石野久男 衆議院議員
30期国会発言一覧

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石野久男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石野久男衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

石野久男[衆]本会議発言(全期間)
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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第10号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○石野久男君 私は、ただいま上程されました椎名外務大臣不信任案に、日本社会党を代表して賛成の討論をいたさんとするものであります。(拍手)  ただいま福田議員は、椎名外務大臣の信任を支持するために、こじつけた意見を述べられました。民族を裏切り、軍閥の上に乗っかった朴政権、それと取引をしておるところの佐藤内閣、その佐藤内閣がいま日韓会談を進めるにあたって、北の朝鮮の問題に触れて、福田議員は、社会党に尋ねると言いました。社会党は、六一年七月の中国と朝鮮との軍事同盟をどういうふうに考えているかということであります。韓国はアメリカとの間に、すでにそれ以前から軍事同盟を持っておるということを福田さんは知ら……

石野久男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

石野久男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 法務委員会 第3号(1963/12/14、30期、日本社会党)

○石野委員 この際関連して質問させていただきますが、報酬あるいは給与の改正に伴って出てくる特別職と一般職との間の違いが非常にわれわれ心配になりまして、またいま志賀委員からも話があったように、女子の方々のやはり給与の問題等について、そういう問題が改正の時点で十分に改正されないと、やはり改正の意味がないと思います。この際、私は大臣にお聞きしたいのですが、給与の改正を行なった結果として、法務行政の上でそのしわ寄せが他の部門にいろいろ出てまいりまして、そのことが法務行政上一般の国民大衆に不便を与えたり、不利益を与えたりするようなことがあることを非常に私たちは憂えるわけであります。そういう時点でこの際、……

第45回国会 法務委員会 第4号(1963/12/17、30期、日本社会党)

○石野委員 いまの赤松委員の質問に対するお答えに関連して、一つだけお聞きしておきたいと思います。  ただいま法務大臣は、北朝鮮の関係の諸君はとにかく故郷があまりたくさんないので、向こうへ帰るのは墓参だとかなんとかするのはあまりないから申請が少ないのだというような意味のことを申されました。ただいま赤松委員に対する御答弁では、再入国する場合の申請は受け付けて、これを検討するという方針が明確になったので、私はあえて再質問する必要もないと思いましたけれども、最近の事情はこういう事情だということだけ法務大臣に御理解いただきたいと思います。  御承知のように、帰国問題が出ましてからすでにもう四年になります……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 外務委員会 第25号(1964/05/20、30期、日本社会党)

○石野委員 関連。
【次の発言】 いまの松井委員の質問に関連して、けさの新聞を見ますと、日韓会談に対する政府内の意見として、特に外務省の意見として、どうも会談が早期にまとまりそうもないから、経済協力の実施を妥結前にやろうじゃないかという意見が外務省に強く出ておるようであります。記事は非常にこまかくそういうことを書いております。大臣は非常に急いでおられるそうですから、私はいまの松井君の質問に関連して質問いたします。けさ各社みなこの記事を出しております。とにかく、懸案の一括解決、国交正常化、そして経済協力というこれまでの基本方針にこだわらず、国交正常化前でも民間ベースによる経済協力を拡大すべきだと……

第46回国会 予算委員会 第5号(1964/02/01、30期、日本社会党)

○石野委員 予算の質問をする前に、きょうはもう朝から国電のあららでもこちらでも事故が起きておるようであります。運輸行政上のことで、あまりにも混乱が多いのですが、オリンピックを前にして、都内のあちらこちらで交通が麻痺している状態です。きょうの交通の事故は非常に大きいようでございますけれども、その事情をひとつ運輸大臣から説明していただきたい。
【次の発言】 運輸大臣にお尋ねします。きょう朝から国電に事故があって大混乱をしているようです。最近交通の事故が頻繁に各方面に起きておりますが、きょうの事故の状況はどういうふうであるか、説明していただきたい。


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 予算委員会 第5号(1964/12/03、30期、日本社会党)

○石野委員 私は予算審議にあたって、その外交の部門についての問題でお尋ねしたいと思います。  先般来の本会議、本委員会における首相並びに外相の答弁を聞いておると、はたして佐藤外交は平和のための善隣友好外交が本命なのか、それとも日中友好は見せかけで、政経分離に基づく貿易拡大のためのゼスチュアであって、本命は中共に対する敵視政策、封じ込め、日韓会談促進の反共外交、アメリカ追随の自主性を欠いた外交なのであるか、その外交における政治姿勢の基調がわからないのであります。あっちを向いているのかこっちを向いているのかさっぱりわからないというような印象を受けます。この際私は、佐藤内閣の自主外交というのはどうい……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1965/02/04、30期、日本社会党)

