このページでは芳賀貢衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○芳賀貢君 国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 わが国の森林面積は二千五百万ヘクタールで、国土のおおよそ六八%を占めておりますが、国民一人当たりでは〇・二ヘクタールと、世界平均の一・二ヘクタールの六分の一にすぎません。すなわち、森林の果たす役割りは、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保全及び国民の保健休養などの公益的機能を確保し、木材その他の林産物を持続的に供給する等、国民生活の安定と福祉の向上をはかる上できわめて重要なものがあります。 また、木材需給の動向につきましては、さきに政府が発表した森林資源に関する基本計……
○芳賀委員 四月十一日に警察庁当局が大手商社の丸紅を中心とした一連の米の買い占め事件いわゆる食糧管理法違反事件について捜査に踏み切ったわけでありますが、これに対しまして、まず捜査当局から、今回の事件の概要と捜査の方針、並びに、これを事前に告発しました食糧庁長官から、今回の一連の食管法違反並びに農産物検査法違反等で告発された事件の内容と、また食糧庁として調査を進めておるわけでありますが、全国的に、主たる違反事件とみなされる問題等について、概要の説明を求めるものであります。
【次の発言】 ただいまの食糧庁長官の報告並びに説明と警察庁当局の方針というものが必ずしも同じ政府部内で一致しないのですね。食……
○芳賀委員 この際、自治省所管の決算に関連して自治大臣にお尋ねします。 まず第一に、政治資金規正法に基づく第十二条の規定で、政党ないし協会、団体は毎年の六月末、十二月末までの上半期、下半期の収支状況等については報告をする、これを自治大臣は省令に基づいて期日までに官報に公表するということになっておるわけです。そこで、時間の関係もあるので、ごく最近時の点についてお尋ねいたします。 ことしの一月十二日付の官報には、昭和四十七年の上半期分の政党に対する政治資金の届け出が行なわれた分について公表されておるわけでありまして、この内容の主たる点についてこの際当委員会に説明してもらいたい。
○芳賀委員 四十六年度並びに四十七年度の予備費使用の問題について大蔵大臣に質問します。 その前に大蔵大臣に予算執行上の問題についてお尋ねいたしますが、それは、五月八日の閣議において大蔵大臣から、昭和四十八年度の公共事業については実施の繰り延べを行なうという報告をして、その方針を決定したということがいわれておるわけでありますが、四十八年度予算成立直後に決定した事業の繰り延べを早々に行なうということについては、これはやはり昭和四十八年度予算そのものに最初から問題があるといわなければならぬわけでありますので、この繰り延べ方針の内容についてこの際明らかにしてもらいたいと思います。
○芳賀委員 ただいま議題となりました予備費等の事後承諾を求める件に対しまして、私は、日本社会党を代表して、承諾し得ないことを表明するものであります。 すなわち、憲法第八十七条において「豫見し難い豫算の不足に充てるため、國會の議決に基いて豫備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。すべて豫備費の支出については、内閣は、事後に國會の承諾を得なければならない。」と明定されており、財政法における予備費に関する諸規定も、憲法八十七条に基づくことは言うまでもないのであります。 この際、内閣から事後承諾を求められている予備費使用総調書等を慎重に審査した結果により、特に不承諾と認められる以下の数……
○芳賀委員 最初に警察庁関係について質問いたします。 当委員会において、四月の十七日にモチ米等の未検査米の買い占め事件について、大手商社である丸紅を筆頭にした一連の食管法違反の事件等について、当時中野食糧庁長官並びに警察庁の斉藤保安部長の出席を求めて、事件の内容並びに捜査の方針等について説明を聴取したわけでありますが、現段階においては、おおよそこの事件については、警察庁当局は全国的な捜査が完了してそれの取り扱い等について結論段階に入ったというふうに承知しておるわけであります。したがって、この際まず順序として、警察庁当局から総括的な報告とこの事件の処理方針等についてお尋ねすると同時に、あわせて……
○芳賀委員 大平外務大臣にお尋ねいたします。 まず第一に、西アフリカ六カ国の大飢饉に対する日本としての緊急援助の問題でありますが、モーリタニア、マリ、セネガル、ニジェール、オートボルタ、チャド、この西アフリカ六カ国は御承知のとおりサハラ砂漠の南縁に位置する諸国であって、これは以前仏領の植民地国家ということになっておったわけでありますが、いずれも一九五九年前後にこの六カ国は独立をしておるわけであります。たまたま今回、国連の食糧農業機構である通商FAOの本部から加盟諸国に対しまして、特に日本はFAOの理事会のメンバーになっておるわけでありますので、FAOとしては五月十日付で加盟諸国に対しまして、……
○芳賀委員 この際、坪川総理府総務長官にお尋ねいたします。
第一は、総理府設置法に定められておる北方対策本部の関係でありますが、設置法によりますと、北方対策本部の本部長は国務大臣である総理府総務長官をあてるということになっておるわけでありまして、北方対策本部については、毎年国の予算が計上されて、定められた行政事務等を行なっておるわけでありますが、北方対策本部としての最近の予算の執行を通じまして、行政業務等の主たる内容等についてまず述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 そこで、総理府設置法でいうところの北方地域、これは自民党政府がしばしば言明するところのわが国固有領土としての北方地域を意……
○芳賀委員 この際、内閣官房の所管事項の決算に関連して、二階堂官房長官にお尋ねいたします。
官房長官は、元来内閣の大番頭ですから、守備範囲は非常に広範でありますが、事内閣官房の予算、決算になると、その予算額も非常に僅少でありますので、数字にわたっての質問ということになると、あまりウエートがないという特徴点も実はあるわけであります。その中で、特にお尋ねしたい点は、官房が所管しておる特に報償費並びに情報調査委託費について、主要な内容について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 説明を聞いておるのです。
【次の発言】 決算によると、この十一社に対する委託金額が六億六千九百六十八万四千三百六十五……
