田中織之進 衆議院議員
27期国会発言一覧

田中織之進[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期
田中織之進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中織之進衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

田中織之進[衆]本会議発言(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 衆議院本会議 第7号(1955/12/12、27期、日本社会党)

○田中織之進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十年度特別会計予算補正(特第2号)案の編成が之を求める動議の趣旨を説明いたしたいと思います。  わが党の提出いたしました補正予算組みかえ案は、現在わが国の財政が当面している緊急な諸問題に対し、わが党独自の考え方に沿うて必要な措置をとり、その解決を促進するため編成をいたしたものであります。  その第一の問題は、地方財政の赤字補てんの問題でございます。近来地方財政の窮乏はますます深刻になる一方でありますが、これに対しまして、吉田、鳩山の両保守党内閣は、何ら積極的な打開策を講ずることなく、いたずらに時間を空費し、その間に地方財政の危機はますま……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第25号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○田中織之進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま重光外務大臣より報告のありました日ソ交渉の無期限休会につきまして、特に総理大臣並びに担当の重光外務大臣に、三、四、最も緊急な問題についてたださんとするものでございます。(拍手)  ただいまの重光外務大臣の御報告は、去る二十日の日ソ交渉が自然休会に入ったことは、これは必ずしも交渉の絶望的な段階に到達したことを意味するものではない。このことは、われわれもその通り受け取りたいのであります。しかしながら、日ソ交渉が始まりましてからすでに九カ月、この間二十三回の交渉が持たれ、ただいま重光外務大臣が申されましたように、この九カ項目にわたりましては……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第9号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○田中織之進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件に対しまして、反対の意思を表明せんとするものでございます。(拍手)  国際小麦協定は、一九四九年、小麦の重圧的な過剰及び破局的な不足が生産者及び消費者に対して与える深刻な困難を克服するために締結されたものでありまして、わが国は、ただいま委員長報告のありました通り、一九五三年の更新に当りまして当時の内外の食糧事情等を勘案いたしまして当事国としてこれに参加いたしました。わが国の年間輸入量二百万トンの半分の百万トンについて買付保証を行なってきたのでありますが、本協定が……

田中織之進[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

田中織之進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 第二次鳩山内閣が発足したばかりではありますが、私は、日本社会党を代表いたしまして、現内閣の施政の根本方針について質疑をいたしたいと考えるものであります。  鳩山さんは、今回の選挙で百八十五名の少数与党ではありますけれども、第一党を確保いたしまして、第二次鳩山内閣を組織せられたのであります。しかし第二次鳩山内閣の顔ぶれを拝見いたしますと、残念ながら、選挙管理内閣であった第一次鳩山内閣当時とは若干顔ぶれはかわりましたけれども、あまり強力なる内閣であると見受けられない点は、非常にお気の毒ではございますが、一昨日鳩山総理はわざわざ野党の首脳部を歴訪せられまして、国会の民主的な運営につ……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 議事進行について。ただいまの今澄委員の質問に対する総理大臣の答弁は、やや明確になったように思いますけれども、この問題は国際関係も伴いまする、きわめて重大な問題だと思うので、私どもはそのまま確認していただいてもよいと思いますけれども、政府側としても十分ただいまの今澄君に対する答弁をさらに練って、明確にしていただかなければならぬと思いますので、この際暫時休憩されるよう動議を提出いたします。

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/10、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 ただいまの同僚田中稔男君の質問に関連して、幾多の問題について実は伺いたいのでありますが、だいぶん田中稔男君の時間も経過いたしておるということでございますから、一つの問題だけ私総理に伺っておきたいと思うのであります。それは、ただいまの田中稔男君の質問に対しまして、中ソ両国は日本に対して侵略的な勢力だとは考えないという鳩山総理大臣の御見解、私は正しいと思う。そういたしますると、ちょっと矛盾したことができております。それはなぜかというと、今度の予算にも相当費用の増額をしておるところの、いわゆる防衛力の増強ということです。現在日本を取り巻く諸国のうちで、中ソ両国が侵略的な勢力ではない……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 その前に準備の都合があるので……。きょういただいた三十年度の地方財政計画の資料について私らの希望しておるのは、都道府県と市町村とを別にした数字をいただかないと、この数字ではちょっと内容を検討しかねますので、自治庁長官もおられますから、至急委員長を通じて市町村別と都道府県別に分けた資料を同時にお出し下さるように資料要求をいたしておきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 昭和三十年度の本予算案の審議も非常に大詰めになって参りましたが、民主党と自由党のいわゆる予算折衝なるものが妥結したようでございまして、総理初め閣僚諸君はほっと一息したような、多少気のゆるんだような状況が見受けられるのであります。この予算の政府原案はもちろんのことでございますが、特に今回妥結したといわれる民自両党の予算折衝の結果でき上ったいわゆる修正案なるものは、金額はさほど大しはものとはわれわれ考えませんけれども、その内容においてきわめて重大な問題を含んでおると考えるのであります。しかもこれは当面の昭和三十年度の予算案及びその執行の過程における問題よりも、明年度以降にわたる日……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第2号(1956/02/03、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。この問題について法務大臣に伺いますが、実は日教組の方で教育研究会をやるについて、これは中兵だけではない、アメリカなりインドなり四カ国ばかりの代表を招きたいということについて、事前に入国管理川へ連絡をした。そのとき」に入国管理局の方で大体招待をしていいということについての実は示唆をいただいたために、中兵側へ招請状を発しまして代表がすでに香港に来ておったわけです。私の記憶で間違いなければきのうで会議は終了したはずであります。そういう意味でこの問題についてはやはり日教組としても単に中共だけの代表を招くのではないという趣旨のこと、また中共の代表を招くということも入国管理局の……

