このページでは西村直己衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○西村直己君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十四年度一般会計予算外二件の予算案に対し、賛成の討論を行うものであります。(拍手) まず、第一に、昭和三十四年度予算案の性格を明らかにいたしまして、次いで、わが党の重要公約がどのように具体化されているかを明らかにし、賛成の理由を申し述べまして、次いで、日本社会党の主張に対し若干の論及をいたしたいと思うのであります。 三十四年度予算案の特質の第一点は、健全財政を堅持しながらも、重要施策の積極的実現をはかっている点であります。一般会計の収支均衡の確保はもちろん、特別会計、政府関係機関の予算及び財政投融資計画を通じ、……
○西村(直)委員 時間がありませんから、簡単にちょっと伺います。この中共貿易の扱いは非常に御苦労だと思いますし、またただいまの御意見も非常に私もよく参考になりましたが、ただ現実の問題として御存じの通り、先ほど山本さんからもお話がありました通り、四次協定の裏に絶えず流れておる根本原則というものがある。ところが日本の置かれた立場というものがあります。はっきり申しますれば、中華民国政府との関係はあちらでは一つの国内問題となっておる。日本としては外交問題、この前提がある以上、なかなか竹を割ったような形にいかない。もう一つは議連というものを考えなければならぬ、われわれも議連に参加しておった時代もあります……
○西村(直)委員 この際動議を提出いたします。理事は、その数を八人とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○西村(直)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま日本社会党提出の動議に対しまして反対の意見を表明し、各位の御賛成を得たいと思います。 ます景気に対する認識の問題であります。なるほど今日の景気につきましては、なべ底と言う者もありまして、特に中小企業方面において相当強い各種の要求もわれわれ承わっております。しかし、さればといって、これに対する見方ないし見通しの問題があるのでありまして、すでに当委員会でも政府側からしばしば発言がありました通り、昨年の緊急対策以来国際収支も漸次黒字に転じておりますし、鉱工業生産も四月、五月から横ばいでありますし、物価も横ばい状態、失業者の数も五月に入りま……
○西村(直)委員 関連して簡単に通産大臣に御質問申し上げます。もちろん今回の二十二号台風では、伊豆を中心に各関係地は、非常な被害をこうむっておりまして、大へんわれわれ関係者はお世話になっております。問題は建設委員会あるいは農林委員会またこの委員会、社会労働委員会等でそれぞれ論議する問題でございますが、山口国務大臣も特に伊豆の災害に関して災害対策本部長として、また総理大臣も現地視察に行かれたようであります。そこで問題は今のワクあるいは金利の問題というようなものが当然出てくる場合に、特別立法というようなことについて、もちろんこれはまだ政府は態度をおきめになるには、あるいは被害の状況の真相をおつかみ……
○西村(直)委員 私は自民党を代表いたしまして、本日この予算の総括質問に当りまして、第一に、今般国内におきまして、特に警職法を中心としてではありますが、その前から法律の秩序が非常に乱れておるいろいろな状況について、政府に御質問をいたしたいと思います。続いて安保条約の改定等の問題、並びに、時間がありますれば、今般計上になりました補正予算、外債関係に触れてみたいと思います。 まず最近の状況を見ますと、民主主義――われわれは敗戦によりまして新憲法を作り上げ、そうしてそのもとにおいて民主政治をできるだけ完全にやって参りたい。御存じの通り敗戦いたしました当時は相当な混乱であり、また戦争の災害から来る気……
○西村(直)委員長代理 久保田さん、一括して質問して下さってもけっこうです。
【次の発言】 午後三時より再開することといたしまして、暫時林憩いたします。
午後二時二十二分休憩
○西村(直)委員長代理 北山君に申し上げますが、申し合せの時間がきておりますから、一つ簡潔に願います。
【次の発言】 先般委員長に御一任願っておりました公述人の選定につきましては、次の通り決定いたしましたので、この際御報告申し上げます。
十六日の公述人は、武蔵大学教授芹沢彪衛君、朝日新聞論説委員江幡清君、毎日新聞論説委員山本正雄君、信越化学工業株式会社社長小坂徳三郎君、翌十七日の公述人は、日本女子大学教授松尾均君、東日本建設業保証株式会社会長荒井誠一郎君、全国銀行協会連合会会長小笠原光雄君、全国農業会議所農政部長平尾卯二郎君、以上であります。
本日はこれにて散会いたします。
午後九……
○西村(直)委員 与党の立場からただいまの動議に対する態度を申し上げておきます。 ただいま社会党を代表されまして井手理事から激甚地の指定の基準をすみやかに出せということでありまして、その点については私ももっともな点があると思います。ただし当局の立場を考えますれば、政府与党といたしまして被害がきわめて甚大であったという点から被害の事実が漸次わかってくる部分もあるのでありまして、政府当局としても非常に急いでおられることもまた一面わかります。また被害を受けました人たちとしましては、一日もすみやかに本予算が正常な形で進行することも望んでおると思うのであります。 従ってこの問題につきましては、ただい……
