芳賀貢 衆議院議員
32期国会発言一覧

芳賀貢[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-|32期|-33期-34期-35期
芳賀貢[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは芳賀貢衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

芳賀貢[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第15号(1970/04/02、32期、日本社会党)

○芳賀貢君 私は、農民年金法案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。  わが国農業は、国民食糧の安定的供給という重要な国家的使命を通じ、社会経済の発展に大きく寄与してまいりましたが、そのにない手である農民に対する社会保障制度はほとんど見るべきものがないというのが実情であります。すなわち、国民総生産は世界第二位と誇示しながら、大事な国民所得水準は第二十位であり、社会保障水準において第十四位と立ちおくれ、まさに高度成長下の資本主義経済の矛盾を物語るものであります。  しかも、農民の多くの者は、国民皆保険のしんがりとして発足した国民年金制度に加入しておりますが、国民年金の欠陥と……

芳賀貢[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

芳賀貢[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 農林水産委員会 第7号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○芳賀委員 参考人各位には、まことに貴重な意見を聞かしていただいてありがとうございます。  昨年の当委員会において、農地法、農協法の改正案については、きょう御出席の池田参考人、並びに農協関係では当時の安井常務もあとで出席して意見を述べられております。したがって本日は特に、農協法の改正の中においては昨年と異なった改正が盛り込んであるわけですし、もう一つは、米の生産調整に伴う農地の基準緩和の問題とか、あるいは流動化の問題等については一年間に大きく客観的な事情が変わっていますから、それに対応して一体農協としてはどうするのか、あるいはまた農業会議所としてはどう考えておるかという点を尋ねたいと思うわけで……

第63回国会 農林水産委員会 第8号(1970/03/25、32期、日本社会党)

○芳賀委員 この際、政府に対して資料の要求をいたします。  明二十六日は、理事会の決定に基づきまして、主として四十五年度の加工原料乳の保証価格の問題、それから四十五年度の豚肉の安定基準価格の決定の問題、さらにまた、四十五年度の飼料の需給計画の問題等について質疑をすることになっておるわけであります。  それで、この審議を進める関係上、資料といたしましては、まず農林省の統計調査部から昭和四十四年のなま乳の生産費並びに豚肉の生産費について資料を出してもらいたいわけであります。  それから、三月十六日に畜産審議会に農林大臣から、えさの需給計画並びに加工原料乳と豚肉のそれぞれ価格決定に必要な諮問を出され……

第63回国会 農林水産委員会 第9号(1970/03/26、32期、日本社会党)

○芳賀委員 本日は、本会議終了後に農林大臣が出席することになっておりますので、午前中の質問は、局長に対して、大臣に対する質問の前段的な質問というふうに承知してもらいたいと思います。  そこで、昨日資料要求いたしましたが、生乳の生産費の調査の結果あるいは豚肉の生産費等についてまだ資料が出ていないわけですが、これはどういうわけですか。
【次の発言】 私の言っているのは、国会審議の都合上資料として出してもらいたいということで、昨日資料要求を行なっておるわけです。しかも農林大臣に対しても、最近農林省は農林委員会等の審議にあたって進んで必要資料を提出するということを故意に怠っているようであるから、そうい……

第63回国会 農林水産委員会 第14号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○芳賀委員 農地法、農協法について農林大臣に主として質問をいたします。昨年の国会におきましてもこの両案についても十分審議を尽くした経験がありますので、きょうは重点的に大臣にお尋ねいたします。  まず第一に農協法の改正でありますけれども、倉石農林大臣に両案の改正問題について尋ねるのは初めてでありますので、まず第一に、農地法の第一条の目的の改正について、どうしてもこれは改正しないという特別の理由を農林大臣として考えておられればその点を明らかにしておいてもらいたいと思います。
【次の発言】 第一条の目的を政府案のように改正した場合、どれだけの効果が農地法の運用の上にあらわれると思っておりますか。

第63回国会 農林水産委員会 第15号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○芳賀委員 砂糖の価格安定等に関する法律に基づきまして、明日の四月十日までにてん菜の原料価格を農林大臣が決定して告示しなければならぬということになっておりますので、その前日のことでありますから、きょうは、政府としてこの価格決定に先立って、どういう作業を進めて、どういう方針でおるかということについて、この際、担当の園芸局長からまず説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは、順序としまして、昨年政府においては糖安法の規定に基づいて、昭和四十八年度てん菜糖の目標を決定してあるわけです。これは政府の目標ですから、これに向かって実行すると思うわけでありますが、この内容についてはおおよその説……

