このページでは小沢貞孝衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○小沢貞孝君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま説明のありました政治資金規正法及び公職選挙法の一部を改正する法律案について、佐藤総理並びに藤枝自治大臣等に対し、若干の質問をいたしたいと存ずるものであります。 言うまでもありませんが、政治資金規正法は、政党、協会その他の団体等の政治活動の公明をはかり、選挙の公正を確保し、もって民主政治の健全な発展に寄与することを目的としておるのであります。 昨年以来、政治資金をめぐって国民の疑惑を招くような事態が相次いで起こってまいりました。選挙制度審議会は、このような状況にかんがみて、当面緊急を要する措置として、四月上旬、佐藤総理に対し、政治資金の規……
○小沢貞孝君 私は、民社党を代表いたしまして、先ほど説明のありました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について、総理をはじめ関係大臣に質問いたしたいと存じます。(拍手) まず、人事院佐藤総裁にお尋ねいたします。 申すまでもありませんが、公務員も含めて勤労者の団体行動権は憲法によって保障されております。その内容は、団結権、団体交渉権並びに争議権であります。昭和二十三年政令二百一号が出されるまで、公務員にも認められておりました。ところが、この政令二百一号に基づいて国公法が大幅に改正されて、団交権、争議権が否認され、その代償措置として人事院が設けられ、給与に関する勧告が行なわ……
○小沢貞孝君 私は、民社党を代表いたしまして、行政機関の職員の定員に関する法律案について、賛成の討論をいたしたいと思います。(拍手) その前に、過日の運輸委員会における審議といい、今次内閣委員会の審議といい、かかる事態が今後も続くならば、かの暴力学生と何ら選ぶところがなく、議員みずからが議会の権威をそこない、政治不信を招き、議会主義の墓穴を掘ることとなることは、火を見るよりも明らかであります。(拍手)重要法案の審議のたびごとにかかる事態が繰り返されてよいものでありましょうか、まことに遺憾なことでございます。議会主義の擁護は、一党一派の問題ではなくして、党派を越えて真剣に取り組まなければならな……
○小沢貞孝君 私は、民社党を代表して、ただいま報告のありました昭和四十四年度の米穀の政府買い入れ価格の決定に関連して、若干の質疑をいたしたいと思います。(拍手) まず第一に、米価の決定のあり方についてであります。 毎年のように繰り返される米価闘争もさることながら、本年は全国各府県農協本部長会議が異例な申し入れを行ない、政府と与党に不信と怒りをぶちまけ、選挙を通じて対決せざるを得ないとまで言わしめたそもそもの原因は何にあるでありましょうか。言うまでもありませんが、総理が食管法を無視して、据え置きを早々と国会で言明したことに端を発しておるのであります。これを受けて、事務当局が据え置きを固執し、……
○小沢(貞)委員 いまの視察の報告にもありましたように、細田班に加わりまして埼玉地方を視察し、あるいはまた、日曜等を利用して私は郷里の長野県の一部等を視察してまいりましたが、以下、農地局、林野庁、それから自治省――関係者出ておられますか。
【次の発言】 最初に農地局のほうへ御質問いたしたいと思います。
この干ばつについて、農地局は、最近何か、指導要領といいますか、通達といいますか、そういうようなものを各地方農政局へ出したようでありますが、その内容――概略でけっこうですが、最初にそれを御説明いただきたいと思います。聞いたところによると、六月五日、局長名で通達を出してある、こう聞いておりますが、……
○小沢(貞)委員 長野県の災害対策委員会みたいでたいへん恐縮に存じます。いま農林問題の大先輩の井出先生の特に要望の一つの天災融資法の発動について、前回の災害対策特別委員会においても、天災融資法の発動については前向きで御検討をいただくということでしたが、依然として今日においても変わりないわけです。いままでの天災融資法の発動の条件というのは、国民経済に甚大な影響を及ぼすこと、こういうふうにお聞きしておりました。その額というのは幾らかというと、三十億程度でしょう。それをいま少し何とかならぬものかというので、中澤茂一先生や稲富稜人先生がさんざん前の災害対策特別委員会でお願いをして、前向きの姿勢で検討を……
○小沢(貞)委員 時間がないようですので、私はお願いと資料だけ二、三お願いしておきたいと思います。 先ほど班長さんや、また、いま小川委員から総合助成の問題について非常に強い要望が出ておりました。現地の井出先生はじめ平等先生あるいはその他各党の方、みんなこういうことこそやらなければならない、こういう現地における強い要望でもありました。現地へ行ってみれば、なるほど、苗を県下から全部集めてくる輸送費は県で持とうとか、市で心配しようとか、そういうようなことで、目に見えないいろいろのことでたくさん使われておるのを、一つ一つ項目別に補助を出すというよりは、やはり現地の県なり市町村長に一任して、総合的な立……
○小沢(貞)委員 それでは簡単に質問したいと思います。
中小企業関係の激甚指定ということは、砂田先生、白浜先生から御質問もありました。これは、きのうは本会議において、前向きで検討、きょうは、来週ごろ適用と、だんだん近づいてきたようであります。そこで私は具体的にお尋ねをしたいが、激甚災害法の第二条による指定基準で、当該災害にかかる中小企業関係の被害額が、当該年度の全国の中小企業所得推定額の〇・〇六%とあるが、その〇・〇六%は幾らですか。