第24回国会 外務委員会 第15号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 私、一問だけ関連して伺いますが、国会の決議は、今回アメリカ側が通告して参ったところの実験を中止させるというために、政府が有効適切な措置をとることを要求しているものなんです。従って実験を力をもって不可能ならしめるということを、国民は要求いたしておりません。これはやはり政府がアメリカとの話し合いにおいて、これは日本にきわめて重大な影響のある問題であるから、アメリカは日本の国民の要望をいれて取りやめてもらいたいということについて、これを取りやめが実脱するまで、終始その態度を貫かなければならないということで、これはただいま穂積君が申し上げたのもその点なのです。そこで具体的に伺いますが……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど下田条約局長の福田さんに対する答弁の中に、今度の四月二十日から始まる実験を、アメリカの方ではいろいろな事情から、われわれ日本国民の、また世界の人々の希望にもかかわらず、これを実行するかもしれない。これはアメリカ側の意思でありますから、私はそういう事態になるかもしれないと考えます。しかしそれだけに、ここで実施されては困る、こういう立場からこの委員会においても熱心に取り上げられておるのだと思う。また先般の衆参両院の決議もこの趣旨を体しておると思う。その意味でこの前の委員会においても、国会の決議の趣旨を体して、外務省として当面この四月二十日からの実験を何とかしてアメリカにとり……

第24回国会 外務委員会 第18号(1956/03/10、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 せっかく外務大臣がこの委員会に出席をいたしましたので、私はまず、去る八日参議院の予算委員会におきまして重光外務大臣が緑風会の中山稲敷委員の質問に対して答えました、大東亜戦争が果して侵略戦争であったかどうかという重大な問題に対する外相の考え方を示唆するような答弁が行われたことについて、緊急に質問をいたしたいと思うのであります。  外務大臣は、過ぐる太平洋戦争の際には、戦争指導者の一人として戦争責任を追及せられて、いわゆる東京裁判において戦争犯罪人として有罪であるとの決定をされて、あなたはそれに服罪をいたした責任者の一人でございます。それにもかかわらず、もちろんあなたは太平洋戦争……

第24回国会 外務委員会 第19号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっとその点は……。なるほど細目の協定ができなければ予算に基いて支出することは不可能なのです。従って、その場合には、下田さんが今御答弁になったように、第一に急な場合には予備金から支出する。それから予備金がない場合には補正予算等の臨時的な措置を講じなければこれはならないわけであります。それだから、その基本的なそういうことが出て予算上の支出をしなければならぬときにはそういり措置をとるということを、現在この委員会でどうして大蔵省の方はお答えすることができないのですか。それともう一つ、なるほどこれから向うとどの程度の便宜を与えるかということの交渉をなさなければならないことはわかりま……

第24回国会 外務委員会 第20号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。今の戸叶君の質問に対する大臣の答弁、私は納得がいかない。それはなぜかと申しますと、藤山特使も本日午後出発されたようでありますが、特使が携行する鳩山回答なるものの写しがすでにマニラの在外事務所長代理のト部君を通じてフィリピン側に渡った、それに対してマグサイサイ大統領はきわめて好感を表明しておるというマニラ電が今朝の新聞にすでに発表されておるのであります。私はそういう意味でこの問題は戸叶君の質問いたしましたように、昨年マグサイサイ大統領から日比賠償について鳩山首相あてに参りました書簡に対する正式の回答であるか、あるいはいわゆる伝えられる二億五千万ドルの民間借款に関連した……

