このページでは原茂衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○原茂君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約締結に賛成の意を表明するものでございます。(拍手) わが国と中国とは、地理的にも歴史的にもまた文化的にもきわめて近い関係にあったにもかかわらず、ここまで来る道のりがまことに長かったことを思わざるを得ないのであります。 一九七二年九月二十九日の日中共同声明によりまして、国交正常化を実現してからでも実に六年の年月を経過いたしましたが、今日を迎えたことは、日中両国人民にとりまして大きな喜びであり、心から歓迎するものでございます。(拍手) この間、幾多の困難の中で、先進的な努力を続けて……
○原(茂)委員 三点についてお伺いしたいと思います。 最初に、海外経済協力基金の融資の中のソウルの地下鉄借款について。 これは御存じのように、四十八年九月に当決算委員会におきまして、もう少し突っ込んだ調査をするようにという要求をいたしておきました。それに基づいて調査はしたようでございますが、お聞きするところによりますと、韓国政府に対する検査権がない問題、それから製造業者、輸出業者に対しても検査権が及ばないというようなことから、日本の地下鉄に売る場合には三千六百万とか四千二百万であるものが、あちらで実際に売られた値段というのは六千三百万、一体どうしてそんなに違うのかということの詳しい検査が、……
○原(茂)委員 厚生大臣が内閣に列せられて、非常にバイタリティーのある若い大臣が、国民の期待を背負っていま就任をされたわけです。私も大いに期待を申し上げておりますから……。 二、三お伺いする前提に、ひとつ先にお伺いしておきたいのですが、大臣のおかげで、老人の医療の無料化が五十二年度の予算に盛り込まれました。まあ年寄りは、ずいぶんほっとしているわけであります。ことしはその努力をちょうだいしましたが、五十三年度になると、一体これはどうなるのでしょうか。大臣の方針としては、やはり老人の医療は無料という方向で検討されていくのかどうか、それをちょっとお伺いいたします。
○原(茂)委員 三点ばかり、きょうはお伺いをいたしますが、最初に、中国から引き揚げてきた子弟の学校教育に関しまして、現状、どんな状態になっていますかお伺いをしたい、それが一つ。 それから二つ目に、医者などもそうなんですが、先生なども、中国の教育者としての教育、学校を卒業して五年なり十年なり実務について日本に帰ってきても、日本の学校における教員の資格が与えられていない。規則から言えばそうでしょうが、一体そういう現状でよろしいかどうかを少し疑問を持ちましたので、その点を二つ目。 三つ目に、医者の問題なんですが、医者にしても正規の中国の医者の学校を出て、日本と年数的に一年、二年多く勉強をして、あ……
○原(茂)委員 きょう四点お伺いしたいと思うのですが、最初に南アルプススーパー林道の件についてお伺いします。 まず、大臣にお伺いするのですが、このスーパー林道のいままでの経過と現状については、お聞きになっていると思うのですが、今後どうしようとなさる方針なのか。少なくとも現時点で、約一キロ半ストップのままで、大臣の決済を仰ぐというような時期にいま来ているわけですが、これに対してどういう方針でおいでになるのか。少なくとも現地をごらんになって決済をなさるのか。歴代の大臣は現地をごらんになって、決済するつもりではいたのでしょうが、いつも現地へ行って話をされたのとは違って、今日までじんぜん延びてきたわ……
○原(茂)委員 三点にわたってお伺いいたしますが、最初にポスト四次防に関しましての基本的な考え方のうち、一つ二つ特にお聞きをしてみたい、こう思いますが、五十二年度以降の防衛計画の大綱をちょうだいいたしまして、五十一年十月二十九日閣議決定したものを見せていただきました。防衛というものを考えますときに、やはり平時の防衛と有事の防衛というものがあると思うのですが、きょうは特に平時の防衛に対してお聞きをすることなしに、有事の防衛、これに関して一つ二つ所信をお聞きしたいわけであります。 いままででも、国内における自衛隊の行動に対する規制というものは非常にございましたが、有事の際における自衛隊の行動に関……
○原(茂)委員 前回、防衛庁の所管のときにペンディングになっております例の北富士演習場の軍人林の件を先にお伺いをいたします。
前回資料の提出をお願いいたしておりましたが、まず施設庁から、この資料の説明を先にしていただきたいと思います。
【次の発言】 会計検査院にもお願いしておきましたが、調査の内容を……。
【次の発言】 施設庁にお伺いしますが、山梨県の方で具体的に数字を示さないところにこの問題があるのです。山梨県が、たとえば恩賜林組合に対して幾ら払っている、恩賜林組合から記念会に幾ら払っているというのをはっきり言えば、事は明快なんですが、施設庁は賃借料を払う立場にあるのですが、これを山梨県に……
○原(茂)委員 きょうは五点に分けてお伺いしますが、最初に勤労青少年ホームの内容についてお伺いしたいのですが、現在までに三百四十八カ所すでに設立済みのようでありますが、これがスタートをしました初年度、それから、いま計画しておりますこれからのもの、その建設予算は一体どんなように推移したのでしょう。ここにございますが、国の負担分、国庫補助が約三千万。それから県でやる場合の県の補助が千五百万。市でやる場合、市の負担が四千五百万。合計九千万。大体の構造などもここに書いてありますが、構造あるいはその費用負担、最初から見ると、いまだんだんふえていると思うのですが、どんなふうになっていますか。
○原(茂)委員 きょうは、末広恭雄先生にもおいでいただきましたり、萩原先生にもおいでいただきまして、地震予知に関連して、少しその後の経過をお伺いしたいのですが、その前に、科学技術庁に一つお伺いいたします。
科学技術庁設置法の十一条の二項、三項に、科学技術庁長官は、必要ある場合には各省庁に勧告をすることになっているのですが、従来、この二項、三項に従いまして何か勧告されたものがあるでしょうか。昭和三十六年に一回だけあるように聞いていますが、そのほかに何かありますか。一回だけでしょうか。