○西村(直)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております社会党並びに社会クラブの組替案に対しまして、自民党を代表して残念ながら反対の意見を申し上げたいと思うのであります。 討論に先立ちまして、今回の未曽有の災害で非常に打撃を受けられました被災民に対しては深甚なる御同情の意を表するのでありますが、同時に、一日もすみやかにこの予算措置が行なわれるということが、心からのあの人たちの念願ではないかと考えておるのであります。 そこで組替案でありますが、それには政府原案に触れつつ組替案を御批判しなければならぬと思います。政府原案の方は、原案が出ます前から、もう災害が起ると同時に……
○西村委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。予算の実施状況につきまして、議長に対し国政調査の承認要求を行なうこととし、その手続については委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決しました。直ちに委員長において所要の手続をとることにいたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についてお諮りをいたします。現在理事が一名欠員になっておりますので、これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
○西村(直)委員 簡単に三、四要点だけ御質問をいたしたいと思います。私どもは、学界の代表である鵜飼先生の御発言は、相当国民が大きな関心を持つでありましょうと思います。それだけに今日の御発言は相当御研究であり、慎重なる御考慮の結果であることは私も尊敬を払うわけでありますが、ただ私どもはこの法案に対して、どちらかと言えば支持をする立場であります。
【次の発言】 従って先ほど来聞いておりますと、本法案はややもすると国民の内面的な、精神的な分野に立ち入る部分があるから、どちらかというと御反対である。言いかえれば表現の自由とか、良心、言論あるいは学問の自由にまで警察が立ち入る。しかし私どもはこういう立場……
○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため出席がおくれますので、委員長の指定によりまして、委員長がお見えになりますまで私が委員長の職務を行います。 昭和三十四年度総予算につきまして公聴会に入ります。 開会に当りまして、御出席の公述人各位にごあいさつ申し上げます。 本日は御多忙のところ貴重なるお時間をさいて御出席いただきまして、まことにありがとうございました。委員長といたしまして厚くお礼申し上げます。 申すまでもなく、本公聴会を開きますのは、目下本委員会において審査中の昭和三十四年度総予算につきまして、広く各界の学識経験者たる各位の御意見をお聞きいたしまして、本……
○西村(直)委員 一、二お伺いしておきたい点がございますが、税を原則と理論から政治の場面に実行に移していくのにはなかなか抵抗が多くてゆがめられる。一面また税の理論だけでいくと国民経済の実態にそぐわない。このお説まことにごもっともです。当面しておる問題として、直接税と間接税のバランスの問題が最近ずっと税制調査会あるいは税制懇談会、いろいろな機関で言われる。今後も政府の設けられる調査会でも当然登場してくる問題だと思います。私ども意見を申し上げる段階ではありませんが、経済の拡大の段階において、消費支出というものを相当対象にした税源の把握といいますか、こういう面は伸ばさなければなりませんが、何か急激な……
○西村(直)委員 時間がございませんから、ごく簡単にお答えを願いたい。簡単にお答え願える問題でないかもしれませんが、ちょっとお伺いしておきたい点が一つございます。 それは今、岡君から民主社会主義というお話があったのでありますが、そうすると民主社会主義に相対して、何かおかしな表現でございますが、非民主社会主義というものがあるのか。その点でございますが、よくわれわれの旨言葉としてはソシアル・デモクラートという言葉が長い歴史の過程においても使われておったわけでありますが、それに対してちょっと私は解せないような感じがする。 それから、まとめて申し上げますが、社会主義の中においてのみ民主主義は成り立……
○西村(直)委員 公述人にちょっとお伺いしてみたいのですが、だいぶアメリカの極東戦略について具体的事例で責任を持ってというお言葉で御説明をいただきまして参考になりましたが、実はわれわれ一つ考えますのは、中ソ友好同盟条約というものがありますね。これに基づいて、日本国またはそれに同盟する国の侵略という言葉を使って今日厳然とその条約が存在している。その場合に、防衛問題で公述をいただいたものですから、おそらく極東戦略――アメリカは世界の平和を守る極東戦略を立てる、同時に中ソ友好同盟条約の目標も世界平和の目的であると思う以上、対アメリカあるいは侵略仮想敵を持っておられる中ソはそれぞれの国でありますから、……
○西村(直)分科員 短い時間、ちょっと一点だけ法務大臣と法務省、それから大蔵省にもお聞きしたいのであります。問題は、大蔵省にむしろ中心があるべき問題じゃないかと思いますので、実は大蔵大臣にと思いましたが、一応法務関係の方から御説明願い、それに対して大蔵省の主計局関係からでも返事をもらいたい、こういう考えでおります。 その一つは、全国にわたっております刑務所の移転の問題であります。これについての構想と申しますか、基本的な考え方を、大臣あるいは関係局長からちょっと御説明願いたい。簡単でよろしゅうございます、内容は大体知っておりますから……。
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