このページでは原田憲衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○原田委員 私は簡単に質問いたしますので、簡単にお答え願いたいと思います。 昨日、同僚委員からいろいろ質問なさっておると思いますが、先ほど辻原君のことを聞いていると、防潮堤のことですが、大阪地方が防潮堤をこしらえた。ところが、あれじゃ低いというので、かさ上げ工事を三十四年以来進められてきた。ところが、それが間に合わなくて、また上を越えた。これに対して建設省では、工事を繰り上げて今までの計画を早めて、そうして今やっておるかさ上げ工事を完成しよう、こういうように考えておられるのが今次の高潮の対策である、このように承知してよろしいのでございましょうか。 〔古川委員長代理退席、秋山委員長 代……
○原田委員 ちょっと今の問題に関連して。今、河川局長は、調査をして何か検討するというお話です。何を調査するのか知らぬけれども、官房長官、きのう建設大臣は、ここで、高潮、地盤沈下の対策として、大阪の防潮堤のかさ上げ工事を進めなければならぬ、それは今まで治水事業としてやっておるが、それを切り離して、地盤沈下、高潮対策の事業としやっていくということにして、来年度予算は大蔵省にそういう要求をしておる、具体的にそういうことをここではっきり言っておる。それで、それに対して事業も繰り上げてやっていこうと考えておる、こういうことを言っておる。これは問題なしに、そのことは、はっきり建設省がそういう意向を持ってお……
○原田委員 私は、総理に一点にまとめてお伺いいたしたいと思うのでございますが、ただいま開かれておる国会は、一番大きな理由は、ことし受けた災害に対する施策をどうするかということで開かれておるのでございます。これに対して、日本の行政を総括される総理の宰相としての心がまえを、一つお伺いいたしたいと思うのでございますが、あなたが考え、私どもが推進して参りました、この日本の国で完全雇用を現出して、福祉国家を作り上げよう、この手段としての所得倍増計画を進めていく上に、一番大きな障害となるのが災害でございます。これが重なったら、これは根っこからゆらいでしまう、つぶれてしまう。この災害に対して、いろいろなこと……
○原田委員 一言だけ御質問申し上げます。 〔古川委員長代理退席、秋山委員長 代理着席〕 一昨日、この委員会で総理大臣の御出席を得まして、その際にもお尋ねをしたのでありますが、日本の経済成長の最も大きなにない手であるところの港湾地帯、また日本が世界で最も経済の成長しやすい立地条件に恵まれているところはこの海岸に取り囲まれていて、よき港湾を持っている地帯でありますが、その四大工業地帯というものがこれからの経済成長の場合最も大きなにない手である、これをしっかり守っておかなければ、この経済成長というものは根本からゆらいでくる。従いまして、災害に対するところの防災的な見地にも立ってやっていかなけ……
○原田政府委員 まず最初に、本年度の災害に際しまして被害を受けられました皆さん方に、この席を借りまして、衷心からお見舞を申し上げます。また、熱心にこの問題に対処されます皆さん方に深く敬意を表します。
ただいま井手委員から御質問がありまして、副長官に答弁を求めておられますが、私からお答えを申し上げます。
ただいま私どもの手元に参っております被害の報告は、五百八十六億六千五百万円、これに要しますところの初年度の費用が九十九億一千四百万円、こういう数字が手元に参っております。
【次の発言】 お答えいたします。
今御質問の、七月災害からあとの八月災害が入っておるかどうかということでございましたが……
○原田政府委員 ただいま大臣からごあいさつ並びに所信の一端の御表明がございましたが、私もはからずもこのたび大蔵政務次官を拝命いたしました。私の職務は大臣を助けることである、こう考えておりますが、特に国会の皆さん方と連絡を密にいたしまして、万事円滑にやっていくことが私の務めであると思っております。 四十一国会が開かれまして、この暑いさなかに皆さん方非常に御苦労でございますが、できるだけ皆さん方と、重ねて申し上げますが連絡を密にいたしまして、国政を円滑に運営し、国民のために尽くさせていただく所存でございます。 よろしくお引き回しのほどをお願い申し上げまして、まことに簡単ながらごあいさつにかえる……
○原田政府委員 大蔵委員会の皆さんが、一班、二班に分かれて、熱心に国政の調査をいたされまして、ただいま御報告をされましたが、はっきりとお聞き申し上げました。国民の皆さん方の御要望、またそれぞれの御報告になりました点につきまして、政府といたしましては十分検討いたしまして、善処することに努力いたしたいと存じます。
【次の発言】 お答え申し上げます。今の千円札は、この千円札が発行されましてからすでに十二年余りを経過いたしております。そしてまたこの千円札を刷っておりますところの技術が戦前の低い技術でありまして、施設等も古うございます。偽造の防止というところの見地もございます。札を新しくするということは……
