このページでは石野久男衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○石野久男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま上程されました原子力基本法等の一部を改正する法律案並びに自民党、新自由クラブ提出の修正案に反対の討論を行わんとするものであります。 政府の説明によると、改正法案は、原子力船「むつ」の事故の教訓に学んで、原子力の安全性を確保するために行われたというのであります。しかしながら、その実態は、石油ショックの衝撃を受けたわが国のエネルギー対策に籍口して、不況対策と雇用の増大を原子力産業の開発促進に求めようとする考え方から、その行政上の手続や規制を現業官庁のもとに分割しようとする意図に貫かれているのであります。原子力基本法をこのような魂胆で改悪することに……
○石野久男君 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、逓信委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本件は、日本放送協会の昭和五十四年度収支予算、事業計画及び資金計画について、国会の承認を求めようとするものであります。 まず、収支予算について申し上げますと、受信料の月額につきましては前年度どおりとしておりまして、事業収支においては、事業収入は、受信料収入二千百六十億一千万円を含めて、前年度に比べ四十六億七千万円増の二千二百八億三千万円であり、これに対し事業支出は、事業運営費、減価償却費など、前年度に比べて百六十九億一千万円増の……
○石野久男君 ただいま議題となりました通信・放送衛星機構法案につきまして、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本案は、通信衛星及び放送衛星の管理運用を効率的に行う通信・放送衛星機構を設立すべく、その設立の根拠法を制定しようとするものでありまして、その主な内容を申し上げますと、 まず、この機構は、通信衛星及び放送衛星の管理運用を効率的に行うことによって、宇宙における無線通信の普及発達と電波の有効利用を図ることを目的として、一を限って設立される法人とし、その資本金は、政府及び政府以外の者の出資により構成されることとしております。そして、この機構の設立につきましては、発起人……
○石野久男君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、逓信委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、郵便貯金法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、郵便貯金の預金者貸し付けの限度額を引き上げることを内容とするものであります。 郵便貯金の預金者貸し付けは、預金者の生活上の必要を満たすため、定額郵便貯金等の預金者に対してその貯金を担保として貸し付けを行うものでありまして、その限度額は、現在一人につき五十万円でありますが、預金者の利益の増進を図るため、これを七十万円に引き上げようとするものであります。 なお、この法律の施行期日は、公布の日となっておりま……
○石野久男君 ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案につきまして、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約の発効に備え、船舶局の無線電話の聴守義務等について所要の措置を定めるとともに、宇宙における無線通信の実用化に対処するため、人工衛星局の技術的条件等を整備するため所要の規定を設けるほか、規定の整備を行おうとするものであります。 本案は、五月八日本委員会に付託され、五月二十三日白濃郵政大臣から提案理由の説明を聴取した後、参考人の意見を聴取する等、慎重に審査を行いましたが、昨三十日質疑を終了し、討……
○石野久男君 ただいま議題となりました日本放送協会昭和五十一年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本件は、放送法第四十条第三項の規定に基づき、会計検査院の検査を経て、内閣から提出された日本放送協会の昭和五十一年度決算書類でありますが、これによれば、昭和五十一年度末現在において、資産総額一千七百二十九億二千六百万円、負債総額七百八十四億二千二百万円、資本総額九百四十五億四百万円となっております。また、損益は、経常事業収入一千九百十五億五百万円に対し、経常事業支出一千七百二億一千五百万円であり、その結果、経常事業収支差金は二百……
○石野委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山田太郎君が委員長に御当選になりました。
委員長山田太郎君に本席を譲ります。
○石野委員 一つだけお聞きしておきますが、炉内で給水ノズルあるいは戻りノズルのところに問題があって、それの修復作業をするという、その作業をするための状態として炉内の水をどうするかということは非常に関心の深いところなんですが、いまお話を聞いておりますと、一次冷却水はそのノズルのところまでは抜いてしまうけれども、あとは一次冷却水は残っている、その上に足場を組んで仕事をするというようなふうに聞こえるわけですが、炉の水は作業ができる段階のところまで取るだけで、あとは残った上で実際に仕事をさせておるのですか。私は、全部炉内の水は抜いているものだ、こう思っておりますけれども、そこはどうなんですか。そこのと……