【次の発言】 ということは、科学技術庁がその後二項、三項にありますような観点からの勧告すべき事項というのはほか……
○原(茂)委員 大臣の時間中に二、三先にお伺いしておきます。
就任以来、大分早い時期に記者会見をしたときに、大臣が住宅庁のようなものを設置することも一考に値する、事務当局に検討を命じよう、こう言っておられた記事を見たのですが、焦眉の急の住宅問題ですから、やはりいまもそのお考えがあり、住宅庁設置に向かって検討をしておられますか。
【次の発言】 住宅庁なんかを設置しようとすると、何か障害はありますか。
【次の発言】 いまの住宅問題を考えると、住宅庁みたいなものがあった方がいいかもしれませんよ。検討に値すると思うので、ぜひひとつ真剣に検討してみていただいたらと思うのです。
それから公団側の例の特……
○原(茂)委員 大臣を解放しなければいけないらしいから、先に二、三お伺いしておきます。 一つは、会計検査を毎年受けます。きょうも検査結果がここに出ていますが、こういうものは、まともに実行しようという特別な配慮があるのですか。できるだけやっていけばいいというようなことなんでしょうか。会計検査を受けて、いろいろ指摘がありますね。こういうものを実行するのに、直すべきものは直し、不当事項は改めるというようなことをやるのに、何か特別な配慮をして大至急にやるというようなことになっているのですか。やれるときにやればいいというようなことになるのですか、どうですか。
○原(茂)委員 きょうは三点お伺いしますが、最初に、前の続きの地震の問題を先に防災対策に関してお伺いします。 やがて総括的な地震問題に対する締めくくりをしたいと思いますが、きょう細かいことを先にお伺いしておきますので、端的にお答えをいただいて結構でございますが、まず江東デルタ地帯の大きな地震時における水没の危険に対する今日まで行ってきた手当てはどうなっているのか。たとえば、いまうわさされておりますような東海大地震と言われるもの、マグニチュード七・五から八・五というような激震がありましたときの津波などが予想されましたとき、一体どの程度の大きな波が押し寄せてくるのかの設定も一応されていると思いま……
○原(茂)委員 経済企画庁長官に、最初に二、三お伺いをしたいと思いますが、一つは、最近の外為市場における円高の問題についてお伺いをしたいのですが、どうもきのうの状態から言いますと、二百七十円台割れが必至だろう、こう言われるようになっておりますが、しかも、きのうの場合には海外ではなくて、東京の外為市場における二百七十一円幾ら、これは非常に珍しいことなんですが、こうなってまいりますと、予想されるように、二百七十円台割れが必至ではないかと私も思いますが、いままで日銀の買い出動もありまして、恐らく三億ドルくらいのものは支えたように思っておりますが、今後この趨勢というものを、そのまま放置しておきますと、……
○原(茂)委員 きょうわざわざ三井物産の植村専務においでいただきましたのは、さきに倒産をし、いま更生開始決定になりました東洋バルヴ株式会社につきまして、倒産前後の模様に対して相当程度の疑惑が流布されています。端的に言いますと、債権詐害行為があった、こういうことに尽きるわけでございますが、これを端的にお伺いいたしますので、当時の模様をありのままにお答えをいただきたいと思います。 その前に法務省に会社更生法について二、三お伺いしておきますが、もちろん東洋バルヴに関係してでございます。 第八部で取り扱ったわけでありますが、この法の第百九十五条によって、裁判所というのは、この種の問題が起きますと、……
○原(茂)委員 きょうは、特に特殊法人の統廃合の問題を中心にお伺いをしたいと思います。 最初に、まさに副総理格、大物の長官が就任された行管ですから、今度は相当思い切った改革ができるだろうという期待を込めていろいろお伺いするわけですが、ただ二月十日ごろの閣議で、福田総理から行政改革に対して何とか八月までにはという強い決意と要望が出されました後、西村長官が記者会見で、いまのところ何も手だてを加えているわけではないし、特別に目標ができているわけでもない。したがって、そうは言っても、あれは総理の意気込みだけなんで、そんな簡単にはいかぬよというような発言を長官がされたと聞いていますが、どういう真意で、……
○原(茂)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が海外出張中でございますので、その間、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。
昭和四十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、大蔵省所管、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行について審査を行います。
なお、概要説明等の聴取は、すでに行っておりますので、直ちに質疑に入ります。
【次の発言】 最初に、大蔵大臣に今後の景気の見通しについて、ちょっとお伺いしたいと思います。
現在では政府も、大臣もそうですか、経済企画庁長官にしろ福田総理にしても、六・七%の経済成長は非常にむずかしいという……
○原(茂)委員長代理 これより会議を開きます。
昭和四十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、郵政省所管及び日本電信電話公社について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として宅地開発公団理事角田正経君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人からの意見聴取は委員の質疑により行いたいと存じますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 それでは、まず郵政大臣から概要の説明を求めます。小宮山郵政大臣。
○原(茂)委員長代理 これより会議を開きます。
