山口鶴男 衆議院議員
31期国会発言一覧

山口鶴男[衆]在籍期 : 29期-|31期|-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
山口鶴男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山口鶴男衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

山口鶴男[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第11号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○山口鶴男君 私は、日本社会党を代表し、昭和四十二年度の地方財政計画並びに地方交付税法の一部を改正する法律案、昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案に関し、政府の所信を伺いたいと存じます。  まずお伺いしたいのは、地方自治体の財政的危機に対する政府の認識と対策についてでございます。  昭和四十二年度地方財政計画について、藤枝自治大臣は、地方税の伸び、地方交付税の伸びを強調し、自治省当局もまた、地方財政は昭和四十一年度のように苦しくないと、バラ色の見通しを振りまいております。ところで、地方税の伸び三千四百六十五円億といえば、かなりの数字に見えるのでありますが、これは当初との比較に……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第28号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○山口鶴男君 私は、日本社会党を代表し、地方公務員法の一部を改正する法律案につき、若干の質問をいたします。  佐藤内閣が誕生以来すでに三年五カ月の月日が流れました。この間、佐藤総理は、社会開発、人間尊重をはじめ、数々の美辞麗句、りっぱな公約を国民に語りかけました。臨時行政調査会の答申に対しては、「答申を尊重し、勇断をもって臨む気持ちに変わりはない」と言い、選挙制度審議会の答申に対しても、「政治資金規正法改正にあたっては答申を尊重し、骨抜きどころか小骨一本抜くことはしない」と、この本会議場で大みえを切ったのであります。残念ながら、佐藤総理の言う勇断は、勇断にあらずして、優柔不断であり、政策なくし……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第60号(1969/07/12、31期、日本社会党)

○山口鶴男君 私は、日本社会党を代表し、新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律案に対し、反対の討論を行ないます。(拍手)  わが党がこの法律に反対する第一の理由は、新東京国際空港の危険な性格についてであります。  かつて、中曽根前運輸大臣は、成田空港は軍事目的に使用はしない、そのような要求は断固拒否すると、きわめて勇ましい言明をされたのであります。しかし、わが党が地方行政委員会で追及した結果、成田空港は軍事目的に使用されることは明らかであり、政府も、断固拒否するというき然たる姿勢は全くないことが明確になったのであります。すなわち、成田空港は民間の国際空港であり、日米安全……

第61回国会 衆議院本会議 第67号(1969/07/27、31期、日本社会党)

○山口鶴男君 私は、日本社会党及び公明党を代表し、議員大坪保雄君を懲罰委員会に付するの動議の趣旨弁明を行ないます。(拍手)  議員大坪保雄君の懲罰動議を提出せざるを得ない理由は、大坪君が四つの大罪ともいうべき重大な懲罰事犯を犯しているからにほかなりません。  その第一は、議長裁定を踏みにじる不当な所業をあえて行なったからであります。  さきにわが党は、松田議長、藤枝副議長不信任案を提出いたしましたが、それは、みずから行なった議長裁定を否定し、みずからの職責を放棄した責任を追及したからにほかなりません。  ところで、だれが彼ら正副議長をしてそうさせたかに深く思いをいたすとき、大坪保雄君の責任の重……

山口鶴男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

山口鶴男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 建設委員会 第20号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま阿部委員のほうから、土地収用法をめぐりまして公権力が強化されるのじゃないかという点につきまして、いろいろと議論があったわけであります。  大臣も言われたのでありますが、ごね得をなくする、しかし私は、たとえばダムが設置をされる、そうして数多くの水没者が出る。これらの人たちは決してごねようと思って反対をしているのじゃないと思うのです。要は今度の改正法ないしは土地収用法、公共用地の取得に関する特別措置法を通じて、欠陥であると思われる、いわば生活補償なり生活再建対策なりこういったものがないところに、結局水没をするなりあるいはその起業によって土地が収用される人たちの反対運動の起……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 提出者の方々が非常な御苦労をいたしまして、今回のこの法律案を提案されましたことに対しまして、心から敬意を表したいと思います。  たまたま私の所属しております地方行政委員会におきましては、道交法の一部改正に対して審議をいたしておるわけであります。今回、道交法の改正にあたりまして、運転者の処罰等に対して相当きびしい改正案が提案をされておるわけでありますが、現在の交通地獄を解消するために、一方において、運転者の方々に対して強い規制を加えることも、あるいはやむを得ない点もあろうかと思いますけれども、運転者の人たちに規制を加えるだけでは問題は解決しないと思います。要は、交通安全施設、車……

第55回国会 地方行政委員会 第8号(1967/05/11、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 地方税について幾つか御質問をいたしたいと思います。  第十一次地方制度調査会が、地方税に対して二項目にわたりまして答申を出しております文書を拝見いたしました。第一は、道路整備に関連いたしまして、道路財源をもっと地方に充実すべきであるということをうたっているわけであります。そこで、第五次道路整備五カ年計画、当初七兆三千億ぐらいの要求だったそうですが、現実に策定されたのは六兆六千億、しかし、その中で、どういうわけか知りませんが、地方の単独事業費だけは、当初の要求が一兆九百億円だったのが一兆一千億に伸びている。当初要求よりも策定された単独事業の経費が上回っているのですから、当然それ……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 本日は蓑輪道路局長がお見えのようでありますから、まずお尋ねをいたしたいと思います。道路整備五カ年計画でありますが、当初の要求は七兆三千億でございましたが、計画策定の数字は六兆六千億というようなことで固まったようであります。その中で地方の単独事業だけは、当初の要求額が一兆九百億円であったのに、六兆六千億に総ワクが減った中で、地方単独事業費のみは一兆一千億という形で、いわば上積みされた形でワクがきまったということをお伺いしているんですが、その間の事情は一体どういうことなんでしょうか。常識的に考えますと、全体の大ワクが一割以上小さくなったわけですから、当然地方単独事業費についても減……

第55回国会 地方行政委員会 第12号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 地方自治に対する考え方並びに地方財政に対する考え方等、大臣の所信表明があったわけでありまするが、残念ながら本日大臣がお見えでありません。したがいまして、政務次官あるいは政府委員の方々に幾つかの問題をお尋ねしたいと思います。  お尋ねをする前に、昨日委員会の論議を拝聴いたしておったわけでありますが、特に政務次官の御答弁に対しては非常に敬意を表しました。たとえば、地方税の均等割りは将来廃止をしたい、こういうきわめて大胆勇敢で、しかもまたきわめて進歩的な御意見をお述べになったわけであります。ところが、そのあとが悪かったわけでありまして、税務局長がことしは上げないが、将来は上げたいと……

第55回国会 地方行政委員会 第16号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 過日当委員会におきまして参考人の方々に来ていただきまして、全国知事会、市長会、町村会、さらには学識経験者の方々から非常に貴重な御意見を拝聴する機会を得ました。現在日本の地方財政はいろいろな面で困難に直面しているわけでありますが、参考人の方々が一致して強調せられました点は、今年度の措置もそうでありますが、臨時的措置の繰り返しが今日のような地方財政の危機を招いているのではないかという点、さらにはシャウプ勧告以来、さらには神戸委員会等を設置いたしまして、国と地方との事務配分、さらには財源配分の問題について、当時、非常に画期的な意見を出したにかかわらず、その後の推移というものは、当初……

第55回国会 地方行政委員会 第17号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 きょうは大臣お見えになりませんから、事務的な問題を二、三お尋ねしたいと思います。  先日の当委員会におきまして、この標準団体が府県の場合は人口百七十万、市町村の場合は人口十万、この二つのものさしで単位費用の測定等をやっておりますことについては、実情から非常に離れるのじゃないか、こういう点をお尋ねいたしたのであります。ところで、標準団体におきましても、職員の定数につきましては実態と非常にかけ離れているのではないか、そういう感じを強くいたすわけであります。たとえば府県におきまして、標準団体におけるこの職員実態が四千四百二十二人でありますのに、交付税でもって見ております人員は三千八……