○石野委員 関連。私は、ただいまの三木委員からの要請による文書回答をいただくについて、一言兼重原子力委員にお聞きしておきたいのです。  兼重委員は学者でもございますし、私たちは非常に尊敬しておる技術者だと思うのであります。したがって、こういう問題はきわめて慎重に、政治的ではなく御答弁なさっておるものと思うわけです。三木委員からただいま申しましたスレッシャー号の事故の問題については、兼重委員からは、それは非核部分の事故であって核部分については事故はないのだという御答弁で、それは全然関係がないとは言えないけれども、しかしとにかくたいしたことはなさそうだ、というふうに受け取れる御答弁でございました。……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○石野委員 いろいろとたいへんいいお話を承りましたが、お話の中で、トロンベイの研究所で再処理の問題が非常に大胆に取り上げられて、日本など、もたもたしておるとおくれてしまうぞというような意味の御意見でございました。非常に教えられるところがあったと思います。  そこで、ここでお聞きしたいのは、トロンベイの研究所というものを私は知りませんものですから、どういうような位置にありまして、大体どのくらいの敷地を持っているようなところなんだろうか。そういうような立地的な条件、周囲における都市はどういうふうに隣接しておるのだろうか、そういうようなことを概略頭の中に地図が描けるようなことがございましたら、お話し……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○石野委員 いま愛知長官がおいでになりませんので、先に防衛庁長官のほうにお伺いしたいと思います。  ただいま御答弁がございました射爆場問題は、すでにただいま参考人各位からいろいろお話がありましたように、過度の原子炉の集中化が行なわれておりまする段階で、これは非常に危険な状態になっておる。こういう点では、御答弁もそのことをお認めになっておるもの、こういうように私は理解しまして、質問をいたします。  塚原委員に対する御答弁で、条件緩和についてできるだけ高度の政治折衝をする、こういうようにおっしゃっているその中でも、現実に実は事故があるわけでございます。一昨日もやはり誤投下がございまして、付近では、……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねします。  先般、東海村の原子力研究所の周辺に射爆場があるということで、ずいぶんと地元の諸君が来まして大臣に対する事情の説明をして、大臣からもそのことについて慎重に考えておるということの御答弁をいただいておったのでございますが、大臣もすでに御承知だと思いますけれども、去る五日の朝やはり東海村の周辺で誤投下がありました。これは原子力施設とは少し離れておりますけれども、住宅地に非常に至近の地域でございまして、こういう事故が非常に多いということについては、現地の関係者からも先般るる述べたのですが、この問題について政府はどのようにいまアメリカ側に対して処置をなさっているか。これ……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○石野委員 関連して・・。外務大臣にひとつお聞きしますが、水戸の射爆場の問題があります。これは、ほかにも米軍の射爆場がありますが、水戸の射爆場というのは原子力施設の周辺地にあって、原子力施設の安全のために非常に大事な地域にああいう演習場があるということから、地元では射爆場返還の運動を従来ともずっと行なっておる。最近になりましてまた誤爆誤射が頻発している、こういう実情がある。  そこで、防衛庁関係では、これに対して、原子力局あるいはまた科学技術庁長官ともどもに射爆場返還の運動に積極的な協力をするという体制をとっていただいているわけです。外務大臣にこの問題をできる限り日米合同委員会の中で処理するよ……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○石野委員 愛知長官が文部委員会のほうに非常に急がれておるようでありますから、最初に一言だけ長官の御意見を承っておいて、あとでまたすぐ帰ってきて質問させていただきたいと思います。  実は三月十九日の本会議で、同僚の原委員から本法の趣旨説明に対する質問をいたしました際に、小泉長官から原子力潜水艦の建造についての答弁がありました。そのことが原子力法との食い違い等が出てまいりまして、私の質問もあり、また委員長から要請もあって、統一見解なるものが出ました。その統一見解を通じて先般来田中委員が両長官に相当込み入った御質問をしておりますが、なおやはり釈然としないものがございます。  その釈然としないという……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○石野委員 大臣がお急ぎのようでございますから、二点ほどお聞きしたいと思います。  先ほど来、参考人各位のいろいろな御意見を有益に拝聴いたしまして、私は途中でちょっと席をはずしておりましたが、しかし最後にお伺いしました向坊先生からのお話の中で、原子力開発についての問題点の有澤先生の話に対して、また新しい一つの視点をこういうところにも置いてほしいという、もちろん有澤先生も学問の分野について全然無視しているわけではありませんでしょうけれども、特に科学的分野における新しい分野の開発ということも積極的に考えてほしいというような要望がありました。それに関連して原研のあり方ということについての要望もござい……

第48回国会 外務委員会 第9号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○石野委員 いま総理は、国連方式でいろいろな南北の問題を考えるというお話がありました。そういう考え方で基本条約ができておる、こう言うのですが、それでしたら、先ほど黒田先生からもお聞きしております。今度の日韓会談で取りきめられる、たとえば基本条約の仮調印にしましても、請求権の問題にしても、法的地位の問題にしましても、そういうような問題が、もし南北の統一という問題が出たときにはどういうような位置づけを持つものであるかということが一つ。  それから、もう一つ、もっとはっきりしておきたいことは、今度の基本条約の仮調印の第三条にありますところの国連決議一九五(III)の、「ような」という、この「ような」……