昭和四十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、通商産業省所管、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として日本沙漠開発協会専務理事山口仁秋君及びアジア経済研究所理事梶田勝君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人からの意見聴取は委員の質疑により行いたいと存じますので、さよう御了承願います。
○原(茂)委員 きょうはアジアを中心の外交問題その他を二、三お伺いしまして、後、開発途上国の非産油国の累積赤字の問題を聞いて終わりたいと思うのです。 最初に、きょうの新聞で、韓国における、特にソウルの二つの大きな新聞が、現在の日韓大陸だなについて、わが国の国内における審議の状況等に照らして発表したと、推測記事が載っておりますが、大臣もごらんになったと思うのです。 この第八鉱区に関して、いままでは日韓大陸だなに対する一つの遠慮もあったのですが、現在の段階で、韓国がこれに対する開発に乗り出すということを公式に発表させたわけでありますが、これをどのようにお受け取りになっておられるか、まずそれを先……
○原(茂)委員 きょうは、三点にわたって審議をしていきたいのですが、最初に、いまのような当然やるべきことを手抜かりをして、大臣に謝らせるようなことのないように、スタッフが気をつけるべきだと思うのですね。注意をしてもらいたいと思います。 最初に、これは大臣にお伺いします。 北海道開発庁でございますが、いまの説明を聞きましても、ほとんどが移しかえ、移しかえで、長く行政管理庁を中心にして行政の統廃合が非常に問題になり、相当の決意でこれに取り組むんだという福田総理の考えもあります。北海道開発庁に対しては、いままで言ってこられました多くの案で、もう廃止すべきだという意見が強いようですが、担当されてい……
○原(茂)委員 先に官房長官にまとめてお伺いをいたします。 簡単な問題から、先にちょっとお伺いしますが、例の元号問題について、いままでいろいろ論議をされてまいりましたが、結論的に言いますと、政府の立場は、世論の動向を見た上で、これに対しては最終的な決定をするという受け身な態度でおありのようですが、その世論の動向を見て決定をするときは、結局法制化をするのか、あるいは内閣の告示でやるのかということも含めて、動向を見た上で、それも決定をするということなのかどうかが一つ。 それからもう一つは、この種のものを決定するのに、いろいろな歴史的な配慮も、あるいは現在の社会情勢を配慮することも必要だと思うの……
○原(茂)委員 最初に、この間先進七カ国首脳会議へ行かれた大蔵大臣にお伺いをしますが、大分御苦労して、かぜを引いて帰ってきて鬼のかくらんをやられたそうで、御苦労さんでした。新聞の報道は見ておりますが、わが国としては結果的に、今後GNPに対して年度別に、どの程度に彼らに対する支出を考えるか、恐らく結論的には、特に未開発国の累積赤字の問題が一番主体だろうと思うのですが、現在の状態を、どのくらい増額していくようにしなければいけないとお考えになったか、まずそれを先に……。
【次の発言】 そこで、日本とアメリカとの主張は大分違うのですが、わが国が基本方針として持っていったはずの、すでにある、いわゆるIM……
○原(茂)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件につきまして、反対の意見を表したいと思います。 わが党は、予備費の当初予算額の計上、補正減額、各省各庁の長の要求額に対する使用額の決定及び調整、使用未済額等について検討いたしますと、次の諸点について、今後明確にすべき事項、または改善すべき事項が散見されるのは、まことに遺憾であります。 以下、その主な事例を申し上げます。 すなわち、昭和五十年度一般会計予備費の当初予算額三千億円から補正減額一千億円と使用未済額二百十六億円を合計し、差し引くと、約四〇%強の不……
○原(茂)委員 きょうは冒頭に、いま委員長の総理大臣に対する注文がつきましたように、決算に対する考え方にもう少し重点を置くように、今後の運営にひとつ協力をお願いしたい。逃げよう逃げよう、総理を出すまい出すまいという動きの方が強くて、どうも決算軽視という伝統的な悪さが、ここにまだ残っているから、改めていただくようお願いをいたします。まず、それに答えていただきます。
【次の発言】 そこで、きょうは五、六点についてお伺いしますが、最初に緊急事態と言っていいような日ソの交渉に関しまして、国民的な関心を集めて、政府もあるいは鈴木さんも、大変な御苦労をされておられるわけでありますが、けさの報道によりますと……
○原(茂)委員 さきに当委員会におきまして、会計検査院に対して調査を約束をしていただき、御報告をしていただくようになっております問題を、二、三最初にお伺いしたいと思いますが、その前に、さきの四十九年度の決算の締めくくりの指摘事項の中に、会計検査院に対する強化という問題を一点取り上げて議決をいたしまして、本会議においても総理からこの善処方の発言がございました。 これに対して、会計検査院長としてお読みになっていると思いますが、その感想をまずお伺いをし、なお会計検査院の調査機能の強化に関して、現在の状態から一歩突っ込んで、どういうことがネックとなり、これを打開するための制度として、どういうことを希……
○原(茂)委員長代理 芳賀貢君。
【次の発言】 十七日までに資料を出すようにという要求ですが……。
【次の発言】 遺憾ながら大臣をあと七、八分で解放しなければいけない約束がある。長官も恐らく一緒にという希望がある。次回の決算では、またきょうと同じような委員会になりますので、詳しくは、そこに譲ります。
大臣に三つお伺いしますが、一つは、カドミウム汚染米に関してです。
この土地は汚染土地だというのが、わかっているのです。つくってみて、いまだに検査をすると汚染米が出てくる。その処置をずっとやっております。現在八万トンくらいあるというようなことを考えますと、どうせ生産調整をするなら、汚染米とはっき……
