このページでは高田富之衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○高田富之君 簡潔に賛成の理由を申し上げたいと思いますので、しばらくお静かにお聞き取りを願いたいと思います。(拍手) 先ほど、小山君のお話を承っておりますと、わが党の農林大臣不信任案は、農基法反対であって、周東農林大臣とは関係がないじゃないか、というようなことをおっしゃっておるのであります。これこそ、まことに驚くべき認識不足といわなければならない。(拍手) 大体、周東農林大臣は、言うまでもなく、わが国農政の最高の責任者であります。この周東さんが責任を持って提案をいたしましたわが国農業の根本をきめる法律が、実は、農業を破壊し、農民を苦しめる、とんでもないものであるということでありますから、こ……
○高田富之君 私は、日本社会党を代表して、このたび埼玉、群馬、栃木の三県下を襲った突風、降ひょう災害に関しまして、政府にその対策をただしたいと思うのであります。(拍手) この際、災害をこうむった皆さんに対して深く御同情を申し上げますとともに、特にとうとい生命を奪われた方々と、その御遺族に対し、衷心より弔意を表するものであります。(拍手) さて、今次の災害は、例年見られます台風災害などとはいささか趣を異にするものでありまして、なるほど、関係地域の広さとか、損害金額などの外見だけからしますれば、全国的な視野から見て、必ずしもさほど大きいものとは言い得ないかもしれませんけれども、しかし、その激烈……
○高田(富之)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました昭和三十五年度一般会計予算補正(第2号)並びに同特別会計予算補正(特第2号)に対しまして、反対の意を表明するものであります。(拍手) 先日来本委員会におきまして、わが党委員から詳細に指摘されました通り、このたび提案されましたこの補正予算案は、明らかに財政法第二十九条に違反するものでありまして、この点は、昨日の大蔵大臣の本委員会における見解表明においても、おのずから疑義のあることをお認めになったはずであります。(拍手)しかも今後これを真剣に検討をする、それまでは二度と再びこういうことはやらぬということを言明されたにもか……
○高田(富之)委員 政府もいよいよこのたび農業基本法案を提出されまして、わが党もこれの対案を提案いたしました。いよいよ当面の国政の中でも最も重点的に扱わなければならない農業問題をこれから一そう深めていかなければならぬと思うのであります。 先般、わが党の淡谷委員から所得倍増計画の中における農業計画ということを中心に、構造政策や生産政策等につきまして質疑をいたしました。その際の御答弁の中でも、必ずしも明確でない点が多々あったと思うのでありますが、本日私は、特に政府のお考えになっておる農業の新政策の実行にあたりまして、その中心となるのは何といっても価格政策ではないか、こう私は考えるのでありまして、……
○高田(富之)委員 本日は、ただいま国民の最大の関心事となっております武鉄汚職問題を中心に政府の所見をただしたいと思うのでありますが、その前に一言緊急の質問を大蔵大臣に申し上げたいと思います。 直接本日の問題とは関係ありませんが、これはほかでもないのでございまして、昨日株式は意外な大暴落を演じておるわけであります。一挙に五十二円七十三銭という大幅の暴落を演じまして、ダウ平均価格も千三百四十五円、こういう非常な暴落を演じました。これは東京株式取引所の開所以来の暴落であるということでございまして、実は先般本委員会におきまして、井手委員その他の質問に答えて池田総理は、最近の株価の暴落傾向につきまし……
○高田(富之)委員 私は、最近における公共料金の引き上げにつきましての政府のお考えをただしたいと思うのでありますが、時間の関係もありますので、主として消費者米価の値上げに関連した質問に限りたいと思います。 実は先般来政府としましても、消費者物価の非常な急速度の値上がり傾向ということにつきましては、本委員会におきましても、何回かこれに対して相当強力な措置を講じて値上がりを抑制するという態度を表明されておるわけであります。しかしながら、その後の実績を見ますというと、全部言明とは全くたがいまして、物価はいよいよ上昇傾向を早めております。特に最近の私鉄、それから電気料金、さらには近くバス料金、新聞代……
