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原茂 衆議院議員
27期国会発言一覧

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原茂[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは原茂衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

原茂[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第24号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○原茂君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの昭和三十年度予算修正三実に対する重政委員長のごく簡潔たる報告に対し、重要なる数点に関しまして、委員長並びに総理大臣、大蔵大臣等にその見解並びに所信を伺いたいと存じます。(拍手)  まず、質問の前提といたしまして本修正予算が運用せられようとするわが国経済の現状に対する政府の見解と今後の見通しについて思いを新たにする必要があろうと存じます。まず、今年度予算案、この性格を規定する前提といたしましては、総合経済六カ年計画があるのでございまして、その第一年度の地固め予算と解せられるものと存じます。しかし、鳩山内閣の成立は昨年十二月初旬であり、この六……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第24号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○原茂君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました社会党提案による衆議院解散要求決議案に賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手)  一昨日日本にやって参りました米国のダレス国務長官に政府与党の幹部諸公は会われたそうであります。ダレス長官から、日本のアジアに対する戦略的貢献とおだてられまして、おとなになったからというので、洋服を大きくしてやろうなどと、長々と御高説を拝聴されたそうでありますが、おそらく、与党の幹部諸君は衆議院の多数の上に鳩山内閣は安定いたしておりますと吹聴いたしただろうと存じます。ダレス長官が、この自信のほどを額面通りに受け取ったかどうかは別といたしま……

原茂[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

原茂[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 逓信委員会 第2号(1955/03/25、27期、日本社会党(左))

○原(茂)委員 時間もありませんので、予算の内容等についてはあしたまた御質問を申し上げます。一点だけお伺いしたいのですが、今の国際放送の交付金の問題にも関連がありますが、本年度と三十年度、一体国際放送の内容に何か拡充した計画というようなものが入っておられるのかどうか、まず最初にそれをお伺いしたい。
【次の発言】 南方方面向けの一方向といいますか、波の内容はどういうものでございましょうか。
【次の発言】 短波、中波の……。国際放送について、特に南方といいましたが、南の方には特に邦人が思わざる奇禍にあっていることははっきりおわかりのことだと思いますが、公共放送の建前から言いますと、特に中国、朝鮮、……

第22回国会 逓信委員会 第22号(1955/06/30、27期、日本社会党(左))

○原(茂)委員 さっき御説明の中に、公社とこの国際会社とが結合することは、サービスの低下を来たすおそれがあるから望ましくない、結論的にはこういう御説明でありましたが、どういう点からこのサービスの低下が予想せられるのでありますか。
【次の発言】 時間がかかりますから、まあその問題はそれでいいでしょう。また違った角度からもう一点伺いたいと思います。私は自分の立場を先に言っておきますが、公社と国際会社が別になっておることは好ましくない、本来一緒になるべきものだ、こういう建前をとっておるのです。そこでこれは飯野さんは前の経歴から御存じじゃないかと思うのですが、アメリカなどの現況を見ましても、少くとも通……

第22回国会 逓信委員会 第32号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○原(茂)委員 要するに佐賀放送局の増力をやるか、唐津に新たな中継所を設けるか、あるいはこれに準ずる方法で唐津の難聴地域の解消を急速に行うか、こういう答弁があればいいのだと思います。そういう答弁と同じことを今まで何回も繰り返して御答弁があったと思います。表現の仕方だと思いますが、そういう表現で御答弁ができないかどうか。こう言うのであります。
【次の発言】 ちょうど梶井さんがおられますので、一つお伺いをいたします。それは今公社で五ヵ年計画というのが行われているようでありますが、その五ヵ年計画の先の計画があったらお伺いいたしたいと思います。

第22回国会 逓信委員会 第33号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○原(茂)委員 本請願の要旨を申し述べます。夢野郵便局は、夢野電話局と同一の借り入れ局舎でありまして、狭隘不便の実情にあったので、昭和三十八年十一月村費七百五十万円を投じまして、一年以内に郵政局がこれを買い上げることを条件として新築いたしましたが、一昨年の未曾有の凶作により村財政窮迫の折柄、今回九九町村の合併が実現いたしまして、この新町財政計画上においても困難な状況にありますので、昭和三十年度において同茅野局舎をぜひとも買い上げてほしいというのがその趣旨であります。なお同地は諏訪郡の中心地、中央線茅野駅を基点としておりまして、郡内各方面に交通網が開け、産業、文化、交通の主要の地位に位し、その特……

第22回国会 逓信委員会 第36号(1955/07/30、27期、日本社会党(左))