○石野委員 大臣にお尋ねしますが、カーター核外交に対する日本政府の折衝は、福田総理が訪米して以来いろいろと行われているようでございますが、この交渉の経過、現状はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 いよいよ会談が始まって日程がそこへいろいろ設定されることになると思いますが、その間に大統領教書が二十日ごろに出るだろうということについての、その教書の指し示す方向というものについて、福田総理が先般訪米したときの感触と、それからこの教書が内容とするものとの間に若干の違いが出てくるようなニュアンス、そういうものを情報としてはつかんでおるのですか。それとも福田総理が向こうでいろいろ接触したときの……
○石野委員 大臣に伺います。
昭和四十九年の十月十四日に「むつ」問題で合意書ができた。この四者協定のぎりぎりの期限がきょうなんですよね。この協定に対して、各協定当事者に、現実には原子力船「むつ」は動かないでおりますけれども、どういう処置をしておりますか。その点簡単にひとつ。
【次の発言】 長崎の諸君にあるいは佐世保の市長にいろいろなことを申し入れをしたり頼んだりすることはそれでいい。また別な政府の行動ですけれども、青森あるいはむつ市長、青森の漁連、そういう当事者の各位に対しては陳謝をして、どうするということについての裏づけなり約束事をしておられますか。
○石野委員 最初に、通産省の方にお聞きしたいのですが、通産省には技術顧問会議というのがあるのだそうですか、そういうものはあるのですか。
【次の発言】 その技術顧問会議というのは二十数名だそうですか、それはどういうような任務を持っており、どういうような権限を持っておられるのですか。
【次の発言】 その顧問の意見というのは法律的に何か権限を持っておるんですか。
【次の発言】 行政的な処分なりあるいは指導するということの根拠になるのは、ただ皆さんの通産省だけの内部の全く私的なものであって、第三者に対しては何らの権限はないんですね。
【次の発言】 そうしますると、通産省としてはその顧問の意見なり発言と……
○石野委員 参考人の各位には大変御苦労さまでございます。
私は、きょういろいろ皆さんにお尋ねいたします前に、非常に重大なことだと思いますることは、エネルギー問題の重要性と原子力の安全性の問題といずれが必要であるかということが非常に大事なような気がいたします。エネルギーを確保するために次から次へ被曝するという事情がもしあったとしたら、それでもまだエネルギーを追求するのであるかどうかということについて、各委員の所見をまず承りたい。
【次の発言】 はい、そうです。簡単でよろしゅうございますから……。
【次の発言】 ちょっと待ってください。失礼いたしました。質問の要領がわからないで御答弁いただいても……
○石野委員 資源庁長官にお尋ねいたしますが、日本は、非常に人口は多いし、国土は狭い、資源も少ない。そういう中で、生産を拡大していくということについての資源政策というのは、非常に問題の多いことは言うまでもありませんが、その中で、国内におけるエネルギーに関する一次産業の位置づけというものはどういうふうに見ていらっしゃるか、その点についての考え方をひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 その場合、地下資源としての石炭とか、あるいはその他ガスなどがございましょうけれども、原子力エネルギーというのは、非常に高い位置づけを与えて計画に組み込まれている。その原子力について、資源庁としてはいまど……
○石野委員 ただいま米田委員から説明した写真は、私も調査団の一員として入って確認しておるのですが、十ページに出ておりますその写真のごときは、いま申請しておる炉の中心から三百メーター、これはアメリカの設計基準からいうと、四百メーター以内にこんなものがあったら、炉の中心地点としてはほとんどパスしない条件になっているはずなんですね。そういう問題は科学技術庁はちゃんと考えておるのでしょうね。そういうことも含めて、いま米田さんの質問の答えと一緒にひとつ御意見を承っておきたい。
○石野委員 もう会期もあと二日ほどですから、委員会はしばらく正規になかなか開かれないと思うんです。幾つかの問題が残されていくし、この際、一応政府の意見も聞いておきたいと思いますので、大臣にお尋ねいたします。 いま問題になっておりました原子力船「むつ」の問題でございますが、これは何といいましても四者協定が実施されてないという事実があります。私は、原子力問題というのは、今日いろいろなことで難航しておる最大のものが信頼感の問題、政府と国民との間の信頼感、あるいは施設者と住民との間の信頼感、こういうものが保たれていないことに基づいていると思うんです。その最たるものが原子力船「むつ」の問題である。 ……
○石野委員 大臣にお尋ねします。
いま宮崎委員から、再処理工場についての日米交渉の問題でいろいろ御質問がありましたが、最初に大臣にお尋ねしたいことは、ちょうど選挙の終わるまでの間、この問題についての大臣の発言は、七月にはホットランに入るのだ、十一日になったら報告書が出たということで、それにはこだわらない、こういうふうに変わりましたが、その大臣の、急にやわらか腰になった理由はどういうところにあるのですか。何か考え方の違いがあったわけですか。
【次の発言】 調査報告書の内容は、双方とも発表しないということになっておるそうですから憶測はできませんけれども、先ほども話がありましたように、報告書の中に……
