このページでは芳賀貢衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○芳賀委員 ただいま審議中の法案に関連いたしまして、まず通産大臣にお尋ねしたいと思います。 問題の点は、四月二十一日の予算第三分科会の際に、石炭合理化政策の一環といたしまして、閉山の問題について私が質問を行なっておるわけであります。内容につきましては御承知のことでありますが、北海道の留萌市に本社が所在する天塩炭礦鉄道株式会社経営の住吉炭鉱並びに日新炭鉱の閉山に伴って、これが法律の規定に基づいて合理化事業団の買い上げ措置、あるいは炭鉱労働者の離職者対策を進める、あるいはまた炭鉱に付随した輸送施設である鉄道の買い上げ並びに今後の交通並びに輸送施設の確保の問題等については、閉山とあわせて地元の影響……
○芳賀委員 法案の審議の必要上、次の資料を要求いたします。
第一は、昭和四十二年度畜産振興事業団の予算、事業計画、資金計画、これは法第五十条の規定に基づくものであります。
第二は、四十一年度、四十二年度の加工原料乳並びに飲用原料乳の契約価格の実態、これは都道府県別にお願いいたします。
第三は、畜産物価格安定法の施行規則第六条の二の省令案について速急に提出を願いたいと思います。
とりあえず以上を委員長からお取り計らい願います。
【次の発言】 第一の資料の事業団の予算並びに事業計画、資金計画、これは主務大臣の承認が必要になるわけですからして、事業団からも所定の手続で出ているわけですね。まだ……
○芳賀委員 畜産局長に尋ねますが、法案担当の局長として、審議する委員会が大事か、雑件審議のために他の委員会に行くのが大事か、その点はどう考えておりますか。
【次の発言】 今回の改正案の内容について、重要な諸点だけについてお尋ねいたします。
第一の点は、せっかくの補給金法の改正でありますから、この際、単に輸入乳製品の売買差益金の活用ということだけでなくて、むしろ、当初から加工原料乳だけを対象にした本制度の欠陥というものが年を追って露呈しておるわけでありますから、この際、根本の問題として不足払い制度の抜本的な検討をする必要があると思うのです。社会党が一昨年政府案と同時に提出しました牛乳法案なるも……
○芳賀委員 先日本法案の審議の際に、重要な点については農林大臣の出席を得た際に質問する予定になっておりましたので、保留した部分について大臣から明快な答弁をお願いいたします。 第一の点は、この改正法案に一番関係のある問題でありますが、昭和四十三年以降、一体加工原料乳に対する国の補給金の財源措置というものをいかようにするかということを明確にしてもらいたいわけであります。たとえば、昭和四十一年から発足したわけでありますが、昭和四十一年度の場合には、加工原料乳に対する補給金はそのほとんどが一般会計から事業団を通じて支出されているわけであります。ところが、四十二年度の予算の場合には、補給金総額を四十億……
○芳賀委員 農林大臣にお尋ねしますが、昨日の当委員会において、米審の開催については七月八日に招集して、米価の決定は十五日までに行なうということが明確に大臣から述べられたわけであります。ところが、その後聞きますと、農林大臣が米価審議会に諮問を行なうのは七月十日であるというふうに伝えられておるわけでありますが、その点はそのとおりかどうか。
【次の発言】 それでは米価審議会は八日に招集をして、十日に農林大臣から諮問を発する、そういうことになるわけですか。
【次の発言】 準備が全く整わぬと見通しがつかぬ状態で、どうして八日に開くわけですか。
【次の発言】 八日が土曜日、九日が日曜ですから、われわれの常……
○芳賀委員 本法案の審議につきましては、当委員会が、おおよそ十年間の経過の中で、農業災害補償法の拡大的な制度発展のために論議を繰り返した中で、現在ありますところの農作物共済、家畜共済にあわせて、畑作共済並びに果樹共済の新種の事業を加うべきであるという論議を繰り返してきたわけでありますが、この際、政府提案としてこの法案が実験法でありますけれども提案されたことは、われわれとしては期待に沿ったものであると考えるわけであります。 そこで、実験の経過を経ていよいよ全面的な実施ということになるわけでありますが、法案によりましても、昭和四十三年四月一日からの施行を目途にいたしまして、おおよそ五カ年間の実験……
○芳賀委員 ただいま農林大臣から、昭和四十二年産米の政府買い入れ価格につきまして、百五十キロ当たり一万九千五百二十一円に決定したと報告があったわけであります。そこでお尋ねしたいことは、毎年価格決定までの間においては相当の議論が展開されるわけでありますが、決定された政府米価の内容というものが国民の前に明らかにされていないわけです。ですから、今年の場合には、この百五十キロ当たり一万九千五百二十一円の政府が責任を持って決定した米価の算定上の内容を明らかにして、政府の責任においてきめた米価というものが、いかに妥当なものであり、国民すべてが納得できるものであるかということについて、きめた政府として内容を……