○原(茂)委員 関連して。一点だけ伺いますが、今の工事の問題で、最初の随意契約の問題ですね。さっきの御説明ですと、十万何千点という点がついておる、その点が多いから清水組でやったのだということを簡単に述べられたわけでありますが、今までの常識から言っても、隋意契約の場合でも何社かの見積りをとった上で、ほんとうのオープン・ビッドにしないまでも、やはり参考見積りというものはとって、それを比較検討した上で契約が進められるのが普通だと思いますが、全然そういうことをしないで十万何千点というものになったのか、そんなに確実にいわゆる参考見積りを必要としないというような根拠があるのかどうか、参考までに聞かせていた……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 日本原子力研究所について、二点に分けて大臣にお伺いをいたしたいと思います。  最初に、基本的な問題の一つとしてお伺いいたしておきたいのは、御承知のように、一九五三年に、アイゼンハワーの提案によって、八カ国が中心になりまして、その後ソ連等が入って、約十八カ国が国際原子力機関というものを設置したわけです。この機関に関して、日本も将来はこれに加盟しようという構想が大臣におありになるか、まずお聞きしたい。
【次の発言】 今日まで希望だけして、何か努力をしていないのですか。ついでに一緒にお答え願いたいのですが、今、日本は国連へ加盟していないわけですけれども、国連へ加盟してない現状で、一体……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1956/05/16、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 何か非常に時間がないそうでありまして、まことに恐縮でございますが、本部の機構の問題に関して、少しくお伺いしたいと思います。  私も簡潔にお伺いしたいと存じますので、先生からも、ごく簡潔にお答えをいただいてけっこうだと思います。  最初にお伺いいたしたいと思いますのは、途中からお聞きいたしたのでありますが、生産性向上運動による雇用の減少は、究極的にはない、むしろ雇用の増大というものが考えられるという御説明でありました。そこで、こういったことで、究極には、そのある種の利潤等が上り、生産性向上というものは期待できる、それの上った成果の分配に関しての考え方はこうだという先生の御説明もい……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今の質問に対してやはり鈴木さんからその答弁を私どもは聞きたいので、一つ御一説明を願います。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。総理の政局安定に関して関連してお伺いしますが、過去の小選挙区に今までいろいろな弊害があるというので、一度で小選挙区制度は終っているわけですが、今回のあなた方のお考えで強引にこの小選挙区をもしお通しになったとして、通ったと仮定して、一体、この選挙制度を通じて、将来とも長く何回でもこの選挙制度によっての二大政党の対立育成というものをほんとうに決意せられているのか。一説によりますと、あなた方の幹部の中でも、この小選挙区による選挙というのはせいぜいやっても一回か二回だ、こう言っておりますが、私どもの想像するところでも、今庶幾している憲法改正等が一応終るならば、この小選挙区制を……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今、山村委員から、この問題で休憩あるいは理事会に入ることは不賛成だ、こういう御意見があったのですが、単なる質疑が行われたのではない。社会党のこの案に対して撤回を求め、しかも天下に謝罪をせよと要求したわけなんです。速記録をよく調べたらわかる。三回も、大きな声で、とにかく天下に謝罪すべきだ、こういうことを言った。もしわが党のこの案を撤回して天下に謝罪をしなければならぬものであるなら、同時に、政府の提案に関しても、同じことを私どもは要求しなければならない。そのことが解決しないうちに、単なる質疑をせよと言われては、この委員会の運営が正しく民主的にいかない。この点から、その言葉だけに関し……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今の滝井君の質問は、今日この重要な選挙制度を変えようとするときに、四面楚歌というか、各世論が、ハトマンダーだといって、区画の変更に関して非常に非難している、おそらく全国民的なふんまんが起っているのを押してまでこの選挙制度を変えようというなら、ここで一度国会を解散して、こういうことをやろうと思うがどうだという、信を国民に問うべきだという質問をしたわけです。そして、そういう前例はないし、考えていないというお答えだったわけです。そうですね。
【次の発言】 過去に一回そういうときがあったと思う。大正九年だと思うのです。ここに選挙部長がいるからわかるのですが、原内閣のときに、いわゆる小選……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第16号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 私は、三大政党育成問題と政局の安定という件に関して、さきに総理にも質問をいたしましたが、同僚佐竹委員と重複しない範囲におきまして、二、三の点を問いただしてみたいと思います。  その前に、一点お伺いしておきたいのですが、一昨日神戸の自民党の三十六名の党籍を持つ市会議員が何かの理由で集団脱党をした。おそらく長官もこの報告を聞いておると思うのですか、一体どんな原因で脱党されたかを先に聞きたいと思う。
【次の発言】 少くとも、二大政党育成を看板にした大臣が、この小選挙区制を出していながら、しかもこの選挙法案というものを中心にして、御自身の政党の、しかも市会議員が三十数名大量脱党をしたと……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第21号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。一点だけ今の答弁に関連してちょっとお伺いしておきますが、総理は今民主主義の反逆者ではないとおっしゃったわけです。組閣の当初におきましても、総理の一番大きな方針は、議会を通じて民主主義のルールを確立するというのが基本だった。ところが、最近の議会の運営の動向を見ると、非常に重要なところへくると、やはり与党の合同後の多数の力で、一方的に、正しい野党の意思を反映しないままに、議会のあらゆる問題を採決し、これを強行して押し切ろうとする、民主主義をじゅうりんする多数暴力によって、力によって押し切ろうとする傾向が顕著に出ている。こういう観点からすると、総理が民主主義の反逆者でないと……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第23号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。ビラの配の問題の前の放送の問題をちっともう一度お伺いしておきたいのです。九号の「放送については、次の区分による回数以内 但し、日本放送協会の放送設備を利用するものは、それぞれ当該回数の半数以内に限る。」こういう条項の説明があったわけであります。それで、この中にはテレビが入っておるのだというのですが、放送の概念からいいますと、いわゆる放送というものとテレビ放送と、二つにはっきりと区別ができておるわけです。これをただ、放送設備という言葉がここにあるからといって、テレビ放送設備もこの中に含むのだというと、今の電波法の中に出てくる放送法一切が、あるいは協会の予算の立て方に至る……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第26号(1956/05/04、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 一昨日の山村班長から報告がありました第二班の御報告に、補充の意味で関連した報告をしておきたいと思います。順序を追うてやりますと時間がかかりますので、大体四人の供述人の方々の供述を中心にいたしまして、この報告に載っていない点を取り上げて、箇条的に申し上げてみたいと思うのございます。  その前に、一昨日この班長の報告をプリントによりあるいは班長からの発言をお聞きいたしましたが、まことに遺憾だと思いますのは、非常に主観が多く入っておりまして、その他は公平な立場で取り上げたようでありますが、その点を意識的に打ち消したいという意味の報告も私はあわせていたしたい、このように考えているわけで……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第28号(1956/05/07、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。ただいま鈴木委員から政府の見解をただしたわけであります。特にわが国の現状から見ましたときに、こういう小選挙区法がもし施行されるといたしますと、非常に連座制の強化というものがその裏打ちとならない限り、政府の言うようなこの法案を通じての大きな柱を二つ立てようということも実現が不可能だ、こう思うわけであります。その点に関しまして、今も論議されました検挙の迅速化とか、あるいは連座制の強化に関連しての陣中見舞に対する考え方、ないしは最後には地方的な利益誘導等に関して至当な質疑が行われましたが、これに対する社会党側から二つの法案が提出されておりますので、これを、中村さんから、社会……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第32号(1956/05/14、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今の問題に関連いたしまして、総理大臣にちょっとお伺いしたいのですが、三点に分けてお伺いします。  最初に、今回のこの与党の出した大修正案ですが、この修正案を政府がのんだわけですが、こういうことになった直接の動議というものはどこにあったでしょうか。何も理由なくこういうことにはならないと思うので、どこかに、こんな大きな、ずたずたに修正される案をのまざるを得なかった何か動機があると思いますが、総理は一体動機はどこにあるとお考えになったのか、その点を先にちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 世論の反対、批判等が強いので考慮する必要がある、こういう判断から総理はこの修正案をおのみになった……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第33号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 昨日、総連と長官に対する同僚委員からの政治責任の追及がありましたのに関連いたしまして、総理に、議長裁定の詳細な内容に関して御承知かどうか、今回与党の出した修正案に対して、表面に出ておる文字のほかに議長の裁定の精神というこまかいものがあるが、これらを御承知の上でおられるのかどうかを質問いたしましたところが、その件に関してはこまかいことを知らない、こういう御答弁がありましたので、きょうあらためてそれの御回答をいただく約束になっておりましたから、まずこの点の御回答をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体そういう責任者としての御回答をいただけば満足であります。  そこで、一問だけ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第36号(1956/08/23、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。今の長官の御答弁で、少しく私どもの参考意見を申し上げて、御考慮願いたい。  二つあるのですが、一つは、今のようなお考えで、議員がこういう中に入ることは後に拘束を受ける心配があるからといった心配、一応それを正しいとしますと、もう一つ考えなければいけませんのは、少くとも、直接または間接には、政府の意図というものがこの調査会に反映する道を必ず講じておる、今後も講ずるようになるだろうと思います。そうすると、政府を通じて、一方の与党の考えだけは間接にこの調査会にある種の反映ができる。野党の意思だけは反映できない。ですから、長官の言ったことをもし正しいとしても、そういった形をとる……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 時間がないそうですから簡潔に、一、二点大臣にお伺いしたいと思います。  一昨日の大臣の松井委員に対する答弁の中に、放送法の改正に関して、占領下にできたものだから、断固改正する、こういうお答えがあったわけですが、占領下にできたからこの放送法が改正されなければいけないという理由を、一つ具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大臣のこの委員会最初のときの説明書を見ますと、占領下にあった時期においてと、あとは、商業放送及びテレビの発足を見ない時期においてと、こう書いてあるわけですが、やはり憲法改正に関する自民党の一貫したいわゆる占領下にできたものだからという態度、それをそのま……

