石野久男 衆議院議員
31期国会発言一覧

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石野久男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石野久男衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

石野久男[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第14号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○石野久男君 私は、ただいま趣旨説明のありました動力炉・核燃料開発事業団法案について、日本社会党を代表して、佐藤総理並びに関係閣僚に対して若干の質問をいたしたいと思います。  質問の第一点は、この事業団法案は、原子力基本法の精神、思想を踏みにじって変更しているということであります。  基本法は、原子力の平和利用を自主、民主、公開の三つの原則で進めることを規定しておるのであります。そのために、原子力委員会を設け、原子力研究所と原子燃料公社に研究と開発の仕事を行なわせてきたのであります。ところが、この事業団法案によると、まず原子燃料公社は解散され、事業団に吸収されるのでありますが、核燃料、原料の開……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第31号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○石野久男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日米原子力協定並びに日英原子力協定に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。  今日、わが国原子力政策の主たる課題は、高速増殖炉、新型転換炉を自主開発し、核燃料サイクルを自主的に早期確立することにあります。原子力エネルギーを平和利用するための技術体系を確立し、総合的管理体制を整備することによって、安価なエネルギー源を確保せねばならぬというかねてからのわが党の主張は、これは世論一般の認めるところであります。わが党はこのことを積極的に推進するための道として、原子力基本法の精神を守り、平和利用に徹した自主、民主、公開の三原則に……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第41号(1969/05/30、31期、日本社会党)

○石野久男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました外務委員長北澤直吉君解任決議案に関連して、提案者穗積七郎君に質問を行ないます。  外務委員長北澤直吉君は、私の郷土の大先輩でありまするから、委員長解任決議が行なわれること自体、非常に残念なことであります。きわめて遺憾千万なことに存じ上げております。ましてや、私が北澤君解任決議案に関連した質問を行なわねばならぬということは、情において忍び得ないところがございます。しかし、政治は国民の前に厳粛でなくてはなりません。情実の許されるところではありませんので、私は、勇気を出して提案者穗積君に質問をいたします。  まず、今日の議会混乱の……

石野久男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

石野久男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○石野委員 長官にお尋ねしますが、私は、今度の事業団ができるにつきまして、わが国の原子力開発政策について、いま一度われわれは思い返してみなくちゃいけない問題がたくさんあるのじゃないかと思うのです。従来わが国の原子力開発についてのあり方を見てみますると、どうも一貫した自主開発の計画性が見られないのじゃないかというふうに私は感じております。いたずらに安易な外国技術の導入ということに走り過ぎて、その模倣の上に立って、きわめて実利的、経済主義的にだけこれが進められてきておるのじゃないかと思うのです。すなわち、それは特に電力資本を中心とした性急なエネルギー対策として、民間資本のベースで、場当たり的に進め……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○石野委員 原子力発電のエネルギー政策に占める位置が飛躍的に拡大されていることは、だれも否定できないことだろうと思います。科学においても、技術においても、わが国は、先進国に比してはるかに劣っておるのであるから、動力炉を自主開発し、燃料サイクルを確立するためには、政府の原子力開発政策が一貫性をもって強固に遂行され、積極的に民間産業をリードすることがきわめて大切だと思います。高速増殖炉並びに新型転換炉の開発及び核燃料を開発するにあたって、民間産業の協力を積極的に結集しながら、その開発計画に一元化の方針を明確にする、国民経済的に投下資本の効果を拡大していささかもむだのないようにすること、そしてまた、……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1967/06/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  原子力基本法の一部を改正する法律案及び動力炉・核燃料開発事業団法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。  最初に、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  ただいま議題といたしました両法律案審査のため、本日、原子燃料公社理事長今井美材君、日本原子力研究所理事長丹羽周夫君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 両参考人には御多用のところ、本委員会に御出席くださいまし……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1967/06/15、31期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  原子力基本法の一部を改正する法律案及び動力炉・核燃料開発事業団法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。  最初に、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  ただいま議題といたしました両法律案審査のため、本日、原子燃料公社理事長今井美材君、日本原子力研究所理事長丹羽周夫君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 両参考人には御多用のところ、本委員会に御出席くださいまし……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、先般の委員会で動力炉関係についての技術者の資料要求をいたしました。本日それを御配付いただいたわけですが、この資料だけでは私どもなかなか理解に苦しむところがありますので、すでに関係の方にも話してありますけれども、この際、第三表に出ております推定所要人員、技術者の要員についてのもう少しこまかい、たとえば専門別あるいは産業別、それからまた、学校卒業の年、そういう計画をひとつ出していただきたい。同時にそれらの、ここに出ております所要人員をどういうふうにして充足するかという、やはり教育関係での方針なり、そういうものをひとつこの際補足して提出願いたい。この提出は法案の審議の上に非常に必要……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、ただいま審議しておりますこの事業団法については、さきに本会議でも質問いたしました。きょう総理においでいただいたのは、この法案を審議する過程で、この動力炉及び核燃料の自主開発の面で、この法案の現状のままでは、なかなか自主開発は言うべくして行ないがたいのではないかと懸念される面がたくさんございますので、この際総理から、この法案に関し以下お尋ねします点についてはっきりした所見を承っておきたいと思います。  まず第一に、この法案が原子力基本法と平和三原則を完全に守らなければいけないということは、もうだれもわかっていることでありますが、この法案の示すところによりますと、燃料公社法がなく……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○石野委員 大蔵大臣にお尋ねいたします。ただいま審議しておりまするこの事業団法の検討を進めていきますると、この事業団法が目的としておる新型転換炉並びに高速増殖炉の自主開発は相当長期にわたって行なわれることになっておりますが、これを可能にするにあたって、人材をどのようにして結集するか、資金をどのようにしてこれに注入するかという問題が、最終的には非常に大きい問題になってくる、こういうことかこの委員会でははっきりしておるわけでございます。単年度の仕事ではなく半長期的な計画になっておるのですから、これらの資金に対しての手当て、これが国の場で相当信憑性のある体制にならなければいけない、こういうように考え……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表いたしまして、動力炉・核燃料開発事業団法案に対する四派共同の修正案を提出いたします。  修正案は、お手元に配付されておりまするので、朗読は省略させていただき、その趣旨について簡単に御説明申し上げます。  まず第一は、事業団設立の目的について、平和利用及び自主開発の趣旨を明確にする。  第二は、理事長の任命は原子力委員会の同意を必要とする。  第三は、原子燃料公社の例にならい、事業団の業務として核燃料物質、核原料物質の輸出入、売り渡し等を加えるとともに、核燃料開発関係の業務についても基本計画に従って実施されなければならない……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1967/07/12、31期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 次会は、明十三日木曜日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。   午後六時二十二分散会

