石野久男 衆議院議員
33期国会発言一覧

石野久男[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期
石野久男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石野久男衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院33期)

石野久男[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期
第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第11号(1975/10/30、33期、日本社会党)

○石野久男君 私は、日本社会党を代表して、政府の昭和五十年度一般会計補正予算、同特別会計補正予算及び同政府関係機関補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  三木内閣は、田中前内閣が金脈問題で倒壊して、自民党と政府の支持率が低下したこの危機を救うために、知恵者で巧者な椎名工作で誕生したのであります。三木首相がわりあいに汚れが目立たないで、わりかし進歩的なゼスチュアで政治の道を歩んできたことが、国民の目をごまかすのに役立つと椎名さんが期待したからだと推測します。しかし、三木首相は、本質的に保守政治家であり、考え方も歩む道も、他の自民党の派閥の領袖といささかも変わるところはないのであります。そ……

第76回国会 衆議院本会議 第18号(1975/12/12、33期、日本社会党)

○石野久男君 ただいま議長から御報告がありましたとおり、本院議員塚原俊郎君は、去る七日、茨城県那珂湊市公会堂で開かれた自由民主党県連那珂湊支部拡大総会で演説中、急性心不全のため倒れられ、人工呼吸など、手当のかいもなく、ついに不帰の客となられました。  君が、こよなく愛したふるさとの街、圧倒的に敬慕され、支援を受けていた那珂湊の市民の前で、党のため、壇上で倒れられた君。君逝けりといえども、政治家の本懐、これにすぐるものなき大往生というべきか。されど、君、いまだ六十有五歳、いまや円熟の期に入り、潤達の才気に富む君を思えば、この訃報は余りにも突然のことで、ただ茫然として、言うべき言葉もありません。ま……

石野久男[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院33期)

石野久男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1972/12/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、私が委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま木野晴夫君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       木野 晴夫君    藤波 孝生君……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1973/02/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  最初に、新たに科学技術庁長官に就任されました前田国務大臣より、科学技術行政に関する所信を聴取いたします。前田国務大臣。
【次の発言】 この際、伊藤科学技術政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。伊藤政務次官。
【次の発言】 引き続き、昭和四十八年度科学技術庁関係予算について、説明を聴取いたします。進官房長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  質疑は後日に譲ることといたします。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時三……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  科学技術振興の基本政策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 次に、山原健二郎君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子力船開発に関する問題について、本日、日本原子力船開発事業団理事、堀純郎君を参考人として意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行ないますので、さよう……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1973/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 嶋崎君から御要請については、委員長が責任をもって適当に取り扱うことにいたします。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 委員長から一言聞いておきたいのですが、あす山田原子力委員がおいでにならないようでございますので申し上げますが、先ほどの質疑応答の中で、特に温排水の問題等に対しての山田委員の御答弁は、原子力の安全性を確保したりあるいは立地……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 ただいま原委員からのお話がありました、地震に関しての参考人を呼んでいろいろと討議する件については、他日理事会にはかって善処したいと思います。  次に、瀬崎博義君。
【次の発言】 次回は、来たる四月四日水曜日午後一時理事会、一時十五分より委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時四十九分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1973/04/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 この機会に、ひとつ長官に、私から朝日新聞の記事についてお聞きしておきたいと思うのです。  それは、ほかではありませんが、朝日新聞の記事というのは、これは相当画期的な記事です、原子力政策につきまして。朝日新聞は、その記事の中で、長官は「三十日「この工場から大気中や海中に放出される放射性廃棄物をゼロにするよう、技術開発に全力を尽し、昭和五十年の同工場運転開始までに間に合わせたい」と、新たな方針を明らかにした。」こういうふうに言っており……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1973/04/05、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、来たる十二日木曜日午前十時理事会、十時十五分より委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十二分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1973/04/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上普方君。
【次の発言】 次に、山原健二郎君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1973/04/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  地震予知に関する問題調査のため、本日、東京大学名誉教授萩原尊礼君、東京大学教授力武常次君、東京都立大学教授中野尊正君及び気象庁総務部図書資料管理室補佐官根本順吉君に参考人として御出席願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいまして、ありがとうございます。どうかそれぞれの立場から、忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、参考人の御意見の開陳は、お一人十三分程度にお願いすることとし、後刻各委員からの質疑の……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1973/05/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子力の安全性確保に関する問題調査のため、本日、東京大学助手安齋育郎君、東京大学教授内田秀雄君、東京大学教授小野周君、動力炉・核燃料開発事業団安全管理室長黒川良康君、秋田大学教授滝澤行雄君、東京大学教授都甲泰正君、日本原子力研究所東海研究所原子炉化学部分析センター副主任研究員中島篤之助君、早稲田大学教授藤本陽一君及び日本原子力研究所東海研究所保健物理安全管理部長宮永一郎君、以上九名の方を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1973/05/10、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 昨日、原子力の安全性に関する問題で、多数の参考人の方に来ていただきまして、約六時間に及ぶところの、長時間にわたっていろいろな意見を聴取いたしました。  その中で出てまいりました問題の大別は、参考人は、特に政府機関に関係していると見られる方々の意見と、そうでない方々との間に、たいへんな見解の相違のあることもはっきりいたしました。  それから、なおまた、原子力につきましての問題で、特に炉の関係とかあるいは廃棄物、排出物等についての問題、あるいはまた、それのあと処理の問題等についての見解でも、……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1973/05/31、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子力開発に関する問題調査のため、本日、日本原子力研究所副理事長村田浩君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上普方君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1973/06/06、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  環境科学技術に関する問題調査のため、本日、東京大学助手宇井純君、社団法人産業公害防止協会会長進藤武左エ門君、元立教大学教授武谷三男君、アグネ技術センター所長長崎誠三君、東京都公害局規制指導部副主幹菱田一雄君及び横浜国立大学教授宮脇昭君、以上六名の方々に参考人として御出席願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございます。  御承知のとおり、昨六月五日は世界環境の日であり、わが国においても、昨日より……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1973/06/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上普方君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  原茂君。
【次の発言】 井上普方君。
【次の発言】 委員長から一言当局に要請したいのですが、いま井上委員は、資料が出るまでは質問を保留すると言いました。本委員会は、御承知のように今国会では審議すべき法案を持っておりません。国会運営の立場からすれば、この委員会がどういうような形で議事が進もうとも、政府が提出した法案には一向に支障を来たさないという安易感が政府当局にあるのかもし……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1973/06/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 この際、原委員から要請のあります、本件に関する関係者を招致して本委員会でそのことを聞きただすことについては、後ほど理事会ではかりまして処置したいと思います。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 この際、ちょっと委員長からも長官にお願いしておきたいのですが、環境汚染とかなんとか、最近の公害問題は、出てしまってからではもうどうにもなりませんので、たまたまきょうは近畿圏整備本部の石川次長さんもおいでになっておりますし、や……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1973/06/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありまするので、順次これを許します。瀬崎博義君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、来たる二十日水曜日午後一時より理事会、一時十五分より委員会を開くこととし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十三分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1973/06/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細谷治嘉君。
【次の発言】 次に、湯山勇君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、明二十一日木曜日午前十時より理事会、十時十五分より委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。    午後五時四十三分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1973/06/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 委員長から一つお願いしておきたいのですが、大臣、先ほど原委員からの質問もそうですし、いま近江委員からもそうですが、共通している問題は、微量だから、わずかだからいいのだということで、非常に注意力が足りないといいますか警戒心がない。特に東海の放射能問題もそうですし、いまのDESの問題にしましても、微量だからいいだろう、体内滞留がないからいいんじゃないか、残存がないからいいんじゃないか、こういうよう……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1973/06/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  海洋開発に関する問題調査のため、本日、水産庁東海区水産研究所資源部資源第一研究室長川崎健君、東京水産大学教授佐々木忠義君、海上保安庁水路部海図課補佐官佐藤任弘君、東海大学教授星野通平君、一橋大学教授皆川洸君及び東京大学教授吉田耕造君、以上六名の方々に参考人として御出席願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいましてありがとうございます。どうかそれぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、参……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1973/06/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  日本原子力研究所の業務運営に関する問題調査のため、本日、名古屋大学教授長谷川正安君、日本原子力研究所理事長宗像英二君、同研究所理事山本賢三君及び同研究所労働組合中央執行委員長大杉茂治君、以上四名の方に参考人として御出席願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところを本委員会に御出席くださいましてありがとうございます。どうか、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行ないますので、さよ……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1973/07/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 外務省の方、資料提出についてひとつ……。
【次の発言】 次に、内海清君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時十四分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1973/07/18、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。庄司幸助君。
【次の発言】 関連質問を許します。瀬崎博義君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、明十九日木曜日午前十時より理事会、十時十五分より委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時八分散会