○芳賀議員 ただいま議題となりました学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案について、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 昭和二十九年に学校給食法が制定され、自来今日まで、全国の大部分の義務教育小中学校において牛乳の学校給食が実施に移され、児童及び生徒の心身の健全な発達と国民食生活の改善に大きく貢献してまいったのであります。 しかしながら、他方において、この既往のこの制度のあり方に関し、アメリカの余剰農産物である脱脂粉乳がその主体をなしておりましたために、これが衛生的、栄養的見地から、また一方国内の酪農振興の観点から世論の強い批判を受け、その結果、四十一年度から計……
○芳賀委員 この際、人口、食糧問題並びに農林漁業政策の主要なる点についてお尋ねをいたします。
まず第一に、先般の総理大臣の施政演説を本会議で承ったわけでありますが、その中で、特にわが国の人口、食糧問題等について、一国の総理として確固たる方針というものが述べられていないわけです。時間の限定もあったと思いますけれども、総理としてどのような基本的な方針で、わが国の農業について、これをしかも国民経済的な位置づけというものをなされるかという点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 特に、先般政府としては、経済社会発展計画なるものを閣議決定されたわけです。この点についても、総理は施政演説の中でいさ……
○芳賀委員 ただいまの高田委員の質問に関連して、総理にまずお尋ねします。 第一の点は、今夕おそらく米価審議会の答申が農林大臣に対してなされるわけでありますが、それを受けて政府は、閣議決定で買い入れ価格を告示することになるわけであります。先般農林大臣は、農林水産委員会において、米価決定の予定を十五日に置いておるということを明らかにしておるわけであります。そういたしますと、当然きょう答申が出れば、すみやかに検討を加えて、十五日に決定して発表するということになると思うわけでありますが、この点については、閣議決定を要するわけですから、総理の方針をお尋ねしたいと思うわけです。 なお、これに関連して、……
○芳賀委員 ただいま、農林大臣から報告のありました本年度産のカンショ、バレイショ並びにでん粉等の価格決定の内容について、農林大臣にお尋ねいたします。 まず、第一に農林大臣の所信を尋ねたい点は、昭和二十八年に農安法が議員立法をもって制定されて以来十五年を経過するわけでありますが、この農安法の定めるところによりますと、米価審議会のごとき独自の諮問機関というものはないわけであります。しかし、重大な農産物の決定を単に政府の行政権だけに恣意的にまかせるということは、往々にして大きな誤りをおかすことが考えられますので、審議会にかわる適正な審議の目的を加味いたしまして、政府は、価格決定前には必ず当農林水産……
○芳賀委員 この際、食管特別会計の補正の内容並びに食管の制度問題、次に農産物の価格安定と貿易自由化の関係、次に農林省がいま作業を進めておる新しい農業構造政策の問題並びに北海道の開発問題等について質問をいたします。
第一に、倉石農林大臣にお尋ねいたしますが、十一月四日、ローマにおきまして、FAOの総会が行なわれたわけであります。その際、農林大臣は日本の政府代表として出席いたしまして演説をされたわけでありますが、この演説の内容には非常に興味の深いものがありますので、この際主要な点についてここで述べていただきたい。
【次の発言】 結局、要約いたしますと、世界の諸国家はまず自分の国の食糧の自給度向上……
○芳賀委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。
本委員会に課せられました任務はまことに重大であると存じますので、誠心誠意その職務の完遂を期する所存でございます。
また委員会の運営につきましては、まことにふなれでございますので、練達な委員各位の格別なる御協力によりまして、円満なる運営を行なってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの池田清志君の動議に御異議ありませんか。
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、おはかりいたします。
先ほどの理事会で協議いたしました結果、南九州えびの地震及び昭和四十三年二月の異常降雪等による被害状況並びに昭和四十三年一月以降の豪雪による被害状況等調査のため、現地に委員を派遣することに決定いたしたのでありますが、理事会の決定どおり委員派遣承認の申請を行なうことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたします。
つきましては、派遣地、派遣期間、時日、派遣委員の員数及びその人選並びに議長に対する承認申請手続等に関しましては、委員長に御……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 まず、南九州えびの地震及び昭和四十三年二月の異常降雪等による被害状況並びに昭和四十三年一月以降の豪雪による被害状況等調査のため、先般当委員会より現地に派遣されました委員から報告を聴取することといたします。 第一班につきましては、便宜この席から私が御報告いたします。 南九州えびの地震及び昭和四十三年二月の異常降雪等による被害状況調査のため、議長の承認を得て、去る三月一日から五日までの五日間、高知県、宮崎県、鹿児島県及び徳島県の四県に派遣されました派遣委員を代表して、調査の概要を御報告いたします。 派遣委……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず昭和四十三年一月以降の豪雪による災害対策について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。唐橋東君。