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1967/07/19、31期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 この際、この席から一つ、二つ簡単に大臣に質問させていただきます。  先ほど内海さんへの定係港の問題での御答弁の中に、定係港を早くきめなければ原子力船がなかなかできないという事実と、それから横浜の地区でいろいろやはり意見があってなかなかきまらないというこの事態の中で、原子力船の定係港をすでに当局あるいは事業団の立場では横浜だけしか考えていないようでございますが、別にほかに求めるというようなことは、今日では考えていないのかどうか、この点をちょっと聞かせておいてもらいたいと思います。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、なるべく早く定係港をつくらなくちゃなりませんから、その準備は非……

第55回国会 外務委員会 第19号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○石野委員 航空協定に関する日韓の協定の問題について質問いたしますが、いま大臣がおいでになりませんので、次官から御答弁いただきますけれども、あとでまた大臣が来ましたら……。  この協定は、日韓の間に行なわれるものですが、そのものずばりで、この協定を結んだ場合、朝鮮との航空業務の問題、特に三十八度線以北の問題についてはどういうふうになるのですか。
【次の発言】 この協定ができた場合の三十八度線以北の航空協定については、政府はどういうふうにするのかということを聞いておるのです。
【次の発言】 いまは何も考えていないということは、将来は、そうすると三十八度線の北にある朝鮮人民民主主義共和国というもの……

第55回国会 外務委員会 第20号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○石野委員 関連して。時間がありませんから、一つだけ大臣にお尋ねします。その後のことをどうするかということは約束できないけれども、しかし、いずれにしても、協定について、現状の協定がなくなるという段階では話し合いをしなければならないということは、先ほど穂積君、あるいは安宅君の質問に対して大臣が答えられた。それはやはり協定の第九条の、この話し合いをするということだ。そこではどういう意見が出るかわからないわけです。日本の側は打ち切りたいという意見をきっちり言うわけだから。向こうは向こうとしての自由な意思の表明がある。そこで、話し合いが決裂するかまとまるかわからないけれども、いずれにしても、九条の線で……

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○石野委員 この際、大臣にお伺いします。今度の法案の改正といいますか、プラント類の輸出促進臨時措置法についてまずお伺いしますが、このたびのこの法案提出について、期限延長ということをやる前に、まずプラント輸出の実績について、この数年来の実情をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 簡単でいいですから、国別、件数、金額というようなことを、この数年来の……。
【次の発言】 このプラント輸出というものが輸出増強の上で占める位置というものは非常に重大だと思いますが、通産当局ではこのプラントの日本の全輸出の中で占める今後の重要度というものをどういうふうに見ておられるか、その点について。

第55回国会 商工委員会 第4号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○石野委員 関連して、参考人にお尋ねしますが、先ほどの田中委員に対するお答えの中に、明治時代の古い管がまだ一%あるとおっしゃっておる。一%というのは非常にわずかなものですけれども、現在布設しております配管は、全長どのくらいあるかということをこの際ひとつ明確にしておいていただきたいと思います。それが一つと、いま一つは、耐用年数が材質の上からいって七十年、八十年あるんだ、こういうことをおっしゃっておりますが、事実上、会社は経理的に二十二年で償却を済ましておる内容でもあるところから、私はこの際、その七十年、八十年たっていなくても、すでにこういう事故が出ているという現実に徴して、ひとつそういう明治時代……