○原田政府委員 先ほどから横山委員の御質問なり、御意見を十分拝聴いたしました。大体私は、あなたが言っておられる問題点等はその通りであろうと思っております。ただ少々こげついてもいいじゃないか、これは金融というものの根本に触れる問題で、こげついてもいいということは私は言えないと思います。しかし国民金融公庫の現在の姿はすでに出発当時から少し変わってきているじゃないか、中小企業金融のために補完金融でなしにモデルとしてこれをやれという御意見は十分尊重して考えたいと思います。
【次の発言】 今、一月に百件をやっておることがべらぼうに人間の負担というものを過重にしておるか、あるいはそれが適当であるかという問……
○原田説明員 海外経済協力基金というものを法律化してやっていこうということは、ただいままでの武藤委員からの御質問、これに対する羽柴参事官との質疑応答によって明らかな通りでありますが、これを大きく政治的にながめますと、世界の中で貧乏な国と金持の国がある。これでは世界の繁栄というものは求められない。すなわち未開発国を金持にすることによって、世界が繁栄する。そのためには日本も未開発国の経済の発展のために力を尽くそうという大きな政治的な観点から出発されておると私は思います。従いましてこれが今種をまいてあくる日実るというような経済効果ということを期待する方が少々無理であろうと考えます。従いまして、せっか……
○原田政府委員 お答えいたします。昨日も大臣が答弁いたしておりますが、この公務員の給与の問題は、できるだけすみやかに処理方針を決定することについては異論はございませんが、給与の改定は広く経済全般と密接な関連を有しておりますから、現在のところ、来年度の自然増収の見通しもまだはっきりとつかめておりません。しかもまだほかに追加財政の需要もはっきりつかめておりませんので、できるだけすみやかに処理方針を決定いたしたいと考えております。従いまして、今の段階で処理方針の決定の時期につきまして申し上げることはできません。
【次の発言】 お答えいたします。まだ検討は全部できておりません。
○原田政府委員 ただいま議題となりました特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、今回、昭和三十七年八月十日に行なわれました人事院勧告に基づいて昭和三十七年十月一日以降、一般職の職員の給与を改定することとし、別途法律案を提出して御審議を願うことといたしているのでありますが、これに伴い、従来より一般職の職員との均衡を考慮して定められております特別職の職員の給与につきましても、その俸給月額等に所要の改定を行なおうとするものであります。 以上がこの法律案の提案の理由であります。何とぞ御審議の上、すみやかに御賛成下さいますようお……
○原田政府委員 オリンピックの柔道競技場の問題について御質問がありましたので、私から大蔵省の立場並びに私の考え方を申し上げたいと思います。 オリンピック大会における柔道の競技につきましては、今与謝野事務総長並びに田中政務次官からお話のございましたように、東京都においてオリンピックが開催されるということが決定いたしましてから、柔道はどこでやるかということについてお考えになりまして、総合体育館で柔道と水泳をやるという方針ですべてのものが進んできておるわけであります。従いまして、それに対する国からの支出ということもそれに伴ってやっておるわけであります。今武道会館の問題が出てきておりますが、私も柔道……
○原田政府委員 ただいま議題となりました昭和三十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。 昭和三十六年度一般会計予備費の予算額は二百二十億円でありまして、このうち、財政法第三十五条の規定により、昭和三十六年五月二日から同年十二月十九日までの間において使用を決定いたしました百三十八億八千万円余につきましては、第四十回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、すでに御承諾を得ましたが、その後昭和三十七年一月十二日から同年三月二十九日までの間におきまして七十七億八千六百万円余につき使用決定いたしました。 そのおもな事項は、国会の……
○原田政府委員 ただいま議題となりました豪雪に際して地方公共団体が行なう公共の施設の除雪事業に要する費用の補助に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 本年一月北陸地方を中心に発生した豪雪に際して、公共の施設の除雪事業に関し、地方公共団体において多額の費用を要したことにかんがみ、政府は、別途提案して御審議を願っております積雪寒冷地域における道路交通の確保に関する特別措置法の一部を改正する法律案により、道路の除雪事業を一そう推進するとともに、道路以外の公共の施設の除雪事業についても、新たに国庫補助の道を開き、これによって地方公共団体の事業費負担の軽減に資す……