第24回国会 外務委員会 第21号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 だんだんと同僚諸君から質問がありましたが、私一点だけ一又先生にお教えを願いたいのであります。  この問題を国際司法裁判所に提訴する、先ほど戸叶天各員の質問に対して先生は、結局これも政府の決断いかんだ、こういうふうにお述べになったように理解したのでありますが、この点われわれ当委員会においてもたびたび政府側との間に取り上げておるのであります。一つは具体的にやはり損害が発生しないことには提訴できない、実はこういう態度が表明されておる。それからもう一つは、国際司法裁判所へ提訴して、かりに日本にとって不利な判決が下るというようなことも、これは最悪の場合として考えなければならぬから、むし……

第24回国会 外務委員会 第26号(1956/03/31、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 労働関係の二つの条約の批准に関連して、特に有料職業紹介所に関する条約について、二、三点伺いたいと思います。  今回この条約の批准に当って、第三部だけ受諾する、第二部については政府の権限を持って条件の成熟したときに受諾するという通報をすることになっておるようでありますが、特にこの問題は、承認をし受諾する第三部もきわめて重要でありますが、特に今回受諾しない部分の第二部に私は非常に多くの問題があると思うのであります。政府の説明では、現在の雇用慣習の特殊性等を考慮して、第二部は承認しない、第三部だけの受諾にとどめるのだというふうに伺いましたが、現在の雇用慣習の特殊性をどういうように考……

第24回国会 外務委員会 第29号(1956/04/07、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま和田さんからお伺いをした第三の点ですが、今度の国際金融公社に日本が参加することによって日本は直接この協定の低開発地域ということにならない、その意味で日本は直接この公社からの投資を受けるということはないのだ、これはこの前高碕さんがこの委員会へ見えられたときにもその点を申されたのであります。そういうことが明確になって金融公社に加盟するということであれば、これはまた私は意味があると思うのですが、ところがこれの提案説明によりますと、「わが国の生産的民間企業についても上がるべき条件を備えた場合には公社から融資を仰ぐこともできることとなるわけであります。」ということが書いてある。……

第24回国会 外務委員会 第49号(1956/05/24、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 堀江さんに一点だけ伺いたいと思います。私は途中から参りましたので、あるいは堀江さんのお述べになりました三点にこの点は触れておらないかもしれません。  それは賠償額の問題に関連いたしますが、五億五千万ドルの大部分が堀江さんも御指摘になったように、サンフランシスコ講和条約の趣旨から申しますと、役務賠償という点がわずかに三千万ドル、大部分が資本財になっている。この点は非常に問題を残していると私は思うのです。同時に、日比賠償において特に重要な問題として未解決のまま施されている問題ではないかと思うのですが、従来フィリピンにありました日本人の在外資産の問題が、今度の−賠償交渉に当ってどう……

第24回国会 外務委員会 第51号(1956/05/26、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 実は大蔵大臣に対する質問は、私は本件については外務大臣なりあるいは高碕全権にまだ一つも賛同をしておりませんので、それが明確にならぬと大蔵大臣の御意見を聞くことは非情にむずかしいのですが、大蔵大臣の御都合もあるようですから、大きく二つの問題について大蔵大臣の御所見を伺っておきたいと思います。外務大臣それから経企長官に対する質問はあと回しにいたします。  お急ぎのようでありますから端的に御質問を申し上げますが、今度の賠償協定の第一条においても第二条においても、賠償の全額は一条には「日本国は、現在において千九百八十億円に換算される五億五千万合衆国ドルに等しい円の価値を有する日本人の……

第24回国会 外務委員会 第60号(1956/07/23、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は沖繩の問題について、重光外務大臣のモスクワヘの出発の前にぜひお尋ねをしておきたいと思うのであります。きわめて簡潔にお伺いをいたしますから、率直なお答えを願いたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいのは、これは結論的な私の質問でありますが、去る十三日の沖繩問題に関する外務、内閣、法務の連合審査会において、私から外務大臣に、モスクワへ全権として出発せられる前に、沖繩問題について少くとも現地の人たちが今後希望が打てるようなアメリカとの折衝の糸口だけでもつけておいていただきたいということをお願いいたしたのであります。一昨晩沖繩から参っておりました四人の代表もそれぞれ帰島いた……