第55回国会 地方行政委員会 第25号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣も政務次官もお見えでないようでありますが、そのうち次官のほうはお見えだそうでありますから、まず短期給付についてお尋ねをいたしたいと思います。  行政局長にお尋ねをしたいと思うのですが、共済組合の短期給付に関連をいたします制度というのは、他に幾つかあると思います。比較的類似をしておりますものとしては、組合管掌の健康保険、さらには政府管掌の健康保険、そのほか国民健康保険とかあるいは船員保険等ありますが、この公務員共済組合の短期給付というものは、一体他のいずれの保険に制度上類似をしているとお考えでありますか、その点をまずひとつお伺いしたいと思います。

第55回国会 地方行政委員会 第26号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 昨日に引き続きまして、幾つかの点につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、財源率の問題でありますが、昨日、今回の提案されております法律改正に基づきまして、追加費用で本来見るべきものに対して見ないことに関連をいたしまして、共済組合の長期給付の会計に穴があくのではないかという点を指摘をいたしました。また、給与改定に伴う給与の変動についても、今回の財源率にはその要素は含まれていないわけでありまして、こういう点に対する措置を行なわない、国庫負担の導入というものを行なわなければ、これまた長期給付の会計に大きな穴があくという点を指摘をいたしたわけであります。  そこで今度は、違……

第55回国会 地方行政委員会 第27号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○山口(鶴)議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  御承知のように、地方財政は、昭和四十年度以降の公債発行政策によって、従来の国と地方間の財源比率がくずれ、地方財政はより深刻な危機に直面しております。また、国と地方間の行政や財政の乱れはひどく、国は不十分な財源措置で事業計画を地方に押しつけ、補助金、助成金も単価が低く、当然国が行なうものまで、負担を地方に強制しているありさまであります。したがって、それに伴い、都道府県と市町村間、または地方公共団体と住民間の財政秩序は法令に基づかない寄付金、負担金あるいはい……

第55回国会 地方行政委員会 第32号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 すでに道公法につきましては、同僚の各委員の方々から各面にわたりまして質疑が行なわれたわけでございまして、私は重複を避けまして数点につきましてお尋ねをいたしたいと存じます。  昭和三十五年道交法が制定をせられました際の当委員会の附帯決議を拝見いたしたわけでありますが、総合的な道路交通行政の実現を期するために、関連する行政の調整のため内閣に強力な機関を設置することがうたわれておるわけであります。それによりまして政府は、昭和三十年に交通事故防止対策本部を設置いたしておりましたが、この附帯決議を受けまして交通対策本部を昭和三十五年の十二月に設置をいたしまして、さらにその後臨時交通関係……

第55回国会 地方行政委員会 第33号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 まずお伺いをいたしますが、地方公務員災害補償法案でありますが、従来まではこの法律がございませんので、地方公務員の災害補償につきましては労働基準法、労働者災害補償保険法、この二つの法律、さらには地方公務員法、地方公営企業法に基づきますところの交渉なり、あるいは条例なり、こういうもので解決をしてきたと、かように存ずるわけであります。そのような従来の経過からまいりますと、この地方公務員災害補償法は、当然労働基準法並びに労働者災害補償保険法の趣旨にのっとって規定されるべきもの、かように考えるわけでありますが、この点はいかがでございましょうか。行政局長にお尋ねいたします。

第55回国会 地方行政委員会 第35号(1967/07/17、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 たいへん時間も経過しましたので、簡単にお尋ねをいたしますから、簡単明瞭にお答えを願いたいと思います。  最初に、この住民基本台帳と自衛隊の適格者名簿、これの関係についていろいろお尋ねがありました。まず、防衛庁のほうにお尋ねしようと思うのですが、地方財政法の十二条というのがございました。この防衛庁に関する経費は、一切これは国が持つということが規定されているわけですね。で、この地方自治法の別表によりまして、都道府県や市町村に対して自衛官募集に関する事務の一部を委任するということが規定されておりますが、その委任されております一部、それについては、全部防衛庁が持たねばならぬという地方……

第55回国会 地方行政委員会 第37号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間があれですから、自席から質問させていただきます。  大臣、いま給与改定の問題について、一歩前進、二歩前進というふうなことを言われましたか、昨年はこの給与改定の閣議決定の段階で、自治大臣が地方財源を苦にいたしまして一番渋い態度を示されたと私ども聞いておるわけでありまして、ことしは、先ほどのお答えがございましたから、昨年のようなことはないものと信じました上で、二つばかりお尋ねをいたしたいと思うのです。  昨年、六・九%の給与改定がございました。しかし、現実には実施の時期がずらされましたので、これは年間に引き直しますと、せいぜい四%くらいにしかなっておりませんね。ところが昨年は……

第55回国会 農林水産委員会 第10号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 いま群馬で問題になっております。宝酒造がビール部門を廃止いたしましたことに関連いたしまして、群馬県内でホップを栽培しておりました農民の人たちに対して、従来契約栽培の契約をやっておりました宝酒造が契約を破棄するというような事態が起きたわけでありますが、これに関連をいたしまして、大蔵並びに農林省当局のほうに若干のお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  まず最初に、国税庁の間税部長がお見えでございますので、お尋ねいたしたいと思います。  本年の四月八日、宝酒造がビール部門の製造を中止いたしまして、京都の本社並びにビール工場を麒麟麦酒側に譲渡をする、この場合、群馬県内にございま……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 地方行政委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 すでに同僚の中谷委員から、具体的な問題に触れて質問がございましたので、私はきわめて簡単に、一、二の問題について事実を明らかにすると同時に、質問をいたしたいと思うのです。  まず第一の問題は、先ほど与党の委員からいろいろな面からの御指摘がございました。拝聴いたしておったわけでありますが、やや誤解があるやに見える点がありますので、その点を私ども社会党として明らかにしておきたいと思うのであります。  それは、新聞記事を例に引かれたのではないかと思いますが、ある党はかかる学生諸君の行き過ぎに対して、さらに一言も批判をしていないではないかというような御指摘がございました。もしかりにその……

第56回国会 地方行政委員会 第5号(1967/11/13、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 国家公安委員長の報告に関連して、この問題に限定して一、二お尋ねをいたしたいと思います。  実は、当地方行政委員会は、過般の羽田事件に関連いたしまして、この問題について議論をいたしました。その際、私も国家公安委員長に要請いたしたのであります。また、同僚の門司委員もこの点について質問をいたしました。問題は、あの南ベトナム訪問、国民大多数が反対をいたしている南ベトナム訪問に対して、佐藤総理がこれを強行したというところにこの事件の背景があるんじゃないか。これに対して国家公安委員長はどう思うかという門司委員の質問に対して、国家公安委員長は、この点についてはもっとやり方があったのではない……

第56回国会 地方行政委員会 第6号(1967/11/28、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 最近の新聞あるいは週刊誌、テレビ等を拝見をいたしますと、財政硬直化の問題が非常にしばしば報道されているわけであります。これと関連をいたしまして、何か財政硬直化の主たる原因が、地方財政、特に地方交付税交付金が非常にふえることがその財政硬直化の主たる原因であるかのごとき報道がなされておることについて、私は非常に残念に思う次第であります。九月には大蔵省の主計当局が試算をいたしました数字というのを出したようでありますが、これによりますと、明年度の交付税交付金が二千四百億円ほど増加をする、この見込まれます税収の率から申しますと、三・一%ほどこれが食われてしまう、こういうことがいわれてお……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 地方行政委員会 第1号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 まず細田政務次官にお尋ねしたいと思うのですが、地方財政法第七条、これをどうお考えでありますか。まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 ここにはいわゆる地方財政計画、その歳入の見込み額、それから使用料、手数料、起債額、国庫支出金、雑収入、こういうものが一体どう変わるか。それからまた、歳出についても、種目ごとにどのように変動があるかという計画を作成して、これを国会に提出すると書いてあるでしょう。といたしますと、確かに私どもは、昭和四十二年度当初のこの見込み額、こういうものは提出をいただきまして拝見をいたしました。今回補正予算を組んで、いま古屋委員のお尋ねにもありましたように、当然……