【次の発言】 唐橋委員に申し上げますが、なお運輸省から、官房参事官並びに保安課長が出席しておりますから、必要があれば答弁を求めたらいいと思います。
【次の発言】 三宅正一君。
【次の発言】 三宅委員に委員長から申し上げますが、ただいま御発言のありました豪雪地帯の公共施設の除雪に関する件につきましては、実は先般来当委員会におきましても、これを重視して調査を進めておるわけで……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず、南九州えびの地震による災害対策について調査を進めてまいりたいと存じます。
まず、去る二十一日及び二十六日に、本委員会と政府当局との間で協議懇談いたしました諸問題について、現時点における政府のとった措置ないし経緯等並びに二十五日未明に発生した地震による被害状況等について、関係政府当局から説明を聴取いたしたいと存じます。警察庁斎藤監察官。
【次の発言】 次に、防衛庁今泉防衛第一課長。
【次の発言】 次に、厚生省大和田施設課長。
【次の発言】 次に、農林省松井災害復旧課長。
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず南九州えびの地震による災害対策について調査を進ます。
最初に、先般現地調査におもむきました政府調査団の調査の結果等について、政府当局から説明を聴取いまします。八木総理府総務副長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。池田清君。
【次の発言】 兒玉末男君。
【次の発言】 小川新一郎君。
【次の発言】 次に、昭和四十三年一月以降の豪雪による災害対策について調査を進めます。
最初に、去る三月二十一日の委員懇談会において協議懇談いたしました諸問題につきまして、関係政府当局から……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、南九州えびの地震による災害対策、昭和四十三年二月の異常降雪等による災害対策、及び昭和四十三年一月以降の豪雪による災害対策について調査を進めてまいりたいと存じます。
まず、先般政府に設置せられましたえびの・吉松地区地震対策連絡協議会において検討を進めている諸般の措置についての経緯等、並びに政府調査団の現地調査の結果について説明を聴取することといたします。田中総理府総務長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。兒玉末男君。
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、昭和四十三年十勝沖地震による災害対策について調査を進めます。
この際、おはかりいたします。
先ほどの理事会で協議いたしました結果、昭和四十三年十勝沖地震による被害状況調査のため、現地に委員を派遣することに決定いたしたのでありますが、理事会の決定どおり、委員派遣承認の申請を行なうことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。
つきましては、派遣地、派遣期間、期日、派遣委員の員数及びその人選並びに議長に対する承認申請手続等に関しましては、委員長に……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
まず、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、災害対策に関する件について、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についておはかりいたします。
閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し委員派遣申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしまし……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 まず、昭和四十三年十勝沖地震による被害状況調査のため、先般当委員会より現地に派遣されました委員から報告を聴取することといたします。 第一班につきましては、便宜、この席から私が報告いたします。 昭和四十三年十勝沖地震による被害状況調査のため、議長の承認を得、去る五月二十一日から四日間、青森県及び岩手県に派遣されました第一班の派遣委員を代表しまして、調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の水野清君、三ツ林弥太郎君、日本社会党の福岡義登君と私、芳賀貢、民主社会党の神田大作君及び公明党の小川……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
