灘尾弘吉 衆議院議員
28期国会発言一覧

灘尾弘吉[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
灘尾弘吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは灘尾弘吉衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院28期)

灘尾弘吉[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 衆議院本会議 第5号(1958/06/18、28期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) 勤務評定の実施に対するいわゆる反対闘争、これに伴いまして、今日法律違反の容疑ありとして、東京あるいは福岡等で警察当局の手が伸びておるということは、これは事実であります。教育上まことに残念であり、遺憾に存ずる次第でございますが、しかし、かような行為があります以上、警察当局が手を伸ばしましても、何ともやむを得ないことと存ずるのであります。私といたしましては、かような警察当局の活動につきましては、問題が教育に関係しておりますので、できるだけ慎重にやっていただきたいと思っております。同時に、また、組合の指導者の諸君も、かような事態が起らないように、自粛自戒を切望してやまないも……

第29回国会 衆議院本会議 第6号(1958/06/24、28期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) 今回政府から提出いたしました市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  改正の第一は、市町村立の小学校、中学校等の教職員に対する管理職手当を都道府県の負担とすることであります。すなわち、国立大学の学長、学部長等につきましては、これらの職員が管理または監督の地位にあることにかんがみ、一般職の職員の給与に関する法律第十条の二の規定により、昭和三十一年度から、俸給の特別調整額、すなわち、いわゆる管理職手当が支給されておるのでありますが、国立の高等学校以下の校長に対する管理職手当につきましても、本年度から……


■ページ上部へ

第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 衆議院本会議 第3号(1958/10/01、28期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) お答えいたします。勤務評定の問題につきましては、先ほど、総理から、政府の態度についてはお答えになりました。重ねて申し上げることは避けたいと思います。  滝井君のお尋ねの第一点といたしまして、これほど大事な問題が地方の委員会の規則にゆだねられておるのは一体どういうことか、こういうような御趣旨の御質問のように伺ったのでございますが、勤務評定は、御承知の通りに、任命権者と申しますか、人事の責任を持つ者がこれをやることは当然であります。従いまして、教育委員会が規則を作りまして勤務評定をやるということは、私はきわめて適当なことと考えるのでございます。この問題が非常にやかましくな……


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第5号(1958/12/18、28期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(灘尾弘吉君) お答えをいたします。  勤務評定の実施をめぐりまして各地にいろいろな紛争を生じておりますことは、かねがね申し上げておるところでありますが、まことに残念に存じます。ことに、その問題をめぐりまして暴力ざたが伝えられるということは、遺憾千万に存じます。ただいま総理も申されましたごとく、暴力は絶対に容認するわけに参りません。ことに、勤務評定の問題をめぐりまして、これに賛成する側においても、また、これに反対せられる側におきましても、暴力行為は断じて容認するわけに参らぬと思うのであります。今回の、ことに高知県において過日起りました事件は、まことに不幸なことと存じ、心から遺憾に存じ……

灘尾弘吉[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院28期)

灘尾弘吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 地方行政委員会 第11号(1958/09/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 高等学校の学生の東京都の教育長に対する事件につきまして、私はあの新聞記事を見ましてがく然といたした次第であります。また同時に、文教行政を担当する者といたしまして、国民の皆さんに対しましてもほんとうに申しわけのないことと思っておる次第であります。申すまでもなく、精神的にも、あるいはからだの上から申しましても、一番発育盛りで、教育上一番気をつけなければならぬ年ごろとも考えられる次第であります。そういう意味におきまして、われわれといたしましては特に気をつけて参らなければならない。あの学生諸君の状況を見ましてまことに何とも表現のしようのない心持になった次第でございます。事態が一体どうい……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 酪農対策の一つとして、牛乳の消費を増大すると申しますか、そういうふうな観点から学校給食についてのお話がございましたことは、昨日も政務次官が出席しておりましたので伺ったところでございます。これにつきまして私の意見を申し上げたいと存じます。  学校給食のことにつきましては、文部省といたしましても、今日の状態では決して十分と考えておりません。一そう拡大充実して参りたいという方針のもとにやっております次第でございます。今回酪農対策の一環としてこの問題が論議されるに至りましたことは、私はまことにごもっともだと思うのであります。文部省としましても、当面の酪農対策の問題といたしましても、また……