第24回国会 逓信委員会 第10号(1956/02/29、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今の八木委員の質問に関連して大臣に一点お伺いしたいのですが、協会の側の固定資産だけ固定資産税になって、あと電電公社その他には納付金になっておる、これはそういうようにはっきりきまったのでしょうか。
【次の発言】 それで協会の固定資産税が全国で二千万の予想だとおっしゃいましたが、そんなに少いものでしょうか。これは協会の側で計算してですか。
【次の発言】 協会の会長にお伺いしたいのですが、電電公社に関係ある施設に関しては納付金にし、協会の側だけは固定資産税にされるということになったのですけれども、その間郵政省からも協会の側に諮問でもあったのでしょうか、それとも全然押しつけられた形で、……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 この放送法の改正問題は、村上郵政大臣ばかりでなくて、前大臣からも実は非常に大きな問題になっているわけです。従って今日基本方針を出されるということになりますと、数年来の懸案に対するピリオドをここにつける意味において、こういう基本方針が出されたものと解釈するのが常識です。従って基本方針を出す基本的な態度が、今春委員の質問ではっきりしたように、大臣の御答弁からいうと誤まっていたことになるわけです。ですから私は、こんな危険な文書が公文書として出された今日、このまま参考意見であるとか参考資料であるというような程度でこれを見のがすということは、非常にむずかしい問題だと思います。できればこの……

