灘尾弘吉 衆議院議員
27期国会発言一覧

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灘尾弘吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは灘尾弘吉衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

灘尾弘吉[衆]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第6号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) 青少年対策に関する貴重な御意見を拝聴いたしたのであります。全面的に私同感の意を表したいと存じます。  なお、私は、この際勤労青少年に対する教育施設についてお答え申し上げたいと存じます。  勤労青少年に対しまする教育施設といたしましては、御承知の通りに、高等学校の定時制教育あるいは通信教育の振興をはかり、同時に、また、社会教育の面におきまして、青年学級の整備充実をはかって参り、さらにまた、社会教育の面といたしまして、青少年の諸団体の活動を助長して参る、かような方針をとって参っておるのであります。この方針につきましては、今後も持続して参りたいと考えておりますが、何さま、今……

第26回国会 衆議院本会議 第9号(1957/02/16、27期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) 今回計画いたしております関西における研究用原子炉のことにつきまして、私よりお答えを申し上げたいと存じます。  文部省におきましては、関係大学の要望によりまして、大学の利用に供するために、関西地区に研究用の原子炉を設置する計画を進めまして、科学技術庁に連絡協議いたしましたところ、昨年十月、原子力委員会におきまして、大学における基礎研究及び教育のために関西方面に研究用原子炉一基を設置し、大学の共同利用として運営すること、並びに、その具体的措置について文部省において検討するように決定せられたのであります。よって、文部省におきましては、関係大学及び日本学術会議、原子力委員会、……

第26回国会 衆議院本会議 第35号(1957/04/23、27期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) ただいま御決議になりました諸項目は、いずれもわが国の教育が今日当面いたしております重要な問題でございますので、政府におきましても目下種々検討を加えておるところでございます。満場一致の御決議に対しましては、われわれは、さらに一段の熱意をもってこれが調査研究を加え、御決議の御趣旨の達成のために最善の努力をいたす所存でございます。(拍手)

灘尾弘吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

灘尾弘吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第21号(1955/06/15、27期、自由党)

○灘尾委員 ただいまのことに関連して、長官から一つお答えを願いたいのでありますが、今後藤財政部長からは、二十九年度分の赤字についての分は考えておらぬというような御答弁でありましたが、長官はさように考えますか。

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/06/25、27期、自由党)

○灘尾委員 ちょっとお尋ねしますが、私は玉突きもできませんし、実際の玉突場はどういうことになっているかわかりませんが、現行法の三号では、玉突場というのを「客に射幸心をそそる虞のある遊技をさせる営業」こういうことに全体的に見ておられるのですが、今度の改正案によれば、玉突場という言葉は字句上なくなっているのでありますが、実態は一体どうなんですか。現行法の一般的に「射幸心をそそる虞のある遊技をさせる営業」と見ておられるのか、あるいは原則としてはそういうものでない、健全なる遊技である、たまたまお客様がある、こういうふうに見ておられるのか、この点を一つ伺いたい。

第22回国会 地方行政委員会 第46号(1955/07/21、27期、自由民主党)

○灘尾委員 簡単に大蔵大臣に伺いたいと思いますので、お答えも簡単にお願いしたいと思います。だんだん各種の法案についての審議も進んで参りました。ただいま問題になっておりますところの再建関係の審議もかなり進んで参りまして、結論に到達するのも近いことだと思います。この法案をいかに扱うかという問題につきまして、実はわれわれもいろいろ考えている次第でありますが、これを結論づけるにつきまして大蔵大臣の頭とわれわれの頭とえらく相違があっては困るのであります。だんだん大蔵大臣の御答弁を伺っておりまして、最初のころから見ますとよほど前進せられたような気もいたすのであります。あまり開きがありますと、再建法案につい……

第22回国会 地方行政委員会 第47号(1955/07/23、27期、自由党)

○灘尾委員 地方税法の一部を改正する法律案に関する小委員会の審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  小委員会は六月二十二日から七回にわたりましてこれを開催いたしまして、各小委員の方よりきわめて熱心なる御調査、御検討を願ったのであります。小委員会におきましては、政府の関係官の出席を求めて十分なる研究をいたしたつもりでありますが、その取り扱いました事項の範囲といたしましては、政府の原案についてはもとよりのことでありますが、各方面からいろいろ地方税に関する要望等もございますので、これらの問題となる事項につきましては、すべてこれを取り上げて検討いたしたような次第であります。  特に問題とし……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/05/27、27期、自由党)