○芳賀委員 委員長、ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 中曽根通産大臣にお尋ねいたします。
まず第一は、通産省所管になっておるところの自転車振興会の業務運営の内容等についてお尋ねしたいと思います。
自転車振興会は自転車競技法を基礎にして設立されておりますし、同じ通産省所管では小型自動車競走法という法律があって、これはオートレース競技をやっておるわけであります。その他法律を基礎に置いたいわゆる公営ギャンブルとしては、中央競馬あるいは地方競馬、モーターボート等があるわけでありますが、きょうはこの公営ギャンブルのうち、主として自転車競技法に基づく日本自転車振興会の問題等について尋ねたい……
○芳賀委員 この際、田中総理大臣にお尋ねいたします。
当委員会としては、本日ようやく昭和四十五年度の決算の最終的な締めくくりを行なうことになったわけでありますが、この際、田中内閣出現以来ちょうど満一年ですからして、決算委員会の総括とあわせて、田中内閣一年間の功罪といいますか業績なるものについて、総理から反省をこめて主要な点を述べてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 いま総理の述べられたのは、過去一年間の国際情勢の変化並びに国内の政治、経済の動きを客観的に述べたにすぎぬと思うわけです。一国の行政の最高責任者として、自分は国民の期待をになって、外交問題についてはどのように取り組んだとか、ある……
○芳賀委員 ただいま政府から説明のありました四十八年度の加工原料乳の保証価格についての政府諮問案の内容について農林大臣にお尋ねいたします。 第一の点は、現行の加工原料乳生産者補給金法は昭和四十年にわれわれ国会において審議をいたしまして成立をした法律でありますが、法律の目的とするところは、国内で生産された生乳については、政策的な努力を通じてできるだけ飲用向けの市乳化促進をするということが目的の主要な柱にもなっておるわけでありますが、このことが七年間たった今日、具体的に進行しておらないというところに問題があるわけです。 たとえば全国で最大の主要生産地である北海道においては、四十七年におきまして……
○芳賀委員 最初に委員長に申しますが、本日の私の質問はあらかじめ明らかにしてあるわけです。それは昭和四十六年三月二十五日に当委員会において各党一致の林業振興に関する決議を行なっておるわけです。きょうは担当の農林大臣から、林業振興決議の実行についての具体的な政府としての責任ある答弁を求めるということで、きょうあらかじめ農林大臣の出席を求めておるわけでありますが、農林大臣の出席の点についてはどうなっておるか、委員長から御説明願います。
【次の発言】 私の質疑の中で当然政府を代表した農林大臣の直接の答弁、説明が必要になる点が出てくるわけですが、そういう場合にはその部分については保留をして、次回、農林……
○芳賀委員 この際、農林大臣に質問をいたします。 第一は、昨年の七月、田中内閣が出現した際に、田中総理並びに就任直後の足立農林大臣が、北海道の稲作農業並びに畑作転換との関連で畑作共済制度についてそれぞれ発言をしておるわけです。その発言の要旨は、まず田中総理大臣の発言としては、北海道で米作が行なわれているのは、一面では農災制度があるからだと考えられるので、畜産など望ましい姿の新しい農業に脱皮した場合に、いまの農災制度よりも北海道農民が有利になるような制度を考えて誘導しなければならない。次に足立農林大臣の発言としまして、水田地帯は、農災法で、規模が大きいから共済金が一軒二百万円、三百万円ともらえ……
○芳賀議員 社会党提案のいわゆる国営分収造林法案の趣旨並びに内容については、すでに、前国会におきまして、衆議院本会議並びに当委員会において詳細を説明してありますので、今井委員においても十分御理解のことと思うわけでございます。 ただいま御指摘のありました、わが国林業の置かれた現状等については、今井さんの認識も私どもの判断もおおよそ一致しておる点があるわけでございますが、ただ、一番大きな問題は、人口、食糧問題にいたしましても、あるいは森林資源の問題にいたしましても、わが国の農林業のになうべき重要課題としては、いかにして資源政策を強力に進めて、国民経済に関係ある食糧の供給あるいはまた木材の生産供給……
○芳賀議員 森林の長期的な需給の見通しについては、昨日も質問の委員の皆さんに答弁しましたけれども、まず、第一に、林業基本法の第十条の一項の規定に基づいて、長期基本計画というものを策定しなければならぬ、あわせて林産物の長期需給見通しというものを公表しなければならぬということになっておるわけです。これは林政審議会にかけて政府が発表するわけでありまして、したがって、われわれといたしましては、国内の長期見通しというものを数字の上で検討するということになれば、やはり、政府が公表いたしました長期計画あるいは需給見通し等というものを一番のよりどころにして検討するということになるわけであります。 御承知のと……
○芳賀委員 本日は倉石農林大臣が出席されませんので、この際、責任ある担当の長官並びに局長の皆さんに、所管事項についての質問をいたします。 まず、第一は、食糧庁長官と農蚕園芸局長にお尋ねしますが、先般の倉石農林大臣の当委員会における農政の基本に対する所信並びにこれに対する同僚各委員の皆さんの質疑を聞いておりますと、特に、米価並びに農畜産物の価格決定の時期に非常な関心を持っておられるわけであります。第一に、米価決定の時期については、倉石農林大臣の言をかりると、現在のように物価変動あるいは賃金の上昇が激動しておる場合においては、むしろ、米価の決定については、収穫期直前に的確な価格を決定するほうが食……
○芳賀委員 この際、森林法等の一部改正法案に対して質問をいたします。 具体的な内容に入るに先立ちまして、今回の政府提出の改正内容の中には、政令または省令にゆだねる点が相当ありますので、この際たとえば第十条の二の「政令で定める規模」、「省令で定める手続」、さらに第十条の四の「省令で定める森林」についての規定、第七十九条の省令で定める非営利法人の規定、さらに百五十五条の二の二項の「政令で定める基準」、その他附則あるいは経過規定等の中で政令、省令にわたる点があれば、これもあわせて、これは林野庁の長官からでもいいですから、すでに用意をしてあるか、その主たる内容についてまず説明してもらいたいと思います……