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1973/07/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 次に、湯山勇君。
【次の発言】 次に、山原健二郎君。
【次の発言】 短い時間、昨日瀬崎委員などから質問のありました福島の東電の発電所の問題等に関連して二、三聞いておきたいと思いますことがありますので、お尋ねいたします。  大熊の事故で、特に水漏れをしたということについて、水漏れが二・四トンということになっているわけです。それで、これは六月二十三日に作業をしたあと、二十五日月曜日にこの水漏れの事態がはっきりしたのですが、説明に……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1973/08/29、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子炉の設置に係る公聴会制度に関する問題等調査のため、本日、東京大学助手安齋育郎君、早稲田大学教授牛山積君、東京大学教授小野周君及び大阪大学講師久米三四郎君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいまして、ありがとうございます。どうかそれぞれの……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1973/08/30、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 嶋崎譲君。
【次の発言】 次に、山原健二郎君。
【次の発言】 次に近江巳記夫君。
【次の発言】 この機会に委員長から一言大臣と山下副長官にお尋ねをいたしますが、実はきょう山下副長官においでいただくについては、官房長官のおいでがないので、ぜひ官房長官が再び出なくてもいいような御答弁をお願いすることを前提として出ていただきましたが、いまのような事情でございますので、あと理事会ではかった上、あらためて官房長官の御出席ないしはまた総理に……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第27号(1973/09/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  地震予知に関する問題調査のため、本日、民主団体災害対策会議技術専門委員大屋鍾吾君、東京都総務局災害対策部長C川光義君、気象庁観測部地震課技術専門官清野政明君、東京大学名誉教授萩原尊礼君及び地震学会会員和田忠夫君、以上五名の方々を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  この際、参考人各位に一言あいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところを……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第28号(1973/09/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、前田国務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。前田国務大臣。
【次の発言】 いま原委員からの御発言がありましたが、そのように取り計らいたいと思いますので、御了解いただきたいと思います。そのようにいたします。  引き続いて、質疑の申し出がありますので、これを許します。原茂君。
【次の発言】 次に、嶋崎譲君。
【次の発言】 この際、ちょっと委員長から長官にお聞きしておきますが、嶋崎君の質問に対して、混乱が起きないように努力するという御答弁がありましたが、この意味はどういうことをお……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第29号(1973/09/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 次に、山原健二郎君。
【次の発言】 私から山原委員にお答えする前にいま一度田宮局長の御意見をちょっと聞かしていただきます。
【次の発言】 あらためて委員長から発言さしていただきますが、局長からはいま山原委員に提出するという御意向でございましたが、山原委員からも要望があるし、委員長としても、この資料はいただきたいと思います。山原委員に出せるものが当委員会に出せないことはないと思いますので委員長としても山原委員の要望どおり当委員会……

第71回国会 外務委員会 第7号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、きょうの新聞を見ますと、昨日までたいへん問題になった法眼次官の発言について、大臣はいろいろと取りつくろったようですが、きょうの新聞はどの新聞を見ても、これは問題をぼかして切り抜けたやり方だ、あるいはまた法眼次官の発言を暗に肯定して、受け入れば空洞化たというような、こういう新聞の記事です。これはまきに外務大臣の発言なりあるいはいろいろな行動が全く信頼が置けないものだ、ことばの裏と表とでは全く違うものだということを各社が解説をしております。国会の権威はまきに地に落ちたといってもいいのではないか、政府の態度は全く国会を無視しておる、ばかにしておる、こういうような扱いだと思います。い……

第71回国会 外務委員会 第12号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、先ほど金子委員からも質問のありました沖繩において日本婦人がひき殺されたということについてですが、このひき殺された場所は、新聞によれば各社とも全部住民の立ち入り黙認地であるというふうにいわれておりますが、その点は間違いないのですか。
【次の発言】 ちょくちょく出入りしているということは、黙認されているということと見て間違いありませんね。
【次の発言】 大臣、これは演習中でもちょくちょく出入りしているところですから、この問題の一番重要な点は、もうすでにひき殺されたという事実がはっきりわかっているわけでありますから、これに対してどういうふうに対処するのかということだ……

第71回国会 外務委員会 第13号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○石野委員 この前の質問で、いろいろと問題が残っております。資料の提出を要求したこともございますし、それから私の疑問に思っている点について、まだ御検討の上御返事をいただくという案件もございます。  まず資料の点につきましてお出しいただけますでしょうか。
【次の発言】 特別会計でございますので欄の外になりますけれども、米ドルで支払いをすることについては変わりはないのですね。
【次の発言】 いま一つ聞きますが、ドル建てで対外支出費目になっているのは、いま大蔵省と外務省でお話のありましたほかには、費目としてはございませんか。
【次の発言】 これはいま厚生省あたりでWHOの問題があるとか言っておりまし……

第71回国会 外務委員会 第14号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○石野委員 先般の委員会で時間がありませんでしたので、アフリカ基金に関する予算上の措置についての御答弁に対する質問をいたしませんでした。  この前の御答弁によりますと、四十八年度予算の中には、国債費の中に約五百万計算単位分の予算が組んであるということでありましたが、費目の中でいいますと、どういうふうになっておるのか、少し詳細な説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は予算の中のいまの費目のことについてはもう少し勉強さしていただきますが、その中に十五億四千万円の予算が組み込まれておるということになりますると、この予算は、本年十二月三十一日までにわが国として全額の当初出資を入れるということ……

第71回国会 外務委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○石野委員 先般の委員会で私はドル払いの問題について外務、大蔵あるいは防衛庁関係に資料の提出を要求いたしました。いま手元に私は先般防衛庁から出された資料のほかに、民間から買い入れる武器、車両購入あるいは航空機購入等についてのドル払い、外貨のうち特にドル払いに相当するものの資料をいただいたのですが、一応これについて防衛庁のほうからの説明をお願いいたします。
【次の発言】 私、予算でこまかく調べるようなそういう質問のしかたはいたしませんけれども、先般来、外務省、大蔵省、防衛庁関係でドル払いのものをいろいろ聞きましたその資料によりますと、外務省関係で、米ドル払いになるものが百七十億円くらいございます……

第71回国会 外務委員会 第20号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねします。  先般の委員会で河上委員の質問に答えて大臣は、北朝鮮のWHOへの加盟と秋の国連総会とは無関係でないという答弁をしました。 そのことについて、一般には国連での朝鮮問題については従来とは異なる立場をとることを示唆したものだというふうな見方をしておりますが、大臣は秋の国連総会にあたって従来の態度と変わる立場で臨まれようとしておるのだろうかどうだろうか、そういう点について大臣の考え方をひとつ聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 大臣の対朝鮮政策というのは、やはり朝鮮におけるところの自主的平和統一に対して日本と朝鮮との友好問題をかまえる中で阻害要因になるような……

第71回国会 外務委員会 第22号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○石野委員 この協定改定にあたって、現行協定の目的、内容と改正されるべきものの目的、内容との違いはどういうところにあるのか、そしてまた、この改定によって日本はどういうような利益を得、あるいは不利な点が出てくるのかというような点についてまず最初にお聞きしたい。
【次の発言】 そういうことによって、日本はどういうような利益が得られるのですか。また、不利益な点も出てくるのですか。
【次の発言】 今度の協定は、前の協定から見ますと、この協定の年限を、三十年を三十五年に直しました。私どもは、この協定の内容の全般を通じていろいろ問題がありますけれども、あまり長い協定年限というものを規定することにいろいろな……

第71回国会 外務委員会 第24号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○石野委員 参考人の皆さんにはたいへん貴重な御意見を承りましたが、最初に大杉参考人にお尋ねいたしますが、各参考人の方々、それぞれ御意見がありました。特に田中参考人とか藤波参考人等から、やはりこの協定が早急に結ばれるべきであるというような御意見もありましたが、大杉参考人は、なお一、二年延期して総合エネルギー政策の確立を国会ベースで検討した上でやってもいいじゃないかという御意見でございました。他の参考人の皆さんが、現在の原子炉の燃料政策の上からいきましても、世界の資源の上からいっても、早期にこれを確保するようにしなければいけないと言われているときに、大杉さんからそういうお話があったわけでございます……