○石野委員 総理にお尋ねしますが、総理は施政演説で、資源エネルギーの確保と科学技術の振興の問題は、資源小国であるわが国にとって、まさしく安全保障的な重要性を持つものである、政府は、原子力を含むエネルギーの安定供給確保、省エネルギー対策等総合的な資源エネルギー対策を強力に推進します、こういうふうに述べております。
エネルギー政策の基本的な考え方についてお聞きしたいのです。
【次の発言】 重視しているのはよくわかりますが、わが国におけるエネルギーの態様をずっと見ますると、石油にほとんど依存しているし、特にエネルギーの消費の傾向を見ると、大体産業が六〇%、そして民生で二〇%、農水あるいは運輸等で二……
○石野委員 私は、エネルギー問題について特に原子力が非常に重要だということで関心を持っておるのです。党は、こういう問題では人類の将来に対しても影響のある放射能障害というものを重大視して政治的に取り組んできました。美浜の問題について私は先般資料要求をしておりましたが、まだ資料は完全にこちらへ来ておりませんので、まず最初に、来てない資料は後引き続いて出してもらいたい、これが一つ。 それから先日、資料の一部としてお手元に――配ってくださいましたか。お手元にお配りしております資料は美浜の事故に関連して四十八年四月八日の作業日誌です。この作業日誌を見ますと、ちゃんと事故が明記されております。こういう事……
○石野委員 外務大臣にお尋ねします。
簡単にお尋ねしますが、日中平和友好条約についてですが、中国の側でも日本の側でも、もうほとんど問題がないというのにもかかわらず、なかなか日本の方でみこしが上がらない、それの最大の障害になっているものは何だろうか、そこだけ一つお答え願いたい。
【次の発言】 双方が決意というけれども、中国の側ではもうほとんど問題はないと聞いておりますから、日本の側に問題があると思いますので、政府の決意といいますか、大体いつごろにそういう問題の話し合いをするという用意でおられますか。
【次の発言】 この日中の問題は、国交回復以来条約締結の問題は国民の渇望しておるところです。政府……
○石野委員 通産大臣にお尋ねしますが、去る五日ですか、福島県の原子炉で事故があって、一人死亡したというふうに聞いておりますが、そういう報告を受けていますか、詳細をひとつ聞かしてください。
【次の発言】 情報によると、ちょうどその時点でアラームが鳴って、非常にあわてたというようなことも聞いておりますが、そういうことはございませんか。
【次の発言】 本人は墜落して即死ですか。どんな状態なのですか。
【次の発言】 その間の事情をもうちょっと詳しく説明してください。
【次の発言】 労働大臣の方はこれについて承知しておられますか。
【次の発言】 まだ細かい情報が十分に入ってないようでございますが、これは……
○石野委員 長官にお尋ねします。 きょうは政府が設定している「原子力の日」ということですが、このときに原子力船事業団法の審議ということになりますと、わが党としては、これはもうすでに法案はないというたてまえをとってきておるし、船は廃船にすべきだというたてまえをとっておるので、余りこういう質問は気が進まないのです。しかし、原子力問題は非常に重要ですし、また聞くところによると、日本学術会議が秋の総会で、原子力に余り事故が多過ぎるのじゃないか、だからこのことについて原子力安全性情報センターの設置というようなことを政府に勧告するやのことも聞いております。長官は、原子力行政について学術会議等からこういう……
○石野委員 外務省の方、おいでになっておりますね。
まず、外務省にちょっとお尋ねしますが、この法律案は核防条約に関連する国内法として期待されておるということははっきりしておりますけれども、特にこの法律に、外務省関係から、ぜひこういうことの必要だという点はどういう点なのかということをひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、保障措置の義務というものを履行するために国内法を整備しなくちゃならないその内容に、現在は動力炉・核燃料開発事業団及び日本原子力研究所では使用済み燃料の再処理事業をやっておりますが、この再処理の仕事をこれらの機関以外に作業をすることを拡大する……
○石野委員 通産省は、一昨日ですか、日本の原子力発電所の稼働率、設備利用率の状況について報告をなさいました。それによると、本年度の稼働率は非常によくない。特に四月から九月までの稼働率よりも十月ははるかに悪くなっていて、昨年度よりもずっと悪い状況になるというような報告です。この設備利用率あるいは時間稼働率の悪くなっている原因は、大別してどういうところにあるか、簡単にひとつ。
【次の発言】 大臣にちょっとお尋ねしますが、先ほどから原子力発電の必要性が論じられておりますし、また期待されておるようですが、いま定期検査で手直しするだけでも一年を超すというような手直し、これは率直に言って手直しという理解の……
○石野委員 私は、最近、現地の調査というようなことで、三重県とか福井県へ参りまして、いろいろと地域のお話を聞いてまいりましたが、原子力の安全性を確保するためにいろいろと処置がとられて、基本法の改正が行われようとしておるときに、いろいろ問題が多いと思われますので、ひとつお聞きしておきたいと思います。 三重県へ参りましたら、三重県の熊野では、町が原子力を誘致することに反対する決議をしておる。けれども、中電さんが盛んに話を持ち込んできて、大変に困っているというような情勢がございました。これはまた後で聞きますけれども、福井の方で問題になりましたのは、私は行く前に、あそこでは京都大学の市川先生がムラサ……