○原田政府委員 今回の長雨に対する政府の措置に対しまして、皆さん方がいろいろ御心配になっておられますが、政府といたしましても、先ごろ御決議をいただきましたところの予約米の概算払いであるとか、天災融資法の適用によるところの三分五厘の融資であるとか、できる限りの措置をいたしておるわけであります。ただいま御質問になっておりました地力保全あるいはその他の問題につきましても、大蔵省は実施官庁でございませんので、農林当局から話をまとめて持ってきていただきましたならば、十分に検討して、できるだけやりたい、このように考えております。
○原田政府委員 提案に先だちまして、豪雪地帯の皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 ただいま議題となりました国立病院特別会計法の一部を改正する法律案、特定物資納付金処理特別会計法を廃止する法律案、産業投資特別会計法の一部を改正する法律案、東京港港湾区域における土地造成事業等のため発行される外貨地方債証券に関する特別措置法案、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とオーストリア共和国との間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の条約の実施に……
○原田政府委員 ただいま議題となりました外貨公債の発行に関する法律案外三件につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。最初に、外貨公債の発行に関する法律案につきまして、御説明申し上げます。 最初に、外貨公債の発行に関する法律案につきまして、御説明申し上げます。 政府は、さきに、昭和三十年度におきまして、産業投資特別会計の貸付の財源に充てるため、戦後最初の米貨公債を発行いたしましたが、その後、数次にわたる政府保証外貨債の発行により、海外起債市場の開拓につき努力を重ねて参りました。そして、今後は、毎年度ある程度外貨公債を発行し得る見通しを得ましたので、この法律案を提出した次第であります。……
○原田政府委員 ただいま議題となりました日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案及び昭和三十七年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案に対する提案理由を御説明申し上げます。 まず、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案について御説明いたします。 日本輸出入銀行は、昭和二十五年十二月、日本輸出銀行として設立されて以来、プラント輸出金融を中心として輸出入及び海外投資に関する金融を行ない、わが国貿易の振興並びに経済協力の推進に格段の寄与をいたして参りましたことは、御承知の通りであります。 日本輸出入銀行の業況は、わが国貿易の進展に伴って着実に伸びてきており、その融資残高は、昨年十二月末に……
○原田政府委員 ただいま議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 国民金融公庫は、銀行その他一般の金融機関から資金の融通を受けることを困難とする国民大衆に対して、必要な事業資金を供給することを目的として昭和二十四年六月に設立されて以来、国民大衆の旺盛な資金需要に対処して、その業務の推進をはかって参ったのでありまして、昭和三十六年度末において、その設立以来の融資総額は七千四百十二億円、その融資残高は千四百二十億円に達しております。 昭和三十七年度におきましても、当初事業計画では普通貸付千二百六十億円、その他の諸貸付を含めて総額千四百四十八億円の貸付……
○原田政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外四法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 最初に所得税法の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案について、御説明申し上げます。 政府は、今後におけるわが国の社会、経済の進展に即応する基本的な租税制度を確立するため、昨年八月税制調査会を設けまして鋭意検討を加えて参りましたが、昨年末同調査会から、最近における社会経済情勢の変化に応じて、現行税制につきさしあたって改正を必要とする事項について、昭和三十八年度の税制改正に関する臨時答申を得たのであります。その後、政府におきまして同答申を中心にさらに……