【次の発言】 それからB基準の第一項で、佐賀県ですか兵庫県ですか、どこか一つの県の区域内の当該災害にかかる中小企業関係被害額がその県の中小企業所得推定額の二%……
○小沢(貞)委員 おとといに続いて、若干時間が許されましたので、質問をいたしたいと存じます。 激甚災害特別財政援助法について、おとといは、来週中にこの法の第二章関係、公共土木とか、文教施設その他厚生施設の関係の激甚指定は確実である、こういう御答弁がありました。それから第五条関係、これは農林施設災害だと思いますが、これも確実である、それから十二条、十三条、十五条、中小企業関係の激甚指定も確実である、こういうような御答弁がありました。そのときに、どなたかの質問中に、天災融資法は発動されますか、こういうような質問がありましたが、答弁では、たぶん来週ごろ発動されるではなかろうかというような御答弁があ……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和二十二年以前の郵便年金契約に関する特別措置法案に賛成の意を表明いたしたいと存じます。 私は、まず第一に、法案に対する賛否をきめるときに、これはあまりにも当然なことでありますが、自分は反対しても、わが党は反対しても、与党が多数だから法案の通過は間違いないから反対するというような態度はとるべきでないと思います。自分が反対し、わが党が反対したらこの法案はつぶれてしまうという立場で賛否をきめるべきだ、こういう原則に立っております。そういう立場で考えてみますならば、この法案審議の経過を見ても明らかなように、この法案にはたいへ……
○小沢(貞)委員 私もまた、先ほどの羽田先生と同じように、有線放送と農村集団自動電話の普及のやり方、こういう問題をめぐってたいへんトラブルを起こしておって、いま郵政大臣並びに電電公社で説明した方針とは若干現場においては違っておるのではないか、こういうように考えますので、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、そういう問題でかつてトラブルがあったので、行政管理庁ではこの問題を何とかしなければいかぬ、こういうことで郵政省、自治省、農林省へ昭和四十年の初めだと思いますが、それぞれ勧告を出したはずであります。いま尋ねようとするポイントのところだけを、行政管理庁のほうから御説明をいた……
○小沢(貞)委員 昭和四十年度予算決算対照表の膨大な資料を一応拝見したわけで、たいへん思いつきな質問ですが、昭和四十年度の放送法二十六条に基づく監事の監査結果、これの中でおもな点をひとつ一、二ここで発表していただきたい。――急な質問ですから、あるいはすぐお答えできないかと思いますが、さらに、会計検査院の検査の結果、昭和四十年度でけっこうですが、指摘された事項、指摘とまでもいかなくも注意その他受けた事項、こういうものもついでにひとつ、いま答弁できなければ後ほどでもけっこうです。
【次の発言】 それでは、監事の監査結果については、後ほど文書その他でひとつ出していただけばけっこうです。
それから、……
○小沢(貞)委員 きのう資料を要求した第一は、私の記憶で間違いがなければ、監事は、四十年度監査結果を経営委員会にどういうように報告されているか、それを資料で出してもらいたいと言ったはずです。資料が間に合っていないようだから、口頭でひとつゆっくり読んでいただきたいと思います。
【次の発言】 その当時の監事はだれですか。いまもそれと同じ人がやっておられますか。
【次の発言】 その監事にお尋ねしたいのですが、いらっしゃいますか。――呼んではいないからいないわけですね。
きのう私が質問した雑収入の予算が六億五百万、決算において十億七千七百万、約十一億で、五億ここに残っている、こういう状態について――……
○小沢(貞)委員 私もその人権問題が主なんですが、質問する者も食事も食べないで人権を無視され、御答弁するほうもどうもたいへん人権を無視されているというかっこうですが、ひとついまから与えられた時間、一時間ばかりあるらしいのですが、質問をいたしたいと思います。
それから、大臣はきょうは見えませんか。
【次の発言】 それでは、簡単なことですから、政務次官にあとでお答えいただきたいと思います。
私の質問しようとするのは、京都の郵便局を中心に大阪郵政局管内、あるいは一部長野郵政局管内にあった集団暴力事件、あるいは人権を無視したようないろいろなことが行なわれておる、そういう問題についてお尋ねをいたした……
○小沢(貞)委員 環境衛生局長にお尋ねいたします。 この被害者の方、たいへんお気の毒なわけです。したがって、これを放置しておくことは、これは人道上の問題もあろうと思います。いま伝え聞くところによると、被害者の人は、何か裁判を起こしているというようなことで、その裁判の結果は、一年かかるのか、二年かかるのか、三年かかるのかわかりませんが、そういう間、被害者の人を放置しておくことは、私はこれは人道上からも、また国の厚生行政からもまずいことじゃないか、こういうふうに考えるわけです。したがって、結論はどう出ようと、一時的にこれを救済する措置、県と協力をして、この人たちが十分治療できるように、入院できる……
○小沢(貞)委員 私は、阿賀野川の河口付近に起こった中毒事件に関係して、最近、食品衛生調査会あるいは厚生省で結論を出されたようでありますので、その問題について幾多の疑問がございますから、御質問申し上げて解明をいたしたい、こういうように存ずる次第であります。 私も、工場排水汚濁の問題について、少しは研究した者なんですが、どうも今度の結論については全く納得のいかぬ点があるわけです。私たち、排水汚濁の問題について、これは定理といいますか、原理、原則として考えていることは排水汚濁においては、排水の出口から中流、そういうような途中に汚濁のないものが、さらに先に行って害を与える、こういうことは世界を通じ……