昭和四十三年十勝沖地震による災害対策について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神田大作君。
【次の発言】 神田委員に申し上げますが、建設省は政府委員は来ていませんが、多治見河川局次長でいいですか。――多治見河川局次長。
【次の発言】 増田次長に申しますが、質問者の時間の関係があるので……。
【次の発言】 神田委員に申し上げますが、建設大臣が二時少し回ったころ出席するわけであります。ですから、その点は質問を保留していただいて、建設大臣出席の場合に発言を許すということにしたいと……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
この際、念のため御報告申し上げておきます。
去る二十一日の委員会において御報告いたしました以後本委員会に参考送付されました陳情書は、えびの地震等災害対策に関する陳情書ほか二件であります。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、昭和四十三年十勝沖地震による災害対策、南九州えびの地震による災害対策及び昭和四十三年四月以降の降ひょうによる災害対策について調査を進めます。
まず、えびの・吉松地震並びに十勝沖地震に対しこれまでに政府においてとった措置及び今後の対策について政府当局から説明を聴取いたします。八木総理府副長官。
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、えびの・吉松地区地震及び十勝沖地震による災害対策並びに昭和四十三年四月以降の干ばつ及び降ひょうによる災害対策について調査を進めてまいりたいと存じます。
まず、政府当局から被害の概要及び現在までにとられた措置等について説明を聴取いたします。総理府総務副長官八木徹雄君。
【次の発言】 次に、農林政務次官安倍晋太郎君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。熊谷義雄君。
【次の発言】 森田重次郎君。
○芳賀委員 ただいま岡田畜産局長から、昨日畜産振興審議会の酪農部会が政府に答申いたしました四項目にわたる答申の内容並びに市乳関係に対する建議について説明がありましたが、この答申の内容をいま見ましても、立法府であるわれわれとしても、何を意図しておるものか、抽象的でわからぬわけです。したがって、政府としては政府の考えどおりに解釈して、尊重できる答申の内容であると私は考えておるわけですが、農林大臣としてはこの答申を昨日受けられて、四項目の内容について政府としてはどういうような理解をしておるか、その理解された点を尊重するかという点について、これは重点的に農林大臣から答弁を願いたいと思います。
○芳賀委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、再び私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。
本委員会の使命はまことに重要なものがあると存じますので、はなはだ微力ではございますが、識心識意円満なる運営につとめ、その職責を全ういたしたいと存じます。
何とぞ、委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの田中正巳君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は、
……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず、先般の台風第四号による被害状況及び去る六日の日向灘地震による被害状況について、政府当局から説明を聴取いたします。田中総理府総務長官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。井原岸高君。
【次の発言】 川村継義君。
【次の発言】 兒玉末男君。
【次の発言】 この際、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会におきまして協議いたしましたとおり、災害対策に関する件について閉会中審査の申し出をいたしたいと存じます。……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 まず、昭和四十三年八月の集中豪雨による被害状況調査のため、先般当委員会より現地に派遣されました委員から報告を聴取することといたします。 便宜この席から私が報告いたします。 昭和四十三年八月の集中豪雨による被害状況調査のため、八月二十三日議長の承認を得て、二十四日から四日間、岐阜県及び愛知県に派遣されました派遣委員を代表して、調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の湊徹郎君、日本社会党の兒玉末男君及び私、芳賀貢、民主社会党の塚本三郎君及び公明党の小川新一郎君の五名であります。ほかに、地……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、前回に引き続き、台風第七号及び第十号並びに集中豪雨による災害対策について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。熊谷義雄君。