第57回国会 地方行政委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 一昨日の委員会で資料の要求をいたしておいたわけでありますが、本日参りましたら、手元に一応お願いいたしました関係の資料が参っておりますが、ただ、私は、これでは不備ではないかと思うのであります。いただきました「昭和四十二年度地方財政措置」を見ますと、交付税の増七百四十九億に対して給与改定に必要な経費、それから交通安全対策に必要な経費、調整もどし、それからマイナスの要因としまして、基準財政収入の増、それから節減等、こういうものが一応表となっていただいたわけでありますが、これだけでは、当初いただきました昭和四十二年度の地方財政計画の補正と申しますか、そういった資料としてはたいへん不備……

第57回国会 地方行政委員会 第5号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 いまむち打ち症対策の問題につきましては国民の関心もきわめて重大であります。この問題に関連をいたしまして時間もありませんからごく簡単にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、交通対策本部のほうで作成をした資料だと思いますが、交通安全対策あるいは損害賠償等の国の援助等に対する資料をいただきました。この昭和三十八年、三十九年、四十年の統計資料を見ますと、交通事故件数に対しまして、いわば損害賠償に対する司法手続、訴訟事件件数というものが、非常に少ない。昭和四十年の資料によりますと、〇・七九%しか訴訟事件に持ち込まれていない。したがって、大部分がいわゆる示談という形で処理されている、か……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 社会労働委員会 第25号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 当社会労働委員会は、社会保障全般に関する議論を大いに展開をいただいている委員会でありますから、この社会労働委員会に参りまして、社会保障制度審議会、この問題に関連いたしましてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  田中総務長官がお見えでありますからお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、私は、去る四月二十五日、本会議におきまして、政府提出の地方公務員法の一部改正案、世にいうところの地方公務員の定年制法案に関しまして質疑をいたしました。その際、田中総務長官に社会保障制度審議会の答申に関連いたしましてお尋ねをいたしたのでありますが、その際、田中総務長官は次のように答えておられる……

第58回国会 地方行政委員会 第5号(1968/03/07、31期、日本社会党)

○山口(鶴)議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  御承知のように、地方財政は、昭和四十年度以降の公債発行政策によって、従来の国と地方間の財源比率がくずれ、地方財政はより深刻な危機に直面しております。また、国と地方間の行政や財政の乱れはひどく、国は不十分な財源措置で事業計画を地方に押しつけ、補助金、助成金も単価が低く、当然国が行なうものまで負担を地方に強制しているありさまであります。したがって、それに伴い、都道府県と市町村間、または地方公共団体と住民間の財政秩序は法令に基づかない寄付金、負担金あるいはいわ……

第58回国会 地方行政委員会 第8号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 過般当委員会で自治大臣兼国家公安委員長が所信の表明をされました。私も当日拝聴いたしました。また、文書でその所信表明をよく読ましていただきました。各般の問題についてお触れになっておられるわけでありますが、その所信表明でお述べになりました自治大臣並びに国家公安委員長の考え方につきまして、幾つかの問題をお尋ねをいたしておきたいと思います。  まず、地方自治に対する自治大臣としてのお考えでありますが、「地方自治の伸展と国民福祉の向上に万全を期してまいる所存であります。」と述べておられます。きわめて簡単なおことばでありますが、憲法にも、地方自治の本旨にのっとって地方自治が行なわれるとい……

第58回国会 地方行政委員会 第12号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま太田委員から中小企業に対する配慮が足りないじゃないかという自動車取得税に関連しての議論がございました。  そこで私は、まずその点からお尋ねしたいと思うのですが、今回の税制の簡素化を拝見いたしますと、十五条の四の二ですか、分割法人が法人税の更正に伴い住民税または事業税の修正申告を提出した場合において、その修正申告により納付する税額が一定金額以下の額であるときは、次の納付期限までその徴収を猶予するものとするという規定がございます。ところが、分割法人というのは、いわゆる大法人です。したがって、大法人に対してこういう特例を認めておいて、一般の小規模な県内法人に対しては一カ月以……

第58回国会 地方行政委員会 第13号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 簡潔にお尋ねしますから、御答弁のほうもひとつ要点をついて簡潔にいただきたいと思います。  前回の委員会でお尋ねをいたした問題ですが、地方税法の三百五十条の改正、わざわざ自治省設置法まで改正する内容を含んでいるわけでありますが、これはどうでしょうか。先般の委員会で二十七団体の状況について資料をお求めしておいたのですが、ございますか。
【次の発言】 少なくとも、この固定資産税については、制限税率が二二%というのがあるわけですね。ですから税の税率がございますものに対して、わざわざ一・七%という線を引いて、そして自治大臣が指示をする必要は、私はないのじゃないかと思うのですが、いかがで……

第58回国会 地方行政委員会 第14号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、内閣提出地方税法の一部を改正する法律案並びに自民党提出による修正案に反対をいたすものであります。以下私どもの態度について申し上げます。  まず、昭和四十三年度の税制改正の特徴は、財政の硬直化を口実とし、実質減税ゼロであるどころか、大衆、特に低所得者層への増税であることは明らかであります。すなわち、国税の減税一千五十億円を酒、たばこ、物品税の増税に求め、地方税では第五十五特別国会での附帯決議に基づき、やっと五人世帯給与所得者の課税最低限を五十三万円に引き上げたものの、他方、自動車取得税の創設をはかるなど大衆課税の増税を行なっておるのであります。……

第58回国会 地方行政委員会 第16号(1968/04/02、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連ですから簡単にお尋ねしたいと思います。  まず、岡山県知事さんにお尋ねしたいと思うのですが、ただいま山本委員のお尋ねの中で、地方事務官の問題をちょっと触れられましたが、私は、少なくとも知事会の代表でおいでいただきます方に一番期待いたしましたのは、五%人員云々というようなこともありましたが、そういうことではなしに、二十二年間、長い間懸案になっております地方事務官の制度に対して、知事会としても相当長い間運動もしてこられたでしょうし、はっきりした見解をお持ちだと思うのです。もう少し冒頭からこのお話はあってしかるべきだったのではないかと思うのでありますが、この地方事務官制度に対す……

第58回国会 地方行政委員会 第25号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 まず、大臣がおられますから、大臣の都合もあるでしょうから大臣にお尋ねいたします。  今回恩給法の改正がございまして、いわゆる満州から日本に参りました人たちに対して、恩給の期間通算をするという修正がなされました。地方公務員等共済組合につきましても、当然この措置は恩給法の改正に準じて行なわれるべきものと思いますが、大臣の御所見をまず承りたいと思います。
【次の発言】 大臣の明快な答弁をいただきましたから、その点は了承いたします。  現在地方公務員等共済組合法の審議が行なわれておりますから、いまの大臣の御意見はわかりました。当然その御意見を反映して、今国会においてこの問題は処理すべ……

第58回国会 地方行政委員会 第27号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 私は、このことは非常に重大だと思うのです。先ほど細谷委員も指摘されましたが、今村という文部省の前地方課長、当時は文部省の審議官だったそうでありますが、これが文部省が関係しております教育委員会月報の予定原稿を抜き書きいたしまして、これを六千部ばかり全国にばらまいた。その中に、教育公務員特例法に反対する者は、通常な読書力を欠くとか、あるいは精神鑑定医に回す必要があるというような文章を書きまして、そしてこれが文教委員会で問題になり、文教委員会はこのために約一週間審議がストップをいたしまして、当人であります今村審議官は頭をすって坊主になって、そうして大臣が、それでもいかぬ、委員会で正……

第58回国会 地方行政委員会 第32号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 十勝沖地震が発生をいたしまして、われわれに対していろいろな教訓が与えられたわけでありますが、その中で私は大きく分けて二つあると思いました。その一つは、火災の発生の原因が薬局あるいは学校等の薬品から発生したものが多いということです。二番目は、函館大学あるいは八戸の学校等いわゆる公共建物、しかも建築間もない四年ないし五年程度しか経過していない公共建物の倒壊が多かったということ、しかも救急はしご等が倒壊をして非常に危険な状態が起きたということは、私ども教訓として十分考えなければいかぬだろうと思うのであります。  しかも、先ほど小濱委員もお尋ねをいたしておりましたが、東京を中心とする……