○芳賀委員 これは農林大臣にただすべき点ですが、きょうは出席がありませんけれども、二月の二十五日に畜産振興審議会が懇談会の形で開催されまして、懇談会における協議の結果、農林大臣に対しまして「畜産危機打開の緊急対策に関する要望」なるものが建議の形で出されておると思うわけであります。この種の問題は、先般の当委員会でしばしば農林省に対して問題を提起して、質疑をしてあるわけでありますから、政府から進んで委員会に対して報告をするべきと思いますが、緊急を要するので、この際、政府側から、畜産審議会の要望の内容と、この要望に対して具体的にどういうような対策を講ずるかということについても、できるだけ明確にしても……
○芳賀委員 きょうは大臣が出席しておりませんので、この際、提案された法案の内容について、主として大山局長、並びに北海道開発庁とも関係がありますから開発庁の総務監理官、なお、関連して必要な点については、機械公団の小倉理事長に質問する場合もあると思います。 まず、大山局長にお尋ねしますが、現行法の農地開発機械公団法の重要な規定の中で、今度の新しい公団法の提案の重要な部分との間において、質的にも相当異なる点が出てくるわけでありますから、その点についてあらかじめ尋ねたいと思います。 まず、現行機械公団法の第一条の「目的」の中で、今度の新しい公団法の「目的」と比較した場合に、失われる個所があれば、そ……
○芳賀委員 この際、農林大臣にお尋ねいたしますが、まず、第一の点は、政府が一昨年の四十七年十月に閣議決定を通じて明らかにされた新土地改良長期計画の十カ年計画と、ただいま審議を行なっておる農用地開発公団が行なう事業の長期計画との関係について、基本的な点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 この十カ年計画の内容は、大きく区分いたしますと、第一が、国が行ない、または補助する事業といたしまして、農用地総合整備事業、基幹農業用揚排水施設整備事業、防災事業、農用地造成事業、これを合わせて十カ年間で十二兆九千八百億。第二の点は、これを達成するための融資事業について六千億円の資金を確保する。合わせて十三兆……
○芳賀委員 本日は農林大臣が出席されることになっておりますが、それまでの間、事務当局に対して質問をいたします。 まず、第一に、昨日政府として畜産審議会に諮問をされました加工原料乳の価格問題でありますが、政府の試算によりますと、四十九年四月からは一キロ当たり六十三円五十三銭、これが加工原料乳の保証価格ということになっておるわけであります。政府の説明によりますと、昨年の四十八円五十一銭に対しまして三一%の十五円二銭の引き上げということになっているわけでありますがこれでは四十九年の四月から始まる加工原料乳に対する実施価格としてはまことに低乳価であって生産農民が意欲を持って再生産活動を持続することは……
○芳賀委員 砂糖価格安定法によりますと、国産糖の原料であるてん菜の価格につきましては、明日の四月十日までに農林大臣が決定して告示をすることになっておりますので、その前日でありますから、この際農林省の事務当局でけっこうでありますが、四十九年度産のてん菜の最低生産者価格の決定作業についてはどの段階まで具体的になったかということを、この際池田食品流通局長から具体的な説明を願います。
【次の発言】 先週の四月四日の当委員会において、同僚各委員からてん菜の最低生産者価格の問題あるいは国内の甘味資源問題について質疑を行なったわけでありますが、当日は肝心の四十八年度のてん菜の生産費の政府の公表がまだ行なわれ……
○芳賀委員 第一に質問する点は、保安林整備法が今回改正されますと、三十年間にわたる時限立法ということになるわけでありますが、この法律が制定されました昭和二十九年の五月に、当委員会におきましては、すでに、保安林整備制度の重要性にかんがみまして、十年間の時限法の期間内において、森林法の根本的な検討を経て恒久化すべきであるということについて、これを附帯決議の柱にしてあるわけでありますが、この恒久化の問題について、林野庁当局としてはどういうような検討をいままで進めてきたか。その点について長官から明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 いま聞いたのは、昭和二十九年に本法が成立した際、国会は、時……
○芳賀委員 農林大臣にお尋ねいたします。 農業者年金基金法の一部改正については、当委員会においてすでに積極的な質疑が展開されておるわけでありますが、この際さらに重要と認められる諸点について、私から農林大臣に率直な質問を行ないたいと思います。 今回の改正の要旨は、まず、保険料について、あるいは年金の給付水準について、それぞれ現行の二・二倍の引き上げということが改正の骨子になっておるわけであります。 もう一つの問題は、改正にあたっての重大な点は、農業者年金基金の制度運用については、あくまでも完全積み立て方式をくずさないという硬直した方針の上に立っておるわけでありますが、これでは、農業政策的な……
○芳賀委員 政府提案の農林年金法の改正案については、すでに昨日と本日を通じまして同僚各委員が相当詳細にわたって問題点についての質疑を行なっておりますので、この際、私は、農林大臣に対しまして総括的な問題について若干の質問をいたしたいと思います。 まず、第一に、農林年金の年金財政の問題ですが、これは昭和四十四年から、厚生年金から分かれて現在の農林年金制度が運営されておるわけでありますが、その当時から、年金財政の問題としては、他の年金に見られない多額の不足財源をかかえて発足した関係もありますので、結局、運営が最初から非常に窮屈になっておるわけであります。それが原因になっておって、結局、農林漁業団体……
○芳賀委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、ただいま可決されました肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の動議について、その趣旨の説明をいたします。 まず、案文を朗読いたします。 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 世界的な食糧事情のひつ迫、石油をめぐる資源問題等を背景として、農業及び肥料をとりまく環境の厳しい変化にかんがみ、政府は速やかに肥料の価格及び需給の安定措置について抜本的な検討を加え、国内優先の肥料対策を確立するとともに、当面の肥料対策及び本法の運用にあたり、次のとおり措置すべきで……
○芳賀委員 この際、農林大臣に質問をいたします。