○原(茂)委員 最初から断られていた、大臣の退出する時間がもうすぐ来ますので、時間が来たら、お下がりいただいて結構です。食糧庁長官もおいでですから、一点だけ大臣と長官にお答えいただきたいと思います。 ついこの間の報道によりますと、何か来年の米の生産調整を本年度の倍程度考えているということでありました。さもありなんという感じもいたしますが、そうでなくても、いまの生産調整が強引に行われておりますその陰で、基本的な農政に対する手当てが何らできていない、ために農民の生活というものは非常な矛盾と混乱と困難の中にいるわけですが、またこれを倍にするという状態になりますと、何かそういった手当てまで考えた上で……
○原(茂)委員 きょうは主に三点に分けてお伺いします。
いま丹羽委員からも最後に話をしましたように、私ども、委員長を中心にして、各国の会計検査なり決算制度というものを一応視察に一日から行こうと思いますが、それに先立って、少し予備知識としてお伺いをしておきたいことがありますが、その一つは、在外公館における毎年度の予算執行状況、その適否の検査は一体だれが行うのか。いま考えたのですが、在外公館における毎年度の予算の執行に対する検査は、だれが行っているのか。参考までに、まずそれを伺いたい。
【次の発言】 それから、いわゆる機密費的なものは、これは外交に従事するのですから、表だけではなくて、当然検査を……
○原(茂)委員 最初に長官に行政改革について少しお伺いいたしたい。 先ほどの本会議の代表質問に対する総理の答弁を聞きましても、いよいよ本格的に行政改革はやるのだというようなかってない決意の表明がありました。改革全般についてお伺いしょうとは思いませんが、環境庁に関する問題として、かつて五月でしたか、長官は、国土庁を環境庁に吸収合併をして云々という私案なるものをぶち上げました。それに対して園田官房長官から、新聞の伝えるところによりますと、厳重注意がおありになったそうであります。結論的には、長官のあれは軽率だったのだということになったように思いますが、事実いまでもあれは長官の軽率だったのだとお考え……
○原(茂)委員 大臣が途中で日ソ協会の方へお出かけになるそうです。それはきょうは差し支えないことに決まりまして、協力申し上げます。しかし、だんだん国会軽視といいますか、前からこの委員会の日程はわかっているわけですから、たとえ国際的な行事であろうと、できる限り――努力したんでしょうが、今後は委員会を第一義に考えるというような時間をつくるようにしませんと、こういうことを通じて国会の国民からの信頼性がだんだん失われてきますから、お互い代議士として国会の審議を第一に考える、他の時間はそれに合わせるということを当然のことのように考える必要があるんじゃないか。老婆心ながら大臣にひとつお願いをしておきます。……
○原(茂)委員 最初に、最近のスタグフレーションの状況について長官のお考えをお聞きしたいと思うのです。 最初スタグフレーションという言葉が出た当時は、これは経済の異常現象というように言われていたのですが、最近になりますと、これはすこぶる普通の状態になってきまして、むしろスタグフレーションということが世界的にも先進国すべての通常の状況であるというふうになってしまったわけであります。 そこで、いろいろな原因があるでしょうが、日本におけるスタグフレーションの原因をどういうふうにごらんになっているか、まずその原因についてお考えをお聞きしたい。
○原(茂)委員 最初に、信濃川の廃川敷処分についてお伺いいたしますが、栂野局長いないが、丸山さんいるわけですね。端的に答えて下さい。建設でもやっておるようですから。
第一に、なぜ、大臣決裁があってから一週間後に発表するようなことをしたのか、途中で、委員会で委員の質問があったにもかかわらず、近く決裁をするつもりだなんてとぼけたことを言ったのか、その理由を簡単に。
【次の発言】 あなたはそうやってかばうのだろうけれども、そんなばかなことをいつもやってないですよ。大臣が決裁した二日後に委員会があって、それで聞いたときには決裁をいたしました、こういうのが素直ないままでの状況ですよ。だから、何かやまし……
○原(茂)委員 院長も言われたように、まことに遺憾な事態と言わざるを得ないのですが、特に現在のような政治に対する国民からの信頼が非常に薄くなっているような状態のときに、検査院が信を失うようなこの事態というのは、その意味では非常に重要だと思うわけです。 そこで二、三お伺いをしながら私の意見も申し上げますが、現在新聞等でうわさされ、あるいは社会党の調査による発表等を見ますと、どうも単に五十二年度に八百万円云々の事件があったのではなくて、五十年、五十一年、すでにさかのぼっていけばいくほどにやはり根は深く、しかも同じ事態があると言われているわけです。現在ある程度の調査を進めておいでになると思いますが……
○原(茂)委員 ただいまの海外調査に関して会計検査院長に、特に諸外国の制度を中心にしてお伺いをしたいと思います。 今回の調査では、各国とも国会の決算審査関係の委員会との協力関係が緊密化する傾向にありまして、特に国会の審議に会計検査院の検査報告が活用されている。検査報告を決算委員会の審議に適時適切に役立たせられるような内容とすること、たとえば五十年度の決算検査報告に掲載されました特記事項のような大きな問題の提起を積極的に何回でも行っていただく、年次報告ばかりでなくて中間報告の提出を考えることは一体できないのか。また、決算審査の重要性にかんがみまして、検査官の当委員会への出席を特に希望したいと思……
○原(茂)委員 きょうは、全部の時間を北富士演習場に関係します神田堀、侭堀の工事について行政監察の立場からも、同時にまた工事の実態についての質問等も織りまぜながらお伺いをしたいと思います。その前に一点だけ、いま行政全体の見直しをされている長官に、さきの当委員会でもお伺いをいたしましたが、ただ時期が来たからというので特殊法人なり審議会を整理する、あるいは省の統合を行うというようなことを、空気ができるとやるというような調子でまたさめていくということではなくて、やはり国会におけるわれわれが実際に必要かどうかの審議ができるようにという意味で、前回も長官に提案をしておきましたが、いま日本でもわずかの特殊……
○原(茂)委員 きょうは四件ばかり分けてお伺いをしたり、審議したいと思いますが、最初に、地元の諏訪湖の浄化問題についてお伺いいたします。次いで、原村の縄文前期とおぼしい阿久遺跡が発掘されておりますが、これに関しましてお伺いをしたいと思います。