第48回国会 外務委員会 第12号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○石野委員 高杉さんにお尋ねいたします。  ただいまの穂積委員の質問に対して、高杉さんの一月七日の発言については、だれかが作為的な報道をしたのだ、こういうようにただいま御答弁がございました。このことは、さきにも椎名外務大臣が、あなたが一月の二十日だったと思いますが韓国の代表部に釈明したときのことについて御答弁あったときにも、そういうようにおっしゃったわけです。あなたがこういうふうにこの報道は作為的な報道であると言われたからには、その作為をした者がいるはずだと思うのです。どなたが作為されたのですか。
【次の発言】 ただいま高杉氏の御答弁によりますると、穗積委員の質問に対して、六十万の軍隊が北朝鮮……

第48回国会 外務委員会 第13号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○石野委員 関連。先ほど入国管理局のほうで、LSTの船員であるということの運輸省の証明があるからこれを認めるんだという御答弁でございましたが、運輸省はこの証明をどの範囲で出すという基準を持っておるのですか。その基準はどういう法的な基準に基づいて、どの範囲でどこの国がそういう証明書を出してきたらそれを認めるというような基準をもってその証明を出しておるのかどうか。ここははっきりしておいていただきませんと、これはアメリカだけじゃないのだから、ここははっきりひとつ、証明を出す基準はどういうところにあるか、明確にこの際しておいていただきたい。
【次の発言】 私の聞いておるのは、それじゃなくて、運輸省が証……

第48回国会 外務委員会 第15号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○石野委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、日韓交渉が仮調印をしましたあと、今日の両国の間におけるところの折衝の事情等については、先般経過報告が若干ありましたけれども、その後どういうふうに進んでおるかということについて、簡単でよろしいですからひとつ御報告していただきたいと思います。
【次の発言】 折衝はいろいろと行なわれていると思いますが、その後における李ライン問題といいますか、李ライン問題は今度はなくなるはずなんでしょうが、漁業の問題では非常にこのトラブルが起きているようでございます。日本船と韓国の漁船との間に。こういう問題に対してどのような処置をされておりますか。

第48回国会 外務委員会 第23号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○石野委員 きょうは最後で、大臣の時間もないそうで、たった二十分しか割り当てられておりませんので、端的にお聞きしますが、日韓交渉の問題で、韓国の側から申し出の旗国主義のことで、だいぶん問題が難航しているそうですか、その後の事情を、この問題についてどういうふうになっているか、御説明願います。
【次の発言】 時間がありませんから理論的なことはあまり言いませんが、そういう事情の中で、高杉・金会談によると、仮調印から正式調印までの日程が、およそ六月の中旬ころには正式調印にいくのじゃないかということがよく流布されております。外務省は大体そういうようなスケジュールでこの正式調印の問題を運ぼうとしておるので……

第48回国会 商工委員会 第4号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、新聞によりますと、昨日、最高輸出会議が持たれたようでございます。そこでは非常に総理も景気のいい演説をされておるようでありますし、また通産大臣も非常に前向きの姿勢のお話をなさっているようでございます。総理が、百億ドル台の輸出はきわめて近い時期に可能だというような趣旨の話をしておりましたが、百億台の輸出を可能にするための通産大臣の貿易体制に対する構想、特にどういう点を注意なさるか、そういう点でひとつ御所見を承りたい。
【次の発言】 三十九年度の貿易は、最初の計画を上回って約七十億ドルぐらいに乗せるだろうというような見通しもあるようですから、これはけっこうなことだと……

第48回国会 商工委員会 第9号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○石野委員 じゃ、一言だけお尋ねいたします。問題は、どういう形にしたら、せっかく積み上げ方式でやってきた日中貿易というものを広げていけるかということを、われわれは考えるわけなんです。そこで、政府にしても輸銀の問題については、いろいろ頭を痛めているようでございます。輸銀の問題についても、輸銀の貸し出しが第三国の干渉でやらるべきでないという政府の所見も、私たち同感に思っているわけなんです。  そこで、お尋ねしますが、先ほど井上さんは、企業努力で、輸銀を使わないではやはりなかなか輸出はできにくいんだというような御趣旨のことも申しておりました。私もそうだと思うのです。そこで、政府が考えているように、輸……

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/02/15、30期、日本社会党)