今国会も六月三日で会期を終了することになっておるわけですから、余日は十日程度であります。国会終了後、六月十四日には参議院選挙の告示が予定されておりますので、そういう事情を背景にして、食料政策のかなめである昭和四十九年度産米の政府買い入れ価格決定について、政府部内にもいろいろな説がありますけれども、この際、所管の農林大臣から、政府を代表した立場で、まずことしの生産者米価決定についての方針並びに決定の時期等について明確な所見を述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 米価決定の時期は、毎年政府の都合によって不同ですが、それは、現行の食管法並びに……
○芳賀委員 この際、昭和四十九年産米価格に関する問題について質問をいたします。 本日は、倉石農林大臣が病気入院のため出席されませんので、主として政府委員に対して質問をいたします。 すでに、政府としては、七月十五日に米価審議会を開催することを決定しておるわけでございますので、もうわずかな期間でございますから、政府としては、米審に対する政府の諮問案並びに具体的な米価決定の作業等についてはおおよそ結論が出ておると思うわけであります。当委員会では、五月二十三日の委員会におきまして、各党から米価問題に対する集中的な質問を農林大臣に行なったあとで、委員会として、各党一致の四十九年度産米についての決議を……
○芳賀委員 この際、昭和四十九年度米価の審議に必要な資料の要求をいたします。 まず、第一は、昭和四十二年の算定方式により計算した四十九年の生産者米価、六十キロ、一俵当たりの価格とその算定の資料、これは算定要素である基準農家収量、収量については標準偏差マイナス一シグマであります。三番目が家族労働費、これには現物給与相当額並びに付帯労働費を評価したものを含めた家族労働費。四番目が資本利子。五番目が生産性向上の利益還元額、これは生産性向上メリット分の二分の一還元方式であります。六番目が地代。七番目は、その他米価算定上計上すべき経費。これを内容を明らかにして、特に、今回政府が試算米価として提出されま……
○芳賀委員 この際、農林大臣に対しまして、昭和四十九年産米価に関する質問を行ないます。 農林大臣におかれましては、七月の十五日に米価審議会を開催して、生産者米価並びに生産者米価に関する諮問を行なわれておるわけであります。生産者米価については当然おそきに失する時期でございますが、今回の米審において消費者米価に対する諮問を行なわれたということについては、当委員会の立場から見ましても、あるいは食糧管理法の厳正なる運用の点から見ても、両米価同時諮問ということについては、私どもとしては絶対に了承することができないわけであります。したがって、この際、まず、両米価同時諮問をされました趣旨について農林大臣か……
○芳賀委員 私は、先ほど行なわれました農林委員会の調査報告に基づいて、当面緊急に処理すべき事項に限定して質問をいたします。 まず、第一に、十月十五日現在の四十九年度の水稲の予想収穫量が公表されたわけでございますが、これによりますと、全国の作況指数は平年収穫量に対して一〇二ということになっておるわけでありますが、都道府県別に検討いたしますと、平年の収量を下回る府県が十三県に及んでおるわけでありまして、その中で、特に北海道の場合には異常な大豊作でありまして、作況指数が一一七ということになっておるわけであります。したがって、この、ことしの作況が判明した現在において、政府がことし予約限度数量を都道府……
○芳賀委員 先ほど安倍農林大臣から、就任のあいさつを兼ねて農政に対する所信の披瀝がございましたが、この際、農林大臣としての心がまえとして、単に自民党の農林大臣ということでなくて、真に農民のための農林大臣、国民のための農林大臣としての気魄の上に立って十分な活躍をしていただきたいことを期待いたします。 基本的な問題については通常国会に譲ることにいたしまして、きょうは、就任された大臣に対して、その基本になる点をいささか伺っておきたいと思いますが、まず、第一に、大臣が就任されました際に、従来の守る農政から今度は攻めの農政に転ずるという力強い姿勢を示されたわけでございますが、問題は、来年度五十年度の農……
○芳賀委員 この際、畜産物価格安定法の改正案に対して、安倍農林大臣に質問をいたします。
第一に、畜安法の中に、国内生産の牛肉を対象にして、さらに農林省令で定める規格に適合する牛肉については事業団の買い入れ対象にするということが政府の今回の改正案の内容でございますが、この指定食肉の中の、いわゆる農林省令で指定する牛肉というものの範囲並びにその規格について、この際明快にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 先日の当委員会の質疑の中においても、いま言われた和牛並びに肉用去勢牛の中肉を規格対象にするという点は委員会においても述べられたわけでありますが、国内産の牛肉の中で、市場における占有率から言……
○芳賀委員 最初に大山局長に尋ねますが、今回政府から提出された農振法の改正案の各条文の中には、政令で定める事項、あるいは特に省令で定める事項というのが随所に出ておるわけであります。実は、昨日の当委員会においても、政令、省令の問題について大臣に指摘をしたわけでありますが、今度の改正案の中に、政令で定める事項と省令で定める事項がそれぞれ何カ所ぐらいあるのですか。
【次の発言】 そこで、まだ政令案、省令案がわれわれの審議のために配られていないのですが、それは用意してあるのですか。
【次の発言】 それじゃ、早速いま局長の言われた政令案、省令案を各委員の皆さんに配布して、できるだけ審議が進行するようにし……
○芳賀委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま提案されました農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案の修正案につき、その趣旨を御説明申し上げます。 ます、修正の内容を申し上げます。 修正の第一点は、第十五条の五第四項を修正して、市町村は、農用地利用増進計画を定めようとするときは農業委員会の決定を経なければならないものとしたことであります。修正の第二点は、第十五条の三に一項を追加して、都道府県知事は、農用地利用増進規程を認可しようとするときは都道府県農業会議の意見を聞かなければならないものとしたことであります。修正の第三点は、第十五条の十に一項を追……
