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。食糧庁が日通と一括契約をいたしておりますることは、ともかく年間に五百万トンからの膨大な貨物を動かしておるのでございまして、これにはやはりその機構といい、あるいは人的配置といい、いろいろな関係から日通をして扱わしめるということが、一番能率的であろうと存じておるわけであります。あるいは食糧でございますので、季節的な繁閑というようなこともございましょう。あるいは山間僻地へ輸送するというふうな問題もございましょう。こういうふうな場合、やはり機構的に日通というものが他の荷扱い機関とは隔絶して大きな便益を得る機構に相なっておりますので、そういうことにいたしておるわけであり……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 横路さんに申し上げて御了解を得たいのでありますが、ただいま交渉継続中でございますので、あるいは微妙な点につきましては答弁を差し控えさせていただきますような場面もございましょうが、ただいまの問題につきましてお答えをいたします。  わが方といたしましては、過去四十年近くにわたる漁獲高の統計資料を持っておるわけでございます。それから勘案いたしますときに、資源は決して減っておらない、こういう見解の上に立っておるのでございまして、それを勘案して一方資源保護を日ソ漁業条約において約束しておる建前もございます。昨年の漁獲高というものは十三万五千トンでございましたが、サケ、マスの漁獲は昨年豊漁……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 青森県の三八地区における中心工場をめぐってのいろいろな経緯については、私も承知しております。そこで、ただいまお尋ねの酪振法でございますが、これは制定以来すでに三、四年の実績を持っておるのでありますが、従来運用せられて参りました経緯にかんがみますると、当面これをもって十分に酪農振興の目的を果し得る、このように考えております。
【次の発言】 この問題につきましては、地元酪農民のきわめて熾烈な要望に基いておりまして、さらにそれを受けとっての青森県知事の努力ないしは農林省に対する連絡、これらを勘案いたしまして措置した点でございますので、われわれとしてはこの措置は誤まりなかったものと考え……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。ただいま御指摘のごとく、私、農林水産委員会におきまして同様のお尋ねがございましたので、その際お答えをしましたことは、農地改革の方向というもうは、日本の農村民主化のため、また農業生産力増進のため、これは法によってなされた適正なる措置である、かように考えまするがゆえに、その補償価額は適正であり、かつまた、昭和二十八年十二月最高裁の判決もそのようになされたということを申した次第でございます。
【次の発言】 お答えいたします。農地改革そのものに反対する地主団体の動きは、当初大分県などに発生をいたしました。当時の社会事情からしまして、公然たる活動にはなっていなかったよう……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。昭和三十年度の赤字、これは決算がすでに確定いたしましたので、この数字が動くということはあり得ない、このように御了承願います。
【次の発言】 これ以上は累増することはないと考えております。
【次の発言】 三十年度の約三十四億に近い赤字というものは、決算の結果でございまして、今御指摘の二十五億何がし、これを資産評価益ということで、その年度に、計数上に明らかにいたしまして処理したことは御指摘の通りであります。
【次の発言】 だいぶ井上委員しさいにお調べでございますが、この問題は食糧庁長官からお答えいたします。

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答え申し上げます。肥料二法案と申しますのは、臨時肥料需給安定法、それから日本肥料輸出会社法、この二つであろうかと思うのでありますが、この二つの法律は昭和二十八年、今言われる第十九国会でございますか、これに提案をせられて継続審査になって、成立しましたのは二十九年の五月であったかと記憶をしております。当時の事情はまだ肥料が不足の状態でありまして、といって肥料の増産もしなければならない。そういたしますると、これを海外へさばかなければならないというような場面に置かれまして、内地の農民に提供する肥料価格よりも海外へ輸出するものの方が安いというような現象があったわけであります。そこでこれ……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/04/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今度の裁定を実施するに当りまして、国有林野の特別会計をつぶさに検討をいたしたわけでございます。もしこれを予算補正というようなことにいたしますならば、増伐をするというふうな問題あるいは次年度に処分をするものを繰り上げて歳入に計上しなければならぬというような問題が怒って参りまして、いろいろな支障があるわけでございます。そこで検討をいたしました結果、一部はこれを予備費に持つということにいたし、他の材源措置としましては、当面支障のないものを考えまして、幸い林野関係本年度の予算としてはこの際に老朽施設の改善というふうな費目も相当に予定をしておりましたが、これらは一年見送ることにいたしまし……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/05、27期、自由民主党)