第24回国会 外務委員会 第61号(1956/07/28、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。それは閉会中はいわゆる関係の局長も政府委員ではないのです。これは説明員という立場で出るのでありますが、私はそういう点から見ればやはり事務次官もこれは同じことだと思うのです。従って国会の開会中特に政府委員として政務次官が出る場合は、事務次官は出ないのは、これは通例でありますが、国会閉会中でありますから、政務次官はその意味において政務次官という立場で、これは国会の開会中及び閉会中の区別はございませんが、特に閉会中におきましては、私は現在の状況においては政務次官は不在なのです。その意味で特に、もちろん大臣を補佐する立場でありますけれども、大臣が出ているから事務次官が出なく……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第21号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま井堀委員からお尋ね申し上げている点に関連して、太田自治庁長官に伺いたいのですが、従来は確認団体二十三名という制限であったものを五十名にするということは、程度の差だと言われる意味はわかりますが、しかし、従来の確認団体がやる選挙時における活動、これは、従来の公職選挙法によりますと、きわめて限定されているのです。御承知のように、その選挙区で、選挙期間中に――衆議院の選挙の期間の場合には一回限りの政談演説会をやる、あるいは全国的に二十五人以上の候補者を持っている場合には、政治連盟の宣伝用のトラックが人数に応じて何台か出せる。この程度のことです。ところが、今度の改正案によります……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第22号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの繰り上げ当選に関する、いわゆる同点者の場合でなければ補充当選を認めないというようなことに対する選挙部長の答弁は、私はきわめて重大な問題を含んでいると思う。あなたのおっしゃるような形で、同点者の場合でなければ、いわゆる同一政党の者を当選させようという選挙民の意思が、繰り上げ当選ということで認められない、こういう考え方でいくと、小選挙区制そのものの根本的な欠陥だといわれる死票の問題がある。従って、一人一選挙区の場合には、当選者以外の反対党の次点者、その他の党に対する選挙民の意思というものが全然現われてこないのだということで、死票の問題が小選挙区の場合には重大な問題であり……

第24回国会 大蔵委員会 第26号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 閉鎖機関令の問題は、特に朝鮮銀行、朝鮮殖産銀行の関係につきましては、先般の予算の第一分科会で、大蔵大臣並びに正示管財局長に私から質問をいたしたのでありますが、そのときに、細部にわたっての質問は閉鎖機関令が大蔵委員会にかかったときにお伺いいたしたいとして、保留いたした部分がございます。さらにその当時は、まだ日韓会談の再開の見通しもついておりませんでしたので、特に私が用意いたしておりました韓国との彼我の財産請求権の問題等に関する資料等を速記録に掲載することも、私の方から自発的に差し控えたような状況でございますが、先般ダレスが参りましたのおきっかけといたしまして、いよいよ日韓会談が……

第24回国会 大蔵委員会 第27号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 去る金曜日に質疑をいたしました際に保留した数点について、そのとき要求いたしました資料も出て参りましたので、若干質疑をいたしたいと思います。  ただいま資料をいただいたので、この資料の検討のためには、私の方で用意している資料とのつき合せ等の関係で、なお若干の時間をいただかないと、私の疑義が解けない点が出てくるのではないかということを心配いたすのでありますが、できるだけその意味で、まだ資料の理解が十分いっておりませんから、私の理解の十分でない点があれば、政府委員の方から御教示を願いたいと思うのであります。  私は金曜日の委員会で、特に朝鮮銀行と朝鮮殖産銀行の関係の朝鮮にあります資……

第24回国会 地方行政委員会 第14号(1956/02/27、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど三鍋委員の質問に対して、警察担当の大麻国務大臣は、詳しい状況は昨日石井警察庁長官からの報告で知ったということでございましたけれども、一昨日の事態は、法的にどういう解釈がなされようとも、少くともあの雰囲気は、われわれ国政の審議に参画する者として、国会の権威が著しく警察の威力によって傷けられたように受け取ったのであります。その意味において私後ほど大麻さんに御所見を伺いたいと思いますが、特に一昨日の事態を明確にするために、警察庁長官、あるいは本日参考人として出られている警視総監あるいは警務部長から伺いたいと思うのであります。一昨日総評系労働組合の諸君が、三十一年度の予算のベー……

第24回国会 地方行政委員会 第63号(1956/10/25、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 選挙部長がおいでになっておりますので二、三伺いたいと思います。それは去る九月の十七日に行われました福岡の市長選挙に関する問題でありますが、自治庁の選挙部の方ではこの福岡の市長選挙に際してきわめて悪質な身分差別問題が選挙の戦術というか、選挙戦の過程に起って、現在福岡市におきましてはきわめて重大な社会問題に発展しておるという事実を、自治庁の方では御存じかどうか。そのほか福岡の市長選挙についてその他にも告発されている問題があるやに聞いているのですが、このことについて自治庁は現在までに福岡市の選管なりそういったような方面から、何かお聞き及びの事項があるかどうか、まず伺いたいと思います……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 当面問題になるのは、日ソ共同宣言の効力発生に伴うわが方のソ連大使館その他の公館の設置の問題でありますが、この点について御質問をいたしましたあとで在外公館の拡充の問題について、若干の質問をいたしたいことをあらかじめ断わっておきたいと思います。  そこでただいま石坂委員の質疑によりまして、在外公館の設置の問題は相互主義の原則の上に立って、わが方の対ソ関係の公館の設置を考えておられるということでありますが、その人員については大体二十名ないし三十名ということのようであります。われわれの聞いているところによりますると、ソ連側の方の日本へ設置する大使館並びに領事館等の関係の人員は、わが方……