○芳賀委員 先ほどの質問に続いて農林大臣にお尋ねいたします。 第一は、五十年度の保証乳価の算定の中において、ことしの四月一日から来年の三月三十一日まで生乳生産者は三百六十五日毎日毎日乳の生産に取り組むわけでありますから、その大事な再生産確保のための家族労働というものについては、当然、ことしの四月一日から向こう一年間の他産業の製造業の自家労働に比較すべき賃金というものが的確に推計されなければ正当な乳価は出てこないわけですね。ところが、午前中の事務当局の説明によりますと、四月一日以降の製造業の賃金の上昇というものについては全く掌握できないので、政府の家族労働の試算については、四月以降の上昇分につ……
○芳賀委員 農林大臣にお尋ねいたします。 第一の点は、今回の政府提出の改正案の不備なる点と認められる部分についてお尋ねをしたいと思います。 その一つとして、第二条の二の基準及び規格の設定の場合においては、「有害畜産物が生産され、又は家畜等に被害が生ずることにより畜産物の生産が阻害されることを防止する見地から、農林省令で」ということで規格及び基準を設定することになっておりますが、この基準、規格設定の二つの趣旨から見て、二番目の「家畜等に被害が生ずることにより畜産物の生産が阻害されることを防止する」というのは本案の重要事項から見ても非常に大事な点だと思うわけであります。家畜、家禽にしても、これ……
○芳賀委員 農林大臣にお尋ねいたします。 まず、第一に、農林年金の財政の現況がどうなっているかですね。従来でありますと年金法改正の審議等については政府側からこれに関する資料等が提出されるわけでありますが、今回の場合は、この年金財政に関するところの内容的なものが、故意に出されないのか、気がつかなかったのか、資料にも全然出ていないのです。したがってこれは質問を通じて明らかにしなければならぬということになるわけですよ。 財政の現状がどうなっておるかという点が一つと、もう一つは、財源の再計算作業をいま進めておるわけですから、結論が出ないとしても、再計算の作業の経過並びに現時点における把握の状態が一……
○芳賀委員 この際、農林大臣にお尋ねいたします。
昭和五十年に生産される米並びに麦につきまして、生産者米価及び生産者麦価の決定が迫っておるわけでありますが、この際、生産者米価及び生産者麦価に対する政府の具体的な方針についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 米及び麦の決定の時期の問題でありますが、もうすでに六月下旬でありまして、食管法に基づいて、麦価については六月中に米審に諮問して政府が決定することになっておるわけでありますので、いまの時点で言えば、まず麦価を先に決定して、その次が生産者米価の決定ということになると思うわけであります。
そこで、麦価決定についての米価審議会の開催あるいはま……
○芳賀委員 この際、政府の麦価格決定に先立ちまして、重要な点に対して三善食糧庁長官並びに吉岡統計情報部長に質問をいたします。 まず、第一に、昨日開かれました米価審議会における政府の諮問案の内容並びに審議会の答申、建議あるいは口頭による意見等について先ほど概要を聞いたわけでありますし、また、統計情報部長からは、昭和四十九年産の国内産麦に対する生産費の結果が資料に基づいて述べられたわけであります。 そこで、まず長官にお尋ねしたいのだが、政府が米価審議会に諮問したところの昨年度価格に対して一〇・二%引き上げる政府試算の内容は、単に、食管法の第四条ノ二の第二項の前段において述べられている「昭和二十……
○芳賀委員 この際、昭和五十年産米価について農林大臣に質問をいたします。 政府におきましてはすでに昨九日に米価審議会に対しまして、今年の生産者米価の決定について政府としての試算を付した諮問を発したわけでございます。当委員会におきましても、先日の理事会におきまして、米審開催の二日目の本日委員会を開会して、例年のことでありますが、閉会中でございますが、本日の委員会を通じて担当の農林大臣と米価決定についての問題を十分詰めて、委員会としての意思表示をするという手順になっておるわけであります。したがいまして、私は、一昨日、委員会の事務局を通じまして、本日の質疑に当たっての重要な資料を農林省から提出を求……
○芳賀委員 ただいま提案されました天災融資法等の改正案並びに今次の災害対策につきまして、安倍農林大臣並びに金丸国土庁長官に質問を申し上げます。 まず第一に、今次の台風第五号、第六号の災害については、九月二十九日の閣議決定をもちまして、この両災害については激甚法の指定をしたことはわれわれも承知をしておるわけでございます。 これに関連して、当委員会におきましては、先般の九月二十二日並びに二十三日の両日にわたりまして、金丸特別委員長を団長として、北海道に発生いたしました五号台風、六号台風並びに九月上旬の集中豪雨災害の現地調査並びに災害対策等について実態を調査してまいったわけでございます。 調査……
○芳賀委員 本日の質問に当たりましては、あらかじめ国土庁、建設省、農林省並びに北海道開発庁の出席を求めておりますので、順次質問をいたします。 まず第一に政府にお尋ねしたいのは、今次の五号台風、六号台風等を中心とした全国的な激甚災害に対するためには、速やかに治水治山事業の根本的な対策の確立が必要だと思うわけでございます。特に、北海道における石狩川流域並びに天塩川流域の大洪水の実態にかんがみましても、まず第一に、政府として新治水事業の長期計画を策定して速やかに実行する問題と、もう一つは、激甚災害対策特別整備事業の実施に当たって激甚災害河川の整備促進を計画的に進めるべきであるというふうに考えるわけ……
○芳賀委員 ただいま提案されました農林年金法の一部改正案につきましては、すでに前国会におきまして当委員会において慎重に審議した結果、委員会としては特に附帯決議を付して成立させた経緯がありますので、私ども社会党としては、この改正案をおおむね可として今国会において速やかにこれは両院で可決、成立すべきものと考えておるわけでございます。 そこで、この際、農林大臣に年金制度に関連して質問をいたしますが、すでに政府におかれましては、昭和五十一年度の予算の編成に着手をされておるわけでございまして、農林省といたしましても、八月いっぱいで概算要求を取りまとめて大蔵省に提出しておることはわれわれ承知しておるわけ……
○芳賀委員 この際、当面する重要な問題について質問をいたします。 まず第一に、十月の二十三日に国会が承認いたしまして発効をした日ソ漁業操業協定に関する問題について、きょうは農林大臣は参議院の予算委員会に出席中でございますので、所管の水産庁長官並びに外務省の欧亜局長を中心に質問をいたしたいと思います。 日ソ漁業操業協定が十月二十三日で効力を発生したわけでございますが、その後も依然として北海道の太平洋沿岸における、特に襟裳岬の漁業海域を中心にしてソ連の船団による被害が後を絶たない状態でありますが、どういうような実態になっているか、これは水産庁長官の手元においても実情を十分調査しておると思うわけ……