第55回国会 商工委員会 第6号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○石野委員 簡単に資料の件でお聞きしておきますが、その他の事業者のところで、これはこまがいものはたくさんあるだろうと思いますが、何社ぐらいで、地域的にいえば東京が多いのか、大阪地区なのかという点を一つと、それからいま一つは、明治、大正年代の残存の構成比というのが東京瓦斯と大体同率ぐらいになるわけですが、事故の起きるのは局所的に起きるものだと思いますから、こういう比率を持っていて、しかも資本構成が非常に弱小であった場合の補強などということは非常にむずかしかろうと思うのです。そういう意味で、適切な管理、監督が行なわれませんと、もし耐用年数の関係から古いものに事故が多いということがあるとすれば、そし……

第55回国会 商工委員会 第8号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、大臣の所信表明に関連して、特に日中貿易の点でお尋ねしたいと思います。  先般、プラント類の輸出に関連して大臣にお尋ねしました際に、特に中国をも含めて共産圏の貿易の拡充ということは今後できるだけ努力したいという大臣の御答弁をいただいておるわけです。総理の所信表明も、それから外務大臣の所信表明演説の際にも、中国貿易については従来の方針を変えないで拡大の方向をとりたいということがいわれております。一昨日終わりました広州の交易会での実績は、昨年をはるかに上回るような取引が行なわれたようでございます。約一億ドルといわれておりますが、昨年に比べて約二千四百万ドルからの大きな商売をしている……

第55回国会 商工委員会 第28号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○石野委員 関連して、大臣にちょっとお尋ねしますが、今度この公団ができます場合、一番大きい問題は、やはり石油をどの程度備蓄してエネルギー供給の安定性を確保するために役立たすかということだと思うのです。先ほど大臣から、六十日分の貯蔵の問題を許可基準にしたいというような、こういうお話。局長さんからは、それの義務づけということの点については、義務づけの考え方はないけれども、行政指導をしたい、こういうふうに言っておる。そこで六十日分の貯蔵というのは、なかなかいまたいへんなことだろうと私は思うのですが、その構想をどういうふうに描いておるのか、この際ちょっと聞かしていただきたい。

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/04/03、31期、日本社会党)

○石野委員 春闘に関連して、石炭政策の問題を一、二お尋ねしたいと思います。  石炭政策については、もうすでに一千億の旧債たな上げを中心にした予算案も提出されておって、石炭対策特別会計はすでに五百二十億の予算を出しておるのですが、石炭産業救済の名のもとに、石炭産業資本家に非常に手厚いこうした予算措置をしておるわりあいに、労働者に対する対策というものは非常に手薄いように感じられるのです。  特に、一つ二つお尋ねしたいのですが、その第一点は、炭鉱特別年金制度についてです。年金小委員会は去る三月二十九日の小委員会で、大体この炭鉱特別年金制度の問題についての考え方を四月十日までに出すということを約束して……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○石野委員 建設省の方、おいでになっておりますか。――初夏の候だったと思いますが、京都の和知ダムの決壊事故がありました。あれは、われわれ予想もしなかったような事故でございまして、その後、事故の原因等についていろいろ調査なさっておると思いますが、調査の結果、どういうようなことがおわかりになっているか、一応この際事情をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私は技術屋じゃありませんから、こまかいことはわかりませんが、しかし、安全だと思っておったダムにああいう事故が起きた、それにはいろいろ理由があるようでございますけれども、しかし、その後の調査の結果として、一番注意をしなければならない点は、設計……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○石野委員 私は限られた時間がありまして、その時間内にすべてを終えなくちゃいけません。大臣が初めての位地につかれたのでございますから、実は全般的な御質問をしたいのでございますけれども、きょうは原子力だけのことで一、二今日問題になっておる点だけをひとつお尋ねしたいと思うのです。その間に参考人の意見もお聞きしたいので、ぜひひとつ答弁は簡潔に要点だけにしてくださるように、あとでまたこまかいことはお尋ねいたします。  最初に、いま原子力の開発について、昭和六十年に向かって約四千万キロワットの原子力発電をしようとする体制が、総合エネルギーのほうから出ておるわけでございまして、原子力委員会もそのことを着々……

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○石野委員 きょうは、私、茨城県のガンマフィールドで起きました事故についてお尋ねしたいのですが、農林省の方もおいでになっているようですし、原子力局のほうからも、ひとつまたいろいろ御答弁いただきたいと思います。  最初に、茨城県の大宮町にあるガンマフィールドにつとめていた久下沼さんという方が最近なくなられました。この件につきましていろいろな情報がありますし、私どもは、その病気の原因が何であるかということはまだはっきりはしておりませんけれども、病名が急性骨髄白血症というのですか、そういうようなことになっているそうでございまして、多分にやはりガンマフィールドの仕事との関連性があるように思われるわけで……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣がお見えになっておりませんので、次官にお尋ねしますが、ただいま審議されております。法律の一部改正、規制問題について改正するという大きな目的はどこにあるのかということをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 原子力の開発が非常に急がれなければならないということは、ここ数年来、特に昨年事業団法ができるときに、本院でも真剣に検討したところです。その中でいまお話しのように、開発と安全性を確保するという問題はきわめて重大な問題だと思っております。安全性を確保するという問題についての重要性は、各国とも開発が急がれれば急がれるほど大事なことだ、私はこういうふうに思うわけです。  つきま……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1968/04/01、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣に質問いたします。  規制法の改正にあたりまして、法案の内容については先般の委員会でいろいろお聞きしたところですが、この規制法の基本的なねらいは、原子炉に関係する安全性をいかにして確保するかという問題だと思います。そういう安全性をいかにして確保するかという、政府の姿勢なりあるいは考え方というものを明確にしておきませんと、法を幾らいじってみてもそれは意味がない、こういうふうに思います。問題は、今日、原子炉に関係する施設というのは各所にできておりますし、また、それに対する規制についてもいろいろ問題があると思うので、私は、特に燃料サイクルの確立にあたって、やはり使用済み燃料の再処理と……