第24回国会 逓信委員会 第25号(1956/08/27、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。今の森本委員の言われた人命に関する事故、これは重大なんですが、こういうことを考えるのに、さっきの阿部さんの論評の問題、最後に大臣が答弁されたその答弁とも関連があるわけなんですが、こういう事故の起きる前に、すでに二十二国会以来森本委員からはこれらを類推した措置を要求して参ったのに、いまだにその適切な措置が講ぜられていなかった。人が殺されたからここで初めて何とか緊急に省議を開いて、措置を講ずるということに今なりそうになってきたわけなんですが、阿部さんの論評の問題でも、最後に大臣はあの論評そのものがもし番組編成等に影響を及ぼした場合には、一つ慎重に考慮をする、こう言って答弁……

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 本委員会に切りかえられましたが、さっきの小委員会に引き続いて大臣に一つ確認だけしておきたいのですが、さっき沖繩の千キロワットの放送に関して、政務次官から非常にはっきりした処置をとるという言明がありまして、非常に適切な答弁をいただいたわけですが、これを一つ大臣も次官のお考えの通りに処置するということを確認できるかどうか、はっきりもう一度大臣から答弁をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大臣の内容ははっきりは知らないというお答えでありますが、政務次官お隣りで一生懸命報告していると思うのですが、結局省議としてもこれをまとめて外務省とも提携をして、そうして積極的に千キロワットのCI……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 だいぶ時間がたっておりますので、簡潔に二点だけお伺いいたします。きょうの御説明の中で、一応お伺いしておきたいと思いますが、先ほどからの岡さんの質問を通じまして問題になった焦点にも関連があるわけですが、科学技術庁の試験研究助成等を行うとき、その成果ともいうべき技術の移転――民間への移転もあるし、民間から技術庁への移転もあるわけです。こういう技術の移転というものが行われて切めて科学技術の振興ということが行われるわけです。またそのことの行われ方によっては、大企業本位になってきたり、中小企業に非常に冷淡になったりということがあり得るわけです。従って、この技術の移転というものには、ある一……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第42号(1957/09/17、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。大臣のおいでになったすぐの御説明によりますと、コールダーホール型にしろ、あるいはその他のアメリカから輸入しようという問題にしろ、一応大臣の御答弁では、基本方針はすでにきまった。ただ百パーセント英国なら英国から求めるか、あるいは半分だけにして、他を日本の技術によって補うかというようなことは、多少ニュアンスがあるような御答弁であった。しかしながら、基本的にはとにかくも、コールダーホール型を入れるのだということを、はっきり今御答弁を大臣はなさったわけであります。ところが今の石川さんの御説明を聞きますと、全然その点は白紙なんだ。もう一度調査団をイギリスに向けて、ここで最後の調……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第43号(1957/09/20、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 だいぶ時間も経過して、しかも詳細にわたって質問がありましたので、ダブらないように気をつけて、約六点ばかり御質問申し上げたい。そこで御答弁なさる側も、どうぞ簡潔に御答弁になっていただいてけっこうです。  最初にお伺いしたいのは、今度の団体交渉は幸い妥結したわけですが、妥結するまで、この交渉を通じて、組合の側、それから理事者側双方が何か学びとったものがあるのじゃないか。この点をこれを通じて知り得た、こういうものがあると思います。たとえば組合で言うなら、スト権の確立をして団交に臨んだということは、何といっても初めての組合であれだけの交渉のできたという非常に貴重な経験をしたと思うんです……

第26回国会 建設委員会 第25号(1957/07/09、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 中島委員から大半のことを聞いたようですから、補足的に基本的な問題を二、三お伺いしておきたいのですが、両省にお伺いしたい第一点は、この第五号台風、これに関連した全般の問題ですが、同時にその後も西日本その他東北地方にもありますが、大きな水害があった、これら全体を通じて救農土木事業、いわゆる同じ地域の河川なり道路等を修復するにいたしましても、かつて二十八年の水害等に対処いたしました、あの救農土木事業という観念による措置、それから特に被害を受けました耕地を出している農民に対しては、営農資金というものを早期に考慮するというようなことを、基本的に建設省並びに農林省でどうお考えになっているか……