第25回国会 外務委員会 第5号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 穗積、松本委員からだんだん質問されておりますので、私の御質問申し上げたいと思う点はだいぶ少くなったのでありますが、なお二、三の点について伺いたいと思います。  第二条に規定する引き渡しを受けるときのいろいろな細目についての往復書簡が出ましたが、一昨日私が御質問申し上げた点は大体了解いたしました。日本側から出しました書簡の二の点で、日本側が「賃借する濃縮ウランを含む原子炉用物質の中に生ずるプルトニウム又は副産物が少量であるので、それらの物質についてクレディット又は支払を認められないことが了解され、かつ、合意される。」、この点については向う側が了解してきているのでありますか。一昨……

第25回国会 外務委員会 第8号(1956/12/11、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 実はできればきょう午後委員会を続開していただいて、なおわが党のほかの委員諸君からも、外務省だけではなしに、さらに法務省入国管理局長等おいでいただいて、御質問を申し上げたいと考えておったわけであります。実は対中共関係の問題につきまして、いろいろな角度から質問をいたしたいと考えておるのですが、その点はいずれ明日、明後日、まだ会期中、一般国際情勢の問題のときに、そういう一般的な対中国との関係の問題についてはお伺いをすることにいたしまして、ここで一つの問題でありますることしの夏、在日華僑総会の幹部であります甘文芳外十一名の諸君が、外務省の非常な理解ある取扱いで郷里のマカオへ帰るという……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会 第3号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 国際情勢の全般的な問題については、委員会の審議の進行につれて別の機会に伺いたいと思うのでありますが、本日は岸外務大臣に特にわが国に現在駐留いたしております米軍の撤退の時期、その他に関連した問題と、それからわが国の外交政策の上で最もすみやかに、取り上げなければならない問題であります沖縄の返還問題に限定をして若干伺いたいと思うのであります。  三十二年度の予算案が策定せられるときに、当然この予算の中の重要な部分を占めております防衛費の問題に関連をいたしまして、政府部内におきましても防衛費の総額をどの線に押えるか、重要な問題になっていたと承知するのであります。そこで防衛費の総額をき……

第26回国会 外務委員会 第7号(1957/02/27、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一問だけ。十一日の次官会議で新たに提供することにきめられたという七つの施設の内容はわかりましたが、ちょうどこの新聞が出た前後から、新潟県の方からやはり飛行場拡張のために土地が取り上げられるということで、ちょうど私が委員会でこの問題を質問申し上げた日に、外務大臣も新潟県の、特に御婦人の方が多かったと思うのですが、御陳情を受けられたわけです。この新潟県の飛行場拡張に関して、新たに土地の提供を求められておるという関係についてはどういうようになっておるか、この際伺って、おきたいと思います。
【次の発言】 それは立川あるいは小牧等の飛行場の拡張要求がちょうど一昨年ごろ決定を見た……

第26回国会 外務委員会 第18号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一点だけ。ただいま日中友好協会を共産党関係の団体だと公安調査庁が見ておられるという点は、一体いかなる根拠に基いてそういう判断をされているのですか。私も実は日中友好協会の理事の一人であります。日中友好協会には自民党の山口喜久一郎君と、これは超党派的で共産党関係の人ももちろんおります。それだからといって、共産党員が関係しておるということをもって共産党関係の団体ということで、特に公安調査庁がそれを共産党活動の一端だといって、その資金的な関係等についても調査しているということについては、法律のいかなる権限に基いてやっておられるのか、明確にして下さい。

第26回国会 外務委員会 第21号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 二、三関連してお伺いいたします。この条約の批准実施に伴って、国内的にオットセイの海上猟獲禁止に関する国内法の整備があらためて行われるか、それとも昨年十二月、従来の取締法の施行細則の改正等が行われておりますので、そのままでいいわけでありますか、その点はいかがですか。
【次の発言】 そうすると、関係資料としていだいた臘虎膃肭獣猟獲取締法施行規則、昭和十七年五月二十日、農林省令第四十六号、一番新しい改正が三十一年十二月ということになっているのですが、その第四条には、この条約のたしか第三条にあるように、「北緯三十度以北ノ北太平洋(「ベーリング」海、「オホーツク」海及ビ日本海ヲ含ム)ニ……