○石野委員 きょう、私は主として外交の問題についてお尋ねしたいのですが、一番最初に椎名外務大臣に椎名外交の基本姿勢といいますか、特に共産圏に対する基本的な考え方についてひとつお話し願いたい。そのついでに、朝鮮に対する外交の考え方についての御意見を承りたい。
【次の発言】 いま外務大臣は、朝鮮の問題についてお述べになったが、韓国の問題だけでなしに、私が聞いたのは、まず共産圏に対する基本的な考え方、その中でもアジア外交、そしてまた、そのアジア外交の中でも朝鮮の問題、こういうことで私は聞いたわけですから、そういう順序でちょっと御所見を承りたい。


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○石野委員 関連して。大臣にひとつお尋ねしますが、ただいまのお話を聞いておりまして、学術の交流という問題は、もう世界各国でやっていることだから問題はないのじゃないかと思いますけれども、それが商品に転化する過程の中で問題があることも一つだし、もう一つは、この種の問題はまかり間違えば兵器になるというおそれがある。特にロケットというのは核兵器との関係が強いとわれわれは理解しているわけです。そういう意味で、ロケット開発というものが商品化していって、それが核兵器に転化する過程をどういうふうに押えるかという問題が一つ出てくるのじゃなかろうかと思います。こういう問題について科学技術庁並びに通産省とかあるいは……

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○石野委員 参考人に一、二の点をお聞きしたいと思います。  私は、宇宙開発問題についてはまだ十分な勉強をしておりませんが、ただいま参考人の奥田先生からのお話で、しばしば政治ロケット、科学ロケットということばが出ておりますが、先生が言われる政治ロケットという意味は、どういうような意味でございますか。それを先にひとつお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますると、御趣旨は、なるべくそういうような意味での世界各国との競争心だけにあおり立てられないで、もっと基本的なものへの体制というものを、科学技術庁もそうだし、東大の分野でも、またそういうようにいくべきだという御趣旨なのでございますか。

第49回国会 外務委員会 第2号(1965/08/05、30期、日本社会党)

○石野委員 私は日韓問題で、昨日の予算委員会の席上、椎名外務大臣がわが党の野原委員に対する御答弁を聞いておりまして、たいへんどうもこの日韓問題というのはほんとうのことはどこにあるのかわからないような気がする。特にさきの国会で私が外務省に要請して翻訳をしてもらった韓国政府の出した韓日会談白書、これを私たちは手にして、今度の日韓条約ができる経緯、そういうものを韓国の側が韓国の国民に説明をしておるが、その説明は非常に権威あるものだというふうにわれわれは思っておりました。ところが外務大臣の発言を聞いておると、白書は条約の前では何らの価値のないものだと思う、こういうようなことをきのう言っておられた。私は……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 議院運営委員会 第1号(1965/10/05、30期、日本社会党)

○石野委員 いま、佐々木さんからそういうお話がありましたが、今度の場合は、召集がなされただけであって、院の構成はまだできていないわけですよ。そういう時期においてこれが問題になるというのは、この日韓の問題に食い違いがあまり激しいからです。  そこで、あとでまた議長にも聞きますが、いずれにしても、今度の問題については、韓国では、この条約をつくるにあたって、管轄権の問題なんかについては、もうすでに論議しておると思うけれども、とにかく日本の主張はとうてい受け入れることのできないもので、国交正常化がはかられないことがあっても受け入れることができないということを徹底させてこの条約をきめた、こういうふうに書……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第5号(1965/10/28、30期、日本社会党)

○石野委員 総理にお尋ねしますが、日韓条約は、日本の現在の事情のもとで、条約としても、他の諸国との条約と比較すると、非常に重要な、また、違った歴史的意義を持っておると思います。総理は、この条約は「戦後十四年の長きにわたり両国政府が努力を重ねて到達した成果であり、日韓両国間に新しい正常な関係をもたらし、平和と友好を実現するためのものであります。」と、こういうふうに言っております。先ほど横路委員にもお話がありましたが、私は、なお総理に、日本と韓国との条約を結ぶにあたっての、日本の国の総理大臣としてのかまえ、心がまえというものを、どういうお考えを持っておられたか、特に歴史的な経緯等にかんがみて、この……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○石野委員 大臣が参議院のほうに行かれるそうですので、大臣に一言お尋ねする前に、有澤先生に一つお聞きしたいと思います。  先ほどからの核燃料物質の開発の問題で、日本が濃縮ウランをつくるということについては、まだいまのところちょっと望みも薄いから、できる限りそれは海外から入れて、あと使用済み燃料の再処理、プルトニウム等のあれで一応計画的なものに対してのまかないをしていきたい、こういうお話があり、天然ウランを確保する問題についても、着想はあるけれども、なかなかむずかしいのだというお話がございました。ここで、私はやはり日本の原子力開発という問題についての核燃料物質開発という問題は、それらのものを含め……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○石野委員 関連して。資料を出していただきますときに、いま岡委員からお話のありましたようなものを含めて――私たち一番関心を持つのは、このコールドチェーンが具体的に実施されたときに、零細な中小企業だとかあるいは商業、そういう側面へ及ぼす影響がどんな程度に出てくるかということを非常に心配しております。おそらくそれは調査ができることだろうと思いますので、そういうようなことについて、当局側で、こういうものをやったらこういう結果が出るだろうと予測される状況というものを、一応出していただいて、それに対して、もちろん企画庁とか資源局は対策を立てるでございましょうが、そういう側面の調査も一応できたら入れていた……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○石野委員 参考人の皆さんからたいへん有益なお話を承りまして、私二つだけお聞きしたいのですが、ガンの問題は先ほどからお話のあるように日本人にとっては非常に重大な問題でありますし、これをどういうふうにするかという問題についても、その病原体がどういうものであるか、あるいはそれをどういうふうに治療するか、あるいはどういうふうに薬を入れるかというような問題について、諸先生方のお話を承っておりましても、まだ確たる一つの方針が出ているものではないというふうに私は思うのであります。ある人はそれを信じておる方もおりますけれども、しかしある先生方にはまた違った意見もあるようでございまして、私たちは、先ほどから委……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1966/04/20、30期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が所用のためお見えになりませんので、委員長の指定により私が委員長の職務を行ないます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  海洋資源開発に関する問題調査のため、本日、東京大学名誉教授上床国夫君、東京水産大学教授佐々木忠義君、東海大学教授速水頌一郎君及び石油鉱業連盟会長三村起一君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1966/06/02、30期、日本社会党)