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今回はからずもまた文部大臣の重責を汚すことに相なりました。まことに力足らざる者でございますが、誠心誠意文教のために努力いたしたいと考えておりますので、どうぞ格別な御支援、御協力を賜わりますように、心からお願いを申し上げる次第であります。  私は、元来、文教の方面の仕事につきましては、その政策がある程度継続し、また一貫性を持つことが必要であると考えるものであります。たびたび文部大臣が更迭するというようなことはあまり望ましいことではないように平素考えておる次第でございます。前回勤めました際にも、半年ばかりでかわるというような状態でございましたが、幸いに前の松永大臣のおやりになりまし……

第29回国会 文教委員会 第4号(1958/06/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 非常にむずかしい御質問であります。日本の学校教育におきまして、申すまでもなく日本国憲法並びに教育基本法の根本の精神に立脚いたしまして教育を進めなければならぬということは当然のことでございます。これらの法律に規定しておりますところの基本の精神にのっとりまして、それにふさわしいような人間像を作り上げていくことに努力するという言葉に尽きるかと思うのであります。個人的にもまた社会的にもほんとうにりっぱなわが日本を形成する、日本の国家、日本の社会を形成するりっぱな人格を作り上げていきたいということに尽きるのであります。今後の国際社会において日本は真に民主的なあるいはまた平和を愛好する国と……

第29回国会 文教委員会 第5号(1958/06/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 この問題につきましては、政府部内におきましても、また与党の内部におきましても、さような意見があるということは事実であります。従いまして総理におかれましても総理の御見解を昨日申し述べられたことと思うのでありますが、政府において検討中と申しましたのは、いろいろさような議論もございますので、これをやるかやらないか、その利害得失いかんというふうなことを含めて検討をいたしておる次第でございます。
【次の発言】 お話の通りであります。目下検討中でございます。
【次の発言】 われわれといたしましても、この法律を所管しておられまする人事院の解釈というものを尊重いたします。

第29回国会 文教委員会 第6号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 家庭が貧しいために学校に行きにくいという学童が相当あるということは御指摘の通りでございます。これにつきましては、あるいは生活保護法でありますとか、あるいは準要保護児童に対する措置でありますとか、だんだんと施策を講じて参っておりますけれども、しかしそれでもって完全にはこれらの人たちが就学しておらないという事実も認めざるを得ないのであります。私といたしましては、もちろんこの学童に対する各種の施設あるいは制度というものをもっと徹底的に活用してもらうという必要があろうと思う。生活保護の児童にいたしましても、果してそれが完全に法律が適用せられておるのかどうかというふうな点もあろうかと思い……

第29回国会 文教委員会 第7号(1958/08/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お答えいたします。勤務評定の実施の問題をめぐりましていろいろ紛議が生じておりますことは、まことに残念に思います。もともと御承知の通りにこの勤務評定の実施ということは、国会において議決せられました法律の実施の問題でございます。われわれといたしましてはこの実施をはかって参りたいと考えまして、今日努力をいたしておる次第でございますが、この国家の法律に基く行政の執行につきまして、教職員団体におきまして絶対にこれが実施を阻止する、こういう態度でもっていわゆる反対闘争が行われておるのでありまして、私は最も良識のある、また品格を重んずべき教職員の諸君が、国法に対してかような態度に出るというこ……

第29回国会 文教委員会 第8号(1958/09/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 政府の計画いたしております道徳教育の講習会を開くにつきまして、まことに理解に苦しむところでございますけれども、前々からこれを阻止するということが伝えられておるわけであります。まただんだんとその実行計画も進んでおるようにわれわれは承知いたしたのであります。今回の道徳教育講習会の会場につきましては、一々新聞に発表いたしたわけでもございませんけれども、さような状態のもとにありますので、万一開催が不能になるというようなことがあっては、せっかく地方から上京して参っておられます熱心な受講者にもお気の毒であり、われわれといたしましても講習会の目的を達する上において、非常に遺憾なことであります……

第29回国会 文教委員会 第9号(1958/09/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お答え申し上げます。去る九月十三、及び十四日二回にわたりまして、いわゆる学長グループの方々とお目にかかりまして、いろいろお話を伺つたのであります。私のところにおいでになりましたのは、下中弥三郎さん、上代たのさん、それから蝋山政道さん、このお三方が十二日においでになつたのであります。おいでになりました御趣旨は、九月十五日のいわゆる勤評ストでありますが、まことに子供の教育の上から申しまして不幸なことであり、憂慮すべき事態であると思うので、何とかこれを回避したい、そのために政府と日教組との間に立つて何か話し合いを進めたい、こういうお心持でおいでになつたように私は伺つたのであります。主……