第58回国会 外務委員会 第11号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣は、今度シンガポールへ行ってこられて、東南アジアの情勢を身につけて帰ったわけでございます。記者会見等での話を聞くと、アジアの曙光が見えたということでは、各国とも非常に歓迎していた、ベトナムの和平について話し合う姿もきわめて真剣味にあふれていた、こういうお話でしたが、いま、ジョンソン声明以来今日の情勢を見て、このジョンソン声明に対するハノイの答え、それの現在の状態と、それから、これからの見通しはどういうふうに感じておられるか。
【次の発言】 大臣もいま指摘しておるように、ジョンソンが演説をした中で、この戦争を終わらせるために、いかなる場所、いかなるときにも米国代表を送る用意がある……

第58回国会 外務委員会 第12号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○石野委員 第三章の無害通航権の問題で、いま曽祢さんからもいろいろお聞きしましたが、この無害通航権についての規則について、まず第一番に「A すべての船舶に適用される規則」ということでお尋ねしたいのですが、一般的に条約の文中にある「船舶」というものは、商船、公船、それから軍艦、すべてを含むというふうに理解してよろしいのでしょうか。
【次の発言】 米国との相互協力及び安全保障条約の地位協定の第五条にある「船舶」、この「船舶」には軍艦が含まれておるのですか。
【次の発言】 本条約第三章では「すべての船舶」とあるのが、軍艦が含まれておるとの解釈が成り立つのですが、一般的に単に「船舶」という場合には、軍……

第58回国会 外務委員会 第13号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○石野委員 ケネディラウンドに関連する三つの協定は、わが国の貿易政策上非常に重大な協定だと思っております。私は、このケネディラウンドが国際的な問題として取り上げられるようになってから今日までの経緯、それからそれが条約として成立したときに、日本の貿易の上にどのような効果が出てくるかということについて、必ずしも政府が考えているようには楽観的に見ていないのであります。この際、外務大臣に、ケネディラウンドが効果をあらわしたときにどの程度の貿易上の利益が出るか、その評価についてひとつ聞かしていただきたい。
【次の発言】 いま、どれもみんな総ずくめにいいことばかりのようですが、しかし、ガットのホワイト事務……

第58回国会 外務委員会 第15号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○石野委員 通産大臣はほかの委員会で急がれているそうですから、通産大臣にひとつお尋ねいたしますが、あとでまた聞くことですけれども、ケネディラウンドの実施にあたって、特にアメリカと日本との関係が、必ずしもケネディラウンドの本来の趣旨である貿易拡大という側面に沿うようにスムーズな発展をしていくようには思われない、われわれは懸念を持っているわけです。特に最近ドルの不安というのが依然として続いておる。こういう時期に、ドルの安定という問題が、最近は特に世界的に、この秋のIMFの総会前までにもう一度やはり混乱がくるんじゃないかというような、そういう評判といいますか、懸念が行なわれておるのですが、通産大臣は……

第58回国会 外務委員会 第16号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○石野委員 質問の前に、大臣がいませんが、これは外務大臣あるいは科学技術庁長官がおりませんと質問に入ることができないのです。ですから……。
【次の発言】 原子力協定の改定に伴う日米、日英の協定案は、これを論議する前に、政府に聞いておかなければならぬ問題があると思う。昨日、大臣は野党各党の首脳者を集めて、核拡散防止条約についての説明か何かなさったようです。ジュネーブ会議ですでに論議にのぼっております核拡散防止条約の米ソの草案の第三条の規定は、原子力の平和利用について、その核物質あるいは燃料等のことについてきわめて重大な内容を持ったものになっておると思います。たとえばワシントン二十三日発のフィネー……

第58回国会 外務委員会 第17号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○石野委員 たいへんおそくなりまして、お互いに昼食抜きで恐縮でございますが、もう少し時間をいただきまして、お尋ねさせていただきたいと思います。  最初に青木さんにお尋ねしますが、青木さんが指摘されておりますように、原子力の平和利用と軍事利用の区別というのはなかなか微妙で、これは一にかかって、やはり政治姿勢の問題だ、こういうお話がございました。私どももそう思うのでございますが、そのことに関連しまして、これは参考人の皆さんに、おのおのの方にお聞きしたいのですが、実は核防条約でございます。この核拡散防止条約がいろいろな形で、内容は複雑でございますし、また世界各国も、これに対して、核保有国と核非保有国……