○石野委員 ちょっと大臣に関連してお尋ねします。  ただいまの御答弁のうちに、射爆場返還の問題は、再処理工場を設置しなければならないから返還してもらうというような御答弁がございましたが、科学技術庁としては、あそこに再処理工場を設置するということを、もう既定の事実としてきめておるのですか、どうですか。この点だけひとつ……。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、再処理工場の施設をどこに置くかということはまだきまっていないというふうに私は聞いておりますし、あそこに置くことについては地元にもいろいろ問題があるわけです。しかし、きょうはここでは大臣がいまきまってないと言うのですから、私は質問を後日いたす……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○石野委員 質問をする前に、私は委員長に一つお願いしておきたいのですが、ただいま檜山参考人からのいろいろなお話の中で図表がたくさん使われましたが、この図表をできるだけ会議録の中へ入れていただくようにできないか、その点を一つお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 安全性の問題でいま参考人の各位から非常に貴重なお話を承りました。問題は、原子力の平和利用というものをわれわれは積極的にやらなければならぬという段階で、安全性の問題について、ややもすると産業の側面から安全性がうとんぜられるという面が出てまいるような事態を非常に私たちは憂えざるを得ないというような状態になってきております。しかし、この……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○石野委員 私は、都立アイソトープ総合研究所のことにつきまして、きょうおいでの参考人の皆さんに少しお尋ねしたいと思います。  参考人の皆さん、ほんとうにお忙しいところ御苦労さまでございます。私どもは、先日、都立アイソトープ総合研究所をこの委員会で視察させていただきました。視察しましたのは、最近研究所にからんで、放射能の線量の漏れ方がきついのじゃないかというようなことでいろいろと話がありますし、私どもとしても、そういう実態がどういうふうになっておるかということを見たかったわけです。そういうようなことにつきまして実はこれからお尋ねするのです。  最初に経済局長さんに……。きょうは実は私、都知事さん……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○石野委員 防衛庁長官が非常に忙しいところをおいでいただいたので、二つほど御質問いたします。  最初の一つは、昨日の新聞報道によりますと、水戸射爆場の返還問題についておおよそわれわれが要望しておったその問題にこたえるような処置が固まったかのような毎日新聞の報道がございましたが、この点について、いまどういうふうに折衝が進んでおるかということを、ひとつ最初に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 本件につきましては、いま社会党のほうでは自民党の国対と折衝して、水戸対地射爆場返還に関する決議なるものを今国会できめようとしているような事情であります。原子力施設周辺地帯の安全を確保することともあわせて……

第51回国会 外務委員会 第5号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○石野委員 私は、ただいま岡委員の質問になりました核拡散の問題に関連してお尋ねしたいと思います。  まず最初に、政府は国連の軍縮委員会に参加して、核拡散の問題についていろいろと論議に入っておりますが、その日本政府は核拡散防止の問題についてどういう基本的な考え方をしておるか、このことをまず最初に私は尋ねたいと思うのです。このことを私が尋ねるゆえんのものは、先般の科学技術特別委員会で、星国連局長に核拡散について政府はどういうふうに考えているかという質問をいたしました。そのとき国連局長からこういうような御答弁があったわけです。核保有国が核の引き金を持ったまま非核保有国に核兵器を持っていくということは……

