このページでは三宅正一衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○三宅委員 大臣に、これに関連してちょっとお伺いいたします。 今、中島君から御質問の通り、きょういただきました市街地改造法、これは三軒茶屋かどこかの改造のようでございます。これはけっこうなことでございます。しかし、今、なかなか立ち退きはしない。反対運動は起きる。そういう中で、二カ所や三カ所やりますことは、私は事務当局がこういうことを考えられますことはごもっともであり、これも必要だと思うんですが、あくまでこれは補完法であって、中島君が言われましたように、それこそ過大都市の膨張をどうするかとか、国土のほんとうの配分をどうするかとかいうような基本的な計画がなければ、あとから追っかけては、非能率で金……
○三宅委員 時間がありませんので、ほんの簡単にお伺いいたします。 私は、千七百戸だとか二千戸だとかこういう、昔ならば何千年かかってできまする村作り、町作りのようなものを急激にやられます経過におきましては、いろいろの御苦心や困難があることも明らかだろうと思いまして、まことに敬意を払うわけであります。それだけ、新しい環境作り、新しい集団作りでございますので、少しは、やっておられると思いますけれども、私の感覚では、これは政府の方の問題になるかと存じますが、私の秘書が武蔵野の公団の住宅におりまして、まだ電話がない。先ほど川尻参考人からお話がありました通り、何か用があるといっても、電話がない。本来なら……
○三宅委員 委員長、資料のお願いをしたいと思うのですが、発言させて下さい。
【次の発言】 ただいま御説明を承ったのですが、私どもの不勉強のせいかもしれませんけれども、私どもとすれば、地代家賃の、まだ足らぬためによる一般の値上がり、特に地価の暴騰というものが、今日非常にひどいと存じますので、これらに関する保護法規というものは何々があって、それから地価の暴騰に対してこれを制限する何らかの法規等について、これから拡充する計画があるかないか。それから、統制令のこの報告によりますと、だんだん数が少なくなってきてはおりますけれども、現実に一体どの地域とどの地域にまだポツダム政令以後の統制令が残っているか。……
○三宅議員 国会の末期のお忙しいときに、まことに恐縮でございますが、この法律をなるべくならば各党共同で出そうという話し合いをいたしておりまして、そんなことで時間がおくれました点をあしからず御了承願いたいと思うわけでございます。 本年の積雪は非常な大きな積雪でございまして、建設委員会におかれましてもわざわざ調査に派遣をせられまして、非常に理解ある報告等もなしていただいたわけでございますが、実は北海道を加えまして一道十一県で、積雪関係の知事、県会議長、市長、市会議長、町村長、町村会議長等の六者による組織ができまして、院内におきましては超党派の衆参両院の積雪地帯対策の議員連盟ができまして、しばしば……
○三宅委員 今中島君からお願いがあったのですが、私もそれに関連して一つ。 今まで東京都の過大都市化についていろいろな意見が各方面から出ておりますが、おそらく参考として建設省としてはあらゆるものを収集されていると思います。あらゆるオーソリティから出ております意見につきまして一つ一式まとめて、こういう改造意見があるということをまとめて資料として、中島君の御要求の資料を出されますときに、これも一つ提出していただきたいと思います。
○三宅委員 われわれもかねて、単価が実情に即さないために、非常に業界が困っておられる事情を承知しておったわけでありますが、本日承りまして、まことに深刻な事情がわかったわけであります。この点については、実情に即して単価を引き上げさせるようにわれわれも努力をいたしますが、しかしこの際私は主として大林さんを中心にしてお伺いしたい点があるのであります。 それは、公共事業の単価を安くするということが、これは国の百年の大計であります。今のようなむちゃくちゃに単価が一年に何回ずつか上がっていかなければ業者は損するというような状態をそのままにしておきますれば、これは悪循環でもってどうにもならぬことは明らかで……
○三宅委員 ただいまの木村君の御質問に関連いたしまして、主として建設大臣に二、三点お伺いいたしたいと思います。 国土縦貫自動車道を国会を中心にいたしまして発案いたしましたときに、建設省の事務当局と意見の食い違いましたのは、私は、二つあったと思うのであります。一つは、利用価値の問題が、東海道の高速自動車道と中央道との間に比較で出てきた。もう一つは、先ほど木村君が御指摘になりましたように、非常に長いトンネル等ができ、しかも寒い地点を通るので、技術的に困難だという二点であったと思うのでであります。しかし私どもが国土縦貫自動車道というものを発案いたしました根拠というものは、日本の産業、人口、富、文化……
○三宅委員 関連して……。ほかの同僚からも希望的な質疑をいたしておるのでございますが、一言だけ川島長官に質問というより希望ですが、御意見を承りたいと思います。 川島長官は非常に御熱心で、官庁の集団移転等を考えておられることについては、われわれ非常に敬意を払っておるのですが、しかし、それも一つの施策には違いないけれども、もうこの段階にきて、東京の過当膨脹を押えるには、私どもは一つほんとうに政治機関全部を別のところへ移すという、ある意味においては遷都でありましょうけれども、そういう感覚をもって思い切った政策をやらなければ問題にならないと思うのであります。おそらく中島君からも申されたと思うのですが……