第58回国会 外務委員会 第19号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○石野委員 関連質問ですが、大臣にいまの件で。発表のしかたですが、放射線量が流れ出すことについての危険というものは、周辺の一般地域住民あるいはまたその他、たとえば海底であれば海底の海産物とかなんとか、いろいろなものに対して警戒しなければならないわけですから、これはもう時間がたって薄めてから発表をしたのでは何の意味もないのです。一番危険なときに即刻発表しなければ、周辺地域住民に対する危険防止ということはできないと思うのです。今度の場合のように、だんだん信憑性を確かめてからやるということになると、これはかえって危険性を一般の人々に広げてしまう結果が出てくる。この態度は非常に間違っておると私は思うの……

第58回国会 外務委員会 第20号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣に、小笠原返還に関する質問をする前に、きょうからパリでベトナムの和平の問題についての会談が行なわれるようでありますが、これに対する政府の見通しの問題について、大臣の所見をひとりお伺いします。
【次の発言】 このベトナム和平についてのパリ会談は、経過を見なければ確かに言えないことが多いと思うのですが、現実には、一方で和平交渉が始まろうとしておるときに、ジョンソン声明があって以後、爆撃は依然として続いておるし、むしろ、ときには従前よりも非常にきついものが見受けられるわけです。同町に、南のほうでやはり解放民族戦線のほうの戦いも非常に熾烈になっている。テト攻勢以上の動きが南のほうで行な……

第58回国会 外務委員会 第21号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○石野委員 外務大臣にお尋ねしますが、条約の質疑に入る前に、佐世保に入港したソードフィッシュ号の問題に関連して、新聞の伝えるところによると、今度アメリカの調査団が来るようですが、これは日本のほうから要請したのですか。
【次の発言】 いま向こうの申し出による調査団というのは、どういうような編成で来ますか。
【次の発言】 これは調査団ではない、そしてまた共同調査でもないということは、確認しておいてよろしいわけですね。
【次の発言】 これは日本との共同調査でないということも確認できますね。
【次の発言】 きょうの新聞によりますと、総理は、きのう辻佐世保市長と会って、今後、事前に安全性が確認されなけれ……

第58回国会 外務委員会 第22号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、この問題で一番われわれ注意しなくちゃならぬのは、先ほど世耕委員からも質問がありましたように、各国が思い思いに自分の領海指定をする、あるいは水域指定をするということに対して、われわれがどういう態度をとるかということ、わが国がどういう態度をとるかということだと思います。特に、日本がいま領海を三海里としていることをこれからなお国際的な諸関係の中で持続していけるかどうかという問題がここで出てきているんじゃないか、こう思うのです。大臣は、やはり三海里説をわが国としてはこれからもなおずっと続けて主張していくつもりでおるのか、それとも、この問題については、各国の事情勘案の中……

第58回国会 外務委員会 第23号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○石野委員 関連で、ちょっと放射能関係でお聞きしたい。二つあります。  一つは、昨日アメリカから来た専門家のW・ウェグナーを団長とする三人の方が記者会見をして、その記者会見の席上で、「原子力軍艦は日本に寄港中、放射性物質を含む一次冷却水の放出を禁止されてはいない。」こういうことを言っているのですが、これは口上書の内容、われわれの理解と非常に食い違っている。この点、やはり国民は非常に疑義を持ちますし、またその限度の問題についても非常にあいまいです。この点について明確にひとつしていただきたい。  それからもう一つは、先日も、本委員会で原子力局長は、口上書に対しては場合によっては内容の変更を求めるこ……

第58回国会 外務委員会 第24号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○石野委員 最初に、レバノン共和国政府との間の協定についてお尋ねいたしますが、もうさきに与党の田中委員からもいろいろこまかいお尋ねがあったようですので、一、二不明のところをちょっとお尋ねしておきたいと思います。  第三条の四項にあります「締約国又はその国民に属していないと認めた場合には、」というのの前に「実質的な所有及び、実効的な支配」ということが出ておりますが、この場合の「指定航空企業の実質的な所有及び実効的な支配」、これは資本の率ではどういうふうにこれを見分けをつけるのか、そこのところを、この条文を読むときの解釈をひとつ説明していただきたい。