第51回国会 決算委員会 第24号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○石野委員 防衛庁長官がおいでになりませんが、きょう私の質問するのは、防衛庁の予算の支出に関して、その内容が非常にずさんであるということについて聞きたいわけです。  会計検査院の三十九年度の検査報告書を見ますと、防衛庁の補助金の使用について、教育施設等騒音防止対策事業費補助金の経理当を得ないものが三件ほどあげられております。しかし、ちょうど三十九年の年度内に支出された額の中に、茨城県勝田市の中根小学校の騒音防止の工事契約があるはずでございます。その問題について、会計検査院は内容等御存じでありましたら、この際、ひとつ報告していただきたい。

第51回国会 商工委員会 第9号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、まず最初に、ことしは非常に大きな、四兆三千億という膨大な予算を組んで、しかもそこには公債制度が入ってきております。新しい経済の体制といいますか、そういう体制に置かれておる。そこで、こういう中で輸出振興に対する考え方というものは非常に重要だと思っております。私は、三木通産大臣に、今日の不況を克服して産業の発展を期するために相当熱心な輸出振興に対するお考えをお持ちだと思っておりますが、その輸出振興に対する期待、それがどの程度日本の総生産の中で位置づけをするものか、これは企画庁長官の仕事でもあるかと思いますが、通産業務の一端として大臣がどの程度にこの総生産の中で輸出……

第51回国会 商工委員会 第25号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○石野委員 関連して。いまの一定基準に達したものはなるべくこれはやめさせるということについて、今度は基準の設定のしかたですが、先ほど重工業局長から、物価が上がってくるとかなんとかによってまたこれが漸次移動して、確定された基準の設定がまただいぶあやふやになってきておる。こういうことになりますと、いま大臣の答弁があったりいろいろしますけれども、結局はやはり通産省は奨励しているやに見える。こういう法の解釈のしかたは、先ほどメートル法の問題で、田中君から解釈問題がずいぶん質問されておったのですが、今度の場合でもやはりその点が非常に重要だと思うのです。その点通産省はどういうところに考え方の基底を置いてい……

第51回国会 商工委員会 第30号(1966/04/22、30期、日本社会党)

○石野委員 私は日韓条約の締結後における日本と韓国との貿易問題等についてちょっとお尋ねしたいと思います。  現在第三回の日韓貿易会談が行なわれているようでございますが、実はきょう牛場審議官においでいただいて、いろいろこまかいことをお聞きしたかったのですが、おいでいただけなかったので、経済局長から、いままで二回ほど貿易会談が行なわれておりますが、その間の経緯、特にその中で問題になったことはどういうことがあったのか、これを先にひとつお聞かせを願いたい。現在第三回の会談では主としてどういうことを問題として論議しているのか、そこらのところをお聞かせ願いたい。

第51回国会 商工委員会 第32号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○石野委員 中小企業庁長官のほうに資料をひとつお願いしたいのですが、実は各官庁の発注がどのように受注会社に配分されているかということを知りたいわけです。それで公団とか各地方官庁みな入れまして、各省別の発注が受注会社の資本別にどういう比率になっておるかということをひとつ調査の上、資料をいただきたいのです。本法案の審議にあたって、中小企業はどの程度各省別の注文をもらっているものかということを知っておきたいので、資料としてひとつそれを出していただきたい。このことについて長官のほうからひとつ……。
【次の発言】 いま長官からお話しのように、非常に細密な形での資本別発注量がどういうふうになっているかとい……

第51回国会 商工委員会 第40号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○石野委員 私はきょう北朝鮮からの技術者の入国問題についてお尋ねしたいのですが、三木通産大臣にお尋ねする前に、官房長官に時間の関係があるそうですから先にお尋ねをいたします。  長官は四月二十七日の記者会見のときに、技術者の入国問題についてはケース・バイ・ケースの形で認めるという発言をなさっておるわけです。その後やはりそういう方針は変わっていないのですか。
【次の発言】 従来の方針に変わりはないという長官の御答弁ですが、昨日決算委員会で総理が同僚中村委員に対する答弁をなさっているのです。速記録を正確に見ておりませんのでわかりませんが、総理が昨日中村委員に答弁した真意はどういうところにあったのか、……

第51回国会 商工委員会 第41号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○石野委員 参考人の皆さんに二つほどお尋ねしたいのですが、今度の万国博覧会は、大体統一主題にも出されておりますような非常に高い次元での呼びかけをしておるわけでございまして、これを成功させるためにはいろいろなことが必要なわけで、特に会場の準備がどうなるかという問題ももちろんございますが、しかしこの博覧会が成功するかしないかは、よってもって「基本計画の概要」にある一番最後の入場者の予想という、この三千万人の人をよく入れるかどうか、そして特にそのうちでも外国からの百万人の方をうまく入れられるかどうかという問題にかかっているのじゃないかと思います。それが達成されれば、「人類の進歩と調和」という問題がほ……