○小沢(貞)委員 私は、先月のこの委員会におきまして、阿賀野川の河口付近に起きた有機水銀による中毒事件について、主として厚生省にお尋ねをいたしました。まだ幾多の疑問がございますので、若干御質問をいたしたいと思うわけです。 先々月かと思いましたが、公害対策委員会において、食品衛生調査会委員長が厚生大臣にあてて提出した結論を、厚生省としては特に意見を付することなくこれを科学技術庁に申達をした。それを読み返してみると、いわばそれが厚生省の結論であるかのごとくにわれわれはとれるわけです。そういう中で若干疑問がございましたので、お手元に差し上げた資料1に載せておきましたように、去る十月二十七日に、厚生……
○小沢(貞)委員 上村副長官に最初にお尋ねします。 実は、この災害対策特別委員会でも、社会党、民社党、自民党、それぞれ党の対策特別委員会で、春以来の干害はもとより、集中豪雨による災害について、この際、行政措置で行なえるものは行政措置でやってもらおう、あるいは立法化しなければいけないものは立法化しようというようなことで、被災地の要望が強い十数項目を、昨日も基本問題小委員会等を開いて、先ほど御決定のように、閉会中にも審査をしてそれぞれ立法化しようと、こういうような動きになっておるわけです。 そこで、いま副長官から発表がありました約一千億になんなんとする公共土木施設、農地施設、中小企業関係、これ……
○小澤(貞)委員 時間がないようだから、私のほうで質問をしたことにイエスかノーか、そういう答弁をしていただきたいと思います。
先ほどいただいた、「昭和四十二年七月以降の干ばつについて」という資料の三ページの終わりから六行目「(二)干害応急対策」、ここ以降は四月以降の干害対策になっているんだが、そういうことですね。
【次の発言】 わかりました。四、五、六と三カ月だけまま子扱いをしたのはたいへん不満があるのだけれども、とにかく三ページのいま申し上げた「(二)」から四ページの「(三)」の前までがその四、五、六の三カ月の分に相当するわけですか。四ページの終わりの「(三)」からはまた表題に戻って七月以……
○小沢(貞)委員 関連して。科学技術庁長官がお帰りになるようですから、ひとつ要望になりますが、兼ねて若干質問したいと思います。たいへん厚生省が御苦労なさって、疫学班やら試験研究班やら、いろいろやってこられて、そのあと食品衛生調査会に諮問されて、という過程を経てまいりました。きょうお聞きしますと、またその食品衛生調査会にはプラスされるものがなくて、それが厚生省の御意見になる、こういうようにお聞きいたしました。しかし私が現地その他で詳細に調べたところによると、原因になる四分の一しか、厚生省あるいは食品衛生調査会さらにはそのもとになる疫学班は調べてないのだ、こういうように私は考えるわけです。なぜ四分……
○小沢(貞)委員 そこで、そういうような態度で科学技術庁が十分検討をしていただいて結論を出す、こういうこともあり、先ほどの石田先生に対する御答弁も、各省庁から回答がきたならば、その上に立って専門学者等の意見も十分聞いて慎重にやろう、こういうことなので、さらにそれにつけ加えようという考えは、私は持っておりません。ただ、先ほども、厚生省だけは非常にすぐれた人がいて、通産省だとか経済企画庁にはばかばかりいるみたいなお話もありましたけれども、そういう冗談はさておいて、たとえば厚生省が結論を出したあとに、こういうような事実誤認が二つも三つもあるわけです。この中毒事件というのは、河口の十キロか、その辺にだ……
○小沢(貞)委員 資料要求の前に一つだけ井手先生の質問について、その交付税の〇・五%を県及び市町村へというのは今度一%にしていただく、それはことしの干害の七月からなのかということです、ことしの干害全部についてかということです。そのことだけちょっと山本地方債課長から……。
【次の発言】 先ほど理事会で御決定いただいた災害と地方財政の関係についての資料をお願いをいたしたいと思います。
たとえば普通災害の場合と関連災害の場合とは起債充当率その他についても条件が違ったりしておるような点もありますし、その交付税の充当や償還期限や、それからいま言ったような特別交付税の算定のこまかい基礎、そういうものを含……
○小沢(貞)委員 私は、前にもこの公害対策特別委員会でお尋ねいたしましたが、その後、科学技術対策特別委員会等でお尋ねをして、資料を実は厚生省から出していただいたことがありますところの阿賀野川の水銀中毒問題について、主として厚生省、農林省、通産省等にお尋ねをいたしたいと思うわけです。 実は、最近厚生省から出していただいた資料に基づいて、主として御質問いたしたいと思いますけれども、さっき島本先生のお話を聞いておって、ごく微量の蓄積というような問題もあって、きょう気がついたので、その前に一つだけ、前々回出された資料について、御説明をいただきたいと思うわけです。 前々回出された資料とは何かといいます……
○小沢(貞)委員 なるべく委員長に御協力申し上げて短時間でやりたいと思いますが、これは答弁のいかんによって、若干延びるのはひとつ御容赦いただきたいと思います。 私は、昭和三十八年七月十二日、法律第百三十七号、豪雪に際して地方公共団体が行なう公共の施設の除雪事業に要する費用の補助に関する特別措置法、これに関連して主管の各省にお尋ねをし、さらにそれと関連があれば、交付税の積雪に関する算定方法、あるいはまた特別措置法の積雪に関する算定、こういうものについて若干質問をいたしたいと思います。 法律はきわめて簡単で、これ一つしかないわけです。読み上げてみますと、「国は、政令で指定する豪雪に際して地方公……