第58回国会 逓信委員会 第17号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 しぼってお尋ねをしたいと思いますが、第四次五カ年計画の大綱というのを拝見いたしました。これを見ますと、いろいろ数字を並べておるようでありますが、現在までの電話ないしは拡充計画というものを拝見しますと、どうも住宅用の電話というものが軽視をされておるんじゃないかという感じがいたすわけであります。  そこで、私ども各地へ参りましていろいろ実情を聞きますと、現在各地域におきまして住宅団地というものが建設をされています。東京周辺の首都圏におきましては非常な人口急増地帯というものがあります。また、大阪周辺でもそうでしょうし、名古屋周辺でも同様であります。また、そういった著しい人口急増地帯……

第58回国会 法務委員会 第10号(1968/03/19、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま岡沢委員さんの質問を聞いておりまして、交通事故を防止するのには罰則強化だけが特効薬であり、万能薬ではないという御趣旨の御発言もあったようであります。私も全く同感であります。そこで、まず警察の交通局、来ておりますか。――私は、罰則を強化すれば、交通事故がなくなるということがもしかりに一つの道であるとするならば、日本にも今度反則金の制度を道交法の改正でおとりになりましたですね。今年の七月一日から反則金の制度が実施せられるわけですが、諸外国の反則金の金額と日本の反則金の金額では、一体どちらが重たいのですか。
【次の発言】 昨年の五十五特別国会で道交法の審議をいたしました際に……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/23、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 最初に佐藤人事官にお尋ねしたいと思いますが、今度人事院勧告を国会並びに政府に対してお出しになったわけでありますが、これは国家公務員法の規定によって、俸給表に定める給与を百分の五以上増減する必要が生じたからお出しになったと思いますが、その場合に法律では「給与を決定する諸条件の変化により、」 と、こう書いてあるわけですが、人事院としては、この給与決定の諸条件、これは一体何をお考えになっておりますか。まずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、官民格差のみに注目をして、その調査をやった上で勧告されているということですね。

第59回国会 地方行政委員会 第4号(1968/10/11、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣がまだお見えになっておりませんので、ちょっと聞きにくいのですが、政務次官おられますからお尋ねしましょう。  実は、昨年の八月十八日、当地方行政委員会におきまして、当時問題になっておりましたいわゆる公務員部の設置、これに伴います公務員部の性格について、当時の藤枝自治大臣並びに細谷委員との間に議論がかわされたのであります。その間の事情につきましては、政務次官、御案内でありますか。
【次の発言】 公務員部の性格につきまして、四点ほど議論がされまして、いわば統一見解といいますか、というものが、大臣と私ども地方行政委員との間に合意がなされておるわけであります。  一つは、公務員部を……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 地方行政委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 今回、野田自治大臣、荒木国家公安委員長、砂田政務次官の御就任に対しましてお祝いを申し上げたいと思います。ただ残念に思いましたのは、たいへんに法と秩序を強調されます荒木国家公安委員長がだいぶ時間をおくれて御到着になりまして、法と秩序を守る委員長が時間を守るということも必要ではないかと存じますので、この点は一応御注意を申し上げておきたいと思う次第でございます。  お尋ねいたしたいと思いますが、まず国家公安委員長に先にお尋ねいたしたいと思います。荒木国家公安委員長が就任直後の記者会見で、次のようなことを発言されたということを新聞で拝見をいたしました。私の立場は、行管長官、国家公安委……

第60回国会 地方行政委員会 第4号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間もありませんから、また関連ですから、ごく簡単にお尋ねしたいと思います。  先ほど秋吉主計官の御答弁を聞いておりましたが、教科書無償給付費の半額地方負担をお考えになっているようであります。そのほか、新聞等で伝えられるところによりますと、昭和四十三年度ベースでおよそ六百六十一億円、四十四年度ベースでは七百六十億の補助金の整理というものを考えておられるようであります。しかし、いまの財政局長のお話で、自治省のほうとすれば国、県、市町村の事務というものを明確にする、そしてそれに対する財源というものを完全に見る、こういうお考えもいま出ておったわけであります。  そこでお尋ねしたいのは……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 議院運営委員会 第3号(1969/01/29、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 いまの委員長のこちらの質疑者に対する答弁を聞いておりますと、私、非常に奇異な感じがするわけです。その一つは、委員長は昨年の暮れの就任のごあいさつに、先ほどお話がございましたように、確かに円満な委員会運営ということを強調せられました。ところが、いまの御答弁は一つはしょっているわけでございまして、動議が出ます前に、質疑者の数、自民一、社会三、民社一、公明一、共産一、並びに持ち時間に対しまして、自民並びに社会党の第一順位の質問者四十分、それから社会党の残りの二人の質疑者並びに民社、公明の質疑者は持ち時間三十分、それから共産党の持ち時間十五分、これを委員長はおはかりになって、冒頭採決……

第61回国会 議院運営委員会 第13号(1969/03/13、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 お触れにならなかった点について簡単にお尋ねをしたいと思います。  と申しますのは、中央官庁から地方公共団体への天下りの点を強調されましたが、特に私は問題だと思いますのは、中央官庁から土木部長とか総務部長へ移る。この場合はまだ一般職同士の交流でありますから、問題といえば、もちろん問題でありますけれども、ざらにはなはだ遺憾だと思いますのは、中央官庁から一たん特別職である副知事に転出をする。そうしてまた中央官庁に帰るというケースもあるわけです。そうすると、特別職の場合は、一般職と違って政治活動も自由なわけです。一般職から地方公共団体の特別職にいって、政治活動もやって、それがまた中央……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 私は、主として、先ほどわが党の河上議員からお尋ねのございました群馬県の安中東邦亜鉛におけるカドミウムの公害につきましてお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に一点だけ、基本的な問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  それは、公害紛争処理に関する法律案が問題になるわけでありますが、先ほど民社党の折小野議員からもお話がありましたけれども、この紛争処理から基地公害を除くという政府の方針であるようであります。そこで問題になりますのは、公害基本法の中には、特に基地公害を除くという規定はないわけであります。また、すでに騒音規制法が制定をされまして、騒音に対する公害につきましても、そ……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣もおられますが、厚生省におきましては、三月二十七日にカドミウムによる環境汚染に関する厚生省の見解と今後の対策を発表せられまして、二十八日に大臣のほうから閣議にも御報告になったそうでございます。わが党といたしましても、この厚生省見解を直ちに政策審議会におきまして検討いたしまして、二十八日に、私厚生省の記者クラブにも参りまして、党としての厚生省見解に対する考え方を発表いたした次第であります。そういう立場から、今回厚生省が発表されました厚生省見解の問題点につきましてお尋ねをいたしたいと思う次第であります。  まず第一にお尋ねをいたしたい点は、この報告の最後の総合的評価におきまし……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第21号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間が四十分ということでございますから、そのうちの二十分は、いままで議論がございました木曽川の問題、あとの二十分は、安中の東邦亜鉛に対しまするところの行政不服審査法に基づく審査請求の問題、三つに分けましてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に木曽川の問題でございますが、ただいま佐藤委員それから公明党の委員の方からいろいろとお尋ねがありました。また御答弁では、工場排水等の規制に関する法律、さらには公共用水域の水質の保全に関する法律、こちらの面からいろいろ対策を講じておられる御答弁がございました。私は、この木曽川の問題は、次に述べるところが本質ではないかと思うのです。木曽川……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第24号(1969/11/10、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 本年以来東邦亜鉛のカドミウム公害のことをお尋ねをいたしてまいりました。私が過般質問いたしましたあと、東京鉱山保安監督部長の鶴田さんが自殺するという不祥事もございまして、非常に残念に思った次第でございます。  そこで、私は同じく東邦亜鉛の問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、昭和三十八年に制定されました金属鉱業等安定臨時措置法という法律がございますね。この法律は昭和四十三年の三月三十一日まで生きておった法律だそうでございますが、この法律は、私、制定当時のことをいろいろお伺いしましたら、銅、亜鉛の自由化に伴いまして、国内の銅、亜鉛の鉱山をいわば保護すると申しますか、そういう立……