○三宅委員 数日前に建設大臣の所信表明がございまして、これらの問題に関して初めのうちに一つ根本的に意見の交換をしておきたいという意味で、特にきょう委員会を開いていただいたわけであります。私はずっと建設大臣就任以来見ておりまして、なかなか着想もよろしいし、実行力もありまして、非常ないい点があると思っておったわけでありますが、この間も参議院の委員会を開いたときにすっぽかして、きょうもまたおくれたというようなことをやっておりますと、せっかくいい施策を持っておりましても、委員会と対立してしまうというようなことになりまして、はなはだまずいことだと思うのであります。もし本日十一時にならなければ来られないよ……
○三宅委員 昨日建設委員会は定刻十時から待っておりました。何らの通知なしに十時過ぎまで大臣が来られませんので、ついに散会するという事態になったわけでありますが、私どもとしては大臣が忙しいことはよくわかっておりますので、たとえばおくれるならば、どういう理由でおくれるとか、何時からなら都合がいいとか、その辺のことについて昨日も、補佐する建設省の当局、委員長に対しましても、私どもは注文をつけたのでありますが、せっかくいろいろの経験を持っておる大臣が、こういうことで国会と対立したり反感を持ったりしたのでは問題にならぬと思いますので、今後こういう点については気をつけていただきたいと考える次第であります。……
○三宅議員 ちょっと私から……。採決をしろという非常に御親切な御発言もありまして感謝をいたします。実はことしの雪害を考えましても、交通の関係が途絶いたしますれば、裏日本関係の開発というものはあり得ないのでございます。私どもはもともと国土縦貫自動車道法案を率先して提唱いたしました際におきましても、日本のような細長い国において、裏日本、表日本を通ずる開発をやりまする根幹として縦貫自動車道というものがあり、その上に要所要所に肋骨道路がしっかりできることによって、初めて産業の再配分も、文化の再配分も、人口の再配分もできるという観点に立ちまして、私どもとしては早くひとつ――一級国道でいい肋骨道路もありま……
○三宅委員 河野本部長が長くおれぬそうでございますから、稻村君の質問に関連いたしまして、一、二点御質問申し上げたいと存じます。 その一つは、今度の雪害対策と昭和三十六年の雪害対策と比べまして、政府の姿勢が一だんと、非常に大きな、本格的に取り組むという姿勢で出て参りましたことに対しましては、われわれといたしましては非常に感謝をいたしておる次第であります。地方民としても、これだけの姿勢をもって対処してくれるということに対しましては、人心の安定の上にとりましても非常に大きな効果があったと思うのであります。この際私は、稻村君の質問に関連いたしまして、第一に御要望申し上げたいことは、今河野君も申されま……
○三宅委員 時間の関係がございますから、さきに災害対策の懇談会できめました建設省関係の重要項目につきまして、十一ございますが、十一項目について政府側の所見を公式に一つここで御表明を願います。
【次の発言】 河川局長おいでになっておりますか。――政務次官も建設省の関係でおいでになっておりますし、そうして政務次官は雪害に関しては非常な関心のある方でありますから、大局的なことは政務次官からお答えを願って、あと局に関係のあります問題について特に必要があれば局長から御答弁を願いたいと存じます。
われわれが災害の委員会の打合会で当面やっていただきたいと思いましたことに対する政府側の態度は、今御答弁の通り……
○三宅委員 ちょっと関連して。ただいまの調査数につきましては、なお一つ慎重に調べていただきたいと思いますが、数の問題を別にいたしまして、現状を申し上げますと、三条だとか、燕だとか、栃尾だとか、見附だとかいうような中小企業の地帯におきましては、実際上まだ賃金が休んだ者には払われないという事例は非常にたくさんありますので、私の方としては、どうしても一つこの前の災害の法律を適用するようにしていただかなければなりません。 さらに一つ考えてももらいたい点は、この点は、一体その法律を適用しても入るのかどうなのか、もう少し進んだ法律を立法する必要があるのかどうかという点について、私もその点非常にしろうとで……
○三宅委員 私ごく簡単に数点についてお伺いをいたしまして、あとそれぞれ熱心に調査していただいております同僚に譲りたいと思います。 第一にお伺いいたしたい点は、もと金沢百万石の金沢だとか、天下五港の一つであった新潟だとか、米を中心にいたしまする封建経済においては非常に有力な地歩を占めておりました裏日本というものが、明治以来わずか数十年の間に、表日本と産業的にも非常な格差ができて参りました一番大きな原因は、第二種産業、第三種産業等が発達いたしました資本主義以後の今日の段階におきましては、交通運輸の関係が裏日本にハンディキャップがあるというところに、私は非常な立ちおくれを来たしておる根本原因がある……
○三宅分科員 大臣お急ぎのようでありますから、そしてほかの同僚議員の非常に御研究になった時間をいただきますのは恐縮でございますから、ごく簡単にお伺いいたしますが、私はこの間の雪害関係の連合審査会でも申し上げたのでございますが、日本が資本主義時代に入りまして、米を中心にする経済から第二次、第三次、工業、商業等が盛んになるにつれて、表日本と裏日本との格差が非常に大きくなってきている。これでは船の片方だけに人も富も集まって、半分の部面がからになってしまって、ひっくり返るという非常に危険な状態にきていると思います。その根本原因は、少なくとも裏日本について言えば、雪の害を防除することについて国の政治が怠……
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