○灘尾委員 私は地方財政の問題につきまして主として自治庁長官並びに大蔵大臣にお尋ねをいたしたいのであります。地方財政の問題が非常に窮迫しておりますことにつきましては、かれこれ申し上げる必要はないと思うのであります。五月十六日付の官報の付録によりましても、地方財政の赤字はいかにして再建整備するかというような題のもとに、自治庁の名において地方財政の赤字の実態と、それに対する自治庁の見解が紹介せられておるわけであります。また先日の地方行政委員会における自治庁長官の、三十年度地方財政計画の御説明中におきましても、長官は最近の地方財政の状況がますますその困窮の度を強めるといっておられる。多数の地方公共団……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 地方行政委員会 第50号(1956/05/28、27期、自由民主党)

○灘尾委員 ただいまの質問に関連して、私もちょっとお伺いいたしたいと思います。  だんだんと合併が進んで参りまして、数字の上ではかなり成果を上げておるようでありますけれども、実質的には、合併した町村についてもやはり問題があるようであります。いわゆる拙速という言葉で現われるのがそれに該当するかと思います。今日までもそうでありますが、これから先この合併を促進するのはなかなか骨が折れるではないか。なるほどあとわずかばかりしか残っていないので、全部何とか片をつけたいということはわかる。何とか片づけて全部うまくいったというところへ持っていきたいことはわかるのですが、これからの合併はむずかしいところがある……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 文教委員会 第2号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お許しを得まして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  私は昨年の暮れ、石橋内閣の成立に伴いまして文部大臣に就任いたすことと相なりました。これから各位の格別な御協力のもとに、ともども日本の文教のために働かしていただきたいと思うのでございます。何さま未熟、不鍛練な者でございますし、ことに文教に関する行政は、非常に重要なことでございますと同時に、内容もなかなか複雑でございます。ふなれな私のことでございますので、さだめし御迷惑をかけることも多かろうかと思うのでありまするが、誠心誠意皆さんとともに日本の文教のために働いて参りたいと存じますので、格別な御援助、御協力を賜わりますように……

第26回国会 文教委員会 第3号(1957/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 昭和三十二年度の予算の大綱につきまして御説明申し上げたいと存ずる次第でありますが、その前に私がどういう心持で文教行政に当りたいと考えておるかというふうな点につきまして、簡単に申し上げておきたいと思います。  文教の問題につきましては、戦後新しい制度がしかれまして、これが整備にお互いに努力して参りましたわけでございます。同時にまた、その制度に対するいろいろな批判がかなり行われておるわけでございます。だんだんと制度も整備して参りましたが、私は今後お互いに考えなければならぬと思います点は、やはり実質の問題ではなかろうかと思うのであります。そういう意味におきまして、諸般の制度につきまし……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今回政府から提出いたしました就学困難な児童のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  現在、経済的な理由により就学困難な事情にある児童につきましては、去る第二十四回国会において成立いたしました、就学困難な児童のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律によりまして、市町村がこれらの児童に教科用図書を給与した場合には、国が予算の範囲内でその所要経費を補助する制度が設けられております。  この制度は、教科用図書の給与の対象を小学校の児童だけに限定して発足いたしましたが、本来義務……

第26回国会 文教委員会 第6号(1957/02/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 ただいま議題となりました社会教育法の一部を改正する法律案についてその提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十四年社会教育法制定以来、わが国の社会教育は、これに基いて展開されて参っているのでありますが、もともと社会教育活動の領域は非常に広く、これに関する事業を行うことを目的とする団体もきわめて多岐にわたるのであります。  従来こうした社会教育関係団体については、その団体が自主的組織による民間団体であることにかんがみ、国及び地方公共団体は、これらの社会教育関係団体に対して補助を行わない方針のもとに、社会教育法にもその旨の規定が設けられているのであります。  しかしながら社会教育……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 私はスポーツの振興ということには、前にも申し上げましたが、格別力を注いでみたい、かように考えております。それもただ選手の養成というようなことだけでなしに、国民全体の間にスポーツを普及し、スポーツの振興をはかって参りたい、かように考えておるのでございますが、その方向に向っていろいろ努力をして参りたいと思うし、また御協力も得たいと思うのでございます。それについて、ただいまスポーツ行政についてというお話でございましたが、このスポーツに関係する行政は、ひとり文部省だけでもないと思います。いろいろ他の部局におきましても、スポーツのことに御協力を願わなければならぬ向きもあるかと考えるのであ……