○高田(富之)委員 いろいろと御質問もありましたし、きのうも農林大臣からいろいろ伺っておりますので、簡単に、二、三点をお伺いいたしておきたいと思います。 実はいまお聞きしましてびっくりしたのですが、昨日の私の質問に対しまして、大臣は非常に明快に、天災融資法を発動する、それは十日ごろの調査が完了次第やるのだというようなことで、たいへん私も安心しておったのです。大蔵省としてはなるべくお金を出さないほうの役所でありますから、正直に実情をお知らせ願ってよかったと思います。それ以上のことは結局政治的なことになるんじゃないいかと思うのですが、しかし、農林大臣があれだけはっきり言われた中には、今度の問題は……
○高田(富之)委員 ただいまの御報告にもありましたように、いろいろたくさんの要望のあります中でも特に各県とも一致して強く要望しておりますのは、天災融資法を必ずすみやかに発動していただきたいということでございまして、本件につきましては前回この委員会でも質問がありましたが、唐突の質問でありましたために、関係各省におきましてまだ十分なる答弁の用意がなかったようでございます。本会議における質問におきましては、農林大臣は、天災融資法の発動を考慮しているというふうに答弁され、また大蔵大臣も、今までの例では一応五十億というふうな最高限度についての話し合いのようなことはあるけれどもしかしそれにかかわらず、とに……
○高田(富之)委員 農林大臣、大蔵大臣がお見えになりましたら、質問したいことがございますので、その点は留保しておきたいと思います。 昨日の小委員会におきまして、自作農維持資金の追加配分につきましていろいろ事務当局から伺ったのでありますが、実は今回の長雨災害並びに先般の突風、ひょう害災害等におきましても、おそらく自創資金にたよるものが非常に多いということが予想されるわけでございます。現に私どもの埼玉、群馬、栃木県下における状況を見ますと、自創資金の申し込みが予想外に実は多いわけでございます。そのために、先般来一応割り当ての内示がございまして、突風、降ひょうにつきましては二十二億の損害の評価に対……
○高田(富之)委員 去る五月二十二日に埼玉県の北部から突如として非常な旋風が起こりまして、これに雷雨、非常な豪雨と降ひょうが伴いまして、きわめて特殊的な災害が起こったわけであります。そのために埼玉県から群馬県さらに栃木県、三県に及びますこの突風の通過いたしました一連の地帯におきましては、文字どおり空前絶後の非常に悲惨な状況を呈しまして、そのための被害はきわめて甚大であったわけでございます。農林省へいままで地方庁から上がってまいりました農作物に関する被害の御報告を昨日いただきましたが、政府のお調べではございませんので必ずしも正確でないと思います。これを見ましても、三県を合計いたしますと、農作物被……
○高田(富之)委員 私は主として農業政策に関連する若干の御質疑をいたしたいと思うのでありますが、その前に、先般来委員からの質問もあったことではありますけれども、旧地主に対する補償の問題、この問題はなお十分私どもの納得でき得るような御回答がいただけないように考えておりますので、重ねてこの点について明確な御説明をいただきたいと思いまして、まず最初にこの問題を取り上げたいと思います。 このたびの予算に一億八千九百万円の調査費が計上せられておるわけでございます。この調査費につきましては、新聞報道その他の伝えるところによりますと、かなり予算編成の過程におきましても、大きな問題となり、最後までなかなか決……
○高田(富之)委員 ただいまの大蔵大臣の答弁は、一昨日の私の質問に対する答弁と全く違っております。こういう無責任なことを、いいかげんにちょこちょこ、きのう言ったことときょう言ったことが変わるということは、全く私どもとしては黙過できないわけでありまして、先般の答弁には、裕福な地主に報償するなんということは毛頭考えていないと非常にはっきり断言しておるのですよ。もう一ぺんそれを、ちょっと先ほどの答弁が全然違いますので、一昨日の答弁をもう一度繰り返してやっていただきたいと思います。
【次の発言】 いや、そのほかの個所にまだあるでしょう。まだありますよ。非常に強調したのですから……。
○高田(富之)分科員 関連して……。御質問を申し上げたいと思っておったが、ちょうど栗原委員とテーマも趣旨も同一でございましたので、委員会の運営に御協力申し上げる意味で、私は質問を取り下げまして、特に関連質問を若干お許し願いたい、こう思うわけです。 ただいま土地改良について非常に具体的な、切実な実情を栗原委員からお話しになったのですが、私も実は本日特にこの問題でお伺いしたかったのです。こういう事例は全国どこでも共通なんです。だからぜひ政府は深刻に取り組んでいただきたいのですが、実は私の関係しておる――関係ということではありませんが、地元で、中部荒川総合開発の用水工事がいよいよことしから始まるわ……
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