第63回国会 農林水産委員会 第17号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○芳賀委員 最初に農林省と大蔵省にお尋ねします。  その第一点は、昨年の六十一国会並びに六十二国会において、農林年金法の第三次改正が行なわれたわけであります。その際、当委員会としては強力な附帯決議を付しまして、当時の農林大臣、長谷川大臣は、委員会の議決を尊重して誠意をもって努力するということを明らかにしたわけであります。決議の内容等についてはすでにおわかりと思いますが、第一の点は、これは農林年金法の第六十二条の一項に示されておるいわゆる給付の費用に対する国庫負担が百分の十六であるという点でありますが、これを昨年当委員会においては附帯決議を通じまして、昭和四十五年度には国庫の補助率を百分の二十に……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/04/16、32期、日本社会党)

○芳賀委員 農林年金法の改正につきましては、昨日事務当局に内容的な質問を行ないましたから、特に農林大臣に対する保留の質問に対して数点お尋ねいたします。  第一の点は、農林年金法の第六十二条一項並びに二項に定める規定に対して、これは昭和四十五年度の関係予算の確保とあわせて農林年金法のこれに該当する部分の改正が必要でありますが、それが今国会において予算の面においてもまた今回の法改正の面においても、何ら政府の熱意が示されておらぬということは非常に遺憾であります。特に六十二条第一項の給付に要する費用については、昨年の当委員会においても長谷川農林大臣は、今年度は百分の十六を百分の二十に改定する措置はでき……

第63回国会 農林水産委員会 第19号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○芳賀議員 ただいま議題となりました、芳賀貢外十四名提出にかかる、農民年金法案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  わが国農業は、国民食糧の安定的供給という重要な国家的使命を通じ、社会経済の発展に大きく寄与してまいりましたが、そのにない手である農民に対する社会保障制度は、ほとんど見るべきものがないというのが実情であります。  すなわち、国民総生産は、世界第二位と誇示しながら、大事な国民所得水準は第二十位であり、社会保障水準において第十四位と立ちおくれ、まさに、高度成長下の資本主義経済の矛盾と欠陥を物語るものであります。  しかも、農民の多くのものは、国民皆保険のしん……

第63回国会 農林水産委員会 第22号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○芳賀議員 ただいまの御質問ですが、社会党案の場合は、受給権が発生した時点からその後において受給権者が死亡した場合には、その先順位に基づいて遺族年金が二分の一終身給付されるということになるわけです。それから死亡一時金の場合は、被保険者が一年以上保険料を納入した後において本人が死亡した場合においては、これは死亡一時金が出るわけです。これは他の公的年金の死亡一時金、脱退一時金あるいは障害年金、遺族年金等と同様の措置を講ずるということになっておるわけです。ですから、いま松沢委員が質問をされた、二十年間保険料を満額納入して受給権が発生したとたんに死亡したという場合、何ら制度上の給付が行なわれない、行な……

第63回国会 農林水産委員会 第23号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○芳賀委員 総理大臣にお尋ねいたします。  政府提案にかかる農業者年金法案並びに社会党提出にかかる農民年金法案につきましては、衆参両院の本会議においてそれぞれ提案趣旨の説明を行ない、また代表的な質疑が行なわれましたので、総理におかれましても、この両案の目的及び概要については十分御承知のことと思うわけであります。そこで、法案に入るに先立ちまして、この背景をなすところの日本の農業全般にかかわる基本的な政策について、総理から率直な所信をお伺いしたいわけであります。  具体的に申し上げますと、昭和三十六年の国会において農業基本法が制定されたわけでありますが、この農業基本法の前文には日本農業に対する基本……

第63回国会 農林水産委員会 第25号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○芳賀委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、ただいま議決されました農林物資規格法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。     農林物資規格法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、食料品に関する消費者保護が諸外国に比して立ち遅れている現状にかんがみ、左記各項のすみやかな実現を図るべきである。       記  一 食品の規格は、食品のもっている多面的な性格にかんがみ、その安全性、栄養性、嗜好性、経済性等を考慮して統一的観点から定めなければならない。従つて、すみやかに統一的食……