第71回国会 外務委員会 第25号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○石野委員 去る二十五日にサンクレメンテで米ソ共同声明が発表されましたが、これは非常に各般にわたってのことでございますけれども、いま本委員会で問題になっております日米原子力協定に関連する問題としては、「核戦争の防止と戦略兵器の制限」という条項がございますが、この条項に関連して世界のいろいろな憶測がありますし、われわれもやはりこれは核防条約の問題等を含めて非常に重要だと思っています。私たちの見解もそうだし、世界のいろいろな各地の情報を見ましても、この条約は実質的には超大国における核支配を米ソで都合のよいように、世界平和だと言いならしてやったものだ、こういう言い方をしております。私も大体そういうふ……

第71回国会 外務委員会 第26号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○石野委員 きょう例の四十七年二月二十四日ワシントンでお話し合いのあったといわれる交換公文を見せていただいたわけです。この交換公文の内容で二、三お聞きしたいのです。その前に、いま渡部委員から質問のありました「それぞれの国の憲法上及び法律上の」という、やはりその憲法問題ですが、日本では第七十三条の二号、三号でそれぞれ外交関係を処理することや条約を締結することについてのことが規定されてあって、特に国会の承認を経ることを必要とするということが条約上の問題として出ておるわけですね。この交換公文はこの憲法上の問題とは全然無関係に処理されるような内容のものなのでしょうか。どうですか、その点、外務省のひとつ……

第71回国会 外務委員会 第27号(1973/07/02、33期、日本社会党)

○石野委員 先日来この協定案の審議にあたって問題になりました第九条の問題については、先ほど渡部委員からも話がありましたように、いろいろと政府の解釈のしかたと本委員との間に食い違いがあったのですから、その処理については一応委員長のもとでまた処理してもらうことになりますので、その点については後刻また質疑をさせていただきたいと思います。  その他の件について質問をいたしますが、その前に、先般の委員会で外務大臣に一応お預けのしてあります土光訪ソ原子力調査団の件についてですが、どういうようなことでしたのでしょうか。また政府はそれについてどういうような考え方を持っておられるか、まずそれからお聞きしたいと思……

第71回国会 外務委員会 第28号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○石野委員 たいへん時間が短いそうでございまして、協定文の中に質問事項がたくさんありますが、しぼって二、三の点についてお聞きします。  協定文の改正になります九条A項の問題についてちょっとお聞きしますが、ここに書かれております「総設備容量六万メガワット(電気出力)又は両当事国政府の間でそれぞれの法律上及び憲法上の手続に従つて合意される容量を有する原子炉の核燃料サイクルを維持するために必要な分離作業量をこえてはならない。」こういうふうにあります。まず最初に、総設備容量、電気出力六千万キロワット、この六千万キロワットというものは改正される協定においては完全に日本に対してアメリカ側が保証するという意……

第71回国会 外務委員会 第30号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、いま同僚の堂森委員からもお話ありましたけれども、今月末から来月の間に日米首脳会談が行なわれますが、その会談に臨むにあたって、政府は世界の新しい情勢、そういう認識をもって臨まれるんだという新聞の報道がありますが、政府の考えている新しい世界の情勢というのは、概略どういうような考え方でしょうか。時間もございませんけれども、短い時間にひとつ大臣からお聞かせ願いたい。
【次の発言】 世界の中でも日米の位置が非常に高い、そういう観点から日米の両首脳が話し合いされるのですが、そのことに関してアジアの情勢が非常にベトナム情勢の転換以来変わってきております。このアジアの情勢に対……

第71回国会 建設委員会 第34号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、建物の安全性の問題についてまず最初にお聞きしたいのですが、去る六月二十三日に福島県の原子力第一号炉で中レベルの廃液漏れということがございました。二・四トンの廃液がパイプから漏れまして、そのうち〇・四トンが屋外に漏れました。このことは原子力の放射性をどのようにして安全に確保するかということできわめて重大な問題でございましたので、実は七月十九日の科学技術振興対策特別委員会でこの問題を取り上げました。建物から放射能が外へ漏れるということは、原子力政策の上ではきわめて重大なことでございますので、建築物の確認の問題について建設省がどのように処置なさっておるかということについて、実は建設……


■ページ上部へ

第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、日本社会党)

○石野委員 鈴江参考人、森参考人に少しお待ちいただきまして、お尋ねしたいと思います。  両参考人には、先日、本委員会が視察に行きました際にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。  時間もあまりありませんので、熱エネルギーの問題について、地熱エネルギーをどういうふうに使うかということについて、もうこまかいことはあまり申し上げませんけれども、原委員からいろいろこまかい質問がありました。私も先般松川を見まして、地熱を利用するということについては、実は戦後電気が非常に不足しているときに、私どももこの地熱をどういうように使うかということを商工委員会でずいぶん研究したことがございました。し……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○石野委員 質問の前に、これは委員長に私はお願いしたいんですが、資料のことなんです。  分析研の問題については、昨年の九月に山原委員からの問題提起があって、分析研の資料要求を委員長名で要求しました。この資料はやはり山原さんのとろへ行きましたけれども、ほかの委員には来ていないし、もちろん委員長のところへも来ていない。これはやはりこういうときの要求は、委員長要求で出したときの資料は、できるだけ委員長あるいは各党に対しては、少なくとも資料提出をしてもらいたいということが一つ。  それからいま一つは、今度分析研問題について、予算委員会に相当な資料が出ていると思いますが、それらの資料はぜひひとつ科学技術……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1974/02/28、33期、日本社会党)

○石野委員 外務省の方がおいでになっておられますが、きょう局長がおいでになっていないようですけれども、去る二十日に、外務省はアメリカに対して、原子力潜水艦のわが国への寄港を見合わせてもらいたいという申し入れをしたという情報を聞いておりますが、それは事実でしょうか。
【次の発言】 こまかいことはいいんですが、そういう、寄港を見合わせてもらいたいというような連絡をしたかどうかということを。
【次の発言】 理解を求めるということは、原潜の寄港中断を要請したとい画ふうに受け取ってよろしいですか。
【次の発言】 分析研の分析データが捏造されておるという事件が起きてから、国民が原潜に対して非常に危惧の念を……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○石野委員 時間がございませんので、実はけさ分科会でちょっと御質問いたしました分析研のことで、まだ質問の残りがございますし、一件だけひとつ聞いておきたいのですが、理研との契約書の中に「調査結果の利用」というところがありまして、第十三条に「乙は、本委託契約の実施に伴い得られた調査結果を利用しようとするときは、様式第7によりあらかじめ甲の指示に従って行なわなければならない。」というところがあります。それから第十五条には、これは「契約不履行等の場合の措置」でございますが、「甲は、次の各号の一に該当する場合には、契約を解除し、又は変更し、及びすでに支払った金額の全部又は一部の返還を請求することができる……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○石野委員 稲葉さんにいろいろお話を承りまして、第一次私案、まだ全部十分見ておりませんので、しっかりしたこまかいことの質問はまたあとにさしていただきますが、考え方の基礎につきまして、大体問題点は、エネルギーの長期計画をどういうふうに見るかということで、化石燃料が非常に少なくなってきているという現状から、今日の段階で、六十年度における所要のエネルギーをこういう形で受けとめるべきだというお話の趣旨はよくわかりました。特にここではエネルギーの全体の量の相当部分を原子力に依存しなければいけないだろうという発想に基づいて計画が進められておるし、そして最終的には、六十年度におけるところの原子力の所要量とい……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○石野委員 ちょっと関連で、大臣、ぜひひとつこの点は押しつけはしないようにだけ、大臣からはっきりしておいてもらいたい。というのは、体制がないのに押しつけると、また事故が必ず起きますから、問題がすでにあることですから、その点に対する所見だけ、はっきりしておいてもらいたい。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、いまの近江委員からの質問の中で、大臣が、日本の分析なりあるいはモニタリングのばか丁寧なものはもうやめたほうがよろしい、こういう御発言でございました。あるいはまた、外国は三万ピコキュリー以上のものに焦点を合わしているけれども、もうそれ以下のものはやっていないのだから、そんなばか丁寧なことはやらないほうがいいという御発言でございました。この点について近江委員も非常に怒っておりましたが、私はやはり大臣のこの考え方はきわめて重大だと思うのです。われわれは、ピコキュリーというものは非常に微細なものだからというので、これを軽視するということは許されないことだと思います。どんなに微細なもの……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1974/04/10、33期、日本社会党)