○原田政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とニュー・ジーランドとの間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案について提案の理由及びその内容を御説明いたします。 政府は、今回、ニュー・ジーランドとの間に所得に対する租税、すなわち所得税及び法人税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための条約に署名し、その締結の御承認方につき別途御審議を願っているのでありますが、この条約に規定されている事項のうちには、さらに、法律で、具体的規定を要するものがありますので、ここにこの法律案を提出することとした次第であります。 この法律案は、……
○原田政府委員 ただいま議題となりました旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 この法律案は、旧海軍共済組合の組合員であった者が昭和十六年十二月八日以後に戦時災害により傷病にかかりまたは死亡した場合には、その者またはその遺族に対して旧陸軍共済組合の組合員であった者との均衡を考慮して年金を支給することとするとともに、このたび別途、本国会に提案いたしました恩給法等の一部を改正する法律案による改正措置に準じて、昭和二十三年六月三十日以前に給付事由の生じた国家公務員共済組合法等の規定による年金の額の改正……
○原田政府委員 ただいまの御質問の中には数字をあげて幾ら入るかという話がございますので、事務当局からお答えさせます。
【次の発言】 バナナとパイカンの問題は、バナナの方は今平岡さんの言われたようなお説もございまして、議論をされたところでございますが、しかしながら日本の農村と言いますか、果樹栽培ということをますます奨励し、そして国民に栄養価値のある果実を供給したい、こういう国内の産業全般について考えますときに、バナナが自由化されてどんどん入ってくると、その供給面をバナナにとられやしないかという心配も相当ございまして、それらのことにつきまして所要の措置を経過的にとらなければならないであろう、こうい……
○原田政府委員 それはこの間も、私もお答えしたと思うのですが、あなたのおっしゃるような御議論が私はないとは思いません。しかしながら、国会において政府が提案をいたしましたことは十分に御審議を賜わるのでございますから、決してこれは国会無視でもない。先ほど法規課長の方から答弁いたしましたが、予算の際に十分に御審議を賜わるのでございますから、決して国会を軽視しておるわけではないということは御了承賜われると思うのであります。なお、産業投資特別会計というものが、あなたがおっしゃるように、特別会計の中でも非常に重要な部門を占めておるということも事実でございまして、この特別会計の運用よろしきを得ることによりま……
○原田政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とタイとの間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案について、提案の理由及びその内容を御説明いたします。 政府は、今回、タイとの間に所得に対する租税、すなわち所得税及び法人税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための条約に署名し、その締結の御承認方につき別途御審議を願っているのでありますが、この条約に規定されている事項のうちには、さらに法律の規定を要するものがありますので、これにつき所要の立法措置を講ずるため、ここにこの法律案を提出することとした次第であります。 この法律案は……
○原田政府委員 今御指摘の医療法人の問題でございますが、これは私どもも今御指摘のような問題点があると考えております。これに対してどうするかということでございますが、今、後段に述べられました各種学校等の問題につきましても、一つの基準というものがあって、その基準というものに適格であるか、合格しておるかという問題があると思います。何でもかんでも学校だと称して、それに対するところの税の問題を安くしろ、こういうような問題、医療法人におきましても確かに医療という問題に対しましては特別な考えをしなければならぬ業務でございますけれども、それではどのようなものでも同じように扱ってよいかというような問題点があろう……
○原田政府委員 私は、原則論として堀委員の言われることはいいと思っております。しかしながら、それを実施をするという現実の問題にぶち当たりましたときに、今の実施官庁である厚生省が国立病院の根本の問題、適正なところにどう配置されていくべきかというようなことを十分納得ができるような計画を立てて、それに対してこういう方向で進みたいということもなければ、ただ施設は国がやらなければならぬのだ、こういうことで安易に流れておったのでは、ほんとうの国立病院のよさというものに持っていくのに、理屈はそうであっても実際は逆な方向へ進みはしないかという点も考慮しなければならないと思います。従いまして、現在では国立病院の……