第61回国会 地方行政委員会 第3号(1969/02/18、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 簡単にお尋ねをいたしますが、ただいまの大臣の御発言を聞きまして非常に異様に感ずるわけです。安全性のない拳銃というのが、現在警察が使用している拳銃全体の中で一体何丁、何割あるのか、お答えをいただきたいことと、それから、昭和三十七年五月十日、警察庁訓令第九号、拳銃操法というのがありますね。この拳銃操法を見ますと、第三条の(四)、「たまのそうてんおよび抜き出し」という項がございまして、この中には「右手の親指で安全せんを掛けて、元の姿勢にもどる」という文章がありますし、それからさらに同じ四号のイの中には、「右手の親指で安全せんをはずし、遊底すべり止めを左手の親指と人さし指で逆につまむ……

第61回国会 地方行政委員会 第5号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣、ただいま地方財政計画の問題について細谷委員からいろいろお尋ねがありましたが、大臣のお答えを聞いておりましたら、決して政治的配慮その他で地方財政計画をおくらしているのではない、そういうようなことは一切いたさない、こういうお話でございました。  それならそれでお尋ねしたいのでありますが、奄美群島振興法を閣議決定いたしたのは幾日だったですか。
【次の発言】 ついでに聞きますが、国会に提出をされたのはいつですか。
【次の発言】 閣議決定が二月の七日でしょう。それから国会に提出されたのが二月の十八日、約十日間かかってますね。奄美群島振興法というのは、どれほど膨大な、一メートルも厚……

第61回国会 地方行政委員会 第8号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 お尋ねいたしたいことはたくさんあるわけでありますが、ただいま保岡さんからお尋ねのございました点からひとつお尋ねをいたしましょう。  このガリオア、エロアの資金が問題になっておるようでありますが、この約五億一千六百万円程度にのぼりますガリオア、エロアの資金がこの奄美群島振興信用基金に繰り入れられました経過は一体どういうことでありますか、まずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 結局ガリオアの物資を売り払いまして、食糧品等が多かったと思うのでありますが、その物資を、米軍が当時大島食糧株式会社、あるいは大島農業協同組合連合会、大島漁業協同組合連合会、大島紬組合、大島工業協会……

第61回国会 地方行政委員会 第9号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣お見えでありますから、前回大臣に対して保留いたしました問題を数点、簡明にお尋ねをいたしますから、大臣のほうもひとつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  いままで大島つむぎをめぐりましていろいろ議論がございましたが、問題は、自治省はしばしは総合開発計画の推進等に対しまして、新産都市でもそうですし、低開発地域の問題もそうでありますが、結局通産でありますとか建設でありますとか農林でありますとか、そういった、いわば縦割り行政の弊というものが開発計画の推進を妨げている、こういうことを主張されるわけであります。そうして、やはり真の開発計画を進めるためには、都道府県なり市町村という……

第61回国会 地方行政委員会 第11号(1969/03/11、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 水上の火災、さらには有馬温泉の火災、最近における磐光ホテルの火災等の経験に基づきまして、消防庁におきましても施行令の改正を準備いたしておりますことはたいへんけっこうだと思います。  そこで一、二お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、この共同防火管理に関する事項をお定めになる、さらに防炎防火対象物の指定等に対して必要な事項をお定めになるようでありますが、最近の火災の特徴としまして、いわゆる新建材によるいわば有毒ガスを発生するということによる被害が非常に多いのではないかという感じを持つわけであります。有馬温泉の満月城の火災でもそうであったようであります。また、磐光ホテルの火災に……

第61回国会 地方行政委員会 第13号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。ちょうど観光部長ですか、それから税務局長もおられますから伺いたいと思うのですが、外人客誘致に関係しまして、運輸省では政府登録の国際観光旅館というものを指定をやっておられますね。
【次の発言】 今度火災がありました磐光ホテル並びに満月城、これは政府登録の国際観光旅館でしたか、いかがでしたか。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいと思うのですが、政府登録の国際観光旅館に対しましては、外人客誘致という観点から、税法上の恩典についてたしかあるんじゃないかと思います。たしか固定資産税について軽減をしていただきたいという通達を当該旅館の所在する市町村に出しているというふうに承知をい……

第61回国会 地方行政委員会 第22号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○山口(鶴)議員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案の二法案に関し、提出者を代表いたしまして、提案理由の概要を御説明申し上げます。  まず、私どもがこの二法案を提出いたしました趣旨について申し上げます。  地方公営企業の経営については、特に昭和三十六年以降その赤字は増大の一途をたどり、昭和四十一年度及び四十二年度における政府の再建施策にもかかわらず、その赤字額は現在なお増大いたしている現状にあります。  昭和四十三年度末における地方公営企業の不良債務額を推計いたしますと、財政再建債を除いても、昭和四十二年度の一千二十億に、さ……

第61回国会 地方行政委員会 第23号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 本日地方財政白書をめぐる論議が本会議でございました。特に二十年、終始一貫地方行政委員会に籍を置きまして、まさに地方行財政確立のために献身的な御努力をされてこられました門司議員が、どうも総理大臣並びに大蔵大臣は当地方行政委員会への出席が少な過ぎるのではないか、こういうお尋ねをいたしたのであります。大蔵大臣は、直ちに本日出席をする予定ですと、こうお答えになりましたが、ともかく国の予算が六兆七千億、それから地方財政計画も六兆六千億、まさに国の一般会計の予算規模と地方財政の規模とは同じわけです。それだけ地方財政の公経済の中に占める位置というものは大きいと思うのですね。したがいまして、……

第61回国会 地方行政委員会 第24号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連。自治省のお役人の方がお書きになっているこの「地方財政」、原稿料をどのくらいおかせぎになっているか知りませんが、指導課でつくられたと称する「地方団体における公共施設水準の現状」を見ますと、八八ページに「道路の現況」とございまして、昭和四十二年度末現在の市町村道延長は九十五万三千七百四十九キロである。そして改良済み延長は十一万五千五百八十八キロメートル、改良率は一二・一%、舗装済み延長はわずか四万三千五十七キロメートル、舗装率四・五%にとどまり云々と書いてあるじゃないですか。自治省の出しておられる数字ですよ、この九十五万三千七百四十九キロというのは。こういう基礎的な数字が十……

第61回国会 地方行政委員会 第25号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ちょっと関連して。そうしますと、はっきりお尋ねしたいと思いますが、この地方財政計画の一四ページ「第四 歳出の概要」の中におきまして、一般行政経費がございます。この中に給与と災害を含めて五百億円計上してある。これとは別個に「給与関係経費」「(オ)給与改善措置に必要な経費の増」、ここに総額として七百二十三億、地方費として五百九十七億ございますが、この五百九十七億プラス先ほど申し上げた五百億の中から三百五十三億を引き当てにすれば合計九百五十億円ということになるわけです。そしてこの九百五十億円は昨年同様と申しますから、八%の人事院勧告が出ました場合に七月から実施するに必要な経費である……

第61回国会 地方行政委員会 第27号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 御案内のように、わが日本社会党の本部のございます社会文化会館が、一昨日の十二時五分、それから約一時間半程度の間に及びまして、新聞に報道されましたような、いわば右翼青年思想研究会と称する団体だそうでありますが、の襲撃を受けたわけであります。  聞くところによりますと、国家公安委員長は、これはけんかである、けんかは両成敗であるというような趣旨の御発言をなされたそうでありますが、私はこれはたいへん遺憾だと思うのであります。戦前はいざ知らず、戦後、政党の本部にこのような暴力団が乱入をいたしまして――新聞によっては乱入事件と書いておるわけであります。乱入をいたしまして、その党本部が血ぬ……