○井出委員 ただいま提案になりました二つの法案につきまして、ごく概括的な質疑をいたしたいと存じます。ちょうどただいまは造林のシーズンにも当っておりまして、あるいは街頭に緑の週間の運動が展開され、きょう両陛下は、九州において行われます植樹行事に行幸啓されるわけでございます。こういう時期を背景といたしまして、森林に関する二つの法案が出されましたことは、すこぶる時宜を得たものと思うのでありますが、しかし日本の山林というものを考えてみますと、私どもは必ずしも安閑としておられないのであります。なるほど山は、あるいは木は、ものを言いません。山容動かず、白雲去来する状態にはあるでしょうけれども、さてその山林……


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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産委員会林業に関する小委員会 第1号(1955/05/28、27期、日本民主党)

○井出小委員 ただいま長官からきわめて詳細な御説明を承わりまして、北海道の風倒木処理に関しては、今日林野当局が符っておられる全能力をあげて万遺憾なきを期しておられることはよくわかりました。林野庁としましても、おそらくこういう大事件はかってなかったこと存ぜられますので、これを処理していかれる御苦心のほどはわれわれよくわかるのであります。  ただいま承わりましたことに関連をして、二、三の点をさらに確めておきたいと思うのであります。この風害にあいましたことからして、従来のノーマルな国有林経営のあり方に、非常に大きなひずみが寄ってきたという感がいたすわけであります。それでこれらは、予算措置としては、二……

第22回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○井出委員 わが国の農政上において酪農が最近きわめて大きなウエートを占めつつあることは申し上げるまでもございません。昨年国会において酪農振興法なるものが通過をいたしまして、酪農民の大きな期待にこたえようという段階にあって、一方酪農危機というような事態が生じて参りました。これと申しますのも、底の浅い日本経済の中にあって、デフレの影響というふうなものが酪農の上に深刻に及んで参ったというふうなこともございましょう。いずれにいたしましても、当面の乳価の低落をいかに食いとめるか、酪農民の危機をどの方向に血路を開いていくかというような問題に対しまして、学校給食の占める重要性というものは、これまたきわめて大……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○井出分科員 農林省関係については、重要問題はすでに委員会においても質疑されておりマすので、私は、災害復旧のことと農薬被害について若干お尋ねいたしたいと存じます。  農林省の事務当局は、予算編成に当って、過年度災害は大体三十一年度には完了する予定のようでございましたが、提案された予算によりますと、昨年よりも相当額減額になりまして、この予算では早期完成はなかなかむずかしいようであります。  そこでお尋ねいたしますが、予算説明によりますと、二十七年災までは残事業量の四〇%、二十八年災は全体の七五%までを完了するとありますが、二十六年から三十八年くらいまでは三十一年慶で完了するわけには参らないのか、……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 昭和三十二年度農林関係予算案についてその概略を御説明申し上げます。  まず一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。農林省所管合計といたしましては、八百十二億一千四百万円となっております。これに総理府所管の農林関係公共事業費七十九億四千九百万円及び原子力平和利用に要する経費九千三百万円、労働省所管の農林関係公共事業費一億六千百万円並びに建設省所管の農林関係営繕費六千七百万円を加えました農林関係予算合計は、八百九十四億八千三百万円となり、前年度に比し十七億二千百万円の増となっております。  次に、本予算案編成の重点について申し上げますと、第一は、生産基盤の拡充と生……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今回新しい施策といたしまして特定土地改良特別会計の設置を見たわけでございますが、これは川俣委員も御承知のように、従来土地改良事業の進度というものが非常におくれがちでございました。国家資本を投下いたしました資本効率等の問題からいたしましても、いたずらに長期に延引いたしまする場合には、本来の効果の上らないことは御承知の通りでありまして、この進度をさらに高める、こういうところに一つのねらいがあろうかと思うのでございます。さらに事業の分量等につきましても、一般会計から繰り出す分と融資の分とを合せまする場合には、これによって事業量の拡大ということをも、はかり得るというあたりに目安を置きま……



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データ更新日:2023/02/05

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