そこで、諏訪湖のいまの浄化の方針というのは第二次処理方式でやっておりまして、地元あるいはその他関連する市町村からの強い要求で、これを第三次処理をどうしてもやってもらいたいというような要望が出ておりますが、この点は御存じでございますか。
【次の発言】 この問題が終わりましたら、すぐ検査院専門にまたお願いします。
いま説明のありましたその環境基準ができ上……
○原(茂)委員 いま大臣のごあいさつがありましたが、どうぞがんばっていただきたいと思います。お祝いを兼ねて申し上げます。 きょうは細かい問題を四つばかりお伺いをいたしますが、その前にせっかくの機会ですから、大臣に一つだけ先にお伺いをしたいと思うのです。現在郵政省に労働組合が三つ、ある意味では二つあるわけですが、本来組合というものはやはり統一されている方が、実際の管理なりあるいは運用の上から言って望ましい姿だと私は思うのです。就任されまして年末繁忙期を迎えて、幸いに事なく年末がいけそうな状況にいまなっていると思いますが、大臣として、あるべき姿としては現在のままでよろしいのか、できるなら一つにな……
○原(茂)委員 総務長官がおいでになるうちにちょっと一つだけ聞きたいことがありますが、いま地震に対する特別対策をおやりになっているようですね。これはいつごろ国会に提案をしますか。いま内容をつくっているのでしょうけれども、いつごろ提案の予定ですか。
【次の発言】 それでは、きょうは特に法制局長官にも出ていただきまして、国政調査権そのものについてできる限り枝葉に走らずにお伺いをして、要は国会の権威を確立するために国政調査権というもののしっかりした法的な位置づけを確認したいというのが目的でございますから、だんだんにある種の事例を取り入れながらお伺いしてまいります。防衛施設庁並びに法制局の答弁をちょう……
○原(茂)委員 きょう、またある意味では非常に大事な節目に参りましたので、北富士演習場問題の特に林雑補償問題を主点にいたしまして、御意見を聞いたり、私のある種の提案も申し上げまして、ここらでけじめをつけるということを中心にお話をしたいと思うのです。 その前に、もうすでに基地の契約更改が四月十日に迫っておりまして、この間高島部長を中心に現地にもおとといか何か行きまして、演対協の会長ですとか、県当局なりその他の関係者と契約更改に関しての条件を中心にした話し合いがあったようですが、現在の状況、特に入会協定の問題、それから周辺整備事業の問題、基地の撤廃ないしは縮小の問題、この三つだけで結構ですから、……
○原(茂)委員 きょうは四点ばかりお伺いをしますが、時間がありましたら最後にもう一点追加します。 最初に、体育問題について少しくお伺いします。 前の総務長官の藤田さんが、いわゆる一億総スポーツの構想を出しました。私見のように立ち消えになったそうですか、しかし、一部はその後文部省も取り入れているようです。その件に関してまず最初にお伺いをします。 私があえて申し上げるまでもなく、最近のいろいろな諸般の環境等を考えたとき、特にまた週休二日制などもいよいよ実施の段階にまいりました。その余暇もどう使うかが問題になる。そこへ老齢化社会という決まり切った段階に入っていくわけですから、したがって、国民全……
○原(茂)委員 きょうも国鉄の問題についてお伺いしたいのですが、総裁がまだ来ていません。来ていても、せっかくですから大臣に二つばかりお伺いしようと思っていました。 一つは、尖閣列島の問題ですが、保安庁を管轄する責任者でもある立場で簡潔にお伺いしたいのですが、ソビエトの条約交渉に関しては、やはり四島返還問題がまず最近は一番目の前に来ています。この領土問題の解決がなければ条約問題その他はなかなかに入れないという態度が、いまほとんど国論のような状態になっています。それで、今日、日中平和友好条約を締結しようという機運は相当なものがあります。しかし、たまたま尖閣列島問題が出てまいりました。尖閣列島の領……
○原(茂)委員 厚生省関係の問題も含めまして、少し人事の問題もあわせてお伺いをしたいと思うんですが、それで母子福祉の問題を第一にお伺いします。次に、医薬品の管理の問題についてお伺いをして、その次に公務員の兼職の問題について第三にお伺いをする。最後に大規模保養基地の問題をお聞きして終わりたい、このように考えます。 最初の母子福祉問題に関しては一点だけお伺いしたいのですが、母子、寡婦などの福祉資金のいわゆる貸付限度額の問題でございますが、これが現在どのようになっているのか資料をちょうだいいたしましたから、その資料に基づいて私が少し申し上げてみます。 事業開始資金、個人百万円、母子福祉団体二百万……
○原(茂)委員 きょうは耐久消費財の標準化その他をまず先にお伺いして、最後にまた、それらを含めて大臣に二、三所感をお伺いしたいと思います。 耐久消費財、特に電化製品を中心に考えてみたのですが、米国なんかでは、家庭用の電気製品等に関してその安全性あるいはエネルギーの消費、こういうものについて、買い手がある銘柄をほかのものとよく比較をしたいと思う。特にその機器の耐用年数とかいわゆるライフタイム・コストといいますか、買った価格に維持費やその機器を使うために必要なエネルギーの使用を加えた合計額といいますか、そういうものを比較した資料がなかなか買い手の手に入らなかった。ところが、最近になってこれに対す……
○原(茂)委員 きょうは参考人の先生方においでいただきまして、ありがとうございました。 なお、梅垣先生にもおいでをいただきましたが、私自身が素人でございますから、病気のことを知らずに、がんが恐ろしいものだということだけ知っている一人でございまして、その意味で最近巷間伝えられておりますような放射線医学総合研究所、放医研等の研究が大分進んでいる、それからいろいろの話なりあるいはまた文書なりが出てまいりまして大きな期待を寄せてもおりますし、片方またインターフェロンと言われる、私ども考えてもみなかった何か大きな期待の持てるような、がんの抑制因子といいますか、こういうものが現に治療的な効果を発揮されて……
○原(茂)委員 委員長席に見なれた方が今度は大臣席に座ったわけですが、決算委員会の立場でいろいろ、決算委員会に理解のある大蔵大臣から、この際、従来問題としてきました問題のある意味では最終的な答弁なども実はちょうだいしたいということも含めて、きょうは三点ぐらいお伺いをしたいと思います。