第61回国会 地方行政委員会 第29号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 先ほど大臣から、六日の当地方行政委員会で問題になりました地方公務員月報十二月号、一月号、二月号の問題に関しまして、大臣としての真意を訂正記事として地方公務員月報にお載せになる、そしてさらに、この論文を執筆いたしました森前公務員第一課長、現在行政課長でありますが、これの問題につきましては、任命権者として善処せられる、こういう御発言でありますので、その点に対しましては、大臣の真意はわかりました。  ただ、ここで念のために申し上げたいことは、この種の問題につきましては、実は昨年の十月十一日の地方行政委員会におきまして、私が地方公務員月報九月号のことを問題にいたしました。たまたま御本……

第61回国会 地方行政委員会 第30号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。安井委員と大臣との間でいろいろやりとりがありましたが、わが党が確認しております土屋君の行動と警察のほうで把握しておられます状況につきましては、大きな食い違いがございます。したがいまして、この点を明らかにする必要が今後あろうかと思います。そういう意味におきまして、私たちは前々から秦警視総監並びに鈴木麹町署長の出席をお願いをいたしておるわけでありますが、今後この点につきましては国対のレベルで御検討いただいて、この事実が相違いたしております、認識が相違いたしております点につきましては、ぜひとも明確にいたしたい、かように考えておりますことを申し上げまして、委員長においても十……

第61回国会 地方行政委員会 第31号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連。文部省にお尋ねしますが、できるだけ再雇用できるようにしたいというようなお話ですから、では現実にいま全国の学芸学部のいわゆる教員免許状を取得されて卒業する人たちが、四十六都道府県それぞれありますね、年間何人、それからまた四十六都道府県、それぞれたとえば各地域での教員の定数が減っているというような県もあると得うのです。定数が減少せざるを得ないというような県もあると思うのです。そうした場合の今後五年間くらいの職員採用の見通し、こういうものと比較をして、それでは再雇用の機会が一体四十六都道府県それぞれ具体的にどのくらいあるのか、こういった見通しはどうなんですか。そういう需給の見……

第61回国会 地方行政委員会 第33号(1969/05/19、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 最初に山内参考人にお尋ねをしたいと思うのです。  憲法の問題に触れられまして、特に地方自治の本旨とのかね合いで、この地方公務員法の一部を改正する法律案、いわゆる地方公務員の定年法案について、むしろ自治体が定年制の道を開くことのほうが憲法の趣旨に沿うものである、こういう趣旨のお話があったわけであります。当地方行政委員会でも、この憲法とのかかわり合いにつきましては、種々議論がなされたわけであります。特に御指摘もございましたが、憲法第十四条の平等の権利ですね。国家公務員に定年制度がないのに、地方公務員に対して定年制をしくことは、この平等の原則に反するのではないかという問題もありまし……

第61回国会 地方行政委員会 第36号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 いまの長野局長のやむを得ないという答弁は、私は、非常に遺憾だと思うのです。五月十五日に太田委員、十六日に細谷委員、ともに質問をいたしました。そして太田委員の質問に関連いたしまして、私は、文部省関係の再雇用の道が一体どれくらいあるのか、具体的な需給のバランスを資料として出すべきことを要求いたしました。また、太田委員もこれに関連いたしまして、自治省としてもこの再雇用の道が一体どれくらい保障できるのか、具体的な資料を要求いたしました。また、翌日の十六日には、細谷委員が再びこの問題について要求をいたしておるのであります。少なくともこの地方公務員法の一部改正案を審議する過程で、その資料……

第61回国会 地方行政委員会 第38号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。暫定法の第十二条に基づく告示をおやりになったといいますが、それに対して防衛庁とすれば、具体的に必要な計画があってそういったものの告示をいたしたのだろうと思いますから、告示をいたしました地域を必要とする具体的な理由並びに地図の上で私どもが明確にわかりますように、小笠原の地図の中で、この地域が防衛庁が暫定法の十二条で告示した地域であるということを明確にいたしました資料、この二つを当委員会に提出いただくようにお願いをいたしておきます。

第61回国会 地方行政委員会 第40号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 今井総裁がお見えでありますからまずお尋ねしたいと思うのです。  空港敷地内の民有地の中に相当田畑があると思うのでありますが、空港敷地内の民有地のうちたんぼが一体どのくらいございますか。それからまた、代替地として買収をする予定の民有地の田が  一体どれくらいございますか。まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 代替地内は幾らですか。
【次の発言】 そうしますと、敷地内の田が四十七ヘクタール、約十四万坪、代替地として買収いたしますのは県がやっているので現在はわからぬが、相当面積たんぼの買収の予定があるだろうと思います。  そこで、お尋ねをしたいと思うのですが、昭和四十四年度の米価……

第61回国会 地方行政委員会 第43号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 きわめて簡単にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、副知事さんにお尋ねしたいと思うのですが、先ほど自民党の伊能委員からお話がありましたが、決して伊能委員が言われておるような状況ではないのでありまして、当地方行政委員会で、羽田国際空港が軍用目的にどの程度使われているかということを議論をいたしました。それによりますと、昭和四十二年、国際線の離着陸の回数が四万三千五百十四回、これに対してアメリカのMACのチャーター機が四千四百五十二回離着陸をいたしております。昭和四十三年は三千八百四十二回。したがいまして、昭和四十二年は毎月平均三百五十回ないし三百六十回、四十三年におきましては月……

第61回国会 地方行政委員会 第45号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 南部調査官にお尋ねしたいのですが、実は昨日わが党の小川委員から、空港公団以外に他の官庁あるいは公団等がこれらの地域に土地を買うためにいろいろ努力をしておる、ところが、それぞれの各官庁なり公団なりによって交渉する値段が非常に違う、こういうものについてはある程度統一的な形をとらなければいかぬのじゃないかという趣旨の質問がございました。砂田自治政務次官からもこれに対するお答えがあったわけですが、その際、たしか東関東自動車道を建設しようとする道路公団は、まだ土地を一坪も買ってない、したがってその価格は明確にできないという御答弁があったのです。いまの南部さんの御答弁を聞いておりますと、……

第61回国会 地方行政委員会 第47号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 非常に、ごく簡単に三点お尋ねをいたします。  昨年の六月二十六日に、父島につきましては約四十九万平米防衛庁が告示をいたしました。また南鳥島あるいは硫黄島においても同様でありますが、これにつきましてはどういう形で都に連絡があり、都としてはどういう意思表示をされましたか、お尋ねをいたします。  それから次の問題は、この復興法の中で指揮監督という条項がございまして、関係地方公共団体の長またはその機関を自治大臣が指揮監督するという条項がございます。これは自治法のたてまえからいいますとたいへん異例な規定でありますが、こういうことに対するお考え方はいかがか。  次は、奄美の場合は補助対象……

第61回国会 地方行政委員会 第48号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 いまいろいろとロランの基地をめぐって質疑がありましたが、このロランのA、Cですね、電波の波長が違うわけですな。特に水中に対して透過力の強いのはどちらですか。
【次の発言】 電波の波長によって空中の透過能力あるいは水中の透過能力というのは違いますね。それがどう違うかと聞いているんですよ。
【次の発言】 それはあとで資料を出してください。  要は、そういった水中の透過能力の強い電波を出しているということは、林さんの懸念されるように、特に原子力潜水艦向けの、位置を確かめるということは、いわば誘導することとイコールなんでありますから、そういった懸念がわれわれ社会党としてもあるんだとい……

第61回国会 地方行政委員会 第49号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいまの細谷さんの質問に関連してですけれども、SSTについてはこの前資料でいただきましたが、その燃料の搭載量すら明確な数字が出ていなかったわけですね。したがいまして、結局そういう燃料の搭載量すら明確でない新しい機種の飛行機が一体どの程度の具体的な騒音を出すのかということは、これは何ホンであるかということは明確じゃないのじゃないですか。この前、小川委員が提起をいたしまして、資料を出しましたね。あそこに三つばかりの飛行機の資料が出ておったと思いますが、そのうちに、たしか一つの機種については燃料の搭載量はまだはっきりしていないというのもあったわけでありまして、したがって、現在就航……