○石野委員 総理にお尋ねしますが、いま国際的にも国内的にもちょうど不景気の問題が非常に重要な課題になっておりますし、その情勢は、昭和初年のころの紡績がランカシャーを追いまくっていく、雑貨が世界じゅうにはんらんするというような情勢で、日本がぐっと締めつけられてきたとき戦争に突入した、その当時の情勢をほうふつさせるものがあります。そういう点は昨日も同僚議員からも話があり、総理もそのことにうなずかれたわけですが、こういうような情勢のもとで、われわれがいまどのようにして国内の需要を高め、そして国際的には貿易収支のバランスが余り黒字が過大にならないようにするかという問題は非常に重大だと思うのです。 私……
○石野委員 最初に、私は原子炉衛星のことをお聞きしたいと思っておりましたが、外務省が少し遅くなるそうですから、地震の問題でお聞きしたいと思います。 去る一月十四日に、伊豆大島の地震が、マグニチュード七という非常に大きいものがありました。質問の時間の関係がありまするので、災害の実情をここで述べていただかなくてもよろしいのですが、この地震を通じて、地震観測や地震予知にたくさんのことがいろいろと教えられたと思います。たとえば、地下水中の放射能元素ラドンの濃度の平常値の下がりということから平常値に戻るというデータの中から、あるいはまた体積ひずみ計が記録したデータ等から、地震予知に大きな自信を持たせる……
○石野委員 本日は、参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。 地震について予知体制をどういうふうに考えたらいいか、あるいはいまどういうことをしなくてはいけないかということについて私どもはいろいろと参考人の皆さんにお聞きしたい、こう思うのです。 お三方にひとつ最初にお聞きしたいのですが、この地震予知対策については本部を設けて国もいろいろな努力をしておりますし、皆さんもその中で真剣な御研究をなさっていただいたりあるいは御努力をなさっていただいておりますが、この地震予知対策についてなかなかやりにくいものがたくさん、学問的な面からでもあるいは社会的諸関係から言いましてもありましょう。しかし、日……
○石野委員 すでに法案の説明はいただいておるのでございますが、この基本法改正の一番大きなねらいはどういうところにありますか、それを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 原子力船「むつ」の事故によって国民の不信が出た、そこから出てきた問題は、政府の責任の所在が不明確であるということによって基本法の改正に手を入れたんだ、こういう御説明でございますが、今度この改正をすれば国民の信頼を得るという結果が出るとお考えになるのか。それはどういう点から国民の信頼が得られるというふうにお考えになりますか。
【次の発言】 国民の信頼を得るということについて、一番大切だと思うことはどういうことだとお考えにな……
○石野委員 きょうは一般質問でございますので、大臣にいろいろなことをお伺いいたしますが、きょうの新聞で中国のスカイラブ計画、科学技術大綱の草案というのが発表されております。中国が科学技術の方で日本より進んでおるかおくれておるか、それはわかりませんけれども、この発表を見て日本の政府、科学技術庁はどういうふうにお考えになっておられるか、まずその点からお聞かせいただきたい。
【次の発言】 私は中国の科学技術大綱なるものをまだ詳細勉強しておりませんし、わかっておりませんが、ただ新聞報道で特に注目されまするのは、「研究人員八十万人に」という見出しが出ておるわけですね。科学において研究人員をどのように充実……
○石野委員 運輸大臣にお尋ねしますが、原子力基本法の改正を必要とするというその一番の原因になったのが、原子力船「むつ」の事故の問題です。原子力船「むつ」の事故はああいう形で世間を騒がせましたが、あの中から私どもが行政面で何を学ばなければならなかったかということでずいぶん論議をいたしました。運輸省は、あの「むつ」の事故から、行政的にはどういうことをしなければならない、何が欠点だったというふうに感じているか、その点をひとつこの際お聞きいたしておきたい。
【次の発言】 技術的な問題とか何かもいろいろありましょうが、やはりこの問題が起きた原因は、一般的に言えば基本設計と詳細設計との連携が十分にいかなか……
○石野委員 科学技術庁長官にお尋ねしますが、原子力基本法の改正を必要とするという事態を引き起こしたのは原子力船「むつ」の事故からでございます。この際、原子力船「むつ」の問題についてその後どういうふうに政府は対処しておられるか、またあの問題の処理をどういうふうに決着をつけようとしておるか、その点をひとつ先に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 原子力船「むつ」をどういうふうに扱うかということについての見方にはいろいろあると思いますが、現地にはいろいろな科技庁なり政府に対して受け入れるか受け入れられないかということについての条件があるのかと思いますが、政府に対してはどういうような条件を地元の方……
○石野委員 総理大臣に、原子力基本法の改正に当たって一言御意見を聞いておきたいと思うのです。
まず第一の質問は、総理大臣は、原子力基本法に定められた原子力三原則、いわゆる自主、民主、公開の原則、これはもう単なる基本精神の宣言であるというふうに理解しておるのであるか、それとも、それはいわゆる法律規制に対する効果を及ぼすものとして理解しておるのであるか、そこのところを少し最初にひとつ……。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、この自主、民主、公開、特に公開の原則等について、この原子力基本法が具体的な法の規制を規範するという機能を持ち得るものであるというふうな理解をしてよろしいのか、そういうふうに……