○石野委員 岡野参考人にお尋ねします。ちょうどいまの質問の継続の形になりますが、小宮山委員からお尋ねのありました三千ピコキュリー・パー・キログラム、これ以下のものについての考え方ですが、いま岡野参考人からお話がありましたように、低線量の人体に及ぼす影響というのは、なかなかまだ、しっかり見定めにくいものがありますだけに、これはやはり、できる限り低い線量を追及するということがこの場合非常に大事だと私は思いますけれども、そういう点について、先生はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 その低い数字というのは、いま大体どの程度のところをお考えになっているわけですか。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○石野委員 科学技術庁の分野は非常に多岐にわたっておりますし、またやることがみんな新しいことが非常に多いわけですから、その多いことに対処する行政施策というものも非常に斬新なものであり、そしてまた民主的に行なわれなければならぬと思います。いまライフサイエンスの問題で、科学技術庁は一億円の金で、理事を一人置いて十人の人員でやる、それでも徹底しないじゃないかという伊藤委員からの叱咤激励を受け、長官は、一生懸命やりますという答弁をなさいました。原子力の問題はもう長いこと論議されておりますけれども、分野としてはまだまだ研究開発しなければならぬものがたくさんある、こう私は思っておりますが、大臣は、この原子……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○石野委員 参考人の皆さんにはたいへん御苦労さまでございます。  限られた時間でございますが、いま小宮山さんからいろいろ質問もございましたし、参考人の各位から御意見がございましたが、私もしろうと質問をひとつさせていただきますけれども、放射能の問題について、実は私ども非常に神経質に考えておる面があるかもしれません。その神経質に考えておる面があるかもしれないのだけれども、放射能は、自然放射能の上に人工放射能が加わった場合――自然放射能の場合では、私たちは案外に通常の生活をしておりますが、それに人工放射能が加わっていく場合は、自然放射能との関係では全然別個なものとして人体に影響するのだろうかどうだろ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1974/05/22、33期、日本社会党)

○石野委員 本日は清成理事長においでいただきまして、いろいろ御苦労さまでございます。  再処理の問題をお聞きします前に、先に井上原子力委員長代行にお尋ねいたしたいのですが、原子力委員会の田島委員の辞表云々のことが新聞に報じられておりました。それによりますと、辞表は委員長代行の井上さんのところまで来ておって、まだ長官のところへは、委員長のところへは出ていないやに承っておりますけれども、本件につきまして、どういうふうになっておりますか。最初に、そのことを、井上さんからちょっと聞かしていただきます。
【次の発言】 まだ井上さんのところに、辞表が保留の形で持たれておるようでございますが、実際には、田島……

第72回国会 外務委員会 第5号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、きょうはアラブ外交の問題でお聞きしたいと思っておりますが、その前に幾つか問題もございまして、二、三先にお聞きしておきたいと思いますことは、日韓協定として調印されたといわれる大陸だなのことをお聞きしたいのでありますけれども、これは後日また同僚の河上委員からお聞きすることになりますので、日中航空協定についてお聞きしておきたいと思うのです。  外務大臣は田中首相から、本件については自民党四役と今後の進め方について相談してほしいと指示を受けた、こういうふうに伝えられておりますが、報道のいかんにかかわらず、このことは一日も早く解決が期待される問題であります。ところが、伝えられるところに……

第72回国会 外務委員会 第8号(1974/03/04、33期、日本社会党)

○石野委員 条約を国会が承認しなかったときに、政府としてはどういう態度をとるかということでいま石井委員からのお話もありましたが、昭和二十八年六月二十三日の予算委員会で、当時佐藤法制局長官が、その場合、政府はこういうふうに言っております。事後の承認という場合には、条約が成立してしまったあとで国会で不承認となさいましても、外との関係その他の関係においては条約の効力には影響はない。国会が不承認の意思を表明されたという場合には、国会の意思を体して、条約の改定を申し入れるなりあるいは廃棄の努力をする処置をとる責任が出てくる、こういうふうに言っておりますが、その処置をとる責任ということについて、この責任と……

第72回国会 外務委員会 第10号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○石野委員 私はきょうは三件ほどお聞きしたいのです。  一つは、先般内閣委員会で答弁のありました中江アジア局参事官の件について、いま一つは大臣の本委員会における発言について、いま一つは大陸だな問題について、この三つの件についてお聞きしたいのですが、まず最初に、去る三月五日に内閣委員会で、中江アジア局参事官が台湾帰属の問題に触れて、「台湾がどこに帰属するか、その表示方法をどうすべきかを意思表示するのは、日本政府として国際的合意ができるまでは慎まなければならない」という発言がありましたが、この発言は、私はまだ議事録をしっかり見ていませんが、新聞に報ぜられるような発言をしておりますか。

第72回国会 外務委員会 第13号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○石野委員 私は先日、台湾の帰属の問題について中江さんが三月五日の内閣委員会で答弁なさったことについてお尋ねしました。その際はまだ議事録ができておりませんでして、その後議事録をいただきましたので読ましていただきました。本日は、その件について御質問さしていただきますが、これは非常に重要でございますので、中江さんが説明をなさった議事録をちょっと読ましていただきます。  「台湾及び澎湖諸島につきましては、これはサンフランシスコ条約で明らかなわが国の立場、最終的にはポツダム宣言第八項の立場を堅持するということで、日中共同声明におきましても確認された、その立場に変わりはないわけでございまして、台湾、澎湖……

第72回国会 決算委員会 第6号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○石野委員 まず最初に、四十七年度決算検査報告で、動力炉・核燃料開発事業団に関しまして幾つかの意見を表示しまたは処置を要求した事項がありますが、これらの事項について科学技術庁はどのような処置をしましたか。簡単でよろしゅうございますから、幾つか案件がありますが、ひとつお聞かせください。
【次の発言】 指摘のあることはわかっているから、それに対してどういう処置をしたかということを聞いている。それは報告書にちゃんと書いてあるんです。
【次の発言】 会計検査院の報告は、労務費を積算する必要はないとか、あるいは工事費が二重に請求されているとかといろいろ指摘をしておるわけですが、動力炉事業団はこういう問題……

第72回国会 商工委員会 第37号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○石野委員 本法の第一条の目的は、電気の安定供給のために地域住民の福祉向上をはかることが重要だということがはっきりうたわれております。いままで各委員からいろいろとそういう点に対する質問もしていただきましたが、なかなか理解できないものがございますので、お尋ねしたいのです。  発電過程で地域住民が安全性のことで大きな危惧を持っているけれども、この法案の目的なり規定の中には、安全性の問題については何らの記載がございません。そういう点についての政府の考え方について、先ほど宮田委員に対する通産大臣からの御見解もありましたけれども、いま一度本法と安全性の確保という問題についての関連をどのようにお考えになっ……


■ページ上部へ

第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、原子力船「むつ」は出港の前からいろいろの問題がございました。出港にあたっても地元の強い反対などもあったりして、たいへん困難な事情でありましたが、夜陰に乗じての出港、そして今日のような事故ということになってきたわけです。  現在の状況からすると、放射能漏れの問題については原因の究明がまだ十分行なわれていないようでありますから、どういうような処置をするかわからないという話でございますけれども、先ほど来、午前中の質疑応答などを見てみまして、修理作業なりまた解体作業は徹底的に洋上でやっていくということになるのか、それもと、ある場合にはどうしても接岸しなければならないと……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1974/10/15、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、原子力政策あるいは原子力船政策等についての基本的な質疑は、また後日行なうことといたしまして、ただいま御報告のあった件について御質問を申し上げます。  時間もあまりありませんから、端的にお尋ねいたしますが、きょう「むつ」は入港するという手順になっているようでございますが、予定としては大体何時ごろ入港することになっておりますか。
【次の発言】 合意書によりますと、入港後二年六カ月以内を目途に母港を撤去する、こういうことになっているようでございますが、母港の撤去ということについて合意されました双方の側での撤去ということについての内容は、科学技術庁はどういうふうにお考えになっておられ……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1974/10/22、33期、日本社会党)

○石野委員 今回の「むつ」の事故は、非常に開発途上にとっては不幸なことではありましたが、また他面からいえば、この事故を契機として日本の原子力政策というものに見直しをするという、そういう原点に戻るという契機を与えたことは、非常によかったと私は思っております。  いままでの原子力政策全般にわたりまして、また原子力船「むつ」の問題についても、私たちはかねてから、それが非常に企業サイドに傾いた政策であったということも指摘してきましたし、それから安全審査についても、聞けば聞くほど責任体制が明確でないこともわかってきている。そういうようなことをずっと見て、特に実験船であるものを実用船のごとくに地元民に対し……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/11/12、33期、日本社会党)