第63回国会 農林水産委員会 第27号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○芳賀議員 ただいま議題となりました芳賀貢外六名提出にかかる国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を説明申し上げます。  わが国の森林は、国土保全及び水資源の確保、国民の保健休養などの公益的機能を確保し、木材その他の林産物を持続的に供給する等、国民経済の発展、国民生活の安定をはかる上できわめて重要な使命をになっております。  しかしながら、わが国の急峻な山岳地形と森林の乱伐から風水害は年々増加の傾向にあり、一方、社会経済の発展に伴い国民の飲料水及び工業用水等の需要の増大に対応して、水資源の確保をはかる森林の公益的機能の充実をはかることがますま……

第63回国会 農林水産委員会 第29号(1970/06/04、32期、日本社会党)

○芳賀委員 大臣にお尋ねします。  昨日、農林大臣が米価審議会に諮問を発したわけでありますが、孝の諮問の内容について、ちょうどこれは昨年と同様の諮問であります。「昭和四十五年産の米穀の政府買入価格については、生産費および所得補償方式を基本とし米穀の需給事情を考慮して決定することにつき、米価審議会の意見を求める。」この点は、昨年の六月五日の当委員会において、生産者米価を決定するための諮問をする場合において、需給事情を考慮してきめたいというようなことは明らかに食糧管理法の第三条の目的と趣旨に反する諮問である、いわゆる違法の諮問であるので、これを撤回して再諮問すべきであるということで、一日当委員会は……

第63回国会 農林水産委員会 第32号(1970/08/10、32期、日本社会党)

○芳賀委員 きょうは閉会中の委員会審査でありますので、問題は多岐にわたるわけでありますが、大臣の出席までの間、各担当局長に質問をいたしたいと思います。  第一の点は、米の生産調整の問題でありますが、すでに各都道府県ごとに生産調整計画の実績確認を進めておりますので、現時点における調整の状態というものはどういうふうになっておるかという点について、これは資料に基づいてでよろしいですから説明を願います。
【次の発言】 そうしますと、生産者の協力による生産調整の関係については当初の百万トンの期待を大幅にこえる結果になるわけですが、一方政府の責任で進めることになっておる水田の転用の実現の問題はどうなってい……

第63回国会 農林水産委員会 第33号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○芳賀委員 ただいま官房の大河原参事官から過般の九号台風、十号台風に基づく主として農林省関係の被害の概要並びに対策の一環について説明を聞いたわけでありますが、午前中に当委員会の調査班の報告の中にも、たとえば北海道においては七月三十一日から八月一日にかけて上川地方を中心とする集中豪雨の相当激甚とみなされる被害があったという報告、また九州班におきましても九号、十号の被害の概況の報告もあったわけであります。  そこで順を追ってお尋ねしますが、七月三十一日から八月一日にかけての北海道上川地方の集中豪雨、この災害を政府としてはどういう取り扱いをする方針であるかお尋ねしたいと思います。

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/03/07、32期、日本社会党)

○芳賀委員 農林大臣にお尋ねしますが、農業基本法の第六条に基づく昭和四十四年度の農業の動向に関する年次報告がいまだ国会に提出されていないわけであります。これは、例年に比較しますと、すでに一カ月以上提出がおくれておるわけですが、このことはすなわち予算審議にも重大な影響のある問題でありますので、いかなる理由で農業白書の提出を怠っておるかという点について、説明を願いたいと思います。
【次の発言】 先日農林省の官房の担当の調査課長に連絡をして、どういうわけで農業白書の提出がおくれておるかということを尋ねたわけであります。その際、昨年末の総選挙があり、また予算の編成上でおくれていますという、当然のような……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 農林水産委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○芳賀委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、ただいま提案されました農薬取締法の一部を改正する法律案の修正案につきまして、簡単にその趣旨を御説明申し上げます。  修正の第一点は、登録農薬の販売が禁止された場合、当該農薬の回収規定を設けたことであります。すなわち、販売禁止措置がとられた農薬が回収されることなく、農家等農薬使用者のもとにそのまま放置されることは、これら危険な農薬が販売禁止後もなお使用されるおそれがあり、これが改正案の趣旨とする農薬安全使用確保の徹底を欠くといった事態を生ぜさせることは十分考えられるところであります。  このため修正案は、かかる事態の発生……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/10、32期、日本社会党)