○石野委員 本日は、電力各社の社長さん初め関係者の方々においでいただきまして、本当にありがとうございます。 私は、きょうおいでいただいたのは、原子力基本法の改正に伴って、もうすでに衆議院は通過しておりますけれども、それに関連しての御意見をいろいろ皆さんから承りたいと思っております。 その前に、これは特に電気事業連合会の会長さんにお尋ねしますけれども、原子力の問題では稼働率が非常によろしくありませんですね。昨年あたり非常によくなかった。こういう状況で企業体として原子力が将来採算が十分とれる見通しがあるのかどうかということ、実は私自身素人ですけれども心配するのです。皆さんのところで、というより……
○石野委員 参考人の皆さんには、きょうは本当にお忙しいところをありがとうございます。 持ち時間が三十分しかございませんのと、先生方の中で早くに帰られる方もございますので、そういう立場から質問を集中させていただきます。 最初に、清水先生にお尋ねする前に、高島先生にちょっとお尋ねしたいのです。 この法案は、再処理工場の民営化の問題を論じておるのですけれども、再処理工場については、先生方からも、参考人の皆さんからもいろいろお話がありましたように、原子炉と比べものにならないほど放出放射能の多い仕事でございます。それだけに私どももそういう観点から、再処理工場のいわゆる安全審査の問題について、原子力……
○石野委員 法案の審議が動力炉核燃料物質の使用済み燃料の再処理ということですので、その点で、現に作業しております動燃団の理事長さんに、きょう実はいろいろ御意見を承りたいと思いましたが、理事長さんおいでになるのに都合が悪いそうでございまして、中村参考人においでいただきまして本当にありがとうございます。最初に中村参考人にお尋ねするのですが、その前に、昨日は私ども事業団へ参りましていろいろお世話になりました。ありがとうございました。 昨日もいろいろお聞きしたのですが、再処理工場を民営化させるについては、再処理事業というものがどの程度安定的に成長しているかということが一番われわれにとって重要な課題で……
○石野委員 科学技術庁にお尋ねしますが、今月の初めにも鳥取、島根の方で地震がありました。それからまた、今度宮城県沖におけるところの地震かありまして、この問題については余り――きょうは気象庁は午前中おいででしたけれども、私は科学技術庁に、こういう地震が起こるところはみな、いずれのところも原子力発電所の敷地に関連しているところが多いのですね。これほど地震が原発の敷地近在で頻発するということになりますと、原子力発電所をつくる敷地設定に当たって地震との関係を相当真剣に考えなくてはいけないのではないかというふうに私は思うのですが、科学技術庁としてはどういうふうにお考えでしょうか。
○石野委員 大臣にお尋ねしますが、原子力基本法は、私、官報を見ていませんですけれども、いつ公布になりましたか。
【次の発言】 原子力基本法の公布に伴って、原子力委員会及び原子力安全委員会が発足したわけですが、この委員の選考というものはどういうふうに進んでおるか、この際御説明いただきたい。
【次の発言】 今月中に委員の選考が終わるということは大体わかりましたが、これはいずれにしましても国会の承認事項になるのでしょうね。
【次の発言】 人選に当たっていろいろ選考が行われていると思いますが、私はここでお聞きしておきたいのは、基本法の改正に伴って原子力委員会が安全委員会と二つに分かれて、しかもこれが許……
○石野委員 気象庁に最初にお尋ねしますが、気象庁は地震予知をなさいますが、そしてそのことによって警戒宣言が出ていくということに段取りがいくわけですけれども、いわゆる地震予知をする限界といいますか、それはどういうところに置いているか。最初に、その地震予知をする段階はどういうときであるか。
【次の発言】 内閣総理大臣はそれを中央防災会議へかける、こういうことになりますか。
【次の発言】 大体、判定会がこれは大変だと思う。この法律ができますと、いわゆる予知を報告しようとするときには震度の問題とかあるいは範囲の問題とかいろいろあると思いますが、およそどういうところがその判定をする目安になっておりますか……
○石野委員 総理は一月二十四日の本会議で、わが党の北山副委員長の質問に答えて、予算を軸に七%の成長率をぜひとも達成したいし、達成できる、そのための設備投資の伸びを九・九%と考えている、このため、たとえば電力業界は四兆円の投資をやろうとしており、見通しは立っている、こういうふうに述べておりますが、いまもそういうような考え方でおられますか。
【次の発言】 二月一日の予算委員会で宮澤長官は、一兆円の繰り上げ発注は可能であると言いました。また河本通産大臣は、電力業界に五兆円の設備投資要請をした、そういうように言われておるし、それから平岩東電社長は、経団連の定例理事会の席上で、来年度の電力設備投資規模に……
○石野委員 この際、地震の問題について各関係大臣にお尋ねしますが、地震予知観測体制の一元化という問題についての政府の考え方をまず聞かしていただきます。
【次の発言】 強力に進めるためにどういうような措置をなさっておりますか。
【次の発言】 長官は現状で一元化ができているというふうにお考えなのですか、それとも一元化をするために問題があるとお考えなのですか。
【次の発言】 一応できている、どういうような体制でそれができているという自信を持たれるのですか。
【次の発言】 地震についての予知観測をするに当たって推進本部ができておることは、百も承知しているのです。しかし、先ほど大臣が言われておるように、……