○芳賀委員 この際安倍農林大臣に対して、十月二十三日に発効いたしました日ソ漁業繰業協定の効果的な運用に関してお尋ねいたします。 実は、先日五日の当委員会においても、水産庁の内村長官並びに外務省の橘欧亜局長に対しましてこの件に関する質問を行ったわけでありますが、まだ不明確な点が残っておりますので、担当の安倍農林大臣から明確にしてもらいたいと思うわけであります。 第一の点は、協定が発効したにもかかわらず、依然として日本の北海道の太平洋沿岸あるいはまた東北等の沿岸にソ連のトロール船が船団を組んで繰業し、徐々に南下しておるわけでございます。この協定については、ことしの六月及び八月におきまして安倍農……
○芳賀委員 この際、国有林に関する基本的な問題について、農林大臣に質問をいたします。
これは大きく分けますと、一つは国有林の経営並びに組織の基本に関する問題と、もう一つは国有林野事業がいわゆる国の、公共企業体の事業として三公社五現業の一つに数えられておるわけでありまして、この国有林野事業に従事する、いわゆる公共企業体の事業に就業する労働者に対する憲法二十八条に保障された勤労者の団結権の柱であるストライキ権付与の問題について、大臣から率直な方針を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまのスト権付与の問題でありますが、すでに今国会におきましても、十月二十一日の衆議院の予算委員会にお……
○芳賀委員 ただいま食糧庁長官から説明のありました昭和五十年産米の予約限度を超過した産米の取り扱いの問題と、政府が買い入れいたしました外麦並びに国産麦の売り渡し価格の問題についてまずお尋ねいたします。 いま食糧庁長官から説明のありました五十年産米の予約限度を超過した分についての取り扱いの方針でありますが、これが実行されるといたしますと、政府が管理する米の取り扱いというものは、まず第一に政府の直接買い入れ米と、それから当然でありますが政府の管理する自主流通米と、それから今回の予約限度数量を超過して生産された産米の取り扱いということになるわけで、結局三段階方式というようなことになるとも考えられま……
○芳賀委員 この際、内閣提案に係る林業改善資金助成法案に対して、農林大臣にお尋ねいたします。 質問に先立って、先般昭和五十年度の林業の年次報告が国会に提出されたわけでございますが、この報告の内容をつぶさに検討いたしますと、数点にわたって特徴的な問題が掲げてあるわけでございます。 まず第一に、森林の資源的な点から言いますと、特に生産面を通じまして、民有林あるいはまた国有林を通じまして造林事業が年々後退をしておる、そしてあわせて大事な育林の施業、今回の法案にも関係ありますところの間伐等の施業が全く放置されておるような状態でございますが、これらは何に起因して大事な日本の林業の生産体制というものが……
○芳賀委員 まず最初に、農業者年金法案に対して、主として農林大臣にお尋ねいたします。 今回の政府改正案によりますと、その改正の重要な点の一つといたしまして、経営移譲年金の条件緩和規定が出されておるわけであります。すなわち、経営主がその所有する農地を世帯員である後継者に対し使用収益権を設定して経営移譲をすることができるという規定であります。しかし、これを農地法の立場から見ると、たとえば法第二条第二項及び第五項で自作地、小作地の区分及び世帯員の権利関係等について、また法第三条では農地等の権利移動の許可について、法第六条では小作地の所有制限について、それぞれ法の適用が一貫して世帯主義を農地法におい……
○芳賀委員 農林大臣にお尋ねしますが、明日の六月二十三日並びに二十四日の両日にわたりまして昭和五十一年に生産される国内産の麦価の決定を中心にして米審を開かれるわけでございますが、その前日に当委員会が開かれたわけでございますか、この際政府から何ら――明日の米審における政府が用意した、まず麦価算定上の資料の問題であるとか、それに伴う、あらかじめ米審に提出するために用意した資料というものはあると思うのですが、まさか農林水産委員会が終わってからどろなわ式で一晩で資料をつくるわけではないと思うのですよ。これは毎年米審の前日等に農林委員会が開かれた場合に委員会として強く指摘しておる点ですが、その点ばどうな……
○芳賀委員 この際、昭和五十一年産米価について農林大臣に重要な点について質問をいたします。
まず第一に、本日農林大臣におかれましては米価審議会に政府の試算米価なるものを諮問されたわけであります。また、ただいま事務当局から内容についての説明を徴したわけでございますが、どうして今回の生産者米価というものが五・二%という、全く生産者も消費者も予測することのできなかったような低米価を試算されたかということについて何らかの根拠並びに理由があると思うわけですが、その点について率直に説明を願いたいと思います。
【次の発言】 農林大臣にお尋ねしますが、今回の政府の試算米価なるものは、食糧管理法第三条第二項の……
○芳賀委員 最初に、稻葉法務大臣にお尋ねいたします。
問題は、今回のロッキード事件の日本における本拠をなすといわれる丸紅が行いました昭和四十八年のいわゆる食糧管理法違反の事件につきまして、その後、公判の審理経過等がどうなったかということについて、法務大臣から経過をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 丸紅の食糧管理法違反というのは、ちょうど自民党田中内閣が昭和四十七年に出現いたしまして、それを機会にして国内におけるモチ米を中心とした買い占め事件が勃発したわけであります。
この事件の内容というのは、食糧管理法が昭和十七年に制定されたわけでありますが、食管法発足以来空前の食糧管理法違反事件と……
○芳賀委員 農林大臣に質問いたします。 本日、午前は特に当委員会において冷害対策のために、まず北海道に一班、東北に二班、これは国政調査の立場で委員会から現地調査に参って、きのう各班が帰ってきたわけです。午前中は各調査団の調査結果の報告を行ったわけですが、残念ながら大臣はおられませんでした。ああいう報告は大臣も十分に聞いて、その趣旨を尊重して、間違いのない冷害対策を講ずべきだと思ったわけですが、農協の大会に行って演説しているということでしたのでやむを得ません。 それで、きょうは特に五十一年の冷害に対する政府としての諸対策に対して具体的な質問をいたします。 第一に、今次の冷害に対する激甚災害……