○芳賀委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま提案されました農用地の土壌の汚染防止等に関する法律案の修正案につき、簡単にその趣旨を御説明申し上げます。  修正の第一点は、政令で定める特定有害物質について、カドミウムその他の物質を法に例示したことであります。  修正の第二点は、都道府県知事が汚染対策地域を指定する場合に、汚染地域の市町村長は、当該地域を汚染対策地域に指定するよう都道府県知事に対し要請することができる道を開いたことであります。  修正の第三点は、右の市町村長の要請に対応し、都道府県知事が対策地域のうち特別地区を指定する場合においても、当該市町村長は、……

第64回国会 農林水産委員会 第7号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○芳賀委員 先般一三日に、農林省から農業の生産の地域分担指標の試案なるものが発表されたわけでありますが、これはあまりにも唐突の発表ということでありますので、われわれ農林水産委員会としても農林省発表の目的とするところが那辺にあるかということは把握しずらい点がありますので、この際、農林省から、いかなる目的で現在の時点であのような地域分担の指標というものが発表されたのか。何か目的がなければ唐突の発表はしないと思うわけですから、その発表のねらいというものがどのようなものであるかということをまず説明してもらって、その後、内容についても一通りの説明を官房長からしてもらいたいと思います。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 農林水産委員会 第3号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○芳賀委員 先日、二十二日の予算委員会第二分科会並びに第四分科会において、大蔵大臣並びに農林大臣に対して起疑を行なったわけでありますが、その際農林大臣に対しまして、政府が二月十五日の閣議決定をもって食管法の施行令の改正あるいは米穀の売り渡し令に関する改正をいたしまして、改正された政令を基礎にして、今回四十六年度産米に対して事前買い入れ限度割り当てをすでに都道府県を通じて市町村長に流しておるわけでありますが、その際私は、今回の政令改正は、食糧管理法の規定に照らして違法性が非常に濃いということを指摘したわけでありますが、本日は具体的な質疑に入る前に、今回の改正された政令の主要な点について、まず農林……

第65回国会 農林水産委員会 第7号(1971/03/04、32期、日本社会党)

○芳賀委員 先日、当委員会におきまして、今回政府が食糧管理法の付属政令である施行令の一部並びに米穀の売り渡し政令を改正されて、それを基礎にして昭和四十六年に生産される米穀の買い入れ制限割り当てを強行しているという点については、これは食糧管理法に照らした場合に、改正政令の違法性が非常に強いという点と、もう一つは、都道府県知事を通じて、現在全国の市町村長に生産調整目標数量並びに当該市町村の事前売り渡し申し込みの限度数量の割り当てがおりているわけでありますが、これについては、改正政令の第一条の四の内容を検討した場合に、実態と矛盾する点が非常に多いではないかというような点を中心にして質疑を行なったわけ……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/03/25、32期、日本社会党)

○芳賀委員 先に国有林活用法案の主要な点について農林大臣にお尋ねします。  本法案につきましては、一昨年の六十一国会において相当詳細な審議をしたことは御承知のとおりであります。その際、国有林活用に対する政府としての行政的な取り扱い方針というものは、非常に今後重要なことになりますので、一昨年の国会においてもその点についてはただしたわけでありますが、当時参議院にいって廃案になった経緯もありますので、これに触れないでおくと、あのときの政府の行政方針については、法案が廃案になったので関係がないというようなことになるとまたたいへんですから、この際確認というような意味もありますけれども、明確にしておいても……

第65回国会 農林水産委員会 第15号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○芳賀委員 畜産局長に尋ねますが、本日の委員会に農林省として何らの資料を提出できないというのはどういうわけですか。これは経過があって、昭和三十六年に畜産物価格安定法をわれわれ制定して、それ以来、一方においては農林大臣の諮問機関として価格審議会を設置し、一方においては、政府が決定する事前の当委員会において必ず審議をするという、そういう慣例になっておるわけです。去年まではどうやら必要資料の提出がありましたが、ことしは全然資料を出さぬ。しかも明日、畜産審議会の酪農部会を控えておるわけですからして、畜産局として、あすの酪農部会を前にして本日何らの資料が整っていないということは、これはまことに異常なこと……

第65回国会 農林水産委員会 第21号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○芳賀委員 農林大臣にお尋ねしますが、昨日農林大臣が米価審議会に諮問をされたわけですがその諮問の主文によりますと、これは全く従来の米審に対する諮問とは異質のものであるということがいえるわけです。したがって、これは食糧管理法の趣旨に反する諮問だと指摘しても差しつかえないと思うわけであります。理由といたしましては、ことしの諮問は「昭和四十六年産の米穀の政府買入価格については、米穀の需給の均衡を図るため米穀の生産調整が行なわれている本年の需給事情に即応して生産費および所得を考慮して決定することにつき、米価審議会の意見を求める。」これは最初から米審に対して据え置きを押しつける強迫的な諮問であるというこ……