○石野委員 大臣にお尋ねしますが、原子力基本法の改正に伴って安全委員会、それから原子力委員会か発足するようになりました。原子力行政全般を見ますと、今日の原子力行政について国民は非常に不信感を持っておるし、それからまた、先般私は「むつ」の佐世保入港という現地の事態を実際に行って見まして感じることは、政府の側がまた非常に国民に対して原子力行政についての考え方の不信感を持っている。双方で、政府の側は国民に対して原子力についての物の見方に疑義を持っておるし、それから国民の方は政府に対して不信感を持っておる。こういう実情を正常にするために長官はどういうことをしなくてはいけないとお考えでしょうか、この際ひ……
○石野委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま与謝野馨君から提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大橋敏雄君が委員長に御当選になりました。
委員長大橋敏雄君に本席を譲ります。
○石野委員 総理にお尋ねしますが、近いうち、東京ラウンドの前に総理はアメリカに行ってカーター大総領と会うということも聞いておりますが、いまINFCEで再処理問題がいろいろと論議されておりまして、必ずしも日本の意向のように話は進んでないのじゃないかと思われますが、総理は、その際、カーター大統領とこのINFCEの中で論じられておる再処理工場等の問題についてどのようにお話をするつもりでおられますか。その点を先に伺わしてもらいたい。
【次の発言】 そうしますと、第二再処理工場の設置は国際的には問題なく進む、こういうふうに政府は見ておる、そのように考えてよろしいですか。
○石野委員 今回の事故に関連いたしまして、最初に原子力安全委員長にひとつお聞きしておきたいのですが、この事故から、いわゆるラスムッセン報告なるものについて委員長はどういうふうにお考えになっておられるか、そのことをひとつお答え願います。
【次の発言】 事故の問題については、いろいろそのよって来る理由がみなあると私は思いますが、しかし、今度のスリーマイルアイランド原発事故というのはいろいろと私たちに教訓を与えておると思います。特にこの事故が、言われるように人為的なものが主であるというふうに見られるかどうか非常に疑問だと思います。むしろ本質的には設計上の問題もありましょうし、あるいは材質上の問題もあ……
○石野委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 本日の本会議におきまして、はからずも私が当逓信委員会の委員長に選任されました。 御承知のとおり、当委員会は、郵政関係、電気通信関係及び電波・放送関係とその分野が多岐にわたり、国民の日常生活にきわめて密着した重要なる逓信行政を所管しており、その使命はまことに重大でございまして、その職責の大きいことを痛感いたしておる次第であります。 幸い、当委員会には練達堪能な方々ばかりでございまするので、皆様方の御協力を得まして、微力ではありますが、誠意をもって円滑公平なる委員会運営を図り、この重責を全ういたしたいと存じます。……
○石野委員長 これより会議を開きます。
逓信行政に関する件について調査を行います。
まず、郵政大臣の所信表明を聴取いたします。郵政大臣白浜仁吉君。
【次の発言】 これにて郵政大臣の所信表明は終わりました。
次に、日本電信電話公社事業概況について説明を求めます。秋草日本電信電話公社総裁。
【次の発言】 これにて、日本電信電話公社事業概況の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺秀央君。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
○石野委員長 これより会議を開きます。
逓信行政に関する件について調査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。久保等君。
【次の発言】 関連して質問者がおります。鈴木強君。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 伊藤公介君。
○石野委員長 これより会議を開きます。
逓信行政に関する件について調査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中昭二君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
逓信行政に関する件について質疑を続行いたします。武部文君。
【次の発言】 山花貞夫君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時二十九分散会
○石野委員長 これより会議を開きます。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題として審査に入ります。
参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件の審査が終了するまで、随時、参考人として日本放送協会当局の出席を求め、意見を聴取することとし、たの人選等については、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、提案理由の説明を求めます。郵政大臣白浜仁吉君。
【次の発言】 次に、補足説明を求めます。参考人日本放送協会副会長藤島克己君。