■ページ上部へ

第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 逓信委員会 第7号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今日のラジオあるいはテレビ等の普及でありますが、世間でもいろいろ批評がございますように、文部省の見地からいたしまするならば、ときにどうかと思うというふうなものもなきにしもあらずと思うのであります。内容等につきましても、一ころから見ますとだんだん改善せられつつあるように認められるのでありまして、その点につきましては私どもも喜んでいる次第であります。文部省としましては、特にテレビなんかの影響がどうあろうかというふうなことにつきましては、いろいろ影響の調査を今いたしているところでありまして、その調査の結果に待ちましてまたわれわれとして努力すべき点は努力して参りたい、こういうふうに考え……

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 去る九月二十六日、いわゆる二十二号台風のもたらしました被害は、かなり広範囲にわたりまして、ことに静岡県におきましては非常に大きな災禍を生じたのでございます。そのために多数の人命を失い、また学童の多数を犠牲者といたしまして、罹災民の皆さん方に対しましては心から御同情申し上げておる次第でございます。文部省といたしましても、直ちに災害対策本部を設けまして、事務次官を長といたしまして、今後の対策の実施の上に遺憾なきを期しておる次第でございます。現在に係官も派遣いたしまするし、さらにまた御承知の通りに、政府におきましても災害対策の現地本部を設けておりますので、これにも文部省の係官を参加せ……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 おくれて参りまして申しわけありませんが、だんだんお話を伺いますと、まことにむずかしい問題であります。専門家が幾ら討議しても解決のつきそうにないむずかしい問題のように伺ったのであります。現在の憲法、法律というような制度の中でのお話と、それを超越したような立場でのお話とは、おのずからまた違ってくるかと思いますが、私は学問の自由というものはあくまでも尊重すべきものであると思うのです。ただ問題を大学というふうなところに限定して考えて参りますと、大学には大学の目的というものがございますので、学問研究は自由におやりになってもけっこうですけれども、学生に対して知識を授けるとかいうふうな意味合……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 ただいまの御要望でございますが、今回のオリンピック後援会の経理に関する問題は、私もまことに遺憾に存じております。先ほど来局長からお答えを申し上げたと思うのでございますが、ただいまお話にもございましたように、従来文部省との間に格別の関係もございませんままに推移して参っておったのでございますが、去る七月でございましたか、経理上不明朗な点があるというふうな意味の記事がございましたので、私はそのことがオリンピック後援会としてはもちろんでございますが、その影響するところまことにおもしろくないというふうに感じましたので、事務当局に対しまして、すみやかにその実情を一つ把握することに努めると同……

第30回国会 文教委員会 第5号(1958/10/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 文教行政をやります上におきまして、日本国憲法並びに教育基本法の趣旨にのっとってやらなければならぬということは、私はこれは当然のことと思う。われわれといたしましてももちろんそのつもりで文教行政を進めたいということにおいては、野口君と全く変ったところがないと考えております。
【次の発言】 先ほどお答え申し上げました通りに、教育行政をやっていく上におきまして、憲法なりあるいは教育基本法の精神にのっとってやっていくということは基本の心持でございます。その基本の心持に従いまして教育行政をやります場合に、そのやり方等におきましては現実の事態に適合した政策をとっていかなければならぬと思うので……

第30回国会 文教委員会 第6号(1958/10/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 ただいま議題となりました社会教育法等の一部を改正する法律案についてその提案の理由を御説明申し上げます。  今回の改正の要点は、およそ次の三点であります。  その第一は、社会教育の推進をはかるため、社会教育主事に関する規定を整備することであります。社会教育主事は、教育委員会における社会教育に関する専門職員として地方の社会教育を担当し重要な役割を果すものであります。従って地方における社会教育の推進をはかるには、その充実を期することがきわめて肝要であり、これにかんがみまして、従来市町村においては任意設置となっている社会教育主事を必置制とするとともに、その資格及び養成講習に関する規定を……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今回のこの条文を改正いたしました趣旨は、ただいま局長が申しました通りでございます。学校教育の中核をなすような職員につきまして、実態に即してこれを書き改めたようなわけであります。その点については御了承いただきたいと思います。なおそのほかの職員について御意見がございましたが、さような点につきましては今後十分検討さしていただきたいと思います。
【次の発言】 技能教育施設の指定につきまして、文部大臣が直接指定するよりも、都道府県の教育委員会が指定する方がよろしくはないか、こういう御趣旨の御質問が西村君からあったわけでございます。それに対しまして、政府委員の方からお答えを申し上げておった……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 学術会議の性格なり任務につきましては、今回西村委員から申された通りであります。今回の警職法の提案につきまして学術の内部にいろいろな意見があるようでございます。これにつきまして学術会議の総会におきまして賛否両論に分れ、種々検討いたしました結果、御承知のなうな結論に到達いたしまして、これを政府に申し入れるということになったのであります。  その内容は、現在の社会の状態については非常に心配である、同時にまたこの警職法が実施され、これが乱用されると心配の事態になってくる、こういう趣旨のことで、乱用を慎んでもらいたいというようなことが主たる論点になっておるようであります。いろいろ議論を戦……