第51回国会 商工委員会 第43号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○石野委員 関連して。ただいま各大臣あるいは石坂参考人から非常に高邁な今度の博覧会についての構想の一端が聞けて非常にうれしいのです。そこで、やはり問題はこれを成功させるということがそれよりも以上に大事なことなんだろうと思うのです。田中君もいま成功させるための担当大臣である三木さんから決意を聞いたわけでございますが、しかし先ほどもやはり同僚議員からお尋ねしているように、成功させるということについての問題が、やはりわれわれの考え方と協会なりあるいは政府なりの考え方とまだ若干の違いがあるように思います。私たちの考えている博覧会を成功させる道というのは、すでに皆さんのほうで出しておりますように、多数の……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/02/19、30期、日本社会党)

○石野委員 私は、日韓条約が批准されてから後の日本と朝鮮との間に起きているいろいろな問題について、きょうはお伺いしたいのですが、大蔵大臣がお急ぎのようでございますから、ちょっと質問の順序としてはやりにくいのですが、大臣に先にひとつお尋ねしたいと思います。  条約が批准されてあと、請求権問題に関連して、それの実施が両国間にいろいろと工作されていると思います。最近新聞等の報道を聞くと、韓国の張基栄長官が日本に来て、十年間割賦払いになる請求権の額について繰り上げ支払いをしてほしいということが強く要望されておる、こういうふうに承っておるのですが、その間の事情はどういうふうになっているか、ひとつ大蔵大臣……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1966/07/20、30期、日本社会党)

○石野委員 原子力船の問題では、ただいま内海委員からいろいろ御質問がございましたように、現在までの経世を見ると、当初の計画はすでに非常に大きな失敗と、言っていいほどのところへきていると思うのです。だから、やはりその失敗にかんがみて、今後うまく円滑にやるようにという内海委員の言われるとおりに私も考えますが、この際、ただそれが失敗だということだけでは私どもどうも理解しにくいことがあります。それは、たとえば、先ほど村田局長からお話があったように、船価の問題一つ取り上げましても、当初、専門部会等を通じて、トン当たり十五万円という計画を立てられた。しかも、この十五万円なるものは決して小さいものじゃなくて……

第52回国会 外務委員会 第3号(1966/08/12、30期、日本社会党)

○石野委員 外務大臣にお尋ねします。  先ほど来、帆足、穗積両委員から聞いていることで、どうも帰国の問題にしても、入国の問題にしてもつっかかるところは、やはり日韓条約の第三条に関係しているようです。そのことについては、いま帆足委員からいろいろ聞きましたので、私ども一般に国民という立場で、どうも今度の問題で解せないのは、たとえば帰国協定の問題について、これをいま一年間延長するとか、あるいはまた赤十字精神に何か改定を加えたり、あるいはそれを廃止しなければならぬような理由として、この帰国協定があった場合、日本はどういうように損が出てくるのか。この点がどうもわからない。この帰国協定をこのまま残しておい……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会原子力政策に関する小委員会 第3号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○石野小委員 原子力委員会の「原子力研究をめぐる諸問題」という本委員会の設問に答える御意見をいまお聞きしたのですが、二、三の点についてお尋ねしたいと思います。  まだこの意見書は十分に読み尽くしていませんので、後ほどいろいろの質問をしますけれども、最初に原子力委員会の責任について。特に、この問題の提起された重点を労使の関係等について置かれておるようでございますけれども、原子力委員会は、原研の紛争についていままでどういうことをしてきておりますか。
【次の発言】 原研の労使間の紛争については、内部の問題に立ち入りたくないからあまりそれには立ち入らないという話ですが、結局理事者側に対しては指示、助言……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会原子力政策に関する小委員会 第5号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○石野小委員 三月二十七日にJPDRの発電機の実験中に事故が起きましたが、あの事故は大体どういうような原因であって、その後どういうふうに処置なさっておるか、その事情をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 事故が非常に小さくて済んだことはよかったと思います。  ただ、しかし、これがもし事故の発見なり手当てがおくれました場合には、やはり障害は大きくなる可能性のあるような状態であったのですか。それとも、相当時間その手当てがおくれても、そうたいして心配ないような部分の障害であったというふうにいえるのですか。それはどういう状態でしたか。

第46回国会 予算委員会公聴会 第1号(1964/02/12、30期、日本社会党)

○石野委員 井上さんにはやはり私もお尋ねいたしますが、もうたびたび中小企業に対する引き締めがどういうふうに及んでくるかということは聞いておりますので、あまりこまかいことはお尋ねしませんけれども、ただいま委員長からも、引き締めというのが中小企業に非常にきびしくなってくるということのために、歩積み、両建て、担保凍結などについて考慮をしてほしいという要請がありました。私は、この際、もしことしの予算がこのまま通過しますとすれば、やはり財政の金融へのしわ寄せというものが非常にきびしくなるだろうと思いますし、当然やはり引き締めをやらなければならぬということになりますが、その結果、中小企業へのしわ寄せがもっ……