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 質問を二、三申し上げる前に今の石橋アワーの問題で、ちょっと会長の答弁の中で一つだけ気になるのでお伺いしておきたいのです。  何か時の総理が放送をしようとするときの回数と、野党の総裁が放送するときの回数は、同率にしていいかどうか疑問だ、先ほどこういう答弁が森本君にあったわけです。そういう点に関連してまず聞いておきたいのですが、放送の一番大事なものは、言論の自由ということが基調にならなければいかぬと思います。言論の自由というものを考えていくと、具体的にはやはり時の政治権力に対して自由に批判をするということが、究極的には言論の自由だと考えるわけです。そういう意味からいくと、いやしくも……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 先日に引き続いて、ごく簡潔に三点お伺いしたいと思います。先日の委員会では、ソ連、東ア向けの放送に関して、特に中共に関する国際放送の問題についてお答えいただいたわけなんですが、今まですでに中共とはやっているから、中共の場合には今日これとは関連がない、国際放送を行うときには、国際的な波の割当を受けた範囲でやる場合においては、その他の手続、協定等一切要らない、こういうお答えをいただきました。時間がないのでそのままになっておりましたが、私のお伺いたしたかったのは、著作権等の問題に関しては中共とやっておるとしますと、今日一体どういうふうになっているのか。少くともアメリカあるいはヨーロッパ……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/02/27、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 郵便物の問題で一点お伺いしますけれども、去年ですか郵便物を、書留などを含めて大量に紛失した事件がありました。あの跡始末はどうなっていますか。
【次の発言】 損害補償に関して、何か手当をしているのですか。全然考慮していないのですか。
【次の発言】 書留なんかは、書留料金を払ったほかに、もしこれが紛失したときの損害を補償する料金を、また重ねて払うという制度がありますか。
【次の発言】 その金額のあれは、申請の金額をそのまま認めるのですか。それとも中の金額を見ますか。
【次の発言】 いや、窓口で受け付ける保険の手続をするときに、持ってきたものの中身の金額を確認するかどうか、それを聞い……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/04/06、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連して。さっき局長の御答弁では、函館は他に影響がないから許可をした。そういう論法からいうと、今の静岡その他の地区は他に影響があるから、今のところは許可できないというような建前で、目下審議でもしているということになるわけですか。
【次の発言】 少くともNHKですでに三十一年度の予算をとって、貴重な国民の聴視料等を集めたもので、建設は進んで、許可さえすればすぐ開局できるという段階にもうすでにきているのに、電波審議会等の新しいチャンネル・プランの許可が前々からこの委員会で論議されて、いつ確定するかわからないというような段階にあるときに、これから何ヵ月かあるいは半年か知りませんが、空……

第26回国会 逓信委員会 第25号(1957/05/11、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 有線放送電話に関して二、三質問をしておきたいと思います。先に政務次官にお伺いして公社にもお伺いしたかったのですが、政務次官はまだ見えないようでありますから、それでは総裁がおいでになりますから、公社の方に先に伺います。  有線放送電話が今度新しい法律として施行されることになりますが、既設の電話の状態では、非常に普遍性がなくて困る、足らな過ぎる、ある意味では非合法的に有線放送電話というものがすでに既設のものとして行われてしまった。そこでやむを得ずこういうような法律によって現在の状態に合せようとしていくのか。そうではなくて、もっと積極的な意味を持たして、こういう法律によってもっと電話……

第26回国会 逓信委員会 第26号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 関連。今三カ所だけとおっしゃいましたが、あと長野にありませんか。
【次の発言】 前の委員会でもそのことを当局に聞いたのですが、監理局長からお答えがあって、今の三つの局と同じようなケースにこれも入るものだというように私は了解しておるのですが、そうじゃありませんか。手続の問題です。
【次の発言】 そういうことであるから別途にこれを取り扱うというのではなく、やはり今の三カ所と同じような事例によって――今までの慣例からNHKがやった。しかしながらその慣例は思わしくない。今日郵政の責任においてそういうことを改めようというお考えを監理局長は持っている。その一連のものとして長野もやはりおくれ……

第26回国会 逓信委員会 第27号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今上林山委員からアウト・ラインの質問が出たわけでありますが、二十四年に出された法律と、二十九年に一度改正になったこの条章に照らしながら二、三お伺いをしたい。  その前に今お話の切手とそれから印紙で比べてみると、印紙の場合が百万円以上、それから切手の場合あるいははがきなどの場合が百万円以上というのはほとんどない、こういうお話でしたが、この手数料を計算するときにそれを出すのには、印紙は印紙で百万円、切手類は切手類で百万円という別の計算ですか。
【次の発言】 込みにしていますと、この請願にあるような問題が実は起きてくる。ちょうど印紙で九十万五千円ばかり売ってしまった、その後にこまかい……

第26回国会 逓信委員会 第28号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 もう時間がありませんので、一問だけ公社にお伺いしたいのですが、戦争中にわからなくなった電話の復旧状況、完全に復旧しているのかどうか。例を言いますと、戦争前に持っていて戦災でなくなった。今日まで本人はそれを権利だと考えておるのですが。復旧しないといいますか、自分のものに更生してこないというのがまだあるようですが、その点どうでしょうか。
【次の発言】 申告をしなさいという通知は、どういう方法でやったのでしょうか。
【次の発言】 その申告をしろという通知をラジオか新聞でよくやらないと、知らないでいる者がまだあるようです。私のところへ最近来ているのが一つあります。それからもう一つ、一度……

第26回国会 逓信委員会 第29号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 一点だけ。いつごろ割当が決定される予定ですか。
【次の発言】 従来開港等を記念した切手を発行した例は、どんな例があるのですか。
【次の発言】 この種の切手を発行するのには、今政務次官の説明によりますと、どうも歴史も新しいし、まだ大した貿易量になっていない、そういう判定で記念切手の発行がむずかしい、こういう御趣旨だったのですが、何かこれに対しては特別な支障があるのでしょうか。こういう記念切手を発行するということを許可すると、他に影響するというのはどういう影響がありますか。
【次の発言】 こういうことを機会に、やはりある程度の基準といいますか、大体当局の考え方というものはどの程度の……