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お答え申し上げます。短期大学につきましては、お話の通りに文部省といたしましては中央教育審議会に諮問をいたしまして、その答申をいただいておるわけであります。その答申の概要を申し上げますれば、まず短期大学を四年制大学と別個の目的使命を持つ高等教育機関として恒久的な制度にするということ、修業年限は二年または三年とするが、一貫して充実した専門教育を授けるために必要がある場合は、現行の奇等学校課程を合せて五年または六年にすることができる、かような趣旨の答申があったわけであります。文部省といたしましては、この教育審議会の答申を十分尊重しなければならぬと考えておる次第でありますが、なお、この……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お尋ねの御趣旨はごもっともに考えます。この研究所の充実発展のためには、お話のようなことも十分考慮して参らなければならないと考えております。
【次の発言】 このたび政府から提出いたしました私立学校教職員共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び改正内容の骨子を御説明申し上げます。  私立学校教職員共済組合は、私立学校教職員共済組合法に基き国、公立学校の教職員の共済組合と同様に私立学校教職員の相互扶助事業を行い、その福利厚生をはかり、もって私立学校教育の振興に資することを目的として昭和二十九年一月一日に設立され、すでに満三年余を経過いたしたのでありますが、今回……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 診療と研究との限界というものはなかなかむずかしい点があると考えております。ことに大学病院等におきます診療は、あるいは語弊があるかもしれませんが、全体的に考えますればやはり医学の研究ということに役立たなければならぬはずのものと心得ておるわけであります。実際今後診療するに当りまして、それが単なる研究のための行為であるということになりますと、これは放置できない問題だと思います。やはり今までいろいろ十分研究の結果、これならばよろしかろうという段階に達したものでなければ、人間に向ってやるべきことではないと私は考えるのであります。今度のこの問題については、事が専門に属しますので、私の何とも……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 まず、今回政府から拠出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  昭和二十二年、学校教育法が制定されまして、精神薄弱、身体不自由その他心身に故障のある子女のために養護学校の制度が設けられることとなったのでありますが、御承知の通り、その義務制は、いまだ実施されるに至っておりません。  もとより、政府といたしましては、義務制の実施を目標として、従来努力いたしておるところでありますが、去る第二十四回国会において、盲学校、ろう学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部が改正されまして、養護学校に就学する児童、生徒に……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 十分承わっておきます。
【次の発言】 本日は私やむを得ない用事のためにほかに出ておりまして、出席がおくれまして、まことに申しわけございません。なお、政府委員の出席状況がはなはだ悪くて、皆様方の御審議に御迷惑をおかけした模様でございますが、この点は私の不行き届きのいたすところでございますので、将来十分注意いたします。
【次の発言】 ただいまお述べになりましたような事柄につきましては、私もまことに遺憾なことと存じております。この問題につきましては、まだ事情を十分につまびらかにいたしておりませんので、文部省の主管局長からお答えをいたさせます。

第26回国会 文教委員会 第13号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 理科教育の現状につきましてはただいま政府委員からお答え申し上げましたようなことであります。政府委員も率直に申しましたように、文部当局といたしましても決して現状に満足しておるわけではございません。ことに先般来しばしば申し上げましたように、私といたしましては日本の科学技術教育をできるだけすみやかに充実をいたしたいと考えております。そして日本の科学水準をどこまでも引き上げて参りたいという考えをいたしておるわけでございます。その目的を達しまするためにも、どうしてもいわゆる理科教育と申しますか、その辺をつちかっていかないと思うように目的を達することができない、かような考え方をいたしており……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 平田委員の仰せの趣旨はよくわかっております。本観測につきましては、せっかくやりかけたものでございますので、ぜひやりたいという心持を持っておる次第でございます。現地の実情ないしは国内における能力という点を勘案いたしまして、万全を期してこの問題はやって参らなければならぬと思います。慎重に検討いたしたいと考えております。
【次の発言】 先ほど来御質疑を伺っておったわけでございますが、われわれといたしましても、この問題は学術に関する問題であり、ことにいわゆる人権に関する侵害の疑いを持たれておるような問題であり、同時にまた大学病院のあり方についても十分考えなければならぬ問題というような意……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 状況につきましては政府委員よりお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいま佐賀県の県教委の声明をお読みになりましたが、その声明の内容につきましては、佐賀県の場合においては全幅の賛意を表したいと思うのであります。学校の教職員の諸君が団体を作ってその身上のことについていろいろ努力をせられることは当然であると思います。法規でも認めているところであります。法令の範囲内において行動せられることは何ら異存はないし、差しつかえないと思うのでありますが、その行動が法規を逸脱する、法令に違反するということはあってはならぬことだと思います。その意味におきましては、私は就任以来その方針をもって地方の……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 日本体育協会は社会教育法にいわゆる社会教育関係団体であると考えております。
【次の発言】 この問題について、岸内閣としてこれを決定したというようなものではございません。従来からの政府の解釈でございます。
【次の発言】 先ほど申しましたように、社会教育法にいわゆる社会教育に関係のある団体、かように私どもは考えております。
【次の発言】 野原君の仰せになることが私にははっきりわからぬところがあるのですが、聞き違えておりましたら一つお直し願いたいと思うのですが、教育という言葉の意味であります。憲法八十九条にいういわゆる教育の事業というものと、それから社会教育法にいう社会教育ないしは社……