第58回国会 外務委員会 第25号(1968/05/24、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣がお急ぎのようですから、一問だけお尋ねいたします。  昨日の科学技術委員会で、有澤原子力委員長代理のアメリカの口上書の問題についての解釈で、私どもとして特に外務大臣に意向をただしておきたいことが一点あります。その点をひとつお聞きしたいと思うのです。  それはほかでもありませんが、口上書の中で、潜水艦が放出するところの第一次冷却水のことに関連して、バックグラウンド放射能に測定し得る程度の増加をもたらすような放出水その他の廃棄物は軍艦から排出されない、こういう条項に対して、有澤委員長代理は、口上書違反と解釈することはむずかしいというような意見の開陳があったようでございます。この問題……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○石野委員 ちょっと関連。いまの点ですが、大蔵省に交渉しているけれどもうまくいかない、こういうことの前にやはり政府の方針がなければならぬじゃないか、こう思うのです。ただやはり金の使い方というだけじゃなくて、政府の方針が変えられないと、地元に力がなければそれに相当する補助を出さないという、この方針がある以上は、地元が疲弊してしまえば、大蔵省が幾ら出そうといってもこれは出せないのですよ。ですから大臣が努力をしなくちゃならないのは、大蔵省に金の出し方をどうせい、こうせいということじゃなくて、政府の補助をするという、あるいは育成するという方針を変えることが大事なんだろうと思うのです。そういう点で、大臣……

第58回国会 大蔵委員会 第12号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○石野委員 もう時間が二十分しかありませんので、端的に定率法の問題について大臣にお尋ねいたします。 本委員会では、もう定率法の問題についてはいろいろと質問が長く行なわれているようでございますし、特に本日私が承りたいのはケネディラウンドの実施に伴うこの税率改正でございますが、その適用を受けない国に対する処置、そういう問題で、特に中国との関係についてお伺いしたいのでございます。  その前に大臣から、関税政策の目的は何であるか、これはもう平凡なことですけれども、この際ひとつ聞かしておいていただきたい。
【次の発言】 国内産業の保護ということだけに尽きるのですか。

第58回国会 懲罰委員会 第6号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○石野委員 鯨岡さんにお尋ねしますが、今回の穗積七郎君の懲罰に関して、あなたの所信は、本会議でもまたこの委員会でも承ったところですが、なおやはりこういう一身上の問題に関することですし、特に議員の院における発言に関してでございまするので、この際、議員の国会における発言について、これは憲法五十一条の趣旨に沿うて、発言はその信条、思想のいかんにかかわらず自由にこれができる、こういうふうに私は思っている。そういう点で、議員の発言に関しての鯨岡君の考え方をひとつこの際聞かしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 自律上の規則というものはやはり守らなければいけない、そういうことはよくわかります。た……

第58回国会 懲罰委員会 第7号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○石野委員 本件は、これを懲罰事犯にあらずと決すべしとの動議を提出いたします。  以下、簡単にその理由を申し述べます。  そもそも議員の懲罰ということは、議員の身分についてきわめて大事でありますが、特に本件のごときは、議員の発言に関して懲罰動議が提出されておるのであります。しかも、提出者からの説明によりますと、売国者ということばの内容については問わないというのであります。これがただ、無礼である、非礼であるということに尽きるのであります。しかし、御承知のように、この売国者という、総理大臣に対して穗積氏が発言をした、その政策論議の中における過程を考えますと、すでに質疑の中にも明らかであり、また、当……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 商工委員会 第6号(1968/11/15、31期、日本社会党)

○石野委員 私は時間があまりございませんから、二、三の点をお尋ねしますから、明確に答弁して下さい。  いま大臣はなるべく早く出してくれと言っているのですけれども、もうすでに十三日に受け付けているはずです申請品目は。ですからそれに対してなるべく、いま中村君からも来月初めまでにということなので、それは荷積みの関係があるから、そういう時期をはっきりこの際さしてほしいということですから、その点が第一点。  それからいま一つは、大臣はココムがあるという前提に基づいて、こう言うのですけれども、これもきょう時間がありませんからあまり論議しませんが、これは去年の五月でございますが、この委員会で菅野大臣から、コ……

第59回国会 農林水産委員会 第4号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、きょう時間もあまりありませんので、簡単に筑波学園都市の用地問題についてお聞きしたいのです。  筑波学園の問題については、昨年の九月に閣議了解事項で具体的に仕事が進んできているようでございますが、きょうは時間の関係もありまするので、このもの全体についてはお聞きしないで、用地の買収問題だけお尋ねしたいと思います。学園都市については、いろいろ賛成する人もおるし、反対する人もおりますから、そういう問題はここでは触れないことにいたします。  最初に、用地の買収がはかどらないので、近いうちに都市計画事業としてこれを決定して、土地収用法による強制収用への道が開かれるだろうという新聞報道がご……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○石野委員 関連。いま三木さんからお話しのように、平和利用に徹しておる、だからやはりそうたいしたことはないのだ、こういうお話を大臣は言われたんです。しかし、発表しないということになれば、発表して困るような内容があるに違いないのです。これは商業用の機密という場合には、それぞれの各企業ごとにいろいろな話し合いをして進めてきておる。ここで平和利用をやるのに発表しちゃ困るようなものは何だ。われわれが疑問に思うのは、発表して困るということになれば、何か軍事的な機密のようなものを要求していると思うのです。もし発表してはならないような内容として、そういう軍事機密に関連するものがあるのかどうか、ここらのところ……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○石野委員 宗像さんにお尋ねしますが、先般のJRR3の実験といいますか、米人の患者を照射して、そのあとの炉はいまどうなっておりますか、そこをちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 山田さんにちょっとお尋ねしますが、原子力委員会は、この炉について今後どういうような注意をしていかなければいけないというふうに現在お考えですか。
【次の発言】 炉は、いずれにしましても、正常な運転がなかなかできにくい事情にあることだけは間違いありませんね。
【次の発言】 私は、実はきょうはこの問題でもう少し聞きたいと思っておりましたけれども、先ほどから石川委員の質問に対して、宗像さんのお話を聞いておりました。やはり、もう……