○小沢(貞)委員 いま三宅先生が質問をいたしましたので、ちょうどそのほうの公共施設の除雪の補助の特例からやらしていただきます。この間資料を出していただきましたので、厚生省と文部省から若干の御説明をしていただきたいと思うわけです。
【次の発言】 先ほど三宅先生の発言もあり、いま委員長も研究をしてというお話ですから、これからやればいいのですが、とにかくこの倍率でふるい落とされ、その次のD欄でふるい落とされ、Cかける〇・〇四でふるい落とされ、三つのふるいにかかってこの法律は有名無実になるということがはっきりわかったわけです。私は政令は政府がつくられたと思うが、立法の趣旨から逸脱するようなことをやられ……
○小沢(貞)委員 何しろ花咲き花移ろって、花の散った時分になって豪雪の話だから、ちっとも身が入らないのだけれども、いま稻葉先生の質問のあったあと、一、二点だけわずかな時間、質問いたしたいと思います。 一番最後の、市町村道の重要なのを指定路線にして除雪の補助を出すような道を講じないかという問題については、いまどうもわかったようなわからぬような八木副長官の御答弁ですが、私はたとえば高田市内に見に行って、昔と生活態様、経済条件が違ってきたので、バスで通学、通勤とか、市内の商店街とか、そういう市町村道でどうしても除雪をやらなければならない経済的な条件が出てきたと思うのです。ところが、これはブランクみ……
○小沢(貞)委員 私は、二点御質問をいたしたいと思います。一つは、降ひょうの被害についてであります。一つは、私のほうの長野県だけで、全国に類例を見ない平地湧水でワサビを栽培しておりましたが、これがほとんど最近壊滅状態になった。この原因は自然災害であろう、こういうように考えられるので、その点についての研究と対策をひとつ要望したい。この二点についてお尋ねをいたしたいと思うわけです。 まず第一点の降ひょう災害は、現在のところ全国的にどういうような被害額になっておるであろうか。そういう状況について、これは安倍次官でなくもけっこうです。事務当局でけっこうですから、お尋ねをいたしたいと思います。
○小沢(貞)委員 NHKの予算の審議にあたって、時間がないようですが、最初に、若干基本的な問題、それから、この予算の内容についてお尋ねいたしたいと思います。 大臣の意見書の中に「受信料の額については、今後のカラーテレビジョン放送受信者の増加状況等を勘案のうえ、国民の受信料負担の軽減という見地から、これが適正化についてさらに考慮すべきである」こういう意見書がついているようであります。 問題点を冒頭から申し上げますが、ただいま山花先生の御質問に対する会長の御答弁を聞いておりますと、ラジオで七億円無料にして、それだけ国民の負担軽減をはかった、それからテレビのほうは三十六億円の軽減で、都合四十三億……
○小沢(貞)委員 私は、NHKの予算を審議する上にあたって、非常に広範ないろいろな問題があろうと思いますが、時間がないので、きょうは主として経理面についてだけお尋ねをしたいと思います。 前回の質問のときにも私申し上げましたが、放送の中立性といいますか、番組を編成するにあたっては、政府からも政党からも支配されず、中立性を守る、こういうことは非常に重要なことだと思います。しかし、そういうことと経理というものが、だれからもくちばしをいれられないで―私は、ことばが悪いかもしれませんが、政府及び関係の経理、たとえば電電公社あるいは専売公社、あるいは、それとは性格が違いますが、NHKの経理、そういうもの……
○小沢(貞)委員 私は、限られた時間の中で、この設備料の値上げに関連して、公社の経理の若干の問題について御質問をいたしたいと思うわけです。 この前、予算の分科会で、時間がなくてわずか発言をしただけですが、必ずしも納得できるような答弁ではなかったというように考えているわけです。私は、公社の予算を拝見して、一体、支出が何でこう膨大になっていくかというそのウエートを見ると、人件費が約三割近くになっているということがまず第一と、それから減価償却費が三割五分くらいに達している。その減価償却費が一番多く含まれている資本費が四割五分くらいになっている。だから、三割と四割五分、七割五分というものは人件費と資……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について討論をいたしたいと思います。 私は、電電公社が膨大な建設費をまかなわなければならない、それから電話一つ当たりの建設費が三十数万円に及ぶ、こういう実態の上に立つならば、応益者というか、新規需要者というものが、その一割以下の負担である三万円くらいなものを負担することは、必ずしも妥当でないとは言えないと思います。第二は、いま積滞が二百二十万に及ぶといわれておりますが、そういう新規加入の需要を抑制するという意味においても、この程度の設備料を取ることは、あるいは妥当ではないか、こういう……
○小沢(貞)委員 ただいま議題になりましたお年玉つき郵便葉書及び寄附金つき郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律案、これについて若干の質問をいたしたいと思います。 まず第一にお尋ねしたいことは、郵政省設置法第三条に「郵政省は、左に掲げる国の事業及び行政事務を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。」ということで、第一項には一、二、三、四とうたわれておって、第二項に「郵政省は、前項の事業及び事務の外、左に掲げる業務をつかさどる。」、こういうことで「前項の事業に附帯する業務」、こういうようにうたわれているわけなんだけれども、この寄附金つきのはがきを売ることは別として……