第26回国会 外務委員会 第28号(1957/10/15、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 時間もだんだん迫っておるようでございますから、簡潔に二、三の点について御質問を申し上げたいと思います。  最初に、八月の十七日から私ら小泉純也君を団長といたしまする本院から東南アジア視察に派遣されました五名のものが、東南アジアの十数カ国を訪れたのでございます。その際は外務省の在外公館の皆さんからいろいろ視察、調査等について便宜を与えていただいたことにつきまして、この機会に大臣よりよろしく感謝の意をわれわれが表しておることをお伝え願いたいと思うのでございます。ただこの旅行を通じまして、在外公館のあり方の問題、また外務省の在外公館充実に関する現地の声等については、われわれも国会議……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して佐藤証人に。今お答えになりました第一相互銀行の場合に、いわゆる委託を受けたあなた方が監督の立場にあるということは、法律的にはどういうものを根拠にしてそう言われるのですか。実際に相互銀行の内部で破綻を来たしたというような場合に、協会に加盟しておる全国の相互銀行間で、相互に融資その他の方法で助け合うところの一種の相互援助協定というやつですか、そういうようなものがあることは私らも聞いておるのですが、それは現在の段階においては、もちろん相互銀行法に基いて設立を認められている銀行間のそういう協定が、相互銀行間を縛ることは有効かもしれませんけれども、一たび相互銀行対一般預金者とい……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 委員長初め各委員の諸君並びに法務大臣等に、午前中から引き続いて長いこと委員会が開かれておるので、はなただ恐縮なのですが、事人権問題に関連して、ことに最高裁の判決が近ついている関係がありますので、ぜひこの委員会で法務大臣並びに刑事局長、人権擁護局長等に御答弁を煩わしたいと思います。  その問題は、やはり人権問題の一瞬重要な問題になっておる部落問題でございます。未解放部落に対する差別問題に端を発した問題でありよすが、ただいま問題になりました栃木県のヤマイモ事件とは対照的なんですが、実は、栃木県において、ヤマイモ事件は警察並びに検察庁が非常に厳重にやったために人命を失うということま……

第26回国会 法務委員会 第37号(1957/10/14、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関さん、それは非常に重大な答弁だと私は思うのです。ことしの五月十五日の外務委員会で、公安調査庁の藤井長官がいわゆるあなたの言われる共産党が働きかけておる団体として日中友好協会あるいは平和擁護委員会その他の団体も破防法の調査対象であるかのごとき言明をしたことが問題になりました際に、現在本委員会の委員であります中村法務大臣が出られまして、藤井長官もまじえまして、いろいろこういう事態についての明確な答弁を最終的に明確にしておいた方がいいという立場で答弁を伺ったのが速記録に残っておるのです。破壊活動防止法、破防法を拡張解釈することは誤まりであり、共産党あるいは党員を何でも全部調べると……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 外務委員会 第3号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 同僚穗積君からすでに私の聞きたいと思う点についても質問があったようでございますので、なるべく重複を避けたいと思いますが、従来特に関税の関係で差別的な取扱いをされておった豪州との間に今度それをなくして、いわゆる相互の最恵国待遇によるところの通商の基本原則が打ち立てられたことは、非常にけっこうなことだと思うのであります。ところが先ほど穗積君が質問をいたしておりましたように、協定の第五条にはこの最恵国待遇を基本といたします今度の通商条約の制限に関する部分の規定があるわけなんです。どうもその点が解釈のいかんによりますと、せっかくの通商条約がいろいろな面で、具体的なケースで問題が起り得……

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 和歌山の公安調査局事件の基本的な問題は、公安調査庁の現存しております以上、きわめて重要な問題でございますので、特に、閉会中の委員会でございましたが、私も指摘した通り、五月十五日の外務委員会で中村法務大臣から当時のような言明をいただくまでには、藤井長官も二回にわたって出席していただきました。具体的な、たとえば日中友好協会であるとか、あるいは平和擁護委員会であるとか、原水爆禁止協議会であるとか、こういうようないわゆる民主団体の活動に関連して、破防法に基いての調査をする限界を、公安調査庁当局と法務大臣において十分打ち合せをしていただいて、実は表明していただいたものでございます。それ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 委員長、答弁する前に議事進行。小山委員から本問題についてきわめて具体的な質問がなされているのですが、どうも船舶局長の答弁は、それを一般的な説明にそらすように聞こえてなりません。これは私の郷里に本社のある南海汽船の問題ですけれども、やはり最後の責任の問題は大きく政治問題にもなると思うのです。大臣の先ほどの山口委員に対する答弁では、うしろに南海電鉄という巨大資本の会社がついていることであるから、十分やらせるということであるけれども、問題は船舶局長の答弁いかんによるならば、国が責任を負わなければならぬ問題にも私は発展していくと思うのです。しかし今われわれはそれを直ちに追及しようとは……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/06、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 議事進行。これから委員長の方では、先般の南海丸の遭難事故の問題についての委員会の審議に入る予定だと承わるのでありますが、今朝からの委員会の運営につきましても、実はこの南海丸の事故の問題は近来にない多数の、また一名も生存者がいないという大きな海難なんであります。そのことに対して、実は政府当局からこれの救難その他についての報告が、いまだ国会に対しては正式にないわけなんであります。これは民間会社の船でありますから、洞爺丸だとか紫雲丸というような、国鉄その他が経営しておる公共船舶の事故ではないことはもちろんでありますけれども、いろいろこの事故の原因等を究明して参りまするならば、私はや……