第65回国会 農林水産委員会 第24号(1971/05/11、32期、日本社会党)

○芳賀委員 今回の農林年金法の改正案に対して質問をいたします。  まず第一に政府にお尋ねしたい点は、社会保障制度審議会の答申に関係してでありますが、これは昭和四十六年二月十五日に総理府社会保障制度審議会から共済関係五法についての答申が行なわれております。この中の主たる点を申し上げますと、「年金額の改訂については、物価上昇の趨勢からみてやむを得ない面はあるが、本審議会が毎年繰り返して勧告をしているにもかかわらず、依然として恩給の改訂に追随する方法を踏襲している点はまことに遺憾である。特に本審議会の昭和四十二年六月の勧告に基づいて設置した公的年金制度調整連絡会議が未だ何等の結論を見ることなく今日に……

第65回国会 農林水産委員会 第26号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○芳賀委員 農業災害補償法並びに共済基金法の改正法案に対して質問をいたします。  第一に農林大臣にお尋ねしたい点は、先日当委員会において、農林大臣から改正法案に対する趣旨説明を聞いたわけでありますが、大臣の説明の中で、農業災害補償制度の根本に触れるような点がありましたので、われわれとしては、この点を明らかにしてもらいたいと思うわけであります。これは法案に添付された農林大臣の提案理由説明の内容に触れるわけですが、今回の農災制度の改正の目的の中に、米の減反政策を進めるために、あるいはまた国庫負担の軽減をはかるために、高被害率の地域については、農災法の、特に掛け金の国庫負担分の低減をはかることによっ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/10/01、32期、日本社会党)

○芳賀委員 ただいま農林省の大河原官房参事官から、今次の北海道における冷害の被害の概要並びに災害対策の一環について説明がありましたが、この際、冷害対策の問題について質問をいたします。なお、当委員会においては、午前の理事会におきまして、北海道の冷害を重視して現地に調査団を派遣することになっておりますので、いずれ現地調査の結果と相まって、さらに具体的な対策等については、当委員会等を通じまして進めていきたいと考えておるわけであります。  いま冷害による被害総額等について説明がありましたが、特に水稲について、北海道庁の調査によっても、九月十五日現在で五百十億円、畑作関係については二百四十億円ということ……

第66回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/10/15、32期、日本社会党)

○芳賀委員 先ほど本委員会の北海道冷害調査の報告が行なわれたわけでありますが、これに関連して、当面緊急な問題について質問をいたします。  最初に大河原参事官にお尋ねいたしますが、農林省においても、ことしは北海道の冷害を相当重視されまして、順序からいうと、まず第一に農政局の長谷川参事官一行の調査、それから農林経済局の川村保険業務課長の調査、それから統計調査部の福島作物統計課長の調査――本来でありますと農林大臣が現地調査をされるのが当然でありますが、ソ連訪問の関係等もありまして、そのかわりということで、先日、佐藤農林政務次官と災害担当の大河原官房参事官一行が、これは十日から十三日まで、北海道の主要……

第66回国会 農林水産委員会 第4号(1971/09/20、32期、日本社会党)

○芳賀委員 当面する重要な問題について四点ほど農林大臣にお尋ねいたします。  第一は、ただいま農林大臣から先般の日米貿易経済合同会議の経過について報告を承ったわけでありますが、われわれとしては農林大臣が佐藤内閣の閣僚の一員としての大きな制約がある中で、日本の農林大臣としてあとう限りの努力をされたということについては、率直に評価しておるものであります。  ちょうど大臣が出発前の九月二日と思いましたが、当委員会におきましては委員会を開会するいとまがありませんで、それにかわって、藤田委員長を中心といたしまして各党の代表的な委員一同が大臣と会見いたしまして、ワシントン会議に臨む農林大臣としての行動等に……

第66回国会 農林水産委員会 第5号(1971/10/04、32期、日本社会党)