○小沢(貞)委員 私は、有線放送施設の問題について若干の御質問をいたしたいと思うわけです。大臣が来ないと最初の質問はちょっと答弁困難かと思いますが、浦川さんに……。 全国で三十三施設で全国中継をやっている設備があるわけであります。これは私の記憶に間違いがなければ、たしか四十三年十二月でもってこの中継というものは終わってしまう、簡単に言えばそういうことになっているんじゃないかと思います。ところが、これについて郵政省は施設の代表者を呼んで、現在の状況それから今後の希望というようなものを、ことしの三月かにこの施設とそれぞれ打ち合わせなり連絡会議をやっているというように聞いておるわけです。 最初に……
○小沢(貞)委員 私は、大臣のたびたびの言明を聞いておって、ことしの米価をきめるにあたって非常に重要な要素として、一つは需給問題、一つは総合予算主義、こういう二つの要因に大いに左右されている、こういうように承っておるわけであります。そこで、大ぜいの方がいろいろの角度から聞きましたから、私は、きょうは焦点を一つにしぼって、総合予算主義とは何ぞや、このことをひとつお尋ねしたいと思うわけです。
先に事務当局にお尋ねしますが、食糧庁としては、総合予算主義とはどういうように理解をしておるわけですか。
【次の発言】 先ほど来聞いておると、八百五万トンで食管特別会計への繰り入れば二千四百十五億、こういうこ……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表しまして、先般防衛庁の高級職員が民間に天下った、こういうようなことからいろいろ問題を起こしておりますが、それ以上に、政府機関、公社公団等十数機関ありますが、こういうところで民間に天下りをし、それがまたいろいろ問題を起こすような状況になっておりはしないか、まず第一点はそういう問題、次は農村の二、三の問題、それから公労法関係、三公社五現業の労使関係、こういうような三つの問題について、若干の質問をいたしたいと思います。 まず第一に、国家公務員は百三条によって私企業からの隔離ができておるわけです。防衛庁のほうにおいてはやっぱりそういうような隔離ができておりますが、……
○小沢(貞)委員 農林大臣もいらっしゃるし、担当の総務長官もいらっしゃるので、あとでお尋ねをいたしますが、建設大臣お帰りになるそうですから、中央防災会議の重要なメンバーとしての建設大臣に伺いますが、先ほどの委員長報告にもありましたように、局長激甚災害に対して激甚災害特別財政援助法を適用しないかという声は、もう委員会全体の声でもあり、先ほど来視察したときの報告にもそれが一番強調されておるわけです。そこで公共土木関係の激甚災の指定の基準を見ると、やはり国民経済的視野というか、横の広がり、規模の問題を非常に大きくウエートにとっております。しかし、この法律の趣旨とするところは、これは御承知のように、地……
○小沢(貞)委員 先ほどの、局地激甚災害について市町村単位に前向きに進めていきたい、こういう政府の発言を、私はたいへん前向きで、実は感謝を申し上げるわけです。これはこの前の委員会かと思いましたが、委員長からもこの問題については強く要望があって、そのときの質問に私はこういうようにやったわけです。一カ町村が全滅のごとくやられたとするならば、その町村の基準財政収入額、こういうものの倍だとか同額だとか、そういうことだけを基準にすれば一カ町村の災害について適用できるんではないか、こういうことを基準にしたらどうか、こういうように申し上げて、いまの御答弁は、おおむねそういうようなことを基準にしてやろう、こう……
○小沢(貞)委員 時間もないようですから、二つの点について質問いたします。 一つは、自治省にまずお尋ねをしたいのですが、標準税収五千万円以下の町村の、町は入らないだろうが、村は一体どのくらいあるのですか。大体の見当でいいです。私もいまこれを見せていただいただけで。 そのほかにもう一つ質問しておきます。農林省にお尋ねします。農業所得推定額が五億円以下の町村、これは一体全国にどのくらいあるでしょう。これは実は私は非常に重要な基準だと思いますので、これはおそらく自治省も農林省もそういうことについては、これをやっていただくときに検討されておるんではないかと思いますが、ある村で農業所得推計が五億円以……
○小沢(貞)委員 電電公社にお尋ねをいたしますが、総裁の談話等あって、電話料金の値上げが具体的な日程に入っているようでありますが、片方、物価の問題等ともからめて、この問題は非常に国民の注視の的であるわけです。
そこで、新聞等では自民党の逓信部会の了承を得た、あるいは郵政省の了承を得たというような状況を聞いておるわけですが、その経過について、差しつかえない範囲で御説明をいただきたいと思うわけです。
【次の発言】 郵政省はどうですか。
【次の発言】 去年だかおととしは二二%の値上げという案が出されたように記憶しておりますが、今度は一二・五%だというふうに、大きく一、二年の間に変わったおもな理由は……
○小沢(貞)委員 いま委員各位から御質問があった中で、私、大臣の答弁の中で気になることがありますから、大臣及び次官に特に要望をかねて御質問申し上げますから、二点について大臣の御決意をお伺いしたいわけです。 その一点は、十二・五%の電話料金の合理化、値上げ、こういうものは、大臣として認めざるを得ない、しかし、物価体系その他の全体的な立場から修正もあり得る、こういうような御答弁がありました。その修正にはどういう点に着目したらよいか、こういう問題について、私は前の小林大臣時代からるる申し上げてきた点の一部だけを申し上げて、修正時点にはこれを十分考えていただきたい、こういうふうに考えるわけであります……