第26回国会 文教委員会 第19号(1957/04/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 御心配はまことにごもっともでありまして私どもも同じように、心配をいたしておるわけでありますが、今回永田隊長、山本航海長に先に帰っていただきまして、できるだけ早く次の計画についての準備を進めようと考えた次第でございますが、その中でも何と申しましても船が先決問題ということになろうと考えまして、船の問題につきましていろいろ話し合いをし、相談もいたしたわけでごまますが、ただいままでに到達いたしております考え方は、今平田さんのおっしゃいまましように、この間新聞にも出ておりましたが、大体ああいうふうな考え方になっておるわけでございます。つまり宗谷にまさるりっぱな船が簡単に得られればこれに越……

第26回国会 文教委員会 第20号(1957/04/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 私が、どういうふうな用語を用いましたか、速記録によって御承知を願いたいと思うのでありますが、私は、今回の佐賀県の問題につきましては、県教委がこれを違法なりといたしまして処分をいたしましたことは、これはやむを得ないことであるというふうに申し上げたつもりであります。
【次の発言】 教職員が、その要求の貫徹のために、正常な授業時間を打ち切りまして、一斉早退するとか、あるいは賜暇闘争戦術に出るというようなことは、私は、現在の法規の上から申しまして、違法であると考えておるのであります。文部省といたしましては、さような見解を持っておる次第であります。その点につきましては、各地方教委にも、そ……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 市町村立の小学校、中学校等の事務職員の時間外勤務手当を都道府県の負担とするという御趣旨につきましては、政府といたしましても十分尊重しなければならぬ、かように考えておる次第でございますが、新たに都道府県の財政負担を増加し、またその半額については国の負担を伴うこと等の問題がございますので、まことに遺憾でございますけれども、にわかに賛意を表するわけには参らないのであります。
【次の発言】 私は弁護士を推薦するというようなことはございません。
【次の発言】 先ほど来野原君の御質問を伺っておったのでありますが、私の本件に関する所見は前会御質問のときにお答え申し上げました通りであります。文……

第26回国会 文教委員会 第22号(1957/05/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今回の検挙に当りまして、私どもの最も心配をいたしましたことは、事が教育者に関することであり、また児童に影響を及ぼすことの多い問題でありますだけに、十分慎重にやってほしい、かような気持を持っておりますので、先般もお答えいたしたのでありますけれども、関係の当局に対しましても、なるべくすみやかに取調べを完了してほしい、あるいはまた取扱いは特に慎重を期してほしいということをお願いしたような次第でありますが、さような点からも私の心持は御了承願えるかと思うのであります。このたびの捜査に当りまして、学校の方に支障を来たしたというような報告には、私どもは接しておりません。捜査上の必要があってお……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/05/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今日の公立小学校の不正常授業の関係につきましては、われわれも櫻井委員と憂えを同じくするものであります。そのためには、今日までも政府といたしましてもいろいろ努力をして参っておりますが、何分にも財政の関係がございますので、思うにまかせないのでございますが、御趣旨につきましては十分われわれも同様に考えておる次第でございますので、できるだけ今後ともに解消に向って努力いたしたいと思っております。
【次の発言】 お話のような事柄につきまして、われわれといたしましても十分の熱意を持っておるつもりであります。そのためにあらゆる努力はしなければならないと考えておる次第であります。先ほども申しまし……