【次の発言】 次に斉藤正男君に質問を許します。
前回の委員会において決定いたしました参考人、電源開発株式会社理事石井由太郎君及び桑原進君が出席されておりますので、御紹介いたしておきます。
斉藤正男君。
【次の発言】 川村継義君。
【次の発言】 この際、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四派共同をもって、自然災害の防止に資するための気……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、台風第七号及び第十号並びに集中豪雨等による災害対策、及び台風第十六号による災害対策について調査を進めます。
まず、政府当局から、台風第十六号による被害状況及び対策の概要等について説明を聴取いたします。八木総理府総務副長官。
【次の発言】 この際、警察庁当局及び運輸省当局から発言を求められておりますので、これを許します。田村警察庁捜査第一課長。
【次の発言】 次に、黒住運輸省自動車局長。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたし……
○芳賀委員長 これより会議を開きます災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、おはかりいたします。
先ほどの理事会で協議いたしました結果、神戸市有馬地区における火事による被害状況及び災害防止のための気象観測業務の実態並びにビニールハウス等による施設園芸についての災害対策上の諸問題調査のため、現地に委員を派遣することに決定いたしたのでありますが、理事会の決定どおり委員派遣承認の申請を行なうことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
つきましては、派遣地、派遣の期間、期日、派遣委員の員数及びその人選並びに議長に対する承認申請手続……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず局地激甚災害に関する対策について調査を進めます。
まず政府においてとった措置について、総理府総務長官から説明を聴取いたします。床次総理府総務長官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
本問題に関する質疑は後刻に譲ります。
【次の発言】 この際、鯨岡総理府総務副長官並びに渡辺建設政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。鯨岡総理府総務副長自。
【次の発言】 渡辺建設政務次官。
【次の発言】 次に、先般神戸市有馬地区の火事による被害状況及び災害防止のための気象観測業務の実……
○芳賀委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、三たび私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。
本委員会の使命は非常に重要なものがあると存じますので、はなはだ微力でありますが、誠心誠意、円満なる運営につとめ、その職責を全うする所存であります。
何とぞ、委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 湊徹郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は、
井原 岸高君 池……
○芳賀委員長 これより会議を開きます。
この際、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会におきまして協議いたしましたとおり、災害対策に関する件について閉会中審査の申し出をいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、念のため御報告申し上げておきますが、本委員会に参考送付されております陳情書は、十勝沖地震の災害復旧対策に関する陳情書外三件であります。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十一分散会
○芳賀委員 本日の議題になりました冷害対策につきまして、特に北海道の冷害対策について質問をいたしたいと思います。
ただいま荒勝参事官から、北海道冷害の被害概況について報告がありましたが、なお、正確を期するために、この際農林省の統計調査部において調査されました被害の内容等について説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 なお、畑作物のバレイショ等について、北海道平均で見れば、平年度反収に比較すればことしも平年並みというような九月十五日の公表がありましたが、地域的に見ると、先ほどの陳情で北海道の農業団体を代表した中央会の早坂君が言ったとおり、バレイショについても、はなはだしいところは五分作……