○小沢(貞)委員 稲富委員の総合農政に関連して、若干御質問をいたしたいと思います。 きわめて具体的な質問でありますが、その質問に入る前に、実は先般大臣室に、若い青年が大臣に陳情に参りました。わずかな時間でありましたが、大臣から激励を受けた若い青年は、その後も果樹代表者として大臣のところに陳情に行ったようであります。そのはね返ってくることばは、今度の大臣はほんとうに百姓のことをわかってくれる大臣だ、農民代表のほんとうの大臣だ、たいへんありがとうございました、こういうはね返りがまいりました。私からあらためてお礼を申し上げます。 先ほど稲富先生、たいへんおしかりのような御質問でありましたが、そう……
○小沢(貞)委員 どのくらい時間があるのですか。
【次の発言】 時間もないようですので、総務長官に肝心なことだけお尋ねしたいと思います。
西日本を襲った、これは七月末の集中豪雨その他ではなくて、七・六集中豪雨、これについては激甚指定の政令はすでに出されているやに聞いております。これはそういうように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 きょうも稻葉先生等をはじめ、激甚指定をということが盛んに国民の要望として出されておるわけです。そこで私は、七・六集中豪雨以降、大まかにいって三つあったのではないか。七月末、それから七号台風、それから今回の八月上旬の集中豪雨、この三つ続けてここで災害があ……
○小沢(貞)委員 関連して、私、関西電力の吉田さんにお尋ねをいたしたいと思います。 先般の異常な豪雨で、黒四関係でたいへんな被害を受けられたことにお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで私、ちょっとお尋ねをしたいことは、午後の私の質問は、零細企業やそういうところに対しては災害上の特別な援助というようなことがあるのですが、中企業以外のところにはそういう制度がないわけです。そういうことから関連してお尋ねをしたいと思いますが、このたびの黒四関係、あの付近の関西電力の被害額はどのくらいであるか、大まかな点でけっこうです。それが一つと、そういう復旧費というものはみんな自己資金でまかなっておるのか、……
○小沢(貞)委員 先ほどの質問の中で、前田会長から冒頭に御答弁のありました主として政府の発言、宮澤発言をめぐって、政府とNHKは意見が違う、こういうように御発言になりました。宮澤発言の内容は、先ほどの質問の中で出ておりましたが、あれは国会の中の答弁で、新聞記者団等に発表したのもここにありますが、要約すると、 NHKのカラーテレビ受信料値上げに、事実上反対する考えを示したものである。 一、NHKの業務報告書を見ると、放送債券の発行額に対して、その償還用の積立金が三分の一もあり、剰余金の中から百億円も資金積立てに回すなど、非常にゆとりがある。 一、このように楽な経営のなかで、将来の投資資金……
○小沢(貞)委員 前回、大臣のいないときにNHK及び郵政当局にもお尋ねして、大臣からどうしても御答弁いただかなければならぬ点がありますので、三つ四つの点についてお尋ねをしたいと思います。 これは大臣が新聞談話を発表しておりますが、大臣の所管するところの郵便貯金、普通預金なんかの金利は三%だったですかね。半年ものが四%、一年もので五%、こういうのが実態だと思います。しかし、これは政府の表明によっても明らかなように、物価は五%、われわれの考えているととろによれば、さらにそれより上がる、こういうのが現状ではないか、こういうように考えます。しかもそれは、今日における国鉄の料金の値上げ等、公共料金が主……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表して討論をいたしたいと思います。 党の態度については、このNHKの収支予算、事業計画、資金計画、これについて、前田会長以下、放送協会の幹部の方、あるいは先般大臣に質問をいたしましたが、問題点が二つ三つあろうと思います。 一つは、国民の国内問題上の一番大きな物価政策の中におけるNHKの受信料の位置づけ、こういった観点からの問題であります。 御承知のように、いま国鉄料金値上げ等をめぐって国内世論はたいへん沸騰をしております。そういうのは、政府の主導によって物価が上がるんだ、こういう印象を国民が受けていることは当然であります。NHKの料金もまた公共料金の一つ……
○小沢(貞)委員 公衆電気通信法の一部を改正する法律案に関係をして、三つ四つ御質問をいたしたいと思います。 まず第一には、国際電電関係と電電公社との関係もあり、国際電電の問題について最初に質問をいたしたいと思うわけです。 これは大臣に最初お尋ねしたいのだが、沖繩が本土復帰ということになると――琉球電電は、国際電電と国内とを一緒に経営しているわけです。沖繩の電電公社は、国際電話もそれから国内も一緒に経営しているわけです。これが復帰ということになると、国内へ来れば、KDDとそれから電電公社と別々になっているわけです。こういうことについては、いま方針は検討なり何なりされたことがあるのでしょうか。