最初に簡単な問題ですが、還付加算金のいわれと、特に五十年度、五十一年度を比較しますと、予備費の使用額が五十年度は非常に多い。五十一年度は非常に少ないのですが、この理由、この二つを先に当局から……。
【次の発言】 この傾向は五十一年、五十二年は見通しとしてはどうですか。いまの法人税は、特に現在の状況からいくとやは……
○原(茂)委員 久しぶりでまたお会いしましたが、きょうは決算の総括ですから、そのつもりで。私の方から簡単に、すでに閣僚からもお聞きになっている問題があると思いますからお聞きしますので、総理大臣から簡潔な答弁を、ある意味では決意もお述べいただきたいことがあります。 最初に、本論に入る前に、この間カーター大統領との会談を終えてこられました。ちょうど総理が行っておられる三日の日に、アメリカの上院の共和党の三十八人の全員が、カーター大統領の指弾といいますか、強烈な批判をされていました。あるいはまた、十日には民間の有力研究団体の例のロックフェラー財団が、ブリーダー、高速増殖炉に対して日米共同で開発すべ……
○原(茂)委員 最初に人事院総裁に、前回の委員会で答弁をいただきました中で、その後調査しましたのと大分違っているようですから、その点をお伺いする。あと、特に北富士問題の林雑補償問題を集中的に、今日までの検査のあり方、その方法などの内容の検討をさせていただく。最後に、林雑補償の支払いは演対協会長に白紙一任をしなければ支払いがされないという問題に対して検査院の確たる見解を伺って終わりたい、こう思います。 まず、人事院の総裁にお伺いいたします。 五月十二日でございましたが、記録がおありだろうと思いますが、決算委員会における私の質問に、総裁は、「格づけの面で、同種類のものとは違って、会計検査院につ……
○原(茂)委員 きょうは、さきの阿久遺跡の問題を先にお伺いし、そうして少年自然の家についてお伺いをして、次いで国際児童年の問題に三番目に入り、最後に東大の地震研究所の運営についてお伺いして終わりたいと思う。 最初に、阿久遺跡の問題ですが、長官、約束どおり大分努力されて現地で三者会談が一応成り立ったようです。御苦労のほどを私からも感謝いたします。 そこで、三者の取り決めの内容はわかっていますからお答えいただかなくて結構ですが、それに関連して二、三お伺いしたいと思います。 最初に、土盛りの厚さと遺跡の保存についてですが、埋没に当たって道路舗装の真下にできるなら波型の鉄板を置くなどして万全の対……
○原(茂)委員 大蔵大臣、この間はどうもありがとうございました。おかげさまで……。 きょうは北富士演習場の返還国有地の問題を中心にお伺いしますが、その前に大臣に二点ばかりお伺いをしたいと思います。 まず、一般消費税の導入についてですが、何かもう税調で相当本格的な作業が始まったようでございます。大蔵省としては諮問もされておりますし、基本的な方針はすでにできていると思うのですが、これをやろうとすると、やはり不公平税制の是正でございますとか、あるいはまた福祉税等、いわゆる目的税をどうするかというような問題とか、こういうものが相当問題になるだろうと思うのですが、税率、非課税の範囲、こういうものを大……
○原(茂)委員 きょうは四点お伺いしたいのです。
最初に南ア・スーパー林道の問題ですが、すでに自然環境保全審議会の自然公園部会における答申が出ました。大臣、これに対してどうお考えになっているか、まずお伺いしたい。
【次の発言】 これは非常に長い時間を経過しているのですが、いつその検討の結果長官としての結論をお出しになりますか。
【次の発言】 長官はまだ現地を見ていないのですが、現地でも一度見て結論を出すのですか。それとも文書上で結論を出しますか。
【次の発言】 これに対して、いまの御答弁ではこれ以上追及しても仕方がないのですが、とにかく公正な判断を大至急にする必要がある、こう思います。
そ……
○原(茂)委員 私が防衛庁の皆さんに質問するのに北富士がないのはどうもちょっとおかしいだろうと思うのですが、きょうは北富士問題を一時休もうと思いますが、長官に一言だけお尋ねしておきます。
北富士問題もそろそろどろ沼の様相を呈すおそれがあります。ここらで北富士の周辺における諸問題の解決に本腰を入れて、長官として、特に地元の問題でもございますから、お考えをいただいたらと思って期待をいたしておりますが、その決意のほどだけお伺いをしておきたい。
【次の発言】 それではきょうの本論に移ってまいりますが、最近のベトナム情勢を見ますと、ある意味におけるソビエト、中国の状態が非常に悪くなっておりますが、一説……
○原(茂)委員 最初に、官房長官に一言申し上げておきたいのですが、きょうは内閣所管、総理府所管がこの決算委員会における審議の対象なんです。どういう事情があろうとも、この委員会の持たれることはすでにわかっているのですから、わずかに十一時まで十五分程度しか出られないというようなことがまかり通る状態というのは、委員会を軽視されたのが一つの習慣になったといいますか、それでも納得をした形になっていますが、自今、こういう審議の持ち方というのはどうかと思うので、十五分で内閣所管の審議をできるはずがない。それを、それでなければもう出られない、こういった態度というのはすこぶる遺憾だと思うのですが、どうですか、考……
○原(茂)委員 きょうは、厚生省所管、特に防災体制に関連してのみ各般にわたってお伺いをしたいと思うのです。 最近の地震予知体制の進展状況もなかなか活発になってまいりましたが、まだまだ的確な予知というものは、これは日本ばかりではなくて、中国からも先日学者が来まして、やはり予知のむずかしさを説いて帰りました。しかしながら、日本の研究体制も大分整備されておりますので大きな期待が持てる段階にはなっておりますが、しかし、予知がされまして、大規模地震等の総理による警告が発せられる、警戒体制がしかれるという段階ですら、まだ予知を中心に相当の時間がかかるわけでございます。しかし、現に起きるかもしれない地震と……