○石野委員長 これより会議を開きます。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤公介君。
【次の発言】 次に、阿部未喜男君。
【次の発言】 理事会で後刻相談をして、そのように対処したいと思います。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。鈴木強君。
【次の発言】 次に、野口幸一君。
【次の発言】 質問の趣旨をよくわきまえて答弁してください。
○石野委員長 これより会議を開きます。
通信・放送衛星機構法案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。郵政大臣白浜仁吉君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。本日は、これにて散会いたします。
午後一時三十六分散会
○石野委員長 これより会議を開きます。
通信・放送衛星機構法案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮崎茂一君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。久保等君。
【次の発言】 次に、武部文君。
【次の発言】 次に、鈴木強君。
【次の発言】 この際、逓信行政に関する件について調査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。左藤恵君。
【次の発言】 次に、久保等君。
【次の発言】 次に、武部文君。
○石野委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れに関する件についてお諮りいたします。
文教委員会において審査中の内閣提出、放送大学学園法案について、連合審査会開会の申し入れを行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会につきましては、文教委員長と協議の上、追って公報をもってお知らせすることといたします。
【次の発言】 通信・放送衛星機構法案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鳥居一雄君。
【次の発言】 次に、青山丘君。
○石野委員長 これより会議を開きます。
通信・放送衛星機構法案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、宇宙開発事業団副理事長鈴木春夫君及び日本放送協会技師長沢村吉克君を参考人として御出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質議の申し出がありますので、順次これを許します。久保等君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。
この際、鈴木参考人から訂正の発言を求められていま……
○石野委員長 これより会議を開きます。
郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありまするので、順次これを許します。米田東吾君。
【次の発言】 次に、山花貞夫君。
【次の発言】 この際、午後一時十五分まで休憩いたします。
午後零時十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質議を続行いたします。竹内勝彦君。
【次の発言】 次に、野口幸一君。
【次の発言】 次に、田中沼二君。
【次の発言】 次に、藤原ひろ子君。
○石野委員長 これより会議を開きます。
電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、日本放送協会営業総局営業技術部長白水末喜君を参考人として御出席を願い、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。久保等君。
【次の発言】 次に、鳥居一雄君。
【次の発言】 この際、委員長から一言小林課長にお聞きしておきたいのですが、平野局長からは、通産省、電子機械工業会に対して大臣……
○石野委員長 これより会議を開きます。
電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、日本放送協会専務理事堀四志男君、社団法人日本船主協会理事長吉田俊朗君及び全日本海員組合中央執行委員柴山義一君を参考人として御出席を願い、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴木強君。
【次の発言】 御静粛に願います。
○石野委員長 これより会議を開きます。
逓信行政に関する件について調査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。久保等君。
【次の発言】 日本放送協会昭和五十一年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。久保等君。
【次の発言】 次に、宮崎茂一君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。阿部未喜男君。
【次の発言】 次に、田中昭二君。
【次の発言】 次に、藤原ひろ子君。
○石野委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
本委員会に付託になりました請願は六十一件であります。