○芳賀委員 この際農林大臣に対しまして、北海道の冷害対策の問題並びに農安法に基づいてイモでん粉の価格決定の時期が迫っておりますので、この二点についてお尋ねをいたします。  北海道の冷害対策の問題については九月二十日の当委員会におきましても、対策の基本になる点については農林大臣に方針を尋ねたところであります。また先日十月一日に衆議院の災害特別委員会がありまして、その際も関係各省から対策の内容について質疑を行なったわけでありますが、この際臨時国会を前にいたしまして農林大臣が十一日に訪ソされるわけでありますので、第一の点は、臨時国会に対して政府は景気浮揚策を中心とした少なくとも七千億に近い補正予算を……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 農林水産委員会 第2号(1971/12/03、32期、日本社会党)

○芳賀委員 この際、昭和四十六年における激甚な災害であるところの冷害対策に対しまして、政府として今日まで講じた具体的な対策の内容について詳細な説明をまず行なってもらいたいと思います。特に法律関係につきましては、天災融資法並びに激甚災害法の改正については国会におきまして衆参両院を通じていずれも全会一致をもってこれは改正が行なわれたわけでありますからして、これらの点については、改正された天災融資法並びに激甚災害法の実施等に伴っても、この際あわせて説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ただいまの災害旭当の大河原参事官の内容の説明を通じまして、これは当委員会が現地調査を行ない、また委員会の方……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 農林水産委員会 第4号(1972/03/30、32期、日本社会党)

○芳賀委員 ただいま畜産局長並びに統計調査部長から説明がありましたけれども、順序を追って質問いたします。  まず第一に、昭和四十七年度の加工原料乳の保証乳価の問題ですが、いま局長から説明のあった昨年の保証価格よりも三十一銭上げのキロ当たり四十四円七十九銭、この政府試算による保証乳価の原案については、これは農林省だけの単独の案であるか、政府部内で、特に財政当局の大蔵省とも相談して、四十七年度の保証乳価並びに豚肉の基準価格等については政府案としてこの数字が適当である、そういうことでまとめて昨日の畜産審議会に政府の試算として提出したというふうに考えてよろしいですか。

第68回国会 農林水産委員会 第7号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○芳賀委員 先ほど荒勝園芸局長から昭和四十七年度に生産されるてん菜の最低生産者価格決定についてのおおよその説明があったわけでありますが、これは言うまでもなく、糖価安定法の第二十一条と、もう一つは、安全法第三条の国内産糖の合理化目標計画、これに伴う生産目標、この二つの方向に非常に関係があるわけでございますから、二十一条に基づく価格決定にあたっても、もちろん基本は農業パリティの変動指数を基礎にして、その他生産費、物価、経済の変動あるいはまた、いま言いました合理化計画に基づく生産目標の実行等を総合的に勘案してこれはきめることになるわけでありますが、ことしは従来方式でやっていくのか、また、全く構想を変……

第68回国会 農林水産委員会 第16号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○芳賀委員 農林年金法の改正について主要な点をお尋ねいたします。  ちょうど大臣が出席されておりますのでお尋ねいたしますが、  今回の法改正に際しましても、社会保障制度審議会に政府が改正案を示して答申を得ておるわけですが、社会保障制度審議会の毎年の改正案に対する答申と内容の指摘事項は、そのたびごとに、改正の内容というものが非常に消極的で、決して国民皆年金の方向を指向して改正が行なわれておらないということを相当きびしく指摘していることは御承知のとおりであります。今回の審議会の指摘の中においても、第一は、スライド制の実施についても、すでに行なえる条件が整っておるにもかかわらず、これを実施できないと……

第68回国会 農林水産委員会 第19号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○芳賀委員 この際、主として林業の問題並びに国有林の問題等について農林大臣並びに林野庁長官に質問をいたします。  まず林業問題に入るということになれば、当委員会ではまだ取り上げておりませんが、最近、連続的に頻発する、林野庁が責任を持って行なっておる国有林関係の不祥事件――不祥事件といっても、内容を分析すれば、全くの不正事件とか、業務上不適正な事件、いろいろ分類されるわけでありますが、きょうは時間の関係で、私からそれらの問題を逐一指摘するといういとまがありませんので、むしろ国有林経営の最高責任者である林野庁長官のほうから、いままで衆参両院のいずれかの委員会において指摘された事件、あるいはまたすで……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 農林水産委員会 第2号(1972/07/27、32期、日本社会党)