○芳賀委員 ただいま説明のありましたいも、でん粉並びにてん菜糖の価格決定の経過等についての質問は、同僚の美濃委員が行うにことになっておりますので、私は、もっぱら今次の大冷害に対する対策の実施について質問をいたします。 すでに今月七日の当委員会において、委員会が行いました北海道並びに東北地域に対する調査結果を基礎にして農林大臣に対して質問をいたしたわけでございますが、その後、政府として的確な被害状況の掌握の上に立って、迅速な具体的な措置が講ぜられておると思うわけでございますが、それについて、この際まず農林省側から詳細な説明をしてもらいたいと思います。できれば資料を配付して、それに基づいて説明が……
○芳賀分科員 まず、福田行管長官にお尋ねいたします。
行政管理庁におかれては、昨年の十一月から国有林野事業に対する行政監察に入ったわけですが、この際、国有林事業に対する行政監察の主たる目的と、その内容について説明願いたいのです。
【次の発言】 これは大事な事項ですから、担当局長でいいですから、その監察の内容、項目等について……。
【次の発言】 次に、大臣にお尋ねしますが、いまの説明によると、行管として一番大事な、国の公共企業体である国有林野の職員の定員の問題ですね。御承知のとおり、現在、国有林野の職員の中で、いわゆる定員外といわれる現場作業員、内容は、常用作業員が約一万七千人、それから定期作……
○芳賀分科員 新谷運輸大臣にお尋ねしますが、政府は二月十三日に閣議決定で、経済社会基本計画を発表されたわけですが、これは昭和四十八年度から五十二年度までの五カ年計画を基調として、さらに六十年度までの長期目標がうたわれておるわけですが、その中で運輸交通関係といたしましては、全国幹線交通通信ネットワークという政策目標のもとに、一つは国鉄の新幹線計画でありますが、これは計画によりますと、五十二年度までに延長千九百キロを完成さして供用するというのが第一点。第二点は、昭和六十年度を目標にして、延長七千キロの建設をはかるという点がうたわれておるわけでありますが、そういたしますと、当然この長期計画あるいは五……
○芳賀分科員 加藤労働大臣に対して、三つの問題についてお尋ねをいたします。時間が限定されておるので、あらかじめ問題点を申し上げておきます。 第一は、林業労働者の職業病である白ろう病の根本対策について、労働省としてはどのような熱意をもって、これに取り組んでおるかという問題です。 第二点は、国の公共企業体である林野庁のいわゆる国有林の基幹労働者の中で、定員外の職員が相当数おるわけであります。内容を申しますと、季節的な定期作業員がおおよそ二万名ですね。それから日給制の常用作業員が一万七千名ということになっておるわけですが、この中で、特に定期作業員といわれる基幹労働者の雇用の安定あるいは身分の保障……
○芳賀分科員 農林大臣にお尋ねします。 まず第一は国有林の問題でありますが、その中で、多年懸案になっておるところの国有林の基幹労働者のうちの、常用作業員といわれる大事な作業員が一万七千人おるわけでありますが、これが常勤化の問題につきましては、一昨年の三月二十五日の両院における林業振興に関する特別決議、それを受けて四月の十三日に政府の統一見解が出されたわけであります。この実施につきましては、先週三日の予算分科会におきまして、定員担当の福田行政管理庁長官並びに財政担当の愛知大蔵大臣に質疑を行なったわけでありまして、両大臣とも、この問題については重要問題としてとらえて、特に、政府の統一見解に基づい……
○芳賀分科員 大平外務大臣にお尋ねします。 第一は、昨日の三月一日から東京とモスクワにおいて日ソ漁業交渉が開かれております。東京においての漁業交渉は、一九五六年に締結された日ソ漁業条約に基づいた一九七三年の第十七回日ソ漁業委員会の交渉ということになるわけであります。これは十七回目ですが、過去の毎年の漁業交渉の中においても、一番大事な基本的な問題というものが、なかなか解明されないで今日に至っておるわけです。それは、漁業条約の一番中心をなす目的、精神は、もとより公海における漁業ですからして、公海における漁業の原則の上に立って、まずその公海の海域における海洋資源を両当事国の間において十分それを培養……
○芳賀分科員 大蔵大臣にお尋ねしますが、まず第一点は、食糧管理特別会計の問題であります。
大蔵大臣の予算説明によると、四十八年度の米の予約限度数量が事前割当で八戸十五万トン、そのうち買い入れ数量が五百八十万トン、残余の二百三十五万トンが自主流通米の見込み数量ということになっておるわけでありますが、特に本年度の生産者米価について、政府としてどういう方針であるか、明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 従来食管会計の編成にあたって買い入れ米価あるいは売り渡し米価については、従来一貫して前年度主義を採用しておるわけです。そのたてまえはそのとおりですが、毎年五月には米価審議会に諮問をして生産者米価を……
○芳賀小委員 参考人の皆さんには、用務多端のおりにまことに御苦労さまでございます。 片柳参考人におかれては、急ぎの用件のため途中で退席されるわけですからして、この際、まず、片柳参考人にお尋ねをいたします。きょう出席を御案内したのは中金理事長という肩書きになっているが、私は、畜産振興審議会会長の片柳さんの立場で質問いたします。 最近の畜産審議会の運営を見ましても、たとえば畜産物価格安定法が昭和三十六年、加工原料乳生産者補給金法が昭和三十九年、いずれも当委員会を中心にして立法府において制定したことは言うまでもありませんが、十年の長い経過の中で、政府は、加工原料乳あるいは豚肉の安定基準価格等をき……
○芳賀分科員 町村長官にお尋ねいたします。
順序といたしまして、まず昭和四十八年度の公共事業の実施にあたりまして、昨年政府においては閣議決定をもって公共事業の繰り延べを再度にわたって方針として出されておるわけであります。これは四十八年度の北海道開発事業の実施の上においても非常に大事な問題でありますから、四十八年度の年度末にあたって、北海道の開発事業、ほとんどが公共事業でありますが、それがどの程度実際に繰り延べされておるか、それから内容等については大きく区分してどういうようになっておるか、まずその点について説明願います。
【次の発言】 いや、時間がないから……。
そこでこの問題につきましては……
○芳賀分科員 この際運輸大臣並びに国鉄総裁にお尋ねいたします。 まず第一に、運輸交通の政策面におきまして、最近の社会経済の事情の変化に基づいて、これに対応する政策の変更あるいは国鉄としての輸送対策、計画の変更というものは、当然これはもう行なわれるべきだと思うわけであります。理由の一つとしては、昨年の石油危機が勃発いたしまして、結果的に石油関係の大幅な値上げ、高騰、この現象だけをとらえてみましても、結局運輸交通機関のこれはエネルギー源になるわけでありますから、結局これは当然輸送コストに大きな影響を持つわけであります。そういたしますと、全国的に生産される諸物資の、特に長距離輸送等については、コス……