○芳賀委員 この際、資料の要求をいたします。 政府は昨十七日畜産振興審議会を開きまして、昭和四十四年度の飼料の需給計画、昭和四十四年度の指定食因の安定基準価格、四十四年度のの原料乳保証価格等の決定に関する諮問を行なっておるわけです。この際当委員会に、諮問された諮問の内容、それから審議会に提出された資料の一切を提出してもらいたいと思います。 次に、二月二十四日に私は予算の第四分科会で質問したわけでありますが、当時の質問の内容は、昭和四十三年度の加工原料乳に対する農林大臣が定めて告示した限度数量が、すでに全国的に不足している。加工原料乳補給金法に基づけば、年度内に農林大臣が限度数量を改定する場……
○芳賀委員 第一の点は、今回の第四次整備計画と北海道総合開発計画との関係であります。もちろん漁港整備計画は、これは大臣の行政権限で策定されるわけでありますが、北海道の一種から四種に至る漁港については、これは北海道開発予算の公共事業費の中に包括されておるわけであります。したがいまして、前回の三十八年の第三次整備計画の際にも、この北海道総合開発計画との関連について私、当委員会で政府に指摘した点があるわけであります。大臣がおられればいいわけですが、参議院に行かれましたので、これは水産庁長官にお尋ねしますが、事前協議の形において、北海道関係の漁港整備計画の変更に際しては、十分な協議をされたかどうか、そ……
○芳賀委員 きょうは、四十三年度の加工原料乳に対する限度数量に限定して質問をいたします。 それは、二月二十四日の予算委員会の第四分科会において、私は農林大臣並びに畜産局長に対して、昭和四十三年度に農林大臣が定めて告示した限度数量は、年度末の今日において実情に合致しないものがある。結局限度数量が、実績の生産あるいは加工乳の販売よりも、いまの時点では非常に少なくなっておるので、当然これは加工原料乳の補給金法の規定に基づいて、すみやかに改定の案を立てて畜産振興審議会に諮問して、限度数量の改定をすべきである、こういう質問を実はしたわけです。そのときの大臣の答弁は、その実情はよくわかるが、段階として、……
○芳賀委員 ただいま太田畜産局長から、昭和四十三年度の限度数量の改定に関する説明がありましたが、実は先週の木曜日、三月二十日の当委員会において、農林大臣並びに畜産局長は出席ができなかったわけですが、そのかわり小沢政務次官並びに牛乳乳製品課長の松浦君が出席されまして、いまの局長の答弁内容よりももう少し前へ進んだ質疑がすでに行なわれておるわけです。それで前回の委員会においては、この質疑の内容あるいは私の発言の本旨については、政務次官並びに松浦課長から農林大臣並びに畜産局長にその旨をよく伝えてもらって、そしていま畜産審議会が開催中であるし、特に二十八日には、この関係を扱う酪農部会が開かれるわけですか……
○芳賀委員 ただいま畜産局長から、昭和四十四年度の加工原料乳の価格等に関する報告がございましたので、これに関連して質問を申し上げます。 まず、第一にお伺いしたいのは、三月二十八日、畜産振興審議会の酪農部会が開かれまして、同日答申が農林大臣に出されたわけでございます。そこで、この畜産振興審議会の答申の内容を、農林大臣としてどういうように受けとめて善処されたかということを先にお尋ねしたいと思います。 答申の記の一は、加工原料乳の保証価格をきめる場合には、特に生産に投下された自家労働の評価を適正に行なえということがうたわれておるわけであります。これは毎年問題になっておる点でありますが、私の判断で……
○芳賀委員 砂糖価格安定法によると、本日の四月十日が、原料であるてん菜の価格告示の日でありますので、政府においては、すでに決定の最終段階にあると思うわけであります。
そこで、農林省にお尋ねしますが、いまの時点で農林当局として、これは農林大臣が価格を決定して告示するということになっておるので、当然農林省としての案を作成して、そして財政当局の大蔵省と折衝を進めておると思うわけでありますので、きょうは率直に、農林省が試算したてん菜の告示価格の案について説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは、農林省案というのは七千三百二十五円で、これを基礎にして大蔵省と折衝しておるということですか……
○芳賀委員 法案の質疑に入るに先立ちまして、農林大臣の所見をお尋ねしたい点があるわけです。 それは、現在審議中のたとえば農地法の改正、農協法の一部改正、あるいはまた継続審議になっておりますところの国有林野の活用法案等の問題につきまして、従前よりそうでありますけれども、特に農業団体の中で農業会議所が中心となって、執拗と考えられるほど法案の成立促進に連日の行動をしているわけです。もちろん、農政を主眼にした団体でありますけれども、しかし、その行動というものは、一定のワクを越えるということになると、非常に苦々しい感じを受けるし、また農業会議所なるものが、農業委員会法に基づいて設立されておるわけであり……