○芳賀委員 本来でありますと、田中内閣が発足して足立農林大臣が就任されたわけですから、本委員会においても足立大臣の農政の所信をただすのが順序でありますが、田中内閣はいまだに本院において所信の表明を行なっておりませんので、その内閣の国務大臣に対して基本的な政策をただすというのは順序が逆になると思うので、この際、米価問題に限って質問をいたします。  政府が米審に諮問された内容については二十四日、当委員会において諮問の内容を聴取したわけでございます。昨夜ようやく米審の意見がまとまりまして農林大臣に対して答申を行なったことは、いまの説明内容においても承知しておるところであります。そこで、農林大臣にお尋……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1970/10/07、32期、日本社会党)

○芳賀小委員 本日は小委員会でありますので、できるだけ掘り下げた論議をしたいと思います。  第一にお尋ねしたいのは、毎年当委員会におきましては、政府の価格決定前に委員会としての必要な決議等を行なって政府に善処を求めておるわけでありますが、昨年の昭和四十四年におきましても、小委員会において案文を作成いたしまして本委員会の議決事項ということになっておるわけですが、この内容についてはすでに政府においても御承知のとおりであります。毎年委員会において適切な方針を定めて政府に対しまして農安法に基づいて十分な検討の上、適正な価格をきめる必要がある、また畑作振興、あるいは北海道及び南九州地域等の特産物であるバ……

第63回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1970/10/08、32期、日本社会党)

○芳賀小委員 昨日保留した問題ですが、第一に、四十五イモ年度並びに将来中期あるいは長期にわたってのいも、でん粉の需給計画の中で国産のいも、でん粉の自給度をどうするかという問題、あるいはまたいも、でん粉の生産目標を政府の責任で明確にしてこれを推進するというような点は非常に大切であると思いますので、きょうは具体的に政府としての方針を明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 生産目標にしてもあるいは自給率の問題にしても、数字を示してもらわぬと納得ができないわけです。たとえばでん粉関係については、昨日の局長の説明によると、昭和四十三年に立てた農林省の十カ年の見通しからいうと、昭和五十二年にはでん粉類の総……

第63回国会 農林水産委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○芳賀議員 政府案と社会党案の優劣というお尋ねでありますが、これは結局法律案の持つ内容、目的が法律の名称をそれぞれあらわしておると思うわけであります。社会党提出の農民年金法案の場合は純粋な農民年金の法律でありまして、政府の場合は、何のために年金基金法とうたっておるかということをわれわれが判断した場合、被保険者の保険料を基金に積み立ていたしまして、その基金の相当部分をいわゆる農地の買い入れ、売り渡しあるいはまた農業者が農地を取得して経営拡大する意思があるような場合には、その農業者に対して基金から農地取得資金を貸し出しをするというところに、他の公的年金と大きく異なった目的、任務というものを持ってお……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 大臣にお尋ねしますが、昨年の九月に国鉄の再建十カ年計画を国が決定して、ことしの二月十六日に、閣議決定に基づいて国鉄の財政再建計画というものが国鉄から出されまして、これは国が承認したわけであります。これに基づいて、二月の十八日に、全国の規模で国鉄のローカル駅等については無人化を急速に進めるということが各支社段階で発表になったことは、御承知のとおりであります。たとえば北海道支社においては十八日に内容の発表をいたしまして、これは新営業体制の基本方針ということで発表されたわけでありますが、この内容については、国労の北海道本部並びに動労の道地評に対して即日内容の説明が行なわれたわけでありま……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 最初、米価審議会の関係についてお尋ねします。  農林大臣は三月中に米審を開催する予定を立てておられると聞いておるわけですが、その際農林大臣として、米審に諮問すべき事項についてはどういう内容になっておるか、あるいはまた、懇談会形式等で開くとすれば、その懇談会に対してはどういうような協議事項を提出されるか、この点をお尋ねしたいと思います。  そこで、たとえば昭和四十五年の米価については、昨年同様二カ年連続据え置きの方針を政府においては定められておりますので、この点について報告をするのか、この点が一つですね。  あるいはまた、与党自民党の総合農政小委員会等におきましては、今年から米の銘……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 農林大臣にお尋ねしますが、まず第一に政府が全国に生産調整の数量割り当てと米の売り渡し令の改正をして、買い入れ限度数量の割り当てをすでに行なったわけです。そこで限度数量と生産調整割り当てを同時的に割り当てをしておるわけでありますからして、ことしの生産調整というものは、昨年生産者の協力を求めて行なったものと質的に違うと思うのです。  そこでお尋ねしたいのは、この生産調整を行なわなければ、個人別の限度数量の決定というものを当該市町村ではなかなか行なうことができないと思うわけです。それでどうしても生産調整の指示に基づいてしなければならぬという法的根拠があれば、それを明確にしてもらいたい。