○小沢(貞)委員 これはあとで大臣にもお尋ねしたいと思いますので、私が国際電電から聞くことを、大臣もひとつぜひ御検討いただきたい。 私はこの前の委員会でも申し上げたように、琉球電電公社との関係で、沖繩が本土に返ってきたときに、日本の電電公社、国際電電のあり方――琉球電電のほうは国際も国内も一本になっておるわけです。だから、いずれこのことは検討を迫られることになるのではないか、それが一つです。 いま一つは、これは私が質問するのを聞いていただけばいいと思いますが、何といいますか、国有株式会社みたいなかっこうになっているこの経営、それが利益の隠し場もないほどもうかっているがごとく――これはあとで……
○小沢(貞)委員 私は、大臣が就任されてから有線放送電話の問題が委員会で討議されるのは初めてだと思いますので、前の小林大臣のときにはたびたびこの問題を提起して、大臣の御趣旨もお伺いして、方向としては私の主張しているような方向に一歩近づきつつあった、こういうことであります。そういうことから、新しい大臣にひとつ基本的な考え方をお伺いをしたいと思うわけであります。 実は、きのうも全国有線放送電話確立大会に千何百名か集まって、強い要望がありました。 結論から申し上げますと、われわれはこの法律についてはまだたいへん不満な点がありますが、もっと根本的にいうならば、有線放送電話の機能というものを十分発揮……
○小沢(貞)委員 私は、簡易生命保険法の一部を改正する法律案に関連して、郵政特別会計、郵貯特別会計、それから簡保特別会計、そういう関連もあり、どうも最近のベースアップ等の趨勢から考えて、来年は郵便料金を値上げせざるを得ないような必然性を持っていそうに考えるわけです。しかし、そういうことになると非常に重要な問題になって、政府みずからが公共料金の値上げをするということになれば、ことしの物価の値上がりが五%あるいはそれ以上になる、こういうことになると、郵政省所管の貯金、保険、こういうものの基礎が根本的に瓦解するのではなかろうか、こういうことを非常に心配するので、最初にその問題から質問をいたしたいと思……
○小沢(貞)委員 沖繩における郵便貯金の奨励及び簡易生命保険思想の普及に必要な施設及び設備の設置及び無償貸付に関する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。私の疑問に思うのは、これはまたあとで大臣からお答えいただけばいいのですが、郵便貯金法をこのままにしておいてこういう支払いがはたして可能かどうかという問題、私は特別立法が要らないかという疑問を持つわけですが、事務当局に最初質問をいたしたいと思います。 郵便貯金法第二十九条によると、十年間預け入れ、払い戻し、そういうものがなければ国で没収してしまう、こういうように出ているわけです。これは特殊な関係にあるところだから、これとの関係は一……
○小沢(貞)委員 この四十一年度、四十二年度の決算の審議にあたって私、最初に御質問したいことは、業務報告書の五六ページに監事の事務局設置を四十二年五月から実施した、こういうようになっております。監事の事務局はどういう構成で、その事務局はどういうようなぐあいに運営されてきたか、このことをまず冒頭にお尋ねをいたしたいと思うわけです。
【次の発言】 その監事の事務局――監事は法律によって三名だったと思いますが、これは経営委員会に具体的に意見を述べる場合には書面その他でやっておるわけですか、経営委員会に出てきて、口頭で報告する程度ですか。
【次の発言】 財産目録、貸借対照表、損益計算書並びにこれに関す……
○小沢(貞)委員 私は、この法律の改正について実は何回も提案されたり引っ込んだりということをやってきた中身についてはあまり詳しくないわけです。だから、わが党の態度としては、十分審議を尽くして、その審議の過程の中で賛否を明らかにしよう、こういうことで、いつもサボっている私が朝来熱心に質疑応答を聞いてきたわけです。 そこで、私は、概括的に申し上げて、一つの法律については、満場一致というものはほとんどあり得ないで、いい面もあれば悪い面もあろう、こういうようにいつも考えているわけです。ただ、四割五分悪い面があって五割五分いい面があるとするならば、その五割五分のほうをとらなければならない。そうして四割……
○小沢(貞)委員 これはなかなかむずかしいので、勉強も十分していないで私もよくわからないのですが、今度のこの有線放送業務の運用の規正に関する一部改正法律案は、一体、いまいろいろの問題が出てくる、自主放送がどうだ、それから業者のやる放送がどうだというようなぐあいに、こういう発展する社会の中で自主的にそういうものがどんどんできてくる、そのできてくるのを取り締まろう、規制しようという方向の法律なのか、それをひとつ誘導して大いに発展させよう、これは商業主義的なものでなくで、国民的な利益に合致させるように誘導しようとするのか、私は法律の考え方にその二通りあると思うのですが、取り締まろうとするようなたてま……
○小沢(貞)委員 郵政省の事務当局に最初お尋ねしたいと思いますが、伝えられるところによる、と、いま小渕議員ほか、自由民主党の議員立法で修正した自主放送も郵政大臣の許可制にしようという、原々案のごときものをつくって内閣法制局に相談に持っていった、こういうように伝え聞いておるわけですが、そういう事実はあったのかどうか。
【次の発言】 内閣法制局は来ていますね。――そこで、その経過についてお尋ねをしたいわけです。