○石野委員 本日は、大臣が就任早々で、まだ委員会に出られないそうでございます。局長さんに出ていただいたわけですが、大臣に聞かなければならないことや、あるいは「むつ」問題その他部会報告などで出てきている問題は、この次の機会にさせていただきます。  生田局長に、これは大臣がかわるかわらないにかかわらず、原子力局の問題ですから、一つだけお聞きしておきたいのですが、「むつ」があのような状態になった事情にかんがみて、「むつ」の安全審査並びに「むつ」の建設許可というようなことをやりました一連の許可の事実は、あのまま生きているのか、それともこの際取り消しをすべきでないかというような、こういう問題について、私……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1974/12/02、33期、日本社会党)

○石野委員 内閣がごたごたしている間に委員会のほうは延期ばかりしているわけですが、その間に、いろいろと原子力に関係する案件が片づけられていっているという印象が強いのです。特にそういう問題については、「むつ」の事故がありまして以来、原子力行政の基本に触れる問題として再検討をすべきだという意見も出ておりますし、それから本委員会でもそのことについての決議をしようという段階でありますが、そういうこととはもう関係なく、そしてまたわれわれが心配しているようなことを含みながらものごとがどんどん片づけられていくということに、私は非常に不信を持っておるわけです。原子力行政というのは、将来のいわゆるわが国の原子力……

第73回国会 外務委員会 第3号(1974/09/05、33期、日本社会党)

○石野委員 外務大臣に、施政演説も聞いておりませんし、実際には全般的な外交方針についてお聞きしたいのですが、時間の関係もありますから、私はアジア外交についての所見を承りたい。  まず、南の朝鮮と日本との外交関係ですが、金大中の事件で日本の主権は侵害されていることはもう明白であるけれども、その後何ら明るい見通しが出ておりません。その後、早川、太刀川問題、これも全く公正を欠いた問答無用の裁判で、民主主義国家としての司法行政の片りんもうかがうことができないような状態で推移しております。  このたび射殺事件で大統領夫人陸英修女史が犠牲になられたことについては心から哀悼の意を表しますが、しかし、本件に関……


■ページ上部へ

第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣の所信表明をお聞きしまして、いろいろ聞きたいこともございますが、時間があまりありませんけれども、水島の事故の問題は、これは管轄は違うかもしれません。しかし、「むつ」の問題だとか、あるいはまた、これは別個の形ですけれども、美浜一号炉その他原子力に起きている問題と考え合わせて、非常に背に汗をするような思いをする事故なんです。  大臣にお尋ねしますが、あの水島の約四万三千キロリットルの重油が流れ出て、その被害も非常に大きくなっているという実情を見まして、原子力行政をやる上でどういう点を考えなければならぬかということについて、長官がいまお考えになっている点を、ひとつお聞かせ願いたいと思……

第74回国会 外務委員会 第1号(1974/12/19、33期、日本社会党)

○石野委員 この提案説明によりますと、一九七〇年以降この条約の締約国となった場合と同一の権利を行使してきた、こういう説明がありますが、どういう形でいままではWIPOの管理、運営にわが国は参加してきたか、それを一応説明してください。
【次の発言】 メンバーではないけれども、リスボンあるいはローマの改正条約等に構成員として入っておったということを理由としてずっと入っているわけですね。その前に、先ほど渡部委員からも質問があったように、新しいパリ条約あるいはベルヌ条約というようなものについての批准も行なわれないままに今日にきちゃった、そういう体制の中で、WIPOの中の執行委員会の構成メンバーとして入っ……


■ページ上部へ

第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1975/03/20、33期、日本社会党)

○石野委員 予算委員会で、わが国におけるエネルギーの問題についての論議が行われました中で、特に原子力によるエネルギーの確保という問題が論議されました。福田副総理は、原子力開発の長期計画については見直す必要があるということを御答弁なさいましたが、その見直しの作業はどのように進められているかということをまずお尋ねしたいのですが、その見直しの作業をするに当たってのエネルギーの需給計画、これがやはりひとつはっきりしていないといけないと思います。  そういう意味で、最初にきょうは、企画庁長官はおいでになっておりませんが、企画庁から総合計画局長がおいでになっているそうですが、エネルギーの長期需給に対する計……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1975/03/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、本問題調査のため大変参考になりました。委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。  次に、山原健二郎君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次に、内海清君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。     午後五時四十六分散会

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねしますが、統一地方選挙中には回答が出ないということで、結論待ちになっております「むつ」の母港の問題です。いろいろ新聞には報道がなされておりますが、現状はどういうふうになっているのか、まず最初に大臣から伺います。
【次の発言】 結局は、四月十五日に新しい母港を決めるということはできていない、それと、現在見通しはない、こういうことでございますか。
【次の発言】 むつの漁民の諸君との話し合いは、二年半後には本船を移さねばいかぬということになっておりますから、それに対しての見合いの上で四月十五日というものができておったと思うのです。そういう話し合いになっておったと思うのです。こ……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○石野委員 いま、「むつ」の問題について大山委員会の提起した問題が論議されております。私は、そのことはまたあとで論議するにいたしましても、「むつ」問題が日本の原子力行政に与えておる影響というのはきわめて大きいし、その後、そのことを契機としまして政府もいろいろな対策をとっておりますが、この原子力行政の中で、安全性を確立するということは従来にも増して重要になってきておりますし、そういう立場から、原子力委員会の機構並びに機能の問題も再三論議されてきたところでございます。  いま、お話を聞いておりますと、大山報告によって「むつ」問題については総点検の場に入るということでございますが、再審査とかその総点……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○石野委員 動燃の清成理事長がおいででございますのでお尋ねいたします。  使用済み燃料の再処理工場の建設、それから稼働ということについては、非常に仕事が進んでいるように聞き及んでおりますが、予定の線でいきますと、いつごろ稼働することになりますか。
【次の発言】 いまそういう予定に対して、障害になるようなものは余り出ていないのですか、どうなんですか。
【次の発言】 慎重に取り組まなければならないということは、わかったようでわからないのですが、余りそう長く説明は要りませんから、ポイントだけひとつ、どういうことなんでしょうか。――いま慎重に取り組まなければならないというお話ですが、そういう問題点はど……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1975/06/11、33期、日本社会党)

○石野委員 最初に稲垣参考人にお尋ねいたします。  現場で働いておる労働者に対する個人個人の規制は非常によく行き届いているが、その結果として今度は総量規制をするときになると、結果的には人が足りなくてどうにも動きがとれなくなってきているという実情が、皆さんの資料によって私ども非常によく理解することができました。この状況というのは、軽水炉の現在の状況で、どのようにしたら排除していけるだろうかということが、私たちにとって非常にむずかしい問題なんですが、そういう点について、現場におります皆さんのお考えはどういうものであるか、ひとつ聞かしていただきたい。

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、おくれて参りましたものですから、参考人の皆さんのお話をほとんど聞いておりませんので、皆さんのお話しになったことに重複するようなことを聞くかもわかりませんが、その点はあらかじめ御容赦いただきたいと思うのです。  この報告書で見ますと、「結論」のところから提案がなされているわけでございますが、特に提案の趣旨としましては、六十一ページの「結論」の中で、自主開発を積極的にやるべきだということが書いてございます。  そこで大山参考人にお尋ねいたしますが、この場合、国は自主開発のためにどういうようなことをしなければならぬという考えでこの趣旨が書かれたかということ、その場合に民間企業に対し……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1975/06/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 質疑の申し出がありますので、これを許します。八木昇君。

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1975/07/02、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣に、「むつ」放射線漏れ調査報告書のことで、所見をきわめて簡単にお伺いしたいと思うのです。  この報告書の最後の提言のところにあります「技術的にも一貫して責任をとる形に体質を改めるべきである。」ということと、それから「原子炉側の常識やしきたりと海事側のそれらとを、テストケースであるだけに、今後相当な努力と譲り合いをしながら、信頼し得る形にまとめることが必要である。」こういう提言があって、そうして「最終的に責任をもって牽引する指導者が必要である。」こういうふうにあります。  これらの精神に基づいて、一貫性を保ちながら「最終的に責任をもって牽引する指導者」というのを、政府の側ではどう……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1975/08/11、33期、日本社会党)

○石野委員 長官に最初にお尋ねしますが、「むつ」母港問題について、その後どういうふうに話が進んでおるのでしょうか。ひとつこの際御説明いただきたい。
【次の発言】 いつも同じような御返事をいただきますけれども、率直に言って佐世保の問題が具体的な問題としてやはり折衝が進められているように見受けられるのですが、佐世保における修理という問題については、具体的にはどういうふうに進んでおりますか、そこのところをひとつ。
【次の発言】 大臣の記者会見の何は不徳のいたすところだということの話でありますが、また他面では、市長が新聞に寄稿したことは非常にありがたいことだ――大臣がありがたいことだと言う意味は、何か……