○原田政府委員 ただいま議題となりました金融緊急措置令を廃止する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 金融緊急措置令は、戦後のわが国金融の緊急事態に対処するため制定されました緊急勅令でありまして、預金の封鎖、金融機関に対する融資の制限及び禁止、封鎖預金に関する債権関係の特例等を規定しているものであります。 しかしながら、封鎖預金に関する規定につきましては、金融機関再建整備法に基づく最終処理が完了し、新旧勘定区分が消滅したことによりその実質的使命を終え、また、金融機関に対する融資の制限及び禁止に関する規定につきましては、戦後十数年を経過し、経済情勢が当時と著しく異なり、これを存置することを……
○原田政府委員 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税務署の設置について国会の承認を求めるの件につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 大阪国税局の西税務署は、大阪市西区、港区、大正区を管轄する税務署として西区に設置されているものでありますが、最近における管内地域の経済的発展は、都市計画事業の進捗等とも関連し目ざましいものがあり、これに伴い同署管内の納税者及び課税物件等は年々増加してまいりますとともに、また、税務署の事務量、人員ともに過大となり、事務管理上も支障が多くなってまいりました。 したがって、西税務署の管轄区域のうち、港区及び大正区を分離して……
○原田政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租説に関する二重課税の回避及び防止のための日本国とマラヤ連邦との間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案について、提案の理由及びその内容を御説明いたします。 政府は、今回、マラヤ連邦との間に所得に対する租税、すなわち所得税及び法人税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための条約に署名し、その締結の御承認方につき別途御審議を願っているのでありますが、この条約に規定されている事項のうちには、さらに、法律の規定を要するものがありますので、これにつき所要の立法措置を講ずるため、ここにこの法律案を提出することとした次第であります。 この……
○原田政府委員 ただいま議題になりました明治三十二年発行の英貨公債を償還する等のため発行する外貨公債に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、かねて英国当局に対し、本年十二月三十一日に満期の到来する明治三十二年発行の英貨公債の借りかえの可能性を打診いたしておりましたが、このほど、これにつきまして英国大蔵省より原則的な同意を得ました。政府としては、本公債の借りかえは、日英親善及び両国経済交流の見地からきわめて有意義なものであり、またわが国の国際収支にとっても好ましいものと考え、これを推進する方針で今後英国金融当局及び市中引受団と発行条件及び発行方式等につき……
○原田政府委員 ただいま議題となりました関税暫定措置法及び砂糖消費税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び法律案の概要を御説明いたします。 この法律案は、砂糖についての最近の価格の状況等にかんがみまして、関税及び砂糖消費税に関し所要の改正を行なおうとするものであります。 第一は、関税及び砂糖消費税の軽減措置であります。最近、国際糖価の異常な高騰に伴い、国内糖価も相当な値上がりを示してきております。これは、キューバをめぐっての国際問題と外国におけるてん菜生産の不作とによるものと見られており、早急に従来の糖価に安定することは見込みが薄いものと考えられております。 このような国際……
○原田政府委員 いまの門司さんの御質問の趣旨を結論的に申し上げますと、私は利子を下げる方向へ向けていかなければならぬだろうと思っております。日本では公営企業に限らず、あらゆる事業において金利の問題が非常に問題点になっております。政府においてもこれらの問題については留意をし、国際経済のもとで、大きな問題として国際金利へのさや寄せということを考えておるわけであります。もちろん金利の、公定歩合の問題については、権限は日本銀行にあるのでございますから、政府からどうしろということはできませんけれども、そういう方向へ向いておることは事実でございます。これはよい傾向だと考えております。そういうことと関連して……