第26回国会 逓信委員会 第31号(1957/07/17、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今小泉委員が御質問したと同趣旨のことで、補足して一点だけお伺いしておきたいと思いますが、財政投融資の繰り延べに関して、就任されてからも新たに閣議でこれを論じたことがございますか。
【次の発言】 もう一点、この繰り延べの、公社の六十億を押えるという問題、こういうことを含めた財政投融資の繰り延べというものは、額に至るまで改造前の内閣で正式に決定して、その通達の方法はどういうふうにしておるか、御存じでしょうか。実際の予算削減の措置というものを正式にきめて行なっておるのか。そうでなくてまだ全然そういうことを――今大臣は何か三、四カ月の間の様子を見てから、これを実行するかどうかをきめるの……

第26回国会 逓信委員会 第32号(1957/08/12、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 時間が非常に迫ってきたようですから、大臣の御答弁をいただきますが、一つ簡潔にお答え願って、問題はあればあとでまたゆっくり審議をしたいと思います。  前大臣のときからも申し送ったのですが、今の政府の経済政策の転換からする電電公社の六十億削減は、これは財政措置として行うことになったのだそうですが、これに対しては現在どういう状態になっているかを一つ大臣から承わりたい。
【次の発言】 今の大臣の答弁は最小限度三十億くらいまでは復活は間違いない、こういう見通しだということですね。
【次の発言】 大臣の力に期待するより仕方がないので、一つ大いに突っぱっていただきたい。  それから次にお伺い……

第26回国会 逓信委員会 第33号(1957/09/16、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 時間の制約がありますので、一つ答弁を簡潔にお願いしたい。今上林山委員の御質問があった中の大臣の御答弁で、二、三先にお伺いしたいと思うのですが、あとNHKの予算に関して質問をしたいと思いますから、そのように承知を願いたい。  最初に大臣にお伺いしておきたいのは、本来点検闘争の問題に関してはまた日を改めて徹底的に論議しなければいけない問題でしょう。おそらくそういう時期が来ると思いますから、そのときでいいと思うのですが、今の答弁の中で三つくらいちょっとお伺いしておきたいのは、第一には点検闘争はなるべくやってはならない、こういうことを二、三回あなたは発言していますけれども、なるべくとい……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 一点だけ大臣にお伺いしたいのですが、きょうの大臣の所見をお伺いしますと、やはり科学技術のほんとうの盛り上る力というものは、すそ野の拡充強化にあるんだということを、国民は深く銘記すべきであるということをおっしゃっている。しかし、国民は銘記しようにも、とにかく国民自体は、科学技術というものの重要性あるいは科学技術、特に今日では人工衛星等を中心にした、あるいはミサイル等に関する知識の知の字も持っていない。これは私どもにとっては非常に悲しいことなんですが、こういろ点を考えますと、ほんとうに日本の科学技術の振興をはかろうというならば、やはり諸外国との交流、これから日本が吸収しようとするい……

第27回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 外務省の局長さん、それから厚生省の次官がおいでになっておられるそうですから、ある意味では教えていただくこともだいぶありますが、それに付随しまして、今日の段階で適切な処置をぜひとっていただきたいという趣旨のお願いをしてみたいと思うのです。問題は、中国人の俘虜の殉難者の遺骨の収集に関する問題と、もう一点はわが国の戦前あちらに参りました開拓者その他がこちらに引き揚げて参りますまでに、たくさんの同胞の遺体をあちらに置いて参っておりますが、その問題の処理、この二つに分けてお伺いをしたいと思うのであります。  最初にお伺いしたいのは、中国人の俘虜の殉難者ですが、この人々がわが国に捕虜になり……

第27回国会 逓信委員会 第4号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今の御答弁ですと、十二億の財源、がないからちょっとこれは不可能だと最初に不可能ときめて、しかしながら手数料、が少しく妥当でないから改正する意思がある、こういうことに結論がなると思うのですが、一体他の業種と比べて手数料、が低くないと思うというときの、ほかの手数料というのはどこと比較したのでしょうか、それが一つ。それからもう一つは、十二億というものが出てくるときの名売りさばき手数料の率、その基礎はどういうふうに計算したか。それからもう一点は、どうも妥当でない、財源上からも不可能だと思う、しかし多少考慮するというような意思がほのめかされたわけですが、その考慮する時期、どういうふうに改……