第75回国会 外務委員会 第22号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○石野委員 アーノルド・J・トインビー氏は、「この地球ではあと二億年は人類の生存が許されるはずです。われわれはそれまでの遠い遠い子孫のことに思いをはせねばなりません。まして、わずかに曾孫やそのまた曾孫の代にこの地球を人類が住めないようにすることは絶対にしてはなりません。」このように私たちに核爆発による放射能の危険性を訴えております。  わが国は一九四五年、二度にわたる原子爆弾の災害を受けた世界で唯一の被爆国であります。原子爆弾による被害者の立場から実感を持って世界に訴えることのできる唯一の国です。本条約を審議するに当たって、この死の敗北の中から与えられたどの国にも持つことのできない、人類の将来……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○石野委員 特許法の一部を改正する法律案の提案理由が、「わが国産業の技術水準の向上一商標登録出願の増加等工業所有権制度をめぐる最近の情勢の変化に対処するため、」ということで、工業所有権制度の国際化の進展ということに伴う改正でございますが、私は、工業所有権パリ条約に関連して、昨年WIPOの問題で外務委員会で質疑をしたことがございます。 そのときの私の質問は、WIPOが一日も早く国連の専門機関として所要の目的達成のために活動する必要があるのではないかという質問をいたしました。その質問に対して、当時外務省の御答弁は、WIPOについては私どもとしてはまだその見通しを立てておりませんということ、並びに将……

第75回国会 予算委員会 第6号(1975/02/04、33期、日本社会党)

○石野委員 アメリカのフォード大統領は、一般教書で、エネルギーの自立体制のために、非常に力強い演説をなさったようです。中国の周総理は、二十世紀までに中国を、農業、工業を通じて世界の先進国の前列に立たすという、これまた非常に自信に満ちた演説をいたしました。総理は施政演説で、「特に重要なエネルギー対策としては、石油九十日備蓄の計画的推進、原子力平和利用の促進、原子力安全局の新設、新エネルギーの技術開発に重点を置きました。」――激動しているわが国の国際情勢の実情に見合うエネルギーの総合的開発計画は、国民生活の安定と向上、環境保全の観点からきわめて重要であります。  政府の総合エネルギー政策をこの際お……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、日本社会党)

○石野委員 自治大臣、通産大臣にお伺いしますが、四日市の大協石油タンクの災害、事故についてでございますけれども、この事故につきましては、あらかじめ自治省または通産省などが予測していた事故であろうかどうか、そういう点について、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 外来技術である、そのために万全の措置もしておったけれども、こうした装置産業には遺憾な点があった、こういうことでございますが、予測しない事故のための対策ということはきわめて重大だと思うのです。そういうことのために政府はどのように考えておられるのか、この点について、自治大臣並びに企画庁長官の御所見を承りたい。

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○石野委員 きょうは、参考人の方においでいただきまして、私は主として原子力の問題でお尋ねしたいと思うのです。  石油の次は原子力エネルギーだと言われておりますが、われわれ国民のエネルギー源として果たして適しているかどうか、本当に真剣に考えなければならない、そういうときだと思います。私どもは、原子力発電の危険性、あるいは放射能による環境破壊の問題に言及いたしてきました。それは決して間違っていなかったと実は思うのです。と申しまするのは、関電の美浜一号、二号炉の蒸気発生器あるいは燃料棒の事故、これがなかなか予定どおりに運転できていないという実情。あるいはまた、東電福島一号、二号炉、いま三号炉もそうで……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/02/21、33期、日本社会党)

○石野委員 総理にお尋ねいたしますが、一昨日来コンビナートの災害に対する防災体制というものの論議が非常に盛んに行われました。しかし原子力に対する防災の体制について、自治省あるいは環境庁その他関係のところで、必ずしも地域防災の体制というものが十分でないということがよくわかりました。また政府としては、企業コンビナートの防災が、不測の事態で、たとえば水島とか四日市とかというようなものが出ておることにかんがみても、原子力がこれだけ各地に炉が設置されているという実情のもとでは、やはりずいぶんと原子力については安全確保のために努力していることはよくわかりますけれども、しかし不測の事態で事故が起きたときは容……


■ページ上部へ

第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○石野委員 先日、再処理工場を本院で視察いたしましたときの件に関しまして、一、二参考人にお聞きしたいと思います。  私どもが調査に参りましたときの事業団側のいろいろなお話の中で、二、三の点でお聞きしたいのですが、御説明の中に、現在の再処理工場は一日〇・七トン、どうもこれは現状では中途半端で仕方がないんだというような、こういうふうに聞き取れるお話がございました。そこで、これは理事長さんにお聞きするのですけれども、再処理工場というものをいま建設中ですが、再処理工場の全体の流れの中でどのように位置づけておられるのか、そしてまた、この中途半端だということの意味はどういう意味なのか、ここらのところを少し……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/10/27、33期、日本社会党)

○石野委員 総理にお尋ねしますが、総理は、経済首脳会議に出られるに当たって所見をお持ちでございますが、先ほど中澤議員に対して一定の、ある程度の所信の表明がありました。私、マクロの立場でもミクロの立場でも、一つの哲学を持ったそういう立場でこの会議に臨むと思いますけれども、特に日本の現状から言いますると、食糧問題、エネルギーの問題、これが非常に大きな問題であると思います。この件について、総理はどういうようなお考えを持ってこの会議に臨まれるか、一応所見を聞かしていただきたい。
【次の発言】 いろいろの問題について総理からお話がありましたが、世界の首脳会議に臨むに当たっての日本の総理という立場からしま……


■ページ上部へ

第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1975/12/27、33期、日本社会党)

○石野委員 先月フィレンツェにおける会議に出ました会議の模様は、いま前田委員からお話があったとおりでございますが、私はこの会議に列席しまして、各国とも政治と科学という問題について非常に熱意を燃やす論議が行われまして、特に科学が人類の未来の福利のためにどういう役割りをするか、その科学の役割りと政治はどのように結合したらいいかという問題で、熱心な討議が加えられました。各国は、政府の施策とは別個に、国会の立場で科学問題についてもっと対応する体制をつくらなければいけないのではないか、特に議会と科学者との連絡がどのようにとれるようになっておるかという各国の事情の説明があり、特にアメリカの議会で科学者と国……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○石野委員 長官に質問します。  長官の所信表明によりますと、科学技術の振興はきわめて重要である、振興の基本は効率的、効果的な研究開発の推進だという方針でこの所信表明は貫かれておりますが、分析研問題とか「むつ」問題で科学技術開発優先の反省がありました。しかし、この所信表明から見ますと、この開発優先のやり方に問題がある。特に原子力の行政でございますが、そういう安全性を原子力行政では第一に考えるべきだという行政指導の考え方がほとんどこの所信表明の中で消えている、このように見られるのです。そのことは、この五十一年度予算における安全性研究が、民間への委託などを含めても一〇%に満たないということからもわ……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○石野委員 先般の委員会で私は福島原発の火災事故のことについてお聞きしました。科学技術庁から安全局長さんの御答弁をいただいたのですが、二つほど当局側からの御意見を聞いておきたいと思います。  まず第一点は、火災事故のあったことは事実だということがはっきりしたわけですが、こういう事故について、会社側から科学技術庁の方にも連絡がないし、通産省とか町当局などにも全然連絡がなかったということについて、こういうことでは地域住民との約束事とも違うし、安全性に対して東電が非常に軽視しているという一つの証左だ、こういうふうに思いますが、この点をどういうふうに考えられるかということが一つ。  いま一つは、ほろ布……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○石野委員 皆さんどうも御苦労さまです。  最初に辻市長さんにお尋ねいたしますが、市長さんは、長崎というところは被爆県でありますし、原爆、水爆に対する特殊な関係のあるところだという、そういう情勢の中で市政を担当していらっしゃる中で、今度の原子力船「むつ」を受け入れるに当たっては、先ほど来のお話でありますと、母港と修理港とのつながりは明確ではないといいますか、母港とのつながりはない、修理港だけであるからと、こういうようなことでお引き受けになられるような御所見でございました。  そこで私、参考意見の中でございました、いわゆる世界の造船界におくれをとらないようにという御希望と、それから原子力船「むつ……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1976/05/24、33期、日本社会党)