○原(茂)委員 久しぶりに農林大臣に御答弁を願うわけですが、きょうは国有林、特に木曽谷の国有林の問題、それから北富士演習場に関する農地問題、この二つをお伺いをいたします。 最初の国有林問題、木曽谷問題に関しては、長官もおいでになっていますが、主として大臣からお答えをいただくように質問をしたいと思います。北富士の問題に関しては担当の局長あるいは大蔵省の理財局の御答弁をいただきますが、必要に応じて大臣からも御答弁をちょうだいする、最後にはもちろん大臣の理解のある決意のほどをお聞きして終わりたいと考えているわけです。 二つの問題に入ります前、最初に大臣に、これはいきなりですがお伺いしたいと思いま……
○原(茂)委員 きょうは地震についてまたお伺いしたいんですが、最初に、末広先生にも来ていただきましたのでお伺いしたいと思います。
今月七日早朝に木曽谷の地震があったわけですが、この木曽谷の地震の程度とその震源、マグニチュード暫定値五・六と新聞には発表されていましたが、震源も王滝村を中心にした深さ約二十キロ程度のところだと言われていましたが、そういう見方で間違いはないのかどうか、まずこの間起きました木曽谷の地震の規模、その範囲、これだけ先にちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 このいわゆる震度ですが、飯田で三の弱震、あとだんだん小さくなっていくという発表だったのですが、飯田付近でやはり震度三と……
○原(茂)委員 きょうは四点にわたってお伺いをしたいと思いますが、最初に海外の経済協力問題について一言お伺いします。 福田首相がさきのボン先進国首脳会議などを通じまして今日までの対外援助計画を三年間で三倍増ということを約束したやに伝えられまして、それを受けて通産省も本年度の予算、来年度の予算要求にはこれを織り込んだ作業をいましているとお伺いいたしますが、大体どの程度の海外援助を考えているのか。従来ですと一三%強の増以外は認めないというあれがあったようですが、前年に比較して今回はどのくらいのことを考え、どんな内容の海外援助を考えているのか。通産省としての立場を大臣からまずお伺いしたいと思います……
○原(茂)委員 久しぶりに行政改革について物を申し上げるわけですが、行管に関する限り、やはりまくら言葉が必要だ。何回も行政改革の推進についていろいろな質疑を行い、提言をいたしてまいりましたが、どうも思ったほど所期の目的が達成されていないと批判をされている。したがって、ある種のまくら言葉になりますが、こういうふうな改革についてまず所見を申し上げてみたいと思うのです。 行政改革といいますとまず起きてくるのは役人の諸君の痛烈な拒否反応、これが常に形の上では冷たい、非協力というような態度が慢性的、恒常的に底流となっている。これがある種の行政改革の阻害要因の第一。戦後の歴代内閣が手がけてまいりました行……
○原(茂)委員 久しぶりに外務省関係を審議しますので、相当数多くの問題に関して簡単に質問をいたしたいと思います。
最初に、アメリカのILO脱退のその後、そのほかの国々でアメリカに追随して脱退をするとかあるいはそういう動きがあるとか、ないし現在、ILOをアメリカが脱退後どんな支障が来されているのか、アメリカが今後どうしようとしているのかを、ILOを中心にしてまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 すると、アメリカは何が原因で脱退をしたんでしょうか。いま日本も働きかけをやっている、ILOの状態を見ながら、今後どういうことが改善されたらアメリカが復帰をするというふうに見ているか、その二……
○原(茂)委員長代理 馬場猪太郎君。
【次の発言】 きょうは、また郵政と全逓信労働組合との間のいまだに続いています紛争中心の話し合い、これを中心にお伺いをしたいと思います。
最初に二つお伺いしたいのですが、一つは、先ほど大臣も本会議で答弁をなさいました通信衛星あるいは科学衛星その他の衛星というものはいまどのぐらい世界に飛び上がっているのか、日本でどのぐらい上げているのか、わかりますか。通告していないからわからないかもしれない。わからなければいいのですが、それが一つ。
それからもう一つは、はがきですけれども、私もはがきを使ってみまして、各官庁でも近ごろ横書きをどんどん使っていますけれども、私……
○原(茂)委員 最初に地元の問題をお聞きしますので、大臣は後で結構ですから、関係当局の局長から答弁いただきます。
中央道の西宮線について先にお伺いしたい。
現在の諏訪と小淵沢の両インターチェンジ、その間の新しいインターチェンジ、諏訪南インターチェンジといいますか、これはいつ完成しますか。
【次の発言】 これは未買収地がまだ残っていますか。買収できない土地はどこに残っているか。
【次の発言】 西宮線全体ではまだ残っていますか。
【次の発言】 じゃ、諏訪ルート全体としての供用開始はいつごろか、はっきり言ってください。
【次の発言】 それから、同じく中央道西宮線の――ずっと演説しっ放しで寝ていな……
○原(茂)委員 きょうは、ひさしぶりに北富士問題を中心にお伺いをいたします。 防衛庁あるいは大蔵省からも来ていただいていますが、現在の状況から言うと、この北富士問題の派生するところ、法務省に大変厄介になる事態が起きてくると思いますので、いままでの経過を二つの件に関していろいろ申し上げますから、法務省もお聞きおきをいただき、なお途中で告発、告訴問題、それから警察庁からも来ていただいていると思いますが、放火事件についてもその後の経過をお伺いするというふうに進めてまいりたいと思います。 現在、北富士問題というのは二つの大きな課題を抱えているわけです。俗に言う林雑補償問題、それと二百十四ヘクタール……
○原(茂)委員 運輸省関係は久しぶりなものですからいろいろ件数を多くお伺いしますが、簡潔にお答えをいただきます。 最初に、森山大臣が、国鉄職員、特に労働組合の代表を国鉄の監査委員に任命するという新聞発表をきのう見ました。しかしながら、ストをしないという条件がついているようですが、監査委員の任命を労組代表だけに限る――もちろんOBの皆さんは入るのでしょう、学識経験者は入るのでしょう、そのほかにやはり中小企業の代表とか荷主の代表とかそういうものを考慮してないのですか。労組代表だけを新たに監査委員に任命するということだけなのか、これが一つ。 それから、有額回答をする方針はもうお決めになっているよ……