第26回国会 文教委員会 第26号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 科学技術教育の振興という問題につきましては、しばしば私の考えを申し上げたわけであります。また先般は衆議院におきまして全会一致をもってこれに関する御決議もあり、その御趣旨を体してできるだけ努力をいたしたいと思います。その内容といたしましては、申すまでもなく、ただ単に大学の教育を振興するというのではなしに、小学校より大学に至る全部の課程を通じます科学技術教育の振興に資する方策を求め、これを実行して参りたい、かように考えている次第でありますので、お話のように産業教育、理科教育の振興ということは、もちろんその検討の内部に含まれていると御承知を願いたいのであります。

第26回国会 予算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 教科書法案につきましては、これは昨年来の懸案でございます。私といたしましては、この懸案を解決いたしたいと考えております。
【次の発言】 お答えいたします。スポーツの奨励ということは、現内閣といたしましては十分に力を注いで参りたいと考えております。お話のいろいろの問題につきましても、全く同感に存ずるのであります。わが国のスポーツ界といたしましても、重要な問題をいろいろ控えております。のみならず、国民全般に今後大いにスポーツの振興をやっていこうということになりますと、そこに何らかの機関を必要とするのではないか、かように考えております。文部省の機構拡充という問題も今後検討して参りたい……

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 近年映画に、はなはだ好ましくないものがだんだんできております。また外国から輸入せられる映画の中にも、国民生活に悪影響を与えるものもあるようであります。この映画の輸入につきましては、今日関税定率法に基きまして、税関の方で、公安に非常な差しつかえがあるというものについては、許可しない方針をとっておるのであります。その他につきましては、内地で上映せられましたところの映画について、われわれとしましては、社会教育的な見地からこれを見ておるような次第であります。性典映画とか。あるいは暴力映画とか、あるいはまた昨年の太陽族映画というものの弊害もかなりひどくなって参りましたので、世間の批評も非……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お答えいたします。国際競技に選手が出かけますものについての予算の関係は、ただいまお話しになりました通りでございます。来年度の予算におきましては、デヴィス・カップの関係で出かけるものと、学生のパリにおける国際競技に出かけるものと、この二つに対して補助を組んでおるわけでございます。その内容といたしまするところは、出かけていく数もきわめて少数でございますが、その旅費、滞在費の一部を補助することに相なっておるのであります。従来この種の補助を続けて参っておりますので、来年度もその通りにいたしておるわけでございます。ただいまお話のございましたソ連における学生競技の大会でございますが、この方……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お答えいたします。文部省といたしましては三十二年度の予算案編成に当りまして、公立大学に対する補助金を要求いたしております。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員協議会 第2号(1955/10/14、27期、自由党)

○灘尾弘吉君 この協議会におきましては、先般来地方財政の問題を中心といたしましていろいろ検討を重ねて参った次第でありますが、現在の状況にかんがみまして、われわれといたしましては一つの意思を決定いたしまして、これを政府に申し入れる必要があるのではないか、さように判断せらるるのであります。そこで私は一つ動議を提出いたしまして、政府に対しましてこの協議会として申し入れを行いたいと存ずるのであります。  一応申し入れの案につきまして朗読いたしたいと思います。     申入書   地方行政委員会においては、つとに地方財政の窮状を指摘し、すみやかにその打開策を確立して実行に移すべきことを強く要望してきた。……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣委員会文教委員会連合審査会 第1号(1957/05/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 日本の歴史の変遷の過程におきまして、政治の体制が変って参りましたことも事実でありますが、国を愛する心というものにつきましては、私はきわめて抽象的な言い方かは存じませんけれども、この国土に生まれ、この国土に死するお互い大和民族といたしまして、国を愛する心というものは一貫したものがあろうかと思うのでございます。ただ現実の問題といたしまして今日われわれが国を愛するという場合に、かつての封建国家の体制をとるというような気持でないことは申し上げるまでもないことだと思うのであります。非常に大きな犠牲を払いましてかち得ました民主政治の、この国を愛するということは、現実問題といたしましてはその……

第26回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1957/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 昭和三十二年度文部省所管の予算の大要につきまして御説明申し上げます。  昭和三十二年度文部省所管の予算額は、千四百四十四億五千七百九十九万七千円でありまして、これを前年度予算額千三百五億三千四百八十三万八千円に比較いたしますと、百三十九億二千三百十五万九千円を増加いたしております。  なお文部省予算額を一般会計総予算額に比較いたしますと、その比率は前年度同様一三%弱となっております。  次に昭和三十二年度予算のうち重要な事項について申し述べたいと存じます。  第一は、教育委員会の育成強化に必要な経費であります。改正後の教育委員会制度の円滑な運営をはかるため、教育委員会関係職員の……



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