第27回国会 逓信委員会 第5号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 時間がないですから、簡潔に私もお伺いしますが、大臣も簡潔にお答え願います。五点お伺いします。  第一点は、おとといの委員会で、切手それから印紙の手数料について、板野さんからたしか御答弁があったのですが、その内容をお聞きになったすか。
【次の発言】 聞いておられて、要するに私の要望したことも御了承になっている、こう解釈してよろしいですか。
【次の発言】 時間がないようですから、繰り返さないことにします。板野さんにおととい私が質問をし、お答えを願い、要望しておいた点をあとでよくお聞き願って、その通り実現できるように御考慮願いたい。  それから第二点、今放送協会の会長の問題で質疑応答……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1958/02/07、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 大臣に対する質問として二点だけお伺いしたいと思います。大臣から本国会においてまず基本的政策の説明がされて、その中で国内資源を最も有効に利用するという基本の立場が明らかにされたのですが、本来、ことに原子燃料あるいは核燃料物質等に関しては、国内の問題もさることでありますが、海外におけるこの物質の入手ということも今後相当重要視されなければならぬ問題だと思います。特に動力協定等がどういうように内容がきめられるか、今進行中でありますが、将来のわが国の動力源というものを考えるときには、この燃料に関する相当大きな注意力がなければ、おそらく長期の計画等は立て得ない、こう考えるわけです。こういう……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 前回の委員会のときにも質問を中途で少し残しておいたわけですが、特に今日の日本の科学技術が非常に国家的にもレベルの低いという点が大きな問題になっているわけですが、これを早期に、ある意味では諸外国、特に進んでおる国々に比肩してあまり恥かしくないところまでそのレベルを引き上げるということが、国家的な一つの大きな課題になっているわけです。こういう点から考えまして、前に質問を申し上げて中途で終っております問題は、少くとも国民全体の科学水準というものを引き上げようという前提に立つときには、小、中、高等学校あたりの科学教育、理科教育、こういった問題を相当大きく取り上げていかなければ、やはり国……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 先日質問しましたが、あと少しお伺いする残りがありますので、お伺いしておきたいと思います。順を追って申し上げるといいのですが、前と多少逆行する点もありますので、その点御承知の上で御答弁願いたいと思います。  最初にお伺いしたいのは、この理化学研究所を将来とも自立させていこうとするという、これは基本的な考え方なんですが、自立という言葉の中にはいろいろ問題があると思います。現在の一応の構想を見ますと、民間の資本、それから政府による出資、こういうもののどちらに責任ある基本的なウェートを置いていくのかということが不明確になっています。そういう点からやはり将来、ことによると民間の資力が主体……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 時間がないところ、まことに申しわけありません。一点坂田先生にお伺いしておきたいと思うのは、先ほど一般的な立場から三つ、四つご意見をお伺いしたわけなのですが、結論的に言いますと、まだ現在の原子力発電そのものか、コールダーホールの改良型にしましても未完成であり、可能性を十分含んでおるものだという意味で慎重を期すべきだという御意見に拝聴いたてたわけであります。その全体の慎重にすべきだという御意見の中に、ちょうど今私が先生にお伺いしようと思ったことを前田委員から実は今発言されたわけなのですが、やはりイギリスにのみ現在の調査研究の対象を求めずに、諸外国の現在計画中のもの、あるいは研究中の……

第28回国会 外務委員会 第15号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 三点外務大臣並びに厚生省の援護局長もおいでになっているようでございますからお伺いしたい。  まず第一に、農業労務者の、特にアメリカのカリフォルニア州に対する派米を行って参っておりますが、その実情について一点お伺いしたいわけです。現在まで派米協議会が主体になりまして、農業労務者として加州に対する派遣が行われて参ったと思うのですが、その今日まで派遣されました内容、それの外国における状況、これを一つ先にお伺いしたい。
【次の発言】 大臣にお伺いする時間が何か途中で半端になるようですね。
【次の発言】 事務的な選考の方法等に関してはあとでお伺いします。大臣にお伺いしたいのは、現在あちら……

第28回国会 逓信委員会 第5号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 こまかいことを含めて五点お伺いしたいのですが、最初に施設の問題をお伺いしたい。予算その他のこまかい内容はわからないのですが、事業計画といいますか、新しく郵便局舎の新設等、これも重要なのでぜひやらなければいけませんが、同時に既存の郵便局舎の増改築、あるいは施設の改善ということも相当慎重に考慮しないと、つい忘れられがちになる。大臣のように生きのいい、前ばかり進もうとしていると、ついそっちの方ばかり日が行ってしまって、既設のものに対する改善が、うっかりするとないがしろになる心配があると思うのです。そこで、従来の局舎の施設改善という面では、どの程度の予算を使って、局舎の数にして幾つくら……