○原田政府委員 ただいま議題となりました特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、今回、昭和三十七年八月十日に行なわれました人事院勧告に基づいて昭和三十七年十月一日以降、一般職の職員の給与を改定することとし、別途法律案を提出して御審議を願うことといたしているのでありますが、これに伴い、従来より一般職の職員との均衡を考慮して定められております特別職の職員の給与につきましても、その俸給月額等に所要の改定を行なおうとするものであります。 以上がこの法律案の提案の理由であります。何とぞ御審議の上、すみやかに御賛成下さいますようお……
○原田政府委員 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 この法律案は、大蔵省の付属機関として関税中央分析所を設けること、定員の規定を改正すること、金融機関資金審議会を引き続き存続させること等の諸点について所要の改正を行なおうとするものであります。 まず、第一点の関税中央分析所は、最近におけるわが国の貿易の実情等にかんがみまして、輸出入貨物に関し、高度の専門技術を要する分析、研究等を行なわせるため、大蔵省の付属機関を設置いたしまして、これらの業務の一そう効率的な運営を期そうとするものであります。 次に、第二点……
○原田政府委員 ただいま議題となりました特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 公正取引委員会委員長の職務と責任の重要性等にかんがみ、その給与を改定する必要がありますので、現行の俸給月額十四万円を十八万円に引き上げることとし、昭和三十八年四月一日から実施することとしようとするものであります。 以上がこの法律案の提案の理由及びその内容であります。何とぞ御審議の上、すみやかに御賛成下さいますようお願い申し上げます。
○原田政府委員 それは、向こうさんが、給与が安いからおれはいやだと言うような方はおられない、そういうりっぱな人は。しかし、りっぱな人を求めるなら、やはりこちらで給料を上げておかなければならぬ、私はそう思います。
【次の発言】 私は、公団、公庫の総裁の給与が高いということよりも、役人がやめてそこへどんどん入っていくということのほうが問題じゃないかと思うのです。それはなぜ高くしたかということは、大蔵省なんて金をちびる省ですから、喜んで高くするわけがないのです。それは民間からいい人に来てもらおうということを考えて、その人たちの給与というものが非常に高いものだから、それとのつり合いで公団、公庫、の総裁……
○原田政府委員 本日私は出席すべきかどうかということを尋ねたのでございますけれども、本日は出席をしなくてもよかろうということでございまして、私、今勉強しておりましたので、お呼び出しがありましたので参りました。
【次の発言】 ただいま日銀の総裁が歩積み、両建というものをなくさなければ公定歩合の切り下げをやってみても役に立たないというような発言をしておるがというようなことから、歩積み、両建というものがよいと思うか悪いと思うかという端的な御質問だろうと思います。私は、日銀総裁がそういう発言をしておるということを完全に把握しておらないのでありますが、歩積み、両建制度というものが、金を借りる方からいいま……
○原田政府委員 今の開拓農民に対する措置をどうするかということに落ちついてくると思うのでありますけれども、ただいま銀行局長から造船の問題と開拓農民の問題とは少しく様子が違うという発言がございましたが、私もそのように考えます。不況産業というものは、今日石炭あるいは化学工業、あるいは鉄鋼、あるいは造船というようにいわれておりますけれども、全般的に見ますときに、やはり日本の経済というものは伸びていっている。経済が伸びていっておるということは、簡単に申しましたならば、企業というものが利益を出しておるというように解釈していいと思うのであります。なぜ開拓農民が、二十一万戸あったのが六万戸も逃げ出したかとい……
○原田政府委員 ただいまから、昭和三十八年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。 まず、一般会計歳入予算額は二兆八千五百億八百万円でありまして、これを前年度予算額二兆四千八百九億五千九百万円に比較いたしますと、三千六百九十億四千八百万円の増加となっております。 以下、歳入予算額のうちおもなる事項について内容を御説明いたします。 第一に、租税及び印紙収入の総額は二兆三千五十三億二千四百万円でありまして、前年度の第一次補正後予算額に比し、二千九十億五千六百万円の増加となっております。この予算額は、現……
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