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 時間が限定されているから卒直にお伺いいたします。  第一に、食管特別会計に関する点ですが、食管会計の予算概要については、すでに大蔵大臣から本会議並びに予算委員会等においても説明があったわけです。その中で四十六年度に生産される米の買い入れ、これは政府の方針としては四十六年度産米については昨年同様の米価水準に据え置く方針で実施するということがはっきり言われたわけですね。同じ食管で買い上げておる国内産麦については前年の買い入れ価格を計上したという説明があるわけです。従来食管会計の予算における買い入れ米価、あるいは国内麦の買い入れ価格は、いわゆる前年度主義といって前年度の米価買い入れ価格……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1971/10/06、32期、日本社会党)

○芳賀小委員 ただいま園芸局長並びに統計調査部のほうから、作況概況並びにイモ類、でん粉等の需給見通し等について説明があったわけですが、きょうは小委員会でありますので、価格決定を前に、重要な点に対して具体的な質問をいたしたいと思います。  まず第一に、昭和四十六年度の国産でん粉を中心とした需給見通しですが、ことしは北海道の冷害あるいは南九州のカンショの主産地帯における作付面積の激減等がありまして、いまの説明からいいますと、馬でん、甘でん合わせて三十八万トンということになるわけであります。そして四十六年の総需要量はおおよそ前年度同様の百十六万トンということになれば、国産でん粉は需要量に対して三〇%……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 この際、国有林野事業に従事する基幹労働力といわれる国有林の作業員の制度上並びに処遇の改善についてお尋ねしたいと思います。関係大臣は、山中総務長官並びに中村行管長官、並びに人事院総裁に、同一の問題でありますけれども、それぞれ所管の責任に立って明快なお答えを願いたいと思います。  問題の中心は、「国有林野事業の作業員の取扱いについて」の政府の統一見解、これは昨年、四月の十三日に政府から衆議院農林水産委員会において政府の統一見解として正式に表明されたものでありますけれども、これにつきましては相当長い経過があるわけであります。審議の都合上、経過的な点を申しますと、まず昭和三十九年に御承知……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 農林大臣にお尋ねいたします。  農林大臣は、先日、農林水産委員会において所信を表明されたわけでありますが、その中で特に林業の問題については、国有林といわず民有林といわず、重大な局面を迎えておるということを述べられたわけでありますが、それに対してまずお尋ねいたします。  林業基本法が制定されたのは昭和三十九年、ちょうど赤城農林大臣の時代であったわけですが、その後八年経過しております。ですから、こういう林業問題が危機的な段階に至っておるというようなことを政府自身が自認するということになれば、林業基本法というものが相当重要な機能を発揮する必要があると思いますけれども、われわれの見たとこ……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○芳賀分科員 この際、大蔵大臣に対して、主として食管特別会計予算並びに林野特別会計予算に関連した問題についてお尋ねいたします。  まず第一に、昭和四十七年に生産される米価の決定の方針でありますが、これについては大蔵大臣の予算の説明の中で、四十七年の両米価は、生産者米価並びに消費者米価とも前年同様据え置きの方針であるということを述べられております。これは政府の予算編成上、従来の例によりましても前年度米価をもって予算米価を計上しておるわけでありますからして、予算編成上のたてまえとして前年同様の米価ということで計上したと理解していいわけですか。つまり、実行米価は予算米価と違う、この基本的な点について……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1972/10/12、32期、日本社会党)

○芳賀小委員 最初に池田局長にお尋ねしますが、昨日農安法第五条の規定に基づいて生産者団体の意見を聴取したと聞いておりますが、その内容について説明願います。
【次の発言】 もう少し具体的にお尋ねしますが、まず価格問題については、カンショ、バレイショの基準価格の算定についての意見、さらにまたカンショでん粉、バレイショでん粉算定についての意見、カンショなま切り干しの算定についての意見、それぞれの具体的な意見が生産者団体から法律の定めに基づいて出されたと思うわけですが、これはいままでに比べると一歩前進とわれわれは認めておるわけです。前進した扱いをしたわけですから、こういうときには宣伝の意味も含めて、こ……



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データ更新日:2023/02/05

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