○芳賀委員 農協法の質疑の際、昨日保留いたしました点について、公正取引委員会にきょうは若干の質問をいたしたいと思います。 まず、公取にお尋ねしたい点は、公正取引委員会も政府機関の一環をなしておるわけでありますから、内閣が農業協同組合法の改正に着手したその過程においては、政府部内において十分検討、論議を尽くしておると思うわけでございます。したがって、農林省が昨年の一月あるいは二月にかけて農協法改正の案を作成した内容なるものは、農林省の草案に基づきますと、第一の改正点は農協による農業経営の受託、第二の改正点は信用事業に関する規定の整備、第三の改正点が連合会の会員の議決権及び選挙権の数の特例に関す……
○芳賀委員 農林大臣にお尋ねしますが、昨日米価審議会において、食糧管理法に基づき、農林大臣は審議会に、昭和四十四年産の米穀に関する政府の買い入れ価格についての諮問を発せられたわけであります。 この諮問の主文を私ども検討しました結果、この諮問の内容は、明らかに現行の食糧管理法に違反する内容を持っておりますので、これは違法の諮問であるということを判断いたしまして、実は作目九段南の米価審議会の会場において、社会党といたしまして農林大臣にこの点をつぶさに指摘して、かかる違法の諮問は直ちに撤回されて、食管法に基づく正しい諮問を発せらるべきであるということを要求したわけであります。本日は、当委員会におい……
○芳賀委員 ただいま農林大臣から、昭和四十四年産米の政府買い入れ価格の決定について報告がありましたので、主要な点について質問をいたしたいと思います。 前回の六月五日の当委員会において、今回の政府が米価審議会に行なった諮問は、食管法第三条第二項の規定に照らしてこれは違法の諮問であるということを指摘したわけであります。農林大臣との質疑の中ではこの点が明確になりませんので、内閣総理大臣の出席を求めてこの点を明らかにしたいと思っておったわけでありますが、本日も総理の出席がありませんので、この重要な問題については次の機会に譲ることにいたしまして、本日は、ただいまの農林大臣報告に関する主要な点について質……
○芳賀委員 農地法の改正点の質疑に入る前に、農林当局にお尋ねします。 去る昭和四十年、四十一年の両度の国会において、政府から農地管理事業団法案なるものが提出されたわけであります。これは両度の国会において慎重審議いたしましたけれども、ついに成立を見なかったわけであります。しかし、農地管理事業団構想というものは、現行の農地法に大きな関連と意義を持っておりますので、いまだに論争の主要な点が記憶に残っておるわけであります。 その当時、大臣は赤城農林大臣、坂田農林大臣の時代でありましたが、管理事業団法案を担当した現役は、いまの大和田官房長であります。当時の審議の過程におきまして、農地法の制度の問題に……
○芳賀委員 第一にお尋ねしたい点は、今回の農林年金法の改正にあたって、これは手続上の問題といたしまして、総理府の社会保障制度審議会に農林大臣から諮問することになっておるわけでありますが、この諮問に対しまして、二月の十四日に社会保障制度審議会会長の大内兵衛君から答申が出されておるわけであります。 答申の内容を見ますと、すなおに理解しがたいような表現になっておりますので、この点について政府から、その答申の意のあるところを明らかにしてもらいたいと思うわけです。 昭和四十四年二月十三日四四農政第六七〇号で諮問のあった標記の件について、本審議会の意見は次のとおりである。 記 旧法と……
○芳賀委員 まず、農林大臣にお尋ねします。
今回の国有林野活用の法案の内容というものは、非常にこれは単純なものでありまして、今日まで農林省の事務次官通達で行なった活用の方式が法律に書いてあるだけのものですからして、何も特別に法律をつくる必要はないというのがわれわれ社会党の主張であります。法律をつくらなければならぬということであれば、むしろいままでの国有林活用が、農業あるいは林業の構造改善に十分寄与できるような行政努力を怠ったということになると思うわけでありますが、大臣はどう考えておられますか。
【次の発言】 いや、そういうことをいま聞いたんではなくて、農業並びに林業の構造改善に資するために国……
○芳賀委員 本法案については、社会党としては、その内容に対しても全面的に賛成するものでありますし、特に農林大臣に申し上げたいのは、今国会において政府から提案された法案の中で、本法案のみに限って、これはわれわれの期待に沿ったものであるということを明らかにしておきたいと思うわけであります。 そこで、この際まず大臣にお尋ねしたいのは、この法案の成立によって、戦後二十数年続いてまいりました開拓行政が、一般農政に移行するということが前提になっておるわけであります。それだけに大きな意味を持っておるわけでありますから、法律だけ成立しても、十分な効果を行政努力によってあげることができなかったというようなこと……
○芳賀委員 北海道における五月から十月にかけての低温並びに多雨、日照不足等の異常天候のために、生産農家は最大の努力をして農業生産に携わってきたわけでありますが、十月になっていよいよ水稲並びにバレイショ、豆類等の収穫期に入ったわけでありますが、北海道における五月以降の低温等が農作物に与えた影響等については、農林省としてどういう作況上の判断をされておるか、この点については農林省の災害担当の責任者である荒勝参事官からまずお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいまの説明のうち、まず水稲関係につきましては九月十五日現在の作柄概況が統計調査部から出されておるわけでございます。これによりますと、平年作に比べ……