各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、全部で三件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
逓信行政に関する件
郵政事業に関する件
郵政監察に関する件
電気通信に関する件
電波監理及び放送に関する件以上の各件につ……
○石野分科員 大臣にお尋ねしますが、福田総理は近いうちにアメリカへ行かれる。そこで、カーター新政権の原子力政策というものが非常に日本の原子力行政にも影響があるということで、総理がカーター氏とお話をする段階では、原子力問題について非常に重要な決意を持って臨むやに聞き及んでおりますが、大臣は、総理との間で、どのような態度でアメリカに対応しようとして話し合いをしておられるか、この際、ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 大臣の御意向はよくわかりますが、昨日で終わった第十回の日本原子力産業会議の会議の席上に参っておりましたギリンスキーやシャインマンさんたちは、そういうわが国の意向が……
○石野分科員 大臣にお尋ねいたしますが、いま予算の説明等についての大臣のお話がございました。その中でもお話がありましたように、経済水域二百海里の問題は、いまわが国の漁業にとって非常に重大な問題である。大臣は先般、ソビエト政府との間にこの問題についていろいろな御交渉をなさってまいられました。また昨日の本委員会におきましても、特に二百海里水域問題について日ソの関係を特別な扱いをするんだというような御意向の御説明があったやに聞き及んでおりますが、この間の事情について、大臣のソ連政府との折衝、今日政府がとっておる考え方等について御説明いただきたいと思います。
○石野分科員 大臣にお尋ねしますが、福田総理が今度アメリカへ行ってカーター大統領と話をする際、核外交が一番重要な課題になるやに聞き及んでおります。核の問題についてカーター大統領が一つの方針を出そうとしているようですし、また仄聞するところによると、アメリカの議会では、すでに大統領の政策が出ない前に規制に関する幾つかの法案を出したというようなことも聞いておりますが、その間の事情はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 新聞などの報道あるいはニュースなどによりますと、大統領の政策は、まだいま大臣が言われるような状態で模索の段階であるようですけれども、アメリカの上下両院では、核の輸出の問題につ……
○石野分科員 大臣にお尋ねいたしますが、産業公害が非常に多くなって、全国でこのことが非常に大きくなる、そして自然が破壊され、環境の面で非常に生活がしにくくなったりあるいは生産がしにくくなったりするという段階では、何よりも環境整備、自然保護ということが重大になってまいります。特に日本の現状を見ますると、環境整備、自然保護ということの必要性を痛感するわけです。 私は、きょうは主として海洋問題についてお聞きするわけでございますが、列島周辺の海、これは二百海里時代に入りますると、海洋水産物の生産という問題でかかわり合いが非常に多うございます。特に、産業公害による海水の汚染、それから生活廃棄物等による……
○石野分科員 五十三年度予算で、二百海里内の漁業資源調査のために、五十二年度の約二・六倍に近い十五億円の予算を組んでいることに敬意を表しますが、この仕事の中身はどういうようなことをやられますか、まずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 資源調査、いまお話しのようなことをどんどん進めていただく、これを非常に積極的にやってほしいと私は思いますが、先ほど草川先生からも同僚議員からも質問がありましたように、日本列島周辺の海洋は工業排水なり生活用水、油濁被害などで非常に汚染が進んでおります。さらに温排水によって漁場や魚族が大きな被害を受けております。これらのことに対する対策は、いまお話しの問題と当……
○石野分科員 ソ連が二月二十三日に政府の機関紙イズベスチヤで発表した日ソ善隣協力条約案なるものは、外相が一月に訪ソした際、グロムイコ外相から手渡されて、外務省の金庫の中にしまい込んであるというものと同じものなんですか。
【次の発言】 それでは、これは外相がグロムイコ外相から手渡しされたものと同じものだというふうに考えてよろしいのですね。
【次の発言】 ソ連が日本政府の、特に外相の態度を承知の上でこの文章を発表した意味は、外交上の信頼関係を完全に無視していて、きわめて不遜なものと思いますが、外務大臣はどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 そうしますと、このイズベスチヤで発表した条約案なる……
○石野委員長 次に、鈴木強君。
【次の発言】 鈴木委員から委員長に要望の件については、後刻理事会にお諮りしたいと思います。
この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
放送大学学園法案について質疑を続行いたします。久保等君。
【次の発言】 竹内勝彦君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
【次の発言】 次に、藤原ひろ子君。
【次の発言】 ただいまの藤原委員からの御要望については、後ほど理事会で御相談いたします。
なお、久保委員からの御要望の件も同様に理事会にお諮りいたすことといたします。
次に、伊藤公介君。
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