第28回国会 逓信委員会 第9号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 要点だけ三つお伺いします。  一つは今の御答弁を聞いておりますと、特定郵便局制度というものの持っている合理、不合理性に対しては、調査会の答申が出たにもかかわらず、まだ研究がなされていない、それほどむずかしい問題だ、こうおっしゃった。それから今の四等局というか、特定局といいますか、二千局設置しようということは、昨年来の大臣の一つの抱負として語られている。この二千局を設置する場合は、少くとも特定郵便局の合理、不合理件というものが究明された後に、ある程度のディスカッションが終って、なるほどこれでいくべきだというはっきりした答えが出ない限りは、特定局制度と同じような、あるいはこれに準じ……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 ただいま総裁の御答弁をいただきまして、ある程度私どもも満足をしたわけですが、基本的に一点だけお伺いしておきたいのは、工作工場の将来について現在までの経緯を見ますと、いろいろ自動化等も進むに従ってだんだん縮小され、しまいにはこれがなくなる、あるいはそういうような予想といいますか、一応の悪い考え方もできるわけですが、これは総裁として将来、ただいまお話のありましたような積極的な面への転用、生産技術の修得もあるでしょうし、昨日は副総裁からお聞き願ったかどうか知りませんが、特にもっと積極的な理化学教育の面に非常に大きく寄与するチャンスがあるので、こういう面にも思い切った考慮を払っていただ……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/03/14、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 会長に一つだけ聞いておきます。きのう、会長の答弁をお聞きしていましたら、現在出されておる三十三年度の予算は次善の策である、最善の策としては料金の値上げをしたいのだ、こういう御答弁をなさっておられました。私はこの点は十九日にまた大臣にもお伺いしてみたいと思いますが、会長の出された今回の三十三年度予算案というものは、次善の策ではない。本来値上げをしてやりたいのだ、そういう考えはあるが、値上げというものは現在の状況からいってすべきではない。こう会長が判断をされたので、値上げにかわるその他の赤字補てんの策を講じて出された最善の策なんだ、こういうふうに解釈していくべきだと思うのですが、こ……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 今行われています各種の春闘について、特に郵政大臣の所管の全逓を中心にした郵政大臣の考えをお伺いしたいと思うのであります。  最初にお伺いしたいのは、昨日職場大会をやり、その職場大会が定刻よりも一時間ないし二時間早く、六時ごろから持たれた。この職場大会の持たれる二日くらい前から、すでに郵政大臣の談話というものが新聞に発表された。どういう形で発表になったり、あるいは意向が伝えられたか知りませんが、とにかくこの職場大会に対しては厳重に処分する、こういうことが活字になって出ていたわけです。その大臣の意図がどのように下部に伝わったのか知りませんが、昨日の全国における職場大会の経緯を見ます……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 逓信委員会放送事業の調査に関する小委員会 第4号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○原茂君 貴重な電波をお使いになっている、特に文化放送再建途上の御苦労はよくわかったわけですが、その経営上、対内的な面ばかりでなくて、何か対外的に今後の経営をお考えになった上に、たとえば当局に対しての何かこういう点を今までの経験から推して考えてもらいたい。あるいは同じ放送事業をやっている同僚間におけるいろいろな摩擦等があって、経営上何かの無理を生ずるといったようなことがおありでしたら、一つ参考までに聞かしていただいて、むしろこの際ですから、こういう場所を利用して、当局あるいは一般業界に対する要望や警告に準ずるようなものでも、御意見がありましたら、貴重なものとして伺わせていただきたい、こう思うわ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○原(茂)委員 先生から非常な卓説をすでにお伺いしておりますので、時間等の関係から重複を避けまして、質問は簡潔に申し上げますが、先生のお考えは十二分にお述べをいただきたい、こう思うわけであります。  最初にお伺い申し上げたいのは、今日の選挙法そのものに関しては、すでに先生のお立場ははっきりしておりまして、一人一区制とはすなわち全権委任法だ、こういう建前から申すと、この法案の区々たる審議はもはや重要性がない、こういうふうに私には考えられましたので、こういう質問を避けたいと思います。そこで、この法案の出されております現段階におきまして、ある観点から、もう一つはこの法案の審議されております過程に、私……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第7号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○原(茂)小委員 あなたは今の松井委員の質問の焦点を取り違えていると思うのです。第一にしろ、第二にしろ、どちらでもいいのですが、いわゆる難聴地域が今日非常にあるわけです。まず公共放送の建前からいうと、あまねくこの放送を聞かせるということが建前ですから、難聴地域の解消ということが、三年ごとのプランの再編成に関してはまず一番重要な条件になってくるのじゃないか。従ってその新しいプランを立てるのに、ローカルとか第二に拘泥するのではなくて、難聴地域解消というところに重点を置いて立てたのかどうか、こういうことを聞いているわけです。
【次の発言】 今の説明の資料ですが、一ページの終りに十四日と十五日の公聴会……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/07/10、27期、日本社会党)

○原(茂)小委員 濱田さんがおいでになりますから濱田さんに一点、それから公社に一点、郵政監察局に一点と一点ずつ簡単に聞きたいのです。今の配付されたこの資料の割当計画書、それに説明がついているわけですが、二ページの一番下の欄、「(2)一般放送事業者による放送を併立させることに特に意義があると認められる重要地域」という項があるのですが、一般放送事業者による放送を並立させることに特に重要な意義がある地域というのはどういうところなのですか。
【次の発言】 それから三ページの第七項ですが、「受信者が受信の利益を亨受するについて、できる限りその経済的負担の少くなるように考慮する。」これは受信者の中にはいわ……

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第3号(1957/09/12、27期、日本社会党)

○原(茂)小委員 関連して。基本的な政策という立場から松前委員から質問したわけでありますが、少し具体的な問題を二、三とらえて質問いたしたいと思います。  まず今度のテレビの予備免許に関して、大臣が就任早々新潟に行かれたときか何か、多分相当早い時期にこの予備免許は与える予定だ、こういったような発表を、時期はいつだったか忘れましたが、なさった。その後つい先ごろになりましてから、九月の十日か十五日ごろから二十日ごろまでの間には予備免許を全部与える予定だ、こういった印象を受けた新聞をたしか見たのです。これは間違いありませんか。
【次の発言】 私の考えからいうなら、今全国に相当真剣にこの免許を受けようと……



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データ更新日:2023/02/05

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