第46回国会 予算委員会公聴会 第2号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○石野委員 入江公述人に、時間もございませんので、一問だけお尋ねします。  いま中国の問題についていろいろお話がありましたが、私は朝鮮の問題について一言だけお尋ねしたいと思います。  カイロ宣言、ポツダム宣言を受けて、朝鮮の自由かつ独立という問題があるわけでございます。この朝鮮の自由かつ独立という問題について、国際法的にいまわれわれはどういうふうに見るべきかということについて、ひとつ先生の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 日本の関与することではないというお話でございますが、カイロ宣言では、朝鮮の人民の奴隷的状態に留意して、朝鮮を自由かつ独立のものたらしむの決意を有す、こうある。ポツダ……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○石野分科員 文部大臣にお尋ねいたします。大臣は文部行政を行なうにあたりまして、憲法の条章を実施するという心がまえを、どのようにお持ちになっておられるか、まずそれからお聞きしたい。
【次の発言】 憲法には義務教育の規定があって、それは義務教育を受ける権利を国民が持っておるし、それから義務教育はこれを無償で実施するということが書かれてあるわけです。この無償ということについての考え方は、先般総理からもお話がありましたが、大体いまの政府は教科言を無償にすること、授業料を無位にすること、それが無償のすべてであるという考え方であるようでありますけれども、文部大臣はこの憲法の無償という考え方を、そのように……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○石野分科員 関連して。社内預金について一つだけお聞きしておきたいのですが、いま社内預金がいろいろ問題になっておりますし、また金融を管理する大蔵省の立場からしてもいろいろ問題があると思いますが、この際、社内預金が相当多額になっているものがある。それは労働者の余裕のある金で社内預金している場合は、まだそれはその人の意思が幾らか入っているからいいのですが、そうでなく、たとえはボーナス時期なんかになりますと、会社で天引きで、何万円かのボーナスのうちの一万円だけは手渡しするけれども、あとは強制的に社内預金に入れていくという形が各社で見受けられる。こういう点は、やはり労働省としての監督の上からいきまして……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○石野分科員 大臣にお尋ねいたします。  新聞によりますと、これは昨日の新聞などでございますが、韓国のほうのいろいろな情報によりますれば、三月上旬までに日韓会談の漁業交渉は妥結させる、このようなことが伝えられておりますし、四月中旬まての間にその他のものもおよそ妥結させる。特に漁業交渉は三月上旬までに妥結に持ち込むということを、今度表義煥大使あたり帰りまして韓国の政府連絡会議の中でそういうようにきめた、こういうふうにいわれておるわけです。三月上旬といいますと、もうすぐでございますが、おそらく韓国の側でそういうような話し合いができたということについては、およそこちらのほうでも、わが政府のほうでもそ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術行政に関する小委員会 第2号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○石野小委員 参考人の皆さんにいまお聞きしましたことの中で、二、三の点をお伺いしたいと思います。  四人の参考人の皆さんにそれぞれお尋ねいたしますが、先ほど田代参考人からもお話がありましたように、技術導入が、幾ら金を払ってもなかなか売ってくれないような事情になってきているというのが現実の日本の事情でもあるし、世界の事情でもあるかと思います。そうであるだけに各参考人からもお話があったように、国内における技術をどのようにして開発するかという問題は非常に重要だと思うのです。問題は、その技術を国でどういうふうに開発するか、各企業がどういうふうに開発するか、こういう問題を私たちとしては具体的に政策として……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術行政に関する小委員会 第4号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○石野小委員 参考人の各位にきわめて簡単な質問を一つ二ついたしたいと思います。  最初に鈴江参考人にお尋ねいたしますけれども、鈴江さんのお話では、せっかく委託開発などやりまして成功したようなものでも、市場関係の変化によってそれが実用化されないものが非常に多いということをたいへん強調されたように思います。こういうような場合のいわば採算といいますか、せっかく研究して実用化されないような場合には、もちろん委託でございますから、委託された方々が全部それを背負い込むことになるだろうと思いますけれども、こういう場合実際の事業団自体として予算上ペイするというような問題ですが、そういうような実質上の経理上の問……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○石野分科員 質問に入ります前に、ただいま防衛の問題で、長官が、日本の自衛隊は正当防衛権で動くのだ、こういうふうに言いました。正当防衛権を発動させる状況というのは周囲の事情による、周囲にまだ、いまアジアには核の装備された国はあまりないから、そういうことも問題ないのだ、こう言っておりました。その正当防衛権というのは周囲の事情によるということは、周囲が全部核装備した場合にはやはり日本もまた核装備をする、こういうふうに受け取ってよろしいのですね。
【次の発言】 先ほどから、只松君あるいは同僚議員がいろいろと聞いておるのは、日本の自衛隊が核装備をみずからするか、あるいはまた他国の、いわゆるアメリカのか……



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データ更新日:2023/02/05

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