○芳賀分科員 長谷川労働大臣にお尋ねいたします。
質問の要旨は、職業病問題の中における特に林業労働者の最も憂うべき職業病である白ろう病といわれる振動病、並びに最近非常に多発しておる腰痛症の問題等について、重点的にお尋ねをいたします。
まず第一は、すでに白ろう病は職業病に認定されておるわけでありますが、そこで、昭和四十七年並びに四十八年を通じまして、国有林並びに民有林における白ろう病の認定者の数についてお尋ねいたします。
【次の発言】 これは四十七年並びに四十八年を通じての認定者の総数ですか。
【次の発言】 これはあらかじめ本日の質問要旨というものは伝えてあるわけですが……。
○芳賀分科員 農林大臣にお尋ねいたします。 本日は、国連において国連の資源問題特別総会が開かれておるわけでありますが、わが国においても、資源問題については、石油危機の勃発以来、先進国の中で最も資源の不足国として国家的弱点が国民全体にもきびしく認識されておるわけであります。したがって、資源問題は、これからの人口、食糧問題にも重大な関係を持っておりますし、食糧についても自給率が四〇%台になっておるわけでありますから、食糧政策の最大の命題は、政府の責任において自給率をすみやかに高めるという施策が最も重要だと思うのです。いままでの農産物の低価格政策あるいは海外依存の政策によって、日本の農業の生産実態……
○芳賀分科員 大蔵大臣にお尋ねいたします。 問題は、わが国の人口、食糧問題を基礎にいたしまして、特に資源対策の問題等について率直にお尋ねいたします。 昨年の石油危機が勃発して以来、世界先進国の中でわが国が最も資源の不足の国であるということが、国民全体にも認識されたわけでございますが、人口、食糧問題の立場から見て、わが国の食糧の自給率がすでに四〇%台に低下しておることは、大臣御承知のとおりであります。しかも、世界的にも食糧が、世界人口の増加になかなか対応できない状態でありますから、結局、これからは国内における農業の拡大生産を進めて、すみやかに自給率を拡大するというところに、人口、食糧問題から……
○芳賀小委員 当面するイモ類でん粉並びに甘味問題について質問をいたします。 第一に、先般九月十日に、政府においては甘味資源審議会を開きまして、ことしから始まる五カ年間の合理化目標計画を審議し、答申を見たわけでありますが、その中で、国産糖の原料であるてん菜並びにサトウキビの五カ年間の合理化目標計画については、従来と趣きを異にして、すでに決定した四十九年のてん菜の最低生産者価格を合理化目標価格に設定したわけでありますが、これは運用いかんによっては、経済変動の中である程度妙味を発揮することができると思う。また、権力的にこれを価格政策に悪用するということになれば、五カ年間の国内の甘味資源の生産発展と……
○芳賀小委員 ただいま森局長から、四十九年産のてん菜糖事業団買い上げ価格の方針について説明がありましたが、この質疑に入る前に、十月一日の当小委員会において、私から、四十九年四月十日に告示されたてん菜糖の原料であるてん菜の最低生産者価格について、砂糖の価格安定法の二十一条第三項の規定による価格の改定を行なうか、あるいはまた、甘味資源特別措置法の第十八条第一項の規定に基づいて、農林大臣指示という形で原料価格の改定を行なうべきでないかという点についてただしたわけでありますが、その際の森局長の答弁から察しますと、価格改定については非常に消極的であるという答弁を繰り返されたわけでありますが、この糖価決定……
○芳賀小委員 局長に尋ねますが、まず、第一に、昭和四十九年の生乳の生産費調査並びに肥育豚の生産費調査の公表の日にちが迫っておるわけでございますが、これはいつになりますか。
【次の発言】 この生産費調査の公表の問題については、毎年の当委員会における畜産物の価格審議の際、この審議に間に合うように提出すべきであるということを指摘しておるわけですが、それが改善されないわけですね。極端な例から言うと、たとえば生乳の場合は畜産審議会の酪農部会の開かれる日に合わせて公表するとか、あるいは肥育豚の生産費については畜肉の部会が開かれる日に公表するとか、あるいはまた農安法の場合においても、てん菜の生産費が、毎年四……
○芳賀小委員 第一に、先日の十七日の小委員会において昭和四十九年度の保証乳価に対する実績の生産費がどうなったかということを畜産局長にただしたのですが、あのときはまだ十分な資料ができなくて、昨日までに畜産局の方から資料が届いたわけですが、それについてごく数字的な点だけの確認をしておきます。 昨年の四十九年度の飼育労働費の時間当たり評価については四百六十円であったのが、四十九年一年間の平均労働賃金が六百円であるということが明らかになったわけです。そうすると、四月一日の告示時点の四百六十円と実績の六百円ではちょうど百四十円時間当たり違いますね。百四十円一時間当たり賃金差が出てきた。これに対して三・……
○芳賀小委員 まず、第一に、畜産局長にお尋ねしますが、今回、畜安法の改正によって初めて牛肉の安定価格を決めるわけでありますが、物事はとかく最初が大事でありまして、最初に安定価格が低位に決められると、それが基礎になって、将来にわたって禍根を残すことになるので、まず価格算定上の問題についてお尋ねいたします。 第一は、今回の安定価格を設定する場合において、いわゆる安定価格の価格帯の幅が、豚肉の場合には安定基準価格が二〇%の幅を持っておるわけで、つまり、それは中心価格の上下一〇%づつ開くということだが、今度の場合には中心価格から見れば上下に一四・一%ずつ価格帯を広げるということになっておるのですが、……
○芳賀分科員 この際農林大臣にお尋ねする問題、二点でありますが、第一は、農畜産物の価格制度の総合的な検討と運用の問題について、第二点は、五十年度の予算の中で土地改良事業の圃場整備事業について一部通年施行に対する助成措置が講ぜられておるわけでありますから、これの今後に及ぶ運用の方針と、二点に分けてお尋ねいたします。 まず、価格制度の問題点については、第一に価格決定の時期の問題です。たとえば、各局別の所管の法律といたしますと、食糧庁の場合には食管法ですね。それから食品流通局の場合には農産物価格安定法並びに砂糖価格安定法の規定もありますし、それから農産園芸局の場合は繭糸価格安定法と大豆なたね交付金……
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