第28回国会 外務委員会 第4号(1958/02/17、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。ただいま川上委員から質問いたしました、近く各党からの代表者によりまして日中貿易に関する第四次協定が調印せられるという見通しのもとに代表が中国へ参るのでありますが、その協定の内容等についてはすでに先般池田正之輔君等の代表が参りまして話をして参りましたものを最後の仕上げをするという形になるわけであります。民間の通商協定のようなものでありますが、これに調印して参りました場合に、その内容が実行に移されるかどうかということについては、やはり政府の政治的な高い立場における御承認がなければならぬと思う。その意味で今川上委員からは、この協定の精神をくみ取って、その内容が実現するよう……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一問だけ。凍霜害の被害のことでありますけれども、これは七日付でありますか、統計調査部の調査が出てきておるのですが、先ほど全般的に伺いますと、まだこれがごく最初の報告だということでございますから、了解いたしますけれども、特に私の和歌山県の状況によりますと、山間部の桑などに軽微の被害がある見込みだというのですけれども、実は七日に和歌山県下の凍霜害の被害の多いところから町村長などがかなり多数参りまして農林省にも陳情していると思うのです。本委員会の委員の皆さん、並びに私ら和歌山県選出の国会議員に県から提出されております資料によりますと、被害総額十三億という近来にない農作物の被……


田中織之進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

田中織之進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/05/19、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 日本の国内には天然ウランがないというお話が今あったのですが、通俗的には福島県の石川にかなり含有しているものがあるというようなことが世上伝えられているのでございます。単にこれは世間のうわさだということではなしに、そこで取ってきたものをアメリカ大使館を通じてアメリカが向うに持って行っております。その出てきたものの中にはウランがどの程度にあるかないかというようなことは、明確には資料は出しておらぬようでありますけれども、向うへ持って行ったことに対するサンプル代というか、代金も若干払ってきているような具体的な事実を私、友人関係から承知いたしておりますが、かなりアメリカが占領当時に日本の……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/05/20、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今の今澄君からお伺いした点に関連するのでありますが、先ほどの公述を伺っておりますと、国際間の合意を内容とする共同声明の場合ですが、その場合には、これは一種の条約に準ずるものである、こういうような御見解でありました。その場合に、いわゆる合意をした、従って共同声明を発した政府だけに責任があるのでしょうか。それとも先ほどの公述のときのお話の様子では、それはそういう合意をしたときの政府だけではなくて、あとにおそらくできるであろう政府をも、引き続いて拘束するような御意見のように伺ったのでありますが、その点を重ねて明確にしていただきたい。なぜかように申し上げますかというと、先般の防衛分担……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○田中(織)分科員 今運輸省関係の予算の大綱をちょっと目を通したのでありますが、神戸の海抜訓練所の関係で校舎の新設等の費用二千三百六十万円が予算書には出ております。この説明書には出ていないようでありますが、あれの構想はどういうことになりますか、運輸大臣から承わりたいと思います。それと申しますのは、商船大学と船員の再教育のための専門学校との関係は、従来の関係から見ると、関東の方でも北海道の方でも商船大学の別科というような形で、一つのところで運営してきていると思うのです。神戸の関係においても、従来はそういうように深江でやってきたと思うのです。今度はそれを運輸省で別個に計画されているようでありますが……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○田中(織)分科員 その点に関連して。二十九年の消費実績が二百四十三万キロということになりますと、ガソリン税の税収関係はどうなりますか。たしか二十九年度のガソリン税収入の予算は二百三十七億円であったのでありますが、これに従来の一万三千円をかけると相当の増額になると思うのです。二十九年度のガソリン税収入の予算との関係は、三十年度の予算編成に当ってはじかれたと思いますが、どうなっておりましょうか。
【次の発言】 二百三十七億円に対して二百八十八億円というと、約五十億の差額が出ますね。この分はことしの道路予算との関係でどういうようになっておりますか。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第2号(1956/07/13、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 だんだんと同僚諸君から質問が行われておりますので、きわめて簡潔に一、二の点について伺いたいと思います。  結論的に申しまして沖繩の問題はサンフランシスコ条約の第三条を改訂して現在アメリカが持っておる立法、司法、行政のいわゆる施政権を日本に返還してもらうということが、根本的な解決であることはこれは論を待たないところであります。ところがその第三条の改訂をアメリカ側に持ち出す時期の問題について、外務大臣はただいまの神近委員並びに先ほどの池田委員あるいは茜ケ久保委員等の質問に対して、現在は考える時期ではない、かように申されておるのでありますが、それはわれわれ国会側といたしましては、実……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1956/04/23、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 あなたの立場について、一点だけ伺っておきたい。先ほどお述べになった御意見は、四宮さん個人の御意見だと承わっているんですけれども、あなたはたまたま全国の都道府県議長会の会長さんをやられているわけなんです。そこで念のために伺っておくんですけれども、地方議会の中には、たとえば奈良県の議会のように、小選挙区制に賛成、反対の立場が入り乱れて、特に区割りの問題等について議会として反対の決議をされており、兵庫県議会も、淡路島の問題その他の問題で同様な決議をなされたというふうに伺っておるのです。そういう意味で、地方議会の中には、小選挙区制に賛成するとか反対するとかは別問題として、少くとも今の……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第1号(1956/08/21、27期、日本社会党)