第61回国会 地方行政委員会 第50号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 現在私どもは新東京国際空港周辺整備に関する法律案を審議いたしているわけでありますが、この法律のもとは成田地区に新東京国際空港をつくるということが基本になりまして、私どもがいま審議いたしている周辺整備に関する法律が問題になるわけであります。  ところで、当委員会で原田運輸大臣あるいは航空局長、こういう人たちの出席を求めまして、新東京国際空港の性格について議論をいたしたわけでありますが、特にこの点は安保条約第六条並びにこれに伴う岸・ハーター交換公文、さらには地位協定、こういうものと関係をいたす問題でありますので、特に外務大臣の御出席をお願いをいたしたわけでありますが、本日外務省百……

第61回国会 地方行政委員会 第51号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま小川委員から具体的な問題について質問があったわけでありますが、率直に聞いておりまして、前回の委員会の答弁と、本日の委員会の答弁が、建設省の調査官の方はたいへん違っておるわけでありまして、そういった不明確なままでその場しのぎの御答弁ということは、私ども非常に遺憾に存じます。ただ問題が具体的な実施に関する問題でありますので、今後十分検討いただかなければならぬ点もあるかと思います。特に推進本部は、本部長は運輸大臣でありますが、この法律に基づきまして策定する空港周辺地域整備計画は、市町村長の意見を千葉県知事が聞いて、その上で自治大臣が決定をする、こういう形になっております。し……

第61回国会 地方行政委員会 第52号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣、お昼までということだそうですから、大臣に対する関連質問をいたしたいと思います。  いまお話しのありました点ですね、たとえば長期給付の公的負担の割合を百分の十五から二十に引き上げる、あるいはスライド制を実現するということは、自治省だけで独走しょうと思ってもこれはできる問題ではない。当然大蔵省のほうを自治大臣が動かすなりいたしまして、国全体として解決していかなければならぬ。ところが問題は、短期給付の最高限度の問題ですが、国家公務員の共済組合における短期給付の状況を見ますと、たとえば外務省の場合におきましては掛金率が千分の二十四、そして負担金率が千分の二十四、合計で千分の四十……

第61回国会 地方行政委員会 第53号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間も制約されておりますから、まとめて三人の参考人の方にお尋ねしたいと思います。  まずお尋ねしたいのは、過疎とは何かということだと思うのですが、私は単に人口の流出それ自体が過疎ということじゃないと思います。もちろん人口流出というのは大きな要素であり、人口流出によって要するに従来の地域社会のパターンが維持できなくなる、いわばコミュニティーが崩壊する、共同社会生活というものが崩壊をしていく、これがいわゆる過疎現象ではないかと私は思います。  そういう意味で、今朝来東日本の過疎のパターンと西日本のパターンの相違がいろいろ議論されました。具体的に言えば、人口減少率一〇%かあるいは七……

第61回国会 地方行政委員会 第55号(1969/07/31、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 いま秋吉さんは年率二%ということを言われましたね。年率二%で五年間減少したら人口は一体幾らになりますか。
【次の発言】 ばかなことを言いなさい。一〇%ずつ人口が五年間減少したとしますね、そうしますと一体幾らになりますか。一〇%ですよ。〇・九掛ける〇・九掛ける〇・九掛ける〇・九掛ける〇・九――〇・九の五乗ですよね。一体幾らになりますか。
【次の発言】 違いますよ。あなたは年率二%減ということを、ちゃんと初めに言ったじゃないですか。議事録にちゃんと残っていますよ。年率二%減じたら一体人口は幾ら減るのか。これははっきりしなければだめじゃないですか。一〇%ずつ五年間減少した場合には〇……

第61回国会 地方行政委員会 第56号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま保利官房長官から、集落再編成についてきわめて意欲的な御答弁がございました。私ども非常に意を強うしておるわけでございますが、実は山中さんの御努力によりますこの立法に対しまして、野党で話し合いをいたしまして、できれば集落再編成並びに民間の交通事業に対する援助、これにつきましては補助の道を開き得る法律改正をやったらどうかという話が進んでおるわけであります。現状の集落再編成につきましては、経済企画庁におきまして毎年一カ所ずつモデル地区として指定をいたしまして、六千万円の予算でこれをやっておりますが、現実の補助は二カ年間で、一年一千万、次の年一千万ですから、合計二千万円を補助と……

第61回国会 地方行政委員会 第58号(1969/08/27、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 人事院勧告と、この人事院勧告に対します政府の態度につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に人事院総裁にお尋ねいたしたいと思うのですが、ことしの勧告の内容についてでありますが、ただいま大石委員の御質問に答えまして野田自治大臣が、大型の勧告であったというようなことを言われておりますが、しかし私はこの官民格差を解消する、そういう立場から人事院勧告がなされるということを考えました場合に、今回の勧告がはたして完全に官民の格差というものを解消しているかどうかということにつきましては、若干の疑念を持たざるを得ないのであります。  まず第一にお尋ねしたいと思いますが、昭和……

第61回国会 地方行政委員会 第59号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま就任のあいさつをされました後藤田長官に、警察問題につきまして二、三お尋ねをいたしたいと思います。  その前に、就任に際しまして心からおめでとうを申し上げておきます。  まず最初に、警察庁が昭和四十五年度予算に対しまして予算要求をせられたことを新聞で拝見をいたしました。七〇年対策をからめまして再び警察官の増員を要請いたしておるようであります。  そこでお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、後藤田長官は前の新井長官とは異なりまして、自治省の税務局長として、自治省の幹部も経験をされました。そういう意味ではきわめて広い視野をお持ちの長官であると考えております。特に自治省の税……

第61回国会 地方行政委員会 第60号(1969/10/08、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 官房副長官がお見えでありますので、官房副長官にお尋ねいたしたいと思います。  八月二十七日、当地方行政委員会は官房長官の御出席をいただきまして、人事院勧告をめぐる諸問題につきまして質疑を行ないました。その際、官房長官から次のような見解が述べられたわけであります。  その第一は、人事院勧告については、本年一月二十八日の給与関係七人委員会で、昭和四十五年には人事院勧告を完全実施するという旨を決定した、また第六十一回通常国会におきましても、その趣旨を政府側から答弁をいたしておる、ところで、昭和四十四年、本年の人事院勧告に対する態度はどうかといえば、これについては完全実施を目ざして最……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 地方行政委員会固定資産税等に関する小委員会 第5号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○山口(鶴)小委員 三人の先生にお尋ねをしたいと思います。  固定資産税のお話の中で、土地と家屋についてお話がありましたが、償却資産についてはお触れになる点が少なかったわけですが、私ども、償却資産の課税について非常な不均衡があるのじゃないか。御案内のように、大幅な減免税等がございましたが、私どもの考え方からすれば、償却資産に対する政策的な減免税というものは、もしかりにそれをやるとするならば、むしろ国がそういう面では政策的な減免税というものはやるべきであって、現在でも貧弱な市町村に対して固定資産、特に償却資産の減免税の形で地方財政に影響を与えることは非常に問題ではないのかという感じがいたします。……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 委員長の御注意でありますから、きわめて簡潔にお尋ねしたいと思います。  藤田参考人にお尋ねしたいと思いますが、ただいま参考人がお述べになりました小笠原村一ヵ村の設置では実情に合わないのではないかという御意見には、私どももきわめて同感であります。以前五ヵ村でございましたが、私どもといたしますれば、少なくとも父島、母島、硫黄島、この三つぐらいの村を設置することが、地方自治の本旨にのっとり、住民の福祉を達成する道ではないかという感じを持っているわけでありますが、そこでお尋ねをいたしたいことは、今回の法律によりますと、まず小笠原村を設置をする。それからとりあえず村長の職務執行者を任命……