○原(茂)委員 きょうは、経済協力の問題とそれから公定歩合の引き上げについてだけお伺いいたします。 まず、経済協力の問題について基本的な考え方をお伺いしておきたいと思うのですが、長期的な国際安全保障の観点からするもの、二つ目に国際義務という観点、三つ目に経済的な観点、四つ目に人道主義的な観点といいますか見地、五つ目に政策的配慮というような基本的な考え方をもとにしてわが国の経済協力はされる、そういう前提になっておりますが、経済企画庁の設置法でも調整局において国際経済協力に関するこういった考え方を一応羅列しているわけでありますが、わが国の経済協力の立場は、この五つ申し上げたうちのどれを基本的な考……
○原(茂)委員 雇用問題を中心に大臣にお伺いいたしますが、必要がありましたら政府委員に答弁をお願いしたい。 いま尊敬する津島委員の質問を聞いていまして、聞いていなければよかったのですが、聞いていますと、やはりこれはちょっと私どもの考え方を申し上げまして、もし必要があれば、後御答弁いただくときに触れていただいても結構です。 第一に、いま西ドイツとかイギリスなんかも石油ショック以来、従来非常に安定したある意味の労働運動をやっていたのですが、特に経営参加の一つの形態を新しくつくってやってきた、その西ドイツなども、最近になりますと非常に激しいストをやるようになった。日本ばかりではない。日本の最近の……
○原(茂)委員 きょうは三点質問申し上げますか、最初に北富士問題を取り上げますので、大臣もひとつ聞いておいていただいて、最後に御答弁をいただきたいと思います。 北富士演習場という問題を私もずいぶん長く取り上げてまいりました。その問題の根源とも言えるような富士吉田市外二ヶ村の恩賜県有財産保護組合、これは一部事務組合のいろいろな活動の例を挙げまして、法制上この一部事務組合とは一体いかなるものなのか、その権能、組織、運営等についてお伺いするのが目的でございます。 一般的に、普通地方公共団体は、団体の事務の一部を共同処理するため地方公共団体の組合を設けることができるとされているのでありまして、これ……
○原(茂)委員 きょうは力武先生どうもありがとうございました。前回、昨年の八月でしたか、ちょうどフランスにおいでになっておりましてお伺いすることができませんでしたが、きょうそれにも少し関連いたしまして、最初に先生からお伺いをしたいと考えています。 先生は、昨年ですか、中国に、学者の先生六人と一緒に三週間ぐらい、各地で専門家と大衆が地震予知は必ずできるのだという大変な意気込みで調査をやっている、学者と一般国民が一体となってやっているところを見て回られたわけです。いわゆる専群結合とあちらでは言うのだそうですが、専門家と一般国民の結びつきが一つの特徴だとは思うのですが、多数の一般国民が専門家の指導……
○原(茂)委員 きょうは予備費を中心の質疑をする日なんですが、同僚の馬場委員から予備費に関しては専門に申し上げます。私からは、北富士における国有財産の払い下げ処分行政に関するその後の問題を取り上げて、最後に大臣からお答えをいただくようにしたいと思います。その後、国債を中心にいたしまして、現在大蔵省が何を考え、どうしているかをお聞きしたいのと、また地震保険についてお伺いをする、そういう順序でお伺いをしてまいります。 最初に、北富士の演習場問題でございますが、いままでもう何回となくこの委員会で論議をしてまいりました。大分前向きの答弁をいただいてはまいりましたが、その実行に至ってはほとんど見るもの……
○原(茂)委員 きょうは締めくくりの意味で、今日までの各大臣に対して質問を申し上げたりある意味ではお願いをしてまいりました件を、わずかずつ締めくくり的にお伺いをしたいと思います。 最初に、官房長官の御都合があるそうですから官房長官、次いで郵政大臣、次に外務大臣、それから国土庁長官、次いで自治大臣、次いで大蔵大臣、それから防衛庁長官、農林水産大臣は休憩に入った時間にしてほしいという申し出がありますからそのようにしたいと思います。 最初に、官房長官にお伺いいたしますが、かつて政府専用機の問題を、園田外務大臣が当時官房長官でおいでになりまして、国際的な諸般の状況から判断して、ぜひ至急に整備すべき……
○原(茂)分科員 私は、かねてから、防衛施設庁の北富士演習場にかかわる林雑補償金の支払いに関しまして、法的にもまた実態的にも多くの疑義を抱いてまいりましたが、きょうはこの問題にしぼりまして伺いたいと思います。 時間がありませんので、一括してまず質問をさせていただきます。 前に見ていただきました資料を見ながら、まず防衛庁長官の総括答弁をお願いして、会計検査院の全体的な答弁をいただいた後に大蔵省、防衛施設庁、建設省などから答弁を順次いただきたい。時間がありませんので、時間切れとなりませんように御協力してくださって、要領よく短く答弁をしていただきたいと思います。不満足な答弁や再質問の必要なものに……
○原(茂)分科員 中川さんが大臣になられたので、ぜひ一度お伺いしたいと思ってきょう参りました。 小さい事業の問題を先にお伺いしたいのですが、例の中核林業振興地域特別対策事業、これについて現状と今後の方針をお伺いしたいと思います。 この事業は、森林の除伐、間伐、育林、下刈り、作業道の開設というものについて国の助成金が五〇%ある。それから、低利融資を受けることもまた税制上の優遇措置もある。期限は五カ年だと記憶していますが、その森林団地の七〇%の林業農家が賛同して認可されるという条件になっていると思うのです。この点は私の言ったとおりでしょうか。
○原(茂)分科員 きょうは、長野県の諏訪郡の原村に阿久遺跡という遺跡の発見がございました、この問題は相当緊急を要する事態になっていますので、この機会に大臣のお考えも含め、文化庁長官にもお答えをいただきたいと思います。
最初にお伺いしますが、この阿久遺跡という遺跡の発見がされていま問題になっていることを大臣はお聞きになっていますか。
【次の発言】 そこで、この阿久遺跡というのは、正確には五十一年の五月十七日、縄文前期の集落跡であるということが学者その他で確認をされたわけです。現在までにこの遺跡からは関山併行期のいわゆる住居祉三十三カ所、それから黒浜併行期の住居祉七カ所、諸磯併行期の住祉十三カ所……
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