第61回国会 決算委員会 第16号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○石野委員 厚生省関係のことで、特に医療関係の問題で、最近医師の不当な医療行為に対して患者の救済行為というものがはっきりとしていない。こういう点についてきょうお尋ねしたいのですが、医師の行なう医療行為によって患者が不当に被害を受けるという例が最近続発しております。たとえば昭和四十三年の九月に山形県の整形外科医長が患者の右足と左足を間違えて切開したという事件、また本年四月には千葉大学医学部付属病院で、看護婦が採血のために吸引器を誤って逆にセットしたために、献血者の静脈内に多量の空気が入って危篤状態になったという事件、またこの五月二十六日には川崎市の私立大田総合病院で五十三歳の主婦が蓄膿の手術中、……

第61回国会 決算委員会 第18号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、先日の委員会で無診療診断書交付の件について質問をしました。その件について厚生省医務局の医事課長さんから本件に関する経緯についての一応の報告はいただいた。しかしこれをいただきましたけれども、実際に私が尋ねたことに対するお答えには全然なっていないわけです。ですからここで一応お尋ねしたいのですが、医務局としては、局長はこの前私の質問は聞いておるわけですから、あらためて申しませんが、あの事件に関して一応の調査はしたということですけれども、ここに来ている見解というのは、ただ医師本人の見解だけが述べられておるのであって、私が疑義を持っている、いわゆる無診療診断書の交付という問題についてど……

第61回国会 決算委員会 第23号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○石野委員 長官にお尋ねする前に、一つ、二つ事務的なことを先にお尋ねしておきたいと思います。  防衛庁の四十二年度決算の中で、百六十九億五千万円という、防衛施設周辺の整備等に関する法律に基づく自衛隊施設の維持運営並びにわが国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の提供施設の維持運営に関連し必要な騒音防止措置、民生安定施設の助成措置、飛行場周辺の安全措置各種の補償、土地の購入云々というのがありますが、そのうち、維持運営に関し必要な騒音防止措置にどのぐらい決算額としてあがっていますか、それを説明してください。
【次の発言】 この五十六億五千万円のうち、いわゆる学校の騒音防止のため、小学校、中学校等、一学校に……

第61回国会 決算委員会 第24号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねいたします。  ただいまも華山委員から質問がありましたように、核燃料の確保というものは非常に大事なことだと思います。特に使用済み燃料の再処理をするという問題は非常に重要な課題だと思うのです。ところがいま再処理工場設置の問題が非常に行き悩んでいると思います。いままでは再処理工場をどこへつくるかというようなことで各所にその適地を求めるという答弁をしばしば聞いておるのですが、なかなかそれがはっきりもしていません。政府の考え方ではどうも東海村だけが予定される位置のように見受けられていました。ところが、最近射爆場返還の問題が容易に片づかないという事情がはっきりしてくるにあたりまし……

第61回国会 決算委員会 第25号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○石野委員 科学技術庁の関係で、再処理工場の建設問題について、先般の委員会で木内長官にいろいろ尋ねました。  いま、原子力委員会のほうでは、この再処理工場建設の問題について、ちょうど射爆場などとの一関係もあったり、地元の反対などもあるという実情の中で、どういうように事業団を指導していられるか、また、どういうふうにこれを対処していこうと考えておるか、有津委員ひとつ……。
【次の発言】 もう一つ質問は、再処理工場の建設については、スケジュールといいますか計画があるはずでございますから、そういう問題について実情を――使用済み燃料が重なってくると、当然やはりそういう東海村の事情がどうあろうと、それに関……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1969/04/10、31期、日本社会党)

○石野委員 私は、質問をする前に、この茂尻炭鉱の災害の調査団で参りまして、その被害の実情あるいは罹災者、すでにとうとい生命をなくされた方々の実情を見てまいりましたが、心からなくなられた十九柱の御冥福を祈るとともに、遺族の方や、なお現在病床で悩んでおられる方々に、一日も早く回復されるようにお祈りしたいと思います。  調査に当たったときに、いろいろ先ほど同僚議員から御報告がありましたような実情を私たちは見てまいったわけですが、そのときに、ハッパの災害であることは大体わかっておりましたけれども、なぜ、どこで、どういう形で引火したかということについては、わからないままに帰りました。その後、調査の結果と……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○石野委員 ちょっと関連して大臣にお尋ねします。  いま三木委員から質問になっております資金をどういうふうに見るかということの中で、第二十三条は、文部大臣の認可を受けなければこの資金計画が通らないわけですね。そこで、この振興会の中に、やはり維持会員といいますか、民間の者が入ってくる。民間といっても、その考え方がいろいろあろうと思うのです。ことにいま心配しておる日米の関係などが出てまいりますと、これをどういうふうに見るかということが非常に大事になってきます。  大臣にお尋ねしますが、認可する場合に、外国からのそういう援助が日本の民間を通して入ってくるようなことが明らかにある場合、あるいはまた、民……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1967/04/24、31期、日本社会党)