○芳賀委員 この際、北海道の冷害対策について質問をいたしたいと思います。
本件につきましては、去る十月九日の当農林水産委員会及び十月三十一日の災害対策特別委員会において審議をいたしたわけでありますが、その後、農林省におかれましては、いまだに具体的な対策が進められておりませんので、この際、緊急を要する問題でありますので、政府の責任ある明快な方針をまず示してもらいたいわけであります。
【次の発言】 それではお尋ねしますが、どういう点がまだ調査ができないところなんですか。
【次の発言】 それでは十月三十一日に官房の当時の荒勝参事官と統計調査部の福島作物統計課長から報告のあった、十月十五日現在、北海……
○芳賀分科員 まず第一に農民年金の問題についてお尋ねしたいと思いますが、その前に申し上げたい点は、昨日同僚の西宮委員が農林年金の問題について質問を行ないまして、その際、農林年金法第六十二条二項の規定――これは昨年の国会審議の場合に農林委員会が修正を行なって六十二条二項を加えたわけです。これは財源調整のために必要のある場合には毎年予算の範囲内においてこれを計上するということになっておるが、昨日の農政局長の答弁によると、この財源調整のための四十二年度確保した四千万円というものは年金の整理資源と関係がないと、このように解釈される発言を繰り返して行なっておるわけです。大蔵省の辻主計官もそういうことを言……
○芳賀分科員 この際、炭鉱の閉山に伴う政府の責任において措置する問題点についてお尋ねしたいと思います。 北海道の留萌市に本社を有しておる天塩炭鉱鉄道株式会社が、留萌市の隣りの小平の地区内で住吉炭鉱と日新炭鉱を従来長年経営しておったわけでありますが、これが去る四月十五日に閉山ということになったわけであります。閉山に伴って、もちろん炭鉱労働者全員の解雇が発せられると同時に、炭鉱経営に不可欠な石炭輸送部門を担当しておる天塩鉄道も経営廃止という事態になりまして、これも七月十六日に鉄道部門の従業員は全員解雇ということになったわけです。この鉱山の閉山に至るまでの経過等については、経営者である会社の態度あ……
○芳賀小委員 イモでん粉の価格算定の内容に入る前に、基本的な点について一、二お伺いしたいと思います
最近、政府としては食管制度の問題等を中心にして、特に農林省の内部にも相当の混迷があるということは察知できるわけですが、今回のイモでん粉の価格決定を前にいたしまして、農安法に示された米麦に次ぐ主要食糧としての国内生産のイモでん粉等に対して、今後どういう位置づけで対策を進めていくか、その点について局長から御答弁願います。
【次の発言】 そこで、先般西村農林大臣は総合農政の構想を打ち出したわけですが、それに関連して農林省のほうで、「昭和四十四年度農林漁業重点施策 当面講じようとする施策の第一次とりま……
○芳賀小委員 局長にお尋ねしますが、カンショ、バレイショ並びにカンショでん粉、バレイショでん粉の、政府が告示する価格決定の予定作業をどういうふうに組んでおるわけですか。
【次の発言】 農安法の政令による期日は十月二十日ですが、昨年の場合には十月九日に決定して告示しているわけですね。それから一昨年は十月の七日告示ということになっておるわけです。ですから、特別の事情がなければ、昨年あるいは一昨年の例を見ても少なくても九日――九日はちょうど農林委員会のある日なんですよ。小委員長におかれても、きょうの六日、第二回が八日ということも、大体過去の二年間の決定日を考慮に入れて当小委員会を開かれておるわけです……
○芳賀小委員 一昨日の小委員会の質疑に続いて、まず保留した問題について局長にお尋ねを申し上げます。
第一の点は、四十四年のいも、でん粉の需給見通しについて、できるだけ確実性のある見通しについて説明をお願いします。
【次の発言】 そういたしますと、八月下旬に全販連に凍結保管をさせた三万トンは、四十四年のバでんの供給数量に補完して見通しを立てたということですね。
【次の発言】 次にお尋ねしたいのは、二日間で作業がだいぶ進んだと思いますが、カンショ、バレイショ各でん粉等の価格決定の場合の農安法の政令の第一条、第二条に基づく農林省としての当然算定すべき価格の案等については、これは大体固まったですか。
○芳賀分科員 私の質問の要旨については事前に申し上げてあるので、簡潔に的確な答弁をお願いしたいと思います。 第一の点は、農産物価格安定法に示されておる価格維持のための国内産でん粉の政府買い上げの問題でありますが、一月二十日に政府はバレイショでん粉について三万トンの買い上げを決定したことは承知しております。しかし、この三万トンの買い上げによって政府の期待する価格の回復がまだ不十分でありますので、そういう場合には政府が示したいわゆるでん粉の政府買い入れ価格水準に達せさせるための第二次の買い入れというものは当然必要であるわけでありますけれども、これに対して農林省としてはどういうような方針でおるか。……
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