第30回国会 予算委員会 第4号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今日までのオリンピック準備委員会の仕事の進め方については、問題となりましてから後のことでありますけれども、なるべくすみやかに解決をつけるようにという意味で指示をいたしておりましたが、今の役員の任期が切れておったとかおらなかったとかいうことは、少くとも私は全然承知をいたしておりません。
【次の発言】 今回のオリンピック準備委員会は、川崎さんのお言葉にもありましたように、これは純然たる任意団体であります。従って、文部省といたしましても、何ら監督とか指導とかというような関係を持たない団体として今日まで来ておりましたわけであります。そういうような関係上、準備委員会の内情等につきましても……

第30回国会 予算委員会 第5号(1958/11/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 せっかくのお尋ねでございますが、遺憾ながらさような資料を持さ合せておりませんので、御了承願いたいと思います。


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 議院運営委員会 第2号(1958/12/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 けさほどは、ほかの委員会に行っておりまして遅刻いたしまして、御了承を願います。ただいま山本さんからのお話でございますが、国会の決議を政府として尊重していかなくちゃならぬことは申すまでもないことでございます。できるだけ御期待に沿うように心がけておるつもりでございます。お述べになりました決議は、ちょうど私がこの前文部大臣をやっておりました当時に院内の皆様とも十分御相談の上で、ああいう決議をむしろしていただいたような心持で私はおるわけでございます。御指摘になりました教員養成制度の改善、充実、あるいは小、中学校の理数関係の問題、あるいは大学の自然科学に関する改善、充実、いずれも重要な問……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 今回政府から提案いたしました昭和三十三年九月の水害による公立の小学校及び中学校の施設の災害復旧に要する経費についての国の負担に関する特別措置法案について、提案の理由と内容の概要を御説明いたします。  本年九月来襲しました台風二十一号及び二十二号は、まれに見る豪雨を伴ったもので、各地に相当の被害を与えましたが、静岡県狩野川のはんらんにおいて見られるように局地的にはきわめて大きな被害を与えたのであります。このことは公立学校の施設にかかる被害を見ても同様でありました。  現在、公立学校の災害復旧に対しては、公立学校施設災害復旧費国庫負担法の定めがあり、一般的にはこの法律の適用により災……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 勤務評定の目的としますところは、前々から申し上げておりますように、人事の公正な管理をやり、勤務成績の向上をはかっていくというところに眼目があると思うのであります。従いまして今仰せになりましたような御趣旨と同様に私ども考えております。
【次の発言】 勤務評定の実っ施ということをめぐりまして、いろいろ反対の動きがございます。その反対の動きの結果、教育界に混乱を生じ、あるいは紛議を生じておるということは認めざるを得ません。その意味におきましては、地方公務員の勤務能率の向上というふうなことが逆に阻害されておるという事実も率直に認め、ざるを得ないと思うのであります。問題は勤務評定の実施と……


灘尾弘吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院28期)

灘尾弘吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 文教委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1958/06/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○灘尾国務大臣 お答えいたします。文教行政を進めて参ります上におきまして、地方の学校施設を整備充実するということが大きな問題であるということは申すまでもないことであります。文部省といたしましても、年来この問題についていわば悪戦苦闘いたしておる状況でございます。幸いに前の国会におきまして、義務教育学校施設の整備につきまして負担法も制定せられまして、制度的には一歩前進したかと思うのでございますけれども、予算的な面から申しますと、決してまだ十分ではないと思います。これらは皆様方の御協力を得まして、今後さらにわれわれ当局者といたしましては努力をしていかなければならない問題と考えておる次第でございます。……



灘尾弘吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

灘尾弘吉[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
灘尾弘吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 28期在籍の他の議員はこちら→28期衆議院議員(五十音順) 28期衆議院議員(選挙区順) 28期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。