○石野分科員 文部大臣にお尋ねします。  大臣は、先日、東大の宇宙航空研究所のあり方について、東大宇宙研究のあり方は大学の自治とも関連するので、東大側で自主的にきめてもらいたい、しかし、同研究所の本務はロケット及び宇宙空間に関する基礎研究と研究者の養成の二つに限るべきだと思う、このように大河内総長と高木所長にお話しなさったようでございます。この東大宇宙航空研究所の運営といいますか、ここでお話しなさいました今後の運営の問題ですね、それについての構想を、この際ちょっと聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 その考え方は、いまの内之浦の研究所ですね、あすこではミューだけということにして、それ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○石野分科員 農林大臣にお尋ねいたしますが、私は今度自民党の古井さん、それから田川さんたちが行って、取りきめてこられました日中覚え書き協定に関連して、特に農林省に関係するものが非常に多うございますから、米とかあるいは食肉のことでお尋ねしたいと思うのですが、この際、農林大臣に、この覚え書き協定についての農林大臣の所見をまず先に聞かしてください。
【次の発言】 今度の協定の中では、特に米の輸入の問題は、やはり日中の貿易の額をふやす上において非常に大きなファクターになっております。最初に政府の考えておった輸入量を相当程度増額するための努力をなさった結果、順調ではありませんけれども、相当古井さんあるい……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○石野分科員 大臣に質問いたします。  時間がありませんから端的にお尋ねしますが、いま世界経済がポンド、ドルで非常に動揺しておりますし、特に金の問題が非常に大きく騒がれておるときでございます。そういう時期に輸出を増強させるという問題を、各国ともに非常に熱意を込めて見守っているわけだし、また努力しているわけです。きょうらの新聞によりますと、ジョンソンは、特にアメリカの輸出が増強するかしないかということがドル防衛についてきわめて大事であり、アメリカの体制にとっても非常にたいへんなことなんだ、ドルの力と自由世界の金融制度の健全さは、米国国際収支の立場のいかんにかかっている。それはすべて輸出の増強にか……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○石野分科員 大臣にお尋ねします。  先ほど、日中覚え書き貿易のことについて非常に歓迎する、そしてまた政治三原則は、これは外交方針に矛盾はしない、こういうお話でしたが、穗積委員からのこれを支持するか、承認するかという問題について、大臣は、はっきりしたそういう大きいことばを使うなという話でした。しかし、貿易協定を歓迎するというたてまえに立てば、当然にやはり政府としてはこれをほっておくというわけじゃないだろうと思うのですが、これに対してどういうようにそれじゃ対処するのか、そういうひとつ対処のしかたについて所信を聞かしていただきたい。
【次の発言】 米が六万トンから十万トンになったということ、しかし……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○石野分科員 大蔵大臣にお尋ねしますが、いま田中分科員からも質問がありましたように、ポンド、ドルの問題に関連して金の問題が世界的に非常に大きな問題になっておる。それでアメリカの実情は、ドルを防衛するために必死の体制になっていると思うのです。大臣からいま、金の問題を解決する、あるいはまたドルの問題については、すべてアメリカの国内体制を整備することにかかっている、こういうお話がありました。しかし、国内体制というのは、結局、増税の問題があったり、あるいはまたいろいろな施策をする、いわゆる金融引き締めなどをやると思いますけれども、それが日本に対してどういうふうに影響してくるかということがいま一番大きい……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○石野分科員 科学技術庁長官に、原子力の平和利用、特に安全性の問題についてきょうはお尋ねしたいと思います。  原子力の平和利用については、これはもう言うまでもなく、それの平和利用が非常に大事だけれども、しかし放射能を十分安全にコントロールしませんと、かえって逆に平和利用が達成できないという危険を感じておると思うのです。昨日の読売新聞の記事によると、東海の原研における燃料棒の破損のことについて、「燃料棒破損また三本」「原研材質、工程に欠陥か」と、こういう記事が出ておるわけです。結局ことしになりましてから、特に原子力研究所国産一号炉、JRR3ですが、ここで二月十四日に事故が出ました。その事故によっ……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○石野分科員 私は二つほどお聞きしたいんですが、一つは日中貿易についてです。  大臣にお尋ねしますが、日中の関係は、いままだ平和条約ができていない事情ですから、非常にむずかしいものがありますけれども、貿易関係では、もう長いこと民間貿易もあるし、それから特に高碕事務所の貿易もあったりして、ことし三月、五月に日工展を北京と上海でやることになっている。この問題では、すでにもう政府に対する行政訴訟まで起きているという事情がありますけれども、この問題について、問題の一番大きなネックが、どうも通産省でなくて、外務省にあるというふうに考えられる節があるので、外務大臣に、当面している北京、上海の工業展覧会に十……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

石野久男[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-27期-28期-30期-|31期|-33期-34期-35期
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