○石野委員 私は社会党を代表しまして、日本原子力船開発事業団法の改正法案の継続審議について反対をする理由を申し上げます。  原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案に私どもは反対し、その継続審議に反対する理由は、原子力船開発事業団法附則第二条は、法の廃止にかかわる規定であります。附則第二条によると、「この法律は、昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」とされているのであります。また、明記されている昭和五十一年三月三十一日は、すでに過ぎ去った過去の日であることも事実であります。同時にまた、この期日、三月三十一日までに、本法の効力を持続させるための期日変更の法的行為、すなわち立法府の……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1976/06/10、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねします。  昨日、原発の安全性を問うカルフォルニア州法に規定された住民の直接立法制度、すなわちイニシアチブ、これに対する住民投票が終わったようです。それの最終結果がわかっておれば、それをひとつお聞かせいただいて、それに対する大臣の所感というようなものをひとつ聞かしていただきたい。
【次の発言】 カリフォルニア州においては、今月の一日に原発規制法というものを州議会で議決をしたようです。聞くところによると、この規制法の議決ということが住民投票にも非常に大きな影響を与えるような内容であったように聞き及んでおります。州法の全体は十分掌握しているかどうか知りませんけれども、この法……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1976/07/06、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、去る六月二十二日から三日、佐世保港を視察しまして、原子力船「むつ」の問題について地元の意見等を聞いてまいりました。それらのことに関連して、政府や事業団あるいは、運輸省等にお聞きしたいのです。  地元の方々には賛成者も反対者もいましたが、反対する多くの人々の意見は、主として、政府は原子力船「むつ」はこれはもう佐世保に入港することを前提にしてやっているじゃないかということ、あるいはまた佐世保を修理港から母港にしようという考え方でやっているじゃないか、そういう意図のもとに非常に悪質な宣伝工作をやっているのではないか、たとえば下敷きを配ったり、ボールペンなどを配ったりして、まさに買収……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1976/08/25、33期、日本社会党)

○石野委員 きょうは幾つかの問題でお尋ねいたしますが、大臣にまず最初にお尋ねいたします。  最近、原子力行政懇談会から、「原子力行政体制の改革、強化に関する意見」というのが出ておりますが、この意見がでているちょうどそのときに、アメリカでは原発の新設を中断するというNRCの発表がございました。この問題について大臣はどういうふうにお考えになっておられるかということをひとつ最初にお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 見解はわかりましたが、行政懇から出ております改革、強化に関する意見書についてはどういうふうに対処されますか。
【次の発言】 行政懇の意見についてはいろいろな見方もありますが、しか……

第77回国会 予算委員会 第8号(1976/02/05、33期、日本社会党)

○石野委員 総理にお尋ねしますが、政府は昨年の暮れに、総合エネルギー対策閣僚会議で「総合エネルギー政策の基本方向」をお決めになりました。その考え方は欧米の新エネルギー政策に対応するものだ、こう言われておりますが、長期エネルギー需給計画をどういう目的で計画され、立案されたか。そしてまた、総理はこの計画の策定に当たってどういう点に着意して指示を与えたか、その点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 エネルギーの安定確保という観点から、石油ショックで国内エネルギー等の開発を含めて長期計画を策定したというその基本になるのは、とにかくまあ石油が安上がりだからということで、石炭を一応坑口を全部閉ざすというよう……


■ページ上部へ

第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1976/10/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため出席できませんので、委員長の指定によりまして、私が委員長の職務を行います。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事梶山静六君及び中村弘海君が去る九月二十日委員を辞任されましたので、理事が二名欠員となっております。この補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に小沢一郎君及び加藤陽三君を指名いたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、先般科学技術庁長官……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、科学技術庁の政策一般について、大臣の所信表明に対して質問をするわけですが、時間の関係で、きょうは限られた一つのことだけをお聞きしておきたいと思います。  先般、九月二十八日に科学技術庁の資源調査会で調査報告書が提出されました。この調査報告によりますと、わが国のエネルギーの将来計画に対していろいろと考えなければならない問題の提起が行われておると思います。そういうことを考えますので、この調査報告をいま科学技術庁長官はどのように受けとめておられるかということについて、最初にひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 報告書によりますと、私も細かいことは技術的なことにかかわるのでわ……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/10/14、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣にお尋ねいたしますが、大臣は先般、閣議の後で記者会見をなさって、その席上で官民懇談会構想というものをお述べになられたようでございますが、その基本的な構想といいますか、そういうものはどういうものであるか、ひとつこの際、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 原子力推進についての基本構想について各界の意見を求めたい、そして大体十五人でつくる構想だと言いますが、その十五人の方々というのはどういう方々であるのか。そういう十五人の方々の選定――これはもともと大臣の諮問機関のようなものなんでしょうか、それとも何か行政的な一応の法的根拠を持つようなものなのかということが一つと、それから、そういう中……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○石野委員長代理 次に八木昇君。
【次の発言】 八木委員から委員長に要請の件につきましては、後で理事会にお諮りいたします。
【次の発言】 御要望の点は理事会に諮ります。  次に瀬崎博義君。
【次の発言】 次に近江巳記夫君。
【次の発言】 次に小宮武喜君。

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○石野委員 大臣は、二十四日に青森で、「むつ」は実験船だから故障は当然だ、わずかの放射線漏れで大騒ぎするのはおかしいとか、あるいはまた、原子力船の場合も実験船の段階で故障が起こらない方がおかしいんだというようなことを言われて、物議を醸したそうですか、これはどういうつもりでこういう演説をなさったのですか。
【次の発言】 後で大臣は訂正もなさったようですし、本意はそうでないんだということを言われているようです。ただいまもそういうお話ですが、しかし、この「むつ」問題は本委員会で、あの事故が起きる前にもしばしば論議をしておりまして、「むつ」についてはまだ実験段階であるということを私たちは強く主張いたし……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1976/11/04、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、社会党を代表しまして、閉会中審査については反対をいたします。  その理由は、原子力船開発事業団法の延長法案の提出の法的意義についても疑義がございまして、先国会におきましても、すでに法律の昭和五十一年三月三十一日限りとするものとするというこの時点の見解について、非常に違った考え方を私たちは政府あるいはまた与党に対しても申し述べておりました。  もともと三月三十一日を限度とするものとするというのは、その時限以前にやはり何らかの措置をすべきことを予想する立法の趣旨であったと思います。ところが、その期限内には何の措置もされなかったのでありまして、それからはるか後になる五月六日にこの法……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/01、33期、日本社会党)

○石野委員 関連して、私はエネルギーの問題でお尋ねしたいと思うのです。  二十八日の日に科学技術庁の調査委員会が報告書を出しました。それによりますと、エネルギー消費は十四年後に限界に来る。気温上昇が植生に影響を与えるし、二酸化硫黄による大気汚染の面から考えればそれ以前にリミットが来るんだ、こういうような報告です。この報告書によると、日本人の生活様式あるいはエネルギー使用についていま一度これは再考を要する事態が出てきている、こういうように思います。それに対応して総合エネルギー計画の総量を見直ししなければいけないのではないか、こういうように私は思いますが、総理はどういうふうにお考えですか。


石野久男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院33期)

石野久男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期
第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、いま審議に入っております二法案について、特にただいま多賀谷委員からも質問がありました石油の事情は、まさに法案の第十一条の適用ということを前提にしなければならないような事情にもう入っているというふうに考えております。そういうたてまえから法案の審議をするということになれば、法案の提出ももう一度やり直しせにゃならぬじゃないかというような観点で質問をいたしますが、最初に、きょうの新聞によりますと、企画庁長官、大蔵大臣、通産大臣それから官房長官は、石油の来年度の見通しについて、大体本年度の輸入の量を横ばいの状態で維持できるというような観点に立っているというふうに報じられておりますが、そ……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○石野分科員 きょうは時間もございませんし、科学技術庁関係で、特に先般来問題になっております分析化学研の科学分析についての分析研におけるいろいろな問題に関連してお尋ねしたいのですが、先般私が委員会で長官にいろいろとお聞きした際に、長官が分析作業の肩がわりを要請を受けている理研や放医研の学働組合に対して、そういう問題に労働組合が介入する権利はないというようなことばを漏らしたために、組合側では非常にこのことを問題にしているような実情のように見受けられます。したがって、長官が意図しましたいわゆる分析研の仕事を委託がえするということの作業は、はたしてうまくいってるんだろうかどうだろうかということを私は……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○石野分科員 大臣にお尋ねいたします。私は茨城県の出身ですけれども、水戸・日立大規模都市計画の中に流通港湾の計画があるように聞いておりますが、これはもう運輸省も十分御承知のことでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、この構想の出た発想は、一応国から出ているものでございますか。
【次の発言】 そうすると、この計画が具体化されていくためには、何よりもやはり地方公共団体の意思が早く決定しなければできないということですね。
【次の発言】 港湾局のほうでは、一応首都圏からいろいろな委託といいますか、仕事を引き継がれて作業が進んでいるように先ほどの御答弁で聞きましたが、港湾局で考えております射爆……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○石野分科員 まず最初に、きょうの新聞を見ますと、日中航空協定は、来週から北京で本交渉に入る見通しが立ったように報ぜられておりますが、一日も早くそのようになることを念願しておる者の一人として、その間の事情を、可能な限りひとつ詳細にお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣が、交渉の内容についてしばらく待っていただきたい。それは外交交渉ですから、一応、聞きたいところですが了といたしますが、一つだけお聞きしておきたいことは、一昨年の共同声明の趣旨もありまするし、もうすでに共同声明を出してから一年も経過していることですから、可能な限り今国会に提出されて、政府間協定の批准が成立できることを期待……