原案においては、郵政省みずからがやはり自主放送も規制しようということで内閣法制局に相談をしたところが、内閣法制局としてはどういう理由でこの自主放送というものは立法化しないほうがいいという……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました簡易郵便局法の一部を改正する法律案に対して賛成をいたしたいと存じます。 この法律案は、たびたび提案をせられた歴史的な法律案であります。しかし、われわれは質問のときにも申し上げたように、木を見て森を見ないようなことはだめである、大局から見て、国民的な利益を考えてこれに賛成をいたしたい、こういうように考えます。 およそ、この法律の改正について反対がありますが、反対の理由もそれなりにあろうと思います。質問のときに申し上げましたが、四五%反対、五五%賛成、こういう場合においては、その悪い面、マイナスの面、反対をしなければなら……
○小沢(貞)委員 この総定員法に関連して、この際総理から行政改革に対する基本的な考え方と、今後の推進の具体的な方針、こういうものについてまず第一にお尋ねしたいと思うわけです。 たいへんな費用と歳月を要して、例の佐藤さんの臨時行政調査会、これが答申をしてあるはしがきの冒頭にこういうことを書いているわけです。「調査会の専門委員で経理にくわしいN君が推算したところによると、約一兆円がムダに使われているということである。余剰人員に払っている賃金、無意味な補助金、ムダな陳情行政などに要する費用、許認可などで民間の受ける損害、時間のロスなど、これらいっさいを合計すると一兆円になるというのだ。私と同じ臨調……
○小沢(貞)委員 前の人から質問があったついでですから、そっちのほうから先にお尋ねしたいと思います。 長期見通しによれば、五十二年あたりにおいては五十一万ないし五十四万俵、こういう見通しのようです。それから反当生産性、労働生産性、それぞれいただいた表にあるように、昭和三十年のときには十フール当たり六十一キロが、昨今では七十五キロになってきた、こういうような見通しで、昭和五十二年には十アール当たり百キロぐらいでしょうか、そういう見通しのようです。そういうことになると、この五十一、二万俵のうち輸出が八万俵前後ということになると、いま稲作転換というんだけれども、第一に、ことしは一万ヘクタール転換し……
○小沢(貞)委員 私は、残存輸入制限の撤廃等の問題について、先般アメリカのスタンズ商務長官が来られて、農林大臣等と折衝が持たれたようでありますが、そのことについて若干お尋ねをしたいと思います。 総合農政等でこれから大いに転換をしていこうという場合、成長農作物、これは国際間においても、やはり自由化のあらしにいつもさらされているわけです。だから私は、自由化の方向というのは前向きの方向だと思うのですが、しかし、そこへ行く過程というものは、長い年月をかけて、しかも、節度がある過程でなければならない。国際競争に耐えるように生産性をあげて、それだけの政府で応援をして、そしてできるような状態になって、節度……
○小沢(貞)委員 私は民社党を代表いたしまして、あらかじめ通告してありますように、行政の簡素化、能率化、総合農政等農政問題、医療の抜本改正と社会保障の問題、それから最近の国鉄の値上げ等に関連しまして国鉄経営者の姿勢、こういう問題について質問をいたしたいと思います。 冒頭に、これは総理に質問通告をしてありませんので、第一の行政の簡素化、能率化、この質問の終わるまでにひとつ十分考えて御答弁をいただきたいわけです。 それは、行政管理庁長官は国家公安委員長の兼任であります。どうやら先ほどの質疑にもありましたように、治安問題については、荒木さんはたいへん御熱心のようですし、佐藤内閣としてはそれに、重……
○小沢(貞)分科員 いま堀さんが広範にちょっと触れられたのですが、私も電電公社の概算要求の資料とそれから決定されて審議をしなければいけない資料との間に非常に大きな矛盾ですか、そういうものを感じたわけです。
そこで私は最初に郵政大臣にお尋ねしなければなりませんが、それはことしの二二%の値上げ要求というものを押えて、来年度は値上げさせよう、こういうような内諾か何かを与えられてあるわけですか。その辺をまず最初に大臣にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 これは電電公社の総裁にお尋ねしたいのですが、ことしから始まる第四次五ヵ年計画の中には、当然ことしから値上げ、こういうことを目途につくってあると……
○小沢(貞)分科員 主として特別会計、特に郵政事業特別会計についてお尋ねしたいと思うわけです。 まず人件費関係のことですが、この中できわ立って変わっているのが特別退職手当十億、これが昨年は百五十億だったのがことしは百四十億で十億減らされているわけです。ところが当局から資料をいただくと、昭和四十年度には希望者が三千八百八十九人で、この特別退職手当で勧奨によって五条規定によって退職できた者が二千三百七十五人で、六一・一%、四十一年には六千五百六人に対して四千三百十四人、六六・三%しか満たされていない。四十二年度は五千九百七十五人も高齢でこういう勧奨を受けてやめたいという人があるにもかかわらず、五……
○小沢(貞)分科員 最初に大臣に、これは予算の総括質問のときにもお尋ねをして、しり切れトンボになっておりますので、お尋ねをしたいと思います。 食管関係であります。私は、食管を守るには、どうしても食管が維持できるような条件、こういうものをつくり出していただかなければならないのではないか、こういうふうに考えます。いままで農民は米の増産をやってきた。それからもう一つは、これは政府の方針ですが、外国食糧に依存をしてきた。この二つのことが原因となって、総括質問のときに私は申し上げましたが、来年三月三十一日現在で、食糧庁は千百万トンというし、私は、昭和四十二、三年のような作柄になるであろうと想定すると、……
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