○田中(織)小委員 昨日本委員会の閉会中の現地調査の報告の際に、特に山本利壽君から報告せられました、各市町村の選挙管理委員会の活動のための経費を十分まかなえるように、この際思い切って国の方で全額その費用を負担するような方法を講ずべきではないか、こういう意見が述べられた点につきましては私も賛成でございますが、それに関連をして一、二、特に中央選管の委員長がお見えになっておりますから、その点を伺いたいと思うわけでございます。  それは、たまたま山本委員から指摘せられました、公明選挙運動並びに棄権防止等をもう少し平素から強化すべきではないか、選挙がいよいよ始まりまして、政党あるいは関係団体等が行う公明……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/08/24、27期、日本社会党)

○田中(織)小委員 川原先生のお話の前段のところを、私おくれて参りまして伺っておらないのですが、この前に、不成立に終りましたけれども、小選挙区に関する法案が国会の審議になりましたときに、特に先生も御指摘になりました公認制度の問題に関連してやはり政党法が先に設けられなければいかぬ、選挙法の中に公認制度についての基本的な問題を盛り込んだようなこの間の法案では不適当ではないかというところが、最近政党法を制定すべきではないかという意見が国会内に起って参りました直接の契機になっていると私は理解しているわけです。そこで、先生にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、現在の公職選挙法の中においても、第十四章……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/13、27期、日本社会党)

○田中(織)小委員 私、本日法務関係の事項につきまして関係当局に質疑をいたしたいと思いまして、委員に加えていただいたのでありますが、今朝来の本委員会の委員協議会において、当面の砂川問題に関して委員会を開会することを話し合いまして、特に船田長官の出席方について委員長において十分連絡をとっていただくことを条件にいたしまして、開会が非常におくれた点はやむを得ないといたしましても、また委員長において協議会の申し合せに従って、委員会をとにかく開会せられたことを多とするものでございますが、ただいまの三時のニュースによりますると、砂川におきましては、本日、雨の中にもかかわらず、昨日同様二千名からの警察官が鉄……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○田中(織)分科員 私は三十一年度の総予算に関連いたしまして、朝鮮銀行、台湾銀行等旧発券銀行の特別納付金が歳入に計上されておることに関連をいたしまして、若干大蔵大臣並びに関係政府委員にお伺いをいたしたいと思うのであります。率直に箇条的に御質問を申し上げますから、それぞれお答えを願いたいと思うのであります。  これは前もって申し上げておきますが、特に朝鮮銀行の関係並びにこの納付金の問題の立法化に伴う閉鎖機関令の一部改正法律案の関係から申しますると、これまた朝鮮に関係のありまする朝鮮殖産銀行の社債の問題が出て参りますので、このことが目下李ライン問題その他韓国との間に解決しなければならない外交問題、……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1956/12/01、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけ参考人の方に伺いたいのですが、あるいは参考人の方々の意見の開陳の中で述べられておったことかもしれませんけれども、私おくれて参りましたので、重複をいたしましたらお許しを願いたいと思います。  それは今度の賃貸借協定の第四条にある責任条項であります。これは非常に私は大きい責任を日本政府が持つことになると思うのです。「日本国政府は、この協定に基いて賃借する原子炉用物質に含まれる濃縮ウランの生産若しくは製造、所有、賃借又は占有及び使用から生ずる原因のいかんを問わないすべての責任(第三者に対する責任を含む。)について、」これは「アメリカ合衆国政府及び同委員会に対しその責任を免か……



田中織之進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

田中織之進[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期
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