■ページ上部へ

第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、33期、日本社会党)

○石野委員 核兵器の不拡散に関する条約に対するわが国の態度、立場、姿勢、そういうものについていま大出委員からお尋ねがありまして、それに対して政府は、この不拡散条約は単に核兵器国の数をふやさないというだけであって、非保有国の核兵器国になることをとめておるのだということだけだから、軍縮について、特に米ソの軍縮への努力を政府が積極的にやる、あるいは非保有国の安全を保障するための積極的な努力をするという態度の表明があったと私は理解して質問をしていきたいと思いますが、それは間違いありませんか。
【次の発言】 その努力は、いまどういうような形で政府はやっていきますか。

第75回国会 内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/23、33期、日本社会党)

○石野委員 科学技術庁長官にお尋ねしますが、本法を改正する動機は何であったか。
【次の発言】 では、この改正によりまして、いまのその趣旨に十分こたえるだけの措置ができるという確信がございますか。
【次の発言】 「むつ」に学んで抜本対策をするということは、政府も考えておるけれども、それは時間がかかる、だから経過措置としてこれをやるのだ、こういうお話ですが、その趣旨はわかりますけれども、たとえばその経過措置として、特に科学技術庁なりあるいは通産省、運輸省等が考えなければならぬ問題は、たとえば「むつ」の問題を骨うと、詳細設計と基本設計との間の短絡がある、その連携が十分にいってない、そういうようなこと……

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/02/08、33期、日本社会党)

○石野委員 私は、櫻井公述人に一つお聞きしたいのですが、いまいろいろと要望事項も承りましたし、特に生活保護の基準の問題あるいはまた最低賃金制の問題等についての御要望がありました。私は、皆さんの御要望になっている事項をよくわかりますが、ただ、皆さんの方から見て、この生活保護基準の問題についての要望と、そしてまた、そのために最低賃金制というものをぜひひとつ設定されるようにという要望がありましたが、そういうものがいまできない事情は、皆さんの方から見てどういうふうにお考えになるか、そういうものはなぜ設定されないのかということについて、私ども国会とか政府に対する皆さんの方のお考えを、なぜそうなっているの……

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/02/10、33期、日本社会党)

○石野委員 公述人の方に、十分間の時間ですから簡単な質問をさせていただきますが、まず最初に佃公述人にお尋ねいたします。  財政構造の転換ということで非常にたくさんの項目についてお述べいただきました。時間の関係がありますので、多く聞きたいこともございますが、そのうちの一つ二つのことでお尋ねいたします。  とにかく世界経済の中における日本への期待が非常に大きいんだ、だから特にリーダーシップをとるためにということでの御提案がございました。そのことにつきましての先生のお考え方が、ただ項目だけ出されておりますので、もう少しちょっとお聞かせいただきたい。特に経済援助の問題ということが重点であろうと思います……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○石野分科員 私は、きょう、環境汚染の問題で、特に海域における環境汚染にしぼってお尋ねしたいと思うのです。  「昭和四十八年度公共用水域水質測定結果について」という環境庁からの調査報告が昨年十二月にございました。これによりますと、「海域については、全般的に不適合率は前年度より僅かに増加しており、CODは前年度同様A、B類型とも二〇%以上の値を示している。」こういうふうに書かれておりまして、そして「水質と環境基準」という側面では「海域については、環境基準を満足している水域は前年同様八〇%以上と高い割合を示しており、全般的に大きな水質の変動はみられない。しかし、東京湾、三河湾、三田尻湾、呉湾等内湾……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○石野分科員 非常に短い時間でございますので、二つほどお聞きいたしたいと思います。一つは区画整理に関係する問題、一つは河川改修に関係しての問題でございます。  最初に、区画整理組合法の実施に当たりまして、実際にその場におる者にとってなかなかめんどうな問題というのは、もちろん組合法の施行地内におけるところの問題もさることながら、施行地と施行地でない地域との境界になっている所の処理の仕方。道路拡大なんというようなことになりましたときに、この施行地と施行地でない所の拡大のときの土地供出の分担の率の問題について、実際の指導をどのようにやっておられるか、まず先にお聞きしておきます。

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○石野分科員 労働大臣にお尋ねいたしますが、原子力発電所に働いております労働者のことでございます。あるいはまたその他放射線科で働く労働者の被曝線量の問題についてですが、本件については、予算委員会の中でもその点を指摘しましてお尋ねしておりますけれども、ACEが出しましたWASH―一三一一も示しているとおりですし、また日本の原子力発電所に働いている労働者もそのことを明確に示しております。そういう点で私は、放射線科で働いている労働者に対してその被曝線量を非常に少なくすることについての配慮が大事だと思っておりますが、最近特にまた原発の故障点検というのが数多く行われておりまして、その実情からも非常に問題……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○石野分科員 大臣にお尋ねしますが、第一分科会でも質問したのですけれども、また本委員会のときにも質問しましたが、水産の問題で、特に海洋法の問題がやかましく論じられるし、あるいは領海の問題がやかましく論じられてくると、近海漁業に相当重点を置かなくてはいけなくなる。こういう観点から、この日本列島周辺の海底が大変に荒らされているという実情にかんがみて、この海底を全面的に調査をする。そのために、少なくとも十年ぐらいに及ぶところの長期にわたってのプロジェクトをつくって、その調査に基づいて、自然保護の立場から、海底を復活させる必要性があるのじゃないかということを私はお聞きしました。環境庁長官も、その点には……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○石野分科員 アジアの平和外交にとって現在最も関心を持たれている点は、日中平和友好条約、あるいはまた日韓大陸だな協定、朝鮮の自主的平和統一の問題、日ソ間における北方領土問題とソ連が提唱しているアジア集団安全保障会議などがあります。非常に複合しているこれらの問題の間に処して、日本の外交をアジアにおいてどのように取り組んでいくか、これはきわめてむずかしい問題のように思われます。そこで私は、これらの諸問題について外務大臣として、たとえば日中平和友好条約とアジア集団安全保障会議というソ連の考え方の問題の取り組みだとか、あるいは日韓大陸だな問題との関係、そういうものをどういうふうにこなしていくかというこ……


■ページ上部へ

第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/02/07、33期、日本社会党)

○石野委員 時間の関係がありますので、きわめて簡単に野尻公述人に一つ聞きます。  それは、ただいまもお話がありましたが、とにかくあなたのところでは五十四戸のうち五十一人が出かせぎに出ておって、あとまた三人出てくるということで、一戸で一人ずつ出る。それで出かせぎの場所での問題もさることながら、残された村の問題、そこでの問題が非常に重大。一つは過疎の問題があるのだと思いますけれども、こういうふうにして外へ出ているあなたにとりまして、そういうふうに全戸から出かせぎが出て、残ったのは奥さんと子供だけだ。こういうふうなときのいわゆるその郷里のあり方の問題、そういうふうなことで皆さんがよりよりいろいろ話し……

第77回国会 予算委員会公聴会 第2号(1976/02/09、33期、日本社会党)

○石野委員 公述人の皆さん大変御苦労さまです。時間がございませんので、私は山本公述人にだけお尋ねしたいと思います。  いま多賀谷委員からも御質問がありましたので、あと一つ二つお聞きしたいのですが、いろいろお述べになりましたことで島田療育園の方が非常に財政的に御苦労なさっていることがよくわかりました。  そこで、具体的に、たとえばことし何とか維持していこうとする場合に、皆さんの考え方でどのくらいの金が現実にあったらいいのだろうかというものを、わかりましたらお考えをちょっと聞かしていただきたいことが一つ。  それからいま一つ、職員の皆さんや看護婦の皆さんが施設児のごめんどうをいろいろ見ていらしてお……



石野久男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

石野久男[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-27期-28期-30期-31期-|33期|-34期-35期
石野久男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 33期在籍の他の議員はこちら→33期衆議院議員(五十音順) 33期衆議院議員(選挙区順) 33期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。