第58回国会 地方行政委員会地方公務員等の共済制度に関する小委員会 第2号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○山口(鶴)小委員 それに関連して、細谷委員のほうから三点について要望がございましたので、私のほうからも二つ、あわせて資料の要求をいたしておきたいと思います。  その一つは、昭和二十八年であったと思いますが、人事院が退職年金制度に対して勧告をいたしましたね。この勧告の全文は要りませんが、その中で当地方行政委員会の共済の審議の過程で問題になりました短期給付あるいは長期給付の公的負担等に対する勧告の内容、さらには給付の具体的内容等に対して、わかる程度でけっこうでございますから、少し古い話で恐縮でありますが、人事院が勧告をいたしました退職年金制度の勧告案というものをやはり尊重せらるべきものだと思いま……

第58回国会 地方行政委員会地方公務員等の共済制度に関する小委員会 第3号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○山口(鶴)小委員 関連。実は小委員会が開かれましたのが昨年の十一月二十八日でございましたが、その前に十一月十三日に当時の藤枝自治大臣に対して、長期給付の掛け金率引き上げに伴う混乱が予想されたことに対して私が質問しておるのです。議事録を見ますと、私が鎌田公務員部長に対しまして、法律上とるべき措置というのは一体何かとまず聞きました。それに対して鎌田さんお答えになっておるのですが、「専決処分なり、あるいはその他あまり先走ったことを申し上げてはなんでございますけれども、法律の定めておる指示、こういったことも考えられるだろう、そのほかの措置も考えられるだろうということを申し上げておるわけでございます。……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 私は、主として、公立文教施設整備に関する経費についてお尋ねをいたしたいと存じます。  自治省の調べによりますと、国が地方公共団体に支出をいたします補助金の基準ないしは単価の不備でありますために、約一千億円にのぼる超過負担というものが地方公共団体の財政を圧迫している、こういうことになっているわけであります。私どもは、国会におきましてしばしばこの点を指摘をいたしまして、昨年、昭和四十二年でありますが、初めて、大蔵省と自治省と共同いたしまして、超過負担の原因と思われる六項目について共同の調査をいたしました。この中には、文部省が所管をされております公立文教施設整備の補助金について、……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 まず、大臣にお尋ねをしたいのですが、大臣が就任をされました直後、十二月二十五日の記者会見で、群馬県で問題になっておる沼田ダムの問題でありますが、沼田ダムの建設は、首都圏の長期的な水の確保の面から、困難があっても地元の協力を得て建設する必要がある。この建設には犠牲も多少伴うが、将来の展望から見れば日本の経済の発展の基盤になるのでぜひやりたい。こういう趣旨の発言をされたことを新聞で拝見をいたしました。  大臣も御案内だと思いますが、この沼田ダムは、八億トンもの水をためるという非常に大きな構想でございまして、群馬県の議会はこれに反対決議をいたしておりますし、また、地元の沼田市にお……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 私は、特に社会の底辺と申しますか、一番恵まれない立場にありますハンセン氏病患者の対策の問題につきまして、幾つか大臣にお尋ねいたしたいと思うのです。  園田厚生大臣は御出身が熊本でありますが、熊本には菊池恵楓園もございまして、ハンセン氏病患者の実情なりあるいは国立療養所の実情につきましては、十分御存じだと思います。園田厚生大臣の任期のうちにぜひとも画期的なハンセン氏病対策を進めていただくことを冒頭特にお願いいたしておきたいと思うのです。  それで、質問に移りたいと思いますが、結核患者に対して支給されますところの日用品費につきましては、かの朝日裁判で憲法論議を巻き起こした重大な……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 ことしは明治百年といわれていますが、群馬県の足尾銅山の鉱毒は明治十一年から問題になりました。今日まで約九十年、百年近い長い月日がたっているわけであります。この渡良瀬川の鉱毒につきましては、故田中正三が全生命をなげうって、この問題解決のために努力をしたことは私ども忘れることができません。この長い間の紛争でございました足尾の鉱毒につきまして、去る三月の七日、水質審議会は、この渡良瀬川鉱毒問題について審議をいたしまして、渡良瀬川における銅の水質基準を〇・〇六PPMということを決定いたしました。その水質規制を昭和四十四年十二月一日から実施するということに決定されたようでございます。……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する小委員会 第1号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○山口(鶴)小委員 政府のほうで、昭和四十四年度に例のギャンブルの一%、九十億円を引き揚げて、これを公営企業金融公庫に資金として繰り入れまして、七分三厘の公営企業債は六分八厘、それから七分の企業債につきましては六分五厘という利率の引き下げをはかって、そうして公営企業の改善をはかっていきたいというお考えだつたわけでありますが、現実にはこの法案は政府としては今年度はあきらめておる。したがってこれに関係して、当初として、これを実施した場合に公営企業の収支にこの程度の改善が見られるのではないかという一応の見通しもあったんじゃないかと思いますが、それがとりやめになったために、当初計画いたしました事柄とそ……

第61回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する小委員会 第2号(1969/08/28、31期、日本社会党)

○山口(鶴)小委員 きわめて簡単にお尋ねをしたいと思います。  自動車局長さんと業務部長さんがお見えだそうでありますから、過疎バス対策についてお尋ねをいたしたいと思いますが、実は、六十一通常国会に自民党の山中貞則さん提案の過疎法が議題となりまして、いろいろと議論をいたして与野党ほぼ一致の方向までいったのでありますが、諸般の関係から成立することになりませんで、私どももその点残念に思っております。ただその中で、先ほど財政局長さんが言われたような行政バス構想も法律案の中に規定がございます。いわゆる民間のバス事業等がとても採算に合わぬというので手をつけぬというところにつきましては、自治体がいわば行政バ……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 まず、公安委員長にお尋ねしたいと思います。  ただいまも、学生には強いが他にはいかがか、こういうお話もありましたが、確かに私ども、東大の問題、さらには神田を中心といたしますああいった事態に対しまして遺憾に思っておりますが、ただ、ああいった事態の中で地域の住民が非常に御迷惑しているという面は、これは私ども十分考慮しなければならぬのじゃないかと思います。  本日もある新聞に出ておりましたが、美濃部都知事が、これは一つ社会公害である、したがって、本来、直接の加害者が明確な場合は、たとえば警察官が事実を誤認して一般住民に対して危害を加えたとかいう場合には、国家賠償法がありまして、明……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 ただいま栃木県のダムの実施調査の予算に関連しまして、大臣が、これはあくまでも納得の上でやるわけであって、実施調査の予算をつけたからといって強行するものではない、こういう大臣としての所信をお述べになりました。私もダムの問題を聞くわけでありますが、先ほどの大臣の御答弁たいへん意を強くした次第であります。  実は、いま分科会の委員長さんをしておられます仮谷さんは、かつて建設政務次官をしておられました。その際、私はこの沼田ダム、八ツ場ダムの質問をいたしたのでありますが、その際、建設省を代表されまして仮谷政務次官は次のような御答弁をされたのであります。「調査の結果、あくまでも地元が反……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 私は、一億国民の中でも一番みじめな状態と申しますか、日の当たらない状態にありますらい患者、正しくはハンセン氏病患者と申すべきでしょうが、ハンセン氏病患者の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  佐藤内閣は、以前から、社会開発と並んで、人間尊重ということを言っておられるわけであります。ハンセン氏病患者も人間であります。したがいまして、人間尊重ということをたてまえにいたしますならば、ほんとうに日の当たらぬところにありますハンセン氏病患者の切実な問題を一つ一つ解決をしていくということは、政治の最も重要な課題でなければならぬ、かように考える次第であります。  さてそこで、いた……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 大臣にお尋ねしたいと思いますが、現在、経済企画庁におきまして、新全国総合開発計画を立案しておられます。すでに第三次案、また四次案という形で案がまとまってきつつありまして、三月末には一応閣議決定をする予定だと聞いております。実は私は、地方行政委員会が私の所属委員会でありますが、過疎過密の問題と取り組んでおります。そして前の経済企画庁長官でありました宮澤さんに委員会にも来ていただきまして、過密、わけても過疎の問題についていろいろ論議をいたしたわけであります。過疎対策はたいへん困難な、しかも総合的な問題であると思っておりますけれども、まず一つは、生活環境を整備していくということが……



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データ更新日:2023/02/05

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